JP2000161495A - 連結箇所のシール方法及びシール部材 - Google Patents

連結箇所のシール方法及びシール部材

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JP2000161495A
JP2000161495A JP10334556A JP33455698A JP2000161495A JP 2000161495 A JP2000161495 A JP 2000161495A JP 10334556 A JP10334556 A JP 10334556A JP 33455698 A JP33455698 A JP 33455698A JP 2000161495 A JP2000161495 A JP 2000161495A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 接合面の面間角度γの許容値を大きくする。 【解決手段】 本発明のシール部材20は、少なくとも
1つの中間平板21を介在させて少なくとも2つのパッ
キン22,23が積層されて連結箇所である流体の流通
又は保有手段相互の接合面間に配設される。このため、
接合面の面間角度γの許容値を大きくすることができ
る。従って、シール部材が形状に経時変化を起こし易い
環境下で使用される場合であっても、十分なシール性を
維持できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種流体の移送機
器、流体ろ過機器、流体浄化機器、流体内異物分離機器
等の流体の流通又は保有手段(本明細書では、これらの
機器に付設される配管等も流体の流通又は保有手段とし
て含む)相互をシール部材を用いて連結する連結箇所の
シール方法及び該方法を用いるのに適するシール部材に
関する。特に、一般産業復水、上工水、発電用水、ボイ
ラ復水等のろ過に用いられるプリーツ膜フィルタエレメ
ント同士を連結する際に好適な連結箇所のシール方法及
びシール部材に関する。
【0002】
【従来の技術】プリーツ膜フィルタエレメントのような
流体機器やその他各種の流体機器、あるいは配管等の流
体流通又は保有手段は、流通又は保有手段同士を連結す
る際、接合面間に密閉された流体流路又は流体保有空間
を形成するため、シートガスケットやリング状パッキン
(Oリング等)等のシール部材を介在させて連結してい
る。これにより、流通又は保有手段の内部と外部とで圧
力差がある場合における連結箇所からの内部流体の漏
れ、逆に外部流体の浸入を防止している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、これらのシール
部材は流通手段等の接合面間に1個配設するのが通常で
ある。例えば、プリーツ膜フィルタエレメントにおいて
は、通常、プリーツ膜フィルタエレメントをろ過塔の本
体内にスピンドルを通して3個直列に配置し、両端から
締め付けを行うが(図10及び図11参照)、この際、
図13に示したように隣接するプリーツ膜フィルタエレ
メント110,120の端面110a,120a間に、
図12に示したつば付きOリング等のシール部材100
を1個配設して連結する。この場合、隣接するプリーツ
膜フィルタエレメント110,120の端面(接合面)
110a,120aが、軸方向に対して直角な面(軸直
角面)と厳密に平行であれば連結箇所(接合面間)のシ
ール性に問題はないが、実際には、加工精度を上げるに
も限度があると共に、加工精度を上げるほど製造原価の
上昇につながるので、軸直角面との平行度(平面精度)
は、製造原価等のコストに見合うレベルで妥協せざるを
得ない面がある。
【0004】しかしながら、従来はOリング等のシール
部材100を1個しか配設しない(Oリングの形状から
積層することができず、1個しか配設することができな
い)ため、図13に示すように、接合面110a、12
0a同士のなす角度(面間角度)γが一定限度を超える
と接合面間に良好なシールを施すことができない。具体
的には、面間角度γの限度値は、Oリングの場合、接合
面間の締め付け圧力、Oリングの線径、リング径、Oリ
ングの圧縮反力、流体のシール差圧等により定まり、例
