JP2005290748A - 水栓の操作ハンドルの取付構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】
操作ハンドルの回転方向の位置決めをより細かく行うことができるようにすることにより、操作ハンドルの傾きや目盛りなどの表示部が正確な位置に位置決めでき、水栓の美観や機能などの品質を損なうことのない水栓の操作ハンドルの取付構造を提供すること。
【解決手段】
スピンドル50にセレーション部材30を介して吐止水ハンドル4を取り付け、セレーション部材30には、スピンドル50に設けられたセレーション(j)54に噛み合うセレーション(j)46と、吐止水ハンドル4に設けられたセレーション(h)26に噛み合うセレーション(h)34とを設ける。セレーション(j)46,54のピッチ角(Pj)を22.5度、セレーション(h)26,34のピッチ角(Ph)を10度とし、Pj≠Phの自然数倍となるように設けた。
【選択図】 図7

Description

本発明は、水栓本体の弁装置から突設されるスピンドルなどの機能軸に操作ハンドルを取り付けるための水栓の操作ハンドルの取付構造に関する。
従来、水栓本体に内蔵された弁装置などの機能部品を駆動するために、機能部品から突設されたスピンドルなどの機能軸に、吐止水ハンドルなどの種々の操作ハンドルが取り付けられた水栓が知られている。このような水栓の操作ハンドルの取付構造については、例えば図8及び図9に示すような例が知られている。この水栓の操作ハンドルの取付構造70は、水栓本体72の前面に取り付けられて吐水管74又はシャワー75からの吐水を切り換えるための操作ハンドルである操作ハンドル79を、水栓本体72内の切換弁装置(図示省略)を駆動するスピンドル(機能軸)76に取り付けるための構造である。このスピンドル76の先端外周面には、一定のピッチ角で形成されたセレーション77が刻設されている。また、操作ハンドル79のハンドル本体80の内筒部81内には、金具82が合成樹脂製のハンドル本体80に一体的にインサート成形されている。金具82の内周面には、上記したスピンドル76のセレーション77に対応したセレーション78が刻設されており、操作ハンドル79をスピンドル76に挿嵌する際には、これらのセレーション77,78が噛合されてスピンドル76対するその回転方向における操作ハンドル79の角度が決められる。また、ハンドル本体80の正面側中央付近に開口された挿通孔83から、スピンドル76先端面に開口されたビス孔84にビス85をねじ込んでスピンドル76に対する操作ハンドル79の抜け止めがなされている(例えば、特許文献1参照。)。
実開平6−8463号公報(図1及び図3)
しかしながら、このような従来の水栓の操作ハンドルの取付構造70では、スピンドル76への操作ハンドル79の取付に際し、操作ハンドル79の角度の微調整をセレーション77,78のピッチ角以下の角度で行うことができないために、以下のような問題が生じていた。例えば、上記の水栓の操作ハンドルの取付構造70では、吐水管74及びシャワー75を止水するには、スピンドル76の回転操作により駆動される弁体(図示省略)が吐水管74及びシャワー75へ連通される弁装置内部の流出口(図示省略)をそれぞれ完全に閉止するように位置するように、その際のスピンドル76の回転方向の位置が所定の位置に定められることになる。ところが、このスピンドル76に取り付けられる操作ハンドル79の回転方向の位置決めは、セレーション77,78のピッチ角以下の角度では行うことはできない。そのため、例えば上記したような吐水管74及びシャワー75の双方を止水する際の操作ハンドル79の取っ手86の向きを水栓本体72の上面に対して正立させるようにしたいと考えて、スピンドル76に挿嵌する際にセレーション77,78の噛合位置を変更・調整しても、取っ手86の正立位置がセレーション77,78のピッチ角によって決められる位置からずれていると、どのようにセレーション77,78を噛合させても取っ手86が左右いずれかに傾いてしまうようなことが生じうる。
