JP4645981B2 - 運行ダイヤ管理装置及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、バス・航空機・列車などの運行ダイヤを管理するためのシステムに関し、特に、運行ダイヤ改正時での操作性を向上させる運行ダイヤ管理装置及びプログラムに関するものである。
従来よりバス・航空機・列車などの運送機材を運行する輸送機関では、運行ダイヤを作成し当該運行ダイヤに沿って運送機材を運行している。また、臨時運行など既存運行ダイヤに載っていない便を運行する際には、既存運行ダイヤに追加や修正を行い対応している。近年は運行ダイヤを作成したり管理したりする際にはコンピュータ資源の支援を受けた運行ダイヤ作成装置や運行ダイヤ管理装置が用いられ、作成時・運用時の効率化が図られている。以下、列車の運行を例に説明する。
ところで、臨時列車などの突発的な追加や修正とは違い、定期列車ダイヤは、適当なタイミングで大幅な改正作業も行われる。一般的にはこのようなダイヤ改正による大幅なダイヤの変更では、運行日や改正日を境に前日まで使用している列車ダイヤから、修正後・改正後の列車ダイヤに切り替わる。つまり乗務員や駅係員はそれまで使用している列車ダイヤから改正後の列車ダイヤに頭を切り換えて各作業を行う必要がある。以下、特に断りが無い限り列車ダイヤ上の情報追加・修正を含めて「ダイヤ改正」と記載する。また、改正前の列車ダイヤを「現列車ダイヤ」、改正後の列車ダイヤを「改列車ダイヤ」と記載する。
このようなダイヤ改正時の現列車ダイヤと改列車ダイヤとの関係について、改正前後の比較(以下、‘現改比較'と記載する)をして変更があった列車に対しての乗務員の割付を行うことにより乗務員の混乱を低減するという技術が開示されている(例えば特許文献1、特許文献2を参照)。現改比較結果で、列車ダイヤに改正がなかった場合、現列車データの内容を改列車データの内容にコピーして、乗務員の割付を行うというものである。
特開平10−175550号公報 特開2002−264813号公報
列車ダイヤはその情報量が少なければ人間にとって分りやすい構成となるが、近年のダイヤの過密化や「特急」「急行」「普通」など様々な種別の列車が設定されてきたため列車ダイヤは非常に複雑になってきている。従って列車ダイヤ作成時に複雑なダイヤ編成を行なわなければならないだけでなく、完成した列車ダイヤを実際に使用する乗務員や駅係員も入手した列車ダイヤを理解することに時間がかかるようになってきている。
一方で、ダイヤ改正は、現列車ダイヤを元に多少の変更を施すことによって行うことが多い。全面的に大幅な改正が行われる場合であっても、例えば「特急」「急行」「普通」などの運転間隔や待ち合わせ駅などがそれほど変わらず、全体的に時刻が分単位で変更されるケースや、あるいは逆にある駅での到着番線だけが変更になる様な場合も少なくない。つまり、乗務員などからしてみれば、現列車ダイヤに対して、時刻、番線や線路だけが多少変更になるような改列車ダイヤであれば列車ダイヤそのものの構成について新たに理解する必要はなく、変更された事項だけを把握することで、改列車ダイヤを簡単に理解できることがある。
また単に時刻情報だけではなく、駅や線区などの設備情報も同時に改列車ダイヤに切り替わるため乗務員や駅係員は時刻情報だけではなく、設備情報の改正についても理解する必要がある。この設備情報も現列車ダイヤと改列車ダイヤとでは共通点がある部分が多いが、これらの共通情報も改列車ダイヤ上では明示的にされているわけではない。
しかしながら上記のとおり従来から行われてきているダイヤ改正では、ダイヤ改正日を境に現列車ダイヤと改列車ダイヤが切り替わるということが前提となっている。従って乗務員や駅係員は、改列車ダイヤのどこが現列車ダイヤと共通している部分で、何処が共通していない部分であるかをシステム上で把握することすらできない。このように、本来であればより効率的に改列車ダイヤを理解できるようなダイヤ改正の内容であっても、乗務員や駅係員はそれを知らずに改列車ダイヤを理解しなければならないという問題がある。
