JP2001138917A - 列車運行情報提供システム - Google Patents

列車運行情報提供システム

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JP2001138917A
JP2001138917A JP32526299A JP32526299A JP2001138917A JP 2001138917 A JP2001138917 A JP 2001138917A JP 32526299 A JP32526299 A JP 32526299A JP 32526299 A JP32526299 A JP 32526299A JP 2001138917 A JP2001138917 A JP 2001138917A
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Akio Kaneyoshi
昭雄 兼吉
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 駅のホームにいる駅員は乗客と同じ列車運行
情報しか入手できず、乗客整理等の業務のみに必要な業
務向け列車運行情報が手元にないため、変化する列車運
行情報にすばやく対応した業務を行うことができなかっ
た。 【解決手段】 駅端末装置は、運行管理装置が保有する
列車運行情報を通信回線を介して入手し、乗客向け列車
運行情報と業務向け列車運行情報とを区別して、出力装
置に出力する。出力装置からの出力により、乗客は最新
の乗客向け列車運行情報を知ることができるし、駅員も
最新の業務向け列車運行情報を乗客向け列車運行情報と
ともに知ることができる。また、駅員個人向けの業務連
絡も出力装置である駅員携帯端末装置により素早く受け
ることができるので、きめ細やかな乗客サービスが可能
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、列車運行情報提供
システムに関し、特に、列車運行管理センターが管理す
る列車運行情報を、駅端末装置が入手して出力を行う列
車運行情報提供システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、列車運行情報を提供する方法とし
て、列車運行管理センターが管理する列車運行情報を各
駅の駅構内で放送し、必要な情報を伝える方法が知られ
ている。この方法において、事故、故障、災害、混雑な
どにより、列車が時刻表通りに運行されない場合、列車
運行管理センターは列車運行情報を一斉に音声で出力す
る。すると、各駅の駅員が音声を聞いて、列車運行管理
センターからの列車運行情報を逐次掲示板に表示する。
場合によっては、音声で乗客にこの列車運行情報を伝え
ることもする。
【0003】また、列車運行情報提供システムとして
は、特公平2−28185号公報に開示されているよう
な列車情報提供装置が知られている。このシステムは、
運行管理手段と、情報伝送手段と、各駅に設置された処
理手段を有する駅端末装置と、出力手段を備える構成と
なっている。
【0004】この構成において、運行管理手段は、定型
的列車運行情報と変化する列車運行情報を保有してい
る。そして、駅端末装置が問い合わせ信号を情報伝送手
段を介して運行管理手段に出力すると、運行管理手段は
この問い合わせ信号に応じた列車運行情報を情報伝送手
段を介して駅端末装置に出力する。すると、駅端末装置
はこの列車運行情報を出力手段に出力して、目視表示あ
るいは音声表示する。
【0005】さらに、別の列車運行情報提供システムと
しては、特開平6−19394号公報に開示されている
ような電子案内掲示板システムが知られている。このシ
ステムは、運行管理用ホストコンピュータと、通信網
と、各駅に設置され、キーボードおよび駅員用ディスプ
レイを有する駅端末装置と、乗客用ディスプレイとを備
える構成となっている。
【0006】この構成において、運行管理用ホストコン
ピュータは、時刻表データベースおよび運休・遅延の運
行情報を保有している。そして、駅端末装置がアクセス
信号を通信網を介して運行管理用ホストコンピュータに
出力すると、運行管理用ホストコンピュータはこのアク
セス信号に応じた列車運行情報を通信網を介して駅端末
装置に出力する。すると、駅端末装置はこの列車運行情
報を乗客用ディスプレイに出力する。また、どの乗客用
ディスプレイにどの情報を表示するかについて、駅員が
駅員用ディスプレイを見ながらキーボードより駅端末装
置に入力すると、駅端末装置はその入力に基づき乗客用
ディスプレイの表示を選択することができる。
【0007】さらに、別の列車運行情報提供システムと
しては、特開平6−247307号公報に開示されてい
るような旅客案内装置が知られている。このシステム
は、列車情報端末装置と、各駅に設置された駅制御装置
と、表示装置および音声出力装置と、インタフェース装
置と、携帯型案内装置とを備える構成となっている。
【0008】この構成において、列車情報端末装置は、
列車のダイヤ情報を逐次更新して記憶している。そし
て、駅制御装置がこのダイヤ情報を入手して、表示デー
タおよび音声データを作成し、表示装置および音声出力
装置に出力する。また、これらの表示データおよび音声
データをインタフェース装置によって無線信号に変換
し、携帯型案内装置によってこの無線信号を受信して出
力する。さらに、各駅独自のデータを駅制御装置に入力
すると、駅制御装置はその入力データを表示装置および
音声出力装置に出力するとともに、インタフェース装置
を介して携帯型案内装置にも出力する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の列車運
