JP2006264191A - コードの貼付け方法及び装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】貼付け対象物に対するコードの貼付け効率を向上させると共に、安定したコードピッチで貼付けできるようにすることを目的とする。
【解決手段】ゴム被覆コード38を貼付け面84Aに相対する位置まで予め移動させておいてから、該コードを貼り付けるので、貼付けのタクトタイムを短くすることができ、貼付け効率を飛躍的に高めることができる。また、貼付け効率が高いので、貼付け対象物84の周囲に設ける貼付けヘッド部82の台数を削減してコストを低減することができる。貼付け面84Aをピッチ送りしながらゴム被覆コード38を1本ずつ貼り付けて行くので、コードピッチが乱れず、安定したコードピッチを得ることができる。
【選択図】 図4

Description

本発明は、空気入りタイヤ等の製造工程におけるコードの貼付け方法及び装置に関する。
従来、空気入りタイヤを補強するために使用されるカーカスやベルト層等は、種々の材質(例えば、スチール)からなるコードを大型の圧延装置を用いて未加硫ゴムで被覆することでプライとして成形され、タイヤの製造時には、該プライを大型の裁断装置を用いて所定の形状に裁断して、タイヤ成型ドラム上に貼り付けるようにしていた。
また、近年では、所定の長さに切断され未加硫ゴムが被覆されたゴム付きコードを、タイヤ成型ドラム上で周方向に直接貼り付ける技術が開示されている(特許文献1参照)。
特開2004−142451号公報
しかしながら、上記した従来例では、複数本のコードを帯状にして貼り付ける場合には、効率はよいものの、円環状や三次元形状等に貼り付ける場合にコードピッチが均一化し難いという問題があった。
また、コードを1本ずつ貼り付ける場合、該コードを例えばハンドで把持してその長さ方向に供給して貼り付けているため、該ハンドの往復ストロークが長くなって効率が悪く、効率を向上させるためには複数の貼付け装置が必要とされていた。
本発明は、上記事実を考慮して、貼付け対象物に対するコードの貼付け効率を向上させると共に、安定したコードピッチで貼付けできるようにすることを目的とする。
請求項1の発明は、所定の長さに切断されたコードを、貼付け対象物における貼付け面に相対する位置に向けて該コードの径方向に供給する供給工程と、該工程により供給された前記コードを、貼付けヘッド部により前記貼付け面に1本ずつ貼り付ける貼付け工程と、前記貼付け対象物を動かして、前記貼付け面をピッチ送りする送り工程と、を有することを特徴としている。
請求項1に記載のコードの貼付け方法では、所定の長さに切断されたコードを貼付け対象物における貼付け面に相対する位置に向けて該コードの径方向に供給し、該位置に供給されたコードを貼付けヘッド部により1本ずつ貼付け対象物に対して貼り付ける。
即ち、請求項1に記載のコードの貼付け方法では、コードをその長さ方向に供給して1本ずつ貼り付けるのではなく、コードをその径方向に供給して貼り付けるので、貼付けのタクトタイムを短くすることができ、貼付け効率を飛躍的に高めることができる。
また、貼付け面をピッチ送りしながらコードを1本ずつ貼り付けて行くので、コードピッチが乱れず、安定したコードピッチを得ることができる。
請求項2の発明は、請求項1に記載のコードの貼付け方法において、前記コードは、コード製造装置から前記供給工程へ向けて該コードの長手方向に繰り出されて移動して来ることを特徴としている。
請求項2に記載のコードの貼付け方法では、コードがコード製造装置から直接的に供給工程へ向けてその長手方向に繰り出されて移動して来る。このため、コード製造装置とコード供給装置との間の中間工程が排除されており、簡素な設備でコードの貼付けを効率的に行うことができる。
請求項3の発明は、請求項2に記載のコードの貼付け方法において、前記供給工程において、該供給工程へ向けて繰り出され移動して来た前記コードの転動をストッパにより抑制することを特徴としている。
コード製造装置から撚り合わされながら繰り出されるコードを直接的に供給工程まで移動させて所定長さで切断すると、撚合せ時の回転惰性により該コードが転動してしまう場合があるが、請求項3に記載のコードの貼付け方法では、該コードの転動をストッパにより抑制するので、コードをコード製造装置から供給工程へ直接的に繰り出すことが可能となる。
また、コードの切断後の転動がないため、供給工程におけるコードの供給が安定化し、これによって貼付け工程におけるコードの貼付けも安定化する。
