JP4915738B2 - 水栓装置 - Google Patents

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Description

この発明は水栓装置に関し、詳しくは先端部に吐水口を有する吐水管に対する回転規制の構造に特徴を有するものに関する。
従来、先端部に吐水口を有する吐水管の円筒状の基端部を吐水管に対する支持部に外嵌し、その支持部にて吐水管の基端部を回転可能に支持するようになした水栓装置が広く用いられている。
このような水栓装置において、支持部の外面に、吐水管の回転方向(詳しくはその基端部の回転方向)に離隔して一対の当接部を設ける一方、吐水管の基端部に径方向内方に突出する状態で当り部を設け、吐水管の回転の際にその当り部を当接部に当接させることによって、吐水管の回転を規制するようになした水栓装置が従来公知である。
例えば下記特許文献1にこの種の水栓装置が開示されている。
図18はその一例を示している。
同図において、200は先端部に吐水口を有する吐水管で、202は吐水管200を支持する支持部(ここでは水栓本体)である。
204は吐水管200における円筒状の基端部で、吐水管200はこの基端部204が支持部202に外嵌され、かかる支持部202にて回転可能に支持されている。
支持部202には、図18(A)に示しているように吐水管200の回転方向、詳しくは基端部204の回転方向に離隔した位置に当接部206A,206Bが設けられており、一方吐水管200の基端部204には、径方向内方に突出する状態で突起形状の当り部208が設けられている。
この水栓装置では、吐水管200を図中反時計方向に回転させると、当り部208が当接部206Aに当接してそこで吐水管200が回転規制され、また逆方向である図中時計方向に吐水管200を回転させると、当り部208が当接部206Bに当接してそこで吐水管200が回転規制される。
しかしながらこの水栓装置の場合、吐水管200の回転範囲が一定であり、水栓装置の設置現場の状況に応じて、その回転範囲を変えることができないといった問題がある。
例えば水栓装置を流し台のシンクに取り付けるに際して、シンクのサイズや形状によって、或いはその取付位置がシンクの中央位置である場合と、右側に偏った位置である場合、或いは左側に偏った位置である場合とで、吐水管200の適正な回転範囲が異なってくる。
また流し台が壁に面して設置されておらず、キッチンの中央に独立して設置されているような場合では、吐水管の必要な回転範囲も自ずと異なったものとなってくる。
しかるに図18に示す水栓装置では、そうした設置現場の状況に応じて吐水管200の回転範囲を適正な回転範囲に調節することができない。
この場合水栓装置の使い勝手が悪くなり、また場合によって吐水管先端部の吐水口がシンクから外れて、シンク外に誤って吐水されてしまうといったことも起り得る。
従って水栓装置としては、設置現場の状況に応じて吐水管の回転範囲を様々に調節できるようにしておくことが望ましい。
吐水管の回転規制の構造については、下記特許文献2にも開示されている。しかしながらこの特許文献2に開示のものも、吐水管の回転範囲を水栓装置の設置現場の状況に応じて調節することのできないものである。
他方、特許文献3,特許文献4には吐水管の回転範囲を調節可能となしたものが開示されているが、これら特許文献3,特許文献4に開示のものでは、変更可能な吐水管の回転範囲が予め定まっており、水栓装置の設置現場の状況に応じて吐水管の回転範囲を適正な回転範囲に自在に調節することができない問題がある。
実公平6−30919号公報 特開平11−50498号公報 特開平10−88633号公報 特開平9−13450号公報
本発明は以上のような事情を背景とし、水栓装置の設置現場の状況に応じて吐水管の回転範囲を自在に調節することのできる回転式の吐水管を備えた水栓装置を提供することを目的としてなされたものである。
