JP2791378B2 - 腸支持具 - Google Patents
腸支持具Info
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- JP2791378B2 JP2791378B2 JP6329956A JP32995694A JP2791378B2 JP 2791378 B2 JP2791378 B2 JP 2791378B2 JP 6329956 A JP6329956 A JP 6329956A JP 32995694 A JP32995694 A JP 32995694A JP 2791378 B2 JP2791378 B2 JP 2791378B2
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-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A22—BUTCHERING; MEAT TREATMENT; PROCESSING POULTRY OR FISH
- A22C—PROCESSING MEAT, POULTRY, OR FISH
- A22C13/00—Sausage casings
Landscapes
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Wood Science & Technology (AREA)
- Zoology (AREA)
- Food Science & Technology (AREA)
- Processing Of Meat And Fish (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ソーセージ類の食肉加
工時に肉詰め被膜として使用されるケーシング、特に天
然腸に最適な腸支持具に関するものである。
工時に肉詰め被膜として使用されるケーシング、特に天
然腸に最適な腸支持具に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、ソーセージなどの製造に際して、
その原料となる肉類をケーシングと称される肉詰め被膜
に充填して加工し製品化している。ケーシングとして
は、可食性は勿論のこと、通気性や伸縮性に優れている
ため、羊や豚などの天然腸が多く用いられているが、不
可食性の塩化ビニリデンやセルローズなど人工的なケー
シングも使用されている。
その原料となる肉類をケーシングと称される肉詰め被膜
に充填して加工し製品化している。ケーシングとして
は、可食性は勿論のこと、通気性や伸縮性に優れている
ため、羊や豚などの天然腸が多く用いられているが、不
可食性の塩化ビニリデンやセルローズなど人工的なケー
シングも使用されている。
【０００３】現在、天然腸は、すべて外国からの輸入品
であり、品質保持のため、一般に塩漬け状態で輸入され
ている。この天然腸に肉詰め加工を施し、製品化するた
め、肉詰め専用の充填機のノズルに天然腸を蛇腹状に挿
通し、セットするには、次の２通りの方法が採用されて
いる。
であり、品質保持のため、一般に塩漬け状態で輸入され
ている。この天然腸に肉詰め加工を施し、製品化するた
め、肉詰め専用の充填機のノズルに天然腸を蛇腹状に挿
通し、セットするには、次の２通りの方法が採用されて
いる。
【０００４】第１の方法は、図６に示すような束状で輸
入された天然腸１を水洗いと塩抜きを行った後、１本ず
つ手作業で直接充填機のノズルに蛇腹状にセットし、肉
詰め加工を行う方法である。しかし、この方法では、１
本ずつの手作業であり、小規模の生産には適している
が、生産性が悪い欠点がある。
入された天然腸１を水洗いと塩抜きを行った後、１本ず
つ手作業で直接充填機のノズルに蛇腹状にセットし、肉
詰め加工を行う方法である。しかし、この方法では、１
本ずつの手作業であり、小規模の生産には適している
が、生産性が悪い欠点がある。
【０００５】第２の方法は、図７に示すような合成樹脂
製の細長な円筒状のパイプ２に天然腸１を挿通させ、蛇
腹状にセットし、肉詰め加工時に、パイプ２にセットさ
れた天然腸１を充填機のノズルに移し替え、これに所定
の肉詰めを行う方法である。また、図示省略するが、通
称チューブと称する合成樹脂製の細長な板片を使用する
方法も採用されている。
製の細長な円筒状のパイプ２に天然腸１を挿通させ、蛇
腹状にセットし、肉詰め加工時に、パイプ２にセットさ
れた天然腸１を充填機のノズルに移し替え、これに所定
