JP6924133B2 - 水栓 - Google Patents

水栓 Download PDF

Info

Publication number
JP6924133B2
JP6924133B2 JP2017249087A JP2017249087A JP6924133B2 JP 6924133 B2 JP6924133 B2 JP 6924133B2 JP 2017249087 A JP2017249087 A JP 2017249087A JP 2017249087 A JP2017249087 A JP 2017249087A JP 6924133 B2 JP6924133 B2 JP 6924133B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
hot water
hose
water passage
passage portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017249087A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019112895A (ja
Inventor
夏樹 山口
夏樹 山口
安田 秀和
秀和 安田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd filed Critical Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority to JP2017249087A priority Critical patent/JP6924133B2/ja
Publication of JP2019112895A publication Critical patent/JP2019112895A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6924133B2 publication Critical patent/JP6924133B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Domestic Plumbing Installations (AREA)
  • Mechanically-Actuated Valves (AREA)
  • Multiple-Way Valves (AREA)

Description

本発明は、水栓に関する。
従来の水栓として、様々な構成のものが知られている。例えば、台所や洗面所などで使用され、スパウトが引き出し可能なシングルレバー式の水栓が知られている(特許文献1参照)。特許文献1の水栓は胴部を有し、胴部は設置台に固定されホースを収容する。胴部の内部には流路が形成され、胴部の底面には流路に湯水を供給するための複数の管が取り付けられる。
特開2002−71040号公報
しかしながら、従来の水栓において、胴部にはホースを含めて複数の管が接続されるため、ホースと管とが互いに干渉してホースの摺動性が低下するおそれがある。このため、特許文献1に開示される構成を含めて、ホースの摺動性を向上させるという観点において未だ改善の余地がある。
従って、本発明の目的は、前記課題を解決することにあって、ホースの摺動性を向上させた水栓を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の一態様の水栓は、吐水口を形成したスパウトと、前記スパウトに接続されるホースと、前記ホースを引き出し可能に収容して設置台に固定される筒状の胴部と、前記胴部の側方において、湯と水を混合する湯水混合カートリッジを回転させるレバーと、を備える水栓であって、前記胴部は、前記胴部の側壁を部分的に構成するとともに前記湯水混合カートリッジに連通する流路を内部に形成した通水部と、前記通水部を保持する保持部と、を有し、前記通水部の底面には、給水管を接続する水流入口と、給湯管を接続する湯流入口と、が形成され、前記通水部の側壁には、前記保持部の側壁よりも外側に向かって隆起し、前記湯水混合カートリッジを接続する凸部が形成され、前記凸部には、前記水流入口から供給される水を前記湯水混合カートリッジに導く水流出口と、前記湯流入口から供給される湯を前記湯水混合カートリッジに導く湯流出口と、前記湯水混合カートリッジで混合された混合水を前記通水部に戻す混合水流入口と、が形成され、前記通水部の底面には、さらに、前記混合水流入口から供給される混合水を前記ホースに導く混合水供給口が形成される。
本発明に係る水栓によれば、ホースの摺動性を向上させることができる。
本発明の実施形態に係る水栓の斜視図 図1の水栓においてスパウトを引き出した状態の斜視図 図1の本体部の分解図 図3の通水部が保持部に取り付けられた状態を示す平面図 図4の底面図 図3の通水部の側面図
(本発明の基礎となった知見)
本発明者らは、ホースの摺動性を向上させるために鋭意検討した結果、以下の知見を得た。
従来の水栓において、胴部の側方には湯と水を混合する湯水混合カートリッジが接続され、湯水混合カートリッジを操作するレバーが取り付けられる。湯水混合カートリッジを胴部の側方に接続するために、胴部の側壁には凹部が形成される。凹部には複数の開口が設けられる。凹部の開口は胴部の内部に形成された流路と連通する。胴部の底面には、複数の開口が設けられる。底面の開口は、胴部の内部の流路と連通し、流路に湯水を供給するための複数の管を接続する。
