JP4867921B2 - 携帯通信端末、及び通信方法 - Google Patents

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Description

本発明は、携帯通信端末及び通信方法に関し、特に、通常の通信動作と間欠受信動作を切り替えて通信動作を行う携帯通信端末及び通信方法に関する。
近年の携帯電話は、通話品質の向上や、Webブラウザ、Java(登録商標)実行環境、CCDカメラ、テレビ電話機能の搭載など多機能化が進むにつれ、処理能力に対する要求が高まってきている。そこで音声、通話に関する通信処理用のCPU(ベースバンドチップ)と、アプリケーション処理用のCPUのように用途を特化したツインCPUを搭載した携帯電話が開発されている。特に、多様で高機能なアプリケーションを搭載し、より速い速度の通信処理が要求された第3世代以降の携帯電話では、重要な技術要素となっている。テレビ電話に代表されるマルチメディア機能が要求される3世代端末では、ベースバンドチップが動画像処理まで実行すると大きな負荷となる。このような場合、アプリケーション専用のCPUを搭載した方が柔軟性は高まる。
現在開発されているツインCPUを搭載した端末装置において、どちらのCPUがどのような処理を行うかは、端末毎に異なっている。例えば、動画処理やJava(登録商標)の動作等の高速処理を必要とする動作をアプリケーション用CPUで行い、基本的なソフトウェアは従来通りベースバンドチップ側で動作するツインCPUを搭載した携帯電話がある。しかし、この場合、アプリケーションや通信系の仕様変更が、他のソフトウェアに影響を及ぼしたり、通信系が完成するまでアプリケーション部分の作り込みが行えない等の問題が出ていた。
又、開発競争の著しい携帯電話業界において、新機種に対応するツインCPUをその都度開発することは、メーカにとって大きな負担である。このような問題を解決するため、最近では、ベースバンドチップ側は通信処理専用で使用し、アプリケーション用CPUは他のアプリケーション(例えば、電話帳、Java(登録商標)、動画再生、通話時の音声処理等)を実行するといった互いに独立性の高いツインCPUを搭載した携帯電話が開発されている。このように、通信系とアプリケーション系とを完全に分けて動作することで、アプリケーション用CPUと通信用CPUを並行して開発することができ、開発効率を向上することができる。この結果、メーカの開発コストや開発期間を削減することができる。
一方、現在の携帯電話を代表とする携帯通信端末は、機能の充実とともに待ち受け時間の延長が重要視されている。このため待ち受け時における低消費電力化を目的として、間欠受信機能が広く採用され始めている。間欠受信とは、所定の期間、受信状態(ウェイクアップモード)と省電力状態(スリープモード)を繰り返し、ウェイクアップモードの間のみ他の通信装置からの信号を受信し、スリープモードの間は受信を停止する技術である。間欠受信に関する従来技術として以下の技術が開示されている。
特開2002−368676号公報には、通常動作時はシステムクロック生成部を動作させ、スリープ状態のときはシステムクロック生成部を停止して消費電力を低減する間欠受信方法が記載されている。
特開2003−196097号公報には、間欠動作の電源オン時にバックアップメモリに退避されたテーブルデータをテーブルデータ格納手段にロードすることによって、間欠動作でブートROMからの読込時間を短縮することができる技術が記載されている。
特開2004−134904号公報には、設定された受信間隔以上の間、受信が無く受信レベルも規定値以上なければ、間欠受信状態の時間を倍にすることで消費電力を削減する技術が記載されている。
図9は、ツインCPUを用いた携帯通信端末1100(例えば携帯電話)の従来技術による構成を示すブロック図である。図9を参照して、従来技術よる携帯通信端末1100において間欠受信動作を行うためのプログラム(以下、間欠動作用プログラムと称す)の使用方法について説明される。
従来技術による携帯通信端末1100は、通信処理以外の様々なアプリケーション処理を実行するアプリケーション側チップと、通信処理を実行する通信側チップとを具備する。アプリケーション側チップは、アプリケーション用CPU1110と、メモリインタフェース(I/F)1120と、ROM1130と、RAM1140と、ACPU インターフェース(I/F)1150とを備える。又、通信側チップは、通信用CPU1200と、内部メモリ1210と、メモリインタフェース(I/F)1220と、RAM1230と、CCPU インターフェース(I/F)1240と、制御用インタフェース(I/F)1260とLSI1270とを備える。
