JP4361842B2 - 携帯端末 - Google Patents

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Description

本発明は、携帯電話機等の携帯端末に関し、特に複数のCPUを備える多機能の携帯端末における電力制御に関する。
近年、カメラ機能付きの携帯電話機等、多機能を有する携帯端末が普及しており、また、付加的機能の性能向上等を図るべく複数のCPU(Central Processing Unit)を搭載することで多機能を分担して実現するような携帯端末が研究、開発されている。なお、通信のためのベースバンド処理用と、その他のアプリケーション処理用とで異なるCPUを使用する携帯端末も開発されているが、複数のCPUの機能分担の仕方は様々である。
例えば、複数のCPUを有する高解像度のカメラ機能付き携帯電話機であれば、ユーザ操作の検出や、電話の待ち受け制御を含む電話通信制御等をマスタ側のCPU(以下、「メインCPU」という。)により行わせ、メインCPUの制御を受けつつ高解像度のカメラ機能に関する画像処理を高速にスレーブ側のCPU(以下、「サブCPU」という。)により行わせるということが考えられる。
この例のカメラ機能のような携帯電話機の付加的機能に係る処理の実行性能を向上させるためには、メモリアクセスの競合を回避すべく、サブCPUは、メインCPUが主に読み書きするメモリとは別個の専用メモリを読み書きすることとし、専用メモリ内のプログラムを実行することによりその付加的機能に係る処理を実現することが望ましい。
しかし、メインCPUが実行するプログラムを予め記憶させておく不揮発性メモリとは別に、サブCPUが実行するプログラムを予め記憶させておく不揮発の専用メモリを設けると、全てのプログラムを1つの不揮発性メモリに一元管理的に格納している場合と比べて、バージョンアップ等に伴うプログラム更新のためのハードウェア機構が複雑になりがちである。また、サブCPU側の専用メモリとしては読み出しと書き込みとの両性能が比較的高い傾向にあるDRAM(Dynamic Random Access Memory)等の揮発性メモリが望ましく、これに加えて専用メモリとして不揮発性メモリをも設けることは省スペース等の見地から見てあまり好ましくない。
そこで、問題なく付加的機能に係る処理を高速に実行する方式として次の方式が考えられる。
携帯電話機のサブCPUの専用メモリは揮発性メモリのみとしておき、メインCPUの不揮発性メモリにデータを外部から設定するための従来のインタフェースを通じて、バージョンアップされたプログラムをメインCPU側の不揮発性メモリに一旦格納し、その後メインCPUが一時的にサブCPUの専用メモリにアクセスしてそのプログラムをコピーするという方式、つまりそのプログラムを不揮発性メモリから読み出して専用メモリに記録するという方式(以下、「プログラム転送方式」という。)である。
ところで、携帯電話機等の携帯端末においては、内蔵している電池での長時間駆動を可能にすべく、電力消費を抑えることが要求されており、電力消費を抑えるための技術の開発が続けられている。なお、この電力消費を抑える技術としては、例えば、装置内を複数の機能ブロックに分けて必要な機能ブロックにのみ給電する技術(特許文献1参照)や、複数のCPUからアクセスされる共有メモリの各バンクの消費電力を切り替える技術(特許文献2参照)等が知られている。
そこで、複数のCPUを有する携帯端末における電力消費を抑えるべく、カメラ機能等の付加的機能を担うサブCPUの実行が必要でない時には、サブCPUの専用メモリへの電力供給を停止する方式(以下、「給電制御方式」という。)が想定できる。
特開平7−212736号公報 特開2004−38642号公報
しかしながら、かかる給電制御方式を前述のプログラム転送方式と合わせて採用した携帯端末を考えると、サブCPUが担う付加的機能に係る処理の実行必要時において、その処理を行うためのプログラムが不揮発性メモリから読み出されてサブCPUの専用メモリである揮発性メモリに記録されてから漸くサブCPUによりそのプログラムを実行し始めることができるため、付加的機能に係る処理の実行が遅延してしまう。従って、携帯端末のユーザは、その付加的機能の実行を要求する操作をしてからその機能に係る処理が実行され始まるまで、しばらく待たなければならなくなる。
そこで、本発明は、かかる問題に鑑みてなされたものであり、特定機能に係る処理の実行を担うサブCPUを含む携帯端末であって、電力消費をある程度抑えるべく少なくとも揮発性メモリへの給電制御を行い、かつ、ユーザが要求する特定機能に係る処理を迅速に実行し始め得る携帯端末を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る携帯端末は、揮発性メモリと、前記揮発性メモリに接続されているプログラム実行手段と、特定機能実行用プログラムを記憶している記憶手段と、特定機能の実行を要求するユーザ操作を検知する検知手段と、前記揮発性メモリへ電力が供給されていない場合において特定機能の実行を要求するユーザ操作が検知された時には前記揮発性メモリへの電力の供給を開始し、特定機能の実行終了に係る所定条件が満たされた時から所定時間経過後に前記揮発性メモリへの電力供給を停止する電力供給制御手段と、前記電力供給制御手段による前記揮発性メモリへの電力供給の開始時に、特定機能実行用プログラムを前記記憶手段から読み出して前記揮発性メモリに記録する記録手段と、前記記録手段による前記記録が完了した時、及び、前記揮発性メモリへ電力が供給されている場合において特定機能の実行を要求するユーザ操作が検知された時に、前記プログラム実行手段に前記特定機能実行用プログラムの実行を開始させる実行制御手段とを備えることを特徴とする。
