JP4917609B2 - データ記録装置、データ記録方法、データ記録プログラムおよびコンピュータに読み取り可能な記録媒体 - Google Patents
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Description
この発明は、画像データを記録するデータ記録装置、データ記録方法、データ記録プログラムおよびコンピュータに読み取り可能な記録媒体に関する。ただし、この発明の利用は、上述したデータ記録装置、データ記録方法、データ記録プログラムおよびコンピュータに読み取り可能な記録媒体には限られない。
従来より、車両に設置された車載カメラは、車外の風景や人物を撮影することができる。近年では、車載カメラと遠隔操作をおこなうためのキーレス操作器を用いて、車外から風景や人物を撮影する場合、遠隔操作によって撮影をおこなうとともに、操作者や被写体となる人に車載カメラによって撮影できたことを報知する提案がされている(たとえば、下記特許文献1参照。)。
しかしながら、上述した従来技術では、撮影の際には操作者が操作しなければならず、車両が走行中の場合、被写体を的確に捉えて撮影する操作は困難であり、利用者は、所望の被写体を納めた画像を取得することができないという問題が一例として挙げられる。特に、車両が走行中に、運転者が車載カメラを操作することは安全運転の妨げとなってしまう。
一方、車両が停車中であっても、対向車両など動的な被写体を撮影する場合、ぶれなどが生じて的確に撮影することは困難であるため、利用者は、所望する被写体を納めた画像を取得することができないという問題が一例として挙げられる。
さらに、利用者が所望する被写体を納めた画像であっても、被写体の人物像や被写体を特定するような情報をあわせて撮影してしまった場合、被写体に関する個人情報が漏えいの危険にさらされるという問題が一例として挙げられる。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1の発明にかかるデータ記録装置は、車両の周辺に位置する撮像対象となる撮像対象車両を検出する検出手段と、前記検出手段によって検出された撮像対象車両を撮像する撮像手段と、前記撮像手段によって撮像された撮像対象車両を含む画像データにおける特定部位を認識する画像認識手段と、前記画像認識手段によって認識された特定部位に所定の画像処理を施す画像処理手段と、前記画像処理手段によって画像処理が施された画像データを記録する記録手段と、を備え、前記画像認識手段は、前記画像データにおける前記撮像対象車両の搭乗者を認識し、前記画像処理手段は、前記撮像対象車両の窓部に用いられる装備品に係る画像を用いて、前記画像認識手段によって認識された搭乗者を判別不可能に画像処理を施すことを特徴とする。また、請求項2の発明にかかるデータ記録装置は、車両の周辺に位置する撮像対象となる撮像対象車両を検出する検出手段と、前記検出手段によって検出された撮像対象車両を撮像する撮像手段と、前記撮像手段によって撮像された撮像対象車両を含む画像データにおける特定部位を認識する画像認識手段と、前記画像認識手段によって認識された特定部位に所定の画像処理を施す画像処理手段と、前記画像処理手段によって画像処理が施された画像データを記録する記録手段と、を備え、前記画像認識手段は、タイヤの直径とその間隔に基づいて、前記画像データにおける前記撮像対象車両の車種を認識し、前記画像処理手段は、前記画像認識手段によって認識された車種が、所定の車種であった場合に画像処理を施すことを特徴とする。
また、請求項6の発明にかかるデータ記録方法は、車両の周辺に位置する撮像対象となる撮像対象車両を検出する検出工程と、前記検出工程によって検出された撮像対象車両を撮像する撮像工程と、前記撮像工程によって撮像された撮像対象車両を含む画像データにおける特定部位を認識する画像認識工程と、前記画像認識工程によって認識された特定部位に所定の画像処理を施す画像処理工程と、前記画像処理工程によって画像処理が施された画像データを記録する記録工程と、を含み、前記画像認識工程は、前記画像データにおける前記撮像対象車両の搭乗者を認識し、前記画像処理工程は、前記撮像対象車両の窓部に用いられる装備品に係る画像を用いて、前記画像認識工程によって認識された搭乗者を判別不可能に画像処理を施すことを特徴とする。
また、請求項7の発明にかかるデータ記録方法は、車両の周辺に位置する撮像対象となる撮像対象車両を検出する検出工程と、前記検出工程によって検出された撮像対象車両を撮像する撮像工程と、前記撮像工程によって撮像された撮像対象車両を含む画像データにおける特定部位を認識する画像認識工程と、前記画像認識工程によって認識された特定部位に所定の画像処理を施す画像処理工程と、前記画像処理工程によって画像処理が施された画像データを記録する記録工程と、を含み、前記画像認識工程は、タイヤの直径とその間隔に基づいて、前記画像データにおける前記撮像対象車両の車種を認識し、前記画像処理工程は、前記画像認識工程によって認識された車種が、所定の車種であった場合に画像処理を施すことを特徴とする。
