JP2006077452A - 湯水混合栓用分岐水栓 - Google Patents

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靖 馬場
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Abstract

【課題】
この発明は、加工が容易で量産性の向上を図ることができ、また湯と水との双方を同時に取出すことができるうえ、湯および水の供給方向の変更が可能な湯水混合栓用分岐水栓の提供を目的とする。
【解決手段】
水、湯および湯水の流通孔15を独立して軸方向に貫通形成した本体11を備えてなる湯水混合栓用分岐水栓10であって、本体11の外周にハブ12を回転自在に外嵌し、ハブ12外周にはハブリング29を固定し、本体11の外周に2つの輪溝18,19を離間形成し、一方の輪溝18を横孔を介して水流通孔に連通させると共に、他方の輪溝19を横孔を介して湯流通孔に連通させ、一方の輪溝18と対向してハブ12に形成された開口部27からハブリング29の水出口30に水を取出し、他方の輪溝19と対向してハブ12に形成された開口部28からハブリング29の湯出口31に湯を取出すように構成したことを特徴とする。
【選択図】 図3

Description

この発明は、横向きの分岐口を有するシングルレバー式の湯水混合栓用分岐水栓に関する。
従来、上述例の分岐水栓は、横向きの分岐口を1つのみ備えたものが大半であって、水または湯の何れか一方のみしか供給できないため、例えば食器洗い機に対して分岐水栓の分岐口から湯を供給した場合には、浄水器に対しては、この分岐水栓から水を供給することが不可能となる。
このような問題点を解決するために、特許文献1、特許文献2に記載の分岐水栓が既に発明されている。
すなわち、これらの何れの分岐水栓も、分岐栓本体の水流通孔と連通する水側の分岐口と、分岐栓本体の湯流通孔と連通する湯側の分岐口とを180度の開角を有して備えたものであり、この構造によれば、食器洗い機や浄水器に対して湯および水を同時に分岐供給することができる利点がある。
しかしながら、この従来構造においては、水側の分岐口と湯側の分岐口との位置が固定されている関係上、食器洗い機や浄水器の設置場所が制約を受け、レイアウトの自由度が阻害される問題点があった。仮に湯を必要とする食器洗い機を水側の分岐口に対応させ、水を必要とする浄水器を湯側の分岐口に対応させた場合、つまり外部機器を逆レイアウトに設置した際には、湯側の分岐口から食器洗い機に接続するホースと、水側の分岐口から浄水器に接続するホースとが交差して、ホースの取り回しが悪化し、見栄えも劣化する問題点があった。
そこで、分岐水栓の水側の分岐口と湯側の分岐口とに対して反対の側に水使用機器を設置する場合には特許文献3に開示された分岐継手を用いるとよいが、継手構造が複雑化する問題点があった。
このような問題点を解決し、水側の分岐口と湯側の分岐口とが分岐栓本体外周に対して360度回転可能となる分岐水栓を本出願人は既に発明した。
すなわち、水、湯および湯水の流通孔を独立して軸方向に貫通形成した分岐栓本体を備えてなる湯水混合栓用分岐水栓において、上述の分岐栓本体の外周に2つの輪溝を離間形成し、一方の輪溝を横孔を介して水流通孔に連通させると共に、
他方の輪溝を横孔を介して湯流通孔に連通させ、また上述の分岐栓本体の外周には上部ハブと下部ハブとを回転自在に外嵌し、上部ハブの水出口と一方の輪溝とを該上部ハブに形成した横で連通し、上部ハブの湯出口と他方の輪溝とは、分岐栓本体外周に外嵌した上下の各ハブを組付けた時に形成される断面L字状の通路を介して連通すべく構成したものである(特許文献4参照)。
この従来構造によれば、水側の分岐口(上部ハブの水出口参照)と湯側の分岐口(上部ハブの湯出口参照)とを360度回転自在に構成したので、外部に設置される水使用機器に対するレイアウトの自由度が向上し、しかも、水と湯とを同時に分岐供給することができる利点がある反面、上部ハブ外周から下方に延びるスカート部と、下部ハブ外周から上方に延びるフランジ部との間をOリングでシールする必要があることは勿論、径方向外方に位置するスカート部と、このスカート部の内周側に位置するフランジ部とがオーバラップする構造であるから分岐水栓それ自体が大型化し、また、上述の断面L字状の通路を形成する必要があるため、加工が煩雑となって、量産に適さない問題点があった。
特開2002−88833号公報 実用新案登録第3057539号 特開2004−92246号公報 特開2003−42316号公報
そこで、この発明は、加工が容易で量産性の向上を図ることができ、また湯と水との双方を同時に取出すことができるうえ、湯および水の供給方向の変更が可能な湯水混合栓用分岐水栓の提供を目的とする。
この発明による湯水混合栓用分岐水栓は、水、湯および湯水の流通孔を独立して軸方向に貫通形成した分岐栓本体を備えてなる湯水混合栓用分岐水栓であって、
