JP4833427B2 - 列車情報提供装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、鉄道及び列車に関連する各種情報を携帯情報端末のユーザに対して提供する列車情報提供装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近時、モバイルパソコン、PDA(Personal Digital Assistants)、携帯電話等の携帯情報端末が広く普及し、この携帯情報端末に対して各種情報を提供する情報提供サービスが一般的になりつつある。この情報提供サービスが提供する情報のうち、例えば、鉄道及び列車に関する情報としては、時刻表、乗り換え案内、及び終電案内等の各種情報を携帯情報端末のユーザに提供している。この情報提供サービスにより、携帯情報端末のユーザは、移動しながら前述の各種情報を確認することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の鉄道及び列車に関する情報では、リアルタイムな情報が提供されていなかったため、例えば、信号故障や列車事故等のような予期せぬ事態により列車の遅延が発生した場合に、提供された鉄道及び列車に関する情報が役に立たない場合があった。
【0004】
また、上述の鉄道及び列車に関する情報には、例えば、列車の識別番号(以後、列番と呼ぶ。)、列車の愛称、列車の在線情報、及び鉄道保守情報等の詳細情報が含まれていなかったため、携帯情報端末のユーザにとって分かりやすい名称(列番、或いは愛称)で、目的とする列車に関する詳細情報を知ることはできなかった。
【0005】
本発明の課題は、鉄道及び列車に関する詳細な情報をリアルタイムで携帯情報端末に対して送信することにより、利便性のよい列車情報提供装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
以上のような課題を解決するために請求項1記載の発明は、
列車の運行情報と、ダイヤ情報と、保守作業情報とを管理し、ユーザからの要求に応じてそのユーザの携帯情報端末(例えば、図1に示す携帯情報端末2)に該当する前記情報をリアルタイムで提供する列車情報提供装置(例えば、図1に示す列車情報配信サーバ1)であって、
前記列車情報提供装置は、インターネットを介して前記携帯情報端末に接続し、LANを介して前記情報を提供する運行管理システムとダイヤ管理システム及び保守作業管理システムに接続し、
前記運行管理システムは、列車番号や列車位置を示す列車位置情報及び列車の遅れ時分を示す遅延情報を列車情報提供装置に送信し、
前記ダイヤ管理システムは、列車の出発時刻と行き先及び列車種別の現在運行中の列車のダイヤ情報並びに各駅毎のダイヤ情報を列車情報提供装置に送信し、
前記保守作業管理システムは、保守作業箇所と作業予定日時及び作業目的並びに作業情報登録者を示す登録者名と所属及び携帯電話番号の保守作業計画情報を列車情報提供装置に送信し、
前記列車情報提供装置は、
前記運行管理システムから前記列車位置情報及び前記遅延情報をリアルタイムで受信し、前記ダイヤ管理システムから前記現在運行中の列車のダイヤ情報及び前記各駅毎のダイヤ情報をリアルタイムで受信し、前記保守作業管理システムから前記保守作業計画情報をリアルタイムで受信する情報受信手段と、
前記情報受信手段で受信した前記列車位置情報、前記遅延情報、前記現在運行中の列車のダイヤ情報、前記各駅毎のダイヤ情報及び前記保守作業計画情報と、前記情報受信手段で受信した前記列車位置情報、前記遅延情報、前記現在運行中の列車のダイヤ情報、前記各駅毎のダイヤ情報及び前記保守作業計画情報に基づいて作成される前記携帯情報端末に提供するためのメニュー画面と、を記憶する記憶手段と、
前記列車位置情報と前記遅延情報と前記現在運行中の列車のダイヤ情報と前記各駅毎のダイヤ情報及び前記保守作業計画情報を提供するためのメニュー画面を前記ユーザの前記携帯情報端末に送信する送信手段(例えば、図4に示す伝送制御部14、及び図5に示すステップS2)と、
送信した前記メニュー画面において、前記携帯情報端末のユーザから選択された要求内容を受信する受信手段(例えば、図4に示す伝送制御部14、及び図5に示すステップS3)と、
受信した前記要求内容に対応する前記列車位置情報と前記遅延情報と前記現在運行中の列車のダイヤ情報と前記各駅毎のダイヤ情報と前記保守作業計画情報とのうち少なくともいずれか一以上の情報を抽出する抽出手段(例えば、図4に示すCPU11、図6に示すステップS41、図7に示すステップS51、図8に示すステップS61、及び図9に示すステップS71)と、
前記携帯情報端末から列車及び列車が発車する駅名が指示されると、指示された列車が指示された駅名の駅を出発した際に該携帯情報端末へメールを送信する伝送制御手段と、を備え、
前記送信手段は、抽出された現在の列車走行位置を含む前記列車位置情報と現在の列車走行の遅れ時分を含む前記遅延情報と前記現在運行中の列車のダイヤ情報と前記各駅毎のダイヤ情報と前記保守作業計画情報とのうち少なくともいずれか一以上の情報を前記ユーザの前記携帯情報端末に送信することを特徴としている。