行情報提供システムおよびその方法においては、次のよ
うな課題があった。すなわち、運行管理センターから音
声によって一斉に情報を提供する方法では、列車運行情
報を聞き逃したときに再確認ができなかったり、同じ駅
の駅員どうしの間で誤認識が発生したりすることがあ
る。また、列車運行情報は駅構内の放送で伝達されるた
め、駅のホームにいる駅員と乗客は同じ情報しか共有で
きない。さらに、運行管理センターにおいても、同じ情
報を音声で繰り返し流す必要があり、これを担当する職
員はトラブル現場からの情報収集と、各駅への情報伝達
とに業務を追われてしまうという問題点もある。
【0010】また、特公平2−28185号公報に開示
されている列車情報提供装置においては、列車運行管理
センターから受けたデータは電子化されているため、上
述したような聞き逃しによる誤りは防止することができ
る。しかし、現場にある出力手段からは乗客および駅員
に対して共通の列車運行情報しか出力されないため、駅
のホームにいる駅員は乗客と同じ情報しか入手できず、
乗客整理等の業務のみに必要な業務向け列車運行情報が
手元にない状態である。現場にいる駅員がこの業務向け
列車運行情報を得るためには、構内放送を聞くか、駅端
末装置まで行って画面を見る必要があり、変化する列車
運行情報にすばやく対応した業務を行うことができな
い。
【0011】さらに、特開平6−19394号公報に開
示されている電子案内掲示板システムにおいては、駅端
末装置にて乗客用ディスプレイに出力する内容を選択す
ることができるため、各駅毎に必要な情報を選択して表
示することが可能である。しかし、「列車の到着が○○
分遅れる見込みです」といった各駅の個別の事情に応じ
た情報を付加して乗客用ディスプレイに出力することが
できないという問題点もある。また、駅のホームにいる
駅員は乗客と同じ情報しか入手できない点も変わらな
い。
【0012】さらに、特開平6−247307号公報に
開示されている旅客案内装置においては、駅端末装置に
て各駅の個別の事情に応じた情報を付加して出力するこ
とができる。また、無線信号を受信する携帯型案内装置
があるため、広い範囲で列車運行情報を入手することが
可能である。しかし、乗客向け列車運行情報と業務向け
列車運行情報とは区別されておらず、結局のところ、現
場にいる駅員が業務向け列車運行情報を得るためには、
構内放送を聞くか、駅端末装置まで行って画面を見る必
要がある。その結果、変化する列車運行情報にすばやく
対応した業務を行うことができない。
【0013】本発明は上記課題にかんがみてなされたも
ので、駅員が現場において最新の業務向け列車運行情報
を入手して業務を行うことが可能な列車運行情報提供シ
ステムを提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、列車の運行状況を入力す
る運行管理情報入力手段と、運行管理情報入力手段から
入力された列車運行情報を管理して記憶するとともにそ
の列車運行情報を通信回線に出力する運行管理手段とを
備える運行管理装置と、上記運行管理手段の情報を通信
回線を介して入手するとともに、その情報を乗客向け列
車運行情報と業務向け列車運行情報とに区別して駅構内
通信回線に出力する駅端末装置と、この駅端末装置から
の列車運行情報を駅構内通信回線を介して入手し、乗客
向け列車運行情報と業務向け列車運行情報とを区別して
出力を行う出力装置とを具備する構成としてある。すな
わち、この列車運行情報提供システムは、運行管理装置
と、駅端末装置と、出力装置とからなる。そのため、運
行管理装置が保有する列車運行情報は、駅端末装置を通
じて出力装置から出力されるようになっている。
【0015】運行管理装置は運行管理情報入力手段と運
行管理手段とを備えており、運行管理情報入力手段では
列車の運行状況を入力する。すると、運行管理手段では
運行管理情報入力手段から入力された情報を管理して記
憶するとともに、その情報を各駅で利用可能な列車運行
情報として通信回線に出力する。すなわち、列車運行状
況は、運行管理情報入力手段および運行管理手段を経
て、列車運行情報として通信回線に出力される。
【0016】ここで運行管理情報入力手段は、列車運行
状況を電子化できればよい。また、運行管理手段は、電
子化された列車運行状況を列車運行情報として記憶し、
この列車運行情報を通信回線に出力できればよく、汎用
的なサーバを採用することができる。
【0017】駅端末装置は、各駅に設けられ、運行管理
手段の列車運行情報を通信回線を介して入手する。そし
て、乗客向け列車運行情報と業務向け列車運行情報とを
区別して、駅構内通信回線を介して出力装置に出力す
る。ここで、駅端末装置は入手した列車運行情報を各駅
の出力装置に応じて出力すればよく、汎用的な端末を使
用することができる。また、列車運行情報は各駅の出力
装置に応じて出力されればよく、運行管理装置より入手
した形式をそのまま出力してもよいし、変換して出力し
てもよい。
【0018】出力装置は、駅端末装置の乗客向け列車運
行情報および業務向け列車運行情報を駅構内通信回線を
介して入手し、出力する。ここで、出力装置からの出力
は、乗客向け列車運行情報と業務向け列車運行情報とが
区別されていれば、音声出力、画面出力あるいはこれら
を組み合わせたものなど、列車運行情報を伝達すること
ができるものであればよい。なお、伝達される列車運行
情報は乗客向け列車運行情報と業務向け列車運行情報と
に区別されているので、出力装置は両方の情報を出力す
るものであってもよいし、一方の情報のみを出力するも
のであってもよい。
【0019】ここで、列車運行情報を出力する運行管理
