JP4912992B2 - キャパシタ内蔵基板及びその製造方法 - Google Patents

キャパシタ内蔵基板及びその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4912992B2
JP4912992B2 JP2007236663A JP2007236663A JP4912992B2 JP 4912992 B2 JP4912992 B2 JP 4912992B2 JP 2007236663 A JP2007236663 A JP 2007236663A JP 2007236663 A JP2007236663 A JP 2007236663A JP 4912992 B2 JP4912992 B2 JP 4912992B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
capacitor
substrate
electrode
insulating layer
conductor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2007236663A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009070969A (ja
Inventor
朋治 藤井
昌宏 春原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinko Electric Industries Co Ltd
Original Assignee
Shinko Electric Industries Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shinko Electric Industries Co Ltd filed Critical Shinko Electric Industries Co Ltd
Priority to JP2007236663A priority Critical patent/JP4912992B2/ja
Priority to TW097130669A priority patent/TWI372586B/zh
Priority to KR1020080079720A priority patent/KR101414751B1/ko
Priority to US12/191,454 priority patent/US8405953B2/en
Publication of JP2009070969A publication Critical patent/JP2009070969A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4912992B2 publication Critical patent/JP4912992B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/46Manufacturing multilayer circuits
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01GCAPACITORS; CAPACITORS, RECTIFIERS, DETECTORS, SWITCHING DEVICES OR LIGHT-SENSITIVE DEVICES, OF THE ELECTROLYTIC TYPE
    • H01G4/00Fixed capacitors; Processes of their manufacture
    • H01G4/33Thin- or thick-film capacitors 
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01GCAPACITORS; CAPACITORS, RECTIFIERS, DETECTORS, SWITCHING DEVICES OR LIGHT-SENSITIVE DEVICES, OF THE ELECTROLYTIC TYPE
    • H01G4/00Fixed capacitors; Processes of their manufacture
    • H01G4/002Details
    • H01G4/228Terminals
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01GCAPACITORS; CAPACITORS, RECTIFIERS, DETECTORS, SWITCHING DEVICES OR LIGHT-SENSITIVE DEVICES, OF THE ELECTROLYTIC TYPE
    • H01G4/00Fixed capacitors; Processes of their manufacture
    • H01G4/002Details
    • H01G4/228Terminals
    • H01G4/236Terminals leading through the housing, i.e. lead-through
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/16Printed circuits incorporating printed electric components, e.g. printed resistor, capacitor, inductor
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T29/00Metal working
    • Y10T29/43Electric condenser making
    • Y10T29/435Solid dielectric type

