JP4896475B2 - 衣料用液体洗浄剤組成物 - Google Patents
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Description
従来の衣料用液体洗浄剤組成物としては、例えば特許文献1、2には、それぞれ黒ずみ汚れの洗浄を目的としたアミンオキシド及び両性界面活性剤から選択される1種以上界面活性剤を主な成分とする酸性洗濯前処理剤組成物や酸性塗布洗浄剤組成物が開示されている。
特許文献3には、黒ずみ汚れの洗浄を目的とするもので、アミンオキシド及び両性界面活性剤から選択される1種以上界面活性剤と、pKa2.0〜6.8の有機酸や無機酸を含有する洗濯前処理剤組成物が開示されている。
特許文献4には、特定の両性界面活性剤と非イオン(ノニオン)界面活性剤を含む衣料用液体洗浄剤組成物が記載されている。
特許文献5には、ホスホン酸基を持つ化合物を含む酸性組成物からなる泥汚れ用前処理剤が記載されている。
また、特許文献3に記載の組成物においては、泥汚れの洗浄効果が充分ではないことがある。
特許文献4、5に記載の組成物においても、泥汚れに対する洗浄効果は満足できるものではない。
(A)アルキル基の炭素数が10〜20でエチレンオキシド(以下、「EO」と略記することがある)の平均付加モル数が3〜26のポリオキシエチレンアルキルエーテル 2〜50質量%、
(B)下記一般式(II)で表される化合物、
(C)半極性界面活性剤及び/または両性界面活性剤、
(D)1−ヒドロキシエタン−1,1−ジホスホン酸及び/またはその塩。
(A)成分は、アルキル基の炭素数が10〜20でエチレンオキシドの平均付加モル数が3〜26のポリオキシエチレンアルキルエーテル 2〜50質量%である。
アルキル基の炭素数は、泥汚れ洗浄力の点から、下限値は好ましくは11以上、さらに好ましくは12以上であり、上限値は好ましくは18以下、特には15以下である。また、(A)成分1モルにおいて、泥汚れ洗浄力の点から、エチレンオキシドの平均付加モル数は、下限値は好ましくは5以上、さらに好ましくは8以上、上限値は好ましくは20以下、より好ましくは18以下である。
(A)成分は、ノニオン界面活性剤であり、高級アルコールにエチレンオキシドを、アルカリ触媒等を用いた常法により付加反応させて得ることもできるし、市販品を使用することもできる。
高級アルコールとしては、直鎖1級アルコール、分岐1級アルコール、直鎖2級アルコール等が挙げられる。
(A)成分の配合量は、衣料用液体洗浄剤組成物中、2〜50質量%である。好ましくは10〜50質量%であり、より好ましくは15〜45質量%、特に好ましいのは20〜40質量%の範囲である。(A)成分の配合量がこの範囲にあると、泥汚れの洗浄力が向上する。また、皮脂汚れの洗浄力及び液安定性(ゲル化等が起こらず、安定な状態を保つことができる特性)が向上する。
(B)成分は一般式(I)で表される化合物である。
式中、X,Y,Zはそれぞれ独立してH、Cn”H2n”+1または(CH3)2CH(式中n”は1〜3の整数である)であり、好ましくはCH3である。
MはH;ナトリウム、カリウム等のアルカリ金属原子;マグネシウム、カルシウム等のアルカリ土類金属原子;NH4 +;またはモノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン等のアルカノールアミン類を示し、好ましくは、ナトリウム、モノエタールアミン、ジエタノールアミンである。
中でもp−トルエンスルホン酸、m−キシレンスルホン酸、キュメンスルホン酸もしくはこれらのモノエタノールアミン塩が好ましい。
(B)成分の配合量は、衣料用液体洗浄剤組成物中、好ましくは1〜15質量%であり、より好ましくは、3〜10質量%、特に好ましいのは、3〜6質量%の範囲である。(B)成分がこの範囲にあると、泥汚れの洗浄力が向上する。また、保存安定性に優れるので好ましい。
(C)成分は半極性界面活性剤及び/または両性界面活性剤である。
半極性界面活性剤としては、例えば、下記一般式(II)で示されるアミンオキシド型界面活性剤等が挙げられる。
N−アルキル若しくはアルケニルアミノ酸は、チッ素原子にアルキル基またはアルケニル基が結合し、さらに1つまたは2つの「−R−COOH」(式中Rは2価の炭化水素基を示し、好ましくはアルキレン基であり、特に炭素数1〜2であることが好ましい)で表される基が結合した構造を有する。「−R−COOH」が1つ結合した化合物においては、チッ素原子にはさらに水素原子が結合している。