【0007】
この請求項1記載の発明によれば、列車情報提供装置は、列車の運行情報と、ダイヤ情報と、保守作業情報とを管理し、送信手段と、受信手段と、抽出手段とを備えることにより、通信端末に送信したメニュー画面において選択された要求内容に対応する情報を管理している情報の中から抽出して、ユーザの通信端末に送信する。
【0010】
したがって、請求項1記載の発明によって、ユーザからの要求に応じてそのユーザの携帯情報端末に情報を送信するので、この携帯情報端末を保守作業員や駅務員に携帯させ、必要に応じて列車情報を提供することにより、信号故障や列車事故等のような予期せぬ事態により列車の遅延が発生した場合にも迅速に対応できる。
【0011】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の列車情報提供装置において、
メニュー画面は、運行情報、ダイヤ情報、保守作業情報とリンクする情報として在線情報、列車探索情報、現発通知設定情報、或いは保守作業予定情報の階層メニューを設定し、この階層メニューのリンクを辿ることで、前記情報の詳細内容を前記ユーザの前記携帯情報端末に提供することを特徴としている。
【0012】
この請求項2記載の発明によれば、メニュー画面は、運行情報、ダイヤ情報、保守作業情報とリンクする情報として在線情報、列車探索情報、現発通知設定情報、或いは保守作業予定情報等の階層メニューを設定し、この階層メニューのリンクを辿ることで、前記情報の詳細内容を前記ユーザの通信端末に提供する。
【0015】
したがって、請求項2記載の発明によって、携帯情報端末に表示されたメニュー画面に設定された情報のリンクを辿ることにより、その携帯情報端末のユーザはその情報の詳細内容を取得することが容易にできるので、便利である。
【0016】
請求項3記載の発明は、請求項1または2に記載の列車情報提供装置において、
前記送信手段は、前記ユーザの前記携帯情報端末毎に異なる表示画面の形状に応じた表示レイアウトを設定した前記メニュー画面及び前記情報を送信することを特徴としている。
【0017】
この請求項3記載の発明によれば、列車情報提供装置は、その送信手段により、ユーザの通信端末毎に異なる表示画面の形状に応じた表示レイアウトを設定した前記メニュー画面及び前記情報を送信する。
【0020】
したがって、請求項3記載の発明によって、携帯情報端末の表示画面の形状に応じた表示レイアウトで情報を提供でき、携帯情報端末の表示画面の形状がいかなる場合でも、ユーザは見やすい表示により情報を取得できる。
【0021】
請求項4記載の発明は、請求項3記載の列車情報提供装置において、
送信手段は、前記ユーザの前記携帯情報端末が携帯電話である場合に、この携帯電話の表示画面において、縦スクロール操作に応じて閲覧可能となるような表示レイアウトを設定した前記メニュー画面及び前記情報を送信することを特徴としている。
【0022】
この請求項4記載の発明によれば、列車情報提供装置は、その送信手段により、前記ユーザの通信端末が携帯電話である場合に、この携帯電話の表示画面において、縦スクロール操作に応じて閲覧可能となるような表示レイアウトを設定した前記メニュー画面及び前記情報を送信する。
【0025】
したがって、請求項4記載の発明によって、携帯情報端末が携帯電話である場合には、縦スクロール操作に応じて表示情報を閲覧可能にできるので、表示すべき情報が携帯電話の表示画面に入りきらない場合でも、縦スクロール操作に応じて表示内容を動かすことにより、その情報を確認することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、図1〜図14を参照して、本発明を適用した列車情報提供システム100の実施の形態を詳細に説明する。
【0027】
まず、構成を説明する。
図1は、携帯情報端末2のユーザに列車情報を提供する列車情報提供システム100のシステム構成を示す図である。図1において、列車情報提供システム100は、インターネットNを介して接続された列車情報配信サーバ1、及び携帯情報端末2と、列車情報配信サーバ1にLAN等のネットワークを介して情報を提供する運行管理システム3、ダイヤ管理システム4、及び保守作業管理システム5と、により構成されている。
【0028】
なお、図1の列車情報提供システム100において列車情報配信サーバ1は、3つのシステム(運行管理システム3、ダイヤ管理システム4、及び保守作業管理システム5)から情報が提供されることにしたが、この情報を提供するシステム数は特に限定されず、例えば、1つの管理システムにより上述の管理システム3、4、5で管理されている全ての情報を管理し、その情報を列車情報配信サーバ1に対して提供することにしても良い。また、インターネットNは、電話回線網、ISDN回線網、専用線、移動体通信網、通信衛星回線、CATV回線網等の各種通信回線網と、それらを接続するインターネットサービスプロバイダや基地局等を含む。
【0029】
携帯情報端末2は、携帯電話2a、通信機能を備えたノートパソコン2b等を含む携帯可能な端末であり、列車情報配信サーバ1が提供する列車情報提供サイト等へのアクセス機能(例えば、Webブラウザ)、及びメールの送受信機能等を備えている。