上記分岐栓本体の外周にハブを回転自在に外嵌し、ハブ外周にはハブリングを固定し、上記分岐栓本体の外周に2つの輪溝を離間形成し、一方の輪溝を横孔を介して水流通孔に連通させると共に、他方の輪溝を横孔を介して湯流通孔に連通させ、一方の輪溝と対向してハブに形成された開口部からハブリングの水出口に水を取り出し、他方の輪溝と対向してハブに形成された開口部からハブリングの湯出口に湯を取出すように構成したものである。
上記構成によれば、水流通孔、横孔、一方の輪溝、ハブの開口部を介してハブリングの水出口に水を取出すことができ、また湯流通孔、横孔、他方の輪溝、ハブの開口部を介してハブリングの湯出口に湯を取出すことができる。つまり、湯と水との双方を同時に取出すことができる。
さらにハブの各開口部はハブを約360度回転操作しても対応する輪溝を介して水流通孔および湯流通孔に格別に連通しているので、湯および水の供給方向の変更が可能となり、水使用機器のレイアウトの自由度が向上する。
また従来のようなハブのオーバラップ構造が不要となり、加工が容易で量産性の向上を図ることができる。
この発明による湯水混合栓用分岐水栓は、また、水、湯および湯水の流通孔を独立して軸方向に貫通形成した分岐栓本体を備えてなる湯水混合栓用分岐水栓であって、上記分岐栓本体の外周にハブを回転自在に外嵌し、ハブ内周には2つの輪溝を離間形成し、一方の輪溝を横孔を介して分岐栓本体の水流通孔に連通させると共に、他方の輪溝を横孔を介して分岐栓本体の湯流通孔に連通させ、一方の輪溝にオフセット形成した連通部からハブの水出口に水を取出し、他方の輪溝にオフセット形成した連通部からハブの湯出口に湯を取出すように構成したものである。
上記構成によれば、水流通孔、横孔、ハブ内周の一方の輪溝、連通部を介してハブの水出口に水を取出すことができ、また湯流通孔、横孔、ハブ内周の他方の輪溝、連通部を介してハブの湯出口に湯を取出すことができる。つまり、湯と水との双方を同時に取出すことができる。
さらにハブを約360度回転操作しても湯側の連通部、輪溝は横孔を介して湯流通孔と連通し、水側の連通部、輪溝は横孔を介して水流通孔と連通しているので、湯および水の供給方向の変更が可能となり、水使用機器のレイアウトの自由度が向上する。
また従来のようなハブのオーバラップ構造が不要となり、加工が容易で量産性の向上を図ることができる。
この発明による湯水混合栓用分岐水栓は、さらに、水、湯および湯水の流通孔を独立して軸方向に貫通形成した分岐栓本体を備えてなる湯水混合栓用分岐水栓であって、上記分岐栓本体の外周にハブを回転自在に外嵌し、分岐栓本体の外周とハブ内周との少なくとも何れか一方に2つの輪溝を離間形成し、一方の輪溝を横孔を介して分岐栓本体の水流通孔に連通させると共に、他方の輪溝を横孔を介して分岐栓本体の湯流通孔に連通させ、一方の輪溝と対向するハブの水出口から水を取出し、他方の輪溝と対向するハブの湯出口から湯を取出すように構成した
ものである。
上記構成によれば、水流通孔、横孔、輪溝を介してハブの水出口から水を取出すことができ、また湯流通孔、横孔、輪溝を介してハブの湯出口から湯を取出すことができる。つまり、湯と水との双方を同時に取出すことができる。
さらにハブを約360度回転操作してもハブの水出口は輪溝、横孔を介して水流通孔と連通し、ハブの湯出口は輪溝、横孔を介して湯流通孔と連通しているので、湯および水の供給方向の変更が可能となり、水使用機器のレイアウトの自由度が向上する。
また従来のようなハブのオーバラップ構造が不要となり、加工が容易で量産性の向上を図ることができる。
この発明による湯水混合栓用分岐水栓は、また、水、湯および湯水の流通孔を独立して軸方向に貫通形成した分岐栓本体を備えてなる湯水混合栓用分岐水栓であって、上記分岐栓本体の外周にハブを回転自在に外嵌し、上記分岐栓本体の外周に2つの輪溝を離間形成し、一方の輪溝を横孔を介して水流通孔に連通させると共に、他方の輪溝を横孔を介して湯流通孔に連通させ、一方の輪溝と対向するようにハブ外周にはハブリングを回転自在に外嵌し、一方の輪溝に連通するハブの開口部と、ハブリングの水出口と、これら両者間に形成された環状溝とを介して水を取出し、他方の輪溝と連通するハブの開口部から湯を取出すように構成したものである。
上記構成によれば、水流通孔、横孔、一方の輪溝、ハブの開口部、環状溝を介してハブリングの水出口から水を取出すことができ、また湯流通孔、横孔、他方の輪溝を介してハブの開口部から湯を取出すことができる。つまり、湯と水との双方を同時に取出すことができる。
さらにハブリングはハブの外周に対して回転自在であり、ハブは分岐栓本体外周に対して回転自在であるうえ、これらハブリングおよびハブを相対回転させても湯側の連通構造および水側の連通構造を維持することができるので、湯および水の供給方向の変更、並びに、これら両者の相対的な供給角度の変更が可能となり、水使用機器のレイアウトの自由度がさらに向上する。
また、従来のようなハブのオーバラップ構造が不要となり、加工が容易で量産性の向上を図ることができる。
