JP4720462B2 - フレキシブル回路基板およびその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、回路部品を形成した可撓性を有するフレキシブル回路基板およびその製造方法に関する。
近年、電子機器の高速化にともなって、他の電子機器や環境に影響を与えるEMI(電磁干渉)やEMC(電磁環境両立性)などの対策が重要になっている。例えば、電子機器内部の回路基板を接続する場合、ケーブルであるフレキシブル回路基板がアンテナとなって電磁ノイズが電子機器の内外に輻射され、大きな問題となる。
一方では、身体に装着される「ウエアラブル・コンピュータシステム」、種々の形状の物品や自由自在に曲率が変化する場所などに使用可能な、従来よりもさらに薄くて、高い柔軟性を有するフレキシブル回路基板の実現が要望されている。
これらのフレキシブル回路基板においても、電磁ノイズの防止とともに、さらに高い柔軟性が要求されている。
そこで、電磁ノイズを防止するために、従来、フレキシブル回路基板はフィルタ回路を実装して対策していた。その構成は、フレキシブル回路基板で接続するコネクタの周囲にフィルタ素子としてチップコンデンサを実装して、一方の電極端子をコネクタの端子に接続し、他方の電極端子を接地するものであった。
しかし、このような構成では、電子部品の周囲にさらにチップコンデンサなどの電子部品を実装する実装スペースが必要となるため、電子機器の小型化や薄型化が極めて困難であった。また、曲げなどの変形に対して、電子部品の破損や接続信頼性の低いものであった。
これらを改善するために、チップコンデンサの代替として、プリント配線板に櫛形電極を深さ方向に対向して埋め込んで形成し、櫛形電極対間に誘電体を挟んで、コンデンサを基板内に設けた例が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
これによれば、コンデンサの内蔵により、EMIなどの対策に対応した薄型のプリント配線板を実現できるとしている。
特開2004−72034号公報
しかしながら、上述の特許文献1に示されているプリント配線板によれば、櫛形電極を、誘電体の深さ方向で対向させて形成し、誘電体の両面に平板電極を形成してコンデンサを構成している。そのため、櫛形電極の形状がプリント配線板の厚みなどで制限され、得られる容量の範囲が狭いものであった。
また、誘電体に櫛形電極を形成する構造のため、柔軟性が低く、曲げ変形に対して、クラックなどが発生しやすく信頼性が低いという課題があった。
また、貫通孔あるいは非貫通孔を誘電体の深さ方向に対して、複数箇所に形成して櫛形電極を形成するため、生産性に課題があった。
また、コンデンサ以外の記載がなく各種用途に対応できる任意のフィルタなどを構成することができないという課題もあった。
本発明は上記課題を解決するためになされたもので、各種回路部品を形成した、薄型で可撓性に優れたフレキシブル回路基板およびその製造方法を提供することを目的とする。
また、本発明のフレキシブル回路基板は、少なくとも一方の面に配線パターンを設けた可撓性を有する樹脂基板と、樹脂基板に、所定の高さを有し所定のパターン形状が所定の材料により形成された回路部品と、回路部品は少なくとも埋設する樹脂層と、を備え、配線パターンと回路部品とを接続した構成を有する。
さらに、2つ以上の異なる回路部品が設けられていてもよい。
さらに、樹脂基板が導電ビアを有し、回路部品が配線パターンと導電ビアを介して接続されていてもよい。
さらに、回路部品は、所定の材料として電極材料で櫛形パターン形状に形成した櫛形電極対と、櫛形電極対間に誘電体材料を埋め込んで形成した誘電体層と、を有するキャパシタであってもよい。
さらに、誘電体層が、樹脂層であってもよい。
さらに、回路部品は、所定のパターン形状が所定の材料として導電体材料で形成されたインダクタであってもよい。
さらに、回路部品は、所定のパターン形状が所定の材料として抵抗体材料で形成されたレジスタであってもよい。
これらにより、パターン形状や高さにより、回路部品の特性を簡単に調整できるフレキシブル回路基板を実現できる。特に、回路部品であるキャパシタは、櫛形電極対間に任意の誘電体材料を誘電体層とすることができるため、容量範囲を容易に拡大できるものである。
さらに、回路基板を積層して設けてもよい。
これにより、各種回路構成を形成したフレキシブル回路基板を容易に実現できる。