アプリケーション用CPU1110は、メモリI/F1120を制御してROM1130又はRAM1140内のアプリケーション用プログラムを取得して実行する。この際、RAM1140内にROM1130内のアプリケーションプログラムの一部を一時格納し、RAM1140から使用するアプリケーションプログラムを取得してアプリケーションを実行する。ACPU I/F1150は、通信側のCCPU I/F1240に接続し、アプリケーション用CPU1110の制御又はCCPU IF1240からの制御によって、アプリケーション側チップと通信側チップとの間のデータのやり取りを実行する。例えば、メール作成処理によって作成されたメールデータは、ACPU I/F1150を介して通信側チップに転送され、通信用CPU1200の通信処理によって外部に伝送される。
通信用CPU1200は、制御用I/F1260を介してLSI1270を制御して通信動作を行う。この際、通信用CPU1200は制御用信号によって内部メモリ1210又はRAM1230に対するデータやプログラムの書込み又は読込みを実行する。メモリI/F1220は、通信用CPU1200又はCCPU I/F1240からの制御信号に応じてRAM1230に対するデータやプログラムの書込み又は読込みを実行する。CCPU I/F1240は、通信用CPU1200からの制御信号に応じて通信側チップとアプリケーション側チップとの間のデータのやり取りを制御する。制御用I/F1260は通信用CPU1200からの制御信号に応じてLSI1270を制御するとともに、LSI1270からの各種データを通信用CPU1200に転送する。LSI1270はベースバンド部や無線部、電源回路等を含み通信処理を実行する集積回路である。
以上のような構成により携帯通信端末1100では、起動時あるいは通常動作モードと間欠受信モードの切り替え時に、アプリケーション側のROM1130内及びRAM1140内の通信用プログラムや間欠動作用プログラムが通信側のRAM1230に転送される。通信用CPU1200はこれらのプログラムが格納されたRAM1230にアクセスして通信処理や間欠受信動作処理を実行する。
従来技術による通信用CPU1200は、間欠受信動作時に間欠動作用プログラムをRAM1230に格納し、RAM1230にアクセスして間欠受信動作(ウェイクアップモードとスリープモードの繰り返し動作)を行う。このため、間欠受信動作中にRAM1230へのアクセスが発生するため、消費電力が余分に消費されてしまう。
又、間欠受信動作中、RAM1230内には通信用プログラムと間欠動作用プログラムの両方が格納されるため、RAM1230の容量を少なくとも両プログラムを記憶する容量分だけ確保する必要がある。すなわち、RAM1230の容量が増大するため回路面積や製造コストが増大してしまう。
本発明の目的は、間欠受信動作時の消費電力を低減することができる携帯通信端末及び通信方法を提供することである。
本発明の他の目的は、回路面積が小さい携帯通信端末を提供することである。
本発明の更に他の目的は、通信動作を行うために必要な記憶装置を効率的に活用できる携帯通信端末及び通信方法を提供することである。
本発明による携帯通信端末は、RAMと、前記RAMよりも高速な内部メモリと、前記RAMにロードされた通信用プログラムを用いて、通信動作を行う通信用演算処理装置と、間欠制御装置と、間欠動作用プログラムを格納する記憶装置とを具備する。前記間欠制御装置は、前記通信用演算処理装置から発行される間欠動作開始信号に応答して、前記記憶装置に格納された間欠動作用プログラムを前記内部メモリへ移動する。前記通信用演算処理装置は、前記移動が完了すると、前記通信動作を停止し、前記内部メモリ内の間欠動作用プログラムを用いて、間欠受信動作を行う。
具体的には、通信用演算処理装置は、通信動作時に間欠制御装置に対し、間欠動作用プログラムの転送先の情報を通知する。間欠制御装置は、転送先情報に基づく内部メモリ内の転送先に、間欠動作用プログラムを格納する。
このように、本発明による携帯通信端末では、ハードウェアである間欠制御装置によって間欠動作用プログラムが内部メモリに転送され、通信用演算処理装置は、内部メモリのみにアクセスして間欠受信動作を行う。このため、間欠受信動作の際、RAM等の外部記憶装置にアクセスする必要がなくなり低消費電力化を図ることができる。
又、間欠動作用プログラムの移動の際、間欠動作に利用しないプログラムを内部メモリから退避することが好ましい。すなわち、本発明に係る間欠制御装置は、通信用演算処理装置からの間欠動作開始信号に応答して、内部メモリ内にある間欠受信動作に利用されないプログラムをRAMへ退避する。この後、記憶装置に格納された間欠動作用プログラムを前記内部メモリへ移動する。このため、内部メモリは、間欠動作プログラムを保持するだけの記憶容量を持てばよく、記憶容量や回路面積を縮小することができる。