また、請求項8の発明にかかるデータ記録プログラムは、請求項6または7に記載のデータ記録方法をコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、請求項9の発明にかかる記録媒体は、請求項8に記載のデータ記録プログラムをコンピュータに読み取り可能なことを特徴とする。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかるデータ記録装置、データ記録方法、データ記録プログラムおよびコンピュータに読み取り可能な記録媒体の好適な実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態)
(データ記録装置の機能的構成)
図1を用いて、本実施の形態にかかるデータ記録装置の機能的構成について説明する。図1は、本実施の形態にかかるデータ記録装置の機能的構成の一例を示すブロック図である。
(データ記録装置の機能的構成)
図1を用いて、本実施の形態にかかるデータ記録装置の機能的構成について説明する。図1は、本実施の形態にかかるデータ記録装置の機能的構成の一例を示すブロック図である。
図1において、データ記録装置100は、検出部101と、撮像部102と、画像認識部103と、画像処理部104と、記録部105と、から構成されている。
検出部101は、車両の周辺に位置する撮像対象となる撮像対象車両を検出する。撮像対象車両の検出は、たとえば、図示しない赤外線センサ、超音波センサなどのセンサや車車間通信などによっておこなわれる。
具体的には、たとえば、検出部101は、車両と、撮像対象車両との位置関係を検出したり、撮像対象車両の車両に対する相対速度を検出したりすることとしてもよい。
撮像部102は、検出部101によって検出された撮像対象車両を撮像する。撮像対象車両の撮像は、たとえば、図示しない車載カメラなどによっておこなわれ、任意の方向を撮像できる可動式の車載カメラなどであってもよい。
具体的には、たとえば、撮像部102は、検出部101によって検出された位置関係が所定の距離となった場合に、撮像対象車両を撮像してもよい。また、検出部101によって検出された相対速度に応じて撮像対象車両を撮像するよう駆動させる駆動部を有する構成でもよい。換言すれば、撮像部102は、撮像対象車両の相対速度に応じて、駆動部を駆動させることによって流し撮りをおこなうこととしてもよい。
より具体的には、たとえば、撮像部102は、撮像対象車両の相対速度に応じて駆動部を追従させ、駆動部の回転角度が車両前方から所定の角度(たとえば、45度)となった場合に撮像することとしてもよい。
また、撮像部102は、撮像対象車両の相対速度に応じて駆動部を追従させ、所定の間隔(たとえば、毎秒30回)で撮像して、後述する画像認識部103によって算出された撮像対象車両のバンパーと車両側面の長さの比が所定の値(たとえば、1:2)である場合に、撮像対象車両を撮像することとしてもよい。すなわち、撮像対象車両のバンパーと車両側面の長さの比が所定の値となるように、撮像対象車両を撮像することで、画像データ中の撮像対象車両が適切なアングルで映し出されることとなる。
画像認識部103は、撮像部102によって撮像された撮像対象車両を含む画像データにおける特定部位を認識する。具体的には、たとえば、画像認識部103は、画像データにおける撮像対象車両の搭乗者を認識したり、画像データにおける撮像対象車両のナンバープレートを認識したりすることとしてもよい。
また、画像認識部103は、たとえば、画像データにおける撮像対象車両とは異なる他の車両を認識することとしてもよい。さらに、画像認識部103は、たとえば、画像データにおける撮像対象車両の車種を認識する構成でもよい。
さらに、画像認識部103は、撮像部102によって撮像された撮像対象車両を含む画像データから、撮像対象車両のバンパーと車両側面の長さを認識することによって、バンパーと車両側面の長さの比を算出する構成でもよい。
画像処理部104は、画像認識部103によって認識された特定部位に所定の画像処理を施す。具体的には、たとえば、画像処理部104は、画像認識部103によって認識された搭乗者を判別不可能に画像処理を施したり、画像認識部103によって認識されたナンバープレートを判別不可能に画像処理を施したりしてもよい。
また、画像処理部104は、たとえば、画像認識部103によって認識された他の車両に背景となる背景画像を重ねることによって、他の車両を画像データから消すように画像処理を施してもよい。さらに、画像処理部104は、画像認識部103によって認識された車種が、所定の車種であった場合に画像処理を施すこととしてもよい。
所定の車種は、たとえば、利用者によってあらかじめ登録する構成でもよく、利用者が画像データとして記録を所望する車種などである。
記録部105は、画像処理部104によって画像処理が施された画像データを記録する。画像データの記録は、たとえば、図示しない記録媒体に書き込んだり、図示しない外部サーバに通信によって出力する構成でもよい。