この発明による湯水混合栓用分岐水栓は、さらに、水、湯および湯水の流通孔を独立して軸方向に貫通形成した分岐栓本体を備えてなる湯水混合栓用分岐水栓であって、上記分岐栓本体の外周にハブを回転自在に外嵌し、上記分岐栓本体の外周に2つの輪溝を離間形成し、一方の輪溝を横孔を介して水流通孔に連通させると共に、他方の輪溝を横孔を介して湯流通孔に連通させ、一方の輪溝および他方の輪溝とそれぞれ別々に対向するようハブ外周には2つのハブリングを回転自在に外嵌し、一方の輪溝に連通するハブの開口部と、ハブリングの水出口と、これら両者間に形成された環状溝とを介して水を取出し、他方の輪溝に連通するハブの開口部と、ハブリングの湯出口と、これら両者間に形成された環状溝とを介して湯を取出すように構成したものである。
上記構成によれば、水流通孔、横孔、一方の輪溝、ハブの開口部、環状溝を介してハブリングの水出口から水を取出すことができ、また湯流通孔、横孔、他方の輪溝、ハブの開口部、環状溝を介してハブリングの湯出口から湯を取出すことができる。
さらに2つのハブリングを備え、これらの各ハブリングをそれぞれ別々に約360度の範囲で任意に回転操作することができ、この回転時にあっても湯側の連通構造および水側の連通構造を維持することができるので、湯および水の供給方向の変更、並びに、これら両者の相対的な供給角度の変更が自在となり、水使用機器のレイアウトの自由度がより一層向上する。
また、従来のようなハブのオーバラップ構造が不要となり、加工が容易で量産性の向上を図ることができる。
この発明によれば、加工が容易で量生産の向上を図ることができ、また湯と水との双方を同時に取出すことができるうえ、湯および水の供給方向の変更が可能となる効果がある。
この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
図面は湯水混合栓用分岐水栓を示し、図1に実線で示すこの分岐水栓10は同図に仮想線で示す混合栓本体1の立上り部1aと、カートリッジ2との間に介設されるものである。上述のカートリッジ2はその上部に作動部3を有すると共に、このカートリッジ2はカバーナット4により分岐水栓10の上部に締付け固定される。
また、カートリッジ2上部の作動部3は操作レバー5(いわゆるレバーハンドル)にて操作されるように構成する一方、混合栓本体1の立上り部1aの外周にはスパウト6の基部6aが回動自在に装着されている。
ここで、上述の混合栓本体1は水道管に連通する水道水通路と、ボイラ等に連通する熱湯通路とを有し、水または熱湯は図1に矢印aで示すように分岐水栓10(詳しくは後述する水道水流入孔13または熱湯流入孔14参照)を介して上方へ流動し、操作レバー5にてカートリッジ2上部の作動部3を操作した時に、水道水をそのまま、または熱湯をそのまま、あるいは水道水と熱湯とを混合した温調流体を流出液体(混合流体)として図1に矢印bで示すように一旦、混合栓本体1の立上り部1a内に流下させた後に、矢印cで示すようにスパウト6から供給し得るように構成している。
図2は分岐水栓10の平面図、図3は図2のA−A線矢視断面図、図4は図2のB−B線に沿う分岐栓本体の断面図である。
上述の分岐水栓10は分岐栓本体(以下単に本体と略記する)11と、この本体11の外周に回転自在に外嵌した環状のハブ12とを備えている。
上述の本体11には、図4に示すように、水道水流入孔(以下単に水流入孔と略記する)13と、熱湯流入孔(以下単に湯流入孔と略記する)14と、湯水流出孔15とが独立して軸方向に貫通形成されている。
また図3に示すように、上述の本体11の上部にはカートリッジ2を位置決めするためのピン孔16を形成する一方、このピン孔16と対向するように本体11の下部にはノックピン17を設け、このノックピン17により本体11を混合栓本体1の立上り部1aに位置決めするように構成している。
さらに上述の本体11の外周には2つの輪溝18,19を上下に離間形成し、上側の輪溝18を横孔20を介して水流入孔13に連通させると共に、下側の輪溝19を横孔21を介して湯流入孔14に連通させている。
上述のハブ12は本体11の外周部においてその軸方向全長を回転自在に囲繞するもので、この上下非分割構造のハブ12の上部外周には、カバーナット4を取付けるためのネジ部22を形成し、ハブ12の下部には取付けリング23を介してナット24を回転自在に設けて、このナット24で本体11を混合栓本体1の立上り部1aに固定するように構成している。
また、図3、図5に示すように上述のハブ12の所定部にはその外周をフラットになるように加工した一対の凹部25,26を形成し、一側の凹部25には上側の輪溝18と対向するように開口部27を形成し、他側の凹部26には下側の輪溝19と対向するように開口部28を形成している。
上述のハブ12の上下方向中間部外周には上述の凹部25,26を囲繞するように円環状のハブリング29をロー付け固定している。