上述の構成によって、本発明に係る携帯端末は、例えばユーザによる特定機能の実行停止要求を示す操作がなされた時等、特定機能の実行終了に係る所定条件が満たされた時から、所定時間の経過後に、揮発性メモリへの電力供給を停止するため、その所定時間経過後においては携帯端末の消費電力は小さくなり、また、ユーザが特定機能の実行を要求する操作をその所定時間経過より前に行った場合においては、その操作時に、特定機能実行用プログラムの揮発性メモリへの記録つまり転送がなされず即座に特定機能実行用プログラムが実行開始されるので、ユーザは早いレスポンスの恩恵を受けることができるようになる。
なお、ユーザに特定機能の実行を要求させしめた要因が短い時間ではあまり変化しないものである場合には、ユーザがある程度の時間間隔を空けて複数回続けて特定機能の実行を要求する可能性はある程度高いと言える。例えば特定機能が、カメラで撮影された都度画像処理を行うようなカメラ機能であれば、撮影対象となる事物の多い観光地等にユーザが居る場合には、ユーザは特定機能の実行要求と停止指示とを複数回繰り返す可能性はある程度高いと言える。従って所定時間を特定機能との関係に鑑みて適切に設定しておけば、携帯端末の消費電力削減と特定機能の実行開始時のレスポンスの向上とをバランスよく実現することができるようになる。例えば、特定機能がカメラ機能である場合に所定時間を仮に5分としていたならば、ユーザが5分に満たない時間間隔を空けて複数回撮影するようなときにおいてはユーザがカメラ機能の実行開始を要求してからのレスポンスが迅速なものとなり、ユーザが撮影のチャンスを逃すことが防止できるようになり、その上、ユーザが撮影終了してから5分よりも長い間、再度の撮影をしないようなときには、揮発性メモリへの電力供給が停止され携帯端末の消費電力が抑制されるようになる。
ここで、前記携帯端末は、第1CPU及び第2CPUを備えており、前記記憶手段は、第1CPUに接続された不揮発性メモリであって、更に第1CPU用プログラムを記憶しており、前記揮発性メモリは第1CPUとも接続されており、前記検知手段、前記電力供給制御手段、前記記録手段及び前記実行制御手段のそれぞれの機能の一部は、前記第1CPU用プログラムの第1CPUによる実行を通じて実現され、第1CPUは、前記記録手段に係る記録の機能を実現するために当該記録の最中に限って前記揮発性メモリにアクセスするものであり、前記プログラム実行手段は、第1CPUと接続されている第2CPUであることとしてもよい。
これにより、電力供給を絶っても記憶内容を保持する不揮発性メモリに第1CPU用のプログラムも第2CPU用のプログラムも格納されているので、携帯端末の全ての機能の実行が不要なときには携帯端末全体の電源をオフにしていてもよく、電源をオンにした後では、第1CPUはその不揮発性メモリ内のプログラムを実行することができ、また、第2CPUは、第1CPUによって不揮発性メモリから揮発性メモリに転送された特定機能実行用プログラムを実行することができる。なお、第1CPUはその転送の最中にのみ揮発性メモリにアクセスするため、第2CPUが特定機能実行用プログラムを実行している最中には第1CPUとの間での揮発性メモリへのアクセス競合は生じないため、第2CPUは高速に特定機能実行用プログラムを実行することができる。
また、前記電力供給制御手段は、更に、特定機能の実行を要求するユーザ操作が検知された時には第2CPUへの電力の供給を開始し、前記所定条件が満たされた時に第2CPUへの電力供給を停止することとしてもよい。
これにより、特定機能を担う第2CPUについての電力供給制御も行うため、特定機能の実行が不要なときにおける携帯端末の電力消費量を更に低減することができるようになる。また、第2CPUへの電力供給停止は、揮発性メモリへの電力供給停止より所定時間早く行われるので、単純に第2CPUへの電力供給停止時期を揮発性メモリへの電力供給停止時期と合わせた場合に比べて一層電力消費を抑えることができるようになる。
また、前記検知手段は、更に、特定機能の実行停止を要求するユーザ操作、及び特定機能の実行に関連するユーザ操作を検知し、前記所定条件は、特定機能の実行停止を要求するユーザ操作が検知されたこと、又は、特定機能の実行に関連するユーザ操作が最後に検知された時から特定時間が経過したことであることとしてもよい。
ここでの最後に検知された時は、あるユーザ操作から特定時間内に次のユーザ操作がなされた場合には当該次のユーザ操作が検知された時を意味し、また当該次のユーザ操作から特定時間内に更に次のユーザ操作がなされた場合には当該更に次のユーザ操作が検知された時を意味する。