間欠受信動作が終了し、通常の通信動作へ移行する際、通信用演算処理装置は、間欠制御装置に対し間欠動作停止信号を発行し、間欠制御装置は、間欠動作停止信号に応答して前記内部メモリ内の間欠動作用プログラムを記憶装置に移動することが好ましい。このように、通常の通信動作の際には、間欠動作用プログラムを記憶装置に退避することができる。
又、間欠制御装置は、間欠受信動作中におけるRAMの消費電力量が、前記通信動作時の消費電力量よりも低くなるように制御することが好ましい。本発明に係るRAMは、間欠動作中、使用されないためこのように間欠制御装置からの制御によって消費電力が抑制されることが好ましい。
更に、間欠動作用プログラムは、通信環境状態に基づく条件により細分化された複数の間欠動作用プログラムを含むことが好ましい。この際、間欠制御装置は、通信環境状態に基づく条件に応じて複数の間欠動作用プログラムのいずれかを記憶装置から内部メモリへ移動し、移動が完了すると通信用演算処理装置は、通信動作を停止し、内部メモリ内の通信条件に応じた間欠動作用プログラムを用いて間欠受信動作を行う。このように通信条件によって細分化された間欠動作用プログラムを、内部メモリに格納するため、記憶容量を更に小さくできる。
本発明による携帯通信端末、及び通信方法によれば、間欠受信動作時の消費電力を低減することができる。
又、間欠受信装置、及びそれを搭載した携帯通信端末における通信系の回路面積を低減することができる。
更に、間欠受信装置、及びそれを搭載した携帯通信端末の開発コストを低減することができる。
図1は、本発明による携帯通信端末の実施の形態における構成を示すブロック図である。 図2は、本発明に係る間欠制御装置の実施の形態における構成の示すブロック図である。 図3は、本発明による携帯通信端末における動作とプログラムの移動との対応関係を示すタイミングチャートである。 図4は、本発明による携帯通信端末の起動、通常動作、間欠動作の一連の動作におけるプログラムの移動状態を示す概念図である。 図5は、本発明による携帯通信端末の起動時におけるプログラムの移動処理を示すブロック図である。 図6は、本発明による携帯通信端末の通常動作から間欠動作への遷移時におけるプログラムの移動処理を示すブロック図である。 図7は、本発明による携帯通信端末の間欠動作から通常動作への遷移時におけるプログラムの移動処理を示すブロック図である。 図8は、本発明に係る間欠プログラムを細分化した場合のプログラムの移動状態を示す概念図である。 図9は、従来技術による携帯通信端末の構成を示すブロック図である。
以下、添付図面を参照して、本発明による携帯通信端末の実施の形態が説明される。図面において同一、又は類似の参照符号は、同一、類似、又は等価な構成要素を示している。
(携帯通信端末の構成)
図1は、本発明による携帯通信端末100の実施の形態における構成を示すブロック図である。図1を参照して、本発明による携帯通信端末100の通常モードにおける通信動作(以下、通常動作と称す)と、間欠受信モードにおける間欠受信動作(以下、間欠動作と称す)が説明される。ここで通常動作とは、他の通信装置との間において無線信号の送受信を実行する通常の通信動作であり、間欠動作とは、無線信号を受信する待ち受け状態を維持するウェイクアップモードと、受信状態を停止するスリープモードとを繰り返す通信動作である。
本発明による携帯通信端末100は、通信処理以外の様々なアプリケーション処理を実行するアプリケーション側チップと、通信処理を実行する通信側チップとを具備する。アプリケーション側チップは、アプリケーション用CPU110と、メモリインタフェース(I/F)120と、ROM130と、RAM140と、ACPU インターフェース(I/F)150とを備える。又、通信側チップは、通信用CPU200と、内部メモリ210と、メモリインタフェース(I/F)220と、RAM230と、CCPU インターフェース(I/F)240と、間欠制御装置250と、制御用インタフェース(I/F)260と、LSI270とを備える。
アプリケーション用CPU110は、メモリI/F120を制御してROM130又はRAM140内のアプリケーション用プログラム1を用いて、例えばカメラやLCD制御などの通信以外の動作を制御する演算処理装置である。メモリI/F120はアプリケーション用CPU110又はACPU I/F150からのリクエスト(制御信号)に応じてRAM140やROM130に対するプログラムや各種データの書き込み、読み取りを制御するインタフェースである。ACPU I/F150は、通信側のCCPU I/F240に接続し、アプリケーション側と通信側との間のデータのやり取りを実行するインタフェースである。又、アプリケーション用CPU110からのリクエスト(制御信号)又はCCPU IF240からのリクエスト(制御信号)によって、メモリI/F120を制御してROM130又はRAM140に対するデータやプログラムの書き込み、読み取りを制御する。
