JPWO2008105062A1 - 情報記録装置、情報記録方法、情報記録プログラムおよび記録媒体 - Google Patents

情報記録装置、情報記録方法、情報記録プログラムおよび記録媒体 Download PDF

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Abstract

情報記録装置(100)は、移動体の走行状態に関する情報を記録媒体(110)に記録する。取得部(101)は、移動体の挙動に関する情報を取得する。記録部(102)は、移動体の走行状態に関する情報を記録媒体(110)の記録領域(111)の一部に上書き記録する。また、記録部(102)は、取得部(101)によって取得された挙動に関する情報に基づいて、走行状態に関する情報を上書き記録する記録領域(111)を変更する。記録部(102)は、たとえば、挙動に関する情報に基づいて移動体に関する事故の発生可能性を判断し、移動体に関する事故が発生した可能性がある場合、走行状態に関する情報を上書き記録する記録領域(111)を他の領域へと変更する。

Description

この発明は、移動体の走行状態に関する情報を記録する情報記録装置、記録制御方法、記録制御プログラムおよび記録媒体に関する。ただし、本発明の利用は、上述した情報記録装置、記録制御方法、記録制御プログラムおよび記録媒体に限られない。
従来、飛行機に搭載されたフライトレコーダと同様に、走行中の車両の周辺状況の記録をおこなうドライブレコーダが知られている。このようなドライブレコーダは、たとえば、車両前方を撮影する前方カメラ、後方を撮影する後方カメラ、前方および後方映像を基準信号に同期して画像メモリの所定領域に書き込む分割映像形成部を備える。
ドライブレコーダは、画像メモリ情報に車両位置情報および時刻情報を付与してバッファメモリに定常的に記録する。そして、衝撃検知センサの所定値以上の信号を入力することにより、記録情報をストレージメモリへ転送し、保存する。これにより、たとえば、あて逃げ事故などの事故に遭遇したとき、あて逃げ車両の特定をおこなうことができる(たとえば、下記特許文献1参照。)。
特開2004−224105号公報
しかしながら、上述した従来技術によれば、ストレージメモリへの転送のトリガーとなった衝撃が原因で機器が破損し、バッファメモリとストレージメモリとの間の配線が切断されてしまう可能性がある。このため、バッファメモリからストレージメモリへの記録情報の転送をおこなうことができず、のちに記録情報を利用することができない場合があるという問題点が一例として挙げられる。一般にバッファメモリは限られた記録領域を上書きして情報を保持している。このため、ストレージメモリへの転送がおこなわれないと、新しく入力された情報によって、衝突時の記録が上書きされてしまう可能性がある。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1の発明にかかる情報記録装置は、移動体の走行状態に関する情報を記録手段に記録する情報記録装置であって、前記走行状態に関する情報を前記記録手段の記録領域の一部に上書き記録する記録手段と、前記移動体の挙動に関する情報を取得する取得手段と、を備え、前記記録手段は、前記取得手段によって取得された挙動に関する情報に基づいて、前記走行状態に関する情報を上書き記録する記録領域を変更することを特徴とする。
また、請求項5の発明にかかる記録制御方法は、移動体の走行状態に関する情報を記録手段の記録領域の一部に上書き記録する情報記録装置を制御する記録制御方法であって、前記移動体の挙動に関する情報を取得する取得工程と、前記取得工程で取得された挙動に関する情報に基づいて、前記情報記録装置が前記走行状態に関する情報を記録する記録領域を制御する制御工程と、を含んだことを特徴とする。
また、請求項6の発明にかかる記録制御プログラムは、請求項5に記載の記録制御方法をコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、請求項7の発明にかかる記録媒体は、請求項6に記載の記録制御プログラムを記録したコンピュータに読み取り可能なことを特徴とする。
図1は、実施の形態にかかる情報記録装置の機能的構成を示すブロック図である。 図2は、情報記録装置による情報記録処理の手順を示すフローチャートである。 図3は、実施例にかかるナビゲーション装置が設置された車両のダッシュボード付近を示す説明図である。 図4は、ナビゲーション装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 図5は、走行データを記録するメモリカードの記録領域を模式的に示す説明図である。 図6は、走行データを記録するメモリカードの記録領域を模式的に示す説明図である。 図7は、ドライブレコーダプログラムによる走行データ記録処理の手順を示すフローチャートである。
符号の説明
100 情報記録装置
101 取得部
102 記録部
110 記録媒体
111a〜111c 記録領域
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる情報記録装置、記録制御方法、記録制御プログラムおよび記録媒体の好適な実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態)
はじめに、実施の形態にかかる情報記録装置100の機能的構成について説明する。図1は、実施の形態にかかる情報記録装置の機能的構成を示すブロック図である。図1において、情報記録装置100は、取得部101、記録部102によって構成され、移動体の走行状態に関する情報(以下、「走行情報」という)を記録媒体(記録手段)110に記録する。記録媒体110は、記録領域111を有している。記録領域111は、領域A111a、領域B111b、領域C111cによって構成される。また、走行状態に関する情報とは、たとえば、移動体の移動経路、移動速度、移動体周辺を撮影した映像、移動体内外の音声などである。
取得部101は、移動体の挙動に関する情報(以下、「挙動情報」という)を取得する。挙動情報とは、たとえば、移動体の速度情報や加速度情報、ハンドルやブレーキなどの操作情報などである。取得部101は、たとえば、移動体に設けられた速度センサや角速度センサ、その他各種センサからの出力値を取得する。また、移動体のハンドルやブレーキに設けられたセンサからの出力値を取得する。
記録部102は、走行情報を記録媒体110の記録領域111の一部(たとえば、領域A111a)に上書き記録する。また、記録部102は、取得部101によって取得された挙動に関する情報に基づいて、走行情報を上書き記録する記録領域111を変更する。
記録部102は、たとえば、挙動情報に基づいて移動体に関する事故の発生可能性を判断し、移動体に関する事故が発生した可能性がある場合、走行情報を上書き記録する記録領域111を他の領域(たとえば、領域B111b)へと変更する。移動体に関する事故とは、たとえば、移動体が当事者となった事故や移動体の周辺で発生した事故などである。この場合、記録部102は、たとえば、移動体にかかる重力加速度が所定値以上である場合、または、移動体の速度の変化率が所定値以上である場合、移動体に関する事故が発生した可能性があると判断する。
