JP4890545B2 - プログラマブルロジックコントローラの周辺装置 - Google Patents

プログラマブルロジックコントローラの周辺装置 Download PDF

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    • G05B2219/13Plc programming
    • G05B2219/13037Tracing

Description

技術分野
[0001]
この発明は、プログラマブルロジックコントローラ(以下、PLCという)のシーケンスプログラムの作成、編集を行うPLCの周辺装置に関するものである。
背景技術
[0002]
従来から、PLCの周辺装置における、タイムチャートから作成されたシーケンスプログラムの動作試験を行うシーケンスプログラムの試験方法が提案されている(たとえば、特許文献1参照)。この特許文献1に記載のシーケンスプログラムの試験方法は、シーケンサプログラムによって制御される機器の動作パターンであるシーケンスタイムチャートに基づいて、動作パターンを数値化した動作パターンマトリクス表を予め作成しておき、シーケンサプログラムによって制御される機器からの動作出力を数値化した値と動作パターンマトリクス表とを比較する。そして、両者が一致した場合には、シーケンサプログラムは正常であると判定し、両者が一致しない場合には、シーケンサプログラムは異常であると判定して、その結果をPLCの周辺装置のオペレータに出力する。
[0003]
特許文献1:特開2002−73619号公報
発明の開示
発明が解決しようとする課題
[0004]
しかしながら、特許文献1に記載のシーケンスプログラムの試験方法では、シーケンスプログラムによって制御される機器が有する固有の性能によって生じるタイミングのずれを考慮していなかった。その結果、比較の基準となる動作パターンマトリクス表と、比較の対象となる機器からの動作出力を数値化した値とは厳密には一致しないので、判定処理においては、両者のずれを許容するような誤差率を設定しなければならず、精度の高い判定を行うことができないという問題点があった。また、精度の高い判定を行う場合には、オペレータが、機器からの動作出力を数値化した値のデバッグ処理を行わなければならないという問題点もあった。
[0005]
この発明は上記に鑑みてなされたもので、タイムチャートに基づいて作成されたシーケンスプログラムの検証を、高い精度で実行することができるプログラマブルロジックコントローラの周辺装置を得ることを目的とする。また、シーケンスプログラムを実際に実行した場合のトレース結果の時間経過によるタイムチャートからのずれを検出することができるプログラマブルロジックコントローラの周辺装置を得ることも目的とする。さらに、トレース結果のタイムチャートからのずれの原因となるデバイスやシーケンスプログラム上の位置を検出し、自動的に修正可能な部分では修正し、自動的に修正できない場合にはその部分を表示することができるプログラマブルロジックコントローラの周辺装置を得ることも目的とする。
課題を解決するための手段
【0006】
上記目的を達成するため、この発明にかかるPLCの周辺装置は、外部機器をシーケンスプログラムに基づいて制御するプログラマブルロジックコントローラ(以下、PLCという)に接続され、前記PLCでの前記シーケンスプログラムの動作状態を検証するPLCの周辺装置において、前記外部機器の信号入力部からの信号が信号出力部から出力されるまでの基準応答時間と、前記基準応答時間に対して許容される誤差率である許容誤差率と、を含む機器性能情報を格納する機器性能情報格納手段と、前記PLCが前記外部機器のうちの所定の信号入力および信号出力部に対応するシーケンス処理を実行することによって得られるトレース結果から、前記機器性能情報格納手段から取得した前記外部機器の前記信号入力部と前記信号出力部に対応する前記基準応答時間を差し引いて最適化後トレース結果を生成するトレース結果最適化処理手段と、前記最適化後トレース結果と、前記外部機器に対するシーケンス処理の基になるタイムチャートとを照合して、前記最適化後トレース結果が、前記タイムチャートに対して、前記機器性能情報格納手段から取得した前記外部機器の前記信号入力部と前記信号出力部に対応する前記許容誤差率よりも大きなずれを有しているかを検出するトレース結果照合処理手段と、前記PLCが前記外部機器のうちの所定の信号入出力部に対するシーケンス処理を、所定の時間間隔で実行することによって得られるトレース結果を蓄積して格納するトレース結果記憶手段と、を備え、前記トレース結果記憶手段に前記トレース結果が格納される毎に、前記トレース結果最適化処理手段は、最適化後トレース結果を生成し、前記トレース結果照合処理手段は、前記最適化後トレース結果と前記タイムチャートとの照合を行い、時間経過によるタイミングのずれを検出する機能を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
[0007]
この発明によれば、タイムチャートから作成したシーケンスプログラムの検証を行う場合に、トレース処理を実行し、検証対象の機器の性能誤差を考慮した最適化後トレース結果とタイムチャートとを比較するようにしたので、ユーザがPLCで得られたトレース結果をデバッグすることなく、シーケンスプログラムを効率的にかつ正確に検証するができるという効果を有する。また、シーケンスプログラムの実行対象となる外部機器の性能によるタイミングのずれは比較対象にならないようにしたので、本来のシーケンスプログラムの問題のみ検出することができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】図1は、この発明によるPLC周辺装置の実施の形態1の構造をPLCとともに模式的に示すブロック図である。
【図2】図2は、PLC周辺装置における機器性能情報のデータ構造図である。
【図3】図3は、PLC周辺装置におけるタイムチャートとトレース結果のデータ構造図である。
【図4】図4は、PLCとPLC周辺装置におけるシーケンスプログラム自動検証処理の手順の一例を示すフローチャートである。
【図5】図5は、トレース結果の最適化処理の手順の一例を示すフローチャートである。
【図6】図6は、PLC、PLC周辺装置および外部機器の構成の一例を模式的に示す図である。
【図7】図7は、図6の構成図で実行させるシーケンスプログラムの一例を示す図である。
【図8】図8は、この実施の形態1によるトレース結果の最適化処理の一例を示す図である。
【図9】図9は、この実施の形態1による最適化後トレース結果の照合処理の一例を示す図である。
【図10】図10は、この発明によるPLC周辺装置の実施の形態2の構造をPLCとともに模式的に示すブロック図である。
【図11】図11は、PLC周辺装置における時間経過によるタイミングずれの検出処理の一例を示すフローチャートである。
【図12】図12は、PLC周辺装置における時間経過によるタイミングのずれを検出する照合処理の一例を示す図である。
【図13】図13は、この発明によるPLC周辺装置の実施の形態3の構造をPLCとともに模式的に示すブロック図である。
【図14】図14は、PLC周辺装置におけるシーケンスプログラムのタイミング自動修正処理の手順の一例を示すフローチャートである。
【図15】図15は、PLC周辺装置におけるシーケンスプログラムのタイミング自動修正の具体例を示す図である。
【図16】図16は、この発明によるPLC周辺装置の実施の形態4の構造をPLCとともに模式的に示すブロック図である。
【図17】図17は、PLC周辺装置のシーケンスプログラムの位置提示処理の手順の一例を示すフローチャートである。
【図18】図18は、この発明によるPLC周辺装置の実施の形態5の構造をPLCとともに模式的に示すブロック図である。
【図19】図19は、PLC周辺装置のシーケンスプログラムのタイミング修正必要箇所表示処理の手順の一例を示すフローチャートである。
【図20】図20は、PLC周辺装置におけるシーケンスプログラムのタイミング修正必要箇所表示処理の一例を示す図である。
【符号の説明】
【0009】
1 プログラマブルロジックコントローラ(PLC)
2 PLC周辺装置
3 表示装置
4 入力装置
11,24 データメモリ
12 トレース処理部
13 周辺装置I/F部
21 PLC I/F部
22 表示処理部
23 入力処理部
25 トレース対象デバイス取得処理部
26 トレース結果最適化処理部
27 トレース結果照合処理部
28 修正対象タイミング検出処理部
29 タイミング修正処理部
30 修正対象シーケンスプログラム検出処理部
221 シーケンスプログラムハイライト表示機能
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
以下に添付図面を参照して、この発明にかかるプログラマブルロジックコントローラ(以下、PLCという)の周辺装置(以下、PLC周辺装置という)およびプログラムの自動検証方法の好適な実施の形態を詳細に説明する。なお、これらの実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
【0011】
実施の形態1.
