JP4874300B2 - ソーセージ製造装置およびソーセージ製造方法 - Google Patents

ソーセージ製造装置およびソーセージ製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4874300B2
JP4874300B2 JP2008173899A JP2008173899A JP4874300B2 JP 4874300 B2 JP4874300 B2 JP 4874300B2 JP 2008173899 A JP2008173899 A JP 2008173899A JP 2008173899 A JP2008173899 A JP 2008173899A JP 4874300 B2 JP4874300 B2 JP 4874300B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filling tube
casing
lubricant
sausage
distance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2008173899A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009022279A (ja
Inventor
バヒトル マンフレッド
ロイター ジークフリート
シュリッサー マルクス
Original Assignee
アルベルト ハントマン マシネンファブリク ゲーエムベーハー ウント ツェーオー.カーゲー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=38792107&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP4874300(B2) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by アルベルト ハントマン マシネンファブリク ゲーエムベーハー ウント ツェーオー.カーゲー filed Critical アルベルト ハントマン マシネンファブリク ゲーエムベーハー ウント ツェーオー.カーゲー
Publication of JP2009022279A publication Critical patent/JP2009022279A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4874300B2 publication Critical patent/JP4874300B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A22BUTCHERING; MEAT TREATMENT; PROCESSING POULTRY OR FISH
    • A22CPROCESSING MEAT, POULTRY, OR FISH
    • A22C13/00Sausage casings
    • A22C13/0003Apparatus for making sausage casings, e.g. simultaneously with stuffing artificial casings
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A22BUTCHERING; MEAT TREATMENT; PROCESSING POULTRY OR FISH
    • A22CPROCESSING MEAT, POULTRY, OR FISH
    • A22C11/00Sausage making ; Apparatus for handling or conveying sausage products during manufacture
    • A22C11/02Sausage filling or stuffing machines
    • A22C11/0209Stuffing horn assembly
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A22BUTCHERING; MEAT TREATMENT; PROCESSING POULTRY OR FISH
    • A22CPROCESSING MEAT, POULTRY, OR FISH
    • A22C13/00Sausage casings
    • A22C2013/002Sausage casings made by extrusion
    • A22C2013/0023Sausage casings made by extrusion coextruded together with the food product

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Meat, Egg Or Seafood Products (AREA)
  • Processing Of Meat And Fish (AREA)
  • Containers And Plastic Fillers For Packaging (AREA)