これにより、特定機能の実行停止を要求する操作をユーザがした場合と、特定機能に関連する操作をユーザがしなくなってから特定時間が経過した場合とにおいて、第2CPUへの電力供給停止が行われ、電力消費が抑制されるようになる。即ち、ユーザにとって特定機能の実行が不要となったときにおいてユーザが特定機能の実行停止を要求する操作を行うのを忘れていた場合においても、電力消費が抑制されるようになる。
また、前記電力供給制御手段は、更に、特定機能の実行及び実行停止に係る特定基準に基づいて第2CPUへの電力の供給と供給停止とを切り替える制御を行い、前記所定条件は、前記電力供給制御手段により前記第2CPUへの電力の供給が停止されたことであることとしてもよい。
これにより、特定機能の実行が不要な時に第2CPUへの電力供給を停止して携帯端末の電力消費を抑制することができ、その後の所定時間中は揮発性メモリへの電力供給を継続するので、その所定時間内に特定機能の実行が再び必要とされた場合には、特定機能実行用プログラムの転送を行わずに迅速に特定機能の実行を行うことができるようになる。
また、前記携帯端末は、電池を内蔵する携帯電話機であり、第1CPUは、更に、前記第1CPU用プログラムの一部を実行することにより電話受信を待ち受けるための制御を含む通信制御を行い、前記特定機能は、映像又は音声に関する機能であり、前記特定機能実行用プログラムは、映像又は音声に関するデータの処理を行うためのプログラムであり、前記電力供給制御手段は、前記電池から前記揮発性メモリまでの電力伝達経路を遮断することにより前記揮発性メモリへの電力供給を停止し、当該電力伝達経路の遮断を止めることにより前記揮発性メモリへの電力の供給の開始を行うこととしてもよい。
これにより、携帯端末である携帯電話機は、映像又は音声に関連するデータ処理機能を第2CPUにより高速に実現し得るとともに、内蔵する電池を比較的長持ちさせることができるようになる。
また、前記携帯端末は、更に、携帯端末の外部からプログラムを受信して前記不揮発性メモリ内に記録する受信記録手段を備えることとしてもよい。
これにより、特定機能実行用プログラムがバージョンアップされた場合等において外部からそのプログラムを取得して利用することができるようになる。
また、前記検知手段は、更に、特定機能の実行停止を要求するユーザ操作を検知し、前記所定条件は、特定機能の実行停止を要求するユーザ操作が検知されたことであることとしてもよい。
これにより、特定機能の実行停止を要求する操作をユーザがした場合に、その後の所定時間内は揮発性メモリへの電力供給は継続され、所定時間経過後にその電力供給は停止されるので、ユーザは、特定機能の実行が不要になった時に単純に特定機能の実行停止を要求する操作をしておくだけで、その所定時間後に揮発性メモリへの電力供給の停止を自ら指示しなくても、省電力制御がなされる恩恵を受けることができ、また、ユーザは、所定時間内に再度特定機能の実行要求に係る操作をした場合に迅速なレスポンスを得ることができるようになる。
また、前記検知手段は、更に、特定機能の実行に関連するユーザ操作を検知し、前記所定条件は、特定機能の実行に関連するユーザ操作が最後に検知された時であることとしてもよい。
ここでの最後に検知された時は、あるユーザ操作から所定時間内に次のユーザ操作がなされた場合には当該次のユーザ操作が検知された時を意味し、また当該次のユーザ操作から所定時間内に更に次のユーザ操作がなされた場合には当該更に次のユーザ操作が検知された時を意味する。
これにより、ユーザは、特に特定機能の実行停止を要求する操作を行わなくても、特定機能に関する操作をしないだけで、電力消費が抑制されるようになる。
また、前記携帯端末は、電池を内蔵する携帯電話機であり、前記電力供給制御手段は、前記電池から前記揮発性メモリまでの電力伝達経路を遮断することにより前記揮発性メモリへの電力供給を停止し、当該電力伝達経路の遮断を止めることにより前記揮発性メモリへの電力の供給の開始を行うこととしてもよい。
これにより、携帯端末である携帯電話機は、内蔵する電池を比較的長持ちさせることができるようになる。
また、本発明に係る制御プログラムは、特定機能実行用プログラムを記憶している記憶手段と揮発性メモリとメインCPUとサブCPUとを備える携帯端末におけるメインCPUに電力制御処理を実行させるための制御プログラムであって、前記電力制御処理は、特定機能の実行を要求するユーザ操作を検知する検知ステップと、前記揮発性メモリへ電力が供給されていない場合において特定機能の実行を要求するユーザ操作が検知された時には前記揮発性メモリへの電力の供給を開始し、特定機能の実行終了に係る所定条件が満たされた時から所定時間経過後に前記揮発性メモリへの電力供給を停止する電力供給制御ステップと、前記電力供給制御ステップによる前記揮発性メモリへの電力供給の開始時に、特定機能実行用プログラムを前記記憶手段から読み出して前記揮発性メモリに記録する記録ステップと、前記記録ステップによる前記記録が完了した時、及び、前記揮発性メモリへ電力が供給されている場合において特定機能の実行を要求するユーザ操作が検知された時に、前記サブCPUに前記特定機能実行用プログラムの実行を開始させる実行制御ステップとを含むことを特徴とする。
