JP4863337B2 - 鉄道制御情報伝送システム及び鉄道制御情報伝送方法 - Google Patents

鉄道制御情報伝送システム及び鉄道制御情報伝送方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、鉄道に関する制御情報を伝送する鉄道制御情報伝送システム及び鉄道制御情報伝送方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近時、多数の列車の効率よい運行のために、長大な路線全区間の列車の運行状況をリアルタイムで一括制御するCTC(Centralized Traffic Control:列車集中制御)装置を用いた運行管理システムが、鉄道各社で利用されている。このシステムにより、全列車の運行状況が把握できるだけでなく、各駅(停車場)に設置された連動装置を遠隔操作することで、各駅構内に散在する信号機や転轍機等の各種現場機器の制御をすることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の運行管理システムでは、現場作業に従事している保守担当者による現場機器の制御指示が、該現場機器に対応する連動装置に直接伝達されていなかったため、保守担当者が担当する現場で事故等の予期せぬ事態が発生し、関連区域の線路閉鎖等、関連駅の現場機器を緊急に制御する必要が生じた場合、迅速に対応できないという問題があった。
【0004】
本発明の課題は、鉄道の現場作業に従事する保守担当者による現場機器の制御要求を、該現場機器に対応する連動装置に自動伝送することで、現場機器制御の効率化を図ることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、このような課題を解決するために、次のような特徴を備えている。なお、次に示す手段の説明中、括弧書きにより実施の形態に対応する構成を例示する。符号等は、後述する図面参照符号等である。
【0006】
請求項1記載の発明は、
鉄道現場作業に従事する保守担当者所有の通信端末(例えば、図1の携帯電話2)から送信された鉄道現場の制御要求に基づく処理を行う情報配信サーバと、各鉄道現場の現場機器の連動制御を行う連動装置と、前記連動装置を含む所定の鉄道区域を管轄する列車集中制御中央装置と、前記列車集中制御中央装置と前記情報配信サーバとの間に介在し、前記列車集中制御中央装置で収集した各駅の在線情報に基づいて列車の在線位置、列車番号を表示する運行管理中央装置と、を有する鉄道制御情報伝送システムであって、
前記情報配信サーバは、前記現場機器、及び前記連動装置に関する情報を予め記憶する記憶手段(例えば、図2の記憶装置16)と、
前記通信端末から、鉄道現場の制御要求を受信する受信手段(例えば、図2の伝送制御部14)と、
前記受信手段により受信した制御要求に基づいて、実際に制御すべき現場機器を前記記憶手段から抽出する抽出手段(例えば、図2のCPU11)と、
前記抽出手段により抽出した現場機器に対応する制御要求を、前記運行管理中央装置に送信する送信手段(例えば、図2の伝送制御部14)と、
を備え
前記運行管理中央装置は、前記列車の運行制御に係るダイヤ情報を所定の記憶装置に予め記憶させ、前記列車集中制御中央装置から入力された各駅の在線情報に基づいて、列車の運行状況をトレースし、列車の運行状況のトレース結果と前記ダイヤ情報とを比較して、前記列車の運行状況のトレース結果と前記ダイヤ情報との比較結果及び前記送信手段からの現場機器の制御要求に基づいた所定のタイミングで、前記現場機器の制御を実行することを特徴としている。
【0007】
この請求項1記載によれば、記憶手段が、前記現場機器、及び前記連動装置に関する情報を予め記憶し、受信手段が、前記通信端末から、鉄道現場の制御要求を受信し、抽出手段が、前記受信手段により受信した制御要求に基づいて、実際に制御すべき現場機器を前記記憶手段から抽出し、送信手段が、前記抽出手段により抽出した現場機器に対応する制御要求を、前記運行管理中央装置に送信し、前記運行管理中央装置が、前記列車の運行制御に係るダイヤ情報を所定の記憶装置に予め記憶させ、前記列車集中制御中央装置から入力された各駅の在線情報に基づいて、列車の運行状況をトレースし、列車の運行状況のトレース結果と前記ダイヤ情報とを比較して、前記列車の運行状況のトレース結果と前記ダイヤ情報との比較結果及び前記送信手段からの現場機器の制御要求に基づいた所定のタイミングで、前記現場機器の制御を実行する
【0008】
請求項記載の発明は、