しかしながら、従来の水栓においては、胴部に凹部が形成されるため、胴部の底面に設けられる開口は胴部の底面の内側(中心側)に形成される。このため、ホースが管と干渉し、ホースの摺動性が低下するおそれがある。
これに対して、本発明者らは、胴部の側壁に凸部を形成することで、胴部の底面の開口をより外側に形成できることを見出した。これにより、本発明者らは、ホースが管と干渉することを抑制でき、ホースの摺動性を向上させることができることを見出した。
これらの新規な知見に基づき、本発明者らは、以下の発明に至った。
以下に、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施形態)
図1、図2は、本発明の実施形態に係る水栓1の概略構成を示す図である。図1は、水栓1の斜視図である。図2は、水栓1において、後述するスパウト40を引き出した状態の斜視図である。図3は、本体部10の分解図である。
水栓1は、台所、洗面所などで使用されるシングルレバー式の水栓であって、スパウト40を引き出し可能に構成する。図1、図2に示すように、水栓1は、本体部10と、ホース30と、スパウト40と、レバー50とを備える。
本体部10は、設置台2に固定され、接続部13を介してスパウト40と接続する部材である。図3に示すように、本体部10は、胴部11と外筒部12とを有する。胴部11は、大略円筒状の部材であって、設置台2に固定されホース30を引き出し可能に収容する。外筒部12は、胴部11を覆う筒状の部材である。
図1、2に示すように、胴部11の下方には、給水管60と、給湯管61と、ホース管62とが接続される。給水管60は水を供給する供給管で、給湯管61は湯を供給する供給管である。ホース管62は、ホース30と胴部11とを接続する管材である。
本実施形態では、給水管60、給湯管61、及びホース管62は、鉛直方向に直線状に形成され、胴部11に接続される。給水管60、給湯管61、及びホース管62の先端にはねじ山が形成され、胴部11に螺合して接続される。
給水管60、給湯管61、及びホース管62を屈曲させて形成した場合には、胴部11に対して管を回転させにくいため、管は、例えばろう付けにより胴部11に固定される。この場合と比べて、給水管60、給湯管61、及びホース管62を直線状に形成し、胴部11に螺合して接続する場合は、ろう付けが不要になり、簡単かつ低コストで管を胴部11に接続することができる。
本体部10の上方には、接続部13が取り付けられる。接続部13は、本体部10とスパウト40とを接続し、ホース30を通す筒状の部材である。
ホース30は、内部に水を通し、スパウト40に接続される部材である。ホース30は、本体部10の内側及び下方に収容される。スパウト40は、吐水を行う吐水口41を先端部に形成した部材であって、接続部13に対して着脱可能に取り付けられる。
図2に示すように、スパウト40を接続部13から引き出して使用するとき、スパウト40は、接続部13から取り外され、ホース30と共に引き出される。このとき、スパウト40は、本体部10の下方に収容されたホース30の長さに応じて、接続部13から引き出される。
レバー50は、吐水口41からの吐水を制御するための部材である。レバー50を操作することで、吐水量及び吐水温度の調節を行う。レバー50は、胴部11の側方に取り付けられる。これにより、レバー50を本体部10の上方に設けた場合とは異なるデザインにすることができる。
以下、本体部10について詳細に説明する。
図3に示すように、本体部10は、胴部11及び外筒部12に加えて、連結部材14と、湯水混合カートリッジ15とを有する。連結部材14は、通水部16と保持部17とを連結する部材である。湯水混合カートリッジ15は、湯と水を混合する部材である。連結部材14及び湯水混合カートリッジ15の詳細は後述する。
胴部11は、通水部16と、保持部17とを有する。通水部16は、内部に湯水が通る流路が形成された部材である。保持部17は、通水部16を保持する部材である。
保持部17の下端部にはねじ山170が形成される。ねじ山170を介して、保持部17は設置台2(図1,2)に対して螺合して固定される。保持部17の上面には、取付孔171が設けられる。取付孔171は、外筒部12及び後述する連結部材14をねじで取り付けるための孔である。
本実施形態では、通水部16と保持部17とは、分離して形成される。これにより、通水部16及び保持部17を異なる材料で形成するなどして、胴部11の設計の自由度を向上させることができる。
保持部17の上端において切欠き172が設けられ、切欠き172に通水部16が取り付けられる。通水部16は、切欠き172に取り付けられた状態で、胴部11の側壁を部分的に構成する。保持部17は、胴部11の残りの側壁を構成する。通水部16は金属(例えば黄銅)により形成され、保持部17は樹脂(例えばPPS樹脂)により形成される。
通水部16の上面には、取付孔160が設けられる。取付孔160は、外筒部12及び後述する連結部材14をねじで取り付けるための孔である。