この制御プログラムが携帯端末のメモリに格納されてメインCPUにより実行されることにより、その携帯端末は、特定機能の実行終了に係る所定条件が満たされた時から、所定時間の経過後に、揮発性メモリへの電力供給を停止するため、その所定時間経過後においては携帯端末の消費電力は小さくなり、また、ユーザが特定機能の実行を要求する操作をその所定時間経過より前に行った場合においては、その操作時に、特定機能実行用プログラムの揮発性メモリへの記録つまり転送がなされず即座に特定機能実行用プログラムがサブCPUにより実行開始されるので、ユーザは早いレスポンスの恩恵を受けることができるようになる。
以下、本発明の実施形態に係る携帯電話機について説明する。
<構成>
図1は、本発明の実施形態に係る携帯電話機の構成図である。
同図に示すように、携帯電話機100は、メインCPU110、サブCPU115、電池130、SW(Switch)131、RAM(Random Access Memory)140、フラッシュメモリ141、RAM142、SW145、タイマ150、キー群161、LCD(Liquid Crystal Display)162、通信部171、カメラ部172及びデータ入力I/F(Interface)173を備える。
ここで、メインCPU110は、電話の待ち受け制御を含む電話通信制御の実行の他に、ユーザによる入力操作の受け付けや入力操作に応じた携帯電話の一般的機能の実現を担い、また、サブCPU115を制御するCPUである。このメインCPUは、通常はRAM140及びフラッシュメモリ141にアクセスし、一時的にのみRAM142にアクセスする。
サブCPU115は、カメラ部172から送られる信号の符号化、圧縮等の画像データ処理機能の実現を担うCPUであり、RAM142にのみアクセスする。なお、サブCPU115とメインCPU110は信号線で接続されており、相互にデータを交換することができ、またメインCPU110からサブCPU115にリセット信号等の制御信号を与えることができる。
電池130は、携帯電話機100内の各部に電力を供給する電池である。なお、図1では便宜上、電池130がSW131を介してサブCPU115及びRAM142と接続されていることのみを表したが、電池130は、他の各部、例えばCPU110、RAM140、カメラ部172等とも接続されている。
RAM140は、メインCPU110が、データを読み書きするために用いる16メガバイトの揮発性メモリであり、フラッシュメモリ141は、メインCPUが読み出して実行するためのプログラムを格納している32メガバイトの不揮発性メモリである。また、RAM142は、サブCPU115が、読み出して実行するためのプログラムが格納されるものであり、また、サブCPU115がデータを読み書きするために用いる16メガバイトの揮発性のDRAMである。なお、SW145は、メインCPU110がプログラムをRAM142に書き込む必要がある場合にのみメインCPU110からRAM142がアクセス可能になるようにメインCPU110により制御されるスイッチである。
タイマ150は、メインCPU110の制御下で、時間の経過を計測する機能を有する。
キー群161は、携帯電話機100の筐体表面に配されたテンキーその他のキーであり、カメラ機能の開始キー及び停止キーや、カメラ機能に関連したユーザの各種操作を受け付けるための各種キーを含む。
LCD162は、ユーザ操作に応じてメインCPU110が処理を実行した結果として生成された画像を表示し、また、サブCPU115から伝えられるカメラで撮像された画像を表示する機能を有する。
通信部171は、アンテナと接続されており、メインCPU110の制御下で、所定の携帯電話の通信プロトコルに従って無線通信を行うための信号処理回路、変復調回路、ベースバンド処理回路等を含む。
カメラ部172は、レンズやCCD(Charge Coupled Devices)を含み、撮像で得られる画像信号をサブCPU115に伝達する機能を有する。
また、データ入力I/F173は、バージョンアップされたプログラム等のデータを外部から携帯電話機100に取り込むためのインタフェースである。
<データ>
図2は、フラッシュメモリ141に記憶されているプログラムを示す図である。
同図に示すように、フラッシュメモリ141には、予め制御プログラム201及びカメラ処理プログラム202が記憶されており、そのうちカメラ処理プログラム202は、RAM142に電力が供給され始めた際にそのRAM142へとメインCPU110によりコピーされる。
なお、制御プログラム201は、電話待ち受け制御を含む電話通信を行うための電話通信制御プログラムや、RAM142及びサブCPU115への給電制御を行うための電力制御プログラム等を含んでおり、メインCPU110によりフラッシュメモリ141から読み出されて実行されるプログラムである。
