JPH10195489A - 液体洗浄剤組成物 - Google Patents
液体洗浄剤組成物Info
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- JPH10195489A JPH10195489A JP35822396A JP35822396A JPH10195489A JP H10195489 A JPH10195489 A JP H10195489A JP 35822396 A JP35822396 A JP 35822396A JP 35822396 A JP35822396 A JP 35822396A JP H10195489 A JPH10195489 A JP H10195489A
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- Japan
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- alkyl
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 界面活性剤、アルカノールアミンと共に、特
定の構造を持つ水溶性ビルダーを併用することにより優
れた洗浄性能を得る。 【解決手段】 アニオン性界面活性剤、ノニオン界面活
性剤よりなる群から選ばれる一種以上の界面活性剤:1
0〜50重量%、アルカノールアミン:3〜30重量
%、アルキルまたはアルケニルイミノジ酢酸又はその
塩、コハク酸誘導体およびジグリコール酸またはその塩
よりなるなる群から選ばれる一種以上の水溶性ビルダ
ー:3〜30重量%を含有する液体洗剤組成物。
定の構造を持つ水溶性ビルダーを併用することにより優
れた洗浄性能を得る。 【解決手段】 アニオン性界面活性剤、ノニオン界面活
性剤よりなる群から選ばれる一種以上の界面活性剤:1
0〜50重量%、アルカノールアミン:3〜30重量
%、アルキルまたはアルケニルイミノジ酢酸又はその
塩、コハク酸誘導体およびジグリコール酸またはその塩
よりなるなる群から選ばれる一種以上の水溶性ビルダ
ー:3〜30重量%を含有する液体洗剤組成物。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、これを用いて衣類
を洗濯したときに、良好な洗浄力が得られる新規な衣料
用液体洗剤組成物に関するものである。
を洗濯したときに、良好な洗浄力が得られる新規な衣料
用液体洗剤組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】衣料用洗剤は基本機能である洗浄力を高
めるために、主成分としての界面活性剤とともに、汚れ
を改質して落ちやすくするアルカリビルター、そして洗
濯液中の多価金属イオンを捕捉して、界面活性剤の不活
性化や汚れの繊維への付着を防ぐキレートビルダーが用
いられている。衣料用液体ヘビー洗剤に水溶性キレート
ビルダーを配合して、懸濁状ではなく均質な組成物を得
る技術として、特開昭61−145299号公報には非
イオン界面活性剤/両性界面活性剤とともにクエン酸塩
を含む組成が開示されている。特開昭62−32194
号公報には、界面活性剤/洗剤用酵素と共にアルカリ金
属トリポリリン酸塩、アルカリ金属炭酸塩、ニトリロト
リアセテートアルカリ金属塩、ポリアセタールカルボキ
シレートを含む組成が開示されている。特開昭62−1
09899号公報にはアニオン界面活性剤/クエン酸塩
と共にアルキル/アルケニルコハク酸塩を含む組成が開
示されている。また、特開平6−57299号公報では
アニオン界面活性剤/蛋白質分解酵素/アルカノールア
ミンと共に水溶性カルボキシレートビルダーとしてC12
〜C14の飽和脂肪酸ビルダーを含む組成物が開示されて
いる。しかし、液体衣料用洗剤では、保存中の液外観の
安定性の面から配合できる成分への制約が多く、特にキ
レートビルダーは液安定性の面から、従来から知られた
クエン酸では十分な洗浄力向上効果が得られず、一方性
能の良好なアクリル酸系のポリマーでは液体の粘度上昇
の為に、洗浄力を高めるのに十分な量を配合することが
できないという問題があった。
めるために、主成分としての界面活性剤とともに、汚れ
を改質して落ちやすくするアルカリビルター、そして洗
濯液中の多価金属イオンを捕捉して、界面活性剤の不活
性化や汚れの繊維への付着を防ぐキレートビルダーが用
いられている。衣料用液体ヘビー洗剤に水溶性キレート
ビルダーを配合して、懸濁状ではなく均質な組成物を得
