JP2007229037A - 浴槽用給湯口アダプタ - Google Patents

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Abstract

【課題】浴槽用給湯口アダプタとして、槽内取付部材の回転操作による浴槽側壁への取り付けの際、槽外取付部材の共回りを防止できるものを提供する。
【解決手段】浴槽T外の給湯機に配管接続させる槽外取付部材1に、槽内取付部材2の筒状部2aを浴槽側壁Taの貫通穴Hに通して螺合連結するようにした浴槽用給湯口アダプタであって、浴槽側壁Taの外面と槽外取付部材1の環状端面との間に介在させるリング状パッキング5の対接面50a,50bに、複数条のリング状リブ51a〜51e,52a〜52dと、リング状リブ間の環状溝53b,53c,54b,54cの周方向複数ヶ所に位置した凸部55…,56…とを有し、槽内取付部材2の回転操作による螺合部分の締め付けにより、リング状パッキング5が浴槽側壁Taと槽外取付部材1との間で圧縮され、凸部55…,56…が相手側対接面に密着するように構成されている。
【選択図】図4

Description

この発明は、浴槽壁部に貫通状態に取り付けられ、浴槽外の給湯機に配管接続させる浴槽用給湯口アダプタに関する。
一般的に、この種の給湯口アダプタは、浴槽側壁の貫通穴に浴槽内側から挿通させた槽内取付部材の雄ねじ付き筒状部と、浴槽外の給湯機に配管接続させる槽外取付部材の雌ねじ付き筒状部とを螺合することにより、槽内取付部材の基端側のフランジ部と、槽外取付部材の先端側のフランジ部との間で浴槽側壁を内外両側から挟着して当該浴槽側壁に貫通状態に取り付けられ、その槽内取付部材には浴槽内側から流路形成部材を嵌装し、更に浴槽内開口部にフィルタ部材を装着するようになっている。そして、槽内外の両取付部材のフランジ部と浴槽側壁との間には、水密封止のためにリング状パッキングが介装される(特許文献1〜5)。
特開2002−336150号公報 特開2003−70664号公報 特開2003−102633号公報 特開2005−58429号公報
しかるに、これら従来の給湯口アダプタにあっては、前記螺合のために槽内取付部材側を回転操作する際、その終盤での強い捻回力によって槽外取付部材が共回りし易く、これによって槽外取付部材から給湯機に接続する配管部が捻じれて破断、亀裂、変形等を生じることがあった。
この発明は、上述の事情に鑑みてなされたものであり、浴槽用給湯口アダプタにおいて、構成部材の簡単な改良により、槽内取付部材の回転操作による浴槽側壁への取り付けの際の槽外取付部材の共回りを防止し、もってコスト増を殆ど伴うことなく、槽外取付部材から給湯機に接続する配管部の捻じれによる破断、亀裂、変形等を回避できるものを提供することを課題とする。
上記課題は、以下の手段によって解決される。
〔1〕浴槽外の給湯機に配管接続させる槽外取付部材に、槽内取付部材の筒状部を浴槽側壁の貫通穴に通して螺合連結するようにした浴槽用給湯口アダプタであって、
浴槽側壁の外面と槽外取付部材の環状端面との間に、リング状パッキングが介在し、
このリング状パッキングの両側対接面の少なくとも一方に、複数条のリング状リブと、これらリング状リブ間の環状溝の周方向複数ヶ所に位置した凸部とを有し、
槽内取付部材の回転操作による螺合部分の締め付けにより、前記リング状パッキングが浴槽側壁と槽外取付部材との間で圧縮され、そのリング状リブと共に前記凸部が相手側対接面に密着するように構成されてなる浴槽用給湯口アダプタ。
〔2〕前記リング状パッキングのリング状リブ及び凸部が、槽外取付部材側の対接面に形成されてなる前項〔1〕記載の浴槽用給湯口アダプタ。
〔3〕前記リング状パッキングの前記凸部の高さがリング状リブよりも低く設定されてなる前項〔1〕又は〔2〕に記載の浴槽用給湯口アダプタ。