Description

本発明は、請求項1の前文に記載のソーセージを製造する装置および方法に関する。
この手の装置と方法は欧州特許第1371293号明細書から既に知られている。ここでは、ソーセージケーシング(sausage casing)膜がペースト体(paste mass)(ソーセージ肉)上に引き出され、次に共押出しプロセス(coextrusion process)の後、製造されたソーセージスケイン(sausage skein)が分割される。図5に一例としてこの手の共押出しヘッドを示す。ソーセージケーシング体は、押出金型7により環状ギャップ4を介し充填チューブ2を通って供給されたペースト体に塗布される。共押出し後、環状ギャップ4を介しゲル状物(gel−type mass)(例えばアルギン(alginate))として供給されたソーセージケーシングは、固定液(fixing solution)(例えば塩化カルシウム溶液)を外面に供給することにより固化され(solidified)、そして例えば締め付け(constriction)または捩切り(twisting off)などの次の処理工程の準備がなされる。
しかしながら、ケーシングに応力を加えることができることになるまでに固化プロセスには一定の時間(通常は1〜2秒)がかかるので、例えば捩切りプロセスを開始するために共押出しヘッドの直ぐ後ろでソーセージスケインを締め付けることは問題がある。ソーセージケーシングは十分には丈夫ではないのでソーセージスケインは裂ける。
これに鑑み、本発明は、大きい応力を加えることができるソーセージケーシングの製造を容易にする、ソーセージを製造する簡易な装置および高速の方法を提供することを目的する。
本発明によれば、上記目的は請求項1乃至請求項10の特徴により解決される。
本発明によると、ソーセージケーシングは、充填チューブから放出されるペースト体にもはや直接塗布されるのではなく、そのかわりに充填チューブ上に押し出される。これを容易にするために充填チューブは環状ギャップから距離Xだけ突出する。次に、押し出されたケーシング材は上記突出する充填チューブの距離X上で固化することができる。このようにして、充填チューブ上で連続的なソーセージケーシングを形成することができる。そして、ペースト体が供給される。ここで充填チューブ上のソーセージケーシングは充填チューブから引き出される。したがってケーシングに応力を加えることができ、例えば締め付け、捩切り、移動(displacement)等の次の処理工程が行われる。そのため、延在された充填チューブの距離Xは、また、ソーセージケーシングの予備を直接充填チューブ上に与えるためのバッファ部として役立つ。
有利な方法では、本装置は放出されたケーシング材用の固定液を供給する構造を有し、この装置は、少なくとも距離Xの一部領域に、特には距離Xの開始部分に配置される。こうして、確実で迅速な固定(fixing)が距離Xの領域において保証される。距離Xは10〜200mm以上であることが好ましいが、これより長くてもよい。この距離はケーシング材を固化するのに十分である。
押し出されたケーシング材(すなわち製造されたソーセージケーシング)が充填チューブ端の方向に充填チューブ上で移動することができるためには、充填チューブが、少なくとも突出する距離Xの領域において、研磨されたステンレススチールの摺動摩擦係数よりも低い摺動摩擦係数μ(例えば0.01から0.1の範囲)を有する充填チューブ表面を有すると有利である。したがって、裂ける、もしくは損傷されることなくソーセージケーシングが充填チューブ上で容易に移動することができるということが保証される。この好ましい摺動特性は、例えば適切なコーティングにより実現することができる。
しかしながら、本装置は、それに加えて、もしくはその代替として、充填チューブと放出されたケーシング材との間に潤滑剤を供給する潤滑装置を備えることも可能である。したがって潤滑体が充填チューブとソーセージケーシングとの間に形成されるのでソーセージケーシングは充填チューブに張り付かず裂けない。こうして摺動摩擦係数を最小化することができる。
好ましい実施の形態によると、潤滑装置は、充填チューブに配置される潤滑剤用の供給部と環状ギャップとを有し、潤滑剤は該環状ギャップを通って、距離Xだけ突出する充填チューブの表面上に放出される。
充填チューブの端部には、ソーセージケーシングとペースト体との間に潤滑剤が全く導かれないかまたは微量の潤滑剤が導かれるように潤滑剤を排出するために、潤滑剤用に少なくとも一つの戻り路の開口を設けることができる。もしくは、充填チューブの外側に、少なくとも距離Xの領域に戻り溝が設けられてもよい。こうして余分の潤滑剤を排出することができる。