また、乗務員や駅係員は列車ダイヤとは別に、業務では帳票類を使用している。例えば乗務員であれば自身の乗務区間に関する列車の情報を記した携帯時刻表、駅係員であれば駅に発着する列車の情報を記した運転状況表などである。これらの帳票類はダイヤ改正と共に改訂しなければならないが、従来は現列車ダイヤと改列車ダイヤとで共通部分があって本来なら再利用できる部分があるにも拘らず、全面的に刷新していた為ダイヤ改正に伴う業務を増加させる一因ともなっていた。
更に、ダイヤ改正では改正日を境に現列車ダイヤと改列車ダイヤが切り替わるため、改正日を跨って運行されるようなダイヤを組むことが出来ないという問題もあった。従って本来であれば連続的に複数日に跨る形で編成したいという要望があったとしても、あえて現列車ダイヤと改列車ダイヤとは別の列車ダイヤとして作成し、両方のダイヤを見比べつつ、改正前後の日については、更に別途ダイヤを作成している。
更に別の問題として、列車ダイヤに組み込まれている駅や線区などの設備情報を変更する作業もダイヤ改正にあわせて行わなければならなかったが、実務上は列車ダイヤ上の設備情報の変更は随時行いたいという要望があった。
このように、列車ダイヤは(1)定期・不定期で改正が行われる、(2)運行本数と設備箇所が増えると非常に複雑になる、(3)列車情報(運送機材情報)と設備情報はダイヤ改正で部分的に変わることが多い、(4)列車情報と設備情報は非同期的に変更されることがあるなどの性質を持ち、他に類を見ない取扱いにくい情報媒体であるという特徴を持つといえる。
本発明は、上記のような問題に基づくものであり、その第一の目的は、現運行ダイヤと改運行ダイヤとの間の差異を明示的に提示できるようにして、乗務員や駅係員が改運行ダイヤを効率的に理解しやすくできる、或はダイヤ改正に伴う帳票類の改訂作業の負荷低減を図れるようにする運行ダイヤ管理装置及びプログラムを提供することである。
また、本発明の第二の目的は、ダイヤ改正日を跨って運行するダイヤ編成を可能とし、あわせて運送機材情報と設備情報とが非同期で変更したいときでもそれぞれが任意のタイミングで変更可能とする運行ダイヤ管理装置及びプログラムを提供することである。
上記の課題を解決するための請求項1に記載の発明は、輸送機関の運行ダイヤを管理するための装置であって、1運行単位或は1設備単位で有効期限情報を含んだ運行ダイヤ情報を格納するためのダイヤ情報格納手段と、ユーザからの要求情報を受信してダイヤ情報格納手段に格納された運行ダイヤ情報からユーザの要求する運行データを抽出する処理を行うユーザ要求管理手段とを備え、ユーザ要求管理手段は、ユーザからの要求情報の中に、運行ダイヤの運用期間に関する情報が含まれている場合には、運用期間に於いて有効期限情報が有効である運行ダイヤ情報を抽出することを特徴とするものである。
上記の課題を解決するための請求項2に記載の発明は、輸送機関の運行ダイヤを管理するための装置であって、1運行単位或は1設備単位で有効期限情報を含んだ運行ダイヤ情報を格納するためのダイヤ情報格納手段と、ダイヤ情報格納手段に格納された運行ダイヤ情報の中の有効期限情報を監視し、有効期限が有効である運行ダイヤ情報だけを抽出する有効期限管理手段とを備え、運用中の運行ダイヤを表示する際には、有効期限管理手段で抽出された有効期限が有効である運行ダイヤ情報に基づいて運行データなどの表示を行うことを特徴とするものである。
上記の課題を解決するための請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の運行ダイヤ管理装置であって、有効期限管理手段は、ダイヤ情報格納手段に格納された有効期限が有効である運行ダイヤ情報と無効である運行ダイヤ情報とを判別し、有効期限が有効である運行ダイヤ情報に基づく第1の運行ダイヤと、有効期限が無効である運行ダイヤ情報に基づく第2の運行ダイヤとを同じ画面上に出力することを特徴とするものである。