このハブリング29の一側の凹部25と対応する部分には水出口30を開口形成し、他側の凹部26と対応する部分には湯出口31を開口形成している。
また上述の水出口30と連続するようにハブリング29にはネジ孔32を形成し、このネジ孔32に螺合したブッシュ33を介してジョイントとしての袋ナット34を回転自在に取付けている。
同様に、上述の湯出口31と連続するようにハブリング29にはネジ孔35を形成し、このネジ孔35に螺合したブッシュ36を介してジョイントとしての袋ナット37を回転自在に取付けている。
なお、輪溝18,19の上下両側において本体11外周と、ハブ12内周との間はOリング溝に嵌着したOリング38にてシールすべく構成する一方、水流入孔13、湯流入孔14、湯水流出孔15の下部に設けた溝部にはシール部材としてのパッキング39…をそれぞれ取付けている。
このように構成した湯水混合栓用分岐水栓において、本体11の水流入孔13に流入した水は、横孔20、輪溝18、ハブ12の開口部27、凹部25、ハブリング29の水出口30を介して取出され、本体11の湯流入孔14に流入した湯は、横孔21、輪溝19、ハブ12の開口部28、凹部26、ハブリング29の湯出口31を介して取出される。
このように図1〜図5で示した実施例の湯水混合栓用分岐水栓10は、水、湯および湯水の流通孔13,14,15を独立して軸方向に貫通形成した本体11を備えてなる湯水混合栓用分岐水栓10であって、上記本体11の外周にハブ12を回転自在に外嵌し、ハブ12外周にはハブリング29を固定し、上記本体11の外周に2つの輪溝18,19を離間形成し、一方の輪溝18を横孔20を介して水流入孔13に連通させると共に、他方の輪溝19を横孔21を介して湯流入孔14に連通させ、一方の輪溝18と対向してハブ12に形成された開口部27からハブリング29の水出口30に水を取り出し、他方の輪溝19と対向してハブ12に形成された開口部28からハブリング29の湯出口31に湯を取出すように構成したものである。
この構成によれば、水流入孔13、横孔20、一方の輪溝18、ハブ12の開口部27を介してハブリング29の水出口30に水を取出すことができ、また湯流入孔14、横孔21、他方の輪溝19、ハブ12の開口部28を介してハブリング29の湯出口31に湯を取出すことができる。つまり、湯と水との双方を同時に取出すことができる。
さらにハブ12の各開口部27,28はハブ12を約360度回転操作しても対応する輪溝18,19を介して水流入孔13および湯流入孔14に格別に連通しているので、湯および水の供給方向の変更が可能となり、食器洗い機や浄水器などの水使用器のレイアウトの自由度が向上する。
また従来のようなハブのオーバラップ構造が不要となり、加工が容易で量産性の向上を図ることができると共に、分岐水栓10の外径の縮小化等、該分岐水栓10の小型コンパクト化も可能となる。なお、分岐水栓10を混合栓本体1に完全固定すると共に、分岐水栓10にカバーナット4を完全締結した所謂組付け完了時においては、湯および水の供給方向は予め任意に設定した向きに固定される。この先については以下に述べるその他の実施例についても同様である。
図6、図7は湯水混合栓用分岐水栓の他の実施例を示し、図3の実施例においてはハブ12の外周に円環状のハブリング29を固定したが、図6、図7に示すこの実施例においてはハブ12の外周部に一対の穴状の凹部25,26を形成し、これらの各凹部25,26に突起形状のアタッチメント29A,29Bをそれぞれロー付け固定し、水側のアタッチメント29Aには水出口30とネジ孔32とを形成し、湯側のアタッチメント29Bには湯出口31とネジ孔35とを形成したものである。
図3の実施例においてはハブ12とハブリング29との接合部をその全周にわたってロー付けする必要があるが、図6、図7の実施例においては凹部25,26の外端部と2つのアタッチメント29A,29B周囲とをロー付けするとよく、ロー付け範囲の縮小化が達成できるので、ロー付け時の熱影響による変形を抑制することができる。
この図6、図7で示した実施例においても、その他の構成、作用、効果については図1〜図5で示した先の実施例と同様であるから、図6、図7において前図と同一の部分には同一符号を付して、その詳しい説明を省略する。
図8、図9、図10は湯水混合分岐水栓のさらに他の実施例を示すものである。
この実施例においては図10に示すように本体11に対して湯流入孔14と連通する湯側の横孔21を上部に形成し、小流入孔13と連通する水側の横孔20を下部に形成している。
また図9に示すように本体11の外周部においてその軸方向のほぼ全長を回転自在に囲繞するリング状のハブ12を設け、この非分割構造のハブ12の内周には2つの輪溝40,41を上下に離間形成している。なお、この輪溝40,41と一致する位置において本体11側においても輪溝を形成してもよい。
そして、下側の輪溝41を上述の横孔20を介して本体11の水流入孔13に連通させると共に、上側の輪溝40を上述の横孔21を介して本体11の湯流入孔14に連通させている。