の肉詰めを行う方法である。また、図示省略するが、通
称チューブと称する合成樹脂製の細長な板片を使用する
方法も採用されている。
【０００６】このパイプ２を使用する場合、図８に示す
ように、パイプ２の基端開口部３を専用の巻取り機４の
ノズル５に挿入させ、パイプ２の先端先細り部６から天
然腸１を所定長さ挿通し、蛇腹状にパイプ２にセットし
ている。通常、パイプ１本当たりの天然腸１の長さは、
９〜１０ｍ程をセットしている。この際、蛇口７を開放
して、ノズル５から水を流して、天然腸１の滑りをよく
して作業の能率を図っている。
ように、パイプ２の基端開口部３を専用の巻取り機４の
ノズル５に挿入させ、パイプ２の先端先細り部６から天
然腸１を所定長さ挿通し、蛇腹状にパイプ２にセットし
ている。通常、パイプ１本当たりの天然腸１の長さは、
９〜１０ｍ程をセットしている。この際、蛇口７を開放
して、ノズル５から水を流して、天然腸１の滑りをよく
して作業の能率を図っている。
【０００７】なお、パイプ２の先端部６は、先細り状に
形成されており、天然腸１の巻き取り時に、この部分か
ら天然腸１をセットするようにしてある。
形成されており、天然腸１の巻き取り時に、この部分か
ら天然腸１をセットするようにしてある。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記第１の
方法の場合、上記するように第２の方法の場合と比較し
てパイプ２に要する費用が省けるため、コストが安くな
る利点がある。しかし、天然腸１，１，…を１本ずつ手
作業で直接充填機のノズルにセットしなければならない
ため、この１本ずつの手作業に時間がかかり、生産性が
悪い問題がある反面、小規模生産には適している。
方法の場合、上記するように第２の方法の場合と比較し
てパイプ２に要する費用が省けるため、コストが安くな
る利点がある。しかし、天然腸１，１，…を１本ずつ手
作業で直接充填機のノズルにセットしなければならない
ため、この１本ずつの手作業に時間がかかり、生産性が
悪い問題がある反面、小規模生産には適している。
【０００９】第２の方法の場合、図示省略するが、パイ
プ２の基端開口部３を充填機のノズルに突き合わせ天然
腸１を比較的簡易にノズルに移し替えができるため、肉
詰め作業の効率が向上し大量生産に好適であるが、パイ
プ２を使用するために保管・輸送の体積が増し、コスト
がかかるとともに、肉詰め加工後にパイプ２を再使用す
るため、洗浄の手間や返却の輸送コストがかかるなどの
問題がある。
プ２の基端開口部３を充填機のノズルに突き合わせ天然
腸１を比較的簡易にノズルに移し替えができるため、肉
詰め作業の効率が向上し大量生産に好適であるが、パイ
プ２を使用するために保管・輸送の体積が増し、コスト
がかかるとともに、肉詰め加工後にパイプ２を再使用す
るため、洗浄の手間や返却の輸送コストがかかるなどの
問題がある。
【００１０】本発明は、このような観点に鑑み創作され
たものであり、構成が簡易であるとともに、使い勝手に
優れ、かつコストの低減化を図ることができ、使い捨て
可能な腸支持具の提供を目的とするものである。
たものであり、構成が簡易であるとともに、使い勝手に
優れ、かつコストの低減化を図ることができ、使い捨て
可能な腸支持具の提供を目的とするものである。
【００１１】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するために、羊や豚などの天然腸であって、ソーセ
ージ類の食肉加工時に肉詰め被膜として使用されるケー
シングの支持具において、合成樹脂材により成形され、
一定幅で長尺な薄いシート状の支持片を設けるととも
に、この支持片の長手方向に沿う膨出部を形成すること
を特徴とするものである。
達成するために、羊や豚などの天然腸であって、ソーセ
ージ類の食肉加工時に肉詰め被膜として使用されるケー
シングの支持具において、合成樹脂材により成形され、
一定幅で長尺な薄いシート状の支持片を設けるととも
に、この支持片の長手方向に沿う膨出部を形成すること
を特徴とするものである。
【００１２】また、支持片の両縁または片縁あるいは支
持片の領域内に、膨出部を形成することを特徴としてい
る。
持片の領域内に、膨出部を形成することを特徴としてい
る。
【００１３】
【作用】本発明によれば、合成樹脂材により成形された
薄いシート状の支持片に、その長手方向と直角方向に丸
めた状態として天然腸をセットでき、支持片の長手方向
に沿う膨出部の補強張力を活用して天然腸であるケーシ
ングを蛇腹状に支持させ、肉詰め加工用の充填機に装着