Description

本発明は、キャパシタを内蔵した基板に関し、特に、高速のスイッチング動作が要求される半導体素子(チップ)や電子部品等を搭載する多層配線基板もしくはモジュールのベース基材あるいはインターポーザとして用いられるキャパシタ内蔵基板及びその製造方法に関する。
ここに、多層配線基板は、半導体素子(チップ)等を搭載するパッケージとしての機能を果たす意味で、以下の記述では便宜上、「半導体パッケージ」ともいう。
近年、配線の微細化及び高密度化が要求されている半導体パッケージ等においては、各配線パターンが互いに近接しているため、配線間でクロストークノイズが生じたり、また電源ライン等の電位が変動したりする等の問題が起こり得る。特に、高速のスイッチング動作が要求される半導体チップや電子部品等を搭載するパッケージでは、周波数の上昇に伴いクロストークノイズが発生し易くなり、またスイッチング素子が高速にオン/オフすることでスイッチングノイズが発生し、これによって電源ライン等の電位が変動し易くなる。そこで、電源電圧を安定させ、かつスイッチングノイズ等を低減させる目的で、従来より、半導体チップ等を搭載したパッケージにチップコンデンサを付設して電源ライン等を「デカップリング」することが行われている。
しかしこの場合、チップコンデンサを設けた分だけ配線パターンの設計自由度が制限されたり、あるいはチップコンデンサと半導体チップ等の電源/グランド端子とを接続する配線パターンの引き回し距離が長くなってインダクタンスの増大を招くことがある。インダクタンスが大きいと、デカップリング効果が薄れてしまうので、インダクタンスは出来るだけ小さい方が望ましい。
これに対処する手段として、チップコンデンサをパッケージに付設する代わりに、同等の容量素子をパッケージに内装することが考えられる。また、最近のモバイル機器や携帯機器等の電子機器の小型化及び薄型化に伴い、受動部品の基板にキャパシタ機能を内蔵する技術が実用化されている。その一つの技術として、高誘電率絶縁シートを用いて基板の絶縁層内に埋め込み電極を形成する技術がある。かかる技術の典型的な構成例では、有機樹脂基板内にキャパシタの誘電体として高誘電率絶縁樹脂シート(誘電率を高めるための無機フィラーを混入した樹脂のシート)が配設され、この樹脂シートを挟み込んでその上下にキャパシタの1対の電極を構成する各導体層(配線層)が設けられている。
かかる従来技術に関連する技術としては、例えば、特許文献1に記載されるように、可撓性を有する基材の少なくとも一方の面に配線パターンを設け、その一方の面に所定の深さを有し所定のパターン形状に形成した溝に、所定の材料を埋め込んで基材と一体化した回路部品を形成し、この回路部品と配線パターンとを接続してフレキシブル回路基板を構成するようにしたものがある。このフレキシブル回路基板では、回路部品の一つの形態として、対向する櫛形パターン形状に形成した溝に電極材料を埋め込んで形成した櫛形電極対と、これら櫛形電極対間の基材を誘電体層とするキャパシタが形成されている。
特開2007−150180号公報
上述したように従来の技術では、電子機器の小型化等に伴い、またデカップリング効果を有効に機能させる目的から、半導体パッケージにキャパシタ機能を内蔵する技術が実用化されている。この場合、キャパシタとしての機能を最大限に活かすためには、キャパシタの容量は出来るだけ大きい方が望ましい。しかしながら、キャパシタの容量を上げようとすると、以下のように種々の課題があった。
すなわち、上述したような高誘電率絶縁樹脂シート(誘電率:45程度)は、従来用いられていたセラミックのチップコンデンサ(誘電率:20000程度)と比較して誘電率の値がかなり低いため、大容量(100nF程度)のキャパシタの形成を考えた場合、その所要の容量を実現するためには、当該シートを挟み込んでいる各電極の対向面積を大きくするか、もしくは当該シートの厚さ(電極間の距離)を小さくするか、あるいは誘電率を更に高くする必要がある。
誘電率を高くするには、高誘電率絶縁樹脂シートに含まれている無機フィラーの含有率を高くする必要があるが、現状では技術的に限界がある。
一方、高誘電率絶縁樹脂シートの厚さを小さくする方法では、当該樹脂シートを薄く形成する技術自体に限界があり、仮に所望の厚さに薄く形成できたとしても、その薄くなったシートの取扱いが困難になることは十分に予想される。
また、高誘電率絶縁樹脂シートを挟み込んでいる電極(導体層の一部分)の対向面積を大きくするには、当該導体層のほとんどの部分を電極専用として割り当てる必要があり、当該導体層において電極が占める面積が大きくなるため、その分だけ他の配線の自由度が損なわれる。
各電極の対向面積を大きくする他の方法としては、誘電体を構成する絶縁層(樹脂層)と電極を構成する導体層とを交互に積層する方法があるが、ビルドアップ工法のように一層ずつ形成する必要があるため、プロセス時間が長くなり、コストアップにつながる。
また、各電極の対向面積を大きくする別の方法として、誘電体(絶縁層)と電極(導体層)を互い違いの櫛形構造(並列キャパシタ)にする手法が考えられるが、この方法では多層構造にするのが困難である。
本発明は、上記の従来技術における課題に鑑み創作されたもので、大容量化に適応したキャパシタ機能を容易に実現することができるキャパシタ内蔵基板及びその製造方法を提供することを目的とする。
さらに本発明は、製造コストの低減化及び配線自由度の向上に寄与することができるキャパシタ内蔵基板の製造方法を提供することを目的とする。
上記の従来技術の課題を解決するため、本発明の基本形態によれば、所要の厚さを有したシリコンからなる基材と、該基材の厚さ方向にそれぞれ所要のパターン形状で貫通形成され、かつ二酸化シリコンからなる絶縁層を介在させて対向配置された1対の導体とを備え、前記1対の導体は、それぞれ櫛形パターン形状で、かつ櫛歯部分が互いに入れ子状の態様で対向配置されていることを特徴とするキャパシタ内蔵基板が提供される。
この形態に係るキャパシタ内蔵基板によれば、所要の厚さを有する基材を厚さ方向に貫通する1対の導体をキャパシタの貫通電極とし、各導体間に介在された絶縁層を当該キャパシタの誘電体層として利用している。つまり、基材内にキャパシタを立体的に形成しているので、大容量化に適応させることができる。例えば、1対の導体をそれぞれ櫛形パターン形状で、かつ櫛歯部分が互いに入れ子状の態様で対向配置させることにより、当該キャパシタを小さいエリアで形成した場合でも、各電極間の対向面積を増やすことができるので、大容量化に寄与することができる。
また、本発明の他の形態によれば、上記の形態に係るキャパシタ内蔵基板を製造する方法が提供される。この製造方法は、所要の厚さを有したシリコンからなる基材の厚さ方向に櫛形パターン形状で貫通する開口部を形成する工程と、前記開口部の内壁面上に二酸化シリコンからなる絶縁層を形成する工程と、前記絶縁層で覆われた開口部内を導体で充填する工程と、前記基材の前記絶縁層間に介在している部分を除去する工程と、除去された部分を導体で充填する工程とを含むことを特徴とする。
本発明に係るキャパシタ内蔵基板及びその製造方法の他の構成上の特徴及びそれに基づく有利な利点等については、発明の実施の形態を参照しながら説明する。