またハブ12の2箇所にはネジ孔32,35をそれぞれ形成すると共に、一方のネジ孔32を利用して下側の輪溝41と水出口30とを連通する連通部42を形成している。この連通部42の中心は下側の輪溝41の上下方向の中心に対して上方にオフセットするように形成されている。
同様に、他方のネジ孔35を利用して上側の輪溝40と湯出口31とを連通する連通部43を形成している。この連通部43の中心は上側の輪溝40の上下方向の中心に対して下方にオフセットするように形成されている。ここで、上述の各連通部42,43は、先端角を180度に成したドリルなどの切削工具にて径方向外方から穴あけ加工することができる。
要するに、本体11の水流入孔13は横孔20、輪溝41、連通部42を介して水出口30に連通し、本体11の湯流入孔14は横孔21、輪溝40、連通部43を介して湯出口31に連通するものである。
また、この実施例おいては本体11の上部に一端が開放した構造のピン孔16Aを形成している。なお、図8〜図10において前図と同一の部分には同一符号を付して、その詳しい説明を省略している。
このように、図8〜図10で示した実施例の湯水混合栓用分岐水栓10は、水、湯および湯水の流通孔13,14,15が独立して軸方向に貫通形成した本体11を備えてなる湯水混合栓用分岐水栓10であって、上記本体11の外周にハブ12を回転自在に外嵌し、ハブ12内周には2つの輪溝40,41を離間形成し、一方の輪溝41を横孔20を介して本体11の水流入孔13に連通させると共に、他方の輪溝40を横孔21を介して本体11の湯流入孔14に連通させ、一方の輪溝41にオフセット形成した連通部42からハブ12の水出口30に水を取出し、他方の輪溝40にオフセット形成した連通部43からハブ12の湯出口31に湯を取出すように構成したものである。
この構成によれば、水流入孔13、横孔20、ハブ12内周の一方の輪溝41、連通部42を介してハブ12の水出口に水を取出すことができ、また湯流入孔14、横孔21、ハブ12内周の他方の輪溝40、連通部43を介してハブ12の湯出口31に湯を取出すことができる。つまり、湯と水との双方を同時に取出すことができる。
さらにハブ12を約360度回転操作しても湯側の連通部43、輪溝40は横孔21を介して湯流入孔14と連通し、水側の連通部42、輪溝41は横孔20を介して水流入孔13と連通しているので、湯および水の供給方向の変更が可能となり、食器洗い機や浄水器などの水使用機器のレイアウトの自由度が向上する。
また従来のようなハブのオーバラップ構造が不要となり、加工が容易で量産性の向上を図ることができると共に、分岐水栓10の外径の縮小化など該分岐水栓10の小型コンパクト化も可能となる。加えて、先の各実施例のようにロー付けを必要としないので、ロー付け時の熱影響による変形を阻止することができる。
図11、図12、図13は湯水混合栓分岐水栓のさらに他の実施例を示すものである。
図1〜図10で示した先の各実施例にあっては袋ナット34,37を同一高さ位置に配設したが、図11〜図13で示すこの実施例においては袋ナット34,37を輪溝と対向させて上下にオフセット配設して、構造の簡略化を図るものである。
すなわち、本体11の外周部においてその軸方向の全長を回転自在に囲繞するハブ12を設け、この上下非分割構造のハブ12の内周には本体11側の上下の輪溝18,19と一致するように上下の輪溝44,45を離間形成している。
また、上述のハブ12において上側の輪溝18,44と対向する位置に水出口30を形成し、下側の輪溝19,45と対向する位置に湯出口31を形成すると共に、水出口30および湯出口31とそれぞれ別々に連続するネジ孔32,35を形成し、これらのネジ孔32,35にはブッシュ33,36を介して袋ナット34,37を回転自在に取付けている。
つまり、水流入孔13は横孔20、輪溝18,44を介して水出口30に連通し、湯流入孔14は横孔21、輪溝19,45を介して湯出口31に連通するように構成したものである。なお、図11〜図13において前図と同一の部分には同一符号を付して、その詳しい説明を省略するが、図11〜図13に示すこの実施例においてはハブ12の下部外周とナット24の内周とをシールすべく、ハブ12の下部に形成されたOリング溝にはシール部材としてのOリング46を嵌着している。
このように、図11〜図13で示した実施例の湯水混合栓用分岐水栓10は、水、湯および湯水の流通孔13,14,15を独立して軸方向に貫通形成した本体11を備えてなる湯水混合栓用分岐水栓10であって、上記本体11の外周にハブ12を回転自在に外嵌し、本体11の外周とハブ12内周との少なくとも何れか一方に2つの輪溝(図示実施例では双方に形成された一方の輪溝18,44と他方の輪溝19,45)を離間形成し、一方の輪溝18,44を横孔20を介して本体11の水流入孔13に連通させると共に、他方の輪溝19,45を横孔21を介して本体11の湯流入孔14に連通させ、一方の輪溝18,44と対向するハブ12の水出口30から水を取出し、他方の輪溝19,45と対向するハブ12の湯出口31から湯を取出すように構成したものである。