させた後に使い捨てることができる。
薄いシート状の支持片に、その長手方向と直角方向に丸
めた状態として天然腸をセットでき、支持片の長手方向
に沿う膨出部の補強張力を活用して天然腸であるケーシ
ングを蛇腹状に支持させ、肉詰め加工用の充填機に装着
させた後に使い捨てることができる。
【００１４】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき詳細に
説明する。図１は、本発明に係る腸支持具の斜視図であ
り、この支持片１０は、ポリエチレンやポリプロピレン
などの合成樹脂材により成形され、一定幅で長尺な薄い
シート状として形成されている。
説明する。図１は、本発明に係る腸支持具の斜視図であ
り、この支持片１０は、ポリエチレンやポリプロピレン
などの合成樹脂材により成形され、一定幅で長尺な薄い
シート状として形成されている。
【００１５】支持片１０の両縁には、その長手方向に沿
うように支持片１０の厚さよりもやや厚みの大きい膨出
部１１，１１が形成されている。この膨出部１１は、薄
いシート状の支持片１０に対する補強作用を行って、支
持片１０の全面に張力を付与させている。膨出部１１の
形状は、円形状、楕円形状や角形状など任意な肉厚形状
に形成できる。
うように支持片１０の厚さよりもやや厚みの大きい膨出
部１１，１１が形成されている。この膨出部１１は、薄
いシート状の支持片１０に対する補強作用を行って、支
持片１０の全面に張力を付与させている。膨出部１１の
形状は、円形状、楕円形状や角形状など任意な肉厚形状
に形成できる。
【００１６】図示のように、この支持片１０は、Ｒ1 と
Ｒ2 のアールが付いているが、これは成形に形成される
もので、このアールＲ1 ，Ｒ2 は、支持片１０として取
り扱い上、望ましいが、アールＲ1 ，Ｒ2 の付かない平
坦状でもよい。
Ｒ2 のアールが付いているが、これは成形に形成される
もので、このアールＲ1 ，Ｒ2 は、支持片１０として取
り扱い上、望ましいが、アールＲ1 ，Ｒ2 の付かない平
坦状でもよい。
【００１７】次に、具体的な使用例について説明する。
図２は、天然腸１２を支持片１０にセットする状態を示
し、まず、専用の巻取り機１５のノズル１６の上方から
支持片１０を被せる。次に、ノズル１６の先端部に先細
り状の装着用治具１７を嵌合させ、ノズル１６に被せ、
巻き付けた支持片１０の先端側を固定化させる。
図２は、天然腸１２を支持片１０にセットする状態を示
し、まず、専用の巻取り機１５のノズル１６の上方から
支持片１０を被せる。次に、ノズル１６の先端部に先細
り状の装着用治具１７を嵌合させ、ノズル１６に被せ、
巻き付けた支持片１０の先端側を固定化させる。
【００１８】この装着用治具１７は、その基端部１８が
ノズル１６の先端部に挿嵌できるように開口部に形成さ
れ、先端部１９が先細り状に形成され、かつ小径の開口
部が形成された円錐形状とされている。巻取り機１５か
らノズル１６を介して流れる水は、装着用治具１７の先
端１９から流出され、ノズル１６の表面側にも流出さ
れ、天然腸１２の滑らかなセットを促進することができ
る。２０は蛇口である。
ノズル１６の先端部に挿嵌できるように開口部に形成さ
れ、先端部１９が先細り状に形成され、かつ小径の開口
部が形成された円錐形状とされている。巻取り機１５か
らノズル１６を介して流れる水は、装着用治具１７の先
端１９から流出され、ノズル１６の表面側にも流出さ
れ、天然腸１２の滑らかなセットを促進することができ
る。２０は蛇口である。
【００１９】このような状態の支持片１０に対し、図中
点線で示したように、天然腸１２を装着用治具１７の先
端側から順次挿通させ、支持片１０の先端側から基端側
に移動させ、支持片１０に天然腸１２を挿通し、図３に
示すように、天然腸１２を支持片１０にセット状態とし
て装着することができる。この天然腸１０は、通常９〜
１０ｍ程をセットし、また、継ぎ部は、１５ｃｍ程重ね
合わせている。
点線で示したように、天然腸１２を装着用治具１７の先
端側から順次挿通させ、支持片１０の先端側から基端側
に移動させ、支持片１０に天然腸１２を挿通し、図３に
示すように、天然腸１２を支持片１０にセット状態とし
て装着することができる。この天然腸１０は、通常９〜
１０ｍ程をセットし、また、継ぎ部は、１５ｃｍ程重ね
合わせている。
【００２０】この場合、次の肉詰め加工への工程に移す
際、支持片１０は膨出部１１の張力作用により、途中か
らく字状に折れ曲がらず直線状に天然腸１２を支持する