また、本発明のフレキシブル回路基板の製造方法は、可撓性を有する樹脂基板の少なくとも一方の面に配線パターンを形成する工程と、樹脂基板に、所定の高さを有し所定のパターン形状で所定の材料により、配線パターンと接続する回路部品を形成する工程と、少なくとも回路部品の高さまで樹脂層を形成する工程と、を含む。
さらに、樹脂基板に回路部品を形成する工程が、所定のパターン形状で所定の深さを有する溝に所定の材料を埋め込んだ金型を、樹脂基板に形成した配線パターンの位置に配置して回路部品を形成する工程と、回路部品を金型から剥離する工程と、を含んでもよい。
さらに、樹脂基板に、導電ビアを形成する工程をさらに含んでもよい。
これらの方法により、樹脂層により回路部品の実装面を平坦化できるため、積層構成が容易なフレキシブル回路基板を作製できる。さらに、回路部品の1つであるキャパシタは、誘電体層の誘電体材料を任意に選択して形成できるので、さらにフィルタ特性の設計が容易なフレキシブル回路基板を作製することができる。
本発明のフレキシブル回路基板およびその製造方法によれば、各種回路部品を形成した薄型で可撓性に優れたフレキシブル回路基板を実現できる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、図面においては、説明を容易にするために任意に拡大して示している。
また、以下の各実施の形態においては、キャパシタ、インダクタおよびレジスタからなるフィルタ回路を有するフレキシブル回路基板を例に説明するが、これに限られないことはいうまでもない。
(第1の実施の形態)
以下に、本発明の第1の実施の形態におけるフレキシブル回路基板について、図1を用いて説明する。
図1(a)は本発明の第1の実施の形態におけるフレキシブル回路基板を示す平面図で、図1(b)は同図(a)のA−A線断面図、図1(c)は同図(a)のB−B線断面図である。
図1に示すように、フレキシブル回路基板10は、可撓性を有する、例えば厚さ100μm〜1000μmのポリエチレンテレフタレート(PET)からなる基材11の一方の面に、所定の深さで所定のパターン形状で形成した各溝に、所定の材料を埋め込んで形成した回路部品15を有している。そして、回路部品15は、以下で詳細に述べるように、少なくともキャパシタ(C)16、インダクタ(L)17とレジスタ(R)18のいずれかで構成される。なお、以降では必要に応じて、キャパシタをC、インダクタをL、レジスタをRと略記して示すことがある。
さらに、基材11には、例えば銀粒子などを含有する導電性樹脂を、例えばスクリーン印刷を用いて、配線パターン12や導電ビア19を形成し、例えばL、C、Rでフィルタ回路を構成した回路部品15と接続することにより、フレキシブル回路基板10が形成される。また、必要に応じて、回路部品15や配線パターン12を保護するために、外部機器と接続する接続端子13を除いて、レジストなどの保護層(図示せず)を設けてもよい。
なお、第1の実施の形態では、配線パターン12とL、C、Rからなる回路部品15を全て接続したフィルタ回路の構成で説明したが、これに限られない。例えば、L、C、Rの3種からなる回路部品15の内、少なくともキャパシタを含む、例えばLCフィルタやRCフィルタなどからなるフィルタ回路の構成としてもよい。さらに、L、C、Rを個別に複数個形成してもよいことはいうまでもない。
ここで、配線パターン12としては、上記方法以外に、例えば銅やアルミニウムなどのパターン化した金属箔やメッキ膜などを用いることもできる。
以下に、本発明の第1の実施の形態におけるフレキシブル回路基板10を構成する回路部品15について、説明する。
まず、回路部品15の1つであるキャパシタ16について説明する。
図1に示すように、キャパシタ16は、基材11の表面に長さW、間隔d1、電極幅d2、櫛本数f(図面中では5本で示す)の櫛形パターン形状で深さtからなる溝に、例えば銅(Cu)粒子などを含む導電性樹脂などの電極材料を充填して、対向して形成された櫛形電極161、162により形成された櫛形電極対163を有している。そして、図1(c)に示すように、櫛形電極対163間の基材11を誘電体層としてキャパシタ16を構成している。ここで、キャパシタ16の容量は、櫛形電極161、162の長さW、電極幅d2、深さt、櫛本数fや櫛形電極対163の間隔d1および櫛形電極対163間の誘電体層である基材11の誘電率εなどの各パラメータにより、任意の値に設計できるものである。
