JP2006352391A - 車載画像記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 自動車事故の原因の究明のみならず、タクシー等において犯罪が発生したときの犯人の特定等に確実性の高い情報を与えることができる車載画像記録装置を提供する。
【解決手段】 CCDカメラ5により前方の映像を撮影してメモリカード2に記録し続け、記憶領域の記録容量を超えると、古い情報の上に新しい情報を順次書き換えていく。加速度センサ20またはドアオープンスイッチ21からの信号が入力されると、その前後の記録情報が残るように、制御装置15は所定時間経過後、或いはメモリカード2の所定の記録容量が満杯になった時点で記録動作を停止する。従って車載画像記録装置11には、事故前後または乗車客を特定する記録情報が記録され、後で容易に再生することができる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、自動車内から車外の景色や人物を撮像し画像情報として記録し、事故や犯罪が発生したときに該画像情報の記録により、事故原因の究明や犯人の特定に役だたせることができる車載画像記録装置に関する。
従来より、自動車内にビデオカメラ等の画像記録装置を搭載し、事故に遭遇した場合の事故発生前の一定時間から事故発生までの状況を記録して、事故原因の解析資料等に供する技術は種々提案されている(例えば、特許文献1参照、以下、従来技術という)。
このような従来技術においては、自動車に負荷される加速度、衝撃等を検出するセンサから、自動車に所定以上の負荷がかかったと判断された場合にのみ、即ち自動車事故が発生した場合にのみ当該装置の作動を停止して、事故発生前の一定時間から事故発生までの状況を記録保存するようにしている。
特開平5−20592号公報
ところで、近年、凶悪な犯罪が多発し、中でもタクシーの客になりすまして売上金を強奪する事件等も発生しており、この場合には運転手が死に至るケースもあり、由々しき問題となっている。しかしながら、従来技術においては、このようなケースは想定外であり、上述したように自動車事故が発生した場合以外は、記録した画像データを保存して活用しようとする技術思想はない。
本発明は、このような問題点の少なくとも何れかを解決するためになされたもので、その目的とするところは、自動車事故の原因の究明のみならず犯罪等が発生したときの犯人の特定に確実性の高い情報を与えることができる車載画像記録装置を提供することにある。
このような問題を解決するために、本発明の車載画像記録装置は、請求項1に記載したように、自動車に取り付けられて少なくとも前方の車や人等の画像を撮影する撮影手段と、画像情報を記録可能な記録媒体と、前記撮影手段によって撮影された画像情報を該記録媒体に記録する記録手段とを備えた車載画像記録装置であって、前記自動車の所定のドアを自動開放するドア自動開放装置と、該ドア自動開放装置を駆動する運転手が操作可能な操作手段と、該操作手段が操作された場合には前記記録手段の前記記録媒体への記録動作を停止する制御手段とを備えたことを特徴とする。
また、請求項2の発明は、請求項1に記載の車載画像記録装置において、前記自動車の衝撃を検出する検出手段を備え、前記制御手段は、該検出手段が衝撃を検出した場合にも実行されること特徴とする。
また、請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載の車載画像記録装置において、前記制御手段は、前記操作手段が操作されてから、または前記検出手段が衝撃を検出してから所定時間経過した後に、前記記録手段による該記録媒体への記録動作を停止すること特徴とする。
また、請求項4の発明は、請求項1または請求項2に記載の車載画像記録装置において、前記記録手段は、前記記録媒体に、該記録媒体の記録容量を超える毎に古い情報の上に新しい情報を順次書き換えて記録する更新記録手段を備え、前記制御手段は、前記記録媒体の記録容量が満杯になるのを待ってから前記更新記録手段による該記録媒体への更新記録動作を停止すること特徴とする。
請求項1の発明は、撮影手段により前方の車や人等を撮影した画像を、記録手段が画像情報として記録媒体に記録する。そして運転手が、ドア自動開放装置を駆動する操作手段を操作すると、自動車の所定のドアが自動開放すると共に、制御手段が記録手段による記録媒体への記録動作を停止する。これにより、ドアが自動開放するまでの撮影手段が撮影した一定時間の画像を記録保存して、後で容易に再現することができる。