而して請求項1のものは、先端部に吐水口を有する吐水管の円筒状の基端部を該吐水管に対する支持部に外嵌し、該支持部にて該基端部を回転可能に支持するようになした水栓装置において、前記支持部の外面又は前記基端部の内面の一方に且つ該外面と内面との間の空間内に、それら支持部及び基端部とは別体をなし、径方向に重なる状態に配置されて該基端部の回転方向に互いに相対位置が変化可能な部分リング状をなす第1の当接部材及び第2の当接部材を有するストッパ部材を設けるとともに、それら第1の当接部材と第2の当接部材との相対位置を位置決めする位置決手段及び前記ストッパ部材を前記一方に固定する固定手段を設け、且つ前記支持部の外面又は前記基端部の内面の他方には、該ストッパ部材における前記基端部の回転方向の端に当接する当り部を設けて、該当接により前記吐水管の回転を規制するようになすとともに、前記第1の当接部材及び第2の当接部材の前記相対位置の変化による前記ストッパ部材の周長の変化により、該吐水管の回転規制の位置を変化可能となしてあることを特徴とする。
請求項2のものは、請求項1において、前記ストッパ部材が前記吐水管の基端部の内面に設けてあるとともに、該基端部には前記固定手段及び位置決手段を兼ねた雄ねじ部材が設けてあって、該雄ねじ部材の締込みにより該ストッパ部材が該基端部に固定され且つ前記第1の当接部材と第2の当接部材との前記相対位置が位置決めされるようになしてあることを特徴とする。
請求項3のものは、請求項2において、前記第1の当接部材が径方向の内側に、前記第2の当接部材が径方向の外側にそれぞれ配置されており、該第2の当接部材には前記基端部の回転方向に延びる貫通の長孔が設けられていて、前記雄ねじ部材が該長孔を径方向に挿通し、先端部が前記第1の当接部材に螺合されていることを特徴とする。
請求項4のものは、請求項1において、前記位置決手段が、前記第1の当接部材と前記第2の当接部材との一方に設けられた嵌合孔と、他方に設けられて該嵌合孔に嵌合する嵌合突起とで構成してあり、且つ該嵌合孔は前記基端部の回転方向に沿って複数設けてあることを特徴とする。
請求項5のものは、請求項1,4の何れかにおいて、前記固定手段が、前記ストッパ部材に設けられた可動側のセレーション部と、対応する前記支持部の外面又は前記基端部の内面の一方に設けられた固定側のセレーション部とで構成してあり、それら可動側のセレーション部と固定側のセレーション部との噛合いに基いて前記ストッパ部材が固定され、且つ噛合位置を変化させることで該ストッパ部材が前記基端部の回転方向に位置変化可能となしてあることを特徴とする。
請求項6のものは、請求項5において、前記ストッパ部材が前記支持部の外面に設けてあり、前記固定側セレーション部が該支持部の外面に、前記可動側のセレーション部が前記ストッパ部材の内面に設けてあることを特徴とする
発明の作用・効果
以上のように請求項1のものは、支持部の外面又は吐水管基端部の内面の一方に且つそれら外面と内面との間の空間内に、基端部の回転方向に相対位置が変化可能な部分リング状をなす第1の当接部材及び第2の当接部材を有するストッパ部材を設け、また他方にはそのストッパ部材における基端部の回転方向の端に当接する当り部を設け、それらの当接により吐水管の回転を規制するようになすとともに、第1の当接部材及び第2の当接部材の相対位置変化によるストッパ部材の周長の変化により、吐水管の回転規制の位置を変化可能となしたもので、かかる請求項1によれば、ストッパ部材を構成している第1の当接部材及び第2の当接部材の相対位置変化により、ストッパ部材の周長を変化させることで、吐水管の回転規制の位置を様々に且つ自在に変化させることが可能となる。
従ってこの請求項1の水栓装置によれば、水栓装置の設置現場の状況に応じて、吐水管の回転範囲を適正な範囲に調節することが可能となる。
尚、吐水管の回転範囲の調節は水栓装置の設置現場で行うこともできるし、或いは水栓装置の設置現場の状況が予め分っている場合には設置に先立って事前に調節しておくことも可能である。
本発明では、ストッパ部材を吐水管の基端部の内面に設け、そしてその基端部に固定手段及び位置決手段を兼ねた雄ねじ部材を設けて、その雄ねじ部材の締込みによりストッパ部材を基端部に固定し、且つ第1の当接部材と第2の当接部材との相対位置を位置決めするようになしておくことができる(請求項2)。