図4は、図3の通水部16が保持部17に取り付けられた状態を示す平面図である。図4に示すように、胴部11の軸方向D1(図3)からの平面視で、保持部17の内側には、通水部16との間に、軸方向D1にホース30(図1,2)を通す空間18が形成される。これにより、通水部16にホース30を通すための貫通孔を形成しなくてもよいため、通水部16を小さく形成することができる。このため、胴部11において金属で形成する部分である通水部16を減らすことができ、胴部11の製造コストを抑制することができる。
図3に示すように、外筒部12は、通水部16及び保持部17を覆う部材である。外筒部12によって通水部16及び保持部17を覆うことで、通水部16及び保持部17を隠すことができるため、水栓1の意匠性を向上させることができる。また、外筒部12の外形を変更することによって、水栓1の外観を容易に変更することができる。
外筒部12は、通水部16及び保持部17を互いに位置決めする。具体的には、通水部16を外筒部12に挿入した後に、保持部17を外筒部12に挿入して、位置決めする。外筒部12は、第1の筒部120と、第2の筒部121とを有する。
第1の筒部120は、軸方向D1に延在して形成される。第1の筒部120は天板122を有する。天板122は、保持部17及び通水部16の上面を覆う。
天板122には、軸方向D1に貫通した、複数の取付孔123a,123b及びホース孔124が設けられる。取付孔123a,123bは、ねじを挿入する孔である。ホース孔124は、ホース30を通す孔である。ホース孔124を通じて、空間18(図4)をホース30が通る。
取付孔123aを通じて保持部17の取付孔171に、ねじ(図示せず)が取り付けられる。さらに、取付孔123bを通じて通水部16の取付孔160に、別のねじ(図示せず)が取り付けられる。
第2の筒部121は、第1の筒部120の側面から外側に延在して第1の筒部120の内側と連通して形成される。第2の筒部121には、湯水混合カートリッジ15が挿入される。湯水混合カートリッジ15を軸方向D1とは異なる方向D2から、外筒部12の内側に挿入することができるため、第1の筒部120の外径を小さくしても湯水混合カートリッジ15と通水部16とを接続することができる。このため、第1の筒部120の外径を小さくすることができ、水栓1の意匠性を向上させることができる。
第1の筒部120と第2の筒部121とは一体に形成される。これにより、第1の筒部120と第2の筒部121との継ぎ目をなくすことができるため、美観及び清掃性を向上させることができる。
連結部材14は、大略円柱状に形成される。連結部材14には、軸方向D1に貫通した、複数の取付孔140a,140b及びホース孔141が設けられる。取付孔140a,140bは、ねじを挿入する孔である。ホース孔141は、ホース30を通す孔である。天板122のホース孔124及び連結部材14のホース孔141を通じて、空間18(図4)をホース30が通る。
ねじ(図示せず)が連結部材14の取付孔140aに挿入され、天板122の取付孔123aを通じて保持部17の取付孔171に取り付けられる。これにより、連結部材14に対して、保持部17及び外筒部12が固定される。
さらに、別のねじ(図示せず)が、連結部材14の取付孔140bに挿入され天板122の取付孔123bを通じて通水部16の取付孔160に取り付けられる。これにより、連結部材14に対して、通水部16及び外筒部12が固定される。
すなわち、連結部材14を介してねじ締結することで、設置台2(図1,2)に固定された保持部17に対して通水部16及び外筒部12が固定される。
湯水混合カートリッジ15は、湯と水を混合する部材である。湯水混合カートリッジ15は、固定部150と、操作部151とを有する。固定部150は、通水部16に固定される部材である。操作部151は、吐水量及び吐水温度の調節を行う部材であって、固定部150に取り付けられる。操作部151にはレバー50(図1,2)が取り付けられ、レバー50を操作することによって操作部151が操作される。
湯水混合カートリッジ15は、側方から第2の筒部121に挿入される。湯水混合カートリッジ15は、外筒部12の内側で通水部16と接続し、通水部16の内部に形成された流路と連通する。固定部材21を、固定部150を覆うように、側方から第2の筒部121に挿入し、通水部16に螺合して固定する。これにより、湯水混合カートリッジ15は、操作部151が移動可能な状態で通水部16に固定される。
以下、通水部16について詳細に説明する。図5は、図4の底面図である。図5に示すように、通水部16の底面には、水流入口161と、湯流入口162と、混合水供給口163とが形成される。水流入口161、湯流入口162、及び混合水供給口163は、保持部17の内周に沿って設けられる。水流入口161は給水管60(図1,2)を直線状に接続し、湯流入口162は給湯管61(図1,2)を直線状に接続し、混合水供給口163はホース管62(図1,2)を直線状に接続する。ホース管62は、ホース30を胴部11の下方に余らせた状態でホース30(図1,2)と混合水供給口163とを接続する。
図4に示すように、通水部16の側壁には凸部20が形成される。凸部20は、保持部17の側壁よりも外側に向かって隆起して形成される。凸部20の端面200は、平坦に形成され、湯水混合カートリッジ15(図3)と接続する。凸部20の外周部には、固定部材21を取り付けるためのねじ山201が形成される。
