JP4067272B2 - エトキシル化アンモニウム化合物および還元糖類からの陽イオン糖界面活性剤 - Google Patents
エトキシル化アンモニウム化合物および還元糖類からの陽イオン糖界面活性剤 Download PDFInfo
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、界面活性剤のための、特にアルカリ性溶液における非イオンアルキレン付加物のためのヒドロトロープとして、かつ硬い表面のための洗浄剤として用いられ得る生物分解性の向上した陽イオン糖界面活性剤に関する。それらはエトキシル化第四級アンモニウム化合物および還元糖類またはアルキルグリコシドから得られる。
【0002】
界面活性非イオンアルキレンオキシド付加物はアルカリ性洗浄組成内の重要な脱脂および/または分散成分として広く用いられている。しかしながら、洗浄組成濃縮物内でのそれらの溶解度はアルカリおよび/またはアルカリ性錯化剤のような大量の電解質の存在のもとでは限られている。
【0003】
アルキル化剤、たとえば塩化メチルまたは硫酸ジメチルによって四級化されているエトキシル化脂肪族アミン(脂肪族アミン1モルにつき約14−20モルのエチレンオキシド)のような陽イオン界面活性剤が非イオンアルキレンオキシド付加物のための優れたヒドロトロープであり、それら自体優れた洗浄剤でもあることが従来から公知である。しかしながら、それらは容易には生物分解可能ではないため環境的にはあまり望ましくない。
【0004】
この発明の主たる目的は界面活性剤のための優れたヒドロトロープである生成物を提供することである。
【0005】
他の目的は従来から使用されている陽イオン界面活性剤よりも生物分解性が向上したヒドロトロープを提供することである。
【0006】
さらに他の目的は界面活性剤の洗浄力に寄与するヒドロトロープを提供することである。
【0007】
上述の主たる目的は、6−24個の炭素原子を有する少なくとも1つの炭化水素基と少なくとも1つの第四級アンモニウム基とを含む陽イオン糖界面活性剤をヒドロトロープとして用いることによって達成されることが現在わかっており、ここで、少なくとも1つの置換基がグリコシド結合によって糖類残基に結合されるアルキレンオキシ含有基である。好ましくは、置換基は式(AO)s(G)gを有し、ここで、AOは2−4個の炭素原子を有するアルキレンオキシ基であり、Gは糖類残基であり、gは1から10の数であり、sは1から12の数である。
【0008】
この発明に従う陽イオン糖界面活性剤は、
a) 少なくとも1つの置換基がヒドロキシアルキル含有基である、6−24個の炭素原子を有する少なくとも1つの炭化水素基と少なくとも1つの第四級アンモニウム基とを含むアミン化合物と、
b) アルキル基が1−8個の炭素原子を有する還元糖類またはアルキルグリコシドとを少なくとも部分的に酸の存在のもとで反応させることによって生成され得る。第四級アンモニウム基に付加する置換基は好ましくは式(AO)s(G)gを有し、ここで、AOは2−4個の炭素原子を有するアルキレンオキシ基であり、Gは糖類残基であり、gは1から10の数であり、sは1から12の数である。
【0009】
この発明に従う適切な糖界面活性剤は以下の式を有し、
【0010】
【化5】
【0011】
ここで、Rは6−24、好ましくは8−20個の炭素原子を有する脂肪族基であり、R1は1−4個の炭素原子を有する脂肪族基または(AO)s(G)pであり、R2、R3およびR4は独立して、基(AO)s(G)p、1−24個の炭素原子を有する脂肪族基、または2−4個の炭素原子を有するヒドロキシアルキル基であり、AOは2−4個の炭素原子を有するアルキレンオキシ基であり、sは0−12、好ましくは1−6であり、Σsは1−25、好ましくは3−15であり、Gはグリコシド結合によって分子の残りに結合される糖類残基であり、p(重合度)は0−10であり、Σp=1−20であり、r=0−3であり、y=2−3であり、X=COまたはCOO(AO)t(CqH2q)またはO(AO)t(CqH2q)であり、n=0または1であり、n1はXがCOである場合を除き0であり、XがCOである場合はn1は1であり、q=2−4であり、t=0−2であり、u=0または1であり、v=0または1であり、ただし和(v+Σu)は1−3、好ましくは1であり、ZはCl-または硫酸メチルのような陰イオン、好ましくは一価陰イオンであり、zは陰イオンZの電荷である。