なお、図1の説明では、画像認識部103によって車種を認識する構成としているが、車車間通信によって撮像対象車両を検出する場合、車車間通信によって車種に関する情報を受信することとしてもよい。
また、図1の説明では、画像認識部103は、撮像部102によって撮像された撮像対象車両を含む画像データに関して車種を認識する構成としているが、画像処理部104によって画像処理が施された画像データに関して車種を認識することとしてもよい。その場合、記録部105は、画像認識部103によって認識された車種が、所定の車種であった場合に画像データを記録することとしてもよい。
(データ記録装置の処理の内容)
つぎに、図2を用いて、本実施の形態にかかるデータ記録装置100の処理の内容について説明する。図2は、本実施の形態にかかるデータ記録装置の処理の内容を示すフローチャートである。図2のフローチャートにおいて、まず、検出部101によって、撮像対象車両を検出したか否かを判断する(ステップS201)。
つぎに、図2を用いて、本実施の形態にかかるデータ記録装置100の処理の内容について説明する。図2は、本実施の形態にかかるデータ記録装置の処理の内容を示すフローチャートである。図2のフローチャートにおいて、まず、検出部101によって、撮像対象車両を検出したか否かを判断する(ステップS201)。
ステップS201において、撮像対象車両を検出するのを待って、検出した場合(ステップS201:Yes)は、撮像部102によって、ステップS201において検出された撮像対象車両を撮像する(ステップS202)。
つぎに、画像認識部103によって、ステップS202において撮像された撮像対象車両を含む画像データにおける特定部位を認識する(ステップS203)。
そして、画像処理部104によって、ステップS203において認識された特定部位に所定の画像処理を施す(ステップS204)。
その後、記録部105によって、ステップS204において画像処理が施された画像データを記録して(ステップS205)、一連の処理を終了する。
なお、本発明のデータ記録装置、データ記録方法、データ記録プログラムおよびコンピュータに読み取り可能な記録媒体は、図1に示したデータ記録装置100によって、その機能を実現することとしたが、データ記録装置100に限ることはなく、図1に示す機能部を備える構成とすれば、複数の装置であってもよい。各機能部を異なる装置として接続する場合、装置間の接続は、たとえば、有線、無線を問わず、Bluetooth(登録商標)などによって通信をおこなって接続することとしてもよい。
以上説明したように、本実施の形態にかかるデータ記録装置、データ記録方法、データ記録プログラムおよびコンピュータに読み取り可能な記録媒体によれば、利用者は、データ記録装置を操作しなくても、撮像対象車両の画像データを自動的に収集することができる。特に、運転者は、運転後に画像データによって撮像対象車両を確認することができるため、運転中に撮像対象車両に注意を向ける必要がなくなり、安全運転を図ることができる。
また、本実施の形態によれば、撮像対象車両の相対速度に応じて駆動部を駆動させて撮像対象車両を撮像することができるため、的確な撮像対象車両の撮像を図ることができる。
また、所定の車種についての撮像対象車両の画像データを記録するため、不必要な画像データを記録せずに、画像データの収集の最適化を図ることができる。くわえて、撮像対象車両以外の車両については、背景画像を重ね合わせて画像データから消すことができるため、画像データに意図しない車両が入り込むことなく、画像データの最適化を図ることができる。
また、撮像した撮像対象車両について、搭乗者やナンバープレートなどを判別不可能とする画像処理を施す構成であるため、適切に撮像対象車両の搭乗者や所有者に関する個人情報の保護を図ることができる。
以下に、本発明の実施例について説明する。本実施例では、たとえば、車両(四輪車、二輪車を含む)などの移動体に搭載される車載装置によって、本発明のデータ記録装置を実施した場合の一例について説明する。
(車載装置のハードウェア構成)
図3を用いて、本実施例にかかる車載装置のハードウェア構成について説明する。図3は、本実施例にかかる車載装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
図3を用いて、本実施例にかかる車載装置のハードウェア構成について説明する。図3は、本実施例にかかる車載装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
図3において、車載装置300は、車両などの移動体に搭載されており、CPU301と、ROM302と、RAM303と、磁気ディスクドライブ304と、磁気ディスク305と、光ディスクドライブ306と、光ディスク307と、音声I/F(インターフェース)308と、スピーカ309と、入力デバイス310と、映像I/F311と、ディスプレイ312と、カメラ313と、通信I/F314と、GPSユニット315と、各種センサ316と、を備えている。また、各構成部301〜316はバス320によってそれぞれ接続されている。