ことができる。また、このような状態で塩漬けを行う
と、天然腸１２は長手方向では蛇腹状に収縮し、さらに
半径方向にも収縮するが、支持片１０は可撓性を有する
ので長手方向と直角に、すなわち円筒状に丸くなった状
態を保って、図３に示すように天然腸１２を支持でき
る。
際、支持片１０は膨出部１１の張力作用により、途中か
らく字状に折れ曲がらず直線状に天然腸１２を支持する
ことができる。また、このような状態で塩漬けを行う
と、天然腸１２は長手方向では蛇腹状に収縮し、さらに
半径方向にも収縮するが、支持片１０は可撓性を有する
ので長手方向と直角に、すなわち円筒状に丸くなった状
態を保って、図３に示すように天然腸１２を支持でき
る。
【００２１】しかる後、所定量を箱詰めにして肉詰め加
工メーカーに出荷する。メーカー側では、このように天
然腸１２がセットされた状態の支持片１０を、水に漬け
て塩抜きするとともに、図３に示すように、支持片１０
を半割り状態とすることが可能な柔らかさとなるまで天
然腸１２を戻すなどの所定の処理を行う。
工メーカーに出荷する。メーカー側では、このように天
然腸１２がセットされた状態の支持片１０を、水に漬け
て塩抜きするとともに、図３に示すように、支持片１０
を半割り状態とすることが可能な柔らかさとなるまで天
然腸１２を戻すなどの所定の処理を行う。
【００２２】その後、図４に示すように、このようにセ
ットされた支持片１０の一端部を、肉詰め専用の充填機
２５のノズル２６に挿通させ、天然腸１２の一端部を押
えながら、支持片１０を図中左或いは右の一方向に移動
させて支持片１０をノズル２６から抜き取る。これによ
り天然腸１２がノズル２６に移し替えた状態とされ、肉
詰め可能な状態とされる。
ットされた支持片１０の一端部を、肉詰め専用の充填機
２５のノズル２６に挿通させ、天然腸１２の一端部を押
えながら、支持片１０を図中左或いは右の一方向に移動
させて支持片１０をノズル２６から抜き取る。これによ
り天然腸１２がノズル２６に移し替えた状態とされ、肉
詰め可能な状態とされる。
【００２３】このような構成の支持片１０は、製作コス
トが安価であるため、天然腸１２が抜き取られた後には
使い捨てとされる。
トが安価であるため、天然腸１２が抜き取られた後には
使い捨てとされる。
【００２４】図５は、本発明に係る腸支持具の他の実施
例を示すもので、図５（ａ）は、膨出部１１が支持片１
０の片縁だけに形成された例であり、図５（ｂ）は、膨
出部１１が支持片１０の領域内に形成された例、図５
（ｃ）は、膨出部１１が支持片１０の領域内と片縁に形
成された例、図５（ｄ）は、膨出部１１が支持片１０の
領域内と両縁に形成された例を示している。また、これ
ら膨出部１１は、上記するように円形状などの任意な肉
厚形状に形成して、その張力を持たせるように構成でき
る。例えば、図５（ｅ）のように折り返し状の膨出部１
１ａとしたり、図５（ｆ）のように両縁のシート材を重
ね合わせた膨出部１１ｂとしたり、中空状の膨出部１１
ｃとするなど設計変更事項とすることができる。
例を示すもので、図５（ａ）は、膨出部１１が支持片１
０の片縁だけに形成された例であり、図５（ｂ）は、膨
出部１１が支持片１０の領域内に形成された例、図５
（ｃ）は、膨出部１１が支持片１０の領域内と片縁に形
成された例、図５（ｄ）は、膨出部１１が支持片１０の
領域内と両縁に形成された例を示している。また、これ
ら膨出部１１は、上記するように円形状などの任意な肉
厚形状に形成して、その張力を持たせるように構成でき
る。例えば、図５（ｅ）のように折り返し状の膨出部１
１ａとしたり、図５（ｆ）のように両縁のシート材を重
ね合わせた膨出部１１ｂとしたり、中空状の膨出部１１
ｃとするなど設計変更事項とすることができる。
【００２５】従って、これらの実施例によれば、腸支持
具は、薄いシート状の簡易な構成であり、製作コストが
安価であるため、保管スペースも少なくとすむととも
に、天然腸を装着した状態で製造メーカーに納入し使用
後は使い捨て可能となり、従来のようにパイプの洗浄・
回収・返却輸送などの手間が省け、著しいコストダウン
が図れる。
具は、薄いシート状の簡易な構成であり、製作コストが
安価であるため、保管スペースも少なくとすむととも
に、天然腸を装着した状態で製造メーカーに納入し使用
後は使い捨て可能となり、従来のようにパイプの洗浄・
回収・返却輸送などの手間が省け、著しいコストダウン
が図れる。
【００２６】また、シート状の支持片に長手方向に沿う
膨出部が形成された構成とされているため、天然腸の装