〔4〕前記リング状パッキングのリング状リブが3条以上であり、その内側から1番目と2番目のリング状リブ間の環状溝には前記凸部を有しない前項〔1〕〜〔3〕のいずれかに記載の浴槽用給湯口アダプタ。
〔5〕前記リング状パッキングの浴槽側の対接面に3条以上のリング状リブを有し、その外側から1番目のリング状リブが他のリング状リブよりも高く形成されると共に、この外側から1番目と2番目のリング状リブ間の環状溝には前記凸部を有しない前項〔1〕〜〔4〕のいずれかに記載の浴槽用給湯口アダプタ。
〔6〕前記リング状パッキングの凸部が周方向3ヵ所以上に等配した半径方向リブからなる前項〔1〕〜〔5〕のいずれかに記載の浴槽用給湯口アダプタ。
〔7〕槽外取付部材の前端に外側へ張出するフランジ部を有し、前記リング状パッキングが該フランジ部の外周側を包み込む構造を備えた被せパッキングからなる前項〔1〕〜〔6〕のいずれかに記載の浴槽用給湯口アダプタ。
前項〔1〕に記載の発明によれば、槽内取付部材の筒状部を浴槽側壁の貫通穴に通して槽外取付部材に螺合連結する際、槽内取付部材の回転操作による締め付けの終盤において、浴槽側壁の外面と槽外取付部材の環状端面との間に介在するリング状パッキングが圧縮され、このリング状パッキングのリング状リブ間の環状溝にある凸部がリング状リブと共に相手側対接面に密着することにより、当該対接面での相対回転に対して大きな摩擦力を生じ、この摩擦力による摺動抵抗で槽外取付部材が浴槽側に固定化されて共回りを生じず、もって槽外取付部材から給湯機に接続する配管部の捻じれによる破断、亀裂、変形等が回避される。
しかして、この発明の浴槽用給湯口アダプタでは、槽外側のリング状パッキングとして複数条のリング状リブ間の環状溝の周方向複数ヶ所に凸部を設けたものを用いるだけで、他の構成部材は全て既存構成でよい上、リング状パッキングのリング状リブは水密封止性を高めるための一般的な構造であるから、そのリング状リブ間の環状溝に凸部を有するリング状パッキングも成形型の僅かな改変だけで容易に製造でき、前記共回りの防止のためのコスト負担は非常に少なくて済む。
前項〔2〕に記載の発明によれば、前記リング状パッキングのリング状リブ及び凸部が槽外取付部材側の対接面に形成され、概して金属製で平滑な槽外取付部材の端面に対して当該パッキングの摩擦力が大きく働くから、前記共回りの抑止作用が高くなる。
前項〔3〕に記載の発明によれば、前記リング状パッキングの前記凸部の高さがリング状リブよりも低いため、浴槽用給湯口アダプタの取付状態において該凸部よりもリング状リブの圧縮度合が大きくなり、そのシール作用が確実に発揮される。
前項〔4〕に記載の発明によれば、前記リング状パッキングのリング状リブが3条以上で、その内側から1番目と2番目のリング状リブ間の環状溝には前記凸部がないから、内側から1番目のリング状リブが独立した形になってシール作用を確実に発揮する。
前項〔5〕に記載の発明によれば、前記リング状パッキングの浴槽側の対接面にある3条以上のリング状リブの内、外側から1番目のリング状リブが他のリング状リブよりも高く且つ独立した形であるため、該に1番目のリング状リブによる高いシール効果が得られる。
前項〔6〕に記載の発明によれば、前記リング状パッキングの凸部が周方向3ヵ所以上に等配した半径方向リブからなるため、対接面での相対回転に対する摩擦力がより大きく効果的に発現する。
前項〔7〕に記載の発明によれば、前記リング状パッキングは、被せパッキングとして槽外取付部材前端のフランジ部の外周側で保持されるから、槽内取付部材の筒状部外周の雄ねじに接触しない状態で同心状に位置決めでき、もって該雄ねじとの接触による損傷が防止される。
以下、この発明に係る浴槽用給湯口アダプタの実施形態について、図面を参照して具体的に説明する。図1は該給湯口アダプタの浴槽側壁への取付状態、図2は該給湯口アダプタの部品構成、図3は槽外側のリング状パッキング、図4は螺合した槽外取付部材と槽内取付部材の締め付け前の状態、図5は同締め付け後の状態、をそれぞれ示す。
