JPH10131249A - 湯水混合水栓 - Google Patents
湯水混合水栓Info
- Publication number
- JPH10131249A JPH10131249A JP29172296A JP29172296A JPH10131249A JP H10131249 A JPH10131249 A JP H10131249A JP 29172296 A JP29172296 A JP 29172296A JP 29172296 A JP29172296 A JP 29172296A JP H10131249 A JPH10131249 A JP H10131249A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature
- water
- handle
- hot
- stopper
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Domestic Plumbing Installations (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 常温の水の吐水を防止しうる湯水混合水栓を
提供することを目的とする。 【解決手段】 水栓ボディー部１４の左端から温調軸１
０が水平に突設され、この温調軸１０に温調ハンドル１
５が装着されている。規制筒１６にはノッチ２０，２１
がそれぞれ複数個設けられており、複数のノッチ２０の
うちのいずれかにストッパ駒２２が係合され、複数のノ
ッチ２１のうちいずれかにストッパ駒２３が係合されて
いる。ストッパ駒２２又は２３が段部２６又は２７に当
接する範囲内だけ温調ハンドル１５を回して吐水温度を
調節できる。
提供することを目的とする。 【解決手段】 水栓ボディー部１４の左端から温調軸１
０が水平に突設され、この温調軸１０に温調ハンドル１
５が装着されている。規制筒１６にはノッチ２０，２１
がそれぞれ複数個設けられており、複数のノッチ２０の
うちのいずれかにストッパ駒２２が係合され、複数のノ
ッチ２１のうちいずれかにストッパ駒２３が係合されて
いる。ストッパ駒２２又は２３が段部２６又は２７に当
接する範囲内だけ温調ハンドル１５を回して吐水温度を
調節できる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は湯水混合水栓に係
り、特に吐水温度範囲を調節しうるようにした湯水混合
水栓に関する。
り、特に吐水温度範囲を調節しうるようにした湯水混合
水栓に関する。
【０００２】
【従来の技術】第４図に示すように、湯水混合水栓１と
して、湯の流入部２、水（水道水等の常温水）の流入部
３、湯と水とを混合する混合弁（図示略。水栓ボディー
部４内に設置されている。）、この混合弁を操作する回
転式の温調ハンドル５等を備えたものが広く用いられて
いる。
して、湯の流入部２、水（水道水等の常温水）の流入部
３、湯と水とを混合する混合弁（図示略。水栓ボディー
部４内に設置されている。）、この混合弁を操作する回
転式の温調ハンドル５等を備えたものが広く用いられて
いる。
【０００３】なお、第４図の湯水混合水栓においては、
水栓ボディー部４内に流量調節弁も設置され、流調ハン
ドル６が水栓ボディー部４の右側に設置され、水栓ボデ
ィー部４の中央に吐水管７が設けられている。
水栓ボディー部４内に流量調節弁も設置され、流調ハン
ドル６が水栓ボディー部４の右側に設置され、水栓ボデ
ィー部４の中央に吐水管７が設けられている。
【０００４】この温調ハンドル５を回すことにより吐水
管７からの吐水温度を調節できる。この温調ハンドル５
には、高温側へのハンドル５の回転範囲を規制するため
のストッパボタン８が設けられている。ハンドル５内に
は、このストッパボタン８によってハンドル５の半径方
向に進退するストッパ片（図示略）が設けられている。
ハンドル５は、このストッパ片が水栓ボディー部４の係
合部（図示略）に当接するまで高温側へ回転できる。そ
れよりも高い吐出温度としたいときには、ストッパボタ
ン８を押し込む。そうすると、ストッパ片と係合部との
係合が解除され、ハンドル５はさらに高温側へ回転可能
となり、最終的には給湯がそのまま吐出可能となる。
管７からの吐水温度を調節できる。この温調ハンドル５
には、高温側へのハンドル５の回転範囲を規制するため
のストッパボタン８が設けられている。ハンドル５内に
は、このストッパボタン８によってハンドル５の半径方
向に進退するストッパ片（図示略）が設けられている。
ハンドル５は、このストッパ片が水栓ボディー部４の係
合部（図示略）に当接するまで高温側へ回転できる。そ
れよりも高い吐出温度としたいときには、ストッパボタ
ン８を押し込む。そうすると、ストッパ片と係合部との
係合が解除され、ハンドル５はさらに高温側へ回転可能
となり、最終的には給湯がそのまま吐出可能となる。
【０００５】従来の湯水混合水栓のハンドル５は、低温
側へは、水（常温水）が吐出するまで回転可能となって
いる。
側へは、水（常温水）が吐出するまで回転可能となって
いる。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】吐出温度の下限が常温
（流入水温度）となっている従来の湯水混合水栓におい
ては、前回の使用者等が水を吐出させていたときなどに
は次回の使用者の意に反して水が吐出することになり、
使用者を驚かせる。
（流入水温度）となっている従来の湯水混合水栓におい