また、充填チューブ端の領域において、ソーセージケーシングに圧力をかける環状のストリップエレメントを充填チューブの周りに配置することも有利であろう。こうしてペースト体とソーセージケーシング間での充填チューブ端上への潤滑剤の放出を回避することができる。留められた潤滑剤はその後、上記戻り路または戻り溝を介し外に導き出すことができる。
本発明に記載の方法により、充填チューブの後ろで、充填済みソーセージケーシングは捩切りプロセスまたは締め付けにより単一部分に分割することができる。これは、捩切り点を形成するために充填済みソーセージスケインをその長手方向軸周りに回転することができるか、もしくは移動エレメントがソーセージケーシングを破損することなくソーセージケーシングを単一部分に分割することができることを意味する。
固定液は、外部から、固定液供給部を介し、少なくとも距離Xの開始領域で、押し出されたケーシング材に塗布することができる。潤滑剤が使用され充填チューブとケーシング材との間に注入される場合、この潤滑剤は、また、同時に固化が内側から生じるように固化特性を有してよい。したがって次の処理プロセスのためにより迅速にソーセージケーシングを強化するために、内側と外側からソーセージケーシングを固化することができる。
潤滑剤が充填チューブとケーシング材との間に導かれ、さらに潤滑剤がソーセージケーシングとペースト体との間に導かれるとき、ペースト体とソーセージケーシング間の結合の欠如によりペースト体はソーセージケーシングに対し容易に移動する。これは、例えば製品のパッケージングなどの次プロセスで有用であるか、もしくはまた容易な除去(ケーシングの容易な剥離)が望まれる場合に有用である。
ソーセージケーシングとペースト体との間に全く潤滑剤が必要でなければ、潤滑剤は充填チューブの端部において外部に導かれる。本発明について、添付の図面を参照し以下にさらに詳細に説明する。
図1から明らかなように充填機は公知のやりかたでホッパー16を備え、該ホッパー16を介し、例えばソーセージ肉などのペースト体はホッパーの下に位置する搬送機構に供給される。搬送機構はペースト体を加圧下で充填チューブ2に運び込み、その結果ペースト体はソーセージ製造のためにソーセージケーシング内に押し込まれる。共押出しヘッド1の助けにより、ソーセージケーシング20もまたソーセージ用に製造することができる。ケーシング材の固化については、装置6もまた放出されたケーシング材用の固定液を供給するために設けられる。ここでは上記装置は環状のスプレーとして形成され、固化されるソーセージケーシングは充填チューブ上において該スプレーを通過する。環状のスプレーは、環状スプレー用の貯蔵容器からポンプにより供給される固定液用の供給部に接続されている。
充填チューブ端8の後ろには、図1に概略的に示されるように様々な装置21を続けて配置することができる。例えば、ここでは分離装置(parting−off device)を設けることができ、該分離装置は、例えば製造されたソーセージスケインが駆動装置17の助けにより長手方向軸A周りに捩られるときに該ソーセージスケインを分離する。また、例えば、移動エレメント(displacement element)を使用してソーセージスケインを単一のソーセージに分けるためにペースト体を分割する分離装置、および/または製造されたソーセージスケインまたは単一のソーセージをさらに搬送方向Tに運ぶ搬送装置を充填チューブの後に配置することができる。しかしながら、これらの様々な装置について、ここではさらに検討しない。
図2は本発明による第1の実施の形態の断面を示す。図2から明らかなように共押出しヘッド1はハウジング22を含み、ハウジング22内には、ケーシング材の放出のために押出金型7が適切なベアリング13により回転自在に支持される。ハウジング22はケーシング体材料用の供給部5を有する。押出金型7は金型キャビティ15を含み、これを通ってケーシング材は、環状ギャップ4を介し充填チューブ2上に押し出される。充填チューブ2は押出金型7を貫通して延在する。図2の矢印により示されるように、押出金型と共に充填チューブ2は充填チューブの長手方向軸周りに回転自在に支持され、製造されたソーセージスケインを分離する分離プロセスのために回転することができる。ここでの共押出しヘッド1は、環状ギャップ4を越えて延在される充填チューブ2有する。充填チューブ2は環状ギャップ4から距離Xだけ突出する。距離Xは好ましくは10〜200mmの長さであるがさらに長く選択してもよい。こうしてケーシング材は環状ギャップ4を通して充填チューブ2上に押し出すことができ、ケーシング材を距離X上で固化させることができる。ここでは、押し出されたケーシング材は、搬送方向Tの充填チューブ端8の方向に移動する。硬化(hardening)のために、ここでは固定液を供給する装置6が設けられる。この装置は図1に示すように充填チューブの周りに配置されることが好ましく、放出されたケーシング材に外部から固定液を塗布する。こうしてケーシング材(例えばアルギン)は例えば固定液(例えば塩化カルシウム溶液)の塗布により固化することができる。
