JPH10129728A - ゴルフクラブ用梱包箱 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 箱体に上下二段に収容したゴルフクラブが移
送時の衝撃等によって異音を発生したり、損傷したりす
るのを防止する。 【構成】 箱体２１の長手方向料端部に、上・下段側に
収容するゴルフクラブ５０−１，５０−２の各ヘッド部
５０ａを嵌合支持する第１・第２支持箱２５，４０を設
け、各第１・第２支持箱２５，４０は上面が開口すると
ともに相対面する内端壁の上縁部にシャフト部５０ｂが
嵌合するＵ形の第１・第２支持溝２６，４１を所定ピッ
チで有し、第１支持箱２５の外端側壁２５ｄを所定の体
積を有する箱状に形成し、各第１・第２支持箱２５，４
０内にコ字状に屈曲した複数の間材３０，４５を設け、
第１支持箱２５の上部に上段側のゴルフクラブ５０のグ
リップ部５０ｃを支持する棚部材３３を設けるととも
に、該棚部材３３の外端部に上方に突出する規制壁３５
を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、長さの異なるセッ
ト品のゴルフクラブを上下二段積みにして収容するゴル
フクラブ用梱包箱に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来の技術として、図１１に示すものが
あった。図１１において、１はセット品のゴルフクラブ
１５を収容する段ボール製の梱包箱、２はその箱体であ
る。箱体２は上面が開口した細長い直方体状の下箱（下
舟）３と、下面が開口した細長い直方体状の上箱（上
舟）４とからなり、上箱４を下箱３に上側から着脱可能
に嵌合させて下箱３の上面を開閉する。

【０００３】上記下箱２の長手方向一端、つまり右端部
に段ボール製の第１支持体５及び第１スペーサ板７を収
容し、第１支持体５により下箱３の下部側に収容するド
ライバー、２番アイアン〜４番アイアン等、長尺のゴル
フクラブ１５−１を支持する。この第１支持体５は、段
ボールを三角筒状に折り曲げ、頂部にＵ形の第１支持溝
６を下箱２の幅方向に所定ピッチで５個形成し、第１支
持溝６により上記ゴルフクラブ１５−１のヘッド部１５
ａ側のシャフト部１５ｂを嵌合させて支持する。また、
上記第１スペーサ板７は段ボールを長方形状に寸断して
形成し、右端７ａを下箱３の右端内面に当接させ、左端
７ｂを第１支持体５の右側底部に嵌合係止し、第１支持
体５が下箱３内で右方に移動するのを規制する。

【０００４】上記下箱２の長手方向他端、つまり左端部
に段ボール製の第２支持体８及び第２スペーサ板１０を
収容するとともに、上記長尺のゴルフクラブ１５−１の
グリップ部１５ｃの上面に載置する。上記第２支持体８
及び第２スペーサ板１０は前述した第１支持体５及び第
１スペーサ板７と略同様の構造とし、第２支持体８の上
部に形成した第２支持溝９により、下箱３の上部側に収
容する５番アイアン〜９番アイアン等、短尺のゴルフク
ラブ１５−２のヘッド部１５ａ側のシャフト部１５ｂを
嵌合させて支持し、第２スペーサ板１０により第２支持
体８が下箱３内で左方に移動するのを規制する。

【０００５】上記第２スペーサ板１０の左部上面に所定
の体積を有する箱状に形成した規制箱１１を載置し、こ
の規制箱１１により短尺のゴルフクラブ１５−２が下箱
３内で左右方向（長手方向）に移動するのを規制する。
また、上記第１スペーサ板７の上面、及び第２支持体８
と規制箱１１との間に位置する第２スペーサ板１０の上
面にそれぞれコ字状に屈曲した複数個の間材１２，１３
を載置し、これら各間材１２，１３により下段側のゴル
フクラブ１５−１のヘッド部１５ａ同志、上段側のゴル
フクラブ１５−２のヘッド部１５ａ同志の衝突を阻止す
る。

