JP6070290B2 - 樹脂多層部品およびその製造方法 - Google Patents

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本発明は、樹脂シートが積層された樹脂多層基板を備えた樹脂多層部品およびその製造方法に関する。
端子電極が形成された樹脂基板を備えた電子部品は、端子電極の形成面が回路基板への実装面となる。このような樹脂基板を備えた電子部品においては、回路基板への実装性(接合性)を高めるために、端子電極の構造には種々の工夫が成されている。例えば特許文献1には、基板を貫通するスルーホールの開口部の一端に、樹脂製の凸状突出部から成る端子用バンプを外部接続用端子として形成した構造が示されている。
図8は特許文献1に示している端子用バンプの断面図である。図8において、端子用バンプ330は、基板310の他面から半球状に突出するように、基板310と一体に成形された凸状突出部320と、凸状突出部320の表面を覆う金属層322とから構成されている。また、基板310を貫通し凸状突出部320の略中央部に一端が開口された貫通孔312の内壁面に金属層314が形成されて成るスルーホール316によって、導体パターン318と端子用バンプ330とが電気的に接続されている。
特許文献1に示されているように、端子用バンプを形成すると、この端子用バンプと回路基板上の導体パターンとの電気的接続性および実装性が高まる。
特開平9−232735号公報
特許文献1に示されている樹脂基板は、端子用バンプを溶融成型によって形成するものであるので、端子用バンプの形状に沿った凹凸形状を有する専用の金型を作成し、樹脂基板を製造する必要がある。そのため、製造すべき電子部品毎に金型を用意しなければならず、製造コストが嵩む。
本発明の目的は実装性の高い端子電極を有する樹脂基板を備えた樹脂多層部品およびその製造方法を提供することにある。
(a)本発明の樹脂多層部品の製造方法は、
複数の樹脂シートが積層された樹脂多層基板を備え、この樹脂多層基板の底面に端子電極が形成された、樹脂多層部品を製造する方法であって、
前記樹脂シートに比べて加圧時の変形量が少ない硬質部材を複数の樹脂シートの積層体内に内包させ、前記硬質部材の外縁を、前記樹脂シートの積層方向からの平面視で、前記端子電極の形成領域にかかるように配置し、
前記硬質部材とともに前記複数の樹脂シートを加圧成型することにより、前記樹脂シートと前記硬質部材の変形量の違いによる凹凸を前記端子電極に形成することを特徴とする。
上記製造方法によれば、端子電極に形成される凹凸は金型等を用いて成型されたものではなく、複数の樹脂シートの積層体を加圧成型するだけで、凹凸を有する端子電極を備えた樹脂多層部品が得られる。そのため、製造コストが抑えられる。
(b)前記凹凸は段差であることが好ましい。これにより、端子電極の形状が単純な割に接合面積を確保できる。
(c)前記段差は前記外縁を境界として形成されることが好ましい。これにより、比較的大きな段差を容易に形成できる。
(d)前記樹脂多層基板の上面は平面であることが好ましい。これにより、樹脂多層基板の上面にチップ部品等を容易に搭載できるようになる。
(e)前記樹脂シートは熱可塑性樹脂からなることが好ましい。これにより、加圧時に安定した形状の凹凸を形成しやすい。
(f)前記加圧成型時に、前記樹脂多層基板の底面と加圧装置の平板状のプレス板との間に緩衝材を挟んでプレスすることが好ましい。これにより、樹脂多層基板の底面にて凹凸を有する端子電極の形成が容易となる。
(g)本発明の樹脂多層部品は、
複数の樹脂シートが積層され、加圧されてなる樹脂多層基板を備え、この樹脂多層基板の底面に端子電極が形成され、
前記樹脂多層基板は、複数の樹脂シートの積層体内に、前記樹脂シートに比べて加圧時の変形量が少ない硬質部材が内包され、
前記硬質部材の外縁は、前記樹脂シートの積層方向からの平面視で、前記端子電極の形成領域にかかるように配置され、
前記樹脂多層基板は、前記樹脂シートの積層方向からの平面視で、凹凸が前記硬質部材の外縁を境界として前記端子電極に形成されたことを特徴とする。
(h)前記硬質部材はフェライト板であることが好ましい。例えばコイル素子やインダクタ素子を樹脂多層基板内に形成する際に、その磁性体コアとしてのフェライト板を樹脂多層基板内に配置する際、特別な硬質部材を埋設する必要がなくなる。
(i)前記硬質部材は前記樹脂シートに形成された電極パターンであることが好ましい。例えばシールド用またはグランド電位用の電極を樹脂多層基板内に形成する際、これらの電極パターンを硬質部材として用いることにより、特別な硬質部材を埋設する必要がなくなる。
本発明によれば、凹凸形状の端子電極を形成するための金型等が不要であり、複数の樹脂シートの積層体を加圧成型するだけでよいので、低コストの樹脂多層部品が得られる。