装置が乗客向け列車運行情報と業務向け列車運行情報と
を区別して出力してもよく、その構成の一例として、請
求項2に記載の発明は、上記請求項1に記載の列車運行
情報提供システムにおいて、上記運行管理装置が、乗客
向け列車運行情報と業務向け列車運行情報とを区別して
出力する構成としてある。
【0020】すなわち、運行管理装置は、乗客向け列車
運行情報と業務向け列車運行情報とを区別して通信回線
に出力するので、駅端末装置は通信回線を介して区別さ
れた列車運行情報を入手する。すると、駅端末装置はこ
れらの列車運行情報を入手した形式のまま、出力装置に
向けて出力することができる。
【0021】ここで、駅端末装置は列車運行情報を修正
してもよく、その構成の一例として、請求項3に記載の
発明は、上記請求項1または2に記載の列車運行情報提
供システムにおいて、上記駅端末装置は入力部および出
力部を有し、上記運行管理装置からの列車運行情報を修
正することが可能である構成としてある。すなわち、駅
端末装置は、出力部で列車運行情報を確認しつつ、入力
部においてこの列車運行情報を修正することができるの
で、各駅の個別の事情に応じた列車運行情報を提供する
ことが可能になる。
【0022】ここで、出力装置としては、同一の情報を
出力する場合に限られず、様々な構成が考えられる。そ
の構成の一例として、請求項4に記載の発明は、上記請
求項1〜3のいずれかに記載の列車運行情報提供システ
ムにおいて、上記出力装置が、乗客向け案内装置と駅員
携帯端末装置であって、上記駅端末装置からの列車運行
情報を駅構内通信回線を介して入手し、無線信号に変換
して出力する無線装置を具備し、乗客向け案内装置が、
上記駅端末装置からの乗客向け列車運行情報を駅構内通
信回線を介して入手し、出力を行い、駅員携帯端末装置
が、出力部を有し、無線装置からの無線信号を受信して
上記駅端末装置からの列車運行情報を入手して出力する
構成としてある。
【0023】すなわち、出力装置は、乗客向け案内装置
と、無線装置と、駅員携帯端末装置とからなる。そのた
め、駅構内通信回線に出力された列車運行情報は、乗客
向け案内装置と、無線装置を介して駅員携帯端末装置と
に伝達される。そして、乗客向け案内装置および駅員携
帯端末装置から列車運行情報が出力される。従って、乗
客と駅員とで別の出力装置から列車運行情報を入手する
ことができる。
【0024】乗客向け案内装置は、駅端末装置の乗客向
け列車運行情報を駅構内通信回線を介して入手し、出力
する。ここで、乗客向け案内装置は音声出力、画面出力
あるいはこれらを組み合わせたものなど、乗客に乗客向
け列車運行情報を伝達することができるものであればよ
い。なお、乗客向け案内装置の数には限定がなく、各駅
の大きさや構造等の状況に応じて一または二以上の数と
することができる。
【0025】無線装置は、駅端末装置の列車運行情報を
駅構内通信回線を介して入手し、無線信号に変換して駅
員携帯端末装置へ出力する。ここで、無線装置の数にも
限定がなく、無線装置の通信エリアや各駅の構造などに
応じて一または二以上の数とすることができる。
【0026】駅員携帯端末装置は、出力部を有し、無線
装置からの無線信号を受信して駅端末装置の列車運行情
報を入手する。ここで、出力部はこの列車運行情報を出
力することができればよく、列車運行情報のすべてを出
力する形式にしてもよいし、一部を出力して、選択スイ
ッチにより切換出力する形式にしてもよい。また、駅員
携帯端末装置の数には限定はなく、無線装置の数に左右
されるものでもない。
【0027】さらに、駅端末装置が駅員携帯端末装置に
対して個別に情報を出力することができると、駅員に対
して個別に情報を作成することが可能になる。そこで、
請求項5に記載の発明は、上記請求項4に記載の列車運
行情報提供システムにおいて、上記駅端末装置が、駅員
携帯端末装置毎に対して個別の情報を出力する構成とし
てある。すなわち、駅端末装置は、入力部において駅員
携帯端末装置に対し個別の情報を作成し、この情報を送
信することができるので、駅員携帯端末装置を所有する
駅員は個別の情報を入手することが可能になる。
【0028】ここで、駅員携帯端末装置の出力部は列車
運行情報を出力することができればよく、列車運行情報
を画面に表示する場合に限られず、様々な構成が考えら
れる。その構成の一例として、請求項6に記載の発明
は、上記請求項4または5に記載の列車運行情報提供シ
ステムにおいて、上記駅員携帯端末装置が、上記駅端末
装置の音声出力の情報を駅構内通信回線および無線装置
を介して入手し、音声を出力する構成としてある。すな
わち、駅員携帯端末装置は、駅端末装置の音声出力の情
報を受信し、音声を出力するので、駅員携帯端末装置を
保有する駅員は音声出力によって列車運行情報を入手す
ることが可能になる。
【0029】ここで、駅員携帯端末装置が音声を入手
し、音声信号を無線信号として出力してもよく、その構
成の一例として、請求項7に記載の発明は、上記請求項
4〜6のいずれかに記載の列車運行情報提供システムに
おいて、上記駅員携帯端末装置が、入手された音声信号
を無線信号として出力することを可能とする構成として
ある。すなわち、駅員携帯端末装置は、入手された音声
信号を無線信号として出力するので、駅員携帯端末装置
を所有する駅員は構内放送を行うことが可能になる。
【0030】ここで、駅員携帯端末装置が信号を送信
し、駅端末装置がこの信号に応じて列車運行情報を出力
してもよく、その構成の一例として、請求項8に記載の
発明は、上記請求項4〜7のいずれかに記載の列車運行
情報提供システムにおいて、上記駅員携帯端末装置が信
号を無線信号として出力し、上記無線装置がこの無線信