【0030】
運行管理システム3は、列車の運行状況を表示する列車運行状況表示装置(Train Information Display)の情報(以後、「TID情報」と呼ぶ。)として、列車番号や列車位置等を示す列車位置情報、及び列車の遅れ時分等を示す遅延情報等を管理している。また、運行管理システム3は、このTID情報を列車情報配信サーバ1に送信する。
【0031】
ダイヤ管理システム4は、列車の出発時刻、行き先、及び列車種別(各駅停車、快速、特急等)等の現在運行中の列車のダイヤデータ、及び各駅毎のダイヤデータを管理している。また、ダイヤ管理システム4は、これらのダイヤデータを列車情報配信サーバ1に送信する。
【0032】
保守作業管理システム5は、保守作業が実施される作業個所、作業予定日時、作業目的、及び作業情報登録者(例えば、作業代表者名)等の保守作業計画データを管理している。この保守作業計画データは、図2に示す登録画面により登録される。
【0033】
図2は上述した保守作業計画データを登録するための登録画面を示す図である。この登録画面には、保守作業が実施される作業個所を示す情報として、「駅間」、或いは「駅名」と、「上り」、「下り」、或いは「上下」の種別と、作業位置を示す具体的なコメント(例えば、軽井沢駅より200M)と、を入力する入力欄と、作業予定日時を示す情報として、作業年月日(日付)と、作業開始時刻と、作業終了時刻と、を入力する入力欄と、作業目的(例えば、定期点検)を入力する入力欄と、作業情報登録者(例えば、作業代表者名)を示す情報として、「登録者名」、「所属」、「携帯電話番号」と、を入力する入力欄と、列車間合いを入力する入力欄と、が設定されている。
【0034】
図3は図2の登録画面において登録された保守作業計画データをデータベース化して一覧表示した管理画面の一例を示す図である。図3の管理画面では、「作業番号」、「作業個所」、及び「作業予定時間」の各項目が一覧表示され、作業の予定を確認することができる。また、この管理画面には、「新規登録」、「編集」、及び「削除」等を夫々指定できるボタンが備えられており、各ボタンの押下により各処理(保守作業計画データの新規登録、登録済みの保守作業計画データの編集、或いは登録済みの保守作業計画データの削除)を実行できる。
【0035】
また、保守作業管理システム5は、図3の管理画面に示した保守作業計画データを列車情報配信サーバ1に送信する。
【0036】
次に、図1に示した列車情報提供システム100を構成する列車情報配信サーバ1の各制御機能の概要について、図4を参照して説明する。
【0037】
図4は、列車情報配信サーバ1の内部構成を示すブロック図である。図4において、列車情報配信サーバ1は、CPU11、表示部12、入力部13、伝送制御部14、RAM15、記憶装置16、及び記録媒体17によって構成されており、記録媒体17を除く各部はバス18によって接続されている。
【0038】
CPU(Central Processing Unit)11は、記憶装置16の記録媒体17内に記憶されているシステムプログラム及び列車情報配信サーバ1に対応する各種アプリケーションプログラムの中から指定されたアプリケーションプログラムをRAM15内に展開し、入力部13から入力される各種指示あるいはそれに応じた各種データをRAM15内に一時的に格納し、この入力指示及び入力データに応じて記憶装置16内に格納されたアプリケーションプログラムに従って各種処理を実行し、その処理結果をRAM15内に格納するとともに、表示部12に表示する。そして、RAM15内に格納した処理結果を入力部13から入力指示される記憶装置16内の記録媒体17の保存先に保存する。
【0039】
また、CPU11は、運行管理システム3からTID情報をリアルタイムで受信し、ダイヤ管理システム4からダイヤデータをリアルタイムで受信し、保守作業管理システム5から保守作業計画データをリアルタイムで受信する。
【0040】
また、CPU11は、インターネットNを介して通信接続された携帯情報端末2に対して各種列車情報を提供するための列車情報提供サイトを開設する。この列車情報提供サイトでは、前述のTID情報、ダイヤデータ、及び保守作業計画データに基づいて各種列車情報が提供される。
【0041】
また、CPU11は、後述する全体処理(図5参照)において、列車情報提供サイトに携帯情報端末2からのアクセスがあると、列車情報(在線表示、列車探索、現発通知設定、及び保守作業等の各項目)を選択させるメニュー画面G1(図10参照)を携帯情報端末2に送信し、メニュー画面G1において選択された項目番号(項目▲1▼〜項目▲4▼の何れか)を受信する。そして、選択された項目番号に対応する画面G2〜G5を要求元の携帯情報端末2に送信し、携帯情報端末2からの入力操作に応じて、より詳細な列車情報を携帯情報端末2に送信する。
【0042】
ここで、列車情報提供サイトは、メニュー画面G1、在線表示画面G2、列車探索画面G3、現発通知設定画面G4、保守作業画面G5、列車ダイヤ画面G21、駅ダイヤ画面G22、列車探索結果画面G31〜G33、現発通知結果画面G41〜G44、保守作業詳細画面G51により構成される(図10〜図14参照)。
