JP4872111B2 - 位置指示器 - Google Patents

位置指示器 Download PDF

Info

Publication number
JP4872111B2
JP4872111B2 JP2007110710A JP2007110710A JP4872111B2 JP 4872111 B2 JP4872111 B2 JP 4872111B2 JP 2007110710 A JP2007110710 A JP 2007110710A JP 2007110710 A JP2007110710 A JP 2007110710A JP 4872111 B2 JP4872111 B2 JP 4872111B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
position indicator
case
core
core body
inclined surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007110710A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008269244A (ja
JP2008269244A5 (ja
Inventor
勇次 桂平
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Wacom Co Ltd
Original Assignee
Wacom Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Wacom Co Ltd filed Critical Wacom Co Ltd
Priority to JP2007110710A priority Critical patent/JP4872111B2/ja
Priority to EP08154743.2A priority patent/EP1983408B1/en
Priority to US12/104,661 priority patent/US8063322B2/en
Priority to CN2008100925295A priority patent/CN101290549B/zh
Publication of JP2008269244A publication Critical patent/JP2008269244A/ja
Publication of JP2008269244A5 publication Critical patent/JP2008269244A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4872111B2 publication Critical patent/JP4872111B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/03Arrangements for converting the position or the displacement of a member into a coded form
    • G06F3/033Pointing devices displaced or positioned by the user, e.g. mice, trackballs, pens or joysticks; Accessories therefor
    • G06F3/0354Pointing devices displaced or positioned by the user, e.g. mice, trackballs, pens or joysticks; Accessories therefor with detection of 2D relative movements between the device, or an operating part thereof, and a plane or surface, e.g. 2D mice, trackballs, pens or pucks
    • G06F3/03545Pens or stylus
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/03Arrangements for converting the position or the displacement of a member into a coded form
    • G06F3/041Digitisers, e.g. for touch screens or touch pads, characterised by the transducing means
    • G06F3/046Digitisers, e.g. for touch screens or touch pads, characterised by the transducing means by electromagnetic means