図1は、この発明にかかるPLC周辺装置の実施の形態1の構造をPLCとともに模式的に示すブロック図である。制御対象である機器などを制御するPLC1本体に、PLC周辺装置2が接続され、このPLC周辺装置2には、CRT(Cathode Ray Tube)やLCD(Liquid Crystal Display)などの表示装置3と、キーボードなどの入力装置4と、が接続された構成を有する。
【0012】
PLC1は、シーケンスプログラムやデバイス値などを格納するデータメモリ11と、サンプリングトレースを実行するトレース処理部12と、PLC周辺装置2本体とのインタフェースとなる周辺装置I/F部13と、を備える。データメモリ11には、シーケンスプログラムなどのプログラム11aと、シーケンスプログラムの命令を順次実行した結果となるデバイス値11bと、トレースの対象となるデバイスを指定するトレース対象デバイス11cと、トレース対象デバイスのトレース結果11dと、を含む情報が格納される。
【0013】
PLC周辺装置2は、PLC1本体とのインタフェースとなるPLCインタフェース部(以下、PLC I/F部という)21と、表示装置3に情報を表示するための表示処理部22と、入力装置4からの入力を処理する入力処理部23と、トレース処理を行うプログラムなどを格納するデータメモリ24と、データメモリ24に格納されるタイムチャート24bからトレース対象デバイス24cを取得するトレース対象デバイス取得処理部25と、トレース結果24dをその機器の性能を考慮して最適化するトレース結果最適化処理部26と、データメモリに格納されるタイムチャート24bと最適化後トレース結果24fとを照合するトレース結果照合処理部27と、を備える。
【0014】
データメモリ24には、トレース結果を最適化してタイムチャートと照合する処理などを行うプログラム24aと、PLC1の制御対象である機器に実行させるタイムチャート24bと、トレースの対象となるデバイスを指定するトレース対象デバイス24cと、PLC1によるトレースの結果であるトレース結果24dと、PLC1に接続される機器の性能についての情報である機器性能情報24eと、トレース結果最適化処理部26によって作成された最適化後トレース結果24fと、トレース結果照合処理部27によって処理された照合結果24gと、を含む情報が格納される。
【0015】
図2は、PLC周辺装置における機器性能情報のデータ構造図である。機器性能情報24eは、PLC1に接続される制御対象となる機器に関する性能情報であり、具体的には機器の性能によるタイミングのずれを含むその機器のトレース結果を補正するための情報である。この機器性能情報24eは、複数の機器の性能情報241の集合体からなり、複数の機器の性能情報241は、各機器の信号入力部と信号出力部を組み合わせた信号入出力部組み合わせ性能情報2410の集合体である。各信号入出力組み合わせ性能情報2410は、信号入力部の名称2411、信号出力部の名称2412、その機器の信号入力部2411からの信号が出力信号部2412から出力されるまでの時間である基準応答時間2413、基準応答時間2413に対して許容される誤差率である許容誤差率2414を含む。これらの情報は、PLC周辺装置2に予め設定されている情報である。ただし、許容誤差率2414は、ユーザによって任意の値に変更可能であるものとする。
【0016】
図3は、PLC周辺装置におけるタイムチャートとトレース結果のデータ構造図である。なお、タイムチャートとトレース結果は、共通のデータ構造を有している。この図に示されるように、タイムチャートまたはトレース結果は、経過時間ごとのON/OFF状態をデバイスごとに格納している。たとえば、ON状態は「1」で表し、OFF状態は「0」で表す。なお、デバイス名は、プログラム名やステップ番号の組み合わせで特定される。
【0017】
トレース対象デバイス取得処理部25は、ユーザによって入力装置4からシーケンスプログラムの自動検証指示を受けると、データメモリ24に格納されているタイムチャート24bからトレースを実行するデバイスを取得する。また、トレース対象デバイス取得処理部25は、取得したデバイスを、トレース対象デバイス24cとしてデータメモリ24に格納する。具体的には、データメモリ24内のタイムチャート24bに登録されているデバイスをトレース対象デバイス24cとして選択し、取得する。
【0018】
トレース結果最適化処理部26は、データメモリ24中のトレース結果24dに対して、トレースを行った機器の性能を考慮して最適化する。具体的には、データメモリ24内のトレース結果24d中の機器の信号出力部から出力されるトレース結果データに関係するトレース結果データについて、図2に示される機器性能情報24eの基準応答時間2413を差し引く処理を行う。このトレース結果最適化処理部26によって最適化されたトレース結果を、最適化後トレース結果という。トレース結果最適化処理部26は、最適化後トレース結果24fをデータメモリ24中に格納する。
【0019】
トレース結果照合処理部27は、データメモリ24に格納されるトレース対象デバイス24cについてのタイムチャート24bと、そのタイムチャート24bに対応する機器のデバイスの最適化後トレース結果24fとを照合し、その照合結果24gをデータメモリ24に格納する。ここでは、最適化後トレース結果24fが、対応するタイムチャート24bと比較して図2に示される機器性能情報24eの許容誤差率2414内に収まっているか否かが照合される。
【0020】
図4は、図1に示したPLCとPLC周辺装置におけるシーケンスプログラム自動検証処理の手順の一例を示すフローチャートである。まず、PLC周辺装置2はユーザ(オペレータ)からのシーケンスプログラムの自動検証指示の有無を判別する(ステップS101)。ユーザからのシーケンスプログラムの自動検証指示がない場合(ステップS101でNoの場合)には、PLC周辺装置2におけるシーケンスプログラムの自動検証処理が終了する。一方、ユーザからのシーケンスプログラムの自動検証指示があった場合(ステップS101でYesの場合)には、トレース対象デバイス取得処理部25は、データメモリ24内のタイムチャート24bからトレース対象デバイス24cを取得する(ステップS102)。具体的には、データメモリ24に格納されているタイムチャート24bに登録されているデバイスをトレース対象デバイス24cとして取得し、データメモリ24に設定する。ついで、トレース対象デバイス取得処理部25は、取得したトレース対象デバイス24cを、PLC I/F部21を介してPLC1へ送信する(ステップS103)。