また、カメラ処理プログラム202は、カメラ部172から送られる信号の符号化、圧縮等の画像データ処理を行い、画像データを生成してLCD162に表示させる等のためのプログラムであり、サブCPU115によりRAM142から読み出されて実行されるプログラムである。
<動作>
以下、上述の構成を備える携帯電話機100の動作について説明する。
図3は、携帯電話機100のメインCPU110による基本的な制御動作を示すフローチャートである。
メインCPU110は、フラッシュメモリ141に記憶されている制御プログラム201を読み出して実行することにより、基本的に図3に示す処理を行う。なお、CPU110は、いわゆるマルチタスク制御等により、カメラ機能がない一般的な携帯電話における従来同様の処理ステップS11と、カメラ機能の実行に付随する処理ステップS21〜S33とを擬似並行的に実行するものとする。
まず、メインCPU110は、ユーザによるカメラ機能の開始キーの操作を検知すると(ステップS21)、SW131を制御して、電池130からの電力がサブCPU115側のRAM142に供給されるようにする(ステップS22)。なお、図3に示す制御動作の開始前においては、SW131は、電池130からサブCPU115への電力供給経路、及び電池130からRAM142への電力供給経路を遮断している。
RAM142への電力供給が開始された後に、メインCPU110は、SW145を制御してRAM142へのアクセスを可能にした上で、フラッシュメモリ141内のカメラ処理プログラム202を読み出して、RAM142に書き込み、その後SW145を制御してメインCPU110とRAM142とを結ぶデータ伝送経路を遮断する(ステップS23)。
RAM142にカメラ処理プログラム202を格納した後に、メインCPU110は、サブCPU115にリセット信号を与えておき、SW131を制御して、電池130からの電力がサブCPU115に供給されるようにし、その後、例えば100ミリ秒間等と電力供給の安定するまで待ってリセット信号を解除することによりサブCPU115を起動し、カメラ処理プログラムの実行を開始させる(ステップS24)。なお、サブCPU115は、起動した際に、RAM142の所定アドレスからプログラムを読み出して実行するように予め設定されたものであり、メインCPU110は、そのRAM142の所定アドレスにカメラ処理プログラムを記録した後にサブCPU115を起動することにより、サブCPU115にカメラ処理プログラムの実行を開始させることができる。
サブCPU115を起動した後に、メインCPU110は、タイマ150に所定時間Taの経過を計測させるための設定を行い、タイマ150に計時をスタートさせる(ステップS25)。なお、所定時間Taは例えば1分間である。その後、所定時間Taが経過したことの通知をタイマ150から受けるか(ステップS26)、ユーザによるカメラ機能の停止キーの操作が検出された場合には(ステップS27)、メインCPU110は、SW131を制御して、電池130からサブCPU115への電力供給経路を遮断することにより、サブCPU115への電力供給を停止する(ステップS29)。
また、ステップS25による計時のスタート後であって、所定時間Taが経過する前に(ステップS26)、ユーザによりカメラ機能の停止キーが操作されずに(ステップS27)、ユーザによりカメラ機能に関連する各種キーが操作されたことが検知された場合には(ステップS28)、メインCPU110は、その各種キーの操作の旨をサブCPU115に伝え、また、タイマ150に所定時間Taの経過を計測させるためのデータを再度設定し、タイマ150にまた最初から計時をスタートさせる(ステップS25)。なお、サブCPU115は、各種キーの操作の旨が伝えられるとその操作に応じて必要な処理を行う。例えば、ズームアップのキーの操作の旨が伝えられると、カメラにより撮像され生成した画像データを拡大してLCD162に表示するような処理を行う。
従って、ステップS25〜S28により、カメラ機能の開始キーやカメラ機能に関する各種キーが最後に操作された時から所定時間Taだけ経過した時、或いはカメラ機能の停止キーが操作された時に、サブCPU115への電力供給が停止されるようになる。
サブCPU115への電力供給が停止された後、メインCPU110は、タイマ150に所定時間Tbの経過を計測させるための設定を行い、タイマ150に計時をスタートさせる(ステップS30)。なお、所定時間Tbは例えば5分間である。その後、所定時間Tbが経過したことの通知をタイマ150から受けると(ステップS31)、メインCPU110は、SW131を制御して、電池130からRAM142への電力供給経路を遮断することにより、RAM142への電力供給を停止し(ステップS33)、再びユーザによりカメラ機能の開始キーの操作がなされるまで(ステップS21)、RAM142への電力供給を停止したままにする。
また、ステップS30による計時のスタート後であって、所定時間Tbが経過する前に(ステップS31)、ユーザによりカメラ機能の開始キーの操作がなされた場合には(ステップS32)、既にRAM142には電力が供給されたままであるため、メインCPU110は、あらためてRAM142へのカメラ処理プログラムの転送を行うことなく、サブCPU115に電力の供給を開始するようSW131を制御して、サブCPU115にカメラ処理プログラムの実行を開始させる(ステップS24)。