「−R−COOH」が1つのものをモノ体、2つのものをジ体という。(C)成分においては、これらモノ体、ジ体のいずれも用いることができる。
N−アルキル若しくはアルケニルアミノ酸において、アルキル基、アルケニル基の炭素数は10〜20であることが好ましく、これらは直鎖状でも分岐鎖状であってもよい。
塩としては、ナトリウム、カリウム等のアルカリ金属塩であることが好ましく、ナトリウム塩であることが好ましい。
好ましいものとしては、アルキル若しくはアルケニルアミノプロピオン酸またはその塩が挙げられ、ラウリルアミノプロピオン酸またはそのナトリウム塩がより好ましい。
市販品としては、例えばラウリルアミノプロピオン酸Na(一方社油脂工業(株)製)等が挙げられる。これはモノ体とジ体の90質量%:10質量%の混合物である。
市販品としては、ラウリン酸アミドプロピルベタイン(商品名「ソフタゾリンLPB」;川研ファインケミカル(株)製)、ラウリルジメチルベタイン(商品名「アンヒトール24B」;花王(株)製)等が挙げられる。
中でもアルキルベタイン、アミドベタイン、スルホベタインが好ましく、特にラウリン酸アミドプロピルベタイン、ラウリルジメチルベタインが好ましい。
(C)成分は1種または2種以上混合して用いることができる。
(C)成分の含有量は、泥汚れの洗浄力向上の観点から、衣料用液体洗浄剤組成物中、好ましくは0.5〜10質量%、より好ましくは0.5〜5質量%である。また、この範囲であると皮脂汚れに対する洗浄力も向上する。
なお、10質量%以下にすることにより、すすぎ時間が短くなり、より好ましい。
(D)成分は1−ヒドロキシエタン−1,1−ジホスホン酸及び/またはその塩である。
塩としては、ナトリウム塩、カリウム塩等のアルカリ金属塩やモノエタノールアミン塩、ジエタノールアミン塩等のアルカノールアミン塩等が挙げられる。
中でも1−ヒドロキシエタン−1,1−ジホスホン酸が好ましい。
(D)成分は1種または2種以上混合して用いることができる。
(D)成分の含有量は、泥汚れ洗浄力の観点から、衣料用液体洗浄剤組成物中、好ましくは0.1〜10質量%、より好ましくは0.1〜5質量%である。0.1質量%以上であることにより、泥汚れの洗浄力が向上し、10質量%以下であることにより、(D)成分をより安定に配合することができる。また皮脂汚れの洗浄力向上の点でも好ましい。
本発明の衣料用液体洗浄剤組成物には、(A)成分以外のノニオン界面活性剤やアニオン界面活性剤を配合することが出来る。
ノニオン界面活性剤としては、炭素数8〜18のアルキル基を有し、グルコースユニットの平均付加モル数1〜10のアルキルポリグルコシド、炭素数8〜18のアルキル基を有し、グリセリンユニットの平均付加モル数1〜3のアルキルグリセリルエーテル、炭素数10〜20の脂肪酸ジエタノールアミド、炭素数10〜18のアルキル基を有し、エチレンオキシドの平均付加モル数1〜30のメトキシポリオキシエチレンアルカノエート等が挙げられる。
これらの(A)成分以外のノニオン界面活性剤の配合量は、衣料用液体洗浄剤組成物中0〜10質量%の範囲が好ましい。
これらのアニオン界面活性剤の配合量は、衣料用液体洗浄剤組成物中0〜10質量%の範囲が好ましい。
具体的には、ハイドロトロープ剤として、エチレングリコール、プロピレングリコール、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール等のグリコール系溶剤やエタノール等のアルコール等が挙げられる。この中でも質量平均分子量400〜5000のポリエチレングリコール、エタノールが好ましい。
アルカリ剤としては、アルカノールアミン等が挙げられる。アルカノールアミンとしては、例えば、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン等が挙げられ、アルカノールアミンは、1種でも2種以上併用してもよい。
これらのハイドロトロープ剤やアルカリ剤の配合量は、それぞれ、衣料用液体洗浄剤組成物中好ましくは0.1〜10質量%の範囲、より好ましくは1〜5質量%である。