なお、この実施形態の給湯口アダプタは、浴槽外に設置した給湯機(図示省略)からの温水を浴槽内に供給する湯はり機能と、浴槽内の温水を給湯機に吸い込んで加熱した高温水を浴槽内に戻す追い焚き機能とを備えた浴槽給湯システムに適用するものであり、所謂無極タイプとして、給湯機に繋がる往き管と戻り管(図示省略)に対する接続が逆になっても同じ機能が得られるようになっている。
図1及び図2に示すように、この給湯口アダプタは、槽外取付部材1、槽内取付部材2、流路形成部材3、フィルタ部材4の4つの主要部品と、槽外側のリング状パッキング5、Oリング6、槽内側のリング状パッキング7、リング状滑りシート8、ロックねじ9の付属部品とで構成されている。なお、図中のHは浴槽Tの側壁Taに設けた貫通穴を示している。
槽外取付部材1は、黄銅やステンレス鋼等の金属製であり、略円筒状をなす外筒部1aの開放した前端にフランジ部1bを備えると共に、該外筒部1aの閉塞した後端部に一対の外管接続部11a,11bがロウ付けされ、該外筒部1aの内側には前方へ開放した円筒状の内筒部1cが同軸状に一体形成されている。そして、内筒部1cの内側空間10aが外管接続部11aに、外筒部1aと内筒部1cの間の環状空間10bが外管接続部11bに、それぞれ連通している。また、外筒部1aの前部内周には雌ねじ12が刻設され、この外筒部1aの前端よりも内奥に位置した内筒部1cの前端の内周側に、前記Oリング6を嵌装するための環状溝13が形成されている。
槽内取付部材2は、ポリアセタート樹脂等の硬質樹脂成形物からなり、両端が開放した筒状部2aの前端にフランジ部2bが一体形成されており、筒状部2aの外周には槽外取付部材1の雌ねじ12に対応する雄ねじ21が設けてある。そして、図4及び図5で示すように、フランジ部2bの後面側は、内周部が環状段部22、中間部が環状溝23、外周部が環状突縁24を構成しており、環状溝23の内周側壁が外周側壁よりも高くなっている。また、図2に示すように、該フランジ部2bの前面側には多数の有底のロック穴25…が周方向一定間隔置きに形成され、更に外周部24には複数のL字形の係止溝26が周方向一定間隔置きに形成されている。
流路形成部材3は、既述の無極タイプとしての流路を形成するものであり、円盤部31aの中央部後面側に流路分岐部31b及び流路筒部31cを一体形成した硬質合成樹脂成形物からなる本体31と、該本体31の円盤部31aの前面側に嵌着される硬質合成樹脂成形物からなる円形の蓋板32と、流路分岐部31bに配置される縦長のゴム板からなる一対の弁体33,33とを備えている。そして、本体31の円盤部31aの周縁には前後両側へ突出した周壁部34が形成され、この周壁部34の前縁側に内嵌係止した蓋板32と当該円盤部31aとの間で流路分離室30を構成している。また、この周壁部34には、外周面の左右両側上部と下端部の3ヵ所にL字形の係止溝34aを有すると共に、内周面にも周方向に等配した3ヵ所に係止突起(図示省略)が設けてある。
流路分離室30内は、上部側の吸込み空間30aと下部側の吐出空間30bとに区画され、更に図示を省略しているが、吸込み空間30aが左右2室に分離し、吐出空間30bも流路分岐部31bに臨む上部が左右に分画されている。しかして、円盤部31aの周壁部34は吐出空間30bに臨む下半部では前方突出部分がなく、これによって当該円盤部31aと蓋板32との下半部間で吐出空間30bから周辺側へスリット状に開放した放出口35が形成されている。また、蓋板32は、流路分離室30の吸込み空間30aに臨む上部側に、径小で表裏に透通する多数の吸込孔32a…を有すると共に、上端中央部にねじ孔32bを備えている。