なお、上述した処理以外に、メインCPU110は、ユーザによる特定のキー操作に応じて、データ入力I/F173を介して外部から、バージョンアップされた制御プログラムやカメラ処理プログラムを取り込んでフラッシュメモリ141に記録する処理等を実行する。
以下、携帯電話機100におけるメインCPU110により実行されるサブCPU115及びRAM142への電力供給制御を、具体例に即して説明する。
図4は、サブCPU側のRAMとサブCPUとに対する電力供給制御を示すタイムチャートである。なお、同図では、ONと付記した実線により、電力が供給されている期間を表現している。
ここでは、同図中の時刻t1及び時刻t4は、ユーザがカメラ機能の開始キーを操作した時刻を示し、時刻t3及び時刻t5は、ユーザがカメラ機能の停止キーを操作した時刻を示すことを前提として説明する。
まず、携帯電話機100の電源キーがユーザにより操作されて携帯電話機100のメインCPUが起動した後、時刻t1において、ユーザによりカメラ機能の実行要求を示す開始キーの操作がなされるまでの間においては、サブCPU115及びRAM142には電力は供給されていない。
メインCPU110は、時刻t1においてカメラ機能の開始キーがユーザに操作されたことを検知し(ステップS21)、RAM142への電力供給を開始させ(ステップS22)、カメラ処理プログラムをRAM142に転送し(ステップS23)、その転送が完了した時刻t2にサブCPU115への電力供給を開始させ、サブCPU115にカメラ処理プログラムを実行させる(ステップS24)。その後、ユーザは、カメラ機能に関する各種キーを操作し、これに応じてサブCPU115の働きによりLCD162には撮像された画像が表示されることになる。
その後、ユーザはカメラ機能の実行を終了させたい場合に、停止キーを操作する。メインCPU110は、時刻t3においてカメラ機能の停止キーがユーザに操作されたことを検知し(ステップS27)、サブCPU115への電力供給を停止させ(ステップS29)、タイマ150をスタートさせる(ステップS30)。そして、タイマ150により所定時間Tbの経過が計測される前に、ユーザがあらためてカメラ機能の実行を要求するために開始キーを操作すると、メインCPU110は、時刻t4においてカメラ機能の開始キーがユーザに操作されたことを検知し(ステップS32)、サブCPU115への電力供給を開始して、サブCPU115にカメラ処理プログラムを実行させる(ステップS24)。このときは、ユーザによる開始キーの操作時刻t4の後にステップS23が実行されないため、時刻t4からほとんど遅れることなくサブCPU115によりカメラ処理プログラムが実行されることになり、ユーザ操作に対するレスポンスがよくなる。
その後、またユーザはカメラ機能の実行を終了させたい場合に、停止キーを操作する。メインCPU110は、時刻t5においてカメラ機能の停止キーがユーザに操作されたことを検知し(ステップS27)、サブCPU115への電力供給を停止させ(ステップS29)、タイマ150をスタートさせる(ステップS30)。そして、タイマ150により所定時間Tbの経過が計測される前にはユーザからカメラ機能の開始キーの操作がなされなかった場合には、所定時間Tbが経過した時刻t6において(ステップS31)、RAM142への電力供給を停止させる(ステップS33)。
このように携帯電話機100によれば、所定時間Tbが5分であるとすれば、ユーザはカメラ機能の実行の停止指示に係る操作を行ってから5分経過前にカメラ機能の実行を要求した場合には、5分を超えてカメラ機能の実行を要求した場合に比べて、早いレスポンスの恩恵を受けることができるようになる。
このような携帯電話機100は、実用上、シャッターチャンスを逃さないためにカメラ機能の開始キーを操作してからのレスポンスがよいことが求められるというニーズに応えるものとなる。なお、例えば観光地で撮影を行っている場合等、ユーザが撮影を行う状況においては、一般的に、一度撮影するだけでなく、ある程度の時間間隔は空くが複数回続けて撮影がなされる傾向が強いことに鑑みて、所定時間Tbを適切に設定しておく限りにおいて、このような携帯電話機100は、内蔵の電池130を長持ちさせることと、カメラ機能のレスポンスの向上とをバランスよく実現するものとなる。
<補足>
以上、本発明に係る携帯端末の一実施形態である携帯電話機について説明したが、以下のように変形することもでき、本発明は上述の実施形態で示した携帯電話機100に限られないことは勿論である。
(1)本発明は、本実施形態で示した携帯電話機の他にいわゆるモバイルPC等、電池を内蔵しており複数のCPUを備える携帯端末でありさえすれば適用することができる。