図1(A)は第1の実施形態に係る樹脂多層部品101の断面図、図1(B)はその底面図である。 図2(A)は、一つの樹脂多層部品について、樹脂多層基板10を構成する複数の樹脂シートを分離した状態で表した断面図である。図2(B)は複数の樹脂シートの積層後の加熱成型工程の様子を示す図、図2(C)は完成した樹脂多層部品の断面図である。 図3(A)は多層モジュール111および実装先の回路基板200の関係を示す断面図である。図3(B)は回路基板200に多層モジュール111を実装した状態を示す断面図である。 図4(A)は多層モジュール112の断面図、図4(B)はコイル導体の上部の線条部24が形成された樹脂シート10gの平面図、図4(C)はコイル導体の下部の線条部23が形成された樹脂シート10bの平面図である。 図5は図4に示した多層モジュール112の回路図である。 図6は第3の実施形態に係る樹脂多層部品103の断面図である。 図7(A)は第4の実施形態に係る樹脂多層部品104の断面図、図7(B)はその底面図である。 図8は特許文献1に示している端子用バンプの断面図である。
《第1の実施形態》
図1(A)は第1の実施形態に係る樹脂多層部品101の断面図、図1(B)はその底面図である。
この樹脂多層部品101は、複数の樹脂シートが積層された樹脂多層基板10を備え、樹脂多層基板10の底面に端子電極31a〜31hが形成されている。図1(A)は図1(B)における端子電極31a,31hを通る位置での断面図である。複数の樹脂シートのうち、所定の樹脂シートの所定位置に内層電極21,22等が形成されている。端子電極31a,31h等はビア導体51a,51hを介して内層電極21,22等に導通している。図1(A)においては、樹脂多層基板10を構成する複数の樹脂シートの境界面は図示していない。樹脂多層基板10は樹脂シートに比べて加圧時の変形量が少ない硬質部材であるフェライト板40を内包している。
図1(B)に表れているように、フェライト板40は樹脂シートの積層方向からの平面視で、端子電極31a〜31hの形成領域にかかるように配置されている。特に、この例では、フェライト板40は、その一つの辺が端子電極31a,31b,31c,31dの一部に重なり、且つ他の辺が端子電極31e,31f,31g,31hの一部に重なるように配置されている。フェライト板40の外縁は端子電極31a,31b,31c,31d,31e,31f,31g,31hを横切るような位置に配置されている。
図1(A)に表れているように、端子電極31a,31h等には段差部STが形成されている。この段差部STは、平面視で、フェライト板40の外縁の位置である。
図2(A)は、一つの樹脂多層部品について、上記樹脂多層基板10を構成する複数の樹脂シートを分離した状態で表した断面図である。樹脂シート10a〜10eは例えばポリイミドや液晶ポリマー等の熱可塑性樹脂材料からなるシートである。これらの樹脂シートのうち、内層電極21,22等や端子電極31a〜31hが形成される樹脂シートは、銅箔をラミネートした樹脂シートであり、銅箔のパターニングにより各種電極が形成されている。
樹脂シート10cには、フェライト板40とほぼ同サイズもしくはやや大きいサイズの矩形の開口APが形成されていて、その開口AP内にフェライト板40が収納される。これにより、樹脂多層基板10内にフェライト板40が埋設される。
図2(B)は図2(A)に示した複数の樹脂シートの積層後の加熱成型工程の様子を示す図、図2(C)は完成した樹脂多層部品の断面図である。但し、ここでは、説明の都合上、単一の部品について示している。工業的には、複数の部品の集合体状態で取り扱う。
図2(B)に示すように、複数の樹脂シートを積層した積層体101Pを平板状の下プレス板91のステージ上に載置し、所定温度に加熱した状態で、下プレス板91と平板状の上プレス板92との間隙を狭め、積層体101Pに所定の圧力を加える。下プレス板91と積層体101Pとの間には、例えばシリコーン樹脂シート等の柔軟性のある緩衝材93が敷かれている。そのため、最下層の樹脂シート10aの底面は上部(積層体の内部)からの圧力に応じてある程度変形する。
図2(B)に示す加熱成型工程で、熱可塑性樹脂材料からなる樹脂シート10a〜10eは加熱加圧によって軟化・流動して変形するが、フェライト板40は樹脂シート10a〜10eよりも硬く、殆ど変形しない。そのため、積層体101Pの底面からフェライト板40の直下がフェライト板40の形状で相対的に突出する。その結果、図1(A)、図2(C)に示すように、端子電極31a,31h等に段差部STが形成される。
上プレス板92と積層体101Pとの間には緩衝材が無いので、多層部品101の多層基板10の上面は上プレス板92の平滑面に沿った平面となる。