【０００６】

【発明が解決しようとする課題】上記従来のものは、第
１、第２支持体５，８が箱体２内で長手方向外端方向へ
の移動のみ規制されるようにしていたので、箱体２が長
手方向の衝撃を受けたり、箱体２を傾斜あるいは起立さ
せたりすると、上記第１、第２支持体５，８が箱体２内
で内方に移動し、これに伴ってゴルフクラブ１５が箱体
２の高さ方向（図１１において上下方向）に移動し、異
音を発生したり、ゴルフクラブ１５に曲げ応力が加わっ
たりする欠点があった。また、上段側のゴルフクラブ１
５−２のグリップ１５ｃ部が下段側のゴルフクラブ１５
−１のヘッド部１５ａに直接当接していたので、移送時
の振動、衝撃等でグリップ１５ｃ部が損傷する欠点があ
った。本発明は上記欠点を解消した新規なゴルフクラブ
用梱包箱を得ることを目的とする。

【０００７】

【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために以下の如く構成したものである。即ち、ゴ
ルフクラブが上下二段に収容可能な細長い箱体を設け、
該箱体の長手方向一端部に下段側に収容するゴルフクラ
ブの各ヘッド部を嵌合支持する第１支持箱を、箱体の長
手方向他端部に上段側に収容するゴルフクラブの各ヘッ
ド部を嵌合支持する第２支持箱をそれぞれ嵌合させ、各
第１支持箱及び第２支持箱は上面を開口させるとともに
相対面する内端壁の上縁部にゴルフクラブのシャフト部
が嵌合する第１支持溝及び第２支持溝を所定ピッチで形
成し、第１支持箱の箱体の長手方向一端側に位置する外
端側壁を所定の体積を有する箱状に形成し、前記各第１
・第２支持箱内にコ字状に屈曲した複数の間材を設け、
前記第１支持箱の上部に上段側のゴルフクラブのグリッ
プ部を支持する棚部材を設けるとともに、該棚部材の箱
体の長手方向一端側に位置する外端部に上方に突出する
規制壁を設ける構成にしたものである。この場合、前記
第１支持箱及び第２支持箱は、箱体の長手方向端部側か
ら長手方向内方に向かって次第に低くするとよい。ま
た、前記棚部材の規制壁は、該棚部材の外端部を箱状に
屈曲させるとともに、平面視三角形状に形成するとよ
い。

【０００８】

【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基いて説明する。図面において、図１は本発明の実施例
を示す側面断面図である。図１において、２０はセット
品のゴルフクラブ５０を収容する段ボール製の梱包箱、
２１はその箱体である。箱体２１は上面が開口した細長
い直方体状の下箱（下舟）２２と、下面が開口した細長
い直方体状の上箱（上舟）２３とからなり、上箱２３を
下箱２２に上側から着脱可能に嵌合させて下箱２２の上
面を開閉する。

【０００９】上記下箱２２は、図２に示す段ボール製の
展開シート２２’を折り曲げて形成する。即ち、左右方
向に細長い長方形状の主体内に２個の谷折り線Ｌ１を左
右方向に平行に形成して底壁２２ａおよび前後側壁２２
ｂ，２２ｂを形成し、主体の左右両側に細長い長方形状
の左右の左右側壁２２ｃ，２２ｃ及び短い凹形及び凸形
の補助側壁２２ｄ，２２ｅを形成するとともに、各左右
側壁２２ｃ，２２ｃ、補助側壁２２ｄ，２２ｅの基部
と、各左右側壁２２ｃ，２２ｃの長手方向中間部とにそ
れぞれ谷折り線Ｌ２、Ｌ３を形成する。

【００１０】そして、上記前後側壁２２ｂ，２２ｂを谷
折り線Ｌ１を中心として上方に折り曲げ、次いで各補助
側壁２２ｄ，２２ｅを谷折り線Ｌ２を中心として上対向
方向に折り曲げて凹凸部を嵌合させて付き合わせ、次い
で左右側壁２２ｃ，２２ｃを谷折り線Ｌ２、Ｌ３を中心
として折り曲げて上記突き合わせ壁２２ｄ，２２ｅを囲
繞することにより、前述した下箱２２を形成する。な
お、上箱２３も上記展開シート２２’と同様の構造によ
り、但し下箱２２の外周側に嵌合する如く上記展開シー
ト２２’よりも若干大寸にして形成する。