以下、本発明の好適な実施の形態について、添付の図面を参照しながら説明する。
(第1の実施形態…図1〜図4参照)
図1は本発明の第1の実施形態に係るキャパシタ内蔵基板の構成を概略的に示したものであり、(a)は平面的に見た構造、(b)は(a)におけるA−A’線に沿って見たときの断面構造をそれぞれ示している。
本実施形態に係るキャパシタ内蔵基板10は、基本的には、図示のように基材としてのシリコン(Si)基板11と、このSi基板11の厚さ方向にそれぞれ櫛形パターン形状で貫通して形成された2つの開口部の内壁面上に形成された二酸化シリコン(SiO2 )の絶縁層14と、この絶縁層14で覆われた各開口部内にそれぞれ充填された銅(Cu)の導体12及び13とを備えて構成されている。各導体12,13はキャパシタの電極を構成し、絶縁層14は当該キャパシタの誘電体層を構成する。各電極12,13は、それぞれ櫛形パターンの櫛歯部分が互いに入れ子状の態様で対向して配置されている。また、絶縁層14は当該開口部の内壁面上に形成されているが、各電極12,13の櫛歯部分が対向して形成されている部分においては、図示のように各電極12,13間に共有される形態で形成されている。
本実施形態では、Si基板11を厚さ方向に貫通する導体12,13をキャパシタの電極(貫通電極)とし、各電極12,13間に介在された絶縁層(SiO2 )14を当該キャパシタの誘電体層として構成したこと、すなわち、Si基板11内にキャパシタを立体的に形成したことを特徴とする。この場合、キャパシタの誘電体層を構成する絶縁層14はSiO2 で構成され、その誘電率は比較的低いので、当該キャパシタの容量を効果的に上げるため、図1(a)に示すような「櫛形」の電極構造としている。かかる電極構造とすることで、当該キャパシタを小さいエリア(面積)で形成しても、各電極12,13の対向面積を増やすことができるので、大容量化に寄与する。なお、Si基板11の厚さは200μm程度、各電極12,13の厚さは60μm程度、誘電体層(SiO2 )14の厚さは1.5μm程度に選定されている。
以下、本実施形態に係るキャパシタ内蔵基板10を製造する方法について、その製造工程の一例を示す図2〜図4を参照しながら説明する。
先ず最初の工程では(図2(a)参照)、所定の厚さに薄く形成したシリコン(Si)基板11を用意する。例えば、12インチサイズで厚さ725μm程度のSiウエハを用意し、研削装置を用いてウエハの片面もしくは両面を研削し、200μm程度の厚さに薄化する。
次の工程では(図2(b)参照)、Si基板11の所要の位置に、反応性イオンエッチング(RIE)やスパッタエッチング等のドライエッチング法により、Si基板11の厚さ方向に所要のパターン形状で貫通する開口部OP1を形成する。図示の例では、開口部OP1が10箇所に分散されて別個に形成されているように見えるが、実際には1つの開口部OP1が形成され、この開口部OP1には、後述するようにキャパシタの一方の電極を構成する導体が埋め込まれる。つまり、開口部OP1は、平面的に見ると「櫛形」のパターン形状に形成されている(図1(a)参照)。
次の工程では(図2(c)参照)、開口部OP1の内壁面上に、キャパシタの誘電体層としての絶縁層14を形成する。先ず、Si基板11の開口部OP1の内壁を含めて全面に、熱酸化法やCVD法、蒸着等により、酸化シリコン(SiO2 )の絶縁層14を形成する。次に、全面に絶縁層14が形成されたSi基板11を、化学研磨もしくは化学機械研磨(CMP)により両面から研磨し、図示のようにSi基板11の両面が露出するまで(つまり、開口部OP1の内壁面上にのみ絶縁層14が残存するレベルまで)研磨を継続し、平坦化する。
次の工程では(図2(d)参照)、開口部OP1の内壁面上に絶縁層14が形成されたSi基板11の一方の面(図示の例では下側)に、銅(Cu)箔15を貼り付ける。この銅箔15は、後で行う電解めっき処理の際のシード層(給電層)として機能する。
次の工程では(図3(a)参照)、一方の面にシード層(銅箔15)が形成され、開口部OP1(図2(d))の内壁面上に絶縁層14が形成されたSi基板11に対し、シード層15を給電層として電解Cuめっきを施し、当該開口部を導体(Cu)12aで充填する。
次の工程では(図3(b)参照)、一方の面にシード層15が形成され、他方の面に開口部を充填して導体12aが形成されたSi基板11を、化学研磨もしくはCMPにより両面から研磨し、図示のようにSi基板11の両面が露出するまで研磨を継続し、平坦化する。これによって、キャパシタの一方の電極12(図1)が形成されたことになる。
次の工程では(図3(c)参照)、図2(b)及び(d)の工程で行った処理と同様にして、反応性イオンエッチング(RIE)やスパッタエッチング等のドライエッチング法により、Si基板11の絶縁層14間に介在している部分(つまり、櫛形パターン形状に形成された電極12の櫛歯部分に対向している部分)の「Si」をエッチング除去して開口部OP2を形成し、さらに、Si基板11の一方の面(図示の例では下側)にシード層としての銅(Cu)箔16を貼り付ける。形成された開口部OP2には、後述するようにキャパシタの他方の電極を構成する導体が埋め込まれる。
次の工程では(図3(d)参照)、図3(a)の工程で行った処理と同様にして、一方の面にシード層(銅箔16)が形成され、他方の面側に開口部OP2(図3(c))が形成されたSi基板11に対し、シード層16を給電層として電解Cuめっきを施し、当該開口部を導体(Cu)13aで充填する。
次の工程では(図4(a)参照)、図3(b)の工程で行った処理と同様にして、一方の面にシード層16(図3(d))が形成され、他方の面に開口部を充填して導体13aが形成されたSi基板11を、化学研磨もしくはCMPにより両面から研磨し、図示のようにSi基板11の両面が露出するまで研磨を継続し、平坦化する。これによって、キャパシタの他方の電極13が形成され、基本的には、図1に示したキャパシタ内蔵基板10が形成されたことになる。
次の工程では(図4(b)参照)、前の工程で作製されたキャパシタ内蔵基板10のシリコン(Si)基板11の両面に、熱酸化法やCVD法、蒸着等により、当該キャパシタの保護膜として機能する酸化シリコン(SiO2 )の絶縁層17を形成する。
次の工程では(図4(c)参照)、Si基板11の一方の面(図示の例では上側)に形成された絶縁層17の所要の箇所に、CO2 レーザ、YAGレーザ、エキシマレーザ等により、ビアホールVHを形成する。ビアホールVHを形成する位置は、当該キャパシタの各電極12,13が形成されている部分にそれぞれ対応する絶縁層領域において少なくとも2箇所に選定される。
最後の工程では(図4(d)参照)、ビアホールVH内を充填して所要の形状に配線パターン18を形成する。例えば、ビアホールVH内を含めて当該絶縁層17上に、無電解銅(Cu)めっき等によりシード層を形成し、このシード層を給電層として電解CuめっきによりビアホールVHを充填し、あるいは、Cu等の金属を含有する導電性ペーストをスクリーン印刷法等によりビアホールVHに充填した後、サブトラクティブ法、セミアディティブ法、インクジェット法等により、所要の形状にCuの配線パターン18を形成する。形成された各配線パターン18は、それぞれ当該キャパシタの電極端子として利用することができる。