さらに、再汚染防止を目的として、ポリビニルピロリドン、カルボキシメチルセルロース等の再汚染防止剤を0〜2質量%、洗浄力向上を目的として、リパーゼ、セルラーゼ、アミラーゼ、プロテアーゼ等の酵素を0〜1質量%、酵素安定化を目的として、ホウ酸、ホウ砂、蟻酸またはその塩、塩化カルシウム・硫酸カルシウム等のカルシウム塩類0〜3質量%、風合い向上を目的として、ジメチルシリコーン、ポリエーテル変性シリコーン、アミノ変性シリコーン等のシリコーンを0〜5質量%、白色衣料の白度向上を目的として、ジスチリルビフェニル型等の蛍光剤を0〜1質量%、液体洗浄剤組成物の着色を目的として、酸性染料等の色素を0.0001〜0.001質量%、香気安定化を目的として、ジブチルヒドロキシトルエン等の酸化防止剤を0.0001〜0.5質量%、防腐性を目的として、ケーソンCG/ICP等の抗菌剤を0〜0.05質量%配合することができる。また、芳香のための香料としては、特開2002−146399号公報記載の、香料成分、溶剤及び安定化剤を含有する香料組成物等が挙げられ、本発明の衣料用液体洗浄剤組成物中に0.01〜1質量%配合することができる。
さらに、pH調整剤として、硫酸、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等の無機酸及び無機塩基を配合することができ、本発明の衣料用液体洗浄剤組成物のpHとしては、泥汚れ洗浄力、保存後の洗浄力維持の観点から、7.0〜11.0が好ましく、9.0〜10.5がより好ましい。
使用方法は、通常の使用方法、すなわち洗濯時に洗濯物と一緒に水に投入する方法、泥汚れや皮脂汚れに衣料用液体洗浄剤組成物を直接塗る方法、衣料用液体洗浄剤組成物を水に溶かして衣類を浸漬する方法等が挙げられる。また、衣料用液体洗浄剤組成物を洗濯物に塗布後、適宜放置し、その後、アニオン界面活性剤を含有する洗濯液を用いて通常の洗濯を行う方法も好ましい。
表1〜4に示す組成の衣料用液体洗浄剤組成物を、以下の様にして調整した。なお、表中の配合量の単位は質量%であり、総量が100質量%となるように、水量を調整した。
まず、(A)成分とポリエチレングリコールを50℃以下で攪拌、溶解した後、40℃以下まで冷却した。その後の工程はすべて、室温〜40℃の間で行った。その後、(B)成分、モノエタノールアミン、または、ジエタノールアミンを加え、攪拌した。その後、精製水(バランス)質量の90%を加え、香料を入れて攪拌した。さらに(C)成分、(D)成分その他の任意成分、色素を入れ、攪拌した後、pHを調整し、残りの精製水を加えて衣料用液体洗浄剤組成物を得た。
pHの調整は、調整した衣料用液体洗浄剤組成物の25℃でのpHが表1〜4に示す値となるように、pH調整剤(水酸化ナトリウムまたは硫酸)を添加することにより行った。
そして、以下の方法及び評価基準によって評価し、その結果を表1〜4にあわせて示した。
(A)成分
A−1:CnH2n+1O(EO)15H(n=12/13混合物(質量比55/45))(下記合成方法により得られた合成品)
Sasol製 商品名Safol23アルコール(分岐率50%*1)224.4g、30%NaOH水溶液2.0gを耐圧型反応容器中に採取し、容器内を窒素置換した。
次に温度100℃、圧力2.0kPa以下で30分間脱水してから、温度を160℃まで昇温した。アルコールを攪拌しながらエチレンオキシド(ガス状)763.6gを吹き込み管を使って、反応温度が180℃を超えないように添加速度を調整しながらアルコールの液中に徐々に加えた。
エチレンオキシドの添加終了後、温度180℃、圧力0.3MPa以下で30分間熟成した後、温度180℃、圧力6.0kPa以下で10分間未反応のエチレンオキシドを留去した。
次に温度を100℃以下まで冷却した後、反応物の1%水溶液のpHが約7になるように、70%p−トルエンスルホン酸を加えて中和し、A−1を得た。
*1分岐率:分岐率とは、全炭素数に対する分岐鎖を構成する炭素数の割合を示す。
日本触媒(株)製 商品名ソフタノール90(分岐鎖含有2級アルコールの平均EO(エチレンオキシド)9モル付加物))
A−3:CnH2n+1O(EO)15H(n=12/14混合物(質量比71/29))(下記合成方法により得られた合成品)
P&G製C12〜14アルコール224.4gを用いてA−1と同様に合成した。
A−5:C13H27O(EO)7H(C鎖長、分岐型)、(BASF社製、商品名:Lutenzol TO7)
B−1:p−トルエンスルホン酸:協和発酵工業(株)製
B−2:キュメンスルホン酸:テイカ(株)製 商品名「テイカトックス 500」
B−3:m−キシレンスルホン酸:三菱ガス化学(株)製 商品名「SXA−60」
C−1:ラウリルアミノプロピオン酸Na:一方社油脂工業(株)製