流路分岐部31bは、吸込み空間30a及び吐出空間30bの左右一方側を流路筒部31c内に、同他方側を外側開放口(図示省略)に、それぞれ弁部36を介して連通している。そして、各弁部36では、吸込み空間30aと吐出空間30bの上下両方にわたるように配置した弁体33が、吸込み空間30a側では内側(後方)へ、吐出空間30b側では外側(前方)へそれぞれ弾性変形して開弁し、逆方向には図1で示すように上下部の弁座36a,36bにそれぞれ平板状で当接して閉弁するように構成している。
フィルタ部材4は、皿形の硬質合成樹脂成形物からなり、その円形の前壁部4aには径小で表裏に透通する多数の吸込孔40…が略全面にわたって形成されている。また、前壁部4aから後方へ突出する周縁部4bは、流路形成部材3のスリット状の放出口35に対応する下半部の突出高さが低く設定されると共に、内周に流路形成部材3の各係止溝34aに対応する係止突起(図示省略)が形成されている。
しかして、流路形成部材3は、槽内取付部材2に対し、その筒状部2a内に前方から流路分岐部31b及び流路筒部31cを挿嵌する形で、周壁部34の後方突出部分をフランジ部2bに外嵌し、該周壁部34内周の各係止突起をフランジ部2b外周の係止溝26に嵌入した状態で少し捻回操作することにより、抜出不能に係合連結される。また同様に、フィルタ部材4も、流路形成部材3に対し、その流路分離室30の前面に被せて、周縁部4bの内周の各係止突起を周壁部34外周の係止溝34aに嵌入した状態で少し捻回操作することにより、抜出不能に係合連結される。
槽外側のリング状パッキング5は、前部側の厚肉のパッキン本体部5aと、その外周縁から後方へ延出した断面L字状のカバー部5bとで断面略内向き開放U字状をなす合成ゴム等からなる成形物であり、内周の環状嵌合溝5cに槽外取付部材1のフランジ部1bを嵌め込むことにより、被せパッキングとして該フランジ部1bを包み込む状態に密着固定できるようになっている。
このリング状パッキング5のパッキン本体部5aには、図3(A)〜(C)で詳細に示すように、浴槽側である表側対接面50aに5条のリング状リブ51a〜51eが、槽内取付部材側である裏側対接面50aに4条のリング状リブ52a〜52dが、それぞれ略等間隔の同心円状に形成されている。そして、表側対接面50aの内側から2〜4番目のリング状リブ51b〜51dの各間の環状溝53b,53cと、裏側対接面50bの内側から2〜4番目のリング状リブ52b〜52dの各間の環状溝54b,54cとに、半径方向に沿うリブ状の凸部55…、56…が中心角θ=72°で周方向に等配する5ヵ所に形成されている。
これらの各凸部55,56は両側のリング状リブ51b〜51d,52b〜52dよりも低く設定されている。しかして、表側対接面50aの環状溝53a,53dと裏側対接面50bの環状溝54aには凸部がないため、両側対接面50a,50bの内側から1番目のリング状リブ51a,52aと、表側対接面50aの5番目(外側から1番目)のリング状リブ51eは、他のリング状リブから独立した形になっている。また、表側対接面50aの5番目のリング状リブ51eは、同じ対接面50aにおける他のリング状リブ51a〜51dよりも高くなっている。
一方、槽内側のリング状パッキング7は、断面が内向きに尖った略スペード形をなす厚肉リング部70と、この厚肉リング部70から中心側へ全周にわたって張出する薄肉リング部71とで構成される合成ゴム等の一体成形物からなる。そして、このリング状パッキング7は、槽内取付部材2の筒状部2aに嵌装した状態で、薄肉リング部71の内周端が当該筒状部2aに略当接すると共に、厚肉リング部70がフランジ部2bの環状溝23に臨み、且つ厚肉リング部70の最大肉厚部70aが槽内取付部材2のフランジ部2bにおける環状溝23の深さより大きい肉厚を有するように寸法設定されている。