これにより、櫛形電極で構成されたキャパシタは、広い容量範囲を実現できるとともに、厚み方向に積層して形成されるキャパシタに比べて、短絡などの生じにくい信頼性に優れたキャパシタを実現できる。
つぎに、回路部品15の1つであるインダクタ17について説明する。
図1(a)に示すように、インダクタ17は、所定の形状の、例えば渦巻き状やリング状のパターン形状で所定の深さからなる溝に、例えば銅粒子などを含む導電性樹脂などの導電体材料を充填して構成される。そして、形成したパターンの巻数、断面積、長さや導電体材料の透磁率などにより、任意のインダクタンスを有するインダクタ17を実現できる。
つぎに、回路部品15の1つであるレジスタ18について説明する。
図1(a)に示すように、レジスタ18は、所定の形状の、例えば矩形状や線状のパターン形状で所定の深さからなる溝に、例えば銅ニッケル合金、導電性カーボン粒子などを含む抵抗体材料を充填して構成される。そして、形成したパターンの長さや幅と溝の深さで規定される断面積および抵抗体材料の抵抗率などにより、任意の抵抗値を有するレジスタ18を容易に実現できる。
上記構成により、同じ基材に、L、C、Rなどの回路部品が最適な材料で作製され、一体化して形成されたフレキシブル回路基板10が得られる。
本発明の第1の実施の形態によれば、可撓性を有する基材に所定のパターン形状で所定の深さの溝に所定の材料を充填して、各種回路部品を一体化して形成できるため、薄型で可撓性に優れたフレキシブル回路基板を実現できる。
また、各回路部品のパターン形状や深さを任意に設定できるため、必要な特性値を自由に設計できるフレキシブル回路基板が容易に得られる。
また、基材上に形成したL、C、Rからなる回路部品の接続端子を選択して接続することにより任意の組み合わせが可能となる。その結果、例えば任意のフィルタ回路を形成できる汎用性に優れたフレキシブル回路基板を実現できる。
以下に、本発明の第1の実施の形態におけるフレキシブル回路基板の製造方法について、図2を用いて説明する。
図2(a)から図2(f)は本発明の第1の実施の形態におけるフレキシブル回路基板の製造方法を説明する工程断面図で、図2(g)は同図(f)の平面図である。
まず、図2(a)に示すように、基材に各種回路部品となる所定のパターン形状と所定の深さの溝を形成するための凸部21を内底面に有する金型20を準備する。このとき、インダクタおよびキャパシタを形成するパターンの少なくとも一方の端部の凸部211、212は、以降で述べる基材の厚みと同程度の高さで形成する。
つぎに、図2(b)に示すように、基材となる、例えばPETなどの樹脂材料22を、凸部211、212の高さ程度まで金型20に、例えば加熱しながら流し込んで充填する。そして、その後、樹脂材料22を冷却して硬化させる。このとき、金型20には、離型性を高めるために、例えばシリコーン系離型剤、フッ素系離型剤などを塗布することが好ましい。
ここで、基材となる樹脂材料としては、上記PETの他に、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂および光硬化性樹脂の内のいずれか1種を含む樹脂や複合材などを用いることができる。そして、それらは、加熱や紫外線などの光照射またはこれらの組み合わせた方法により硬化することができる。なお、熱可塑性樹脂としては、メタクリル酸樹脂、ポリプロピレン、ポリフッ化ビニリデン、アクリル、ポリカーボネートなどを用いることができる。また、熱硬化性樹脂としては、エポキシ、フェノール樹脂、ポリイミドやポリフェニレンサルファイド、不飽和ポリエステル樹脂、メラミン樹脂、尿素樹脂などを用いることができる。さらに、光硬化性樹脂としては、アクリル系変性樹脂などを用いることができる。
つぎに、図2(c)に示すように、硬化した樹脂材料22を金型20から剥離する。これにより、所定の位置に各回路部品が形成される所定のパターン形状と所定の深さからなる溝23が形成された基材11が作製される。例えば、回路部品がキャパシタの場合には、基材11に櫛形パターン形状で所定の深さからなる溝231が形成される。また、回路部品がインダクタの場合には、基材11に渦巻き状のパターン形状で所定の深さからなる溝232が形成される。さらに、回路部品がレジスタの場合には、基材11に矩形状のパターン形状で所定の深さからなる溝233が形成される。
つぎに、図2(d)に示すように、回路部品ごとに所定の材料を各溝231、232、233に、例えばスクリーン印刷などを用いて充填する。