ここで、セレーション77,78のピッチ角は一定の角度に設定されており、例えば、セレーション77,78では、その周方向に約22.5度の間隔で16個刻設されている。このピッチ角を細かくしていけばより細かい微調整が可能であり、取っ手86の正立位置に近づけることは可能ではあるが、このピッチ角があまりに細かすぎるとセレーション77,78の強度が不足したり耐久性が落ち操作ハンドル79が滑ってしまうなどのおそれがあるため、極度に細かく設定することは困難である。
したがって、従来の水栓の操作ハンドルの取付構造70では、止水位置状態で操作ハンドル79の取っ手86が傾いたままなど水栓の美観を損ねる要因となっていた。また、例えば、操作ハンドル79に目盛りなどの表示部が表示されている場合などにも、所定の目盛り位置の通りに操作ハンドル79が正確に位置されなかったり、正確な目盛りの位置では表示の通りに水栓が機能しないいなどの問題も生じていた。
本発明は上記した従来の水栓の操作ハンドルの取付構造の問題点を解消するものであり、操作ハンドルの回転方向の位置決めをより細かく行うことができるようにすることにより、操作ハンドルの傾きや目盛りなどの表示部が正確な位置に位置決めでき、水栓の美観や機能などの品質を損なうことのない水栓の操作ハンドルの取付構造を提供することを目的とする。
以上の課題を解決するために、本発明の採った手段を以下に説明する。本発明の水栓の操作ハンドルの取付構造は、
水栓本体内の弁装置などの機能部を操作するための機能軸に、セレーション部材を介して水栓の操作ハンドルを取り付けるための水栓の操作ハンドルの取付構造であって、
前記セレーション部材には、前記機能軸に設けられたセレーション(j)に噛み合うセレーション(j)と、前記操作ハンドルに設けられたセレーション(h)に噛み合うセレーション(h)とが備えられ、
前記セレーション(j)のピッチ角(Pj)と前記セレーション(h)のピッチ角(Ph)が、
(a)Pj>Phの場合
Pj≠Phの自然数倍
又は、
(b)Pj<Phの場合
Ph≠Pjの自然数倍
であることを特徴とする水栓の操作ハンドルの取付構造である(請求項1)。
本発明では、まず、機能軸と操作ハンドルとの間にセレーション部材を介在させる。そして、例えば、円筒状のセレーション部材の内周面及び外周面にそれぞれセレーション(j)を形成し、内周面のセレーション(j)と機能軸のセレーション(j)を噛合させ、外周面のセレーション(h)と操作ハンドルのセレーション(h)とを噛合させることにより、セレーション部材を介して機能軸に操作ハンドルを取り付ける。この際に、セレーション部材に噛合されるハンドルは、セレーション部材に対してはピッチ角(Ph)の角度ずつでしかその角度の調節はできない。すなわち、セレーション部材が機能軸に固定されている状態では、操作ハンドルの機能軸に対する角度の調節もピッチ角(Ph)の角度ずつでしか調節はできない。
そこで、本発明では、例えば、Pj>Phの場合には「Pj≠Phの自然数倍」となるセレーション部材を用いることにより、機能軸に対してはピッチ角(Pj)の角度でその角度を調節できるので、このセレーション部材の機能軸に対する角度を調節した上で、さらにハンドルのセレーション部材に対する角度を調節すれば、ピッチ角(Ph)よりも細かい角度で操作ハンドルの機能軸に対する角度調節が可能となる。また、Pj<Phの場合には「Ph≠Pjの自然数倍」となるセレーション部材を用いることにより、同様により細かい角度調節が可能となる。なお、本発明に言う「自然数」とは「0」及び1以上の整数を言うものとする。
また、本発明において「機能部」とは、例示の弁装置などのほか、水栓に取り付けられて一定の機能を奏する部品・部材などを広く含む主旨である。また、「機能軸」とはこのような機能部を駆動するスピンドルなどの軸部を指す。「操作ハンドル」は、吐止水ハンドル、吐止水切換ハンドル、温度調節ハンドルなど、機能部を操作するための種々のハンドル部品を指す。
また、上記した発明を、突出部および/または水栓の吐水形態等の表示部が設けられている操作ハンドルの取付構造に用いることとしても良い(請求項2)。