また、リング状滑りシート8は、ポリオレフィンやポリエステル等の表面滑性が高い硬質乃至半硬質の平坦な合成樹脂シートからなり、槽内取付部材2の筒状部2aに嵌装した状態で、内周縁が当該筒状部2aに略当接すると共に、外周縁がフランジ部2bの環状溝23上に位置してリング状パッキング7の厚肉リング部70の最大肉厚部70aに被さる大きさに設定されている。
上記構成の給湯口アダプタを浴槽Tに取り付けるには、浴槽側壁Taの外側において、槽外取付部材1の外管接続部11a,11bに給湯機に繋がる往き管と戻り管を接続すると共に、この槽外取付部材1のフランジ部1bにリング状パッキング5を嵌着する。また、槽内取付部材2の筒状部2aの基部側にも、リング状パッキング7とリング状滑りシート8を前者がフランジ部2b側に位置するように嵌装する。そして、浴槽側壁Taの内側から、槽内取付部材2の筒状部2aを貫通穴Hに通して槽外取付部材1の外筒部1aに合わせ、この槽内取付部材2の回転操作によって筒状部2aの雄ねじ21を外筒部1aの雌ねじ12に螺合させる。
この螺合の進行により、まず図4(A)(B)で示すように、槽外側では、リング状パッキング5のパッキン本体部5aが、表側対接面50aにおいてリング状リブ51a〜51eの頂部で浴槽側壁Taに接すると共に、裏側対接面50bにおいてリング状リブ52a〜52dの頂部で槽外取付部材1のフランジ部1bの端面に当接する。この段階では、表側対接面50aの環状溝53b,53cにある凸部55…と、裏側対接面50bの環状溝54b,54cにある凸部56…は、それぞれ頂部がリング状リブ51a〜51e,52a〜52dの頂部よりも低いため、浴槽側壁Ta及び槽外取付部材1に対して未接触である。一方、槽内側では、リング状パッキング7とリング状滑りシート8とが、槽内取付部材2のフランジ部2bと浴槽側壁Taとの間に挟まれて互いに接触している。
そして、更に両取付部材1,2の螺合を進めると、該リング状パッキング5のパッキン本体部5aは、浴槽側壁Taと槽外取付部材1のフランジ部1bとの間で圧縮されることにより、図5(A)(B)に示すように、リング状リブ51a〜51e,52a〜52dの頂部が潰れ、表側対接面50aの凸部55…が浴槽側壁Taに密接すると共に、裏側対接面50bの凸部56…が槽外取付部材1のフランジ部1bの端面に密接する。
また、槽内側においては、リング状パッキング7の厚肉リング部70が槽内取付部材2のフランジ部2bの環状溝23へ入り込むのに伴い、リング状滑りシート8がフランジ部2bの環状段部22で屈曲し、その外周側8aの環状溝23側への曲がり込みによって外径が縮小するため、両取付部材1,2の螺合の終盤ではリング状パッキング7の厚肉リング部70がフランジ部2bの環状溝23の底面に直接に圧接する。
このような両取付部材1,2の螺合操作においては、槽内取付部材2の回転に伴って固定側である槽外取付部材1に共回りさせようとする力が作用するが、槽内取付部材2を軽く回転できる初期段階では作用力が小さいため、槽外取付部材1の共回りは給湯機に繋がる配管との接続部分の固定強度で無理なく阻止される。そして、螺合の進行と共に槽外取付部材1への作用力が大きくなると、そのフランジ部1bと浴槽側壁Taとの間に介在するリング状パッキング5の摩擦力によって共回りが阻止される。
ところが、該パッキング5の両側対接面50a,50bの接触部が相対回転方向に沿うリング状リブ51a〜51e,52a〜52dであるため、そのままでは螺合の終盤に加わる強い捻回力で接触部に滑りを生じて槽外取付部材1の共回りを阻止できなくなる。しかるに、既述のように螺合の終盤では、リング状リブ51a〜51e,52a〜52dに加えて、両側対接面50a,50bの凸部55…,56…が相手側対接面に密着することにより、当該対接面での相対回転に対して大きな摩擦力を生じ、この摩擦抵抗で槽外取付部材1が浴槽T側に固定化されて共回りを生じず、槽外取付部材1から給湯機に接続する配管部の捻じれによる破断、亀裂、変形等が回避される。