例えば自動車がタクシーの場合には、運転手が左後方のドアを自動開放するまでの状況が記録され、これによりタクシーに乗車した人を特定することが可能となる。しかも、タクシーには、ドア自動開放装置及びドア自動開放装置を駆動する操作手段は予め標準装備されている。
ここで撮影手段としてはCCDカメラ、記録媒体としては着脱自在な不揮発性メモリで構成されたフラッシュメモリカード等が好ましい。
従って請求項1の発明によれば、記録媒体に記録された画像情報により、タクシーで強盗事件等の犯罪が発生しても、犯人の特定に確実性の高い情報を与えることができ、その結果、事件解明に大いに役立つと共に、犯罪抑止にもつながる。
また請求項2の発明によれば、自動車の衝撃を検出する検出手段、例えば加速度センサを備え、検出手段が衝撃を検出した場合にも、即ち自動車事故が発生した場合にも制御手段が記録手段による記録媒体への記録動作を停止する。これにより、事故発生前の一定時間から事故発生までの状況を記録保存して、後で容易に再現することができるので、事故発生時の状況や原因を正確に把握できる。
また請求項3の発明によれば、操作手段が操作されてから、または検出手段が衝撃を検出してから所定時間経過した後に、制御手段が記録手段による記録媒体への記録動作を停止するので、ドアが自動開放された後、または事故が発生した後の状況も所定時間記録に残ることで、例えば二次的な事件や事故情報を記録可能となり、その結果、より有益な情報を提供することができる。なお本発明において、所定時間の経過後に替えて、記録媒体の記憶容量が満杯になるまでとする構成も採用することができる。
また請求項4の発明によれば、記録手段は更新記録手段を備えており、この更新記録手段が記録媒体に、記録媒体の記録容量を超える毎に古い情報の上に新しい情報を順次書き換えて記録する。そして操作手段が操作されると、または検出手段が衝撃を検出すると、制御手段は、記録媒体の記録容量が満杯になるのを待ってから更新記録手段による記録媒体への更新記録動作を停止する。つまり本発明では、ドアが自動開放された後、または事故が発生した後の状況も記録媒体の記録容量が満杯になるまで記録されるので、請求項3の発明と同様、二次的な事件や事故情報を記録可能となり、更に、記録媒体の記録容量をフルに活用したより有益な情報を提供することができる。しかも本発明では、更新記録手段を備えているので、記録媒体の記憶容量をあまり大きくする必要がなく、その結果、製品単価を抑えることもできる。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態について説明をする。図1は、本発明の一実施形態に係る車載画像記録装置本体1の外観斜視図であり、図1(A)は表面を、図1(B)は裏面を示している。また図2は、本発明の一実施形態に係る車載画像記録装置11の制御系統を示すブロック図である。車載画像記録装置本体1は、筐体4にて略細長い直方体状に形成され、取り外し可能に適宜手段で自動車のダッシュボード上やフロントガラス内面に運転手の視界の妨げにならないように取り付けられる。
車載画像記録装置本体1には、筐体4の上面にメモリカード2を挿入するカードスロット3等が設けられ、また前面には、CCDカメラ5とマイクロフォン6等が設けられている。筐体4の裏面には、画像表示装置としてのLCD(液晶ディスプレイ)7と、複数の操作ボタン8と、報知手段としてのLED(発光ダイオード)9と、スピーカ10等が設けられている。また、筐体4の内部には制御装置15と、加速度センサ20と、電源切換回路22と、非常電源23等が設けられている。
図2を参照して、車載画像記録装置11は、車載画像記録装置本体1、ドアオープンスイッチ21、外部電源24及びキー入力30から構成されている。まず制御装置15には、図示しない入力回路を介してCCDカメラ5、マイクロフォン6、操作ボタン8、加速度センサ20、電源切換回路22からの信号が入力される。また、後述するドアオープンスイッチ21からの信号も入力される。なお、電源切換回路22には、非常電源23と後述する外部電源24及びキー入力30からの信号が入力される。一方、制御装置15は、図示しない出力回路を介してメモリカード2、LCD7、LED9、スピーカ10に所定の信号を出力する。
CCDカメラ5は、自動車の前方を撮影して制御装置15に画像信号を出力する装置であり、極力視野角の広いものが望ましい。マイクロフォン6は、周囲の音声を取り込んで制御装置15に音声信号を出力する装置である。