このように、操作ハンドルに、例えば、取っ手やつまみなどの突出部や、吐水管・シャワーのいずれかからの吐水であるかを識別するための吐水形態等の表示部が設けられている場合には、突出部の角度が傾いてしまったり、表示部が正確な位置を指し示さないなどの品質の低下が特に問題となり得るが、操作ハンドルの角度のより細かい調整が可能であればこのような問題を回避することができる。
また、請求項1又は請求項2に記載の水栓の操作ハンドルの取付構造において、セレーション部材は、少なくとも機能軸および操作ハンドルの一方と係止手段により係止されたものとすることもできる(請求項3)。
セレーション部材が、機能軸と操作ハンドルの少なくとも一方と、係止手段により係止されるものとすることにより、ビスを用いて固定する場合などのようにビスが外部に露呈することを回避することができ、水栓の美観を損ねないようにすることができる。「係止手段」は、例えば、一方の部材に形成された係止溝と、他方の部材に設けられこの係止溝に係止される係止爪を備えた係止片などを例示できる。
また、請求項1から請求項3のいずれかに記載の水栓の操作ハンドルの取付構造において、セレーション部材に設けられた係止片が操作ハンドルの内側に係止するものとすることもできる(請求項4)。
セレーション部材と操作ハンドルが係止されるものとする場合において、セレーション部材に設けられた係止片が操作ハンドルの内側に係止するものとすることにより、セレーション部材の外側に係止片の撓み量分のスペースを必要としないので、操作ハンドルの外径をコンパクトにすることができる。
また、請求項1から請求項4のいずれかに記載の水栓の操作ハンドルの取付構造において、前記セレーション部材は前記機能軸にビス止め又は係止手段により取付固定されるものとすることができる(請求項5)。
上記したように、操作ハンドルの角度調節を行う際には、機能軸からセレーション部材を取り外して作業を行う必要が生ずるのであるが、セレーション部材を機能軸にビス止め又は係止手段により取付固定することにより、このような角度調節作業を容易に行うことができる。「係止手段」は、上記したと同様に、一方の部材に形成された係止溝と、他方の部材に設けられこの係止溝に係止される係止爪を備えた係止片などを例示できる。
本発明の水栓の操作ハンドルの取付構造では、上記のようにセレーションを設けてセレーション部材を介して機能軸に操作ハンドルを取り付け、操作ハンドルの適切な角度調節を行うことができるので、水栓の美観や機能を損なうことなく、水栓の品質を向上させることができる。また、特に請求項3の水栓の操作ハンドルの取付構造では、外部にビスが露呈されることもなくさらに美観を向上させることもできる。また、請求項4の水栓の操作ハンドルの取付構造では、操作ハンドルの外径をコンパクトにすることにより美観を向上させたり、材料費の低減を図ることもできる。また、請求項5の水栓の操作ハンドルの取付構造では、操作ハンドルの角度調節作業を容易に行うこともできる。
次に、本発明の水栓の操作ハンドルの取付構造の実施の形態を図を参考にして詳細に説明する。図1及び図2に示すように、本発明の水栓の操作ハンドルの取付構造1は単水栓3の吐止水ハンドル4を水栓本体5に取り付けるために用いられているものである。単水栓3はデッキ面2に立設されており、デッキ面2に開口された開口部17にその配管接続部14をデッキ面2下側に向けて挿通させ、この配管接続部14と配管(図示省略)とが接続されて、配管から配管接続部14に水が供給される。そして、吐止水ハンドル4の操作により水栓本体5内に取り付け固定された吐止水弁装置6が駆動されて、配管接続部14から水栓本体5内に供給される水の吐水・止水を切り換えられるように設けられている。