Description

本発明は、筆圧を検出可能な位置指示器に関する
近年、パーソナルコンピュータ等の入力デバイスとして座標入力装置が用いられている。この座標入力装置としては、例えば、ペン型に形成された位置指示器と、この位置指示器を用いてポインティング操作や、文字及び図等の入力を行う入力面を有する位置検出装置等を備えて構成されるものがある。このような構成を有する座標入力装置の位置指示器は、入力操作を行う際に位置検出装置の入力面に対する押圧力、いわゆる筆圧を検出する機能を有している。
従来の、この種の位置指示器としては、例えば、特許文献1に記載されているようなものがある。特許文献1には、外部より加わる圧力又は変位に従って容量値が変化する可変容量コンデンサ、及びこの可変容量コンデンサを用いた位置指示器に関するものが記載されている。この特許文献1に記載された可変容量コンデンサは、「誘電体と、該誘電体の一の面に取り付けられた第1の電極と、前記誘電体の他の面側に配置された可撓性を有する第2の電極と、該第2の電極と前記誘電体の他の面との間をその一部を除いてわずかな間隔だけ離隔する手段と、前記第2の電極と前記誘電体との間に相対的な圧力又は変位を加える手段とを備えた」ことを特徴としている。そして、この可変容量コンデンサを用いた位置指示器は、「可変容量コンデンサを回路素子の一部とする同調回路を備えた」ことを特徴としている。
このような構成を有する特許文献1に記載の位置指示器によれば、「操作に応じて同調回路の同調周波数を初期状態から大きく変化させ、さらに連続的に変化させることができ、スイッチのオン・オフに対応する情報をタブレット側に伝送することができるとともに、その後の操作情報を伝送することができる」等の効果が期待される。
従来のこの種の位置指示器の他の例としては、例えば、特許文献2に記載されているようなものもある。特許文献2には、筆圧検知可能なスタイラスペンすなわち感圧機構を備えたスタイラスペンに関するものが記載されている。この特許文献2に記載されたスタイラスペンは、「略筒状のペンケーシングと共振回路とを備え、かつ第1の磁性体とコイルを巻回した第2の磁性体との間隔が筆圧により変位することによって生じるインダクタンスの変化を用いて該筆圧を感知する感圧機構を備えるスタイラスペンにおいて、筆圧を受ける当接部分及び該当接部分の略反対側に第1の磁性体からなる後端面をもつ押圧部材と、前記第1の磁性体からなる後端面から所定の距離に前端面が位置するべく設けられるコイルを巻回した第2の磁性体と、前記第1の磁性体からなる後端面と前記第2の磁性体の前端面との間に介在するべく設けられる弾性材と、前記押圧部材及び前記弾性材を介して伝達される筆圧に抗して前記第2の磁性体の位置を維持するべく設けられる第1の支持手段と、筆圧を受けることにより前記第1の磁性体からなる後端面と前記第2の磁性体の前端面とが互いに非平行状態となった場合に、該非平行状態にて前記押圧部材を支持する第2の支持手段とを有する」ことを特徴としている。
このような構成を有する特許文献2に記載のスタイラスペンによれば、「斜めに傾けてペンダウン操作を行った場合であっても、筆圧を敏感に検知することができる(段落[0066]を参照)」等の効果が期待される。
特開平04−96212号公報 特開平08−227336号公報
鉛筆や筆等の筆記具を用いる際、その筆記具を大きく傾けて芯の側面部分を使って描くというような技法が一般的に行われている。このような技法によれば、筆記具に対する圧力を調節することで線の太さや濃さの分布などを微妙に変えることができる。近年、上述したような技法を座標入力装置においても実現したいという要求がある。
しかしながら、特許文献1に記載の位置指示器では、可変容量コンデンサを押圧する押圧体が、その軸方向のみに動く構造となっていた。そのため、位置指示器をタブレット(位置検出装置)の入力面に対して傾斜させた状態で操作すると、筆圧を検出できないという問題があった。
特許文献1に記載の位置指示器において、位置指示器を位置検出装置の入力面に対して直交させた状態で操作すると、筆圧とされる外力が押圧体の軸方向に働くため、押圧体が移動して筆圧を正確に検出できる。ところが、位置指示器を位置検出装置の入力面に対して傾斜させた状態で操作した際に、筆圧とされる外力が押圧体に対して側面方向から加えられると、押圧体が軸方向に移動せず、筆圧を検出することができなかった。
また、特許文献2に記載のスタイラスペンでは、第1の磁性体が第2の磁性体に接近した際に、第2の磁性体に巻回されたコイルのインダクタンスを変化させ、筆圧を検出していた。そして、スタイラスペンを位置検出面に対して傾斜させた状態で操作する際に、第1の磁性体を有する押圧部材に筆圧が加えられると、その押圧部材が第2の支持体に支持された状態で傾き、第1の磁性体の一側が第2の磁性体に接近するようになっていた。その際、第1の磁性体の他側が少なくとも第2の磁性体から離れない程度に押圧部材を押し込む必要があった。ところが、筆圧が押圧部材の側面方向から加えられると、押圧部材を十分に押し込むことができないため、筆圧を正確に検出することができなかった。
本発明の目的は、上述の問題点を考慮し、位置指示器を位置検出装置の入力面に対して傾斜させた状態で操作して指示部に側面方向から外力が加えられても、その外力を精度良く検出することができる位置指示器を提供することにある。
上記の課題を解決し、本発明の目的を達成するため、本発明の位置指示器は、筐体の内部に圧力検出器が配設されるともに位置を指示するために筐体に設けられた開口部から筐体の外側に突出する指示部を有する芯体と、を備え、芯体に加えられた押圧力が芯体を介して圧力検出器にて検出されるようにした位置指示器である。
本発明の位置指示器は、指示部に加えられた押圧力を、指示部が開口部から突出する方向に換えるためのガイド手段を開口部の近傍に備えることに特徴がある。
このガイド手段は、指示部が開口部から突出する方向に対して所定の角度で筐体の内壁または芯体の一方に設けられた傾斜面と、この傾斜面と摺動可能に係合するように筐体の内壁または芯体のうちの他方に設けられた係合部とからなる。そして、指示部の突出方向と異なる方向に芯体に加わった押圧力を、係合部が傾斜面を摺動することで、突出方向と略平行な方向の押圧力に変えて圧力検出器に作用させるようにしている。
本発明の位置指示器によれば、位置指示器を位置検出装置の入力面に対して傾斜させた状態で操作して指示部に側面方向から外力が加えられても、その外力を精度良く検出することができる。
以下、本発明の位置指示器を実施するための最良の形態について、図面を参照して説明するが、本発明は以下の形態に限定されるものではない。
図1〜図9は、本発明の実施の形態の例を説明するものである。即ち、図1は本発明の位置指示器の第1の実施の形態を示す断面図、図2は回路図、図3は動作を説明する波形図、図4は位置指示器を傾斜させて操作した状態を説明する説明図である。図5は本発明の位置指示器の第2の実施の形態を示す断面図、図6は本発明の位置指示器の第3の実施の形態を説明する説明図、図7は図6に示す位置指示器のガイド手段を説明する説明図である。図8は本発明の位置指示器が適用される座標入力装置の実施の形態を示す斜視図、図9は図8に示す座標入力装置における位置検出装置の構成を示すブロック図である。
図1〜図4に示す本発明の位置指示器の第1の実施の形態は、電磁誘導方式により後述する位置検出装置に対して位置を指示する位置指示器1として構成したものである。即ち、位置指示器1は、位置検出装置から送信される特定周波数の電磁波に対して共振する共振回路を有しており、共振信号を位置検出装置に送信することにより位置検出装置に対して位置を指示するようになっている。
図1に示すように、位置指示器1は、外装部を形成する筐体の一具体例を示すケース2と、ケース2内に移動可能に支持されると共にケース2の外側に突出する指示部31を有する芯体3と、芯体3の指示部31に対して側方から外力が加わった際に芯体3の移動を案内するガイド手段4と、ガイド手段4に案内されて移動した芯体3に押圧されることにより圧力を検出する圧力検出器の一具体例を示す可変容量コンデンサ5等を備えて構成されている。
位置指示器1のケース2は、一方が閉じられた有底の円筒体からなっている。このケース2は、軸方向に重ね合わされて組立結合される先端ケース11と中間ケース12と後端ケース13とから構成されている。先端ケース11は、中間ケース12と反対側に開口部15を有している。この先端ケース11の内面には、ガイド手段4の一部を構成する傾斜面の第1の具体例を示すケース側円錐面16が設けられている。
このケース側円錐面16は、開口部15に連続して形成されており、先端ケース11の内部空間を広げるように傾斜されている。本実施の形態では、ケース側円錐面16の傾斜角度がケース2の中心軸L1(位置指示器1の非操作状態において芯体3の中心軸L2が一致する)に対して45°をなすように設定している。このケース側円錐面16には、芯体3の後述する球面突起37が摺動可能に係合される。そのため、ケース側円錐面16には、球面突起37との間に生じる摩擦抵抗が小さくなるように鏡面加工が施されている。
また、ケース側円錐面16を有する先端ケース11の材質としては、摩擦係数が小さく摺動特性に優れたポリアセタール樹脂(POM)を適用している。しかしながら、本発明に係るケース側円錐面16を有する先端ケース11の材質としては、フッ素樹脂等の摺動特性に優れたその他の合成樹脂は勿論、ポリカーボネート(PC)、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン(ABS)樹脂等、その他の合成樹脂を用いることもできる。なお、本実施の形態では、ガイド手段4の一部を構成する傾斜面を円錐面としたが、本発明に係るガイド手段4の一部を構成する傾斜面としては、角錐面とすることもできる。
