JP4719534B2 - 運行ダイヤ連携計画作成システム及び方法 - Google Patents

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Description

本発明は、交通ダイヤ作成業務において、複数ユーザの相互連携による交通ダイヤ作成作業を計算機で支援する運行ダイヤ連携計画作成システム及び方法に関する。
交通ダイヤ計画、特に鉄道ダイヤ計画は、大きく分けて3つのダイヤから構成されており、ダイヤを作成するにあたっては、多くの専門家/計画部門に分かれて作業が実施される。すなわち、時刻表に代表される列車ダイヤ、列車ダイヤ上を実際に走る車両の運行スケジュールを表現する車両運用ダイヤ、及び列車を運転する運転士及び車内業務を担当する乗務員の列車乗務スケジュールを表現する乗務員運用ダイヤである。
しかし、各ダイヤには相互依存性があるため、鉄道ダイヤ全体を合理性のとれた一つ計画として作成するには、相互関連するダイヤ計画を担当する専門家/計画部門間で密な連携を取りつつダイヤ作成作業を進行させることが必要となる。
このような問題を解決する技術として特許文献1や特許文献2がある。特許文献1は、作成済となる車両運用ダイヤ、乗務員運用ダイヤを計算機に取込み、これら2つのダイヤの整合性がとれた列車ダイヤを自動的に作成する技術である。特許文献2は、ネットワークを介してつながっている複数の異なる計算機を用いて、計画作成を実行している複数のユーザ間で作業内容のリアルタイムな共有により相互連携性を高めた技術である。
特開平7−52801公報(全体) 特開平10−236310号公報(全体)
しかし、特許文献1に開示された技術を適用した場合、次のような問題が生じる。すなわち、交通ダイヤを構成する各ダイヤのうちいずれかを単独で作成してしまった後に、他の依存するダイヤを後から作成するのでは、あるダイヤが完成するまで、次のダイヤ作成に着手できず、効率が悪い。また、すでに完成したダイヤとの整合性を確保することが必須となるため、後続するダイヤが実態にそぐわない形に作成されてしまう可能性がある。
また、特許文献2に開示された技術においては、列車ダイヤを作成するユーザAと、車両運用ダイヤを作成するユーザBと、乗務員運用ダイヤを作成するユーザCが、同技術の装置を使用した場合、次のような問題が生じる。すなわち、ユーザAが、作業の進捗に応じて作業内容の共有相手をユーザBのみの場合や、ユーザB、C双方の場合などと切替えることができない。実際の鉄道ダイヤ計画においても、列車ダイヤと車両運用ダイヤの計画作業をある程度進め、時刻表と車両運行スケジュールが固まった後に、乗務員運用ダイヤを作成しており、このような問題が想定される。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、交通ダイヤ作成業務において、依存性を持つ複数のダイヤを作成する複数のユーザの作業の効率を向上できる運行ダイヤ連携計画システムを提供することである。
本発明の主特徴とするところは、複数のダイヤ編集端末において、ユーザ入力を受付けてダイヤデータの作成/変更を行い、ダイヤデータに対する作成/変更と、その公開期間、及び公開対象とするユーザを指定した公開範囲指定情報とをダイヤ管理サーバへ送信し、ダイヤ管理サーバにおいて、作成/変更されたダイヤデータのうち指定された公開期間のダイヤデータを、公開対象として指定されたユーザが使用するダイヤ編集端末へ送信することである。
本発明の望ましい実施態様によれば、列車ダイヤ、車両運用ダイヤ、及び乗務員運用ダイヤなど、相互依存関係のある複数ダイヤを作成する複数のユーザ間で、相互の作業状況データを共有しながら並行して進めることができる。したがって、鉄道ダイヤ計画全体としてのダイヤ作成の効率を向上し、ダイヤ作成を速めることができる。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態による運行ダイヤ連携計画システムを備えた交通ダイヤ管理システムの概略機能構成図である。図示するように、本実施形態の交通ダイヤ管理システムは、3つのダイヤ編集端末1100a〜1100cと、ダイヤ管理サーバ1200がインターネットなどのネットワーク1300を介して互いに接続されて構成されている。
ダイヤ編集端末1100a〜1100cは、それぞれが同一の機能を持つように構成されており、計画業務を行う担当者(ユーザ)が使用する計算機(情報処理)装置である。一般的には、キーボードやポインティングデバイスからなる入力装置1150a〜1150cと、液晶、CRT等の表示装置1140a〜1140cとを装備する。以下の説明では、a〜cの符号を省略して、共通の機能につき説明し、相互間の説明の場合にのみ、a〜cの符号を付けて説明する。
ダイヤ編集端末1100は、処理装置1110、処理装置に接続される記憶装置1120及び外部記憶装置1130を備えている。記憶装置1120は、変更履歴管理テーブル1121と公開履歴管理テーブル1122を備えている。変更履歴管理テーブル1121は、作業用DB1131に格納されているダイヤデータに対し、計画作成部1113が実行した更新処理のログを管理する。公開履歴管理テーブル1122は、ダイヤ管理サーバ1200より受信した他のダイヤ編集端末1100の変更履歴を管理する。外部記憶装置1130は、ダイヤデータを管理する作業用DB1131を実装している。
また、このダイヤ編集端末1100は、図示していないが、通信のためのハードウェア及びソフトウェアを装備している。従って、それらを用いて、ネットワーク1300を介して、データの送受信が可能である。
