JPH11269497A - 液体洗浄剤組成物 - Google Patents
液体洗浄剤組成物Info
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- JPH11269497A JPH11269497A JP7540898A JP7540898A JPH11269497A JP H11269497 A JPH11269497 A JP H11269497A JP 7540898 A JP7540898 A JP 7540898A JP 7540898 A JP7540898 A JP 7540898A JP H11269497 A JPH11269497 A JP H11269497A
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Abstract
物の提供。 【解決手段】 (a)式(I) R1(EO)m/(PO)nH (I) 〔R1は炭素数8〜20のアルキル基、アルケニル基。
EOはエチレンオキサイド、POはプロピレンオキサイ
ド。m及びnは平均付加モル数であり、mは2〜20、
nは1〜6。〕にて示される非イオン界面活性剤10〜
60重量%、 (b)脂肪酸及び(c)式(II)のアミンオキシド及
び式(III)のアミドアミンオキシドから選ばれる少
なくとも1種 〔R2は平均炭素数8〜18の直鎖又は分岐アルキル
基、R5は平均炭素数7〜17のアルキル基。R3、R
4、R6、R7は炭素数1〜3のアルキル基又は炭素数
1〜4のヒドロキシアルキル基。tは1〜5。〕を含有
し、(b)及び(c)の合計量が2重量%〜15重量
%、(b)/(c)が1/20〜3/1(重量比)であ
る液体洗浄剤組成物。
Description
に優れる液体洗浄剤組成物に関する。
程が終わった後、衣類に界面活性剤等の洗浄成分が残留
しないように、多量の水ですすぐ必要がある。節水等の
観点から、より少ない量の水ですすぐことができる洗剤
が望まれている。
般式(I) R1(EO)m/(PO)nH (I) 〔R1 は炭素数8〜20のアルキル基、アルケニル基で
ある。EOはエチレンオキサイド、POはプロピレンオ
キサイドを示す。m及びnは平均付加モル数であり、m
は2〜20、nは1〜6である。〕にて示される非イオ
ン界面活性剤10〜60重量%、(b)脂肪酸及び
(c)次式(II)で示されるアミンオキシド及び次式(I
II) で示されるアミドアミンオキシドから選ばれる少な
くとも1種
は分岐アルキル基を表し、R5は平均炭素数7〜17の
直鎖又は分岐アルキル基を表す。R3、R4、R6、R7は
炭素数1〜3のアルキル基又は炭素数1〜4のヒドロキ
シアルキル基である。tは1〜5である。〕を含有し、
(b)及び(c)の合計量が2重量%〜15重量%、
(b)/(c)が1/20〜3/1(重量比)である液
体洗浄剤組成物液体洗浄剤組成物を提供するものであ
る。
は平均炭素数10〜14の直鎖のアルキル基、mは4〜
12、nは1〜4が好ましい。EOとPOの付加方法
は、例えばランダム付加またはEOを付加した後、PO
を付加してもよく、またその逆のようなブロック付加体
でもよい。
れる非イオン界面活性剤が好ましい。R8(EO)p(PO)
qH (Ia)〔R8 は平均炭素数12〜18の直鎖、
一級のアルキル基である。EO、POは前記と同じ。p
及びqは平均付加モル数であり、pは4〜12、qは1
〜4である。〕 一般式(Ia)の非イオン界面活性剤は、合成もしくは天
然油脂から誘導されたR8 のアルキル基を有するアルコ
ールにエチレンオキサイドを付加させた後、プロピレン
オキサイドの順序で付加することで合成される。
全(a)成分量中の10重量%〜100重量%、特には
30重量%〜100重量%を占めることが好ましい。本
発明の組成物は、(a)成分の非イオン界面活性剤を1
0重量〜50重量%含有することが好ましい。
0の飽和、又は不飽和の脂肪酸塩が好ましく、合成また
は牛脂やヤシ油等の天然由来のいずれのものであっても
よい。脂肪酸塩は酸のまま配合するが、系中で中和され
てもよい、中和する際はアルカリ金属の水酸化物、アル
カノールアミンが挙げられるが、アルカノールアミンが
最も好ましい。
キシドは、例えば平均炭素数8〜18の直鎖又は分岐ア
ルキル基を有するアルキルアミンを、過酸化水素等の酸
化剤を用いて酸化させることで、容易に得ることができ
る。式(II)中のR2 の平均炭素数は10〜14、
R3 、R4 はメチル基が好ましい。また、(c)成分の