【0043】
これらの各画面は、例えば、HTML(Hyper Text Markup Language)やXML(eXtensible Markup Language)といった、携帯情報端末2において閲覧可能な文書データの形式で作成される。また、携帯電話において閲覧可能な形式(C-HTML、WML、HDML)で作成されるものとしてもよい。
各ページの詳細については、図5〜図9のフローチャートの説明とあわせて説明する。
【0044】
表示部12は、液晶表示装置、CRT(Cathode Ray Tube)表示装置等により構成され、CPU11から入力される表示データを表示する。
【0045】
入力部13は、カーソルキー、数字入力キー及び各種機能キー等を備えたキーボードと、ポインティングデバイスであるマウスとを備え、キーボードで押下された押下信号をCPU11に出力するとともに、マウスによる操作信号をCPU11に出力する。
【0046】
伝送制御部14は、インターネットNを介して接続された携帯情報端末2、或いはLAN等のネットワークを介して接続された運行管理システム3、ダイヤ管理システム4、及び保守作業管理システム5等の外部機器、との通信を行うための、モデム(MODEM:MOdulator/DEModulator)またはターミナルアダプタ(TA:Terminal Adapter)、または各種情報を電話等の通信機器によって構成される。
【0047】
また、伝送制御部14は、後述する全体処理(図5参照)において、携帯情報端末2から現発通知設定により列車(例えば、列番)及びこの列車が発車する駅名が指示されると、この携帯情報端末2に対して、この設定で指示された列車が指示された駅を出発した際に、CPU11からの制御信号によりメールを送信する。
【0048】
RAM(Random Access Memory)15は、前述の指定されたアプリケーションプログラム、入力指示、入力データ及び処理結果等を格納するワークメモリエリアを有する。
【0049】
記憶装置16は、プログラムやデータ等が予め記憶された記録媒体17を有しており、記録媒体17は磁気的、光学的記録媒体、若しくは半導体等の不揮発性メモリで構成されている。この記録媒体17は記憶装置16に固定的に設けたもの、若しくは着脱自在に装着するものであり、この記録媒体17には、列車情報配信サーバ1のシステムプログラム、全体処理プログラム、在線表示処理プログラム、列車探索処理プログラム、現発通知設定処理プログラム、保守作業表示処理プログラム、及びこれらのプログラムで処理されたデータ等を記憶する。
【0050】
また、記録媒体17に記憶されたプログラム、データ等は、その一部若しくは全部をサーバやクライアント等の外部機器から、ネットワーク回線等の伝送媒体を介して伝送制御部14から受信して記憶する構成にしてもよく、また、記録媒体17はネットワーク上に構築されたサーバの記録媒体であってもよい。更に、上記プログラムをネットワーク回線等の伝送媒体を介してサーバやクライアントへ伝送してこれらの機器にインストールする様に構成してもよい。
【0051】
また、記憶装置16は、運行管理システム3から受信したTID情報、ダイヤ管理システム4から受信したダイヤデータ、保守作業管理システム5から受信した保守作業計画データ等を記憶している。また、受信したこれらのデータ(TID情報、ダイヤデータ、及び保守作業計画データ)に基づいて作成される各画面に関するデータ等を記憶している。
【0052】
次に、動作を説明する。
後述する各フローチャートに記述されている各機能を実現するためのプログラムは、読み取り可能なプログラムコードの形態で列車情報配信サーバ1の記録媒体17に格納されており、列車情報配信サーバ1のCPU11は該プログラムコードに従った動作を逐次実行する。また、CPU11は伝送媒体を介して伝送される上記プログラムコードに従った動作を逐次実行することもできる。すなわち、記録媒体の他、伝送媒体を介して外部供給されたプログラム/データを利用して本実施の形態特有の動作を実行することもできる。
【0053】
図5〜図9は列車情報配信サーバ1において実行される処理を説明するフローチャートであり、図10〜図14は列車情報配信サーバ1により開設された列車情報提供サイトの各画面を示す図である。
【0054】
図5の全体処理において、列車情報配信サーバ1は、携帯情報端末2を含む外部からのアクセスを待機しており、携帯情報端末2からのアクセスがあると(ステップS1)、列車情報配信サーバ1にて開設した列車情報提供サイトのメニュー画面G1を、その携帯情報端末2に対して送信する(ステップS2)。
【0055】
図10は列車情報提供サイトの画面G1〜G5が携帯電話の表示画面に表示された例を示した図である。このうち、列車情報提供サイトのメニュー画面G1は、このサイトにて行うことのできる各処理へのリンクをメニュー形式に表示しており、各メニュー項目には、「▲1▼在線表示」へのリンクG1a、「▲2▼列車探索」へのリンクG1b、「▲3▼現発通知設定」へのリンクG1c、「▲4▼保守作業」へのリンクG1dが貼られている。