【0021】
PLC1はPLC周辺装置2からトレース対象デバイスを受信すると(ステップS104)、受信したトレース対象デバイス11cをデータメモリ11へ格納する(ステップS105)。その後、受信したトレース対象デバイス11cをデータメモリ11へ格納したことを示す格納完了信号をPLC周辺装置2へ、周辺装置I/F部13を介して送信する(ステップS106)。
【0022】
PLC周辺装置2は、PLC1から格納完了信号を受信すると(ステップS107)、トレース開始指示を、PLC I/F部21を介してPLC1へ送信する(ステップS108)。PLC1は、PLC周辺装置2からトレース開始指示を受信すると(ステップS109)、そのトレース処理部12にてトレース処理を実行する(ステップS110)。トレース処理部12は、シーケンスプログラムの実行処理中のデータをトレース結果11dとしてデータメモリ11に格納する。トレース処理部12によるトレース処理が実行された後、PLC1はトレース結果11dを、周辺装置I/F部13を介してPLC周辺装置2へ送信する(ステップS111)。
【0023】
PLC周辺装置2は、PLC1からトレース結果を受信すると(ステップS112)、その受信したトレース結果24dをデータメモリ24に格納する。トレース結果24dには外部機器の性能誤差が含まれているため、トレース結果最適化処理部26は、トレース結果24dから外部機器の性能誤差を取り除く最適化処理を実施する(ステップS113)。
【0024】
図5は、トレース結果の最適化処理の手順の一例を示すフローチャートである。まず、トレース結果最適化処理部26は、自動検証を行う対象機器についての機器性能情報24eをデータメモリ24から取得し(ステップS131)、さらに取得した対象機器の機器性能情報24eから、自動検証を行った信号入力部と信号出力部の組み合わせに対応する信号入出力部組み合わせ性能情報2410を取得する(ステップS132)。ついで、データメモリ24に格納されたトレース結果24dのうち、対象機器の出力に関係するトレース結果データについて、信号入出力部組み合わせ性能情報2410中の基準応答時間2413を引いて最適化後トレース結果を生成する(ステップS133)。そして、生成した最適化後トレース結果24fをデータメモリ24に格納して(ステップS134)、トレース結果の最適化処理が終了し、図4のフローチャートに処理が戻る。
【0025】
図4に戻り、トレース結果照合処理部27は、データメモリ24に格納される最適化後トレース結果24fとタイムチャート24bとを抽出し、両者の照合処理を実施して(ステップS114)、その照合結果24gをデータメモリ24に格納する。そして、表示処理部22は、データメモリ24から照合結果24gを抽出し、PLC周辺装置2に接続された表示装置3に照合結果24gを表示して(ステップS115)、シーケンスプログラムの自動検証処理が終了する。
【0026】
ここで、シーケンスプログラムの自動検証処理の具体例について説明する。図6は、PLC、PLC周辺装置および外部機器の構成の一例を模式的に示す図であり、図7は、図6の構成図で実行させるシーケンスプログラムの一例であり、図8は、この実施の形態1によるトレース結果の最適化処理の一例を示す図であり、図9は、この実施の形態1による最適化後トレース結果の照合処理の一例を示す図である。
【0027】
図8のトレース結果最適化前810は、PLC1のトレース処理部12でとられたデバイスのトレース結果を示している。この図に示されるように、図7のラダー図におけるデバイスAとデバイスBの信号の立ち上がりに比べ、デバイスCとデバイスDの信号の立ち上がりのタイミングが時間Δtだけ遅れている。これは、外部機器の性能に起因するずれである。
【0028】
このようなトレース結果に対して、PLC周辺装置2のトレース結果最適化処理部26は、機器性能情報中の機器Aの信号入力と信号出力の組み合わせに対応する性能情報中の基準応答時間を用いて最適化処理を実行する。具体的には、外部機器の出力部からの信号であるデバイスCと、このデバイスCを接点とするデバイスDについて、トレース結果から取得した基準応答時間(Δt)を差し引いて、最適化後トレース結果を作成する。その結果が、図8のトレース結果最適化後820に示されている。
【0029】
また、図9の下側に示される最適化後トレース結果920には、PLC1に接続される外部機器の性能誤差となる基準応答時間が含まれていないために、正常動作していれば、図9の上側に示されるタイムチャート910と一致する。ただし、システム構成の状態や動作環境により、タイムチャート910と最適化後トレース結果920が一致しない可能性もある。その場合、両者のずれが図2の信号入出力部組み合わせ性能情報中の許容誤差率の範囲内であれば、両者が一致しているものとみなす。以上のようにして、トレース結果の最適化処理と照合処理が行われる。
【0030】
この実施の形態1によれば、タイムチャートから作成したシーケンスプログラムの検証を行う場合に、トレース処理を実行し、機器の性能による誤差時間となる基準応答時間をトレース結果から差し引いた最適化後トレース結果を、タイムチャートと比較するようにしたので、ユーザがPLC1でデバッグすることがなく、シーケンスプログラムを効率的にかつ正確に検証することができるという効果を有する。また、ユーザが任意の許容誤差率を設定可能とすることで、システム構成や環境によって発生する可能性がある性能誤差を許容した検証を行うことができるという効果も有する。
【0031】
実施の形態2.
