JP4874300B2 - ソーセージ製造装置およびソーセージ製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、請求項1の前文に記載のソーセージを製造する装置および方法に関する。
この手の装置と方法は欧州特許第1371293号明細書から既に知られている。ここでは、ソーセージケーシング(sausage casing)膜がペースト体(paste mass)(ソーセージ肉)上に引き出され、次に共押出しプロセス(coextrusion process)の後、製造されたソーセージスケイン(sausage skein)が分割される。図5に一例としてこの手の共押出しヘッドを示す。ソーセージケーシング体は、押出金型7により環状ギャップ4を介し充填チューブ2を通って供給されたペースト体に塗布される。共押出し後、環状ギャップ4を介しゲル状物(gel−type mass)(例えばアルギン(alginate))として供給されたソーセージケーシングは、固定液(fixing solution)(例えば塩化カルシウム溶液)を外面に供給することにより固化され(solidified)、そして例えば締め付け(constriction)または捩切り(twisting off)などの次の処理工程の準備がなされる。
しかしながら、ケーシングに応力を加えることができることになるまでに固化プロセスには一定の時間(通常は1〜2秒)がかかるので、例えば捩切りプロセスを開始するために共押出しヘッドの直ぐ後ろでソーセージスケインを締め付けることは問題がある。ソーセージケーシングは十分には丈夫ではないのでソーセージスケインは裂ける。
これに鑑み、本発明は、大きい応力を加えることができるソーセージケーシングの製造を容易にする、ソーセージを製造する簡易な装置および高速の方法を提供することを目的する。
本発明によれば、上記目的は請求項1乃至請求項10の特徴により解決される。
本発明によると、ソーセージケーシングは、充填チューブから放出されるペースト体にもはや直接塗布されるのではなく、そのかわりに充填チューブ上に押し出される。これを容易にするために充填チューブは環状ギャップから距離Xだけ突出する。次に、押し出されたケーシング材は上記突出する充填チューブの距離X上で固化することができる。このようにして、充填チューブ上で連続的なソーセージケーシングを形成することができる。そして、ペースト体が供給される。ここで充填チューブ上のソーセージケーシングは充填チューブから引き出される。したがってケーシングに応力を加えることができ、例えば締め付け、捩切り、移動(displacement)等の次の処理工程が行われる。そのため、延在された充填チューブの距離Xは、また、ソーセージケーシングの予備を直接充填チューブ上に与えるためのバッファ部として役立つ。
有利な方法では、本装置は放出されたケーシング材用の固定液を供給する構造を有し、この装置は、少なくとも距離Xの一部領域に、特には距離Xの開始部分に配置される。こうして、確実で迅速な固定(fixing)が距離Xの領域において保証される。距離Xは10〜200mm以上であることが好ましいが、これより長くてもよい。この距離はケーシング材を固化するのに十分である。
押し出されたケーシング材(すなわち製造されたソーセージケーシング)が充填チューブ端の方向に充填チューブ上で移動することができるためには、充填チューブが、少なくとも突出する距離Xの領域において、研磨されたステンレススチールの摺動摩擦係数よりも低い摺動摩擦係数μ(例えば0.01から0.1の範囲)を有する充填チューブ表面を有すると有利である。したがって、裂ける、もしくは損傷されることなくソーセージケーシングが充填チューブ上で容易に移動することができるということが保証される。この好ましい摺動特性は、例えば適切なコーティングにより実現することができる。
しかしながら、本装置は、それに加えて、もしくはその代替として、充填チューブと放出されたケーシング材との間に潤滑剤を供給する潤滑装置を備えることも可能である。したがって潤滑体が充填チューブとソーセージケーシングとの間に形成されるのでソーセージケーシングは充填チューブに張り付かず裂けない。こうして摺動摩擦係数を最小化することができる。
好ましい実施の形態によると、潤滑装置は、充填チューブに配置される潤滑剤用の供給部と環状ギャップとを有し、潤滑剤は該環状ギャップを通って、距離Xだけ突出する充填チューブの表面上に放出される。
充填チューブの端部には、ソーセージケーシングとペースト体との間に潤滑剤が全く導かれないかまたは微量の潤滑剤が導かれるように潤滑剤を排出するために、潤滑剤用に少なくとも一つの戻り路の開口を設けることができる。もしくは、充填チューブの外側に、少なくとも距離Xの領域に戻り溝が設けられてもよい。こうして余分の潤滑剤を排出することができる。