請求項4の発明は、請求項1から請求項3の何れか1項に記載のコードの貼付け方法において、前記貼付け面に相対する位置に向けて径方向に供給された前記コードを、バッファ部に並列状態で貯留し、該バッファ部から前記径方向に送り出された前記コードを前記貼付けヘッド部が前記貼付け面に対して順次貼り付けることを特徴としている。
請求項4に記載のコードの貼付け方法では、コードをバッファ部に供給して、該バッファ部に複数本のコードをすだれ状に貯留すると共に、該バッファ部からコードを1本ずつ送り出しながら貼付け面に貼り付けて行く。
バッファ部からのコードの送り出しは、例えば、バッファ部に貯留可能な最大本数のコードを貯留しておき、そこへ新たな1本のコードを供給することにより、貯留されているコードのうち、最も奥側、即ち最も貼付けヘッド部側に位置する1本のコードが強制的に押し出されるようにする。
バッファ部へのコードの供給が一時的に止まったような場合には、バッファ部に貯留されているコードを1本ずつ送り出しながら貼り付けを継続することができ、貯留コードがなくなる前にバッファ部へのコードの供給を再開するようにすれば、コードの貼付けを滞りなく行うことができる。
請求項5の発明は、請求項1から請求項4の何れか1項に記載のコードの貼付け方法において、前記コードは、スチールコード、又は該スチールコードに未加硫ゴムを被覆したゴム被覆コードであることを特徴としている。
請求項5に記載のコードの貼付け方法では、ゴムが被覆されていないスチールコードでも、また、ゴム被覆コードであっても、例えば空気入りタイヤの成型ドラム等に直接かつ効率的に貼り付けて行くことができ、空気入りタイヤの製造時間を短縮化して製造コストを低減することができる。
請求項6の発明は、所定の長さに切断されたコードを、貼付け対象物における貼付け面に相対する位置に向けて前記コードの径方向に順次供給するコード供給装置と、前記貼付け面に相対する位置に配設され、前記コード供給装置により該位置まで供給された前記コードを前記貼付け面に対して1本ずつ貼付け可能に構成された貼付けヘッド部と、を有することを特徴としている。
請求項6に記載のコードの貼付け装置では、所定の長さに切断されたコードを貼付け対象物における貼付け面に相対する位置に向けて該コードの径方向に供給し、該位置に供給されたコードを貼付けヘッド部により1本ずつ貼付け対象物に対して貼り付ける。
即ち、請求項6に記載のコードの貼付け装置では、コードをその長さ方向に供給して1本ずつ貼り付けるのではなく、コードをその径方向に供給して貼り付けるので、貼付けのタクトタイムを短くすることができ、貼付け効率を飛躍的に高めることができる。また、貼付け効率が高いので、貼付け対象物の周囲に設ける貼付けヘッド部の台数を削減してコストを低減することができる。
更に、貼付け面をピッチ送りしながらコードを1本ずつ貼り付けて行くので、コードピッチが乱れず、安定したコードピッチを得ることができる。
請求項7の発明は、請求項6に記載のコードの貼付け装置において、前記コード供給装置は、該コード供給装置へ繰り出されて移動して来る前記コードの転動を防止するストッパを有することを特徴としている。
コード供給装置に対し、例えばコードをコード製造装置により撚り合わせながら直接的に繰り出して所定長さで切断すると、撚合せ時の回転惰性により該コードが転動してしまう場合があるが、請求項7に記載のコードの貼付け装置では、該コードの転動がストッパにより抑制されるので、コードをコード製造装置からコード供給装置へ直接的に繰り出すことが可能となる。
また、コードの切断後の転動がないため、コード供給装置によるコードの供給が安定化し、これによって貼付けヘッド部によるコードの貼付けも安定化する。
請求項8の発明は、請求項6又は請求項7に記載のコードの貼付け装置において、前記コード供給装置により前記貼付けヘッド部に向けて径方向に供給された前記コードを、該貼付けヘッド部による貼付け前に並列状態で貯留可能なバッファ部を有し、該バッファ部から前記径方向に送り出された前記コードを前記貼付けヘッド部が前記貼付け面に対して順次貼付け可能に構成されていることを特徴としている。
請求項8に記載のコードの貼付け装置では、コードをその径方向に移動させてバッファ部に供給し、該バッファ部に複数本のコードをすだれ状に貯留すると共に、該バッファ部からコードをその径方向に1本ずつ送り出しながら貼付け面に貼り付けて行く。
バッファ部からのコードの送り出しは、例えば、バッファ部に貯留可能な最大本数のコードを貯留しておき、そこへ新たな1本のコードを供給することにより、貯留されているコードのうち、最も奥側、即ち最も貼付けヘッド部側に位置する1本のコードが強制的に押し出されるようにする。