この実施の形態2では、実施の形態1で取得した最適化後トレース結果を蓄積し、オペレータによってPLC周辺装置に設定された所定時間の経過毎に行われたトレース結果とタイムチャートの照合を行うことで、時間経過によるタイミングのずれを検出することができるPLC周辺装置について説明する。
【0032】
図10は、この発明にかかるPLC周辺装置の実施の形態2の構造をPLCとともに模式的に示すブロック図である。このPLC周辺装置2は、実施の形態1の図1のPLC周辺装置2において、データメモリ24が、最適化後トレース結果24fと照合結果24gを蓄積して格納することができる構成を有する。たとえば、最適化後トレース結果24fとして、1回目、2回目、・・・、のトレース結果である「トレース結果1」24f−1、「トレース結果2」24f−2、・・・、が格納され、照合結果24gとして、1回目、2回目、・・・、の照合結果である「照合結果1」24g−1、「照合結果2」24g−2、・・・、が格納される。また、データメモリ24はトレース結果照合処理部27によって検出されたタイミングずれ検出結果24hを格納することができる構成となっている。
【0033】
さらに、トレース結果照合処理部27は、最適化後トレース結果24fと対応する機器のタイムチャート24bとを照合するが、このとき、最適化後トレース結果24fを、自動検証処理を実行した回数分つなげて表示させ、各最適化後トレース結果について基準となるタイムチャート24bを用いて照合を行う。ここで、最適化後トレース結果24fが、タイムチャート24bに比べて許容誤差率の範囲内に収まっている場合には、最適化後トレース結果24fは、タイムチャート24bに一致しているものと判定するが、最適化後トレース結果24fが、タイムチャート24bに比べて許容誤差率の範囲を超えてしまっている場合には、そのずれをタイミングずれとして検出し、時間の経過によるタイミングずれであると判定する機能をさらに有している。そして、その検出したタイミングずれ検出結果24hをデータメモリ24に格納する。なお、実施の形態1と同一の構成要素には同一の符号を付して、その説明を省略している。
【0034】
つぎに、このような構成のPLC周辺装置2における蓄積したトレース結果とタイムチャートを比較することによって、時間経過によるタイミングのずれを検出する方法について説明する。図11は、PLC周辺装置における時間経過によるタイミングずれの検出処理の一例を示すフローチャートである。
【0035】
まず、PLC周辺装置2は、ユーザからの時間経過によるタイミングずれの検出処理の指示の有無を判定する(ステップS201)。時間経過によるタイミングずれを検出する指示がない場合(ステップS201でNoの場合)には、時間経過によるタイミングずれの検出処理を終了する。一方、時間経過によるタイミングずれを検出する指示があった場合(ステップS201でYesの場合)には、トレース対象デバイス取得処理部25は、データメモリ24内のタイムチャート24bからトレース対象デバイスを取得し(ステップS202)、データメモリ24内にトレース対象デバイス24cを設定する。その後、トレース対象デバイス取得処理部25は、取得したトレース対象デバイスを、PLC I/F部21を介してPLC1へ送信する(ステップS203)。
【0036】
ついで、実施の形態1のステップS104〜S106と同様に、PLC1はPLC周辺装置2からトレース対象デバイスを受信し、データメモリ11へ格納した後、受信したトレース対象デバイス11cをデータメモリ11へ格納したことを示す格納完了信号をPLC周辺装置2に対して送信する(ステップS204〜S206)。
【0037】
ついで、PLC周辺装置2は、PLC1から格納完了信号を受信すると(ステップS207)、所定時間毎にトレース処理を実行するトレース実行処理が開始される(ステップS208〜S218)。つまり、PLC周辺装置2は、トレース開始指示をPLC1へ送信し(ステップS209)、PLC1は、PLC周辺装置2からトレース開始指示を受信すると(ステップS210)、トレース処理部12にてトレース処理を実行し(ステップS211)、そのトレース結果11dをデータメモリ11に格納する。その後、PLC1は、トレース処理を実行した後、トレース結果をPLC周辺装置2へ送信する(ステップS212)。
【0038】
PLC周辺装置2は、PLC1からトレース結果を受信すると(ステップS213)、データメモリ24内に格納する。このトレース結果24dには、トレースを実行した外部機器の性能誤差が含まれているため、トレース結果最適化処理部26によるトレース結果の最適化処理が実行される(ステップS214)。このトレース結果の最適化処理は、実施の形態1の図5で説明した処理であり、データメモリ24中のトレース結果24dから、トレースしている対象の機器についての機器性能情報24e内の基準応答時間を差し引くことによって行われる。
【0039】
ついで、トレース結果照合処理部27は、最適化後トレース結果24fをデータメモリ24に格納された対応する機器のタイムチャート24bと比較する照合処理を実施する(ステップS215)。図12は、PLC周辺装置における時間経過によるタイミングのずれを検出する照合処理の一例を示す図である。この図12には、基準となるタイムチャート1210と最適化後トレース結果1220とが示されている。この図12の下側の最適化後トレース結果1220のトレース1,2に示されるように、網掛けがしている範囲が機器の性能範囲(許容誤差率を考慮した範囲)1201であり、この機器の性能範囲1201内に最適化後トレース結果が納まっている場合には、トレース結果照合処理部27は、最適化後トレース結果はタイムチャートとよく一致しているものと判定する。一方、図12の下側の最適化後トレース結果1220のトレース3に示されるように、トレース結果が、機器の性能範囲1201を超えてしまっている場合には、トレース結果照合処理部27は、その機器の性能範囲を超えた範囲1202、すなわち最適化後トレース結果とタイムチャートとの差を、時間経過によるタイミングずれとして検出する。
【0040】
ついで、最適化後トレース結果24f、照合結果24gおよびタイミングずれがある場合にはタイミングずれ検出結果24hをデータメモリ24に蓄積した後(ステップS216)、表示処理部22は、時間経過によるタイミングのずれの原因となる箇所を抽出し、PLC周辺装置2に接続される表示装置3に表示して(ステップS217)、時間経過によるタイミングずれの検出処理が終了する。なお、ステップS217での時間経過によるタイミングずれを検出した場合における、その原因となる箇所をユーザに示す方法については、実施の形態4で説明する。また、ステップS209〜S218は、所定の時間ごとに繰り返し実行される。
【0041】
この実施の形態2によれば、最適化後トレース結果を蓄積して格納するようにしたので、時間の経過によるタイムチャートからのずれを検出することができるという効果を有する。
【0042】
実施の形態3.
