JPH09183475A - 円筒状の集積品の包装体 - Google Patents
円筒状の集積品の包装体Info
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- JPH09183475A JPH09183475A JP7341578A JP34157895A JPH09183475A JP H09183475 A JPH09183475 A JP H09183475A JP 7341578 A JP7341578 A JP 7341578A JP 34157895 A JP34157895 A JP 34157895A JP H09183475 A JPH09183475 A JP H09183475A
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- Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 緩衝効果が高く、梱包作業及び廃棄処理が簡
便で、梱包にかかるコストを低減した円筒状の集積品の
包装体を提供することを目的とする。 【解決手段】 外装箱と該外装箱内に設けられた集積品
の載置部とを有する円筒状の集積品の包装体に於いて、
上記載置部が、段ボール材で作られた2つの傾斜面、又
は水平面及び該水平面を挟んだ2つの傾斜面からなる谷
部で構成され、該谷部を構成する平面に円筒状の集積品
の外周側面部が接するように集積品を載置したときに、
集積品の円筒軸方向と集積品に接する平面の段ボール材
のフルート方向が略平行となることを特徴とする円筒状
の集積品の包装体。
便で、梱包にかかるコストを低減した円筒状の集積品の
包装体を提供することを目的とする。 【解決手段】 外装箱と該外装箱内に設けられた集積品
の載置部とを有する円筒状の集積品の包装体に於いて、
上記載置部が、段ボール材で作られた2つの傾斜面、又
は水平面及び該水平面を挟んだ2つの傾斜面からなる谷
部で構成され、該谷部を構成する平面に円筒状の集積品
の外周側面部が接するように集積品を載置したときに、
集積品の円筒軸方向と集積品に接する平面の段ボール材
のフルート方向が略平行となることを特徴とする円筒状
の集積品の包装体。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】CD−R、MD及びMFD等
の円盤状記録媒体自体を複数枚積み重ねスリーブシュリ
ンクフィルム等で包装した円筒状の集積品を、梱包し輸
送するための包装体の構造に関する。
の円盤状記録媒体自体を複数枚積み重ねスリーブシュリ
ンクフィルム等で包装した円筒状の集積品を、梱包し輸
送するための包装体の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、製品形態では、シェルを有さない
CD−R等は直接プラスチックのケースに入れフィルム
で包装されている。又、専用のシェルを有するMD及び
MFD等(カートリッジタイプ)は、専用のシェルに入
れた後、同様に包装されている。
CD−R等は直接プラスチックのケースに入れフィルム
で包装されている。又、専用のシェルを有するMD及び
MFD等(カートリッジタイプ)は、専用のシェルに入
れた後、同様に包装されている。
【0003】又、これらの円盤状記録媒体自体を複数枚
積み重ねスリーブシュリンクフィルムで包装又はポリ袋
で再封止した円筒状の集積品を、梱包し輸送することが
ある。近年、CD−R等をプラスチックケース等に入れ
ず集積品として供給する場合が増えており、集積品の梱
包に係るコストの低減や作業性の向上が重要になってい
る。
積み重ねスリーブシュリンクフィルムで包装又はポリ袋
で再封止した円筒状の集積品を、梱包し輸送することが
ある。近年、CD−R等をプラスチックケース等に入れ
ず集積品として供給する場合が増えており、集積品の梱
包に係るコストの低減や作業性の向上が重要になってい
る。
【0004】一般に、上記集積品の輸送に使用される包
装体としては、実公平6−35989号公報に示されて
いるような発泡スチロール製の容器がある。この発泡ス
チロール製の容器は、発泡スチロールを射出成型等する
ことにより、集積体を収納できるようにした筺体であ
り、本筺体の緩衝機能により輸送中の集積体に対する衝
撃を減少させている。
装体としては、実公平6−35989号公報に示されて
いるような発泡スチロール製の容器がある。この発泡ス
チロール製の容器は、発泡スチロールを射出成型等する
ことにより、集積体を収納できるようにした筺体であ
り、本筺体の緩衝機能により輸送中の集積体に対する衝
撃を減少させている。
