JP2009130135A - 可変容量コンデンサ、位置指示器及び座標入力装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】微小な圧力(筆圧)を検出することができ、圧力検出感度を向上させる。
【解決手段】誘電体16は、互いに対向する第1の面部26と第2の面部27を有し、ピンヘッド部31を有する導電ピン17が挿通される孔28と、ピンヘッド部31が挿入される凹部29を形成する。誘電体16の凹部29及び導電ピン17のピンヘッド部31に導電性弾性部材19を対向して設ける。そして、この導電性弾性部材19には、導電ピン17のピンヘッド部31に対向する位置に突起38を設ける。これにより、微小な圧力(筆圧)を検出することができる。
【選択図】図2
【解決手段】誘電体16は、互いに対向する第1の面部26と第2の面部27を有し、ピンヘッド部31を有する導電ピン17が挿通される孔28と、ピンヘッド部31が挿入される凹部29を形成する。誘電体16の凹部29及び導電ピン17のピンヘッド部31に導電性弾性部材19を対向して設ける。そして、この導電性弾性部材19には、導電ピン17のピンヘッド部31に対向する位置に突起38を設ける。これにより、微小な圧力(筆圧)を検出することができる。
【選択図】図2
Description
本発明は、芯体にかかる圧力を検出する筆圧検出部として用いられる可変容量コンデンサ、その可変容量コンデンサを有する位置指示器及びこの位置指示器を備えて構成される座標入力装置に関するものである。
近年、パーソナルコンピュータ等の入力デバイスとして座標入力装置が用いられている。この座標入力装置は、例えば、ペン型に形成された位置指示器と、この位置指示器を用いて、ポインティング操作や文字及び図等の入力を行う入力面を有する位置検出装置から構成されている。
そして、位置指示器の筆圧検出部には、従来から特許文献1に記載されているような可変容量コンデンサが用いられている。この特許文献1に記載された可変容量コンデンサは、誘電体の一の面に取り付けられた第1の電極と、誘電体の他の面側に配置された可撓性を有する第2の電極を有している。そして、第2の電極と誘電体の他の面との間をその一部を除いてわずかな間隔だけ隔離する手段と、第2の電極と誘電体との間に相対的な圧力または変位を加える手段を備えている。
しかしながら、特許文献1に記載された可変容量コンデンサでは、第2の電極と誘電体の他の面との間にわずかな間隔が設けられている。そして、この第2の電極と誘電体の他の面が接触することで、芯体にかかった圧力を検出している。そのため、芯体に加わる圧力が微小な場合では、第2の電極と誘電体が接触しないため、芯体にかかる圧力を検出することができなかった。その結果、このような可変容量コンデンサを備えた位置指示器では、細かな筆圧を検出することができないため、繊細な描写を再現することができない、という問題があった。
本発明の目的は、上述の問題点を考慮し、微小な圧力(筆圧)を検出することができ、圧力検出感度を向上することができる可変容量コンデンサを提供することにある。
本発明の可変容量コンデンサは、一端部にピンヘッド部を有する棒状の導電ピンと、互いに対向する第1の面部及び第2の面部と、第1の面部及び第2の面部とを貫通すると共に導電ピンが挿通される孔とを有し、第1の面部側における孔の縁に導電ピンのピンヘッド部が挿入される凹部が形成された誘電体と、誘電体の凹部及び導電ピンのピンヘッド部に対向して設けられる導電性弾性部材と、を備えている。そして、導電性弾性部材は、導電ピンのピンヘッド部に対向する位置に突起を設けたことを特徴とする。
本発明の位置指示器は、外装部として形成されるケースと、このケースに収納され、かつケースの外側に突出する指示部を有する棒状の芯体と、芯体が押圧されることにより圧力を検出する可変容量コンデンサと、を備えている。
この可変容量コンデンサは、上述したとおりのものであり、一端部にピンヘッド部を有する棒状の導電ピンと、互いに対向する第1の面部及び第2の面部と、第1の面部及び第2の面部とを貫通すると共に導電ピンが挿通される孔とを有し、第1の面部側における孔の縁に導電ピンのピンヘッド部が挿入される凹部が形成された誘電体と、誘電体の凹部及び導電ピンのピンヘッド部に対向して設けられる導電性弾性部材と、を備えている。そして、導電性弾性部材は、導電ピンのピンヘッド部に対向する位置に突起を設けたことを特徴としている。