ては、前回の使用者等が水を吐出させていたときなどに
は次回の使用者の意に反して水が吐出することになり、
使用者を驚かせる。
【０００７】本発明は、常温の水の吐水を防止しうる湯
水混合水栓を提供することを目的とする。
水混合水栓を提供することを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明の湯水混合水栓
は、湯の流入口、常温水の流入口、湯と常温水との混合
弁、該混合弁を操作する回転式のハンドル、及び該混合
弁からの流出水の上限温度を規制するために該ハンドル
の高温側への回転範囲を規制する高温側ストッパを有す
る湯水混合水栓において、該混合弁からの流出水の下限
温度を規制するために該ハンドルの低温側への回転範囲
を規制する低温側ストッパを設けたことを特徴とするも
のである。
は、湯の流入口、常温水の流入口、湯と常温水との混合
弁、該混合弁を操作する回転式のハンドル、及び該混合
弁からの流出水の上限温度を規制するために該ハンドル
の高温側への回転範囲を規制する高温側ストッパを有す
る湯水混合水栓において、該混合弁からの流出水の下限
温度を規制するために該ハンドルの低温側への回転範囲
を規制する低温側ストッパを設けたことを特徴とするも
のである。
【０００９】かかる湯水混合水栓によると、ハンドルの
低温側への回転範囲も規制されるため、常温の水の吐水
が防止される。
低温側への回転範囲も規制されるため、常温の水の吐水
が防止される。
【００１０】本発明では、ハンドルの回転範囲を調節し
うるようにストッパを位置調節可能とするのが好まし
い。
うるようにストッパを位置調節可能とするのが好まし
い。
【００１１】
【発明の実施の形態】第１図は実施の形態に係る湯水混
合水栓の温調ハンドル部分の分解斜視図、第２図は規制
筒の斜視図、第３図は第１図のIII-III 線に沿って見た
部分の構成図である。
合水栓の温調ハンドル部分の分解斜視図、第２図は規制
筒の斜視図、第３図は第１図のIII-III 線に沿って見た
部分の構成図である。
【００１２】水栓ボディー部１４の左端から温調軸１０
が水平に突設され、この温調軸１０に温調ハンドル１５
が装着されている。なお、温調軸１０と温調ハンドル１
５とは、セレーション１２，１３を介して回転トルク伝
達可能とされている。
が水平に突設され、この温調軸１０に温調ハンドル１５
が装着されている。なお、温調軸１０と温調ハンドル１
５とは、セレーション１２，１３を介して回転トルク伝
達可能とされている。
【００１３】このストッパ１４の左端面に温調ハンドル
１５の回転範囲を規制するための規制筒１６が装着され
ている。この規制筒１６は水栓ボディー部１４に対しセ
レーション１７，１８によって回転不能に装着される。
１５の回転範囲を規制するための規制筒１６が装着され
ている。この規制筒１６は水栓ボディー部１４に対しセ
レーション１７，１８によって回転不能に装着される。
【００１４】この規制筒１６にはノッチ２０，２１がそ
れぞれ複数個設けられており、複数のノッチ２０のうち
のいずれかにストッパ駒２２が係合され、複数のノッチ
２１のうちいずれかにストッパ駒２３が係合されてい
る。
れぞれ複数個設けられており、複数のノッチ２０のうち
のいずれかにストッパ駒２２が係合され、複数のノッチ
２１のうちいずれかにストッパ駒２３が係合されてい
る。
【００１５】各ストッパ駒２２，２３は、第２図のよう
にくびれ部２２ａ，２３ａを有しており、このくびれ部
２２ａ，２３ａがノッチ２０，２１に係合する。
にくびれ部２２ａ，２３ａを有しており、このくびれ部
２２ａ，２３ａがノッチ２０，２１に係合する。
【００１６】この規制筒１６をストッパ１４に装着した
後、この規制筒１６に被さるようにハンドル１５をスト
ッパ１４に装着し、セレーション１２，１３同士を係合
させる。なお、温調軸１０の先端面には雌ネジ穴（図示
略）が設けられており、ハンドル１５はこの雌ネジ穴に
螺着されたビスによって温調軸１０に固定される。
後、この規制筒１６に被さるようにハンドル１５をスト
ッパ１４に装着し、セレーション１２，１３同士を係合
させる。なお、温調軸１０の先端面には雌ネジ穴（図示
略）が設けられており、ハンドル１５はこの雌ネジ穴に
螺着されたビスによって温調軸１０に固定される。
【００１７】このハンドル１５の内周面には、ストッパ
駒２１，２２が入り込む凹部２５が周方向に延設されて
いる。この凹部２５のハンドル１５の周方向の両端は、
ストッパ駒２１，２２が当接する段部２６，２７となっ
ている。
駒２１，２２が入り込む凹部２５が周方向に延設されて
いる。この凹部２５のハンドル１５の周方向の両端は、
ストッパ駒２１，２２が当接する段部２６，２７となっ
ている。
【００１８】このように構成された湯水混合水栓におい
ては、ストッパ駒２２又は２３が段部２６又は２７に当
接する範囲内だけ温調ハンドル１５を回して吐水温度を
調節できる。
ては、ストッパ駒２２又は２３が段部２６又は２７に当
接する範囲内だけ温調ハンドル１５を回して吐水温度を
調節できる。
【００１９】従って、高温側だけでなく低温側でも吐水
温度を規制することができ、吐水温度範囲を例えば３０
〜４３℃の範囲に規制することができる。
温度を規制することができ、吐水温度範囲を例えば３０
〜４３℃の範囲に規制することができる。
【００２０】また、ノッチ２０，２１がそれぞれ複数個
設けられており、ストッパ駒２２，２３の設置位置を調
節でき、吐水上限温度及び吐水下限温度を変更できる。