えば、図13に示したように図上左側の部位100aの
接合面110a,120a間の距離が狭くなるような平
面精度の場合には、図13において左側に相当するOリ
ングの部位100aが締め付け圧力にバランスする圧縮
変形を生じた時点において、図13において右側に相当
するOリングの部位100bの圧縮変形量が、それによ
ってシール差圧に耐えられる圧縮反力(シール部の面
圧)を生じるのに十分である必要があり、面間角度γ
は、それを成立させる範囲内に限定される。
【0005】もちろん、鋼管のフランジ接合部や鋼板製
の装置のように、流通手段自体が十分な強度をもつ素材
からなる場合には、接合面間に十分な締め付け圧力を加
えることが可能なので、面間角度γの値は相対的に大き
な値まで許容される。また、小径鋼管のように十分な強
度と多少の可撓性を併せもつ素材からなる場合には、シ
ートガスケットを用いて十分に締め付けることにより、
面間角度を減少させる方向に変形させることができるの
で、結果的により大きなγまで許容されることになる。
【0006】しかしながら、プリーツ膜フィルタエレメ
ントのような樹脂製構造物の場合には、あまり過度な締
め付けを行うと接合面その他の部位に有害な変形が生じ
るため、あまり強く締めることができず、γの許容値を
締め付け力により大きくすることはできない。
【0007】また、装置(流通又は保有手段)の形状、
設計条件、運転条件等により接合面の締め付け圧力と流
体のシール差圧が定まり、Oリングのリング径も流通又
は保有手段の形状等によって定まるため、一見、Oリン
グの線径と圧縮反力の調整により面間角度γの許容値を
変化させ得るようにも考えられる。しかしながら、線径
を太くしても同じ圧縮力に対する、図13上、Oリング
の左側に相当する部位100aの圧縮代(変形量)は変
化しないため許容値を増大させることはできない。ま
た、Oリングをより柔軟な素材から形成したとしても、
図13上、Oリングの右側に相当する部位100bの同
じ変形量に対する圧縮反力(面圧)が不足して、シール
性が不十分となるため、結局、シール性を保持したまま
面間角度γの許容値を向上させるということはできな
い。
【0008】特に、内外差圧が1kgf/cm近くも
かかることもある状態で、しかも水中に浸漬した状態で
数年にわたり使用されるプリーツ膜フィルタエレメント
のように、形状に経時変化を起こす可能性がある環境下
で使用される流通手段の場合には、接合面の面間角度γ
が増加する方向に変形するようなことがあったとして
も、十分なシール性を維持できる信頼性の高いものであ
ることが望まれている。
【0009】本発明は、上記に鑑みなされたものであ
り、流体の流通又は保有手段相互の接合面の面間角度γ
の許容値を大きくすることができ、形状に経時変化を起
こす可能性がある環境下で使用される場合であっても、
十分なシール性を維持できる連結箇所のシール方法及び
シール部材を提供することを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の連結箇所のシール方法は、流体の流
通又は保有手段間にシール部材を介在配設することによ
り、流通又は保有手段相互間に密閉された流体流路又は
保有空間を形成して連結する連結箇所のシール方法であ
って、前記シール部材として、リング状のパッキンを2
以上用い、各パッキン間にリング状の中間平板を介在さ
せて積層して、前記流通又は保有手段相互を連結するこ
とを特徴とする。
【0011】請求項2記載の連結箇所のシール方法は、
流体の流通又は保有手段間にシール部材を介在配設する
ことにより、流通又は保有手段相互間に密閉された流体
流路又は保有空間を形成して連結する連結箇所のシール
方法であって、前記シール部材として、リング状の中間
平板の両面に予めリング状のパッキンを固着してなる積
層体を介在させて、前記流通又は保有手段相互を連結す
ることを特徴とする。
【0012】請求項3記載の連結箇所のシール方法は、
請求項2記載の連結箇所のシール方法であって、リング
状の中間平板の両面に予め前記パッキンを固着してなる
一の積層体に対し、リング状平板の片面のみに予め前記
パッキンを固着してなる他の積層体を、該他の積層体の