【0005】又、製品の包装体としては、特開平7−7
6373号公報に示されているように、段ボールを折り
曲げた柱状体等を複数組み合わせて緩衝材としたものが
示されている。
6373号公報に示されているように、段ボールを折り
曲げた柱状体等を複数組み合わせて緩衝材としたものが
示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、実公平
6−35989号公報に示されているような発泡スチロ
ール製の容器では、容器を作製するために、射出成型用
の専用金型が必要になり、梱包にかかるコストが高くな
る。更に、輸送後に容器を廃棄処理するときに、容器自
体が大きくかさばるため、廃棄処理が容易でなく、廃棄
にかかるコストが高くなる。
6−35989号公報に示されているような発泡スチロ
ール製の容器では、容器を作製するために、射出成型用
の専用金型が必要になり、梱包にかかるコストが高くな
る。更に、輸送後に容器を廃棄処理するときに、容器自
体が大きくかさばるため、廃棄処理が容易でなく、廃棄
にかかるコストが高くなる。
【0007】又、特開平7−76373号公報に示され
ているような柱状体等を複数組み合わせて緩衝材とした
もは、集積品の梱包には適さず、又、段ボールの折り曲
げや組立等が容易でない。
ているような柱状体等を複数組み合わせて緩衝材とした
もは、集積品の梱包には適さず、又、段ボールの折り曲
げや組立等が容易でない。
【0008】そこで、本発明は、緩衝効果が高く、梱包
作業及び廃棄処理が簡便で、梱包にかかるコストを低減
した円筒状の集積品の包装体を提供することを目的とす
る。
作業及び廃棄処理が簡便で、梱包にかかるコストを低減
した円筒状の集積品の包装体を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の円筒状の
集積品の包装体は、外装箱と該外装箱内に設けられた集
積品の載置部とを有する円筒状の集積品の包装体に於い
て、上記載置部が、段ボール材で作られた2つの傾斜
面、又は水平面及び該水平面を挟んだ2つの傾斜面から
なる谷部で構成され、該谷部を構成する平面に円筒状の
集積品の外周側面部が接するように集積品を載置したと
きに、集積品の円筒軸方向と集積品に接する平面の段ボ
ール材のフルート方向が略平行となることを特徴とする
ものである。
集積品の包装体は、外装箱と該外装箱内に設けられた集
積品の載置部とを有する円筒状の集積品の包装体に於い
て、上記載置部が、段ボール材で作られた2つの傾斜
面、又は水平面及び該水平面を挟んだ2つの傾斜面から
なる谷部で構成され、該谷部を構成する平面に円筒状の
集積品の外周側面部が接するように集積品を載置したと
きに、集積品の円筒軸方向と集積品に接する平面の段ボ
ール材のフルート方向が略平行となることを特徴とする
ものである。
【0010】請求項2記載の円筒状の集積品の包装体
は、請求項1記載の円筒状の集積品の包装体に於いて、
上記載置部の谷部に緩衝スペーサを配置したことを特徴
とするものである。
は、請求項1記載の円筒状の集積品の包装体に於いて、
上記載置部の谷部に緩衝スペーサを配置したことを特徴
とするものである。
【0011】つまり、外装箱と該外装箱内に設けられた
集積品の載置部とを有する円筒状の集積品の包装体に於
いて、上記載置部が、段ボール材で作られた水平面及び
該水平面を挟んだ2つの傾斜面を有する谷部で構成さ
れ、更に、前記水平面上に緩衝スペーサを配置し、該谷
部を構成する平面に円筒状の集積品の外周側面部が直接
又は緩衝スペーサを介在して接するように集積品を載置
したときに、集積品の円筒軸方向と集積品に直接又は緩
衝スペーサを介在して接する平面の段ボール材のフルー
ト方向が略平行となることを特徴とするものである。
集積品の載置部とを有する円筒状の集積品の包装体に於
いて、上記載置部が、段ボール材で作られた水平面及び
該水平面を挟んだ2つの傾斜面を有する谷部で構成さ
れ、更に、前記水平面上に緩衝スペーサを配置し、該谷
部を構成する平面に円筒状の集積品の外周側面部が直接
又は緩衝スペーサを介在して接するように集積品を載置
したときに、集積品の円筒軸方向と集積品に直接又は緩
衝スペーサを介在して接する平面の段ボール材のフルー
ト方向が略平行となることを特徴とするものである。
【0012】請求項3記載の円筒状の集積品の包装体
は、請求項1記載の円筒状の集積品の包装体に於いて、
上記谷部を構成する傾斜面部分が、2重に重ねられた段
ボール材であって、両段ボール材のフルート方向が略直
交していることを特徴とするものである。
は、請求項1記載の円筒状の集積品の包装体に於いて、