uまたはvが1である窒素原子は四価であり、したがって永続的な正の電荷を有する。これらの陽イオン糖界面活性剤は先行する公知の陽イオンヒドロトロープに対して本質的に向上した生物分解性を有する。それらはまた界面活性剤、特に非イオンアルコキシラートのための同等のまたはより良いヒドロトロープであり、向上した生物分解性と良好なヒドロトロピーを組合せて、洗浄組成の洗浄力に驚くべきほど大きな貢献をし、価値のある分散効果を与える。
【0012】
生成物(I)は、a)還元糖類またはアルキルグリコシドとb)以下の式を有する第四級アンモニウム化合物とを反応させることによって生成可能であり、
【0013】
【化6】
【0014】
ここで、R6は独立して、1−4個の炭素原子を有する脂肪族基または−CH2CH2OHであり、R7、R8およびR9は独立して、基(AO)s、1−24個の炭素原子を有する脂肪族基、または2−4個の炭素原子を有するヒドロキシアルキル基であり、l=0または1であり、k=0または1であり、ただし和(k+Σl)は1−3、好ましくは1であり、R、AO、s、X、n、n1、yおよびrは式Iと同じ意味を有する。kまたはlが1である窒素原子は四価であり、従って永続的な正の電荷を有する。化合物IIは限られた数のオキシエチレン単位のためにやや疎水性であるので、ヒドロトロピー効果を全く示さないかわずか限られた程度しか示さない。式IIを有する化合物の洗浄力もまた不十分である。得られた反応混合物は陽イオン糖界面活性剤Iと第四級アンモニウム化合物IIとの両方の本質的な量を含む。この生成混合物はヒドロトロープとしての精製なしで有利に用いられ得る。通常、陽イオン糖界面活性剤Iと第四級アンモニウム化合物IIとの比率は1:3から9:1である。
【0015】
陽イオン糖界面活性剤および第四級アンモニウム化合物の適切な例は以下の式を有するものであり、
【0016】
【化7】
【0017】
ここで、Rは6−24、好ましくは8−20個の炭素原子を有する脂肪族基であり、R
1は1−4個の炭素原子を有する脂肪族基または基C2H4O(G)pであり、Gはグリコシド結合によってポリエチレンオキシ鎖に結合される糖類残基であり、p(重合度)は0−10、好ましくは0−5であり、Σpは1−15、好ましくは1−8であり、EOはエチレンオキシ基であり、sは1−12であり、Σsは2−15、好ましくは5−12であり、Zおよびzは式Iで述べた意味を有し、
【0018】
【化8】
【0019】
ここで、R、R1、EO、z、Zおよびsは、基R1におけるpが0であることを除き、式IIIと同じ意味をそれぞれ有する。
【0020】
式I−IVにおける疎水性基Rの適切な例はヘキシル、2−エチルヘキシル、オクチル、デシル、ココアルキル(cocoalkyl)、ラウリル、オレイル、菜種アルキルおよび獣脂アルキルである。
【0021】
陽イオン糖界面活性剤IIIは還元糖類と式IVの第四級アンモニウム化合物とを反応させることによって容易に生成される。化合物IIIおよびIVの両方の本質的な量を含む反応混合物は好ましくは化合物を分離せずにヒドロトロープとして用いられ、これは主としてこのような分離が費用のかかる作業であるためである。陽イオン糖界面活性剤と第四級アンモニウム化合物との関係は1:3から9:1、好ましくは2:3から9:1の間で変化し得る。
【0022】
糖残基を含む陽イオン界面活性剤は公報DE 4 413 686およびJP 4−193891から公知である。DE 4 413 686では、第四級アンモニウム基を含む界面活性剤はグリコシドを第四級ハロゲン化化合物または第四級エポキシ化合物と反応させることによって調整される。糖残基と陽イオン部分との間のつながりはエーテル結合である。この生成物は、グリコシドをはじめにハロゲン化化合物と反応させ、次にアミンと反応させることによっても調整され得る。これらの生成物はたとえば洗剤混合物における成分として用いられる。
【0023】
