JP2011013836A - メモリ配置管理装置及びマイクロプロセッサ - Google Patents

メモリ配置管理装置及びマイクロプロセッサ Download PDF

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Keitaro Okazaki
啓太郎 岡▲崎▼
Takeshi Asahi
猛 朝日
Yasushi Nagai
靖 永井
Takayuki Kawahara
尊之 河原
Hideyuki Matsuoka
秀行 松岡
Shinya Iguchi
慎也 井口
Nobuaki Obinata
宣昭 小日向
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Abstract

【課題】揮発性メモリを備えた機器において、起動処理中の間、機器を利用できない。また、起動後に予定された処理しか実行されない場合でも全ての情報を読み出して起動処理を実行する必要がある。
【解決手段】マイクロプロセッサと、揮発性メモリと、不揮発性メモリと、メモリ配置管理装置と、を備える機器におけるメモリ配置管理装置であって、機器は、揮発性メモリへの電力が遮断された第1状態と、揮発性メモリへの電力が供給された第2状態とを含み、マイクロプロセッサは、休止状態と稼動状態とを選択可能であって、メモリ配置管理装置は、第2状態かつ稼動状態から、第1状態かつ休止状態に遷移する前に、第1状態かつ稼動状態に遷移する場合に必要となる情報を不揮発性メモリ上に格納することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、メモリ配置管理装置及びマイクロプロセッサに係り、特に不揮発性記憶領域を使ってソフトウェアを実行する技術に関する。
マイクロプロセッサは、大型コンピュータだけでなく、携帯電話や薄型テレビ等、身近な家電機器にも組込まれ、広く利用されている。機器が高機能化するにつれ、マイクロプロセッサが実行するプログラムも大きくなっている。
マイクロプロセッサは、各種起動処理を実行しながら、利用者が電源を投入してから機器の機能を利用開始できるようにするために揮発性メモリへ前述したプログラムを読み出す必要があり、当該プログラムが大きくなるにつれて読み出し時間が長くなってきている。つまり、機器の起動時間が長くかかってしまう。
起動時間を短くするため、揮発性メモリだけでなく、NOR型フラッシュメモリ等、不揮発性記憶領域を備える不揮発性メモリを機器に組み入れる工夫が行われている。
また、起動処理にかかる時間を短縮するため、起動が完了した段階における揮発性メモリ上に格納された内容を不揮発性メモリに保存しておき、再度、機器が起動される時に、マイクロプロセッサが、保存されている内容を連続的に読み出すことによって短時間で起動できるような工夫も行われている(例えば、特許文献1参照)。
特開平9−319667号
しかし、前述したような方法では、マイクロプロセッサは、電源を投入してから機器の利用を開始するために、揮発性メモリの記憶領域に実行するプログラムを読み出す必要があり、その読み出しには時間がかかるという問題があった。
また、前述したような方法では、起動後に特定の処理のみが実行され、すぐに終了してしまう場合でも、揮発性メモリに全てのプログラムが読み出される必要があり、余分な時間がかかるという問題がある。
本発明の代表的な一例を示せば、以下の通りである。すなわち、マイクロプロセッサと、前記マイクロプロセッサに接続される揮発性メモリと、前記マイクロプロセッサに接続される不揮発性メモリと、前記マイクロプロセッサに接続されるメモリ配置管理装置と、を備える機器におけるメモリ配置管理装置であって、前記マイクロプロセッサは、前記マイクロプロセッサの演算処理を実行する演算装置と、前記マイクロプロセッサの電源を管理する電源管理部と、外部の装置と接続するためのインタフェースと、を備え、前記機器は、前記揮発性メモリへの電力が遮断された第1状態と、前記揮発性メモリへの電力が供給された第2状態とを含み、前記マイクロプロセッサは、休止状態と稼動状態とを選択可能であって、前記メモリ配置管理装置は、前記第2状態かつ前記稼動状態から、前記第1状態かつ前記休止状態に遷移する前に、前記第1状態かつ前記稼動状態に遷移する場合に必要となる情報を前記不揮発性メモリ上に格納することを特徴とする。
本発明によれば、起動処理にかかる時間を短縮できる。また、消費電力を低減することができる。