リング状平板が一の積層体の少なくとも一方のパッキン
に接するように1以上積層させて、前記流通又は保有手
段相互を連結することを特徴とする。
【0013】請求項4記載の連結箇所のシール方法は、
流体の流通又は保有手段間にシール部材を介在配設する
ことにより、流通又は保有手段相互間に密閉された流体
流路又は保有空間を形成して連結する連結箇所のシール
方法であって、前記シール部材として、リング状でかつ
断面略楕円形のパッキン部を有するものを用い、その長
径を圧縮方向に沿わせて配設し、前記流通又は保有手段
相互を連結することを特徴とする。
【0014】請求項5記載の連結箇所のシール方法は、
請求項4記載の連結箇所のシール方法であって、前記シ
ール部材として、直径の異なる複数の前記パッキン部が
同心円状に配置され、隣接するパッキン部同士がつば部
を介して一体的に連接されているものを用いることを特
徴とする。
【0015】請求項6記載の連結箇所のシール方法は、
請求項5記載の連結箇所のシール方法であって、前記シ
ール部材として、前記パッキン部とつば部との間に半径
方向に沿うリブが突設されているものを用いることを特
徴とする。
【0016】請求項7記載の連結箇所のシール方法は、
請求項4〜6のいずれか1に記載の連結箇所のシール方
法であって、前記断面略楕円形のパッキン部を有する一
のシール部材に対し、リング状でかつ断面略半楕円形の
パッキン部を有する他のシール部材を、該他のシール部
材の平坦部が一のシール部材の少なくとも一方の頂部に
接するように1以上積層させて、前記流通又は保有手段
相互を連結することを特徴とする。
【0017】請求項8記載のシール部材は、流体の流通
又は保有手段を連結する際、該流通又は保有手段間に介
在配設され、流通又は保有手段相互間に密閉された流体
流路又は保有空間を形成してシールするために用いられ
るシール部材であって、リング状の中間平板と、該リン
グ状の中間平板の少なくとも片面に固着されたリング状
のパッキンとの積層体であることを特徴とする。
【0018】請求項9記載のシール部材は、流体の流通
又は保有手段を連結する際、該流通又は保有手段間に介
在配設され、流通又は保有手段相互間に密閉された流体
流路又は保有空間を形成してシールするために用いられ
るシール部材であって、リング状でかつ厚み方向に長径
を有する断面略楕円形のパッキン部を有することを特徴
とする。
【0019】請求項10記載のシール部材は、請求項9
記載のシール部材であって、前記パッキン部の外方及び
内方に突出するつば部が一体的に設けられていることを
特徴とする。
【0020】請求項11記載のシール部材は、請求項1
0記載のシール部材であって、直径の異なる複数の前記
パッキン部が同心円状に配置され、隣接するパッキン部
同士がつば部を介して一体的に連接されていることを特
徴とする。
【0021】請求項12記載のシール部材は、請求項1
0又は11記載のシール部材であって、前記パッキン部
とつば部との間に半径方向に沿うリブが突設されている
ことを特徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】次に、図面に基づいて本発明をさ
らに詳細に説明する。まず、図10及び図11に基づい
て、本発明を適用するのに好適な流体の流通手段である
プリーツ膜フィルタエレメントを用いたろ過器の構造を
説明する。図10において、符号10はろ過器を構成す
る塔本体であり、周壁下部に原水入口11が形成され、
周壁上部にろ過水出口12が形成されている。塔本体1
0の内部における中央部よりやや上方位置には目板13
が配設されており、該目板13を境として下部に原水室
10aが、上部にろ過水室10bが形成されている。プ
リーツ膜フィルタエレメント14,15,16は、図1
0及び図11に示したように、目板13の各孔部を通し
て挿通されるスピンドル17により3個直列に連結さ
れ、複数配設される。
【0023】具体的には、図11に示したように、最も
上部に配設される第1のプリーツ膜フィルタエレメント
14の上部端面と目板13の裏面との間、該第1のプリ
ーツ膜フィルタエレメント14の下部端面と中間に配置