以上説明したように、本実施形態に係るキャパシタ内蔵基板10(図1)及びその製造方法(図2〜図4)によれば、所要の厚さを有するSi基板11を厚さ方向に貫通する1対の導体12,13をキャパシタの貫通電極とし、各電極12,13間に介在された絶縁層(SiO2 )14を当該キャパシタの誘電体層として利用している。つまり、Si基板11内にキャパシタを立体的に形成し、さらに各電極12,13を「櫛形」の電極構造としているので、当該キャパシタを小さいエリア(占有面積)で形成した場合でも、各電極12,13間の対向面積を効果的に増やすことができる。これは、キャパシタの大容量化に大いに寄与する。
また、基材としてSi基板11を使用し、その所要の位置に形成した開口部の内壁面を熱酸化等するだけでキャパシタの誘電体層(SiO2 )14を形成することができる。つまり、1回の工程で(図2(c)参照)多層の誘電体層14を形成できるので、従来のように絶縁層(誘電体層)を導体層(電極)と交互に積み重ねて積層する方法と比べて、プロセスを簡素化することができ、製造コストの低減化に寄与することができる。
また、本キャパシタ内蔵基板10をインターポーザとして利用した場合には、このインターポーザに搭載される半導体チップ(代表的にはシリコン(Si)チップ)の構成材料と同じ「Si」を基材11に使用しているので、搭載するチップと基材11との熱膨張係数をほぼ同じにすることができ、両者間の熱収縮の差に起因する反りや捻れ等の不都合を解消することができる。
(第2の実施形態…図5参照)
図5は本発明の第2の実施形態に係るキャパシタ内蔵基板の構成を概略的に示したものであり、(a)は平面的に見た構造、(b)は(a)におけるP部を拡大して見たときの平面構造、(c)は(b)におけるB−B’線に沿って見たときの断面構造をそれぞれ示している。
本実施形態に係るキャパシタ内蔵基板20は、基本的には、第1の実施形態に係るキャパシタ内蔵基板10(図1)と同様に、基材としてのSi基板21と、このSi基板21の厚さ方向にそれぞれ櫛形パターン形状で貫通して形成された2つの開口部の内壁面上に形成されたSiO2 の絶縁層(誘電体層)24と、この絶縁層24で覆われた各開口部内にそれぞれ充填されたCuの導体(電極)22及び23とを備えて構成されている。各電極22,23及び絶縁層24の配置形態については、上述した第1の実施形態の場合と同様である。
本実施形態では更に、Si基板21内に形成する貫通電極22,23をそれぞれ所定の数に分割して形成し(分割電極22a,22b,23a,23b)、Si基板21の一方の面(図示の例では上側)に蒸着等によりSiO2 の絶縁層25を形成した後、この絶縁層25の所要の箇所にビアホールを形成し、該ビアホールを含めて当該絶縁層25上に配線パターン(Cuの導体)26,27を形成して、各配線パターン26,27によりそれぞれ隣合う分割電極22a,22b間、分割電極23a,23b間を接続したことを特徴とする。つまり、本来は電極22,23間で構成するキャパシタを、複数個に分割した各電極22a(22b),23a(23b)間で構成する小容量のキャパシタが多数並列に接続された構造となっている。かかる構造により、Si基板21に内蔵されるキャパシタの低インダクタンス化を図っている。
この第2の実施形態によれば、上述した第1の実施形態で得られた効果に加え、さらに以下の利点が得られる。すなわち、一般にキャパシタの電極を分割すると、電極を分割しない場合と比べて、キャパシタのインダクタンスが低減され得ることは知られている。本実施形態では、図5に示したようにSi基板21内に形成する貫通電極22,23を複数個に分割して形成しているので、電極22,23間で構成するキャパシタ全体の容量値を実質的に下げることなく、当該キャパシタのインダクタンス(ESL:等価直列インダクタンス)を低減することができる。
また、低インダクタンス化を図ることで、共振周波数を上げることができ、高周波特性に優れたキャパシタを実現することができる。つまり、このキャパシタによるデカップリング効果をより一層有効に奏することができ、モバイル機器や携帯機器等において使用されている高周波(GHz帯)領域での安定した動作に寄与することができる。
(第3の実施形態…図6〜図8参照)
図6は本発明の第3の実施形態に係るキャパシタ内蔵基板の構成を概略的に示したものであり、(a)は平面的に見た構造、(b)は(a)におけるC−C’線に沿って見たときの断面構造をそれぞれ示している。
本実施形態に係るキャパシタ内蔵基板30は、基本的には、第1の実施形態に係るキャパシタ内蔵基板10(図1)と同様に、基材としてのSi基板31と、このSi基板31の厚さ方向にそれぞれ櫛形パターン形状で貫通して形成された2つの開口部の内壁面上に形成されたSiO2 の絶縁層(誘電体層)34と、この絶縁層34で覆われた各開口部内にそれぞれ充填されたCuの導体(電極)32及び33とを備えて構成されている。各電極32,33及び絶縁層34の配置形態については、上述した第1の実施形態の場合と同様である。
本実施形態では更に、キャパシタの各電極(第1の貫通電極)32,33内に、当該電極から絶縁させて(SiO2 の絶縁層35)、Cuの導体(第2の貫通電極)36を形成したことを特徴とする。つまり、キャパシタの貫通電極内に別の貫通電極が形成された二重貫通電極構造となっている。かかる構造により、基板としての配線自由度の向上を図っている。
本実施形態に係るキャパシタ内蔵基板30は、基本的には、第1の実施形態に係るキャパシタ内蔵基板10の製造方法(図2〜図4)と同様にして製造することができる。図7及び図8はその製造工程を概略的に示したものである。
すなわち、本実施形態のキャパシタ内蔵基板30は、図2(a)の工程と同じ工程を経た後、図2(b)の工程で行った処理と同様の「Siエッチング」を行い(図7(a)参照)、次に図2(c)の工程で行った処理と同様の「熱酸化等による絶縁層34,35の形成及び両面研磨」を行い(図7(b)参照)、次に図2(d)〜図3(b)の工程で行った処理と同様の「シード層の貼り付け、電解銅(Cu)めっきによる開口部OP3,OP4への導体の充填及び両面研磨」を行い(図7(c)参照)、次に図3(c)の工程で行った処理と同様の「Siエッチング」を行い(図8(a)参照)、次に図3(d)〜図4(a)の工程で行った処理と同様の「シード層の貼り付け、電解銅(Cu)めっきによる開口部OP5,OP6への導体の充填及び両面研磨」を行うことにより(図8(b)参照)、製造される。
ただし、図7(a)の工程において、キャパシタの一方の電極33の形状を規定する開口部OP3を形成する際に、第2の貫通電極36の形状に相当するSi基板31の当該部分が残存するように開口部OP4も同時に形成する。また、図7(b)の工程において、キャパシタの誘電体層としての絶縁層34を形成する際に、第2の貫通電極36を第1の貫通電極33から絶縁するための絶縁層35も同時に形成する。また、図7(c)の工程において、キャパシタの一方の電極33を形成する際に、最終的に第2の貫通電極36を包含する第1の貫通電極33も同時に形成する。
