JP5240251B2 - 梱包材 - Google Patents

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本発明は、空気調和機などの被梱包物を梱包するための梱包材に関する。
例えば空気調和機などのようにある程度の重量を有する製品を保管したり、輸送したりする際には、その製品は梱包材で梱包される。通常、この梱包材は、空気調和機などの被梱包物の両端部にそれぞれ嵌合される一対の緩衝梱包材(例えば発泡スチロール成型品)と、筒形状に折り曲げられ、被梱包物の周囲を囲み、一対の緩衝梱包材に跨って配設される板状梱包材(例えば段ボール)と、を含む。
前記被梱包物を前記梱包材により梱包した梱包品は、保管、輸送などの際には、横方向にほとんど隙間なく配列されるとともに、高さ方向にも段積みされて配列される。このような保管状態及び輸送状態においても、被梱包物は、梱包材により梱包されていることにより、保管時及び輸送時にかかる荷重や輸送時の衝撃などから保護される。
例えば、特許文献1には、被梱包物を保護する機能をさらに高めることを目的とした梱包材が開示されている。この梱包材では、緩衝梱包材の外側全周に、立ち上がり部と、この立ち上がり部よりも厚みを低減させた段差とを設けており、緩衝梱包材の段差を覆う板状梱包材の外面が緩衝梱包材の外面よりも飛び出ないように構成することで、輸送中の板状梱包材の破損を低減できる、とされている。
特表2007−097359号公報
しかしながら、特許文献1などの従来の梱包形態においては、保管、輸送などのために複数の梱包品をほとんど隙間なく配列する際の作業性は、必ずしもよいとは言えない。すなわち、隣の梱包品とほとんど隙間がない状態で複数の梱包品を横方向に配列する際、梱包品と梱包品の間に他の梱包品を挿入する際、梱包品と壁面との間に他の梱包品を挿入する際などには、梱包品を狭い空間に挿入する作業を伴うことがあるので、その作業に手間がかかることがある。
そこで、本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、保管、輸送などのために複数の梱包品を配列する際の作業性に優れた梱包材を提供することにある。
本発明の梱包材は、被梱包物を梱包するためのものである。この梱包材は、前記被梱包物における予め定められた一方向(D)の両端部にそれぞれ嵌合可能な一対の緩衝梱包材(11)と、筒形状に折り曲げられ、前記被梱包物の周囲を囲むとともに前記一対の緩衝梱包材(11)に跨って配設される板状梱包材(13)と、を備えている。
各緩衝梱包材(11)は、前記板状梱包材(13)によって被覆される被覆部(19)と、前記被覆部(19)よりも前記一方向(D)の外側に位置する外側端部(41)と、を含む。
前記外側端部(41)は、前記一方向(D)に直交する直交方向の両サイドに位置する各側部(44,45)に、前記被覆部(19)よりも前記直交方向の外側に突出する凸部(46)を有している。
各凸部(46)は、前記一方向(D)における前記被覆部(19)側に向かうにつれて前記被覆部(19)からの突出高さが大きくなる傾斜面(46c)を有している。
前記傾斜面(46c)における前記被覆部(19)側の端部の前記突出高さは、前記被覆部(19)を被覆する前記板状梱包材(13)の厚み以上である。
この構成では、各凸部(46)が前記傾斜面(46c)を有している。すなわち、緩衝梱包材(11)の外側端部(41)は、平面視で先細りした形状を有しているので、保管、輸送などのために複数の梱包品をほとんど隙間なく配列する作業において、梱包品を狭い空間に挿入しやすくなる。これにより、複数の梱包品を配列する際の作業性が向上する。
また、この構成では、前記傾斜面(46c)における前記被覆部(19)側の端部の前記突出高さは、前記被覆部(19)を被覆する前記板状梱包材(13)の厚み以上であるので、複数の梱包品を配列する際に、板状梱包材(13)が隣の梱包品や壁面などと接触するのが抑制される。これにより、板状梱包材(13)の変形や傷つきを抑制できる。また、板状梱包材(13)の端部が隣の梱包品や壁面などに引っかかるのが抑制されるので、複数の梱包品を配列する際の作業性がより向上する。
