JP2023032545A - 勤務計画作成支援システム及び勤務計画作成支援プログラム - Google Patents

勤務計画作成支援システム及び勤務計画作成支援プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】勤務者の属性情報が登録される管理マスタサーバと同期できるうえに、登録前の勤務者がいる場合にも、事前に勤務計画を作成して、そのまま実行していくことが可能となる勤務計画作成支援システムを提供する。【解決手段】勤務者の属性情報が登録される管理マスタサーバ2とネットワークNWを介して接続されるコンピュータによって勤務計画を作成するための勤務計画作成支援システム1である。そして、管理マスタサーバに登録された勤務者に関する属性情報を取得するマスタデータ取得部31と、管理マスタサーバの登録とは別に、仮勤務者として勤務者の登録又は削除の処理を行う仮勤務者登録部32と、勤務計画を作成する勤務計画作成部33とを備えている。また、仮勤務者と一致する勤務者が管理マスタサーバに登録されていると判定された場合に、仮勤務者の入力情報を更新する同期処理部34を有している。【選択図】図1

Description

本発明は、勤務者の属性情報が登録される管理マスタサーバとネットワークを介して接続されるコンピュータによって勤務計画を作成するための勤務計画作成支援システム、及び勤務計画作成支援プログラムに関するものである。
勤務計画を作成するための専用のソフトウェア(特許文献1など参照)を、管理者が使用するパーソナルコンピュータにインストールし、これを利用して効率的に勤務シフト表などの勤務計画を作成する方法が知られている。また、汎用の表計算ソフトを利用して勤務シフト表を作成することも、一般的に行われている。
一方において、近年のクラウドサービスの普及に伴い、クラウド上での勤務計画の作成が可能な勤務計画システムへの切り替えが加速している。例えば、特許文献2,3に開示されているような装置も、クラウド化が可能である。
ここで、専用のソフトウェアやクラウド化された勤務計画システムを利用するに際しては、勤務者登録画面において、各勤務者の氏名や社員番号などの属性情報をマスタ(勤務者マスタ)に入力しておき、勤務表作成画面において、その勤務者マスタに入力されている各勤務者に対するシフトを入力していく方法が一般的である。そのため、勤務表に表示される勤務者は、事前にすべて勤務者マスタに入力が済んでいる必要がある。
そして、これらの勤務計画システムは、管理者用のコンピュータでスタンドアロンで利用されることもあるが、クライアント・サーバ型のシステム構成をとって、勤怠管理システムや人事システムといった外部システムと連携することも可能である場合が多い。
このように外部システムと連携を行う場合は、勤務計画システムにおける勤務者マスタは、外部システムで入力された勤務者マスタをインポートして同期を取る、要するに勤務者マスタと連携元システムとで一元管理をすることが一般的である。
特開2012-181718号公報 特開2019-53479号公報 特開2007-26361号公報
しかしながら、シフト勤務を行うような小売・サービス業などでは、繁忙期や勤務者の急な欠勤に対して、サービスレベルを保つために、他店舗からの応援を受け入れて勤務を実施することが多い。また、自社だけではなく、外部から派遣された勤務者によって人員を充当するケースも存在する。さらに、シミュレーション等を目的として、あえてマスタに登録しない勤務者を勤務表に表示させて、シフトを入力したいケースも存在する。
また、チェーン店等の店舗で新しくパートやアルバイトを採用する際に、勤務者マスタを一元管理する連携元での登録が遅れることや、新しく店舗を立ち上げる際に、どの店舗から誰が招集されるかが、なかなか確定しないことがある。これらに対して店舗では、勤務者マスタへの登録を待たずに、先行してそれらの勤務者の勤務計画を作成したいケースが存在する。