この可変容量コンデンサは、上述したとおりのものであり、一端部にピンヘッド部を有する棒状の導電ピンと、互いに対向する第1の面部及び第2の面部と、第1の面部及び第2の面部とを貫通すると共に導電ピンが挿通される孔とを有し、第1の面部側における孔の縁に導電ピンのピンヘッド部が挿入される凹部が形成された誘電体と、誘電体の凹部及び導電ピンのピンヘッド部に対向して設けられる導電性弾性部材と、を備えている。そして、導電性弾性部材は、導電ピンのピンヘッド部に対向する位置に突起を設けたことを特徴としている。
また、本発明の座標入力装置は、入力面を有する位置検出装置と、入力面に対して位置を指示する位置指示器と、を備えた座標入力装置である。位置指示器は、上述したとおりのものであり、外装部として形成されるケースと、ケースに収納され、かつケースの外側に突出する指示部を有する棒状の芯体と、芯体が押圧されることにより圧力を検出する可変容量コンデンサと、から構成されている。
この可変容量コンデンサは、上述したものと同様に、一端部にピンヘッド部を有する棒状の導電ピンと、互いに対向する第1の面部及び第2の面部と、第1の面部及び第2の面部とを貫通すると共に導電ピンが挿通される孔とを有し、第1の面部側における孔の縁に導電ピンのピンヘッド部が挿入される凹部が形成された誘電体と、誘電体の凹部及び導電ピンのピンヘッド部に対向して設けられる導電性弾性部材と、を備えている。そして、導電性弾性部材は、導電ピンのピンヘッド部に対向する位置に突起を設けたことを特徴としている。
この可変容量コンデンサは、上述したものと同様に、一端部にピンヘッド部を有する棒状の導電ピンと、互いに対向する第1の面部及び第2の面部と、第1の面部及び第2の面部とを貫通すると共に導電ピンが挿通される孔とを有し、第1の面部側における孔の縁に導電ピンのピンヘッド部が挿入される凹部が形成された誘電体と、誘電体の凹部及び導電ピンのピンヘッド部に対向して設けられる導電性弾性部材と、を備えている。そして、導電性弾性部材は、導電ピンのピンヘッド部に対向する位置に突起を設けたことを特徴としている。
本発明の可変容量コンデンサ、位置指示器及び座標入力装置によれば、微小な圧力(筆圧)を検出することができ、圧力の検出感度を高めることができる。
以下、本発明の可変容量コンデンサ、位置指示器及び座標入力装置を実施するための実施形態について、図1〜図7を参照して説明する。ここで、図1は、本発明の位置指示器の実施形態を示す断面図、図2は、本発明の可変容量コンデンサの実施形態を示す断面図、図3は、本発明の可変容量コンデンサにかかる誘電体の要部を拡大して示す断面図、図4は、本発明の可変容量コンデンサにかかる導電ピンの要部を拡大して示す断面図、図5は、本発明の可変容量コンデンサにかかる導電性弾性部材を示す斜視図である。そして、図6は、本発明の可変容量コンデンサの要部を拡大して示すもので、ピンヘッド部の厚さが最大のときにおける断面図、図7は、本発明の可変容量コンデンサの要部を拡大して示すもので、凹部の深さが最大のときにおける断面図である。なお、各図において共通の部材には、同一の符号を付している。また、本発明は、以下の形態に限定されるものではない。
図1は、本発明の位置指示器の実施形態を示す断面図であり、電磁誘導方式により図16に示すような位置検出装置に対して位置を指示する位置指示器1を構成するものである。すなわち、位置指示器1は、位置検出装置から送信される特定周波数の電磁波に対して共振する共振回路を有しており、この共振回路で検出した共振信号を位置検出装置に送信することにより位置検出装置に対して位置を指示するようになっている。
図1に示すように、位置指示器1は、外装部を形成するケース2と、指示部3aを有する芯体3と、位置検出用コイル4と、筆圧検出部として作用する可変容量コンデンサ5と、フェライトコア6と、電子部品が実装されたプリント基板7等を備えて構成されている。
位置指示器1のケース2は、一方が閉じられた有底の円筒状をなしている。このケース2は、軸方向に重ね合わされて組立結合される第1のケース8と第2のケース9とから構成されている。第1のケース8は、軸方向の一端側が略円錐状をなしており、その先端に開口部11を有している。そして、この第1のケース8の軸方向の他端側も、開口部を形成している。また、第1のケース8は、その内部にフェライトコア6が収納されている。
第2のケース9は、軸方向の一端が開口し、かつ他端が閉じられた円筒形をなしている。また、第2のケース9は、その内部に電子部品が実装されたプリント基板7が接着剤や固定ねじ等の固定手段によって固定されている。そして、第1のケース8と第2のケース9は、同一軸線上に配置されて、接着剤や固定ねじ等の固定手段により固定されている。