延在されたスリーブ(すなわち延在された充填チューブ)により、硬化時間はこうして効果的に1秒を超える時間まで延ばすことができる。充填チューブ2の端部8では、放出されたケーシング材は十分に固化され、そして以降の処理段階に渡すことができる。加圧下で供給部3を介し充填チューブに供給されたペースト体はこのときのみ放出される。ここでペースト体はソーセージケーシング20内に押し込まれ、それによりソーセージケーシング20は充填チューブ2から引き出され、その結果ソーセージケーシングまたは放出されたケーシング材は搬送方向Tに移動される。したがって充填チューブ2がその外部領域において良好な摺動特性を有するならば、放出されたケーシング材またはソーセージケーシングを搬送方向Tに容易に移動することができ有利である。充填チューブの表面は、0.01〜0.1の範囲の摺動摩擦係数μを有する距離Xの領域に少なくとも形成されることが好ましい。これは、例えば、少なくとも充填チューブ2の領域Xに摺動摩擦を低減するコーティングを施せば可能である。こうして、本発明によると、以降の処理段階に耐える、丈夫な固化されたソーセージケーシング20が充填チューブ2の端部において既に利用可能になる。こうして、一例として、例えば捩切り装置21、17を使用することにより、充填チューブ2の直ぐ後ろで締め付けと捩切りを行うことが可能となる。ソーセージケーシングは、充填チューブ2および押出金型7と共に駆動装置17により長手方向軸周りに捩られ、一方、充填済みソーセージスケインは、くびれが生じるように装置21により捩れに対抗して保持される。分割は、また、例えば移動アーム(displacement arms)または剪断機等により、充填済みソーセージスケイン内にペースト体を移動させることにより可能である。また、ソーセージケーシングを充填チューブ上で直接に予備として利用できるようにするために、距離Xをバッファ部として使用することも可能である。このとき、距離Xは適切に長くなるように選択される。こうして本発明は、連続処理が実現可能となるように連続的なソーセージケーシングの製造を容易にする。
図3に、本発明による第2の実施の形態の断面を示す。充填チューブと、放出されたケーシング材または製造されるソーセージケーシングとの間の摺動摩擦係数を最小化する場合は、さらに例えば水などの潤滑剤を追加してよい。図3に例示する実施の形態は、ここでは潤滑剤を供給するために潤滑装置もまた設けられるということを除き図2に例示された実施の形態に対応する。潤滑装置は潤滑剤用の供給部9を含む。供給部9はここでは充填チューブ2における流路(channel)として形成される。特にここでの流路は充填チューブの外壁において環状に延びる。環状ギャップ4の領域では、ここでは別の環状ギャップ10が充填チューブ2の外側表面の周りに配置される。このため別の環状ギャップ10の後ろの領域における充填チューブ2は、環状ギャップ10の前の領域における充填チューブ2より小さな直径を有する。潤滑剤の内部注入が、放出されたケーシング材と充填チューブ2の表面との間の環状ギャップ10を介し行うことができる。こうして、放出されたケーシング材(すなわち製造されるソーセージケーシング)は、充填チューブ端8の方向に充填チューブ2上を容易に摺動することができる。したがって潤滑剤の注入は、充填チューブの表面の摩擦係数を低減するための補助として作用する。この目的のため、さらに開口を距離Xに沿って配置し、該開口を通してさらに潤滑剤を注入することができる。これにより、摺動する膜は距離Xに沿って裂けることがない。このとき潤滑剤は、ペースト体が放出されるにつれて、充填チューブ2を通ってソーセージケーシング20内に導かれ、またソーセージケーシング20とペースト体との間に導かれる。これは、内側のペースト体とソーセージケーシングとの間の結合の欠如によりソーセージケーシング20に対するペースト体の移動を容易にする。これは、例えば製品のパッケージングなどの次プロセスで有用であり、もしくはケーシングの容易な除去(容易な剥離)が望まれる場合に有用である。
潤滑剤はまたソーセージケーシングのための固化特性を有すると有利である。こうして、次の処理プロセスのためにさらに迅速にソーセージケーシングを強化することを目的として製造対象のソーセージケーシングを内側と外側から固化することができる。