また、図8(a)の工程において、キャパシタの他方の電極32の形状を規定する開口部OP5を形成する際に、第2の貫通電極36の形状に相当するSi基板31の当該箇所にも開口部OP6を形成する。また、図8(b)の工程において、キャパシタの他方の電極3233を形成する際に、第2の貫通電極36も同時に形成する。
この第3の実施形態によれば、上述した第1の実施形態で得られた効果に加え、さらに以下の利点が得られる。すなわち、キャパシタの電極(第1の貫通電極)32,33内に当該電極から絶縁させて別の貫通電極(第2の貫通電極)36を設けているので、必要に応じてこの第2の貫通電極36に、キャパシタとは関係のない他の信号線(例えば、外部接続端子につながる信号線)を接続することができ、基板30としての配線自由度を高めることができる。
上述した各実施形態に係るキャパシタ内蔵基板10,20,30は、高速動作が要求される半導体素子(チップ)や電子部品等を搭載する多層配線基板もしくはモジュールのベース基材として、あるいはインターポーザとして好適に利用することができる。その際、各キャパシタ内蔵基板10,20,30をそれぞれ別個に利用してもよいし、あるいは2種類以上の基板を適宜組み合わせて利用してもよい。図9はその一つの適用例を示したものであり、キャパシタ内蔵基板を用いたモジュールの一構成例を模式的に示している。
図9に例示するモジュール40の構成例では、第3の実施形態に係るキャパシタ内蔵基板30を使用しており、その一方の面にビルドアップ工法等を用いて形成された多層配線層41が設けられ、さらに多層配線層41上に複数のチップ42,43,44(例えば、RFモジュールの場合は、CPU、オシレータ等の半導体チップ)が搭載されると共に、基板30の他方の面に外部接続端子としてのはんだバンプ45が設けられている。このようなモジュール40は、マザーボード等の実装基板(図示せず)に実装される。
キャパシタ内蔵基板30と多層配線層41及び外部接続端子45との接続部分については、図中下側にその詳細断面図を示す。すなわち、キャパシタの電極(第1の貫通電極)33内に当該電極から絶縁されて(絶縁層35)形成された第2の貫通電極36の一方の面には、電極36上の所要の箇所にビアホールを有して絶縁層46が形成され、さらにこのビアホールを含めて絶縁層46上に所要形状の配線パターン(Cuの導体)47が形成されている。この配線パターン47は、多層配線層41における最下層の配線層に含まれる。また、第2の貫通電極36の他方の面には、電極36上の所要の箇所にビアホールを有して絶縁層48が形成され、さらにこのビアホールを含めて絶縁層48上に所要形状の配線パターン(Cuのパッド部)49が形成され、このパッド部49を露出させて保護膜としてのソルダレジスト層50が形成されている。さらに、このソルダレジスト層50から露出しているパッド部49上に外部接続端子(はんだバンプ45)が接続されている。なお、外部接続端子を接合する際には、前もって、パッド部49上にニッケル(Ni)/金(Au)めっきを施しておくのが望ましい。これは、はんだ接合を行ったときに当該パッド部との密着性を向上させ、かつ外部接続端子との導電性を向上させるためである。
上述した各実施形態では、シリコン(Si)基板にキャパシタ機能のみを内蔵した場合を例にとって説明したが、キャパシタ内蔵基板の役割(半導体チップ等を搭載するパッケージもしくはモジュールのベース基材あるいはインターポーザとして利用される点)を考慮すると、Si基板に内蔵させる受動素子がキャパシタのみに限定されないことはもちろんである。例えば、インダクタ機能を内蔵させることも可能である。
特に図示はしないが、このようなインダクタ機能は、図2〜図4に示した方法と同様にして形成することができる。例えば、シリコン(Si)基板の厚さ方向に「渦巻き形」のパターン形状で貫通する開口部を形成し、この開口部内に銅(Cu)等の導体を充填することで、インダクタを形成することができる。つまり、上述した各実施形態におけるキャパシタと共にインダクタの機能を同じSi基板内に一括で内蔵することが可能である。これは低コスト化に寄与する。
また、キャパシタとインダクタの機能を内蔵したSi基板上に、絶縁層としてSiO2 を用いることで微細な多層配線の形成が可能であるため、小型でかつ薄型の高密度なモジュール用配線基板として利用することができる。
また、上述した各実施形態では、シリコン(Si)基板11,21,31の表面を熱酸化等して得られるSiO2 の絶縁層14,24,34を当該キャパシタの誘電体層として利用した場合を例にとって説明したが、誘電体層を構成する材料がこれに限定されないことはもちろんである。要は、出来るだけ高誘電率の材料であれば十分であり、例えば、BST(BaSrTi03:チタン酸バリウムストロンチウム)、BTO(BaTi03:チタン酸バリウム)、STO(SrTi03:チタン酸ストロンチウム)、TiOx(酸化チタン)等の金属酸化物、もしくはそれらの金属酸化物のフィラーを含有する樹脂などを使用することも可能である。これらの材料は、MOCVD(有機金属CVD)法、スパッタリング等により、基材上に成膜することができる。
また、上述した各実施形態では、キャパシタ等の受動素子を内蔵させる基材としてシリコン(Si)基板を使用した場合を例にとって説明したが、本発明の要旨(基材の厚さ方向に所要のパターン形状で貫通して形成された1対の導体をキャパシタの電極とし、該1対の電極間に介在された絶縁層を当該キャパシタの誘電体層とすること、すなわち、基材中にキャパシタを立体的に形成すること)からも明らかなように、使用する基材がSi基板に限定されないことはもちろんである。例えば、ビルドアップ配線板において一般に用いられている樹脂基板や、セラミック基板等も使用することが可能である。
本発明の第1の実施形態に係るキャパシタ内蔵基板の構成を示す図であり、(a)は平面図、(b)は(a)におけるA−A’線に沿った断面図である。 図1のキャパシタ内蔵基板の製造工程(その1)を示す断面図である。 図1のキャパシタ内蔵基板の製造工程(その2)を示す断面図である。 図1のキャパシタ内蔵基板の製造工程(その3)を示す断面図である。 本発明の第2の実施形態に係るキャパシタ内蔵基板の構成を示す図であり、(a)は平面図、(b)は(a)におけるP部拡大平面図、(c)は(b)におけるB−B’線に沿った断面図である。 本発明の第3の実施形態に係るキャパシタ内蔵基板の構成を示す図であり、(a)は平面図、(b)は(a)におけるC−C’線に沿った断面図である。 図6のキャパシタ内蔵基板の製造工程(その1)を示す断面図である。 図6のキャパシタ内蔵基板の製造工程(その2)を示す断面図である。 本発明の各実施形態に係るキャパシタ内蔵基板を用いたモジュールの一構成例を模式的に示す断面図である。
符号の説明
10,20,30…キャパシタ内蔵基板、
11,21,31…シリコン(Si)基板(基材)、
12,13,22(a,b),23(a,b),32,33,36…電極(導体)、
14,24,34…誘電体層(絶縁層)、
18,26,27,47,49…配線パターン(導体)、
25,35,46,48…絶縁層、
40…モジュール、
45…はんだバンプ(外部接続端子)、
50…ソルダレジスト層(保護膜)。