また、充填チューブ端の領域において、ソーセージケーシングに圧力をかける環状のストリップエレメントを充填チューブの周りに配置することも有利であろう。こうしてペースト体とソーセージケーシング間での充填チューブ端上への潤滑剤の放出を回避することができる。留められた潤滑剤はその後、上記戻り路または戻り溝を介し外に導き出すことができる。
本発明に記載の方法により、充填チューブの後ろで、充填済みソーセージケーシングは捩切りプロセスまたは締め付けにより単一部分に分割することができる。これは、捩切り点を形成するために充填済みソーセージスケインをその長手方向軸周りに回転することができるか、もしくは移動エレメントがソーセージケーシングを破損することなくソーセージケーシングを単一部分に分割することができることを意味する。
固定液は、外部から、固定液供給部を介し、少なくとも距離Xの開始領域で、押し出されたケーシング材に塗布することができる。潤滑剤が使用され充填チューブとケーシング材との間に注入される場合、この潤滑剤は、また、同時に固化が内側から生じるように固化特性を有してよい。したがって次の処理プロセスのためにより迅速にソーセージケーシングを強化するために、内側と外側からソーセージケーシングを固化することができる。
潤滑剤が充填チューブとケーシング材との間に導かれ、さらに潤滑剤がソーセージケーシングとペースト体との間に導かれるとき、ペースト体とソーセージケーシング間の結合の欠如によりペースト体はソーセージケーシングに対し容易に移動する。これは、例えば製品のパッケージングなどの次プロセスで有用であるか、もしくはまた容易な除去(ケーシングの容易な剥離)が望まれる場合に有用である。
ソーセージケーシングとペースト体との間に全く潤滑剤が必要でなければ、潤滑剤は充填チューブの端部において外部に導かれる。本発明について、添付の図面を参照し以下にさらに詳細に説明する。
図1から明らかなように充填機は公知のやりかたでホッパー16を備え、該ホッパー16を介し、例えばソーセージ肉などのペースト体はホッパーの下に位置する搬送機構に供給される。搬送機構はペースト体を加圧下で充填チューブ2に運び込み、その結果ペースト体はソーセージ製造のためにソーセージケーシング内に押し込まれる。共押出しヘッド1の助けにより、ソーセージケーシング20もまたソーセージ用に製造することができる。ケーシング材の固化については、装置6もまた放出されたケーシング材用の固定液を供給するために設けられる。ここでは上記装置は環状のスプレーとして形成され、固化されるソーセージケーシングは充填チューブ上において該スプレーを通過する。環状のスプレーは、環状スプレー用の貯蔵容器からポンプにより供給される固定液用の供給部に接続されている。
充填チューブ端8の後ろには、図1に概略的に示されるように様々な装置21を続けて配置することができる。例えば、ここでは分離装置(parting−off device)を設けることができ、該分離装置は、例えば製造されたソーセージスケインが駆動装置17の助けにより長手方向軸A周りに捩られるときに該ソーセージスケインを分離する。また、例えば、移動エレメント(displacement element)を使用してソーセージスケインを単一のソーセージに分けるためにペースト体を分割する分離装置、および/または製造されたソーセージスケインまたは単一のソーセージをさらに搬送方向Tに運ぶ搬送装置を充填チューブの後に配置することができる。しかしながら、これらの様々な装置について、ここではさらに検討しない。
図2は本発明による第1の実施の形態の断面を示す。図2から明らかなように共押出しヘッド1はハウジング22を含み、ハウジング22内には、ケーシング材の放出のために押出金型7が適切なベアリング13により回転自在に支持される。ハウジング22はケーシング体材料用の供給部5を有する。押出金型7は金型キャビティ15を含み、これを通ってケーシング材は、環状ギャップ4を介し充填チューブ2上に押し出される。充填チューブ2は押出金型7を貫通して延在する。図2の矢印により示されるように、押出金型と共に充填チューブ2は充填チューブの長手方向軸周りに回転自在に支持され、製造されたソーセージスケインを分離する分離プロセスのために回転することができる。ここでの共押出しヘッド1は、環状ギャップ4を越えて延在される充填チューブ2有する。充填チューブ2は環状ギャップ4から距離Xだけ突出する。距離Xは好ましくは10〜200mmの長さであるがさらに長く選択してもよい。こうしてケーシング材は環状ギャップ4を通して充填チューブ2上に押し出すことができ、ケーシング材を距離X上で固化させることができる。ここでは、押し出されたケーシング材は、搬送方向Tの充填チューブ端8の方向に移動する。硬化(hardening)のために、ここでは固定液を供給する装置6が設けられる。この装置は図1に示すように充填チューブの周りに配置されることが好ましく、放出されたケーシング材に外部から固定液を塗布する。こうしてケーシング材(例えばアルギン)は例えば固定液(例えば塩化カルシウム溶液)の塗布により固化することができる。