また、記録部102は、たとえば、移動体に関する事故が発生した可能性がある時刻から所定時間経過後以降に取得された走行情報を変更後の記録領域111に書き込む。この場合、記録部102は、たとえば、事故の検証のために必要な時間分の走行情報を事故の発生前と同じ記録領域(たとえば、領域A111a)に書き込み、それ以降に取得された走行情報を変更後の記録領域(たとえば、領域B111b)に書き込む。なお、領域A111a、領域B111b、領域C111cはそれぞれ、事故の検証のために必要な時間分の走行情報を書き込めるのに必要な量の書き込み領域、または、その必要な時間分を超えた走行情報を書き込める量の書き込み領域を持つように決めてもよい。
つづいて、情報記録装置100による情報記録処理について説明する。図2は、情報記録装置による情報記録処理の手順を示すフローチャートである。図2のフローチャートにおいて、情報記録装置100は、まず、記録部102によって、移動体の走行情報を記録領域111の一部、たとえば領域A111aに上書き記録する(ステップS201)。
つぎに、情報記録装置100は、取得部101によって、移動体の挙動情報を取得する(ステップS202)。つづいて、記録部102によって、ステップS202で取得された挙動情報に基づいて、移動体に関する事故が発生した可能性があるか否かを判断する(ステップS203)。
移動体に関する事故が発生した可能性がある場合(ステップS203:Yes)、情報記録装置100は、記録部102で走行情報を記録する領域を他の記録領域111、たとえば領域B111bに変更して(ステップS204)、本フローチャートによる処理を終了する。一方、事故が発生した可能性がない場合は(ステップS203:No)、ステップS201に戻り、以降の処理を繰り返す。
以上説明したように、情報記録装置100によれば、移動体の走行情報を上書き記録する記録領域111を、移動体の挙動情報に基づいて変更する。これにより、たとえば、移動体に関する事故が発生した可能性がある場合、走行情報を上書き記録する記録領域111を他の領域へと変更することによって、事故時の走行情報を上書きすることなく記録領域111に保存することができる。そして、記録された走行情報を用いて、事故の検証をおこなうことができる。
また、情報記録装置100によれば、上書き記録用の記録媒体と保存用の記録媒体とを分ける必要がなく、1つの記録媒体のみを用いて車両の走行情報を記録することができる。1つの記録媒体のみを用いる場合、2つ以上の記録媒体を用いる場合のように事故の衝撃などによって記録媒体間の配線が切断されることがなく、確実に走行情報を記録することができる。また、2つ以上の記録媒体を用いる場合と比較して、コストを低くすることができる。
また、事故が発生した可能性がある時刻から所定時間経過するまでは走行情報を記録する領域を変更せず、所定時間経過後以降に取得された走行情報を変更後の記録領域111に書き込むことによって、事故発生直後の走行情報を変更前の記録領域111に記録することができる。これにより、事故前後の走行情報を記録領域111に保存することができ、より詳細に事故の検証をおこなうことができる。
つぎに、上述した実施の形態にかかる情報記録装置100の実施例について説明する。以下の実施例においては、情報記録装置100を、車両に搭載されたナビゲーション装置300に適用した場合について説明する。
(ナビゲーション装置300の周辺機器構成)
はじめに、ナビゲーション装置300の周辺機器構成について説明する。図3は、実施例にかかるナビゲーション装置が設置された車両のダッシュボード付近を示す説明図である。ナビゲーション装置300は、車両のダッシュボードに設置されている。ナビゲーション装置300は、本体部および表示部によって構成され、表示部には車両の現在地点や地図情報、現在時刻などが表示される。
また、ナビゲーション装置300には、ダッシュボード上に設置された車載用カメラ311、サンバイザーに設置された車載用マイク312が接続されている。車載用カメラ311は、車外前方を撮影する固定カメラと、車内を撮影する固定カメラとから構成される。車載用マイク312は、ナビゲーション装置300の音声入力による操作や車内の様子を記録する際などに用いられる。なお、この車載用カメラ311は、ダッシュボードの上に限ることなく、例えば、車両に設けられたバックミラーの裏側に装着してもよい。この場合には、車外のみの画像を撮影することとなる。
また、図示しないが、車載用カメラ311は、車両の後部に取り付けられていてもよい。車両の後部に車載用カメラ311が取り付けられている場合、車両の後方の安全確認ができる他、他の車両から追突された際に追突時の状況を記録することができる。この他、車載用カメラ311は、暗所の記録をおこなう赤外線カメラであってもよい。また、車載用カメラ311および車載用マイク312は、車両に複数設置されていてもよいし、さらに、固定式ではなく可動式のカメラであってもよい。
ここで、ナビゲーション装置300は、車両の走行状態について記録するドライブレコーダ機能を有している。ドライブレコーダ機能(ドライブレコーダプログラム)を実行することによって、車載用カメラ311や車載用マイク312で得られた映像および音声や後述するGPSユニット416や各種センサ417で得られた車両の現在地点情報や走行速度の変化などの走行状態に関する情報(走行データ)がメモリカードに記録される。このようなドライブレコーダ機能を用いて走行状態を記録することによって、自車が事故に巻き込まれた場合や、自車の周囲で事故が発生した場合に、事実関係の究明に用いる資料を得ることができる。
(ナビゲーション装置300のハードウェア構成)
つぎに、ナビゲーション装置300のハードウェア構成について説明する。図4は、ナビゲーション装置のハードウェア構成を示すブロック図である。図4において、ナビゲーション装置300は、CPU401と、ROM402と、RAM(メモリ)403と、内蔵メディアドライブ404と、内蔵メディア405と、外付メディアドライブ406と、外付メディア407と、音声I/F(インターフェース)408と、マイク409と、スピーカ410と、入力デバイス411と、映像I/F412と、カメラ413と、ディスプレイ414と、通信I/F415と、GPSユニット416と、各種センサ417とを備えている。また、各構成部401〜417はバス420によってそれぞれ接続されている。
まず、CPU401は、ナビゲーション装置300の全体の制御を司る。ROM402は、ブートプログラム、ドライブレコーダプログラム、通信プログラム、経路探索プログラムなどのプログラムを記録している。また、RAM403は、CPU401のワークエリアとして使用される。
内蔵メディアドライブ404は、CPU401の制御に従って、ナビゲーション装置300の筐体内に内蔵された内蔵メディア405に対するデータの読み取り/書き込みを制御する。内蔵メディア405は、内蔵メディアドライブ404の制御で書き込まれたデータを記録する。内蔵メディア405としては、たとえば、HD(ハードディスク)を用いることができる。
また、外付メディアドライブ406は、CPU401の制御に従って、ナビゲーション装置300の筐体から着脱可能な外付メディア407に対するデータの読み取り/書き込みを制御する。外付メディア407は、外付メディアドライブ406の制御に従ってデータが読み書きされる記録媒体である。