図5に示すように、通水部16の側壁に凸部20を形成することで、通水部16の側壁を内側に凹ませた構成に比べて、水流入口161、湯流入口162、及び混合水供給口163を通水部16の底面において、より外側に設けることができる。このため、通水部16の下方において、図1,2に示す、給水管60、給湯管61、及びホース管62を、より外側に配置することができ、ホース30(図1,2)の摺動性を向上させることができる。また、凸部20の端面200が平坦に形成されることで、湯水混合カートリッジ15とのシール性を向上させることができる。
図6は、図3の通水部16の側面図である。図6に示すように、凸部20の端面200には、水流出口202と、湯流出口203と、混合水流入口204と、接続孔205とが形成される。
水流出口202と水流入口161(図5)との間には、流路22が形成される。水流出口202は、水流入口161から供給される水を、流路22を通じて、湯水混合カートリッジ15(図3)に導く。同様に、湯流出口203と湯流入口162(図5)との間には、流路23が形成される。湯流出口203は、湯流入口162から供給される湯を、流路23を通じて、湯水混合カートリッジ15に導く。同様に、混合水流入口204と混合水供給口163(図5)との間には、流路24が形成される。混合水流入口204から供給される混合水は、流路24及び混合水供給口163を通じてホース30(図1,2)に導かれる。混合水流入口204は、湯水混合カートリッジ15で混合された混合水を通水部16に戻す。
接続孔205は、湯水混合カートリッジ15の固定部150に設けられた突起(図示せず)と嵌合する孔である。固定部150の突起と接続孔205とが嵌合することで、固定部150が回転することを規制することができる。
以下、図3を用いて本体部10の組み立て方法について説明する。まず、通水部16を第1の筒部120の下方から挿入し、通水部16の凸部20を第1の筒部120の内側から第2の筒部121に挿入する。さらに、保持部17を第1の筒部120の下方から挿入し、保持部17の切欠き172に通水部16を嵌める。
取付孔140aにねじを挿入し、取付孔123aを介して保持部17の取付孔171に取り付けることで、連結部材14によって、外筒部12及び保持部17を固定する。別のねじを、取付孔140bにねじを挿入し、取付孔123bを介して通水部16の取付孔160に取り付けることで、連結部材14によって、外筒部12及び通水部16を固定する。
さらに、湯水混合カートリッジ15を外筒部12の側方から第2の筒部121に挿入し、湯水混合カートリッジの突起を凸部20の接続孔205に嵌める。さらに、固定部材21を凸部20のねじ山201に対して螺合して取り付ける。
以上のように本体部10を組み立てることで、通水部16が凸部20を有する形状であっても、一体に形成された外筒部12に対して容易に組み立てることができる。
上述したように、本実施形態に係る水栓1は、吐水口41を形成したスパウト40と、スパウト40に接続されるホース30と、ホース30を引き出し可能に収容して設置台2に固定される筒状の胴部11と、レバー50とを備える。レバー50は、胴部11の側方において、湯と水を混合する湯水混合カートリッジ15を回転させる。胴部11は、胴部11の側壁を部分的に構成するとともに湯水混合カートリッジ15に連通する流路を内部に形成した通水部16と、通水部16を保持する保持部17とを有する。通水部16の底面には、給水管60を接続する水流入口161と、給湯管61を接続する湯流入口162とが形成され、通水部16の側壁には、保持部17の側壁よりも外側に向かって隆起し、湯水混合カートリッジ15を接続する凸部20が形成される。凸部20には、水流出口202と、湯流出口203と、混合水流入口204とが形成される。水流出口202は、水流入口161から供給される水を湯水混合カートリッジ15に導く。湯流出口203は、湯流入口162から供給される湯を湯水混合カートリッジ15に導く。混合水流入口204は、湯水混合カートリッジ15で混合された混合水を通水部16に戻す。通水部16の底面には、さらに、混合水流入口204から供給される混合水をホース30に導く混合水供給口163が形成される。
この構成によれば、通水部16の側壁に凸部20を形成することで、通水部16の側壁を内側に凹ませた構成に比べて、水流入口161、湯流入口162、及び混合水供給口163を通水部16の底面において、より外側に設けることができる。このため、水流入口161に接続する給水管60、湯流入口162に接続する給湯管61、及び混合水供給口163に接続するホース管62が、ホース30と干渉することを抑制することができる。このため、ホース30の摺動性を向上させることができる。また、水流入口161、湯流入口162、及び混合水供給口163を、通水部16の底面において、より外側に設けることができる。このため、通水部16に対して、給水管60、給湯管61、及びホース管62を屈曲させずに、保持部17の内周に沿わせながら直線状に接続することができる。このため、管を屈曲させる場合と異なり、ねじによる締結を行うことができ、ろう付けにより接続する場合と比べて、水栓1の製造コストを抑制することができる。また、レバー50を胴部11の側方に設けることで、水栓1の意匠性を向上させることができる。