さらに、勤怠システムや人事システムと一体化した利用を行う場合には、外部で保持される勤務者マスタでは、勤務者の採用や異動や退職などの履歴を管理しない場合がある。この場合、人事発令日の情報がなくて採用、異動、退職の予定を事前登録することができないため、連携する勤務計画システムでは、連携元システムで勤務者マスタの情報が変更されたタイミングで、勤務者情報の変更をすることになる。通常、勤務計画は、実際の採用、異動、退職が発生する日に先行して、事前に計画作成を行う必要があるため、連携元の勤務者マスタの管理の運用方針を改変するなどして対応しなければならなくなる。また、勤務者マスタの管理上、イレギュラーな登録が発生した場合にも影響を受けることになる。
他方、汎用の表計算ソフトを利用して勤務計画を作成する場合には、勤務者のマスタ管理が不要であり、計画対象者となる勤務者の変動に応じて、その都度、勤務者を追加したり削除することができる。しかしながら、勤務者情報が管理されていないことから、勤務者個人単位での勤務計画の状況を把握したい場合などに、勤怠実績や過去の勤務計画との照合ができないなど、高度化する勤務計画情報の活用のニーズに応じることができなくなる。
そこで本発明は、勤務者の属性情報が登録される管理マスタサーバと同期できるうえに、登録前の勤務者がいる場合にも、事前に勤務計画を作成して、そのまま実行していくことが可能となる勤務計画作成支援システム及び勤務計画作成支援プログラムを提供することを目的としている。
前記目的を達成するために、本発明の勤務計画作成支援システムは、勤務者の属性情報が登録される管理マスタサーバとネットワークを介して接続されるコンピュータによって勤務計画を作成するための勤務計画作成支援システムであって、前記管理マスタサーバに登録された勤務者に関する前記属性情報の少なくとも一部を取得するマスタデータ取得部と、前記管理マスタサーバの登録とは別に、仮勤務者として勤務者の登録又は削除の処理を行う仮勤務者登録部と、前記仮勤務者を含む複数の勤務者の勤務計画を作成する勤務計画作成部とを備え、前記マスタデータ取得部は、前記仮勤務者登録部によって登録された前記仮勤務者と一致する勤務者が前記管理マスタサーバに登録されていると判定された場合に、前記仮勤務者の入力情報を前記管理マスタサーバの前記属性情報に更新する同期処理部を有することを特徴とする。
ここで、前記勤務計画作成部では、前記仮勤務者を非表示にできることが好ましい。また、前記仮勤務者と一致する勤務者が前記管理マスタサーバに登録されているか否かの判定は、複数の識別キーの一致によって行われる構成とすることができる。さらに、前記同期処理部は、前記仮勤務者の入力情報を前記属性情報に更新する前に、更新の可否を確認する更新許諾部を備えている構成とすることができる。
また、勤務計画作成支援プログラムの発明は、勤務者の属性情報が登録される管理マスタサーバとネットワークを介して接続されるコンピュータに実行させる勤務計画作成支援プログラムであって、前記管理マスタサーバに登録された勤務者に関する前記属性情報の少なくとも一部を取得するマスタデータ取得手段と、前記管理マスタサーバの登録とは別に、仮勤務者として勤務者の登録又は削除の処理を行う仮勤務者登録手段と、前記仮勤務者を含む複数の勤務者の勤務計画を作成する勤務計画作成手段と、前記仮勤務者登録手段によって登録された前記仮勤務者と一致する勤務者が前記管理マスタサーバに登録されていると判定された場合に、前記仮勤務者の入力情報を前記管理マスタサーバの前記属性情報に更新する同期処理手段としてコンピュータを機能させることを特徴とする。
このように構成された本発明の勤務計画作成支援システム及び勤務計画作成支援プログラムでは、勤務者の属性情報が登録される管理マスタサーバとネットワークを介して接続されるコンピュータによって勤務計画を作成する。
そして、管理マスタサーバに登録された勤務者の属性情報を取得するマスタデータ取得部と、その登録とは別に、仮勤務者として勤務者の登録又は削除の処理を行う仮勤務者登録部とを備えている。
さらに、仮勤務者と一致する勤務者が管理マスタサーバに登録されていると判定された場合に、仮勤務者の入力情報を管理マスタサーバの属性情報に更新する同期処理部を有する。すなわち、管理マスタサーバと、勤務者の属性情報を同期させることができる。
