JP4825555B2 - 表示制御装置、表示制御方法、表示制御プログラムおよびコンピュータに読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

表示制御装置、表示制御方法、表示制御プログラムおよびコンピュータに読み取り可能な記録媒体 Download PDF

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Description

この発明は、映像の表示を制御する表示制御装置、表示制御方法、表示制御プログラムおよびコンピュータに読み取り可能な記録媒体に関する。
近年では、受信したテレビ放送電波によるテレビ放送画像やナビゲーション装置によるナビゲーション画像などの各種映像を表示する車載モニタ装置を搭載した車両が増加している。さらに、車載モニタ装置を搭載した車両の中には、車両の後方の映像を撮像するモニタカメラを備え、後進時の後方確認のために、車両の後進時にモニタカメラによって撮像された後方の映像を車載モニタ装置に表示する車両もある。
これまでに、車載モニタ装置の映像を自動的に車両後方の映像に切り替えるために、運転者が車両の後進を始めるためにシフトレバーをリバース(後進:R)の位置とした場合のバックランプの給電を検知することで、車載モニタ装置の表示を切り替える提案がされている(たとえば、下記特許文献1参照。)。
実用新案登録第3077110号公報
しかしながら、上記従来技術によれば、シフトレバーのポジションをリバースに切り替えるまで、車載モニタ装置は車両後方の映像を表示しない。したがって、駐車状態からエンジンをオンにして後方発進をする場合、エンジンをオンにしてからシフトレバーのポジションをリバースにするまでの間、搭乗者は、車載モニタ装置による後方映像の確認がおこなえないという問題があった。
具体的には、エンジンをオンにして後方発進する際、車両後方に他の車両や通行人などがいると、車載モニタ装置で後方を確認する場合、シフトレバーのポジションをリバースにした状態で他の車両や通行人の通過を待たなければならず、運転者に負担を強いるという問題が一例として挙げられる。また、他の車両や通行人などは、車両のバックランプが点灯中に車両後方を通過することになるため、他の車両の搭乗者や通行人に不安を与えてしまうという問題が一例として挙げられる。
一方、エンジンをオンにして後方発進する際、車両後方に他の車両や通行人などがいると、視認によって後方を確認する場合、他の車両や通行人の通過を待った後にシフトレバーのポジションをリバースにして、車載モニタ装置の表示を車両後方の映像に切り替えることとなる。したがって、エンジンをオンにしてからシフトレバーのポジションをリバースにするまでの間、車載モニタ装置を活用することができない、かつ、運転者に視認の負担を強いるという問題が一例として挙げられる。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1の発明にかかる表示制御装置は、移動体の後方の映像を撮像する撮像手段と、前記移動体が移動する移動状態を示す移動情報を取得する取得手段と、前記移動体を移動させる駆動源の稼働状態を検出する検出手段と、表示手段に前記移動体の後方の映像を表示させる制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記駆動源の稼働停止が検出されたときの前記移動体の現在地点が駐車場に存在し、かつ、前記駆動源の稼動停止前の前記移動体の移動方向が前進である場合に、前記駆動源が再稼働した際に前記表示手段に前記移動体の後方の映像を表示させることを特徴とする。
また、請求項2の発明にかかる表示制御装置は、移動体の後方の映像を撮像する撮像手段と、前記移動体が移動する移動状態を示す移動情報を取得する取得手段と、前記移動体を移動させる駆動源の稼働状態を検出する検出手段と、前記駆動源の稼働停止が検出されたとき、前記移動情報に基づいて、当該駆動源が再稼働した際に前記移動体が後方発進するか否かを判定する判定手段と、前記判定手段による判定後に前記駆動源の再稼働が検出され、前記判定手段の判定結果が後方発進である場合に、表示手段に前記移動体の後方の映像を表示させる制御手段と、を備え、前記取得手段は、前記移動情報として、前記駆動源の稼働停止が検出されたときの前記移動体の現在地点および移動方向履歴の情報を取得し、前記判定手段は、前記移動情報に基づいて前記駆動源の稼働停止が検出されるまでの前記移動体の挙動が前進あるいは後進であったかを判断し、当該判断結果を用いて前記駆動源が再稼働した際に前記移動体が後方発進するか否かを判定するとともに、前記移動情報に基づいて、前記駆動源の稼働停止が検出されたときの前記移動体の現在地点が駐車場に存在し、かつ、当該移動体の移動方向履歴が前進であると判断した場合に、前記駆動源が再稼働した際に当該移動体が後方発進すると判定することを特徴とする。
また、請求項5の発明にかかる表示制御方法は、表示制御装置において用いられる表示制御方法であって、移動体の後方の映像を撮像する撮像工程と、前記移動体が移動する移動状態を示す移動情報を取得する取得工程と、前記移動体を移動させる駆動源の稼働状態を検出する検出工程と、表示手段に前記移動体の後方の映像を表示させる制御工程と、を含み、前記前記制御工程は、前記駆動源の稼働停止が検出されたときの前記移動体の現在地点が駐車場に存在し、かつ、前記駆動源の稼動停止前の前記移動体の移動方向が前進である場合に、前記駆動源が再稼働した際に前記表示手段に前記移動体の後方の映像を表示させることを特徴とする。