また、通水部16と保持部17とは、分離して形成される。
この構成によれば、通水部16と保持部17とを分離して形成することで、通水部16及び保持部17を異なる材料で形成するなどして、胴部11の設計の自由度を向上させることができる。
また、通水部16は、金属により形成され、保持部17は、樹脂により形成される。
この構成によれば、通水部16を金属により形成することで、湯水混合カートリッジ15、給水管60、給湯管61、及びホース管62とのシール性を向上させることができる。保持部17を樹脂により形成することで、胴部11を全て金属で構成する場合と比べて、胴部11において金属により形成する部分を減らすことができるため、胴部11の製造コストを抑制することができる。また、保持部17を容易に製造することができる。
また、保持部17の上端において、通水部16を取り付ける切欠き172が設けられる。
この構成によれば、通水部16を保持部17に容易に取り付けることができる。具体的には、通水部16を外筒部12に挿入した後に、保持部17を外筒部12に挿入して、位置決めすることができる。
また、水栓1は、外筒部12をさらに備える。外筒部12は、通水部16及び保持部17を覆い、内側で通水部16と湯水混合カートリッジ15とを接続させる筒状の部材である。
この構成によれば、外筒部12によって通水部16及び保持部17を覆うことで、通水部16及び保持部17を隠すことができるため、水栓1の意匠性を向上させることができる。また、外筒部12の外形を変更することによって、水栓1の外観を容易に変更することができる。また、外筒部12により通水部16及び保持部17を互いに固定して保持することができる。
また、外筒部12は、第1の筒部120と、第2の筒部121とを有する。第1の筒部120は、胴部11の軸方向D1に延在する筒状の部材である。第2の筒部121は、第1の筒部120の側面から外側に延在して第1の筒部120の内側と連通する筒状の部材である。第2の筒部121には、通水部16の凸部20及び湯水混合カートリッジ15が挿入される。第2の筒部121は、第1の筒部120と一体に形成される。
この構成によれば、湯水混合カートリッジ15を軸方向D1とは異なる方向D2から、外筒部12の内側に挿入することができるため、第1の筒部120の外径を小さくしても湯水混合カートリッジ15と通水部16とを接続することができる。このため、第1の筒部120の外径を小さくすることができ、水栓1の意匠性を向上させることができる。また、第1の筒部120と第2の筒部121とを一体に形成することで、第1の筒部120と第2の筒部121との継ぎ目をなくすことができるため、美観及び清掃性を向上させることができる。
また、胴部11の軸方向D1からの平面視で、保持部17の内側には、通水部16との間に、胴部11の軸方向D1にホース30を通す空間18が形成される。
この構成によれば、通水部16にホース30を通すための貫通孔を形成しなくてもよいため、通水部16を小さく形成することができる。このため、胴部11において金属で形成する部分を減らすことができ、胴部11の製造コストを抑制することができる。また、ホース30を通す空間18を確保しつつ、水栓1の外径を小さくすることができる。
なお、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、その他種々の態様で実施できる。前記実施形態では、通水部16と保持部17とは、分離して形成されるとしたが、これに限定されない。例えば、通水部16と保持部17とは、一体に形成してもよい。この構成によっても、ホース30の摺動性を向上させることができる。
また、給水管60、給湯管61、及びホース管62は、胴部11に螺合して接続するとしたが、これに限定されない。給水管60、給湯管61、及びホース管62は、螺合とは異なる方法で胴部11に接続してもよい。
本発明は、添付図面を参照しながら好ましい実施形態に関連して充分に記載されているが、この技術の熟練した人々にとっては種々の変形や修正は明白である。そのような変形や修正は、添付した特許請求の範囲による本発明の範囲から外れない限りにおいて、その中に含まれると理解されるべきである。また、実施形態における要素の組み合わせや順序の変化は、本発明の範囲および思想を逸脱することなく実現し得るものである。
本発明は、スパウトが引き出し可能に構成され、側方にレバーを有するシングルレバー式の水栓などに有用である。
1 水栓
2 設置台
10 本体部
11 胴部
12 外筒部
120 第1の筒部
121 第2の筒部
122 天板
123a,123b 取付孔
124 ホース孔
13 接続部
14 連結部材
140a,140b 取付孔
141 ホース孔
15 湯水混合カートリッジ
150 固定部
151 操作部
16 通水部
160 取付孔
161 水流入口
162 湯流入口
163 混合水供給口
17 保持部
170 ねじ山
171 取付孔
172 切欠き
18 空間
20 凸部
200 端面
201 ねじ山
202 水流出口
203 湯流出口
204 混合水流入口
205 接続孔
21 固定部材
22,23,24 流路
30 ホース
40 スパウト
41 吐水口
50 レバー
60 給水管
61 給湯管
62 ホース管