この実施の形態3では、実施の形態1でタイムチャートと最適化後トレース結果とを照合した結果、タイミングずれを検出した場合に、シーケンスプログラムに含まれるタイマの設定値などを修正し、そのタイミングずれを自動修正することができるPLC周辺装置について説明する。
【0043】
図13は、この発明にかかるPLC周辺装置の実施の形態3の構造をPLCとともに模式的に示すブロック図である。このPLC周辺装置2は、実施の形態1の図1のPLC周辺装置2において、照合結果24gに基づいてシーケンスプログラム中の修正が必要なタイミングを検出する修正対象タイミング検出処理部28と、修正対象タイミング検出処理部28で検出された修正対象タイミング一覧24iを基にシーケンスプログラムを修正するタイミング修正処理部29と、をさらに備える構成を有する。また、データメモリ24は、修正対象のタイミングの一覧である修正対象タイミング一覧24iをさらに格納する。
【0044】
修正対象タイミング検出処理部28は、照合結果24gに基づいて修正が必要なタイミングを検出し、シーケンスプログラム内から検出したタイミングよりも前でタイマを使用している箇所を抽出し、現在のタイマの設定値に対してタイムチャート24bと最適化後トレース結果24fとの間に差異が生じない値を算出し、その値を用いて新しいタイマ設定値を算出する。検出した修正が必要なシーケンスプログラム上のタイミングと新たなタイマ設定値を含む修正タイミングは、修正対象タイミング一覧24iの一つの情報としてデータメモリ24に格納される。
【0045】
タイミング修正処理部29は、修正対象タイミング検出処理部28によって作成された修正対象タイミング一覧24iに基づいて、修正が必要なシーケンスプログラム上のタイミングよりも前に存在するタイマの設定値を新たなタイマ設定値に修正する。
【0046】
図14は、PLC周辺装置におけるシーケンスプログラムのタイミング自動修正処理の手順の一例を示すフローチャートである。まず、PLC周辺装置2は、ユーザからのシーケンスプログラムの自動修正指示の有無を判別する(ステップS301)。シーケンスプログラムの自動修正指示がない場合(ステップS301でNoの場合)には、PLC周辺装置2におけるシーケンスプログラムの自動修正処理が終了する。一方、シーケンスプログラムの自動修正指示があった場合(ステップS301でYesの場合)には、最適化後トレース結果24fがタイムチャート24bとずれている箇所をシーケンスプログラムから検出する処理を実行する(ステップS302〜S308)。
【0047】
修正対象タイミング検出処理部28は、データメモリ24内のタイムチャート24bと最適化後トレース結果24fの照合結果24gとを用いて不一致箇所を取得し(ステップS303)、データメモリ24に格納されるプログラム24a中のシーケンスプログラムから、不一致箇所に該当するステップを検索する(ステップS304)。たとえば、不一致箇所を有するトレース結果データに対応するデバイスを基に、シーケンスプログラム内の該当するステップを検索する。その後、検索したステップの前にタイマ処理があるかを判別する(ステップS305)。その結果、タイマ処理がある場合(ステップS305でYesの場合)には、修正対象タイミング検出処理部28は、現在のタイマの設定値に対してタイムチャート24bと最適化後トレース結果24fとの間に差異が生じない値を算出し、その値を用いて新しいタイマ設定値を算出する(ステップS306)。そして、修正対象タイミング検出処理部28は、ステップS304で検索したステップとステップS306で算出した新タイマ設定値とを含む修正対象タイミングデータをデータメモリ24内の修正対象タイミング一覧24iに格納する(ステップS307)。一方、ステップS305で該当するステップの前にタイマ処理がない場合(ステップS305でNoの場合)には、そのステップについての処理はここでは何も行われない。以上のステップS302からの処理が、タイムチャートと最適化後トレース結果との間の不一致箇所がなくなるまで実行される(ステップS302〜S308)。
【0048】
ついで、タイミング修正処理部29は、修正対象タイミングデータが修正対象タイミング一覧24i中からなくなるまで、タイミング修正処理を実行する(ステップS309〜S312)。つまり、タイミング修正処理部29は、データメモリ24内の修正対象タイミング一覧24iから修正対象タイミングデータ(修正が必要なステップと新タイマ設定値)を取得し(ステップS310)、データメモリ24のプログラム24a中のシーケンスプログラムに対して、修正対象のステップよりも前に存在するタイマ処理のタイマ設定値を、取得した新しいタイマ設定値に変更するプログラムの修正処理を実行する(ステップS311)。以上のステップS309からの処理が、タイミング修正処理として修正対象タイミング一覧24iから修正していない修正対象タイミングデータがなくなるまで実行される(ステップS309〜S312)。そして、シーケンスプログラムのタイミング自動修正処理が終了する。
【0049】
図15は、PLC周辺装置におけるシーケンスプログラムのタイミング自動修正の具体例を示す図である。この図には、タイムチャート1510と、タイミング修正前の最適化後トレース結果1520とシーケンスプログラム1530、タイミング修正後の最適化後トレース結果1540とシーケンスプログラム1550とが示されている。この図では、修正後最適化後トレース結果1540のデバイスDが、基準となるタイムチャート1510に対して許容誤差率を超えた結果を有してしまっている場合を示している。修正対象タイミング検出処理部28は、データメモリから修正前シーケンスプログラム1530を取得し、この修正前シーケンスプログラム1530の「デバイスD」1531よりも前にタイマ処理があるかを判断する。この修正前シーケンスプログラム1530の「デバイスD」1531の前に待機タイマ1532というタイマ処理が存在する。またタイムチャート1510と最適化後トレース結果1520との間で差異が生じない時間Δtは、修正前最適化後トレース結果1520とタイムチャート1510から1秒であるとすると、修正対象タイミング検出処理部28は、待機タイマ1532の設定値を「K20」から「K10」に修正した新たなタイマ設定値を設定する。このとき、ステップを特定するために、たとえばシーケンスプログラムの左側の母線に書かれている番号「80」などが用いられる。その後、タイミング修正処理部29によって、修正後最適化後トレース結果1540と修正後シーケンスプログラム1550に示されるように、それぞれ修正対象タイミングに基づいて修正される。
【0050】
この実施の形態3によれば、基準となるタイムチャートに比べてタイミングのずれている最適化後トレース結果のシーケンスプログラム中の場所を特定し、その特定された位置の前に設定されているタイマのタイマ設定値をそのずれの量から修正するようにしたので、自動的にタイムチャートに合致したトレース結果を有するシーケンスプログラムを得ることができるという効果を有する。
【0051】
実施の形態4.