【００１１】上記下箱２２の長手方向一端、つまり右端
部に段ボール製の第１支持箱２５を収容し、該第１支持
箱２５により下箱２２の下部側に収容する５番アイアン
〜９番アイアン等、短尺のゴルフクラブ５０−１のヘッ
ド部５０ａを嵌合させて支持する。この第１支持箱２５
は、図１及び図３に示すように、上面が開口しかつ右端
（外端）側から左端（内端）側に向かって次第に低くな
る箱状に形成し、左側壁（内端側壁）２５ｃの上縁部に
ゴルフクラブのシャフト部５０ｂが嵌合するＵ形の第１
支持溝２６を所定ピッチで５個形成し、右側壁（外端側
壁）２５ｄは所定の体積を有する箱状に形成する。

【００１２】上記第１支持箱２５は、図４に示す段ボー
ル製の展開シート２５’を折り曲げて形成する。即ち、
左右方向に細長い台形状の主体内に２個の谷折り線Ｍ１
を左右方向に平行に形成して底壁２５ａおよび前・後側
壁２５ｂ，２５ｂを形成し、主体の左右両側の前後方向
中心部に細長い長方形状の左側壁２５ｃ，右側壁２５
ｄ、を、主体の左右両側の前後部に短い長方形状の補助
側壁２５ｅ，２５ｆを形成する。上記各左側壁２５ｃ，
右側壁２５ｄ、及び補助側壁２５ｅ，２５ｆの基部に谷
折り線Ｍ２を、左側壁２５ｃの長手方向中間部に谷折り
線Ｍ３をそれぞれ形成し、谷折り線Ｍ３上に前述した第
１支持溝２６形成用の窓孔２６’を５個形成する。ま
た、上記右側壁２５ｄの長手方向中間部に３個の谷折り
線Ｍ４〜Ｍ６を形成し、広幅の外辺ａ、内辺ｃ、小幅の
上辺ｂ、底辺ｄを形成する。

【００１３】そして、上記前後側壁２５ｂ，２５ｂを谷
折り線Ｍ１を中心として上方に折り曲げた後、各補助側
壁２５ｅ，２５ｆを谷折り線Ｍ２を中心として上対向方
向に折り曲げる。次いで左側壁２５ｃを谷折り線Ｍ２、
Ｍ３を中心として折り曲げて左部の補助側壁２５ｅを囲
繞し、また右側壁２５ｄを谷折り線Ｍ２、Ｍ４〜Ｍ６を
中心として折り曲げて右部の補助側壁２５ｆを囲繞する
とともに、所定の体積を有する箱状に形成する。なお、
２７はスリットであり上記左側壁２５ｃ、右側壁２５
ｄ、補助側壁２５ｆの各端部を係止し、これらの折り曲
げ状態を保持するためのものである。

【００１４】前述した下箱２２の下部側に収容するゴル
フクラブ５０−１は、図１示すように、そのヘッド部５
０ａを右方に向けて上方から上記第１支持箱２５内に嵌
合するとともに、該ヘッド部５０ａの右端を第１支持箱
２５の右側壁２５ｄの内面に接近させ、ヘッド部５０ａ
寄りのシャフト部５０ｂを第１支持箱２５の左側壁２５
ｃに形成した第１支持溝２６に嵌合させる。これにより
上記ヘッド部５０ａの右方への移動は緩衝機能の高い箱
形の右側壁２５ｃにより阻止され、またシャフト部５０
ｂの前後（横）移動は第１支持溝２６により阻止され
る。また、第１支持箱２５は、その右側壁２５ｄがヘッ
ド部５０ａと下箱２２の右側壁２２ｃとにより挾まれて
左右方向の移動が阻止され、上記第１支持箱２５の支持
機能が安定する。

【００１５】上記第１支持箱２５内にコ字状に屈曲した
第１間材３０を２個並列に収容し、上記第１支持箱２５
内に嵌合した前後（横）方向に隣接するヘッド部５０ａ
同志の衝突を阻止する。この第１間材３０は、図１及び
図５に示すように、逆Ｔ字形の背辺３０ａの上部に一対
の仕切り辺３０ｂ、３０ｂを右方に平行に延長させ、背
辺３０ａの上端部を右方に屈曲させ、この部にシャフト
５０ｂの逃げ凹部３０ｃを形成する。上記各仕切り辺３
０ｂは、３０ｂ前述した第１支持箱２５の前後側壁２５
ｂ，２５ｂに沿う如く、左部から右部に向かって次第に
高く（広幅に）なるテーパー状に形成する。