制御装置15は主にワンチップマイクロコンピュータ等で構成され、図示しない画像信号処理部及び音声信号処理部を有し、CCDカメラ5より出力される画像信号を記録可能な信号に画像信号処理部で変換し、マイクロフォン6より出力される音声信号を記録可能な信号に音声信号処理部で変換してメモリカード2に記録する。メモリカード2は、不揮発性メモリとして例えばフラッシュメモリで構成され、カードスロット3に着脱自在となっており、つまりメモリカード2に記録した情報は外部に取り出すことができる。
制御装置15のメモリカード2に画像及び音声信号を記録する動作は、常時連続して行なわれ、この場合、メモリカード2の所定の記憶領域に記憶されて過去一定時間の情報が常に蓄えられることになるが、この所定の記憶領域の記憶容量を超えたときは、古い情報の上に新しい情報を順次書き換えていく。そして、外部より、事故等により強い衝撃を受けて加速度センサ20からの信号が、或いは、運転手の操作によりドアオープンスイッチ21からの信号が入力されると、制御装置15は、次のようにメモリカード2に画像及び音声信号を記録する。
即ち図3に示すように、メモリカード2には記憶領域として第1記憶領域から第10記憶領域までが形成されており、制御装置15は、電源が投入されると、まず第1記憶領域に画像及び音声信号を、該第1記憶領域の記憶容量が満杯になるまで記録する。第1記憶領域の記憶容量が満杯になると、制御装置15は、この第1記憶領域に記憶された古い情報から順次新しい情報に書き換えていき、常時はこの動作を繰り返す。そして、この動作中に、加速度センサ20またはドアオープンスイッチ21からの信号が入力されると、制御装置15は、第1記憶領域の記憶容量が満杯になるまで記録した後、第2記憶領域に移行して、この第2記憶領域に画像及び音声信号を記憶する。つまり加速度センサ20またはドアオープンスイッチ21からの信号が入力されると、第1記憶領域に記録した情報は保存されることになり、即ち加速度センサ20またはドアオープンスイッチ21からの信号が入力された前後の一定時間の画像及び音声情報(以下、事故犯罪等情報ともいう)が第1記憶領域に保存されることになる。なお、図3は、メモリカード2の記憶領域を示す説明図である。
そして第2記憶領域に移行すると、制御装置15は、以降、第1記憶領域に記録した場合と同様な動作を繰り返していき、これは第10記憶領域に事故犯罪等情報が記録保存されるまで継続する。従って、メモリカード2には、最大10の事故犯罪等情報が記録保存可能となる。なお、加速度センサ20は、事故等により強い衝撃を受けたときに、即ち所定値以上の加速度を検出すると、制御装置15に所定の信号を出力するためのセンサである。また、ドアオープンスイッチ21は、運転席の近傍に設けられ、運転手の操作により自動車後方左側のドアを開くためのスイッチであって、このドアオープンスイッチ21が操作されることにより制御装置15に所定の信号が出力される。なお本実施形態では、自動車はタクシーを想定しており、従ってドアオープンスイッチ21は既存の装置であり、このドアオープンスイッチ21が操作されると図示しないドア自動開放装置が駆動する。また制御装置15は、画像及び音声情報以外にも時間情報も併せて記録する。更に例えば、速度計からの信号も制御装置15に入力して自動車の速度情報も併せて記録するようにしても良い。
ここで、本実施形態の車載画像記録装置11は、通常、自動車のバッテリー等の外部電源24で動作するもので、つまり自動車のキーがACCまたはON状態の位置にあるときは(以下、運行中ともいう)、キー入力30からの信号が電源切換回路22に入力され、外部電源24からの電力供給により何らの操作も必要なく自動的に記録されるようになっている。更に車載画像記録装置11は、蓄電式の非常電源23及び電源切換回路22も備えており、何らかの理由で、運行中にもかかわらず外部電源24からの電力供給が途絶えたときは、即ちキー入力30からの信号が電源切換回路22に入力されているにもかかわらず外部電源24からの電力供給が途絶えたときは、異常と判断されて自動的に電源切換回路22が働き、非常電源23から電力供給が行なわれる。従って、この場合においても車載画像記録装置11は、非常電源23からの電力供給により何らの操作も必要なく自動的に記録される。他方、キー入力30からの信号が電源切換回路22に入力されていないときに、外部電源24からの電力供給が途絶えたときは、正常と判断されて電源切換回路22は非常電源23に切り換えることはない。なお、非常電源23としては充電式電池が挙げられ、外部電源24に接続されているときに自動的に充電されるようにすると良い。また、電池のみ取り出して充電を行うようにしても良い。