ダイヤ編集端末1100は、記憶装置1120にインストールされたプログラムを処理装置1110にロードして、処理装置1110において実行することにより、各種機能を実現する。このため、処理装置1110は図示していないが、中央処理装置(CPU)、メモリ等を有する。このダイヤ編集端末1100は、実現する機能として、画面表示部1111、計画開始部1112、計画作成部1113、計画送信部1114、ステータス更新部1115、並びに公開履歴表示部1116を有する。ダイヤ編集端末1100は、これらの機能部(手段)に対応するプログラムを実行することにより、以下に述べる具体的な機能を実現する。
画面表示部1111は、ユーザ入力を受付けるGUI(Graphical User Interface)と、作業用DB1131に格納されているダイヤデータをグラフィックに表したダイヤ図を、表示装置1140に表示する。計画開始部1112は、画面表示部1111の提供するGUIを介して、ユーザからの入力を受取ると、計画作成に必要となるダイヤデータをダイヤ管理サーバ1200のマスタDB1231より抽出し、作業用DB1131に格納する。計画作成部1113は、入力装置1150を介してユーザの操作を受け、作業用DB1131に格納されているダイヤデータの変更操作を実行し、また操作ログを変更履歴管理テーブル1121に書込む。この計画作成部1113は、計画作成を実行するためのルールを予め備えている。計画送信部1114は、画面表示部1111の提供するGUIを介してユーザ入力を受取り、変更履歴管理テーブル1121より作成した計画更新情報と、作業用DB1131内のダイヤデータをダイヤ管理サーバ1200へと送信する。ステータス更新部1115は、画面表示部1111を介して受けたユーザ入力により、マスタDB1231へ格納しているダイヤデータの公開範囲(公開期間及び公開対象ユーザ)を示すステータス情報を作成し、ダイヤ管理サーバ1200へと送信する。公開履歴表示部1116は、公開履歴管理テーブル1122を基に、画面表示部1111が表示しているダイヤ図上で、ユーザの指定したダイヤデータに対する強調表示を行う。
ダイヤ管理サーバ1200は、処理装置1210、記憶装置に接続される記憶装置1220、及び磁気ディスク等の記憶媒体からなる外部記憶装置1230を備えた計算機(情報処理)装置である。外部記憶装置1230には、少なくとも2つ以上のダイヤ編集端末1100a、1100b…からのアクセスをうけるマスタDB1231が実装されている。記憶装置1220には、マスタDB1231に格納されているダイヤデータの公開範囲(公開期間及び公開対象ユーザ)を管理するステータス管理テーブル1221と、ダイヤ編集端末1100より受信した計画更新情報に他ユーザへの送信履歴情報を付加した情報を管理する計画更新管理テーブル1222を備える。
処理装置1210では、計画更新部1211、ステータス更新部1212、公開情報作成部1213、及び公開情報送信部1214を備え、それぞれに対応するプログラムを実行することにより具体的な機能を実現する。計画更新部1211は、ダイヤ編集端末1100の計画送信部1114より作業用DB1131のデータと計画更新情報を受信し、マスタDB1231と計画更新管理テーブル1222を更新する。ステータス更新部1212は、ダイヤ編集装置1100のステータス更新部1115より、ステータス情報を受信し、ステータス管理テーブル1221を更新する。公開情報作成部1213では、マスタDB1231と各ダイヤ編集端末1100の持つ作業用DB1131間の差分情報からなる公開情報を、ステータス情報と計画更新管理テーブル1222より作成する。公開情報送信部1214は、公開情報とマスタDB1231のダイヤデータを指定のダイヤ編集端末1100へと送信する。
図2は、本発明の一実施形態による運行ダイヤ連携計画システムにおける処理の流れ(太線矢印)と情報の流れ(細線矢印)を表した説明図である。この図においては、説明に必要な機能部のみを図示しているが、各ユーザa〜cが操作するダイヤ編集端末1100a〜1100cは、図1で説明したように、それぞれが同一の機能部を備えている。ユーザaは、ダイヤ編集端末1100aに向い、列車計画業務を実行中であるものとし、その画面表示部1111により、表示装置1140a(図1)へ作成した計画画面を表示する。
以下、図2の処理の流れを説明しながら、必要な操作画面、データテーブル、及び処理フロー図等である図3〜図14をその都度参照して説明する。
まず、図3は、本発明の一実施形態による運行ダイヤ連携計画システムにおける計画作成画面例を示す図である。計画作成画面は、計画開始パネル310、ダイヤ表示パネル320、計画送信パネル330、ステータス更新パネル340、並びに公開情報表示パネル350を備えている。これら各パネルには、ユーザの指示を受付ける入力スペースと、ダイヤ編集端末1100に備えてある各機能を実行するボタンを有する。計画開始パネル310には、計画番号を入力する計画番号入力スペース311と計画期間を入力する計画期間入力スペース312、図2の計画開始部1112を実行に移す計画開始313ボタンが備わっている。本例においては、計画開始ボタン313を押すことにより、図2の計画開始部1112を、計画番「1001」、計画期間「N〜N+5」の情報に基づき実行する。
図2に戻り処理の流れの説明を続ける。計画開始部1112は、ダイヤ管理サーバ1200のマスタDB1231より、計画期間とダイヤ編集端末1100が実行中の計画業務に基づき、計画作成に必要となるダイヤデータを抽出して自端末上の作業用DB1131へとコピーする。
図4は、本発明の一実施形態による運行ダイヤ連携計画システムにおけるダイヤデータ構造を示す図である。ダイヤデータは、(a)列車の発着/進路を示す列車ダイヤ、(b)車両の運行スケジュールを示す車両運用ダイヤ、及び、(c)乗務員の列車乗務スケジュールを示す乗務員運用ダイヤ…を主とする列車運行に関連するデータの総称である。本実施例においては、上記3つのダイヤをダイヤデータと定義して説明を続ける。
