JP3103058U - 梱包用緩衝支持枠体の角部構造 - Google Patents

梱包用緩衝支持枠体の角部構造 Download PDF

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Abstract

【課題】製品を梱包する際に使用する為の、熱可塑性樹脂フイルムを張った梱包用枠体において、一枚のダンボール材を折り曲げて簡単に組立てて構成し、重量、寸法の大きい製品や損傷しやすい電子、精密機器等の製品を収容しても、屈折、損傷する事なく収納製品を支持する梱包用緩衝支持枠体を提供する。
【解決手段】各外壁1の両端と隣接する外壁1の端部との間に連続する折込み角部は、両外壁1端部側に端部折り目7を設けると共に、中央部に嵌入穴9を穿設した対角線状の逆折り方向の中折り目8を設け、折込み角部に対向する位置の内壁2の角部に、嵌入穴9に挿し挟む挿嵌凹部11を先端に有する折曲挿込み片10を設け、又、対向する外壁1の外側に、両端側部に挿込み突片13を突設した挿込み付き底周縁面12を連設し、他の対向する外壁1に、前記挿込み突片13を挿入する底面挿込み穴15を設けた底周縁面14を連設した。
【選択図】図4

Description

考案の詳細な説明
[考案の属する技術分野]
本考案は、熱融着により熱可塑性ポリウレタンフイルムで被覆したフイルム張設穴を設けると共に、一枚の枠体用板材を簡単に組立てて間隔を有する外壁と内壁の二重側壁枠体に構成する梱包用緩衝支持枠体に関し、重量物や寸法の大きい製品、又は損傷し易い電子機器、精密機器等の梱包用に適応するものである。
[従来の技術]
従来、ダンボール材等の枠体板材を折り曲げて構成する製品梱包用の緩衝支持枠体は、図9に例示する通り、中央部にフイルム張設穴4を設け、その外周の四囲を折り曲げて外壁1を形成し、外壁1と間隔をあけた内側に内壁2を構成し、フイルム被覆穴4は熱可塑性樹脂フイルム5により被覆する。
重なり合う枠体の角部には、内側になる外壁端部に設けた折曲凹部17に、外側の外壁端部に切り込んで設けた重合角部連結片16を折り込んで嵌合する事により、外壁1の角部を連結し固定していた。
又、外壁1の中間部に設けた内壁連結片18を折り込んで、内壁2の中間部の対向位置に設けた嵌合凹部19に嵌合する事により、外壁1と内壁2を連結していた。
本考案が課題とする枠体角部の連結構造については、従来から図10に例示する連結構造もある。この連結は図示の通り、フイルム穴周縁面3の外側に連続する外壁1の両端側を角折込み部20で連続させ、この角折込み部20には対角線状の逆折りの中折り目8を設けると共に、対向する外壁1の外側に、両端を折込部22に形成した底周縁面21を連設する。角折込み部20は内側に折り込みんで外壁1を立て、底周縁面21の折込部22を、折り曲げた角折込み部20と外壁1の間に挿し込んで枠体角部を構成するものである。
[考案が解決しようとする課題]
従来の梱包用緩衝支持枠体については、図9に示す枠体角部は、重合角部連結片16だけで連結され、その重合角部連結片16は長方形又は先端が拡がる台形であり、折曲凹部17に嵌入した後において外れ易く、又、図10に示す枠体角部は、折込部22だけで連結支持しているが、角折込み部20が膨らみ易いため、折込部22が抜け出る事が多い。従って、従来の角部の外壁連結構造は強固に固定される構造のものが少なく、支持枠体の強度上重要な角部が強度に欠けるものがあり、梱包収納物品を損傷させる危険があるので、大型及び重量大なる収納物や損傷し易い電子機器、精密機器等の梱包用支持枠体としての使用には構造的に問題があり不適なものが多かった。
[課題を解決するための手段]
本考案は、従来の問題点を解決するために、図4に示す通り、各外壁1の両端が隣接する四個所の角部にそれぞれ折込み角部6を連続させる。この折込み角部6は中央部に嵌入穴9を設けると共に、逆折りの中折り目8を設け、四囲の外壁1を組立てる時に、中折り目8を内側に折り畳む事により、折り重ねた部分を内側に突出させて枠体角部を構成する。