LED9は、メモリカード2の記憶容量が満杯になっていることを報知するためのもので、メモリカード2の第10記憶領域に情報が記録保存されると点灯或いは点滅する。従ってLED9が点灯或いは点滅していると、メモリカード2には情報が記録されない。LCD7は、メモリカード2に記憶された画像情報を表示するためのもので液晶パネル等で構成され、操作ボタン8の操作に従って画像の再生等を行う。スピーカ10は、メモリカード2に記憶された音声情報を操作ボタン8の操作に従って再生する。なお、操作ボタン8には、メモリカード2に保存されたデータを消去するボタンも備えられ、LED9が点灯したとき等に操作してメモリカード2に保存された全データまたは所定のデータを消去する。更に、操作ボタン8には、運行中以外であっても強制的に車載画像記録装置11を動作するボタンを設けるようにしても良い。これは、このボタン操作により電源切換回路22で非常電源23に切り換えて電力供給されることで達成される。
従って本実施形態の車載画像記録装置11は、自動車のバッテリーがオンした時から自動的に、CCDカメラ5が前方の車や人等の映像の撮影を開始すると共にマイクロフォン6が周囲の音声を取り込み、メモリカード2の所定の記憶領域に画像及び音声情報を記録し続け、当該記憶領域の記録容量を超える毎に古い情報の上に新しい情報を順次書き換えていく。そして、自動車が事故等に遭遇すると、その瞬間の衝撃を、加速度センサ20により検知して、事故前後の記録情報が残るように、制御装置15は当該記憶領域の記録容量が満杯になった時点で当該記憶領域への記録動作を停止して当該記憶領域の記録を保存した後、別の記憶領域に継続して画像及び音声情報を記録し続ける。従って車載画像記録装置11には、事故前後の記録情報が確実に保存され、それ故、事故後に現場検証をする際に、事故前後の状況を画像と音声の両面から再確認でき、事故発生時の状況や原因が正確に把握できると共に、有力な証拠となり、公正な過失責任の分配等が行なえる。
また、ドアオープンスイッチ21からの信号が入力されると、制御装置15は、事故に遭遇したとき同様に、運転手がドアオープンスイッチ21を操作して自動車のドアをオープンした前後の記録情報が、所定の記憶領域に確実に保存されるようになるので、それ故、タクシーの客になりすまして売上金を強奪する凶悪な事件等が発生しても、犯人を特定するうえで貴重な証拠となるデータ、即ち犯人がタクシーを止める時等に撮影された犯人の顔や車内での犯人の声等のデータを再確認することが可能となり、事件解明に大いに役立つことができ、延いては犯罪の抑止にもつながる。更に、ドアオープンスイッチ21及びドアオープン装置は、タクシーには標準装備されている既存の装備なので新たに設ける必要がなく、コストダウンになる。
なお本実施形態の車載画像記録装置11は、上述した構成以外にも種々考えられ、例えばメモリカード2の記憶領域の数や1つの記憶領域に記録できる時間は適宜設定すれば良い。また、メモリカード2の記憶容量が満杯になったときは、継続的に最も古い記憶領域に保存されている記録の上に新しい情報を上書きするようにしても良い。但しこの場合には、メモリカード2の記憶容量が満杯になる前に、例えば、記録保存可能な残りの記憶領域の数が1つになったときに、LED9を点灯または点滅するようにすると良い。またLED9は、メモリカード2の記憶領域と同じ数だけ設け、記憶領域に情報が記録保存される毎に累積的に点灯するようにしても良い。このようにすると、メモリカード2の残りの記憶容量が容易に把握できる。或いはメモリカード2の記憶容量が満杯になったときは、LCD7に所定の文字等を表示してその旨を報知するようにしても良い。
また、加速度センサ20からの信号が制御装置15に入力されたときは、即ち事故が発生した確率が高いときは、それ以降、キー入力30からの信号の有無にかかわらず、緊急処理として予め設定された時間だけは外部電源24または非常電源23からの電力供給により車載画像記録装置11を強制的に継続して動作させるようにしても良い。これは、事故の衝撃等によりキー入力30からの信号が正常に制御装置15に入力されない場合や、事故後運転手がキー操作により車のエンジンを停止してキー入力30からの信号出力が遮断された場合等を想定しており、従ってこのようにすると、二次的な事故、例えば後続の車等が追突するような事故等も確実に記録することが可能となる。