吐止水ハンドル4は、吐止水弁装置6の端部から突設される「機能軸」の一例であるスピンドル50に噛合されており、吐止水ハンドル4の回動操作によりスピンドル50が回動されて吐止水弁装置6内のディスク弁(図示省略)が開閉駆動される。この単水栓3では、図2に示すように、吐止水ハンドル4の取っ手29が正立した状態で止水され、止水状態から時計回りと反対側に取っ手29が回動されて水平の状態とされた位置で最大量の吐水を行うようにディスク弁が駆動されるように構成されている。上記したように、吐止水弁装置6には、配管接続部14から水栓本体5内の流入口15を経て水が供給され、水栓本体5上部寄りの流出口16から吐水管12に向けて、ディスク弁によって流量が調節された水が流出される。
水栓本体5の上部開口部7には吐水管12が挿嵌されている。吐水管12にはパッキン8及びこのパッキン8を保持する割リング9が外周面に装着されるとともに、割リング9の内周凸部10が吐水管12外周面に周設された周溝11に係止されている。そして、割リング9の上方から開口部7内に螺着されるナット13により、水栓本体5に対して吐水管12が抜け止め固定されている。また、吐水管12は、水栓本体5に対してその軸心周りに回動自在に固定されている。
次いで、この取付構造1について詳細に説明する。図1及び図3に示すように、取付構造1は、吐止水弁装置6のスピンドル50に対して、セレーション部材30を介して吐止水ハンドル4を取り付けるものである。図3及び図4に示すように、吐止水ハンドル4は、有底円筒状の本体部24を備えており、本体部24内周面には、本体部24の軸心方向に沿ってセレーション(h)26が刻設されている。これらのセレーション(h)26は、吐止水ハンドル4の軸心25からみて10度毎のピッチ角で等角に合計36個刻設されている。また、本体部24の内周面の開口寄りには、本体部24の軸心周りに沿って、後述するセレーション部材30の係止爪31が係止される係止溝28が周設されている。また、本体部24の外側面からは取っ手29が突設されている。なお、この吐止水ハンドル4では、軸心25とセレーション(h)26のひとつの山部27とを結んだ直線上に取っ手29の中心が位置するように(取っ手29の向きが正立するように)形成されている。
セレーション部材30は、図3及び図5に示すように、ほぼ円筒形の全体形状に形成されており、その外径は、吐止水ハンドル4の本体部24の内径とほぼ同じに形成されている。セレーション部材30の本体部32の外周面には、その軸心方向に沿って、上記した吐止水ハンドル4の本体部24内周面のセレーション(h)26に噛合するセレーション(h)34が刻設されている。これらのセレーション(h)34は、吐止水ハンドル4に刻設されるセレーション(h)26と噛合するように、セレーション部材30の軸心36からみて10度毎のピッチ角で等角に合計36個刻設されている。
本体部32の一部には、本体部32の軸心方向に沿って切り欠かれた2条の切り欠き38及び本体部32の軸心周りに沿って切り欠かれた切り欠き39によって囲まれた湾曲舌片状の係止片40が形成されている。この係止片40は、本体部32の軸心36を挟んで対向する本体部32の外側面にそれぞれ形成されており、係止片40の外径は、吐止水ハンドル4本体部24の内径とほぼ同一に形成されている。また、これらの係止片40は本体部32軸心に向かって所定量弾性変形可能に設けられている。これらの係止片40外側先端には、セレーション部材30が吐止水ハンドル4の本体部24内に挿嵌された際に本体部24内周面の係止溝28に係止される係止爪31が突設されている。この取付構造1では、このような係止手段を用いてセレーション部材30に吐止水ハンドル4を取り付けることとしているので、ビス止めにより取り付ける場合のように外部にビスが露呈するようなことがなく、単水栓3の美観を向上させることができる。
また、図3、図5及び図6に示すように、これらの係止片40の間の本体部32の基端側からそれぞれ延設されて、本体部32の外径より僅かに小径のリング状部42が形成されている。図1に示すように、係止片40を設ける場合であっても、このようなリング状部42を設けることにより、止水弁装置6の一部が単水栓3外側から目視できないように被覆することができ、単水栓3の美観を損なわないようにすることができる。