図4は本発明による第3の実施の形態の断面を示す。図4に例示する実施の形態は、ここでは図3に例示された実施の形態に実質的に対応する。第2の実施の形態のようにペースト体とソーセージケーシングとの間に潤滑剤が導かれることはすべての場合において望ましいことではない。このため、本発明によると、ソーセージケーシングと放出されたペースト体との間に潤滑剤が全く及ばないもしくは微量のみが及ぶように、充填チューブ2の端部において潤滑剤を戻す装置を設けることができる。図4から明らかなように、このために少なくとも一つの開口、例えば少なくとも一つの戻り路11bに接続される環状の開口11aを充填チューブ2の端部に設けることができる。少なくとも一つの戻り路11bは充填チューブ2内において例えば環状に配置することもできる。潤滑剤は、再利用するために、この流路または戻り路11bを介し充填チューブ2の排出口14を通って潤滑剤供給源に再度戻すことができる。充填チューブの開口11aを介し潤滑剤をうまく排出できるように、ソーセージケーシング20に圧力を及ぼす、環状に形成されたストリップエレメント12が充填チューブ2の周りに配置される。ストリップエレメント12は弾性材から成り、ここではくさび形の断面を有し、その先端のみがソーセージケーシングを押す。こうして潤滑剤の流れを止めて開口11aに迂回させることができる。
潤滑剤を迂回させるもしくは戻すための図4に例示された装置の代わりに、充填チューブ2の外側面に戻り溝を設けることも考えられるであろう。そのとき、潤滑剤は、ストリップエレメント12により集められて搬送方向Tとは逆に戻り溝に迂回させることができる。
以下では、本発明による方法について図2〜図4を参照してさらに詳細に説明する。ソーセージを製造するために、前に説明したように、供給部5を介し押出金型7に供給されるケーシング材は環状ギャップ4を介し充填チューブ2の表面上に放出される。少なくとも、環状ギャップ4から突出する充填チューブ2の距離Xの開始領域では、固定液は、装置6により、放出されたケーシング材の表面に塗布される。製造されたソーセージケーシング20が以降の処理段階にて処理されることが可能なように、ケーシング材は充填チューブの表面上を搬送方向Tに摺動し充填チューブの端部8に達するまでに硬化する。ペースト体は、充填チューブ2と供給部3を介し充填チューブ端8に到達し、ここで先に製造されたソーセージケーシング20に充填される。ペースト体が放出されるとき、例えばソーセージケーシングが充填チューブ上で、ひだができるように寄せ集められる(gathered up)ソーセージの製造における場合もそうであるように、ケーシング材20は充填チューブ2から同時に引き出される。こうして、本発明によると、連続プロセスを容易にする連続的なソーセージケーシング、すなわち「エンドレスな(endless)」ソーセージケーシングを製造することができる。製造されたソーセージケーシング20は充填チューブの端8で既に実質的に固化されているので、充填済みソーセージスケインの締め付けまたは捩切りは、充填チューブの直ぐ後ろで行うことができる。捩切りの間、充填チューブ2は、例えば駆動装置17を使用することにより充填チューブの長手方向軸周りに押出金型7と共に回転され、一方、充填済みソーセージスケインは装置21により捩れに対抗して保持することができる。こうして、単一の部分同士の間に締め付け点が形成される。もしくは、充填済みソーセージスケインは、また、移動エレメントの助けによりペースト体をソーセージスケイン内に移動させることにより分割することができ、この場合、次にソーセージはクリップで閉じられる。図示しないが、該装置は、さらに搬送装置(例えば、充填済みソーセージスケインまたは単一の部分を搬送方向Tに移動する、向き合って配置された搬送ローラーまたはコンベア)を有してよい。
好ましい方法によると、潤滑剤は充填チューブ2とケーシング材との間に注入される。潤滑剤は、また、製造されるソーセージケーシングが外側と内側から硬化するように固化特性を有してよい。ここでは潤滑剤は、搬送方向Tに製造されるソーセージケーシングと共に、放出されたペースト体に(すなわちペースト体とソーセージケーシング20間に)塗布されてもよいし、またはソーセージケーシングとペースト体との間に潤滑剤が全く残らないもしくは微量のみが残るように適切な装置を介し充填チューブ2の端部で留められ戻されてもよい。
製造開始時すなわち最初の部分の製造の前に、充填チューブ上に押し出されたケーシング材は手動で注意深く引っ張り出され、そして手動で次の組立体に入れられる。製造が開始されると、製品は別の処理の前に製造ラインから適宜放出される。
本発明による充填機を示す図 本発明の第1の実施の形態による共押出しヘッドの断面図 本発明の第2の実施の形態による共押出しヘッドの断面図 本発明による第3の実施の形態の断面図 最先端技術により公知の共押出しヘッドの断面図