バッファ部へのコードの供給が一時的に止まったような場合には、バッファ部に貯留されているコードを1本ずつ送り出しながら貼り付けを継続することができ、貯留コードがなくなる前にバッファ部へのコードの供給を再開するようにすれば、コードの貼付けを滞りなく行うことができる。
請求項9の発明は、請求項8に記載のコードの貼付け装置において、前記コードは、スチールコードに未加硫ゴムを被覆したゴム被覆コードであり、前記貼付けヘッド部は、前記バッファ部において前記未加硫ゴムが互いに付着した状態で隣接している複数のゴム被覆コードを1本ずつ切り離すゴム切断装置を有することを特徴としている。
請求項9に記載のコードの貼付け装置では、バッファ部内でゴム被覆コードの未加硫ゴム同士が互いに付着していても、切断装置によりゴム被覆コードを1本ずつ切り離しながら貼付け面に貼り付けて行くことができる。
従って、バッファ部内での未加硫ゴム同士の付着が貼付けの障害とならないので、ゴム被覆のないコードと同様に、コード供給装置により次々とバッファ部内に供給して行くことができ、ゴム被覆のないコードと同様の貼付け効率を得ることができる。
請求項10の発明は、請求項6から請求項9の何れか1項に記載のコードの貼付け装置において、前記貼付けヘッド部は、前記コードの貼付けの際に該コードを貼付け方向に案内するガイド部を有することを特徴としている。
請求項10に記載のコードの貼付け装置では、コードを貼付け面に貼り付ける際に、該コードがガイド部に案内されて貼付け面まで送り出される。このため、貼付け面上でのコードピッチに乱れが生じず、製品の品質を安定化することができる。貼付け面が円筒面等の立体形状を有している場合でも、該形状に沿うようにガイド部を設けることで、所定のコードピッチを得ることができる。
以上説明したように、本発明のコードの貼付け方法及び装置によれば、貼付け対象物に対するコードの貼付け効率を向上させると共に、安定したコードピッチで貼付けできる、という優れた効果を有する。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。図1、図3及び図4において、本実施の形態に係るコードの貼付け装置100は、コード供給装置80と、バッファ部90と、貼付けヘッド部82とを有し、これらに付随して、撚り機22と、該撚り機22から繰り出されたスチールコード20を未加硫ゴム32で被覆してゴム被覆コード38とするゴム付け装置110(詳しい構成は図示せず)と、該ゴム付け装置110から繰り出されたゴム被覆コード38を所定の長さに切断する切断機(図示せず)とが配設されている。
なお、ゴム付け装置110は、撚り機22内に組み込まれている場合もある。
図1は、コード製造ライン10に設けられた撚り機22の構成を示す側面図である。コード製造ライン10には、素線がそれぞれ巻かれている複数のボビン14A〜Cと、ボビンA〜Cから巻き出された素線18A〜Cのテンションを制御するテンション制御部16A〜Cと、該テンション制御部16A〜Cを経由した素線18A〜Cを撚ってスチールコード20にする撚り機22と、が設けられている。撚り機22は、素線18A〜Cを撚って1本のスチールコード20を製造する送り・回転一体式の装置である。
撚り機22は、素線18A〜Cにクセ(型)を付けるクセ付け部(型付け部)24と、撚り点26を形成している撚り点形成部28と、撚り点形成部28の下流側に設けられた回転体30と、回転体30に回転力を与えると共にスチールコード20を回転体30から送り出す送り力を与えるモータ34と、を備えている。回転体30は、撚り機22に設けられたベアリング部36A、Bによって回転可能に保持されている。
図1、図2に示すように、回転体30の下流側には、回転体30のハウジング31から短筒状に延び出した回転駆動用軸部40に回転駆動用プーリ42が固定されており、回転駆動用プーリ42と、モータ34に取付けられた第1回転板44とには無端ベルト46が掛けられている。
回転駆動用軸部40には、スチールコード20の送り力を伝達する細長筒状の送り駆動用軸部材50が、回転軸が一致するように挿通しベアリング部51によって回転体30に支えられている。そして、回転駆動用プーリ42の下流側には、送り駆動用軸部材50に固定された送り駆動用プーリ52が設けられており、送り駆動用プーリ52と、モータ34に取付けられた第2回転板54とには無端ベルト56が掛けられている。