また、請求項6の発明にかかる表示制御方法は、表示制御装置において用いられる表示制御方法であって、移動体の後方の映像を撮像する撮像工程と、前記移動体が移動する移動状態を示す移動情報を取得する取得工程と、前記移動体を移動させる駆動源の稼働状態を検出する検出工程と、前記駆動源の稼働停止が検出されたとき、前記移動情報に基づいて、当該駆動源が再稼働した際に前記移動体が後方発進するか否かを判定する判定工程と、前記判定工程の判定後に前記駆動源の再稼働が検出され、前記判定工程での判定結果が後方発進である場合に、表示手段に前記移動体の後方の映像を表示させる制御工程と、を含み、前記取得工程は、前記移動情報として、前記駆動源の稼働停止が検出されたときの前記移動体の現在地点および移動方向履歴の情報を取得し、前記判定工程は、前記移動情報に基づいて前記駆動源の稼働停止が検出されるまでの前記移動体の挙動が前進あるいは後進であったかを判断し、当該判断結果を用いて前記駆動源が再稼働した際に前記移動体が後方発進するか否かを判定するとともに、前記移動情報に基づいて、前記駆動源の稼働停止が検出されたときの前記移動体の現在地点が駐車場に存在し、かつ、当該移動体の移動方向履歴が前進であると判断した場合に、前記駆動源が再稼働した際に当該移動体が後方発進すると判定することを特徴とする。
また、請求項7の発明にかかる表示制御プログラムは、請求項5または6に記載の表示制御方法をコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、請求項8の発明にかかるコンピュータに読み取り可能な記録媒体は、請求項7に記載の表示制御プログラムを記録したことを特徴とする。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる表示制御装置、表示制御方法、表示制御プログラムおよびコンピュータに読み取り可能な記録媒体の好適な実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態)
(表示制御装置の機能的構成)
図1を用いて、本実施の形態1にかかる表示制御装置の機能的構成について説明する。図1は、本実施の形態1にかかる表示制御装置の機能的構成の一例を示すブロック図である。
図1において、表示制御装置100は、撮像部101と、取得部102と、検出部103と、判定部104と、制御部105と、表示部106と、記憶部107と、から構成されている。
撮像部101は、移動体後方の映像を撮像する。後方の映像は、たとえば、移動体が後方に移動する際に安全を確認できる映像などで、後方に存在する地物、通行人、他の移動体などを確認する映像や、移動体が停止するスペースを確認する映像であってもよい。
取得部102は、移動体が移動する移動状態を示す移動情報を取得する。移動情報は、たとえば、後述する検出部103によって移動体の駆動源の稼働停止が検出されたときの、移動体の現在地点および移動方向履歴を含む情報である。また、移動情報は、移動体を制御するギアの変更に関する変更情報を含む情報でもよい。
検出部103は、移動体を移動させる駆動源の稼働状態を検出する。稼働状態の検出は、たとえば、駆動源の稼働停止や再稼働を検出することとしてもよい。
判定部104は、検出部103によって駆動源の稼働停止が検出されたとき、取得部102によって取得された移動情報に基づいて、駆動源が再稼働した際に移動体が後方発進するか否かを判定する。
判定部104による判定は、たとえば、移動情報に基づいて駆動源の稼働停止が検出されるまでの移動体の挙動が前進あるいは後進であったかを判断し、判断結果を用いて駆動源が再稼働した際に移動体が後方発進するか否かを判定する。
より具体的には、駆動源の稼働停止が検出されたときの移動体の現在地点が駐車場に存在し、かつ、移動体の移動方向履歴が前進であると判断した場合に、駆動源が再稼働した際に移動体が後方発進すると判定することとしてもよい。
制御部105は、判定部104による判定後に、検出部103によって移動体の駆動源の再稼働が検出され、判定部104の判定結果が後方発進である場合に、後述する表示部106に移動体の後方の映像を表示させる。
より具体的には、後述する記憶部107に記憶された判定部104による判定結果が後方発進であった場合、移動体の駆動源の再稼働が検出された際に、後述する表示部106の表示を切り替えて、撮像部101によって撮像された移動体の後方の映像を表示部106に表示させる。
表示部106は、制御部105の制御にしたがって、撮像部101によって撮像された移動体の後方の映像を表示する。また、表示部106は、図示はしないが通信部などによって得られた各種画像情報を表示することとしてもよい。
記憶部107は、判定部104によって判定された判定結果を記憶する。判定結果は、たとえば、移動体の駆動源が再稼働した際に移動体が後方発進するか否か判定された結果である。また、記憶部107は、所定容量の判定結果を上書き記録して、古い判定結果から順次削除する構成でもよい。換言すれば、制御部105は、最新の判定結果によって表示部106への表示を制御することとしてもよい。
(表示制御装置100の処理の内容)