上記の課題を解決するための請求項4に記載の発明に係るプログラムは請求項1乃至3の何れか1項に記載の各手段の処理をコンピュータに実行させるためのものである。
本発明によれば、運行ダイヤ情報は論理的に1つのダイヤ情報格納部に、1運行単位或は1設備単位で有効期限情報を含んだ運行ダイヤ情報を格納するようにした。これにより現運行ダイヤと改運行ダイヤ両方がデータとして蓄積され、ユーザの要求によってどの運行ダイヤを抽出するかという選択が容易に出来るようになる。
また、本発明によれば、過去或は将来の運行ダイヤなど時間軸上で運用期間が異なる運行ダイヤを比較表示することができるので、ダイヤ改正前であれば、改正日以降の運行ダイヤを予め理解しておくことの支援となり、ダイヤ改正後であれば、これまで慣れてきた運行ダイヤとの比較により改正点を容易に見つけだすことの支援ができるようになる。
さらに、本発明によれば、運行ダイヤ情報を1運行単位或は1設備単位で有効期限情報を含んだ運行ダイヤ情報として格納しているため、表示目的に応じた運行ダイヤの表示を簡単にできるだけでなく、日を跨って運行される1運行単位のダイヤの扱いが柔軟になる。
加えて、本発明によれば、運行ダイヤ情報を1運行単位或は1設備単位で有効期限情報を含んだ運行ダイヤ情報として格納しているため、運送機材と設備とを必ずしも同時に改正する必要がなく、例えば設備情報だけを変更したい場合に任意のタイミングで変更が可能となる。
以下、本発明を適用した好適な実施形態を、添付図面を参照しながら詳細に説明する。本実施の形態でも列車ダイヤを例に説明するが、列車に限らずバスや航空機など、運行ダイヤを用いて運送機材や設備の運用管理がなされるものに適用できる。
図1は、本発明の第一の実施形態に係る運行ダイヤ管理装置の構成を概略的に示した図である。図1において、運行ダイヤ管理装置10は、有効期限管理部11と、ダイヤ情報格納部12と、ユーザ要求管理部13、出力部14と、入力部15、ネットワークインターフェイス16等から構成される。運行ダイヤ管理装置10は、ワークステーションやパーソナルコンピュータなどのコンピュータで構成されるものであって、出力部14は画面表示を行うCRT、LCD、印刷用のプリンターなどの機器であり、入力部15はキーボードやマウスなどの機器である。
有効期限管理部11は本願発明の特徴部の1つであり、コンピュータのメモリ上で機能する。そしてダイヤ情報格納部12は、ハードディスクドライブなどの記憶装置であり、物理的に運行ダイヤ管理装置10の内部に備わっていてもよく、或いはネットワーク150上で接続されている記憶装置であっても良い。
図2は、ダイヤ情報格納部12に格納されている列車ダイヤに関する列車情報120を表したものである。列車情報120は、運行される1列車単位で1つのレコードとして格納される。図2では列車番号1001Mの列車について表示した例である。「列車番号」欄には、この列車の運行番号が記録されている。「有効期限」欄には、この列車番号1001Mの列車ダイヤ情報の有効期限として使用開始日付情報と使用終了日付情報が記録されている。詳細は後述する。「駅名」欄には、列車番号1001Mの列車が着発・通過する駅名が列車の運転経路順に記録されており、それぞれの駅での到着・出発・通過時刻、着発番線や途中の線路名などが対応して記載されている。
一般的に列車ダイヤはスジ呼ばれる単位で1つの運行が定義される。図3は、本願発明のダイヤ情報格納部12に格納されている列車番号1001Mの列車情報120に基づいて表現されるスジデータ(運行データ)を示す一例であり、横軸は時刻を示し、縦軸は駅を示している。すなわち、スジとは、列車ダイヤを図に表わしたときの折れ線状の線をいう。この例では列車番号1001Mの列車は、21時にa駅を発車し、22時にb駅に到着する。b駅で1時間停車の後23時にb駅を発車し23時30分頃にc駅を通過後、午前0時頃d駅に到着する。d駅では2時間停車して午前2時頃発車して、午前3時にe駅に到着して運行を終了している。