(2)本実施形態では、カメラ機能をサブCPU115が担うこととしたが、これに限らず、サブCPU115がどのような機能を担うこととしてもよく、その機能の実現用のプログラムをメインCPU110が不揮発性メモリからRAM142に転送するような構成であればよい。なお、サブCPU115が担う機能としては、例えば静止画像の他に動画や音声のエンコードや再生等の比較的高速処理が要求される機能が考えられ、このような高速処理が要求される機能をサブCPU115が担う場合に特にサブCPU115用にRAM142を設けていることの有効性が発揮される。
また、サブCPU115は複数の機能を担うこととし、各機能の実行要求に対して、メインCPU110が、その要求された機能に応じた機能実行用プログラムを選択してフラッシュメモリ141から読み出した後にその選択した機能実行用プログラムのみをRAM142に書き込んで、サブCPU115にその選択した機能実行用プログラムを実行させることとしてもよい。このようにした場合には、サブCPU115が担う複数の機能それぞれに対応する機能実行用プログラムの総計の容量よりも、RAM142の容量が小さくてもよい。また、機能毎に、本実施形態で示した所定時間Ta及び所定時間Tbの値を定めておき、選択された機能に応じてそれぞれの値を適用することとしてもよい。
(3)本実施形態で示した所定時間Ta及び所定時間Tbの値を、電池の残量との関係で変化させることとしてもよい。即ち電池の残量が少なくなるにつれて所定時間Ta及び所定時間Tbは短くなるようにしてもよい。
(4)本実施形態ではRAM142はDRAMであるとしたが、揮発性メモリであれば何でもよい。またフラッシュメモリ141も、電力供給が絶たれても記憶内容を保持する不揮発性メモリであれば何でもよいが、内蔵するプログラムのバージョンアップ等を考慮すると書き込み可能なタイプが好ましい。
更に、フラッシュメモリ141の代わりにハードディスク等の記録媒体に予めプログラムを記録しておき、RAM142への電力供給開始に際してメインCPU110がフラッシュメモリ141の代わりにその記録媒体からカメラ処理プログラムを読み出してRAM142に書き込むことにしてもよい。なお、この場合には記録媒体中にメインCPU110用の制御プログラムも記録されることにし、メインCPU110は記録媒体から制御プログラムを読み出してRAM140に書き込んだ上でその制御プログラムを実行する機能を備えるようにしてもよい。
なお、本実施形態で示した各メモリの容量は、16メガバイトや32メガバイトに特に限定されるものではない。
(5)本実施形態では、メインCPU110は、SW145を制御してカメラ処理プログラムを転送する際だけ一時的にRAM142と接続するようにしたが、特段SW145を設けずに、メインCPU110が、カメラ処理プログラムを転送する際だけ一時的にRAM142にアクセスするようにしてもよい。また、1つの半導体チップ内にRAM142とサブCPU115とが形成されており、メインCPU110はその半導体チップのインタフェースを通じてRAM142にアクセスすることとしてもよい。
(6)本実施形態では、メインCPU110が、カメラ機能に関するユーザ操作と連動してRAM142とサブCPU115とのそれぞれに対して給電制御を行うこととしたが、カメラ機能に関するユーザ操作と連動した形でのサブCPU115に対する給電制御は行わないこととしてもよく、例えばサブCPU115についての給電制御を一切行わないような実施形態も考えられる。但し、消費電力抑制の見地からは、本実施形態で示したような双方への給電制御が好ましい。
なお、メインCPU110が、カメラ機能等の特定機能の実行及び実行停止に関する特定の基準に基づいてサブCPU115に対する給電制御を行うとした場合においては、サブCPU115に対する電力供給を停止した時から所定時間後にRAM142への電力供給を停止するようにしてもよい。これにより、サブCPU115への電力供給を停止してから所定時間内にサブCPU115への電力供給を再開しようとした時において、RAM142に対してはまだ電力供給が継続しているため、サブCPU115は電力供給がされ次第迅速にRAM142内のプログラムを実行することができるようになる。
本発明に係る携帯端末は、電池を内蔵し複数のCPUを搭載した多機能型の携帯電話機や無線通信端末等に利用できる。
本発明の実施形態に係る携帯電話機の構成図である。 フラッシュメモリに記憶されているプログラムを示す図である。 携帯電話機のメインCPUによる基本的な制御動作を示すフローチャートである。 サブCPU側のRAMとサブCPUとに対する電力供給制御を示すタイムチャートである。
符号の説明
100 携帯電話機
110 メインCPU
115 サブCPU
130 電池
131、145 SW(Switch)
140、142 RAM(Random Access Memory)
141 フラッシュメモリ
150 タイマ
161 キー群
162 LCD(Liquid Crystal Display)
171 通信部171
172 カメラ部
173 データ入力I/F(Interface)

Claims (9)

  1. 第1CPU及び第2CPUを含む携帯端末であって、
    第2CPUに接続されている揮発性メモリと、
    定機能実行用プログラムを記憶している記憶手段と、