まず、CPU301は、車載装置300の全体の制御を司る。ROM302は、ブートプログラム、画像撮像プログラム、画像認識プログラム、画像処理プログラム、データ記録プログラムなどの各種プログラムを記録している。また、RAM303は、CPU301のワークエリアとして使用される。
画像撮像プログラムは、たとえば、後述する各種センサ316によって、自車から所定の範囲に接近した車両を検出した場合、接近した車両を撮像対象車両として、後述するカメラ313によって撮像させる。
具体的には、たとえば、撮像対象車両は、自車に接近する対向車両などで、各種センサ316からの出力値を用いて、相対速度を算出し、カメラ313における図示しない駆動部を駆動させて流し撮りさせることとしてもよい。このように、駆動部を駆動させて撮像することによって、ぶれることなく的確に対向車両を撮像することができる。
画像認識プログラムは、たとえば、後述するカメラ313によって撮像された画像データを用いて画像認識させる。具体的には、たとえば、画像認識は、画像データに含まれる車両が所定の車種の車両であるかを認識させたりする。所定の車種は、たとえば、利用者によってあらかじめ登録できる構成でもよく、利用者が、画像データとして収集を所望する車種などでもよい。
また、画像認識は、たとえば、画像データに含まれる車両の搭乗者やナンバープレート、撮像の対象となった対向車両以外の車両を認識させたりすることとしてもよい。
公知の技術であるため詳細な説明は省略するが、画像認識は、たとえば、デジタル化された画像データから歪みやノイズを除き、拡大、縮小、回転など補正処理を施した後、特徴抽出をおこなって、特徴パラメータあるいは特徴ベクトルを求める。そして、求めた特徴パラメータあるいは特徴ベクトルなどの特徴量の中から標準パターンに合致した特徴量、あるいは近い特徴量を識別によって決定し、所定のカテゴリーに対応付ける。より具体的には、たとえば、画像認識は、特徴量を用いたパターンマッチングによって、入力画像データの中にあらかじめ標準パターンと同じものがあるか、あるいは近いものがあるかを検出することとしてもよい。
画像処理プログラムは、たとえば、画像認識によって認識された画像データに所定の画像処理を施させる。詳細は図4および図5を用いて説明するが、所定の画像処理は、たとえば、画像データに含まれる車両の搭乗者やナンバープレートを判別不可能に処理したり、撮像対象となった対向車両以外の車両に背景画像を重ね合わせたりすることとしてもよい。
データ記録プログラムは、たとえば、後述する磁気ディスクドライブ304や光ディスクドライブ306を制御して、磁気ディスク305や光ディスク307などの記録媒体にデータを記録させる。具体的には、たとえば、記録させるデータは、画像処理プログラムによって画像処理された画像データなどである。このように、画像処理された画像データを記録させることで、利用者は、所望の車種、かつ適切に個人情報を保護された画像データを取得することができる。換言すれば、画像処理される前の画像データを記録させてから、画像処理をおこなって、個人情報の保護されてない画像データを一旦記録して、適切に個人情報の保護が図れないことを防ぐことができる。
磁気ディスクドライブ304は、CPU301の制御にしたがって磁気ディスク305に対するデータの読み取り/書き込みを制御する。磁気ディスク305は、磁気ディスクドライブ304の制御で書き込まれたデータを記録する。磁気ディスク305としては、たとえば、HD(ハードディスク)やFD(フレキシブルディスク)を用いることができる。
磁気ディスク305に記録される情報の一例として、画像認識や画像処理に用いられる標準パターンや所定の車種、画像処理が施された画像データなどが挙げられる。なお、本実施例では標準パターンや所定の車種、画像データを磁気ディスク305に記録するようにしたが、後述する光ディスク307に記録するようにしてもよい。
また、標準パターンや所定の車種、画像データは、車載装置300のハードウェアと一体に設けられているものに限って記録されているものではなく、車載装置300外部に設けられていてもよい。その場合、車載装置300は、たとえば、通信I/F314を通じて、ネットワークを介して標準パターンや所定の車種を取得したり、画像データを出力したりする。取得された標準パターンや所定の車種はRAM303などに記憶される。
光ディスクドライブ306は、CPU301の制御にしたがって光ディスク307に対するデータの読み取り/書き込みを制御する。光ディスク307は、光ディスクドライブ306の制御にしたがってデータの読み出される着脱自在な記録媒体である。光ディスク307は、書き込み可能な記録媒体を利用することもできる。また、この着脱可能な記録媒体として、光ディスク307のほか、MO、メモリカードなどであってもよい。
音声I/F308は、音声出力用のスピーカ309に接続され、スピーカ309からは音声が出力される。
入力デバイス310は、文字、数値、各種指示などの入力のための複数のキーを備えたリモコン、キーボード、マウス、タッチパネルなどが挙げられる。