ハウジング31内には、スチールコード20を送る送り機構58が設けられている。送り機構58は、送り駆動用軸部材50の同軸上で先端側に固定された第1ギア60と、第1ギア60と噛み合う第2ギア62と、を有する。第2ギア62の回転中心には小径の小ギア部64が設けられている。また、送り機構58は、スチールコード20が数回巻かれる巻回部66を有すると共に小ギア部64と噛み合う大ギア部67を有する多段巻きキャプスタン68と、多段巻きキャプスタン68に当接してスチールコード20を巻回部66に押し付けるピンチローラ70と、を有する。更に、送り機構58は、多段巻きキャプスタン68に巻回されたスチールコード20が更に数回巻かれる多段巻きダミープーリ72を有する。
多段巻きキャプスタン68及び多段巻きダミープーリ72の径は、回転体30から送り出されたスチールコード20を使用する際に真直性の観点で支障がないように、素線18A〜Cの径、材質等を考慮して決定されている。
また、撚り機22には、送り駆動用軸部材50を挿通して、多段巻きダミープーリ72から巻き出されたスチールコード20を回転体30の下流側へ案内するコード排出用パイプガイド74が設けられている。
第2回転板54に比べ、第1回転板44の径は少し大きくされており、回転体30の回転速度(撚り線の撚り速度)と、スチールコード20の送り速度との比が調整されている。
このように、撚り機22では、回転駆動用軸部40と送り駆動用軸部材50とを同軸上に配置しており、回転体30に送り駆動用のモータを更に設けることに比べ、撚り機22の構成が簡素になっている。
次に、図3及び図4において、コード供給装置80は、所定の長さに切断されたゴム被覆コード38を、貼付け対象物84における貼付け面84Aに相対する位置に向けて矢印B方向(ゴム被覆コード38の径方向)に順次供給するように構成され、例えばテーブル86上に矢印B又は矢印R方向に伸縮可能なシリンダ装置88を取り付け、そのピストンロッド88Aの先端に、ゴム被覆コード38の長さ方向に長いプッシャー92を取り付けたものである。
なお、図4において、ゴム被覆コード38は、撚り機22から直接繰り出されてくるので、例えば向かって左回転しながら繰り出され、切断された場合には、その回転によってゴム被覆コード38が矢印B方向に転がって行ってしまう可能性がある。そこで、図3及び図4に示されるように、コード供給装置80には、ゴム被覆コード38の転動を防止するためのストッパ94が設けられている。
ストッパ94は、テーブル86の下面に取り付けられ、ピン94Aがテーブル86の上面側に出入りするように構成された、例えばソレノイドであって、撚り機22からゴム被覆コード38が繰り出される位置のバッファ部90側、かつ該ゴム被覆コード38の長さ方向に例えば2台取り付けられている。ストッパ94は、ゴム被覆コード38をバッファ部90へ供給する際には、ピン94Aが矢印C方向に引っ込み(図4)、ゴム被覆コード38の転動を抑止するときにはピン94Aがテーブル86の上面側に矢印E方向に突出する(図5)ように構成されている。
図4に示されるように、バッファ部90は、コード供給装置80により貼付けヘッド部に向けて供給されたゴム被覆コード38を、該貼付けヘッド部82による貼付け前に並列状態で貯留可能としたものであり、貼付けヘッド部82とコード供給装置80とを、互いの間隔がプッシャー92のストロークよりも長くなるように離間させて配置し、コード供給装置80がゴム被覆コード38を直接貼付けヘッド部82まで供給できないようにすることにより、その間に複数本のゴム被覆コード38を貯留できるようにしている。
テーブル86は、コード供給装置80の位置からバッファ部90まで、例えば水平に延設されており、該バッファ部90の位置では、上方が例えばカバー96により覆われている。カバー96とテーブル86との間の隙間H1は、少なくともゴム被覆コード38の直径よりも大きく確保され、該ゴム被覆コード38が余裕を持って通過できるようになっている。なお、カバー96のコード供給装置側端部は、シリンダ装置88の最大伸長時にプッシャー92が当たることがないように、例えば上方に折り曲げられている。
貼付けヘッド部82は、貼付け面に相対する位置に配設され、コード供給装置80により供給され、バッファ部90から送り出されたゴム被覆コード38を貼付け面84Aに対して1本ずつ貼付け可能に構成されたものであり、バッファ部90において、貼付け前の複数のゴム被覆コード38が、未加硫ゴム32が互いに付着した状態で隣接している場合に、該ゴム被覆コード38を1本ずつ切り離す刃部104A(切断装置)を有している。
具体的には、図4に示されるように、貼付け方向である例えば上下方向に伸縮可能なシリンダ装置102を取り付け、そのピストンロッド102Aの先端に、ゴム被覆コード38の長さ方向に長いヘッド104を取り付けたものである。図7及び図8に示されるように、ヘッド104のバッファ部90側端部には、隣接するゴム被覆コード38の間で互いに付着している未加硫ゴム32を断ち切るための刃部104Aが、該ヘッド104の長さ方向(バッファ部90から送り出されるゴム被覆コード38の長さ方向)の全長に渡って形成されている。