このようにすれば、ストッパ部材を容易に取り付けることができるとともに、雄ねじ部材を緩めることで第1の当接部材と第2の当接部材との相対位置を簡単に変化させ、且つその状態で雄ねじ部材を締め込むことで、それら第1の当接部材と第2の当接部材との相対位置を簡単に位置決め状態に固定することができる。
この請求項2では、第1の当接部材を径方向内側に、第2の当接部材を径方向外側に配置し、雄ねじ部材を締め込むことで、第2の当接部材を第1の当接部材と吐水管基端部の内面とで挟み付けるようになしておくことができる。
この場合において第2の当接部材には、吐水管基端部の回転方向に延びる長孔を設けておいて、雄ねじ部材をその長孔に挿通し、先端部を径方向内側の第1の当接部材に螺合するようになすことができる(請求項3)。
この場合、第1の当接部材と第2の当接部材とを回転方向に無段階で連続的に位置変更することが可能であり、吐水管の回転に対する規制位置を、即ち吐水管の回転範囲をより自在に調節することが可能となる。
請求項1において、上記位置決手段は、第1の当接部材と第2の当接部材との一方に設けられた嵌合孔と、他方に設けられて嵌合孔に嵌合する嵌合突起とで構成し、且つその嵌合孔は吐水管基端部の回転方向に沿って複数設けておくことができる(請求項4)。
この請求項4では、嵌合孔と嵌合突起との嵌合に基いて、第1の当接部材と第2の当接部材との回転方向の相対位置を位置決めすることができ、且つ嵌合突起と嵌合する嵌合孔を変えることによって、第1の当接部材と第2の当接部材との回転方向の相対位置を変化させることができる。
この請求項4では、第1の当接部材と第2の当接部材との相対位置が段階的に変化することとなるが、嵌合孔の数を小ピッチで多数設けておくことで、多段階に相対位置を位置変化させることができ、従って吐水管の回転範囲を水栓装置の設置現場の状況に応じて多段階に自在に変化させ、調節することができる。
次に請求項5は、ストッパ部材に設けた可動側のセレーション部と、対応する支持部の外面又は基端部の内面の一方に設けた固定側のセレーション部とで固定手段を構成し、それらセレーション部の噛合いに基いてストッパ部材を固定するとともに、その噛合位置を変化させることでストッパ部材を吐水管基端部の回転方向に位置変化可能となしたものである。
この請求項5によれば、ストッパ部材の回転方向位置を自在に変化させることができ、更にその上で第1の当接部材と第2の当接部材との回転方向の相対位置を変化させ、ストッパ部材の周長を変えることで、吐水管の回転規制の位置をより自在に変化させることができる。
この場合において、上記ストッパ部材を支持部の外面に設け、そして上記の固定側のセレーション部を支持部の外面に、可動側のセレーション部をストッパ部材の内面に設けて、それらを噛合せ状態となしておくことができる(請求項6)
次に本発明の実施形態を図面に基づいて詳しく説明する。
図1において、10はカウンター(取付基体)12に対し取付孔14において取り付けられた水栓装置で、15は水栓装置10における水栓本体(支持部)、17は水栓本体15上部に設けられたシングルレバー操作部、16は水栓本体15から延び出した、先端部に吐水口18を有する吐水管である。
吐水管16は円筒状の基端部20を有しており、この基端部20において水栓本体15により回転可能に支持されている。
図2に水栓装置10の内部構造が具体的に示してある。
同図において22は取付装置で、水栓本体15はこの取付装置22にてカウンター12に取り付けられている。
そしてこの水栓本体15に対して、詳しくはその底部38に対して水,湯を供給するサプライ管24が取付孔14を貫通して接続されている。
尚23は、水栓本体15と取付装置22との締結個所を外側から覆って隠蔽する化粧リングである。
吐水管16の基端部20は円筒状をなしていて、この基端部20が水栓本体15に外嵌され、基端部20が水栓本体15により回転可能に支持されている。
水栓本体15には、固定弁体26と、その上面を摺動する可動弁体28とを有する混合弁30が内蔵されており、そしてその可動弁体28に対して上記のシングルレバー操作部17が、連結軸32を介して作動的に連結されている。