延在されたスリーブ(すなわち延在された充填チューブ)により、硬化時間はこうして効果的に1秒を超える時間まで延ばすことができる。充填チューブ2の端部8では、放出されたケーシング材は十分に固化され、そして以降の処理段階に渡すことができる。加圧下で供給部3を介し充填チューブに供給されたペースト体はこのときのみ放出される。ここでペースト体はソーセージケーシング20内に押し込まれ、それによりソーセージケーシング20は充填チューブ2から引き出され、その結果ソーセージケーシングまたは放出されたケーシング材は搬送方向Tに移動される。したがって充填チューブ2がその外部領域において良好な摺動特性を有するならば、放出されたケーシング材またはソーセージケーシングを搬送方向Tに容易に移動することができ有利である。充填チューブの表面は、0.01〜0.1の範囲の摺動摩擦係数μを有する距離Xの領域に少なくとも形成されることが好ましい。これは、例えば、少なくとも充填チューブ2の領域Xに摺動摩擦を低減するコーティングを施せば可能である。こうして、本発明によると、以降の処理段階に耐える、丈夫な固化されたソーセージケーシング20が充填チューブ2の端部において既に利用可能になる。こうして、一例として、例えば捩切り装置21、17を使用することにより、充填チューブ2の直ぐ後ろで締め付けと捩切りを行うことが可能となる。ソーセージケーシングは、充填チューブ2および押出金型7と共に駆動装置17により長手方向軸周りに捩られ、一方、充填済みソーセージスケインは、くびれが生じるように装置21により捩れに対抗して保持される。分割は、また、例えば移動アーム(displacement arms)または剪断機等により、充填済みソーセージスケイン内にペースト体を移動させることにより可能である。また、ソーセージケーシングを充填チューブ上で直接に予備として利用できるようにするために、距離Xをバッファ部として使用することも可能である。このとき、距離Xは適切に長くなるように選択される。こうして本発明は、連続処理が実現可能となるように連続的なソーセージケーシングの製造を容易にする。
図3に、本発明による第2の実施の形態の断面を示す。充填チューブと、放出されたケーシング材または製造されるソーセージケーシングとの間の摺動摩擦係数を最小化する場合は、さらに例えば水などの潤滑剤を追加してよい。図3に例示する実施の形態は、ここでは潤滑剤を供給するために潤滑装置もまた設けられるということを除き図2に例示された実施の形態に対応する。潤滑装置は潤滑剤用の供給部9を含む。供給部9はここでは充填チューブ2における流路(channel)として形成される。特にここでの流路は充填チューブの外壁において環状に延びる。環状ギャップ4の領域では、ここでは別の環状ギャップ10が充填チューブ2の外側表面の周りに配置される。このため別の環状ギャップ10の後ろの領域における充填チューブ2は、環状ギャップ10の前の領域における充填チューブ2より小さな直径を有する。潤滑剤の内部注入が、放出されたケーシング材と充填チューブ2の表面との間の環状ギャップ10を介し行うことができる。こうして、放出されたケーシング材(すなわち製造されるソーセージケーシング)は、充填チューブ端8の方向に充填チューブ2上を容易に摺動することができる。したがって潤滑剤の注入は、充填チューブの表面の摩擦係数を低減するための補助として作用する。この目的のため、さらに開口を距離Xに沿って配置し、該開口を通してさらに潤滑剤を注入することができる。これにより、摺動する膜は距離Xに沿って裂けることがない。このとき潤滑剤は、ペースト体が放出されるにつれて、充填チューブ2を通ってソーセージケーシング20内に導かれ、またソーセージケーシング20とペースト体との間に導かれる。これは、内側のペースト体とソーセージケーシングとの間の結合の欠如によりソーセージケーシング20に対するペースト体の移動を容易にする。これは、例えば製品のパッケージングなどの次プロセスで有用であり、もしくはケーシングの容易な除去(容易な剥離)が望まれる場合に有用である。
潤滑剤はまたソーセージケーシングのための固化特性を有すると有利である。こうして、次の処理プロセスのためにさらに迅速にソーセージケーシングを強化することを目的として製造対象のソーセージケーシングを内側と外側から固化することができる。