着後の取り扱いに際して折れにくいとともに、抜き取り
が容易である。しかも、シート状の支持片は半割り状と
なるので、ノズルへのセットや抜き取りを極めて簡易に
行うことができ、従来のパイプ方法のものに比べて使い
勝手がよい。
膨出部が形成された構成とされているため、天然腸の装
着後の取り扱いに際して折れにくいとともに、抜き取り
が容易である。しかも、シート状の支持片は半割り状と
なるので、ノズルへのセットや抜き取りを極めて簡易に
行うことができ、従来のパイプ方法のものに比べて使い
勝手がよい。
【００２７】さらに、セットされている天然腸とシート
状の支持片および膨出部との間には、僅かな隙間が形成
されこの部分に水が浸水するため、天然腸と支持片とが
密着状態とされる従来に比べて脱塩が早く行えることが
できる。
状の支持片および膨出部との間には、僅かな隙間が形成
されこの部分に水が浸水するため、天然腸と支持片とが
密着状態とされる従来に比べて脱塩が早く行えることが
できる。
【００２８】また、従来のパイプ方法のものは一端にお
いてノズルに取付け、先細の他端において天然腸をセッ
トするように使い分けなければならないが、この腸支持
具では、支持片の双方向から天然腸のセットや抜き取り
を行うことが可能である。
いてノズルに取付け、先細の他端において天然腸をセッ
トするように使い分けなければならないが、この腸支持
具では、支持片の双方向から天然腸のセットや抜き取り
を行うことが可能である。
【００２９】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る腸支
持具によれば、構成が簡易であるとともに、使い勝手に
優れ、かつコストの低減化を図ることができ、使い捨て
可能な腸支持具を提供することができる。
持具によれば、構成が簡易であるとともに、使い勝手に
優れ、かつコストの低減化を図ることができ、使い捨て
可能な腸支持具を提供することができる。
【図１】本発明に係る腸支持具の斜視図である。
【図２】天然腸を支持片にセットする状態を示す説明図
である。
である。
【図３】天然腸を支持片にセットした状態を示す斜視図
である。
である。
【図４】天然腸を充填機に取り付ける状態を示す説明図
である。
である。
【図５】腸支持具の他の実施例を示す説明図である。
【図６】束状の天然腸を示す正面図である。
【図７】従来例の第２の方法を示す正面図である。
【図８】同第２の方法のセットした状態を示す説明図で
ある。
ある。
１０ 支持片 １１ 膨出部 １２ 天然腸
Claims (3)
- 【請求項１】 羊や豚などの天然腸であって、ソーセー
ジ類の食肉加工時に肉詰め被膜として使用されるケーシ
ングの支持具において、合成樹脂材により成形され、一
定幅で長尺な薄いシート状の支持片を設けるとともに、
この支持片の長手方向に沿う膨出部を形成することを特
徴とする腸支持具。 - 【請求項２】 支持片の両縁または片縁に、膨出部を形
成することを特徴とする請求項１記載の腸支持具。 - 【請求項３】 支持片の領域内に、膨出部を形成するこ
とを特徴とする請求項１または２記載の腸支持具。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6329956A JP2791378B2 (ja) | 1994-12-05 | 1994-12-05 | 腸支持具 |
| CN95109057A CN1086552C (zh) | 1994-12-05 | 1995-08-04 | 肠衣支承器具 |
| DE1995145173 DE19545173C2 (de) | 1994-12-05 | 1995-12-04 | Wursthaut-Halter |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6329956A JP2791378B2 (ja) | 1994-12-05 | 1994-12-05 | 腸支持具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08154570A JPH08154570A (ja) | 1996-06-18 |
| JP2791378B2 true JP2791378B2 (ja) | 1998-08-27 |
Family
ID=18227150