また、管理マスタサーバへの登録前の勤務者がいる場合にも、仮勤務者として管理マスタサーバとは別に登録を行い、事前に勤務計画を作成して、そのまま実行していくことが可能になる。さらに、管理マスタサーバの属性情報への更新が可能になった仮勤務者については、改めて勤務計画を作成し直さなくてもよいうえに、勤怠実績の照合が可能になるなど、高度化する勤務計画情報の活用のニーズに応じることができるようになる。
また、勤務計画作成部では、登録された仮勤務者を非表示にして勤務計画を作成することができるので、勤務が確定していないが仮勤務者として登録したような場合でも、仮勤務者の有りと無しの両方で、勤務計画を作成することが可能になる。
さらに、仮勤務者と一致する勤務者が管理マスタサーバに登録されているか否かの判定を複数の識別キーの一致によって行うようにすれば、同姓同名の場合など氏名だけでは同一人物かの判断ができないケースでも、間違いなく属性情報を更新させることができるようになる。
また、同期処理部が仮勤務者の入力情報を更新する前に、更新の可否を確認する更新許諾部を備えていれば、入社、異動、退職などの事前に登録された情報に更新するタイミングを、任意に決めることができる。
本実施の形態の勤務計画作成支援システムの構成を説明するブロック図である。 本実施の形態の勤務計画作成支援システムの処理の流れを説明するフローチャートである。 仮勤務者登録部による処理を例示した説明図である。 仮勤務者登録部によって登録された仮勤務者を例示した説明図である。 勤務計画の計画対象者となる勤務者を選択する処理を例示した説明図である。 勤務計画の計画対象者となる勤務者を例示した説明図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は、本実施の形態の勤務計画作成支援システムの構成を説明するブロック図である。また、図2は、本実施の形態の勤務計画作成支援システムの処理の流れを説明するフローチャートである。
本実施の形態の勤務計画作成支援システムとなる勤務計画作成装置1は、図1に示すように、管理マスタサーバ2とネットワークNWを介して接続されるコンピュータによって構成される。
ここで、管理マスタサーバ2とは、本部などで管理される勤怠管理システムや人事システムといった、勤務者の氏名や社員番号や勤務地などの属性情報が登録されるシステムを指す。一方、勤務計画作成装置1は、店舗や支店などに設置されて、管理マスタサーバ2とは独立して作動させることができる。
勤務者は、管理マスタサーバ2に登録される労働者(従業員)であり、正規雇用者であるか非正規雇用者(パート、アルバイト、派遣社員、契約社員など)であるかといった、雇用形態には限定されない。
管理マスタサーバ2に登録される勤務者の属性情報には、氏名、社員番号、勤務地、年齢、性別などがある。また、時給、職級、職種、資格(病院における看護師、薬剤師など)、契約形態(正社員、パート、アルバイトなど)、社会保険の加入の有無なども属性情報に含まれる。これらの属性情報のデータは、管理マスタサーバ2に接続される記憶部21に保存される。
ネットワークNWは、インターネット、WAN(Wide Area Network)、有線LAN(Local Area Network)、無線LAN(Wi-Fi)、プロバイダ装置、無線基地局、専用回線などの一部又は全部によって構成される。ここで、管理マスタサーバ2と勤務計画作成装置1とは、ネットワークNWによって接続されることになるが、本部と店舗というように別の場所に設置されるものに限定されることはなく、両方が同じ建物などに設置されていてもよい。
また、管理マスタサーバ2や勤務計画作成装置1は、それぞれ単一のコンピュータで構成することもできるが、クラウドコンピューティングのようにネットワーク上に分散した複数のコンピュータで構成されていてもよい。
さらに、管理マスタサーバ2に接続される記憶部21についても、ネットワークNWで接続されるサーバなどの外部のオンラインストレージ(クラウドストレージ)を利用することもできる。