本実施例にかかるナビゲーション装置300には、車両の走行データを記録するため、外付メディア407であるメモリカードが接続される。走行データとは、たとえば、車載用カメラ311や車載用マイク312で得られた車内外の画像や音声、後述するGPSユニット416で検出された車両の現在地点情報、後述する各種センサ417からの出力値などである。これらの情報は、ドライブレコーダプログラムによってメモリカードに記録され、交通事故発生時の検証用資料などとして用いられる。なお、走行データの記録先は、メモリカード(外付メディア407)に限らず、RAM403や内蔵メディア405であってもよい。
この他、内蔵メディア405、外付メディア407に記録される情報の他の一例として、経路探索・経路誘導などに用いる地図情報が挙げられる。地図情報は、建物、河川、地表面などの地物(フィーチャ)をあらわす背景データと、道路の形状をあらわす道路形状データとを有しており、ディスプレイ414の表示画面において2次元または3次元に描画される。ナビゲーション装置300が経路誘導中の場合は、地図情報と後述するGPSユニット416によって取得された自車の現在地点とが重ねて表示されることとなる。
なお、本実施例では地図情報を内蔵メディア405、外付メディア407に記録するようにしたが、これに限るものではない。地図情報は、ナビゲーション装置300のハードウェアと一体に設けられているものに限って記録されているものではなく、ナビゲーション装置300外部に設けられていてもよい。その場合、ナビゲーション装置300は、たとえば、通信I/F415を通じて、ネットワークを介して地図情報を取得する。取得された地図情報はRAM403などに記録される。
また、音声I/F408は、音声入力用のマイク409(たとえば、図3の車載用カメラ311)および音声出力用のスピーカ410に接続される。マイク409に受音された音声は、音声I/F408内でA/D変換される。また、スピーカ410からは音声が出力される。なお、マイク409から入力された音声は、音声データとして内蔵メディア405あるいは外付メディア407に記録可能である。
また、入力デバイス411は、文字、数値、各種指示などの入力のための複数のキーを備えたリモコン、キーボード、マウス、タッチパネルなどが挙げられる。さらに、入力デバイス411は、デジタルカメラや携帯電話端末などの他の情報処理端末(以下、単に機器という)を接続し、データの入出力をおこなうことができる。
また、映像I/F412は、映像入力用のカメラ413(たとえば、図3の車載用マイク312)および映像出力用のディスプレイ414と接続される。映像I/F412は、具体的には、たとえば、ディスプレイ414全体の制御をおこなうグラフィックコントローラと、即時表示可能な画像情報を一時的に記録するVRAM(Video RAM)などのバッファメモリと、グラフィックコントローラから出力される画像データに基づいて、ディスプレイ414を表示制御する制御ICなどによって構成される。
カメラ413は、車両内外の映像を撮像し、画像データとして出力する。カメラ413で撮像された画像は、画像データとして内蔵メディア405あるいは外付メディア407に記録可能である。ディスプレイ414には、アイコン、カーソル、メニュー、ウインドウ、あるいは文字や画像などの各種データが表示される。このディスプレイ414は、たとえば、CRT、TFT液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイなどを採用することができる。
また、通信I/F415は、無線を介してネットワークに接続され、ナビゲーション装置300とCPU401とのインターフェースとして機能する。通信I/F415は、さらに、無線を介してインターネットなどの通信網に接続され、この通信網とCPU401とのインターフェースとしても機能する。通信網には、たとえば、LAN、WAN、公衆回線網や携帯電話網などがある。
また、GPSユニット416は、GPS衛星からの受信波や後述する各種センサ417からの出力値を用いて、車両の現在地点(ナビゲーション装置300の現在地点)を示す情報を算出する。現在地点を示す情報は、たとえば緯度・経度、高度などの、地図情報上の1点を特定する情報である。また、GPSユニット416は、各種センサ417からの出力値を用いて、オドメーター、速度変化量、方位変化量を出力する。これにより、急ブレーキ、急ハンドルなどの動態を解析することができる。
また、各種センサ417は、車速センサや加速度センサ、角速度センサなどであり、その出力値は、GPSユニット416による現在地点の算出や、速度や方位の変化量の測定、ドライブレコーダ機能を動作させるか否かの判断などに用いられる。また、各種センサ417は、ユーザによる車両のハンドルやブレーキなどの操作の緩急を検知するものであってもよい。さらに、各種センサ417の出力値を、ドライブレコーダ機能で記録するデータとしてもよい。
なお、実施の形態にかかる情報記録装置100の機能的構成のうち、取得部101はCPU401、各種センサ417によって、記録部102はCPU401および外付メディアドライブ406によって、それぞれその機能を実現する。また、実施の形態にかかる記録媒体110は、外付メディア407(メモリカード)に対応する。
(ナビゲーション装置300の走行データ記録処理)
つぎに、ナビゲーション装置300による走行データの記録処理について説明する。一般のドライブレコーダ装置では、走行データを一時格納する上書き用メモリと、走行データを保存するストレージメモリを備え、通常の走行時には走行データを上書き用メモリに上書きして記録している。
そして、衝撃や急ブレーキなど所定のトリガー(以下、「記録トリガー」という)を検知した場合、すなわち事故が発生した可能性がある場合には、上書き用メモリの走行データをストレージメモリに転送して、走行データを保存する。しかしながら、このような構成の場合、事故発生時の衝撃などによってメモリ間の配線が切断され、上書き用メモリ上のデータがストレージメモリに転送できなくなってしまう可能性がある。
一方で、実施例にかかるナビゲーション装置300のドライブレコーダプログラムでは、走行データを保存するために、メモリカードに走行データを記録する。上書き用メモリとストレージメモリとを分けていないため、事故発生時にメモリ間の配線が切断されてしまう恐れがなく、確実に走行データを保存することができる。また、ドライブレコーダ機能に用いるメモリが1つで済むので、ナビゲーション装置300に搭載するメモリ数を低減し、低コスト化を図ることができる。
図5および図6は、走行データを記録するメモリカードの記録領域を模式的に示す説明図である。図5において、メモリカードの記録領域Pは、領域P(1)〜P(5)に分割されている。領域P(1)〜P(5)は、それぞれ時間T分の走行データを記録できる記録容量Sを有する。時間Tは、記録トリガー前の走行データを保存したい時間Tfおよび記録トリガー後の走行データを保存したい時間Trを合計した時間とするか、またはそれ以上の時間に設定される。なお、領域P(1)〜P(5)は、あらかじめ分割されていてもよいし、記録をおこなう都度分割してもよい。