ここで、所定の材料とは、キャパシタの場合には電極材料ペースト241を、インダクタの場合には導電体材料ペースト242を、レジスタの場合には抵抗体材料ペースト243などである。そして、電極材料ペースト241としては、銅、銀、アルミニウム、ニッケル、金、パラジウム、錫などの金属粒子やこれらの合金粒子、導電性カーボン粒子などとバインダ樹脂を混合したペーストなどを用いることができる。また、導電体材料ペースト242としては、銀、銅、アルミニウム、ニッケル、金、パラジウム、錫などの金属粒子やこれらの合金粒子、導電性カーボン粒子などとバインダ樹脂を混合したペーストなどを用いることができる。さらに、抵抗体材料ペースト243としては、銅ニッケル合金、導電性カーボン粒子などとバインダ樹脂を混合したペーストなどを用いることができる。なお、各ペーストのバインダ樹脂は、硬化温度などの条件を考慮した場合、同じ材料であることが好ましい。また、硬化収縮の少ないものが好ましい。さらに、基材11のガラス転移温度よりも低いものが特に好ましい。
つぎに、図2(e)に示すように、基材11のガラス転移温度以下の、例えば120℃、60分の条件で、上記所定の材料を硬化させる。これにより、櫛形電極対163間の基材11を誘電体層とするキャパシタ16とインダクタ17やレジスタ18などの回路部品15や導電ビア19が形成される。
また、キャパシタ16は、基材11を誘電体層にできるため、所望の誘電率を有する絶縁性の材料を基材11として選択することにより、任意の容量を有するキャパシタ16を作製できる。
なお、キャパシタ16、インダクタ17およびレジスタ18を構成する所定の材料の硬化収縮量が大きい場合には、所定の材料を硬化後、例えば基材11の両面を研磨して、所定の材料を露出させてもよい。これにより、以下で述べる配線パターンとの接続を容易にできるとともに、その接続信頼性を向上させることができる。
つぎに、図2(f)に示すように、基材11に形成された回路部品15と接続する配線パターン12を、例えばスクリーン印刷を用いて導電ペーストなどで形成する。これにより、配線パターン12で、回路部品15や導電ビア19を接続してフレキシブル回路基板10が作製される。
なお、配線パターン12は、銅やアルミニウムなどの金属箔を基材11の表面に貼り付けた後、エッチングしパターン化する方法やパターン化した導電層上に金属膜をメッキする方法などで形成してもよい。
そして、図2(g)に示すように、基材11に形成した配線パターン12の接続端子13を選択することにより、例えばLCフィルタ、RCフィルタやLCRフィルタなどの各種フィルタ回路として機能するフレキシブル回路基板10が得られる。
本発明の第1の実施の形態の製造方法によれば、同一基材に、所定の材料の選択やパターン形状および溝の深さにより、任意の特性値を有する回路部品を備えたフレキシブル回路基板を作製することができる。
また、金型により、一括して基材に形成した溝のパターン形状で、各種回路部品を一体的に形成できるため、薄型のフレキシブル回路基板を生産性よく作製できる。
また、接続端子を任意に選択することにより、各種フィルタ回路を構成することができる。
また、スパッタ装置やCVD装置などの高価な製造装置が必要でないため、安価であるとともに、低温での形成ができるため生産性が大幅に向上したフレキシブル回路基板を実現できる。
以下に、本発明の第1の実施の形態におけるフレキシブル回路基板の製造方法の別の実施例について、図3を用いて説明する。
図3は、本発明の第1の実施の形態におけるフレキシブル回路基板の製造方法の別の実施例を説明する工程断面図である。なお、図3は、図2(a)から図2(c)までの工程に相当するものであり、後の工程は図2(d)から図2(g)と同様である。つまり、本実施の形態の製造方法の別の実施例は、基材に溝を形成する工程が、第1の実施の形態とは異なるものである。
すなわち、まず、図3(a)に示すように、基材に各回路部品の所定のパターン形状と所定の深さからなる溝を形成するための凸部31を形成した金型30を準備する。このとき、インダクタおよびキャパシタを形成するパターンの少なくとも一方の端部の凸部311、312は、以降で述べる基材の厚みと同程度の高さに形成される。
つぎに、図3(b)に示すように、少なくとも凸部311、312の高さと同程度の外壁を有し、基材となる、例えば厚み100μm〜1000μmのPETなどの樹脂フィルム33を設けた金型32を準備する。