【００１６】上記第１間材３０は、図６に示す段ボール
製の展開シート３０’を折り曲げて形成する。即ち、左
右方向に細長い長方形状主体の左右中心部に、上下方向
に延びる２個の谷折り線Ｎ１、及びこの谷折り線Ｎ１の
下部から左右方向に延びる鉤状のスリットＮ２を形成
し、各谷折り線Ｎ１，スリットＮ２により主体の左右中
心部に逆Ｔ字形の背辺３０ａを、該背辺３０ａ左右両側
に仕切り辺３０ｂ、３０ｂを形成する。また、上記主体
の左右中心部の上端部に上下方向に延びる２個のスリッ
トＮ３、及びこのスリットＮ３の下端にて左右方向に延
びる谷折り線Ｎ４を形成し、これらスリットＮ３及び谷
折り線Ｎ４により凹部形成辺３０ｄを形成する。

【００１７】そして、上記仕切り辺３０ｂ、３０ｂを谷
折り線Ｎ１を中心として左右に折り曲げ、次いで凹部形
成辺３０ｄを谷折り線Ｎ４を中心として右方に折り曲げ
て仕切り辺３０ｂ、３０ｂ間内に介装し、前述したコ字
状の第１間材３０を形成する。この第１間材３０は、そ
の背辺３０ａを第１支持箱２５の左側壁２５ｃに対面さ
せて該第１支持箱２５内に前後（横）方向に間隔をおい
て２個並列に収容し、各仕切り辺３０ｂにより上記第１
支持箱２５内を前後方向に５分割する。これにより、前
述したゴルフクラブ５０−１の各ヘッド部５０ａを上記
各分割室に嵌合させ、仕切り辺３０ｂにより前後（横）
方向に隣接する各ヘッド部５０ａ同志の衝突を防止す
る。

【００１８】上記第１支持箱２５の上面に棚部材３３を
載置し、この棚部材３３により箱体２１の上部側に収容
する上段側のゴルフクラブ５０−２のグリップ部５０ｃ
を支持する。上記棚部材３３は、図１及び図７に示すよ
うに、長方形状の棚板３４の右端部（外端部）に中空か
つ四角錐状の規制壁３５を一体に有してなる。

【００１９】上記棚部材３３は、図８に示す段ボール製
の展開シート３３’を折り曲げて形成する。即ち、左右
方向に細長い長方形状に形成した棚板３４の右端の前部
寄りに、小幅なかつ右端部が後部寄りに屈曲した規制壁
成形辺３５’を連続形成し、棚板３４の右端部及び規制
壁成形辺３５’に４個の谷折り線Ｐ１〜Ｐ４を形成し、
各谷折り線Ｐ１〜Ｐ４により長方形状の外辺ａ及び内辺
ｃ、三角形状の上辺ｂ及び底辺ｄを形成する。

【００２０】そして、各辺を谷折り線Ｐ１〜Ｐ４を中心
として折り曲げ、長方形状の外辺ａ及び内辺ｃ、三角形
状の上辺ｂ及び底辺ｄが互いに対向する中空かつ四角錐
状の規制壁３５を形成し、箱体２１上部に前部側が狭
く、かつ後部側が広くなる収容空間を形成する。なお、
図８において、３６ａ，３６ａは、棚板３４の右端部及
び谷折り線Ｐ１上に形成した係止用のスリットであり、
内辺ｃ、底辺ｄの右端に形成した係止片３６ｂ，３６ｂ
を差し込んで規制壁３５の形状を保持するためのもので
ある。