つぎに、図2を用いて本実施の形態にかかる表示制御装置100の処理の内容について説明する。図2は、本実施の形態にかかる表示制御装置の処理の内容を示すフローチャートである。図2のフローチャートにおいて、まず、撮像部101によって移動体の後方の映像を撮像する(ステップS201)。後方の映像は、たとえば、移動体が後方に移動する際に安全を確認できる映像などである。
つぎに、取得部102によって移動体が移動する移動状態を示す移動情報を取得する(ステップS202)。移動情報は、たとえば、移動体の現在地点や移動方向履歴やギアの変更情報を含む情報である。
つづいて、検出部103によって移動体の駆動源の稼働状態を検出する(ステップS203)。稼働状態の検出は、たとえば、駆動源の稼働停止や再稼働を検出することとしてもよい。
つぎに、判定部104によってステップS203において駆動源の稼働停止が検出されたとき、ステップS202において取得された移動情報に基づいて、移動体における駆動源の再稼働の際、後方発進となるか否かを判定する(ステップS204)。
そして、検出部103によって移動体の駆動源の再稼働を検出したか否かを判断する(ステップS205)。ステップS205において、駆動源の再稼働を検出するのを待って、検出した場合(ステップS205:Yes)は、つづいて、制御部105によってステップS206においては判定された判定結果は後方発進であるか否かを判断する(ステップS206)。
ステップS206において、判定結果が後方発進でなかった場合(ステップS206:No)は、そのまま一連の処理を終了する。また、ステップS206において、判定結果が後方発進であった場合(ステップS206:Yes)は、制御部105によって表示部106における表示を制御して、撮像部101によって撮像された移動体後方の映像を表示させて(ステップS207)、一連の処理を終了する。
また、図2のフローチャートにおいて図示はしないが、ステップS204において判定された判定結果を、記憶部107で記憶することとしてもよい。その場合、ステップS206において、制御部105は、記憶部107に記憶された判定結果を判断し、映像の表示を制御することとなる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、移動体の駆動源が再稼働した際、後方発進をする場合には、迅速に後方の映像を表示することができる。したがって、搭乗者の負担を軽減するとともに、移動体の後方における他の移動体の搭乗者や通行人への不安解消を図ることができる。
以下に、本発明の実施例1について説明する。本実施例1では、たとえば、車両(四輪車、二輪車を含む)などの移動体に搭載されるナビゲーション装置によって、本発明の情報記録装置を実施した場合の一例について説明する。
(ナビゲーション装置のハードウェア構成)
つぎに、図3を用いて、本実施例1にかかるナビゲーション装置のハードウェア構成について説明する。図3は、本実施例1にかかるナビゲーション装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
図3において、ナビゲーション装置300は、車両などの移動体に搭載されており、CPU301と、ROM302と、RAM303と、磁気ディスクドライブ304と、磁気ディスク305と、光ディスクドライブ306と、光ディスク307と、音声I/F(インターフェース)308と、スピーカ309と、入力デバイス310と、映像I/F311と、ディスプレイ312と、カメラ313と、通信I/F314と、GPSユニット315と、各種センサ316と、を備えている。また、各構成部301〜316はバス320によってそれぞれ接続されている。
まず、CPU301は、ナビゲーション装置300の全体の制御を司る。ROM302は、ブートプログラム、現在地点算出プログラム、経路探索プログラム、経路誘導プログラム、音声生成プログラム、表示制御プログラム、通信プログラムなどの各種プログラムを記録している。また、RAM303は、CPU301のワークエリアとして使用される。
現在地点算出プログラムは、たとえば、後述するGPSユニット315および各種センサ316の出力情報に基づいて、車両の現在地点(ナビゲーション装置300の現在地点)を算出させる。
経路探索プログラムは、後述する磁気ディスク305に記録されている地図情報などを利用して、出発地点から目的地点までの最適な経路を探索させる。ここで、最適な経路とは、目的地点までの最短(あるいは最速)経路やユーザが指定した条件に最も合致する経路などである。また、目的地点のみならず、立ち寄り地点や休憩地点までの経路を探索してもよい。経路探索プログラムを実行することによって探索された誘導経路は、CPU301を介して音声I/F308や映像I/F311へ出力される。
経路誘導プログラムは、経路探索プログラムを実行することによって探索された誘導経路情報、現在地点算出プログラムを実行することによって算出された車両の現在地点情報、後述する磁気ディスク305から読み出された地図情報に基づいて、リアルタイムな経路誘導情報の生成をおこなわせる。経路誘導プログラムを実行することによって生成された経路誘導情報は、CPU301を介して音声I/F308や映像I/F311へ出力される。