上記樹脂多層部品101は、その上面に必要に応じてチップ素子が搭載されることで多層モジュールが構成される。多層基板10の上面は平面であるので、チップ素子の搭載が容易である。
なお、図2(B)は積層体101Pを1軸加圧する例であるが、例えば冷間等方圧加工法(CIP)や熱間等方圧加圧法(HIP)等の等方圧プレスを行ってもよい。これにより積層体101Pの底面からフェライト板40の直下がフェライト板40の形状で相対的に突出する。なお、等方圧プレスの場合、積層体101Pの上面もフェライト板40の直上がフェライト板40の形状で相対的に突出する。したがって、上面に平滑性が求められる場合には、積層体101Pの上面に平板を当接させた状態で加圧することが好ましい。
図3(A)は多層モジュール111および実装先の回路基板200の関係を示す断面図である。図3(B)は回路基板200に多層モジュール111を実装した状態を示す断面図である。多層モジュール111は上記樹脂多層部品101にチップ素子61が搭載されて構成されている。回路基板200の実装位置には基板側実装電極81a,81h等が形成されている。
上記多層モジュール111は例えばリフローはんだ法ではんだ付けする。具体的には、図3(A)に示した基板側実装電極81a,81h等にはんだペーストを印刷形成し、多層モジュール111を載置した状態でリフロー炉を通す。これにより、図3(B)に示すように、多層モジュール111は、はんだSOを介して回路基板200上に表面実装される。
多層モジュール111の端子電極31a,31h等には段差部があるので、端子電極31a,31h等の占有面積に対して接触面積(はんだとの界面の面積)は大きい。そのため、電極間の接合強度が高まる。また、多層モジュール111の端子電極31a,31h等と基板側実装電極81a,81h等との間隔は、多層基板10の内側より外側が大きい。そのため、電極へのはんだの濡れ状態、電極間へのはんだフィレットの形成状態を光学的に容易にチェックできるようになる。
《第2の実施形態》
第2の実施形態では、多層モジュールについて、RFIDモジュールを例に挙げて示す。
図4(A)は多層モジュール112の断面図、図4(B)はコイル導体の上部の線条部24が形成された樹脂シート10gの平面図、図4(C)はコイル導体の下部の線条部23が形成された樹脂シート10bの平面図である。
樹脂シート10a〜10iの積層によって樹脂多層基板10が構成されている。線条部23,24は層間接続導体(ビア導体)を介して接続され、全体として軸が横向きのヘリカル状コイルが構成されている。
樹脂シート10d,10e,10fにはそれぞれ開口が形成されていて、それらの開口によるキャビティ内にフェライト板40が埋設されている。このフェライト板40は上記ヘリカル状のコイルの磁芯として作用する。
樹脂多層基板10の下面には端子電極31a,31h等が形成されている。これらの端子電極31a,31h等はフェライト板40の存在により、樹脂シートの積層後の加熱成型工程で段差部STが形成されている。樹脂多層基板10の上面にはチップ素子61,62が搭載されている。
図5は図4に示した多層モジュール112の回路図である。この例では、RFICはRFID用のICであり、図4(A)に示したチップ素子62である。また、キャパシタCは図4(A)に示したチップ素子61である。コイルLは樹脂多層基板10内に形成されたヘリカル状のアンテナコイルである。このアンテナコイルLとキャパシタCとで共振回路が構成されている。RFICはアンテナコイルLを用いて例えば13.56MHz等のHF帯でRFIDのための通信を行う。
なお、第2の実施形態では、アンテナコイルを内蔵し、RFICが搭載されたRFIDモジュールについて示したが、同様の構成で、樹脂多層基板内にコイルおよびフェライトを設けたアンテナを構成することもできる。
《第3の実施形態》
図6は第3の実施形態に係る樹脂多層部品103の断面図である。この例では、樹脂多層基板10内に複数の硬質部材であるフェライト板40A,40Bが埋設されている。このように、樹脂シートの積層体内に内包させる硬質部材は複数であってもよい。
《第4の実施形態》
図7(A)は第4の実施形態に係る樹脂多層部品104の断面図、図7(B)はその底面図である。
この樹脂多層部品104は、複数の樹脂シートが積層された樹脂多層基板10を備え、樹脂多層基板10の底面に端子電極31a〜31mが形成されている。図7(A)は図7(B)におけるA−A部分での断面図である。複数の樹脂シートのうち、所定の樹脂シートの所定位置に内層電極25,26が形成されている。他の内層電極については図示を省略している。図7(A)においては、樹脂多層基板10を構成する複数の樹脂シートの境界面は図示していない。