Claims (16)

  1. ペースト体とソーセージケーシング(20)用のケーシング材とを共押出しする共押出しヘッド(1)を有し、前記ペースト体からソーセージを製造する装置であって、前記共押出しヘッド(1)は、前記ペースト体を放出する充填チューブ(2)と前記充填チューブ(2)に設けられている押出金型(7)とを有し、前記押出金型は、前記ケーシング材を放出する押出しギャップ(4)を有する装置において、
    前記充填チューブ(2)は、前記ケーシング材が前記環状ギャップ(4)を通って前記充填チューブ(2)上に押し出され、前記充填チューブに沿って固化可能なように、前記環状ギャップ(4)から距離Xだけ突出し、
    前記放出されたケーシング材上に固定液を供給する装置(6)を有し、前記装置(6)は、少なくとも前記距離Xの一部領域に配置されることを特徴とする装置。
  2. 前記装置(6)は、前記距離Xの開始部分に配置されることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 前記距離Xは、10〜200mm以上であることを特徴とする請求項1または2に記載の装置。
  4. 前記充填チューブ(2)の表面は、少なくとも前記距離Xの領域において、研磨されたステンレススチールの摺動摩擦係数よりも低い摺動摩擦係数μを有することを特徴とする請求項1乃至3の少なくとも1項に記載の装置。
  5. 前記充填チューブ(2)と前記放出されたケーシング材との間に潤滑剤を供給する潤滑装置(19)をさらに有することを特徴とする請求項1乃至4の少なくとも1項に記載の装置。
  6. 前記潤滑装置(9、10)は、前記充填チューブに配置される潤滑剤用の供給部(9)と環状ギャップ(10)とを有し、前記潤滑剤は、前記環状ギャップ(10)を通って、前記距離Xだけ突出する前記充填チューブ(2)の表面上に放出されることを特徴とする請求項5に記載の装置。
  7. 前記充填チューブの端部(2)において、戻り路(11)の少なくとも一つの開口が、前記潤滑剤用に設けられていることを特徴とする請求項1乃至6の少なくとも1項に記載の装置。
  8. 前記潤滑剤用の戻り溝が、少なくとも前記距離Xの領域において前記充填チューブ(2)の外側に設けられていることを特徴とする請求項1乃至7の少なくとも1項に記載の装置。
  9. 前記充填チューブ端(8)の領域には、前記ソーセージケーシング(20)に圧力を及ぼす環状のストリップエレメント(12)が前記充填チューブ(2)の周りに配置されることを特徴とする請求項1乃至8の少なくとも1項に記載の装置。
  10. ケーシング材が充填チューブ(2)上に押し出され、充填チューブ端(8)の方向に所定の距離Xだけ移動される、連続的なソーセージケーシング(20)を製造する工程と、
    前記押し出されたケーシング材を前記充填チューブ(2)の前記距離X上で固化する工程と、
    前記充填チューブ(2)を通してペースト体を放出し前記ソーセージケーシング(20)に前記ペースト体を充填する工程であって、前記ソーセージケーシング(20)は、前記充填チューブ(2)から引き出される工程とを有し、
    前記放出されたケース材上に固定液を供給する装置(6)が用意され、前記装置(6)は、少なくとも前記距離Xの一部領域に配置される、ソーセージを製造する方法。
  11. 前記充填済みソーセージケーシングは、捩切りプロセスによりもしくは締め付けにより前記充填チューブの後ろで単一部分に分割されることを特徴とする請求項10に記載の方法。
  12. 前記押し出されたケーシング材を固化するために、固定液が、少なくとも前記距離Xの前記開始領域において前記押し出されたケーシング材上に外部から塗布されることを特徴とする請求項10または11に記載の方法。
  13. 潤滑剤が、前記充填チューブ(2)と前記放出されたケーシング材との間に導かれることを特徴とする請求項10乃至12の少なくとも1項に記載の方法。
  14. 前記潤滑剤は、固化特性を呈することを特徴とする請求項13に記載の方法。
  15. 前記潤滑剤は、さらに、前記ソーセージケーシング(20)と前記ペースト体との間に導かれることを特徴とする請求項13または14に記載の方法。
  16. 前記潤滑剤は、前記ソーセージケーシングと前記ペースト体との間に潤滑剤が導かれないように、前記充填チューブ(2)の前記端部において排出されることを特徴とする請求項13乃至15の少なくとも1項に記載の方法。
JP2008173899A 2007-07-20 2008-07-02 ソーセージ製造装置およびソーセージ製造方法 Active JP4874300B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP07014354A EP2016830B1 (de) 2007-07-20 2007-07-20 Vorrichtung und Verfahren zum Herstellen von Würsten
EP07014354.0 2007-07-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009022279A JP2009022279A (ja) 2009-02-05
JP4874300B2 true JP4874300B2 (ja) 2012-02-15