列車情報120内の「有効期限」欄は本願発明における列車ダイヤ情報が持つ特徴であり、列車情報120で定義されたスジデータを採用する時期を決定する情報である。図2の列車番号1001Mの場合、有効期限は「2002年4月1日〜2004年3月31日」と定義されている。これは、2004年4月1日から改列車ダイヤが使用開始する予定で、そのタイミングでこの列車番号1001Mの列車の運行が廃止されることを予定している例である。
有効期限管理部11は、ダイヤ情報格納部12に格納されている列車情報120に記録されている情報に基づいて有効期限の管理を行う。有効期限管理部11は、列車情報120に記録された各スジデータの有効期限を常に監視し、有効期限に達したスジデータを翌営業日では運行ダイヤ上で無効化する。但し、すぐにはダイヤ情報格納部12から情報を削除することはしない。例えば上記のように2004年4月1日にダイヤ改正が予定されている場合、ダイヤ情報格納部12等に次のダイヤ改正が2004年4月1日である旨が登録される。有効期限管理部11は、この登録されたダイヤ改正日で期限を迎えた列車番号1001Mについては、翌日の運行ダイヤでは表示されないようにするなどして無効化する。
また、ダイヤ改正とは関係なく有効期限が「2004年3月1日〜2004年3月20日」などと定義された臨時列車などでも同様に期限管理がなされるが、上記同様に有効期限が過ぎてもすぐにダイヤ情報格納部12から情報を削除することはしない。更に、ダイヤ改正後も引き続き運行される列車の場合、有効期限の終了日は無限大等を示す日付または符号を格納しておく。
このように本願発明では現列車ダイヤと改列車ダイヤを1つの運行ダイヤとして捉えて扱うことを特徴としている。つまり、従来であれば現列車ダイヤと改列車ダイヤとが改正日を挟んで切り替えられていたが、本願ではデータは論理的に1つのダイヤ情報格納部12に格納し、運行上差異があるスジデータについては有効期限管理を行うというものである。従って現列車ダイヤと改列車ダイヤ両方がデータとして蓄積されており、ユーザの要求によってどの列車ダイヤを抽出するかという選択が容易に出来るようになる。
運行ダイヤ管理装置10内のユーザ要求管理部13は、入力部15或はネットワーク150を介して入力されたユーザからの要求を分類して列車ダイヤの抽出などの処理を行う機能である。例えばダイヤ改正日が2004年4月1日である場合に、ユーザである乗務員が現列車ダイヤと改列車ダイヤとを比較して表示したい場合がある。そのような時は、「路線名」「時間帯」「区間」「列車番号」など任意の選択肢で比較したい範囲を設定し、列車ダイヤ管理装置10へ検索要求する。以下ユーザ要求による列車ダイヤの表示の一例を図4のフローチャート200を用いて説明する。
例えばユーザが使用しているコンピュータの画面上に現在運用されている列車ダイヤの図3のようなスジデータ或はそれ以外の情報が表示されている時に、ユーザが過去或は将来の列車ダイヤ情報を知りたいという時には、「路線名」「時間帯」「区間」「列車番号」「列車種別」「出力形式」など任意の項目について指定して要求データとして入力/送信する。この要求データを運行ダイヤ管理装置10内のユーザ要求管理部13が受信する(ステップ201)。
この受信した要求データについてユーザ要求管理部13は、「路線名」「時間帯」「区間」「列車番号」「列車種別」などユーザが指定した項目の内容を分析する(ステップ202)。ここで言う分析とは指定された項目がAND条件であるとかなど次のステップ203での検索を行う為の前処理である。続いてユーザの要求データ分析結果に基づいてダイヤ情報格納部12に対して検索処理を行う(ステップ203)。この検索処理は一般的なデータベース検索と同様に行われる。