音声生成プログラムは、パターンに対応したトーンと音声の情報を生成させる。すなわち、経路誘導プログラムを実行することによって生成された経路誘導情報に基づいて、案内ポイントに対応した仮想音源の設定と音声ガイダンス情報の生成をおこなわせる。生成された音声ガイダンス情報は、CPU301を介して音声I/F308へ出力される。
表示制御プログラムは、映像I/F311を制御して、ディスプレイ312に表示する映像を切り替えさせる。具体的には、たとえば、地図情報を表示させるため、映像I/F311によってディスプレイ312に表示する地図情報の表示形式を決定させ、決定された表示形式によって地図情報をディスプレイ312に表示させる。また、テレビ放送を表示させるため、通信I/F314によって受信されたテレビ放送の受信電波にしたがって、映像I/F311によって表示形式を決定させ、決定された表示形式によってテレビ映像をディスプレイ312に表示させる。
また、カメラ313で撮像された映像を表示させるため、映像I/F311によってディスプレイ312に表示する表示形式を決定させ、決定された表示形式によって撮像された映像をディスプレイ312に表示させる。詳細は、図4および図5に後述するが、より具体的には、CPU301によって、車両が後方発進する場合に車両後方の映像を表示させるようにしてもよい。
磁気ディスクドライブ304は、CPU301の制御にしたがって磁気ディスク305に対するデータの読み取り/書き込みを制御する。磁気ディスク305は、磁気ディスクドライブ304の制御で書き込まれたデータを記録する。磁気ディスク305としては、たとえば、HD(ハードディスク)やFD(フレキシブルディスク)を用いることができる。
磁気ディスク305に記録される情報の一例として、経路探索・経路誘導などに用いる地図情報が挙げられる。地図情報は、建物、河川、地表面などの地物(フィーチャ)をあらわす背景データと、道路の形状をあらわす道路形状データとを有しており、ディスプレイ312の表示画面において2次元または3次元に描画される。
道路形状データは、さらに交通条件データを有する。交通条件データには、たとえば、各ノードについて、信号や横断歩道などの有無、高速道路の出入り口やジャンクションの有無、各リンクについての長さ(距離)、道幅、進行方向、道路種別(高速道路、有料道路、一般道路など)などの情報が含まれている。
また、交通条件データには、過去の渋滞情報を、季節・曜日・大型連休・時刻などを基準に統計処理した過去渋滞情報を記憶している。ナビゲーション装置300は、後述する通信I/F314によって受信される道路交通情報によって現在発生している渋滞の情報を得るが、過去渋滞情報により、指定した時刻における渋滞状況の予想をおこなうことが可能となる。
なお、本実施例1では地図情報を磁気ディスク305に記録するようにしたが、後述する光ディスク307に記録するようにしてもよい。また、地図情報は、ナビゲーション装置300のハードウェアと一体に設けられているものに限って記録されているものではなく、ナビゲーション装置300外部に設けられていてもよい。その場合、ナビゲーション装置300は、たとえば、通信I/F314を通じて、ネットワークを介して地図情報を取得する。取得された地図情報はRAM303などに記憶される。
光ディスクドライブ306は、CPU301の制御にしたがって光ディスク307に対するデータの読み取り/書き込みを制御する。光ディスク307は、光ディスクドライブ306の制御にしたがってデータの読み出される着脱自在な記録媒体である。光ディスク307は、書き込み可能な記録媒体を利用することもできる。また、この着脱可能な記録媒体として、光ディスク307のほか、MO、メモリカードなどであってもよい。
音声I/F308は、音声出力用のスピーカ309に接続される。スピーカ309からは音声が出力される。なお、スピーカ309は、車両に複数設置されていてもよい。
入力デバイス310は、文字、数値、各種指示などの入力のための複数のキーを備えたリモコン、キーボード、マウス、タッチパネルなどが挙げられる。
映像I/F311は、ディスプレイ312およびカメラ313と接続される。映像I/F311は、具体的には、たとえば、ディスプレイ312全体の制御をおこなうグラフィックコントローラと、即時表示可能な画像情報を一時的に記録するVRAM(Video RAM)などのバッファメモリと、グラフィックコントローラから出力される画像データに基づいて、ディスプレイ312を表示制御する制御ICなどによって構成される。
ディスプレイ312には、アイコン、カーソル、メニュー、ウインドウ、あるいは文字や画像などの各種データが表示される。このディスプレイ312は、たとえば、CRT、TFT液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイなどを採用することができる。また、ディスプレイ312は、車両に複数備えられていてもよく、たとえば、運転者に対するものと後部座席に着座する搭乗者に対するものなどである。
カメラ313は、車両外部の映像を撮影する。カメラ313は、たとえば、可動式でもよく、車両の前部や後部や天井部などに取り付けられていてもよい。カメラ313は、たとえば、CPU301の制御にしたがって、車両後方の映像を撮影する場合、車両の後方の安全確認ができるまた、カメラ313によって撮影される映像は、映像I/F311の制御にしたがって、ディスプレイ312に表示されることとしてもよい。