る技術として、特開昭61−145299号公報には非
イオン界面活性剤/両性界面活性剤とともにクエン酸塩
を含む組成が開示されている。特開昭62−32194
号公報には、界面活性剤/洗剤用酵素と共にアルカリ金
属トリポリリン酸塩、アルカリ金属炭酸塩、ニトリロト
リアセテートアルカリ金属塩、ポリアセタールカルボキ
シレートを含む組成が開示されている。特開昭62−1
09899号公報にはアニオン界面活性剤/クエン酸塩
と共にアルキル/アルケニルコハク酸塩を含む組成が開
示されている。また、特開平6−57299号公報では
アニオン界面活性剤/蛋白質分解酵素/アルカノールア
ミンと共に水溶性カルボキシレートビルダーとしてC12
〜C14の飽和脂肪酸ビルダーを含む組成物が開示されて
いる。しかし、液体衣料用洗剤では、保存中の液外観の
安定性の面から配合できる成分への制約が多く、特にキ
レートビルダーは液安定性の面から、従来から知られた
クエン酸では十分な洗浄力向上効果が得られず、一方性
能の良好なアクリル酸系のポリマーでは液体の粘度上昇
の為に、洗浄力を高めるのに十分な量を配合することが
できないという問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、高い
洗浄性能を有する衣料用液体洗剤組成物を提供する事に
ある。
洗浄性能を有する衣料用液体洗剤組成物を提供する事に
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、鋭意研究
を重ねた結果、界面活性剤、アルカノールアミンと共に
特定のキレートビルダーを併用することにより、かかる
課題を解消することを見いだし本発明を完成するに至っ
た。すなわち本発明の液体洗剤組成物は、以下の
(a)、(b)および(c)成分を含有することを特徴
とする。 (a)アニオン性界面活性剤、ノニオン界面活性剤より
なる群から選ばれる一種以上の界面活性剤:10〜50
重量%。 (b)アルカノールアミン:3〜30重量%。 (c)下記化3の一般式(I)で表されるアルキルまた
はアルケニルイミノジ酢酸またはその塩、下記化4の一
般式(II)で表わされる化合物およびジグリコール酸ま
たはその塩よりなる選ばれる一種以上の水溶性ビルダ
ー:3〜30重量%。
を重ねた結果、界面活性剤、アルカノールアミンと共に
特定のキレートビルダーを併用することにより、かかる
課題を解消することを見いだし本発明を完成するに至っ
た。すなわち本発明の液体洗剤組成物は、以下の
(a)、(b)および(c)成分を含有することを特徴
とする。 (a)アニオン性界面活性剤、ノニオン界面活性剤より
なる群から選ばれる一種以上の界面活性剤:10〜50
重量%。 (b)アルカノールアミン:3〜30重量%。 (c)下記化3の一般式(I)で表されるアルキルまた
はアルケニルイミノジ酢酸またはその塩、下記化4の一
般式(II)で表わされる化合物およびジグリコール酸ま
たはその塩よりなる選ばれる一種以上の水溶性ビルダ
ー:3〜30重量%。
【0005】
【化3】 RNH(CH2COOM)2 …(I) (R:炭素数8〜14のアルキル基またはアルケニル基 M:H、K、Na、NH4 またはアルカノールアミン)
【0006】
【化4】 (X:OHまたはH Y:HまたはCOOM M:H、K、NaまたはNH4 )
【0007】
【発明の実施の形態】本発明で用いるアニオン性界面活
性剤の具体例を以下に示す。 1)アルキル基の炭素数が9〜15の直鎖アルキルベン
ゼンスルホン酸塩、 2)炭素数10〜18のアルファオレフィンスルホン酸
塩、 3)炭素数10〜18のアルキル硫酸エステル塩 4)アルキル基の炭素数が10〜18、酸化エチレン付
加モル数2〜7のアルキルエーテル硫酸塩、 5)炭素数10〜18のパラフィンスルホン酸塩、 6)アルキル基の炭素数が10〜18、酸化エチレン付
加モル数2〜7のアルキルエーテルカルボン酸塩。 これらのアニオン性界面活性剤の対イオンとしては、ア
ルカリ金属あるいはアルカノールアミンが好ましい。ま
た、上記アルキル基は不飽和結合を含んでいてもよい。
性剤の具体例を以下に示す。 1)アルキル基の炭素数が9〜15の直鎖アルキルベン
ゼンスルホン酸塩、 2)炭素数10〜18のアルファオレフィンスルホン酸
塩、 3)炭素数10〜18のアルキル硫酸エステル塩 4)アルキル基の炭素数が10〜18、酸化エチレン付
加モル数2〜7のアルキルエーテル硫酸塩、 5)炭素数10〜18のパラフィンスルホン酸塩、 6)アルキル基の炭素数が10〜18、酸化エチレン付