上記谷部を構成する傾斜面部分が、2重に重ねられた段
ボール材であって、両段ボール材のフルート方向が略直
交していることを特徴とするものである。
【0013】請求項4記載の円筒状の集積品の包装体
は、請求項1記載の円筒状の集積品の包装体に於いて、
上記傾斜面の集積品を載置する側の裏側に柱状体を配置
し、柱状体の側面部で上記傾斜面を補強するようにした
ことを特徴とするものである。
は、請求項1記載の円筒状の集積品の包装体に於いて、
上記傾斜面の集積品を載置する側の裏側に柱状体を配置
し、柱状体の側面部で上記傾斜面を補強するようにした
ことを特徴とするものである。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は、本発明にかかる包装体を
用いて円筒状の集積品を梱包した場合を示した斜視図で
ある((a)は外観を、(b)は内部構造を示した斜視
図である)。図1(a)に示したように、本発明にかか
る包装体に収められた集積品6は、段ボール箱(外装
箱)1内に設けられている載置部に載置され、集積品の
上側には、緩衝用平板7が載置されている。ここで、図
1(b)に示したように、2つの傾斜面11が作る谷部
が上記載置部となり、集積品6はその外周側面部が傾斜
面11に接するように載置される。
用いて円筒状の集積品を梱包した場合を示した斜視図で
ある((a)は外観を、(b)は内部構造を示した斜視
図である)。図1(a)に示したように、本発明にかか
る包装体に収められた集積品6は、段ボール箱(外装
箱)1内に設けられている載置部に載置され、集積品の
上側には、緩衝用平板7が載置されている。ここで、図
1(b)に示したように、2つの傾斜面11が作る谷部
が上記載置部となり、集積品6はその外周側面部が傾斜
面11に接するように載置される。
【0015】つまり、上記載置部では、図2(図1のA
A’断面)に示したように集積品6を2箇所で支持する
構造になっているので、集積品6の自重によって加わる
力が2箇所に分散される。従って、1箇所で支持する場
合よりも、輸送等の際の集積品のがたつきや品質の劣化
が低減する。
A’断面)に示したように集積品6を2箇所で支持する
構造になっているので、集積品6の自重によって加わる
力が2箇所に分散される。従って、1箇所で支持する場
合よりも、輸送等の際の集積品のがたつきや品質の劣化
が低減する。
【0016】又、図3に示したように、谷部を水平面1
2とその両側に設けられた2つの傾斜面11で構成し、
集積品6を3箇所で支持する構造にすれば、輸送等の際
の集積品のがたつきや品質の劣化を抑制する緩衝効果が
より向上する。尚、この場合には、集積品6の自重が最
もかかる水平面12による支持部、つまり集積品6と水
平面12が接する部分に緩衝スペーサ3を介在させるこ
とが好ましい。
2とその両側に設けられた2つの傾斜面11で構成し、
集積品6を3箇所で支持する構造にすれば、輸送等の際
の集積品のがたつきや品質の劣化を抑制する緩衝効果が
より向上する。尚、この場合には、集積品6の自重が最
もかかる水平面12による支持部、つまり集積品6と水
平面12が接する部分に緩衝スペーサ3を介在させるこ
とが好ましい。
【0017】又、載置部の段ボール材のフルート方向
は、集積品の円筒軸方向と平行な方向にすることが望ま
しい。載置部の段ボール材のフルート方向を、集積品の
円筒軸方向と直角な方向にすると、集積品を構成する円
盤状記録媒体の外周部が、フルートの凸部に当たるもの
と凹部に当たるものがあるため、積み重ねた円盤状記録
媒体の重なりに、ずれが生じる。そして、かかる場合に
円盤状記録媒体同士がこすれ合い、円盤状記録媒体の品
質に問題が生じることがあった。更に、積み重ねた円盤
状記録媒体の重なりのずれによって生じた集積品の外周
側面部に段差により、集積品を包んでいるフィルムが部
分的に破れ、その隙間からゴミ等が入ることもあった。
は、集積品の円筒軸方向と平行な方向にすることが望ま
しい。載置部の段ボール材のフルート方向を、集積品の
円筒軸方向と直角な方向にすると、集積品を構成する円
盤状記録媒体の外周部が、フルートの凸部に当たるもの
と凹部に当たるものがあるため、積み重ねた円盤状記録
媒体の重なりに、ずれが生じる。そして、かかる場合に
円盤状記録媒体同士がこすれ合い、円盤状記録媒体の品
質に問題が生じることがあった。更に、積み重ねた円盤
状記録媒体の重なりのずれによって生じた集積品の外周
側面部に段差により、集積品を包んでいるフィルムが部
分的に破れ、その隙間からゴミ等が入ることもあった。
【0018】又、集積品の自重が重い場合には、上記載
置部の段ボール材はシングルフルートよりもダブルフル