【0056】
携帯情報端末2において、メニュー画面G1が表示され、何れかのリンクG1a〜G1dがポインティングデバイス、或いはカーソルキー等により指示され、メニューの項目番号(▲1▼〜▲4▼の何れか)が選択されると(ステップS3;YES)、列車情報配信サーバ1は選択された項目番号を受信し、その項目番号に対応するリンク先の画面(図10に示す画面G2〜G5の何れか)を記憶装置16から抽出してその携帯情報端末2に対して送信する。
以下、各リンク先の画面で行われる処理についてそれぞれ説明する。
【0057】
メニュー画面G1にて、「▲1▼在線表示」へのリンクG1aが選択された場合には、図6に示す在線表示処理を実行する(ステップS4)。図6の在線表示処理において、列車情報配信サーバ1は、記憶装置16から在線表示画面G2を抽出して携帯情報端末2に送信する(ステップS41)。
【0058】
図11に携帯電話の表示画面に表示された在線表示画面G2及び画面G21〜G23の一例を模式的に示す。このうち、在線表示画面G2は、列車の在線情報を視覚的に表示しており、この在線表示画面G2の表示内容を上下スクロール(縦スクロール)操作に応じて動かし、在線表示画面G23のようにスクロール表示させることで、各駅及び各駅間における各列車の在線情報を全体的に確認できる。
【0059】
また、この在線表示画面G2に表示されている在線中の列番には、「列車ダイヤ表示」へのリンクG2a〜G2d、各駅名には「駅ダイヤ表示」へのリンクG2e〜G2gが貼られている。
【0060】
携帯情報端末2において、この在線表示画面G2が表示され、「列車ダイヤ表示」へのリンクG2a〜G2d、或いは「駅ダイヤ表示」へのリンクG2e〜G2gがポインティングデバイス、或いはカーソルキー等により指示されると(ステップS42;YES)、列車情報配信サーバ1は指示された列番に対応する列車ダイヤ画面G21、或いは指示された駅名に対応する駅ダイヤ画面G22をその携帯情報端末2に対して送信する(ステップS43、S45)。
【0061】
ここで、「列車ダイヤ表示」へのリンクが指示された場合に、列車情報配信サーバ1は、図11に示す列車ダイヤ画面G21を送信する。この列車ダイヤ画面G21は、指示された列番(例えば、列番“3637M”)の列車に対応する在線情報(例えば、田中〜上田に在線)と、遅延情報(例えば、遅延なし)と、指示された列番の列車の始発駅から終着駅までの列車ダイヤ(例えば、小諸(中線)、−:−着10:26発、…等の各ダイヤ)と、が一覧表示されて構成されている。なお、列車ダイヤとして表示されている各駅名には、「駅ダイヤ表示」へのリンクが貼られている。
【0062】
携帯情報端末2において、列車ダイヤ画面G21が表示され、「駅ダイヤ表示」へのリンクが指示されると(ステップS44;YES)、ステップS45に移行する。また、「駅ダイヤ表示」へのリンクが指示されなければ(ステップS44;NO)、図6の在線表示処理を終了し、図5のステップS8に移行する。
【0063】
また、ここで、「駅ダイヤ表示」へのリンクが指示された場合に、列車情報配信サーバ1は、図11に示す駅ダイヤ画面G22を送信する。この駅ダイヤ画面G22は、指示された駅名(例えば、駅名“篠ノ井”)の時刻順の駅ダイヤ(例えば、2648M(上本)、−:−着13:10発、…等の各ダイヤ)が一覧表示されて構成され、この駅ダイヤのうち、各列番には、「駅ダイヤ表示」へのリンクが貼られている。
【0064】
携帯情報端末2において、駅ダイヤ画面G22が表示され、「列車ダイヤ表示」へのリンクが指示されると(ステップS46;YES)、ステップS43に移行する。また、「列車ダイヤ表示」へのリンクが指示されなければ(ステップS46;YES)、図6の在線表示処理を終了し、図5のステップS8に移行する。
【0065】
また、メニュー画面G1にて、「▲2▼列車探索」へのリンクG1bが選択された場合には、図7に示す列車探索処理を実行する(ステップS5)。図7の列車探索処理において、列車情報配信サーバ1は、記憶装置16から列車探索画面G3を抽出して携帯情報端末2に送信する(ステップS51)。
【0066】
図12に携帯電話の表示画面に表示された列車探索画面G3及び列車探索結果画面G31〜G33の一例を模式的に示す。このうち、列車探索画面G3は、探索する列車の「列番」或いは「愛称」の入力の有無をチェックするチェック欄と、このチェック欄でチェックされた列番或いは愛称を入力する入力欄と、を備えている。また、列車探索画面G3には、指示された列車を探索する「探索」へのリンクと、「メニュー画面に戻る」へのリンクと、が貼られている。
【0067】
携帯情報端末2に、列車探索画面G3が表示され、「探索」、或いは「メニューに画面に戻る」へのリンクがポインティングデバイス、或いはカーソルキー等により指示され(ステップS52;YES)、この指示が「メニュー画面に戻る」であれば、図5のステップS2に戻る。
【0068】