加モル数2〜7のアルキルエーテルカルボン酸塩。 これらのアニオン性界面活性剤の対イオンとしては、ア
ルカリ金属あるいはアルカノールアミンが好ましい。ま
た、上記アルキル基は不飽和結合を含んでいてもよい。
【0008】本発明で用いるノニオン性界面活性剤の具
体例を以下に示す。 1)炭素数8〜20の1級アルコールにエチレンオキサ
イドを付加した第1級アルコールエトキシレート、 2)炭素数8〜20の2級アルコールにエチレンオキサ
イドを付加した第1級アルコールエトキシレート、 3)炭素数8〜20の1級アルコールにエチレンオキサ
イドおよびプロピレンオキサイドをランダムまたはブロ
ック付加した第1級アルコールエトキシプロポキシレー
ト、 4)炭素数8〜20の2級アルコールにエチレンオキサ
イドおよびプロピレンオキサイドをランダムまたはブロ
ック付加した第2級アルコールエトキシプロポキシレー
ト。
体例を以下に示す。 1)炭素数8〜20の1級アルコールにエチレンオキサ
イドを付加した第1級アルコールエトキシレート、 2)炭素数8〜20の2級アルコールにエチレンオキサ
イドを付加した第1級アルコールエトキシレート、 3)炭素数8〜20の1級アルコールにエチレンオキサ
イドおよびプロピレンオキサイドをランダムまたはブロ
ック付加した第1級アルコールエトキシプロポキシレー
ト、 4)炭素数8〜20の2級アルコールにエチレンオキサ
イドおよびプロピレンオキサイドをランダムまたはブロ
ック付加した第2級アルコールエトキシプロポキシレー
ト。
【0009】これらのアルコールは飽和でも不飽和でも
よく、直鎖または分岐鎖の何れであっても良い。これら
は単独又は2種以上を組み合わせて用いても良い。本発
明組成物に於けるノニオン性界面活性剤のエチレンオキ
サイド平均付加モル数は6〜15、好ましくは7〜12
の範囲である。平均付加モル数が6未満では繰り返し洗
浄によって衣類のきしみが生じる場合があり、又、平均
付加モル数が15を越えると十分な洗浄性能が得られず
好ましくない。
よく、直鎖または分岐鎖の何れであっても良い。これら
は単独又は2種以上を組み合わせて用いても良い。本発
明組成物に於けるノニオン性界面活性剤のエチレンオキ
サイド平均付加モル数は6〜15、好ましくは7〜12
の範囲である。平均付加モル数が6未満では繰り返し洗
浄によって衣類のきしみが生じる場合があり、又、平均
付加モル数が15を越えると十分な洗浄性能が得られず
好ましくない。
【0010】本発明組成物に於いて好適な(a)成分の
界面活性剤の含有量は10〜50重量%、好ましくは1
5〜40重量%の範囲である。界面活性剤の配合量が1
0重量%未満では十分な洗浄性能が得られず、また、5
0重量%を超えると液体洗剤組成物の粘度が急激に上昇
し、使用面で不具合を生じ好ましくない。
界面活性剤の含有量は10〜50重量%、好ましくは1
5〜40重量%の範囲である。界面活性剤の配合量が1
0重量%未満では十分な洗浄性能が得られず、また、5
0重量%を超えると液体洗剤組成物の粘度が急激に上昇
し、使用面で不具合を生じ好ましくない。
【0011】本発明で使用される(b)成分のアルカノ
ールアミンとしては、モノエタノールアミン、ジエタノ
ールアミン、トリエタノールアミンが代表的である。好
ましくはモノエタノールアミン、ジエタノールアミンで
ある。本発明組成物に於いて好適なアルカノールアミン
の含有量は3〜30重量%、好ましくは5〜20重量%
の範囲である。アルカノールアミンの配合量が3重量%
未満では十分な洗浄性能が得られず、また、30重量%
を超えても性能は向上せず、経済的な観点から好ましく
ない。
ールアミンとしては、モノエタノールアミン、ジエタノ
ールアミン、トリエタノールアミンが代表的である。好
ましくはモノエタノールアミン、ジエタノールアミンで
ある。本発明組成物に於いて好適なアルカノールアミン
の含有量は3〜30重量%、好ましくは5〜20重量%
の範囲である。アルカノールアミンの配合量が3重量%
未満では十分な洗浄性能が得られず、また、30重量%
を超えても性能は向上せず、経済的な観点から好ましく
ない。
【0012】本発明で使用される水溶性ビルダーは、以
下の1)〜3)に示される化合物の1種または2種以上
が併用して用いられる。 1)下記化5の一般式(I)で表されるアルキルまたは
アルケニルイミノジ酢酸またはその塩。
下の1)〜3)に示される化合物の1種または2種以上
が併用して用いられる。 1)下記化5の一般式(I)で表されるアルキルまたは
アルケニルイミノジ酢酸またはその塩。
【化5】 RNH(CH2COOM)2 …(I) (R:炭素数8〜14、好ましくは炭素数10〜12の