通信I/F314は、無線を介してネットワークに接続され、ナビゲーション装置300とCPU301とのインターフェースとして機能する。通信I/F314は、さらに、無線を介してインターネットなどの通信網に接続され、この通信網とCPU301とのインターフェースとしても機能する。
通信網には、LAN、WAN、公衆回線網や携帯電話網などがある。具体的には、通信I/F314は、たとえば、FMチューナー、VICS(Vehicle Information and Communication System)/ビーコンレシーバ、無線ナビゲーション装置、およびその他のナビゲーション装置によって構成され、VICSセンターから配信される渋滞や交通規制などの道路交通情報を取得する。なお、VICSは登録商標である。
GPSユニット315は、GPS衛星からの電波を受信し、車両の現在地点を示す情報を出力する。GPSユニット315の出力情報は、後述する各種センサ316の出力値とともに、CPU301による車両の現在地点の算出に際して利用される。現在地点を示す情報は、たとえば緯度・経度、高度などの、地図情報上の1点を特定する情報である。
各種センサ316は、車速センサや加速度センサ、角速度センサなどを含み、車両の位置や挙動を判断することが可能な情報を出力する。各種センサ316の出力値は、CPU301による車両の現在地点の算出や、速度や方位の変化量の測定などに用いられる。また、各種センサ316は、車両のエンジンの稼働状態を検出するセンサであってもよい。具体的には、エンジンの振動や通電などによって、停止や再起動を検出することとしてもよい。
さらに、各種センサ316は、車両のギアを検知するセンサでもよい。具体的には、シフトレバーの位置によって、ドライブ(D)やリバース(R)やパーキング(P)やニュートラル(N)などを検知する。なお、ドライブ(D)は、多段式のそれぞれについて検知する構成としてもよい。
なお、実施の形態にかかる表示制御装置100の機能的構成のうち、撮像部101はカメラ313によって、取得部102はCPU301やGPSユニット315や各種センサ316によって、検出部103は各種センサ316によって、判定部104はCPU301によって、制御部105はCPU301や映像I/F311によって、表示部106はディスプレイ312によって、記憶部107は磁気ディスク305や光ディスク307によって、それぞれその機能を実現する。
(ナビゲーション装置300の処理の内容)
つぎに、図4を用いて、本実施例1にかかるナビゲーション装置300の処理の内容について説明する。なお、図4のフローチャートでは、車両のエンジン稼働中は、車両後方の映像をカメラ313によって撮像しているものとして説明する。図4は、本実施例1にかかるナビゲーション装置における処理の内容を示すフローチャートである。
図4のフローチャートにおいて、まず、ナビゲーション装置300は、CPU301やGPSユニット315や各種センサ316によって車両の移動情報を取得する(ステップS401)。車両の移動情報は、たとえば、車両の現在地点や移動方向履歴およびギアの変更情報を含む情報である。
つぎに、CPU301によって各種センサ316が車両のエンジンの停止を検出したか否かを判断する(ステップS402)。ステップS402において、エンジンの停止を検出しない場合(ステップS402:No)は、ステップS401へ戻って処理を繰り返す。
また、ステップS402において、エンジンの停止を検出した場合(ステップS402:Yes)は、つづいて、CPU301によってエンジン停止前の挙動は前進であったか否かを判断する(ステップS403)。
より具体的には、ステップS401において取得された移動情報に含まれる、車両の移動方向履歴を参照することにより、エンジン停止前の挙動を判断する。また、移動情報は、たとえば、磁気ディスク305、光ディスク307やその他バッファメモリなどの記録媒体に所定容量上書き記録されている構成でもよく、ステップS402においてエンジン停止を検出した際に、所定時間さかのぼって移動情報を読み込まれる。
ステップS403において、エンジン停止前の挙動は前進であったと判断された場合(ステップS403:Yes)は、CPU301によって車両の進行方向について、エンジン再起動時は後方発進であると判定する(ステップS404)。
また、ステップS403において、エンジン停止前の挙動は前進でなかったと判断された場合(ステップS403:No)は、CPU301によって車両の進行方向について、エンジン再起動時は前方発進であると判定する(ステップS405)。
なお、図4のフローチャートでは、エンジン再起動時の車両の進行方向を前方となるか後方となるか判定する構成としているが、前方には斜め前方向なども含むこととしてもよい。換言すれば、後方の確認を必要とする発進か否かを判定する構成でもよい。また、図4のフローチャートでは図示はしないが、ステップS404およびステップS405における判定結果は、磁気ディスク305、光ディスク307やその他バッファメモリなどの記録媒体に一時記録される構成でもよい。
その後、各種センサ316によってエンジンの再起動を検出したか否かを判断する(ステップS406)。ここで、エンジンの再起動を検出するのを待って、検出した場合(ステップS406:Yes)は、つづいて、CPU301によってステップS404あるいはステップS405における判定結果は後方発進か否かを判断する(ステップS407)。