号を受信して、無線信号の情報を駅構内通信回線に出力
し、上記駅端末装置がこの情報を入手して情報管理する
構成としてある。すなわち、駅員携帯端末装置が信号を
無線信号として出力し、無線装置がこの無線信号を受信
して、無線信号の情報を駅構内回線に出力するので、駅
端末装置は駅員携帯端末装置の要求に応じて列車運行情
報を出力することが可能になる。
【0031】ここで、駅員携帯端末装置が無線装置に信
号を送信し、どの無線装置にこの信号が受信されている
かを駅端末装置が認識してもよく、その構成の一例とし
て、請求項9に記載の発明は、上記請求項8に記載の列
車運行情報提供システムにおいて、上記無線装置が無線
装置識別情報を付与して駅構内通信回線に出力する構成
としてある。
【0032】すなわち、駅員携帯端末装置が信号を無線
信号として出力し、無線装置がこの無線信号を受信し
て、無線信号の情報に無線装置を識別する情報を付与す
るので、無線信号は駅員携帯端末装置の位置により異な
る情報に変換されている。そして、この変換された情報
が駅構内通信回線を介して駅端末装置に入力されるの
で、駅端末装置は駅員携帯端末装置を所有する駅員の位
置を把握することが可能になる。
【0033】さらに、駅端末装置がデータベースを保有
して、駅員携帯端末装置の要求に応じてデータベースの
データを出力させてもよく、その構成の一例として、請
求項10に記載の発明は、上記請求項8または9に記載
の列車運行情報提供システムにおいて、上記駅端末装置
がデータベースを保有しており、上記駅員携帯端末装置
が要求信号を無線信号として出力し、上記駅端末装置が
この無線信号の情報を入手し、上記駅員携帯端末装置が
データベースのデータを駅構内通信回線および無線装置
を介して入手する構成としてある。
【0034】すなわち、駅端末装置はデータベースを保
有しており、駅員携帯端末装置が要求信号を無線信号と
して出力する。すると、駅端末装置が駅構内通信回線を
介してこの要求信号の情報を認識し、データベースのデ
ータを駅員携帯端末装置宛に送信する。従って、駅員携
帯端末装置は駅端末装置のデータベースのデータを駅構
内通信回線および無線装置を介して入手することが可能
になる。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、図面にもとづいて本発明の
実施形態を説明する。図1は本発明の実施形態の概略を
示す構成図であり、図2は本発明の実施形態の概略構成
を示すブロック図である。同図において、列車運行情報
提供システム100は、運行管理装置200と、駅端末
装置300と、出力装置として乗客向け案内装置400
および駅員携帯端末装置600とを備えている。また、
駅端末装置300と駅員携帯端末装置600との間でデ
ータ通信を行うために無線装置500が備えられてい
る。運行管理装置200が保有する列車運行情報は、駅
端末装置300を通じて出力装置である乗客向け案内装
置400あるいは駅員携帯端末装置600から出力され
るようになっている。
【0036】運行管理装置200は、列車の運行状況を
入力する運行管理情報入力手段210と、運行管理情報
入力手段210から入力された情報を管理して記憶する
とともに、その情報を通信回線に出力する運行管理手段
220とを備えている。ここで運行管理情報入力手段2
10は、列車運行状況を電子化できればよい。従って、
入力端末を設置し、オペレーターが電話で運行管理状況
を聞いて入力端末のキーボードより入力する方法でもよ
いし、通報者の音声を認識して自動で電子化する方法で
もよい。
【0037】また、運行管理手段220は、電子化され
た列車運行状況を列車運行情報として記憶し、この列車
運行情報を通信回線に出力できればよい。列車運行情報
は、各駅で文字情報および音声情報として利用可能であ
ればよく、テキスト形式などの汎用的な形式を採用する
ことができる。なお、音声出力を行う場合は、音声合成
出力形式を採用することも可能である。
【0038】駅端末装置300は、各駅毎に設けられ、
運行管理手段220と通信回線を介してオンライン接続
している。運行管理手段220から送信された列車運行
情報は、駅端末装置の画面にテキスト表示される。それ
とともに、乗客向け列車運行情報を駅構内通信回線を介
して乗客向け案内装置400に出力し、乗客向け列車運
行情報および業務向け列車運行情報を駅構内通信回線を
介して無線装置500に出力している。ここで、列車運
行情報は各駅の出力装置に応じて出力されればよく、運
行管理装置200より入手した形式のまま出力してもよ
いし、運行管理装置200より入手した形式を変換して
出力してもよい。また、駅構内通信回線は有線あるいは
無線に限定されるものではない。
【0039】乗客向け案内装置400は、駅端末装置3
00の情報を駅構内通信回線を介して入手し、出力を行
う。ここで、乗客向け案内装置400は乗客に乗客向け
列車運行情報を伝達することができるものであればよ
く、例えばスピーカ、電光掲示板、あるいはこれらを組
み合わせたものが使用可能である。なお、乗客向け案内
装置400の数には限定がなく、各駅の大きさや構造等
の状況に応じて数を決めればよい。
【0040】無線装置500は、駅端末装置300の列
車運行情報を駅構内通信回線を介して入手し、無線信号
に変換して駅員携帯端末装置600へ出力する。ここ
で、無線装置500の数には限定がなく、無線装置50
0の通信エリアや各駅の構造などに応じて数を決めれば
よい。
【0041】図3は無線装置500の要部構成を示して
おり、同図において無線装置500は、CPU501
と、メモリ502と、通信部503と、無線通信部50