以下では、説明を簡単にするために、店舗に設置されたパーソナルコンピュータ(ノートPC、デスクトップPC)によって構成される勤務計画作成装置1を例に説明する。パーソナルコンピュータは、演算処理部3と、入力装置4と、記憶部5と、表示装置6とを備えている。
演算処理部3は、ハードウェアとしてはCPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro-processing unit)によって構成され、RAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)などのメモリを備えている。
また、入力装置4には、キーボード、マウス、タッチパッド、タッチパネル、スキャナ、音声入力用のマイクなどが該当する。一方、表示装置6には、液晶ディスプレイ、有機EL(Electro- Luminescence)ディスプレイなどが使用できる。
さらに、記憶部5は、演算処理部3における処理によって生成されたデータや演算処理に必要なデータを記録させる記憶媒体で、ハードディスク、ソリッドステートドライブ(SSD)、フラッシュメモリ(SDメモリーカードなど)、磁気ディスク、光ディスクなどが該当する。また、クラウドサーバを記憶部5として使用することもできる。記憶部5には、勤務計画作成装置1の独自の勤務者マスタが作成される。
続いて、コンピュータに、本実施の形態の勤務計画作成支援プログラムなどをインストールすることで機能させる演算処理部3のソフトウェアとしての構成について説明する。勤務計画作成装置1の演算処理部3は、マスタデータ取得部31(マスタデータ取得手段)と、仮勤務者登録部32(仮勤務者登録手段)と、勤務計画作成部33(勤務計画作成手段)とを備えている。そして、マスタデータ取得部31は、同期処理部34(同期処理手段)を有し、同期処理部34には、更新許諾部341(更新許諾手段)が設けられる。
マスタデータ取得部31は、管理マスタサーバ2に登録された勤務者に関する属性情報の少なくとも一部を取得する。すなわち、勤務計画作成装置1で使用する勤務者の属性情報を、管理マスタサーバ2から取り込む。勤務者の属性情報には、上述したように様々な情報があるため、設定によって必要な種類の情報のみを取り込めばよい。
一方、仮勤務者登録部32は、管理マスタサーバ2の登録とは別に、仮勤務者として勤務者の登録又は削除の処理を行う。すなわち、管理マスタサーバ2の登録は、勤怠管理システムや人事システムなどの外部システムによって行われるが、仮勤務者登録部32では、それとは別に、勤務計画作成装置1の独自に勤務者を登録することができる。そこで、勤務計画作成装置1によって登録が行われる勤務者を、「仮勤務者」として区別する。
勤務計画作成部33では、前述した仮勤務者を含む複数の勤務者が計画対象者となる勤務シフト表などの勤務計画を作成する。要するに、勤務計画作成装置1によって登録された「仮勤務者」と、管理マスタサーバ2から取得された勤務者とが混在した状態で、勤務計画を作成することができる。この勤務計画作成装置1の計画対象者となるすべての勤務者は、記憶部5の勤務者マスタに登録されている。
そして、同期処理部34では、仮勤務者登録部32によって登録された仮勤務者と一致する勤務者が管理マスタサーバ2に登録されている場合に、仮勤務者の入力情報を管理マスタサーバ2に登録された属性情報によって更新することができる。例えば、勤務計画作成装置1で、仮定として登録した時給などの情報を、管理マスタサーバ2に登録された正式な情報に置き換えることができる。
同期処理部34による同期は、例えば月に1回程度の勤怠管理システムがメンテナンスされるタイミングに合わせて、自動的に実行させることができる。また、更新が行われる前に更新の可否を確認する更新許諾部341を設けて、勤務計画作成装置1の操作者の所望する任意のタイミングで更新させることもできる。
勤務計画作成装置1で登録された仮勤務者と、管理マスタサーバ2に登録されている勤務者とが一致するか否かは、例えば氏名の一致によって判定することができる。また、同姓同名などの誤判定をなくするために、複数の識別キーの一致によって判定させることもできる。識別キーには、氏名、社員番号、勤務地、年齢、生年月日、性別などが該当する。これらの識別キーは、属性情報として登録されている。