つぎに、図3(c)に示すように、金型30の凸部31を金型32の樹脂フィルム33に押し付けて、凸部31の形状を樹脂フィルム33に転写する。例えば、樹脂フィルム33が、熱可塑性樹脂の場合には、樹脂フィルム33をガラス転移温度以上に熱し、その表面に金型30の凸部31の形状を転写する。また、熱硬化性樹脂に場合には、樹脂フィルム33に金型30を押し付けながら、その硬化温度まで加熱して、凸部31の形状を転写する。また、光硬化性樹脂の場合には、樹脂フィルム33に金型30を押し付け、UV(紫外線)照射により硬化させ、凸部31の形状を転写する。
このとき、金型30の凸部311、312は、金型32の内底面と接触するまで押し付け、樹脂フィルム33に貫通孔を形成することが好ましい。しかし、貫通孔を形成できない場合には、貫通孔とするために研磨工程を設けてもよい。
そして、図3(d)に示すように、金型30、32を硬化した樹脂フィルムから剥離して、各回路部品に対応した所定のパターンと深さからなる溝231、232、233を有する基材11が作製される。
以降の工程は、図2(d)から図2(g)と同様であり、説明は省略する。
なお、上記では樹脂フィルムを例に説明したが、これに限られない。例えば、流動性を有する熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂や光硬化性樹脂などの樹脂材料でもよい。
この方法により、樹脂材料として、フィルムなどを用いることができる。その結果、流動性を有する樹脂材料のような粘度などの調整や管理が必要でなく、取り扱いが容易になるため、さらに生産性に優れたフレキシブル回路基板を作製できる。
(第2の実施の形態)
以下に、本発明の第2の実施の形態におけるフレキシブル回路基板について、図4を用いて説明する。
図4(a)は本発明の第2の実施の形態におけるフレキシブル回路基板を示す平面図で、図4(b)は同図(a)のA−A線断面図である。
図4に示すように、フレキシブル回路基板40は、導電ビア50や配線パターン49を設けた可撓性を有する、例えば厚み200μmのポリエチレンテレフタレート(PET)からなる樹脂基板41を有する。そして、配線パターン49の所定に位置に対応して、所定のパターン形状、所定の高さで所定の材料で形成された回路部品45が設けられている。ここで、回路部品45は、以下で詳細に述べるように、少なくともキャパシタ(C)46、インダクタ(L)47とレジスタ(R)48のいずれかで構成される。さらに、必要に応じて、少なくとも配線パターン49の接続端子44は露出させて、少なくとも回路部品45を埋設あるいは回路部品45を被覆する、例えばポリエステルなどからなる樹脂層42を設けて、表面を平坦化したフレキシブル回路基板40が形成される。
なお、樹脂層42は、以下で述べる回路部品45がキャパシタ46の場合において、その櫛形電極対間のみに設けてもよい。また、特に、表面の平坦化が必要でなければ、樹脂層42は設けなくてもよいものである。この場合、キャパシタ46は空気層が誘電体層となる。
ここで、樹脂基板41や配線パターン49の材料としては、第1の実施の形態と同様のものを用いることができる。
なお、第2の実施の形態では、配線パターン49とL、C、Rからなる回路部品45を全て接続したフィルタ回路の構成で説明したが、これに限られない。例えば、L、C、Rの3種からなる回路部品45の内、少なくともキャパシタを含む、例えばLCフィルタやRCフィルタなどからなるフィルタ回路の構成としてもよい。さらに、L、C、Rを個別に複数個形成してもよいことはいうまでもない。
以下に、本発明の第2の実施の形態におけるフレキシブル回路基板40を構成する回路部品45について説明する。
まず、回路部品45の1つであるキャパシタ46について説明する。
図4に示すように、キャパシタ46は、樹脂基板41上に長さW、間隔d1、電極幅d2、櫛本数f(図面中では5本で示す)の櫛形パターン形状で高さtを有する、例えば銅(Cu)粒子などを含む導電性樹脂などの電極材料で、櫛形電極461、462を、対向して形成した櫛形電極対463を有している。そして、図4(b)に示すように、櫛形電極対463間の樹脂層42を誘電体層464としてキャパシタ46が構成される。ここで、キャパシタ46の容量は、櫛形電極461、462の長さW、電極幅d2、高さt、櫛本数fや櫛形電極対463の間隔d1および櫛形電極対463間を埋設する誘電体層464の誘電率εなどの各パラメータにより、任意の値に設計できる。また、誘電体層464は、例えばチタン酸バリウム、チタン酸鉛などの高誘電率を有する任意の材料を選択することにより、容量の値が自由に設計できるキャパシタ46を実現することができる。さらに、樹脂層42を形成しないで、空気層を誘電体層としてもよい。