また、この構成では、前記凸部(46)が設けられていることにより、各凸部(46)が、輸送時などにおいて梱包品に対して横方向(幅方向)から加わる衝撃を効果的に吸収する役割も果たすので、被梱包物を保護する機能が優れている。
また、各凸部(46)は、前記側部(44,45)において高さ方向の一部分にのみ形成されているのが好ましい。
この構成では、各凸部(46)が前記側部(44,45)の高さ方向の全体にではなく、高さ方向の一部分にのみ形成されているので、梱包品を狭い空間に挿入する際に、隣の梱包品や壁面との接触面積が小さくなる。これにより、挿入時の摩擦が低減されるので、作業性がさらに向上する。しかも、各凸部(46)が前記側部(44,45)の高さ方向全体に形成されている場合と比べて、緩衝梱包材(11)の使用量を低減できるので、材料費の点でコストダウンが可能になる。
また、各側部(44,45)は、前記被覆部(19)とほぼ連続する連続面を有しているのが好ましい。
この構成では、例えば製品の保証書などの付属品を前記被覆部(19)と板状梱包材(13)との隙間に挟み込み、前記付属品の端部のみを前記隙間の外、すなわち前記連続面の位置に露出させた状態にして前記付属品を配置することができる。これにより、被梱包物が梱包された状態を維持したままであっても、前記付属品の端部を把持して引っ張ることによって前記付属品を簡単に取り出すことができる。
また、前記一対の緩衝梱包材(11)は、互いの間に隙間をあけて配置されており、前記板状梱包材(13)は、前記被覆部(19)を被覆する部位の厚みが前記隙間を覆う部位の厚みよりも小さくなるように構成されているのが好ましい。
この構成では、緩衝梱包材(11)同士の前記隙間を覆う部位の厚みよりも被覆部(19)を被覆する部位の厚みの方が小さいので、被覆部(19)を被覆する板状梱包材(13)の端部が外側に出っ張りにくくなる。これにより、板状梱包材(13)の端部が隣の梱包品や壁面などに引っかかるのが抑制されるので、複数の梱包品を配列する際の作業性がさらに向上する。
また、前記緩衝梱包材(11)は、発泡プラスチックの成型品であり、前記板状梱包材(13)は、段ボールであり、前記被覆部(19)は、前記一方向(D)に垂直な断面が四角形状を有し、前記被覆部(19)の外周における少なくとも一つの角部には前記一方向(D)に沿って延びるC面が形成されており、前記板状梱包材(13)は、前記被覆部(19)における各角部に対応させて、前記筒形状に折り曲げられる位置が予め定められており、前記C面が形成されている角部を含む前記被覆部(19)の側面は、その高さがこの側面に対面する前記板状梱包材(13)の高さ方向の内寸よりも大きくなるように構成されているのが好ましい。
この構成では、前記C面が形成されている角部を含む前記被覆部(19)の側面の高さは、この側部(44,45)に対面する前記板状梱包材(13)の高さ方向の内寸よりも大きい。すなわち、板状梱包材(13)の前記内寸が被覆部(19)の前記側面の高さよりも小さいので、板状梱包材(13)は、被覆部(19)に対してきつめに巻き付けられることになる。この巻き付け時において、前記C面に対応する段ボールの折り曲げ位置では、段ボールの巻き付け時の押圧力によって発泡プラスチックが若干変形しながら、前記C面に沿って段ボールがなだらかに折り曲げられる。これにより、段ボールがぴんと張った状態で被覆部(19)に被せられるので、梱包状態において板状梱包材(13)のふくれなどが生じるのを抑制できる。
本発明の梱包材は、保管、輸送などのために複数の梱包品を配列する際の作業性に優れている。