この実施の形態4では、実施の形態2で、時間経過によるタイミングのずれを検出した場合に、原因となる箇所をユーザに示すことができるPLC周辺装置について説明する。
【0052】
図16は、この発明にかかるPLC周辺装置の実施の形態4の構造をPLCとともに模式的に示すブロック図である。このPLC周辺装置2は、実施の形態2の図10のPLC周辺装置2において、タイミングずれ検出結果24hを基に、シーケンスプログラム内で修正が必要な箇所を検出する修正対象シーケンスプログラム検出処理部30をさらに備え、表示処理部22は、表示装置3に表示されるシーケンスプログラム中の修正対象の位置をハイライト表示するシーケンスプログラムハイライト表示処理機能221をさらに備え、データメモリ24は、修正対象シーケンスプログラム検出処理部30によって検出されたタイミングがずれる原因となるシーケンスプログラム中の修正対象である修正対象シーケンスプログラム一覧24jを有する構成となっている。なお、実施の形態1,2と同一の構成要素には同一の符号を付して、その説明を省略している。
【0053】
図17は、PLC周辺装置の時間経過によるタイミングずれの原因となるシーケンスプログラムの位置提示処理の手順の一例を示すフローチャートである。まず、PLC周辺装置2は、時間経過によるタイミングずれが検出されているか否かを確認する(ステップS401)。時間経過によるタイミングずれの検出は、トレース結果照合処理部27によって行われ、その結果がタイミングずれ検出結果24hとしてデータメモリ24に記憶される。それ故、タイミングずれの検出の有無は、データメモリ24におけるタイミングずれ検出結果24hの有無で判断することができる。なお、トレース結果照合処理部27によるタイミングずれ検出処理は、実施の形態2で説明したのでその説明を省略する。時間経過によるタイミングずれが検出されていない場合(ステップS401でNoの場合)には、タイミングずれ位置提示処理を終了する。一方、時間経過によるタイミングずれが検出されていた場合(ステップS401でYesの場合)には、タイミングずれの原因となるシーケンスプログラム上の位置の検出処理を行う(ステップS402〜S407)。
【0054】
修正対象シーケンスプログラム検出処理部30は、まず、タイミングずれ検出結果24hから原因のデバイスを取得し(ステップS403)、取得したデバイスによりデータメモリ24のプログラム(シーケンスプログラム)24a中の該当するステップを検索する(ステップS404)。たとえば、タイミングずれが検出されたトレース結果データに対応するデバイスを基に、シーケンスプログラム内の該当するステップを検索する。検索の結果、デバイスに該当するステップが見つかった場合(ステップS405でYesの場合)には、シーケンスプログラム中の該当箇所を修正対象シーケンスプログラムとして修正対象シーケンスプログラム一覧24jへ格納する(ステップS406)。また、ステップS405でデバイスに該当するステップが見つからなかった場合(ステップS405でNoの場合)には、そのステップについての処理はここでは何も行われない。以上のステップS402からの処理が、シーケンスプログラムの最後まで実行される(ステップS402〜S407)。
【0055】
ついで、表示処理部22のシーケンスプログラムハイライト表示処理機能221は、修正対象シーケンスが修正対象シーケンスプログラム一覧24j中からなくなるまで、ハイライト表示処理を実行する(ステップS408〜S411)。つまり、表示処理部22のシーケンスプログラムハイライト表示処理機能221は、修正対象シーケンスプログラム一覧24jから修正が必要なプログラム上の位置を取得して(ステップS409)、その該当デバイスを表示装置3にハイライト表示する(ステップS410)。そして、ハイライト表示を該当する修正対象シーケンスプログラムがなくなるまで実施した後(ステップS409〜S411)、タイミングずれ位置提示処理が終了する。
【0056】
この実施の形態4によれば、時間経過によるタイミングずれの原因となるシーケンスプログラム上の位置をユーザに表示するようにしたので、シーケンスプログラム中のその時間ずれの原因を特定することができるという効果を有する。
【0057】
実施の形態5.