また、貼付けヘッド部82は、ゴム被覆コード38の貼付けの際に該ゴム被覆コード38を貼付け方向(例えば上下方向)に案内するガイド部98を有している。ガイド部98は、貼付けヘッド部82におけるバッファ部90の反対側壁部106において、例えば上下方向に出入れ可能に配設された複数本の棒状部材であって、図9に示されるように、貼付け面84Aが円筒面等であるときに、反対側壁部106から貼付け面84A側への突出長さを各ガイド部98毎に調節して、該ガイド部98を貼付け面84Aに沿わせることができるようになっている。なお、貼付け面84Aが円筒面等である場合、ヘッド104を例えば2分割又は3分割して、各々のストローク量を貼付け面84Aの形状に合わせるようにしてもよい。
貼付けヘッド部82において、貼付け面84Aへのゴム被覆コード38の貼付け時に該ゴム被覆コード38が通る経路の幅Wは、少なくとも未加硫ゴム32を含むゴム被覆コード38の直径よりも大きく確保され、該ゴム被覆コード38が余裕を持って通過できるようになっている。また、貼付けヘッド部82において、バッファ部90側の壁部108の下端108Aと貼付け面84Aとの離間距離H2は、貼付け後のゴム被覆コード38が、該貼付け面84Aのピッチ送りの際に当らないように、未加硫ゴム32を含むゴム被覆コード38の直径よりも大きく確保される。但し、離間距離H2があまり大きいと、貼付け面84A上におけるゴム被覆コード38のピッチ乱れが生じ易くなるので、貼付け面84Aがピッチ送りされた際にゴム被覆コード38が触れない程度とするのが好ましい。貼付け面84Aからテーブル86の上面までの高さH3は、貼付けのタクトタイム及び貼付け精度の観点からはできるだけ少ないことが望ましい。
なお、ゴム被覆されていないスチールコード20は、バッファ部90内で互いに付着しないので、テーブル86の奥(貼付けヘッド部82側)からスチールコード20が落下してしまう可能性がある。従って、このような場合には、スチールコード20の落下を防止する出入れ可能なストッパ(図示せず)を設けるようにするか、又はガイド部98に磁石を内蔵するようにする。
(作用)
まず、コードの貼付け装置100に付随して配設された撚り機22の作用について説明する。図1において、モータ34を所定回転数で回転させると、送り駆動用プーリ52が回転し、第1ギア60、第2ギア62、多段巻きキャプスタン68、多段巻きダミープーリ72に回転力が順次伝達される。この結果、撚り点形成部28を経由した素線18A〜Cが所定の送り出し速度で回転体30から送り出される。
また、回転駆動用ダミープーリ72が回転し、回転体30が所定回転速度で回転する。従って、素線18A〜Cは、撚り点形成部28から引き出されつつ撚られ、スチールコード20となって回転体30から送り出される。
このように、スチールコード20の送り駆動は、回転体30上で送り駆動用軸部材50が回転駆動用軸部40と相対的に回転することで行われ、すなわち送り駆動用の軸の回転数と回転体30の回転数との差によって送り速度が決定される。
回転駆動用軸部40と送り駆動用軸部材50との回転速度比は、ベルトが掛けられたプーリ径及びギア比によって固定されており、意図した撚りピッチで撚られたスチールコード20を得るために、素線材料の弾性変形回復分を考慮した比に設計されている。
また、回転速度比を固定しているのは、撚り機22が制御不要な簡素な装置であっても製品(スチールコード20)の撚りピッチを所定比に維持するためであり、この比が変速式である構造にしたり、上記の2軸を別々に駆動して回転速度の任意の速度に設定できる構造にすることで、撚りピッチを自在に都度変更することが可能である。これにより、タイヤ中の使用される部位に合わせて撚りピッチを変更することができ、一本の連続したコード部材の中でも撚りピッチを変化させてタイヤの特性を調整することが可能になる。
なお、このような可変ピッチ機能を有する撚り機を使用して製造されたスチールコードをタイヤに使用することは、従来、非常に困難であった。従って、この機能を十分活かすためには、タイヤの使用部位との位置決めを容易にする上で、撚り機を設ける位置をタイヤ部材あるいはタイヤそのものを製造する装置の近くにすることが好ましく、さらにはこの装置と連携して複合的に動作できるようにすることが望ましい。
撚り機22で製造できるコードはスチールコード20に限られず、有機繊維材料からなるコードも製造でき、同様の効果を得ることができる。更に、コードと有機繊維とを撚り合わせた複合体、コードとひも状のゴムとを撚り合わせた複合体、コードと有機繊維とひも状のゴムとを撚り合わせた複合体、の何れも製造することができ、要求されるタイヤ品質に合った補強材を提供することが可能である。