JP 4−193891では、陽イオン糖界面活性剤は以下の手順で調整される。すなわち、還元糖類またはアルキルグリコシドが酸触媒の存在のもとでポリアルキレングリコールハロヒドリンと反応させられて、ポリオキシアルキレンハロヒドリングリコシドを与える。この生成物はアミン化合物とさらに反応させられ、それによって塩素が置換され、残りのアミンが次にたとえば塩化メチルまたは硫酸ジメチルによって四級化される。四級化はハロゲン化中間体を第三級アミンと直接的に反応させることによって行なわれてもよい。
【0024】
これらの生成物は良好な生物分解性のマイルドな界面活性剤として用いられる。しかしながら、それらを生成する手順は出発物が2−クロロエタノールである中間体ポリアルキレングリコールモノハロヒドリンの生成を必要とし、これは現在小規模にのみ生成されており、さらに毒性および刺激性の強い物質である。ポリアルキレングリコールモノクロロヒドリンを得るために、2−クロロエタノールが酸触媒の存在のもとでアルコキシル化される。グリコシド化プロセスがそれに続き、反応しなかったポリアルキレングリコールハロヒドリンを取除くために行なわれる、蒸留または溶媒抽出による労力および費用のかかる後処理手順を用いる。
【0025】
このプロセスは少なくとも以下の工程、すなわち、ポリアルキレングリコールハロヒドリンの調整と、ポリオキシアルキレンハロヒドリングリコシドの調整と、最後の、第三級アミンとの反応による第四級アンモニウムアルキルアミノポリオキシアルキレングリコシドの調整とを含む。第一級または第二級アミンが代わりに用いられる場合、四級化を行うためにさらなる工程が必要となる。さらに、最後に述べた場合では無機塩が生成され、これは生成物を濾過することよって除去される。
【0026】
この発明は陽イオン糖界面活性剤を得るために異なる合成経路を利用する。この発明に従う式Iの生成物を作るための一般的な手順は、第四級アルコキシル化アンモニウム化合物IIと還元糖類またはアルキルグリコシドとの間の1工程の反応を含む。化合物IIは当業者には公知の標準的な手順によって得られる。IIと糖類との反応はグリコシド化であり、以下のように行われ得る。すなわち、化合物IIが85から120℃の反応温度に加熱され、第四級アンモニウム化合物1モルあたり0.5から12、好ましくは1.5から6モルの量の糖類が付加される。用いられるアミン次第では陽イオン糖界面活性剤Iは1、2、3またはそれ以上の糖類残基(G)pを含むことがあり、ここで、Gおよびpは式Iで述べた意味を有する。糖類反応物は好ましくは望ましいグリコシド結合の数に対して余分に付加され、これは糖類もまたより多くの糖類単位で凝縮する傾向があるためである。この凝縮は重合化の度合いpによって式に示される。この反応は、化合物IIの0.1から4、好ましくは0.7から2.1モル%の量で反応混合物に付加され得る強酸、たとえばp−トルエンスルホン酸または硫酸とによって触媒作用を与えられる。化合物IIがアルキルグリコシドと反応させられれば、このプロセスはグリコシド交換反応である。反応混合物からの水またはアルコールの除去を助けるため、このプロセスは減圧(50−70mbar)のもとで行なわれる。反応時間は温度に非常に依存し、1時間未満から6時間の間で変化する。水またはアルコールがそれ以上蒸留しなくなると、生成物は中和されている。
【0027】
この発明の陽イオン糖界面活性剤を生成するための方法は迅速であり、便利である。出発物は容易に入手可能であり、プロセスは反応混合物の後処理を必要としない。グリコシド化反応において余分な第四級アンモニウム化合物を付加する必要がない。むしろ、糖類またはアルキルグリコシドが余分に付加されて、いくつかの糖類単位が付加した生成物を与える。
【0028】
水性アルカリ性溶液では、この発明に従う陽イオン糖界面活性剤は非イオンアルコキシラートのような界面活性剤のための優れたヒドロトロピー効果を示す。これらのアルコキシラートは8−50個炭素原子の疎水性基を含むことがあり、これは好ましくは炭化水素基または8から24個の炭素原子を含むアシル基である。このような非イオン界面活性剤の適切な例はアルコール、アミンまたはアミドのアルコキシル化によって得られるアルキレンオキシド付加物である。その一例は以下の式を有する化合物である。
【0029】
【化9】
【0030】