4100は、列車ダイヤのデータ構造図である。1レコードが列車1単位を示し、少なくとも次に示す各項目を保有する。すなわち、まず、列車が実際に運行する日付を示す施行日4110、列車の固有識別番号を示す列車番号4120、次に、列車の始発駅と始発時刻を示す始発駅/始発時刻4130である。さらに、列車が通過する途中駅と発着時刻を示す途中駅/時刻4140、並びに、終着駅と終着時刻を示す終着駅/終着時刻4150である。例えば、レコード4161は「N日にAレという列車番号を持ち、東京を始発で大宮を通過し、八戸に到着する列車」であることを示している。
4200は、車両運用ダイヤのデータ構造図である。1レコードが車両の運行スケジュール1単位を示し、少なくとも次に示す各項目を保有する。すなわち、まず、運行スケジュールが実行される日を示す施行日4210、運行スケジュールの固有識別悦番号を示す運用番号4220、次に、運行始発駅と始発時刻を示す始発駅/時刻4230である。さらに、運行終着駅と終着時刻を示す終着駅/時刻4240、並びに車両が始発から終着までの間に経由する列車ダイヤを示すつなぎ列車4250である。例えば、レコード4261は「N日に1運という運用番号を持ち、東京を始発し、列車ダイヤAレ、Bレ、Dレ、Gレ、Hレを経由して、大宮で終着する車両の運行スケジュール」を示している。
4300は、乗務員運用ダイヤのデータ構造図である。1レコードが乗務員の列車乗務スケジュール1単位を示し、少なくとも次に示す各項目を保有する。すなわち、まず、列車業務スケジュールが実行される日を示す施行日4310、列車乗務スケジュールの固有識別番号を示す運用番号4320、次に、列車乗務始発駅と始発時刻を示す始発駅/始発時刻4330である。さらに、列車乗務終着駅と終着時刻を示す終着駅/終着時刻4340、並びに、乗務員が始発から終着までの乗継ぐ列車ダイヤを示す乗継列車4350である。例えば、レコード4361は「N日にア運という運用番号を持ち、東京を始発し、列車ダイヤAレ、Bレ、Dレを乗り継ぎ、仙台で終着する列車乗務スケジュール」であることを示している。
上記のダイヤデータを作成することが計画作成業務であり、列車ダイヤ、車両運用ダイヤ、及び乗務員運用ダイヤごとに異なるユーザa〜cが計画作成業務を実施する。しかし、車両運用ダイヤ5200のつなぎ列車4250や、乗務員運用ダイヤ5300の乗継列車4350の項目などのように、列車ダイヤ情報テーブル4100と車両運用ダイヤ情報テーブル4200、乗務員運用ダイヤ情報テーブル4300のデータ間には密接な関係がある。このため、車両運用/乗務員運用計画業務は、列車計画業務の結果に大きく依存することとなり、車両運用/乗務員運用計画業務を実行するためには列車ダイヤが必要となる。
また、車両運用計画業務と乗務員運用計画業務間においても、車両運用ダイヤと乗務員運用ダイヤに関係があるため、乗務員運用計画業務は、車両運用計画業務に大きく依存することとなる。また、乗務員運用計画業務を実行するためには、車両運用ダイヤが必要となる。
計画作成業務においては、ダイヤデータをグラフィカルに表示したダイヤ図を用いる。図5は、本発明の一実施形態による運行ダイヤ連携計画システムにおけるダイヤ図の例である。5100は、列車ダイヤのみを図示した列車ダイヤ図である。縦軸5110に駅、横軸5120に時間をとり、列車ダイヤ1単位の進路を1本の斜線として示している。例えば、図4の列車ダイヤレコード4161は、列車ダイヤ図5100上では斜線5131として図示される。
5200は、列車ダイヤに加え、車両/乗務員運用ダイヤを図示した車両/乗務員運用ダイヤ図である。列車ダイヤ図5100同様、縦軸5210に駅、横軸5220に時刻をとり、列車ダイヤ1単位の進路を1本の斜線として示している。車両運用ダイヤは、丸印の開始点と、列車ダイヤ間のつなぎを示す箱型のつなぎと、三角印の終着点のセットにより車両運用ダイヤ1単位の運行スケジュールを示している。図4の車両運用ダイヤ4261は、開始点5231と、つなぎ5232〜5235と、終着点5236として図示される。乗務員運用ダイヤも、車両運用ダイヤと同様に、開始点、乗継つなぎ、終着点のセットにより乗務員運用ダイヤ1単位の列車乗務スケジュールを示している。図4の乗務員運用ダイヤ4361は、点線5240として図示される。
図2に戻り処理の流れの説明を続ける。ダイヤ編集端末1100aは、列車ダイヤ計画を実行中であり、列車計画期間N〜N+5日の入力を受けて計画開始部1112を実行する。このため、施行日がN〜N+5日になる列車ダイヤを、ダイヤ管理サーバ1200のマスタDB1231から自端末1100の作業用DB1131へコピーする。他のダイヤ編集端末1100b,1100cも、一部図示を省略しているが、前述したように、ダイヤ編集端末1100aと同様の機能を備えている。本実施例においては、ダイヤ編集端末1100b及び1100cにて、それぞれ、N〜N+5日の車両運用計画業務及び乗務員運用計画業務を実行中であるものとする。また、1100bでは、計画開始部1112によって、ダイヤ管理サーバ1200のマスタDB1231から、施行日がN〜N+5日の列車ダイヤ及び車両運用ダイヤを読出して、自端末1100b内の作業用DB1131へコピーしたものとする。さらに、1100cでは、ダイヤ管理サーバ1200のマスタDB1231から、施行日がN〜N+5日の列車ダイヤ、車両運用ダイヤ、及び乗務員運用ダイヤを、自端末1100c内の作業用DB1131へコピーしたものとする。
本実施例の説明では、列車ダイヤ計画を実行するダイヤ編集端末1100aによる処理データが、それぞれ、車両運用ダイヤ計画業務及び乗務員運用ダイヤ計画業務を実行中のダイヤ編集端末1100b及び1100cで如何に共有されるかについて説明を進める。