本発明の第1の実施形態におけるマイクロプロセッサを備える機器の構成例を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態の設定レジスタを示す説明図である。 本発明の第1の実施形態の高速起動処理プログラムの処理を説明するフローチャートである。 本発明の第2の実施形態におけるマイクロプロセッサをそなえる機器の装置例を示すブロック図である。 従来のマイクロプロセッサを備える機器の構成例を示すブロック図である。 従来の起動処理プログラムの処理の一例を説明するフローチャートである。
まず、図5及び図6を用いて従来の技術について説明する。
図5は、従来のマイクロプロセッサを備える機器の構成例を示すブロック図である。
機器503は、揮発性メモリ102、ストレージ105、ストレージ制御部107、不揮発性メモリ108、読出専用メモリ109、及びマイクロプロセッサ504を備える。前述の各構成は、バス126を介して相互に接続され、相互に必要なデータをやりとりできる。なお、機器503が機能するために必要なプログラムは、ストレージ105に格納される。
揮発性メモリ102は、高速に読み出し及び書き込みが可能な記憶領域である。なお、機器503の電源が切られた場合、揮発性メモリ102に格納される内容は、消去される。
ストレージ105は、機器503が機能するために必要なプログラムを格納する。ストレージ105は、読み出し及び書き込みは遅いが、大容量の記憶領域を備える。なお、機器503の電源が切られた場合であっても、ストレージ105に格納される内容は、保持される。
不揮発性メモリ108は、高速に読み出し及び書き込みが可能な記憶領域である。なお、機器503の電源が切られた場合であっても、不揮発性メモリ108に格納されている内容は、保持される。
揮発性メモリ102及び不揮発性メモリ108上には、マイクロプロセッサ504が処理を実行するために必要となるプログラム等を展開するための主記憶領域110が割り当てられている。
読出専用メモリ109は、高速に読み出しが可能だが、書き込みができない又は書き込みが遅い記憶領域である。
マイクロプロセッサ504は、バスI/F106、演算コア116、及び電源管理部117を備える。
演算コア116は、マイクロプロセッサ504が行う演算処理を実行する演算回路である。演算コア116は、バスI/F106を介して揮発性メモリ102、不揮発性メモリ108、読出専用メモリ109、及びストレージ105に対する読み出し又は書き込みと並列して各種処理を実行する。
また、演算コア116はキャッシュ101を備え、キャッシュ101には揮発性メモリ102又は不揮発性メモリ108から読み出された内容の一部が格納される。
起動時において、読出専用メモリ109に格納された起動処理プログラム512が実行され、機器503が機能するために必要なプログラムが、揮発性メモリ102及び不揮発性メモリ108上に割り当てられた主記憶領域110に読み出されて、起動処理が実行される。
図5に示す例では、不揮発性メモリ108上の主記憶領域110にプログラムA114が読み出され、揮発性メモリ102上の主記憶領域110にプログラムB113が読み出され、マイクロプロセッサ504がそれぞれのプログラムを実行する。
電源管理部117は、マイクロプロセッサ104内の電源を管理し、演算コア116とバスI/F106の機能を維持する。
図6は、従来の起動処理プログラム512の処理の一例を説明するフローチャートである。
マイクロプロセッサ504は、主記憶領域110に退避領域119から実行プログラムを読み出す(ステップ601)。
ステップ601において、機器503の電源が切れた後、図5に示す状態で処理を開始するためには、揮発性メモリ102に格納されていたプログラムB113が読出される必要がある。
マイクロプロセッサ504は、読み出された実行プログラムを実行する(ステップ602)。
前述した起動処理において、マイクロプロセッサ504は、揮発性メモリ102と不揮発性メモリ108とを一括して取り扱っているため、機器503への電源投入後、プログラムB113を実行するか否かによらず、ステップ601においてプログラムB113を読み出さなければならない。したがって、機器503が処理を開始するまでに時間がかかる。
[第1の実施形態]
図1、図2及び図3を用いて、本発明の第1の実施形態を説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態におけるマイクロプロセッサを備える機器の構成例を示すブロック図である。
以下、図5に示す従来の機器の構成との差異を中心に説明する。