この構成によれば、水流入孔13、横孔20、輪溝18,44を介してハブ12の水出口30から水を取出すことができ、また湯流入孔14、横孔21、輪溝19,45を介してハブ12の湯出口31から湯を取出すことができる。つまり、湯と水との双方を同時に取出すことができる。
さらにハブ12を約360度回転操作してもハブ12の水出口30は輪溝44,18、横孔20を介して水流入孔13と連通し、ハブ12の湯出口31は輪溝45,19、横孔21を介して湯流入孔14と連通しているので、湯および水の供給方向の変更が可能となり、食器洗い機や浄水器などの水使用機器のレイアウトの自由度が向上する。
また従来のようなハブのオーバラップ構造が不要となり、加工が容易で量産性の向上を図ることができると共に、分岐水栓10の外径の縮小化など該分岐水栓10の小型コンパクト化も可能となる。加えて、ロー付けも不要となるので、ロー付け時の熱影響による変形を阻止することができる。
なお、図11〜図13においては輪溝18,19,44,45を本体11側とハブ12側との双方に形成したが、この輪溝は本体11側にのみ形成してもよく、またはハブ12側にのみ形成してもよい。
図14、図15、図16は湯水混合栓用分岐水栓のさらに他の実施例を示すものである。
図1〜図13で示した先の各実施例においては、本体11の軸芯線に対して一対の袋ナット34,37が180度の開角を保った状態でハブ12を回転させ、水および湯の供給方向を任意に可変すべく構成したが、図14〜図16に示すこの実施例においては水供給方向と湯供給方向とをそれぞれ別々の任意の方向に設定することができるように成したものである。
すなわち、本体11の外周部においてその軸方向のほぼ全長を回転自在に囲繞するハブ12を設けている。この非分割構造のハブ12は本体11側の輪溝18と対向して肉厚が相対的に薄い上部と、本体11側の輪溝19と対向して肉厚が相対的に厚い下部とを一体形成したもので、ハブ12の下部には下側の輪溝19と連通する開口部としての湯出口31を形成し、この湯出口31に連続するネジ孔35にはブッシュ36を介して袋ナット37を回転自在に取付けている。
ハブ12の上部外周にはハブリング47を回転自在に外嵌し、上記ハブ12の上部には本体11側の輪溝18と上下方向の同一位置に環状溝48を形成し、ハブ12側の環状溝48と本体11側の輪溝18とを開口部49で連通させている。
また上述のハブリング47には環状溝48に連通する水出口30を開口形成し、この水出口30に連続するネジ孔50にはブッシュ33を介して袋ナット34を回転自在に取付けている。
要するに、水流入孔13は、横孔20、輪溝18、開口部49、環状溝48を介して水出口30に連通し、湯流入孔14は、横孔21、輪溝19を介して湯出口31に連通するように構成したものである。なお、図14〜図16において前図と同一の部分には同一符号を付して、その詳しい説明を省略するが、図14〜図16に示すこの実施例においてはハブ12の上部外周とハブリング47の内周とをシールすべく、ハブ12の上部に形成したOリング溝にはシール部材としてのOリング51,51を嵌着している。
このように、図14〜図16で示した実施例の湯水混合栓用分岐水栓10は、水、湯および湯水の流通孔13,14,15を独立して軸方向に貫通形成した本体11を備えてなる湯水混合栓用分岐水栓10であって、上記本体11の外周にハブ12を回転自在に外嵌し、上記本体11の外周に2つの輪溝18,19を離間形成し、一方の輪溝18を横孔20を介して水流入孔13に連通させると共に、他方の輪溝19を横孔21を介して湯流入孔14に連通させ、一方の輪溝18と対向するようにハブ12外周にはハブリング47を回転自在に外嵌し、一方の輪溝18に連通するハブ12の開口部49と、ハブリング47の水出口30と、これら両者49,30間に形成された環状溝48とを介して水を取出し、他方の輪溝19と連通するハブ12の開口部(湯出口31参照)から湯を取出すように構成したものである。
この構成によれば、水流入孔13、横孔20、一方の輪溝18、ハブ12の開口部49、環状溝48を介してハブリング47の水出口30から水を取出すことができ、また湯流入孔14、横孔21、他方の輪溝15を介してハブ12の開口部(湯出口31参照)から湯を取出すことができる。つまり、湯と水との双方を同時に取出すことができる。
さらにハブリング47はハブ12の外周に対して回転自在であり、かつ、ハブ12は本体11外周に対して回転自在であるうえ、これらハブリング47およびハブ12を相対回転させても湯側の連通構造および水側の連通構造を維持することができるので、湯および水の供給方向の変更、並びに、これら両者(湯供給方向と水供給方向)の相対的な供給角度の変更が可能となり、食器洗い機や浄水器などの水使用機器のレイアウトの自由度がさらに向上する。