される第2のプリーツ膜フィルタエレメント15の上部
端面との間、該第2のプリーツ膜フィルタエレメント1
5の下部端面と最も下部に配設される第3のプリーツ膜
フィルタエレメント16の上部端面との間、並びに該第
3のプリーツ膜フィルタエレメント16の下部端面とエ
ンドプレート18との間に、それぞれ、シール部材20
が配設されており、スピンドル17が目板13からエン
ドプレート18まで挿通され、締め付けられて配設され
ている。
【0024】次に、本発明の第1の実施の形態にかかる
連結箇所のシール方法を図1〜図4に基づいて説明す
る。図1は、図11に示した第1のプリーツ膜フィルタ
エレメント14と第2のプリーツ膜フィルタエレメント
15の連結箇所を示す要部拡大図であり、両者間に配設
されるシール部材20は、次のような構造を有してい
る。すなわち、平板状であると共に平面からみてリング
状に形成された中間平板21と、この中間平板21を挟
んで、該中間平板21の表面と裏面にそれぞれ配設され
るOリング状のパッキン22,23とが積層されて構成
されている。パッキン22,23と中間平板21とは、
図2に示したように、接着又は一体成形により、予め一
体的に固着された形態としてもよいが、それぞれ別部材
から構成して各プリーツ膜フィルタエレメント14,1
5間に順に配設していくようにしてもよい。但し、予め
一体的に固着したものを用いた方が、配設の際に便利で
ある。
【0025】シール部材20は、図3(a)に示したよ
うに、プリーツ膜フィルタエレメント14,15同士を
締め付けた際にかかる上方からの力の作用線と下方から
の力の作用線が同一線上にある場合には、すなわち、中
間平板21を挟んでパッキン22,23が対象位置に位
置している場合には、同一点で反対方向に等しい力で押
し合うことになるため、この中間平板21自体の剛性は
問題とならない。つまり、パッキン22,23の剛性と
同じであってもよい。しかしながら、図3(b)に示し
たように、パッキン22,23が中間平板21を挟んで
対象位置になく、締め付け時の上方からの力の作用線と
下方からの力の作用線とが同一線上にない場合には、該
中間平板21はパッキン22,23よりも高い剛性を有
していることが好ましい。
【0026】従って、シール部材20として、中間平板
21に予めパッキン22,23が一体的に固着されたも
のを用いる場合には、締め付け時に位置ずれがないた
め、中間平板21とパッキン22,23とは同一の素
材、例えば、ゴムや軟質合成樹脂等から形成することが
製作コストの面から好ましい。一方、中間平板21、パ
ッキン22,23を別部材から構成して予め固着するこ
となく配設する場合には、締め付け時に中間平板21と
パッキン22,23との位置がずれる可能性があるた
め、中間平板21としては、パッキン22,23よりも
硬質の素材からなるものを用いることが好ましい。例え
ば、パッキン22としてゴムや軟質合成樹脂を用いた場
合には、硬質塩化ビニル等の硬質合成樹脂を用いること
が好ましい。
【0027】なお、中間平板21の幅は、パッキン2
2,23を安定して支持するため、該パッキン22,2
3の直径よりも大きいものであることが好ましい。
【0028】本実施の形態によれば、シール部材20と
して、中間平板21の両面にパッキン22,23が積層
されたものを用いている。従って、図1に示したよう
に、プリーツ膜フィルタエレメント14,15間の端面
(接合面)間の面間角度γは、パッキン22,23の1
個当たりに対し、γ×1/2ずつかかることになり、結
果として、面間角度γの許容値を従来の2倍とすること
ができる。
【0029】本実施の形態においては、さらに、いずれ
か一方又は両方のパッキン、例えば、図4に示したよう
に、パッキン23の下部に接するように、さらに他の中
間平板24を積層し、その反対面にさらに他のパッキン
25を積層し、また、必要に応じて、中間平板、パッキ
ンの順で適宜数積層していくこともできる。この場合に
は、プリーツ膜フィルタエレメント14,15間の端面
(接合面)間の面間角度γは、パッキンの配設個数をn
とすると、パッキン1個当たり、γ×1/nずつかかる
ことになるため、従来のパッキンを1個だけ用いるシー
