JP6990404B2 - 水栓の識別装置 - Google Patents

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Description

この発明は、水栓の表示装置に関する。
厨房等で使用されるレバー式単水栓等において、レバー(ハンドル)等に施した色の表示により、例えば水であれば青色、湯であれば赤色の色による表示によって、水か湯のいずれであるのかの識別が行われてきた。
この識別表示は、例えば、水栓のハンドルを貫通してスピンドルの先端部にねじ止められているハンドル取付用ビスの頭部上面に形成された凹部に、色が付された表示部材が視認できるように、例えば圧入や接着をすることによって行われてきた。ハンドル取付用ビスが、ハンドルの天面から突出していない場合においては、ハンドルの天面に凹部を設け、この凹部に色が付された表示部材を同様の方法で取り付けられてきた。
図6に従来行われてきた識別方法で水栓に流れる液体の種類を表示する表示部材を備える水栓を示している。単水栓1は、水栓本体10、水栓ハンドル20、ハンドル取付用ビス60および表示部材70を有している。
水栓本体10には、雄ネジ部13を有する上方突出部11が形成され、この雄ネジ部13にナット12がねじ止めされている。上方突出部11の内部を貫通するスピンドル14には内面に雌ねじが切られており、この雌ねじとハンドル取付用ビス60の雄ネジ部62が係合している。
水栓ハンドル20は、ハンドル部21を有し、内部に多角柱形状の嵌合凹部23が形成され、この嵌合凹部23に係合するアダプタ15が嵌め入れられており、アダプタ15とスピンドル14とは、アダプタ15内面に形成された雌セレーション15aとスピンドル14の外周に形成された雄セレーション14aとが噛み合って係合している。
水栓ハンドル20の天面22には、ハンドル取付用ビス60の頭部61が当接し、頭部61に形成された凹部63には識別部材70が接着や圧入等によって取り付けられている。この識別部材70の色によって、単水栓1を流れる液体が、例えば水か湯かの識別が行われる。
図6のような表示部材を有する水栓では、ハンドル取付ビス60の頭部61の上面に形成された凹部62に表示部材70が取り付けられているので、表示ごとにハンドル取付ビス60が必要になる。また、識別が必要でない水栓においては、凹部63が必要でなくなるので、凹部63が形成されていない無地のビスも必要になる。したがって、例えば水若しくは湯の区別が必要な水栓または区別の必要でない水栓に対しては、3種類のハンドル取付ビス60が必要になり多くの在庫が必要となる。
本発明の目的は、無地のビスとこの無地のビスに着脱可能な表示部材とを備えることによって、表示ごとにビスの取り換えが不要となる水栓の表示装置を提供することである。
本発明(1)は、水栓のハンドルを貫通してスピンドルの先端部にねじ止められているハンドル取付用ビスと、ハンドル取付用ビスの頭部に着脱自在に取り付けられかつハンドルの回転操作によって流通状態が制御される流体を識別するための表示を有する表示部材とを備えており、表示部材は、ハンドル取付用ビスの頭部の外周面に嵌め被せうるリング状の樹脂成形体またはハンドル取付用ビスの頭部の頂面および外周面に嵌め被せうるキャップ状の樹脂成形体よりなるものであって、その外周面に前記流体を識別するための色が施されており、ハンドル取付用ビスの頭部の外周面および表示部材の内周面に、互いにスナップフィットしうる係合部が形成されている、水栓ハンドル用表示装置である。
この本発明(1)による水栓ハンドル用表示装置は、ハンドル取付用ビスとこのハンドル取付用ビスの頭部に着脱自在に取り付けられるリング状またはキャップ状の表示部材によって構成されている。そして、この組み合わせられる2つの部品は、互いにスナップフィットで取り付けられるので、表示ごとにハンドル取付用ビスを交換する必要がなくなる。また、従来のビス交換には工具を必要としたが、本発明によれば、表示部材を手で容易に交換できるのでその交換に特別な工具も必要でなくなる。
本発明(2)は、ハンドル取付用ビスの頭部の外周面の係合部が、同外周面の幅方向中間部位に頭部の底面側を向くように形成された環状段差部よりなり、表示部材の内周面の係合部が、同内周面に周方向に間隔をおいて形成されかつ環状段差部にスナップフィットしうる複数の係合凸部よりなる、本発明(1)記載の水栓ハンドル用表示装置である。
である。
本発明(2)によると、ハンドル取付用ビスの頭部の外周面の係合部が、同外周面の幅方向中間部位に頭部の底面側を向くように形成された環状段差部により形成されているので、構造がシンプルとなり加工工数の低減を図ることができる。
本発明(3)は、ハンドル取付用ビスの頭部の外周面における環状段差部の両側部分に、それぞれセレーションが形成されている、請求項2記載の水栓ハンドル用表示装置である。
本発明(3)は、ハンドル取付用ビスの頭部の外周面における環状段差部の両側部分に、それぞれセレーションが形成されている、本発明(2)記載の水栓ハンドル用表示装置である。
例えば水または湯の区別を必要としない場合、ハンドル取付用ビスの頭部の側面部分が露出して外部から視認される状態となるが、ハンドル取付用ビスの頭部の外周面における環状段差部の両側部分にそれぞれセレーションが形成されているので、見栄えが損なわれることがなくなる。
本発明の水栓ハンドル用表示装置によると、無地のビスとこの無地のビスに着脱可能な表示部材とを備える水栓の表示装置を用いて、表示ごとにハンドル取付用ビスの交換をする必要がなくなる。
図1は、リング状表示部材が用いられている実施例1の水栓ハンドル用表示装置が取り付けられた単水栓を示す。 図2は、キャップ状表示装置が用いられている実施例2の水栓ハンドル用表示装置が取り付けられた単水栓を示す。 図3は、実施例1および2に用いられているハンドル取付用ビスの実施例を示す。 図4は、実施例1に用いられているリング状表示部材の実施例を示す。 図5は、実施例2に用いられているキャップ状表示部材の実施例を示す。 図6は、従来の表示部材が取り付けられている単水栓の例を示す。
以下、図面を参照して、本発明の好適な実施例を例示的に詳しく説明する。但し、この実施例に記載されている構成部品の相対的配置等は特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれに限定する趣旨ではなく、単なる説明例に過ぎない。また、便宜的に図面上での方向によって部材等の方向を上下左右と指称することがあるが、これらは本発明の範囲を限定するものではない。
図1は、本発明の実施例1の水栓ハンドル表示装置が取り付けられた単水栓1を示している。従来技術ですでに説明してある箇所については、以下、説明を一部省略する。
ハンドル取付用ビス30の雄ネジ部32は、スピンドル14の内面に切られた雌ネジとねじ締結され、ハンドル部21を動かすとスピンドル14がハンドル部21の動きに応じて回転するようになっている。
ハンドル取付用ビス30の頭部31の側面部にリング状表示部材40がスナップフィットしうるように着脱自在に取り付けられている。
例えば、水か湯かの識別が必要な単水栓および識別が必要でない単水栓の3種類の単水栓が用意されている場合において、1種類のハンドル取付用ビス30と異なった色の2種類のリング状表示部材40のみの在庫を準備すれば、全ての場合に対応が可能となる。また、表示ごとにハンドル取付用ビス30を交換する必要がなく、手でリング状表示部材40の取り外しが可能であり、従来の識別方法による単水栓を設置する場合と比べて手間を大幅に削減できる。
また、水栓設置後にリング状表示部材40をハンドル取付用ビス30に取り付けることができるので、在庫時や施工時に水栓を識別する必要がなく管理が容易になる。
さらに、ハンドル取付用ビス30の外周にリング状表示部材40が取り付けられるので、どの角度からでもリング状表示部材40が見やすくなり、水栓の使用者による識別が容易になる。
図2は、本発明の実施例2の水栓ハンドル表示装置が取り付けられた単水栓1を示している。図1と異なっている点は、表示部材がリング状表示部材40からキャップ状表示部材50に変更になっている点である。この実施例2においても、実施例1と同様の効果が得られる。
図3は、図1および図2で用いられているハンドル取付用ビス30を示している。
ハンドル取付用ビス30の頭部31の外周面の係合部が、同外周面の幅方向中間部位に頭部31の底面側を向くように形成された環状段差部33よりなっており、係合部がシンプルなので加工工数の低減を図ることができる。
また、環状段差部33の両側部分にセレーション34が形成されているので、表示部材を使わない場合においても見栄えが良くなる。
図4は、図1に示す実施例1に用いられたリング状表示部材40の上面図(a)、正面図(b)およびA-A断面図(c)を示している。リング状表示部材40の内周面42には、係合凸部41が4箇所、90°毎に形成されている。
図5は、図2に示す実施例2に用いられたキャップ状表示部材50の上面図(a)、正面図(b)およびA-A断面図(c)を示している。キャップ状表示部材50の内周面52には、係合凸部51が4箇所、90°毎に形成されている。
キャップ状表示部材50の天井部53の下は、頭部収容空間54となっているので、このキャップ状表示部材50を用いると、ハンドル取付用ビス30の頭部31は外部からは見えなくなり、審美性を向上させることができる。
1 :単水栓
10:水栓本体
11:上方突出部
12:ナット
13:雄ネジ部
14:スピンドル
14a:雄セレーション
15:アダプタ
15a:雌セレーション
20:水栓ハンドル
21:ハンドル部
22:天面
23:嵌合凹部
30:ハンドル取付用ビス
31:頭部
32:雄ネジ部
33:環状段差部
34:セレーション
40:リング状表示部材
41:係合凸部
42:内周面
50:キャップ状表示部材
51:係合凸部
52:内周面
53:天井部
54:頭部収納空間
60:ハンドル取付用ビス
61:頭部
62:雄ネジ部
63:凹部
70:識別部材