本発明の一実施形態に係る梱包材を用いて被梱包物を梱包した梱包品を示す斜視図である。 前記梱包材の緩衝梱包材を示す斜視図である。 (A)は前記緩衝梱包材を示す平面図であり、(B)はその背面図であり、(C)はその底面図である。 (A)は前記緩衝梱包材の正面図であり、(B)はその左側面図である。 (A)は、図3(B)のVA−VA線断面図であり、(B)は、図3(A)のVB−VB線断面図である。 図8(C)のVI−VI線断面図である。 背面から見た前記緩衝梱包材と、この緩衝梱包材の被覆部に被覆される板状梱包材とを示す図である。 (A)〜(C)は、前記梱包材により被梱包物を梱包する手順を示す平面図である。 (A)は、前記実施形態に係る梱包材における緩衝梱包材の変形例1を示す正面図であり、(B)は、その側面図であり、(C)は、緩衝梱包材の側縁部に設けられた凸部の周辺を拡大した平面図であり、(D)は、(A)のIXD−IXD線断面図である。 前記実施形態に係る梱包材における緩衝梱包材の変形例2を示す側面図である。
以下、本発明の一実施形態に係る梱包材10について図面を参照して説明する。図1に示す本実施形態の梱包材10は、被梱包物としての空気調和機の室内機91(図8参照)を梱包するためのものである。
この梱包材10は、一対の緩衝梱包材11(右側緩衝梱包材11R,左側緩衝梱包材11L)と、板状梱包材13とを備えている。右側緩衝梱包材11Rは、室内機91の長手方向Dの右側の端部91R(図1では手前側の端部)に嵌合されており、左側緩衝梱包材11Lは、室内機91の長手方向Dの左側の端部91L(図1では奥側の端部)に嵌合されている。板状梱包材13は、筒形状に折り曲げられ、室内機91の周囲を囲むように配設されている。本実施形態では、緩衝梱包材11は、発泡ポリスチレンなどの発泡樹脂の成型品であり、板状梱包材13は、段ボールである。
<緩衝梱包材>
右側緩衝梱包材11Rと左側緩衝梱包材11Lとは、細部の形状を除いてほぼ左右対称の形状を有しているので、以下では主に右側緩衝梱包材11Rの構造について具体的に説明する。図2、図3(A)〜(C)、図4(A),(B)及び図5(A),(B)は、右側緩衝梱包材11Rをそれぞれ示している。なお、以下の説明では、左右の特定が必要な場合を除き、右側緩衝梱包材11Rを単に緩衝梱包材11という。
緩衝梱包材11は、被覆部19と、外側端部41とを有している。被覆部19と外側端部41とは一体成形されている。図3(B)及び図4(A)に示すように、外側端部41は、正面視又は背面視で略長方形の外形を有している。図3(B)に示すように、被覆部19は、背面視で略長方形の外形を有している。
被覆部19は、板状梱包材13によって被覆される部分である。背面視の外形が略長方形の被覆部19に巻き付けられた板状梱包材13は、その被覆部19の形状に沿って断面が略長方形の筒形状となる。被覆部19は、筒形状の上部に位置する上部被覆部19aと、下部に位置する下部被覆部19bと、空気調和機91の幅方向(長手方向Dに直交する方向)Wの両側W1,W2に位置する一対の側部被覆部19c,19dとを有している(図3(B)参照)。
図3(A)及び(B)に示すように、上部被覆部19aには、凹部193が形成されている。この凹部193は、上部被覆部19aにおいて幅方向Wの中央付近に設けられており、W2側からW1側に向かうにつれて凹み寸法が大きくなっている。板状梱包材13を被覆部19に巻き付けたときに、上部被覆部19aは後述する第2折り曲げ片52により被覆され、上部被覆部19aの凹部193には第2折り曲げ片52の端部が配置される。この凹部193に配置された第2折り曲げ片52の端部は、上部被覆部19aの他の部分を覆う第2折り曲げ片52よりも下方に沈み込んだ状態となる。この場合、第2折り曲げ片52の端部に、上部から重ね合わされるように第1折り曲げ片51の端部が配置される。
図3(B)及び図5(A),(B)に示すように、緩衝梱包材11は、室内機91の対応する端部91に嵌合される凹部111を有している。この凹部111の内面は、室内機91の端部91の外面にフィットする凹凸形状を有している。被覆部19は、外側端部41から長手方向Dの内側D2に筒状に延びている。この被覆部19は、室内機91における端部91Rの側面の一部を覆う。
図3(A)に示すように、外側端部41は、被覆部19よりも長手方向Dの外側D1に位置している。図3(B)に示すように、外側端部41は、上縁部42と、下縁部43と、一対の側縁部44,45と、正面部50とを有している。