ドライブレコーダプログラムが起動すると、まず、記録領域Pの空き領域に容量S分の領域P(1)を確保し、領域P(1)に走行データを上書き記録していく(図5参照)。記録トリガーを検知すると、ドライブレコーダプログラムは、記録トリガーの検知から時間Tr後までの走行データを領域P(1)に記録する。また、記録領域P上に次の領域P(2)を確保し、記録トリガーの検知から時間Tr以降の走行データを領域P(2)に上書き記録していく(図6参照)。これにより、記録トリガー前の時間Tf分の走行データおよび記録トリガー後の時間Tr分の走行データが領域P(1)に記録される。また、このとき、記録トリガー前後の走行データを記録し終えた領域P(1)を上書き不可の領域とする設定をおこなってもよい。なお、図5および図6において、縦線の網掛けは走行データの上書き記録がおこなわれている領域を、斜め線の網掛けは上書き不可の領域を示す。
このように、記録トリガーを検知するごとに走行データを記録する領域を変更することによって、通常時の走行データは上書き記録しつつ、記録トリガー前後の走行データを確実に保存することができる。また、一旦上書き不可とした領域について、記録領域Pがいっぱいになった場合にも上書き不可は変えずにユーザに記録できない旨を通知してもよい。また、記録領域Pがいっぱいになった場合には、時間的に古い走行データが記録されている領域から上書きを許可することとしてもよい。さらに、記録領域Pがいっぱいになった場合には、記録トリガーの数値に応じて事故の確率の比較的低いと判断できる走行データが記録されている領域や事故の重大性が比較的軽いと判断される走行データが記録されている領域から上書きを許可することとしてもよい。
図7は、ドライブレコーダプログラムによる走行データ記録処理の手順を示すフローチャートである。図7のフローチャートにおいて、ドライブレコーダが起動されると(ステップS701:Yes)、ドライブレコーダプログラムは、まず、はじめに走行データを記録する領域P(n)を設定する(ステップS702)。領域P(n)は、初回の記録処理時には、たとえばn=1となる。また、2回目以降の記録処理時には、たとえば、前回走行時に記録をおこなっていた領域を設定する。
つぎに、ドライブレコーダプログラムは、車載用カメラ311や車載用マイク312で得られた映像および音声やGPSユニット416や各種センサ417からの出力値を用いて生成された走行データを領域P(n)に上書き記録する(ステップS703)。そして、ドライブレコーダプログラムは、記録トリガーを検知するまでは(ステップS704:No)、ステップS703に戻り、領域P(n)への走行データの記録を継続する。
一方、記録トリガーを検知した場合(ステップS704:Yes)、ドライブレコーダプログラムは、記録トリガーを検知してから時間Trが経過しない間は(ステップS705:No)、引き続き走行データを領域P(n)に上書き保存する(ステップS706)。そして、記録トリガーを検知してから時間Trが経過した場合は(ステップS705:Yes)、次に走行データを記録する領域P(n+1)を記録領域P上に設定できるか否かを判断する(ステップS707)。領域P(n+1)を設定できるか否かは、たとえば、メモリカードの空き領域が記録容量S(時間T分の走行データを記録できる記録容量)以上あるか否かによって判断する。
領域P(n+1)を設定できる場合(ステップS707:Yes)、ドライブレコーダプログラムは、領域P(n+1)を設定する(ステップS708)。ドライブレコーダプログラムは、ドライブレコーダの終了指示があるまでは(ステップS709:No)、領域(n+1)を領域P(n)に読み替えて(ステップS710)、ステップS703に戻り以降の処理を繰り返す。そして、ドライブレコーダの終了指示があった場合は(ステップS709:Yes)、本フローチャートによる処理を終了する。
また、領域P(n+1)を設定できない場合(ステップS707:No)、ドライブレコーダプログラムは、メモリカードの記録領域が不足している旨をユーザに通知して(ステップS711)、本フローチャートによる処理を終了する。ユーザは、たとえばメモリカードを交換したり、記録済みの記録トリガー前後の走行データを消去するなどの対応を取ることとなる。
なお、ステップS707で領域P(n+1)を設定できない場合、すなわち、メモリカードの空き領域が記録容量S(時間T分の走行データを記録できる記録容量)未満である場合、上書き記録を停止する時間を記録領域Pの空き容量に合わせて変更することとしてもよい。具体的には、記録トリガーを検知してからの記録時間(時間Tr)を変更し、記録トリガー前後の走行データが記録領域P上に残るようにする。このとき、たとえば、変更後の時間Trを時間Trx、変更前の時間Tfを時間Tfx、残りの記録容量で記録できる時間をTxとして、下記式(1)および(2)が成立するように時間Trxを決めればよい。
Tf:Tr = Tfx:Trx ・・・(1)
Tfx+Trx = Tx ・・・(2)
以上説明したように、ナビゲーション装置300によれば、1つの記録媒体(メモリカード)のみを用いて車両の走行データを記録する。これにより、事故の衝撃などによってメモリ間の配線が切断されることがなく、2つ以上の記録媒体を用いるドライブレコーダに比べて、確実に走行データを記録することができる。また、2つ以上の記録媒体を用いる場合と比較して、コストを低く抑えることができる。
より詳細には、ナビゲーション装置300は、車両の挙動に応じて走行データを記録する記録領域を変更する。ナビゲーション装置300を搭載した車両が事故に巻き込まれた可能性がある場合、走行データを記録する記録領域を他の領域へと変更することによって、事故時の走行データを上書きすることなく記録領域に保存することができる。そして、記録された走行データを用いて、事故の検証をおこなうことができる。
また、記録トリガーを検出した時刻から所定時間(時間Tr)経過するまで、走行データを記録する領域を変更せず、所定時間経過後以降に取得された走行データを変更後の記録領域に書き込むことによって、事故前後の走行データをメモリカードに保存することができ、より詳細に事故の検証をおこなうことができる。
なお、本実施の形態で説明した記録制御方法は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナル・コンピュータやワークステーションなどのコンピュータで実行することにより実現することができる。このプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVDなどのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。またこのプログラムは、インターネットなどのネットワークを介して配布することが可能な伝送媒体であってもよい。
この発明は、移動体の走行状態に関する情報を記録する情報記録装置、情報記録方法、情報記録プログラムおよび記録媒体に関する。ただし、本発明の利用は、上述した情報記録装置、情報記録方法、情報記録プログラムおよび記録媒体に限られない。
従来、飛行機に搭載されたフライトレコーダと同様に、走行中の車両の周辺状況の記録をおこなうドライブレコーダが知られている。このようなドライブレコーダは、たとえば、車両前方を撮影する前方カメラ、後方を撮影する後方カメラ、前方および後方映像を基準信号に同期して画像メモリの所定領域に書き込む分割映像形成部を備える。
ドライブレコーダは、画像メモリ情報に車両位置情報および時刻情報を付与してバッファメモリに定常的に記録する。そして、衝撃検知センサの所定値以上の信号を入力することにより、記録情報をストレージメモリへ転送し、保存する。これにより、たとえば、あて逃げ事故などの事故に遭遇したとき、あて逃げ車両の特定をおこなうことができる(たとえば、下記特許文献1参照。)。