ステップ203による検索の結果が得られたら、ユーザ要求管理部13は、要求データとして受信したユーザの希望する「出力形式」で検索結果を出力する(ステップ204)。出力形式は様々な形態が考えられる。例えば現列車ダイヤと改列車ダイヤとを同一画面に並べて表示したり、現列車ダイヤと改列車ダイヤとで差異あった部分だけ表示したりするということも出来る。
この様に、列車情報120(スジデータ)毎に有効期限の情報を設け、有効期限管理部11が有効期限管理を行うようにしたことで、ユーザである乗務員や駅係員は自分で見たい範囲の見たいスジデータを指定して過去或は将来の列車ダイヤと比較表示することができるようになった。ダイヤ改正前であれば、改正日以降の改列車ダイヤを予め理解しておくことの支援となり、ダイヤ改正後であれば、これまで慣れてきた現列車ダイヤとの比較により改正点を容易に見つけだすことの支援ができるようになった。特に、現列車ダイヤと改列車ダイヤとで全く変更が成されていないスジデータについては一目瞭然で確認出来るようになった。
なお、この例では、列車番号1001Mの列車は2004年3月31日をもって運行が廃止されるという形態であったが、例えば列車番号は変わらないが、2004年4月1日以後は一部の駅での着発時刻だけがかわるという場合がある。このような場合は図2で示した列車番号1001Mの列車情報120と重複して、有効期限の開始日情報が2004年4月1日となった同一の列車番号1001Mの列車情報120をダイヤ情報格納部12に格納しておく。つまり、同一の列車番号の列車情報120が複数のレコードとしてダイヤ情報格納部12内に存在し得るよう構成されている。列車情報120にはそれぞれ図示しないレコード固有のIDが付与されて記録されているため、1つ1つが区別できるようになっている。
例えば上記ステップ204において、着発時刻だけが改正された列車について現列車ダイヤと改列車ダイヤとを同一画面に並べて表示するようユーザから要求された場合、図5に示すように表示できる。図5の上段に表示されているスジデータは図3と同一のものであり、下段は2004年4月1日付けダイヤ改正後の同一列車番号1001Mの列車ダイヤである。このように比較表示が可能となるため、列車番号1001Mの列車は、ダイヤ改正前後で、1時30分以降のダイヤが変更されることが一目瞭然で確認出来るようになる。
なお、図5では説明を簡素化するために列車番号1001Mだけが表示されているが、例えば同一時間帯に運行されている別の列車番号のスジデータを同時に表示しても良い。
次に、設備情報に有効期限を設定する例について示す。図6はダイヤ情報格納部12に格納された設備情報130を示すものである。設備情報130は、駅や線区に関する情報を1設備単位で1つのレコードとして格納される。1設備単位とは、列車の運行に関係のある設備の一単位、例えば、駅や線番などをいう。図6では、aaaa駅について表示した例である。「駅番号」欄には、このaaaa駅のID番号‘20050’が記録されている。「有効期限」欄には、このaaaa駅の設備情報の有効期限として使用開始日付情報と使用終了日付情報が記録されている。「駅名」欄には、このaaaa駅の正式な駅名「aaaa」が記録されている。「携帯時刻表駅名」欄には、乗務員等が携帯する小型の時刻表など駅名記載スペース上短縮表示したい時の駅名「aa」が記録されている。その他設備に関するデータを任意に記録する。