また、この指示が「探索」であれば、列車情報配信サーバ1は、列番或いは愛称の入力があるか否かを判別し(ステップS53)、列番或いは愛称の入力がなければ(ステップS53;NO)、入力促進メッセージ(図示省略)を携帯情報端末2に送信して(ステップS54)、ステップS52に戻り、列番或いは愛称の入力があれば(ステップS53;YES)、列車の探索結果を示す列車探索結果画面G31〜G33を携帯情報端末2に送信する(ステップS55〜S57)。
【0069】
なお、ここでは、図12に示すように、探索指示された列車が在線している場合に列車探索結果画面G31が送信され、探索指示された列車が在線していない場合に結果列車探索結果画面G32が送信され、入力欄に入力された列車のダイヤが存在しない場合に列車探索結果画面G33が送信される。
【0070】
また、ここで送信される列車探索結果画面G31には、図12に示すように、「在線位置」へのリンクG31aが貼られており、このリンクG31aが携帯情報端末2のポインティングデバイス、或いはカーソルキー等で指示されることにより、指示された列番の列車が在線している位置へ画面を移動させることができる。なお、列車探索結果画面G31〜G33で表示される駅名、列番等の各情報にもリンクが貼られており、前述した「列車ダイヤ」及び「駅ダイヤ」へのリンクと同様にリンク先に移動することができるが、ここでは詳細な説明を省略する。
【0071】
そして、携帯情報端末2から、列車探索結果画面G31において前述のリンクへの指示があれば(ステップS58;YES)、そのリンク先の画面を送信する。また、リンク先の指示がなければ(ステップS58;NO)、図2のステップS8に移行する。
【0072】
また、メニュー画面G1にて、「▲3▼現発通知設定」へのリンクG1cが選択された場合には、図8に示す現発通知設定処理を実行する(ステップS6)。図8の現発設定処理において、列車情報配信サーバ1は、記憶装置16から現発通知設定画面G4を抽出して携帯情報端末2に送信する(ステップS61)。
【0073】
図13に携帯電話の表示画面に表示された現発通知設定画面G4及び現発通知結果画面G41〜G44の一例を模式的に示す。このうち、現発通知設定画面G4は、現発通知設定を行う列車の「列番」或いは「愛称」の入力の有無をチェックするチェック欄と、このチェック欄でチェックされた列番或いは愛称を入力する入力欄と、その列車の発車駅名を指定する指定欄と、現発通知を送信するメールアドレスを入力する入力欄と、を備えている。また、現発通知設定画面G4には、現発通知の設定要求を行う「通知要求」へのリンクと、「メニュー画面へ戻る」へのリンクと、が貼られている。
【0074】
携帯情報端末2に、現発通知設定画面G4が表示され、「通知要求」、或いは「メニュー画面に戻る」へのリンクがポインティングデバイス、或いはカーソルキー等により指示され(ステップS62;YES)、この指示が「メニュー画面に戻る」であれば、図5のステップS2に戻る。
【0075】
また、「通知要求」が指示された場合に、列車情報配信サーバ1は、現発通知の設定ができれば(ステップS63;YES)、現発通知結果画面G41を送信して(ステップS64)、図5のステップS8に戻り、現発通知が設定できなければ(ステップS63;NO)、エラー内容に応じた画面(図13の現発通知結果画面G42〜G44の何れか)を送信する(ステップS65)。
【0076】
図13に示すように、現発通知結果画面G41は、現発通知が設定できた場合にその旨を示すメッセージを付加した画面の一例であり、現発通知結果画面G42は、未入力項目がある場合にその旨を示すエラーメッセージを付加した画面の一例であり、現発通知結果画面G43は、列番が不正に入力された場合にその旨を示すエラーメッセージを付加した画面の一例であり、現発通知結果画面G44は、メールアドレスが不正に入力された場合にその旨を示すエラーメッセージを付加した画面の一例である。
【0077】
また、現発通知結果画面G42〜G44には、現発通知設定画面へ戻るためのリンクが貼られており、このリンクがポインティングデバイス、或いはカーソルキー等で指示された場合は(ステップS66;YES)、ステップS61に戻る。
【0078】
また、メニュー画面G1にて、「▲4▼保守作業表示」へのリンクG1dが選択された場合には、図9に示す保守作業表示処理を実行する(ステップS7)。図9の保守作業表示処理において、列車情報配信サーバ1は、記憶装置16から保守作業画面G5を抽出して携帯情報端末2に送信する(ステップS71)。
【0079】
図14に携帯電話の表示画面に表示された保守作業画面G5及び保守作業詳細画面G51の一例を模式的に示す。このうち、保守作業画面G5は、本日分及び翌日分の保守作業データ等を一覧表示する。また、この保守作業データは、作業日、作業時間、或いは駅・区間等により絞り込み表示機能へのリンクが貼られている。また、保守作業画面G5には、各保守作業データ毎に「詳細」へのリンクが貼られており、携帯情報端末2に、この保守作業画面G5が表示され、選択された保守作業データに対応する「詳細」へのリンクがポインティングデバイス、或いはカーソルキー等により指示されると(ステップS72;YES)、指示された保守作業の詳細を示す保守作業詳細画面G51を携帯情報端末2に送信し、図5のステップS8に移行する。
【0080】