このシングルレバー式の湯水混合の水栓装置10では、シングルレバー操作部17を上下に回動操作することで、可動弁体28の移動により吐止水と水量調節とが行われ、また左右回動操作することで水と湯との混合比率が変化せしめられて、混合水温度が調節される。
この混合水は、混合室34から流出口36を経て図中下向きに流出し、更に吐水管16内部を流通して、先端部の吐水口18から吐出される。
尚、図2において40は水栓本体15の一部をなすキャップで、このキャップ40はナットを兼ねており、このキャップ40が水栓本体15の下部41に下向きにねじ込まれ、取り付けられている。
またシングルレバー操作部17は、開口42の内側において固定ビス44により連結軸32にねじ締結され、そして固定ビス44による固定部が、開口42を閉鎖する化粧蓋46にて内側に隠蔽されている。
この水栓装置10では、化粧蓋46を外し、固定ビス44による締結を外すことでシングルレバー操作部17を取り外すことができ、更にその状態でキャップ40を取り外すことで、吐水管16における基端部20を水栓本体15、詳しくはその下部41から図中上向きに抜き出すことが可能である。
また以上とは逆の順序でそれらを再組付けすることができる。
図3に示しているように水栓本体15、詳しくは底部38の外面と吐水管16の基端部20の内面との間の空間にはストッパ部材48が配置され、かかるストッパ部材48が、雄ねじ部材50にて基端部20に一体回転状態に取り付けられている。
基端部20には、径方向に貫通の取付孔52が形成され、そこに雄ねじ部材50が先端部を基端部20の内方に突出させる状態に取り付けられている。
ここで取付孔52は外周側の部分が大径の凹部54とされていて、そこに雄ねじ部材50の大径の頭部56が収容されている。
ストッパ部材48は、水栓本体15及び基端部20とは別体をなし、それぞれが部分リング状(円弧形状)をなす径方向内側の第1の当接部材58と、径方向外側の第2の当接部材60とを有しており、それらが径方向に重ね合せ状態で、雄ねじ部材50にて基端部20に固定されている。
ここで第1の当接部材58と第2の当接部材60とは、基端部20の回転方向において相対位置が変化可能であり、その相対位置を変化させることによって、ストッパ部材48全体の周長を変えることができる。
径方向外側の第2の当接部材60は、基端部20の回転方向に長く延びる長孔62を有しており、一方径方向内側の第1の当接部材58には、回転方向中心部に雌ねじ部64が設けられており、そこに雄ねじ部材50の先端側の部分が螺合されている。
尚第1の当接部材58,第2の当接部材60ともに内面,外面が何れも円弧面をなしている。
この例の場合、雄ねじ部材50を緩めた状態で、第2の当接部材60を、長孔62内で雄ねじ部材50を相対移動させつつ回転移動させ、第1の当接部材58に対する第2の当接部材60の回転方向位置を変化させることができる。
そして位置変化後において雄ねじ部材50を強く締め込むと、雄ねじ部材50と第1の当接部材58の雌ねじ部64との螺合作用によって、第1の当接部材58と第2の当接部材60とが基端部20の内面に強く締め付けられ、固定された状態となる。
即ちこの例では、雄ねじ部材50がストッパ部材48を基端部20に固定する固定手段、及び第1の当接部材58と第2の当接部材60との回転方向の相対位置を位置決めする位置決手段をなしている。
一方水栓本体15の外面には当り部66A,66Bが設けられており、吐水管16の回転の際にそれら当り部66A,66Bがストッパ部材48の周端、即ち吐水管16の基端部20の回転方向の端に当接することによって、吐水管16の回転が規制されるようになっている。
この実施形態では、図3に示す状態の下で吐水管16を図4(A)に示すように図中時計方向に回転させると、ある角度θだけ回転したところで当り部66Bが、吐水管16の基端部20と一体に回転するストッパ部材48の図中右端に当接して、そこで吐水管16の回転が規制される。
また一方、図3に示す状態から吐水管16を図中反時計方向に回転させると、角度θだけ回転したところで、今度は当り部66Aがストッパ部材48の図中左端に当接して、そこで吐水管16の回転が規制される。