Claims (4)

  1. 所要の厚さを有したシリコンからなる基材と、該基材の厚さ方向にそれぞれ所要のパターン形状で貫通形成され、かつ二酸化シリコンからなる絶縁層を介在させて対向配置された1対の導体とを備え
    前記1対の導体は、それぞれ櫛形パターン形状で、かつ櫛歯部分が互いに入れ子状の態様で対向配置されていることを特徴とするキャパシタ内蔵基板。
  2. 前記1対の導体は、それぞれ平面的に見て複数個の部分に分割形成され、かつ各々の導体の分割された隣合う部分が電気的に接続されていることを特徴とする請求項1に記載のキャパシタ内蔵基板。
  3. 前記1対の導体の少なくとも一方の導体内に、当該導体から電気的に絶縁された別の導体が前記基材に貫通形成されていることを特徴とする請求項1に記載のキャパシタ内蔵基板。
  4. 所要の厚さを有したシリコンからなる基材の厚さ方向に櫛形パターン形状で貫通する開口部を形成する工程と、
    前記開口部の内壁面上に二酸化シリコンからなる絶縁層を形成する工程と、
    前記絶縁層で覆われた開口部内を導体で充填する工程と、
    前記基材の前記絶縁層間に介在している部分を除去する工程と、
    除去された部分を導体で充填する工程とを含むことを特徴とするキャパシタ内蔵基板の製造方法。
JP2007236663A 2007-09-12 2007-09-12 キャパシタ内蔵基板及びその製造方法 Active JP4912992B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007236663A JP4912992B2 (ja) 2007-09-12 2007-09-12 キャパシタ内蔵基板及びその製造方法
TW097130669A TWI372586B (en) 2007-09-12 2008-08-12 Capacitor-embedded substrate and method of manufacturing the same
KR1020080079720A KR101414751B1 (ko) 2007-09-12 2008-08-14 커패시터 내장 기판 및 그 제조 방법
US12/191,454 US8405953B2 (en) 2007-09-12 2008-08-14 Capacitor-embedded substrate and method of manufacturing the same