次に、本実施の形態の勤務計画作成支援システム及び勤務計画作成支援プログラムの処理の流れについて、図2を参照しながら説明する。
ここで、図2は、本部にある管理マスタサーバ2に勤務者の登録がされており、店舗で仮勤務者の登録を行ってから勤務計画を作成し、その後に同期が行われる場合の処理の流れを示している。この処理の流れは一例であって、後述するように、別の処理の流れもある。
まず、図2のステップS1では、管理マスタサーバ2に既に登録されている勤務者のデータの中から、店舗で勤務する勤務者を選んで、その属性情報を取得する。属性情報の取得は、店舗側の勤務計画作成装置1のマスタデータ取得部31(図1参照)が作動して、管理マスタサーバ2にアクセスすることによって行われ、取り込まれたデータは、記憶部5の勤務者マスタに保存される。
一方、ステップS2では、店舗側の勤務計画作成装置1の仮勤務者登録部32を作動させることによって、管理マスタサーバ2から属性情報が取得されなかった店舗で勤務する勤務者を、仮勤務者として登録する。
ここで、仮勤務者には、本部で採用される前の従業員、本部の管理マスタサーバ2に登録されない店舗採用のパートやアルバイト、異動の辞令が出る前の管理マスタサーバ2に登録のある従業員などが該当する。また、必要人員数を確認するために、架空の従業員を仮勤務者として登録することもできる。
図3は、仮勤務者登録部32による処理を例示した説明図である。勤務計画作成装置1の表示装置6に表示される計画作成画面Mは、例えば行方向に店舗で働く勤務者が並び、列方向に日にちが並ぶ、シフト表形式の勤務表を示している。この計画作成画面Mには、ステップS1で取り込まれた勤務者が、1人1行で並んでいる。
そして、仮勤務者を追加したい場合は、例えば勤務表の行を追加したい位置に追加登録メニューM1を表示させて、「匿名要員の追加」を選択する。すると、計画作成画面Mのシフト表に新たな1行が追加されるので、例えば図4に示すように、「匿名 太郎」という仮勤務者の氏名を、追加者M2の欄に入力情報として入力する。こうした入力は、入力装置4を操作することによって行われる。なお、追加した仮勤務者は、任意のタイミングで自由に削除することができる。
この仮勤務者については、この時点で店舗側が予定又は把握している属性情報を、入力情報として入力することができる。また、部門や役職といった勤務者のヘッダ情報なども、任意入力形式や選択形式などによって入力することができる。例えば、時給、勤務地、事由などの属性情報を、勤務計画作成装置1の独自のデータ(勤務者マスタ)として、記憶部5に記録する。この仮勤務者に関するデータは、管理マスタサーバ2から取得して記憶部5の勤務者マスタに記録された勤務者のデータとは、区別することができる。
続いてステップS3では、勤務計画の計画対象者となる勤務者を選択する。この時点では、勤務計画作成装置1には、複数の管理マスタサーバ2から取得された勤務者及び仮勤務者が登録されている。
一方において、例えば翌月の勤務計画を作成する場合に、勤務計画作成装置1に登録されているすべての勤務者が、翌月に店舗で働くことができるとは限らない。例えば、入社や店舗に異動してくるのが翌々月になる勤務者や、今月で退職する勤務者などが、勤務計画作成装置1の勤務者マスタに登録されていることがある。
図5は、勤務計画の計画対象者となる勤務者を選択する処理を例示した説明図である。この図の選択メニューM3に示すように、勤務計画となる勤務シフト表を作成する期間(月毎、周毎など)に計画対象者となる勤務者を、チェックボックスのオン・オフなどで選択することができる。この図では、「匿名 太郎」のチェックボックスがオフとなって、選択が外れている。
図6は、勤務計画の計画対象者となる勤務者を例示した説明図である。この図に示すように、図4では計画作成画面Mに表示されていた「匿名 太郎」が、非表示行M4となって表示されていないことがわかる。勤務計画作成装置1では、計画作成画面Mに表示された勤務者だけで、勤務計画作成部33によって勤務シフト表などの勤務計画を作成することができる(ステップS4)。