また、CCDカメラ5及びマイクロフォン6は、車載画像記録装置本体1とは別に前後左右の適宜箇所に複数設けても良く、車外に設けるようにしても良い。そして、このようにCCDカメラ5及びマイクロフォン6を複数設けた場合には、無条件に車載画像記録装置11を24時間フル稼働するようにしても良い。或いは、自動車の何れのドアがオープンしても検知可能なセンサを設け、このセンサからの信号により車載画像記録装置11を動作するようにしても良い。更にこの場合には、暗闇の中でも撮影できるように赤外線CCDカメラを搭載しておくと良い。このようにすると、非常電源23の容量を大きくする必要はあるものの、車の盗難や車上荒らしの犯人を上述したように特定することも可能となり、犯罪の抑止につながると共に車のセキュリティ向上にもなる。
また、車載画像記録装置本体1とは別に大容量のストレージを車内または車外に設け、メモリカード2に記録したデータを有線または無線通信にてリアルタイムでストレージに送信して保存するようにしても良い。或いは、同様に、メモリカード2の記憶容量が満杯になったときに送信するようにしても良い。このようにすれば、重要なデータが消失してしまうことを極力防止することができる。そしてこの場合には、メモリカード2自体を省略するようにしても良く、このようにした場合には、制御装置15は、加速度センサ20またはドアオープンスイッチ21からの信号が入力されたときから所定時間経過した時点で記録動作を停止するようにすれば良い。
また、加速度センサ20は、車載画像記録装置本体1とは別に車体の重心付近に取り付けるようにしても良い。このようにすると加速度センサ20の検出精度が上昇する。
次に特許請求の範囲の構成と、本発明の実施形態との主な対応を説明する。撮影手段はCCDカメラ5に、記録媒体はメモリカード2に、車載画像記録装置は車載画像記録装置11に、操作手段はドアオープンスイッチ21に、検出手段は加速度センサ20に、記録手段、更新記録手段、制御手段は制御装置15にそれぞれ相当する。
本実施例の車載画像記録装置本体1の外観斜視図である。 本実施例の車載画像記録装置11の制御系統を示すブロック図である。 本実施例のメモリカード2の記憶領域を示す説明図である。
符号の説明
1…車載画像記録装置本体、 2…メモリカード、
3…カードスロット、 4…筐体、5…CCDカメラ、
6…マイクロフォン、 7…LCD(液晶ディスプレイ)、
8…操作ボタン、 9…LED(発光ダイオード)、
10…スピーカ、 11…車載画像記録装置、
15…制御装置、 20…加速度センサ、
21…ドアオープンスイッチ、 22…電源切換回路、
23…非常電源、 24…外部電源、
30…キー入力。

Claims (4)

  1. 自動車に取り付けられて少なくとも前方の車や人等の画像を撮影する撮影手段と、画像情報を記録可能な記録媒体と、前記撮影手段によって撮影された画像情報を該記録媒体に記録する記録手段とを備えた車載画像記録装置であって、
    前記自動車の所定のドアを自動開放するドア自動開放装置と、該ドア自動開放装置を駆動する運転手が操作可能な操作手段と、該操作手段が操作された場合には前記記録手段の前記記録媒体への記録動作を停止する制御手段とを備えたことを特徴とする車載画像記録装置。
  2. 前記自動車の衝撃を検出する検出手段を備え、前記制御手段は、該検出手段が衝撃を検出した場合にも実行されること特徴とする請求項1に記載の車載画像記録装置。
  3. 前記制御手段は、前記操作手段が操作されてから、または前記検出手段が衝撃を検出してから所定時間経過した後に、前記記録手段による該記録媒体への記録動作を停止すること特徴とする請求項1または請求項2に記載の車載画像記録装置。
  4. 前記記録手段は、前記記録媒体に、該記録媒体の記録容量を超える毎に古い情報の上に新しい情報を順次書き換えて記録する更新記録手段を備え、
    前記制御手段は、前記記録媒体の記録容量が満杯になるのを待ってから前記更新記録手段による該記録媒体への更新記録動作を停止すること特徴とする請求項1または請求項2に記載の車載画像記録装置。
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