設けられており、ストッパ駒２２，２３の設置位置を調
節でき、吐水上限温度及び吐水下限温度を変更できる。
【００２１】上記実施の形態では段部２６、２７をハン
ドル１５に設け、ストッパ駒２２，２３を規制筒１６に
設けているが、温調ハンドル１５にストッパ駒２２，２
３を設け、規制筒１６に段部２６，２７を設けるよう構
成しても良いことは明らかである。
ドル１５に設け、ストッパ駒２２，２３を規制筒１６に
設けているが、温調ハンドル１５にストッパ駒２２，２
３を設け、規制筒１６に段部２６，２７を設けるよう構
成しても良いことは明らかである。
【００２２】なお、本発明はシャワー付きの水栓など各
種の水栓に適用できる。
種の水栓に適用できる。
【００２３】
【発明の効果】以上の通り、本発明の湯水混合水栓によ
ると、温調用のハンドルの回転範囲を高温側だけでなく
低温側でも規制するようにしたので、思いがけず低温水
が吐出することが防止される。
ると、温調用のハンドルの回転範囲を高温側だけでなく
低温側でも規制するようにしたので、思いがけず低温水
が吐出することが防止される。
【００２４】本発明では、吐水温度の上限又は下限の設
定温度を変更することも可能である。
定温度を変更することも可能である。
【図１】実施の形態に係る湯水混合水栓のハンドル部分
の分解斜視図である。
の分解斜視図である。
【図２】規制筒の分解斜視図である。
【図３】図１のIII-III 線に沿うハンドルと規制筒との
係合状態図である。
係合状態図である。
【図４】従来の湯水混合水栓の斜視図である。
１ 湯水混合水栓 ２ 湯流入部 ３ 水流入部 ４，１４ 水栓ボディー部 ５，１５ 温調ハンドル ８ ストッパボタン １２，１３，１７，１８ セレーション ２０，２１ ノッチ ２２，２３ ストッパ駒 ２５ 凹部 ２６，２７ 段部
Claims (2)
- 【請求項１】 湯の流入口、常温水の流入口、湯と常温
水との混合弁、該混合弁を操作する回転式のハンドル、
及び該混合弁からの流出水の上限温度を規制するために
該ハンドルの高温側への回転範囲を規制する高温側スト
ッパを有する湯水混合水栓において、 該混合弁からの流出水の下限温度を規制するために該ハ
ンドルの低温側への回転範囲を規制する低温側ストッパ
を設けたことを特徴とする湯水混合水栓。 - 【請求項２】 請求項１において、前記高温側ストッパ
及び低温側ストッパのうち少なくとも一方を位置変更可
能とし、前記ハンドルの高温側及び低温側へのうち少な
くとも一方の回転限度を調節可能としたことを特徴とす
る湯水混合水栓。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29172296A JPH10131249A (ja) | 1996-11-01 | 1996-11-01 | 湯水混合水栓 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29172296A JPH10131249A (ja) | 1996-11-01 | 1996-11-01 | 湯水混合水栓 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10131249A true JPH10131249A (ja) | 1998-05-19 |
Family
ID=17772555
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29172296A Pending JPH10131249A (ja) | 1996-11-01 | 1996-11-01 | 湯水混合水栓 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10131249A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008285905A (ja) * | 2007-05-17 | 2008-11-27 | Inax Corp | 水栓装置 |
| US7681803B2 (en) * | 2004-12-22 | 2010-03-23 | Masco | Perfected device for taking showers at alternating temperatures |
| JP2012021374A (ja) * | 2010-07-16 | 2012-02-02 | Kvk Corp | 給水栓ハンドルの回転角度範囲調整機構 |
-
1996
- 1996-11-01 JP JP29172296A patent/JPH10131249A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7681803B2 (en) * | 2004-12-22 | 2010-03-23 | Masco | Perfected device for taking showers at alternating temperatures |
| JP2008285905A (ja) * | 2007-05-17 | 2008-11-27 | Inax Corp | 水栓装置 |
| JP2012021374A (ja) * | 2010-07-16 | 2012-02-02 | Kvk Corp | 給水栓ハンドルの回転角度範囲調整機構 |
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