図3及び図6に示すように、本体部32の内部には内筒部44が形成されている。内筒部44の内径は、後述するスピンドル50の外径とほぼ同じに形成されている。そして、この内筒部44の内周面には、本体部32の軸心方向に沿って、スピンドル50のセレーション(j)54が噛合するセレーション(j)46が刻設されている。これらのセレーション(j)46はセレーション部材30の軸心からみて22.5度のピッチ角で等角に合計16個刻設されている。また、このセレーション(j)46が刻設された部位よりも本体部32の先端側には、後述するビス60が挿通される挿通孔48が開口されるとともにビス60の頭62が係止される凹部49が形成されている。
このようなセレーション部材30がスピンドル50に噛合されてビス止めされている。図1に示すように、スピンドル50は、ナット52を締め付けて水栓本体5内に取り付け固定される吐止水装置6内のディスク弁を駆動するためのものであり、その先端からみて時計回りと反対方向に回動されることによりディスク弁が開放され、時計回りに回動されることによりディスク弁が閉止されるように構成されている。図3にも示すように、スピンドル50の外径は、噛合されるセレーション部材30の内筒部44の内径とほぼ同一の外径に形成され、その先端寄り外周面には、その軸心方向に沿ったセレーション(j)54が刻設されている。これらのセレーション(j)54は、セレーション部材30の内筒部44内周面に刻設されるセレーション(j)46と噛合するように、スピンドル50の軸心からみて22.5度のピッチ角で等角に合計16個刻設されている。また、スピンドル50の先端面には、その軸心方向に沿って穿設されてビス60がねじ込まれるビス孔56が形成されている。
このように構成された取付構造1においては、水栓本体5に対して、「操作ハンドル」の一例である吐止水ハンドル4を以下のように取り付ける。図3に示すように、まず最初にスピンドル50の先端にセレーション部材30を取り付ける。上記したように、スピンドル50のセレーション(j)54をセレーション部材30の内筒部44のセレーション(j)46に噛合させつつ、スピンドル50を内筒部44に挿嵌する。次いで、セレーション部材30先端の凹部49側から、挿通孔48を通してスピンドル50先端面のビス孔56にビス60をねじ込んで、セレーション部材30をスピンドル50に固定する。そして、セレーション部材30に吐止水ハンドル4を取り付ける。上記したように、セレーション部材30のセレーション(h)34を吐止水ハンドル4の本体部24のセレーション(h)26に噛合させつつ、セレーション部材30を吐止水ハンドル4に挿嵌する。吐止水ハンドル4を挿嵌していくと、係止爪31が本体部24内周面に当接されて係止片40がセレーション部材30の軸心に向かって撓みつつ係止溝28にまで至る。係止爪31が係止溝28に達すると、係止爪31が係止溝28により係止されて吐止水ハンドル4がセレーション部材30に係止固定される。このようにして、図1に示すように、セレーション部材30を介して吐止水ハンドル4がスピンドル50に取り付けられ、吐止水ハンドル4の水栓本体5への取付が仮に完了する。
なお、このように係止片40が吐止水ハンドル4の内側に係止されるように構成することにより、吐止水ハンドル4取付時には係止片40はセレーション部材30の内側に撓むので、セレーション部材30の外側には係止片40の撓み量分のスペースを必要としない。よって、係止片40の外側に係止されるように構成する場合と比較して、吐止水ハンドル4取付時の係止片40の撓み量の分だけ吐止水ハンドル4の外径を小さくすることができる。
図2に示すように、単水栓3はデッキ面2に対して水栓本体5の長手方向が正立するように立設される。ここで、単水栓3の美観上の問題から、完全な止水状態における吐止水ハンドル4の位置を、その取っ手29の長手方向を水栓本体5と同様にデッキ面2に対して正立した位置としたい。ところが、上記したような吐止水ハンドル4の取付作業においては、セレーション部材30の回転位置はセレーション部材30が挿嵌される止水状態のスピンドル50の回転位置によって決まるのであるが、例えば図7(a)に示すように、取っ手29の向きを正立させるのに支障が生ずる場合がある。すなわち、セレーション部材30に対する吐止水ハンドル4の角度調節は、セレーション(h)26,34が形成されるピッチ角10度(Ph)毎にしか行えないために、図7(a)に示すように、セレーション(h)26,34をずらして吐止水ハンドル4の取付を行うこととしても、取っ手29が左右いずれかに5度傾いた状態でしか吐止水ハンドル4を取り付けられないようなことが生ずる。