Family

ID=38792107

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008173899A Active JP4874300B2 (ja) 2007-07-20 2008-07-02 ソーセージ製造装置およびソーセージ製造方法

Country Status (10)

Country Link
US (1) US7591717B2 (ja)
EP (1) EP2016830B1 (ja)
JP (1) JP4874300B2 (ja)
CN (1) CN101347153B (ja)
AT (1) ATE434384T1 (ja)
BR (1) BRPI0803431B1 (ja)
DE (1) DE502007000950D1 (ja)
DK (1) DK2016830T3 (ja)
ES (1) ES2325424T3 (ja)
PL (1) PL2016830T3 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102011113882A1 (de) * 2011-09-22 2013-03-28 Christian Auf Der Heide Beschichtungssystem für Wurstprodukte und Nahrungsmittel
ITVR20120186A1 (it) * 2012-09-14 2014-03-15 Risco Spa Apparecchiatura di attorcigliatura.
DE202012009795U1 (de) 2012-10-15 2014-01-16 Vemag Maschinenbau Gmbh Vorrichtung zum Herstellen eines Stranges aus einer pastösen Masse
ES2554939T3 (es) 2012-12-14 2015-12-28 Albert Handtmann Maschinenfabrik Gmbh & Co. Kg Procedimiento para la producción de un alimento por coextrusión y uso de un agente adhesivo como lubricante durante la coextrusión
DE102013201229B4 (de) * 2013-01-25 2017-08-10 Albert Handtmann Maschinenfabrik Gmbh & Co. Kg Füllmaschine
ES2688085T3 (es) * 2016-02-19 2018-10-30 Albert Handtmann Maschinenfabrik Gmbh & Co. Kg Embutición de alimentos con porcentaje sólido y líquido
US11006642B2 (en) * 2017-10-17 2021-05-18 Dcw Casing Llc Apparatus and method for applying liquid to sausage
ES2954775T3 (es) 2020-02-20 2023-11-24 Handtmann Albert Maschf Dispositivo y procedimiento para la fabricación de productos coextrudidos con grosor variable del material de envoltura
DE102021134027A1 (de) 2021-12-21 2023-06-22 Albert Handtmann Maschinenfabrik Gmbh & Co. Kg Pektinhaltiges, mehrschichtiges Lebensmittelprodukt und Extrusionsverfahren zu seiner Herstellung