鉄道現場作業に従事する保守担当者所有の通信端末から送信された鉄道現場の制御要求に基づく処理を行う情報配信サーバと、各鉄道現場の現場機器の連動制御を行う連動装置と、前記連動装置を含む所定の鉄道区域を管轄する列車集中制御中央装置と、前記列車集中制御中央装置と前記情報配信サーバとの間に介在し、前記列車集中制御中央装置で収集した各駅の在線情報に基づいて列車の在線位置、列車番号を表示する運行管理中央装置と、を有する鉄道制御情報伝送システムによる鉄道制御情報伝送方法であって、
前記現場機器、及び前記連動装置に関する情報を予め記憶する記憶工程(例えば、図2の記憶装置16)と、
前記通信端末(例えば、図1の携帯電話2)から、鉄道現場の制御要求を受信する受信工程(例えば、図2の伝送制御部14)と、
前記受信工程により受信した制御要求に基づいて、実際に制御すべき現場機器を前記記憶工程から抽出する抽出工程(例えば、図2のCPU11)と、
前記抽出工程により抽出した現場機器に対応する制御要求を、前記運行管理中央装置に送信する送信工程(例えば、図2の伝送制御部14)と、
前記運行管理中央装置が、前記列車の運行制御に係るダイヤ情報を所定の記憶装置に予め記憶させ、前記列車集中制御中央装置から入力された各駅の在線情報に基づいて、列車の運行状況をトレースし、列車の運行状況のトレース結果と前記ダイヤ情報とを比較して、前記列車の運行状況のトレース結果と前記ダイヤ情報との比較結果及び前記送信手段からの現場機器の制御要求に基づいた所定のタイミングで、前記現場機器の制御を実行する現場機器制御工程と、
を含むことを特徴としている。
【0009】
この請求項記載の発明によれば、前記現場機器、及び前記連動装置に関する情報を予め記憶する記憶工程と、前記通信端末から、鉄道現場の制御要求を受信する受信工程と、前記受信工程により受信した制御要求に基づいて、実際に制御すべき現場機器を前記記憶工程から抽出する抽出工程と、前記抽出工程により抽出した現場機器に対応する制御要求を、前記運行管理中央装置に送信する送信工程と、前記運行管理中央装置が、前記列車の運行制御に係るダイヤ情報を所定の記憶装置に予め記憶させ、前記列車集中制御中央装置から入力された各駅の在線情報に基づいて、列車の運行状況をトレースし、列車の運行状況のトレース結果と前記ダイヤ情報とを比較して、前記列車の運行状況のトレース結果と前記ダイヤ情報との比較結果及び前記送信手段からの現場機器の制御要求に基づいた所定のタイミングで、前記現場機器の制御を実行する現場機器制御工程と、を含む。
【0010】
したがって、請求項1あるいは記載の発明によって、現場作業に従事している保守担当者からの現場機器の制御要求に迅速に対応できる。
【0011】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の鉄道制御情報伝送システムにおいて、
前記受信手段は、前記運行管理中央装置から、前記通信端末からの制御要求に応じて現場機器制御の設定が行われた旨の制御状態情報を更に受信し、
前記送信手段は、前記受信手段により受信した制御状態情報を、前記制御要求をした通信端末に更に送信することを特徴としている。
【0012】
この請求項2記載の発明によれば、前記受信手段は、前記運行管理中央装置から、前記通信端末からの制御要求に応じて現場機器制御の設定が行われた旨の制御状態情報を更に受信し、前記送信手段は、前記受信手段により受信した制御状態情報を、前記制御要求をした通信端末に更に送信する。
【0013】
請求項記載の発明は、請求項記載の鉄道制御情報伝送方法において、
前記受信工程は、前記運行管理中央装置から、前記通信端末からの制御要求に応じて現場機器制御の設定が行われた旨の制御状態情報を更に受信し、
前記送信工程は、前記受信工程により受信した制御状態情報を、前記制御要求をした通信端末に更に送信することを特徴としている。
【0014】
この請求項記載の発明によれば、前記受信工程は、前記運行管理中央装置から、前記通信端末からの制御要求に応じて現場機器制御の設定が行われた旨の制御状態情報を更に受信し、前記送信工程は、前記受信工程により受信した制御状態情報を、前記制御要求をした通信端末に更に送信する。
【0015】
したがって、請求項2あるいは記載の発明によって、保守担当者は、自身の制御要求に従って現場機器の制御設定が行われたことを確認できる。
【0016】
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の鉄道制御情報伝送システムにおいて、
前記受信手段は、前記運行管理中央装置から、前記通信端末からの制御要求に応じて現場機器の制御が完了した旨の完了情報を更に受信し、
前記送信手段は、前記受信手段により受信した完了情報を、前記制御要求をした通信端末に更に送信することを特徴としている。