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007236663A JP4912992B2 (ja) 2007-09-12 2007-09-12 キャパシタ内蔵基板及びその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009070969A JP2009070969A (ja) 2009-04-02
JP4912992B2 true JP4912992B2 (ja) 2012-04-11

Family

ID=40431597

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007236663A Active JP4912992B2 (ja) 2007-09-12 2007-09-12 キャパシタ内蔵基板及びその製造方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US8405953B2 (ja)
JP (1) JP4912992B2 (ja)
KR (1) KR101414751B1 (ja)
TW (1) TWI372586B (ja)

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102010027833A1 (de) * 2010-04-15 2011-10-20 E.G.O. Elektro-Gerätebau GmbH Kochgefäß, Heizeinrichtung und Kochsystem
FR2961345A1 (fr) * 2010-06-10 2011-12-16 St Microelectronics Tours Sas Circuit integre passif
JP5732357B2 (ja) * 2011-09-09 2015-06-10 新光電気工業株式会社 配線基板、及び半導体パッケージ
CN102573292B (zh) * 2012-01-04 2014-07-23 桂林电子科技大学 一种内埋置电阻器的印刷电路板及其制造方法
CN102548211B (zh) * 2012-01-04 2015-03-11 桂林电子科技大学 一种内埋置电容器的印刷电路板及其制造方法
US9159718B2 (en) * 2013-03-08 2015-10-13 Taiwan Semiconductor Manufacturing Co., Ltd. Switched capacitor structure
US9293521B2 (en) * 2012-03-02 2016-03-22 Taiwan Semiconductor Manufacturing Co., Ltd. Concentric capacitor structure
US9380705B2 (en) * 2013-03-14 2016-06-28 Analog Devices, Inc. Laterally coupled isolator devices
JPWO2017026195A1 (ja) * 2015-08-11 2018-05-10 株式会社村田製作所 キャパシタ内蔵基板の製造方法
US10164614B2 (en) 2016-03-31 2018-12-25 Analog Devices Global Unlimited Company Tank circuit and frequency hopping for isolators
US10184189B2 (en) 2016-07-18 2019-01-22 ECSI Fibrotools, Inc. Apparatus and method of contact electroplating of isolated structures
CN110622305B (zh) * 2019-02-18 2021-03-23 长江存储科技有限责任公司 电容器结构及其形成方法
US11031373B2 (en) 2019-03-29 2021-06-08 International Business Machines Corporation Spacer for die-to-die communication in an integrated circuit
US20220359651A1 (en) * 2021-05-06 2022-11-10 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company Ltd. Semiconductor structure and method of forming the same