有効期限の取扱いについては上記列車情報120と同様に処理される。例えば、任意の日付で駅名を「aaaa」から「aaab」と変更し、これにあわせて携帯時刻表駅名を「aa」から「ab」に変更する場合、駅番号‘20050’の設備情報130を駅名変更前と変更後の2レコード設定し、変更日にあわせて有効期限を設定する。このようにすることで、ユーザが任意に指定した日のダイヤ表示をしたときに、aaaa駅の駅名変更前のダイヤを表示すると「aaaa」、駅名変更後のダイヤを表示すると「aaab」と表示することができて混乱を防止できると共に、携帯時刻表のデータもaaaa駅の駅名変更だけを自動的に行なえるため業務効率が飛躍的に向上できる。
更に詳細に設備情報130の有効期限について説明する。図7は設備情報130のとして、駅の番線に拘る情報について記録されている例を示すものであり、番線1つに対して1つのレコード(図7ではテーブルの1列が1レコードを示す)が記録されている。
図7では、各レコードの一行目に「駅番号」欄に同一の駅番号‘20050’が示されており、3つのレコードが同一の駅の番線情報であることが示されている。この「駅番号」欄は、上記駅単位の設備情報130の「駅番号」欄とリンクが張られており、双方の設備情報130が関連付けて格納されている。
図7の2行目は「駅名」欄であり、上記リンクに基づいて正式な駅名を表示されている。図7の3行目は「番線番号」欄、4行目は「番線名」であり、「番線番号」は「列車番号」や「駅番号」と同様のIDコードで、「番線名」が実際の番線表示を記録している。現在この駅の三番線は使用されていないが、2004年4月1日から使用を開始する予定である。そこで、図7の「番線名」‘(3)’の5行目には、使用開始日として、2004年4月1日と設定されている。従って、この日以降は新たな番線使用が開始できるようになる。
以上のように、設備情報130は駅単位や番線単位などのように、任意の単位で作成し、それぞれに有効期限を持たせることによって、列車情報120と同様に有効期限管理が成されて、改正日等で一斉にデータを入れ替える必要がなく、また乗務員等の要望に柔軟に対応したダイヤ表示を実現できるものである。
次に、本発明の第二の実施形態について説明する。第二の実施形態における運行ダイヤ管理装置は、第一の実施形態の運行ダイヤ管理装置と実質的に同じ処理を行うものであるが、ダイヤ情報格納部12に記録するデータの形式が異なる。従って、本実施形態では第一の実施形態と異なる部分についてのみ説明する。
図8は、図3の列車番号1001Mのスジデータにダイヤ改正の情報を追加した図である。輸送会社では営業単位として午前0時からの24時間を1営業日と設定する企業もあれば午前1時からの24時間を1営業単位日とすることもある。そこで、有効期限管理部11は、ダイヤ情報格納部12等に格納される1営業単位日に基づいて有効期限管理を行うことができるようになっている。例えば、図6のスジデータでは、1営業単位日が午前1時からの24時間であるとする。そして、2004年4月1日から改列車ダイヤが運用される場合として説明する。
本実施形態では1営業単位日が午前1時で切り替わるため、図8の列車番号1001Mの列車は、2004年3月31日の運行としては、実際には2004年4月1日の午前1時までとなり、それ以降は改列車ダイヤの2004年4月1日の列車番号100Aとして扱われる必要がある。これを可能とするために、本実施形態では列車単位で駅毎の列車駅情報140をダイヤ情報格納部12に格納しておく。第一の実施形態の列車情報120は、1つの列車番号に対して、その列車が着発・通過する全ての駅の情報が記録されていたが、本実施の形態では、1つの列車番号の1つの駅(設備)毎に1つのレコードとして記録を行う。
列車駅情報140は、図9に示すように、「列車番号」「有効期限」「駅番号」「駅名」「番線」「着時刻」「発時刻」などの項目が設定されている。図9に於いては1列が1つのレコードに対応している。
この列車駅情報140にも有効期限が設けられており、図9では、列車番号‘1001M’の駅番号‘20053’というレコードが2つあり、1つのレコードには「2002年4月1日〜2004年3月31日」もうひとつには「2004年4月1日〜 ∞」と設定されている。この例では、dddd駅のダイヤが2004年4月1日のダイヤ改正に伴って、現列車ダイヤ情報が無効化されるようになっている。