特開2004−224105号公報
しかしながら、上述した従来技術によれば、ストレージメモリへの転送のトリガーとなった衝撃が原因で機器が破損し、バッファメモリとストレージメモリとの間の配線が切断されてしまう可能性がある。このため、バッファメモリからストレージメモリへの記録情報の転送をおこなうことができず、のちに記録情報を利用することができない場合があるという問題点が一例として挙げられる。一般にバッファメモリは限られた記録領域を上書きして情報を保持している。このため、ストレージメモリへの転送がおこなわれないと、新しく入力された情報によって、衝突時の記録が上書きされてしまう可能性がある。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1の発明にかかる情報記録装置は、移動体の走行状態に関する情報を複数の記録領域を有する記録媒体に記録する情報記録装置であって前記移動体の挙動に関する情報を取得する取得手段と、前記複数の記録領域のうちの一つの記録領域に前記走行状態に関する情報を上書き記録するとともに、前記取得手段によって取得された挙動に関する情報に基づいて前記移動体に関する事故の発生可能性を判断し、前記事故の発生可能性がある場合に、前記走行状態に関する情報を上書き記録する記録領域を変更する記録手段と、を備え、前記記録手段は、前記変更前に走行状態に関する情報を記録していた記録領域を上書き不可の領域とするとともに、前記記録媒体における記録領域の空き領域が無くなった場合に、前記事故の発生可能性が低いと判断される記録領域の上書きを許可することを特徴とする。
また、請求項の発明にかかる情報記録方法は、移動体の走行状態に関する情報を複数の記録領域を有する記録媒体に記録する情報記録方法であって、前記複数の記録領域のうちの一つの記録領域に前記走行状態に関する情報を上書き記録する記録工程と、前記移動体の挙動に関する情報を取得する取得工程と、前記取得された挙動に関する情報に基づいて、前記移動体に関する事故の発生可能性を判断する判断工程と、前記事故の発生可能性があると判断される場合に前記走行状態に関する情報を上書き記録する記録領域を変更する変更工程と、前記変更前に走行状態に関する情報を記録していた記録領域を上書き不可の領域とする上書き禁止工程と、前記記録媒体における記録領域の空き領域がなくなった場合に、前記事故の発生可能性が低いと判断される記録領域の上書きを許可する上書き許可工程と、を含むことを特徴とする。
また、請求項の発明にかかる情報記録プログラムは、請求項に記載の情報記録方法をコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、請求項の発明にかかる記録媒体は、請求項に記載の情報記録プログラムを記録したコンピュータに読み取り可能なことを特徴とする。
実施の形態にかかる情報記録装置の機能的構成を示すブロック図である。 情報記録装置による情報記録処理の手順を示すフローチャートである。 実施例にかかるナビゲーション装置が設置された車両のダッシュボード付近を示す説明図である。 ナビゲーション装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 走行データを記録するメモリカードの記録領域を模式的に示す説明図である。 走行データを記録するメモリカードの記録領域を模式的に示す説明図である。 ドライブレコーダプログラムによる走行データ記録処理の手順を示すフローチャートである。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる情報記録装置、情報記録方法、情報記録プログラムおよび記録媒体の好適な実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態)
はじめに、実施の形態にかかる情報記録装置100の機能的構成について説明する。図1は、実施の形態にかかる情報記録装置の機能的構成を示すブロック図である。図1において、情報記録装置100は、取得部101、記録部102によって構成され、移動体の走行状態に関する情報(以下、「走行情報」という)を記録媒体(記録手段)110に記録する。記録媒体110は、記録領域111を有している。記録領域111は、領域A111a、領域B111b、領域C111cによって構成される。また、走行状態に関する情報とは、たとえば、移動体の移動経路、移動速度、移動体周辺を撮影した映像、移動体内外の音声などである。
取得部101は、移動体の挙動に関する情報(以下、「挙動情報」という)を取得する。挙動情報とは、たとえば、移動体の速度情報や加速度情報、ハンドルやブレーキなどの操作情報などである。取得部101は、たとえば、移動体に設けられた速度センサや角速度センサ、その他各種センサからの出力値を取得する。また、移動体のハンドルやブレーキに設けられたセンサからの出力値を取得する。
記録部102は、走行情報を記録媒体110の記録領域111の一部(たとえば、領域A111a)に上書き記録する。また、記録部102は、取得部101によって取得された挙動に関する情報に基づいて、走行情報を上書き記録する記録領域111を変更する。
記録部102は、たとえば、挙動情報に基づいて移動体に関する事故の発生可能性を判断し、移動体に関する事故が発生した可能性がある場合、走行情報を上書き記録する記録領域111を他の領域(たとえば、領域B111b)へと変更する。移動体に関する事故とは、たとえば、移動体が当事者となった事故や移動体の周辺で発生した事故などである。この場合、記録部102は、たとえば、移動体にかかる重力加速度が所定値以上である場合、または、移動体の速度の変化率が所定値以上である場合、移動体に関する事故が発生した可能性があると判断する。
また、記録部102は、たとえば、移動体に関する事故が発生した可能性がある時刻から所定時間経過後以降に取得された走行情報を変更後の記録領域111に書き込む。この場合、記録部102は、たとえば、事故の検証のために必要な時間分の走行情報を事故の発生前と同じ記録領域(たとえば、領域A111a)に書き込み、それ以降に取得された走行情報を変更後の記録領域(たとえば、領域B111b)に書き込む。なお、領域A111a、領域B111b、領域C111cはそれぞれ、事故の検証のために必要な時間分の走行情報を書き込めるのに必要な量の書き込み領域、または、その必要な時間分を超えた走行情報を書き込める量の書き込み領域を持つように決めてもよい。
つづいて、情報記録装置100による情報記録処理について説明する。図2は、情報記録装置による情報記録処理の手順を示すフローチャートである。図2のフローチャートにおいて、情報記録装置100は、まず、記録部102によって、移動体の走行情報を記録領域111の一部、たとえば領域A111aに上書き記録する(ステップS201)。
つぎに、情報記録装置100は、取得部101によって、移動体の挙動情報を取得する(ステップS202)。つづいて、記録部102によって、ステップS202で取得された挙動情報に基づいて、移動体に関する事故が発生した可能性があるか否かを判断する(ステップS203)。