式(III) で示されるアミドアミンオキシドは、例えば平
均炭素数8〜18の脂肪酸と1,3−プロピレンジアミ
ンとをモル比1:1でアミデーションさせ、未反応物と
ジアミドを精製により除去した後、アミン残基を常法に
従って酸化して容易に得ることができる。式(III) 中の
tは3が好ましく、R5 の平均炭素数は10〜14、R
6 、R7 はメチル基が好ましい。
0重量%が好ましく、また(b)/(c)の好ましくは
1/10〜1/1(重量比)である。
ては、洗浄性を高める上でアルキルベンゼンスルホン酸
塩、ポリエチレンオキシアルキル硫酸エステル塩等の陰
イオン界面活性剤を併用することが好ましい。陰イオン
界面活性剤の対イオンとしてはナトリウム、カリウム等
のアルカリ金属以外に、マグネシウム等のアルカリ土類
金属及び/又はモノ、ジ、トリエタノールアミン等のア
ルカノールアミン等を使用するが、特にアルカノールア
ミンを用いることで液安定性が向上することから好適で
ある。しかしながら、すすぎ性の為には、脂肪酸塩以外
の陰イオン界面活性剤の配合量は、酸型に換算して、好
ましくは10重量%以下、更に好ましくは5重量%以
下、最も好ましくは2重量%未満である。
界面活性剤として、平均炭素数が10〜14であり、平
均エチレンオキサイド付加モル数が5〜10のポリオキ
シエチレンアルキルエーテルを併用することが好まし
い。
ができる。アルカリ金属の水酸化物、ケイ酸塩、炭酸塩
及びアルカノールアミン等のアルカリ剤;エタノールな
どのアルコール類、エチレングリコール、分子量200
以上〜数千位の低分子量のポリエチレングリコール及び
プロピレングリコールなどのグリコール類、パラトルエ
ンスルホン酸、安息香酸塩(防腐剤としての効果もあ
る)並びに尿素などの減粘剤や可溶化剤;ポリオキシア
ルキレンベンジルエーテル、ポリオキシアルキレンフェ
ニルエーテルなどの相調節剤;イミノ二酢酸塩、ジエチ
レントリアミン五酢酸塩、グリコールエーテルジアミン
四酢酸塩、ヒドロキシエチルイミノ二酢酸塩、トリエチ
レンテトラミン六酢酸塩、マロン酸、コハク酸、ジグリ
コール酸、リンゴ酸、酒石酸及びクエン酸並びにそれら
の塩などのキレート剤;ポリアクリル酸、ポリマレイン
酸、カルボキシメチルセルロース、平均分子量5000
以上のポリエチレングリコール、無水マレイン酸−ジイ
ソブチレン共重合体、無水マレイン酸−メチルビニルエ
ーテル共重合体、無水マレイン酸−イソブチレン共重合
体、無水マレイン酸―酢酸ビニル共重合体、特開昭59
−62614号公報記載のポリマー化合物;ポリビニル
ピロリドンなどの色移り防止剤;アミラーゼ、プロテア
ーゼ、リパーゼ、セルラーゼなどの酵素;塩化カルシウ
ム、硫酸カルシウム、ギ酸、ホウ酸(ホウ素化合物)な
どの酵素安定化剤;チノパールCBS(チバガイギー社
製)などの蛍光染料;アミノ変性シリコーン;シリカ、
シリコーン系などの消泡剤;ブチルヒドロキシトルエ
ン、ジスチレン化クレゾール、亜硫酸ナトリウム、亜硫
酸水素ナトリウムなどの酸化防止剤;着色剤;香料;抗
菌防腐剤が挙げられる。
活性剤(1)又は(2)を配合する場合は、予めアルカ
ノールアミン塩として配合した。 (2)すすぎ性の評価 下記洗濯条件ですすぎ性の評価を行なった。なお、すす
ぎ性の評価は、すすぎ時間を1分、3分、5分、10
分、15分の何れかに設定し、攪拌と流水を停止させた
ときの液面の泡の状態を観察することで行った。 洗濯機;東芝銀河3.6 VH-360S1 水量;30L(水道水、23℃) 衣料;木綿肌着1.5kg、ワイシャツ(ポリエステル
とコットンの混紡)1.5kg 洗剤量;20mL/30L 洗濯条件;強反転10分間、脱水1分間 すすぎ条件;流水すすぎ(14L/分、オーバーフロ
ー)すすぎ時間1分、3分、5分、10分又は15分 (3)結果 いずれの組成もすすぎ時間が少なくとも5分で液面に泡
は見られず、充分な泡切れ効果が得られることが示され
た。
が炭素数12〜14のアルキル基であり、m=6,n=
1のEOとPOの付加が同時に行われたもの。 ・非イオン界面活性剤(2):一般式(I)においてR1
が炭素数12〜14のアルキル基であり、m=8,n=
1のEOとPOの付加が同時に行われたもの。 ・非イオン界面活性剤(3):一般式(Ia)においてR
8 が炭素数12〜14のアルキル基であり、p=6,q
=1のもの。
においてR1 が炭素数12〜14のアルキル基であり、
m=6,n=2のEOとPOの付加が同時に行われたも
の。 ・非イオン界面活性剤(5):一般式(I)においてR1
が炭素数12〜14のアルキル基であり、m=8,n=