後端ケース13には、後述する電子部品が実装されたプリント基板21が接着剤や固定ねじ等の固着方法によって固定されている。また、中間ケース12には、後端ケース12側に可変容量コンデンサ5が固定されており、先端ケース11側にフェライトコア25が固定されている。
可変容量コンデンサ5は、加えられる圧力に対応して容量値を変化させるコンデンサであり、位置指示器1の非操作状態において芯体3の後述する押圧部34と僅かな隙間を空けて対向されている。本実施の形態では、可変容量コンデンサ5と押圧部34との離間距離が約0.1mmに設定されている。また、可変容量コンデンサ5は、プリント基板21に接続される2つの端子22,23を有している。これら2つの端子22,23により、可変容量コンデンサ5とプリント基板21の電子部品が電気的に接続されている。
フェライトコア25は、円筒体からなり、その筒穴25aに芯体3の後述する軸部33が貫通される。このフェライトコア25の外周には、コイル26が巻回されている。このコイル26の図示しない両端は、プリント基板21を介して電子部品に電気的に接続されている。
芯体3は、中心軸L2を有する長尺状の部材からなり、ペン先の役割を有する指示部31と、この指示部31を保持する保持部32と、保持部32に連続される軸部33と、軸部33に連続される押圧部34から構成されている。芯体3の指示部31は、ケース2の開口部15から外側に突出されている。
芯体3の指示部31は、ケース2の開口部15から外側に突出されている。この指示部31は、極細ナイロン繊維とエラストマー樹脂の組み合わせにより毛筆状に形成されている。これにより、ユーザは、毛筆の筆記感を得ながら文字や図等の入力操作を行うことができる。この指示部31としては、例えば、オーベクス株式会社製のFXタイプを適用することができる。
芯体3の保持部32は、先端ケース11内に収納されている。この保持部32は、略円柱体をなしており、指示部31側に芯体側円錐面36が形成されている。本実施の形態では、芯体側円錐面36の傾斜角度が芯体3の中心軸L2に対して45°をなすように設定されている。この芯体側円錐面36には、ガイド手段4の一部を構成する係合部の第1の具体例を示す8つの球面突起37が設けられている。
8つの球面突起37は、芯体側円錐面36に沿って等間隔をおいて配置されており、位置指示器1の非操作状態において、それぞれ先端ケース11のケース側円錐面16に点接触される。これら8つの球面突起37の表面には、先端ケース11のケース側円錐面16との摩擦抵抗が小さくなるように鏡面加工が施されている。
また、8つの球面突起37を設けた保持部32の材質としては、先端ケース11と同様に、摩擦係数が小さく摺動特性に優れたポリアセタール樹脂(POM)を適用している。しかしながら、本発明に係る球面突起37を有する保持部32の材質としては、フッ素樹脂等の摺動特性に優れたその他の合成樹脂は勿論、ポリカーボネート(PC)、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン(ABS)樹脂等、その他の合成樹脂を用いることもできる。
芯体3の軸部33及び押圧部34は、中間ケース12内に収納されている。軸部33は、保持部32よりも小さい直径に設定された円柱体からなり、中間ケース12に固定したフェライトコア25の筒穴25aを貫通している。押圧部34は、軸部33よりも小さい直径に設定された円柱体からなり、可変容量コンデンサ5と僅かな隙間(本実施の形態では約0.1mmに設定している)をあけて対向されている。
このようにして構成された芯体3は、図示しない付勢手段によって常にケース2の開口部15側に付勢された常態でケース2に対して相対的に移動可能に支持されている。そして、芯体3が付勢手段の付勢力に抗して可変容量コンデンサ5側に移動されることにより、芯体3の押圧部34が可変容量コンデンサ5を押圧するようになっている。
図2は、位置指示器1の電気的な回路構成の一例を示したものであり、図3は、図2に表した回路図においてa〜gに示した各部の波形を示したものである。図2において、可変容量コンデンサ5及びコイル26以外の部品は、電子部品として図1に示すプリント基板21に実装されている。この回路では、可変容量コンデンサ5に加えられる圧力(筆圧)値を8ビットのデジタル値に変換して位置検出装置に返すように設定されている。
位置指示器1の回路は、共振回路41と、電源回路42と、第1の検波回路43と、ワンショットモノマルチ回路44と、第2の検波回路45と、筆圧検出回路46と、パラレルシリアル変換回路47等を備えている。
共振回路41は、コイル26とコンデンサ51を有している。この共振回路41は、位置検出装置から供給される電波aの周波数に共振して誘導電圧bを発生させる。また、共振回路41には、スイッチ52が接続されている。このスイッチ52は、後述する制御信号gが供給されることにより共振回路の共振状態を制御するようになっている。この共振回路41には、電源回路42と第1及び第2の検波回路43,45に接続されている。
電源回路42は、共振回路41によって発生された誘導電圧bから電源を抽出するコンデンサ54及びダイオード55,57と、蓄電手段とされるコンデンサ56等を有している。このコンデンサ56に蓄えられる電圧は、第1の検波回路43等の各回路に電源として供給される。
第1の検波回路43は、ワンショットモノマルチ回路44に接続されており、出力信号cを出力する。この第1の検波回路43は、ダイオード58と、抵抗59と、コンデンサ60と、バッファアンプ61を有している。第1の検波回路において、抵抗59及びコンデンサ60により積分回路が構成されている。この積分回路の時定数は、位置検出装置から供給される電波aの送信継続時間が第1の所定時間(本実施の形態ではおよそ50μS)を超えると、第1の検波回路43から出力信号cを出力するように決定されている。
ワンショットモノマルチ回路44は、Dフリップフロップ63と、抵抗64と、コンデンサ65を有している。このワンショットモノマルチ回路44は、第1の検波回路43から供給される出力信号cの立ち上がり時刻から一定時間幅の出力信号dを発生する。ワンショットモノマルチ回路44で発生された出力信号dは、パラレルシリアル変換回路47に供給される。
第2の検波回路45は、パラレルシリアル変換回路47に接続されており、出力信号eを出力する。この第2の検波回路45は、第1の検波回路と同様に、ダイオード68と、抵抗69と、コンデンサ70と、バッファアンプ71を有している。第2の検波回路において、抵抗69及びコンデンサ70により積分回路が構成されている。この積分回路の時定数は、位置検出装置から供給される電波aの送信継続時間が第2の所定時間(本実施の形態ではおよそ200μS)を超えると、第2の検波回路45から出力信号eを出力するように決定されている。
筆圧検出回路46は、抵抗73と、可変容量コンデンサ5と、インバータアンプ74と、アンドゲート75と、カウンタ76とを有している。この筆圧検出回路46において、抵抗73と可変容量コンデンサ5とインバータアンプ74とアンドゲート75により、可変容量コンデンサ5に加えられる圧力(筆圧)に応じてパルス幅が変化する出力信号fを発生させる。即ち、出力信号fのパルス幅は、可変容量コンデンサ5に加えられる圧力に比例して大きくなる。この出力信号fは、カウンタ76に供給される。
カウンタ76のクロック端子には、コンデンサ78を介して共振回路41が接続されている。このカウンタ76は、筆圧に応じて変化する出力信号fのパルス幅の期間だけ共振回路41に発生する高周波信号の波の数を計数し、8ビットのデジタル値Q0〜Q7としてパラレルシリアル変換回路47に出力する。このとき、カウンタ76は、リセット状態(出力信号fがロウレベルの場合)でオール0を出力し、クロックが入力されるごとに出力を1つずつ増やすように動作する。また、カウンタ76は、クロックが255回入力されて出力がオール1になると、その後さらにクロックが入力されてもこれを受け付けないように設定されている。
パラレルシリアル変換回路47のクロック入力端子には、ワンショットモノマルチ回路44が接続されており、出力信号dが供給される。このパラレルシリアル変換回路47は、カウンタ76から供給される8ビットのデジタル値Q0〜Q7を、出力信号dの立ち上がりタイミングごとに順次出力する。出力された信号は、アンドゲート79を通ることにより、出力信号dが発生している間だけ出力される制御信号gとなる。
この制御信号gをスイッチ52に出力することによりスイッチ52が開閉制御され、位置検出装置に筆圧をデジタル化した8ビットのデータが信号の有無として送信される。即ち、位置検出装置では、制御信号gが「0」のときに信号が検出され、制御信号gが「1」のときに信号が検出されない。このようにして、位置検出装置は、位置指示器1の可変容量コンデンサ5に加えられる圧力を筆圧として検出するようになっている。
次に、位置指示器1を位置検出装置の入力面に対して傾斜させた状態で操作した場合の芯体3の動作を図4A及び図4Bを参照して説明する。図4Aは、位置検出装置の入力面102aに対して傾斜させた状態を表している。この状態は、入力面102aに対して指示部31を押し付ける操作が行われる前の状態であり、芯体3は図示しない付勢手段によって開口部15側に付勢されている。
図4Bは、図4Aに示す状態から入力面102aに対して指示部31を押し付ける操作を行った状態を表している。この場合、指示部31は、押し付けられる方向及び押し付けられた状態で移動される方向に応じて撓るように弾性変形する。そのため、指示部31に加わる外力は、芯体3の軸方向よりも側面方向に強く働く。そして、指示部31に側面方向から外力が加わると、芯体3の球面突起37が先端ケース11のケース側円錐面16上を摺動し、図示しない付勢手段の付勢力に抗して芯体3がケース2に対して相対的に移動される。