移動体に関する事故が発生した可能性がある場合(ステップS203:Yes)、情報記録装置100は、記録部102で走行情報を記録する領域を他の記録領域111、たとえば領域B111bに変更して(ステップS204)、本フローチャートによる処理を終了する。一方、事故が発生した可能性がない場合は(ステップS203:No)、ステップS201に戻り、以降の処理を繰り返す。
以上説明したように、情報記録装置100によれば、移動体の走行情報を上書き記録する記録領域111を、移動体の挙動情報に基づいて変更する。これにより、たとえば、移動体に関する事故が発生した可能性がある場合、走行情報を上書き記録する記録領域111を他の領域へと変更することによって、事故時の走行情報を上書きすることなく記録領域111に保存することができる。そして、記録された走行情報を用いて、事故の検証をおこなうことができる。
また、情報記録装置100によれば、上書き記録用の記録媒体と保存用の記録媒体とを分ける必要がなく、1つの記録媒体のみを用いて車両の走行情報を記録することができる。1つの記録媒体のみを用いる場合、2つ以上の記録媒体を用いる場合のように事故の衝撃などによって記録媒体間の配線が切断されることがなく、確実に走行情報を記録することができる。また、2つ以上の記録媒体を用いる場合と比較して、コストを低くすることができる。
また、事故が発生した可能性がある時刻から所定時間経過するまでは走行情報を記録する領域を変更せず、所定時間経過後以降に取得された走行情報を変更後の記録領域111に書き込むことによって、事故発生直後の走行情報を変更前の記録領域111に記録することができる。これにより、事故前後の走行情報を記録領域111に保存することができ、より詳細に事故の検証をおこなうことができる。
つぎに、上述した実施の形態にかかる情報記録装置100の実施例について説明する。以下の実施例においては、情報記録装置100を、車両に搭載されたナビゲーション装置300に適用した場合について説明する。
(ナビゲーション装置300の周辺機器構成)
はじめに、ナビゲーション装置300の周辺機器構成について説明する。図3は、実施例にかかるナビゲーション装置が設置された車両のダッシュボード付近を示す説明図である。ナビゲーション装置300は、車両のダッシュボードに設置されている。ナビゲーション装置300は、本体部および表示部によって構成され、表示部には車両の現在地点や地図情報、現在時刻などが表示される。
また、ナビゲーション装置300には、ダッシュボード上に設置された車載用カメラ311、サンバイザーに設置された車載用マイク312が接続されている。車載用カメラ311は、車外前方を撮影する固定カメラと、車内を撮影する固定カメラとから構成される。車載用マイク312は、ナビゲーション装置300の音声入力による操作や車内の様子を記録する際などに用いられる。なお、この車載用カメラ311は、ダッシュボードの上に限ることなく、例えば、車両に設けられたバックミラーの裏側に装着してもよい。この場合には、車外のみの画像を撮影することとなる。
また、図示しないが、車載用カメラ311は、車両の後部に取り付けられていてもよい。車両の後部に車載用カメラ311が取り付けられている場合、車両の後方の安全確認ができる他、他の車両から追突された際に追突時の状況を記録することができる。この他、車載用カメラ311は、暗所の記録をおこなう赤外線カメラであってもよい。また、車載用カメラ311および車載用マイク312は、車両に複数設置されていてもよいし、さらに、固定式ではなく可動式のカメラであってもよい。
ここで、ナビゲーション装置300は、車両の走行状態について記録するドライブレコーダ機能を有している。ドライブレコーダ機能(ドライブレコーダプログラム)を実行することによって、車載用カメラ311や車載用マイク312で得られた映像および音声や後述するGPSユニット416や各種センサ417で得られた車両の現在地点情報や走行速度の変化などの走行状態に関する情報(走行データ)がメモリカードに記録される。このようなドライブレコーダ機能を用いて走行状態を記録することによって、自車が事故に巻き込まれた場合や、自車の周囲で事故が発生した場合に、事実関係の究明に用いる資料を得ることができる。
(ナビゲーション装置300のハードウェア構成)
つぎに、ナビゲーション装置300のハードウェア構成について説明する。図4は、ナビゲーション装置のハードウェア構成を示すブロック図である。図4において、ナビゲーション装置300は、CPU401と、ROM402と、RAM(メモリ)403と、内蔵メディアドライブ404と、内蔵メディア405と、外付メディアドライブ406と、外付メディア407と、音声I/F(インターフェース)408と、マイク409と、スピーカ410と、入力デバイス411と、映像I/F412と、カメラ413と、ディスプレイ414と、通信I/F415と、GPSユニット416と、各種センサ417とを備えている。また、各構成部401〜417はバス420によってそれぞれ接続されている。
まず、CPU401は、ナビゲーション装置300の全体の制御を司る。ROM402は、ブートプログラム、ドライブレコーダプログラム、通信プログラム、経路探索プログラムなどのプログラムを記録している。また、RAM403は、CPU401のワークエリアとして使用される。
内蔵メディアドライブ404は、CPU401の制御に従って、ナビゲーション装置300の筐体内に内蔵された内蔵メディア405に対するデータの読み取り/書き込みを制御する。内蔵メディア405は、内蔵メディアドライブ404の制御で書き込まれたデータを記録する。内蔵メディア405としては、たとえば、HD(ハードディスク)を用いることができる。
また、外付メディアドライブ406は、CPU401の制御に従って、ナビゲーション装置300の筐体から着脱可能な外付メディア407に対するデータの読み取り/書き込みを制御する。外付メディア407は、外付メディアドライブ406の制御に従ってデータが読み書きされる記録媒体である。
本実施例にかかるナビゲーション装置300には、車両の走行データを記録するため、外付メディア407であるメモリカードが接続される。走行データとは、たとえば、車載用カメラ311や車載用マイク312で得られた車内外の画像や音声、後述するGPSユニット416で検出された車両の現在地点情報、後述する各種センサ417からの出力値などである。これらの情報は、ドライブレコーダプログラムによってメモリカードに記録され、交通事故発生時の検証用資料などとして用いられる。なお、走行データの記録先は、メモリカード(外付メディア407)に限らず、RAM403や内蔵メディア405であってもよい。
この他、内蔵メディア405、外付メディア407に記録される情報の他の一例として、経路探索・経路誘導などに用いる地図情報が挙げられる。地図情報は、建物、河川、地表面などの地物(フィーチャ)をあらわす背景データと、道路の形状をあらわす道路形状データとを有しており、ディスプレイ414の表示画面において2次元または3次元に描画される。ナビゲーション装置300が経路誘導中の場合は、地図情報と後述するGPSユニット416によって取得された自車の現在地点とが重ねて表示されることとなる。
なお、本実施例では地図情報を内蔵メディア405、外付メディア407に記録するようにしたが、これに限るものではない。地図情報は、ナビゲーション装置300のハードウェアと一体に設けられているものに限って記録されているものではなく、ナビゲーション装置300外部に設けられていてもよい。その場合、ナビゲーション装置300は、たとえば、通信I/F415を通じて、ネットワークを介して地図情報を取得する。取得された地図情報はRAM403などに記録される。