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3751202A (en) * 1971-04-15 1973-08-07 Gen Mills Inc Coextrusion apparatus
DE2908496A1 (de) * 1979-03-05 1980-09-18 Niedecker Herbert Verfahren und vorrichtung zum vorbereitenden behandeln von gerafften kunstdarmhuellen
DE3129947C2 (de) 1981-07-29 1985-08-08 Convent Knabber-Gebäck GmbH & Co KG, 5000 Köln Düsenkopf für einen Kochextruder
US4949430A (en) * 1989-09-19 1990-08-21 W. R. Grace & Co.-Conn. Method and apparatus for coating a food product casing
JP2791378B2 (ja) * 1994-12-05 1998-08-27 株式会社松永商會 腸支持具
BR9814058A (pt) * 1997-10-30 2000-09-26 Townsend Engineering Co Método e dispositivo para a criação de cordões de salsichas co-extrudados
WO2000047053A1 (fr) * 1999-02-10 2000-08-17 Hitec Co., Ltd. Dispositif de fabrication de saucisson
JP3696766B2 (ja) * 1999-07-30 2005-09-21 興和 岩隈 ケーシング筒状担持具
US6740349B2 (en) * 1999-10-18 2004-05-25 The Dial Corporation Apparatus and method for forming casingless sausages
FR2803491B1 (fr) * 2000-01-07 2003-10-03 Bongrain Sa Procede de coextrusion avec canules de coextrusion
JP4773674B2 (ja) * 2000-07-21 2011-09-14 ハイテック株式会社 天然腸ソーセージの製造方法とその装置
JP2003102371A (ja) * 2001-09-28 2003-04-08 Asahi Giken Kk ソーセージ等の製造装置
ES2284745T3 (es) * 2002-06-10 2007-11-16 ALBERT HANDTMANN MASCHINENFABRIK GMBH & CO. KG Dispositivo y procedimiento para la fabricacion de un cordon de una masa pastosa y un cabezal de extrusion para el dispositivo y procedimiento.
NL1025670C2 (nl) * 2004-03-09 2005-09-12 Townsend Engineering B V Werkwijze en inrichting voor het dehydreren van gecoextrudeerde voedselproducten.
EP1695627B1 (de) * 2005-02-25 2007-01-17 Albert Handtmann Maschinenfabrik GmbH & Co. KG Vorrichtung und Verfahren zum Befüllen von Wursthüllen mit pastösem Füllgut

Also Published As

Publication number Publication date
US20090023373A1 (en) 2009-01-22
ES2325424T3 (es) 2009-09-03
US7591717B2 (en) 2009-09-22
BRPI0803431B1 (pt) 2019-01-22
DE502007000950D1 (de) 2009-08-06
ATE434384T1 (de) 2009-07-15
EP2016830A1 (de) 2009-01-21
BRPI0803431A2 (pt) 2009-07-14
JP2009022279A (ja) 2009-02-05
PL2016830T3 (pl) 2009-09-30
CN101347153B (zh) 2010-12-01
CN101347153A (zh) 2009-01-21
EP2016830B1 (de) 2009-06-24
DK2016830T3 (da) 2009-09-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4874300B2 (ja) ソーセージ製造装置およびソーセージ製造方法
CA2431345C (en) Device and method for the manufacture of a strand of a pasty mass and extrusion head for such a device and method, respectively
PL1738649T3 (pl) Urządzenie i sposób wytwarzania pasma kiełbasy o dowolnym kształcie
CA3034979A1 (fr) Procede et dispositif d'extrusion et d'etiquetage d'un produit cylindrique
US10639832B2 (en) Method for forming seals on seal carriers
EP1474989A1 (de) Verfahren zum Herstellen von Portionspackungen in einem Folienschlauch
US10919205B2 (en) Method and device for the production of an elongated product, and elongated product
KR101977150B1 (ko) 자동차 부품용 맞춤형 고무호스의 제조방법 및 이에 제조된 자동차 부품용 맞춤형 고무호스
JP2000326384A (ja) 間欠押出装置及び間欠押出方法並びにカテーテルの製造方法
US6981912B2 (en) Method and means for filling natural casing sausages
EP2428119A1 (en) Whey suction device
US9314034B2 (en) Apparatus for producing a sausage string
PL1834531T3 (pl) Przygotowywanie taśmy materiału na filtry w przemyśle przetwórstwa tytoniu
RU2650033C1 (ru) Способ и устройство для производства колбасных продуктов
US20160227793A1 (en) Method of extruding sausage sleeves of at least partial collagen, extrusion head and extruded collagen sleeves
JP2000045193A (ja) Pcストランドの防錆処理方法
US7182684B2 (en) Method and means for stuffing natural casings with a sausage emulsion
CH627138A5 (ja)
SE201625C1 (ja)
WO2017144539A1 (de) Verfahren zur herstellung einer beschichteten lebensmittelhülle
JP2006264191A (ja) コードの貼付け方法及び装置
JPS6242823A (ja) 軟質管状体の押出成形法
JPH05508818A (ja) 管状要素のまわりにストリップ材料の一つまたはそれ以上の層を巻く方法および装置
DE102007055294A1 (de) Wursthülle sowie Verfahren und Vorrichtung zum Herstellen von Wursthüllen

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110422

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110517

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110811

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111108

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111122

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141202

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4874300

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250