ここで、勤務計画作成装置1に仮勤務者として登録された勤務者は、その後、本部の管理マスタサーバ2に正式に登録されることがある。管理マスタサーバ2に登録された勤務者の正式な属性情報と、勤務計画作成装置1に独自に登録された属性情報とを、一致させるメンテナンスを行う必要がある。
勤怠管理システムなどの管理マスタサーバ2は、例えば月に1回程度、メンテナンスされることがある。そのタイミングに合わせて、勤務計画作成装置1のデータもメンテナンスすることができる。
例えば、このメンテナンスのタイミングで、属性情報の同期を行う。ステップS5で同期のタイミングが到来したと判定された場合は、同期処理部34によって、管理マスタサーバ2に仮勤務者に該当する登録があるか否かを確認する(ステップS6)。
管理マスタサーバ2に登録されている勤務者と、勤務計画作成装置1に登録されている勤務者とが一致するか否かは、例えば両者の姓名が一致しているか否かで判定することができる。
また、同姓同名などの誤判定をなくするために、氏名、勤務地、年齢などの複数の識別キーの一致によって判定させることもできる。例えば、勤務計画の編集単位(勤務地や部門など)を識別するキーと、勤務者を識別するキー(氏名や社員番号など)との両方が一致した場合にのみ、両者が同一人物と判定する。
管理マスタサーバ2に仮勤務者と一致する勤務者が登録されていた場合は、仮勤務者の勤務計画作成装置1に登録されている属性情報を、管理マスタサーバ2に登録されている属性情報に置き換える情報の更新を行うか否かを確認する(ステップS7)。
例えば、管理マスタサーバ2には異動前の属性情報が登録されている状況下において、店舗側で翌月の異動に備えて先行して勤務計画を作成している場合は、仮勤務者の情報を更新したくないことがある。すなわち、属性情報の更新は、例えば月に1回など、定期的に自動で行わせることもできるが、更新許諾部341によって「許可」、「不許可」などのボタンを選択させるなどして、任意に更新時期を選ばせることもできる。
そして、更新を行う場合は、勤務計画作成装置1の記憶部5に記録されていた仮勤務者の属性情報を、管理マスタサーバ2からマスタデータ取得部31によって取得された属性情報に置き換える更新処理を行う(ステップS8)。すなわち、仮勤務者に関する作成済みの属性情報が、同期によって管理マスタサーバ2から取得された当該勤務者の正式な属性情報によって上書きされ、仮勤務者としての登録は自動的に削除される。
次に、本実施の形態の勤務計画作成支援システム及び勤務計画作成支援プログラムの作用について説明する。
このように構成された本実施の形態の勤務計画作成装置1では、勤務者の属性情報が登録される管理マスタサーバ2とネットワークNWを介して接続されるコンピュータによって勤務計画を作成する。
そして、管理マスタサーバ2に登録された勤務者の属性情報を取得するマスタデータ取得部31と、その登録とは別に、仮勤務者として勤務者の登録又は削除の処理を行う仮勤務者登録部32とを備えている。
さらに、仮勤務者と一致する勤務者が管理マスタサーバ2に登録されていると判定された場合に、仮勤務者の入力情報を管理マスタサーバ2の属性情報に更新する同期処理部34を有している。すなわち、勤務者の正式な属性情報が登録されている管理マスタサーバ2と、同期させることができる。
例えば、応援勤務者の追加やシミュレーションを実施したいケースのように、管理マスタサーバ2から勤務者の属性情報が得られないような場合でも、計画作成画面Mの追加登録メニューM1で、任意に仮勤務者として登録したり削除したりすることできる。要するに、勤務計画の作成のために、その都度、管理マスタサーバ2の事前登録などのメンテナンスをする必要がなく、勤務計画作成装置1の運用の利便性が向上する。
また、仮勤務者のシフトも集計対象とすることで、ある日のサービスレベルやシミュレーション時に、仮勤務者の労働時間なども視認することができ、仮勤務者の追加の必要性を示すことができる。