アルキル基またはアルケニル基) 2)下記化6の一般式(II)で表される化合物。
アルキル基またはアルケニル基) 2)下記化6の一般式(II)で表される化合物。
【0013】
【化6】 (X:OHまたはH Y:HまたはCOOM M:H、K、NaまたはNH4 ) 3)ジグリコール酸またはその塩。 これらの水溶性ビルダーの対イオンとしては、アルカリ
金属あるいはアルカノールアミンが好ましい。
金属あるいはアルカノールアミンが好ましい。
【0014】本発明組成物に於いて(c)成分の水溶性
ビルダーの含有量は3〜30重量%、好ましくは5〜2
0重量%の範囲である。水溶性ビルダーの配合量が3重
量%未満では十分な洗浄力向上効果が得られず、また、
30重量%を超えても洗浄性能は向上せず、経済的な観
点から好ましくない。
ビルダーの含有量は3〜30重量%、好ましくは5〜2
0重量%の範囲である。水溶性ビルダーの配合量が3重
量%未満では十分な洗浄力向上効果が得られず、また、
30重量%を超えても洗浄性能は向上せず、経済的な観
点から好ましくない。
【0015】本発明の組成物は、前記必須成分の他に高
級脂肪酸、再汚染防止剤例えばポリエチレングリコー
ル、カルボキシメチルセルロース等や、粘度低下剤例え
ばエタノール、イソプロピレングルコール等の低級アル
コール類、エチレングリコール、プロピレングリコール
等のグリコール類、尿素、ベンゼンスルホン酸塩、トル
エンスルホン酸塩類、キシレンスルホン酸塩、安息香酸
塩など、さらには乳濁剤、例えばポリ酢酸ビニル、酢酸
ビニルスチレン重合体、ポリスチレンなども配合するこ
とができる。また、蛍光染料、香料、色素、酵素なども
必要に応じ配合することができる。本組成物の製造方法
は特に限定されるものではないが、pHを調整するため
に水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、硫酸、塩酸等を
使用できる。
級脂肪酸、再汚染防止剤例えばポリエチレングリコー
ル、カルボキシメチルセルロース等や、粘度低下剤例え
ばエタノール、イソプロピレングルコール等の低級アル
コール類、エチレングリコール、プロピレングリコール
等のグリコール類、尿素、ベンゼンスルホン酸塩、トル
エンスルホン酸塩類、キシレンスルホン酸塩、安息香酸
塩など、さらには乳濁剤、例えばポリ酢酸ビニル、酢酸
ビニルスチレン重合体、ポリスチレンなども配合するこ
とができる。また、蛍光染料、香料、色素、酵素なども
必要に応じ配合することができる。本組成物の製造方法
は特に限定されるものではないが、pHを調整するため
に水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、硫酸、塩酸等を
使用できる。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、界面活性剤、アルカノ
ールアミンと共に、特定の構造を持つ水溶性ビルダーを
併用することにより優れた洗浄性能を得ることが可能と
なる。
ールアミンと共に、特定の構造を持つ水溶性ビルダーを
併用することにより優れた洗浄性能を得ることが可能と
なる。
【0017】
【実施例】次に実施例によって、本発明をさらに詳細に
説明するが、本発明はこれらの実施例によって限定され
るものではない。なお、洗浄剤組成物の性能は、次の試
験法に従って評価した。
説明するが、本発明はこれらの実施例によって限定され
るものではない。なお、洗浄剤組成物の性能は、次の試
験法に従って評価した。
【0018】1)洗浄力評価 米国US Testing社のTerg−O−Tome
terを洗浄試験機として用い、これに汚染布として
(財)洗濯科学協会より入手した湿式人工汚垢布(5c
mx5cm)10枚と、セバム布、清浄メリヤス布を入
れ、浴比30倍に合わせ、120rpm、25℃で10
分間洗浄して洗浄布を得た。洗浄液は洗剤濃度0.67
%のもの900mLを用い、すすぎは900mLの水で
3分間洗った。使用水は3°DHのものを用いた。洗浄
力は以下の数1の式に従って算出した。
terを洗浄試験機として用い、これに汚染布として
(財)洗濯科学協会より入手した湿式人工汚垢布(5c
mx5cm)10枚と、セバム布、清浄メリヤス布を入
れ、浴比30倍に合わせ、120rpm、25℃で10
分間洗浄して洗浄布を得た。洗浄液は洗剤濃度0.67
%のもの900mLを用い、すすぎは900mLの水で
3分間洗った。使用水は3°DHのものを用いた。洗浄
力は以下の数1の式に従って算出した。
