JPH09175587A - 梱包装置 - Google Patents

梱包装置

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Publication number
JPH09175587A
JPH09175587A JP35030295A JP35030295A JPH09175587A JP H09175587 A JPH09175587 A JP H09175587A JP 35030295 A JP35030295 A JP 35030295A JP 35030295 A JP35030295 A JP 35030295A JP H09175587 A JPH09175587 A JP H09175587A
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JP
Japan
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outer box
shaped
shaped portion
parts
packed
Prior art date
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Pending
Application number
JP35030295A
Other languages
English (en)
Inventor
Masakazu Nomura
正和 野村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP35030295A priority Critical patent/JPH09175587A/ja
Publication of JPH09175587A publication Critical patent/JPH09175587A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、被梱包物の保護性に優れ作業性の
容易な梱包装置を提供することを課題とするものであ
る。 【解決手段】 被梱包物2と被梱包物2の両端を支持し
た緩衝材11を収納する筒状の外箱1を形成する梱包装
置において、収納する筒状の外箱1が上コ字形部3と下
コ字形部4との嵌め合い結合により構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主に分離形空気調
和機室内機等の比較的軽量な商品に使用する梱包装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば分離形空気調和機における
室内機等の梱包装置は、保管,輸送時において被梱包物
を保護することを目的としている。その一例として従来
の梱包装置は、図4に示すように被梱包物41の両端を
緩衝材42で挟み、筒状の外箱43に挿入し、その外周
に締結バンド44を巻回した構造が採用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この種の梱包
装置では倉庫にて積み上げ保管する際の荷重に対する商
品の保護を緩衝材及び外箱にて行っていたが、その強度
を保持するために外箱の全体の紙質のグレードをあげて
強度を保持する必要があった。また、紙質のグレードを
あげることにより保管上強度を必要としない外箱の上面
及び下面に無用な強度をもち、効率が悪いという欠点を
有していた。また、商品を運搬等の荷扱いする際に発生
する落下衝撃や振動で外箱内部の被梱包物が移動し、傷
や割れが起こり被梱包物に損傷を与える欠点を有してい
た。そこで本発明は、かかる従来の欠点を全て解消する
もので商品への損傷を低減し、保管時の外箱自身の強度
を効率的に向上させる保護性に優れた梱包装置を提供す
るものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、被梱包物と被梱包物の両端を支持する緩衝
材を収納する筒状の外箱を形成する梱包装置において、
筒状の外箱を上面部,正面部,後面部の三部よりなる上
コ字形部と、下面部,正面部,後面部の三部よりなる下
コ字形部との嵌め合い結合によって構成したものであ
る。
【0005】
【発明の実施の形態】請求項1記載に係る発明は、上コ
字形部と下コ字形部を筒状に結合して外箱を形成するこ
とにより、外箱自身の強度が必要とされる正面部と後面
部とがそれぞれ重ね合わせによる二重構造となり、外箱
自身の強度がさらに向上する。また、強度的に弱い段ボ
ールを用いても、上記構造より従来技術と同じ外箱強度
を保つことを可能とした。また、上下コ字形部によって
外箱は形成されているため、廃棄時に分解が容易であり
廃棄性に優れた梱包装置である。
【0006】また、請求項2記載に係る発明は、上下コ
字形部の材質をそれぞれ異にすることにより、外箱自身
の強度を自由に調節することができる。
【0007】また、請求項3記載に係る発明は、上下コ
字形部にそれぞれ凸部とその凸部が挿通される挿通穴を
設け、前記挿通穴に並べて前記凸部の先端が挿通される
封緘用穴を設けることにより、外箱を結合して構成する
際の位置決めとなり、製箱する際の作業性が向上する。
また、商品を取り扱う際の落下衝撃や振動に対する外箱
自身の変形及びガタツキを防止することを可能とするも
のである。
【0008】また、請求項4記載に係る発明は、被梱包
物を両端より支持する緩衝材の外壁に嵌入突部を設け、
かつ、上コ字形部と下コ字形部との結合により筒状の外
箱を製箱する際に、内側を形成する下コ字形部に前記嵌
入突部が挿通される透孔を設けることにより、外箱と緩
衝材の固定を可能とし荷扱い時における梱包装置内部で
の被梱包物の移動を無くし、被梱包物の割れ,傷付き等
の損傷を防止できる。
【0009】さらに、請求項5記載に係る発明は、緩衝
材の外壁の嵌入突部に傾斜部を設けたことにより、緩衝
材を外箱に容易に挿入することができ、作業性が向上す
るものである。
【0010】以上の本発明の各請求項の各作用により実
施の形態が理解できるのであるが、更に以下に具体的な
実施例を述べる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図1,図
2,図3を参照して説明する。
【0012】図1,2,3において、1は被梱包物2を