図4は本発明による第3の実施の形態の断面を示す。図4に例示する実施の形態は、ここでは図3に例示された実施の形態に実質的に対応する。第2の実施の形態のようにペースト体とソーセージケーシングとの間に潤滑剤が導かれることはすべての場合において望ましいことではない。このため、本発明によると、ソーセージケーシングと放出されたペースト体との間に潤滑剤が全く及ばないもしくは微量のみが及ぶように、充填チューブ2の端部において潤滑剤を戻す装置を設けることができる。図4から明らかなように、このために少なくとも一つの開口、例えば少なくとも一つの戻り路11bに接続される環状の開口11aを充填チューブ2の端部に設けることができる。少なくとも一つの戻り路11bは充填チューブ2内において例えば環状に配置することもできる。潤滑剤は、再利用するために、この流路または戻り路11bを介し充填チューブ2の排出口14を通って潤滑剤供給源に再度戻すことができる。充填チューブの開口11aを介し潤滑剤をうまく排出できるように、ソーセージケーシング20に圧力を及ぼす、環状に形成されたストリップエレメント12が充填チューブ2の周りに配置される。ストリップエレメント12は弾性材から成り、ここではくさび形の断面を有し、その先端のみがソーセージケーシングを押す。こうして潤滑剤の流れを止めて開口11aに迂回させることができる。
潤滑剤を迂回させるもしくは戻すための図4に例示された装置の代わりに、充填チューブ2の外側面に戻り溝を設けることも考えられるであろう。そのとき、潤滑剤は、ストリップエレメント12により集められて搬送方向Tとは逆に戻り溝に迂回させることができる。
以下では、本発明による方法について図2〜図4を参照してさらに詳細に説明する。ソーセージを製造するために、前に説明したように、供給部5を介し押出金型7に供給されるケーシング材は環状ギャップ4を介し充填チューブ2の表面上に放出される。少なくとも、環状ギャップ4から突出する充填チューブ2の距離Xの開始領域では、固定液は、装置6により、放出されたケーシング材の表面に塗布される。製造されたソーセージケーシング20が以降の処理段階にて処理されることが可能なように、ケーシング材は充填チューブの表面上を搬送方向Tに摺動し充填チューブの端部8に達するまでに硬化する。ペースト体は、充填チューブ2と供給部3を介し充填チューブ端8に到達し、ここで先に製造されたソーセージケーシング20に充填される。ペースト体が放出されるとき、例えばソーセージケーシングが充填チューブ上で、ひだができるように寄せ集められる(gathered up)ソーセージの製造における場合もそうであるように、ケーシング材20は充填チューブ2から同時に引き出される。こうして、本発明によると、連続プロセスを容易にする連続的なソーセージケーシング、すなわち「エンドレスな(endless)」ソーセージケーシングを製造することができる。製造されたソーセージケーシング20は充填チューブの端8で既に実質的に固化されているので、充填済みソーセージスケインの締め付けまたは捩切りは、充填チューブの直ぐ後ろで行うことができる。捩切りの間、充填チューブ2は、例えば駆動装置17を使用することにより充填チューブの長手方向軸周りに押出金型7と共に回転され、一方、充填済みソーセージスケインは装置21により捩れに対抗して保持することができる。こうして、単一の部分同士の間に締め付け点が形成される。もしくは、充填済みソーセージスケインは、また、移動エレメントの助けによりペースト体をソーセージスケイン内に移動させることにより分割することができ、この場合、次にソーセージはクリップで閉じられる。図示しないが、該装置は、さらに搬送装置(例えば、充填済みソーセージスケインまたは単一の部分を搬送方向Tに移動する、向き合って配置された搬送ローラーまたはコンベア)を有してよい。
好ましい方法によると、潤滑剤は充填チューブ2とケーシング材との間に注入される。潤滑剤は、また、製造されるソーセージケーシングが外側と内側から硬化するように固化特性を有してよい。ここでは潤滑剤は、搬送方向Tに製造されるソーセージケーシングと共に、放出されたペースト体に(すなわちペースト体とソーセージケーシング20間に)塗布されてもよいし、またはソーセージケーシングとペースト体との間に潤滑剤が全く残らないもしくは微量のみが残るように適切な装置を介し充填チューブ2の端部で留められ戻されてもよい。
製造開始時すなわち最初の部分の製造の前に、充填チューブ上に押し出されたケーシング材は手動で注意深く引っ張り出され、そして手動で次の組立体に入れられる。製造が開始されると、製品は別の処理の前に製造ラインから適宜放出される。