Claims (5)

  1. 吐水口を形成したスパウトと、前記スパウトに接続されるホースと、前記ホースを引き出し可能に収容して設置台に固定される筒状の胴部と、前記胴部の側方において、湯と水を混合する湯水混合カートリッジを回転させるレバーと、を備える水栓であって、
    前記胴部は、前記胴部の側壁を部分的に構成するとともに前記湯水混合カートリッジに連通する流路を内部に形成した通水部と、前記通水部を保持する保持部と、を有し、
    前記通水部の底面には、給水管を接続する水流入口と、給湯管を接続する湯流入口と、が形成され、
    前記通水部の側壁には、前記保持部の側壁よりも外側に向かって隆起し、前記湯水混合カートリッジを接続する凸部が形成され、
    前記凸部には、前記水流入口から供給される水を前記湯水混合カートリッジに導く水流出口と、前記湯流入口から供給される湯を前記湯水混合カートリッジに導く湯流出口と、前記湯水混合カートリッジで混合された混合水を前記通水部に戻す混合水流入口と、が形成され、
    前記通水部の底面には、さらに、前記混合水流入口から供給される混合水を前記ホースに導く混合水供給口が形成され
    前記通水部と前記保持部とは、分離して形成され、
    前記保持部の上端において、前記通水部を取り付ける切欠きが設けられる、水栓。
  2. 前記通水部は、金属により形成され、
    前記保持部は、樹脂により形成される、請求項に記載の水栓。
  3. 前記通水部及び前記保持部を覆い、内側で前記通水部と前記湯水混合カートリッジとを接続させる筒状の外筒部を備える、請求項1又は2に記載の水栓。
  4. 前記外筒部は、前記胴部の軸方向に延在する第1の筒部と、前記第1の筒部の側面から外側に延在して前記第1の筒部の内側と連通し、前記通水部の前記凸部及び前記湯水混合カートリッジが挿入され、前記第1の筒部と一体に形成される第2の筒部と、を有する、請求項に記載の水栓。
  5. 前記胴部の軸方向からの平面視で、前記保持部の内側には、前記通水部との間に、前記胴部の軸方向に前記ホースを通す空間が形成される、請求項1からのいずれか一項に記載の水栓。
JP2017249087A 2017-12-26 2017-12-26 水栓 Active JP6924133B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017249087A JP6924133B2 (ja) 2017-12-26 2017-12-26 水栓