即ち、指示部31に側面方向から加わる外力F1は、先端ケース11に設けたケース側円錐面16の傾斜角度と平行な方向に働く分力F2と、ケース側円錐面16の傾斜角度と垂直に交わる方向に働く分力F3とに分けられる。そして、分力F2の大きさに応じて芯体3がケース2に対して相対的に移動される。このとき、先端ケース11及び保持部32を摺動特性の優れた材質の合成樹脂により形成すると共に、ケース側円錐面16及び球面突起37に鏡面加工を施したため、ケース側円錐面16と球面突起37との間に生じる摩擦抵抗を小さくすることができ、分力F2のロスを小さくすることができる。その結果、分力F2の大きさに高精度に対応させて芯体3を移動させることができる。
芯体3がケース2に対して相対的に移動することにより、芯体3は全体的に可変容量コンデンサ5側に進行する。これにより、芯体3の押圧部34が可変容量コンデンサ5を押圧するため、可変容量コンデンサ5によって筆圧を精度良く検出することができる。この際、芯体3は、軸方向に対して斜め(本実施の形態では45°)に交わる方向に移動するが、この芯体3の斜め方向の移動は芯体3の軸方向の長さに比べて微小である。したがって、芯体3の押圧部34によって可変容量コンデンサ5に加えられる圧力は、芯体3の軸方向と略平行な方向に作用される。
なお、位置指示器1を入力面102aに対して直交させた状態で操作した場合には、芯体3が図示しない付勢手段の付勢力に抗して軸方向に移動される(ケース2に対して相対的に移動される)。これにより、芯体3の押圧部34が可変容量コンデンサ5を押圧するため、可変容量コンデンサ5によって筆圧を精度良く検出することができる。
本実施の形態では、芯体3の保持部32に8つの球面突起37を設ける構成としたが、本発明に係る係合部としての球面突起37は、少なくとも3つ設ければよい。その場合、3つ以上の球面突起37を保持部32の芯体側円錐面36に沿って等間隔をあけて配置する。これにより、位置指示器1を何れの方向に傾けて操作しても1つ以上の球面突起37がケース2のケース側円錐面16上を摺動するように構成することができ、芯体3を可変容量コンデンサ5側に案内することができる。
また、本実施の形態では、保持部32の芯体側円錐面36に球面突起37を設ける構成としたが、本発明に係る球面突起37としては、先端ケース11のケース側円錐面16に設ける構成とすることもできる。この場合、係合部の第1の具体例を示す球面突起37がケース2(先端ケース11)に設けられるため、芯体3の保持部32に設けた芯体側円錐面36が、ガイド手段の一部を構成する傾斜面となる。
更に、本実施の形態では、係合部の第1の具体例として球面突起37を設ける構成としたが、本発明に係る係合部としては、例えば、ケース2のケース側円錐面16に点接触するように形成された円錐形や角錐形の突起とすることもできる。また、本発明に係る係合部としては、傾斜面に摺動可能に係合する係合傾斜面としてもよい。即ち、本実施の形態を例に説明すると、先端ケース11のケース側円錐面16に摺動可能に係合する係合円錐面を保持部32に設ける構成としてもよい。この場合、保持部32に設けた係合円錐面は、ケース側円錐面16に線接触した状態で摺動され、これにより、芯体3がケース2に対して相対的に移動される。
図5は、本発明の位置指示器の第2の実施の形態を示すものである。この位置指示器8は、第1の実施の形態の位置指示器1と同様に、電磁誘導方式により位置検出装置に対して位置を指示するように構成されている。この位置指示器8が第1の実施の形態の位置指示器1と異なるところは、ケース2の先端ケース81と芯体3の指示部86である。そのため、ここでは、先端ケース81及び指示部86について説明し、位置指示器1と共通する部分には同一符号を付して重複した説明を省略する。
先端ケース81は、中間ケース12と反対側に開口部82を有しており、この開口部82に指示部86の後述する固定片88が貫通される。先端ケース81の内面には、傾斜面の一具体例を示すケース側円錐面83が設けられている。このケース側円錐面83は、開口部82に連続して形成されており、先端ケース81の内部空間を広げる方向に傾斜されている。本実施の形態では、ケース側円錐面83の傾斜角度がケース2の中心軸L1(位置指示器1の非操作状態において芯体3の中心軸L2が一致する)に対して45°をなすように設定している。
先端ケース81のケース側円錐面83には、芯体3の保持部32に設けた8つの球面突起37が摺動可能に係合される。即ち、ケース側円錐面83と8つの球面突起37により芯体3を可変容量コンデンサ5側へ案内するガイド手段84が構成されている。このケース側円錐面83には、表面を平らに仕上げる鏡面加工が施されており、球面突起37との間に生じる摩擦抵抗を小さくしている。また、ケース側円錐面83を有する先端ケース81の材質としては、第1の実施の形態の先端ケース11と同様に、摩擦係数が小さく摺動特性に優れたポリアセタール樹脂(POM)を適用している。
芯体3の指示部86は、操作状態において位置検出装置の入力面に当接される当接片87と、この当接片87に連続すると共に保持部32に固定される固定片88とを有している。指示部86の当接片87は、先端が丸みを帯びた略円錐形に形成されている。この指示部36の材質としては、摩擦係数が小さく摺動特性に優れたポリアセタール樹脂(POM)フッ素樹脂等を挙げることができるが、ポリカーボネート(PC)、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン(ABS)樹脂等、その他の合成樹脂を用いることもできる。
上述したような構成を有する位置指示器8においても、位置指示器8を位置検出装置の入力面に対して傾斜させた状態で操作すると、指示部86に側面方向から圧力(筆圧)が加えられる。そして、指示部86に側面方向から筆圧が加えられると、芯体3の球面突起37が先端ケース81のケース側円錐面83上を摺動し、図示しない付勢手段の付勢力に抗して芯体3とケース2が相対的に移動される。その結果、芯体3の押圧部34が可変容量コンデンサ5を押圧し、筆圧を精度良く検出することができる。
なお、ケース2に対する芯体3の相対的な移動は、芯体3の軸方向に対して斜め(本実施の形態では45°)方向に作用される。しかしながら、位置指示器1と同様に、芯体3の斜め方向の移動は、その軸方向の長さに比べて微小であるため、押圧部34によって可変容量コンデンサ5に加えられる圧力は、芯体3の軸方向と略平行な方向に作用される。
また、位置指示器8を位置検出装置の入力面に対して直交させた状態で操作した場合には、位置指示器1と同様に、芯体3が図示しない付勢手段の付勢力に抗して軸方向に移動され、押圧部34が可変容量コンデンサ5を押圧する。その結果、位置指示器8を位置検出装置の入力面に対して直交させた状態で操作場合であっても、可変容量コンデンサ5によって筆圧を精度良く検出することができる。
図6は、本発明の位置指示器の第3の実施の形態を説明するものである。また、図7は、図6に示すA部分の拡大図である。この位置指示器9は、第1の実施の形態の位置指示器1と同様に、電磁誘導方式により位置検出装置に対して位置を指示するように構成されている。この位置指示器9が位置指示器1と異なるところは、芯体3を可変容量コンデンサ5側へ案内するガイド手段94のみである。そのため、ここでは、ガイド手段94について説明し、位置指示器1と共通する部分には同一符号を付して重複した説明を省略する。
図6及び図7に示すように、位置指示器9のガイド手段94は、ケース2の先端ケース11に転動自在に保持された係合部の第2の具体例を示す8つの球体91(図6において2つのみを示す)と、芯体3の保持部32に設けられた傾斜面の一具体例を示す芯体側円錐面96により構成されている。
ガイド手段94の8つの球体91は、先端ケース11に設けられた球体保持部92によってそれぞれ転動自在に保持されている。球体保持部92は、先端ケース11の内面に形成されたケース側円錐面93に設けられている。この球体保持部92に保持される8つの球体91は、先端ケース11のケース側円錐面93に沿って等間隔をおいて配置され、そのケース側円錐面93にそれぞれ点接触される。これら8つの球体91が点接触されるケース側円錐面93の傾斜角度は、ケース2の中心軸L1(位置指示器9の非操作状態において芯体3の中心軸L2が一致する)に対して45°をなすように設定されている。
なお、球体91の材質としては、高い強度を有するものが好ましく、例えば、セラミックやステンレス鋼等を挙げることができる。しかしながら、球体91の材質としては、これに限定されるものではなく、例えば、構造用炭素鋼等の金属やエンジニアリングプラスチックを用いることもできる。
保持部32の芯体側円錐面96は、第1の実施の形態と同様に、指示部31側に形成されており、傾斜角度が芯体3の中心軸L2に対して45°をなすように設定されている。これにより、球体91は、位置指示器9の組立状態において、ケース2のケース側円錐面93と芯体3の芯体側円錐面96との間に介在され、両者に点接触した状態で回転自在とされている。なお、ケース側円錐面93及び芯体側円錐面96には、表面を平らに仕上げる鏡面加工が施されており、球体91との間に生じる摩擦抵抗を小さくしている。
上述したような構成を有する位置指示器9においても、位置指示器9を位置検出装置の入力面に対して傾斜させた状態で操作すると、指示部31に側面方向から圧力(筆圧)が加えられる。そして、指示部31に側面方向から筆圧が加えられると、ケース2のケース側円錐面93と芯体3の芯体側円錐面96との間に介在された球体91が転動し、図示しない付勢手段の付勢力に抗して芯体3とケース2が相対的に移動される。その結果、芯体3の押圧部34が可変容量コンデンサ5を押圧し、筆圧を精度良く検出することができる。