【0017】
この請求項3記載の発明によれば、前記受信手段は、前記運行管理中央装置から、前記通信端末からの制御要求に応じて現場機器の制御が完了した旨の完了情報を更に受信し、前記送信手段は、前記受信手段により受信した完了情報を、前記制御要求をした通信端末に更に送信する。
【0018】
請求項記載の発明は、請求項又は記載の鉄道制御情報伝送方法において、
前記受信工程は、前記運行管理中央装置から、前記通信端末からの制御要求に応じて現場機器の制御が完了した旨の完了情報を更に受信し、
前記送信工程は、前記受信工程により受信した完了情報を、前記制御要求をした通信端末に更に送信することを特徴としている。
【0019】
この請求項記載の発明によれば、前記受信工程は、前記運行管理中央装置から、前記通信端末からの制御要求に応じて現場機器の制御が完了した旨の完了情報を更に受信し、前記送信工程は、前記受信工程により受信した完了情報を、前記制御要求をした通信端末に更に送信する。
【0020】
したがって、請求項3あるいは記載の発明によって、保守担当者は、自身の制御要求に従って現場機器の制御が完了したことを確認できる。
【0036】
【発明の実施の形態】
以下、図を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0037】
[第1の実施の形態]
図1及び図2は、本発明を適用した情報配信サーバ1の第1の実施の形態を示す図である。
まず、構成を説明する。
【0038】
図1は、第1の実施の形態における鉄道制御情報伝送システム100のシステム構成を示す図である。
この図1において、鉄道制御情報伝送システム100は、情報配信サーバ1、携帯電話2、IF装置30、連動装置40、各種現場機器50により構成されている。
【0039】
情報配信サーバ1は、鉄道会社が保有するサーバで、インターネットNにより、無線基地局(図示せず)を介して携帯電話2に接続されるとともに、LAN等のネットワークを介して、IF装置30に接続されている。連動装置40は、各駅に設置され、駅構内に備わる信号機や転轍機等の現場機器50に接続されるとともに、LAN等のネットワークにより、IF装置30を介して情報配信サーバ1に接続されている。
【0040】
携帯電話2は、上記鉄道会社の保守担当者が所有する携帯電話であり、情報配信サーバ1が提供する鉄道管理情報提供サイト等へのアクセス機能(例えば、Webブラウザ)、及びメールの送受信機能等を備えている。
【0041】
また、この携帯電話2は、各駅に備わる現場機器への制御設定要求が可能な端末として、情報配信サーバ1に登録されており、必要に応じて、進路制御、ポイント(転轍機)制御、線路閉鎖等の設定(又は、解除)等の制御設定要求メールを情報配信サーバ1に送信する。例えば、上記保守担当者が担当する現場で事故が発生した時、携帯電話2は、この保守担当者のキー操作により、関連区域の線路閉鎖を要求する線路閉鎖要求メールを情報配信サーバ1に送信する。
【0042】
また、携帯電話2は、上記保守担当者のキー操作により、列車の在線状況、信号機の現示状態、線路閉鎖状態等の通知を要求する通知要求メールを情報配信サーバ1に送信する。
【0043】
IF装置30は、情報配信サーバ1と、連動装置40とを接続するためのインターフェースであり、情報配信サーバ1から入力された各種制御信号を、連動装置40対応の信号に変換するとともに、連動装置40から入力された各種信号を情報配信サーバ1対応の信号に変換する。このIF装置30は、連動装置40が、継電連動装置(後述)であればリレー接点IFであり、電子連動装置(後述)であれば、シリアルIF等である。
【0044】
連動装置40は、継電連動装置、又は電子連動装置であり、情報配信サーバ1からIF装置30を介して入力された制御信号に応じて、自駅の信号機や転轍機等の現場機器50の制御を行う。このとき連動装置40は、列車の在線状態、信号機の現示状態、線路閉鎖状態等の現場機器50の動作状況(表示情報)を、情報配信サーバ1に送信する。現場機器の制御としては、進路の設定、転轍機の転換制御、信号機と転轍機、及び信号機相互間の連鎖、信号現示の制御等がある。
【0045】
ここで、継電連動装置とは、上記ような現場機器の制御を、リレー接点の組み合わせによる論理回路で実現する装置である。一方、電子連動装置とは、上記制御をコンピュータで処理すると同時に、入出力(I/O)回路を無接点(電子端末)化した装置である。
【0046】