図5は、ストッパ部材48における第2の当接部材60を、第1の当接部材58に対し図中左向き、即ち反時計方向に回転移動させ、回転方向の相対位置を変化させた状態を表している。
ここでは第2の当接部材60を一杯まで図中左向きに回転させた状態で表しているが、勿論その途中の位置で雄ねじ部材50の締込みにより第2の当接部材60を位置決めし、固定状態としておくこともできる。
図5に示す状態の下で、吐水管16を図6(A)に示すように時計方向に回転させると、当り部66Bがストッパ部材48における径方向内側の第1の当接部材58の図中右端に当接し、そこで吐水管16の回転が規制される。
このときの回転角度はθで、図4(A)に示すのと同様である。
一方、吐水管16を逆方向である反時計方向に回転させ、そして角度θだけ回転させたところで、今度は当り部66Aがストッパ部材48における第2の当接部材60の図中左端に当接し、そこにおいて吐水管16の更なる回転が規制される。
即ち、第1の当接部材58と第2の当接部材60との回転方向の相対位置変化により、ストッパ部材48の全体の周長が変化することで、吐水管16の回転に対する規制位置が変化し、吐水管16の回転可能な範囲が変化せしめられる。
一方、図7は第2の当接部材60を第1の当接部材58に対し上記とは逆方向に相対移動させ、ストッパ部材48の周長を異ならせた場合の作用を表したもので、図7(A)に示すように、このときには、吐水管16を時計方向にθだけ回転させたところで、そこで当り部66Bがストッパ部材48の第2の当接部材60の図中右端に当接して、そこで吐水管16の回転が規制される。
一方図7(B)に示すように吐水管16を反時計方向に角度θだけ回転させると、このとき当り部66Aがストッパ部材48の第1の当接部材58の図中左端に当接して、吐水管16の更なる回転が規制される。
図6,図7は、第2の当接部材60を図中左方向と右方向とに一杯まで相対移動させたときの作用を表わしているが、勿論その途中の位置で第2のストッパ部材60を位置決めし固定したときには、第2のストッパ部材60の位置に応じて吐水管16の回転規制の位置が異なったものとなる。即ち第2の当接部材60の位置に応じて吐水管16の回転可能な範囲が調節される。
以上のような本実施形態によれば、ストッパ部材48を構成している第1の当接部材58及び第2の当接部材60の相対位置変化により、ストッパ部材48の周長を変化させることで、吐水管16の回転規制の位置を様々に且つ自在に変化させることができる。
従って本実施形態によれば、水栓装置10の設置現場の状況に応じて吐水管16の回転範囲を適正な範囲に調節することが可能となる。
尚、吐水管16の回転範囲の調節は水栓装置10の設置現場で行うこともできるし、或いは水栓装置10の設置現場の状況が予め分っている場合には、設置に先立って事前に調節しておくことも可能である。
本実施形態では、雄ねじ部材50の締込みによりストッパ部材48を基端部20に固定し、且つ第1の当接部材58と第2の当接部材60との相対位置を位置決めするようにしてあるため、ストッパ部材48を容易に取り付けることができるとともに、雄ねじ部材50を緩めることで、第1の当接部材58と第2の当接部材60との相対位置を簡単に変化させ、且つその状態で雄ねじ部材50を締め込むことで、それら第1の当接部材58と第2の当接部材60との相対位置を簡単に位置決めし、固定状態とすることができる。
またこの実施形態では第1の当接部材58と第2の当接部材60とを回転方向に無段階で連続的に位置変更することが可能であり、吐水管16の回転に対する規制位置を、即ち吐水管16の回転範囲をより自在に調節することができる。
図8及び図9は本発明の他の実施形態を示している。
この実施形態は、第1の当接部材58,第2の当接部材60ともに、基端部20の回転方向に延びる長孔62を有する形態として、それぞれを回転方向に相対位置変化可能に重ね合せるとともに、第1の当接部材58の更に径方向内側に、雌ねじ部64を有する締付部材68を設けて、雄ねじ部材50の先端部をその締付部材68の雌ねじ部64に螺合し、以ってストッパ部材48を基端部20の側に取付固定するようになした例である。