つぎに、回路部品45の1つであるインダクタ47について説明する。
図4(a)に示すように、インダクタ47は、所定の形状の、例えば渦巻き状やリング状のパターン形状で所定の高さに、例えば銅粒子などを含む導電性樹脂などの導電体材料で形成される。そして、形成したパターンの巻数、断面積、長さや導電体材料の透磁率などにより、任意のインダクタンスを有するインダクタ47を実現できる。
つぎに、回路部品45の1つであるレジスタ48について説明する。
図4(a)に示すように、レジスタ48は、所定の形状の、例えば矩形状や線状のパターン形状で所定の高さに、例えば銅ニッケル合金、導電性カーボン粒子などを含む抵抗体材料で形成される。そして、形成したパターンの長さや幅と溝の深さで規定される断面積および抵抗体材料の抵抗率などにより、任意の抵抗値を有するレジスタ48を容易に実現できる。
本発明の第2の実施の形態によれば、少なくとも櫛形電極対間に、空気から任意の誘電体材料を誘電体層とした構成のキャパシタにより、容量範囲をさらに拡大できるため、より広範囲なフィルタ特性を有するフレキシブル回路基板を実現できる。
また、各回路部品の表面を樹脂層で被覆することにより、耐湿性や所定の材料の酸化などを防止し、信頼性をさらに向上させることができる。
また、配線パターンや導電ビアを形成した後に、回路部品を形成するため、各回路部品を構成する所定の材料の硬化収縮に影響されない接続信頼性に優れたフレキシブル回路基板が得られる。
以下に、本発明の第2の実施の形態におけるフレキシブル回路基板の製造方法について、図5と図6を用いて説明する。
図5(a)から図5(f)は本発明の第2の実施の形態におけるフレキシブル回路基板40の製造方法を説明する工程断面図で、図5(g)は同図(f)の平面図である。図6(a)は本発明の第2の実施の形態における回路部品であるインダクタを形成する金型の一例を示す斜視図で、同図(b)は回路部品であるキャパシタを形成する金型の一例を示す斜視図で、同図(c)は回路部品であるレジスタを形成する金型の一例を示す斜視図である。
まず、図5(a)に示すように、可撓性を有する、例えばポリイミド樹脂からなる樹脂基板41の所定の位置に、例えばスクリーン印刷を用いて銀粒子を含有する導電性樹脂で配線パターン49および導電ビア50を形成する。
つぎに、図5(b)に示すように、図6(a)から図6(c)に示す所定のパターン形状と所定の深さを有する金型51、52、53に所定の材料を、例えばスキージなどを用いて、溝541、543、545に充填する。このとき、金型51、52、53には、さらに離型性を高めるために、例えばシリコーン系離型剤、フッ素系離型剤などを塗布してもよい。
ここで、所定の材料とは、インダクタを構成する金型51の場合には、例えば銅粒子などとバインダ樹脂を混合して含む導電体材料ペースト542である。また、キャパシタを構成する金型52の場合には、例えば銅(Cu)粒子などとバインダ樹脂を混合して含む電極材料ペースト544である。さらに、レジスタを構成する金型53の場合には、例えば銅ニッケル合金粒子などとバインダ樹脂を混合して含む抵抗体材料ペースト546である。
また、図5に示す金型51、52、53は、各回路部品のパターン形状に形成された金属金型により、例えば転写型樹脂にインプリント法や注型法を用いて形成できる。具体的には、金属金型に、例えば熱硬化性シリコーン樹脂などの転写型樹脂を流し込み、例えば温度150℃、0.5時間の条件で硬化することにより形成するものである。これにより、柔軟性に富んだ金型を形成することができる。
つぎに、図5(c)に示すように、所定の材料が充填された金型51、52、53を、樹脂基板41に形成した配線パターン49の所定の位置に対応させて載置して、所定の材料を一括で硬化する。このとき、同時に配線パターン49と回路部品45が電気的に接続される。
つぎに、図5(d)に示すように、樹脂基板41面から金型51、52、53を剥離して、インダクタパターン471、櫛形電極対463およびレジスタパターン481を樹脂基板41に転写する。
以上の工程により、例えば空気層を誘電体層とするキャパシタなどの回路部品45を有するフレキシブル回路基板440が作製される。