ダイヤ編集端末1100aの作業用DB1131へダイヤデータをコピーした後、画面表示部1111により、図3中の計画作成画面の表示パネル320にダイヤデータをダイヤ図として図示する。計画作成部1113は、入力装置1150を用いて、図3中のダイヤ図に対し、ドラッグ/ドロップやプルダウンメニュー選択による操作を行い、作業用DB1131内のダイヤデータを変更し、変更履歴を変更履歴管理テーブル1121へと書込む。
図6は、本発明の一実施形態による運行ダイヤ連携計画システムにおける変更履歴管理テーブル1121のデータ構造図である。1レコードが変更履歴1単位を示しており、次に示す各項目を保有する。すなわち、まず、計画番号6100と、変更対象としたダイヤデータの施行日6200である。次に、列車番号、車両運用番号、又は乗務員運用番号のいずれかを示す識別番号6300と、変更操作の内容を示す変更内容6400である。さらに、変更を実行した時刻を示すタイムスタンプ6500、並びに、ダイヤ管理サーバ1200への送信履歴を示す送信フラグ6600の項目である。図6の例は、図4の列車ダイヤテーブル4100のAレ4161、Bレ4162、Hレ4165のデータに対する変更操作を行い、6710、6720、6730の履歴レコードが書込まれたことを示している。また、Aレの変更履歴6710に関しては、既にダイヤ管理サーバ1200へ送信を行ったことを示している。
図2に戻り処理の説明を続ける。計画作成部1113により計画作成を進め、計画が確定し、他の車両運用計画業務のユーザb、乗務員運用計画業務のユーザcに公開しても構わない部分について、作成した計画の公開を行う。公開は、計画送信部1114によりダイヤ編集端末1100にて作成した計画を、ダイヤ管理サーバ1200へ送信し、ステータス更新部1115により、ダイヤ管理サーバ1200を介して他の担当者b、c宛に送信することにより実行する。
計画送信部1114は、図3中の計画送信パネル330に備わっている送信日付入力スペース331に送信対象となる施行日を入力し、計画送信ボタン332を押すことにより実行される。変更履歴管理テーブル1121の該当施行日を持つダイヤデータへの変更履歴の送信フラグがついてないレコードと、作業用DB1131の該当施行日を持つダイヤデータを計画更新情報としてダイヤ管理サーバ1200へ送信する。また、本処理にて送信した変更履歴管理テーブル1121のレコードがもつ送信フラグ6300を送信ONと書換える。本説明においては、図3の送信日付入力スペースの値がN,N+1である。したがって、計画送信部1114により、作業用DB1131に格納されているダイヤデータのうち、図4(a)の列車ダイヤ情報テーブル4100内の4161〜4165で示される列車ダイヤデータを計画更新情報としてダイヤ管理サーバ1200へ送信する。また、変更履歴管理テーブル1121内の図6の6720、6730も、計画更新情報としてダイヤ管理サーバ1200へ送信するとともに、上記レコードの送信フラグ6600をONに書換える。
ダイヤ管理サーバ1200は、ダイヤ編集端末1100からの計画更新情報を受信すると、計画更新部1211により、マスタDB1231と計画更新管理テーブル1222を更新する。
図7は、本発明の一実施形態による運行ダイヤ連携計画システムにおける計画更新管理テーブル1222のデータ構造図である。1レコードが更新履歴1単位を示しており、次に示す各項目を保有する。すなわち、まず、計画番号7100、更新を行ったダイヤデータの施行日7200、識別番号7300であり、次に、変更内容7400、タイムスタンプ7500である。さらに、車両公開タイムスタンプ7600、並びに、乗務員公開タイムスタンプ7700の項目を持つ。計画番号7100、施行日7200、識別番号7300、変更内容7400、及びタイムスタンプ7500は、図6の変更履歴管理テーブル1121の計画番号6100、施行日6200、識別番号6300、変更内容6400、タイムスタンプ6500と同意の項目である。計画更新情報として受信した変更履歴の施行日6200、識別番号6300の組み合わせと同様の値を持つレコードが、計画更新管理テーブル1222に存在する場合には変更履歴により上書きする。また、存在しない場合には新規レコードとして追加する。車両公開タイムスタンプ7600、乗務員公開タイムスタンプ7700は、それぞれ車両/乗務員運用計画業務のユーザに、履歴が該当するダイヤデータの更新内容を公開したときにタイムスタンプ7500が持っていたデータをコピーしたものである。タイムスタンプ7500と車両/乗務員公開タイムスタンプ7600、7700が同じ値の場合には、更新内容が既に公開されていることを示し、異なる場合や空白の場合には更新内容が未だ公開されていないことを示している。
図7の例では、レコード7810の履歴に該当する更新内容は車両運用計画業務のユーザには公開したが、乗務員運用計画業務のユーザには未公開であることを示している。乗務員運用計画業務のユーザには、図7で示す以前のAレ7810に関する更新内容は、既に公開している。また、7820、7830の履歴に該当する更新内容は未公開であることを示している。
「図2に戻り処理の説明を続ける。ステータス更新部1115は、図3中のステータス更新パネル340に備わっている更新日付入力スペース341と公開業務入力スペース342に公開対象となる計画の施行日と公開対象範囲を入力し、ステータス更新ボタン3430を押すことにより実行される。公開対象範囲は、車両運用計画業務のみ、乗務員運用計画業務のみ、又は両方である。これにより、ステータス情報を作成し、ダイヤ管理サーバ1200へ送信する。」
このようにして、各ダイヤ編集端末1100a〜1100cで実行された計画の更新と、それらの公開の可否が、ダイヤ管理サーバ1200に集められる。
図8は、本発明の一実施形態による運行ダイヤ連携計画システムにおけるステータス情報のデータ構造図である。ステータス情報は、計画番号8100、公開対象とする期間の開始施行日8200、終了施行日8300、及び公開範囲を示す公開業務8400の項目を持つ。図8の例では、N日の更新内容を全公開、つまり、車両運用計画業務、乗務員運用計画業務の双方に公開し、N+1日の更新内容については、車両業務運用の担当者のみに公開することを示している。