4と、アンテナ505とを備えている。CPU501
は、メモリ502のROM部分に記憶された制御プログ
ラムに基づき無線装置500全体を制御している。駅端
末装置300からの列車運行情報は、駅構内通信回線を
介して通信部503に入力され、一旦メモリ502のR
AM部分に記憶される。その後、列車運行情報は無線通
信部504で無線信号に変換されて、アンテナ505を
介して駅員携帯端末装置600に送信される。
【0042】駅員携帯端末装置600は、無線装置50
0からの無線信号を受信して駅端末装置300の業務向
け列車運行情報を入手する。ここで、駅員携帯端末装置
の数には限定はなく、現場に配置する駅員の人数に応じ
て数を決めればよい。
【0043】図4は駅員携帯端末装置600の外観を示
す外観図であり、図5は駅員携帯端末装置600の概略
構成を示すブロック図である。同図において、駅員携帯
端末装置600は、CPU601と、メモリ602と、
表示部603と、選択スイッチ604と、無線通信部6
05と、アンテナ606とを備えている。CPU601
は、メモリ602のROM部分に記憶された制御プログ
ラムに基づき駅員携帯端末装置600全体を制御してい
る。無線装置500から送信された列車運行情報は、ア
ンテナ606で受信され、無線通信部605でコード化
される。その後、コード化された情報はメモリ602の
RAM部分に記憶されるとともに、表示部603より業
務向け列車運行情報と乗客向け列車運行情報とが区別さ
れて表示される。なお、選択スイッチ604により、列
車運行情報の内容を選択することができる。
【0044】また、スピーカ607あるいはイヤホンジ
ャック608を備えることにより、音声信号を受信して
スピーカ607から直接音声を聴いたり、イヤホンジャ
ック608に差し込んだイヤホンから聴くことも可能で
ある。さらに、マイク609および切り換えスイッチ6
10を備えることにより、駅構内の放送を行うことが可
能である。すなわち、切り換えスイッチ610を押すこ
とにより、周波数をデータ通信とは別の数値に切り換
え、駅員携帯端末装置600の音声信号を駅の放送設備
に直接送信することにより放送が行われる。なお、本実
施形態の駅員携帯端末装置600は、マイク609とス
ピーカ607を共通のマイク・スピーカ口の下に内蔵し
ている。
【0045】次に、本列車運行情報提供システム100
の動作例を説明する。図6は、本実施形態の運行管理情
報入力手段の入力画面の一例を示した画面図である。列
車の運行状況は、運行管理センターに設置された運行管
理装置200の運行管理情報入力手段210から入力さ
れる。運行管理情報入力手段210の入力画面211
に、例えば図6のようなフォーマットを予め用意してお
き、必要な項目のみを文字の左にある四角のチェックボ
ックスをマウスでクリックする。チェックボックスをつ
けた項目以外の内容は、詳細欄212に入力する。入力
内容は、現場からの列車運行状況だけでなく、運行管理
センターで各駅への指示であってもよい。なお、列車運
行状況が変化する毎に入力し直し、常に列車運行情報を
最新情報に更新しておく。
【0046】駅端末装置300への配信は、一斉配信ボ
タン213あるいは部分配信ボタン214をクリック
し、運行管理手段220が列車運行情報を通信回線に出
力することにより行う。一斉配信ボタン213をクリッ
クすると、列車運行情報をすべての駅に配信する。部分
配信ボタン214をクリックすると、図示していない駅
名選択の画面が表示され、必要な路線名、駅名を選択し
て配信する。
【0047】列車運行情報は、運行管理手段220にお
いてテキスト情報として管理され、記憶されている。こ
のテキスト情報は、乗客向け列車運行情報と業務向け列
車運行情報の両方を含んでいる。運行管理手段220に
おいて、乗客に提供可能な情報は、所定の平易な文章に
クリック入力した部分のキーワードを組み合わせること
により、乗客向け列車運行情報として作成される。例え
ば、図6のように運行状態が「停止」、故障欄が「車
両」、場所欄が「A駅〜B駅」である場合、「ただい
ま、A駅〜B駅間で、車両故障により運転が中止されて
おります。しばらくお待ち下さい。」という文章が自動
的に作成される。その他の情報は、業務向け詳細情報と
して配信される。
【0048】以上の列車運行情報は、通信回線を介して
各駅にある駅端末装置300に配信される。図7は、本
実施形態の駅端末装置の表示画面の一例を示した画面図
である。駅端末装置300の出力部である表示画面30
1には、運行管理手段220から配信された列車運行情
報が表示され、乗客向け案内装置400で表示される乗
客向け列車運行情報については、乗客案内装置欄302
に表示される。また、表示画面301には、表示ボタン
303、非表示ボタン304が表示されるので、このま
ま乗客向け案内装置400に表示する場合は表示ボタン
303を入力部であるマウスでクリックする。
【0049】乗客向け案内装置400に表示する乗客向
け列車運行情報は、各駅の判断により、変更、追加する
ことが可能である。図8は、本実施形態の駅端末装置の
表示画面で乗客向け列車運行情報を変更あるいは追加す
る一例を示した画面図である。図7の状態において、表
示変更/追加チェックボックス305をクリックする
と、表示変更/追加ポップアップ欄306が表示され
る。この表示変更/追加ポップアップ欄306で、乗客
向け列車運行情報を入力部であるキーボードにて変更し
たり、追加入力したりする。
【0050】以上の乗客向け列車運行情報は、駅構内通
信回線を介して乗客向け案内装置400に出力される。
乗客向け案内装置400では、この乗客向け列車運行情