さらに、インダクタやレジスタの表面を保護する樹脂層やキャパシタに任意の材料からなる誘電体層を形成するために、図5(e)以降に示す工程を追加してもよい。
つまり、図5(e)に示すように、樹脂基板41に転写した、インダクタパターン471やレジスタパターン481を被覆し、キャパシタとなる櫛形電極対463間を充填する、例えばPETなどの樹脂層42を、例えばスクリーン印刷を用いて形成する。このとき、配線パターン49の外部機器と接続する接続端子44は露出させて形成する。なお、上記構成の場合には、樹脂層42がキャパシタの誘電体層464となるが、キャパシタの櫛形電極対463間のみに樹脂層42を形成してもよいことはいうまでもない。
また、キャパシタの誘電体層464として、櫛形電極対463間に、例えばチタン酸バリウムやチタン酸鉛などの粒子を混合した高誘電率樹脂材料などを充填してもよい。これにより、誘電体層464の材料の選択により、任意の容量を有するキャパシタ46を構成することができる。
つぎに、図5(f)に示すように、樹脂層42や誘電体層464を、例えば120℃、0.5時間の条件で硬化する。
これにより、回路部品45が樹脂層42や誘電体層464で保護された、信頼性に優れたフレキシブル回路基板40が作製される。
そして、図5(g)に示すように、樹脂基板41に形成した配線パターン49の接続端子44を選択することにより、例えばLCフィルタ、RCフィルタやLCRフィルタなどの各種フィルタ回路として機能するフレキシブル回路基板40が得られる。
本発明の第2の実施の形態の製造方法によれば、各種回路部品を構成する配線パターンの高さが樹脂基板などの厚みで制限されないため、その特性値などの設計範囲の広いフレキシブル回路基板を実現できる。
また、特にキャパシタからなる回路部品の誘電体層として任意の材料を選択できるため、容量範囲の広いキャパシタを容易に作製することができ、汎用性の高いフレキシブル回路基板が得られる。
以下に、本発明の第2の実施の形態におけるフレキシブル回路基板の別の実施例について、図7を用いて説明する。
図7(a)は本発明の第2の実施の形態におけるフレキシブル回路基板の別の実施例1の構成を示す断面図で、同図(b)は本発明の第2の実施の形態におけるフレキシブル回路基板の別の実施例2の構成を示す断面図である。
図7(a)のフレキシブル回路基板70は、回路部品の1つであるキャパシタを少なくとも積層した点で、図4に示すフレキシブル回路基板40とは異なるものである。
すなわち、図7(a)に示すように、フレキシブル回路基板70は、回路部品として、例えばキャパシタ46、インダクタ47およびレジスタ48を形成した樹脂基板41の少なくともキャパシタ46の櫛形電極対463の上に同じパターン形状の櫛形電極対763で構成されるキャパシタ76を積層したものである。そして、必要に応じて、櫛形電極対763間に所定の材料からなる誘電体層764を充填したものである。なお、キャパシタ76の誘電体層764は、キャパシタ46の誘電体層464と同じ誘電体材料でもよく、また異なっていてもよい。
本実施の形態の別の実施例1によれば、櫛形電極対の対向面積の増加により、さらに容量の範囲を拡大したフレキシブル回路基板を実現できる。
また、図7(b)のフレキシブル回路基板80は、例えばL、C、Rからなる回路部品を積層して構成した点で、図4に示すフレキシブル回路基板40とは異なるものである。
すなわち、図7(b)に示すように、フレキシブル回路基板80は、回路部品として、例えばキャパシタ46、インダクタ47およびレジスタ48が形成され、樹脂層42で、その表面が平坦性を持って被覆された上に、例えばキャパシタ76、インダクタ77およびレジスタ78を形成して積層構成とするものである。この場合、キャパシタ46、76は櫛形電極対463、763を互いに接続して、1つのキャパシタとして機能させても、樹脂層42で別々に分離した構成としてもよい。
本実施の形態の別の実施例2によれば、複数個の回路構成を有する薄型で汎用性に優れたフレキシブル回路基板を実現できる。
上述したように、本発明の各実施の形態のフレキシブル回路基板により、「ウエアラブル・コンピュータシステム」や種々の形状を有する物品および自由自在に曲率が変化する場所などに使用可能な、薄型で可撓性に優れた汎用性の高いフレキシブル回路基板を実現できる。
また、特に本発明の各実施の形態のフレキシブル回路基板は、フィルタ機能を有した回路構成を実現できるため、電磁ノイズに強いフィルタ回路を備えた配線ケーブルなどに大きな効果を奏するものである。