この例では、第2の当接部材60に加えて、第1の当接部材58も長孔62において雄ねじ部材50に対し回転方向に位置変更可能であり、上記実施形態のものに比べてストッパ部材48の図中左端と右端、即ち当り部66A,66Bが当接する当り面の位置を、より広範囲に調節可能となすことができる(図9参照)。
図10は本発明の更に他の実施形態を示している。
この例は水栓本体15の側、詳しくは底部38の外面にストッパ部材48を設け、対応して吐水管16の基端部20の側に当り部70を設けた例である。
ここで当り部70は、基端部20にねじ込んだ雄ねじ部材にて構成してあり、図示のようにこの当り部70は、径方向内方に突出する突起形状で構成してある。
この例においても、ストッパ部材48は、それぞれ部分リング状をなす径方向内側の第1の当接部材58と、径方向外側の第2の当接部材60とで構成されており、径方向外側の第2の当接部材60が、径方向内側の第1の当接部材58に対し基端部20の回転方向に相対位置が変化可能となしてあり、そしてその変化によりストッパ部材48全体の周長が変化せしめられ、これに応じて吐水管16の回転規制の位置が調節される。
この例では、水栓本体15の底部38の円形の外面に沿って雄セレーション部72が設けられており、また一方ストッパ部材48における径方向内側の第1の当接部材58の内面には、対応する雌セレーション部74が設けられ、それら雄セレーション部72と雌セレーション部74とが噛み合わされている。
そしてその噛合いにより、ストッパ部材48が水栓本体15の側に固定状態(回転方向に固定状態)とされている。
径方向内側の第1の当接部材58の外面には、径方向外方に突出する嵌合突起76が設けられている。
一方径方向外側の第2の当接部材60には、対応する嵌合孔78が設けられ、それら嵌合孔78と嵌合突起76との嵌合に基いて、第1の当接部材58と第2の当接部材60との回転方向位置(相対位置)が位置決めされるようになっている。
ここで第2の当接部材60には同一形状,同一大きさの嵌合孔78が、基端部20の回転方向に沿って複数設けられており、それら複数の嵌合孔78の何れに対しても嵌合突起76が嵌合可能である。
即ちこの実施形態では、嵌合突起76と嵌合する嵌合孔78を変えることによって、第1の当接部材58と第2の当接部材60との回転方向の相対位置が変化せしめられ、且つその状態でそれら第1の当接部材58と第2の当接部材60との相対位置が定められる。
この実施形態では、径方向内側の第1の当接部材58もまた回転方向に位置変更可能(つまりストッパ部材48自体が位置変更可能)である。
即ち、水栓本体15の側の雄セレーション部72と、第1の当接部材58の側の雌セレーション部74との噛合位置を回転方向に異ならせることで、第1の当接部材58の回転方向位置を変更し、且つ変更後の位置に固定状態とすることができる。
この実施形態では、図10に示す状態の下で吐水管16を図11(A)に示すように時計方向に角度θだけ回転させると、そこで吐水管16の基端部20と一体に回転する当り部70が、ストッパ部材48の図中右端に当接し、そこで吐水管16の回転が規制される。
逆に図10に示す状態から吐水管16を反時計方向に角度θだけ回転させると、今度は当り部70がストッパ部材48の図中左端に当接して、そこで吐水管16の回転が規制される。
一方図12に示すように、嵌合突起76と嵌合孔78との嵌合位置を変え、第2の当接部材60を第1の当接部材58に対し反時計方向に回転移動させてそこに位置決めすることで、ストッパ部材48の周長が長くなり、基端部20側の当り部70との当り面の位置が変化せしめられる。
この図12に示す状態の下では、図13(A)に示すように吐水管16を角度θだけ図中時計方向に回転させると、当り部70が第2の当接部材60の図中右端に当接して、そこで吐水管16の更なる回転が規制される。
一方吐水管16を反時計方向に回転させると、吐水管16が角度θだけ回転したところで、当り部70が第1の当接部材58の図中左端に当接して、そこで吐水管16の更なる回転が規制される。
尚、第2の当接部材60を第1の当接部材58に対して図中左方向に回転移動させ、これによって吐水管16の回転に対する規制位置を変えることも勿論可能である。