以上説明したように、撚り機22では、回転体30には、回転体全体を回転駆動するための回転駆動用軸部40と、ベアリング部51によって回転駆動用軸部40と同軸上に保持された送り駆動用軸部材50と、を設けており、これらの2軸は1台のモータ34によって回転駆動される。これにより、撚り機22の構成を著しく簡素にすることができる。なお、送り機構58の駆動力を発生させるため回転体30に電気モータなどを設けてもよいが、より簡潔な装置にするために、回転体30の回転軸と同軸上に送り駆動用の軸を配して、回転体30内の送り機構58を駆動するようにしている。
また、多段巻きキャプスタン68及び多段巻きダミープーリ72によって撚り点形成部28からスチールコード20を引出して回転体30から送り出しているので、ピンチローラ70でスチールコード20をさほど高い力で押圧しなくても済む。また、多段巻きキャプスタン68及び多段巻きダミープーリ72の巻き方向が逆であり、しかも、スチールコード20をリールに巻き取らなくてもよいので、真直性が大幅に改善されたスチールコード20を製造することができ、この真直性がコード供給装置80によるコードの供給及び貼付けヘッド部82によるコードの貼付けを可能にしている。
図3に示されるように、撚り機22により製造され、繰り出されたスチールコード20は、ゴム付け装置110により未加硫ゴム32が被覆されてゴム被覆コード38となり、更に、図示しない切断機により所定の長さに切断され、その長さ方向、即ち矢印A方向にコード供給装置80へと導かれる。なお、ゴム付け装置110が撚り機22内に組み入れられている場合には、撚り機22から繰り出されたときに既に未加硫ゴム32が被覆されてゴム被覆コード38となっている。
図3において、ゴム被覆コード38が、矢印A方向に対して右回り(図4においては、向かって左回り)に撚られながらコード供給装置80へ導かれて来た場合には、ゴム被覆コード38は、矢印B方向に向かって転動しようとするが、シリンダ装置88が縮んでプッシャー92が待機位置にあるときには、ストッパ94のピン94Aがテーブル86上に突出しているので、該ゴム被覆コード38は矢印B方向に向かって転動することができない。
ゴム被覆コード38がプッシャー92の前まで繰り出されると、図5に示されるように、ストッパ94のピン94Aが矢印C方向に引き込まれ、シリンダ装置88が伸びてプッシャー92がゴム被覆コード38を矢印B方向に押して移動させ、バッファ部90内に該ゴム被覆コード38をすだれ状に貯留して行く。バッファ部90が先に供給されたゴム被覆コード38で満たされている場合には、1本のゴム被覆コード38Nが供給されることにより、最も貼付けヘッド部82側のゴム被覆コード38Zが1本強制的に押し出される。
図5において、貼付けヘッド部82内に送り込まれたゴム被覆コード38Zは、テーブル86に支持されない状態となっているものの、隣接するゴム被覆コード38Yに対して未加硫ゴム32の部分で付着しているため、重力だけでは貼付け面84Aには落下し難い。そこで、シリンダ装置102を伸長させて、ヘッド104を矢印F方向に移動(下降)させると、該ヘッド104にゴム被覆コード38Zが矢印F方向に押されると共に、該ヘッド104に設けられている刃部104Aによって、ゴム被覆コード38Zと、これに隣接するゴム被覆コード38Yとの間の未加硫ゴム32が断ち切られるので、該ゴム被覆コード38Zは重力により矢印F方向に落下して、貼付け面84Aに貼り付く。
ゴム被覆コード38Zは、壁部106,108の間を通り、更に貼付け面84の近傍まで突出したガイド部98により案内されるので、矢印F方向へ正しく落下する。従って、貼付け面84A上でのコードピッチに乱れが生じず、ゴム被覆コード38を用いたタイヤ等の製品の品質を安定化することができる。図9に示されるように、貼付け面84Aが円筒面等の立体形状を有している場合でも、ガイド部98が該形状に沿うように、その突出長さを設定することで、ゴム被覆コード38Zの略全長に渡って該ゴム被覆コード38Zを案内できるので、安定したコードピッチを得ることができる。
なお、貼付けの際に、ゴム被覆コード38の自由落下に頼らず、ヘッド104によってゴム被覆コード38を貼付け面84Aに押し付けるようにしてもよい。