上縁部42は、外側端部41の上面を形成しており、下縁部43は、外側端部41の下面を形成している。一対の側縁部44,45は、幅方向Wの両側W1,W2に位置し、外側端部41の両サイドの側面を形成している。上縁部42、下縁部43及び一対の側縁部44,45は、長手方向Dの所定幅を有している。正面部50は、上縁部42、下縁部43及び一対の側縁部44,45よりもさらに長手方向Dの外側D1に位置している。
図3(B)及び図4(B)に示すように、上縁部42は、そのほぼ全体が上部被覆部19aよりも上方に突出する凸形状を有している。この上縁部42は、水平方向に略平行な上面42aと、この上面42aにおける長手方向Dの内側D2(上部被覆部19a側)の端辺から上部被覆部19aに向かって斜め下方に延びる内側傾斜面42bと、上面42aにおける長手方向Dの外側D1の端辺から正面部50に向かって斜め下方に延びる外側傾斜面42cとを有している。
下縁部43は、そのほぼ全体が下部被覆部19bよりも下方に突出する凸形状を有している。この下縁部42は、水平方向に略平行な下面43aと、この下面43aにおける長手方向Dの内側D2(下部被覆部19b側)の端辺から下部被覆部19bに向かって斜め上方に延びる傾斜面43bと、下面43aにおける長手方向Dの外側D1の端辺から正面部50に向かって斜め上方に延びる傾斜面43cとを有している。
上縁部42における上部被覆部19aからの上方への突出高さ、及び下縁部43における下部被覆部19bからの下方への突出高さは、これらの被覆部19a,19bに被覆される板状梱包材13の厚み以上に設定されている。これにより、室内機91が梱包された状態では、板状梱包材13が上縁部42より上方に出っ張ることが抑制され、同様に板状梱包材13が下縁部43より下方に出っ張ることが抑制される。
また、上縁部42及び下縁部43の前記所定幅は、梱包品が高さ方向に段積みされたときに、上縁部42及び下縁部43において上からの重みを受けて、その重みに耐えうる程度の寸法に設定される。これにより、上縁部42及び下縁部43において、上に段積みされた梱包品を安定して支持可能になる。しかも、段積みされた梱包品が上縁部42及び下縁部43に接するので、板状梱包材13にかかる荷重を低減できるとともに、段積みされた梱包品と板状梱包材13との接触を抑制することもできる。
側縁部44には、側部被覆部19cよりも外側に突出する凸部46が設けられている。この凸部46は、側縁部44において、高さ方向の全体に形成されているのではなく、高さ方向の一部分にのみ設けられている。具体的には、凸部46は、側縁部44において、高さ方向の中央付近に設けられている。また、側縁部44は、凸部46よりも上側の領域及び凸部46よりも下側の領域に、側部被覆部19cとほぼ段差なく連続する連続面47,48を有している。
凸部46は、鉛直方向に略平行な側面46aと、この側面46aの周囲に位置する傾斜面46b〜46eとを有している。内側傾斜面46bは、側面46aにおける長手方向Dの内側D2(側部被覆部19c側)の端辺から側部被覆部19cに向かって、長手方向Dに対して斜め方向に延びている。
外側傾斜面46cは、側面46aにおける長手方向Dの外側D1の端辺から正面部50に向かって、長手方向Dに対して斜め方向に延びている。言い換えると、この外側傾斜面46cは、長手方向Dの内側D2に向かうにつれて被覆部19からの突出高さが大きくなる形状を有している。
傾斜面46cにおける長手方向Dの内側D2に位置する端辺S、すなわち側面46aにおける長手方向Dの外側D1に位置する端辺Sは、その突出高さが、側部被覆部19cを被覆する板状梱包材13の厚み以上に設定されている。ここでいう突出高さとは、幅方向Wにおいて、側部被覆部19cの位置を基準(ゼロ)としたときの幅方向Wへ出っ張っている寸法のことをいう。
上側傾斜面46dは、側面46aの上側の端辺から連続面47に向かって斜め方向に延びている。下側傾斜面46eは、側面46aの下側の端辺から連続面48に向かって斜め方向に延びている。
正面部50は、長手方向Dに略垂直な長方形の端面50aと、この端面50aの周囲に位置する傾斜面50b〜50eとを有している。端面50aには、作業者が梱包品を運搬する際に梱包品を把持する把持部95が設けられている。