次に、内壁2の角部に設けた折曲挿込み片10を外側に折り曲げ、内壁側に突出した折込み角部6の嵌入穴9に、折曲挿込み片10の先端の挿嵌凹部11を挿嵌して折込み角部6が折り畳まれた状態、即ち、各外壁1の端部の接合状態を保持させて枠体角部を固定する。
又、外壁1には、対向する外壁1の外側に連続する挿込み付き底周縁面12の両端部に挿込み突片13を設けると共に、他の対向する外壁1の外側に連続する底周縁面14に、前記挿込み突片13を挿嵌させる底挿込み穴15を設ける。上記の通り外壁1の両端部が固定された後、底周縁面14を底側に折り曲げ、その上に挿込み付き底周縁面12を折り曲げて重ねる際に、挿込み突片13を底面挿込み穴15に挿嵌して更に底面の枠体角部を固定する。
[考案の実施の形態]
本考案は、四角形の枠体板材の中央部に設けたフイルム張設穴5を、熱融着により貼り合わせた熱可塑性ポリウレタンフイルム5で被覆し、フイルム張設穴5の四辺側を折り曲げて四面の外壁1を構成すると共に、フイルム穴周縁面3をあけて、フイルム張設穴5の外周部分を折り曲げて外壁1に並行する四面の内壁2を構成する。
各外壁1の両端と隣接する外壁1の端部との間に、折込み角部6を連続させる。この折込み角部6には、両外壁1端部側に端部折り目7を設けると共に、中央部に嵌入穴9を穿設した対角線状の逆折り方向の中折り目8を設ける。又、フイルム穴周縁面3を介して前記折込み角部6に対向する位置の内壁2の角部に、前記折込み角部6の嵌入穴9に嵌入して重合状態に折り込まれた折込み角部6を挿し挟む挿嵌凹部11を、先端に有する折曲挿込み片10を設ける。
又、一方の対向する外壁1の外側に、両端側部に挿込み突片13を突設した挿込み付き底周縁面12を連設し、他方の対向する外壁1に、前記挿込み突片13を挿入する底面挿込み穴15を設けた底周縁面14を連設し、底周縁面14を底面側に折り曲げ、その上に、挿込み付き底周縁面12を折り曲げて、底面挿込み穴15に挿込み突片13を挿嵌しする事により、折込み角部6が拡がる事や、折曲挿込み片10が抜ける事を防止して、枠体の角部を強固に補強する。
又、外壁1に連続する挿込付き周縁面12に突設した挿込突片13を、対向する外壁1に連続する底周縁面14に設けた底面挿込み穴15に挿嵌する事により、折曲挿込み片10が折込み角部6から抜ける事や、折込み角部6が膨らんで拡がる事を防止し、枠体の角部を強固に固定する。
[実施例]
図1及び図2、図3に示す実施例について説明する。四角形状の枠体材の中央部にあけたフイルム張設穴4を、熱融着により貼り合わせた熱可塑性ぽりウレタンフイルム5で被覆し、フイルム張設穴4との間にフイルム周縁面3の間隔を設けて外周側を折曲し、四面の外壁1を構成し、又、フイルム張設穴4の外縁を折り曲げて外壁1と並行する内壁2を構成する。
次に、い枠体の組立て過程を示した図4、図5及び図6、図7により、枠体の構造を説明する。、各外壁1の両端と隣接する外壁1の端部との間はそれぞれ折込み角部6により連続させ、この折込み角部6は、両外壁1の端部側に端部折り目7を設けると共に、中央部に嵌入穴9を穿設した対角線状の逆折り方向の中折り目8を設ける。又、フイルム穴周縁面3を介して前記折込み角部6に対向する位置の内壁2の角部に、挿嵌凹部11を先端に有し、外壁方向に折り曲がる折曲挿込み片10を設ける。(図4)。
この折曲挿込み片10は、外壁1を組み立てて内側に折り込んだ折込み角部6に嵌合し、先端の挿嵌凹部11を嵌合穴9に嵌着して、折り込んだ折込み角部6を外側から挟嵌する。(図5)。
又、対向する外壁1の外壁1の外側に連設した挿込み付き底周縁面12の両端側部に挿込み突片13を突設し、他の対向する外壁1に、前記挿込み突片13を挿入する底面挿込み穴15を設けた底周縁面14を連設する。(図6)。
外壁1の組立て後、底周縁面14を底面側に折り曲げ、その上に挿込み付き底周縁面12を重ね合わせ、挿込み付き底周縁面12の挿込み突片13を底周縁面14の底面挿込み穴15に挿嵌する事により、外壁1の端部が接合する枠体角部を補強して更に強固とする。(図7)。