仮勤務者は、勤務計画作成装置1の独自の勤務者マスタ(記憶部5)への追加となり、外部システムとなる管理マスタサーバ2とは許諾等がなければ同期を取らないため、パートやアルバイトのような店舗側の人材の管理を、本部側の管理マスタサーバ2で管理する必要がない。
また、本部側での管理マスタサーバ2への入力を待たずに、店舗側で独自に勤務計画を作成できるなどの現場対応が可能になる。具体的には、複数の店舗を掛け持ちしている勤務者がいる場合、管理マスタサーバ2では所属する店舗としてどれか一つを選択していることが多く、そのような勤務者が複数いる場合、当日、誰が店舗に来るかが直前までわからないことがある。このような場合も、管理マスタサーバ2と同期しない仮勤務者を用いて、一旦勤務計画を作成するような運用が考えられ、利便性が高い。
さらに、以下のようなケースにおいて、運用の利便性が向上する。
<新店舗の立ち上げ時>
新しく店舗を立ち上げる際に、どの店舗の誰が招集されるかが事前にわからない場合、勤務計画作成者は仮勤務者のみでその店舗の勤務計画を作成する。その後、招集される勤務者が確定した時点で、その勤務者の識別キーを仮勤務者に対して入力しておくことで、後日、管理マスタサーバ2にその店舗に所属することが登録され次第、仮勤務者を一括で置き換えることができるようになる。
<採用時>
パートやアルバイトを採用する際に、管理マスタサーバ2での登録が遅れる場合、氏名等の識別キーがわかっていれば、仮勤務者登録部32による機能を利用し、氏名などの識別キーを入力しておくことで、後日、管理マスタサーバ2に登録され次第、置き換えることができる。
<組織変更時>
例えば、4月1日から会社内の部署等の組織が組み変わるという場合、内々には組織に所属する勤務者はわかっており、組織長は組織の勤務者の勤務計画を作成したいケースがある。これに対して、仮勤務者登録部32による機能を利用し、氏名等の識別キーを入力して勤務計画を作成しておくことで、その後、人事発令などが行われる4月1日に勤務者の属性情報を管理マスタサーバ2の情報に置き換えて、組織変更後の勤務をスムーズに遂行させることができる。
このように、管理マスタサーバ2に登録される前の勤務者が店舗側に存在する場合にも、仮勤務者として管理マスタサーバ2とは別に登録して、事前に勤務計画を作成して、そのまま実行していくことが可能となる。さらに、管理マスタサーバ2の正式な属性情報への更新が可能になった仮勤務者については、改めて勤務計画を作成し直さなくても情報の書き換えができるうえに、勤怠実績の照合が可能になるなど、高度化する勤務計画情報の活用のニーズに応じることができるようになる。
また、勤務計画作成部33では、独自の勤務者マスタに登録された仮勤務者や勤務者を非表示にして勤務シフト表などの勤務計画を作成することができるので、勤務が確定していないが仮勤務者として先行登録したような場合でも、仮勤務者の有りと無しの両方で勤務計画を作成することなどが可能になる。
さらに、仮勤務者と一致する勤務者が管理マスタサーバ2に登録されているか否かの判定を複数の識別キーの一致によって行うようにすれば、同姓同名の場合など氏名だけでは同一人物かの判断ができないケースでも、間違いなく属性情報を更新させることができるようになる。
また、同期処理部34が仮勤務者の入力情報を更新する前に、更新の可否を確認する更新許諾部341を備えていれば、入社、異動、退職などの事前に登録された情報に更新するタイミングを、任意に決めることができる。
以上、図面を参照して、本発明の実施の形態を詳述してきたが、具体的な構成は、この実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱しない程度の設計的変更は、本発明に含まれる。
例えば、前記実施の形態では、管理マスタサーバ2との同期による属性情報の更新の可否を確認する更新許諾部341を備えた構成について説明したが、これに限定されるものではなく、管理マスタサーバ2との同期のタイミングが到来した時点で、自動で更新が行われるシステムであってもよい。