フェライトコア6は、円筒形をなしており、その筒孔6aに芯体3が貫通している。そして、フェライトコア6の軸方向の一端側から芯体3の指示部3aが突出している。更に、フェライトコア6の外周には、共振回路を構成する位置検出用コイル4が巻回して装着されている。位置検出用コイル4の図示しない両端は、プリント基板7を介して電子部品に電気的に接続されている。
芯体3は、棒状の部材からなり、ペン先の役割を有する指示部3aと、指示部3aに連続する軸部3bから構成されている。この芯体3は、ケース2の軸方向に沿ってケース2内に収納されている。指示部3aは、略円錐状をなしており、芯体3をケース2内に収納した際に、第1のケース8の開口部11から外側に突出するようになっている。そして、軸部3bの他端には、芯ホルダ12が取り付けられている。
芯ホルダ12は、略円筒形をなしており、その筒孔に、芯体3の軸部3bが挿入される。この芯ホルダ12の外周には、図2に示すように、断面形状が略三角形状の2つの係合部12a,12bが設けられている。
次に、図2を参照して本発明の可変容量コンデンサの実施の形態を説明する。ここで、図2は、本発明の可変容量コンデンサの実施の形態を示す断面図である。
この図2に示すように、可変容量コンデンサ5は、筐体の一具体例を示すスリーブ部15と、誘電体16と、誘電体16の両端間の電気的な導通を行う導電ピン17と、2つのリード電極18A,18Bと、導電性弾性部材19等から構成されている。そして、可変容量コンデンサ5は、加えられる圧力に対応して容量値を変化させるコンデンサである。この可変容量コンデンサ5は、その容量値の変化によって、指示部3aに加わった筆圧を検出する。
この図2に示すように、可変容量コンデンサ5は、筐体の一具体例を示すスリーブ部15と、誘電体16と、誘電体16の両端間の電気的な導通を行う導電ピン17と、2つのリード電極18A,18Bと、導電性弾性部材19等から構成されている。そして、可変容量コンデンサ5は、加えられる圧力に対応して容量値を変化させるコンデンサである。この可変容量コンデンサ5は、その容量値の変化によって、指示部3aに加わった筆圧を検出する。
スリーブ部15は、中空の略円筒形をなしており、その軸方向の一端に一面が開口された開口部21を有し、軸方向の他端に主面部22を有している。開口部21と対向する主面部22には、略中心に導電ピン17が貫通する貫通孔23が設けられている。そして、スリーブ部15の側面部には、芯ホルダ12の2つの係合部12a,12bと係合する2つの係合受部24a,24bが設けられている。なお、このスリーブ部15の材質としては、例えばエンジニアリングプラスチック等が挙げられる。
また、スリーブ部15の開口部21側から、芯ホルダ12がその内部に挿入される。そして、芯ホルダ12の2つの係合部12a,12bとスリーブ部15の2つの係合受部24a,24bが係合することで、芯ホルダ12がスリーブ部15に取り付けられる。この状態で、芯体3の指示部3aに圧力(筆圧)がかかると、芯体3の他端部に取り付けた芯ホルダ12が導電性弾性部材19を介して誘電体16を押圧するようになっている。
誘電体16は、薄い円柱形状をなしており、その角部は面取りされている。誘電体16は、略円形の第1の面部26と、この第1の面部26と対向する第2の面部27を有している。更に、誘電体16は、第1の面部26から第2の面部27にかけて貫通する孔28が設けられている。この第1の面部26側における孔28の縁には、孔28の直径よりも大きな直径を有する凹部29が設けられている。また、この誘電体16は、第2の面部27をスリーブ部15の主面部22側に向けてスリーブ部15内に収納される。
導電ピン17は、細い棒状をなしており、軸方向の一端に円盤状のピンヘッド部31を有している。ピンヘッド部31は、導電ピン17を誘電体16の孔28に挿入した際に、第1の面部26に設けた凹部29に挿入される。
第1のリード電極18Aは、平板状をなす接触部32と、1つの端子片33を有している。接触部32は、誘電体16の第2の面部27と略等しい大きさに設定されている。また、接触部32は、略中心に導電ピン17が挿通する開口穴34を有している。端子片33は、接触部32の一端部から略垂直をなして連続して形成されている。この第1リード電極18Aの材質としては、例えばチタン銅に銀メッキを施したものが挙げられる。
なお、第1のリード電極18Aは、端子片33をスリーブ部15の主面部22から外側に突出させて、接触部32をスリーブ部15の内部に収納される。そして、端子片33は、プリント基板7の図示しない接点部に、例えば抵抗溶接や超音波溶接等によって接続される。これにより、第1のリード電極18Aは、プリント基板7の電子部品と電気的に接続される。