Claims (3)

  1. 水栓のハンドルを貫通してスピンドルの先端部にねじ止められているハンドル取付用ビスと、ハンドル取付用ビスの頭部に着脱自在に取り付けられかつハンドルの回転操作によって流通状態が制御される流体を識別するための表示を有する表示部材とを備えており、
    表示部材は、ハンドル取付用ビスの頭部の外周面に嵌め被せうるリング状の樹脂成形体またはハンドル取付用ビスの頭部の頂面および外周面に嵌め被せうるキャップ状の樹脂成形体よりなるものであって、その外周面に前記流体を識別するための色が施されており、
    ハンドル取付用ビスの頭部の外周面および表示部材の内周面に、互いにスナップフィットしうる係合部が形成されている、水栓ハンドル用表示装置。
  2. ハンドル取付用ビスの頭部の外周面の係合部が、同外周面の幅方向中間部位に頭部の底面側を向くように形成された環状段差部よりなり、
    表示部材の内周面の係合部が、同内周面に周方向に間隔をおいて形成されかつ環状段差部にスナップフィットしうる複数の係合凸部よりなる、請求項1記載の水栓ハンドル用表示装置。
  3. ハンドル取付用ビスの頭部の外周面における環状段差部の両側部分に、それぞれセレーションが形成されている、請求項2記載の水栓ハンドル用表示装置。
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