ル方法と比較して、面間角度γの許容値は3倍、4倍…
n倍となる。
【0030】なお、この場合も配設作業の便宜を考慮し
て、上記した他の中間平板24と他のパッキン25とを
接着又は一体成形により一体的に固着したものを用いる
こともできる。さらには、パッキンが最も外側となるよ
うに、かつパッキンと中間平板とを交互に接着又は一体
成形により複数積層したシール部材を予め作製しておき
配設するようにすれば、配設作業をより容易にすること
ができる。また、3個ずつ連結したプリーツ膜フィルタ
エレメントをろ過器1基当たり100柱前後設置しなけ
ればならないことを考慮すると、連結されるプリーツ膜
フィルタエレメントの接合面間の面間角度γは一定せず
種々の値があるが、パッキンと中間平板との積層数が異
なるシール部材を予め複数準備しておけば、このような
場合の対応が容易であり、作業性のさらなる向上に資す
る。また、一体的に固着したシール部材とそうでないシ
ール部材とを適宜組み合わせて使用することもできる。
【0031】(試験例1)線径が異なる3種類のゴム製
のリング状のパッキン(Oリング:リング径が11cm
でヤング率が30kgf/cm)に、締め付け圧力6
0kgfをかけ、該Oリングの圧縮代と圧縮率を測定し
た。この場合、Oリングの単位長さ当たりの平均荷重
は、1.736kgf/cmとなるが、連結箇所の接合
面間に面間角度γがついていることによりOリングの単
位長さ当たりの荷重が部位により異なることになること
から、そのばらつきを考慮すると、ばらつきが平均値の
±25%の範囲と仮定した場合には、Oリングの単位長
さ当たりの荷重は最小の部位(接合面間の距離が最も離
れている部位)で1.302kgf/cm、最大の部位
(接合面間の距離が最も近い部位)で2.170kgf
/cmとなる。このため、このOリングの単位長さ当た
りの荷重最小部位と荷重最大部位とにおいて、圧縮代及
び圧縮率を計算した。その結果を次表に示す。
【0032】
【表1】
【0033】上記表から、最大面間角度は、tan−1
{(0.207−0.124)/11}=0.43°と
計算され、従来のパッキンを1つだけ用いたシール部材
の場合には、この角度が限度となるのに対し、本実施の
形態のように、2つのパッキン22,23を有する場合
には、最大面間角度が0.43°×2=0.86°とな
り、さらに、3つのパッキンを用いた場合には、0.4
3°×3=1.26°となって、従来のシール部材を用
いた場合と比較して面間角度γの許容値を2倍、3倍…
とできることがわかる。
【0034】なお、この表から、上記したように、線径
が増加しても圧縮代が変化しないこともわかる。
【0035】次に、図5〜図9に基づき、本発明の第2
の実施の形態にかかる連結箇所のシール方法を説明す
る。本実施の形態にかかるシール方法では、シール部材
30として、リング状で断面略楕円形のパッキン部31
とパッキン部31の外方及び内方に突出するつば部32
とを有するように一体成形されものを使用している。な
お、断面略楕円形のパッキン部31の楕円の長短径比が
1に近い場合には、つば部32は必ずしも備えていなく
てもよいが、パッキン部31の楕円の長短径比が1.5
以上の場合にはパッキン部31の長軸面が傾斜して締め
付けられることを防止するため、本実施の形態のよう
に、つば部32を有していることが好ましい。
【0036】ここで、断面略楕円形のパッキン部31と
した場合に、上記第1の実施の形態と同様の効果、すな
わち、面間角度γの許容値を増加させるという効果を奏
することができるか否かについての試験結果をまず説明
する。
【0037】(試験例2)ゴム製の断面円形のパッキン
(通常のOリング)からなるシール部材(図12参照)
と、同じくゴム製の断面略楕円形のパッキン部を備えた
シール部材(図5(a)参照)について、圧縮代と圧縮
率を計算した。もちろん、本実施の形態のパッキン部は
後述のように長径が厚み方向となるように形成されてい
るため、長径の方向が圧縮方向に沿うように配設され
る。また、いずれも素材であるゴムのヤング率は30k
gf/cm、リング径は11cmであった。なお、締
め付け圧力はいずれも60kgfとした。結果を次表に
示す。
【0038】
【表2】