【0019】
【数1】 (但し、Rは、反射率(%)である。)である。その結
果は、以下の表に記した。
果は、以下の表に記した。
【0020】実施例1 表1および表2に示す成分組成を有する液体洗剤組成物
を調製し、洗浄力を評価し、その結果をあわせて表1
(実施例)および表2(比較例)に示す。また、表の実
施例および比較例における略記号の意味・内容を次に示
す。
を調製し、洗浄力を評価し、その結果をあわせて表1
(実施例)および表2(比較例)に示す。また、表の実
施例および比較例における略記号の意味・内容を次に示
す。
【0021】アニオン1:アルキル基の炭素数10〜1
3の直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム アニオン2:アルキル基の炭素数12〜14、酸化エチ
レンの平均付加モル数3のアルキルエーテル硫酸ナトリ
ウム アニオン3:アルキル基の炭素数12〜13、酸化エチ
レンの平均付加モル数4.5のアルキルエーテルカルボ
ン酸ナトリウム アニオン4:アルキル基の炭素数12〜14のアルキル
硫酸モノエタノールアミン塩 アニオン5:アルキル基の炭素数10〜13の直鎖アル
キルベンゼンスルホン酸ジエタノールアミン塩
3の直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム アニオン2:アルキル基の炭素数12〜14、酸化エチ
レンの平均付加モル数3のアルキルエーテル硫酸ナトリ
ウム アニオン3:アルキル基の炭素数12〜13、酸化エチ
レンの平均付加モル数4.5のアルキルエーテルカルボ
ン酸ナトリウム アニオン4:アルキル基の炭素数12〜14のアルキル
硫酸モノエタノールアミン塩 アニオン5:アルキル基の炭素数10〜13の直鎖アル
キルベンゼンスルホン酸ジエタノールアミン塩
【0022】ノニオン1:アルキル基の炭素数13の第
1級アルコール(ダイヤドール13、三菱化学(株)
製)1モル当たり平均9モルの酸化エチレンを付加させ
たアルコールエトキシレート ノニオン2:アルキル基の炭素数13の第1級アルコー
ル(ダイヤドール13、三菱化学(株)製)1モル当た
り平均7モルの酸化エチレンを特公平6−15038号
公報に記載のアルコキシル化触媒を用いて付加させた、
通常のアルカリ触媒によるものより酸化エチレン鎖長分
布の狭いアルコールエトキシレート ノニオン3:アルキル基の炭素数13の第1級アルコー
ル(ダイヤドール13、三菱化学(株)製)1モル当た
り平均6モルの酸化エチレンを付加させた後、平均1モ
ルの酸化プロピレンを付加させたアルコールエトキシプ
ロピシキレート
1級アルコール(ダイヤドール13、三菱化学(株)
製)1モル当たり平均9モルの酸化エチレンを付加させ
たアルコールエトキシレート ノニオン2:アルキル基の炭素数13の第1級アルコー
ル(ダイヤドール13、三菱化学(株)製)1モル当た
り平均7モルの酸化エチレンを特公平6−15038号
公報に記載のアルコキシル化触媒を用いて付加させた、
通常のアルカリ触媒によるものより酸化エチレン鎖長分
布の狭いアルコールエトキシレート ノニオン3:アルキル基の炭素数13の第1級アルコー
ル(ダイヤドール13、三菱化学(株)製)1モル当た
り平均6モルの酸化エチレンを付加させた後、平均1モ
ルの酸化プロピレンを付加させたアルコールエトキシプ
ロピシキレート
【0023】MEA:モノエタノールアミン DEA:ジエタノールアミン ビルダー1:炭素数12のイミノジカルボン酸ナトリウ
ム[一般式(I)においてR=C12アルキル基、M=ナ
トリウム] ビルダー3:ジグリコール酸ナトリウム TAG−Bu:ブタノール(EO)1 (PO)2 付加体
[EOはエチレンオキシドの付加単位、POはプロピレ
ンオキシドの付加単位を示す] 酵素:マクサペムL−30(ジェネンコア社)
ム[一般式(I)においてR=C12アルキル基、M=ナ
トリウム] ビルダー3:ジグリコール酸ナトリウム TAG−Bu:ブタノール(EO)1 (PO)2 付加体
[EOはエチレンオキシドの付加単位、POはプロピレ
ンオキシドの付加単位を示す] 酵素:マクサペムL−30(ジェネンコア社)
【0024】