また、映像I/F311は、ディスプレイ312およびカメラ313と接続される。映像I/F311は、具体的には、たとえば、ディスプレイ312全体の制御をおこなうグラフィックコントローラと、即時表示可能な画像情報を一時的に記録するVRAM(Video RAM)などのバッファメモリと、グラフィックコントローラから出力される画像データに基づいて、ディスプレイ312を表示制御する制御ICなどによって構成される。
ディスプレイ312には、アイコン、カーソル、メニュー、ウインドウ、あるいは文字や画像などの各種データが表示される。このディスプレイ312は、たとえば、CRT、TFT液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイなどを採用することができる。また、ディスプレイ312は、車両に複数備えられていてもよく、たとえば、運転者に対するものと後部座席に着座する搭乗者に対するものなどである。
カメラ313は、車両のダッシュボードや天井などに設置され、車両外部の映像を撮像する。映像は静止画あるいは動画のどちらでもよく、たとえば、カメラ313によって対向車両を撮像し、撮像した画像データを画像認識プログラムや画像処理プログラムなどによって処理した後に磁気ディスク305や光ディスク307などの記録媒体に出力することとしてもよい。また、カメラ313は、駆動部の駆動によって決定された撮像方向を撮像できる可動式であってもよい。
通信I/F314は、無線を介してネットワークに接続され、車載装置300とCPU301とのインターフェースとして機能する。通信I/F314は、さらに、無線を介してインターネットなどの通信網に接続され、この通信網とCPU301とのインターフェースとしても機能する。
通信網には、LAN、WAN、公衆回線網や携帯電話網などがある。具体的には、通信I/F314は、たとえば、FMチューナー、VICS(Vehicle Information and Communication System)/ビーコンレシーバ、無線ナビゲーション装置、およびその他のナビゲーション装置によって構成され、VICSセンターから配信される渋滞や交通規制などの道路交通情報を取得する。なお、VICSは登録商標である。
GPSユニット315は、GPS衛星からの電波を受信し、車両の現在地点を示す情報を出力する。GPSユニット315の出力情報は、後述する各種センサ316の出力値とともに、CPU301による車両の現在地点の算出に際して利用される。現在地点を示す情報は、たとえば緯度・経度、高度などの、地図情報上の1点を特定する情報であり、記録する画像データに対応付けることによって、画像データの地点を確認できる構成としてもよい。
各種センサ316は、車速センサや加速度センサ、角速度センサなどを含み、各種センサ316の出力値は、CPU301による車両の現在地点の算出や、速度や方位の変化量の測定などに用いられる。
また、各種センサ316は、赤外線センサや超音波センサなどでもよく、自車の周辺に位置する車両を検出する構成でもよい。なお、図3の説明では、各種センサ316によって、自車の周辺に位置する車両を検出する構成としたが、通信I/F314によって、車車間通信を利用して周辺の車両を検出することとしてもよい。
図1に示したデータ記録装置100が備える検出部101、撮像部102、画像認識部103、画像処理部104、記録部105は、図3に示した車載装置300におけるROM302、RAM303、磁気ディスク305、光ディスク307などに記録されたプログラムやデータを用いて、CPU301が所定のプログラムを実行し、車載装置300における各部を制御することによってその機能を実現する。
すなわち、本実施例の車載装置300は、車載装置300における記録媒体としてのROM302に記録されている各種プログラムを実行することにより、図1に示したデータ記録装置100が備える機能を、図2に示した手順で実行することができる。
(画像認識および画像処理の概要)
ここで、図4および図5を用いて、本実施例にかかる画像認識および画像処理の概要について説明する。図4は、本実施例にかかる画像認識された画像データを示す説明図である。
ここで、図4および図5を用いて、本実施例にかかる画像認識および画像処理の概要について説明する。図4は、本実施例にかかる画像認識された画像データを示す説明図である。
図4において、画像データ400は、カメラ313によって撮像された対向車両401と、対向車両401を運転する運転者402と、対向車両401に設置されたナンバープレート403と、から構成されている。
対向車両401は、各種センサ316によって検知され、CPU301の制御にしたがって撮像される。具体的には、たとえば、画像撮像プログラムによって、各種センサ316からの出力値を用いて相対速度を算出し、カメラ313における図示しない駆動部を駆動させた流し撮りによって撮像される。また、対向車両401は、画像認識プログラムによって、利用者によって登録された所定の車種であるか否かを認識され、本実施例における説明では所定の車種であるとする。