図2に戻り処理の説明を続ける。ダイヤ管理サーバ1200は、ダイヤ編集端末1100からステータス情報を受信すると、ステータス更新部1212により受信した内容に基づきステータス管理テーブル1221を更新し、公開情報作成部1213へ処理を移す。
図9は、本発明の一実施形態による運行ダイヤ連携計画システムにおけるステータス管理テーブル1221のデータ構造図である。1レコードが1施行日の計画の公開範囲を表しており、計画番号9100、公開対象となる計画の施行日9200、公開対象範囲を示す公開業務9300の項目を持つ。施行日9200、公開業務9300は、それぞれ、図8の公開期間8200−8300と公開業務8400と同義の項目である。更新対象であるステータス情報の公開期間8200−8300と同様の施行日を持つレコードがステータス管理テーブル1221に存在する場合には、ステータス情報により上書きし、存在しない場合には新規レコードとして追加する。
図2に戻り処理の説明を続ける。公開情報作成部1213では、計画更新管理テーブル1222に基づき、公開情報を作成する。
図10は、本発明の一実施形態による運行ダイヤ連携計画システムにおける公開情報作成部1213の処理フロー図である。ステップ1001ではステータス更新部1212よりステータス情報を受取る。ステップ1002では、計画更新管理テーブル1222より、ステータス情報中の公開期間に該当する施行日を持つ更新履歴レコードを抽出する。ここで、抽出した集合をSとする。本説明におけるステータス情報は、図8に示す2レコードであるが、8510レコードを具体例として処理の説明を続ける。8510レコードの公開期間はN日であるので、図7の計画更新管理テーブル1222のうち、7810と7820レコードが集合Sとなる。ステップ1003では、Sより1レコードを取出す。ここで抽出したレコードをYとする。また、例として7810が取出されたものとして説明を続ける。ステップ1004では、ステップ1001で受信したステータス情報の公開業務8400の内容を判定し、公開業務の値が車両公開、もしくは全公開の場合にはステップ1005へと処理を移し、乗務員公開の場合にはステップ1007へと処理を移す。本説明における具体例であるステータス情報(図8中の8510レコード)では公開業務8400の値は全公開であるので、ステップ1005へと進む。ステップ1005では図7の計画更新管理テーブル1222よりYとして取出したレコードのタイムスタンプ7500と車両公開タイムスタンプ7600の値を比較し、二つの値が同じであれば処理を1010へ進め、異なっていれば処理を1006へ進める。ステップ1006では、タイムスタンプ7500の値を車両公開タイムスタンプ7600へコピーし、処理を1009へ進める。ステップ1009では、Yの計画番号7100、施行日7200、識別番号7300、及び変更内容7400をバッファに蓄積し、処理を1010へ進める。本例で示すY(図7中の7810)では、タイムスタンプ7500と車両公開タイムスタンプ7600は同じ値であるので、ステップ1005の処理によりステップ1010へ処理を進めることとなる。ステップ1010では、ステップ1001で受信したステータス情報の公開業務8400が全公開か否かを判定し、全公開である場合には処理をステップ1007へ進め、全公開でない場合にはステップ1011へ処理を進める。本説明におけるステータス情報(図8の8510)では、公開業務8400の値は全公開であるのでステップ1007へ処理を進める。ステップ1007では、図7の計画更新管理テーブル1222よりYとして取出したレコードのタイムスタンプ7500と乗務員公開タイムスタンプ7700の値を比較し、二つの値が同じであれば処理を1010へ進め、異なっていれば1008へ処理を進める。本例で示すY(図7中の7810)では、タイムスタンプ7500と乗務員公開タイムスタンプ7700の値は異なるので、ステップ1008へと処理を進める。ステップ1008では、タイムスタンプ7500の値を乗務員公開タイムスタンプ7700へコピーし処理を1009へ進める。本説明では、1009において、Y(図7中の7810)の計画番号「1001」、施行日「N日」、識別番号「Aレ」、変更内容「番線変更」の各値をバッファに蓄積し、ステップ1010へ処理を進める。ステップ1010では、先と同様の制御によりステップ1007へ処理を進め、ステップ1007の制御にて処理を1011へ進める。ステップ1011では、Sが空集合かを判定し、空集合であれば処理をステップ1012へ進め、空集合でない場合にはステップ1003へ処理を進める。本説明においては、集合Sには図7中の7820がまだ含まれているのでステップ1003へ処理を進めることとなる。図7中の7820をYとして処理を行い、またステータス情報を図8の8520として処理を繰り返し行うことにより、処理がステップ1012へ進むこととなる。ステップ1012では、バッファに蓄積したデータより公開情報を作成し、処理を終了する。
このようにして、ダイヤ管理サーバ1200内の公開情報作成部1213では、実行されたダイヤ作成/更新及び公開範囲に沿った計画更新管理テーブル1222の内容に基き、公開情報を作成する。
図11は、本発明の一実施形態による運行ダイヤ連携計画システムにおける公開情報のデータ構造図である。1レコードが公開情報1単位を示し、公開対象を示す公開先11100、計画番号11200、公開対象となるダイヤデータの施行日11300、識別番号11400、並びに、変更内容11500の各項目を持つ。