また、従来のようなハブのオーバラップ構造が不要となり、加工が容易で量産性の向上を図ることができると共に、分岐水栓10の外径の縮小化などの該分岐水栓10の小型コンパクト化も可能となる。加えて、ロー付けも不要となるので、ロー付け時の熱影響による変形を阻止することができる。
図17は湯水混合栓用分岐水栓のさらに他の実施例を示すものである。但し、この実施例においても本体11は図16と同一の構造に形成されている。
図17に示すこの実施例では、本体11の外周に上下非分割構造のハブ12を回転自在に外嵌し、本体11側の上下2つの輪溝18,19と対応するように上記ハブ12の外周上下には上側のハブリング47と下側のハブリング52とをそれぞれ回転自在に外嵌している。
また上側のハブリング47の内周には環状溝53を形成し、この環状溝53と本体11側の輪溝18とをハブ12に形成された開口部49で連通させている。ここで、上述の環状溝53は輪溝18と対向してその外周側に位置するものである。
さらに上側のハブリング47には水出口30を形成し、この水出口30に連続するネジ孔50には、ブッシュ33を介して袋ナット34を回転自在に取付けている。
同様に、下側のハブリング52の内周には環状溝54を形成し、この環状溝54と本体11側の輪溝19とをハブ12に形成された開口部55で連通させている。ここで、上述の環状溝54は輪溝19と対向してその外周側に位置するものである。
また下側のハブリング52には湯出口31を形成し、この湯出口31に連続するネジ孔56には、ブッシュ36を介して袋ナット37を回転自在に取付けている。
要するに、水流入孔13(図16参照)は、横孔20、輪溝18、開口部49、環状溝53を介して水出口30に連通し、湯流入孔14(図16参照)は、横孔21、輪溝19、開口部55、環状溝54を介して湯出口31に連通するように構成したものである。なお、図17において前図と同一の部分には同一符号を付して、その詳しい説明を省略するが、図17に示すこの実施例においては、ハブ12の下部外周と下側のハブリング52の内周とをシールすべく、ハブ12の下部外周に形成したOリング溝にはシール部材としてのOリング57,57を嵌着している。
このように、図17で示した実施例の湯水混合栓用分岐水栓10は、水、湯および湯水の流通孔13,14,15を独立して軸方向に貫通形成した本体11を備えてなる湯水混合栓用分岐水栓10であって、上記本体11の外周にハブ12を回転自在に外嵌し、上記本体11の外周に2つの輪溝18,19を離間形成し、一方の輪溝18を横孔20を介して水流入孔13に連通させると共に、他方の輪溝19を横孔21を介して湯流入孔14に連通させ、一方の輪溝18および他方の輪溝19とそれぞれ別々に対向するようハブ12外周には2つのハブリング47,52を回転自在に外嵌し、一方の輪溝18に連通するハブ12の開口部49と、ハブリング47の水出口30と、これら両者49,30間に形成された環状溝52とを介して水を取出し、他方の輪溝19に連通するハブ12の開口部55と、ハブリング52の湯出口31と、これら両者55,31間に形成された環状溝54とを介して湯を取出すように構成したものである。
この構成によれば、水流入孔13、横孔20、一方の輪溝18、ハブ12の開口部49、環状溝53を介してハブリング47の水出口30から水を取出すことができ、また湯流入孔14、横孔21、他方の輪溝19、ハブ12の開口部55、環状溝54を介してハブリング52の湯出口31から湯を取出すことができる。
さらに2つのハブリング47,52を備え、これらの各ハブリング47,52をそれぞれ別々に約360度の範囲で任意に回転操作することができ、この回転時にあっても湯側の連通構造および水側の連通構造を維持することができるので、湯および水の供給方向の変更、並びに、これら両者(湯供給方向と水供給方向)の相対的な供給角度の変更が自在となり、食器洗い機や浄水器などの水使用機器のレイアウトの自由度がより一層向上する。
また、従来のようなハブのオーバラップ構造が不要となり、加工が容易で量産性の向上を図ることができると共に、分岐水栓10の外径の縮小化など該分岐水栓10の小型コンパクト化も可能となる。加えて、ロー付けも不要となるので、ロー付け時の熱影響による変形を阻止することができる。
この発明の構成と、上述の実施例との対応において、
この発明の水流通孔は、実施例の水流入孔13に対応し、
以下同様に、
湯流通孔は、湯流入孔14に対応し、
分岐栓本体は、本体11に対応するも、
この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではない。
例えば、本体11の湯側、水側の横孔の位置は、湯側の横孔と水側の横孔との何れが上部に形成されてもよい。