第2のリード電極18Bは、略Jの字型をなしており、一端部が導電ピン17に、例えば溶接36により接続される。そして、他端部が、プリント基板7の図示しない接点部に例えば抵抗溶接や超音波溶接等によって接続される。これにより、第2のリード電極18Bに接続された導電ピン17は、プリント基板7の電子部品と電気的に接続される。
図3は、本発明の可変容量コンデンサにかかる誘電体の要部を拡大して示す断面図であり、誘電体を軸方向に断面して孔28及び凹部29の寸法を示している。
図3に示すように、孔28の直径は、Uに設定され、凹部29の直径は、Tに設定されている。そして、凹部29の深さは、加工時の寸法公差を考慮して、SMIN<S<SMAXに設定されている。
図3に示すように、孔28の直径は、Uに設定され、凹部29の直径は、Tに設定されている。そして、凹部29の深さは、加工時の寸法公差を考慮して、SMIN<S<SMAXに設定されている。
図4は、本発明の可変容量コンデンサにかかる導電ピンの要部を拡大して示す断面図であり、導電ピン17を軸方向に断面して導電ピン17の軸径及びピンヘッド部31の直径を示している。
この図4に示すように、導電ピン17の軸径は、Nに設定され、ピンヘッド部31の直径は、Mに設定されている。そして、ピンヘッド部31の厚さは、加工時の寸法公差を考慮して、LMIN<L<LMAXに設定されている。
この図4に示すように、導電ピン17の軸径は、Nに設定され、ピンヘッド部31の直径は、Mに設定されている。そして、ピンヘッド部31の厚さは、加工時の寸法公差を考慮して、LMIN<L<LMAXに設定されている。
図5は、本発明の導電性弾性部材の第1の実施の形態を示す斜視図である。図2及び図5に示すように、導電性弾性部材19は、軸方向の一端部がドーム状をなしており、他端部が円柱状をなしている。ドーム状をなす一端部の先端には、他端側の底面と略平行をなす略円形の平面部37が設けられている。そして、図6に示すように、平面部37の直径Eは、誘電体16の凹部29の直径Tと等しいか、あるいは、やや大きく設定されている(E≧T)。
さらに、この平面部37の略中央分には、軸方向の一端側に突出する略半球状の小さな突起38が設けられている。このように、突起38を略半球状に形成することにより、突起38にかかる荷重(圧力)をバランスよく分散することができ、突起38の耐久性を高めることができる。さらに、突起38の高さは、図7に示すように、誘電体16の凹部29の最大許容寸法SMAXと導電ピン17のピンヘッド部31の最小許容寸法LMINとの寸法差Pよりも同じか、あるいは少し高くなるように設定されている。また、この突起38は、その半径が誘電体16の凹部29の開口半径よりも小さく形成されており、5g以下の微小な荷重によって容易に変形する。そして、この導電性弾性部材19の材質としては、シリコン導電ゴムや加圧導電ゴムなどが挙げられる。
なお、図6に示すように、凹部29の深さが最小許容寸法SMINで、ピンヘッド部31の厚さが最大許容寸法LMAXのとき、SMIN=LMAXであり、ピンヘッド部31が凹部29の開口面から誘電体16の外側に突出しないように設定されている。また、図7に示すように、凹部29の深さが最大許容寸法SMAXで、ピンヘッド部31の厚さが最小許容寸法LMINのとき、凹部29とピンヘッド部31の寸法差は、Pである。
このような構成を有する導電性弾性部材19は、図2に示すように、円柱部を芯ホルダ12に取り付けられてスリーブ部15内に収納される。このようにして、導電性弾性部材19は、芯ホルダ12を介して芯体3の軸方向の他端部に取り付けられる。この時、導電性弾性部材19のドーム状をなす先端部は、誘電体16の第1の面部26及び導電ピン17のピンヘッド部31に近接し、導電性弾性部材19の平面部37が誘電体16の第1の面部26及び凹部29と、導電ピン17のピンヘッド部31に対して略平行をなして対向する。さらに、導電性弾性部材19の突起36が、導電ピン17のピンヘッド部31に対向するように位置する。