またここでは嵌合孔78が全体で5個設けられており、第1の当接部材58と第2の当接部材60との回転方向の相対位置が5段階に変更可能となしてあるが、嵌合孔78の数を更に多くすることで、より多段階にそれら第1の当接部材58と第2の当接部材60との回転方向の相対位置を変化させることが可能であり、これに応じて、よりきめ細かく吐水管16の回転規制位置を調節することが可能となる。
この実施形態では、図14に示すように第1の当接部材58もまた、水栓本体15に対し回転方向位置を変えることが可能であり、図15に示しているようにこれに応じて吐水管16の回転に対する規制位置を更に変化させることが可能である。
尚図15の作用図では、吐水管16が時計方向と反時計方向とにそれぞれ角度θだけ回転したところで、吐水管16の回転が規制される場合を表わしている。
図16は参考例を示している。
図において80A,80Bは、水栓本体15の外面と吐水管16の基端部20の内面との間の環状空間に配置された、水栓本体15及び基端部20とは別体をなすブロック状の当接部材で、互いに基端部20の回転方向に離隔して配置されている。
ここでブロック状をなす一対の当接部材80A,80Bは、外面及び内面が何れも円弧形状をなしており、その外面が基端部20の内面に対して相対摺動可能となしてある。
また各当接部材80A,80Bの円形の内面には雌セレーション部74がそれぞれ設けられており、それら雌セレーション部74が、水栓本体15の円形の外面に沿って形成された雄セレーション部72に噛み合わされている。
そしてその噛合いに基いて一対の当接部材80A,80Bが水栓本体15側に固定状態とされている。
また一方、吐水管16の基端部20には、図10に示すのと同様の突起形状の当り部70が径方向内方に突出する状態で設けられている。
このでは、一対の当接部材80A,80Bが雌セレーション部74と雄セレーション部72との噛合いに基いて水栓本体15側に固定され、且つそれらの噛合位置を変化させることで基端部20の回転方向に組付位置が変化可能である。
このでは、図17(A)に示しているように吐水管16を図中時計方向に回転させると、吐水管16が角度θだけ回転したところで、当り部70が図中右側の当接部材80Bに当接して、そこで吐水管16の回転が規制される。
また逆方向である反時計方向に吐水管16を回転させると、吐水管16が角度θだけ回転したところで、当り部70が今度は図中左側の当接部材80Aに当接して、そこで吐水管16の回転が規制される。
このでは、上記のように一対の当接部材80A,80Bのそれぞれは、図17(A)の2点鎖線で示しているように雌セレーション部74と雄セレーション部72との噛合位置を周方向に沿って変化させることで、それぞれの基端部20の回転方向の位置を変化させることが可能であり、これに応じて吐水管16の回転に対する規制位置を自在に変化させることができる。
このにおいても、一対の当接部材80A,80Bの回転方向位置を変化させることで、吐水管16の回転規制の位置を自在に変化させることができ、従ってこのにおいても、水栓装置10の設置現場の状況に応じて、吐水管16の回転範囲を自在に且つ適正範囲に調節することができる。
以上本発明の実施形態を参考例とともに詳述したがこれはあくまで一例示である。
例えば図10〜図15の実施形態において、ストッパ部材48を水栓本体15側ではなく、吐水管16の基端部20の側に設け、基端部20の内面に雌セレーション部を、ストッパ部材48の外面に雄セレーション部を設けて、それらを噛み合わせるようになし、また水栓本体15側に当り部を設けるといったことも可能である。
この点については図16及び図17に示すにおいても同様である。
同様に図3〜図9のストッパ部材48を水栓本体15側に設けて固定手段により固定し、また当り部を吐水管16の基端部20側に設けるといったことも可能である。更に水栓本体以外の支持部にて吐水管16の基端部20を回転可能に支持するようになすことも可能である等、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲において種々変更を加えた形態で構成可能である。