ートであるほうが好ましいが、段ボール材を折り曲げて
作った緩衝用段ボール2で載置部を構成されているた
め、ダブルフルートを用いた場合、緩衝用段ボール2を
作る際の折り曲げ作業等の加工性が悪化する。次に、こ
の点を改良する方法、つまりシングルフルートの緩衝用
段ボール2を用いて構成した載置部で、十分な強度を確
保する方法について説明する。
置部の段ボール材はシングルフルートよりもダブルフル
ートであるほうが好ましいが、段ボール材を折り曲げて
作った緩衝用段ボール2で載置部を構成されているた
め、ダブルフルートを用いた場合、緩衝用段ボール2を
作る際の折り曲げ作業等の加工性が悪化する。次に、こ
の点を改良する方法、つまりシングルフルートの緩衝用
段ボール2を用いて構成した載置部で、十分な強度を確
保する方法について説明する。
【0019】図4は、緩衝用段ボール2の集積品6と接
する側に、補強用段ボール4、4’を重ね載置部の集積
品と接する部分を2重構造とした場合を示す。ここで、
補強用段ボールは、(a)に示したように断面V字型の
補強用段ボール4を、緩衝用段ボール2の山部に重ねて
も、(b)に示したように断面V字型の補強用段ボール
4’を、緩衝用段ボール2の谷部に重ねてもよい。又、
図4に示した補強用段ボール板4は、各部ごとに分離し
ているが、これらを一体化して、1枚の段ボール材で構
成してもよい。
する側に、補強用段ボール4、4’を重ね載置部の集積
品と接する部分を2重構造とした場合を示す。ここで、
補強用段ボールは、(a)に示したように断面V字型の
補強用段ボール4を、緩衝用段ボール2の山部に重ねて
も、(b)に示したように断面V字型の補強用段ボール
4’を、緩衝用段ボール2の谷部に重ねてもよい。又、
図4に示した補強用段ボール板4は、各部ごとに分離し
ているが、これらを一体化して、1枚の段ボール材で構
成してもよい。
【0020】図5は、緩衝用段ボール2の集積品6と接
しない側に、補強用支持部材5を配置した場合を示す。
同図に示したように、補強用支持部材5により、集積品
6を保持する傾斜面11を補強することにより、集積品
6を載置したときの、傾斜部11の変形(段ボール材の
湾曲)を回避することができる。
しない側に、補強用支持部材5を配置した場合を示す。
同図に示したように、補強用支持部材5により、集積品
6を保持する傾斜面11を補強することにより、集積品
6を載置したときの、傾斜部11の変形(段ボール材の
湾曲)を回避することができる。
【0021】尚、補強用支持部材5を緩衝用段ボール2
に取り付ける方法としては、接着する方法、又は、
(b)に示したように、着脱可能な係合部13を設けて
取り付けてもよい。
に取り付ける方法としては、接着する方法、又は、
(b)に示したように、着脱可能な係合部13を設けて
取り付けてもよい。
【0022】又、補強用支持部材の断面形状(柱状体の
上面又は底面の形状)は、(a)、(b)に示した3角
形に限らず、(c)に示したような円形、又は、その他
の多角形であってもよく、柱状中心部は空洞であって
も、空洞でなくてもよい。例えば、図6に示したような
柱状体を切断したもの、図7に示したように、段ボール
材を折り曲げ重なった部分14を接着してたもの、図8
に示したように、段ボール材を折り曲げ端部に設けた差
し込み部15によって固定したもの等を用いることがで
きる。
上面又は底面の形状)は、(a)、(b)に示した3角
形に限らず、(c)に示したような円形、又は、その他
の多角形であってもよく、柱状中心部は空洞であって
も、空洞でなくてもよい。例えば、図6に示したような
柱状体を切断したもの、図7に示したように、段ボール
材を折り曲げ重なった部分14を接着してたもの、図8
に示したように、段ボール材を折り曲げ端部に設けた差
し込み部15によって固定したもの等を用いることがで
きる。
【0023】又、載置部の集積品と接する部分の段ボー
ル材を2重構造とするときは、両段ボール材のフルート
の方向が略直交することが好ましい。
ル材を2重構造とするときは、両段ボール材のフルート
の方向が略直交することが好ましい。
【0024】例えば、図9に示したように、緩衝用段ボ
ール2の山部に補強用段ボール板4を重ねる場合には、
集積品の外周側面部は、補強用段ボール4と接すること
になるので、補強用段ボール4のフルート方向16は、
集積品の円筒軸方向と平行にし、緩衝用段ボール2のフ
ルート方向17は、集積品の円筒軸方向と垂直にする。
ール2の山部に補強用段ボール板4を重ねる場合には、
集積品の外周側面部は、補強用段ボール4と接すること
になるので、補強用段ボール4のフルート方向16は、
集積品の円筒軸方向と平行にし、緩衝用段ボール2のフ