報を入力して表示する。図9は、本実施形態の乗客向け
案内装置の表示画面の例を示した画面図である。図7に
おいて表示ボタン303をクリックすると、乗客向け案
内装置400は図9(a)のように乗客案内装置欄30
2の内容をそのまま表示する。図8において表示ボタン
303をクリックすると、乗客向け案内装置400は図
9(b)のように表示変更/追加ポップアップ欄306
の内容を表示する。
【0051】駅端末装置300が入手した列車運行情報
は、駅構内通信回線および無線装置500を介して駅員
携帯端末装置600の出力部である表示画面に出力され
る。図10は本実施形態の駅員携帯端末装置の画面の例
を示した画面図である。図10(a)に示すように、列
車運行情報は乗客向け列車運行情報と業務向け列車運行
情報とに分けて表示される。したがって、駅員携帯端末
装置600を所持する駅員は乗客向け列車運行情報を確
認しつつ、乗客に知らせる必要のない業務向け列車運行
情報をも見ることができる。
【0052】表示画面611には確認ボタン612や詳
細ボタン613等の選択ボタンが表示されている。駅員
は、選択スイッチ604の上下操作でこれらの選択ボタ
ンにカーソルを合わせ、選択スイッチ604を押すと、
選択ボタンが選択される。確認ボタン612が選択され
ると、無線装置500へ確認信号が送信され、確認信号
の情報は駅構内通信回線を介して駅端末装置300に伝
えられる。
【0053】図11は、本実施形態の駅端末装置が駅員
携帯端末装置の確認信号を確認した例を示した画面図で
ある。図11では、駅員A,Bが情報を確認し、駅員C
はまだ確認していないことが表示されている。なお、駅
員携帯端末装置600に表示する選択ボタンは、駅端末
装置300が駅員携帯端末装置600に送信する情報の
内容を変更することにより、表示や選択ボタン数を自由
に変更することができる。
【0054】詳細ボタン613が選択されると、無線装
置500へ詳細情報要求信号が送信され、詳細情報要求
信号の情報は駅構内通信回線を介して駅端末装置300
に伝えられる。そして、駅端末装置300は詳細情報を
要求元の駅員携帯端末装置600に送信する。駅員携帯
端末装置600の表示画面611には、図10(b)の
ように詳細情報表示ポップアップ画面614が表示され
る。
【0055】駅員携帯端末装置600を所有する駅員に
は、駅端末装置300から指示を出すことができる。図
11に示すように、画面下にある指示事項チェックボッ
クス307をクリックすると、指示事項ポップアップ画
面308が表示される。この指示事項ポップアップ画面
308にて、指示の選択項目を選ぶか、フリーでテキス
ト入力する。そして、入力された内容は、駅員携帯端末
装置600に送信する。一方、駅員携帯端末装置600
は識別信号として端末IDを送信しており、この端末I
Dをもとに駅端末装置300は駅員携帯端末装置600
個別に入力された内容を送信することができる。
【0056】このとき、図10(c)に示すように、駅
員携帯端末装置600の表示画面611には指示連絡ボ
タン621が表示される。この指示連絡ボタン621を
選択スイッチ604にて選択して選択スイッチ604を
押すと、図10(d)に示す例のように指示表示ポップ
アップ画面622が表示される。図10(d)の例で
は、駅員Aと駅員Bには乗客整理を30秒で行うよう指
示を出し、駅員Cには放送を担当するよう指示を出して
いる。なお、駅員個人向けの指示を送ることも可能であ
る。
【0057】このように、本発明においては、駅端末装
置が運行管理装置からの列車運行情報を乗客向け列車運
行情報と業務向け列車運行情報とに区別して出力装置に
送信する。その結果、出力装置から乗客向け列車運行情
報と業務向け列車運行情報とが区別して出力される。従
って、乗客は最新の乗客向け列車運行情報のみを知るこ
とができるし、駅員は最新の業務向け列車運行情報を乗
客向け列車運行情報とともに知ることができる。また、
駅員個人向けの業務連絡も出力装置である駅員携帯端末
装置によりすばやく受けることができるので、きめ細や
かな乗客サービスが可能である。
【0058】次に、図12および図13は本発明の第二
の実施形態を示している。本実施形態は、無線装置の通
信範囲を利用して駅端末装置が駅員携帯端末装置の位置
を認識することができるようにしたものである。図12
は駅員携帯端末装置と無線装置の位置関係を示した模式
図である。駅構内では、無線装置500を通信エリア5
10が重ならないように配置している。無線装置500
は、駅員携帯端末装置600からの無線信号の情報に無
線装置独自の無線装置識別情報を付与して、駅端末装置
300に送信している。この無線装置識別情報により、
駅端末装置300は駅員携帯端末装置600の位置を認
識している。
【0059】ここで、駅員携帯端末装置600が一定の
時間間隔でID情報を送信したり、あるいは無線装置5
00がポーリングによって駅員携帯端末装置600から
の応答を受けるようにすると、駅員は意識的に駅員携帯
端末装置600の操作を行わなくてもよい。なお、無線
装置の通信エリア510が狭く、無線装置を多く設置す
るほど、より密度の高い位置情報が得られることにな
る。
【0060】図13は、第二の実施形態における駅端末
装置の表示画面の一例を示した画面図である。図13に
示す例では、駅員携帯端末装置600からのID情報か
ら各駅員がいる場所を画面の最下部に示してある。駅員
の居場所を認識することができると、その場所に応じた
指示を行うことが可能である。なお、駅員の居場所が変
わって駅員携帯端末装置600が送信するID情報を受
信する無線装置500が変わると、駅端末装置300の
表示画面301も更新される。