より具体的には、磁気ディスク305、光ディスク307やその他バッファメモリなどの記録媒体に一時記録された判定結果を参照して、判定結果を判断することとしてもよい。
ステップS407において、判定結果が後方発進でない場合(ステップS407:No)は、そのまま一連の処理を終了する。
ステップS407において、判定結果が後方発進である場合(ステップS407:Yes)は、つぎに、CPU301によって映像I/F311を制御して、ディスプレイ312上に、カメラ313が撮像している車両の後方の映像を表示させて(ステップS408)、一連の処理を終了する。
以上説明したように、本実施例1によれば、車両のエンジン停止前の挙動が前進であった場合に、エンジン再起動時における車両の進行方向を後方発進と判定する。そして、エンジン再起動時に後方発進となると判定された場合、エンジンが再起動した時点で、ディスプレイの表示が車両の後方の映像となるため、シフトレバーのポジションをリバースにしなくても速やかに後方の確認ができ、安全運転を促すことができる。
エンジンを再起動しただけでディスプレイの表示が車両の後方の映像となるため、車両後方に他の車両や通行人などがいた場合であっても、シフトレバーのポジションをリバースした状態で待機する必要がない。
換言すれば、エンジンを再起動して、ディスプレイの表示によって後方を確認すれば、車両後方に他の車両や通行人などがいなくなった時点でシフトレバーのポジションをリバースにして後方発進をおこなえるため、運転者の負担を軽減することができる。くわえて、他の車両や通行人などは、車両後方通過中に車両のバックランプが点灯することがなくなるため、他の車両の搭乗者や通行人に安心を与えることができる。
つぎに、本発明の実施例2について説明する。本実施例2は、前述の実施例1で説明したナビゲーション装置300で、車両が駐車スペースに停車した際に、停車前のギアによって、エンジン再起動時の車両の発進方向を判定する場合について説明する。なお、本実施例2にかかるナビゲーション装置300のハードウェア構成については、図3とほぼ同様であるため説明を省略する。
(ナビゲーション装置300の処理の内容)
図5を用いて、本実施例2にかかるナビゲーション装置300の処理の内容について説明する。なお、図5のフローチャートでは、車両のエンジン稼働中は、車両後方の映像をカメラ313によって撮像しているものとして説明する。図5は、本実施例2にかかるナビゲーション装置における処理の内容を示すフローチャートである。
図5のフローチャートにおいて、まず、ナビゲーション装置300は、CPU301やGPSユニット315や各種センサ316によって車両の移動情報を取得する(ステップS501)。車両の移動情報は、たとえば、車両の現在地点や移動方向履歴およびギアの変更情報を含む情報である。
そして、CPU301によってステップS501において取得された移動情報に基づいて、車両が駐車スペースに進入したか否かを判断する(ステップS502)。駐車スペースは、たとえば、課金式の駐車場などに限ることなく、車両が駐車できるスペースであればよい。具体的には、地図情報に駐車場として登録されていない地点であっても、所定の施設の近辺で車両の移動が止まったら駐車スペースに進入したこととしてもよい。
ステップS502において、駐車スペースに進入していない場合(ステップS502:No)は、ステップS501に戻って処理を繰り返す。
また、ステップS502において、駐車スペースに進入した場合(ステップS502:Yes)は、つづいて、CPU301によって各種センサ316が車両の停車を検出したか否かを判断する(ステップS503)。より具体的には、各種センサ316がシフトレバーのポジションによるギアがパーキング(P)となったことを検出したか否かを判断することとしてもよい。
ステップS503において、停車を検出しない場合(ステップS503:No)は、ステップS501に戻って処理を繰り返す。
また、ステップS503において、停車を検出した場合(ステップS503:Yes)は、つぎに、各種センサ316によって車両のエンジンの停止を検出したか否かを判断する(ステップS504)。
ステップS504において、エンジンの停止を検出しない場合(ステップS504:No)は、ステップS501へ戻って処理を繰り返す。
また、ステップS504において、エンジンの停止を検出した場合(ステップS504:Yes)は、つづいて、CPU301によって停車前のギアはドライブ(D)であったか否かを判断する(ステップS505)。換言すれば、停車前の車両を前進させて停車したか、バックして停車したかを判断することとなる。
より具体的には、各種センサ316によって検出された、車両のギアの変更情報を参照することにより、車両の停車前のギアを判断する。また、変更情報は、たとえば、磁気ディスク305、光ディスク307やその他バッファメモリなどの記録媒体に所定容量上書き記録されている構成でもよく、ステップS504においてエンジン停止を検出した際に、所定時間さかのぼって移動情報を読み込まれる。
ステップS505において、停車前のギアがドライブ(D)であったと判断された場合(ステップS505:Yes)は、CPU301によって車両のエンジン再起動後、駐車スペース退出時は後方発進であると判定する(ステップS506)。