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4153988A (en) * 1977-07-15 1979-05-15 International Business Machines Corporation High performance integrated circuit semiconductor package and method of making
JPH11204727A (ja) * 1998-01-07 1999-07-30 Toshiba Corp 半導体装置およびその製造方法
KR100512688B1 (ko) * 2003-11-21 2005-09-07 대덕전자 주식회사 캐패시터 내장형 인쇄 회로 기판 제조 방법
JP4387231B2 (ja) * 2004-03-31 2009-12-16 新光電気工業株式会社 キャパシタ実装配線基板及びその製造方法
JP2006005233A (ja) * 2004-06-18 2006-01-05 Shinko Electric Ind Co Ltd キャパシタ、キャパシタ内蔵基板、およびキャパシタの製造方法
JP4575071B2 (ja) * 2004-08-02 2010-11-04 新光電気工業株式会社 電子部品内蔵基板の製造方法
KR100632554B1 (ko) * 2004-12-30 2006-10-11 삼성전기주식회사 커패시터 내장형 인쇄회로기판 및 그 제조방법
KR100867038B1 (ko) * 2005-03-02 2008-11-04 삼성전기주식회사 커패시터 내장형 인쇄회로기판 및 그 제조방법
KR100716810B1 (ko) * 2005-03-18 2007-05-09 삼성전기주식회사 블라인드 비아홀을 구비한 커패시터 내장형 인쇄회로기판및 그 제조 방법
US7640655B2 (en) * 2005-09-13 2010-01-05 Shinko Electric Industries Co., Ltd. Electronic component embedded board and its manufacturing method
JP2007110017A (ja) * 2005-10-17 2007-04-26 Shinko Electric Ind Co Ltd キャパシタ内蔵基板及びその製造方法
JP4720462B2 (ja) 2005-11-30 2011-07-13 パナソニック株式会社 フレキシブル回路基板およびその製造方法
KR100735339B1 (ko) * 2006-12-29 2007-07-04 삼성전기주식회사 박막 캐패시터 내장형 배선 기판의 제조방법
US7886414B2 (en) * 2007-07-23 2011-02-15 Samsung Electro-Mechanics Co., Ltd. Method of manufacturing capacitor-embedded PCB

Also Published As

Publication number Publication date
KR20090027569A (ko) 2009-03-17
JP2009070969A (ja) 2009-04-02
TW200915937A (en) 2009-04-01
TWI372586B (en) 2012-09-11
KR101414751B1 (ko) 2014-07-04
US20090067116A1 (en) 2009-03-12
US8405953B2 (en) 2013-03-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4912992B2 (ja) キャパシタ内蔵基板及びその製造方法
US7078269B2 (en) Substrate fabrication method and substrate
JP5460155B2 (ja) キャパシタ及び配線基板
US7690109B2 (en) Method of manufacturing a multilayer wiring board
US6624501B2 (en) Capacitor and semiconductor device
JP4783692B2 (ja) キャパシタ内蔵基板及びその製造方法と電子部品装置
US8810007B2 (en) Wiring board, semiconductor device, and method for manufacturing wiring board
TW200414839A (en) Semiconductor package, method of production of same, and semiconductor device
KR20090042753A (ko) 인터포저
JP6380726B1 (ja) 貫通電極基板、半導体装置及び貫通電極基板の製造方法
JP2001326305A (ja) 半導体装置用インターポーザー、その製造方法および半導体装置
JP2010283056A (ja) 配線基板
EP1688995B1 (en) Interposer for decoupling integrated circuits on a circuit board
US10510638B2 (en) Electronic component-embedded board
JP4041253B2 (ja) 集積回路素子搭載用基板および集積回路装置
JP2007266182A (ja) 半導体装置及び半導体装置の製造方法
JP4012652B2 (ja) 半導体装置
JP2001068583A (ja) 半導体装置
KR100653247B1 (ko) 내장된 전기소자를 구비한 인쇄회로기판 및 그 제작방법
JP2008034755A (ja) ビルドアッププリント配線板
JP4392422B2 (ja) 半導体装置
JP2007027788A (ja) 半導体装置
JP2017208369A (ja) 回路基板、回路基板の製造方法及び電子装置
JP2002057461A (ja) 多層配線基板
JP2004022732A (ja) 回路基板及びその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100604

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111108

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111110

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111221

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120117

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120118

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4912992

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150127

Year of fee payment: 3