マイクロプロセッサ104は、従来のマイクロプロセッサ504と比較して、メモリ配置管理部111をさらに備える。
メモリ配置管理部111は、設定レジスタ115を備え、マイクロプロセッサ104の指示によって揮発性メモリ102及び不揮発性メモリ108に格納された内容を管理する機能を備える。
また、メモリ配置管理部111は、電源断時に、揮発性メモリ102及び不揮発性メモリ108に格納された内容をストレージ105内に確保された退避領域119に退避させる機能を備える。
なお、本実施形態において、電源断には、機器103の全ての構成要素への電源供給を遮断して状態と、少なくとも揮発性メモリ102への電源供給を遮断している状態(省電力状態)とを含む。また、マイクロプロセッサ104の状態としては、稼動状態と休止状態とを含む。
また、メモリ配置管理部111は、揮発性メモリ102及び不揮発性メモリ108に割り当てられた物理アドレスと、プログラム等に割り当てられた仮想アドレスとを管理し、マイクロプロセッサ504が揮発性メモリ102及び不揮発性メモリ108にアクセスするための仮想アドレスを書き換える機能を備える。
当該機能によって、揮発性メモリ102及び不揮発性メモリ108に対する読み出し又は書き込み時に、演算コア116自身がどちらの記憶領域(揮発性メモリ102又は不揮発性メモリ108)に対する読み出し又は書き込みであるかを意識させることなく、記憶領域を移動、又は置き換えることができる。
なお、メモリ配置管理部111は、各物理アドレスに対する読み出し又は書き込みの応答速度等から、揮発性メモリ102に割り当てられた物理アドレスと不揮発性メモリ108に割り当てられた物理アドレスとを区別して管理する。
読出専用メモリ109は、高速起動処理プログラム112を格納する。なお、高速起動処理プログラム112の詳細については、図3を用いて後述する。
主記憶領域110は、起動時情報取得アプリ118を格納する。起動時情報取得アプリ118は、演算コア116上で実行されるプログラムである。
具体的には、起動時情報取得アプリ118は、稼動している機器103の電源断後、再度電源投入された後に必要となるプログラムを特定し、特定されたプログラムを実行するために必要なメモリ領域を、起動時情報テーブル120及び設定レジスタ115に書き込むプログラムである。
設定レジスタ115に書き込まれるプログラムは、機器103が実行する処理によって異なる。機器103の特性に応じて予め設定する場合、ユーザ要求に応じて設定する場合、又は、プログラムの使用頻度によって設定する場合等様々考えられる。
例えば、起動時情報取得アプリ118によって、設定レジスタ115に書き込まれるプログラムとしては以下の4つが考えられる。
(1)ハードウェアないしソフトウェア割込に対応して即座に実行される必要のあるプログラム。例えば、携帯電話における通話着信割込に対応して実行される必要のある通話プログラムが考えられる。
(2)一定周期、利用者によって指定された時刻、又は前回の起動時刻から算出された時刻等、指定時刻に起動処理を実行するために必要のあるプログラム。
例えば、HDDレコーダにおいて実行される時刻合わせプログラムや、予約録画プログラムなど、一定の処理を行ったのち、また電源断処理を行うものが考えられる。
(3)利用者の操作に対応した一連のプログラム。
例えば、利用者によって、実行されていたプログラムと、当該プログラムと関連するプログラムが考えられる。
(4)時刻情報や位置情報等、センサから入力される情報に対応したプログラム。
例えば、ナビゲーションシステムにおける、場所や時刻に応じたプログラムが考えられる。
起動時情報テーブル120は、機器103の電源が切られた後においても、設定レジスタ115に書き込まれる内容と同一の内容を保持するための記憶領域であり、不揮発性メモリ108上に配置される。なお、起動時情報テーブル120の構造は、設定レジスタ115と同一であるため省略する。
図2は、本発明の第1の実施形態の設定レジスタ115を示す説明図である。
行204及び行205は、それぞれプログラムによって確保されているメモリ領域を表す。図2で示す例では行数は2行のみであるが、行数は設定レジスタ115の仕様に依存し、行数はこれに限定されるものではない。設定レジスタ115は、2行以外の行数であってもよい。
各行のメモリ領域は、起動時必要メモリ領域アドレス201、起動時必要メモリ領域サイズ202、及び優先度203から構成される。