また、連動装置40は、情報配信サーバ1からIF装置30を介して、携帯電話2による各種設定要求を受信すると、その要求内容を自装置内に登録し、該要求内容に応じて現場機器制御が設定された旨を、制御状態情報として情報配信サーバ1に送信する。更に、携帯電話2による設定要求に応じて、各種現場機器50の設定が完了すると、設定が完了した旨を表示情報として情報配信サーバ1に送信する。
【0047】
なお、図1の鉄道制御情報伝送システム100においては、情報配信サーバ1とIF装置30を介して接続される連動装置40が1台である場合を示したが、その台数は特に限定されない。
【0048】
また、インターネットNは、電話回線網、ISDN回線網、専用線、移動体通信網、通信衛星回線、CATV回線網等の各種通信回線網と、それらを接続するインターネットサービスプロバイダや無線基地局等を含む。更に、インターネットNに無線基地局を介して接続される携帯電話の台数は特に限定されない。
【0049】
次に、図1に示した鉄道制御情報伝送システム100を構成する情報配信サーバ1の各制御機能の概要について、図2を参照して説明する。
【0050】
図2は、情報配信サーバ1の内部構成を示すブロック図である。
図2において、情報配信サーバ1は、CPU11、表示部12、入力部13、伝送制御部14、RAM15、記憶装置16、及び記録媒体17によって構成されており、記録媒体17を除く各部はバス18によって接続されている。
【0051】
CPU(Central Processing Unit)11は、記憶装置16の記録媒体17内に記憶されているシステムプログラム及び情報配信サーバ1に対応する各種アプリケーションプログラムの中から指定されたアプリケーションプログラムをRAM15内に展開し、入力部13から入力される各種指示あるいはそれに応じた各種データをRAM15内に一時的に格納し、この入力指示及び入力データに応じて記憶装置16内に格納されたアプリケーションプログラムに従って各種処理を実行し、その処理結果をRAM15内に格納するとともに、表示部12に表示する。そして、RAM15内に一時格納した処理結果を入力部13から入力指示される記憶装置16内の記録媒体17の保存先に保存する。
【0052】
例えば、CPU11は、携帯電話2から、進路制御、ポイント制御、線路閉鎖等の設定要求メールを受信すると、この設定要求内容に基づいて、制御が必要な現場機器50、及び現場機器50に対応する連動装置40に関する情報を記憶装置16から抽出し、現場機器50に対応する設定要求信号をIF部30を介して連動装置40に送信する。
【0053】
また、CPU11は、携帯電話2による要求内容に応じて現場機器制御が設定された旨を示す制御状態情報を連動装置40から受信すると、その制御状態情報を携帯電話2にメール送信する。更に、携帯電話2による設定要求に応じて、各種現場機器50の設定が完了した旨を示す表示情報を連動装置40から受信すると、その表示情報を携帯電話2にメール送信する。
【0054】
更に、CPU11は、携帯電話2から、列車の在線状況、信号機の現示状態、線路閉鎖状態等の通知要求メールを受信すると、記憶装置16から、該通知要求に対応する最新の情報を読み出し、携帯電話2にメール送信する。
【0055】
表示部12は、LCD(Liquid Crystal Display)、又はCRT(Cathode Ray Tube)表示装置等により構成され、CPU11から入力される表示データを表示する。
【0056】
入力部13は、カーソルキー、数字入力キー及び各種機能キー等を備えたキーボードと、ポインティングデバイスであるマウスとを備え、キーボードで押下された押下信号をCPU11に出力するとともに、マウスによる操作信号をCPU11に出力する。
【0057】
伝送制御部14は、モデム(MODEM:MOdulator/DEModulator)、ターミナルアダプタ(TA:Terminal Adapter)、又はルータ等によって構成され、インターネットNを介して接続された携帯電話2、或いはLAN等のネットワークを介して接続されたIF装置30と通信を行うための通信制御を行う。
【0058】
RAM(Random Access Memory)15は、CPU11により実行される上記処理プログラムや各種アプリケーションプログラムを、RAM15内の図示しないプログラム格納領域に展開するとともに、入力指示、入力データ、及び上記処理プログラムが実行される際に生じる処理結果等を、図示しないワークメモリエリアに一時的に格納する。
【0059】
記憶装置16は、プログラムやデータ等が予め記憶された記録媒体17を有しており、記録媒体17は磁気的、光学的記録媒体、若しくは半導体等の不揮発性メモリで構成されている。この記録媒体17は記憶装置16に固定的に設けたもの、若しくは着脱自在に装着するものであり、この記録媒体17には、情報配信サーバ1のシステムプログラム、鉄道制御情報伝送処理プログラム、及びこれらのプログラムで処理されたデータ等を記憶する。