【0039】上記表から明らかなように、短径6mm×
長径12mmの断面略楕円形のパッキンの圧縮代及び圧
縮率は、線径6mmの断面円形のパッキンを2つ積層し
た場合と全く同一であり、短径6mm×長径18mmの
断面略楕円形のパッキンの場合には、同じく線径6mm
の断面円形のパッキンを3つ積層した場合と全く同一で
ある。つまり、断面円形のパッキンの線径に対し、楕円
の短径が該線径に一致し、長径が該線径の2倍の断面略
楕円形のパッキン部31を有するシール部材30を用い
れば、上記第1の実施の形態において、中間平板21の
両面に2つのパッキン22,23を配設した場合と全く
同じで、また、長径が3倍の断面略楕円形のパッキン部
31を有するシール部材30を用いれば、上記第1の実
施の形態において3つのパッキン22,23,25を積
層した場合と全く同じ効果を奏することがわかる。従っ
て、断面円形のパッキンの線径に対する長径の倍率に従
って、断面略楕円形のパッキン部31を有するシール部
材30を用いた場合の面間角度γの許容値は、従来のシ
ール部材を用いる場合と比較して増大することになる。
【0040】パッキン部31の断面形状は、長径方向が
厚み方向となるように形成された略楕円形であるが、完
全な楕円形でなく、図5(b)に示したように、長手方
向の両端部が半円形で側面が平坦になっているような多
少変形した楕円形状を採用することもできる。但し、こ
の場合には、図5(b)に示したものと長径と短径の各
長さが同じものであって、図5(a)に示したような完
全な楕円形となっているものと比較して、圧縮代が小さ
くなるため、完全な楕円に近いものほど好ましい。ま
た、短径に対する長径の長さの比が2.5倍以上になる
と、パッキン部31とつば部32とからなる構造では、
長径が圧縮方向に沿うように配設されるため、締め付け
時にパッキン部31の長軸面が傾斜したまま取り付けら
れ、シール性が不十分となる可能性がある。
【0041】従って、図6及び図7に示したように、取
り付け時の傾斜防止のため、特に、短径に対する長径の
長さの比を2.5倍以上とするような場合には、リング
状に形成されているパッキン部31の両側部とつば部3
2の表裏各面との間に、該リング状のつば部32の半径
方向に沿うリブ33を、円周方向に所定間隔をもって複
数突設することが好ましく、特に傾斜防止という点か
ら、60°以下の等間隔をもって突設することがより好
ましい。リブ33の形状は限定されるものではないが、
リブ33の形成位置は、表裏各面に形成する場合は、表
面側と裏面側とで一致させる必要がある。なお、短径に
対する長径の長さの比によっては、本実施の形態のよう
に、リブ33をリング状のつば部32の両面に形成する
のではなく、つば部32の表面又は裏面のいずれか一方
のみに設けることも可能である。
【0042】また、パッキン部31の締め付け時の傾斜
を防止すると共に、シール性の向上のため、図8及び図
9に示したように、パッキン部31のほかに、平面から
みて径が異なるが、同心円状に突出する断面略楕円形の
他のパッキン部34を一体的に設けてもよい。この場
合、パッキン部31と他のパッキン部34とは両者間が
つば部32によって連結されることになるが、図8及び
図9に示したように、この場合も、各パッキン部31,
34の両側部とつば部32の表裏各面との間に補強用の
リブ33を突設した構造とすることが好ましい。なお、
径の異なる同心円状のパッキン部は、必要に応じて3つ
以上設けることもできる。
【0043】本実施の形態のシール部材31によれば、
断面略楕円形のパッキン部31を有しているため、上記
第1の実施の形態にかかるシール部材20と同様、流体
の流通手段相互間に配設した場合の接合面の面間角度γ
の許容値を大きくすることができる一方で、上記第1の
実施の形態にかかるシール部材20を製作する場合と比
較して、構造が簡易であり、一体成形に適している。ま
た、一体成形されているため、このシール部材30は配
設作業が容易であるという利点も有する。
【0044】なお、本発明は上記した各実施の形態に限
定されるものではない。例えば、上記第2の実施の形態
においては、つば部32と一体化されており、かつつば
部32のいずれかの面を境としてそれよりも上部又は下