本実施の形態では、球体保持部92に8つの球体91を保持させる構成としたが、球体保持部92には、少なくとも3つの球体91を保持させればよい。その場合、3つ以上の球体91を先端ケース11のケース側円錐面93に沿って等間隔をあけて配置する。これにより、位置指示器9を何れの方向に傾けて操作しても1つ以上の球体91がケース側円錐面93と芯体側円錐面96との間で転動するように構成することができ、芯体3を可変容量コンデンサ5側へ案内することができる。
更に、本実施の形態では、球体91を転動自在に保持する球体保持部92を先端ケース11のケース側円錐面93に設ける構成としたが、本発明に係る球体保持部92としては、保持部32の芯体側円錐面96に設ける構成とすることもできる。この場合、係合部の第2の具体例を示す球体91が芯体3に保持されるため、ケース2のケース側円錐面93が、ガイド手段の一部を構成する傾斜面となる。
また、上述した第1〜第3の実施の形態では、ガイド手段の一部を構成する傾斜面として円錐面を設ける構成としたが、本発明に係る傾斜面としては、角錐面としてもよい。更に、本発明に係る傾斜面としては、例えば、ケース2及び芯体3の中心軸L1,L2に対して傾斜された平面とすることもできる。この場合、位置指示器を位置検出装置の入力面に対して傾斜させた状態で操作し、芯体3を可変容量コンデンサ5側に案内するには、位置指示器を所定の方向に傾ける必要がある。そのため、ケース2の外面に操作ボタン設けたり、印字等で記しを設けたりすることにより、ユーザが位置指示器を傾けて操作する際には、位置指示器を常に所定の方向に傾けるように構成するとよい。
また、第1〜第3の実施の形態では、ガイド手段の一部を構成する傾斜面としてのケース側円錐面16,83及び芯体側傾斜面96の傾斜角度を、芯体3の中心軸L2に対して45°をなすように設定した。これは、図4Bに示すように、外力F1から分力F2を効率よく得るためである。しかしながら、本発明に係る傾斜面の傾斜角度としては、芯体3の中心軸L2に対して45°に限定されるものではなく、任意の角度に設定することができるものである。なお、外力F1から分力F2を効率よく得るには、傾斜面の傾斜角度を芯体3の中心軸L2に対して30°〜60°にすることが好ましい。
図8は、前述したような構成及び作用を有する位置指示器1を備えた座標入力装置の実施の形態を示すものである。また、図9は、図8に示す座標入力装置に係る位置検出装置の構成を示すブロック図である。
図8に示すように、座標入力装置101は、入力面102aを有する位置検出装置102と、この位置検出装置102の入力面102aに対して位置を指示する位置指示器1とを備えて構成されている。この座標入力装置101は、表示装置を有するパーソナルコンピュータやPDA(Personal Digital Assistant)等の図示しない外部装置に位置検出装置102を接続することにより、その外部装置の入力装置として用いられる。
座標入力装置101の位置検出装置102は、略四角形の平板状をなしており、一方の平面に入力面102aを有し、この入力面102aと反対側の平面が載置面とされている。この位置検出装置102の内部において、入力面102aに対応する位置には、図9に示すように、電磁誘導方式の位置検出部105が設けられている。
位置検出装置102の位置検出部105は、X軸方向に並べて配置される40本のループコイルX〜X40と、Y軸方向に並べて配置される40本のループコイルY〜Y40とを有している。これらループコイルX〜X40及びループコイルY〜Y40は、各々のループコイルを選択する選択回路106に接続されている。
選択回路106は、送受切替回路107に接続されており、この送受切替回路107の受信側にアンプ108が接続されている。アンプ108は、検波回路109に接続されており、検波回路109がローパスフィルタ(LPF)110を介してサンプルホールド回路112に接続されている。更に、サンプルホールド回路112は、アナログ/デジタル変換回路(AD変換回路)113に接続され、このアナログ/デジタル変換回路113にCPU(中央処理装置)114が接続されている。そして、CPU114は、上述した選択回路106と、サンプルホールド回路112と、アナログ/デジタル変換回路113及び送受切替回路107にそれぞれ制御信号を供給する。
また、位置検出装置102には、周波数f0の交流信号を発生する発振器116と、交流信号を電流に変換する電流ドライバ117が設けられており、この電流ドライバ117が送受切替回路107の送信側に接続されている。即ち、CPU114から供給される制御信号によって送受切替回路107の接点が送信側に切り替えられると、位置検出部105のループコイルX〜X40及びループコイルY〜Y40から周波数f0の交流信号が出力される。
交流信号が出力された位置検出部105に位置指示器1が接近されると、位置指示器1は、内蔵された共振回路41が共振して共振信号を出力する。そして、位置検出部105は、共振回路41から供給される共振信号とループコイルX〜X40,Y〜Y40の選択位置から位置指示器1が指示する位置をX−Y座標として検出する。
位置指示器1から出力される共振信号において、位置指示器1が傾いた方向の磁力線が反対方向の磁力線よりも多く位置検出部105に交差する。そのため、位置検出部105は、位置指示器1が指示する位置を検出すると共に、入力面102aに対する位置指示器1の傾きを検出することができる。
これにより、位置検出装置102のCPU114は、位置検出部105で検出した位置指示器1の傾きと、位置検出部105を介して位置指示器1から供給される筆圧情報に基づいて位置指示器1に加えられた筆圧を決定する。そして、CPU114は、決定した筆圧に応じた制御、例えば、筆圧に応じて入力する線の濃淡を変化させる制御等を行う。なお、位置指示器1から供給される筆圧情報を筆圧として、その筆圧に応じた制御をCPU114に行わせることもできる。
以上説明したように、本発明の位置指示器によれば、芯体の指示部に側面方向から外力が加えられた際にその芯体の移動を案内するガイド手段を設けたため、指示部に側面方向から外力が加えられても芯体3を確実に移動させることができる。その結果、移動された芯体3によって圧力検出部が押圧され、加えられた外力を筆圧として精度よく検出することができる。
また、ガイド手段の傾斜面を、芯体の中心軸に対して30°〜60°の角度をなすように形成したため、指示部に側面方向から外力が加えられた際に、その外力から芯体を移動させる方向に働く分力を効率よく得ることができる。その結果、指示部に側面方向から外力が加えられても、その外力を感度よく検出することができる。
更に、ガイド手段の係合部を、傾斜面に点接触される3つ以上の凸部としたため、傾斜面と係合部との間に生じる摩擦抵抗を小さくすることができ、芯体を移動させる方向に働く分力のロスを小さくすることができる。その結果、指示部に側面方向から外力が加えられても、その外力を感度よく検出することができる。
また、ガイド手段の係合部を、筐体或いは芯体に転動自在に支持された球体又は円筒状の回転体としたため、傾斜面と係合部との間に生じる摩擦抵抗を小さくすることができ、芯体を移動させる方向に働く分力のロスを小さくすることができる。その結果、指示部に側面方向から外力が加えられても、その外力を感度よく検出することができる。
また、ガイド手段を構成する傾斜面及び係合部をフッ素樹脂又はポリアセタール樹脂によって形成すると共に、それら傾斜面及び係合部に鏡面加工を施したため、傾斜面と係合部との間に生じる摩擦抵抗を小さくすることができ、芯体を移動させる方向に働く分力のロスを小さくすることができる。その結果、指示部に側面方向から外力が加えられても、その外力を感度よく検出することができる。
また、芯体の指示部を毛又は弾力性を有する部材により毛筆形状に形成したため、毛筆と同様な感覚で文字及び図等の入力を行うことができる位置指示器を実現することができる。
本発明は、前述しかつ図面に示した実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形実施が可能である。例えば、前記実施の形態においては、電磁誘導方式を適用した位置指示器及びこれを用いた座標入力装置の例について説明したが、静電結合方式、感圧方式、レーザ方式その他の座標検出方式を用いた位置指示器及び座標入力装置にも適用できるものである。
本発明の位置指示器の第1の実施の形態を示す断面図である。 本発明の位置指示器の第1の実施の形態の回路図である。 本発明の位置指示器の第1の実施の形態の動作を説明する波形図である。 本発明の位置指示器の第1の実施の形態を傾斜させて操作した状態を説明す るものであり、図4Aは位置指示器を位置検出装置の入力面に対して傾斜させた状態 の説明図、図4Bは図4Aに示す状態から位置検出装置の入力面に対して指示部31 を押し付ける操作を行った状態の説明図である。 本発明の位置指示器の第2の実施の形態を示す断面図である。 本発明の位置指示器の第3の実施の形態を説明する説明図である。 図6に示すA部分を拡大してガイド手段を説明する説明図である。 本発明の位置指示器を適用した座標入力装置の実施の形態を示す斜視図である。 本発明の位置指示器を適用した座標入力装置に係る位置検出装置の構成を示すブロック図である。
符号の説明
1,8,9…位置指示器、 2…ケース(筐体)、 3…芯体、 4,84,94…ガイド手段、 5…可変容量コンデンサ(圧力検出部)、 11,81…先端ケース、 12…中間ケース、 13…後端ケース、 15,86…開口部、 16,83…ケース側円錐面(傾斜面)、 21…プリント基板、 25…フェライトコア、 26…コイル、 31,86…指示部、 32…保持部、 33…軸部、 34…押圧部、 36…芯体側円錐面、 37…球面突起(係合部)、 41…共振回路、 91…球体(係合部)、 92…球体保持部、 93…ケース側円錐面、 96…芯体側円錐面(傾斜面)、 101…座標入力装置、 102…位置検出装置、 102a…入力面、 105…位置検出部、 114…CPU(中央処理装置)