【0060】
また、記録媒体17に記憶されたプログラム、データ等は、その一部若しくは全部をサーバやクライアント等の外部機器から、ネットワーク回線等の伝送媒体を介して伝送制御部14から受信して記憶する構成にしてもよく、また、記録媒体17はネットワーク上に構築されたサーバの記録媒体であってもよい。更に、上記プログラムをネットワーク回線等の伝送媒体を介してサーバやクライアントへ伝送してこれらの機器にインストールするように構成してもよい。
【0061】
また、記憶装置16は、各駅の登録情報を格納しており、この登録情報としては、各駅に設置された連動装置に関する情報や、駅構内における各種現場機器の配置状態等の情報等を記憶している。更に、記憶装置16は、各種現場機器への制御設定要求が可能な携帯電話2の登録情報として、該携帯電話に設定されたEメールアドレスや、保有者である保守担当者の氏名等を格納している。
【0062】
更に、この記憶装置16は、各保守担当者が所有する携帯電話2に、制御状態情報、表示情報等を通知する際に使用する定型文を記憶する。また、記憶装置16は、各駅の連動装置40から受信した在線情報、信号機情報、線路閉鎖情報等を記憶する。
【0063】
次に、本第1の実施の形態における情報配信サーバ1によって実行される制御情報伝送処理の動作を説明する。
【0064】
CPU11は、各鉄道現場で、現場作業に従事している保守担当者が保有する携帯電話2から、各種現場機器の制御設定要求メールが受信されたか否かを常時確認しており、該設定要求メールを受信すると、記憶装置16に格納された登録情報から、制御すべき現場機器50、及び現場機器50に対応する連動装置40に関する情報を抽出し、連動装置40に、現場機器50に対応する制御設定要求信号を送信する。
【0065】
上記制御設定要求信号送信後、該要求内容に応じて現場機器制御が設定された旨を示す制御状態情報を連動装置40から受信すると、CPU11は、該制御状態情報通知に使用する定型文データを記憶装置16から読み出し、該制御状態情報を、対応する定型文データとともに、携帯電話2にメール送信する。更に、携帯電話2による設定要求に応じて、各種現場機器50の設定完了を示す表示情報を連動装置40から受信すると、CPU11は、該表示情報通知に使用する定型文データを記憶装置16から読み出し、該表示情報を、対応する定型文データとともに、携帯電話2にメール送信する。
【0066】
以上のように、本第1の実施の形態における鉄道制御情報伝送システム100によれば、情報配信サーバ1は、保守担当者保有の携帯電話2から受信した現場機器50の制御設定要求を、現場機器50に対応する連動装置40に直接伝送して、現場機器50を制御させることにより、現場作業に従事している保守担当者の制御要求に迅速に対応できる。
【0067】
[第2の実施の形態]
以下、本発明を適用した情報配信サーバ1の第2の実施の形態について、図3を参照して説明する。
まず、構成を説明する。
【0068】
図3は、第2の実施の形態における鉄道制御情報伝送システム200のシステム構成を示す図である。鉄道制御情報伝送システム200において、第1の実施の形態の構成内容と同じ部分には同一の符号を付し、同一機能を有する場合は、その機能説明を省略する。
【0069】
この図3において、鉄道制御情報伝送システム200は、情報配信サーバ1、携帯電話2、IF装置31、CTC中央装置4、CTC駅装置5a、5b、5c、5d、連動装置6a、6b、6c、6d、各種現場機器7a、7b、7c、7dにより構成されている。
【0070】
情報配信サーバ1は、鉄道会社が保有するサーバで、インターネットNにより、無線基地局(図示せず)を介して携帯電話2に接続されるとともに、LAN等のネットワークを介して、IF装置31に接続されている。
【0071】
CTC中央装置4は、LAN等のネットワークにより、IF装置31を介して情報配信サーバ1に接続されるとともに、自装置が管轄するA駅、B駅、C駅、D駅に設置されたCTC駅装置5a、5b、5c、5dとCTC回線で接続されている。連動装置6a、6b、6c、6dは、それぞれ、CTC駅装置5a、5b、5c、5dに接続されるとともに、現場機器7a、7b、7c、7dに接続されている。
【0072】
IF装置31は、情報配信サーバ1と、CTC中央装置4とを接続するためのインターフェースであり、情報配信サーバ1から入力された各種制御信号を、CTC中央装置4対応の信号に変換するとともに、CTC中央装置4から入力された各種信号を情報配信サーバ1対応の信号に変換する。