そして、図5のステップS8において、列車情報配信サーバ1は、携帯情報端末2から切断要求があるか否かを判別し、切断要求がなければ(ステップS8;NO)、ステップS2に戻り、切断要求が有れば(ステップS8;YES)、本全体処理を終了する。
【0081】
以上のように、列車情報配信サーバ1は、運行管理システム3、ダイヤ管理システム4、及び保守作業管理システム5から受信したTID情報、ダイヤデータ、及び保守作業計画データに基づいて各種列車情報が提供する列車情報提供サイトを開設する。そして、この列車情報提供サイトに携帯情報端末2からのアクセスがあると、列車情報(在線表示、列車探索、現発通知設定、及び保守作業等の各項目)を表示した各画面を送信し、携帯情報端末2からの入力操作に応じて各画面に貼られているリンクに対応する画面を送信し、より詳細な列車情報(例えば、駅ダイヤ、列車ダイヤ、保守詳細等)の画面を携帯情報端末2に送信する。
【0082】
また、列車情報配信サーバ1は、携帯情報端末2に送信した画面において、入力された列車の列番、または愛称に基づいて指示された列車を探索し、その結果をこの携帯情報端末2に送信する。
【0083】
また、列車情報配信サーバ1は、携帯情報端末2から現発通知の設定要求があれば、設定項目を確認し、この現発通知が設定できた場合には指示された列車が指示された駅を出発した際に、この携帯情報端末2に対してメールを送信する。
【0084】
したがって、列車情報配信サーバ1は、運行管理システム3、ダイヤ管理システム4、保守作業管理システム5から受信したリアルタイムな列車情報を携帯情報端末2に対して送信することができるので、これらの情報サービスにアクセス可能な携帯情報端末2(携帯電話)を保守作業員や駅務員に携帯させれば、信号故障や列車事故等のような予期せぬ事態により列車の遅延が発生した場合にも迅速に対応できる。
【0085】
また、列車情報配信サーバ1が提供する情報には、列車の列番、列車の愛称、列車の在線情報、及び保守作業情報等のような詳細情報が含まれているため、携帯情報端末2のユーザにとって分かりやすい名称(列番、或いは愛称)で、目的とする列車に関する情報を検索でき、ユーザのニーズに応じた列車の詳細情報を提供できる。
【0086】
例えば、保守作業員や駅務員は、なじみ深い列車の列番或いは愛称で、目的とする列車の在線等を確認できるため、目的とする列車情報が迅速に取得できる。また、例えば、列車の列番或いは愛称になじみの薄い一般のユーザは、携帯情報端末2の表示画面に列車の在線情報を表示させて列車の遅延を確認したり、この表示画面で駅名を指定して希望する駅のダイヤを一覧表示させることができるので列車の運行情報をリアルタイムで確認でき便利である。
【0087】
また、列車情報配信サーバ1は、携帯情報端末2からの要求により現発通知設定がされていれば、指示された列車が指示された駅を発車した際にメールで通知できるので、携帯情報端末2のユーザが知りたい情報を知りたい時に通知できる。
【0088】
なお、上述の実施の形態では、携帯情報端末2に送信したメニュー画面G1において、メニューの項目番号(▲1▼〜▲4▼の何れか)が指示された場合に、このメニュー画面G1に貼られたリンクに対応する画面を送信することにしたが、送信する情報が一般向けでない場合には、セキュリティの確認をすることにしても良い。例えば、保守作業に関する情報(画面)を送信する場合は、送信前にユーザの認証を行うことにしても良い。
【0089】
また、本実施の形態では、携帯情報端末2の表示画面において表示される表示内容は上下スクロール(縦スクロール)操作に応じて動かされることにしたが、これに限定されず、左右スクロール(横スクロール)操作に応じて動かされることにしても良い。
【0090】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、ユーザからの要求に応じてそのユーザの携帯情報端末に情報を送信するので、この携帯情報端末を保守作業員や駅務員に携帯させ、必要に応じて列車情報を提供することにより、信号故障や列車事故等のような予期せぬ事態により列車の遅延が発生した場合にも迅速に対応できる。
【0091】
請求項2記載の発明によれば、携帯情報端末に表示されたメニュー画面に設定された情報のリンクを辿ることにより、その携帯情報端末のユーザはその情報の詳細内容を取得することが容易にできるので、便利である。
【0092】
請求項3記載の発明によれば、携帯情報端末の表示画面の形状に応じた表示レイアウトで情報を提供でき、携帯情報端末の表示画面の形状がいかなる場合でも、ユーザは見やすい表示により情報を取得できる。
【0093】
請求項4記載の発明によれば、携帯情報端末が携帯電話である場合に、その表示画面に表示すべき情報が入りきらない場合でも、縦スクロール操作に応じて表示内容を動かすことにより、その情報を確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】列車情報提供システム100のシステム構成を示す図である。
【図2】保守作業計画データの登録画面を示す図である。
【図3】保守作業計画データの管理画面の一例を示す図である。