【表1】 表1:実施例の洗浄剤組成 実 施 例 試料No. 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 組成(wt%) アニオン 1 30 − − − 25 25 25 20 − − アニオン 2 − 30 − − − − − − − − アニオン 3 − − 30 − − − − − 25 − アニオン 4 − − − 30 − − − 10 − 25 アニオン 5 2 2 2 − 2 2 − 2 2 − ノニオン 1 − − − − 5 − − − 5 5 ノニオン 2 − − − − − 5 − − − − ノニオン 3 − − − − − − 5 − − − MEA − − − − − − 7 − 7 − DEA 15 15 15 15 15 15 − 15 − 15 ビルダー 1 15 15 15 15 15 − − − − − ビルダー 2 − − − − − 15 − 15 − 15 ビルダー 3 − − − − − − 15 − 15 − エタノール 5 5 5 5 5 5 5 5 5 5 TAG−Bu 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 酵素 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 香料 0.2 0.2 0.2 0.2 0.2 0.2 0.2 0.2 0.2 0.2 水 バ ラ ン ス 洗浄力(%) 77 78 79 78 78 78 77 78 79 78
【0025】
【表2】
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C11D 1/72 C11D 1/72 1/722 1/722 3/33 3/33 17/08 17/08
Claims (1)
- 【請求項1】 (a)アニオン性界面活性剤、ノニオン
界面活性剤よりなる群から選ばれる一種以上の界面活性
剤:10〜50重量%、 (b)アルカノールアミン:3〜30重量%、 (c)下記化1の一般式(I)で表されるアルキルまた
はアルケニルイミノジ酢酸又はその塩、下記化2の一般
式(II)で表わされる化合物およびジグリコール酸また
はその塩よりなるなる群から選ばれる一種以上の水溶性
ビルダー:3〜30重量%を含有することを特徴とする
液体洗剤組成物。 【化1】 RNH(CH2COOM)2 …(I) (R:炭素数8〜14のアルキル基またはアルケニル基 M:H、K、Na、NH4 またはアルカノールアミン) 【化2】 (X:OHまたはH Y:HまたはCOOM、 M:H、K、NaまたはNH4 )
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35822396A JPH10195489A (ja) | 1996-12-28 | 1996-12-28 | 液体洗浄剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35822396A JPH10195489A (ja) | 1996-12-28 | 1996-12-28 | 液体洗浄剤組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10195489A true JPH10195489A (ja) | 1998-07-28 |
Family
ID=18458181
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35822396A Pending JPH10195489A (ja) | 1996-12-28 | 1996-12-28 | 液体洗浄剤組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10195489A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020125498A (ja) * | 2016-02-05 | 2020-08-20 | エコラボ ユーエスエー インコーポレイティド | 化粧品及び医薬品業界における洗浄のための洗剤組成物 |
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1996
- 1996-12-28 JP JP35822396A patent/JPH10195489A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020125498A (ja) * | 2016-02-05 | 2020-08-20 | エコラボ ユーエスエー インコーポレイティド | 化粧品及び医薬品業界における洗浄のための洗剤組成物 |
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