この状態で、芯体3の指示部3aに圧力がかかると、導電性弾性部材19の突起38が導電ピン17のピンヘッド部31に接触すると共に、平面部37が誘電体16の凹部29の周縁部に接触する。そのため、導電ピン17のピンヘッド部31と誘電体16の第1の面部26が導電性弾性部材19を介して電気的に接続する。さらに芯体3の指示部3aに圧力が加わると、導電性弾性部材19のドーム状をなす一端部が変形(扁平化)し、導電性弾性部材19と第1の面部26との接触面積が増加する。その結果、導電性弾性部材19と誘電体16の第1の面部26との接触面積が変化することにより、誘電体16の容量値が変化する。そして、導電ピン17と第1のリード電極18Aの間でその容量値が検出される。このようにして、指示部3aにかかる圧力を検出することができる。
このような構成を有する可変容量コンデンサ5は、例えば次のようにして組み立てられる。まず、図3に示すように、スリーブ部15の主面部22に第1のリード電極18Aの端子片33を挿通させて、第1のリード電極18Aをスリーブ部15内に収納する。ここで、第2のリード電極18Bは、スリーブ部15の主面部22に一体をなして取り付けられている。次に、誘電体16の第2の面部27と第1のリード電極18Aの接触部32が近接するように、誘電体16をスリーブ部15内に収納する。これにより、第1のリード電極18Aの接触部32が、誘電体16とスリーブ部15の主面部22の間に介在される。
次に、導電ピン17を、誘電体16の第1の面部26側から孔28に挿入し、第1のリード電極18Aの開口穴34及びスリーブ部15の主面部22の貫通孔23に挿通する。その結果、導電ピン17の一端部が、主面部22の貫通孔23から外側に突出し、ピンヘッド部31が、誘電体16の第1の面部26に設けた凹部29に挿入される。この時、ピンヘッド部31は、凹部29の底面に当接する。そして、導電ピン17の一端部と第2の電極18Bの一端部を、溶接36により電気的に接続する。
次に、導電性弾性部材19を取り付けた芯ホルダ12を、開口部21側からスリーブ部15内に挿入する。そして、芯ホルダ12の係合部12a,12bとスリーブ部15の係合受部24a,24bを係合させる。すると、導電性弾性部材19のドーム状をなす先端部が、誘電体16の第1の面部26及び導電ピン17のピンヘッド部31に近接する。これにより、可変容量コンデンサ5の組立が完了する。
次に、このような構成を有する可変容量コンデンサ5の圧力の検出精度について、図6〜図9を参照して説明する。図6では、誘電体16の凹部29の深さが最小のSMINで、導電ピン17のピンヘッド部31の厚さが最大のLMAXに設定されている。図7では、誘電体16の凹部29の深さが最大のSMAXで導電ピン17のピンヘッド部31の厚さが最小のLMINに設定されている。また、図8及び図9は、横軸に芯体3にかかる荷重をとり、縦軸に位相をとって、可変容量コンデンサの位相−荷重特性を示すグラフである。そして、図8は図6に示した凹部29とピンヘッド部31の寸法にかかるグラフであり、図9は図7に示した凹部29とピンヘッド部31の寸法にかかるグラフである。
図6に示すように、誘電体16の凹部29と導電ピン17のピンヘッド部31において高さ方向の寸法差が無い場合では、導電性弾性部材19の先端部に設けた小さな突起38を変形させると、導電性段性部材19の平面部37と誘電体16の第1の面部26が接触する。そして、導電性段性部材19の平面部37と誘電体16の第1の面部26が接触すると、導電ピン17のピンヘッド部31と誘電体16の第1の面部26が導電性弾性部材19を介して電気的に接続される。そのため、導電性弾性部材19の先端に設けた小さな突起38を変形させるだけで、圧力を検出することができる。その結果、図8に示すように、5g以下の微小な荷重(圧力)を検出することが可能である。
また、図7に示すように、誘電体16の凹部29と導電ピン17のピンヘッド部31における高さ方向の寸法差が最大になる場合では、導電性弾性部材19に設けた突起38が、誘電体16の凹部29内に挿入される。そして、導電性弾性部材19の先端部に形成された平面部37が誘電体16の凹部29の周縁部に極めて接近している。そのため、微小な荷重によって、導電性弾性部材19と誘電体16とを接触させることができ、導電ピン17のピンヘッド部31と誘電体16の第1の面部26を電気的に接続することができる。
その結果、図9に示すように、誘電体16の凹部29と導電ピン17のピンヘッド部31の寸法差が最大になる場合においても、5g以下の微小な荷重(圧力)を検出することができる。このように、本実施の形態の可変容量コンデンサ5によれば、芯体3にかかる微小な圧力を正確に検出することができる。また、誘電体16の凹部29と導電ピン17のピンヘッド部31の寸法差に影響を受けることなく、正確に芯体3にかかる圧力を検出することができる。