そこで、本取付構造1においては、このような場合には、セレーション(h)26,34と異なるピッチ角22.5度(Pj)でスピンドル50に噛合されているセレーション部材30のスピンドル50に対する角度調節を行うことにより、取っ手29の角度をより細かく調節して正立させる。これをさらに説明すると、まず、吐止水ハンドル4をいったんセレーション部材30から取り外す。吐止水ハンドル4は係止片40によってセレーション部材30に対して着脱自在に取り付けられているので、セレーション部材30から強めの力で引き抜けば容易に取り外すことができる。そしてさらに、ビス60を外してスピンドル50からセレーション部材30も取り外す。次いで、当初の噛合位置から適宜ずらしてセレーション部材30をスピンドル50に噛合する。スピンドル50に対するセレーション部材30の角度調節は22.5度のピッチ角(Pj)毎に行うことができるので、スピンドル50に対するセレーション部材30の角度調節を併せて行うことにより、セレーション部材30に対して10度のピッチ角(Ph)で角度調節がなされる吐止水ハンドル4の取っ手29の向きを所望の方向により正確に近づけることができる。
例えば、図7(a)のように、取っ手29が左に5度傾いた状態で吐止水ハンドル4が取り付けられている場合でも、22.5度のピッチ角(Pj)で形成されるセレーション(j)46,54を右にふたつずらすようにセレーション部材30の取付を変更することにより、セレーション部材30は当初の位置から右に45度角度調節がなされることになる。そして、このセレーション部材30に対して10度のピッチ角(Ph)で形成されるセレーション(h)26,34を左に4つずらすように吐止水ハンドル4の取付を変更することにより、セレーション部材30はさらに左に40度角度調節されることになる。したがって、セレーション部材30は当初の位置から右にちょうど5度だけ角度調節を行うことができ、図7(b)に示すように、取っ手29の向きを正立させることができる。実際には、セレーション部材30をスピンドル50に対して適宜付け替え、さらに吐止水ハンドル4をセレーション部材30に挿嵌して、目視にて取っ手29の向きを確認しながら適宜取っ手29の向きを正立に近づけることとなる。そして、セレーション部材30及び吐止水ハンドル4の位置を確認した上で再度セレーション部材30及び吐止水ハンドル4を水栓本体5に取付固定する。
なお、この単水栓3のように、デッキ面2への設置前に取っ手29の向きを正確に定めたい方向があらかじめ決まっている場合(この単水栓3の場合には、あらかじめ、水栓本体5の長手方向と同一方向に取っ手29が向けられるように設定されていれば、単水栓3をデッキ面2に対して正立して設置すると取っ手29もデッキ面2に対して正立することとなる)には、単水栓3のデッキ面2などへの設置前、例えば工場出荷時において、上記のような吐止水ハンドル4の角度調整を行っておいても良い。
本発明は上記した実施の形態に限られるものではなく、本発明の趣旨の範囲内で種々の変更が可能である。例えば、セレーション部材30に設けられる2つのセレーション(h)34,セレーション(j)46、及び吐止水ハンドル4に設けられるセレーション(h)26、スピンドル50に設けられるセレーション(j)54は、上記した10度のピッチ角で36個、22.5度のピッチ角で16個を設けることに限られず、Pj>Phの場合、Pj≠Phの自然数倍、又はPh>Pjの場合、Ph≠Pjの自然数倍となる組み合わせであれば他の値のピッチ角の組み合わせでも良い。