【００２１】４０は箱体２１の左端部の上部、即ち、前
述した下段側のゴルフクラブ５０−１のグリップ部５０
ｃの上面に載置した第２支持箱である。該第２支持箱４
０により下箱２２の上部側に収容するドライバー、２番
アイアン〜４番アイアン等、長尺のゴルフクラブ５０−
２のヘッド部５０ａを嵌合させて支持する。上記第２支
持箱４０は前述した第１支持箱２５と略同様の構造とな
っており、図１及び図９に示すように、上面が開口しか
つ左端（外端）側から右端（内端）側に向かって次第に
低くなる箱状に形成し、右側壁（内端側壁）４０ｄの上
縁部にシャフト部５０ｂが嵌合するＵ形の第２支持溝４
１を所定ピッチで５個形成する。

【００２２】上記第２支持箱４０は、図１０に示す段ボ
ール製の展開シート４０’を折り曲げて形成する。即
ち、左左方向に細長い台形状の主体内に２個の谷折り線
Ｍ１を左左方向に平行に形成して底壁４０ａおよび前・
後側壁４０ｂ，４０ｂを形成し、主体の左左両側の前後
方向中心部に細長い長方形状の左側壁４０ｃ，右側壁４
０ｄ、を、主体の左右両側の前後部に短い長方形状の補
助側壁４０ｅ，４０ｆを形成する。上記各左側壁４０
ｃ，右側壁４０ｄ、及び補助側壁４０ｅ，４０ｆの基部
に谷折り線Ｍ２を、左側壁４０ｃ及び右側壁４０ｄの長
手方向中間部に谷折り線Ｍ３，Ｍ４をそれぞれ形成し、
谷折り線Ｍ４上に前述した第２支持溝４１形成用の窓孔
４１’を５個形成する。

【００２３】そして、上記前後側壁４０ｂ，４０ｂを谷
折り線Ｍ１を中心として上方に折り曲げた後、各補助側
壁４０ｅ，４０ｆを谷折り線Ｍ２を中心として上対向方
向に折り曲げ、次いで左・右側壁４０ｃ，４０ｄを谷折
り線Ｍ２、Ｍ３，Ｍ４を中心として折り曲げて補助側壁
４０ｅ，４０ｆを囲繞する。なお、４２はスリットであ
り、上記左・右側壁４０ｃ，４０ｄの各端部を係止し、
これらの折り曲げ状態を保持する。

【００２４】上記第２支持箱４０内に、前述した第１間
材３０と略同構造の第２間材４５を前後方向に２個並列
に収容し、該第２間材４５の各仕切り辺により上記第２
支持箱４０内を前後方向に５分割する。

【００２５】上記分割された第２支持箱４０の各室に、
前述した長尺、つまり上段側のゴルフクラブ５０−２の
各ヘッド部５０ａを上方から嵌合させるとともに、ヘッ
ド部寄りのシャフト部５０ｂを各第２支持溝４１に嵌合
させる。また、上記ゴルフクラブ５０−２の各グリップ
部５０ｃを前述した棚部材３３の棚板３４に載置する。
この場合、ドライバー等の長いゴルフクラブを後部側
に、４番アイアン等の比較的短いゴルフクラブを規制壁
３５と対面する前部側に配列して収容する。

【００２６】これにより、上段側のゴルフクラブ５０−
２の前後（横）方向に隣接するヘッド部５０ａ同志の衝
突を第２間材４５の各仕切り辺により、シャフト部５０
ｂの横移動を第２支持溝４１によりそれぞれ防止し、ま
た上段側ゴルフクラブ５０−２の各グリップ部５０ｃと
下段側ゴルフクラブ５０−１の各ヘッド部５０ａとの衝
突を棚部材３３により防止する。また、上段側のゴルフ
クラブ５０−２のヘッド５０ａと下箱２２の左側壁２２
ｃとにより第２支持箱４０の左側壁４０ｃを挾み、第２
支持箱４０の左右方向の移動を阻止する。

【００２７】

【発明の効果】以上の説明から明らかな如く、本発明
は、箱体の長手方向両端部に箱状の第１、第２支持箱を
配置し、この第１、第２支持箱にゴルフクラブのヘッド
部を嵌合させて支持するようにしたので、第１、第２支
持箱が箱体内で長手方向に移動しなくなり、箱体が長手
方向の衝撃を受けたり、箱体を傾斜させたり起立させた
りしても、ゴルフクラブが箱体で大きな移動をしなくな
り、異音を発生したり、ゴルフクラブに曲げ応力が加わ
ったりしなくなる。また、上段側のゴルフクラブのグリ
ップ部が下段側のゴルフクラブのヘッド部に接触なくな
り、移送時に振動、衝撃等を受けてもグリップ部が損傷
しなくなる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施例を示す梱包箱の側面断面図であ
る。