運転者402は、対向車両401を撮像した際に撮像され、画像認識プログラムによって認識される。同様に、ナンバープレート403は、対向車両401を撮像した際に撮像され、画像認識プログラムによって認識される。なお、図4では説明を省略したが、画像データ400には、対向車両401にくわえて他の車両が含まれていてもよく、他の車両は、画像認識プログラムによって認識されることとなる。
つづいて、図5を用いて本実施例にかかる画像処理について説明する。図5は、本実施例にかかる画像処理が施された画像データを示す説明図である。
図5において、画像データ500は、対向車両501と、光反射画像502と、ナンバープレート跡503と、から構成されている。
対向車両501は、所定の画像処理が施されており、図4に示した運転者402およびナンバープレート403が判別不可能になっている。具体的には、たとえば、所定の画像処理は、画像認識プログラムによって認識された運転者402に対して、画像処理プログラムによって、フロントガラスに光が反射している様子を表す光反射画像502を重ねて、自然な見た目で運転者の顔を消すこととしている。
また、所定の画像処理は、たとえば、画像認識プログラムによって認識されたナンバープレート403に対して、ナンバーを塗りつぶしてナンバープレート跡503としている。
このように、画像処理を施された対向車両501は、利用者などを特定する個人情報を適切に保護しており、画像処理を施された画像データ500を保存することで、車載装置300の利用者は、所望の車両を含む画像データ500を適切に収集することができる。
また、図5の説明では説明を省略したが、画像認識プログラムによって、対向車両401とは異なる他の車両を認識した場合は、ガードレールや道路などの背景画像を他の車両に重ねて、対向車両501のみを含む画像データ500となるようにしてもよい。
(車載装置300の処理の内容)
つぎに、図6を用いて、本実施例にかかる車載装置300の処理の内容について説明する。図6は、本実施例にかかる車載装置の処理の内容を示すフローチャートである。図6のフローチャートにおいて、まず、各種センサ316によって、対向車両が接近してきたか否かを判断する(ステップS601)。対向車両の接近は、たとえば、自車に対して所定の距離以内に対向車両が位置することを検出する構成でもよい。
つぎに、図6を用いて、本実施例にかかる車載装置300の処理の内容について説明する。図6は、本実施例にかかる車載装置の処理の内容を示すフローチャートである。図6のフローチャートにおいて、まず、各種センサ316によって、対向車両が接近してきたか否かを判断する(ステップS601)。対向車両の接近は、たとえば、自車に対して所定の距離以内に対向車両が位置することを検出する構成でもよい。
より具体的には、たとえば、道路上の中央線を認識することによって対向車線を認識し、対向車線内で自車と逆方向のベクトルを持つ車両を対向車両としてもよい。
ステップS601において、対向車両が接近するのを待って、接近した場合(ステップS601:Yes)は、CPU301によって、各種センサ316の出力値を用いて、ステップS601において接近してきた対向車両の相対速度を算出する(ステップS602)。
つぎに、CPU301によって、ステップS602において算出された相対速度に応じて、対向車両を撮像できるように、対向車両をカメラ313の駆動部を制御して流し撮りする(ステップS603)。
そして、CPU301によって、ステップS603において撮像された画像データを画像認識することで対向車両のナンバープレートを検出し(ステップS604)、画像処理することで画像データから検出したナンバープレートを削除する(ステップS605)。ナンバープレートの削除は、たとえば、ナンバーを判別不可能に塗りつぶす構成でもよい。
つぎに、CPU301によって、ステップS603において撮像された画像データを画像認識することで対向車両の搭乗者を検出し(ステップS606)、画像処理することで画像データから検出した搭乗者に光反射画像を重ね書きする(ステップS607)。
そして、CPU301によって、ステップS603において撮像された画像データを画像認識することで、画像データに対向車両以外の他の車両が入っているか否かを判断する(ステップS608)。
ステップS608において、他の車両が入っている場合(ステップS608:Yes)は、CPU301によって、画像処理することでステップS608において判断された他の車両に背景画像を重ね書きする(ステップS609)。
また、ステップS608において、他の車両が入っていない場合(ステップS608:No)は、ステップS610へ移行する。
そして、CPU301によって、ステップS603において撮像された画像データを画像認識することで対向車両が所定の車種か否かを判断する(ステップS610)。所定の車種は、複数であってもよく、スポーツカーなどのカテゴリーを定める情報でもよい。
具体的には、たとえば、車種の判定は、あらかじめ登録された、利用者の好みなど所定の車種の画像とマッチングをおこなう構成でもよい。また、タイヤの直径や間隔などから車種を判定することとしてもよく、具体的には、たとえば、タイヤの直径が大きく間隔も大きい場合はトラック、タイヤの直径が大きいが間隔が狭い場合はスポーツカー、タイヤの直径が小さく間隔も狭い場合は軽自動車と判定してもよい。あるいは、対向車両の外形からワンボックスカー、セダン、ジープなどの形状や色から車種を判定したり、車体に付記されている文字を認識する構成でもよい。