以上、本実施の形態の可変容量コンデンサにかかる圧力検出精度について説明したが、次に、図10〜図13を参照して、導電性弾性部材の先端に平面部及び突起を設けない場合における可変容量コンデンサの圧力の検出精度について説明する。図10は、誘電体16の凹部29及び導電ピン17のピンヘッド部31の寸法は図6と同一であり、図11は、誘電体16の凹部29及び導電ピン17のピンヘッド部31の寸法は図7と同一である。図12は図10に示す可変容量コンデンサにおける芯体3にかかる荷重と位相の関係を示すグラフであり、図13は図11に示す可変容量コンデンサにおける芯体3にかかる荷重と位相の関係を示すグラフである。
図10に示すように、この導電性弾性部材19Aは、その先端が導電ピン17のピンヘッド部31に接触しているが、誘電体16に接触していない。そのため、導電性弾性部材19Aと誘電体16が接触するには、導電性弾性部材19Aの先端部全体を変形(扁平)させる必要がある。その結果、微小な荷重(圧力)では、導電性弾性部材19Aの先端部全体が変形しないため、図12に示すグラフのように、所定以上の荷重(この例では、5g以上)がかかるまで、圧力を検出することができない。
また、図11に示すように、この導電性弾性部材19Aは、誘電体16の凹部29の周縁部に接触しているが、その先端は、導電ピン17のピンヘッド部31に接触していない。そのため、導電性弾性部材19Aと導電ピン17のピンヘッド部31が接触して、導電性弾性部材19Aを介して導電ピン17のピンヘッド部31と誘電体16の第1の面部26が電気的に接続されるまでに所定の荷重(圧力)が必要となる。その結果、図13に示すグラフのように、5g以上の荷重がかからないと、芯体3にかかる圧力を検出することができない。このように、図11及び図12に示すような導電性弾性部材19Aを有する可変容量コンデンサでは、5g以下の微小な圧力(筆圧)を検出することができない。
なお、この実施の形態では、導電性弾性部材19の突起38の形状を略半球状に形成した例を説明したが、これに限定されるものではない。例えば、図14に示すように、突起38Aを円柱または角柱状に形成してもよい。さらに、図15に示すように、突起38Bを平面部37に複数設けてもよい。
図16は、前述したような構成及び作用を有する位置指示器1を備えた本発明の座標入力装置の実施の形態を示すものである。また、図17は図16に示す座標入力装置に係る位置指示器の構成を示すブロック図である。
図16に示すように、本発明の実施の形態を示す座標入力装置101は、入力面102aを有する位置検出装置102と、この位置検出装置102の入力面102aに対して位置を指示する位置指示器1とを備えて構成されている。この座標入力装置101は、位置検出装置102をパーソナルコンピュータやPDA(Personal Digital Assistant)等の図示しない外部装置に接続することによって、これら外部装置の入力装置として用いられるものである。
次に、図17に基づいて、この座標入力装置101に係る位置検出装置102の構成と、これを用いた位置検出方法について説明する。
座標入力装置101の位置検出装置102は、略四角形の平板状をなしており、一方の平面に入力面102aを有し、この入力面102aと反対側の平面が載置面とされている。この位置検出装置102の内部において、入力面102aに対応する位置には、図16に示すように、電磁誘導方式の位置検出部105が設けられている。
座標入力装置101の位置検出装置102は、略四角形の平板状をなしており、一方の平面に入力面102aを有し、この入力面102aと反対側の平面が載置面とされている。この位置検出装置102の内部において、入力面102aに対応する位置には、図16に示すように、電磁誘導方式の位置検出部105が設けられている。
位置検出部105は、X軸方向に並べて配置される40本のループコイルX1〜X40と、Y軸方向に並べて配置される40本のループコイルY1〜Y40とを有している。これらループコイルX1〜X40及びループコイルY1〜Y40は、各々のループコイルを選択する選択回路106に接続されている。なお、この実施の形態では、ループコイルの数を40本としたが、これに限定されるものではない。
選択回路106は、送受切替回路107に接続されており、この送受切替回路107の受信側にアンプ108が接続されている。アンプ108は、検波回路109に接続されており、検波回路109がローパスフィルタ(LPF)110を介してサンプルホールド回路112に接続されている。更に、サンプルホールド回路112は、アナログ/デジタル変換回路(AD変換回路)113に接続され、このアナログ/デジタル変換回路113はCPU(中央処理装置)114に接続されている。そして、CPU114は、上述した選択回路106と、サンプルホールド回路112と、アナログ/デジタル変換回路113及び送受切替回路107にそれぞれ制御信号を供給する。