また、吐止水ハンドル4側に雌セレーション、「機能軸」の一例であるスピンドル側に雄セレーションをそれぞれ設けることとしているが、これらのセレーションの雄雌は適宜選択すれば良く、これに合わせてセレーション部材30のセレーションも形成すれば良い。例えば、スピンドル50に雌セレーションを形成するとともに、セレーション部材30には外周面にセレーションが刻設された小径のセレーション部を設けて、このセレーション部をスピンドル50の雌セレーションに挿嵌するようにして噛合するように構成することなども可能である。
本発明の水栓の操作ハンドルの取付構造を用いた単水栓の側面図である。 操作ハンドルの取付構造を用いた単水栓の縦断面図である。 ハンドル、セレーション部材及びスピンドルの分解斜視図である。 ハンドルの底面図である。 セレーション部材の側面図である。 図5のセレーション部材のA−A線断面図である。 図1の操作ハンドルの取付構造のB−B線要部断面図である。 従来の水栓の操作ハンドルの取付構造を用いた水栓の斜視図である。 従来の水栓の操作ハンドルの取付構造の縦断面図である。
符号の説明
1;水栓の操作ハンドルの取付構造、2;デッキ面、3;単水栓、4;吐止水ハンドル、5;水栓本体、6;吐止水弁装置、7;開口部、8;パッキン、9;割リング、10;内周凸部、11;周溝、12;吐水管、13;ナット、14;配管接続部、15;流入口、16;流出口、17;開口部、24;本体部、25;軸心、26;セレーション(h)、27;山部、28;係止溝、29;取っ手、30;セレーション部材、31;係止爪、32;本体部、34;セレーション(h)、36;軸心、38;切り欠き、39;切り欠き、40;係止片、42;リング状部、44;内筒部、46;セレーション(j)、48;挿通孔、49;凹部、50;スピンドル、52;ナット、54;セレーション(j)56;ビス孔、60;ビス、62;頭、70;取付構造、72;水栓本体、74;吐水管、75;シャワー、76;スピンドル、77,78;セレーション、79;操作ハンドル、80;ハンドル本体、81;内筒部、82;金具、83;挿通孔、84;ビス孔、85;ビス、86;取っ手。

Claims (5)

  1. 水栓本体内の弁装置などの機能部を操作するための機能軸に、セレーション部材を介して水栓の操作ハンドルを取り付けるための水栓の操作ハンドルの取付構造であって、
    前記セレーション部材には、前記機能軸に設けられたセレーション(j)に噛み合うセレーション(j)と、前記操作ハンドルに設けられたセレーション(h)に噛み合うセレーション(h)とが備えられ、
    前記セレーション(j)のピッチ角(Pj)と前記セレーション(h)のピッチ角(Ph)が異なると共に、
    (a)Pj>Phの場合
    Pj≠Phの自然数倍
    又は、
    (b)Pj<Phの場合
    Ph≠Pjの自然数倍
    であることを特徴とする水栓の操作ハンドルの取付構造。
  2. 前記操作ハンドルには突出部および/または水栓の吐水形態等の表示部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の水栓の操作ハンドルの取付構造。
  3. 前記セレーション部材は、少なくとも前記機能軸および前記操作ハンドルの一方と係止手段により係止されたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の水栓の操作ハンドルの取付構造。
  4. 前記セレーション部材に設けられた係止片が前記操作ハンドルの内側に係止されることにより、前記セレーション部材と前記操作ハンドルとが係止されることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の水栓の操作ハンドルの取付構造。
  5. 前記セレーション部材は前記機能軸にビス止め又は係止手段により取付固定されることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の水栓の操作ハンドルの取付構造。
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