内層電極25,26は、それらの外縁が平面視で端子電極31a〜31mの中心を横切るように通る位置に配置されている。これらの内層電極は樹脂シートに比べて加圧時の変形量が少ない。そのため、複数の樹脂シートの積層後の加圧によって、図7(A)において端子電極31a,31j等に表れているように、端子電極に段差部STが形成される。
上記内層電極は平面視で同じ位置に複数枚重なる程、実質的に硬くなるので、内層電極の層数によって、硬度を定めるようにしてもよい。
上記内層電極は端子電極の分布領域をカバーするように配置するので、シールド用またはグランド電位用の電極が上記段差形成用の内層電極を兼ねてもよい。
以上に示した各実施形態では、樹脂多層部品101,103,104の端子電極と実装先回路基板上の基板側実装電極との間隔が、多層基板10の内側より外側(外縁側)が大きい例を示したが、逆に、上記間隔が多層基板10の外側より内側で大きくなるように、段差部を形成してもよい。
また、各実施形態において、樹脂シートとして熱可塑性樹脂からなるシートを用いたがこれに限定されるものではない。たとえば半硬化状態(Bステージ状態)の熱硬化性樹脂からなる樹脂シートを用いてもよい。ただし、安定した凹凸の形成のために熱可塑性樹脂からなる樹脂シートを用いることが好ましい。
なお、「硬質部材」はフェライト板もしくは内層電極に限らず、ICチップやチップキャパシタ、チップインダクタ、チップ抵抗などの受動部品などを用いてもよい。
さらに、本発明における「樹脂多層部品」は外形がチップ状の部品に限らない。例えば、樹脂シートが積層されて構成され、全体がシート状または一部がシート状のものも含まれる。
AP…開口
L…アンテナコイル
SO…はんだ
ST…段差部
10…樹脂多層基板
10a〜10i…樹脂シート
18…導体パターン
20…凸状突出部
21,22,25,26…内層電極
23,24…線条部
31a,31b,31c,31d…端子電極
31e,31f,31g,31h…端子電極
40,40A,40B…フェライト板
51a,51h…ビア導体
61,62…チップ素子
81a,81h…基板側実装電極
91…下プレス板
92…上プレス板
93…緩衝材
101,103,104…樹脂多層部品
101P…積層体
111,112…多層モジュール
200…回路基板

Claims (11)

  1. 複数の樹脂シートが積層された樹脂多層基板を備え、この樹脂多層基板の底面に端子電極が形成された、樹脂多層部品の製造方法であって、
    前記樹脂シートに比べて加圧時の変形量が少ない硬質部材を複数の樹脂シートの積層体内に内包させ、前記硬質部材の外縁を、前記樹脂シートの積層方向からの平面視で、前記端子電極の形成領域にかかるように配置し、
    前記硬質部材とともに前記複数の樹脂シートを加圧成型することにより、前記樹脂シートと前記硬質部材の変形量の違いによる凹凸を前記端子電極に形成することを特徴とする樹脂多層部品の製造方法。
  2. 前記凹凸は段差である、請求項1に記載の樹脂多層部品の製造方法。
  3. 前記段差は前記外縁を境界として形成される、請求項2に記載の樹脂多層部品の製造方法。
  4. 前記樹脂多層基板の上面は平面である、請求項1〜3のいずれかに記載の樹脂多層部品の製造方法。
  5. 前記樹脂シートは熱可塑性樹脂からなる、請求項1〜4のいずれかに記載の樹脂多層部品の製造方法。
  6. 前記加圧成型時に、前記樹脂多層基板の底面と加圧装置の平板状のプレス板との間に緩衝材を挟んでプレスする、請求項1〜5のいずれかに記載の樹脂多層部品の製造方法。
  7. 複数の樹脂シートが積層され、加圧されてなる樹脂多層基板を備え、この樹脂多層基板の底面に端子電極が形成された、樹脂多層部品において、
    前記樹脂多層基板は、複数の樹脂シートの積層体内に、前記樹脂シートに比べて加圧時の変形量が少ない硬質部材が内包され、
    前記硬質部材の外縁は、前記樹脂シートの積層方向からの平面視で、前記端子電極の形成領域にかかるように配置され、
    前記樹脂多層基板は、前記樹脂シートの積層方向からの平面視で、凹凸が前記硬質部材の外縁を境界として前記端子電極に形成されたことを特徴とする樹脂多層部品。
  8. 前記樹脂多層基板の上面は平面である、請求項7に記載の樹脂多層部品。
  9. 前記樹脂シートは熱可塑性樹脂からなる、請求項7または8に記載の樹脂多層部品。
  10. 前記硬質部材はフェライト板である、請求項7〜9のいずれかに記載の樹脂多層部品。
  11. 前記硬質部材は前記樹脂シートに形成された電極パターンである、請求項7〜10のいずれかに記載の樹脂多層部品。
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