ここで、R′は8−18個の炭素原子を有する炭化水素基であり、aは2−12、好ましくは3−10であり、AOは2−4個の炭素原子を有するアルキレンオキシ基であり、エチレンオキシ基の数はアルキレンオキシ基の総数の少なくとも50%である。R′基は枝分かれしても直鎖であってもよく、飽和していてもしていなくてもよく、芳香族であっても脂肪族であってもよい。炭化水素基R′の例は2−エチルヘキシル、オクチル、デシル、ココアルキル、ラウリル、オレイル、菜種アルキル、獣脂アルキル、オクチルフェノールおよびノニルフェノールである。特に適切な炭化水素基は、オクソアルコール、ゲルベ(Guerbet)アルコール、アルキル鎖に含まれる式−CH(CH3)−を有する2−4個の基でのメチル置換アルコール、および直鎖アルコールから得られるものである。
【0031】
適切な非イオン界面活性剤の他の例は以下の式を有する化合物であり、
【0032】
【化10】
【0033】
ここで、R"は8−18個の炭素原子を有する炭化水素基またはアシル基であり、AOは式Vと同じ意味を有し、b1とb2との和は2−12、好ましくは3−10である。炭化水素基およびアシル基は芳香族であっても脂肪族であってもよく、枝分かれしても直鎖であってもよく、飽和していてもいなくてもよい。適切な基の例は2−エチルヘキシル、オクチル、デシル、ココアルキル、ラウリル、オレイル、菜種アルキル、獣脂アルキルおよび対応の脂肪族アシル基である。式VIのR"がアシル基であれば、好ましくはb1およびb2の一方が0であり、窒素原子がアミン窒素であればb1およびb2の両方が好ましくは0ではない。
【0034】
この発明の陽イオン糖界面活性剤は8を超えるpH値、好ましくは9−13のpH値を有するアルカリ性組成において通常用いられ、硬い表面の洗浄、たとえば金属およびプラスチックの脱脂、皿洗いおよび車の洗浄のために使用される。適切な調合された組成濃縮物は、
a) 0.5−20重量%の界面活性非イオンアルキレンオキシド付加物と、
b) 式Iに従う陽イオン糖界面活性剤と式IIの化合物とを1:3から9:1の重量比で含む0.2−20重量%の混合物と、
c) 0.5−30重量%のアルカリおよび/または高分子電解質、たとえばアルカリ性錯化剤と、
d) 0−10重量%の洗浄組成における他の従来の成分、たとえば、他の界面活性剤、他のヒドロトロープ、濃化剤、溶媒、着色料、土壌再堆積防止剤、解凍安定剤、防腐剤、腐食抑制剤、泡調整剤等と、
e) 30−98.8重量%の水とを含み得る。
【0035】
濃縮物は通常使用前に水で希釈され、使用の準備の整った溶液がアルカリおよび/またはアルカリ性錯化剤の0.05重量%から15重量%の濃縮物に希釈され得る。
【0036】
濃縮物における錯化剤は無機であっても有機であってもよい。アルカリ性洗浄濃縮物において用いられる無機錯化剤の典型的な例は、珪酸塩およびリン酸塩のアルカリ塩、たとえば、トリポリリン酸ナトリウム、オルトリン酸塩ナトリウム、ピロリン酸塩ナトリウム、リン酸塩ナトリウム、高分子リン酸ナトリウムおよび対応のカリウム塩である。有機錯化剤の典型的な例はアルカリ性アミノポリホスホン酸塩、有機リン酸塩、ポリカルボン酸塩、たとえばクエン酸塩、アミノカルボン酸塩、たとえばナトリウムニトリロトリアセテート(Na3NTA)、ナトリウムエチレンジアミンテトラアセテート、ナトリウムジエチレントリアミンペンタアセテート、ナトリウム1、3−プロピレンジアミンテトラアセテートおよびナトリウムヒドロキシエチルエチレンジアミントリアセテートである。
【0037】
以下の例はこの発明を例示するものであり、それを限定するものとはみなされるべきではない。
【0038】
例1−5において、この発明の第四級糖界面活性剤のいくつかの代表例の生成を説明する。例6では、先行技術のヒドロトロープに対しての第四級糖界面活性剤の向上した生物分解性が示される。例7および8では、この発明の陽イオン界面活性剤が、非イオン界面活性剤とアルカリ性錯化剤との所与の濃縮物で透明な溶液を得る必要があるヒドロトロープの量と、等方性アルカリ性洗浄濃縮物に含めることが可能な錯化剤の量との両方に関して、先行技術の陽イオンヒドロトロピー化合物よりもよりよいヒドロトロープであることが示される。例9では、先行技術のヒドロトロープに対して向上した洗浄力が示される。
【0039】