起動時必要メモリ領域アドレス201は、起動時情報取得アプリ118によって特定されたプログラムが格納されるメモリ領域の先頭アドレスを格納する。図2に示す例において、行204の起動時必要メモリ領域アドレス201が「0x12345678」であることを示し、行205の起動時必要メモリ領域アドレス201が「0x23456789」であることを示している。
起動時必要メモリ領域サイズ202は、メモリ領域のサイズを格納する。
優先度203は、起動時必要メモリ領域アドレス201に格納されるプログラムが、機器103の起動後、必要になるまでの予測時間を格納する。
例えば、起動時必要メモリ領域アドレス201が「0x12345678」であるメモリ領域の優先度203は「0x15」であり、機器103の起動後、「0x15」時間単位後に当該メモリ領域に格納されるプログラムが必要になることを示している。
また、起動時必要メモリ領域アドレス201が「0x23456789」であるメロリ領域の優先度203は「0x10」であり、機器103の起動後、「0x10」時間単位後に当該メモリ領域に格納されるプログラムが必要になることを示している。
図2に示す例では、起動時必要メモリ領域アドレス201が「0x23456789」であるメロリ領域が、「0x12345678」であるメモリ領域より優先度が高いことを示している。
図3は、本発明の第1の実施形態の高速起動処理プログラム112の処理を説明するフローチャートである。
マイクロプロセッサ104は、不揮発性メモリ108上に任意の処理を実行するために必要となるプログラム(以下、指定プログラムとも記載する。)があるか否かを判定する(ステップ301)。
不揮発性メモリ108上に指定プログラムがあると判定された場合、マイクロプロセッサ104は、実行される処理が、電源断が予定された処理であり、電源断までに必要となるプログラムが不揮発性メモリ108に格納されているか否かを判定する(ステップ302)。当該判定は、起動時情報テーブル120を参照することによって実行される。
ステップ302の判定条件を満たすと判定された場合、マイクロプロセッサ104は、指定プログラムの実行を開始する(ステップ303)。
指定プログラムの実行が完了された後(ステップ304)、マイクロプロセッサ104は、起動時情報取得アプリ118を介して、メモリ配置管理部111に、次回の機器103の起動時に必要となるプログラムを指示する(ステップ305)。
メモリ配置管理部111から、次回の機器103の起動時に必要となるプログラムの不揮発性メモリ108への配置の完了通知を受信したマイクロプロセッサ104は、機器103の電源を遮断し(ステップ306)、処理を終了する。
ステップ302において、ステップ302の判定条件を満たさないと判定された場合、マイクロプロセッサ104は、バックグランドでの起動処理を開始する(ステップ307)。また、マイクロプロセッサ104は、バックグランドでの起動処理と並行して、プログラムの実行を開始する。
具体的には、マイクロプロセッサ104は、起動処理に必要となるプログラムをストレージ105から揮発性メモリ102に読み出し、読み出されたプログラムを実行する。
プログラムの実行が完了した後、マイクロプロセッサ104は、ステップ312に進む。
ステップ301において、不揮発性メモリ108上に指定プログラムがないと判定された場合、マイクロプロセッサ104は、退避領域119から指定プログラムを読み出し(ステップ310)、読み出された指定プログラムを実行する(ステップ311)。
指定プログラムの実行が完了した後、マイクロプロセッサ104は、機器103の電源断が予定されているか否かを判定する(ステップ312)。
機器103の電源断が予定されていないと判定された場合、マイクロプロセッサ104は、処理を終了する。
機器103の電源断が予定されていると判定された場合、マイクロプロセッサ104は、起動時情報取得アプリ118を介して、メモリ配置管理部111に、次回の機器103の起動時に必要となるプログラムを指示する(ステップ313)。
メモリ配置管理部111から、次回の機器103の起動時に必要となるプログラムの不揮発性メモリ108への配置の完了通知を受信したマイクロプロセッサ104は、機器103の電源を遮断し(ステップ314)、処理を終了する。
本発明の第1の実施形態によれば、マイクロプロセッサ104は、揮発性メモリ102への指定プログラムの読み出しを待つことなく、起動処理を開始できる。また、機器103の起動後に実行されるプログラムが特定されているため、マイクロプロセッサ104は、余分な起動処理の実行を除くことができる。