本発明の一実施形態の水栓装置をカウンターへの取付状態で示した全体図である。 同実施形態の水栓装置の内部構造を示す図である。 同実施形態の要部の図である。 同実施形態の作用説明図である。 図4とは別の作用説明図である。 図5とは更に別の作用説明図である。 図6とは更に別の作用説明図である。 本発明の他の実施形態の要部の図である。 図8の実施形態の作用説明図である。 本発明の更に他の実施形態の要部の図である。 図10の実施形態の作用説明図である。 図10のストッパ部材の位置を変更した状態の図である。 図12の作用説明図である。 図10のストッパ部材の位置を図12とは異なる位置に変更した状態の図である。 図14の作用説明図である。 参考例の要部の図である。 図16の実施形態の作用説明図である。 従来の水栓装置の一例を示す図である。
10 水栓装置
15 水栓本体(支持部)
16 吐水管
18 吐水口
20 基端部
48 ストッパ部材
50 雄ねじ部材
58 第1の当接部材
60 第2の当接部材
62 長孔
66A,66B,70 当り部
72 雄セレーション部
74 雌セレーション部
76 嵌合突起
78 嵌合孔
80A,80B 当接部材

Claims (6)

  1. 先端部に吐水口を有する吐水管の円筒状の基端部を該吐水管に対する支持部に外嵌し、該支持部にて該基端部を回転可能に支持するようになした水栓装置において
    前記支持部の外面又は前記基端部の内面の一方に且つ該外面と内面との間の空間内に、それら支持部及び基端部とは別体をなし、径方向に重なる状態に配置されて該基端部の回転方向に互いに相対位置が変化可能な部分リング状をなす第1の当接部材及び第2の当接部材を有するストッパ部材を設けるとともに、それら第1の当接部材と第2の当接部材との相対位置を位置決めする位置決手段及び前記ストッパ部材を前記一方に固定する固定手段を設け、
    且つ前記支持部の外面又は前記基端部の内面の他方には、該ストッパ部材における前記基端部の回転方向の端に当接する当り部を設けて、該当接により前記吐水管の回転を規制するようになすとともに、前記第1の当接部材及び第2の当接部材の前記相対位置の変化による前記ストッパ部材の周長の変化により、該吐水管の回転規制の位置を変化可能となしてあることを特徴とする水栓装置。
  2. 請求項1において、前記ストッパ部材が前記吐水管の基端部の内面に設けてあるとともに、該基端部には前記固定手段及び位置決手段を兼ねた雄ねじ部材が設けてあって、該雄ねじ部材の締込みにより該ストッパ部材が該基端部に固定され且つ前記第1の当接部材と第2の当接部材との前記相対位置が位置決めされるようになしてあることを特徴とする水栓装置。
  3. 請求項2において、前記第1の当接部材が径方向の内側に、前記第2の当接部材が径方向の外側にそれぞれ配置されており、該第2の当接部材には前記基端部の回転方向に延びる貫通の長孔が設けられていて、前記雄ねじ部材が該長孔を径方向に挿通し、先端部が前記第1の当接部材に螺合されていることを特徴とする水栓装置。
  4. 請求項1において、前記位置決手段が、前記第1の当接部材と前記第2の当接部材との一方に設けられた嵌合孔と、他方に設けられて該嵌合孔に嵌合する嵌合突起とで構成してあり、且つ該嵌合孔は前記基端部の回転方向に沿って複数設けてあることを特徴とする水栓装置。
  5. 請求項1,4の何れかにおいて、前記固定手段が、前記ストッパ部材に設けられた可動側のセレーション部と、対応する前記支持部の外面又は前記基端部の内面の一方に設けられた固定側のセレーション部とで構成してあり、それら可動側のセレーション部と固定側のセレーション部との噛合いに基いて前記ストッパ部材が固定され、且つ噛合位置を変化させることで該ストッパ部材が前記基端部の回転方向に位置変化可能となしてあることを特徴とする水栓装置。
  6. 請求項5において、前記ストッパ部材が前記支持部の外面に設けてあり、前記固定側セレーション部が該支持部の外面に、前記可動側のセレーション部が前記ストッパ部材の内面に設けてあることを特徴とする水栓装置。
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