また、このリング状パッキング5では、両側対接面50a,50bがリング状リブ51a〜51e,52a〜52dの圧縮による同心多重の環状部で相手側対接面に密着し、しかも凸部55…,56…の各形成領域でも両側のより高いリング状リブ51b〜51d,52b〜52dの頂部が潰れて相手側に強く圧接し、凸部55…,56…の存在による密着性の低下がなく、更に両側対接面50a,50b共に内側から1番目の環状溝53ap54aに凸部がなく、もって内側から1番目のリング状リブ51a,52aが独立形態で圧縮性に優れることから、槽外側での高い水密封止性が得られる。
なお、槽内側においては、上記螺合操作の当初から終盤に至るまでの間、回転側の槽内取付部材2のフランジ部2bとリング状パッキング7との間に介在するリング状滑りシート8の滑り作用により、槽内取付部材2とリング状パッキング7との共廻りが抑えられるから、該パッキング7が捩れて断裂したり歪な変形状態になることが防止されると共に、槽内取付部材2も軽く容易に回転操作できる。また、最終的には該パッキング7の厚肉リング部70がフランジ部2bと浴槽側壁Taの両方に直接に圧接して密着した状態になるから、浴槽側壁Taの貫通穴Hに対する槽内取付部材2の筒状部2aの挿通部分が槽内側で確実に水密封止される。
かくして、両取付部材1,2のフランジ部1b,2b間で浴槽側壁Taを内外から挟着したのち、浴槽Tの内側より槽内取付部材2に流路形成部材3及びフィルタ部材4を図1の如く取り付けることにより、給湯口アダプタの取り付けが完了する。
流路形成部材3は、放出口35が下側になる状態で、流路筒部31c側から槽内取付部材2内に嵌入させ、該流路筒部31cを槽内取付部材2内に突入している槽外取付部材1の内筒部1cに挿嵌させる。なお、内筒部1cの内周の環状溝13には予めOリング6を嵌装しておき、挿嵌した流路筒部31cとの間を封止する。そして、周壁部34の後方突出部分を槽内取付部材2のフランジ部2bに外嵌し、既述のように捻回操作して係合連結した上で、蓋板32のねじ孔32bにロックねじ9をねじ込む。
これにより、該ロックねじ9の先端が円盤部31aを貫通して槽内取付部材2のフランジ部2bの前面側に設けたロック穴25に嵌入し、流路形成部材3が槽内取付部材2に対して捻回不能となるから、該流路形成部材3の槽内取付部材2との係合が意に反して解除されるのを防止できる。なお、槽内取付部材2側の係止溝26とロック孔25は周方向に一定間隔置きに多数形成されているから、螺合完了後の槽内取付部材2の回転停止姿勢が変化しても、流路形成部材3は、利用する係止溝26及びロック穴25の選択により、放出口35が下側になる最も好ましい姿勢で連結できる。
しかして、流路分離室30の吸込み空間30a及び吐出空間30bの左右一方側から流路分岐部31bを経て流路筒部31cに繋がる流路は、槽外取付部材1の内筒部1cの内側空間10aより外管接続部11aへ連通し、同左右他方側から流路分岐部31bを経て外側開放口(図示省略)に繋がる流路は、槽内取付部材2の筒状部2aと流路筒部31c及び内筒部1cとの間の環状空間10bを通して外管接続部11bに連通する。
フィルタ部材4は、流路形成部材3に対し、既述のように流路分離室30の前面に被せて捻回操作で係止連結するだけでよい。これは、フィルタ部材4が流路形成部材3とは異なり、汚れによる目詰まりを防止する上で、清掃し易いように簡単に取り外せる方がよいためである。
この発明の浴槽用給湯口アダプタに用いる槽外側のリング状パッキング5は、上記実施形態ではパッキン本体5aの両側対接面50a,50bにリング状リブ51a〜51e,52a〜52d及び凸部55…,56…を設けたものとしているが、両側対接面50a,50bの少なくとも一方に、複数条のリング状リブと、これらリング状リブ間の環状溝の周方向複数ヶ所に位置した凸部とを有しておればよい。