【0073】
CTC中央装置4は、管轄区域内(例えば、A駅、B駅、C駅、D駅等)の列車運行の一括制御や、各駅に備わる各種現場機器の遠隔操作や、現場機器の動作状態の監視を行う。
【0074】
また、CTC中央装置4は、情報配信サーバ1からIF装置31を介して、携帯電話2による現場機器の設定要求を受信すると、その現場機器に割り当てた符号電流を、対象とする現場機器を備えている駅に送出するとともに、その要求内容を自装置内に登録し、該要求内容に応じて現場機器制御が設定された旨を示す制御状態情報を、情報配信サーバ1に送信する。更に、CTC中央装置4は、携帯電話2による設定要求に応じて、各駅に設置されたCTC駅装置から、現場機器の設定が完了した旨を示す表示情報を受信すると、該表示情報を情報配信サーバ1に送信する。
【0075】
CTC駅装置5aは、CTC中央装置4が管轄する区域内のA駅に設置されており、CTC中央装置4から入力される、自駅の信号機や転轍機等を制御するための符号電流を解読して連動装置6aに伝達する。また、CTC駅装置5aは、連動装置6aから入力される現場機器の動作状況(表示情報)を符号化し、CTC中央装置4に伝送する。さらに、CTC駅装置5aは、連動装置6aから受信した設定完了情報をCTC中央装置4に送信する。
【0076】
連動装置6aは、継電連動装置、又は電子連動装置であり、CTC駅装置5aで解読された電流に応じて、信号機や転轍機等の現場機器7aの制御を行う。このとき、連動装置40は、列車の在線状態、信号機の現示状態、線路閉鎖状態等の現場機器7aの動作状況を、CTC駅装置5aに送信する。また、連動装置6aは、携帯電話2による設定要求に応じて、現場機器7aの設定が完了すると、設定が完了された旨を示す表示情報をCTC駅装置5aに送信する。
【0077】
なお、CTC駅装置5b、5c、5d、連動装置6b、6c、6d、各種現場機器7b、7c、7dの構成及び機能は、それぞれ、CTC駅装置5a、連動装置6a、各種現場機器7aと同様であるので、これらの説明を省略する。また、CTC中央装置4が管轄する駅の数は、特に限定されない。
【0078】
第2の実施の形態における情報配信サーバ1の内部構成は、第1の実施の形態において図2に示した内部構成と同一であるので、図示を省略し、同一機能を有する構成要素の機能説明を省略する。
【0079】
CPU11は、携帯電話2から、進路制御、ポイント制御、線路閉鎖等の設定要求メールを受信すると、この設定要求内容に基づいて、制御が必要な現場機器、及び該現場機器に対応する連動装置情報を記憶装置16から抽出し、抽出した現場機器に対応する設定要求信号をIF装置31を介してCTC中央装置4に送信する。
【0080】
また、CPU11は、携帯電話2による要求内容に応じた現場機器制御が設定された旨を示す制御状態情報をCTC中央装置4から受信すると、該制御状態情報を携帯電話2にメール送信する。更に、携帯電話2による設定要求に応じて、各種現場機器の設定が完了された旨を示す表示情報をCTC中央装置4から受信すると、該表示情報を携帯電話2にメール送信する。
【0081】
次に、本第2の実施の形態における情報配信サーバ1によって実行される制御情報伝送処理の動作を説明する。
【0082】
CPU11は、各鉄道現場で、現場作業に従事している保守担当者が保有する携帯電話2から、各種現場機器の制御設定要求メールが受信されたか否かを常時確認しており、該設定要求メールを受信すると、記憶装置16に格納された登録情報から、制御すべき現場機器(例えば、現場機器7b)、及び該現場機器に対応する連動装置(例えば、連動装置6b)情報を抽出し、その連動装置を含む区域を管轄するCTC中央装置4に、抽出した現場機器に対応する制御設定要求信号を送信する。
【0083】
上記制御設定要求信号送信後、携帯電話2による要求内容に応じて、現場機器制御が設定された旨を示す制御状態情報を、CTC中央装置4から受信すると、CPU11は、該制御状態情報通知に使用する定型文データを記憶装置16から読み出し、該制御状態情報を、対応する定型文データとともに、携帯電話2にメール送信する。更に、携帯電話2による設定要求に応じて、各種現場機器の設定が完了した旨を示す表示情報をCTC中央装置4から受信すると、CPU11は、該表示情報通知に使用する定型文データを記憶装置16から読み出し、該表示情報を、対応する定型文データとともに、携帯電話2にメール送信する。
【0084】