ここでダイヤ改正日を跨るように運行される列車番号1001Mについて図8で時系列に見ていくと、まず、2004年3月31日の午後9時にaaaa駅を出発した列車は22時にbbbb駅に到着し、1時間停車する。その後23時にbbbb駅を発車してdddd駅に午前0時に到着する。dddd駅に到着して1時間後の2004年4月1日の午前1時に営業単位日が午前1時で切り替わるため、それ以降は改列車ダイヤが採用される。
つまり、現列車ダイヤの下で有効期限があった列車番号‘1001M’の駅番号‘20053’というレコードでは午前2時にdddd駅を発車していたが、改列車ダイヤの下で有効となる列車番号‘1001M’の駅番号‘20053’というレコードでは、午前1時30分にdddd駅を発車することになっているため、列車は切り替わった改列車ダイヤに基づいて午前1時30分にdddd駅を出発できる。
なお、2004年3月31日の午後9時にaaaa駅を出発した列車番号1001Mが、終着駅まではその運行だけ現列車ダイヤで行いたい場合、有効期限を1日前倒しにして2004年3月30日とすることで対応できる。或は、日を跨って運行される列車については、日を跨ったことを示すデータを列車駅情報140に格納しておき、日を跨って運行されたことがわかるようにしても良い。このような処理を行うことによって、現列車ダイヤで始発駅を発車した列車は現列車ダイヤで終着駅まで運行されるようになる。そして、改正日以降は改列車ダイヤで有効な列車駅情報140が採用される。
このようにすることで、列車駅情報の抽出の仕方として、特定の駅の2004年4月1日の列車情報だけを抽出した場合に、営業日は跨って運行されてきたが、実際には前日の2004年3月31日までの現列車ダイヤに基づいて運行された列車を排除したリストを作成することなどが可能となる。
以上説明したように、本発明の第二の実施形態では、第一の実施形態よりさらに細かく、1つの列車番号の1つの駅(設備)毎に1つのレコードとして列車駅情報140を記録し、且つ列車駅情報140は、レコードそれぞれに有効期限を持たせているため、ダイヤ改正等で一斉に列車ダイヤ情報を切り替える必要はない。つまり、列車と設備とを全く別のタイミングで運行状況を変更することが可能となる。従って列車がダイヤ改正や設備の変更などの日を跨るように運行できるように列車ダイヤ情報を作成することが可能となる。
上記の実施形態では、有効期限は日単位で行う例を示したが、これに限ることはなく、時刻単位まで設定しても良い。また、列車情報120、設備情報130、列車駅情報140の説明では代表的な項目についてのみ記載したが、各情報の項目はこれに限られるものではない。
また、有効期限が過ぎたデータ列車情報120、設備情報130、列車駅情報140については、本装置を使用する組織が任意に定める時期までダイヤ情報格納部12に格納しておき、不要になったときには削除しても構わない。
以上のように、本願発明の運行ダイヤ管理装置は、ダイヤ情報格納部12に格納される列車情報や駅などの設備情報単位に有効期限情報が設定されていることにより、現列車ダイヤと改列車ダイヤとを同時に格納できるようにし、ユーザである乗務員や保守員が望む時点の列車ダイヤ情報を任意に指定して出力できるという優れた効果を奏する。
特に、臨時列車などのように、ある特定時期にだけ運行される列車について列車ダイヤに追加してその期間にだけ有効にするような運用ができるため、ダイヤ作成者だけでなく、実際に列車ダイヤを使用する乗務員や駅係員にとっても非常に使いやすいものとなる。