貼付け面84Aにゴム被覆コード38を1本貼り付けると、貼付け面84Aが矢印P方向にピッチ送りされ、次の貼付け面84Aが貼付けヘッド部82の真下に現れる。また、図6に示されるように、プッシャー92が矢印R方向に復帰し、ストッパ94のピン94Aが矢印E方向に突出して、次のゴム被覆コード38Kを繰出し可能な状態となる。上記の動作を繰り返すことで、貼付け面84Aにゴム被覆コード38を順次貼り付けて行くことができる。
このように、コードの貼付け装置100では、従来のようにゴム被覆コード38をその長さ方向に供給して1本ずつ貼り付けるのではなく、ゴム被覆コード38を貼付け面84Aに相対する位置(貼付けヘッド部82の位置)までその径方向に予め移動させておいてから、該ゴム被覆コード38を貼り付けるので、貼付けのタクトタイムを短くすることができ、貼付け効率を飛躍的に高めることができる。また、貼付け効率が高いので、貼付け対象物の周囲に設ける貼付けヘッド部の台数を削減してコストを低減することができる。
また、貼付け面84Aをピッチ送りしながらゴム被覆コード38を1本ずつ貼り付けて行くので、コードピッチが乱れず、安定したコードピッチを得ることができる。
バッファ部90へのゴム被覆コード38の供給が一時的に止まったような場合には、バッファ部90に貯留されているゴム被覆コード38を1本ずつ送り出しながら貼り付けを継続することができ、貯留ゴム被覆コード38がなくなる前にバッファ部90へのゴム被覆コード38の供給を再開するようにすれば、ゴム被覆コード38の貼付けを滞りなく行うことができる。
また、撚り機22により連続的に製造されるスチールコード20に未加硫ゴム32を被覆し、所定の長さに切断して、順次貼付け対象物の貼付け面84Aに貼り付けて行くことにより、ゴム被覆コード38に不要な巻き癖(リールに巻き取られた場合等に付く)が付かないうちに該ゴム被覆コード38を貼り付けることができるので、貼付け後のコードピッチが乱れない。また、スチールコード20の製造、ゴム付け及び貼付けを連続的に行うことで、中間工程を排除でき、スチールコード20を使用する例えば空気入りタイヤの製造効率をより高めることができる。
更に、貼付けヘッド部82におけるヘッド104に刃部104Aが設けられているので、バッファ部90内での未加硫ゴム32同士の付着が貼付けの障害とならないので、ゴム被覆のないスチールコード20と同様に、コード供給装置80により次々とバッファ部90内に供給して行くことができ、ゴム被覆のないスチールコード20と同様の貼付け効率を得ることができる。
なお、コード供給装置80の作動時(プッシャー92の往復動時)には、ゴム付け装置110から繰り出されるゴム被覆コード38がプッシャー92と干渉することを防止する必要がある。そのための手法としては、例えば2つの方式が考えられる。
第1の方式は、図10に示されるように、ゴム付け装置110からのゴム被覆コード38の繰出し速度をvとし、プッシャー92が1往復するのに要する時間をtとし、ゴム付け装置110とプッシャー92との間隔をSとしたとき、S>vtとなるように間隔Sを設定するものである。
第2の方式は、図11(A),(B)に示されるように、プッシャー92によりゴム被覆コード38Aを矢印B方向に移動させたときに、該プッシャー92の上側に次のゴム被覆コード38Bを繰り出すようにして、図11(C)に示されるように、プッシャー92が矢印R方向に戻ったときにテーブル86上に該ゴム被覆コード38Bが矢印F方向に落下するようにするものである。
何れの方式によっても、ゴム被覆コード38とプッシャー92との干渉を防止することができ、ゴム被覆コード38の供給を効率的に行うことができる。
なお、上記実施形態では、バッファ部90を設けてゴム被覆コード38をすだれ状に供給するものとしたが、ゴム被覆コード38の供給の方式はこれに限られず、例えばバッファ部90を設けずに、コード供給装置80によりゴム被覆コード38を直接貼付けヘッド部82内に供給するようにしてもよい。
また、図3、図9及び図10においては、ゴム被覆コード38を撚線の裸線のように描いているが、これは該コードを強調して図示するためであり、本来は未加硫ゴム32が被覆されているので撚線のようには見えない。また、ゴム被覆がされず、かつ撚線でもない場合には、それに対応した外観となる。
コード供給装置80によるゴム被覆コード38の供給方向については、該ゴム被覆コード38の径方向としたが、ゴム被覆コード38をその長さ方向に供給するよりも効率を向上させればよいので、供給方向は、ゴム被覆コード38の径方向に対して斜め方向(ゴム被覆コード38の長さ方向に対して交差する方向)であってもよい。