図8は本考案に係る緩衝支持枠体の使用状態を示し、熱可塑性樹脂フイルム5の張設面を向かい合わせて2個重ね合わせ、2枚の熱可塑性ポリウレタンフイルム5の間に収納物23を収容し挟持させる。従って、収納物23は弾力特性を有する2枚の熱可塑性樹脂フイルム5により緩衝状態で支持される。
[考案の効果]
本考案は、四角形の枠体板材を簡単に折り曲げて組み立てる事により、外壁と内壁を有する緩衝支持枠体を構成するものであり、外壁相互の端部は折込み角部で連結し、折り込んだ折込み角部は折曲挿込み片により固定され、更に挿込み突片の底面挿込み穴への挿嵌により、連結した底周縁面と挿込み付き底周縁面の補強により、外壁の相互端部は強固に連結される構造である。従って、重量物、大型物の製品や、衝撃で損傷し易い電子機器、精密機器等の梱包に用いる梱包用緩衝支持枠体として優れ、顕著な実効を有するものである。
[図1]
本考案の実施例の平面図である。
[図2]
図1に示す実施例の底面図である。
[図3]
図1に示す実施例の断面図である。
[図4]
本考案の実施例において、枠体に組立てる過程を示し、外壁、内壁及び折込み角部等を折り曲げた状態の角部の部分斜視図である。
[図5]
実施例において、枠体を組立てる過程を示し、図4の状態から更に組立てて外壁を立て、折り込んだ折込み角部に折曲挿込み片を挿嵌して外壁角部を固定した状態の角部の部分斜視図である。
[図6]
実施例において、枠体を組立てる過程を示し、図5の状態から更に組立てて、折り曲げた外壁に連設した底周縁面と、隣接する外壁に連設した挿込み付き底周縁面を底面側に折り込んだ状態の角部の部分斜視図である。
[図7]
実施例において、枠体を組立てる過程を示し、図6の状態から、挿込付き底周縁面を折り曲げた底周縁面に重ね合わせ、挿込み付き底周面のはし部に突設した挿込み突片を、底周縁面の底面挿込み穴に挿嵌した状態の角部の部分斜視図である。
[図8]
本考案の係る緩衝支持枠体の使用状態をを示し、熱可塑性ポリウレタンフイルム面を向かい合わせて2個を重ね合わせ、梱包収納物を2枚のポリウレタンフイルムの間に収納して、ぽりウレタンフイルムの特性により収納物を挟持している状態の断面図である。
[図9]
従来の梱包用緩衝支持枠体の一例を示す底面側からの斜視図である。
[図10]
従来の梱包用緩衝支持枠体の角部構造の他例を示す部分拡大平面図である。
[符号の説明]
1. 外壁
2. 内壁
3. フイルム穴周縁面
4. フイルム張設穴
5. 熱可塑性ポリウレタンフイルム
5’. 熱可塑性樹脂フイルム
6. 折込み角部
7. 端部折り目
8. 中折り目
9. 嵌入り穴
10. 折曲挿込み片
11. 挿嵌凹部
12. 挿込み付き底周縁面
13. 挿込み突片
14. 底周縁面
15. 底面挿込み穴
16. 重合角部連結片
17. 折曲凹部
18. 内壁連結片
19. 嵌合凹部
20. 角折込み部
21. 底周縁面
22. 折込み部
23. 収納物

Claims (2)

  1. 四角形の中央部にあけたフイルム張設穴を、熱融着により貼り合わせた熱可塑性ポリウレタンフイルムにより被覆し、フイルム張設穴の外周側を折曲して四面の外壁を構成する緩衝支持枠体において、各外壁1の両端と隣接する外壁1の端部との間に連続する折込み角部6は、両外壁1端部側に端部折り目7を設けると共に、中央部に嵌入穴9を穿設した対角線状の逆折り方向の中折り目8を設け、フイルム穴周縁面3を介して前記折込み角部6に対向する位置の内壁2の角部に、前記嵌入穴9に挿し挟む挿嵌凹部11を先端に有する折曲挿込み片10を設ける事を特徴とする梱包用緩衝支持枠体の角部構造。
  2. 対向する外壁1の外側に、両端側部に挿込み突片13を突設した挿込み付き底周縁面12を連設し、他の対向する外壁1に、前記挿込み突片13を挿入する底面挿込み穴15を設けた底周縁面14を連設した事を特徴とする請求項1に記載の梱包用緩衝支持枠体の角部構造。
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