また、ステップS505において、停車前のギアがドライブ(D)でなかったと判断された場合(ステップS505:No)は、CPU301によって車両のエンジン再起動後、駐車スペース退出時は前方発進であると判定する(ステップS507)。
なお、駐車スペース退出時の進行方向に関する判断は、ギアの変更情報と車両の移動情報とあわせて判断してもよい。より具体的には、ギアの変更に伴って、変更したギアにしたがって移動がおこなわれたかを判断する。換言すれば、ギアを変更する際に一瞬変更されたようなギアは判断材料としないこととしてもよい。
また、図5のフローチャートでは、駐車スペース退出時の車両の進行方向を前方となるか後方となるか判定する構成としているが、前方には斜め前方向なども含むこととしてもよい。換言すれば、後方の確認を必要とする発進か否かを判定する構成でもよい。さらに、図5のフローチャートでは図示はしないが、ステップS506およびステップS507における判定結果は、磁気ディスク305、光ディスク307やその他バッファメモリなどの記録媒体に一時記録される構成でもよい。
その後、各種センサ316によってエンジンの再起動を検出したか否かを判断する(ステップS508)。ここで、エンジンの再起動を検出するのを待って、検出した場合(ステップS508:Yes)は、つづいて、CPU301によってステップS506あるいはステップS507における判定結果は後方発進か否かを判断する(ステップS509)。
より具体的には、磁気ディスク305、光ディスク307やその他バッファメモリなどの記録媒体に一時記録された判定結果を参照して、判定結果を判断することとしてもよい。
ステップS509において、判定結果が後方発進でない場合(ステップS509:No)は、そのまま一連の処理を終了する。
ステップS509において、判定結果が後方発進である場合(ステップS509:Yes)は、つぎに、CPU301によって映像I/F311を制御して、ディスプレイ312上に、カメラ313が撮像している車両の後方の映像を表示させて(ステップS510)、一連の処理を終了する。
以上説明したように、本実施例2によれば、駐車スペースへの進入から停車に至るまでの車両の移動に基づいて、駐車スペース退出時の車両の進行方向を判定する。したがって、エンジン再起動時の後方発進を的確に判定して、車両の後方の映像を表示できるため、運転の安全性向上を図ることができる。
以上説明したように、本発明によれば、移動体の駆動源が再稼働した際、後方発進をする場合には、迅速に後方の映像を表示することができる。したがって、搭乗者の負担を軽減するとともに、移動体の後方における他の移動体の搭乗者や通行人への不安解消を図ることができる。
また、本発明によれば、車両のエンジン停止前の挙動が前進であった場合に、エンジン再起動時における車両の進行方向を後方発進と判定する。そして、エンジン再起動時に後方発進となると判定された場合、エンジンが再起動した時点で、ディスプレイの表示が車両の後方の映像となるため、シフトレバーのポジションをリバースにしなくても速やかに後方の確認ができ、安全運転を促すことができる。
つまり、エンジンを再起動しただけでディスプレイの表示が車両の後方の映像となるため、車両後方に他の車両や通行人などがいた場合であっても、シフトレバーのポジションをリバースした状態で待機する必要がない。
換言すれば、エンジンを再起動して、ディスプレイの表示によって後方を確認すれば、車両後方に他の車両や通行人などがいなくなった時点でシフトレバーのポジションをリバースにして後方発進をおこなえるため、運転者の負担を軽減することができる。くわえて、他の車両や通行人などは、車両後方通過中に車両のバックランプが点灯することがなくなるため、他の車両の搭乗者や通行人に安心を与えることができる。
また、本発明によれば、たとえば図4あるいは図5において、車両の後方の映像は、車両のエンジン稼働中にカメラ313によって撮像しているものとして説明したが、ステップS407あるいはステップS509においてエンジン再起動時における判定結果が後方発進であった場合ごとに撮像する構成としてもよい。カメラ313による撮影を後方の映像を表示するときのみとすることで、消費電力の削減を実現できる。
さらに、本発明によれば、カメラ313によって撮像された映像について、地物や他の車両や通行人などの障害物を検出して、搭乗者に報知する構成とすれば、車両後方に対して安全を確実に確認することができるため、安全性の向上を図ることができる。
なお、本実施の形態で説明した表示制御方法は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナル・コンピュータやワークステーションなどのコンピュータで実行することにより実現することができる。このプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVDなどのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。またこのプログラムは、インターネットなどのネットワークを介して配布することが可能な伝送媒体であってもよい。
本実施の形態1にかかる表示制御装置の機能的構成の一例を示すブロック図である。 本実施の形態にかかる表示制御装置の処理の内容を示すフローチャートである。 本実施例1にかかるナビゲーション装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 本実施例1にかかるナビゲーション装置における処理の内容を示すフローチャートである。 本実施例2にかかるナビゲーション装置における処理の内容を示すフローチャートである。