例1
塩化メチルで四級化された1モルのココアミンエトキシラート(1モルのココアミン+8モルのエチレンオキシド)が100℃に加熱された。2モルのグルコースおよび(第四級化合物に関して)1.4モル%のp−トルエンスルホン酸が第四級アンモニウム化合物に付加された。反応混合物は2.5時間の間減圧(50−70mbar)下で98℃から106℃に保たれた。最後に、生成物がはじめにナトリウムメチラートを付加し、次に炭酸ナトリウムを付加することによって中和された。生成物混合物はGCによると約42%(w/w)のグルコシド化されていない出発物と2.0%の遊離グルコースとを含んだ。R=ココアルキル、R1=メチル、Σs=8、Σp=2およびZ=Clである、式IIIに従うグルコシド化生成物の構造は1Hおよび13C−NMRによって確認された。
【0040】
例2
例1で述べたのと同じ手順が続いたが、例外として、3モルのグルコースが付加され、温度は95℃から99℃であり、反応時間は3.3時間であった。生成物混合物は約34%(w/w)のグルコシド化されていない材料と1%の遊離グルコースとを含んだ。R=ココアルキル、R1=メチル、Σs=8、Σp=3およびZ=Clである、式IIIに従うグルコシド化生成物が得られた。
【0041】
例3
塩化メチルで四級化された1モルのオレイルアミンエトキシラート(1モルのオレイルアミン+12モルのエチレンオキシド)が3モルのグルコースと例1で説明した手順によって反応させられたが、例外として、反応温度は98℃から100℃であり、反応時間は3.75時間であった。生成物混合物は約55%(w/w)のグルコシド化されていない出発物と1.7%の遊離グルコースとを含んだ。R=オレイル、R1=メチル、Σs=12、Σp=3およびZ=Clである、式IIIに従うグルコシド化生成物が得られた。
【0042】
例4
塩化メチルで四級化された1モルのオレイルアミンエトキシラート(1モルのオレイルアミン+11モルのエチレンオキシド)が3モルのグルコースと例1で説明した手順によって反応させられたが、例外として、反応温度は96℃であり、反応時間は4時間であった。生成物混合物は約63%(w/w)のグルコシド化されていない出発物と8.7%の遊離グルコースとを含んだ。R=オレイル、R1=メチル、Σs=11、Σp=3およびZ=Clである、式IIIに従うグルコシド化生成物が得られた。
【0043】
例5
エチレンオキシドで四級化された1モルのココアミンエトキシラート(1モルのココアミン+8モルのエチレンオキシド)が4モルのグルコースと例1で説明した手順によって反応させられたが、例外として、反応温度は90℃から97℃であり、反応時間は3.5時間であった。生成物混合物は約39%(w/w)のグルコシド化されていない出発物と4%の遊離グルコースとを含んだ。R=ココアルキル、R1=C2H4O(G)p、Σs=8、Σp=4およびZ=Clである、式IIIに従うグルコシド化生成物が得られた。
【0044】
例6
OECDテスト301Dにおいて説明されるような「密封ボトルテスト」による生物分解性テストが行なわれた。硫酸ジメチルによって四級化されている、15のオキシエチレン単位を有するココアミンが先行技術のヒドロトロープの一例であり、基準として用いられた。この化合物は28日後に17%の生物分解に達した。例1で得られた生成物は同じテスト方法で同時に41%の生物分解を示した。したがって、基準として用いられた先行技術の陽イオンヒドロトロープに対して例1の生成物では生物分解が2倍以上になった。
【0045】
【表1】
【0046】
例7
この発明の陽イオン糖界面活性剤のヒドロトロープとしての効率を評価するために、以下の処方が用いられた。
【0047】
【表2】
【0048】
用いられた非イオン界面活性剤は狭域触媒の存在のもとでアルコール1モルあたり4モルのエチレンオキシドでエトキシル化された80%w/wを超える直鎖構造のC9-11アルコールであった。Xは、10℃から40℃の透明な溶液を得るのに必要な、例1−5からのヒドロトロープ含有反応生成物の量である。用いられた基準は生物分解性テストのための基準と同じである。ヒドロトロピー効率のこの発明からの結果は表2のとおりである。
【0049】
【表3】
【0050】
例8