なお、本発明は、前述した場合に限定されず、機器103、プログラム、又はアプリケーション等の特性に応じて変更可能である。
例えば、前記実施形態では、起動時情報テーブル120を不揮発性メモリ108上に配置したが、不揮発性メモリに設定レジスタ115を構成し、設定レジスタ115が起動時情報テーブル120と同一の機能を実施することができる。
[第2の実施形態]
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
図4は、本発明の第2の実施形態におけるマイクロプロセッサ104をそなえる機器の装置例を示すブロック図である。以下、第1の実施形態との差異を中心に説明する。
機器403は、揮発性メモリ102、ストレージ105、ストレージ制御部107、不揮発性メモリ108、読出専用メモリ109、マイクロプロセッサ404、副電源供給部419、及び主電源供給部420を備える。前述の各構成は、バス126を介して相互に接続され、相互に必要なデータをやりとりできる。
主電源供給部420は、バス126を介して、マイクロプロセッサ404及びメモリ配置管理部411と接続され、信号をやりとりしている。
副電源供給部419も同様に、バス126を介して、マイクロプロセッサ404及びメモリ配置管理部411と接続され、信号をやりとりしている。また、副電源供給部419は、主電源供給部420が電源を供給しているか否かを監視している。
マイクロプロセッサ404は、副電源供給部419と連携することによって、主電源供給部420からの電力供給の遮断を検出することができる。
具体的には、副電源供給部419が、主電源供給部420が電源供給を中断したことを検出すると、主電源供給部420に代わって一時的にバス126、マイクロプロセッサ404、揮発性メモリ102、及び不揮発性メモリ108に対して電源を供給すると同時に、メモリ配置管理部411に対して主電源供給部420が電源供給を中断したことを伝える信号を送信する。
メモリ配置管理部411は、副電源供給部419から前述の信号を受信すると、主電源供給部420からの電力供給が遮断されたことを判定し、稼動している機器403の電源断後、再度電源投入された後に必要となるプログラムを不揮発性メモリ108に移動させる。
本発明の第2の実施形態によれば、主電源供給部420が電源の供給をできなくなっても、機器403の電源投入後に必要となるプログラムが不揮発性メモリ108に配置されているため、マイクロプロセッサ404は、揮発性メモリ102にプログラムを読み出す待ち時間が削減され、素早く起動することができる。
101 キャッシュ
102 揮発性メモリ
103 機器
104 マイクロプロセッサ
105 ストレージ
106 バスI/F
107 ストレージ制御部
108 不揮発性メモリ
109 読出専用メモリ
110 主記憶領域
111 メモリ配置管理部
112 高速起動処理プログラム
113 プログラムB
114 プログラムA
115 設定レジスタ
116 演算コア
117 電源管理部
118 起動時情報取得アプリ
119 退避領域
120 起動時情報テーブル
126 バス
201 起動時必要メモリ領域アドレス
202 起動時必要メモリ領域サイズ
203 優先度
204 行
205 行
403 機器
404 マイクロプロセッサ
411 メモリ配置管理部
419 副電源供給部
420 主電源供給部
503 機器
504 マイクロプロセッサ
512 起動処理プログラム

Claims (13)

  1. マイクロプロセッサと、前記マイクロプロセッサに接続される揮発性メモリと、前記マイクロプロセッサに接続される不揮発性メモリと、前記マイクロプロセッサに接続されるメモリ配置管理装置と、を備える機器におけるメモリ配置管理装置であって、
    前記マイクロプロセッサは、前記マイクロプロセッサの演算処理を実行する演算装置と、前記マイクロプロセッサの電源を管理する電源管理部と、外部の装置と接続するためのインタフェースと、を備え、
    前記機器は、前記揮発性メモリへの電力が遮断された第1状態と、前記揮発性メモリへの電力が供給された第2状態とを含み、
    前記マイクロプロセッサは、休止状態と稼動状態とを選択可能であって、
    前記メモリ配置管理装置は、
    前記第2状態かつ前記稼動状態から、前記第1状態かつ前記休止状態に遷移する前に、前記第1状態かつ前記稼動状態に遷移する場合に必要となる情報を前記不揮発性メモリ上に格納することを特徴とするメモリ配置管理装置。
  2. 前記第1状態かつ前記休止状態に遷移する前に、前記第1状態かつ前記稼動状態に遷移する場合に必要となる情報を特定し、