本説明においては、ステータス情報が図8の8510で、計画更新管理テーブル1222より抽出した更新履歴を図7の7810の処理において作成した公開情報が1161である。また、ステータス情報8510で、更新履歴を7820の処理において作成した公開情報が1162と1163である。さらに、ステータス情報8520で、更新履歴を7830において作成した公開情報が1164となる。
図2に戻り処理の説明を続ける。ダイヤ管理サーバ1200内の公開情報送信部1214は、公開対象施行日となるマスタDB1231のダイヤデータと公開情報作成部1213で作成した公開情報を、対応するダイヤ編集端末1100b及び1100cへ送信する。
本説明においては、車両運用業務を担当するダイヤ編集端末1100bへ施行日がN、N+1日の列車ダイヤが送信される。また、乗務員運用業務を担当するダイヤ編集端末1100cへは、施行日がN日のダイヤを送信する。さらに、公開情報として、ダイヤ編集端末1100bへ、図11の1162、1164を、ダイヤ編集端末1100cへ、図11の1161、1163を送信することとなる。
公開情報と列車ダイヤを受信したダイヤ編集端末1100b及び1100cは、受信した列車ダイヤを自端末の作業用DB1131にコピーし、公開情報を公開履歴管理テーブル1122に書込む。したがって、ダイヤ編集端末1100b,1100cに向って、それぞれ車両運用及び乗務員運用ダイヤの計画業務を担当するユーザは、列車ダイヤ計画業務を実行するユーザの意思に基き、完成済みの列車ダイヤのうち、公開可能な情報を共有することができる。
図12は、本発明の一実施形態による運行ダイヤ連携計画システムにおける公開履歴管理テーブル1122のデータ構造図である。公開情報を受信する毎に、1ずつカウントアップする公開バージョン12100、計画番号12200、公開対象となるダイヤデータの施行日12300、識別番号12400、変更内容12500の項目を持つ。本例は、図2の車両運用業務を担当するダイヤ編集端末1100bの公開履歴管理テーブル1122を示したものである。本説明の処理の流れで受信した公開情報は、1262、1263で、公開バージョン12100を2とし、1261をそれ以前に受信したものとし、公開バージョン12100を1として示している。
図2に戻り処理の説明を続ける。公開情報を受信したすべてのダイヤ編集端末1100a〜1100cは、受信後、それぞれの画面表示部1111により、図3の表示パネル320へダイヤ図を表示する。
図13は、本発明の一実施形態による運行ダイヤ連携計画システムにおいて、公開情報受信時に、図2のダイヤ編集端末1100b、1100cの画面上に表示されるダイヤ図を示したものである。図2のダイヤ編集端末1100bに表示されるダイヤ図1310上では、受信した公開情報にて識別番号、変更内容の指定のあったダイヤデータを他のダイヤより強調表示を行う。図13の例は、図11の公開情報1162、1164により指定された列車ダイヤデータ1311、1312を太字破線として強調表示したものである。
一方、図2のダイヤ編集端末1100cに表示されるダイヤ図1320では、図11の公開情報1161、1163により指定された列車ダイヤデータ1321、1322を太字破線として強調表示したものである。図2のダイヤ編集端末1100b、1100cとも同じ施行日N日の列車ダイヤデータを受取っているが、本説明の前段階として受取っていた列車ダイヤが異なるため、変更差分を示す公開情報がそれぞれ異なり、ダイヤ図においても強調表示箇所が異っている。
図2に戻り処理の説明を続ける。ダイヤ編集端末1100b、1100c内の公開履歴表示部1116は、図3中の公開バージョン選択パネル350の公開バージョン選択入力スペース351に入力を受け、表示ボタン352を押すことにより処理が実行される。
図14は、本発明の一実施形態による運行ダイヤ連携計画システムにおけるダイヤ編集端末1100bの計画作成画面にて公開履歴表示部1116の処理を実行した車両運用ダイヤ図の例である。公開バージョン選択スペース1451に公開バージョンを入力し、表示ボタン1452を押すことにより、任意のバージョンの公開情報中にて識別番号、変更内容の指定のあったダイヤデータの強調表示を行う。図14の例では、強調表示対象として、公開バージョン選択入力部1451にて、バージョン「1,2」を選択し、表示指令ボタン1452を押したものである。この結果として、図12に示す公開履歴管理テーブル1122中のレコード1261〜1263が指定する施行日、識別番号を持つダイヤデータを、太字破線1421〜1423にて強調表示している。
以上説明した本発明の一実施形態を要約すると、まず、複数のダイヤ編集端末1100a〜1100cと、これらのダイヤ編集端末との間でダイヤデータの送受信を行うとともに、マスタデータベース1231を持つダイヤ管理サーバ1200を備えている。そして、前記ダイヤ編集端末は、ユーザ入力を受付けてダイヤデータの作成/変更を行う計画作成部(手段)1113を有する。また、上記ダイヤデータに対する作成/変更と、その公開期間、及び公開対象とするユーザを指定した公開範囲指定情報とを、前記ダイヤ管理サーバへ送信する計画送信部(手段)1114を備えている。一方、前記ダイヤ管理サーバは、作成/変更されたダイヤデータのうち指定された公開期間のダイヤデータを、公開対象として指定されたユーザが使用するダイヤ編集端末へ送信する公開情報送信部(手段)1214を備えている。これにより、運行ダイヤ連携計画作成システムを構成している。
ここで、詳述した本発明の望ましい一実施形態における複数のダイヤ編集端末1100a〜1100cを要約すると、次のように構成されている。