また、位置検出装置102には、周波数f0の交流信号を発生する発振器116と、交流信号を電流に変換する電流ドライバ117が設けられており、この電流ドライバ117が送受切替回路107の送信側に接続されている。即ち、CPU114から供給される制御信号によって送受切替回路107の接点が送信側に切り替えられると、位置検出部105のループコイルX1〜X40及びループコイルY1〜Y40から磁界が発生する。
位置指示器1が位置検出部105に接近すると、位置指示器1に内蔵された共振回路が共振し、誘導電圧が発生する。そして、位置検出部105は、CPU114から供給される制御信号によって送受切替回路107の接点が受信側に切り替えられると、位置指示器1へ磁界が供給されなくなる。その結果、受信時に発生した誘導電圧により位置検出用コイル4から磁界が発生する。位置検出部105は、この位置検出コイル4が発生した磁界を検出することで、位置指示器1の位置を検出するようになっている。
そして、ループコイルX1〜X40,Y1〜Y40の選択位置から位置指示器1が指示する位置をX−Y座標として検出する。
そして、ループコイルX1〜X40,Y1〜Y40の選択位置から位置指示器1が指示する位置をX−Y座標として検出する。
位置指示器1から出力される共振信号において、位置指示器1が傾いた方向の磁力線が反対方向の磁力線よりも多く位置検出部105に交差する。そのため、位置検出部105は、位置指示器1が指示する位置を検出すると共に、入力面102aに対する位置指示器1の傾きを検出することができる。
これにより、位置検出装置102のCPU114は、位置検出部105で検出した位置指示器1の傾きと、位置検出部105を介して位置指示器1から供給される筆圧情報に基づいて位置指示器1に加えられた筆圧を決定する。そして、CPU114は、決定した筆圧に応じた制御、例えば、筆圧に応じて入力する線の濃淡を変化させる制御等を行う。なお、位置指示器1から供給される筆圧情報に基づいて、制御をCPU114に行わせることもできる。
以上説明してきたように、本発明の可変容量コンデンサによれば、導電性弾性部材のドーム状をなす一端部の先端を略平面に形成すると共に、この平面部に小さな突起を設けた。そのため、芯体にかかった微小な圧力(筆圧)で突起が変形(扁平)し、平面部が凹部の周縁部に接触する。その結果、この導電性弾性部材を介して導電ピンと誘電体の第1の面部が電気的に接続する。これにより、芯体にかかった微小な圧力を検出することができ、圧力検出の感度を向上させることができる。
また、加工時の誤差により誘電体の凹部の深さと導電ピンのピンヘッド部の厚さの違が生じた場合でも、平面部に設けた突起が確実に導電ピンのピンヘッド部に接触するため、圧力検出の感度が低下することを防止することができる。さらに、微小な圧力を検出することができるので、鉛筆やペンの繊細な描写を再現することができる。
なお、本発明は前述しかつ図面に示した実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形実施が可能である。
1…位置指示器、 2…ケース(筐体)、 3…芯体、 4・・・位置検出用コイル(コイル)、 5・・・可変容量コンデンサ、 6・・・フェライトコア、 16・・・誘電体、 17・・・導電ピン、 18A・・・第1のリード電極、 18B・・・第2のリード電極、 19・・・導電性弾性部材、 26・・・第1の面部、 27・・・第2の面部、 28・・・孔、 29・・・凹部、 31・・・ピンヘッド部、 37・・・平面部、 38,38A,38B・・・突起、 101・・・座標入力装置、 102・・・位置検出装置、 102a・・・入力面、 105・・・位置検出部、 104・・・CPU(中央処理装置)
Claims (8)
- 一端部にピンヘッド部を有する棒状の導電ピンと、
互いに対向する第1の面部及び第2の面部と、前記第1の面部及び前記第2の面部とを貫通すると共に前記導電ピンが挿通される孔とを有し、前記第1の面部側における前記孔の縁に前記導電ピンのピンヘッド部が挿入される凹部が形成された誘電体と、
前記誘電体の凹部及び前記導電ピンのピンヘッド部に対向して設けられる導電性弾性部材と、を備え、
前記導電性弾性部材は、前記導電ピンのピンヘッド部に対向する位置に突起を設けた