C−2:ラウリン酸アミドプロピルベタイン:川研ファインケミカル(株)製 商品名「ソフタゾリン LPB」
C−3:n−ドデシルジメチルアミンオキシド:ライオンアクゾ(株)製
C−4:ラウリルジメチルベタイン:花王(株)製 商品名「アンヒトール24B」
D−1:1−ヒドロキシエタン−1,1−ジホスホン酸:ALBRITE&WILSON製 商品名「BRIQUEST ADPA−A」
モノエタノールアミン:(株)日本触媒製
ジエタノールアミン:(株)日本触媒製
LAS−Na:ライオン(株)製 直鎖型アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム(アルキル基の炭素数 炭素数10/12/14の混合物)
パルミチン酸:日本油脂(株)製
エタノール:95vol%合成エタノール NEDO製
ポリエチレングリコール:PEG#1000(質量平均分子量1000)日本油脂(株)製
香料組成物:特開2002−146399号公報記載の表11〜18記載の香料組成物A〜D
色素A:緑色201、癸巳化成(株)製
色素B:黄色201、癸巳化成(株)製
色素C:緑色3号、癸巳化成(株)製
色素D:キリンイエロ−WG−G CONC、中央合成化学(株)製
園芸用黒土(kyotochiya製)15gを秤量し、水道水500g中に投入し、ホモジナイザ−(KINEMATICAスイス)社製、商品名ポリトロン Type PT 10/35)にて、80rpmで約5分間分散させた。得られた泥分散液中に、10cm×25cmに裁断した綿メリヤスニット布((株)谷頭商店製 染色試材、綿ニット未シル晒)15枚を浸漬させ、布を手で良く揉み、布全体に均一に泥分散液を含ませた。布を取り出し、ローラーで軽く絞った。1時間自然乾燥させた後、105℃の恒温槽にてさらに1時間乾燥させた。
最後に布表面をウレタンスポンジで擦り、余分な泥粒子を落としたものをモデル泥汚れ布として、評価に供した。
上記で調整した各モデル泥汚れ布を5枚(各2×2cm2)に分断し、これを評価布として、実験に使用した。
洗浄方法は、以下の方法を適用した。すなわち、汚垢布5枚あたり衣料用液体洗浄剤組成物を0.6g塗布し、5分放置後、5枚の汚垢布をそのままTerg−O−Tometer(洗浄試験機)に投入し、25℃水道水(硬度3DH)0.9Lを入れ、120rpmで10分攪拌した後、二槽式洗濯機(三菱電機(株)製、品番:CW−C30A1−H1)に移し、1分脱水した。その後、1分流水すすぎ、1分脱水をした後、風乾した。
10cm角に裁断した100番手の綿平織り布(未汚染布)に顔面の皮脂汚れを擦りつけて作製した皮脂汚れ布(汚染布)10枚を用意した。
洗浄方法としては、衣料用液体洗浄剤組成物0.6gをTerg−O−Tometerに投入し、30秒攪拌した後、10枚の汚垢布をそのままTerg−O−Tometerに投入し、15℃水道水(硬度3DH)0.9Lを入れ、120rpmで10分攪拌した後、二槽式洗濯機(三菱電機(株)製、品番:CW−C30A1−H1)に移し、1分脱水した。その後、1分流水すすぎ、1分脱水をした後、風乾した。
泥汚れ洗浄力、皮脂汚れ洗浄力は、汚れ付着前の原布及び洗浄前後の汚染布のZ値を測色色差計(日本電色社製:商品名 SE2000)を用いて測定し、次式の洗浄率として評価した。評価にはそれぞれ10枚の平均値を用いた。
A:洗浄率 25%を超える
B:洗浄率 20〜25%
C:洗浄率 20%未満
A:洗浄率 60%を超える
B:洗浄率 40〜60%
C:洗浄率 40%未満
Claims (2)
- 下記(A)成分、(B)成分、(C)成分及び(D)成分を含有し、pHが9.0〜11.0であることを特徴とする衣料用液体洗浄剤組成物。
(A)アルキル基の炭素数が10〜20でエチレンオキシドの平均付加モル数が3〜26のポリオキシエチレンアルキルエーテル20〜50質量%、
(B)下記一般式(I)で表される化合物3〜10質量%、
(C)N−アルキル若しくはアルケニルアミノ酸またはその塩、アルキルベタイン及びアミドベタインから選ばれる1種以上、
(D)1−ヒドロキシエタン−1,1−ジホスホン酸及び/またはその塩。 - モノエタノールアミン、ジエタノールアミン及びトリエタノールアミンから選ばれる1種以上のアルカリ剤を含有することを特徴とする、請求項1記載の衣料用液体洗浄剤組成物。
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