本発明による充填機を示す図 本発明の第1の実施の形態による共押出しヘッドの断面図 本発明の第2の実施の形態による共押出しヘッドの断面図 本発明による第3の実施の形態の断面図 最先端技術により公知の共押出しヘッドの断面図

Claims (16)

  1. ペースト体とソーセージケーシング(20)用のケーシング材とを共押出しする共押出しヘッド(1)を有し、前記ペースト体からソーセージを製造する装置であって、前記共押出しヘッド(1)は、前記ペースト体を放出する充填チューブ(2)と前記充填チューブ(2)に設けられている押出金型(7)とを有し、前記押出金型は、前記ケーシング材を放出する押出しギャップ(4)を有する装置において、
    前記充填チューブ(2)は、前記ケーシング材が前記環状ギャップ(4)を通って前記充填チューブ(2)上に押し出され、前記充填チューブに沿って固化可能なように、前記環状ギャップ(4)から距離Xだけ突出し、
    前記放出されたケーシング材上に固定液を供給する装置(6)を有し、前記装置(6)は、少なくとも前記距離Xの一部領域に配置されることを特徴とする装置。
  2. 前記装置(6)は、前記距離Xの開始部分に配置されることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 前記距離Xは、10〜200mm以上であることを特徴とする請求項1または2に記載の装置。
  4. 前記充填チューブ(2)の表面は、少なくとも前記距離Xの領域において、研磨されたステンレススチールの摺動摩擦係数よりも低い摺動摩擦係数μを有することを特徴とする請求項1乃至3の少なくとも1項に記載の装置。
  5. 前記充填チューブ(2)と前記放出されたケーシング材との間に潤滑剤を供給する潤滑装置(19)をさらに有することを特徴とする請求項1乃至4の少なくとも1項に記載の装置。
  6. 前記潤滑装置(9、10)は、前記充填チューブに配置される潤滑剤用の供給部(9)と環状ギャップ(10)とを有し、前記潤滑剤は、前記環状ギャップ(10)を通って、前記距離Xだけ突出する前記充填チューブ(2)の表面上に放出されることを特徴とする請求項5に記載の装置。
  7. 前記充填チューブの端部(2)において、戻り路(11)の少なくとも一つの開口が、前記潤滑剤用に設けられていることを特徴とする請求項1乃至6の少なくとも1項に記載の装置。
  8. 前記潤滑剤用の戻り溝が、少なくとも前記距離Xの領域において前記充填チューブ(2)の外側に設けられていることを特徴とする請求項1乃至7の少なくとも1項に記載の装置。
  9. 前記充填チューブ端(8)の領域には、前記ソーセージケーシング(20)に圧力を及ぼす環状のストリップエレメント(12)が前記充填チューブ(2)の周りに配置されることを特徴とする請求項1乃至8の少なくとも1項に記載の装置。
  10. ケーシング材が充填チューブ(2)上に押し出され、充填チューブ端(8)の方向に所定の距離Xだけ移動される、連続的なソーセージケーシング(20)を製造する工程と、
    前記押し出されたケーシング材を前記充填チューブ(2)の前記距離X上で固化する工程と、
    前記充填チューブ(2)を通してペースト体を放出し前記ソーセージケーシング(20)に前記ペースト体を充填する工程であって、前記ソーセージケーシング(20)は、前記充填チューブ(2)から引き出される工程とを有し、
    前記放出されたケース材上に固定液を供給する装置(6)が用意され、前記装置(6)は、少なくとも前記距離Xの一部領域に配置される、ソーセージを製造する方法。
  11. 前記充填済みソーセージケーシングは、捩切りプロセスによりもしくは締め付けにより前記充填チューブの後ろで単一部分に分割されることを特徴とする請求項10に記載の方法。
  12. 前記押し出されたケーシング材を固化するために、固定液が、少なくとも前記距離Xの前記開始領域において前記押し出されたケーシング材上に外部から塗布されることを特徴とする請求項10または11に記載の方法。
  13. 潤滑剤が、前記充填チューブ(2)と前記放出されたケーシング材との間に導かれることを特徴とする請求項10乃至12の少なくとも1項に記載の方法。
  14. 前記潤滑剤は、固化特性を呈することを特徴とする請求項13に記載の方法。
  15. 前記潤滑剤は、さらに、前記ソーセージケーシング(20)と前記ペースト体との間に導かれることを特徴とする請求項13または14に記載の方法。
  16. 前記潤滑剤は、前記ソーセージケーシングと前記ペースト体との間に潤滑剤が導かれないように、前記充填チューブ(2)の前記端部において排出されることを特徴とする請求項13乃至15の少なくとも1項に記載の方法。
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