端面50aの上側に位置する傾斜面50bは、端面50aの上側の端辺511から上縁部42に向かって斜め上方に傾斜して延びている。この傾斜面50bは、上縁部42の外側傾斜面42cとほぼ段差なく連続している。すなわち、外側傾斜面42cと傾斜面50bとは、外側端部41の上部傾斜面を構成している。
端面50aの下側に位置する傾斜面50cは、端面50aの下側の端辺512から下縁部43に向かって斜め下方に傾斜して延びている。この傾斜面50cは、下縁部43の外側傾斜面43cとほぼ段差なく連続している。すなわち、外側傾斜面43cと傾斜面50cとは、外側端部41の下部傾斜面を構成している。
正面部50の幅方向W1側の傾斜面50dは、端面50aの幅方向W1側の端辺513から側縁部44に向かって、長手方向Dに対して斜め方向に延びている。この傾斜面50dは、側縁部44における凸部46の外側傾斜面46cとほぼ段差なく連続している。すなわち、外側傾斜面46cと傾斜面50dとは、外側端部41の一方の側部傾斜面を構成している。
同様に、正面部50の幅方向W2側の傾斜面50eは、端面50aの幅方向W2側の端辺514から側縁部45に向かって、長手方向Dに対して斜め方向に延びている。この傾斜面50eは、側縁部45における凸部46の外側傾斜面46cとほぼ段差なく連続している。すなわち、外側傾斜面46cと傾斜面50eとは、外側端部41の他方の側部傾斜面を構成している。
図4(A),(B)に示すように、外側端部41の方向D1側の部分は、方向D1に向かうにつれて先細りする形状を有している。しかも、本実施形態の外側端部41では、正面視において、端面50aの端辺511〜514により形成される略長方形が、被覆部19a〜19dの外表面により形成される略長方形よりも小さくなるように設計されている。これにより、外側端部41の先細りの度合いを高めることが可能となっている。この特徴を具体的に説明すると、次のようになる。すなわち、正面部50における端面50aの上側の端辺511は、高さ方向において、上部被覆部19aの上面よりも下方に位置している。端面50aの下側の端辺512は、高さ方向において、下部被覆部19bの下面よりも上方に位置している。端面50aの幅方向W1側の端辺513は、幅方向Wにおいて、側部被覆部19cの外側面よりも幅方向W2側に位置している。端面50aの幅方向W2側の端辺514は、幅方向Wにおいて、側部被覆部19dの外側面よりも幅方向W1側に位置している。
図3(B)及び図4(B)に示すように、被覆部19は、その外周における上部の2つの角部K1,K2に、長手方向Dに沿って延びるC面191がそれぞれ形成されている。図3(A),(B)及び図4(B)に示すように、各C面191は、上部被覆部19aの上面及び側部被覆部19c,19dの外側面に対して傾斜した傾斜面である。なお、C面191は、被覆部19の下部の2つの角部にも設けられていてもよい。C面191の機能については後述する。
一対の緩衝梱包材11は、互いの間に隙間をあけて配置されている。この隙間を覆うように板状梱包材13が配置される。
<板状梱包材>
図1に示すように、板状梱包材13は、天面部31、底面部32及び一対の側面部33,34を含む筒形状に折り曲げられている。板状梱包材13は、一対の緩衝梱包材11の被覆部19に跨って配設されている。板状梱包材13は、周方向の端部同士が天面部31において突き合わされ、又は重ね合わされており、室内機91の周囲を囲んでいる。
天面部31は、長手方向Dに直交する幅方向Wの一方側W1に位置する角部K11において折り曲げられる第1折り曲げ片51と、幅方向の他方側W2に位置する角部K12において折り曲げられる第2折り曲げ片52とにより構成されている。
板状梱包材13は、被覆部19の各角部に対応する位置において折り曲げやすいように、おおよその折り曲げ位置が予め定められている。具体的には、例えば前記おおよその折り曲げ位置には、予め折り目が付けられている。