ここで、図4を参照して、ROM130及びRAM140には、アプリケーション用プログラム1と、通信用プログラム2と、間欠動作用プログラム3とが格納されている。ここで、アプリケーション用プログラム1は、例えば通信動作以外のカメラ機能、動画再生機能、JAVA(登録商標)等の各種アプリケーション、音声処理機能等の各機能を実行するためのプログラムである。通信用プログラム2は、基地局や他の携帯通信端末との間の通信を実行するためのベースバンド処理や、無線信号の発信及び受信等の処理を実行するLSI270を制御するためのプログラムである。間欠動作用プログラム3は、LSI270を制御して間欠動作を行うためのプログラムである。
通信用CPU200は、制御用I/F260を介してLSI270を制御して通常動作又は間欠動作を行う演算処理装置である。この際、通信用CPU200は、通常動作時は内部メモリ210又はRAM230内のプログラムを用いて、間欠動作時は内部メモリ210内のプログラムを用いて各動作を行う。メモリI/F220は、通信用CPU200又はCCPU I/F240からのリクエスト(制御信号)に応じてRAM230又は内部メモリ210に対するデータやプログラムの書込み又は読込みを実行する。又、間欠制御装置250からの制御信号に応じて内部メモリ210とRAM230との間のデータやプログラムの移動を行う。更に、間欠制御装置250からのリクエスト(制御信号)に応じてRAM230の電力を制御する。
CCPU I/F240は、アプリケーション側のACPU I/F150との間のデータのやり取りを実行するインタフェースである。CCPU I/F240は、通信用CPU200、間欠制御装置250、又はACPU IF150からのリクエスト(制御信号)に応じて、メモリI/F220を制御してRAM230に対するデータやプログラムの書き込み、読み取りを制御して、通信側とアプリケーション側との間のデータのやり取りを実行する。制御用I/F260は通信用CPU200からの制御信号に応じてLSI270の動作を制御するとともに、LSI270と通信用CPU200との間における各種データの転送を制御するインタフェースである。又、間欠動作の際、通信用CPU200からの制御信号に応じてLSI270の動作を制御して低消費電力状態にする。LSI270はベースバンド部や無線部、電源回路等を含む通信処理を実行する集積回路である。
内部メモリ210は、通信用CPU200に付属の記憶装置で内部キャッシュやTCM(Tightly Coupled Memory:密結合メモリ)が好適に利用される。このため、通常、外部記憶媒体であるRAM230よりも高速アクセス可能である。又、本発明による内部メモリ210は、間欠動作時に間欠動作用プログラム3を格納して用いられるため、少なくとも間欠動作用プログラム3を格納できる容量を持つことが好ましい。
間欠制御装置250は、通信用CPU200からの制御信号に応じてメモリI/F220及びCCPU IF240を制御し、間欠動作の開始や停止、間欠動作用プログラム等の移動の制御を実行する。図2は、本発明に係る間欠制御装置250の構成を示すブロック図である。図2を参照して、間欠制御装置250は、判定部300とDMA(Direct Memory Access)部310とレジスタ320とを具備する。
判定部300は、通信用CPU200、メモリI/F220、CCPU I/F240からの制御信号を分析し、制御信号に含まれる動作要求に従ってメモリI/F220及びDMA部310を制御し、あるいはレジスタ320に対してプログラムの移動に係る設定を行う。具体的には、判定部300は、通信用CPU200から発行される動作モードの切り替えに関する制御信号に応じて、メモリI/F220を制御し、RAM230における消費電力を制御する。すなわち、間欠動作中のRAM230における消費電力量が、通常動作時の消費電力量よりも低くなるように制御する。又、通信用CPU200からの転送先情報に基づいてレジスタ320に対し、プログラムの転送元や転送先のアドレス情報等の設定を行う。更に、DMA310を制御してRAM230と内部メモリ210との間、又は内部メモリ210とアプリケーション側との間におけるプログラムやデータの移動処理を実行させる。更に、CCPU I/F240やメモリI/F220からのデータ等の移動完了通知に応じて通信用CPU200に対し、間欠動作の開始又は停止に関する処理が実行されたことを告げる実行完了信号を通知する。