Claims (7)

  1. 筐体の内部に圧力検出器が配設されるともに位置を指示するために前記筐体に設けられた開口部から前記筐体の外側に突出する指示部を有する芯体と、を備えており
    前記芯体に加えられた押圧力が前記芯体を介して前記圧力検出器にて検出されるようにした位置指示器において
    前記指示部に加えられた押圧力を、前記指示部が前記開口部から突出する方向に換えるためのガイド手段を前記開口部の近傍に備えており
    前記ガイド手段は、前記指示部が前記開口部から突出する方向に対して所定の角度で前記筐体の内壁または前記芯体の一方に設けられた傾斜面と、前記傾斜面摺動可能に係合するように前記筐体の内壁または前記芯体のうちの他方に設けられた係合部からなり、
    前記指示部の突出方向と異なる方向に前記芯体に加わった押圧力を、前記係合部が前記傾斜面を摺動することで、前記突出方向と略平行な方向の押圧力に変えて前記圧力検出器に作用させる
    ことを特徴とする位置指示器。
  2. 前記傾斜面は、前記芯体の中心軸に対して傾斜する円錐面あるいは角錐面であることを特徴とする請求項1記載の位置指示器。
  3. 前記係合部は、前記傾斜面と平行に延在される係合傾斜面であることを特徴とする請求項1記載の位置指示器。
  4. 前記係合部は、前記傾斜面に点接触される3つ以上の凸部であることを特徴とする請求項1記載の位置指示器。
  5. 前記凸部は、球面を有する球面凸部であることを特徴とする請求項4記載の位置指示器。
  6. 前記係合部は、前記筐体あるいは前記芯体に転動自在に支持された球体又は円筒状の回転体であることを特徴とする請求項1記載の位置指示器。
  7. 前記芯体の前記指示部は、毛又は弾力性を有する部材により毛筆形状に形成したことを特徴とする請求項1記載の位置指示器。
JP2007110710A 2007-04-19 2007-04-19 位置指示器 Expired - Fee Related JP4872111B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007110710A JP4872111B2 (ja) 2007-04-19 2007-04-19 位置指示器
EP08154743.2A EP1983408B1 (en) 2007-04-19 2008-04-17 Position indicator and coordinate input device
US12/104,661 US8063322B2 (en) 2007-04-19 2008-04-17 Position indicator and coordinate input device
CN2008100925295A CN101290549B (zh) 2007-04-19 2008-04-18 位置指示器及坐标输入装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007110710A JP4872111B2 (ja) 2007-04-19 2007-04-19 位置指示器