    前記特定された情報を前記不揮発性メモリ上に格納することを特徴とする請求項1に記載のメモリ配置管理装置。
  3. 前記第2状態かつ前記稼動状態であるときに実行されるプログラムから、前記第1状態かつ前記稼動状態に遷移する場合に必要となる情報を取得し、
    前記取得された情報が前記揮発性メモリ上に格納されている場合、前記取得された情報を前記不揮発メモリ上に転送することを特徴とする請求項2に記載のメモリ配置管理装置。
  4. 前記取得された情報を前記揮発性メモリから前記不揮発性メモリに転送する場合に、前記取得された情報が前記揮発性メモリ上に格納されている場合にアクセスするためのアドレスと、前記取得された情報が前記不揮発性メモリ上に格納されている場合にアクセスするためのアドレスとが同一になるよう設定することを特徴とする請求項3に記載のメモリ配置管理装置。
  5. マイクロプロセッサと、前記マイクロプロセッサに接続される揮発性メモリと、前記マイクロプロセッサに接続される不揮発性メモリと、を備える機器におけるマイクロプロセッサであって、
    前記マイクロプロセッサは、前記マイクロプロセッサの演算処理を実行する演算装置と、前記マイクロプロセッサの電源を管理する電源管理部と、外部の装置と接続するためのインタフェースと、前記揮発性メモリ及び前記不揮発性メモリ上の情報の配置を管理するメモリ配置管理装置と、を備え、
    前記機器は、前記揮発性メモリへの電力が遮断された第1状態と、前記揮発性メモリへの電力が供給された第2状態とを含み、
    前記マイクロプロセッサは、休止状態と稼動状態とを選択可能であって、
    前記マイクロプロセッサは、
    前記第2状態かつ前記稼動状態から、前記第1状態かつ前記休止状態に遷移する前に、前記第1状態かつ前記稼動状態に遷移する場合に必要となる情報を前記不揮発性メモリ上に格納し、
    前記第1状態かつ前記休止状態から、前記第1状態かつ前記稼動状態に遷移した場合、前記不揮発性メモリに格納される情報のみを用いて起動処理を実行し、
    前記起動処理が終了した後に、前記第2状態かつ前記稼動状態に遷移することを特徴とするマイクロプロセッサ。
  6. 前記起動処理が終了した後に、前記第1状態かつ前記休止状態に遷移することを特徴とする請求項5に記載のマイクロプロセッサ。
  7. 前記機器は、前記機器が各種処理を実行するために必要となる情報を格納する不揮発性記憶装置と接続され、
    前記マイクロプロセッサは、前記起動処理実行時に、前記起動処理と並列して、前記不揮発性記憶装置から前記揮発性メモリ上に情報を書き出し、前記書き出された情報を用いて処理を実行するバックグラウンド起動処理を実行することを特徴とする請求項5に記載のマイクロプロセッサ。
  8. 前記バックグランド処理が実行された場合、前記起動処理を一時停止し、
    前記バックグランド処理が完了した後に前記起動処理を再開することを特徴とする請求項7に記載のマイクロプロセッサ。
  9. 前記機器は、前記機器に電力を供給する主電力供給部と、前記主電力供給部による電力供給が停止した場合に前記機器に電力を供給する副電力供給部とを備え、
    前記マイクロプロセッサは、前記主電力供給部を監視する電力供給監視部を備え、
    前記マイクロプロセッサは、
    前記電力供給監視部が前記主電力供給部からの電力供給が停止したことを検出した場合、前記副電力供給部を起動させ、前記第1状態かつ前記稼動状態に遷移する場合に必要となる情報を前記不揮発性メモリ上に格納することを特徴とする請求項5に記載のマイクロプロセッサ。
  10. 前記第1状態かつ前記稼動状態に遷移する場合に必要となる情報は、割り込み処理に必要となる情報であることを特徴とする請求項5に記載のマイクロプロセッサ。
  11. 前記第1状態かつ前記稼動状態に遷移する場合に必要となる情報は、予め設定された時刻に実行される処理に必要となる情報であることを特徴とする請求項5に記載のマイクロプロセッサ。
  12. 前記第1状態かつ前記稼動状態に遷移する場合に必要となる情報は、前記機器に予め設定された情報であることを特徴とする請求項5に記載のマイクロプロセッサ。
  13. 前記第1状態かつ前記稼動状態に遷移する場合に必要となる情報は、前記機器に入力される位置情報及び時刻情報に対応する情報であることを特徴とする請求項5に記載のマイクロプロセッサ。
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