ルート方向17は、集積品の円筒軸方向と垂直にする。
【0025】又、図10に示したように、緩衝用段ボー
ル2の下に段ボール材で作った補強用支持部材5を配置
して、載置部の集積品と接する部分の段ボール材を2重
構造とした場合には、集積品の外周側面部は、緩衝用段
ボール2と接することになるので、緩衝用段ボール2の
フルート方向18は、集積品の円筒軸方向と平行にし、
補強用支持部材5のフルート方向19は、集積品の円筒
軸方向と垂直にする。
ル2の下に段ボール材で作った補強用支持部材5を配置
して、載置部の集積品と接する部分の段ボール材を2重
構造とした場合には、集積品の外周側面部は、緩衝用段
ボール2と接することになるので、緩衝用段ボール2の
フルート方向18は、集積品の円筒軸方向と平行にし、
補強用支持部材5のフルート方向19は、集積品の円筒
軸方向と垂直にする。
【0026】尚、本発明に係る円筒状の集積品の包装体
は、円盤状記録媒体以外の円盤状物品、例えばクリーニ
ングディスク等を積み重ねた円筒状の集積品の場合にも
同様に実施することができ、同様な効果を得ることがで
きる。
は、円盤状記録媒体以外の円盤状物品、例えばクリーニ
ングディスク等を積み重ねた円筒状の集積品の場合にも
同様に実施することができ、同様な効果を得ることがで
きる。
【0027】又、本発明に係る円筒状の集積品の包装体
では、輸送時に図1に示したように緩衝用段ボール2
が、鉛直方向の下側になるようにすれば、梱包作業時に
は、図11に示したように載置部に対して上方向から梱
包作業を行っても、図12に示したように載置部に対し
て横方向から梱包作業を行ってもよい。
では、輸送時に図1に示したように緩衝用段ボール2
が、鉛直方向の下側になるようにすれば、梱包作業時に
は、図11に示したように載置部に対して上方向から梱
包作業を行っても、図12に示したように載置部に対し
て横方向から梱包作業を行ってもよい。
【0028】
【発明の効果】本発明に係る円筒状の集積品の包装体
は、以上の構成により、緩衝効果が高く、梱包作業及び
廃棄処理が簡便な包装体を、低コストで提供することが
できる。
は、以上の構成により、緩衝効果が高く、梱包作業及び
廃棄処理が簡便な包装体を、低コストで提供することが
できる。
【0029】又、載置部の集積品に接する部分の段ボー
ル材のフルート方向を、集積品の円筒軸方向と平行にし
ているため、輸送時の円盤状記録媒体同士のこすれによ
る円盤状記録媒体の品質の劣化がほとんど発生しない。
ル材のフルート方向を、集積品の円筒軸方向と平行にし
ているため、輸送時の円盤状記録媒体同士のこすれによ
る円盤状記録媒体の品質の劣化がほとんど発生しない。
【0030】又、補強用段ボールや補強用支持部材等を
用いた場合、特に載置部の段ボール材を2重構造とし、
これらの段ボール材のフルートの方向が略直交するよう
にした場合には、載置部の強度や緩衝効果がより向上す
る。
用いた場合、特に載置部の段ボール材を2重構造とし、
これらの段ボール材のフルートの方向が略直交するよう
にした場合には、載置部の強度や緩衝効果がより向上す
る。
【図1】本発明に係る円筒状の集積品の包装体を用い
て、集積品を梱包した場合を示した斜視図である
((a)は外観を示し、(b)は内部を示す)。
て、集積品を梱包した場合を示した斜視図である
((a)は外観を示し、(b)は内部を示す)。
【図2】本発明に係る包装体に於ける集積品の保持状態
を示した断面図である(図1のAA’断面図)。
を示した断面図である(図1のAA’断面図)。
【図3】本発明に係る包装体(載置部に水平面を設け緩
衝用スペーサを敷いた場合)に於ける集積品の保持状態
を示した断面図である(図1のAA’断面図)。
衝用スペーサを敷いた場合)に於ける集積品の保持状態
を示した断面図である(図1のAA’断面図)。
【図4】本発明に係る包装体(載置部を2重構造にした
場合)に於ける集積品の保持状態を示した断面図である
(図1のAA’断面図)。
場合)に於ける集積品の保持状態を示した断面図である
(図1のAA’断面図)。
【図5】本発明に係る包装体(載置部を補強用支持部材
で補強した場合)に於ける集積品の保持状態を示した断
面図である(図1のAA’断面図)。
で補強した場合)に於ける集積品の保持状態を示した断
面図である(図1のAA’断面図)。
【図6】補強用支持部材の例を示した斜視図である。
【図7】補強用支持部材の例を示した斜視図である。
【図8】補強用支持部材の例を示した斜視図である。
【図9】載置部を2重構造の段ボール材で構成した場合
の段ボール材のフルート方向を示した斜視図である。
の段ボール材のフルート方向を示した斜視図である。