また、音声I/F408は、音声入力用のマイク409(たとえば、図3の車載用カメラ311)および音声出力用のスピーカ410に接続される。マイク409に受音された音声は、音声I/F408内でA/D変換される。また、スピーカ410からは音声が出力される。なお、マイク409から入力された音声は、音声データとして内蔵メディア405あるいは外付メディア407に記録可能である。
また、入力デバイス411は、文字、数値、各種指示などの入力のための複数のキーを備えたリモコン、キーボード、マウス、タッチパネルなどが挙げられる。さらに、入力デバイス411は、デジタルカメラや携帯電話端末などの他の情報処理端末(以下、単に機器という)を接続し、データの入出力をおこなうことができる。
また、映像I/F412は、映像入力用のカメラ413(たとえば、図3の車載用マイク312)および映像出力用のディスプレイ414と接続される。映像I/F412は、具体的には、たとえば、ディスプレイ414全体の制御をおこなうグラフィックコントローラと、即時表示可能な画像情報を一時的に記録するVRAM(Video RAM)などのバッファメモリと、グラフィックコントローラから出力される画像データに基づいて、ディスプレイ414を表示制御する制御ICなどによって構成される。
カメラ413は、車両内外の映像を撮像し、画像データとして出力する。カメラ413で撮像された画像は、画像データとして内蔵メディア405あるいは外付メディア407に記録可能である。ディスプレイ414には、アイコン、カーソル、メニュー、ウインドウ、あるいは文字や画像などの各種データが表示される。このディスプレイ414は、たとえば、CRT、TFT液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイなどを採用することができる。
また、通信I/F415は、無線を介してネットワークに接続され、ナビゲーション装置300とCPU401とのインターフェースとして機能する。通信I/F415は、さらに、無線を介してインターネットなどの通信網に接続され、この通信網とCPU401とのインターフェースとしても機能する。通信網には、たとえば、LAN、WAN、公衆回線網や携帯電話網などがある。
また、GPSユニット416は、GPS衛星からの受信波や後述する各種センサ417からの出力値を用いて、車両の現在地点(ナビゲーション装置300の現在地点)を示す情報を算出する。現在地点を示す情報は、たとえば緯度・経度、高度などの、地図情報上の1点を特定する情報である。また、GPSユニット416は、各種センサ417からの出力値を用いて、オドメーター、速度変化量、方位変化量を出力する。これにより、急ブレーキ、急ハンドルなどの動態を解析することができる。
また、各種センサ417は、車速センサや加速度センサ、角速度センサなどであり、その出力値は、GPSユニット416による現在地点の算出や、速度や方位の変化量の測定、ドライブレコーダ機能を動作させるか否かの判断などに用いられる。また、各種センサ417は、ユーザによる車両のハンドルやブレーキなどの操作の緩急を検知するものであってもよい。さらに、各種センサ417の出力値を、ドライブレコーダ機能で記録するデータとしてもよい。
なお、実施の形態にかかる情報記録装置100の機能的構成のうち、取得部101はCPU401、各種センサ417によって、記録部102はCPU401および外付メディアドライブ406によって、それぞれその機能を実現する。また、実施の形態にかかる記録媒体110は、外付メディア407(メモリカード)に対応する。
(ナビゲーション装置300の走行データ記録処理)
つぎに、ナビゲーション装置300による走行データの記録処理について説明する。一般のドライブレコーダ装置では、走行データを一時格納する上書き用メモリと、走行データを保存するストレージメモリを備え、通常の走行時には走行データを上書き用メモリに上書きして記録している。
そして、衝撃や急ブレーキなど所定のトリガー(以下、「記録トリガー」という)を検知した場合、すなわち事故が発生した可能性がある場合には、上書き用メモリの走行データをストレージメモリに転送して、走行データを保存する。しかしながら、このような構成の場合、事故発生時の衝撃などによってメモリ間の配線が切断され、上書き用メモリ上のデータがストレージメモリに転送できなくなってしまう可能性がある。
一方で、実施例にかかるナビゲーション装置300のドライブレコーダプログラムでは、走行データを保存するために、メモリカードに走行データを記録する。上書き用メモリとストレージメモリとを分けていないため、事故発生時にメモリ間の配線が切断されてしまう恐れがなく、確実に走行データを保存することができる。また、ドライブレコーダ機能に用いるメモリが1つで済むので、ナビゲーション装置300に搭載するメモリ数を低減し、低コスト化を図ることができる。
図5および図6は、走行データを記録するメモリカードの記録領域を模式的に示す説明図である。図5において、メモリカードの記録領域Pは、領域P(1)〜P(5)に分割されている。領域P(1)〜P(5)は、それぞれ時間T分の走行データを記録できる記録容量Sを有する。時間Tは、記録トリガー前の走行データを保存したい時間Tfおよび記録トリガー後の走行データを保存したい時間Trを合計した時間とするか、またはそれ以上の時間に設定される。なお、領域P(1)〜P(5)は、あらかじめ分割されていてもよいし、記録をおこなう都度分割してもよい。
ドライブレコーダプログラムが起動すると、まず、記録領域Pの空き領域に容量S分の領域P(1)を確保し、領域P(1)に走行データを上書き記録していく(図5参照)。記録トリガーを検知すると、ドライブレコーダプログラムは、記録トリガーの検知から時間Tr後までの走行データを領域P(1)に記録する。また、記録領域P上に次の領域P(2)を確保し、記録トリガーの検知から時間Tr以降の走行データを領域P(2)に上書き記録していく(図6参照)。これにより、記録トリガー前の時間Tf分の走行データおよび記録トリガー後の時間Tr分の走行データが領域P(1)に記録される。また、このとき、記録トリガー前後の走行データを記録し終えた領域P(1)を上書き不可の領域とする設定をおこなってもよい。なお、図5および図6において、縦線の網掛けは走行データの上書き記録がおこなわれている領域を、斜め線の網掛けは上書き不可の領域を示す。
このように、記録トリガーを検知するごとに走行データを記録する領域を変更することによって、通常時の走行データは上書き記録しつつ、記録トリガー前後の走行データを確実に保存することができる。また、一旦上書き不可とした領域について、記録領域Pがいっぱいになった場合にも上書き不可は変えずにユーザに記録できない旨を通知してもよい。また、記録領域Pがいっぱいになった場合には、時間的に古い走行データが記録されている領域から上書きを許可することとしてもよい。さらに、記録領域Pがいっぱいになった場合には、記録トリガーの数値に応じて事故の確率の比較的低いと判断できる走行データが記録されている領域や事故の重大性が比較的軽いと判断される走行データが記録されている領域から上書きを許可することとしてもよい。