まず、(1)ユーザ入力を受付けダイヤデータの図形表示機能を有する画面表示部(手段)1111と、(2)前記ダイヤ管理サーバから計画作成対象のダイヤデータを自端末へ取込む計画開始部(手段)1112とを備えている。次に、(3)前記画面表示部(手段)に図形表示されたダイヤデータに対する変更を行い、その結果を作業用データベース1131へ書込むとともに、変更履歴を変更履歴管理テーブル1121へ書込む計画作成部(手段)1113がある。また、(4)作業用データベース内の指定のダイヤデータと、変更履歴管理テーブルにて管理しているダイヤデータに対する変更履歴を前記ダイヤ管理サーバへ送信する計画送信部(手段)1114を備えている。さらに、(5)送信したダイヤデータの公開期間及び公開対象とするユーザを指定した公開範囲指定情報を前記ダイヤ管理サーバへ送信するステータス更新部(手段)1115を持つ。また、(6)前記ダイヤ管理サーバより受信した他のユーザにより変更されたダイヤデータを図形表示する公開履歴表示部(手段)1116と、(7)前記計画作成手段によるダイヤデータへの変更履歴を管理する変更履歴管理テーブルとを備えている。最後に、(8)前記他のユーザの実行したダイヤデータに対する変更履歴を、前記ダイヤ管理サーバより受信したタイミング毎に管理する公開履歴管理テーブル1122を備えて構成されている。
一方、詳述した本発明の望ましい一実施形態におけるダイヤ管理サーバ1200を要約すると、次のように構成されている。
まず、(1)前記ダイヤ編集端末から受信したダイヤデータと変更履歴に基きマスタデータベース1231のダイヤデータと、計画更新管理テーブル1222を更新する計画更新手段を備えている。次に、(2)前記ダイヤ編集端末から受信した公開範囲指定情報に基き、ステータス管理テーブル1221を更新するステータス更新部(手段)1211を持つ。また、(3)公開範囲指定情報と計画更新管理テーブルより、公開対象指定されたユーザ使用中のダイヤ編集端末の作業用データベース内のダイヤデータと、マスタデータベース内の同データとの差分情報を作成する公開情報作成部(手段)1213を備えている。さらに、(4)公開情報作成部にて作成した差分情報と、マスタデータベースのダイヤデータのうち、公開期間に該当するデータを、指定のダイヤ編集端末へ送信する公開情報送信部(手段)1214を持つ。最後に、(5)前記ダイヤ編集端末より受信した公開範囲指定情報を管理するステータス管理テーブル1221と、(6)前記ダイヤ編集端末より受信した変更履歴の内容と他端末への変更履歴の送信状況を管理する計画更新管理テーブル1222とを備えている。
本発明の一実施形態によれば、複数のダイヤ編集端末1100a〜1100cに向い、それぞれのダイヤ計画業務を担当するユーザは、他のダイヤ計画業務を実行するユーザの意思に基き、完成済みのダイヤのうち、公開可能な情報を共有することができる。したがって、各ユーザによるダイヤの長期間分に亘る完成を待つことなく、完成し公開可能な一部のダイヤを互いに共有し、自身のダイヤ作成業務に役立てることができ、運行ダイヤ作成効率を向上することができる。ひいては、複数の連携したダイヤ作成業務全体の、業務期間短縮を図ることが可能である。
本発明の一実施形態による運行ダイヤ連携計画システムを備えた交通ダイヤ管理システムの概略機能構成図。 本発明の一実施形態による運行ダイヤ連携計画システムにおける処理の流れ(太線矢印)と情報の流れ(細線矢印)を表した説明図。 本発明の一実施形態による計画作成画面例を示す図。 本発明の一実施形態によるダイヤデータ構造を示す図。 本発明の一実施形態によるダイヤ図の例。 本発明の一実施形態による変更履歴管理テーブルのデータ構造図。 本発明の一実施形態による計画更新管理テーブルのデータ構造図。 本発明の一実施形態によるステータス情報のデータ構造図。 本発明の一実施形態によるステータス管理テーブルのデータ構造図。 本発明の一実施形態による公開情報作成部の処理フロー図。 本発明の一実施形態による公開情報のデータ構造図。 本発明の一実施形態による公開履歴管理テーブルのデータ構造図。 本発明の一実施形態によるダイヤ編集端末画面上に表示されるダイヤ図。 本発明の一実施形態によるダイヤ編集端末の計画作成画面にて公開履歴表示部の処理を実行した車両運用ダイヤ図の例。
符号の説明
1100a〜1100c…ダイヤ編集端末、1200…ダイヤ管理サーバ、1300…ネットワーク、1110…処理装置、1120…記憶装置、1130…外部記憶装置、1140…表示装置、1150…入力装置、1111…画面表示部、1112…計画開始部、1113…計画作成部、1114…計画送信部、1115…ステータス更新部、1116…公開履歴表示部、1121…変更履歴管理テーブル、1122…公開履歴管理テーブル、1131…作業用データベース(作業用DB)、1210…処理装置、1220…記憶装置、1230…外部記憶装置、1211…計画更新部、1212…ステータス更新部、1213…公開情報作成部、1214…公開情報送信部、1221…ステータス管理テーブル、1222…計画更新管理テーブル、1231…マスタデータベース(マスタDB)。

Claims (10)

  1. 複数のダイヤ編集端末と、これらのダイヤ編集端末との間でダイヤデータの送受信を行うとともにマスタデータベースを持つダイヤ管理サーバと、前記ダイヤ編集端末において、
    ユーザ入力を受付けてダイヤデータの作成/変更を行う計画作成手段と、
    記ダイヤデータに対する作成/変更と、公開対象とすべき前記作成/変更作業の開始施行日から終了施行日までを示す公開期間及び公開対象とするユーザを指定した公開範囲指定情報とを前記ダイヤ管理サーバへ送信する計画/更新情報送信手段と、
    前記ダイヤ管理サーバにおいて、作成/変更されたダイヤデータのうち指定された公開期間のダイヤデータを、公開対象として指定されたユーザが使用するダイヤ編集端末へ送信する公開情報送信手段
    を備えたことを特徴とする運行ダイヤ連携計画作成システム。
  2. 請求項1において、前記ダイヤ編集端末は、ダイヤデータを図形表示し、前記計画作成手段によるユーザの入力を受付け表示するダイヤ図表示部と、前記ダイヤ管理サーバから受信した前記公開期間のダイヤデータを、前記ダイヤ図上にて強調表示する表示手段を備えたことを特徴とする運行ダイヤ連携計画作成システム。