外周を囲む外箱で、上コ字形部3と下コ字形部4とから
構成されている。
【0013】上コ字形部3は上面部3a,正面部3bな
らびに後面部3cとから構成されていて、断面がコの字
形になっている。
【0014】同様に下コ字形部4は下面部4a,正面部
4bならびに後面部4cとから構成されていて、断面が
コの字形になっている。そして上コ字形部3の上面部3
aの端部には2つの挿通穴5が設けられ、正面部3bな
らびに後面部3cにそれぞれ凸部6が設けられている。
同様に下コ字形部4の下面部4aの端部には2つの挿通
穴7が設けられ、正面部4bならびに後面部4cにそれ
ぞれ凸部8が設けられている。前記する上コ字形部3の
上面部3aの2つの挿通穴5には下コ字形部4の正面部
4bと後面部4cにそれぞれ設けた凸部8を挿通し、ま
た上コ字形部3の正面部3bならびに後面部3cにそれ
ぞれ設けた凸部6は折曲して、下コ字形部4の下面部4
aに設けた2つの挿通穴7に挿通して上下コ字形部3と
4が結合される。
【0015】なお、上コ字形部3の上面部3aには挿通
穴5と並んで封緘用穴9が設けられていて、下コ字形部
4の凸部8の先端が折曲されて挿入されている。
【0016】同様に、下コ字形部4の下面部4aには挿
通穴7と並んで封緘用穴10が設けられていて、上コ字
形部3の凸部6の先端が挿通穴7を挿通した後挿入され
ていて、前記上下コ字形部3と4が強固に結合される。
【0017】前記の上コ字形部3と下コ字形部4は、そ
れぞれが異った材質の段ボールを使用することができ
る。
【0018】また、図2に示すように、緩衝材11を被
梱包物2を支持し輸送時の衝撃から保護するために発泡
スチロール等で形成されるとよい。そして緩衝材11の
外壁には、外箱1の内側を構成する下コ字形部4の正面
部4bならびに後面部4cにそれぞれ設けた4つの透孔
12にそれぞれ嵌入する嵌入突部13が形成してあり、
その各嵌入突部13には傾斜部14が設けられている。
従って、被梱包物2を梱包する時には図3に示すように
外箱1に被梱包物2を挿入し、外箱1の両端の開口部よ
り緩衝材11を挿入し、被梱包物2を両端より支持す
る。
【0019】この時、緩衝材11に設けられた嵌入突部
13は外箱1の弾性により外箱1を押し拡げながら挿入
され、外箱1の内側を構成する下コ字形部4の透孔12
に挿入され、外箱1が復元するとともに、緩衝材11が
外箱1の内部によって固定される。そして、外箱1の周
囲を締結バンド15にて巻回し梱包が完了するものであ
る。
【0020】上記の構成により、筒状の外箱1を上下コ
字形部3,4を結合することにより外箱1の正面と後面
は、正面部3bと4b、後面部3cと4cとが重なり合
い、二重構造となり強度を強化することになる。
【0021】また、この外箱1を用いることにより、上
コ字形部3と下コ字形部4の段ボール材質の弱いものを
使用しても従来品と同等の外箱強度が得られ、倉庫等で
の保管上強度を必要としない上面及び下面には過剰な強
度とすることがない。そして、上コ字形部3と下コ字形
部4の段ボール材質を各々異なったものを使用すること
により、必要に応じ外箱1の強度を調節することができ
る。
【0022】その上、外箱1を製箱する際、上コ字形部
3と下コ字形部4が各々有している凸部6と、凸部8が
相対するそれぞれの挿通穴5,7を通り、封緘用穴9,
10に挿し込まれ封緘することにより、外箱1自身の結
合による商品荷扱い時におこる落下衝撃及び振動による
ガタツキや変形を防止できる。
【0023】さらに、梱包時には外箱1に被梱包物2を
挿入し、外箱1両端の開口部より緩衝材11を挿入し被
梱包物2を両端より支持する。この時、緩衝材11に設
けられた嵌入突部13は外箱1の弾性により外箱1を押
し拡げながら挿入され、外箱1の内側を構成する下コ字
形部4の透孔12に挿入された時点で外箱1が復元する
とともに、緩衝材11が外箱1の内部にて固定され、梱
包装置内部においての被梱包物2の移動が防止され、荷
扱い時の落下,振動による被梱包物2への損傷を防ぐこ
とができる。その上、緩衝材11の外壁に嵌入突部13
に傾斜部14を設けることにより、外箱1に緩衝材11
を容易に挿入でき作業性が向上する。
【0024】
【発明の効果】上記説明で明らかなように、本発明は上
下コ字形部をもって筒状に結合して外箱を構成すること
により、重なり合う正面と後面とが二重構造となり外箱
自身の強度の向上を可能とした。また、上下コ字形部の
材質特性の低いものを使用しても外箱構成上二重構造に
なっているため、倉庫での保管時における外部からの荷
重に対し、強度を必要としない外箱上面,下面に過剰な
強度を有さず、被梱包物を保護できる効率的な梱包装置
である。さらに、上記の構成により、廃棄時における外
箱の分解が容易であり廃棄性に優れた梱包装置である。
【0025】また、筒上の外箱を構成する上下コ字形部
の材質をそれぞれ異なったものを使用することにより、
容易に外箱自身の強度を調節することを可能としたもの
である。
【0026】また、上下コ字形部の各々に設けた挿通穴
に凸部を通し、封緘用穴に挿し込むことにより、商品荷
扱い時の落下衝撃,振動による外箱自身の変形やガタツ
キを防止することが可能となる。
【0027】また、外箱の内部を形成する下コ字形部に
透孔を設け、緩衝材外壁に前記透孔に嵌入する嵌入突部
を設けることにより、外箱内部での緩衝材の固定を可能
とし同時に梱包装置内部での被梱包物の固定ができ、荷
扱い時における落下衝撃及び振動による被梱包物への傷
付き、割れ等の損傷を防止できる。そして緩衝材外壁に
設けた嵌入突部に外箱内部に向け傾斜部を設けることに
より、外箱内部に緩衝材を容易に挿入することが可能と
なり作業性の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の一実施例における外箱の分解
斜視図 (b)は上下コ字形部を結合した外箱の斜視図
【図2】本発明の一実施例における緩衝材の斜視図
【図3】本発明の一実施例における梱包装置の分解斜視
【図4】従来例における梱包装置の分解斜視図
【符号の説明】
1 外箱 2 被梱包物 3 上コ字形部 3a 上面部 3b,4b 正面部 3c,4c 後面部 4 下コ字形部 4a 下面部 5,7 挿通部 6,8 凸部 9,10 封緘用穴 11 緩衝材 12 透孔 13 嵌入突部 14 傾斜部 15 締結バンド