DMA部310は、判定部300からのプログラム移動要求信号に応じてメモリI/F220又はCCPU I/F240を制御し、通信用CPU200を介さずに内部メモリ210とRAM230との間、又は内部メモリ210とアプリケーション側との間で直接データの転送を実行する。この際、レジスタ320に設定された転送元及び転送先のアドレスを参照して、プログラムやデータの移動を実行する。
レジスタ320には、判定部300によって間欠動作時に移動するプログラムやデータの転送元や転送先のアドレスが登録され、プログラムの移動時には判定部300を介してDMA部310に読み込まれる。
以上のような構成により、本発明による携帯通信端末100では、通常動作から間欠動作に移行する際、間欠動作用プログラム3は通信側の内部メモリ210に格納される。このため、通信用CPU200は内部メモリ210のみにアクセスして間欠動作を行うことができる。又、通常動作から間欠動作に移行する際、間欠動作用プログラム3はアプリケーション側のROM130及びRAM140に移動する。このため、通常動作時において通信側の記憶装置に間欠動作用プログラム3のための記憶容量を確保する必要がなくなる。特にRAM230には間欠動作用プログラム3が格納されないため、記憶容量を削減することができる。
尚、各ブロック間を制御する制御信号、データのフローはポート制御、シリアル制御、シリアル転送、パラレル転送等特に限定されない。又、各インタフェースは通常一般に知られているインタフェースを使用して問題ないので、その詳細な構成は省略される。更にLSI270に含まれるベースバンド部や無線部、電源部は、当業者にとってよく知られているため、その詳細な構成は省略される。
以下、図3から図8を参照して、本発明による携帯通信端末100の実施の形態における起動時から通常動作、及び間欠動作に至る一連の動作について詳細に説明される。
図3は、携帯通信端末100の動作(図3(a))に対応するプログラムの遷移状況(図3(b))を示すタイミングチャートである。図3を参照して、携帯通信端末100の動作が間欠動作モードと通信動作モードの切り替えが発生すると、プログラムの入れ替えが実施される。従って、以下では間欠動作モードと通常動作モードの切り替えが発生する起動時、間欠動作開始時、通常動作開始時(間欠動作終了時)における携帯通信端末の動作について詳細に説明される。
(プログラムの遷移)
図4を参照して、本発明による携帯通信端末100におけるプログラムの遷移について説明される。図4(a)は携帯通信端末100における記憶装置の構造を示す構成図である。図4(a)を参照して、アプリケーション側のROM130及びRAM140と通信側のRAM230及び内部メモリ210が示される。図4(b)から図4(e)は、起動時(図4(b))、通常動作中(図4(c))、通常動作から間欠動作への遷移時(間欠動作開始時)(図4(d))、間欠動作から通常動作への遷移時(間欠動作停止時)(図4(e))のそれぞれにおいてアプリケーション側及び通信側の記憶装置に格納されるプログラムが示されている。ここで、図4(a)の記憶装置を示す枠線と図4(b)〜図4(e)のプログラムが記載されている枠線は対応している。
通常、携帯通信端末で使用する全てのプログラムはアプリケーション側のROM130とRAM140に格納されている。図4(b)を参照して、携帯通信端末100の起動時、アプリケーション側に格納されている通信用プログラム2は通信側のRAM230に転送される。
図4(c)を参照して、通常動作時、内部メモリ210の高速性を利用するために通信用プログラム2の一部をRAM230から内部メモリ210に転送して処理の最適化を実施しながら通信処理が実行される。
図4(d)を参照して、間欠動作開始時には内部メモリ210内に格納されている間欠動作に利用されない不要なプログラム(以下、退避プログラム4と称す)をRAM230に退避させ、間欠動作用プログラム3がアプリケーション側から内部メモリ210に転送される。間欠動作中、通信用CPU200は、内部メモリ210内の間欠動作用プログラム3を利用して間欠動作を行う。
図4(e)を参照して、間欠動作を終了し通常動作に移行する場合、内部メモリ210内の間欠動作プログラム3をアプリケーション側のROM130及びRAM140に退避させ、図4(c)に示されるように通常動作に移行する。次回、間欠動作を開始する際は、図4(d)に示されるように、再び内部メモリ210からRAM230に退避プログラム4が転送され、アプリケーション側のROM130及びRAM140から内部メモリ210に間欠動作用プログラム3が転送される。
以下、図5から図7を参照して、起動時、通常動作から間欠動作への移行時、間欠動作から通常動作への移行時のそれぞれにおけるプログラムの移動に関する動作が説明される。
(起動時におけるプログラムの移動)