【図２】本発明による下箱の展開平面図である。

【図３】本発明による第１支持箱の斜視図である。

【図４】本発明による第１支持箱の展開平面図である。

【図５】本発明による間材の斜視図である。

【図６】本発明による間材の展開平面図である。

【図７】本発明による棚部材の斜視図である。

【図８】本発明による棚部材の展開平面図である。

【図９】本発明による第２支持箱の斜視図である。

【図１０】本発明による第２支持箱の展開平面図であ
る。

【図１１】従来例による梱包箱の側面断面図である。

【符号の説明】

２０ ゴルフクラブ用梱包箱 ２１ 箱体 ２２ 下箱 ２２ａ 底壁 ２２ｂ 前後壁 ２２ｃ 左右壁 ２３ 上箱 ２５ 第１支持箱 ２５ａ 底壁 ２５ｂ 前後側壁 ２５ｃ 左側壁 ２５ｄ 右側壁 ２５ｅ，２５ｆ 補助側壁 ２６ 第１支持溝 ３０ 第１間材 ３０ａ 背辺 ３０ｂ 仕切り辺 ３０ｃ 凹部 ３３ 棚部材 ３４ 棚板 ３５ 規制壁 ４０ 第２支持箱 ４０ａ 底壁 ４０ｂ 前後側壁 ４０ｃ 左側壁 ４０ｄ 右側壁 ４０ｅ，４０ｆ 補助側壁 ４１ 第２支持溝 ５０ ゴルフクラブ ５０−１ 下段側ゴルフクラブ ５０−２ 上段側ゴルフクラブ ５０ａ ヘッド部 ５０ｂ シャフト部 ５０Ｃ グリップ部

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】ゴルフクラブ（５０）が上下二段に収容可
   能な細長い箱体（２１）を設け、該箱体（２１）の長手
   方向一端部に下段側に収容するゴルフクラブ（５０−
   １）の各ヘッド部（５０ａ）を嵌合支持する第１支持箱
   （２５）を、箱体（２１）の長手方向他端部に上段側に
   収容するゴルフクラブ（５０−２）の各ヘッド部（５０
   ａ）を嵌合支持する第２支持箱（４０）をそれぞれ嵌合
   させ、各第１支持箱（２５）及び第２支持箱（４０）は
   上面を開口させるとともに相対面する内端壁の上縁部に
   ゴルフクラブ（５０）のシャフト部（５０ｂ）が嵌合す
   る第１支持溝（２６）及び第２支持溝（４１）を所定ピ
   ッチで形成し、第１支持箱（２５）の箱体（２１）の長
   手方向一端側に位置する外端側壁（２５ｄ）を所定の体
   積を有する箱状に形成し、前記各第１・第２支持箱（２
   ５，４０）内にコ字状に屈曲した複数の間材（３０，４
   ５）を設け、前記第１支持箱（２５）の上部に上段側の
   ゴルフクラブ（５０）のグリップ部（５０ｃ）を支持す
   る棚部材（３３）を設けるとともに、該棚部材（３３）
   の箱体（２１）の長手方向一端側に位置する外端部に上
   方に突出する規制壁（３５）を設けたことを特徴とする
   ゴルフクラブ用梱包箱。
2. 【請求項２】前記第１支持箱（２５）及び第２支持箱
   （４０）は、箱体（２１）の長手方向端部側から長手方
   向内方に向かって次第に低くしたことを特徴とする請求
   項１記載のゴルフクラブ用梱包箱。
3. 【請求項３】前記棚部材（３３）の規制壁（３５）は、
   該棚部材（３３）の外端部を箱状に屈曲させるととも
   に、平面視三角形状に形成したことを特徴とする請求項
   １又は２記載のゴルフクラブ用梱包箱。