また、前記実施の形態では、図2を参照しながら処理の流れの一例について説明したが、これに限定されるものではない。要するに、マスタデータ取得部31及び同期処理部34によって行われる処理と、仮勤務者登録部32によって行われる処理と、勤務計画作成部33によって行われる処理とは、どのような順序で行われてもよい。
例えば、仮勤務者登録部32によって先に店舗側で仮勤務者の登録を行い、その後、マスタデータ取得部31や同期処理部34によって、管理マスタサーバ2に登録された勤務者の属性情報の取得や同期などが行われる処理の流れであってもよい。また、勤務計画作成部33による勤務計画の作成も、どのようなタイミングで行われてもよく、同期処理部34による同期の後に、勤務計画を作成する場合もある。
また、前記実施の形態では、勤務計画を作成する際に、勤務者マスタに登録された仮勤務者や勤務者を非表示にすることで計画対象者を選択する場合について説明したが、こうした非表示機能は、別の目的でも利用できる。例えば、作成した勤務シフト表の視認性を高めるために、仮勤務者や勤務者の一部を一時的に非表示にすることができる。また、集計対象から一時的に外したい仮勤務者や勤務者がいる場合にも、非表示機能が利用できる。さらに、登録されている仮勤務者や勤務者を任意に計画対象外にして、様々なシミュレーションをする場合にも、非表示機能を利用することができる。
1 :勤務計画作成装置(勤務計画作成支援システム)
2 :管理マスタサーバ
31 :マスタデータ取得部
32 :仮勤務者登録部
33 :勤務計画作成部
34 :同期処理部
341 :更新許諾部
NW :ネットワーク

Claims (5)

  1. 勤務者の属性情報が登録される管理マスタサーバとネットワークを介して接続されるコンピュータによって勤務計画を作成するための勤務計画作成支援システムであって、
    前記管理マスタサーバに登録された勤務者に関する前記属性情報の少なくとも一部を取得するマスタデータ取得部と、
    前記管理マスタサーバの登録とは別に、仮勤務者として勤務者の登録又は削除の処理を行う仮勤務者登録部と、
    前記仮勤務者を含む複数の勤務者の勤務計画を作成する勤務計画作成部とを備え、
    前記マスタデータ取得部は、前記仮勤務者登録部によって登録された前記仮勤務者と一致する勤務者が前記管理マスタサーバに登録されていると判定された場合に、前記仮勤務者の入力情報を前記管理マスタサーバの前記属性情報に更新する同期処理部を有することを特徴とする勤務計画作成支援システム。
  2. 前記勤務計画作成部では、前記仮勤務者を非表示にできることを特徴とする請求項1に記載の勤務計画作成支援システム。
  3. 前記仮勤務者と一致する勤務者が前記管理マスタサーバに登録されているか否かの判定は、複数の識別キーの一致によって行われることを特徴とする請求項1又は2に記載の勤務計画作成支援システム。
  4. 前記同期処理部は、前記仮勤務者の入力情報を前記属性情報に更新する前に、更新の可否を確認する更新許諾部を備えていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の勤務計画作成支援システム。
  5. 勤務者の属性情報が登録される管理マスタサーバとネットワークを介して接続されるコンピュータに実行させる勤務計画作成支援プログラムであって、
    前記管理マスタサーバに登録された勤務者に関する前記属性情報の少なくとも一部を取得するマスタデータ取得手段と、
    前記管理マスタサーバの登録とは別に、仮勤務者として勤務者の登録又は削除の処理を行う仮勤務者登録手段と、
    前記仮勤務者を含む複数の勤務者の勤務計画を作成する勤務計画作成手段と、
    前記仮勤務者登録手段によって登録された前記仮勤務者と一致する勤務者が前記管理マスタサーバに登録されていると判定された場合に、前記仮勤務者の入力情報を前記管理マスタサーバの前記属性情報に更新する同期処理手段としてコンピュータを機能させることを特徴とする勤務計画作成支援プログラム。
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