【0061】このように、本発明の第二の実施形態にお
いては、駅員携帯端末装置の情報に無線装置が無線装置
識別情報を付加するため、駅端末装置は駅員携帯端末装
置を所有する駅員の位置を把握することができる。従っ
て、駅端末装置は駅員の位置に応じた指示を駅員に対し
て行うことが可能である。
【0062】さらに、図14は本発明の第三の実施形態
を示している。本実施形態は、駅端末装置にデータベー
ス化された時刻情報を保有させ、駅員携帯端末装置がこ
の時刻情報を参照することを可能とするものである。図
14は、第三の実施形態における駅員携帯端末装置の出
力画面の例を示した画面図である。
【0063】通常は図10(a)に示すように、駅員携
帯端末装置600の表示画面611には列車運行情報が
表示されている。ここで、時刻情報ボタン615を選択
スイッチ604で選択し、選択スイッチ604を押す
と、時刻情報のモードに切り替わる。選択スイッチ60
4を押した際に要求信号が送信され、要求信号の情報は
無線装置500および駅構内通信回線を介して駅端末装
置300に伝えられる。すると、駅端末装置300は要
求信号の情報に応じて時刻情報を駅員携帯端末装置60
0に送信する。そして、図14(a)に示す例のよう
に、駅員携帯端末装置600の表示画面611に、その
時の時刻に合わせた時刻情報が表示される。
【0064】表示画面611には目的地検索ボタン63
1および運行情報ボタン632が表示されている。運行
情報ボタン632を選択スイッチ604で選択して押す
と、列車運行情報を表示するモードに戻る。また、目的
地検索ボタン631を選択スイッチ604で選択して押
すと、駅名ポップアップ画面633が表示される。ここ
で、目的の駅を選択スイッチ604で選択して押すと、
駅端末装置300は目的の駅に行くための方法および目
的の駅への到着時刻を返信する。すると、図14(b)
に示す例のように、表示画面611に検索結果634が
表示される。その結果、駅員は現場にいながら、目的の
駅に行くための方法および目的の駅への到着時刻を乗客
に回答することが可能である。
【0065】このように、本発明の第三の実施形態にお
いては、駅端末装置がデータベースを保有しているた
め、駅で電車を待っている乗客からの問い合わせに対し
て、即座に検索して回答することが可能である。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、駅
員が現場にて区別された業務向け列車運行情報および乗
客向け案内装置をすばやく入手することが可能な列車運
行情報提供システムを提供することができる。また、請
求項2にかかる発明によれば、駅端末装置は乗客向け列
車運行情報と業務向け列車運行情報とを区別して入手
し、そのまま出力装置に向けて出力することができるの
で、駅端末装置の処理が軽減される。
【0067】さらに、請求項3にかかる発明によれば、
駅端末装置は列車運行情報を修正することが可能である
ので、各駅の個別の事情に応じた列車運行情報を作成す
ることができる。さらに、請求項4にかかる発明によれ
ば、出力装置は乗客向けと業務向けとに区別されている
ので、乗客と駅員とは別の出力装置から列車運行情報を
入手することができる。
【0068】さらに、請求項5にかかる発明によれば、
駅端末装置にて駅員携帯端末装置に対し個別の情報を作
成し、この情報を送信することができるので、駅員携帯
端末装置を所有する駅員は個別の情報を入手することが
できる。さらに、請求項6にかかる発明によれば、駅員
携帯端末装置は、駅端末装置の音声出力の情報を受信
し、音声を出力するので、駅員携帯端末装置を保有する
駅員は音声にて列車運行情報を入手することができる。
【0069】さらに、請求項7にかかる発明によれば、
駅員携帯端末装置は、入手された音声信号を無線信号と
して出力するので、駅員携帯端末装置を所有する駅員は
構内放送を行うことができる。さらに、請求項8にかか
る発明によれば、駅員携帯端末装置が信号を出力し、駅
端末装置がこの信号を受信するので、駅端末装置は駅員
携帯端末装置の要求に応じて列車運行情報を出力するこ
とができる。
【0070】さらに、請求項9にかかる発明によれば、
駅員携帯端末装置からの情報は無線装置識別情報が付与
されて駅端末装置に入力されるので、駅端末装置は駅員
携帯端末装置を所有する駅員の位置を把握することがで
きる。さらに、請求項10にかかる発明によれば、駅員
携帯端末装置の要求に応じて駅端末装置が保有するデー
タベースのデータを出力させるので、駅員携帯端末装置
は駅端末装置からデータベースのデータを入手すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の列車運行情報提供システムの概略を示
す構成図である。
【図2】本発明の列車運行情報提供システムの概略構成
を示すブロック図である。
【図3】無線装置の要部構成を示すブロック図である。
【図4】駅員携帯端末装置の外観を示す外観図である。
【図5】駅員携帯端末装置の概略構成を示すブロック図
である。
【図6】運行管理情報入力手段の入力画面の一例を示し
た画面図である。
【図7】駅端末装置の表示画面の一例を示した画面図で
ある。
【図8】駅端末装置の表示画面で乗客向け列車運行情報
を変更あるいは追加する一例を示した画面図である。
【図9】乗客向け案内装置の表示画面の例を示した画面
図である。
【図10】駅員携帯端末装置の画面の例を示した画面図
である。
【図11】駅端末装置が駅員携帯端末装置の確認信号を
確認した例を示した画面図である。
【図12】第二の実施形態における駅員携帯端末装置と
無線装置の位置関係を示した模式図である。