図5は、携帯通信端末100における起動時のプログラムの転送動作を示すブロック図である。図5を参照して、携帯通信端末100の起動時、通信用CPU200はCCPUI/F240に対して転送制御信号11を発行する。転送制御信号11には、通信用プログラムを転送取得するするための情報(例えばプログラムID)や転送先のRAM230のアドレス等が含まれる。CCPUI/F240は転送制御信号11に基づいた転送要求13を、ACPU I/F150を介してアプリケーション側のメモリI/F120に発行する。メモリI/F120は、転送要求13に基づきROM130及びRAM140から通信用プログラム2を取得し、ACPU I/F150を介してCCPU I/F240に転送する。CCPU I/F240は、転送された通信用プログラム2をメモリI/F220に転送するとともに、RAM230への格納要求14を発行する。メモリI/F220は、格納要求14に含まれるRAM230の転送先アドレスに通信用プログラム2を格納する。
携帯通信端末100の起動動作が終了すると通信用CPU200は、メモリI/F220を介してRAM230アクセスし、RAM230に格納された通信用プログラム2を利用して通常動作を行う。
(通常動作から間欠動作への遷移時におけるプログラムの移動)
図6は、携帯通信端末が通常動作を終了し、間欠動作を開始する時のプログラムの転送動作を示すブロック図である。図6を参照して、通信動作から間欠動作へ遷移する場合のプログラムの移動動作が説明される。ここで、通常動作中に、通信用CPU200は間欠動作用プログラム3の移動に備え、間欠動作用プログラム3の転送先情報を間欠制御装置250に記録する。
通信用CPU200は、携帯通信端末100の通信環境情報から間欠動作の開始を判断し、間欠制御装置250に対し、間欠動作開始信号15を発行する。通信用CPU200は、間欠動作開始信号15を発行した後、次回動作開始時に内部メモリ210からのプログラム実施を設定し、消費電力を削減するため低消費電力状態へ遷移する。
間欠制御装置250は、間欠動作開始信号15に応答して退避要求信号16を発行してメモリI/F220を制御し、内部メモリ210から間欠受信時に使用しない退避プログラム4をRAM230へ退避する。又、メモリI/F220を介してRAM230の制御を行い低消費電力状態にする。
間欠制御装置250は退避動作が終了すると、CCPU I/F240に転送要求信号17を発行し、アプリケーション側へ間欠受信時に使用する間欠動作用プログラム3の転送を依頼する。CCPU I/F240は転送要求信号17に応答してACPU I/F150を介してアプリケーション側のメモリI/F120に転送要求18を発行する。メモリI/F120は転送要求18に応じてROM130及びRAM140から間欠動作用プログラム3を抽出し、ACPU I/F150を介して通信側のCCPU I/F240に転送する。CCPU I/F240は、転送された間欠動作用プログラム3をメモリI/F220に転送するとともに、内部メモリ210への格納要求19を発行する。メモリI/F220は、格納要求19に含まれる内部メモリ210の転送先アドレスに間欠動作用プログラム3を格納する。
通信用CPU200は、図示しないハードウェアタイマの満了により、間欠動作を開始する。この際、通信用CPU200は、内部メモリ210にアクセスして内部メモリ210に格納された間欠動作用プログラム3を利用してLSI270を制御し、間欠動作を行う。
以上のように、本発明による携帯通信端末100は、間欠動作の間、通信用CPU200は内部メモリ210のみにアクセスを行い、RAM230へのアクセスは行わない。このため、RAM230に対するアクセスに要する消費電力を削減することができる。又、間欠制御装置250による制御によってRAM230自体も低消費電力状態に維持できるので更に消費電力を抑制することができる。
(間欠動作から通常動作への遷移時におけるプログラムの移動)
図7は、携帯通信端末が間欠動作を終了し、通常動作を開始する時のプログラムの転送動作を示すブロック図である。図7を参照して、間欠動作から通常動作へ遷移する場合のプログラムの移動動作が説明される。ここで、通常動作中に、通信用CPU200は間欠動作用プログラム3の移動に備え、間欠動作用プログラムの転送先等の情報を間欠制御装置250に格納しているものとする。
通信用CPU200は、携帯通信端末100の通信環境情報から通常動作の開始を判断し、間欠制御装置250に対し間欠動作停止信号22を発行する。通信用CPU200は、間欠動作停止信号22を発行した後、次回動作開始時に内部メモリ210及びRAM230からのプログラム実施を設定し、通常の消費電力状態へ遷移する。
