JP4882442B2 - 包装材 - Google Patents
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Description
図1は、本発明の一実施形態にかかる包装材1を示す分解斜視図(併せて、製品10を2点鎖線により図示)である。尚、被包装物である製品10を包装する包装作業者がアクセスする方向(すなわち、図1に示される包装作業者アクセス方向を示す矢印側)を包装材1又は被包装物10の手前側とし、包装作業者アクセス方向から見て遠い側を包装材1又は被包装物10の奥側とする。また、包装材1又は被包装物10を手前側から見て包装作業者アクセス方向から見て左側から右側に向かって(すなわち、図1に示されるライン流れ方向を示す矢印側に向かって)流れ作業を行うことができるように、作業ラインが設けられている。ここで、製品10は、本実施形態において、縦長の略直方体形状の機械製品である。
下部包装部材2は、上面が開口した段ボール製の箱状の部材であり、製品10が直接又は緩衝材等を介して載置される底面部21と、底面部21の周縁から上方に向かって延びる下部筒部22とを有している。底面部21は、本実施形態において、略正方形状又は略長方形状の部分である。下部筒部22は、本実施形態において、底面部21の周縁から上方に向かって延びる四角筒状の部分である。下部筒部22は、主として、手前側の壁面を構成する第1壁部23と、右側の壁面を構成する第2壁部24と、奥側の壁面を構成する第3壁部25と、左側の壁面を構成する第4壁部26とを有している。第1壁部23は、手前側から見た形状が横長の長方形状の部分である。第2壁部24は、第1壁部23の右側端から奥側に向かって滑らかに壁面高さが高くなるように延びる横長の四角形状の部分である。第3壁部25は、第2壁部24の奥側端から左側に向かって延びる横長の長方形状の部分である。第4壁部26は、第1壁部23の左側端から奥側(すなわち、第3壁部25の左側端)に向かって滑らかに壁面高さが高くなるように延びる横長の四角形状の部分である。このように、本実施形態において、下部筒部22の上周縁には、その壁面高さを手前側から奥側に向かって滑らかに変化させることによって傾斜A、Bが設けられている。より具体的には、傾斜A、Bは、奥側における下部筒部22(具体的には、第2壁部24の奥側部分、第3壁部25及び第4壁部26の奥側部分)の上周縁に比べて、手前側における下部筒部22(具体的には、第1壁部23、第2壁部24の手前側部分及び第4壁部26の手前側部分)の上周縁が低くなるように設けられている。
上部包装部材4は、下面が開口した段ボール製の箱状の部材であり、製品10の頂部が直接又は緩衝材等を介して接する天面部41と、天面部41の周縁から下方に向かって延びるとともに下部筒部22の外側に嵌る上部筒部42とを有している。すなわち、包装材1は、下部包装部材2の下部筒部22に上部包装部材4の上部筒部42を上方から挿入した状態で下部包装部材2に被せることが可能になっている。天面部41は、本実施形態において、略正方形状又は略長方形状の部分である。上部筒部42は、本実施形態において、天面部41の周縁から下方に向かって延びる四角筒状の部分である。上部筒部42は、主として、手前側の壁面を構成する第1壁部43と、右側の壁面を構成する第2壁部44と、奥側の壁面を構成する第3壁部45と、左側の壁面を構成する第4壁部46とを有している。第1壁部43は、手前側から見た形状が縦長の長方形状の部分である。第2壁部44は、第1壁部43の右側端から奥側に向かって延びる縦長の長方形状の部分である。第3壁部45は、第2壁部44の奥側端から左側に向かって延びる縦長の長方形状の部分である。第4壁部46は、第1壁部43の左側端から奥側(すなわち、第3壁部45の左側端)に向かって延びる縦長の長方形状の部分である。このように、本実施形態において、上部筒部42の壁面高さは全周において同じである。
次に、図1及び図4を用いて、包装材1を使用して被包装物としての製品10を包装する作業手順について説明する。尚、製品10の包装作業は、包装作業者が製品10の水平方向一方側(すなわち、図1の包装作業者アクセス方向)から一人で行うものとする。
上述の実施形態においては、下部筒部22の上周縁に傾斜A、Bを設けることにより、下部筒部22に対して上部筒部42をその一部から全体へと徐々に挿入できるようにして、下部包装部材2の上方から上部包装部材4を被せる作業を行う際の作業性が損なわれにくい包装材1を得ているが、図5〜図7に示されるように、上部筒部42の下周縁に傾斜C、Dを設けることにより、下部包装部材2の上方から上部包装部材4を被せる作業を行う際の作業性が損なわれにくい包装材1を得るようにしてもよい。ここで、図5は、変形例1にかかる包装材1を示す分解斜視図(併せて、製品10を2点鎖線により図示)である。図6は、下部包装部材2の展開図である。図7は、上部包装部材4の展開図である。
上述の実施形態及び変形例1においては、下部筒部22の上周縁に傾斜A、Bを設けるか、又は、上部筒部42の下周縁に傾斜C、Dを設けることにより、下部筒部22に対して上部筒部42をその一部から全体へと徐々に挿入できるようにして、下部包装部材2の上方から上部包装部材4を被せる作業を行う際の作業性が損なわれにくい包装材1を得ているが、図8に示されるように、下部筒部22の上周縁に上述の実施形態と同様の傾斜A、Bを設けるとともに(図1及び図2参照)、上部筒部42の下周縁に上述の変形例1と同様の傾斜C、Dを設けるようにしてもよい(図5及び図7参照)。
以上、本発明の実施形態及びその変形例について図面に基づいて説明したが、具体的な構成は、これらの実施形態に限られるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
2 下部包装部材
4 上部包装部材
10 被包装物
22 下部筒部
27 継ぎ目部分
42 上部筒部
47 継ぎ目部分
A、B、D、E 傾斜
C 隙間
Claims (2)
- 被包装物(10)を包装するための包装材であって、
上方に向かって延びる下部筒部(22)を有しており、前記被包装物が載置される段ボール製の下部包装部材(2)と、
下方に向かって延びるとともに下部筒部の外側に嵌る上部筒部(42)を有しており、前記下部筒部に前記上部筒部を上方から挿入した状態で前記下部包装部材に被せることが可能な段ボール製の上部包装部材(4)とを備え、
前記下部筒部の周縁、及び/又は、前記上部筒部の周縁には、傾斜(A、B、D、E)が設けられており、
前記傾斜は、前記上部包装部材を前記下部包装部材に被せた状態の前記被包装物を水平方向一方側から見た際に、前記被包装物の奥側における前記下部筒部の周縁に比べて前記被包装物の手前側における前記下部筒部の周縁が低くなるように、及び/又は、前記被包装物の奥側における前記上部筒部の周縁に比べて前記被包装物の手前側における前記上部筒部の周縁が高くなるように、設けられており、
前記上部包装部材及び前記下部包装部材は、所定の形状に切り取られた段ボール製の板状素材を折り曲げ加工することによって形成されており、
前記上部筒部に現れる板状素材の継ぎ目部分、及び、前記下部筒部に現れる板状素材の継ぎ目部分は、前記上部包装部材を前記下部包装部材に被せた状態の前記被包装物を水平方向一方側から見た際に、前記被包装物の手前側に設けられている、
包装材(1)。 - 前記下部筒部(22)の外面と前記上部筒部(42)の内面との隙間(C)は、10mm未満である、請求項1に記載の包装材(1)。
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