以上のように、本第2の実施の形態における鉄道制御情報伝送システム200によれば、情報配信サーバ1は、保守担当者保有の携帯電話2から、複数駅にまたがる現場機器の制御設定要求を受信した場合であっても、これらの駅を管轄するCTC中央装置4に、直ちに該設定要求を送信することにより、複数駅にまたがる該現場機器の一括制御が可能になり、現場作業に従事している保守担当者の制御要求に迅速に対応できる上に、設定変更の必要性が生じた場合でも、容易に設定変更作業を行うことができる。
【0085】
なお、本第2の実施の形態においては、情報配信サーバ1が、携帯電話2による現場機器の制御要求を、CTCシステム(CTC中央装置4とCTC駅装置5a〜5d)を経由して、対応する連動装置に伝送する場合を示したが、情報配信サーバ1とCTCシステムの間に運行管理中央装置を設け、該制御要求を運行管理中央装置経由でCTCシステムに伝送する仕組みにしても、本第2の実施の形態と同様の効果が得られる。この場合の鉄道制御情報伝送システム300の全体構成を図4に示す。
【0086】
図4の鉄道制御情報伝送システム300の全体構成は、運行管理中央装置8以外は、第2の実施の形態の鉄道制御情報伝送システム200と同一であるので、これらの機能説明、及び情報配信サーバ1の動作説明を省略する。
【0087】
運行管理中央装置8は、CTC中央装置4で収集した各駅の在線情報等に基づいて、運行表示盤(路線地図)面に、列車の在線位置、列車番号等を表示する。また、運行制御に必要な情報をダイヤ情報として補助記憶装置に予め記憶させ、CTC中央装置4から入力された情報に基づいて、列車の運行状況をトレースし、これをダイヤ情報と比較して、必要な進路の設定を所定のタイミングで実行する。
【0088】
また、運行管理中央装置8は、情報配信サーバ1からIF装置32を介して、携帯電話2による現場機器の設定要求を受信すると、その要求内容を自装置内に登録し、該要求内容に応じて現場機器制御が設定された旨を示す制御状態情報を、情報配信サーバ1に送信する。更に、運行管理中央装置8は、携帯電話2による設定要求に応じて、現場機器の設定が完了した旨を示す表示情報をCTC中央装置4から受信すると、該表示情報を情報配信サーバ1に送信する。
【0089】
また、運行管理中央装置8は、携帯電話2から、各種現場機器への制御設定要求だけでなく、保守作業予約や線路閉鎖設定予約等の作業登録要求も受け付けている。また、運行管理中央装置8は、ダイヤ情報を記憶していることから、携帯電話2からのダイヤ情報通知要求を受け付けている。携帯電話2にダイヤ情報が通知されることにより、現場作業と列車運行ダイヤとの照合が可能になり、作業間合い等の確認が容易になる。
【0090】
なお、上記各実施の形態における記述内容は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。例えば、上記各実施の形態においては、各現場にいる保守担当者と情報配信サーバ1との通信手段として携帯電話2を用いたが、PDA(Personal Digital Assistants)等の携帯情報端末であってもよい。
【0091】
【発明の効果】
請求項1記載の発明の鉄道制御情報伝送システム、及び請求項記載の発明の鉄道制御情報伝送方法によれば、現場作業に従事している保守担当者からの現場機器の制御要求に迅速に対応できる。
【0092】
請求項2記載の発明の鉄道制御情報伝送システム、及び請求項記載の発明の鉄道制御情報伝送方法によれば、保守担当者は、自身の制御要求に従って現場機器の制御設定が行われたことを確認できる。
【0093】
請求項3記載の発明の鉄道制御情報伝送システム、及び請求項記載の発明の鉄道制御情報伝送方法によれば、保守担当者は、自身の制御要求に従って現場機器の制御が完了したことを確認できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した第1の実施の形態における鉄道制御情報伝送システム100のシステム構成を示す図である。
【図2】図1の情報配信サーバ1の内部構成を示すブロック図である。
【図3】本発明を適用した第2の実施の形態における鉄道制御情報伝送システム200のシステム構成を示す図である。
【図4】本発明を適用した第2の実施の形態の他の実施例における鉄道制御情報伝送システム300のシステム構成を示す図である。
【符号の説明】
1 情報配信サーバ
11 CPU
12 表示部
13 入力部
14 伝送制御部
15 RAM
16 記憶装置
17 記録媒体
18 バス
2 携帯電話
30、31 IF装置
4 CTC中央装置
5a、5b、5c、5d CTC駅装置
40、6a、6b、6c、6d 連動装置
50、7a、7b、7c、7d 各種現場機器
8 運行管理中央装置
100、200、300 鉄道制御情報伝送システム
N インターネット

Claims (6)