なお、本発明の各実施の形態では、インダクタ、キャパシタとレジスタからなる回路構成で説明したが、これに限られない。例えば、複数個の同じ回路部品を有するフレキシブル回路基板としてもよい。これにより、例えばアレイ状に同じ回路部品を形成できるため、コネクタなどの各端子に対応して接続できるフレキシブル回路基板とすることができる。
本発明のフレキシブル回路基板およびその製造方法によれば、薄型で可撓性とともに、ノイズフィルタなどの機能が要望される電子機器の回路基板として有用である。
(a)本発明の第1の実施の形態におけるフレキシブル回路基板を示す平面図(b)同図(a)のA−A線断面図(c)同図(a)のB−B線断面図 本発明の第1の実施の形態におけるフレキシブル回路基板の製造方法を説明する工程図 本発明の第1の実施の形態におけるフレキシブル回路基板の製造方法の別の実施例を説明する工程断面図 (a)本発明の第2の実施の形態におけるフレキシブル回路基板を示す平面図(b)同図(a)のA−A線断面図 本発明の第2の実施の形態におけるフレキシブル回路基板の製造方法を説明する工程図 (a)本発明の第2の実施の形態における回路部品であるインダクタを形成する金型の一例を示す斜視図(b)同実施の形態における回路部品であるキャパシタを形成する金型の一例を示す斜視図(c)同実施の形態におけるは回路部品であるレジスタを形成する金型の一例を示す斜視図 (a)本発明の第2の実施の形態におけるフレキシブル回路基板の別の実施例1の構成を示す断面図(b)本発明の第2の実施の形態におけるフレキシブル回路基板の別の実施例2の構成を示す断面図
符号の説明
10,40,70,80,440 フレキシブル回路基板
11 基材
12,49 配線パターン
13,44 接続端子
15,45 回路部品
16,46,76 キャパシタ(C)
17,47,77 インダクタ(L)
18,48,78 レジスタ(R)
19,50 導電ビア
20,30,32,51,52,53 金型
21,31,211,212,311,312 凸部
22 樹脂材料
23,231,232,233,541,543,545 溝
33 樹脂フィルム
41 樹脂基板
42 樹脂層
161,162,461,462 櫛形電極
163,463,763 櫛形電極対
241,544 電極材料ペースト
242,542 導電体材料ペースト
243,546 抵抗体材料ペースト
464,764 誘電体層
471 インダクタパターン
481 レジスタパターン

Claims (3)

  1. 可撓性を有する樹脂基板の少なくとも一方の面に配線パターンを形成する工程と、
    前記樹脂基板に、所定の高さを有し所定のパターン形状で所定の材料により、前記配線パターンと接続するキャパシタとインダクタとレジスタとからなる回路部品を形成する工程と、
    を含むフレキシブル回路基板の製造方法であって、
    前記回路部品を形成する工程では、
    前記インダクタのパターンと前記キャパシタの電極対と前記レジスタのパターンとを前記樹脂基板上に形成した後、
    前記インダクタのパターン間と前記レジスタのパターン間とに樹脂層を形成し、
    前記キャパシタの電極対間に、チタン酸バリウムまたはチタン酸鉛の粒子を混合した高誘電率樹脂材料を充填することを特徴とするフレキシブル回路基板の製造方法。
  2. 前記樹脂基板に前記回路部品を形成する工程が、
    所定のパターン形状で所定の深さを有する溝に所定の材料を埋め込んだ金型を、前記樹脂基板に形成した前記配線パターンの位置に配置して前記回路部品を形成する工程と、
    前記回路部品を前記金型から剥離する工程と、
    を含むことを特徴とする請求項に記載のフレキシブル回路基板の製造方法。
  3. 一方の面に配線パターンを設けた可撓性を有する樹脂基板と、
    前記樹脂基板に、所定の高さを有し所定のパターン形状が所定の材料のより形成され、前記配線パターンと接続されたキャパシタとインダクタとレジスタとからなる回路部品と、
    前記インダクタのパターンと前記レジストのパターンとを埋設する樹脂層と、
    前記キャパシタの電極対間に充填されるチタン酸バリウムまたはチタン酸鉛の粒子を混合した高誘電率樹脂材料と、
    からなることを特徴とするフレキシブル回路基板の製造方法。
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