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017249087A JP6924133B2 (ja) 2017-12-26 2017-12-26 水栓

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019112895A JP2019112895A (ja) 2019-07-11
JP6924133B2 true JP6924133B2 (ja) 2021-08-25

Family

ID=67222365

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017249087A Active JP6924133B2 (ja) 2017-12-26 2017-12-26 水栓

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6924133B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7485334B2 (ja) 2020-03-13 2024-05-16 株式会社タカギ 水栓装置および水栓装置の組立方法
JP7427165B2 (ja) 2020-07-31 2024-02-05 Toto株式会社 水栓装置

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4366004B2 (ja) * 2000-09-01 2009-11-18 株式会社三栄水栓製作所 シングルレバー式の混合栓
US8453669B2 (en) * 2010-07-21 2013-06-04 Masco Corporation Of Indiana Waterway adapter
US8631816B2 (en) * 2012-01-19 2014-01-21 Da Yuan Sheng Industrial Co., Ltd Faucet structure

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019112895A (ja) 2019-07-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9174228B2 (en) Kitchen sink sprayer
CN102506197B (zh) 用于管道设备的连接组件
US7775450B2 (en) Thermostatic mixing valve for vertical mounting upon a horizontal bathtub deck
JP6924133B2 (ja) 水栓
US20100058534A1 (en) Pressure balancing spool mixing valve
JP7004994B2 (ja) 混合栓
US20100127202A1 (en) Valve body
US20200041012A1 (en) Faucet
KR20130019904A (ko) 샤워기용 급수본체
CA2900013C (en) Plumbing fixture fitting
JP5709919B2 (ja) 水栓器具
KR102062336B1 (ko) 냉온수 혼합수전
JP4976664B2 (ja) 混合水栓
JP6842637B2 (ja) 吐水装置の製造方法
US9637892B2 (en) Vertical faucet structure
CN109723106B (zh) 龙头
JP7146549B2 (ja) 混合水栓
JP2005290748A (ja) 水栓の操作ハンドルの取付構造
US9879407B2 (en) Faucet handle fitting
KR200492935Y1 (ko) 주방용 수전금구의 호스 안내구
US11920329B2 (en) Bath faucet system
JP6543894B2 (ja) 水栓装置
JP6845993B2 (ja) 水栓装置及びその製造方法
EP3323947B1 (en) Single-lever mixer tap
JP6417448B2 (ja) シャワーヘッド

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200515

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210304

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210316

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210426

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210713

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210730

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6924133

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151