この実施の形態5では、実施の形態3においてシーケンスプログラムを修正する必要がある場合に、原因となるデバイスが使用されている箇所を検索し、関連するシーケンスプログラム部分をユーザに示すことができるPLC周辺装置について説明する。
【0058】
図18は、この発明にかかるPLC周辺装置の実施の形態5の構造をPLCとともに模式的に示すブロック図である。このPLC周辺装置2は、実施の形態3の図13のPLC周辺装置2において、照合結果24gを基に修正が必要なタイミングを検出し、修正が必要なシーケンスプログラムを検出する修正対象シーケンスプログラム検出処理部30をさらに備え、表示処理部22は、表示装置3に表示されるシーケンスプログラム中の修正が必要なシーケンスプログラムをハイライト表示するシーケンスプログラムハイライト表示処理機能221をさらに備え、データメモリは、修正が必要なシーケンスプログラムを含む修正対象シーケンスプログラム一覧を有する。なお、実施の形態1,3と同一の構成要素には同一の符号を付して、その説明を省略している。また、修正対象シーケンスプログラム検出処理部30と表示処理部22のシーケンスプログラムハイライト表示処理機能221の機能は、実施の形態4で説明したものと同一であるので、その説明を省略する。
【0059】
図19は、PLC周辺装置のシーケンスプログラムのタイミング自動修正時におけるタイミング修正必要箇所表示処理の手順の一例を示すフローチャートである。まず、PLC周辺装置2は、シーケンスプログラムのタイミングの自動修正指示の有無を判別する(ステップS501)。シーケンスプログラムのタイミングの自動修正指示がない場合(ステップS501でNoの場合)には、PLC周辺装置2におけるシーケンスプログラムのタイミング修正必要箇所表示処理が終了する。一方、シーケンスプログラムのタイミングの自動修正指示があった場合(ステップS501でYesの場合)には、最適化後トレース結果がタイムチャートとずれている箇所をシーケンスプログラムから検出する処理を実行する(ステップS502〜S511)。
【0060】
修正対象タイミング検出処理部28は、データメモリ24内のタイムチャート24bと最適化後トレース結果24fの照合結果24gとを用いて不一致箇所を取得し(ステップS503)、データメモリ24に格納されるプログラム24a中のシーケンスプログラムから、不一致箇所に該当するステップを検索する(ステップS504)。たとえば、不一致箇所を有するトレース結果データに対応するデバイスを基に、シーケンスプログラム内の該当するステップを検索する。その後、検索したステップの前にタイマ処理があるかを判別する(ステップS505)。その結果、タイマ処理がある場合(ステップS505でYesの場合)には、修正対象タイミング検出処理部28は、現在のタイマの設定値に対してタイムチャート24bと最適化後トレース結果24fとの間に差異が生じない値を算出し、その値を用いて新しいタイマ設定値を算出する(ステップS506)。そして、修正対象タイミング検出処理部28は、ステップS504で検索したステップとステップS506で算出した新タイマ設定値とを含む修正対象タイミングデータをデータメモリ24内の修正対象タイミング一覧24iに格納する(ステップS507)。
【0061】
一方、ステップS505で該当するステップの前にタイマ処理がない場合(ステップS505でNoの場合)には、修正対象シーケンスプログラム検出処理部30は、シーケンスプログラムにおける該当するステップの接点に対応するコイルを検索する(ステップS508)。その結果、修正対象シーケンスプログラム検出処理部30が該当するコイルを見つけた場合(ステップS508でYesの場合)には、修正対象シーケンスプログラム検出処理部30は、そのコイルを含むシーケンスプログラムの開始ステップと終了ステップを修正対象シーケンスプログラムとして、修正対象シーケンスプログラム一覧24jへ格納する(ステップS510)。また、修正対象シーケンスプログラム検出処理部30が該当するコイルを見つけることができなかった場合(ステップS508でNoの場合)には、そのステップについての処理はここでは何も行われない。以上のステップS502からの処理が、タイムチャートと最適化後トレース結果との間の不一致箇所がなくなるまで実行される(ステップS502〜S511)。
【0062】
ついで、タイミング修正処理部29は、修正対象タイミングデータが修正対象タイミング一覧24i中からなくなるまで、タイミング修正処理を実行する(ステップS512〜S515)。つまり、タイミング修正処理部29は、データメモリ24内の修正対象タイミング一覧24iから修正対象タイミングデータ(修正が必要なステップと新タイマ設定値)を取得し(ステップS513)、データメモリ24内のシーケンスプログラムに対して、修正対象のステップよりも前に存在するタイマ処理のタイマ設定値を、取得した新タイマ設定値に変更するプログラムの修正処理を実行する(ステップS514)。以上のステップS512からの処理が、タイミング修正処理として修正対象タイミング一覧24iから修正していない修正対象タイミングデータがなくなるまで実行される(ステップS512〜S515)。
【0063】
その後、表示処理部22のシーケンスプログラムハイライト表示処理機能221は、修正対象シーケンスプログラムが修正対象シーケンスプログラム一覧24j中からなくなるまで、ハイライト表示処理を実行する(ステップS516〜S519)。つまり、表示処理部22のシーケンスプログラムハイライト表示処理機能221は、修正対象シーケンスプログラム一覧24jから修正対象シーケンスプログラムの開始ステップと終了ステップを取得し(ステップS517)、修正対象シーケンスプログラムをハイライト表示する(ステップS518)。そして、ハイライト表示を該当する修正対象シーケンスプログラムがなくなるまで実施する(ステップS516〜S519)。これにより、ステップS512〜S515で、タイミングの自動修正がなされなかったシーケンスプログラム中の位置をユーザに対して表示する。以上により、PLC周辺装置2におけるシーケンスプログラムのタイミング修正必要箇所表示処理が終了する。
【0064】
図20は、PLC周辺装置におけるシーケンスプログラムのタイミング修正必要箇所表示処理の一例を示す図である。この図に示されるように、タイミング修正前の最適化後トレース結果2020を、基準となるタイムチャート2010と比較して照合を行い、両者が一致しないシーケンスプログラム2030上の該当する位置を検出する。そして、該当するステップの前にコイル処理がない場合には、修正対象ステップの接点に対応するコイルを検索する。図20に示される場合には、その修正前最適化後トレース結果2020を見ると、デバイスCのトレース結果データがタイムチャートと不一致である。そこで、修正前シーケンスプログラム2030を見ると、修正対象ステップである「デバイスC」2031の前にはタイマがないので、「デバイスC」2031を有するステップの接点である「デバイスB」2032と「始動スイッチ」2033を抽出する。その後、これらの「デバイスB」2032と「始動スイッチ」2033をコイルとするシーケンスプログラム2030中のステップである「ステップ78」と「ステップ80」を修正対象シーケンスプログラムとして、修正対象シーケンスプログラム一覧に格納する。そして、表示処理部22のシーケンスプログラムハイライト表示処理機能221は、この修正対象シーケンスプログラム一覧に格納されるステップをハイライト表示させる処理を行う。図20の場合には、シーケンスプログラム2040に示されるように、コイルとして「デバイスB」と「始動スイッチ」を含む「ステップ78」と「ステップ80」がハイライト表示される。