2のEOとPOの付加が同時に行われたもの。 ・非イオン界面活性剤(6):一般式(Ia)においてR
8 が炭素数12〜14のアルキル基であり、p=8,q
=2のもの。
が炭素数12のアルキル基であり、R3 及びR4 がメチ
ル基である。
においてR5 が炭素数12のアルキル基であり、R6 及
びR7 がメチル基、tが3である。
の炭素数が12〜14の直鎖アルキルベンゼンスルホン
酸 ・陰イオン界面活性剤(2):アルキル鎖が1級の炭素
数が12のアルキル硫酸エステル ・アルカノールアミン(1):モノエタノールアミン ・アルカノールアミン(2):ジエタノールアミン ・酵素:デュラザイム16.0L(プロテアーゼ、ノボ
ノルディスクバイオインダストリー社製) ・蛍光染料:チノパールCBS(チバ・ガイギー社製)
泡切れ性に優れるため、少ない水の量ですすぐことがで
きる。
Claims (1)
- 【請求項1】(a)次の一般式(I) R1(EO)m/(PO)nH (I) 〔R1 は炭素数8〜20のアルキル基、アルケニル基で
ある。EOはエチレンオキサイド、POはプロピレンオ
キサイドを示す。m及びnは平均付加モル数であり、m
は2〜20、nは1〜6である。〕にて示される非イオ
ン界面活性剤10〜60重量%、(b)脂肪酸及び
(c)次式(II)で示されるアミンオキシド及び次式(I
II) で示されるアミドアミンオキシドから選ばれる少な
くとも1種 【化1】 〔式中R2は平均炭素数8〜18の直鎖又は分岐アルキ
ル基を表し、R5は平均炭素数7〜17の直鎖又は分岐
アルキル基を表す。R3、R4、R6、R7は炭素数1〜3
のアルキル基又は炭素数1〜4のヒドロキシアルキル基
である。tは1〜5である。〕を含有し、(b)及び
(c)の合計量が2重量%〜15重量%、(b)/
(c)が1/20〜3/1(重量比)である液体洗浄剤
組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07540898A JP3926467B2 (ja) | 1998-03-24 | 1998-03-24 | 液体洗浄剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP07540898A JP3926467B2 (ja) | 1998-03-24 | 1998-03-24 | 液体洗浄剤組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH11269497A true JPH11269497A (ja) | 1999-10-05 |
JP3926467B2 JP3926467B2 (ja) | 2007-06-06 |
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Family Applications (1)
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Country | Link |
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JP (1) | JP3926467B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001214189A (ja) * | 2000-02-04 | 2001-08-07 | Kao Corp | 汚れ放出剤 |
JP2010229387A (ja) * | 2009-03-02 | 2010-10-14 | Kao Corp | 液体洗浄剤組成物 |
JP2019182913A (ja) * | 2018-04-02 | 2019-10-24 | 花王株式会社 | 食器及び/又は台所周りの硬質物品用液体洗浄剤組成物 |
-
1998
- 1998-03-24 JP JP07540898A patent/JP3926467B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2010229387A (ja) * | 2009-03-02 | 2010-10-14 | Kao Corp | 液体洗浄剤組成物 |
JP2019182913A (ja) * | 2018-04-02 | 2019-10-24 | 花王株式会社 | 食器及び/又は台所周りの硬質物品用液体洗浄剤組成物 |
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