ただし、浴槽側壁Taの外面は材質的に凹凸粗面状であることが多いのに対し、槽外取付部材1は概して金属製であり、そのフランジ部1bの端面は平滑で低摩擦であるため、リング状パッキング5としては、その平滑な端面に対して共回り防止のための大きな摩擦力を働かせる上で、少なくとも裏側対接面50bに複数条のリング状リブ及び前記凸部56…を有することが望ましい。また、表側50aについては、浴槽側壁Taとの間の水密性を充分に確保する上で、前記凸部55…を設けない場合でも複数条のリング状リブを備えることが好ましい。
槽外側のリング状パッキング5におけるリング状リブ間の環状溝に設ける凸部55,56は、前記実施形態のように頂部高さを両側のリング状リブの頂部よりも低く設定することが好ましい。これは、浴槽用給湯口アダプタの取付状態において、リング状リブの圧縮度合が頂部の高い分だけ該凸部55,56よりも大きくなり、そのシール作用が確実に発揮されることによる。
また、槽外側のリング状パッキング5の対接面50a,50bに設けるリング状リブは、3条以上として、前記実施形態のように内側から1番目と2番目のリング状リブ51a,51b間、52a,52b間の環状溝53a,54aには凸部55,56を設けないようにすれば、内側から1番目のリング状リブ51a,52aが独立した形になるため、そのシール作用を確実に発揮できる。更に、表側対接面50aに3条以上のリング状リブを設ける場合、前記実施形態の如く外側から1番目のリング状リブを他のリング状リブよりも高く且つ独立した形にすることにより、その取付状態での圧縮度合が大きくなるため、概して凹凸粗面状であることが多い浴槽側壁Taとの間の水密封止をより確実にすることができる。
なお、このような槽外側のリング状パッキング5の対接面50a,50bに設ける凸部55,56の形状は、前記実施形態で例示した半径方向のリブ状に限らず、小さい円形や四角形等、様々に設定できると共に、周方向複数箇所であればよく、その配置間隔や配置数に特に制限はない。ただし、前記実施形態のような半径方向に沿うリブ状の形状では、回転方向に対する大きな摩擦が得られて好適であり、特に周方向3か所以上に等配して設けることが推奨される。また、両側対接面50a,50bに凸部55,56を設ける場合、その形成位置は表裏で一致させてもよいし、異なるようにしてもよい。
更にまた、槽外側のリング状パッキング5としては、全体が浴槽側壁Taと槽外取付部材1のフランジ1aの端面との間に配置する単なる厚肉リング状でもよいが、実施形態の如き被せパッキングとすれば、槽外取付部材1のフランジ部1aの外周側で保持されるから、槽内取付部材2の筒状部2a外周の雄ねじ21に接触しない状態で同心状に位置決めできるから、該雄ねじ21との接触による損傷を防止できるという利点がある。
一方、槽内側の水密封止部については、前記実施形態では断面略スペード形の厚肉リング部70の内側に薄肉リング部71を一体形成したリング状パッキング7とリング状滑りシート8とを用いているが、リング状パッキング7として単純な厚肉リング状のものを始めとして種々の断面形状のものを採用できる。また、この発明の給湯口アダプタにおいてはリング状滑りシート8は必須ではなく、例えば実施形態における槽内取付部材2の環状段部22と環状溝22のように、両取付部材1,2の螺合に際してリング状パッキング7の過度な圧縮を生じない対面構造とすれば、リング状滑りシート8がなくてもリング状パッキング7の断裂や潰れを防止できる。
上述から明らかなように、この発明の浴槽用湯口アダプタにおいては、槽外側のリング状パッキング5として複数条のリング状リブ間の環状溝の周方向複数ヶ所に凸部を設けたものを用いるだけで、他の構成部材は全て既存構成でよい。しかも、このリング状パッキング5についても、対接面のリング状リブ自体は水密封止性を高めるための一般的な構造であるから、そのリング状リブ間の環状溝に凸部を設けるだけでよく、既存のリング状パッキング用の成形型に僅かな改変を加えるだけで容易に製造できる。従って、この発明による前記共回りの防止のためのコスト負担は非常に少なくて済む。