部に形成されている半楕円部に相当する部位がなく、一
面が平坦になっている他のシール部材を予め作製してお
き、この断面略半楕円形のシール部材の平坦面を、上記
第2の実施の形態で用いた断面略楕円形のパッキン部3
1のいずれかの頂部に接触させて、配設場所、例えば、
プリーツ膜フィルタエレメント14,15の接合面間に
配設することもできる。この場合、断面略半楕円形のシ
ール部材を複数積層することもできる。また、第1の実
施の形態で用いたシール部材20と第2の実施の形態で
用いたシール部材30とを組み合わせて使用することも
可能である。もちろん、断面略半楕円形のパッキン部と
つば部との間に半径方向に沿ってリブを突設したり(図
6及び図7参照)、あるいは、径の異なる断面略半楕円
形のパッキン部を同心円状に複数設けたりすることもで
きる(図8及び図9参照)。
【0045】
【発明の効果】本発明の連結箇所のシール方法及びシー
ル部材によれば、少なくとも1つの中間平板を介在させ
て少なくとも2つのパッキンが積層されているシール部
材、若しくはリング状でかつ断面略楕円形のパッキン部
を有するシール部材を、連結箇所である流体の流通手段
相互又は保有手段相互の接合面に配設されているため、
接合面の面間角度γの許容値を大きくすることができ
る。従って、シール部材が形状に経時変化を起こし易い
環境下で使用される場合であっても、十分なシール性を
維持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態にかかる連結箇所の
シール方法を説明するための要部断面図である。
【図2】第1の実施の形態で使用したシール部材の一態
様を示す要部断面図である。
【図3】第1の実施の形態で使用したシール部材の各種
態様の作用を説明するための図である。
【図4】第1の実施の形態にかかる連結箇所のシール方
法の他の態様を説明するための図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態にかかる連結箇所の
シール方法で使用するシール部材の態様を示す要部断面
図である。
【図6】第2の実施の形態で使用したシール部材の他の
態様を示す断面図である。
【図7】第2の実施の形態で使用したシール部材の他の
態様の一部を示す平面図である。
【図8】第2の実施の形態で使用したシール部材のさら
に他の態様を示す断面図である。
【図9】第2の実施の形態で使用したシール部材のさら
に他の態様の一部を示す平面図である。
【図10】本発明を適用するのに好適な流体の流通手段
であるプリーツ膜フィルタエレメントを用いたろ過器の
構造を示す図である。
【図11】図10のろ過器で使用しているプリーツ膜フ
ィルタエレメントの連結状態を示す図である。
【図12】従来の連結箇所のシール方法で用いられてい
るシール部材を示す断面図である。
【図13】従来の連結箇所のシール方法を説明するため
の図である。
【符号の説明】
10 ろ過器の塔本体 14 プリーツ膜フィルタエレメント 15 プリーツ膜フィルタエレメント 16 プリーツ膜フィルタエレメント 20 シール部材 21 中間平板 22 パッキン 23 パッキン 24 中間平板 25 パッキン 30 シール部材 31 パッキン部 32 つば部 33 リブ 34 パッキン部

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体の流通又は保有手段間にシール部材
    を介在配設することにより、流通又は保有手段相互間に
    密閉された流体流路又は保有空間を形成して連結する連
    結箇所のシール方法であって、 前記シール部材として、リング状のパッキンを2以上用
    い、各パッキン間にリング状の中間平板を介在させて積
    層して、前記流通又は保有手段相互を連結することを特
    徴とする連結箇所のシール方法。
  2. 【請求項2】 流体の流通又は保有手段間にシール部材
    を介在配設することにより、流通又は保有手段相互間に
    密閉された流体流路又は保有空間を形成して連結する連
    結箇所のシール方法であって、 前記シール部材として、リング状の中間平板の両面に予