  3. 請求項1において、前記ダイヤ編集端末内の前記計画作成手段は、作成/変更されたダイヤデータを書込む作業用データベースと、変更内容及びその施行日を含む変更履歴を書込む変更履歴管理テーブルとを備え、前記計画/更新情報送信手段は、前記作業用データベース内の特定のダイヤデータを前記ダイヤ管理サーバへ送信するとともに、前記変更履歴管理テーブル内の該当する変更履歴のうち、未送信の履歴を抽出して前記ダイヤ管理サーバへ送信することを特徴とする運行ダイヤ連携計画作成システム。
  4. 請求項1において、前記計画/更新情報送信手段は、前記ダイヤデータに対する作成/変更を前記ダイヤ管理サーバへ送信する計画送信手段と、公開対象とすべき前記作成/変更作業の開始施行日から終了施行日までを示す公開期間及び公開対象とするユーザを指定した公開範囲指定情報を前記ダイヤ管理サーバへ送信するステータス情報送信手段とを備え、前記ステータス情報送信手段は、所定のユーザ入力を受付けてダイヤデータの変更を行うとき、前記ダイヤ管理サーバへ送信済みのダイヤデータのうち、ユーザ入力に応じて、前記公開期間を施行日単位に指定し、公開対象とするユーザを計画業務毎に指定した情報を送信することを特徴とする運行ダイヤ連携計画作成システム。
  5. 請求項において、前記ステータス情報送信手段は、所定のユーザ入力を受付けてダイヤデータの変更を行うとき、前記ダイヤ管理サーバへ送信済みのダイヤデータのうち、ユーザ入力に応じて、公開対象ユーザの指定を、業務名を用いて業務毎に指定し、複数の業務を一度に指定することを特徴とする運行ダイヤ連携計画作成システム。
  6. 請求項1において、前記ダイヤ編集端末は、変更内容及びその施行日を含む変更履歴を書込む変更履歴管理テーブルと、前記ダイヤ管理サーバから受信した変更履歴を記録する公開履歴管理テーブルとを備え、前記公開履歴管理テーブルは、前記ダイヤ管理サーバから受信した変更履歴が持つ計画番号、施行日、識別番号、及び変更内容の情報と、前記ダイヤ管理サーバから変更履歴を受信したカウント数を併せて記録することを特徴とする運行ダイヤ連携計画作成システム。
  7. 請求項1において、前記ダイヤ編集端末は、ダイヤデータの図形表示を行う画面表示手段と、前記ダイヤ管理サーバから受信した変更内容及びその施行日を含む変更履歴を記録する公開履歴管理テーブルと、前記画面表示手段に設けた公開バージョン選択部と、この公開バージョン選択部からのユーザ入力に応じて、該当するバージョン情報を持つ前記公開履歴管理テーブル中の変更履歴が示すダイヤデータを強調表示する手段を備えたことを特徴とする運行ダイヤ連携計画作成システム。
  8. 請求項1において、前記複数のダイヤ編集端末は、ユーザ入力を受付けダイヤデータの図形表示機能を有する画面表示手段と、前記ダイヤ管理サーバから計画作成対象のダイヤデータを自端末へ取込む計画開始手段と、前記画面表示手段に図形表示されたダイヤデータに対する変更を行いその結果を作業用データベースへ書込むとともに変更履歴を変更履歴管理テーブルへ書込む計画作成手段と、作業用データベース内の指定のダイヤデータと、変更履歴管理テーブルにて管理しているダイヤデータに対する変更履歴を前記ダイヤ管理サーバへ送信する計画送信手段と、送信したダイヤデータの公開期間及び公開対象とするユーザを指定した公開範囲指定情報を前記ダイヤ管理サーバへ送信するステータス更新手段と、前記ダイヤ管理サーバより受信した他のユーザにより変更されたダイヤデータを図形表示する公開履歴表示手段と、前記計画作成手段によるダイヤデータへの変更履歴を管理する変更履歴管理テーブルと、前記他のユーザの実行したダイヤデータに対する変更履歴を、前記ダイヤ管理サーバより受信したタイミング毎に管理する公開履歴管理テーブルとを備えたことを特徴とする運行ダイヤ連携計画作成システム。
  9. 請求項1において、前記ダイヤ管理サーバは、前記ダイヤ編集端末から受信したダイヤデータと、変更内容及びその施行日を含む変更履歴に基きマスタデータベースのダイヤデータと、変更内容,その施行日及び業務ユーザ別の公開/未公開の区別を含む計画更新管理テーブルを更新する計画更新手段と、前記ダイヤ編集端末から受信した公開範囲指定情報に基き、ステータス管理テーブルを更新するステータス更新手段と、公開範囲指定情報と計画更新管理テーブルより、公開対象として指定されたユーザが使用している前記ダイヤ編集端末の作業用データベース内のダイヤデータと、マスタデータベース内のダイヤデータとの差分情報を作成する公開情報作成手段と、公開情報作成部にて作成した差分情報と、マスタデータベースのダイヤデータのうち公開期間に該当するデータを、指定のダイヤ編集端末へ送信する公開情報送信手段と、前記ダイヤ編集端末より受信した公開範囲指定情報を管理するステータス管理テーブルと、前記ダイヤ編集端末より受信した変更履歴の内容と他端末への変更履歴の送信状況を管理する計画更新管理テーブルとを備えたことを特徴とする運行ダイヤ連携計画作成システム。
  10. 複数のダイヤ編集端末において、ユーザ入力を受付けてダイヤデータの作成/変更を行う計画作成ステップと、前記ダイヤデータに対する作成/変更と、公開対象とすべき前記作成/変更作業の開始施行日から終了施行日までを示す公開期間及び公開対象とするユーザを指定した公開範囲指定情報とを前記ダイヤ管理サーバへ送信する計画/更新情報送信ステップと、前記ダイヤ管理サーバにおいて、作成/変更されたダイヤデータのうち指定された公開期間のダイヤデータを、公開対象として指定されたユーザが使用するダイヤ編集端末へ送信する公開情報送信ステップとを備えたことを特徴とする運行ダイヤ連携計画作成方法。
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