ステップS610において、所定の車種だった場合(ステップS610:Yes)は、CPU301によって、ステップS605、ステップS607やステップS609において画像処理された画像データを記録して(ステップS611)、一連の処理を終了する。
また、ステップS610において、所定の車種でなかった場合(ステップS610:No)は、そのまま一連の処理を終了する。なお、図6のフローチャートでは説明を省略したが、所定の車種でなかった場合(ステップS610:No)は、画像データを削除することとしてもよい。
なお、図6のフローチャートで説明した、ステップS604〜ステップS610における画像認識および画像処理の順序は、これに限るものではない。具体的には、たとえば、ナンバープレートに関する画像認識および画像処理の前に、搭乗者に関する画像認識および画像処理をおこなうこととしてもよい。あるいは、最初に所定の車種か否かの判断をおこう構成などでもよい。
以上説明したように、本実施例によれば、自車に接近した対向車両を撮像することができるため、利用者はカメラを操作しなくても画像データを収集することができ、特に運転者は、運転中に撮像したい対向車両を注視することなく安全運転を図ることができる。
また、自車に接近した対向車両の相対速度に応じてカメラの駆動部を駆動させて流し撮りができるため、ぶれることなく対向車両を撮像することができる。また、ナンバープレートや搭乗者を認識して、判別不可能な画像処理を施すことができるため、適切な個人情報の保護を図ることができる。
くわえて、自車に接近した対向車両の相対速度に応じてカメラのシャッタースピードを変更させて流し撮りをおこなう構成としてもよい。具体的には、たとえば、シャッタースピードの変更は、対向車両の相対速度が速い場合はシャッタースピードを速くして、対向車両の相対速度が遅い場合はシャッタースピードを遅くすることとしてもよい。このようにすれば、対向車両がぶれることなく、背景のみをぶれさせることで、臨場感のある画像データを取得することができる。
また、所定の車種の画像データを記録することができるため、利用者が所望する車種以外は保存せずに、画像データ収集の最適化を図ることができる。
また、上述した説明では、車両に搭載して対向車両の画像データを撮像する構成としたが、車両に搭載しないで、撮像対象車両の画像データを撮像する構成としてもよい。具体的には、たとえば、定点カメラなどによって、撮像対象車両の画像データを撮像し、収集することとしてもよい。定点カメラであれば、車載する際に振動対策などを施す必要がないため、安価なシステムを提供することができる。
また、本実施例では説明を省略したが、撮像した対向車両の画像をアルバムとして表示することとしてもよい。具体的には、たとえば、アルバムは、撮像した画像から対向車両だけを選択的に抽出してまとめておくこととしてもよい。このようにアルバムとしてコレクションすることで、後ですれ違った車を確認したり、車種当てクイズに利用したり、車両の買い換え時に参考にしたり、珍しい車種もすれ違えば確実に記録できる。
また、遮蔽物などによって、対向車両の一部が撮像できなかった場合は、一般的に車両が左右対称であることを利用して、補間処理をおこなうこととしてもよい。さらに、車両の後方を撮像するバックカメラを利用して、対向車両の前方、側方および後方の画像をあわせて撮像することとしてもよい。このようにすれば、的確に車両の構造を理解することができ、車両全体の3Dモデルを作成することも可能となる。
また、対向車両の情報を記録する構成を設けてもよい。具体的には、たとえば、対向車両の情報は、渋滞の先頭車両の画像を記録しておき、渋滞の中にいる車両に先頭車両の画像や事故などの情報を送信することとしてもよい。あるいは、渋滞をしていた場合に、その後、単独で走行している対向車両とすれ違った際に渋滞している旨の情報を送信する構成でもよい。このようにすれば、情報を受け取った車両の利用者は、渋滞の原因が事故なのか信号待ちであるのかなど判断できることとなる。
また、対向車両の情報は、対向車両の台数やトラックなどの車種判定の結果などの情報を含むこととしてもよく、この情報によって、道路の混雑状況や、トラックなどの危険が予想される車両が多いかなどを判断することができる。また、混雑の際には、対向車両の撮像をおこなわないようにすれば、多くの対向車両を検知して、写真を撮りすぎてしまうことを防ぐことができる。
また、本発明では、撮像する対象を車両としたが、車両に限ることはない。たとえば、その他移動体として飛行機や電車などを撮像したり、移動体以外の建造物などを撮像することとしてもよい。このようにすることで、幅広く利用者の所望する被写体の画像データを収集することができる。