    めリング状のパッキンを固着してなる積層体を介在させ
    て、前記流通又は保有手段相互を連結することを特徴と
    する連結箇所のシール方法。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の連結箇所のシール方法で
    あって、リング状の中間平板の両面に予め前記パッキン
    を固着してなる一の積層体に対し、リング状平板の片面
    のみに予め前記パッキンを固着してなる他の積層体を、
    該他の積層体のリング状平板が一の積層体の少なくとも
    一方のパッキンに接するように1以上積層させて、前記
    流通又は保有手段相互を連結することを特徴とする連結
    箇所のシール方法。
  4. 【請求項4】 流体の流通又は保有手段間にシール部材
    を介在配設することにより、流通又は保有手段相互間に
    密閉された流体流路又は保有空間を形成して連結する連
    結箇所のシール方法であって、 前記シール部材として、リング状でかつ断面略楕円形の
    パッキン部を有するものを用い、その長径を圧縮方向に
    沿わせて配設し、前記流通又は保有手段相互を連結する
    ことを特徴とする連結箇所のシール方法。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の連結箇所のシール方法で
    あって、前記シール部材として、直径の異なる複数の前
    記パッキン部が同心円状に配置され、隣接するパッキン
    部同士がつば部を介して一体的に連接されているものを
    用いることを特徴とする連結箇所のシール方法。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の連結箇所のシール方法で
    あって、前記シール部材として、前記パッキン部とつば
    部との間に半径方向に沿うリブが突設されているものを
    用いることを特徴とする連結箇所のシール方法。
  7. 【請求項7】 請求項4〜6のいずれか1に記載の連結
    箇所のシール方法であって、前記断面略楕円形のパッキ
    ン部を有する一のシール部材に対し、リング状でかつ断
    面略半楕円形のパッキン部を有する他のシール部材を、
    該他のシール部材の平坦部が一のシール部材の少なくと
    も一方の頂部に接するように1以上積層させて、前記流
    通又は保有手段相互を連結することを特徴とする連結箇
    所のシール方法。
  8. 【請求項8】 流体の流通又は保有手段を連結する際、
    該流通又は保有手段間に介在配設され、流通又は保有手
    段相互間に密閉された流体流路又は保有空間を形成して
    シールするために用いられるシール部材であって、 リング状の中間平板と、該リング状の中間平板の少なく
    とも片面に固着されたリング状のパッキンとの積層体で
    あることを特徴とするシール部材。
  9. 【請求項9】 流体の流通又は保有手段を連結する際、
    該流通又は保有手段間に介在配設され、流通又は保有手
    段相互間に密閉された流体流路又は保有空間を形成して
    シールするために用いられるシール部材であって、 リング状でかつ厚み方向に長径を有する断面略楕円形の
    パッキン部を有することを特徴とするシール部材。
  10. 【請求項10】 請求項9記載のシール部材であって、
    前記パッキン部の外方及び内方に突出するつば部が一体
    的に設けられていることを特徴とするシール部材。
  11. 【請求項11】 請求項10記載のシール部材であっ
    て、直径の異なる複数の前記パッキン部が同心円状に配
    置され、隣接するパッキン部同士がつば部を介して一体
    的に連接されていることを特徴とするシール部材。
  12. 【請求項12】 請求項10又は11記載のシール部材
    であって、前記パッキン部とつば部との間に半径方向に
    沿うリブが突設されていることを特徴とするシール部
    材。
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