  1. 鉄道現場作業に従事する保守担当者所有の通信端末から送信された鉄道現場の制御要求に基づく処理を行う情報配信サーバと、各鉄道現場の現場機器の連動制御を行う連動装置と、前記連動装置を含む所定の鉄道区域を管轄する列車集中制御中央装置と、前記列車集中制御中央装置と前記情報配信サーバとの間に介在し、前記列車集中制御中央装置で収集した各駅の在線情報に基づいて列車の在線位置、列車番号を表示する運行管理中央装置と、を有する鉄道制御情報伝送システムであって、
    前記情報配信サーバは、前記現場機器、及び前記連動装置に関する情報を予め記憶する記憶手段と、
    前記通信端末から、鉄道現場の制御要求を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信した制御要求に基づいて、実際に制御すべき現場機器を前記記憶手段から抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段により抽出した現場機器に対応する制御要求を、前記運行管理中央装置に送信する送信手段と、
    を備え
    前記運行管理中央装置は、前記列車の運行制御に係るダイヤ情報を所定の記憶装置に予め記憶させ、前記列車集中制御中央装置から入力された各駅の在線情報に基づいて、列車の運行状況をトレースし、列車の運行状況のトレース結果と前記ダイヤ情報とを比較して、前記列車の運行状況のトレース結果と前記ダイヤ情報との比較結果及び前記送信手段からの現場機器の制御要求に基づいた所定のタイミングで、前記現場機器の制御を実行することを特徴とする鉄道制御情報伝送システム
  2. 前記受信手段は、前記運行管理中央装置から、前記通信端末からの制御要求に応じて現場機器制御の設定が行われた旨の制御状態情報を更に受信し、
    前記送信手段は、前記受信手段により受信した制御状態情報を、前記制御要求をした通信端末に更に送信することを特徴とする請求項1記載の鉄道制御情報伝送システム
  3. 前記受信手段は、前記運行管理中央装置から、前記通信端末からの制御要求に応じて現場機器の制御が完了した旨の完了情報を更に受信し、
    前記送信手段は、前記受信手段により受信した完了情報を、前記制御要求をした通信端末に更に送信することを特徴とする請求項1又は2記載の鉄道制御情報伝送システム
  4. 鉄道現場作業に従事する保守担当者所有の通信端末から送信された鉄道現場の制御要求に基づく処理を行う情報配信サーバと、各鉄道現場の現場機器の連動制御を行う連動装置と、前記連動装置を含む所定の鉄道区域を管轄する列車集中制御中央装置と、前記列車集中制御中央装置と前記情報配信サーバとの間に介在し、前記列車集中制御中央装置で収集した各駅の在線情報に基づいて列車の在線位置、列車番号を表示する運行管理中央装置と、を有する鉄道制御情報伝送システムによる鉄道制御情報伝送方法であって、
    前記現場機器、及び前記連動装置に関する情報を予め記憶する記憶工程と、
    前記通信端末から、鉄道現場の制御要求を受信する受信工程と、
    前記受信工程により受信した制御要求に基づいて、実際に制御すべき現場機器を前記記憶工程から抽出する抽出工程と、
    前記抽出工程により抽出した現場機器に対応する制御要求を、前記運行管理中央装置に送信する送信工程と、
    前記運行管理中央装置が、前記列車の運行制御に係るダイヤ情報を所定の記憶装置に予め記憶させ、前記列車集中制御中央装置から入力された各駅の在線情報に基づいて、列車の運行状況をトレースし、列車の運行状況のトレース結果と前記ダイヤ情報とを比較して、前記列車の運行状況のトレース結果と前記ダイヤ情報との比較結果及び前記送信手段からの現場機器の制御要求に基づいた所定のタイミングで、前記現場機器の制御を実行する現場機器制御工程と、
    を含むことを特徴とする鉄道制御情報伝送方法。
  5. 前記受信工程は、前記運行管理中央装置から、前記通信端末からの制御要求に応じて現場機器制御の設定が行われた旨の制御状態情報を更に受信し、
    前記送信工程は、前記受信工程により受信した制御状態情報を、前記制御要求をした通信端末に更に送信することを特徴とする請求項記載の鉄道制御情報伝送方法。
  6. 前記受信工程は、前記運行管理中央装置から、前記通信端末からの制御要求に応じて現場機器の制御が完了した旨の完了情報を更に受信し、
    前記送信工程は、前記受信工程により受信した完了情報を、前記制御要求をした通信端末に更に送信することを特徴とする請求項又は記載の鉄道制御情報伝送方法。
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