なお、この発明は、実施形態として例示した無極タイプに限らず、給湯機に繋がる往き管と戻り管との接続流路が規定される浴槽用給湯口アダプタにも適用可能である。その他、流路形成部材3における弁部構造や流路構成、フィルタ部材の形態等、細部構成については実施形態以外に種々設計変更可能である。
この発明の一実施形態に係る浴槽用給湯口アダプタを組み付け状態で示す縦断側面図である。 同浴槽用給湯口アダプタの分解斜視図である。 同浴槽用給湯口アダプタに用いる槽外側のリング状パッキングを示し、(A)図は中心角90度で四分した領域の正面図、(B)図は(A)図のB−B線の断面矢視図、(C)図は(A)図のC−C線の断面矢視図である。 同浴槽用給湯口アダプタにおける槽外取付部材と槽内取付部材との螺合連結における締め付け初期の状態を示し、(A)図は全体の縦断側面図、(B)図は(A)図における仮想線円B内の拡大図である。 同螺合連結における締め付け後の状態を示し、(A)図は全体の縦断側面図、(B)図は(A)図における仮想線円B内の拡大図である。
符号の説明
1 槽外取付部材
1a 外筒部
1b フランジ部
12 雌ねじ
2 槽内取付部材
2a 筒状部
2b フランジ部
21 雄ねじ
5 リング状パッキング
5a パッキン本体部
5b カバー部
50a 表側対接面(浴槽側の対接面)
50b 裏側対接面(槽外取付部材側の対接面)
51a〜51e リング状リブ
52a〜52d リング状リブ
53a〜53d 環状溝
54a〜54c 環状溝
55,56 凸部
8a 外周側
H 貫通穴
T 浴槽
Ta 浴槽側壁

Claims (7)

  1. 浴槽外の給湯機に配管接続させる槽外取付部材に、槽内取付部材の筒状部を浴槽側壁の貫通穴に通して螺合連結するようにした浴槽用給湯口アダプタであって、
    浴槽側壁の外面と槽外取付部材の環状端面との間に、リング状パッキングが介在し、
    このリング状パッキングの両側対接面の少なくとも一方に、複数条のリング状リブと、これらリング状リブ間の環状溝の周方向複数ヶ所に位置した凸部とを有し、
    槽内取付部材の回転操作による螺合部分の締め付けにより、前記リング状パッキングが浴槽側壁と槽外取付部材との間で圧縮され、そのリング状リブと共に前記凸部が相手側対接面に密着するように構成されてなる浴槽用給湯口アダプタ。
  2. 前記リング状パッキングのリング状リブ及び凸部が、槽外取付部材側の対接面に形成されてなる請求項1記載の浴槽用給湯口アダプタ。
  3. 前記リング状パッキングの前記凸部の高さがリング状リブよりも低く設定されてなる請求項1又は2に記載の浴槽用給湯口アダプタ。
  4. 前記リング状パッキングのリング状リブが3条以上であり、その内側から1番目と2番目のリング状リブ間の環状溝には前記凸部を有しない請求項1〜3のいずれかに記載の浴槽用給湯口アダプタ。
  5. 前記リング状パッキングの浴槽側の対接面に3条以上のリング状リブを有し、その外側から1番目のリング状リブが他のリング状リブよりも高く形成されると共に、この外側から1番目と2番目のリング状リブ間の環状溝には前記凸部を有しない請求項1〜4のいずれかに記載の浴槽用給湯口アダプタ。
  6. 前記リング状パッキングの凸部が周方向3ヵ所以上に等配した半径方向リブからなる請求項1〜5のいずれかに記載の浴槽用給湯口アダプタ。
  7. 槽外取付部材の前端に外側へ張出するフランジ部を有し、前記リング状パッキングが該フランジ部の外周側を包み込む構造を備えた被せパッキングからなる請求項1〜6のいずれかに記載の浴槽用給湯口アダプタ。
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