符号の説明
100 表示制御装置
101 撮像部
102 取得部
103 検出部
104 判定部
105 制御部
106 表示部
107 記憶部

Claims (8)

  1. 移動体の後方の映像を撮像する撮像手段と、
    前記移動体が移動する移動状態を示す移動情報を取得する取得手段と、
    前記移動体を移動させる駆動源の稼働状態を検出する検出手段と
    示手段に前記移動体の後方の映像を表示させる制御手段と、
    を備え
    前記制御手段は、前記駆動源の稼働停止が検出されたときの前記移動体の現在地点が駐車場に存在し、かつ、前記駆動源の稼動停止前の前記移動体の移動方向が前進である場合に、前記駆動源が再稼働した際に前記表示手段に前記移動体の後方の映像を表示させることを特徴とする表示制御装置。
  2. 移動体の後方の映像を撮像する撮像手段と、
    前記移動体が移動する移動状態を示す移動情報を取得する取得手段と、
    前記移動体を移動させる駆動源の稼働状態を検出する検出手段と、
    前記駆動源の稼働停止が検出されたとき、前記移動情報に基づいて、当該駆動源が再稼働した際に前記移動体が後方発進するか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段による判定後に前記駆動源の再稼働が検出され、前記判定手段の判定結果が後方発進である場合に、表示手段に前記移動体の後方の映像を表示させる制御手段と、
    を備え、
    前記取得手段は、前記移動情報として、前記駆動源の稼働停止が検出されたときの前記移動体の現在地点および移動方向履歴の情報を取得し、
    前記判定手段は、前記移動情報に基づいて前記駆動源の稼働停止が検出されるまでの前記移動体の挙動が前進あるいは後進であったかを判断し、当該判断結果を用いて前記駆動源が再稼働した際に前記移動体が後方発進するか否かを判定するとともに、前記移動情報に基づいて、前記駆動源の稼働停止が検出されたときの前記移動体の現在地点が駐車場に存在し、かつ、当該移動体の移動方向履歴が前進であると判断した場合に、前記駆動源が再稼働した際に当該移動体が後方発進すると判定することを特徴とする表示制御装置。
  3. 前記取得手段は、前記移動情報として、前記移動体を制御するギアの変更に関する変更情報を取得することを特徴とする請求項に記載の表示制御装置。
  4. 前記判定手段の判定結果を記憶する記憶手段をさらに備え、
    前記制御手段は、前記検出手段によって前記駆動源の再稼働が検出されたとき、前記記憶手段に記憶されている判定結果が後方発進である場合に、前記表示手段に前記移動体の後方の映像を表示させることを特徴とする請求項2または3に記載の表示制御装置。
  5. 表示制御装置において用いられる表示制御方法であって、
    移動体の後方の映像を撮像する撮像工程と、
    前記移動体が移動する移動状態を示す移動情報を取得する取得工程と、
    前記移動体を移動させる駆動源の稼働状態を検出する検出工程と
    示手段に前記移動体の後方の映像を表示させる制御工程と、
    を含み、
    前記前記制御工程は、前記駆動源の稼働停止が検出されたときの前記移動体の現在地点が駐車場に存在し、かつ、前記駆動源の稼動停止前の前記移動体の移動方向が前進である場合に、前記駆動源が再稼働した際に前記表示手段に前記移動体の後方の映像を表示させることを特徴とする表示制御方法。
  6. 表示制御装置において用いられる表示制御方法であって、
    移動体の後方の映像を撮像する撮像工程と、
    前記移動体が移動する移動状態を示す移動情報を取得する取得工程と、
    前記移動体を移動させる駆動源の稼働状態を検出する検出工程と、
    前記駆動源の稼働停止が検出されたとき、前記移動情報に基づいて、当該駆動源が再稼働した際に前記移動体が後方発進するか否かを判定する判定工程と、
    前記判定工程の判定後に前記駆動源の再稼働が検出され、前記判定工程での判定結果が後方発進である場合に、表示手段に前記移動体の後方の映像を表示させる制御工程と、
    を含み、
    前記取得工程は、前記移動情報として、前記駆動源の稼働停止が検出されたときの前記移動体の現在地点および移動方向履歴の情報を取得し、
    前記判定工程は、前記移動情報に基づいて前記駆動源の稼働停止が検出されるまでの前記移動体の挙動が前進あるいは後進であったかを判断し、当該判断結果を用いて前記駆動源が再稼働した際に前記移動体が後方発進するか否かを判定するとともに、前記移動情報に基づいて、前記駆動源の稼働停止が検出されたときの前記移動体の現在地点が駐車場に存在し、かつ、当該移動体の移動方向履歴が前進であると判断した場合に、前記駆動源が再稼働した際に当該移動体が後方発進すると判定することを特徴とする表示制御方法。
  7. 請求項5または6に記載の表示制御方法をコンピュータに実行させることを特徴とする表示制御プログラム。
  8. 請求項に記載の表示制御プログラムを記録したことを特徴とするコンピュータに読み取り可能な記録媒体。
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