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6329956A Expired - Fee Related JP2791378B2 (ja) | 1994-12-05 | 1994-12-05 | 腸支持具 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2791378B2 (ja) |
| CN (1) | CN1086552C (ja) |
| DE (1) | DE19545173C2 (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0872185A1 (fr) * | 1997-04-15 | 1998-10-21 | Mohamed Houti | Procédé pour la préparation de boyaux destines à la charcuterie et dispositif pour sa mise en oeuvre |
| DE19960670B4 (de) * | 1998-12-15 | 2008-06-19 | Hackner, Hanspeter | Vorrichtung zum Aufschieben von Darmabschnitten auf Tragorgane |
| DE10314455B4 (de) * | 2002-12-15 | 2009-03-05 | Cds-Crailsheimer Darmsortierbetriebe Gmbh | Verfahren zum Aufschieben und Haltern von einem Darmabschnitt auf ein rohrförmiges elastisches Tragorgan und Vorrichtung hierzu |
| DK2016830T3 (da) * | 2007-07-20 | 2009-09-14 | Handtmann Albert Maschf | Indretning og fremgangsmåde til fremstilling af pölser |
| CN110419556B (zh) * | 2019-07-30 | 2024-06-11 | 福建御味香冷冻食品有限公司 | 一种灌肠机 |
| CN110881515A (zh) * | 2019-11-29 | 2020-03-17 | 上海林志橡塑制品有限公司 | 一种无隔片圆管及其应用 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB938918A (en) * | 1961-04-22 | 1963-10-09 | Independent Products Canada Lt | Improvements in or relating to holders for casing gut |
| FR2462871A1 (fr) * | 1979-08-08 | 1981-02-20 | Remy Steffen | Procede pour la preparation des boyaux naturels en charcuterie, et dispositif pour sa mise en oeuvre |
| CN1095553A (zh) * | 1993-05-25 | 1994-11-30 | 切里斯特安·拉米 | 用于将肠衣送至输送管上的柔性套 |
-
1994
- 1994-12-05 JP JP6329956A patent/JP2791378B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1995
- 1995-08-04 CN CN95109057A patent/CN1086552C/zh not_active Expired - Fee Related
- 1995-12-04 DE DE1995145173 patent/DE19545173C2/de not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| CN1122193A (zh) | 1996-05-15 |
| CN1086552C (zh) | 2002-06-26 |
| JPH08154570A (ja) | 1996-06-18 |
| DE19545173C2 (de) | 2000-05-31 |
| DE19545173A1 (de) | 1996-06-13 |
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