【0065】
この実施の形態5によれば、PLC周辺装置のシーケンスプログラムのタイミング自動修正時において、自動的にタイミングが修正されなかった修正が必要なシーケンスプログラムの位置が明示されるので、タイムチャートとトレース結果にずれが生じた際の原因追求が容易となり、効率的にデバッグ作業が実施できるという効果を有する。
【産業上の利用可能性】
【0066】
以上のように、この発明にかかるPLCの周辺装置およびプログラムの自動検証方法は、シーケンスプログラムのデバッグを行う際において用いられるのに適している。

Claims (5)

  1. 外部機器をシーケンスプログラムに基づいて制御するプログラマブルロジックコントローラ(以下、PLCという)に接続され、前記PLCでの前記シーケンスプログラムの動作状態を検証するPLCの周辺装置において、
    前記外部機器の信号入力部からの信号が信号出力部から出力されるまでの基準応答時間と、前記基準応答時間に対して許容される誤差率である許容誤差率と、を含む機器性能情報を格納する機器性能情報格納手段と、
    前記PLCが前記外部機器のうちの所定の信号入力および信号出力部に対応するシーケンス処理を実行することによって得られるトレース結果から、前記機器性能情報格納手段から取得した前記外部機器の前記信号入力部と前記信号出力部に対応する前記基準応答時間を差し引いて最適化後トレース結果を生成するトレース結果最適化処理手段と、
    前記最適化後トレース結果と、前記外部機器に対するシーケンス処理の基になるタイムチャートとを照合して、前記最適化後トレース結果が、前記タイムチャートに対して、前記機器性能情報格納手段から取得した前記外部機器の前記信号入力部と前記信号出力部に対応する前記許容誤差率よりも大きなずれを有しているかを検出するトレース結果照合処理手段と、
    前記PLCが前記外部機器のうちの所定の信号入出力部に対するシーケンス処理を、所定の時間間隔で実行することによって得られるトレース結果を蓄積して格納するトレース結果記憶手段と、
    を備え、
    前記トレース結果記憶手段に前記トレース結果が格納される毎に、
    前記トレース結果最適化処理手段は、最適化後トレース結果を生成し、
    前記トレース結果照合処理手段は、前記最適化後トレース結果と前記タイムチャートとの照合を行い、時間経過によるタイミングのずれを検出する機能を備えることを特徴とするPLCの周辺装置。
  2. 外部機器をシーケンスプログラムに基づいて制御するプログラマブルロジックコントローラ(以下、PLCという)に接続され、前記PLCでの前記シーケンスプログラムの動作状態を検証するPLCの周辺装置において、
    前記外部機器の信号入力部からの信号が信号出力部から出力されるまでの基準応答時間と、前記基準応答時間に対して許容される誤差率である許容誤差率と、を含む機器性能情報を格納する機器性能情報格納手段と、
    前記PLCが前記外部機器のうちの所定の信号入力および信号出力部に対応するシーケンス処理を実行することによって得られるトレース結果から、前記機器性能情報格納手段から取得した前記外部機器の前記信号入力部と前記信号出力部に対応する前記基準応答時間を差し引いて最適化後トレース結果を生成するトレース結果最適化処理手段と、
    前記最適化後トレース結果と、前記外部機器に対するシーケンス処理の基になるタイムチャートとを照合して、前記最適化後トレース結果が、前記タイムチャートに対して、前記機器性能情報格納手段から取得した前記外部機器の前記信号入力部と前記信号出力部に対応する前記許容誤差率よりも大きなずれを有しているかを検出するトレース結果照合処理手段と、
    前記トレース結果照合処理手段によって得られた照合結果から前記タイムチャートと前記最適化後トレース結果との間にタイミングのずれが検出されると、そのタイミングのずれに対応する前記シーケンスプログラム中のステップよりも前でタイマを使用している処理があるかを判別し、前記ステップよりも前にタイマを使用している処理がある場合にのみ、前記シーケンスプログラム上の前記タイマ処理のタイマ設定値に対して、前記タイミングのずれの量が解消される新たなタイマ設定値を算出する修正対象タイミング検出処理手段と、
    前記修正対象タイミング検出処理手段によって生成された前記新たなタイマ設定値を前記シーケンスプログラム上の前記タイマ処理のタイマ設定値に設定するタイミング修正処理手段と、
    を備えることを特徴とするPLCの周辺装置。
  3. 前記トレース結果照合処理手段によって得られた照合結果から前記タイムチャートと前記最適化後トレース結果との間に時間経過によるタイミングのずれが検出されると、そのタイミングのずれの原因となるデバイスを取得し、このデバイスに関係する前記シーケンスプログラム中のステップを取得する修正対象シーケンスプログラム検出処理手段と、
    前記シーケンスプログラム中の前記タイミングのずれが生じる原因となる前記デバイスを強調して、当該PLCの周辺装置に接続される表示手段に表示させる表示処理手段と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のPLCの周辺装置。
  4. 外部機器をシーケンスプログラムに基づいて制御するプログラマブルロジックコントローラ(以下、PLCという)に接続され、前記PLCでの前記シーケンスプログラムの動作状態を検証するPLCの周辺装置において、
    前記外部機器の信号入力部からの信号が信号出力部から出力されるまでの基準応答時間と、前記基準応答時間に対して許容される誤差率である許容誤差率と、を含む機器性能情報を格納する機器性能情報格納手段と、
    前記PLCが前記外部機器のうちの所定の信号入力および信号出力部に対応するシーケンス処理を実行することによって得られるトレース結果から、前記機器性能情報格納手段から取得した前記外部機器の前記信号入力部と前記信号出力部に対応する前記基準応答時間を差し引いて最適化後トレース結果を生成するトレース結果最適化処理手段と、
    前記最適化後トレース結果と、前記外部機器に対するシーケンス処理の基になるタイムチャートとを照合して、前記最適化後トレース結果が、前記タイムチャートに対して、前記機器性能情報格納手段から取得した前記外部機器の前記信号入力部と前記信号出力部に対応する前記許容誤差率よりも大きなずれを有しているかを検出するトレース結果照合処理手段と、
    前記トレース結果照合処理手段によって得られた照合結果から前記タイムチャートと前記最適化後トレース結果との間にタイミングのずれが検出されると、前記タイミングのずれに対応する前記シーケンスプログラム中のステップを抽出し、このステップで接点として使用されるデバイスをコイルとするステップを、前記タイミングのずれが生じる原因となるステップとして取得する修正対象シーケンスプログラム検出処理手段と、
    を備えることを特徴とするPLCの周辺装置。
  5. 前記シーケンスプログラム中の前記タイミングのずれが生じる原因となるステップを強調して、当該PLCの周辺装置に接続される表示手段に表示させる表示処理手段をさらに備えることを特徴とする請求項に記載のPLCの周辺装置。
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