上述したように、外側端部41において、上縁部42は、被覆部19aからの突出高さが、被覆部19aを被覆する板状梱包材13の厚み以上に設定されている。下縁部43は、被覆部19bからの突出高さが、被覆部19bを被覆する板状梱包材13の厚み以上に設定されている。各傾斜面46cにおける長手方向Dの内側D2に位置する端辺Sは、その突出高さが側部被覆部19cを被覆する板状梱包材13の厚み以上に設定されている。本実施形態では、図6に示すように、各突出高さと板状梱包材13の厚みとの差をより大きくするために、板状梱包材13のうち、被覆部19を被覆する部位の厚みt1を、他の部位(緩衝梱包材11同士の隙間を覆う部位)の厚みt2よりも小さくしている。
このように板状梱包材13において部位毎に厚みを異ならせるには、板状梱包材(段ボール)13の波状部分を形成する中芯の厚みを前記部位毎に異ならせてもよく、また、板状梱包材13の全体を同じ厚みで形成した後に、厚みを小さくする部位をプレス加工するなどして前記他の部位よりも厚みを小さく加工してもよい。
また、本実施形態では、C面191が形成されている角部を含む側部被覆部19c,19dの側面は、これらの高さH1が各側面に対面する板状梱包材13の高さ方向の内寸H2よりも大きくなるように設計されている。これにより、板状梱包材13は、被覆部19に対してきつめに巻き付けられることになる。この巻き付け時において、C面191に対応する段ボールの折り曲げ位置では、段ボールの巻き付け時の押圧力によって緩衝梱包材11を構成する発泡プラスチックが若干変形しながら、板状梱包材(段ボール)13がC面191に沿ってなだらかに折り曲げられる。よって、板状梱包材13がぴんと張った状態で被覆部19に被せられるので、梱包状態において板状梱包材13のふくれなどが生じるのを抑制できる。
高さH1を内寸H2よりも大きくする度合いは、特に限定されるものではないが、具体例を挙げると次のようになる。例えば、図7に示すように、高さ方向において、側部被覆部19dの下端192と板状梱包材13の内側面の下端131との位置を揃えて比較した場合(図7に示す状態)、板状梱包材13の内側面の上端132が、高さ方向におけるC面191の範囲R内に位置するような形態が例示できる。これにより、板状梱包材13を被覆部19に巻き付けた時に、より適度な板状梱包材13の張りが得られる。
<梱包手順>
本実施形態では、梱包材10を用いて、次のような手順で室内機91の梱包作業が行われる。まず、図8(A),(B)に示すように、室内機91における長手方向Dの端部91R,91Lに緩衝梱包材11R,11Lをそれぞれ嵌合する。この状態では、図8(B)に示すように、室内機91の端部91R,91Lに嵌合された一対の緩衝梱包材11R,11Lは、互いに離隔している。したがって、室外機91の両端部91R,91L以外の部分は、緩衝梱包材11では覆われていない。
ついで、折り曲げられていない展開した状態の板状梱包材13を、緩衝梱包材11及び室内機91の下に配置し、室内機91の周囲を囲むように筒形状に折り曲げる(図8(C)参照)。この状態では、板状梱包材11は、右側緩衝梱包材11Rの被覆部19と左側緩衝梱包材11Lの被覆部19との間に跨るように配置され、これらの被覆部19を覆っている。
また、板状梱包材13の両端部、すなわち第1折り曲げ片51の端部と第2折り曲げ片52の端部は、天面部31において突き合わされているか、又は重ね合わされている。これらの端部同士は、例えば粘着テープなどを用いて互いに接合される。これにより、梱包品が完成する。なお、図1に示すように、必要に応じて、樹脂製の帯状バンド93などを用いて梱包品をさらに結束してもよい。
<変形例>
図9(A)は、前記実施形態に係る梱包材における緩衝梱包材11の変形例1を示す正面図であり、図9(B)は、その側面図であり、図9(C)は、緩衝梱包材11の側縁部44に設けられた凸部46の周辺を拡大した平面図であり、図9(D)は、図9(A)のIXD−IXD線断面図である。
図9(A),(D)に示すように、この緩衝梱包材11は、上縁部42の上面から前面50aにかけて形成された2つの凹部97と、下縁部43の下面から前面50aにかけて形成された2つの凹部97とを有している。これらの凹部97には、図1に示すような樹脂製の帯状バンド93が配置される。これにより、帯状バンド93が幅方向Wにずれるのを抑制できる。