【図4】列車情報配信サーバ1の内部構成を示すブロック図である。
【図5】全体処理の流れを示すフローチャートである。
【図6】在線表示処理の流れを示すフローチャートである。
【図7】列車探索処理の流れを示すフローチャートである。
【図8】現発通知設定処理の流れを示すフローチャートである。
【図9】保守作業表示処理の流れを示すフローチャートである。
【図10】列車情報提供サイトの画面G1〜G5の表示例を示した図である。
【図11】画面G2及び画面G21〜G23の画面構成を模式的に示す図である。
【図12】列車探索画面G3及び列車探索結果画面G31〜G33を模式的に示す図である。
【図13】現発通知設定画面G4及び現発通知結果画面G41〜G44を模式的に示す図である。
【図14】保守作業画面G5及び保守作業詳細画面G51を模式的に示す図である。
【符号の説明】
1 列車情報配信サーバ
11 CPU
12 表示部
13 入力部
14 伝送制御部
15 RAM
16 記憶装置
17 記録媒体
18 バス
2 携帯情報端末
2a 携帯電話
2b ノートパソコン
3 運行管理システム
4 ダイヤ管理システム
5 保守作業管理システム
100 列車情報提供システム
G1 メニュー画面
G2 在線表示画面
G3 列車探索画面
G4 現発通知設定画面
G5 保守作業画面
N インターネット
Claims (4)
- 列車の運行情報と、ダイヤ情報と、保守作業情報とを管理し、ユーザからの要求に応じてそのユーザの携帯情報端末に該当する前記情報をリアルタイムで提供する列車情報提供装置であって、
前記列車情報提供装置は、インターネットを介して前記携帯情報端末に接続し、LANを介して前記情報を提供する運行管理システムとダイヤ管理システム及び保守作業管理システムに接続し、
前記運行管理システムは、列車番号や列車位置を示す列車位置情報及び列車の遅れ時分を示す遅延情報を列車情報提供装置に送信し、
前記ダイヤ管理システムは、列車の出発時刻と行き先及び列車種別の現在運行中の列車のダイヤ情報並びに各駅毎のダイヤ情報を列車情報提供装置に送信し、
前記保守作業管理システムは、保守作業箇所と作業予定日時及び作業目的並びに作業情報登録者を示す登録者名と所属及び携帯電話番号の保守作業計画情報を列車情報提供装置に送信し、
前記列車情報提供装置は、
前記運行管理システムから前記列車位置情報及び前記遅延情報をリアルタイムで受信し、前記ダイヤ管理システムから前記現在運行中の列車のダイヤ情報及び前記各駅毎のダイヤ情報をリアルタイムで受信し、前記保守作業管理システムから前記保守作業計画情報をリアルタイムで受信する情報受信手段と、
前記情報受信手段で受信した前記列車位置情報、前記遅延情報、前記現在運行中の列車のダイヤ情報、前記各駅毎のダイヤ情報及び前記保守作業計画情報と、前記情報受信手段で受信した前記列車位置情報、前記遅延情報、前記現在運行中の列車のダイヤ情報、前記各駅毎のダイヤ情報及び前記保守作業計画情報に基づいて作成される前記携帯情報端末に提供するためのメニュー画面と、を記憶する記憶手段と、
前記列車位置情報と前記遅延情報と前記現在運行中の列車のダイヤ情報と前記各駅毎のダイヤ情報及び前記保守作業計画情報を提供するためのメニュー画面を前記ユーザの前記
携帯情報端末に送信する送信手段と、
送信した前記メニュー画面において、前記携帯情報端末のユーザから選択された要求内容を受信する受信手段と、
受信した前記要求内容に対応する前記列車位置情報と前記遅延情報と前記現在運行中の列車のダイヤ情報と前記各駅毎のダイヤ情報と前記保守作業計画情報とのうち少なくともいずれか一以上の情報を抽出する抽出手段と、
前記携帯情報端末から列車及び列車が発車する駅名が指示されると、該携帯情報端末に指示された列車が指示された駅名の駅を出発した際にメールを送信する伝送制御手段と、を備え、
前記送信手段は、抽出された現在の列車走行位置を含む前記列車位置情報と現在の列車走行の遅れ時分を含む前記遅延情報と前記現在運行中の列車のダイヤ情報と前記各駅毎のダイヤ情報と前記保守作業計画情報とのうち少なくともいずれか一以上の情報を前記ユーザの前記携帯情報端末に送信することを特徴とする列車情報提供装置。 - 前記メニュー画面は、前記運行情報、前記ダイヤ情報、前記保守作業情報とリンクする情報として在線情報、列車探索情報、現発通知設定情報、或いは保守作業予定情報の階層メニューを設定し、この階層メニューのリンクを辿ることで、前記情報の詳細内容を前記ユーザの前記携帯情報端末に提供することを特徴とする請求項1記載の列車情報提供装置。
- 前記送信手段は、前記ユーザの前記携帯情報端末毎に異なる表示画面の形状に応じた表示レイアウトを設定した前記メニュー画面及び前記情報を送信することを特徴とする請求項1または2に記載の列車情報提供装置。
- 前記送信手段は、前記ユーザの前記携帯情報端末が携帯電話である場合に、この携帯電話の表示画面において、縦スクロール操作に応じて閲覧可能となるような表示レイアウトを設定した前記メニュー画面及び前記情報を送信することを特徴とする請求項3記載の列車情報提供装置。
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