    特定機能の実行を要求するユーザ操作を検知する検知手段と、
    定機能の実行を要求するユーザ操作が検知された場合には、前記揮発性メモリへ電力が供給されていなければ前記揮発性メモリへの電力の供給を開始し、第2CPUへの電力の供給を開始し、
    特定機能の実行終了に係る所定条件が満たされた場合には、第2CPUへの電力の供給を停止し、当該停止から所定時間経過したときに前記揮発性メモリへの電力供給を停止する電力供給制御手段と、
    前記電力供給制御手段によ前記揮発性メモリへの電力供給が開始された場合に、特定機能実行用プログラムを前記記憶手段から読み出して前記揮発性メモリに記録する記録手段と、
    記揮発性メモリへ電力が供給されている場合において特定機能の実行を要求するユーザ操作が検知されたときには、第2CPUに前記特定機能実行用プログラムの実行を開始させる実行制御手段とを備える
    ことを特徴とする携帯端末。
  2. 記記憶手段は、第1CPUに接続された不揮発性メモリであって、更に第1CPU用プログラムを記憶しており、
    記揮発性メモリは第1CPUとも接続されており、
    前記検知手段、前記電力供給制御手段、前記記録手段及び前記実行制御手段のそれぞれの機能の一部は、前記第1CPU用プログラムの第1CPUによる実行を通じて実現され、
    第1CPUは、前記記録手段に係る記録の機能を実現するために当該記録の最中に限って前記揮発性メモリにアクセスするものであ
    ことを特徴とする請求項1記載の携帯端末。
  3. 前記検知手段は、更に、特定機能の実行停止を要求するユーザ操作、及び特定機能の実行に関連するユーザ操作を検知し、
    前記所定条件は、特定機能の実行停止を要求するユーザ操作が検知されたこと、又は、特定機能の実行に関連するユーザ操作が最後に検知された時から特定時間が経過したことである
    ことを特徴とする請求項記載の携帯端末。
  4. 前記携帯端末は、電池を内蔵する携帯電話機であり、
    第1CPUは、更に、前記第1CPU用プログラムの一部を実行することにより電話受信を待ち受けるための制御を含む通信制御を行い、
    前記特定機能は、映像又は音声に関する機能であり、
    前記特定機能実行用プログラムは、映像又は音声に関するデータの処理を行うためのプログラムであり、
    前記電力供給制御手段は、前記電池から前記揮発性メモリまでの電力伝達経路を遮断することにより前記揮発性メモリへの電力供給を停止し、当該電力伝達経路の遮断を止めることにより前記揮発性メモリへの電力の供給の開始を行う
    ことを特徴とする請求項2又は3記載の携帯端末。
  5. 前記携帯端末は、更に、携帯端末の外部からプログラムを受信して前記不揮発性メモリ内に記録する受信記録手段を備える
    ことを特徴とする請求項記載の携帯端末。
  6. 前記検知手段は、更に、特定機能の実行停止を要求するユーザ操作を検知し、
    前記所定条件は、特定機能の実行停止を要求するユーザ操作が検知されたことである
    ことを特徴とする請求項1記載の携帯端末。
  7. 前記検知手段は、更に、特定機能の実行に関連するユーザ操作を検知し、
    前記所定条件は、特定機能の実行に関連するユーザ操作が最後に検知された時である
    ことを特徴とする請求項1記載の携帯端末。
  8. 前記携帯端末は、電池を内蔵する携帯電話機であり、
    前記電力供給制御手段は、前記電池から前記揮発性メモリまでの電力伝達経路を遮断することにより前記揮発性メモリへの電力供給を停止し、当該電力伝達経路の遮断を止めることにより前記揮発性メモリへの電力の供給の開始を行う
    ことを特徴とする請求項6又は7記載の携帯端末。
  9. 特定機能実行用プログラムを記憶している記憶手段とインCPUとサブCPUと、サブCPUの外部に所在しサブCPUに接続されている揮発性メモリとを備える携帯端末におけるメインCPUに電力制御処理を実行させるための制御プログラムであって、
    前記電力制御処理は、
    特定機能の実行を要求するユーザ操作を検知する検知ステップと、
    定機能の実行を要求するユーザ操作が検知された場合には、前記揮発性メモリへ電力が供給されていなければ前記揮発性メモリへの電力の供給を開始し、サブCPUへの電力の供給を開始し、
    特定機能の実行終了に係る所定条件が満たされた場合には、サブCPUへの電力の供給を停止し、当該停止から所定時間経過したときに前記揮発性メモリへの電力供給を停止する電力供給制御ステップと、
    前記電力供給制御ステップによ前記揮発性メモリへの電力供給が開始された場合に、特定機能実行用プログラムを前記記憶手段から読み出して前記揮発性メモリに記録する記録ステップと、
    記揮発性メモリへ電力が供給されている場合において特定機能の実行を要求するユーザ操作が検知されたときには、前記サブCPUに前記特定機能実行用プログラムの実行を開始させる実行制御ステップとを含む
    ことを特徴とする制御プログラム。
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