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被梱包物と被梱包物の両端を支持する緩
    衝材を収納する筒状の外箱を形成する梱包装置におい
    て、前記筒状の外箱を上面部,正面部,後面部の三部よ
    りなる上コ字形部と、下面部,正面部,後面部の三部よ
    りなる下コ字形部との嵌め合い結合によって構成されて
    いることを特徴とする梱包装置。
  2. 【請求項2】 外箱を形成する上コ字形部と下コ字形部
    の材質を各々異にした請求項1記載の梱包装置。
  3. 【請求項3】 外箱を製箱する際、上コ字形部の上面と
    下コ字形部の下面に、それぞれ下コ字形部の凸部と上コ
    字形部の凸部が挿通される挿通穴を設け、前記挿通穴に
    並べて前記凸部の先端が挿通される封緘用穴を設けた請
    求項1記載の梱包装置。
  4. 【請求項4】 被梱包物を両端より支持する緩衝材の外
    壁に嵌入突部を設け、かつ、上コ字形部と下コ字形部と
    の結合により筒状の外箱を製箱する際に、内側を形成す
    る下コ字形部に前記嵌入部が挿通される透孔を設けた請
    求項1記載の梱包装置。
  5. 【請求項5】 緩衝材の外壁に設けた嵌入突部に傾斜部
    を設けた請求項4記載の梱包装置。
JP35030295A 1995-12-22 1995-12-22 梱包装置 Pending JPH09175587A (ja)

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JP35030295A JPH09175587A (ja) 1995-12-22 1995-12-22 梱包装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012035870A (ja) * 2010-08-06 2012-02-23 Daikin Industries Ltd 梱包材

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012035870A (ja) * 2010-08-06 2012-02-23 Daikin Industries Ltd 梱包材

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