なお、本実施の形態で説明したデータ記録方法は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナル・コンピュータやワークステーションなどのコンピュータで実行することにより実現することができる。このプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVDなどのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。またこのプログラムは、インターネットなどのネットワークを介して配布することが可能な伝送媒体であってもよい。
100 データ記録装置
101 検出部
102 撮像部
103 画像認識部
104 画像処理部
105 記録部
101 検出部
102 撮像部
103 画像認識部
104 画像処理部
105 記録部
Claims (9)
- 車両の周辺に位置する撮像対象となる撮像対象車両を検出する検出手段と、
前記検出手段によって検出された撮像対象車両を撮像する撮像手段と、
前記撮像手段によって撮像された撮像対象車両を含む画像データにおける特定部位を認識する画像認識手段と、
前記画像認識手段によって認識された特定部位に所定の画像処理を施す画像処理手段と、
前記画像処理手段によって画像処理が施された画像データを記録する記録手段と、
を備え、
前記画像認識手段は、
前記画像データにおける前記撮像対象車両の搭乗者を認識し、
前記画像処理手段は、
前記撮像対象車両の窓部に用いられる装備品に係る画像を用いて、前記画像認識手段によって認識された搭乗者を判別不可能に画像処理を施すことを特徴とするデータ記録装置。 - 車両の周辺に位置する撮像対象となる撮像対象車両を検出する検出手段と、
前記検出手段によって検出された撮像対象車両を撮像する撮像手段と、
前記撮像手段によって撮像された撮像対象車両を含む画像データにおける特定部位を認識する画像認識手段と、
前記画像認識手段によって認識された特定部位に所定の画像処理を施す画像処理手段と、
前記画像処理手段によって画像処理が施された画像データを記録する記録手段と、
を備え、
前記画像認識手段は、
タイヤの直径とその間隔に基づいて、前記画像データにおける前記撮像対象車両の車種を認識し、
前記画像処理手段は、
前記画像認識手段によって認識された車種が、所定の車種であった場合に画像処理を施すことを特徴とするデータ記録装置。 - 前記検出手段は、
前記車両と、前記撮像対象車両との位置関係を検出し、
前記撮像手段は、
前記検出手段によって検出された位置関係が所定の距離となった場合に、前記撮像対象車両を撮像することを特徴とする請求項1または2に記載のデータ記録装置。 - 前記検出手段は、
前記撮像対象車両の前記車両に対する相対速度を検出し、
前記撮像手段は、
前記検出手段によって検出された相対速度に応じて前記撮像対象車両を撮像するよう駆動させる駆動部を有することを特徴とする請求項1または2に記載のデータ記録装置。 - 前記画像認識手段は、
前記画像データにおける前記撮像対象車両とは異なる他の車両を認識し、
前記画像処理手段は、
前記画像認識手段によって認識された他の車両に背景となる背景画像を重ねることによって、当該他の車両を前記画像データから消すことを特徴とする請求項1または2に記載のデータ記録装置。 - 車両の周辺に位置する撮像対象となる撮像対象車両を検出する検出工程と、
前記検出工程によって検出された撮像対象車両を撮像する撮像工程と、
前記撮像工程によって撮像された撮像対象車両を含む画像データにおける特定部位を認識する画像認識工程と、
前記画像認識工程によって認識された特定部位に所定の画像処理を施す画像処理工程と、
前記画像処理工程によって画像処理が施された画像データを記録する記録工程と、
を含み、
前記画像認識工程は、
前記画像データにおける前記撮像対象車両の搭乗者を認識し、
前記画像処理工程は、
前記撮像対象車両の窓部に用いられる装備品に係る画像を用いて、前記画像認識工程によって認識された搭乗者を判別不可能に画像処理を施すことを特徴とするデータ記録方法。 - 車両の周辺に位置する撮像対象となる撮像対象車両を検出する検出工程と、
前記検出工程によって検出された撮像対象車両を撮像する撮像工程と、
前記撮像工程によって撮像された撮像対象車両を含む画像データにおける特定部位を認識する画像認識工程と、
前記画像認識工程によって認識された特定部位に所定の画像処理を施す画像処理工程と、
前記画像処理工程によって画像処理が施された画像データを記録する記録工程と、
を含み、
前記画像認識工程は、
タイヤの直径とその間隔に基づいて、前記画像データにおける前記撮像対象車両の車種を認識し、
前記画像処理工程は、
前記画像認識工程によって認識された車種が、所定の車種であった場合に画像処理を施すことを特徴とするデータ記録方法。 - 請求項6または7に記載のデータ記録方法をコンピュータに実行させることを特徴とするデータ記録プログラム。
- 請求項8に記載のデータ記録プログラムを記録したことを特徴とするコンピュータに読み取り可能な記録媒体。
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