間欠制御装置250は、間欠動作停止信号22に応答して退避要求信号23を発行してメモリI/F220を制御し、内部メモリ210から間欠動作用プログラム3を抽出しCCPU I/F240に転送させる。又、転送先情報を含む転送要求信号24をCCPU I/F240に発行し、メモリI/F220から受け取った間欠動作用プログラム3をアプリケーション側に転送させる。更に、メモリI/F220を介してRAM230の制御を行い消費電力状態を解除し通常状態にする。
CCPU I/F240は転送要求信号24に応答してACPU I/F150を介してアプリケーション側のメモリI/F120に間欠動作用プログラム3を転送するとともに格納要求25を発行する。メモリI/F120は格納要求25に応じてROM130及びRAM140に間欠動作用プログラム3を格納する。
退避作業が終了すると、間欠制御装置250は通信用CPU200に通信動作開始可能であることを通知する。通信用CPU200は、退避作業完了の通知に応じて通常動作を開始する。この際、通信用CPU200は、RAM230にアクセスして格納された通信用プログラム2を利用してLSI270を制御し通常動作を行う。又、間欠制御装置250はメモリI/F220を介してRAM230を制御し、RAM230の消費電力状態を通常状態にする。
このように、本発明による携帯通信端末100では、間欠用プログラム3を通常時にはアプリケーション側の記憶装置に格納し、間欠動作時には内部メモリ210に格納して使用する。このため、通信側のRAM230は間欠動作用プログラム3を格納する必要がない。従ってRAM230の記憶容量を縮小することで通信側の回路面積を縮小、あるいはRAM230の記憶容量を効率的に使用することができる。
以上のような構成の携帯通信端末100では、間欠動作時の通信環境に応じて使用される間欠動作用プログラム3の単位を細分化して入れ替えを行うことが可能である。具体的には、図8を参照して、無線の波を受信してサービスを利用できる環境にある圏内時に使用する圏内間欠動作プログラムと、無線の波を受信できていない圏外時に使用する圏外間欠動作プログラムの単位で分割してアプリケーション側のROM130又はRAM140に保存しておく。間欠動作中における圏内時には圏内間欠動作プログラムのみを通信側の内部メモリ210に移動し(図8(b)参照)、圏外時には圏外間欠動作プログラムのみを内部メモリ210に移動して(図8(c)参照)、それぞれの通信環境に応じた間欠動作が行われる。このように、通信環境に応じて間欠時に使用される間欠動作用プログラム3の単位を細かく分けることができればできるほど内部メモリ210の容量を削減することが可能となる。従って、本発明による携帯通信端末100によれば通信側のRAM230や内部メモリ210の回路面積を縮小できるため、開発コストを削減することができる。
以上、本発明の実施の形態を詳述してきたが、具体的な構成は上記実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の変更があっても本発明に含まれる。本実施の形態では、ツインCPUを搭載した携帯通信端末を一例に実施の形態が示されたが、間欠プログラム3を格納する外部記憶装置があれば、間欠動作時に外部記憶装置から内部メモリ210に間欠プログラムを移動し、通常動作時には外部記憶装置に退避するといった形態でも構わない。

Claims (12)

  1. アプリケーション部と、通信部とを具備し、
    前記アプリケーション部は、
    通信用プログラムと間欠動作用プログラムとが格納されている記憶装置を具備し、
    前記通信部は、
    RAMと、
    前記RAMよりも高速な内部メモリと、
    前記RAMにロードされた前記通信用プログラムを用いて、通信動作を行う通信用演算処理装置と、
    間欠制御装置とを具備し、
    前記間欠制御装置は、前記通信用演算処理装置から発行される間欠動作開始信号に応答して、前記記憶装置に格納された間欠動作用プログラムを前記内部メモリへ移動し、
    前記通信用演算処理装置は、前記移動が完了すると、前記通信動作を停止し、前記内部メモリ内の間欠動作用プログラムを用いて、間欠受信動作を行う
    携帯通信端末。
  2. 請求の範囲1に記載の携帯通信端末において、
    前記間欠制御装置は、前記通信用演算処理装置からの間欠動作開始信号に応答して、前記内部メモリ内にある間欠受信動作に利用されないプログラムを前記RAMへ退避した後に、前記記憶装置に格納された間欠動作用プログラムを前記内部メモリへ移動する
    携帯通信端末。
  3. 請求の範囲1又は2に記載の携帯通信端末において、
    前記通信用演算処理装置は、前記通信動作時に前記間欠制御装置に対し、前記間欠動作用プログラムの転送先の情報を通知し、