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2008269244A JP2008269244A (ja) 2008-11-06
JP2008269244A5 JP2008269244A5 (ja) 2010-03-25
JP4872111B2 true JP4872111B2 (ja) 2012-02-08

Family

ID=39639602

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007110710A Expired - Fee Related JP4872111B2 (ja) 2007-04-19 2007-04-19 位置指示器

Country Status (4)

Country Link
US (1) US8063322B2 (ja)
EP (1) EP1983408B1 (ja)
JP (1) JP4872111B2 (ja)
CN (1) CN101290549B (ja)

Families Citing this family (54)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8149227B2 (en) * 2008-04-03 2012-04-03 Livescribe, Inc. Removing click and friction noise in a writing device
US8297868B2 (en) * 2008-06-23 2012-10-30 Silverbrook Research Pty Ltd Retractable electronic pen comprising actuator button decoupled from force sensor
CN101751169B (zh) * 2008-12-11 2012-09-19 株式会社和冠 数位板及输入装置
CN101807135B (zh) * 2009-02-16 2011-12-07 太瀚科技股份有限公司 无边缘区域的数字板及其坐标计算电路
CN101934667A (zh) * 2009-07-01 2011-01-05 深圳市巨龙科教高技术股份有限公司 墨水电子笔
JP5430339B2 (ja) * 2009-10-19 2014-02-26 株式会社ワコム 位置検出装置及び位置指示器
US20110162894A1 (en) * 2010-01-06 2011-07-07 Apple Inc. Stylus for touch sensing devices
US8922530B2 (en) * 2010-01-06 2014-12-30 Apple Inc. Communicating stylus
CN101727218A (zh) * 2010-01-27 2010-06-09 北京爱易玛克科技有限公司 具有压力值检测功能的电子手写笔
JP5442479B2 (ja) 2010-02-05 2014-03-12 株式会社ワコム 指示体、位置検出装置及び位置検出方法
JP5805974B2 (ja) 2010-03-31 2015-11-10 ティーケー ホールディングス,インコーポレーテッド ステアリングホイールセンサ
JP5483430B2 (ja) * 2010-03-31 2014-05-07 株式会社ワコム 可変容量コンデンサおよび位置指示器
US8587422B2 (en) 2010-03-31 2013-11-19 Tk Holdings, Inc. Occupant sensing system
US8725230B2 (en) 2010-04-02 2014-05-13 Tk Holdings Inc. Steering wheel with hand sensors
KR101015746B1 (ko) * 2010-07-27 2011-02-22 정영우 터치 입력장치
KR101015677B1 (ko) 2010-07-27 2011-02-22 정영우 터치 입력장치
JP5569939B2 (ja) * 2010-09-27 2014-08-13 株式会社ワコム 可変容量コンデンサ、位置指示器および入力装置
US20150097815A1 (en) * 2010-10-26 2015-04-09 Nomadbrush Llc Conductive brush for use with a computing device
JP5931740B2 (ja) * 2010-11-10 2016-06-08 株式会社サカモト ペン先、ペン先カセット、導電性入力ペン
US9639178B2 (en) 2010-11-19 2017-05-02 Apple Inc. Optical stylus
KR101238075B1 (ko) 2011-10-11 2013-02-28 정은식 제전용 브러쉬모 및 이를 포함하는 정전식 터치펜
JP5892595B2 (ja) * 2012-02-06 2016-03-23 株式会社ワコム 位置指示器
US8878824B2 (en) 2012-04-11 2014-11-04 Blackberry Limited Force-sensing stylus pointing device
WO2013154720A1 (en) 2012-04-13 2013-10-17 Tk Holdings Inc. Pressure sensor including a pressure sensitive material for use with control systems and methods of using the same
JP2013254816A (ja) * 2012-06-06 2013-12-19 Wacom Co Ltd コンデンサ
US8913042B2 (en) 2012-07-24 2014-12-16 Blackberry Limited Force sensing stylus
JP6008393B2 (ja) 2012-07-28 2016-10-19 株式会社ワコム 電磁誘導方式の位置指示器及び電子インクカートリッジ
JP6012069B2 (ja) 2012-09-13 2016-10-25 株式会社ワコム 電磁誘導方式の位置指示器及び電子インクカートリッジ
US9639179B2 (en) 2012-09-14 2017-05-02 Apple Inc. Force-sensitive input device
US9690394B2 (en) 2012-09-14 2017-06-27 Apple Inc. Input device having extendable nib
US9696223B2 (en) 2012-09-17 2017-07-04 Tk Holdings Inc. Single layer force sensor
JP6020041B2 (ja) * 2012-10-26 2016-11-02 Tdk株式会社 電子ペン用コイル装置
JP6127548B2 (ja) * 2013-02-04 2017-05-17 株式会社リコー ペン形入力装置及び電子情報ボードシステム
CN104123017B (zh) * 2013-04-26 2019-10-18 崔伟 位置指针
JP5667708B2 (ja) * 2013-06-20 2015-02-12 株式会社ワコム 位置指示器及び位置指示器の芯体
US9785263B2 (en) * 2013-08-22 2017-10-10 Microchip Technology Incorporated Touch screen stylus with force and/or angle sensing functionality
JP2015043159A (ja) * 2013-08-26 2015-03-05 シャープ株式会社 タッチパネル装置及び表示装置
TWI598774B (zh) * 2013-10-25 2017-09-11 和冠股份有限公司 電磁書寫單元及兼具墨水與電磁書寫功能的電磁式手寫筆
TWI480770B (zh) * 2014-06-27 2015-04-11 Waltop Int Corp 電容式指標裝置
JP6524639B2 (ja) * 2014-10-24 2019-06-05 株式会社リコー 入力装置、及び電子情報ボードシステム
WO2016094564A1 (en) * 2014-12-09 2016-06-16 Cirque Corporation Paint brush capacitive stylus tip
KR20160092360A (ko) * 2015-01-27 2016-08-04 삼성전자주식회사 스타일러스 펜 및 터치 패널
CN107533386B (zh) * 2015-05-21 2020-12-29 株式会社和冠 主动式触控笔
JP6713772B2 (ja) * 2016-01-06 2020-06-24 株式会社ワコム 位置指示器及び位置指示方法
US9965056B2 (en) 2016-03-02 2018-05-08 FiftyThree, Inc. Active stylus and control circuit thereof
JP6405495B2 (ja) * 2016-03-08 2018-10-17 株式会社ワコム ペン入力装置用シート及びペン入力装置用シートの製法
CN106201025B (zh) * 2016-06-28 2019-08-27 深圳市绘王动漫科技有限公司 电子手写笔及电子手写系统
CN106843539B (zh) * 2017-01-03 2020-12-18 深圳市绘王动漫科技有限公司 无线无源手写输入系统
US10936092B1 (en) * 2017-02-28 2021-03-02 Apple Inc. Force-sensing structures for an electronic device
WO2018230077A1 (ja) 2017-06-13 2018-12-20 株式会社ワコム 電子ペン
JP6952591B2 (ja) * 2017-12-11 2021-10-20 株式会社ワコム 電子ペン及び電子ペン本体部
CN113227949A (zh) * 2019-01-17 2021-08-06 株式会社和冠 静电耦合方式的电子笔
JP7323336B2 (ja) * 2019-05-24 2023-08-08 株式会社ワコム 位置指示器及び座標入力装置
US11281314B2 (en) 2019-12-02 2022-03-22 Semiconductor Components Industries, Llc Methods and apparatus for variable capacitance detection