また、この変形例1では、側縁部44,45にそれぞれ設けられた凸部46の形状が前記した形態とは異なっている。この変形例1の各凸部46は、図9(C)に示すように、平面視で略三角形状を有している。
各凸部46は、長手方向DのD1側(側部被覆部19c側)に向かうにつれて側部被覆部19cからの突出高さが大きくなる傾斜面46cを有している。傾斜面46cにおけるD1側の端辺Sの突出高さは、側部被覆部19cを被覆する板状梱包材13の厚み以上である。各凸部46は、端辺Sから側部被覆部19cに向かって延びる表面46fを有している。この表面46fと側部被覆部19cとがなす角度はほぼ直角である。
図10は、本実施形態に係る梱包材における緩衝梱包材11の変形例2を示す側面図である。この変形例2の緩衝梱包材11では、側縁部44,45は、凸部46よりも上側の領域及び凸部46よりも下側の領域に、側部被覆部19cとほぼ段差なく連続する連続面47,48を有しているだけでなく、凸部46の方向D2側の領域にも側部被覆部19cとほぼ段差なく連続する連続面49を有している。
以上説明したように、本実施形態では、緩衝梱包材11の外側端部41は、平面視で先細りした形状を有しているので、保管、輸送などのために複数の梱包品をほぼ隙間なく配列する作業において、梱包品を狭い空間に挿入しやすくなる。これにより、複数の梱包品を配列する際の作業性が向上する。
また、本実施形態では、傾斜面46cにおける被覆部19側の端部の突出高さが、被覆部19を被覆する板状梱包材13の厚み以上であるので、複数の梱包品を配列する際に、板状梱包材13が隣の梱包品や壁面などと接触するのが抑制される。これにより、板状梱包材13が傷つくのを抑制できる。また、板状梱包材13の端部が隣の梱包品や壁面などに引っかかるのが抑制されるので、複数の梱包品を配列する際の作業性がより向上する。
また、本実施形態では、各凸部46が、輸送時などにおいて梱包品に対して横方向(幅方向)から加わる衝撃を効果的に吸収する役割も果たすので、被梱包物を保護する機能が優れている。
また、本実施形態では、各凸部46は、側縁部44,45において高さ方向の一部分にのみ形成されているので、梱包品を狭い空間に挿入する際に、隣の梱包品や壁面との接触面積が小さくなる。これにより、挿入時の摩擦が低減されるので、作業性がさらに向上する。しかも、各凸部46が側縁部44,45の高さ方向全体に形成されている場合と比べて、緩衝梱包材11の使用量を低減できるので、材料費の点でコストダウンが可能になる。
また、本実施形態では、各側縁部44,45は、被覆部19とほぼ連続する連続面を有しているので、例えば製品の保証書などの付属品を被覆部19と板状梱包材13との隙間に挟み込み、前記付属品の端部のみを前記隙間の外、すなわち前記連続面の位置に露出させた状態にして前記付属品を配置することができる。これにより、被梱包物が梱包された状態を維持したままであっても、前記付属品の端部を把持して引っ張ることによって前記付属品を簡単に取り出すことができる。
また、本実施形態では、緩衝梱包材11同士の前記隙間を覆う部位の厚みよりも被覆部19を被覆する部位の厚みの方が小さいので、被覆部19を被覆する板状梱包材13の端部が外側に出っ張りにくくなる。これにより、板状梱包材13の端部が隣の梱包品や壁面などに引っかかるのが抑制されるので、複数の梱包品を配列する際の作業性がさらに向上する。
また、本実施形態では、前記C面が形成されている角部を含む被覆部19の側面の高さは、この側縁部44,45に対面する板状梱包材13の高さ方向の内寸よりも大きい。すなわち、板状梱包材13の前記内寸が被覆部19の前記側面の高さよりも小さいので、板状梱包材13は、被覆部19に対してきつめに巻き付けられることになる。この巻き付け時において、C面191に対応する板状梱包材(段ボール)13の折り曲げ位置では、段ボールの巻き付け時の押圧力によって緩衝梱包材11を構成する発泡プラスチックが若干変形しながら、板状梱包材13がC面191に沿ってなだらかに折り曲げられる。これにより、板状梱包材13がぴんと張った状態で被覆部19に被せられるので、梱包状態において板状梱包材13のふくれなどが生じるのを抑制できる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上記各実施形態に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で種々変更、改良等が可能である。
例えば、前記実施形態では、緩衝梱包材11が発泡ポリスチレンなどの発泡樹脂の成型品であり、板状梱包材13が段ボールである場合を例に挙げて説明したが、これに限定されない。緩衝梱包材11及び板状梱包材13としては、発泡樹脂成型品及び段ボールと同様の機能を有するものであれば、他の梱包材を採用することもできる。
また、前記実施形態では、一対の緩衝梱包材11が被梱包物の長手方向Dの両端部に嵌合される場合を例に挙げて説明したが、これに限定されない。一対の緩衝梱包材11は、被梱包物の例えば長手方向に直交する幅方向の両端部に嵌合されてもよい。
また、前記実施形態では、上縁部42及び下縁部43は、ほぼ全体が被覆部19よりも突出している形状を有しているが、これに限定されない。例えば、上縁部42及び下縁部43は、側縁部44,45の凸部46のように、部分的に形成された凸部を有する構成であってもよい。
10 梱包材
11 緩衝梱包材
13 板状梱包材
31 天面部
32 底面部
33,34 側面部
41 外側端部
46 凸部
46c 傾斜面
51 第1折り曲げ片
52 第2折り曲げ片

Claims (5)

  1. 被梱包物を梱包するための梱包材であって、
    前記被梱包物における予め定められた一方向(D)の両端部にそれぞれ嵌合可能な一対の緩衝梱包材(11)と、
    筒形状に折り曲げられ、前記被梱包物の周囲を囲むとともに前記一対の緩衝梱包材(11)に跨って配設される板状梱包材(13)と、を備え、
    各緩衝梱包材(11)は、前記板状梱包材(13)によって被覆される被覆部(19)と、前記被覆部(19)よりも前記一方向(D)の外側に位置する外側端部(41)と、を含み、
    前記外側端部(41)は、前記一方向(D)に直交する直交方向の両サイドに位置する各側部(44,45)に、前記被覆部(19)よりも前記直交方向の外側に突出する凸部(46)を有し、
    各凸部(46)は、前記一方向(D)における前記被覆部(19)側に向かうにつれて前記被覆部(19)からの突出高さが大きくなる傾斜面(46c)を有し、
    前記傾斜面(46c)における前記被覆部(19)側の端部の前記突出高さは、前記被覆部(19)を被覆する前記板状梱包材(13)の厚み以上である、梱包材。
  2. 各凸部(46)は、前記側部(44,45)において高さ方向の一部分にのみ形成されている、請求項1に記載の梱包材。
  3. 各側部(44,45)は、前記被覆部(19)とほぼ連続する連続面を有している、請求項1又は2に記載の梱包材。
  4. 前記一対の緩衝梱包材(11)は、互いの間に隙間をあけて配置されており、
    前記板状梱包材(13)は、前記被覆部(19)を被覆する部位の厚みが前記隙間を覆う部位の厚みよりも小さい、請求項1〜3のいずれか1項に記載の梱包材。
  5. 前記緩衝梱包材(11)は、発泡プラスチックの成型品であり、前記板状梱包材(13)は、段ボールであり、
    前記被覆部(19)は、前記一方向(D)に垂直な断面が四角形状を有し、前記被覆部(19)の外周における少なくとも一つの角部には前記一方向(D)に沿って延びるC面が形成されており、
    前記板状梱包材(13)は、前記被覆部(19)における各角部に対応させて、前記筒形状に折り曲げられる位置が予め定められており、
    前記C面が形成されている角部を含む前記被覆部(19)の側面は、その高さがこの側面に対面する前記板状梱包材(13)の高さ方向の内寸よりも大きい、請求項1〜4のいずれか1項に記載の梱包材。
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