    前記間欠制御装置は、前記転送先情報に基づく前記内部メモリ内の転送先に、前記間欠動作用プログラムを格納する
    携帯通信端末。
  4. 請求の範囲1から3いずれか1項に記載の携帯通信端末において、
    前記通信用演算処理装置は、間欠受信動作から通信動作へ移行する際、前記間欠制御装置に対し間欠動作停止信号を発行し、
    前記間欠制御装置は、前記間欠動作停止信号に応答して、前記内部メモリ内の間欠動作用プログラムを前記記憶装置に移動する
    携帯通信端末。
  5. 請求の範囲1から4いずれか1項に記載の携帯通信端末において、
    前記間欠制御装置は、前記間欠受信動作中における前記RAMの消費電力量が、前記通信動作時の消費電力量よりも低くなるように制御する
    携帯通信端末。
  6. 請求の範囲1から5いずれか1項に記載の携帯通信端末において、
    前記間欠動作用プログラムは、通信環境状態に基づく条件により細分化された複数の間欠動作用プログラムを含み、
    前記間欠制御装置は、前記通信環境状態に基づく条件に応じて前記複数の間欠動作用プログラムのいずれかを前記記憶装置から前記内部メモリへ移動し、
    前記移動が完了すると前記通信用演算処理装置は、前記通信動作を停止し、前記内部メモリ内の間欠動作用プログラムを用いて間欠受信動作を行う
    携帯通信端末。
  7. 請求の範囲1から6いずれか1項に記載の携帯通信端末において、
    前記アプリケーション部は、
    アプリケーション用プログラムを用いて前記通信動作以外の動作を実行するアプリケーション用演算処理装置を更に具備し、
    前記記憶装置には、
    前記アプリケーション用プログラムが更に格納され、
    前記間欠制御装置は、前記通信用演算処理装置からの間欠動作開始信号に応答して、前記記憶装置に格納された間欠動作用プログラムを前記内部メモリに移動し、
    前記移動が完了すると前記通信用演算処理装置は、前記通信動作を停止し、前記内部メモリ内の間欠動作用プログラムを用いて間欠受信動作を実行する
    携帯通信端末。
  8. アプリケーション部と、通信部とを具備し、
    前記アプリケーション部は、
    通信用プログラムと間欠動作用プログラムとが格納されている記憶装置を具備し、
    前記通信部は、
    RAMと、
    前記RAMよりも高速な内部メモリと、
    前記RAMにロードされた前記通信用プログラムを用いて、通信動作を行う通信用演算処理装置と、
    間欠制御装置とを具備する携帯通信端末において、
    前記RAM内にロードされた前記通信用プログラムを用いて通信動作を行っている前記通信用演算処理装置が間欠動作開始信号を発行するステップと、
    前記間欠制御装置が、前記間欠動作開始信号に応答して前記記憶装置内の前記間欠動作用プログラムを前記記憶装置から前記内部メモリへ移動するステップと、
    前記移動の完了後、前記通信用演算処理装置が前記通信動作を停止し、前記RAMに対するアクセス速度よりも高速に前記内部メモリにアクセスし、前記内部メモリ内の前記間欠動作用プログラムを用いて間欠受信動作を行うステップとを具備する
    通信方法。
  9. 請求の範囲8に記載の通信方法において、
    前記移動するステップは、
    前記間欠制御装置が、前記通信用演算処理装置から発行される間欠動作開始信号に応答して、前記内部メモリ内にある間欠受信動作に利用されないプログラムを前記RAMへ退避するステップを備える
    通信方法。
  10. 請求の範囲8又は9に記載の通信方法において、
    前記移動するステップは、
    前記通信用演算処理装置が、前記通信動作時に前記間欠制御装置に対し、前記間欠動作用プログラムの転送先の情報を通知するステップと、
    前記間欠制御装置が、前記転送先情報に基づく前記内部メモリ内の転送先に、前記間欠動作用プログラムを格納するステップを備える
    通信方法。
  11. 請求の範囲8から10いずれか1項に記載の通信方法において、
    前記通信用演算処理装置が、間欠受信動作から通信動作へ移行する際、前記間欠制御装置に対し間欠動作停止信号を発行し、
    前記間欠制御装置が、前記間欠動作停止信号に応答して前記内部メモリ内の間欠動作用プログラムを前記記憶装置へ移動するステップを更に具備する
    通信方法。
  12. 請求の範囲8から11いずれか1項に記載の通信方法において、
    前記間欠制御装置が、前記間欠受信動作中における前記RAMの消費電力量が、前記通信動作時の消費電力量よりも低くなるように制御するステップを更に具備する
    通信方法。
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