上記実施形態は、コンピュータがプログラムを実行することによって実現することができる。また、プログラムをコンピュータに供給するための手段は、プログラムを記録したCD−ROM等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体やプログラムを伝送するインターネット等の伝送媒体であってもよい。以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成は上記の実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
以上説明したように、本発明の運行ダイヤ管理装置は、運行ダイヤ情報は論理的に1つのダイヤ情報格納部に、1運行単位或は1設備単位で有効期限情報を含んだ運行ダイヤ情報を格納するようにしたことにより現運行ダイヤと改運行ダイヤ両方がデータとして蓄積され、ユーザの要求によってどの運行ダイヤを抽出するかという選択が容易に出来るようになる。したがって、本発明の運行ダイヤ管理装置は、バス・航空機・列車などの運行ダイヤを管理するためのシステムに適用することができる。
本発明の一実施形態に係る運行ダイヤ管理装置の構成を概略的に示した図である。 ダイヤ情報格納部に格納される列車情報を示した図である。 スジデータの一例を示した図である。 ユーザ要求による列車ダイヤの表示処理手順を示すフローチャートである。 現列車ダイヤと改列車ダイヤとを同一画面で比較表示する例を示した図である。 ダイヤ情報格納部に格納される設備情報を示した図である。 駅の番線に拘る情報が格納された設備情報を示した図である。 ダイヤ改正情報が表示されたスジデータの一例を示した図である。 ダイヤ情報格納部に格納される列車駅情報を示した図である。
符号の説明
10 運行ダイヤ管理装置
11 有効期限管理部
12 ダイヤ情報格納部
13 ユーザ要求管理部
14 出力部
15 入力部
16 ネットワークインターフェイス
120 列車情報
130 設備情報
140 列車駅情報
150 ネットワーク

Claims (4)

  1. 輸送機関の運行ダイヤを管理するための装置であって、
    1運行単位或は1設備単位で有効期限情報を含んだ運行ダイヤ情報を格納するためのダイヤ情報格納手段と、
    ユーザからの要求情報を受信して上記ダイヤ情報格納手段に格納された運行ダイヤ情報からユーザの要求する運行データを抽出する処理を行うユーザ要求管理手段とを備え、
    上記ユーザ要求管理手段は、ユーザからの要求情報の中に、運行ダイヤの運用期間に関する情報が含まれている場合には、当該運用期間に於いて上記有効期限情報が有効である運行ダイヤ情報を抽出することを特徴とする運行ダイヤ管理装置。
  2. 輸送機関の運行ダイヤを管理するための装置であって、
    1運行単位或は1設備単位で有効期限情報を含んだ運行ダイヤ情報を格納するためのダイヤ情報格納手段と、
    上記ダイヤ情報格納手段に格納された運行ダイヤ情報の中の有効期限情報を監視し、有効期限が有効である運行ダイヤ情報だけを抽出する有効期限管理手段とを備え、
    運用中の運行ダイヤを表示する際には、上記有効期限管理手段で抽出された有効期限が有効である運行ダイヤ情報に基づいて運行データなどの表示を行うことを特徴とする運行ダイヤ管理装置。
  3. 上記有効期限管理手段は、上記ダイヤ情報格納手段に格納された有効期限が有効である運行ダイヤ情報と無効である運行ダイヤ情報とを判別し、有効期限が有効である運行ダイヤ情報に基づく第1の運行ダイヤと、有効期限が無効である運行ダイヤ情報に基づく第2の運行ダイヤとを同じ画面上に出力することを特徴とする請求項2に記載の運行ダイヤ管理装置。
  4. 請求項1乃至3の何れか1項に記載の各手段の処理をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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