40℃に保たれた、5%の非イオン界面活性剤と異なる量のNa3NTAとを含む溶液に、できる限り少量のヒドロトロープが加えられて濁った溶液を透明にした。透明間隔(clearness interval)を判断するために、混合物は次に再び濁るまで加熱され、その後0℃に冷却された。用いられた非イオン界面活性剤と基準とは例7と同じである。調査結果を表3に示す。
【0051】
【表4】
【0052】
例9
陽イオン糖界面活性剤を含む、例7の処方の洗浄効率を評価するために、以下の洗浄テストが行なわれた。白く塗られた板がディーゼルルエンジンから得られた油と煤との混合物によって汚された。25mlのテスト溶液、この場合は1:40に希釈された例7の処方が油で汚された板の上に注ぎ込まれ、1分間放置された。板は次に大量の水ですすがれた。全溶液および水が約15℃−20℃の温度に保たれた。全基準溶液はテスト溶液と同じ板上に置かれる。洗浄力は明度値を用いてMinolta Chroma Meter CR-200の反射計によって測定され、結果は明度損失の残りの%として提示される。したがって、値が低ければ低いほど洗浄力は高い。結果は表4のとおりである。
【0053】
【表5】
【0054】
表4からわかるように、陽イオン糖界面活性剤は先行技術のヒドロトロープよりも効率的な洗浄剤である。
Claims (15)
- 6−24個の炭素原子を有する少なくとも1つの炭化水素基と少なくとも1つの第四級アンモニウム基とを含む陽イオン糖界面活性剤であって、少なくとも1つの置換基がグリコシド結合によって糖類残基に結合されるアルキレンオキシ含有基であり、界面活性剤のためのヒドロトロープとしての使用である、陽イオン糖界面活性剤の使用。
- 置換基は式(AO)s(G)gを有し、ここで、AOは2−4個の炭素原子を有するアルキレンオキシ基であり、Gは糖類残基であり、gは1から10の数であり、sは1から12の数である、請求項1に記載の陽イオン糖界面活性剤の使用。
- 前記陽イオン糖界面活性剤は以下の式を有し、
- 前記陽イオン糖界面活性剤は、以下の式を有する第四級アンモニウム化合物を含む混合物中に存在し、前記陽イオン糖界面活性剤と前記第四級アンモニウム化合物との重量比が1:3−9:1である、
- 前記陽イオン糖界面活性剤は界面活性非イオンアルキレンオキシド付加物のためのヒドロトロープとして用いられる、先行する請求項1−6のいずれかに記載の使用。
- 請求項1に記載の陽イオン糖界面活性剤を生成する方法であって、
a)少なくとも1つの置換基がヒドロキシアルキル含有基である、6−24個の炭素原子を有する少なくとも1つの炭化水素基と少なくとも1つの第四級アンモニウム基とを含むアミン化合物と、
b)アルキル基が1−8個の炭素原子を有する還元糖類またはアルキルグリコシドと、が少なくとも部分的に酸の存在のもとで反応させられることを特徴とする、方法。 - 置換基は式(AO)sHを有し、ここで、AOおよびsは請求項2で述べた意味を有することを特徴とする、請求項8に記載の方法。
- 前記アミン化合物は請求項4の式IIを有することを特徴とする、請求項8または9に記載の陽イオン糖界面活性剤を生成する方法。
- 反応物a)は請求項6に規定される式IVを有するアミン化合物である、請求項10に記載の陽イオン糖界面活性剤を生成する方法。
- 請求項5に規定される一般式IIIを有することを特徴とする、陽イオン糖界面活性剤。
- 請求項12に記載の陽イオン糖界面活性剤を含む混合物であって、
前記混合物はまた、請求項6に規定される第四級アンモニウム化合物IVを含み、前記陽イオン糖界面活性剤と前記第四級アンモニウム化合物との重量比は、1:3から9:1であることを特徴とする、混合物。 - 透明かつ安定したアルカリ性水性洗浄濃縮物であって、0.5−30重量%のアルカリおよび/または1つまたはいくつかの無機または有機アルカリ性錯化剤と、0.5−20重量%の界面活性非イオンアルキレンオキシド付加物と、0.2−20%の量の請求項4に記載の混合物とを含むことを特徴とする、濃縮物。
- 前記混合物は請求項13に記載の混合物であることを特徴とする、請求項14に記載の濃縮物。
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