撚り機の構成を示す部分縦断面側面図である。 撚り機の横断面図である。 コードの貼付け装置における、コードの供給装置を示す平面図である。 コードの貼付け装置において、コード供給装置にゴム被覆コードが繰り出され、ストッパにより抑えられている状態を示す側面図である。 コードの貼付け装置において、コード供給装置によりバッファ部に1本のゴム被覆コードが供給されると共に、1本のゴム被覆コードが貼付けヘッド部内に送り出された状態を示す側面図である。 コードの貼付け装置において、貼付けヘッド部のヘッドが下降し、未加硫ゴムの付着を断ち切って、1本のゴム被覆コードを落下させ、貼付け面に貼り付けた状態を示す側面図である。 ヘッドの側面図及びゴム被覆コードの断面図である。 ヘッドに設けられた刃部の正面図である。 貼付け面が円筒状である場合に、各ガイド部が該貼付け面に沿うように配置され、ゴム被覆コードが該貼付け面に沿って貼り付けられた状態を示す側面図である。 ゴム被覆コードとプッシャーとの干渉を防止するための第1の方式を示す平面図である。 ゴム被覆コードとプッシャーとの干渉を防止するための第2の方式を示し、(A)はプッシャーがゴム被覆コードを押して移動させようとする状態、(B)はゴム被覆コードを押したプッシャーの上側に次のゴム被覆コードが繰り出された状態、(C)はプッシャーが戻ることにより(B)においてプッシャーの上側に繰り出されたゴム被覆コードがテーブル上に落ちる状態を示す側面図である。
符号の説明
20 スチールコード(コード)
22 撚り機(コード製造装置)
32 未加硫ゴム
38 ゴム被覆コード(コード)
80 コード供給装置
82 貼付けヘッド部
84 貼付け対象物
84A 貼付け面
86 テーブル
90 バッファ部
94 ストッパ
98 ガイド部
100 コードの貼付け装置
104A 刃部(切断装置)

Claims (10)

  1. 所定の長さに切断されたコードを、貼付け対象物における貼付け面に相対する位置に向けて該コードの径方向に供給する供給工程と、
    該工程により供給された前記コードを、貼付けヘッド部により前記貼付け面に1本ずつ貼り付ける貼付け工程と、
    前記貼付け対象物を動かして、前記貼付け面をピッチ送りする送り工程と、
    を有することを特徴とするコードの貼付け方法。
  2. 前記コードは、コード製造装置から前記供給工程へ向けて該コードの長手方向に繰り出されて移動して来ることを特徴とする請求項1に記載のコードの貼付け方法。
  3. 前記供給工程において、該供給工程へ向けて繰り出され移動して来た前記コードの転動をストッパにより抑制することを特徴とする請求項2に記載のコードの貼付け方法。
  4. 前記貼付け面に相対する位置に向けて径方向に供給された前記コードを、バッファ部に並列状態で貯留し、該バッファ部から前記径方向に送り出された前記コードを前記貼付けヘッド部が前記貼付け面に対して順次貼り付けることを特徴とする請求項1から請求項3の何れか1項に記載のコードの貼付け方法。
  5. 前記コードは、スチールコード、又は該スチールコードに未加硫ゴムを被覆したゴム被覆コードであることを特徴とする請求項1から請求項4の何れか1項に記載のコードの貼付け方法。
  6. 所定の長さに切断されたコードを、貼付け対象物における貼付け面に相対する位置に向けて前記コードの径方向に順次供給するコード供給装置と、
    前記貼付け面に相対する位置に配設され、前記コード供給装置により該位置まで供給された前記コードを前記貼付け面に対して1本ずつ貼付け可能に構成された貼付けヘッド部と、
    を有することを特徴とするコードの貼付け装置。
  7. 前記コード供給装置は、該コード供給装置へ繰り出されて移動して来る前記コードの転動を防止するストッパを有することを特徴とする請求項6に記載のコードの貼付け装置。
  8. 前記コード供給装置により前記貼付けヘッド部に向けて径方向に供給された前記コードを、該貼付けヘッド部による貼付け前に並列状態で貯留可能なバッファ部を有し、該バッファ部から前記径方向に送り出された前記コードを前記貼付けヘッド部が前記貼付け面に対して順次貼付け可能に構成されていることを特徴とする請求項6又は請求項7に記載のコードの貼付け装置。
  9. 前記コードは、スチールコードに未加硫ゴムを被覆したゴム被覆コードであり、
    前記貼付けヘッド部は、前記バッファ部において前記未加硫ゴムが互いに付着した状態で隣接している複数のゴム被覆コードを1本ずつ切り離すゴム切断装置を有することを特徴とする請求項8に記載のコードの貼付け装置。
  10. 前記貼付けヘッド部は、前記コードの貼付けの際に該コードを貼付け方向に案内するガイド部を有することを特徴とする請求項6から請求項9の何れか1項に記載のコードの貼付け装置。
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