ことを特徴とする可変容量コンデンサ。 - 前記導電性弾性部材は、前記突起の周囲に前記導電性弾性部材の第1の面部と略平行な平面部を有する
ことを特徴とする請求項1に記載の可変容量コンデンサ。 - 前記導電性弾性部材の平面部は、前記凹部の開口面積以上の面積を有している
ことを特徴とする請求項1または2に記載の可変容量コンデンサ。 - 前記導電性弾性部材は、軸方向の一端部が略ドーム状をなしており、その先端に前記突起が設けられている
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の可変容量コンデンサ。 - 前記導電性弾性部材の突起は、略半球状をなしている
ことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の可変容量コンデンサ。 - 前記導電性弾性部材の突起における前記ピンヘッド部に当接する面積は、前記凹部の開口面積よりも小さく形成されている
ことを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の可変容量コンデンサ。 - 外装部として形成されるケースと、
前記ケースに収納され、かつ前記ケースの外側に突出する指示部を有する棒状の芯体と、
前記芯体が押圧されることにより圧力を検出する可変容量コンデンサと、を備え、
前記可変容量コンデンサは、
一端部にピンヘッド部を有する棒状の導電ピンと、
互いに対向する第1の面部及び第2の面部と、前記第1の面部及び前記第2の面部とを貫通すると共に前記導電ピンが挿通される孔とを有し、前記第1の面部側における前記孔の縁に前記導電ピンのピンヘッド部が挿入される凹部が形成された誘電体と、
前記誘電体の凹部及び前記導電ピンのピンヘッド部に対向して設けられる導電性弾性部材と、から構成され、
前記導電性弾性部材は、前記導電ピンのピンヘッド部に対向する位置に突起を設けた
ことを特徴とする位置指示器。 - 入力面を有する位置検出装置と、
前記入力面に対して位置を指示する位置指示器と、を備えた座標入力装置であって、
前記位置指示器は、
外装部として形成されるケースと、
前記ケースに収納され、かつ前記ケースの外側に突出する指示部を有する棒状の芯体と、
前記芯体が押圧されることにより圧力を検出する可変容量コンデンサと、から構成されており、
前記可変容量コンデンサは、
一端部にピンヘッド部を有する棒状の導電ピンと、
互いに対向する第1の面部及び第2の面部と、前記第1の面部及び前記第2の面部とを貫通すると共に前記導電ピンが挿通される孔とを有し、前記第1の面部側における前記孔の縁に前記導電ピンのピンヘッド部が挿入される凹部が形成された誘電体と、
前記誘電体の凹部及び前記導電ピンのピンヘッド部に対向して設けられる導電性弾性部材と、から構成され、
前記導電性弾性部材は、前記導電ピンのピンヘッド部に対向する位置に突起を設けた
ことを特徴とする座標入力装置。
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JP2007303620A JP2009130135A (ja) | 2007-11-22 | 2007-11-22 | 可変容量コンデンサ、位置指示器及び座標入力装置 |
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JP2007303620A JP2009130135A (ja) | 2007-11-22 | 2007-11-22 | 可変容量コンデンサ、位置指示器及び座標入力装置 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2011216512A (ja) * | 2010-03-31 | 2011-10-27 | Wacom Co Ltd | 可変容量コンデンサおよび位置指示器 |
WO2020003688A1 (ja) * | 2018-06-28 | 2020-01-02 | 株式会社ワコム | 圧力検出素子 |
-
2007
- 2007-11-22 JP JP2007303620A patent/JP2009130135A/ja active Pending
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JPWO2020003688A1 (ja) * | 2018-06-28 | 2021-08-19 | 株式会社ワコム | 圧力検出素子 |
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