【図10】載置部を2重構造の段ボール材で構成した場
合の段ボール材のフルート方向を示した斜視図である。
合の段ボール材のフルート方向を示した斜視図である。
【図11】本発明に係る円筒状の集積品の包装体を用い
た梱包作業を説明するための斜視図である。
た梱包作業を説明するための斜視図である。
【図12】本発明に係る円筒状の集積品の包装体を用い
た梱包作業を説明するための斜視図である。
た梱包作業を説明するための斜視図である。
1 段ボール箱 2 緩衝用段ボール 3 緩衝スペーサ 4 補強用段ボール 5 補強用支持部材 6 集積品 7 緩衝用平板 11 傾斜面 12 平行面 16〜19 フルート方向
Claims (4)
- 【請求項1】 外装箱と該外装箱内に設けられた集積品
の載置部とを有する円筒状の集積品の包装体に於いて、
上記載置部が、段ボール材で作られた2つの傾斜面、又
は水平面及び該水平面を挟んだ2つの傾斜面からなる谷
部で構成され、該谷部を構成する平面に円筒状の集積品
の外周側面部が接するように集積品を載置したときに、
集積品の円筒軸方向と集積品に接する平面の段ボール材
のフルート方向が略平行となることを特徴とする円筒状
の集積品の包装体。 - 【請求項2】 請求項1記載の円筒状の集積品の包装体
に於いて、上記載置部の谷部に緩衝スペーサを配置した
ことを特徴とする円筒状の集積品の包装体。 - 【請求項3】 請求項1記載の円筒状の集積品の包装体
に於いて、上記谷部を構成する傾斜面部分が、2重に重
ねられた段ボール材であって、両段ボール材のフルート
方向が略直交していることを特徴とする円筒状の集積品
の包装体。 - 【請求項4】 請求項1記載の円筒状の集積品の包装体
に於いて、上記傾斜面の集積品を載置する側の裏側に柱
状体を配置し、柱状体の側面部で上記傾斜面を補強する
ようにしたことを特徴とする円筒状の集積品の包装体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7341578A JPH09183475A (ja) | 1995-12-27 | 1995-12-27 | 円筒状の集積品の包装体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7341578A JPH09183475A (ja) | 1995-12-27 | 1995-12-27 | 円筒状の集積品の包装体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09183475A true JPH09183475A (ja) | 1997-07-15 |
Family
ID=18347166
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7341578A Withdrawn JPH09183475A (ja) | 1995-12-27 | 1995-12-27 | 円筒状の集積品の包装体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09183475A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11236045A (ja) * | 1998-02-23 | 1999-08-31 | Zeon Kasei Co Ltd | ロッド輸送用コンテナ |
JP2006290427A (ja) * | 2005-04-13 | 2006-10-26 | Konica Minolta Holdings Inc | 収納箱、収納体 |
CN106428921A (zh) * | 2016-07-27 | 2017-02-22 | 中车四方车辆有限公司 | 圆柱形工件存放运输装置 |
WO2017171395A1 (ko) * | 2016-03-29 | 2017-10-05 | (주)연우 | 용기 포장용 트레이 및 이의 성형을 위한 금형코어 |
JP2018181426A (ja) * | 2017-04-03 | 2018-11-15 | Fdk株式会社 | 紙製電池パッケージ |
-
1995
- 1995-12-27 JP JP7341578A patent/JPH09183475A/ja not_active Withdrawn
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---|---|---|---|---|
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030304 |