図7は、ドライブレコーダプログラムによる走行データ記録処理の手順を示すフローチャートである。図7のフローチャートにおいて、ドライブレコーダが起動されると(ステップS701:Yes)、ドライブレコーダプログラムは、まず、はじめに走行データを記録する領域P(n)を設定する(ステップS702)。領域P(n)は、初回の記録処理時には、たとえばn=1となる。また、2回目以降の記録処理時には、たとえば、前回走行時に記録をおこなっていた領域を設定する。
つぎに、ドライブレコーダプログラムは、車載用カメラ311や車載用マイク312で得られた映像および音声やGPSユニット416や各種センサ417からの出力値を用いて生成された走行データを領域P(n)に上書き記録する(ステップS703)。そして、ドライブレコーダプログラムは、記録トリガーを検知するまでは(ステップS704:No)、ステップS703に戻り、領域P(n)への走行データの記録を継続する。
一方、記録トリガーを検知した場合(ステップS704:Yes)、ドライブレコーダプログラムは、記録トリガーを検知してから時間Trが経過しない間は(ステップS705:No)、引き続き走行データを領域P(n)に上書き保存する(ステップS706)。そして、記録トリガーを検知してから時間Trが経過した場合は(ステップS705:Yes)、次に走行データを記録する領域P(n+1)を記録領域P上に設定できるか否かを判断する(ステップS707)。領域P(n+1)を設定できるか否かは、たとえば、メモリカードの空き領域が記録容量S(時間T分の走行データを記録できる記録容量)以上あるか否かによって判断する。
領域P(n+1)を設定できる場合(ステップS707:Yes)、ドライブレコーダプログラムは、領域P(n+1)を設定する(ステップS708)。ドライブレコーダプログラムは、ドライブレコーダの終了指示があるまでは(ステップS709:No)、領域(n+1)を領域P(n)に読み替えて(ステップS710)、ステップS703に戻り以降の処理を繰り返す。そして、ドライブレコーダの終了指示があった場合は(ステップS709:Yes)、本フローチャートによる処理を終了する。
また、領域P(n+1)を設定できない場合(ステップS707:No)、ドライブレコーダプログラムは、メモリカードの記録領域が不足している旨をユーザに通知して(ステップS711)、本フローチャートによる処理を終了する。ユーザは、たとえばメモリカードを交換したり、記録済みの記録トリガー前後の走行データを消去するなどの対応を取ることとなる。
なお、ステップS707で領域P(n+1)を設定できない場合、すなわち、メモリカードの空き領域が記録容量S(時間T分の走行データを記録できる記録容量)未満である場合、上書き記録を停止する時間を記録領域Pの空き容量に合わせて変更することとしてもよい。具体的には、記録トリガーを検知してからの記録時間(時間Tr)を変更し、記録トリガー前後の走行データが記録領域P上に残るようにする。このとき、たとえば、変更後の時間Trを時間Trx、変更前の時間Tfを時間Tfx、残りの記録容量で記録できる時間をTxとして、下記式(1)および(2)が成立するように時間Trxを決めればよい。
Tf:Tr = Tfx:Trx ・・・(1)
Tfx+Trx = Tx ・・・(2)
以上説明したように、ナビゲーション装置300によれば、1つの記録媒体(メモリカード)のみを用いて車両の走行データを記録する。これにより、事故の衝撃などによってメモリ間の配線が切断されることがなく、2つ以上の記録媒体を用いるドライブレコーダに比べて、確実に走行データを記録することができる。また、2つ以上の記録媒体を用いる場合と比較して、コストを低く抑えることができる。
より詳細には、ナビゲーション装置300は、車両の挙動に応じて走行データを記録する記録領域を変更する。ナビゲーション装置300を搭載した車両が事故に巻き込まれた可能性がある場合、走行データを記録する記録領域を他の領域へと変更することによって、事故時の走行データを上書きすることなく記録領域に保存することができる。そして、記録された走行データを用いて、事故の検証をおこなうことができる。
また、記録トリガーを検出した時刻から所定時間(時間Tr)経過するまで、走行データを記録する領域を変更せず、所定時間経過後以降に取得された走行データを変更後の記録領域に書き込むことによって、事故前後の走行データをメモリカードに保存することができ、より詳細に事故の検証をおこなうことができる。
なお、本実施の形態で説明した情報記録方法は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナル・コンピュータやワークステーションなどのコンピュータで実行することにより実現することができる。このプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVDなどのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。またこのプログラムは、インターネットなどのネットワークを介して配布することが可能な伝送媒体であってもよい。
100 情報記録装置
101 取得部
102 記録部
110 記録媒体
111a〜111c 記録領域

Claims (7)

  1. 移動体の走行状態に関する情報を記録手段に記録する情報記録装置であって、
    前記走行状態に関する情報を前記記録手段の記録領域の一部に上書き記録する記録手段と、
    前記移動体の挙動に関する情報を取得する取得手段と、
    を備え、
    前記記録手段は、前記取得手段によって取得された挙動に関する情報に基づいて、前記走行状態に関する情報を上書き記録する記録領域を変更することを特徴とする情報記録装置。
  2. 前記記録手段は、前記挙動に関する情報に基づいて前記移動体に関する事故の発生可能性を判断し、前記移動体に関する事故が発生した可能性がある場合、前記走行状態に関する情報を上書き記録する記録領域を他の領域へと変更することを特徴とする請求項1に記載の情報記録装置。
  3. 前記記録手段は、前記移動体にかかる重力加速度が所定値以上である場合、または、前記移動体の速度の変化率が所定値以上である場合、前記移動体に関する事故が発生した可能性があると判断することを特徴とする請求項2に記載の情報記録装置。
  4. 前記記録手段は、前記移動体に関する事故が発生した可能性がある時刻から所定時間経過後以降に取得された前記走行状態に関する情報を変更後の記録領域に書き込むことを特徴とする請求項2または3に記載の情報記録装置。
  5. 移動体の走行状態に関する情報を記録手段の記録領域の一部に上書き記録する情報記録装置を制御する記録制御方法であって、
    前記移動体の挙動に関する情報を取得する取得工程と、
    前記取得工程で取得された挙動に関する情報に基づいて、前記情報記録装置が前記走行状態に関する情報を記録する記録領域を制御する制御工程と、
    を含んだことを特徴とする記録制御方法。
  6. 請求項5に記載の記録制御方法をコンピュータに実行させることを特徴とする記録制御プログラム。
  7. 請求項6に記載の記録制御プログラムを記録したコンピュータに読み取り可能な記録媒体。
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