本発明の湯水混合栓分岐水栓を示す使用状態図。 分岐水栓の平面図。 図2のA−A線矢視断面図。 図2のB−B線に沿う本体の断面図。 図3のC−C線に沿うハブの断面図。 分岐水栓の他の実施例を示す断面図。 図6のD−D線に沿うハブの断面図。 分岐水栓のさらに他の実施例を示す平面図。 図8のE−E線矢視断面図。 図8のF−F線に沿う本体の断面図。 分岐水栓のさらに他の実施例を示す平面図。 図11のG−G線矢視断面図。 図11のH−H線に沿う本体の断面図。 分岐水栓のさらに他の実施例を示す平面図。 図14のJ−J線矢視断面図。 図14のK−K線に沿う本体の断面図。 分岐水栓のさらに他の実施例を示す断面図。
符号の説明
10…分岐水栓
11…本体(分岐栓本体)
12…ハブ
13…水流入孔(流通孔)
14…湯流入孔(流通孔)
15…湯水流出孔(流通孔)
18,19…輪溝
20,21…横孔
27,28…開口部
29…ハブリング
30…水出口
31…湯出口
40,41…輪溝
42,43…連通部
44,45…輪溝
47…ハブリング
48…環状溝
49…開口部
52…ハウジング
53,54…環状溝
55…開口部

Claims (5)

  1. 水、湯および湯水の流通孔を独立して軸方向に貫通形成した分岐栓本体を備えてなる湯水混合栓用分岐水栓であって、
    上記分岐栓本体の外周にハブを回転自在に外嵌し、
    ハブ外周にはハブリングを固定し、
    上記分岐栓本体の外周に2つの輪溝を離間形成し、一方の輪溝を横孔を介して水流通孔に連通させると共に、他方の輪溝を横孔を介して湯流通孔に連通させ、
    一方の輪溝と対向してハブに形成された開口部からハブリングの水出口に水を取り出し、
    他方の輪溝と対向してハブに形成された開口部からハブリングの湯出口に湯を取出すように構成した
    湯水混合栓用分岐水栓。
  2. 水、湯および湯水の流通孔を独立して軸方向に貫通形成した分岐栓本体を備えてなる湯水混合栓用分岐水栓であって、
    上記分岐栓本体の外周にハブを回転自在に外嵌し、
    ハブ内周には2つの輪溝を離間形成し、一方の輪溝を横孔を介して分岐栓本体の
    水流通孔に連通させると共に、他方の輪溝を横孔を介して分岐栓本体の湯流通孔に連通させ、
    一方の輪溝にオフセット形成した連通部からハブの水出口に水を取出し、
    他方の輪溝にオフセット形成した連通部からハブの湯出口に湯を取出すように構成した
    湯水混合栓用分岐水栓。
  3. 水、湯および湯水の流通孔を独立して軸方向に貫通形成した分岐栓本体を備えてなる湯水混合栓用分岐水栓であって、
    上記分岐栓本体の外周にハブを回転自在に外嵌し、
    分岐栓本体の外周とハブ内周との少なくとも何れか一方に2つの輪溝を離間形成し、
    一方の輪溝を横孔を介して分岐栓本体の水流通孔に連通させると共に、他方の輪溝を横孔を介して分岐栓本体の湯流通孔に連通させ、
    一方の輪溝と対向するハブの水出口から水を取出し、
    他方の輪溝と対向するハブの湯出口から湯を取出すように構成した
    湯水混合栓用分岐水栓。
  4. 水、湯および湯水の流通孔を独立して軸方向に貫通形成した分岐栓本体を備えてなる湯水混合栓用分岐水栓であって、
    上記分岐栓本体の外周にハブを回転自在に外嵌し、
    上記分岐栓本体の外周に2つの輪溝を離間形成し、一方の輪溝を横孔を介して水流通孔に連通させると共に、他方の輪溝を横孔を介して湯流通孔に連通させ、
    一方の輪溝と対向するようにハブ外周にはハブリングを回転自在に外嵌し、
    一方の輪溝に連通するハブの開口部と、ハブリングの水出口と、これら両者間に形成された環状溝とを介して水を取出し、
    他方の輪溝と連通するハブの開口部から湯を取出すように構成した
    湯水混合栓用分岐水栓。
  5. 水、湯および湯水の流通孔を独立して軸方向に貫通形成した分岐栓本体を備えてなる湯水混合栓用分岐水栓であって、
    上記分岐栓本体の外周にハブを回転自在に外嵌し、上記分岐栓本体の外周に2つの輪溝を離間形成し、一方の輪溝を横孔を介して水流通孔に連通させると共に、他方の輪溝を横孔を介して湯流通孔に連通させ、一方の輪溝および他方の輪溝とそれぞれ別々に対向するようハブ外周には2つのハブリングを回転自在に外嵌し、
    一方の輪溝に連通するハブの開口部と、ハブリングの水出口と、これら両者間に形成された環状溝とを介して水を取出し、
    他方の輪溝に連通するハブの開口部と、ハブリングの湯出口と、これら両者間に形成された環状溝とを介して湯を取出すように構成した
    湯水混合栓用分岐水栓。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011102477A (ja) * 2009-11-10 2011-05-26 Yanmar Co Ltd 分岐栓
KR101763828B1 (ko) * 2016-04-27 2017-08-01 박정호 세면대 수전용 분배장치
KR102082154B1 (ko) * 2018-10-15 2020-02-27 대림통상 주식회사 수전 바디 및 그를 구비하는 양방향 분기수전

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