【図13】第二の実施形態における駅端末装置の表示画
面の一例を示した画面図である。
【図14】第三の実施形態における駅員携帯端末装置の
表示画面の例を示した画面図である。
【符号の説明】
100 列車運行情報提供システム 200 運行管理装置 210 運行管理情報入力手段 211 入力画面 212 詳細欄 213 一斉配信ボタン 214 部分配信ボタン 220 運行管理手段 300 駅端末装置 301 表示画面 302 乗客案内装置欄 303 表示ボタン 304 非表示ボタン 305 表示変更/追加チェックボックス 306 表示変更/追加ポップアップ欄 307 指示事項チェックボックス 308 指示事項ポップアップ画面 400 乗客向け案内装置 500 無線装置 501 CPU 502 メモリ 503 通信部 504 無線通信部 505 アンテナ 510 通信エリア 600 駅員携帯端末装置 601 CPU 602 メモリ 603 表示部 604 選択スイッチ 605 無線通信部 606 アンテナ 607 スピーカ 608 イヤホンジャック 609 マイク 610 切り換えスイッチ 611 表示画面 612 確認ボタン 613 詳細ボタン 614 詳細情報表示ポップアップ画面 615 時刻情報ボタン 621 指示連絡ボタン 622 指示表示ポップアップ画面 631 目的地検索ボタン 632 運行情報ボタン 633 駅名ポップアップ画面 634 検索結果

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 列車の運行状況を入力する運行管理情報
    入力手段と、この運行管理情報入力手段から入力された
    列車運行情報を管理して記憶するとともに、その列車運
    行情報を通信回線に出力する運行管理手段とを備える運
    行管理装置と、 上記運行管理手段の情報を通信回線を介して入手すると
    ともに、その情報を乗客向け列車運行情報と業務向け列
    車運行情報とに区別して駅構内通信回線に出力する駅端
    末装置と、 この駅端末装置からの列車運行情報を駅構内通信回線を
    介して入手し、乗客向け列車運行情報と業務向け列車運
    行情報とを区別して出力を行う出力装置とを具備するこ
    とを特徴とする列車運行情報提供システム。
  2. 【請求項2】 上記請求項1に記載の列車運行情報提供
    システムにおいて、 上記運行管理装置は、乗客向け列車運行情報と業務向け
    列車運行情報とを区別して出力することを特徴とする列
    車運行情報提供システム。
  3. 【請求項3】 上記請求項1または2に記載の列車運行
    情報提供システムにおいて、 上記駅端末装置は入力部および出力部を有し、上記運行
    管理装置からの列車運行情報を修正可能としたことを特
    徴とする列車運行情報提供システム。
  4. 【請求項4】 上記請求項1〜3のいずれかに記載の列
    車運行情報提供システムにおいて、 上記出力装置は、乗客向け案内装置と駅員携帯端末装置
    であり、上記駅端末装置からの列車運行情報を駅構内通
    信回線を介して入手し、無線信号に変換して出力する無
    線装置を具備し、 乗客向け案内装置は、上記駅端末装置からの乗客向け列
    車運行情報を駅構内通信回線を介して入手し、出力を行
    い、 駅員携帯端末装置は、出力部を有し、無線装置からの無
    線信号を受信して上記駅端末装置からの列車運行情報を
    入手して出力することを特徴とする列車運行情報提供シ
    ステム。
  5. 【請求項5】 上記請求項4に記載の列車運行情報提供
    システムにおいて、 上記駅端末装置は、駅員携帯端末装置毎に対して個別の
    情報を出力することを特徴とする列車運行情報提供シス
    テム。
  6. 【請求項6】 上記請求項4または5に記載の列車運行
    情報提供システムにおいて、 上記駅員携帯端末装置は、上記駅端末装置の音声出力の
    情報を駅構内通信回線および無線装置を介して入手し、
    音声を出力することを特徴とする列車運行情報提供シス
    テム。
  7. 【請求項7】 上記請求項4〜6のいずれかに記載の列
    車運行情報提供システムにおいて、 上記駅員携帯端末装置は、入手された音声信号を無線信
    号として出力することを特徴とする列車運行情報提供シ
    ステム。
  8. 【請求項8】 上記請求項4〜7のいずれかに記載の列
    車運行情報提供システムにおいて、 上記駅員携帯端末装置が信号を無線信号として出力し、
    上記無線装置がこの無線信号を受信して、無線信号の情
    報を駅構内通信回線に出力し、上記駅端末装置がこの情
    報を入手して情報管理することを特徴とする列車運行情
    報提供システム。
  9. 【請求項9】 上記請求項8に記載の列車運行情報提供
    システムにおいて、 上記無線装置は無線装置識別情報を付与して駅構内通信
    回線に出力することを特徴とする列車運行情報提供シス
    テム。
  10. 【請求項10】 上記請求項8または9に記載の列車運
    行情報提供システムにおいて、 上記駅端末装置はデータベースを保有しており、上記駅
    員携帯端末装置が要求信号を無線信号として出力し、上
    記駅端末装置がこの無線信号の情報を入手し、上記駅員
    携帯端末装置がデータベースのデータを駅構内通信回線
    および無線装置を介して入手することを特徴とする列車
    運行情報提供システム。
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