Family Cites Families (29)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61139820A (ja) * 1984-12-12 1986-06-27 Seiko Instr & Electronics Ltd 座標読取装置
JPS62166535A (ja) * 1986-01-20 1987-07-23 Oki Electric Ind Co Ltd Tabボンダ−のボンデイング面平行度検査方法
JPH02309414A (ja) * 1989-05-25 1990-12-25 Canon Inc 入力ペン装置
JP3150685B2 (ja) 1990-08-06 2001-03-26 株式会社ワコム 可変容量コンデンサ
JPH0523240A (ja) 1991-07-19 1993-02-02 Japan Gore Tex Inc 寝 具
US5414227A (en) * 1993-04-29 1995-05-09 International Business Machines Corporation Stylus tilt detection apparatus for communication with a remote digitizing display
JPH06342338A (ja) * 1993-05-31 1994-12-13 Sony Corp 位置検出装置
US5898427A (en) * 1994-03-18 1999-04-27 Sharp Kabushiki Kaisha Pen, used for input to electronic apparatus, including a weighted member disposed in the pen to create a radially eccentric center of gravity within the pen
JPH0816311A (ja) * 1994-06-29 1996-01-19 Wacom Co Ltd コンピュータシステム
JPH08137603A (ja) * 1994-11-15 1996-05-31 Toshiba Corp ペン入力型電子機器
JPH08227336A (ja) 1995-02-20 1996-09-03 Wacom Co Ltd 感圧機構及びスタイラスペン
US6486875B1 (en) * 1996-04-22 2002-11-26 Compapen Inc. Wireless computer peripheral that functions as a mouse and pen with ink processor memory power display and speaker all in one
US6686910B2 (en) * 1996-04-22 2004-02-03 O'donnell, Jr. Francis E. Combined writing instrument and digital documentor apparatus and method of use
US6573887B1 (en) * 1996-04-22 2003-06-03 O'donnell, Jr. Francis E. Combined writing instrument and digital documentor
JP3837800B2 (ja) * 1996-10-31 2006-10-25 株式会社ワコム 位置指示器
JP3426890B2 (ja) * 1996-12-25 2003-07-14 アルプス電気株式会社 入力ペン
US6265676B1 (en) * 1997-03-10 2001-07-24 Electronics For Imaging, Inc. Systems and processing algorithms for ultrasound time-of-flight digitizer systems
JP3475048B2 (ja) * 1997-07-18 2003-12-08 シャープ株式会社 手書き入力装置
TW396049B (en) * 1998-07-31 2000-07-01 Takara Co Ltd Magnetic display panel and method for manufacturing the same
US6563494B1 (en) * 1998-10-08 2003-05-13 International Business Machines Corporation Cut and paste pen for pervasive computing devices
US6744426B1 (en) * 1999-08-10 2004-06-01 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Pen coordinate reading device with pen attribute detecting function
JP2001290601A (ja) * 2000-04-05 2001-10-19 Internatl Business Mach Corp <Ibm> タッチパネル用入力ペン、入力ペン
JP2002073268A (ja) * 2000-09-04 2002-03-12 Brother Ind Ltd 座標読取装置
US6937231B2 (en) * 2001-09-21 2005-08-30 Wacom Co., Ltd. Pen-shaped coordinate pointing device
US6727439B2 (en) * 2002-01-28 2004-04-27 Aiptek International Inc. Pressure sensitive pen
JP2005267376A (ja) * 2004-03-19 2005-09-29 Fujinon Corp ライトペン
JP2006163798A (ja) * 2004-12-07 2006-06-22 Wacom Co Ltd 座標指示器、および、座標入力装置
CN100346355C (zh) * 2005-07-08 2007-10-31 天津大学 基于压感笔等装置的三维毛笔模型与仿真方法
KR100800997B1 (ko) 2005-10-13 2008-02-11 삼성전자주식회사 통신 스케쥴링 장치 및 방법

Also Published As

Publication number Publication date
EP1983408A2 (en) 2008-10-22
EP1983408B1 (en) 2014-07-02
CN101290549A (zh) 2008-10-22
US20080257613A1 (en) 2008-10-23
JP2008269244A (ja) 2008-11-06
US8063322B2 (en) 2011-11-22
EP1983408A3 (en) 2012-03-28
CN101290549B (zh) 2012-04-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4872111B2 (ja) 位置指示器
JP2767098B2 (ja) 位置指示ユニット及びスタイラスペン
US6727439B2 (en) Pressure sensitive pen
US9158394B2 (en) Stylus for use with capacitive touch panel
US6999067B2 (en) Electromagnetic induction pen-like device with writing function
US7778795B2 (en) Position indicator, variable capacitor, position input device and computer system
US6801192B2 (en) Pen-shaped coordinate pointing device
US10423246B2 (en) Input device and electronic apparatus for receiving signal from the input device
US11662834B2 (en) Electronic erasing device and writing information processing system
JP2006163652A (ja) 電子ペン入力装置
JP2018037014A (ja) 手書き入力装置
US20230221815A1 (en) Position indicator and input system
US20100116560A1 (en) Digitizer and input device
US11815968B2 (en) Stylus for a touchscreen
CN215867789U (zh) 能够伸缩的电子笔
EP3314379B1 (en) Input device and electronic apparatus for receiving signal from the input device
JP2009130135A (ja) 可変容量コンデンサ、位置指示器及び座標入力装置
US20210223874A1 (en) Touch pen
JP6269393B2 (ja) 位置指示器
CN113721776A (zh) 压感检测装置
CN108345394B (zh) 输入装置
KR20160128042A (ko) 전자기 펜
EP2189881B1 (en) Digitizer and input device
KR101121507B1 (ko) 디지타이저 및 입력장치
CN112241211A (zh) 电子笔及电子系统

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100205

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100205

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110727

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110802

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110913

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111025

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111104

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141202

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees