JP2016157423A - 配置処理装置、配置処理方法、及び、配置処理プログラム - Google Patents

配置処理装置、配置処理方法、及び、配置処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】人材派遣業や警備業、複数個所の勤務現場を抱える企業などにおけるシフト管理において、該当現場に適した人材を配置することができる配置処理装置、配置処理方法、及び、配置処理プログラムを提供することを課題とする。【解決手段】本発明の配置処理装置は、制御部を備えている。制御部は、配置先情報と、と、配置パターンとを用いて、人材情報に関連付けられている複数の人材のうち、人材情報の勤務スケジュールが配置先情報の勤務時間帯に一致した人材の中から、設定された配置パターンにしたがって抽出された人材を当該配置先に割り当てる。【選択図】図2

Description

本発明は、配置処理装置、配置処理方法、及び、配置処理プログラムに関する。
特許文献1には、勤務管理サーバを用いたスタッフ勤務管理方法として、日ごとに設定した予定人員情報とスタッフの勤務希望日時情報とから、スタッフの勤務スケジュールを作成する方法が開示されている。この特許文献1に記載の技術によれば、スタッフの勤務を効率的に管理することができる。
特開2003−30387号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、人材派遣などにおける派遣先(勤務現場)での勤務スケジュールの管理(シフト管理)に際し、ある現場で当日に人材が不足してその不足分を補おうとしても、勤務管理サーバでは、該当現場に適した人材を抽出することができなかった。また、そのようなシフト管理を管理者が記憶を頼りに行うにしても、多数におよぶ人材の各々について、適した現場に関する情報を把握しておくことは容易なことではない。このような問題点は、人材派遣業に限られることはなく、警備業などにおいても同様に生じ、さらには、複数個所の現場を抱える企業内においても生じる。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、人材派遣業や警備業、複数個所の勤務現場を抱える企業などにおけるシフト管理において、例えば当日人材が不足したような場合であっても、該当現場に適した人材を配置することができる配置処理装置、配置処理方法、及び、配置処理プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる配置処理装置は、複数の人材の中から選ばれる1人以上の人材を、人材を必要とする勤務現場としての配置先へ配置するための割り当てを行うための、制御部を備えた配置処理装置において、前記制御部は、配置先を特定するための情報、当該配置先が必要とする人材の勤務時間帯、及び、当該配置先が必要とする人材の数を互いに関連付けた配置先情報と、前記複数の人材の各々に予定されている勤務スケジュール、及び、当該人材の過去の勤務実績に関する情報を互いに関連付けた人材情報と、人材を配置先に配置するために優先すべき情報を定めた配置パターンであって前記配置先情報又は前記人材情報に対応付け可能な配置パターンとを用いて、前記人材情報に関連付けられている複数の人材のうち、前記勤務スケジュールが前記配置先情報に関連付けられている配置先での勤務時間帯に一致した人材の中から、前記配置先情報に対応付けられている配置パターンにしたがって抽出された人材を当該配置先に割り当てることを特徴とする。
また、本発明に係る配置処理装置は、前記に記載の配置処理装置において、前記人材の過去の勤務実績に関する情報は、当該人材が過去に特定の配置先で勤務を行った回数及び累計時間又は特定の業種で勤務を行った回数及び累計時間に関する情報、並びに当該人材が特定の配置先で前回に勤務を行った日に関する情報からなる群から選択される少なくとも一の熟練情報を含むことを特徴とする。
また、本発明に係る配置処理装置は、前記に記載の配置処理装置において、前記人材情報は、人材が希望している勤務時間の長さに関する情報をさらに含むことを特徴とする。
また、本発明に係る配置処理装置は、前記に記載の配置処理装置において、前記人材情報は、人材が保有している資格に関する資格保有情報をさらに含むことを特徴とする。
また、本発明に係る配置処理装置は、前記に記載の配置処理装置において、前記人材情報は、前記人材の過去の勤務実績に関する情報として、当該人材が過去に特定の配置先で勤務を行った回数に関する情報を含み、かつ、前記配置パターンは、特定の配置先で勤務を行った回数が多い人材を当該特定の配置先に配置するための配置パターンであることを特徴とする。
また、本発明に係る配置処理装置は、前記に記載の配置処理装置において、前記制御部による前記割り当ての結果、割り当てがなされた人材及び配置先の組み合わせ並びに当該配置先での勤務時間帯に関する情報の一覧をマッチリストとして出力可能に構成されていることを特徴とする。
また、本発明に係る配置処理装置は、前記に記載の配置処理装置において、前記マッチリストが編集可能に構成されていることを特徴とする。
また、本発明に係る配置処理装置は、前記に記載の配置処理装置において、前記配置先情報は、複数の配置先に関する情報、及び/又は、複数種類の勤務時間帯に関連付けられており、前記配置処理装置は、前記人材情報に関連付けられている複数の人材のうち、前記制御部による前記割り当てがなされなかった人材の一覧をアンマッチリストとして出力可能に構成されていることを特徴とする。
また、本発明に係る配置処理装置は、前記に記載の配置処理装置において、前記制御部による前記割り当ての結果に関する情報の一部又は全部を、割り当てがなされた人材に対して通知可能に構成されていることを特徴とする。
また、本発明に係る配置処理方法は、制御部を備えた配置処理装置において実行される、複数の人材の中から選ばれる1人以上の人材を、人材を必要とする勤務現場としての配置先へ配置するための割り当てを行うための配置処理方法であって、前記制御部において実行される、配置先を特定するための情報、当該配置先が必要とする人材の勤務時間帯、及び、当該配置先が必要とする人材の数を互いに関連付けた配置先情報と、前記複数の人材の各々に予定されている勤務スケジュール、及び、当該人材の過去の勤務実績に関する情報を互いに関連付けた人材情報と、人材を配置先に配置するために優先すべき情報を定めた配置パターンであって前記配置先情報又は前記人材情報に対応付け可能な配置パターンとを用いて、前記人材情報に関連付けられている複数の人材のうち、前記勤務スケジュールが前記配置先情報に関連付けられている配置先での勤務時間帯に一致した人材の中から、前記配置先情報に対応付けられている配置パターンにしたがって抽出された人材を当該配置先に割り当てるステップを含むことを特徴とする。
また、本発明に係る配置処理プログラムは、制御部を備えた配置処理装置において実行させるための、複数の人材の中から選ばれる1人以上の人材を、人材を必要とする勤務現場としての配置先へ配置するための割り当てを行うための配置処理プログラムであって、前記制御部において実行させるための、配置先を特定するための情報、当該配置先が必要とする人材の勤務時間帯、及び、当該配置先が必要とする人材の数を互いに関連付けた配置先情報と、前記複数の人材の各々に予定されている勤務スケジュール、及び、当該人材の過去の勤務実績に関する情報を互いに関連付けた人材情報と、人材を配置先に配置するために優先すべき情報を定めた配置パターンであって前記配置先情報又は前記人材情報に対応付け可能な配置パターンとを用いて、前記人材情報に関連付けられている複数の人材のうち、前記勤務スケジュールが前記配置先情報に関連付けられている配置先での勤務時間帯に一致した人材の中から、前記配置先情報に対応付けられている配置パターンにしたがって抽出された人材を当該配置先に割り当てるステップを含むことを特徴とする。
本発明によれば、人材派遣業や警備業、複数個所の勤務現場を抱える企業などにおけるシフト管理において、該当現場に適した人材を配置することができるという効果を奏する。
図1は、本実施形態に係る配置処理装置を含む配置処理システムの構成の一例を示すブロック図である。 図2は、図1に示す配置処理装置100を含む配置処理システム1000において実行される第1の配置処理方法の処理手順を示すフローチャートである。 図3は、図2のステップS201のサブルーチンの処理手順を示す図である。 図4は、図1における配置先情報マスタ106aを受注簿として機能させた場合の表示画面の構成例を示す図である。 図5は、図1における配置先情報マスタ106aに登録される配置先情報の例を模式的に示す図である(図5(a)は、その一例を、図5(b)は、別の例を示す)。 図6は、図1における配置パターンマスタ106bの一例を模式的に示す図である。 図7−1は、図1における人材情報マスタ106cの一例を模式的に示す図である。 図7−2は、図1における人材情報マスタ106cを社員のスケジュール管理簿として機能させた場合の表示画面の構成例を示す図である。 図8−1は、図1における人材情報マスタ106cに人材情報を登録するときに表示される表示画面の構成の一例を示す図である。 図8−2は、図8−1の表示画面の別の例を示す図である。 図9は、図3のステップS304において配置パターンが設定された配置先情報の一例を模式的に示す図である。 図10は、図2のステップS202〜S205で行われる自動配置処理の開始を行う際に表示される表示画面の構成例を示す図である。 図11は、図2のステップS207においてマッチリストを編集する際に表示される表示画面の構成例を示す図である。 図12は、図2のステップS210で出力される、編集済みのマッチリストの一例を模式的に示す図である。
本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、本発明は本実施形態により限定されるものではない。
[1.構成]
本実施形態に係る配置処理装置を含む配置処理システムの構成の一例について、図1を参照して説明する。図1は、配置処理装置100を含む配置処理システム1000の構成の一例を示すブロック図である。
図1に示す配置処理システム1000は、複数の人材の中から選ばれる1人以上の人材を、人材を必要とする勤務現場としての配置先へ配置するための割り当て(シフト管理)を行うためのシステムである。この配置処理システム1000は、情報処理装置としての配置処理装置100と、サーバ200と、配置処理装置100とサーバ200とを通信可能に接続するネットワーク300とを含んでいる。
配置処理装置100は、市販のデスクトップ型パーソナルコンピュータであり、複数の人材の中から選ばれる1人以上の人材を、人材を必要とする勤務現場としての配置先へ配置するための割り当てを行うための情報処理装置である。なお、配置処理装置100は、デスクトップ型パーソナルコンピュータのような据置型情報処理装置に限らず、市販されているノート型パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistants)、スマートフォン、タブレット型パーソナルコンピュータなどの携帯型情報処理装置であってもよい。情報処理装置100は、配置処理システム1000において、シフト管理を行う箇所に設置される。
配置処理装置100は、制御部102と、通信インターフェース部104と、記憶部106と、入出力インターフェース部108とを備えている。配置処理装置100が備えている各部は、任意の通信路を介して通信可能に接続されている。
通信インターフェース部104は、ルータ等の通信装置及び専用線等の有線又は無線の通信回線を介して、配置処理装置100をネットワーク300に通信可能に接続する。通信インターフェース部104は、他の装置と通信回線を介してデータを通信する機能を有する。ここで、ネットワーク300は、配置処理装置100とサーバ200とを相互に通信可能に接続する機能を有し、例えばインターネットやLAN(Local Area Network)等である。したがって、通信インターフェース部104は、図1には図示されていない情報処理装置からの入力情報等を、ネットワーク300又はネットワーク300及びサーバ200を介して受け付けることが可能に構成されているとともに、所定の情報処理装置に対して所定の情報を出力することが可能に構成されている。例えば、通信インターフェース部104を介して、社員(アルバイトを含む)の端末からの入力情報、得意先の情報処理装置からの入力情報、及び外注先としての人材派遣会社の情報処理装置からの入力情報、シフト管理の管理者からのマスタの編集に関する入力情報等を受け付けたり、シフト管理の管理者、社員、得意先、外注先、及びサーバ200等へと所定の情報を出力したりすることが可能である。
記憶部106には、各種のデータベース、テーブル、及びファイルなどが格納される。記憶部106には、OS(Operating System)と協働してCPU(Central Processing Unit)に命令を与えて各種処理を行うためのコンピュータプログラム(本発明の配置処理プログラム)が記録される。記憶部106として、例えば、RAM(Random Access Memory)・ROM(Read Only Memory)等のメモリ装置、ハードディスクのような固定ディスク装置、フレキシブルディスク、及び光ディスク等を用いることができる。また、この記憶部106には、本発明の配置処理プログラムを実施するために用いられる各種のマスタ(データベース又はテーブル)が書き出し/読み出し可能に格納されている。各種のマスタについては後述する。
入出力インターフェース部108には、入力装置112及び出力装置114が接続されている。出力装置114には、モニタ(家庭用テレビを含む)の他、スピーカやプリンタを用いることができる。入力装置112には、キーボード、マウス、及びマイクの他、マウスと協働してポインティングデバイス機能を実現するモニタを用いることができる。
制御部102は、配置処理装置100を統括的に制御するCPU等である。制御部102は、OS等の制御プログラム・各種の処理手順等を規定したプログラム・所要データなどを格納するための内部メモリを有し、格納されているこれらのプログラムに基づいて種々の情報処理を実行する。
さらに図1を参照しながら、記憶部106の構成について詳述する。
記憶部106には、図1に示されるように、複数のマスタが格納されている。具体的には、記憶部106には、配置先情報マスタと106aと、配置パターンマスタ106bと、人材情報マスタ106cとが格納されている。
配置先情報マスタ106aには、配置先を特定するための情報、当該配置先が必要とする人材の勤務時間帯、及び、当該配置先が必要とする人材の数を互いに関連付けた配置先情報が記憶されている。
配置先を特定するための情報には、人材を必要とする会社(自社又は他社若しくはその事業所(例えば得意先))を識別するための情報、人材を必要とする勤務現場を識別するための情報等が含まれている。さらに、この配置先を特定するための情報に、勤務の内容を識別するための業種(例えば、警備、事務、会計)に関する情報を含ませてもよい。配置先が必要とする人材の勤務時間帯に関する情報としては、開始時刻及び終了時刻に関する情報が含まれている。なお、勤務時間帯に変動がないようであれば、開始時刻及び終了時刻に関する情報に代えて、朝勤、昼勤、夜勤といった勤務形態に関する情報を用いてもよい。配置先が必要とする人材の数に関する情報は、業務現場で必要とされる資格を保有している資格保有者の数に関する情報と、資格保有者を除いて必要な人材の数に関する情報とが区別されていることが好ましい。
配置パターンマスタ106bには、人材を配置先に配置するために優先すべき情報を定めた配置パターンが少なくとも1つ記憶されている。この配置パターンは、必要とする人材を配置先での勤務に適するように配置するための配置先重視の配置パターンであることが好ましく、そのような配置パターンの例として、配置先で必要な資格を有する資格保有者を当該配置先に優先的に配置するための配置パターンや、特定の配置先で勤務を行った回数が多い人材を当該特定の配置先に配置するための配置パターンを挙げることができる。なお、配置パターンは、人材からの勤務要望又は人材の指導要領に沿って配置先を配置するための人材重視の配置パターンであってもよい。配置先重視の配置パターンも人材重視の配置パターンも、上述の配置先情報又は以下に説明する人材情報に対応付け可能に記憶されており、設定によって、配置先重視の配置パターンを配置先情報に対応付けたり、人材重視の配置パターンを人材情報に対応付けたりすることが可能である。
人材情報マスタ106cには、複数の人材の各々を特定するための情報と、各人材に予定されている勤務スケジュールと、当該人材の過去の勤務実績に関する情報とを互いに関連付けた人材情報が記憶されている。
人材を特定するための情報には、人材を識別するための情報(社員のID番号、氏名等)等が含まれている。必要に応じて、人材を特定するための情報に、役職に関する情報や性別に関する情報、年齢に関する情報等を含ませてもよい。人材に予定されている勤務スケジュールに関する情報には、人材が希望している勤務日時又は予め当該人材に設定されている勤務日時を示す勤務スケジュールに関する情報がある。この勤務スケジュールに関する情報のうち、勤務時間帯に関する情報は、朝勤、昼勤、夜勤、終日勤務、隔日勤務といった勤務形態に関する情報であってもよい。なお、勤務スケジュールに関する情報に、残業の可否に関する情報を含めてもよく、この場合には、勤務スケジュールとしては、最大の残業時間を加味した勤務時間に関する情報のみ、又は、当該情報と残業時間を加味しない勤務時間に関する情報の双方が設定される。
人材の過去の勤務実績に関する情報には、当該人材が過去に特定の配置先で勤務を行った回数及び累計時間又は特定の業種で勤務を行った回数及び累計時間に関する情報、並びに当該人材が特定の配置先で前回に勤務を行った日に関する情報からなる群から選択される少なくとも一の熟練情報が含まれており、例えば、熟練情報として、人材が過去に特定の配置先で勤務を行った回数に関する情報と、当該人材が特定の配置先で前回に勤務を行った日(本明細書では「最終日」ともいう)に関する情報が記憶される。
また、人材情報には、さらに、人材が保有している資格に関する資格保有情報が含まれていることが好ましい。これにより、人材が保有している資格を活用することができる。
さらには、人材情報に、人材が希望している勤務時間の長さに関する情報や、人材が勤務可能な地域に関する情報等の要望に関する情報がさらに含まれていてもよい。これにより、人材からの要望も満たすことができる。
[2.具体例]
本実施形態の具体例について、図2から図12を参照して説明する。
A.概要
本実施形態は、人材派遣業や警備業などにおけるシフト管理において、過去の勤務実績より、該当現場に自動で予定組みをする仕組みに関するものである。
本実施形態では、該当現場の必要人数と社員の勤務希望スケジュールを照らし合わせ、該当現場に必要な資格情報と社員の資格情報でマッチングを行い(現場の資格種類によって、行ける現場かどうかを判断し)、自動マッチング後、マッチングリストおよびアンマッチリストを出力する。これにより、例えば当日人材が不足したとき、過去の勤務実績から該当現場へ経験がある人材の抽出が可能となる。また、シフト管理の管理者の負担軽減と効果的な人充てが実現できる。なお、本実施形態では、予定組み確定後、各隊員に配置結果を電子メールで配信してもよい。また、本実施形態は、人材派遣や警備といった業界に限らず、人が現場に行って何かをするような業界(例えばビルメンテナンス業界(例えば清掃担当者の勤怠管理など)など)に適用可能であり、複数の配置先を抱える一企業においても適用可能である。
B.従来技術とその問題点
例えば当日に配置できる人材が不足したときは、予定組みする人(担当者)の記憶を頼りに、過去に配置していた隊員に対して連絡をしていた。
C−1.第1の実施形態
図2は、図1に示す配置処理装置100を含む配置処理システム1000において実行される第1の配置処理方法の処理手順を示すフローチャートである。この図2に示す配置処理方法は、概略的には、複数の人材の中から選ばれる1人以上の人材を、人材を必要とする勤務現場としての配置先へ配置するための割り当て(シフト管理)を行うための方法であり、本処理の大部分は、配置処理装置100の制御部102において実行される。
図2において、まず、ステップS201では、図1に示した各種マスタの登録を行う。このステップS201の処理は、図3のサブルーチンに示されている。
図3のステップS301において、まず、配置先情報マスタ106aには、配置先を特定するための情報、当該配置先が必要とする人材の勤務時間帯、及び、当該配置先が必要とする人材の数が互いに関連付けて配置先情報として登録又は更新される(ステップS301)。
なお、警備業(人材派遣業)での例を挙げると、配置先情報マスタ106aを受注簿としても機能させることも可能である。この場合、配置先情報マスタ106aに登録されている配置先情報を、図4に示す表示画面例のように、受注元である得意先とその得意先が希望している警備員(隊員)の派遣場所である配属先(配置先)ごとに管理し、さらに、得意先が警備員の派遣を希望している日付とその日の勤務形態(日勤、夜勤等の勤務時間帯の区分)で分けて管理することで受注簿として扱うことが可能となる。したがって、配置先情報マスタ106aの登録に先立っては、得意先から、図5(a)及び図5(b)に例示されるような配置先情報を入手しておく必要がある。そのために、得意先からの配置先情報をサーバ200で受け付け、配置処理装置100の制御部102が所定のタイミングでサーバ200から配置先情報を入手するように構成されていることが好ましい。ただし、配置先情報マスタ106aへの配置先情報の登録は、入力装置112を介した直接入力又は編集によるものであってもよく、その登録方法はいかなる方法であってもよい。
また、ステップS302では、配置パターンマスタ106bには、必要とする人材を配置先での勤務に適するように配置するための1以上の配置パターンが登録又は更新される(ステップS302)。
図6には、配置パターンマスタ106bの一例が示されている。図6において、「回数」とは、ある特定の配置先へ配置しようとしている人材が当該配置先で過去に行った勤務の回数を意味し、「最終日」とは、ある特定の配置先へ配置しようとしている人材が当該配置先で最近に勤務した日付を意味する。そして、図6において、配置パターン「回数>最終日」とは、上記最終日(つまり最終日の近さ)よりも上記回数(つまり回数の多さ)を優先して人材を選ぶための配置パターンであり、また、配置パターン「最終日>回数」とは、上記回数よりも上記最終日を優先して人材を選ぶための配置パターンである。ここで、上記回数が多い人材ほど、その配置先での勤務環境により慣れていることになり、また、上記最終日が直近である人材ほど、その配置先での業務内容をより覚えているといえ、どちらも配置先にとっては業務に適した人材である。また、図6に示されるように、資格の有無についても配置パターンとして登録可能である。
さらに、ステップS303においては、人材情報マスタ106cには、前記複数の人材の各々に予定されている勤務スケジュール、及び、当該人材の過去の勤務実績に関する情報が互いに関連付けて人材情報として登録又は更新される(ステップS303)。
図7−1には、人材情報マスタ106cの一例が示されている。図7−1に示すように、人材情報に含まれている人材の過去の勤務実績に関する情報は、配置先ごと、得意先ごと、業種ごとに管理されていることが好ましく、これにより、より適した人材の抽出が可能となる。また、図7−1に示す人材情報マスタ106cにおいては、登録されている人材が保有している資格の有無についての資格保有情報も管理されている。これにより、配置先において特定の資格が必要な場合に参照することが可能となる。
なお、警備業(人材派遣業)での例を挙げると、人材情報マスタ106cは、社員(隊員)のスケジュール管理簿としても機能する。この場合、人材情報マスタ106cに登録されている人材情報から、図7−2に示す表示画面例のように、隊員を識別するための情報(隊員番号及び隊員名)と、勤務スケジュールとが抽出されて表示され、さらに、登録されている隊員の詳細な情報(過去の勤務実績に関する情報や資格保有情報)については、必要に応じて参照可能に構成される。
人材情報マスタ106cの登録に先立っては、人材(正社員及び外注先社員等)から、人材情報、特には希望している勤務スケジュールを入手しておく必要がある。そのために、人材からの人材情報をサーバ200で受け付け、配置処理装置100の制御部102が所定のタイミングでサーバ200から人材情報を入手するように構成されていることが好ましい。このために、各人材は、自身の情報処理装置(携帯端末等)から図8−1に示すような画面を介して、又は、所属会社に備え付けの情報処理装置から図8−2に示すような画面を介して、勤務スケジュールを登録することができるようになっていることが好ましい。ただし、人材情報マスタ106cへの人材情報の登録は、入力装置112を介した直接入力又は編集によるものであってもよく、その登録方法はいかなる方法であってもよい。
そして、図3のステップS304では、配置パターンの設定を行う。具体的には、図9に示すように、配置先情報マスタ106aに登録されている複数の配置先情報の各々に対して、配置パターンマスタ106bに登録されている配置パターンのいずれか1つを設定する。ここで、配置パターンとして資格の有無に関する配置パターンを設定した場合には、さらにもう1つの配置パターンを設定可能に構成されていることが好ましい(図9参照)。配置パターンの設定のためには、配置先が希望している配置パターンについての情報を予め入手してから設定することが好ましいが、シフト管理を行う者が配置先での勤務内容に応じて選択した配置パターンを設定してもよい。これにより、配置先情報と配置パターンとが互いに関連付けられることとなる。
なお、これらのマスタの登録は、シフト管理を行う会社に設置された配置処理装置100において行われ、任意のタイミング(例えば、サーバ200から配置先情報を取得したタイミングや、サーバ200から人材情報を取得したタイミング)で更新可能であり(ステップS305)、マスタの登録が済んでいれば本ステップは省略することも可能であり、また、所定のマスタに対して更新を反映しないように設定することも可能である。
また、図3の処理において、ステップS302で配置パターンマスタ106bの登録を行うことに代えて、ステップS301において配置先情報マスタ106aを登録又は更新を行う際に、配置先情報に、設定すべき配置パターンに関する情報を含ませることで、配置先情報と配置パターンとを関連付けておいてもよく、この場合には、ステップS302及びステップS304の処理が省略される。
上述したようにして、各種のマスタの登録又は更新が行われる。
図2に戻り、ステップS202〜S205では、自動配置処理が行われる。図10には、自動配置処理の開始を行う際に表示される表示画面の一例が示されている。
具体的には、まず、ステップS202において、配置先情報マスタ106aに登録されている配置先の中から、人材を割り当てるべき配置先を決定する。配置先の決定に際しては、配置先情報マスタ106aを読み出して、得意先ごと、日付ごと等の順でソートすることにより、ソート順が上位の配置先を選ぶことが好ましい。そして、このようにして配置先が決定されることにより、図3のステップS304で設定された配置パターンも同時に読み出されることとなる。
次に、ステップS203では、人材情報マスタ106cの読み出しを行う。続くステップS204では、ステップS203で読み出した人材情報マスタ106cに登録されている人材の中から、ステップS201で決定した配置先の配置先情報として登録されている勤務時間帯と勤務スケジュールが一致する人材を抽出し、さらに、ステップS202で読み出された配置パターンに一致する人材を抽出する。また、配置パターンとして、資格の有無に関する配置パターンも併せて設定されている場合には、資格の有無に関する配置パターンを優先して人材の抽出を行い、続いて、残りの配置パターンにしたがって人材の抽出を行う。
ここで、抽出された人材の数が、配置先で必要とする人数を上回った場合には、所定の方法で人数を調整し、配置先に割り当てるべき人材を特定する。人数の調整は例えば、勤務スケジュールの登録が早かった者を優先させてもよいし、人材の要望を優先させてもよい。
ステップS205では、マッチリスト及びアンマッチリストの作成又は更新を行う。ここで、マッチリストとは、配置先と当該配置先に割り当てた人材の一覧をいい、好ましくは、割り当てがなされた配置先での勤務時間帯に関する情報をさらに含むものをいう。このマッチリストは、得意先ごと、日付ごと等を単位として出力可能に構成されていることが好ましい。これにより、配置先と当該配置先に割り当てられた人材とを確認することが容易になる。アンマッチリストとは、ステップS204の処理の結果、配置先に割り当てられなかった人材の一覧をいい、好ましくは、割り当てがなされなかった人材の当日の勤務スケジュールに関する情報をさらに含むものをいう。このアンマッチリストは、日付ごと又は勤務スケジュールの時間帯ごと等を単位として出力可能に構成されている。これにより、余っている人材の把握が容易となる。好ましくは、アンマッチリストの上位には、ステップS204の処理の結果、複数の抽出条件との一致度が高い人材が配置されていることが好ましい。
続いて、ステップS206では、マッチリストの確定の旨の情報入力があったかどうか、すなわち、配置先への人材の割り当てが妥当であったか否かの確認がなされたかどうかの判定を行う。
ステップS206の判定の結果、マッチリストの確定がなされていない場合には(ステップS206でNo)、マッチリストの編集が完了するまで待機する(ステップS207)。ここで、マッチリストの編集は、例えば、図11に示すような表示画面が用いられる。図11に示す表示画面においては、編集中の人材と、確定した人材とが色分け表示されている。編集に際しては、マッチリスト中の人材をマッチリストから除外したり、マッチリストの空欄にアンマッチリスト中の人材を配置したり、マッチリスト中の人材をアンマッチリスト中の人材と交換したりすることができる。これにより、より適切な人材配置が可能となる。例えば、1つの配置先に資格保有者の数が過剰に割り当てられている場合であっても編集により適切な人数に調整することができる。また、編集に際して、好ましくは、マッチリスト及びアンマッチリストの双方から除外した人材を保留リストに登録可能にしてもよい。保留リストとは、ステップS202〜S205の自動配置処理において配置先に割り当て可能な人材(アンマッチリスト中の人材)として抽出されない人材のリストをいう。これにより、例えば、複数の資格を保有している人材等が、特別な資格を必要としない配置先に優先的に割り当てられてしまうことを回避することができる。マッチリストの編集が完了した場合、又は、マッチリストの編集がなされることなく確定した場合(ステップS206でYes)、ステップS208の処理に進む。
ステップS206の判定の結果、マッチリストの確定がなされた場合には(ステップS206でYes)、ステップS208の処理に進む。
そして、ステップS208においては、全ての配置先に対する人材の割り当てが完了したかどうか判定する。なお、ここでいう「全ての配置先」とは、所定の設定期間(自動配置処理の対象とする期間)内に人材を必要とする勤務時間帯が含まれる配置先をいう。そして、当該割り当てが完了していない場合には(ステップS208でNo)、ステップS201に戻って各種のマスタの更新を行ってから、他の配置先についての自動配置処理を行い、一方、割り当てが完了した場合には(ステップS208でYes)、ステップS206の処理と同様に、全ての配置先についてのマッチリストに対する編集を待機し(ステップS209)、マッチリストの編集が完了したら(ステップS209でYes)、再度ステップS208及びステップS209の処理を経て又はステップS208及びステップS209をスキップして、ステップS210の処理に進む。マッチリストの編集がなされない場合には(ステップS209でNo)、当該マッチリストを確定したものとして、ステップS210の処理に進む。
続くステップS210では、編集済みのマッチリスト及びアンマッチリストの双方又は一方の出力を行い、本処理を完了する。図12には、編集済みのマッチリストの一例が示されている。
ステップS210の出力処理に際しては、例えば、マッチリストとアンマッチリストの双方をシフト管理者及び配置先である現場の主任に電子メールで送信してもよい。これにより、人材が割り当てられていない配置先を迅速に把握することができる。さらには、現場の主任が、受信したマッチリストを編集し(例えば、急に休んだ人材を除外する編集、新たな人材の要請を示す新規の空欄の作成)、そのマッチリストを送り返すことで、改めて自動配置処理が行われて、その結果得られたマッチリストを改めて受信するようにしてもよい。これにより、人材の補充を速やかに行うことが可能となる。また、ステップS210の出力処理に際しては、マッチリスト及びアンマッチリストの該当部分に関する情報だけを、配置先に割り当てた人材に電子メールで通知してもよいし又はサーバ200に送信してもよく、これにより、シフト管理者が人材へ通知する手間を省くことができるとともに、人材としては自身の勤務スケジュールを容易に確認することができる。
図2の処理によれば、割り当て対象の配置先を決定し、決定した配置先の配置先情報に設定されている配置パターンにしたがって(ステップS304,ステップS202)、人材情報マスタ106cに登録されている人材の中から、決定した配置先での勤務時間帯に一致する人材が割り当てられることとなる(ステップS204)。したがって、シフト管理者の手間を削減することができる。
図12に示した例を用いて説明すると、日付「20XY年10月1日」,得意先「○○株式会社A」,配置先「配置先A」,開始時刻「8:00」,終了時刻「17:00」の欄において、社員名「○○四郎」の人材と社員名「○○五郎」の人材とが抽出可能であるところ、自動配置処理に先立ち設定されている配置パターン「回数>最終日」にしたがって、当該配置先での勤務の回数が多い人材として社員名「○○五郎」が抽出された例が示されている。これにより、勤務回数の多い人材が配置先に配属されるので、円滑な業務が期待できることとなる。
また、図12に示した例において、社員名が空欄となっているところは、割り当てる社員が現在のところいないことを示しており、具体的には、該当の勤務時間帯に勤務可能な人材である社員名「○○三郎」が既に他の配置先に割り当てられた結果である。この場合には、シフト管理者による編集処理によって、アンマッチリスト中から(又は保留リスト中から)人材の割り当てを行うか、又は、別の人材情報を追加(例えば、外注先に発注して人材情報を入手)した上で、改めて上記の自動配置処理が行われる。
なお、上述した第1の実施形態では、主として、シフト管理を行う会社が人材を社外の配置先へ配置する場合を例に説明したが、一企業において、人事部門が社員を配置先へ配属する場合にも適用可能である。
また、上述した第1の実施形態では、人材情報として、1人の人材につき一の人材情報として管理されている例を主として説明したが、1群の人材を一の人材情報として管理してもよい。この場合、例えば、1群の人材として、資格保有者をチーム長とする熟練者と初心者の2人以上からなる人材で構成されたチームが人材情報マスタ106cに登録されてもよいし、又は、信頼のある外注先に依頼する複数の人材に相当する分を1群の人材として人材情報マスタ106cに登録してもよい。
また、上述した第1の実施形態では、人材の過去の勤務実績に関する情報として、当該人材が過去に特定の配置先で勤務を行った回数に関する情報を用いた場合を主として説明したが、人材が過去に特定の配置先で勤務を行った回数に関する情報に代えて、特定の業種で勤務を行った回数に関する情報を用いてもよいし、特定の配置先で勤務を行った累計時間に関する情報を用いてもよいし、特定の業種で勤務を行った回数に関する情報を用いてもよいし、特定の業種で勤務を行った累計時間に関する情報を用いてもよいし、これらの熟練情報の組み合わせを用いてもよい。さらには、熟練情報として、単に、ベテラン、中堅、トレーニーといった熟練度を示す情報を用いてもよい。
C−2.第2の実施形態
上述した第1の実施形態では、配置先に配置パターンを設定したが、これに代えて、人材情報に配置パターンを設定してもよいし、又は、配置先と人材情報の双方に配置パターンを設定してもよい。これにより、例えば、勤務時間に余力のある人材や配置先から指名のあった人材等を優先的に配置先に割り当てることも可能となる。この場合には、人材情報マスタ106cに登録されている人材が希望している勤務時間の長さに関する情報(例えば、月間で10時間の残業が可能との情報)を用いることが好ましい。
[C−3.他の実施形態]
本発明は、上述した実施形態以外にも、特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施形態にて実施されてよいものである。
例えば、実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。
また、本明細書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各処理の登録データや検索条件等のパラメータを含む情報、画面例、データベース構成については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、配置処理装置100及び配置処理システム1000に関して、図示の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。
例えば、配置処理装置100が備える処理機能、特に制御部102にて行われる各処理機能については、その全部または任意の一部を、CPUおよび当該CPUにて解釈実行されるプログラムにて実現してもよく、また、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現してもよい。尚、プログラムは、本実施形態で説明した処理を情報処理装置に実行させるためのプログラム化された命令を含む一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されており、必要に応じて配置処理装置100に機械的に読み取られる。すなわち、ROMまたはHDD(Hard Disk Drive)などの記憶部などには、OSと協働してCPUに命令を与え、各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録されている。このコンピュータプログラムは、RAMにロードされることによって実行され、CPUと協働して制御部を構成する。
また、このコンピュータプログラムは、配置処理装置100に対して任意のネットワーク(例えばネットワーク300)を介して接続されたアプリケーションプログラムサーバに記憶されていてもよく、必要に応じてその全部または一部をダウンロードすることも可能である。
また、本実施形態で説明した処理を実行するためのプログラムを、一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納してもよく、また、プログラム製品として構成することもできる。ここで、この「記録媒体」とは、メモリーカード、USB(Universal Serial Bus)メモリ、SD(Secure Digital)カード、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(登録商標)(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)、CD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)、MO(Magneto−Optical disk)、DVD(Digital Versatile Disk)、および、Blu−ray(登録商標) Disc等の任意の「可搬用の物理媒体」を含むものとする。したがって、本実施形態で説明した処理を実行するためのプログラムを格納した記録媒体もまた本発明を構成することとなる。
また、「プログラム」とは、任意の言語または記述方法にて記述されたデータ処理方法であり、ソースコードまたはバイナリコード等の形式を問わない。なお、「プログラム」は必ずしも単一的に構成されるものに限られず、複数のモジュールやライブラリとして分散構成されるものや、OSに代表される別個のプログラムと協働してその機能を達成するものをも含む。なお、実施形態に示した各装置において記録媒体を読み取るための具体的な構成および読み取り手順ならびに読み取り後のインストール手順等については、周知の構成や手順を用いることができる。
記憶部106に格納される各種のデータベース等は、RAM、ROM等のメモリ装置、ハードディスク等の固定ディスク装置、フレキシブルディスク、及び、光ディスク等のストレージ手段であり、各種処理やウェブサイト提供に用いる各種のプログラム、テーブル、データベース、及び、ウェブページ用ファイル等を格納する。
また、配置処理装置100は、既知のパーソナルコンピュータまたはワークステーション等の情報処理装置として構成してもよく、また、任意の周辺装置が接続された当該情報処理装置として構成してもよい。また、配置処理装置100は、当該装置に本実施形態で説明した処理を実現させるソフトウェア(プログラムまたはデータ等を含む)を実装することにより実現してもよい。
更に、装置の分散・統合の具体的形態は図示するものに限られず、その全部または一部を、各種の付加等に応じてまたは機能負荷に応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。すなわち、上述した実施形態を任意に組み合わせて実施してもよく、実施形態を選択的に実施してもよい。
本発明は、特に、人材派遣や警備業界などにおけるシフト管理において有用である。
100 配置処理装置
102 制御部
104 通信インターフェース部
106 記憶部
106a 配置先情報マスタ
106b 配置パターンマスタ
106c 人材情報マスタ
108 入出力インターフェース部
112 入力装置
114 出力装置
200 サーバ
300 ネットワーク
1000 配置処理システム

Claims (11)

  1. 複数の人材の中から選ばれる1人以上の人材を、人材を必要とする勤務現場としての配置先へ配置するための割り当てを行うための、制御部を備えた配置処理装置において、
    前記制御部は、
    配置先を特定するための情報、当該配置先が必要とする人材の勤務時間帯、及び、当該配置先が必要とする人材の数を互いに関連付けた配置先情報と、
    前記複数の人材の各々に予定されている勤務スケジュール、及び、当該人材の過去の勤務実績に関する情報を互いに関連付けた人材情報と、
    人材を配置先に配置するために優先すべき情報を定めた配置パターンであって前記配置先情報又は前記人材情報に対応付け可能な配置パターンと
    を用いて、
    前記人材情報に関連付けられている複数の人材のうち、前記勤務スケジュールが前記配置先情報に関連付けられている配置先での勤務時間帯に一致した人材の中から、前記配置先情報に対応付けられている配置パターンにしたがって抽出された人材を当該配置先に割り当てること、
    を特徴とする配置処理装置。
  2. 前記人材の過去の勤務実績に関する情報は、
    当該人材が過去に特定の配置先で勤務を行った回数及び累計時間又は特定の業種で勤務を行った回数及び累計時間に関する情報、並びに
    当該人材が特定の配置先で前回に勤務を行った日に関する情報
    からなる群から選択される少なくとも一の熟練情報を含む、
    ことを特徴とする請求項1に記載の配置処理装置。
  3. 前記人材情報は、
    人材が希望している勤務時間の長さに関する情報
    をさらに含む、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の配置処理装置。
  4. 前記人材情報は、
    人材が保有している資格に関する資格保有情報
    をさらに含む、
    ことを特徴とする請求項1〜3までのいずれか1項に記載の配置処理装置。
  5. 前記人材情報は、
    前記人材の過去の勤務実績に関する情報として、当該人材が過去に特定の配置先で勤務を行った回数に関する情報を含み、かつ、
    前記配置パターンは、
    特定の配置先で勤務を行った回数が多い人材を当該特定の配置先に配置するための配置パターンである、
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の配置処理装置。
  6. 前記制御部による前記割り当ての結果、割り当てがなされた人材及び配置先の組み合わせ並びに当該配置先での勤務時間帯に関する情報の一覧をマッチリストとして出力可能に構成されている、
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の配置処理装置。
  7. 前記マッチリストが編集可能に構成されている、
    ことを特徴とする請求項6に記載の配置処理装置。
  8. 前記配置先情報は、
    複数の配置先に関する情報、及び/又は、複数種類の勤務時間帯に関連付けられており、
    前記配置処理装置は、
    前記人材情報に関連付けられている複数の人材のうち、前記制御部による前記割り当てがなされなかった人材の一覧をアンマッチリストとして出力可能に構成されている、
    ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の配置処理装置。
  9. 前記制御部による前記割り当ての結果に関する情報の一部又は全部を、割り当てがなされた人材に対して通知可能に構成されている、
    ことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の配置処理装置。
  10. 制御部を備えた配置処理装置において実行される、複数の人材の中から選ばれる1人以上の人材を、人材を必要とする勤務現場としての配置先へ配置するための割り当てを行うための配置処理方法であって、
    前記制御部において実行される、
    配置先を特定するための情報、当該配置先が必要とする人材の勤務時間帯、及び、当該配置先が必要とする人材の数を互いに関連付けた配置先情報と、
    前記複数の人材の各々に予定されている勤務スケジュール、及び、当該人材の過去の勤務実績に関する情報を互いに関連付けた人材情報と、
    人材を配置先に配置するために優先すべき情報を定めた配置パターンであって前記配置先情報又は前記人材情報に対応付け可能な配置パターンと
    を用いて、
    前記人材情報に関連付けられている複数の人材のうち、前記勤務スケジュールが前記配置先情報に関連付けられている配置先での勤務時間帯に一致した人材の中から、前記配置先情報に対応付けられている配置パターンにしたがって抽出された人材を当該配置先に割り当てるステップ、
    を含むこと
    を特徴とする配置処理方法。
  11. 制御部を備えた配置処理装置において実行させるための、複数の人材の中から選ばれる1人以上の人材を、人材を必要とする勤務現場としての配置先へ配置するための割り当てを行うための配置処理プログラムであって、
    前記制御部において実行させるための、
    配置先を特定するための情報、当該配置先が必要とする人材の勤務時間帯、及び、当該配置先が必要とする人材の数を互いに関連付けた配置先情報と、
    前記複数の人材の各々に予定されている勤務スケジュール、及び、当該人材の過去の勤務実績に関する情報を互いに関連付けた人材情報と、
    人材を配置先に配置するために優先すべき情報を定めた配置パターンであって前記配置先情報又は前記人材情報に対応付け可能な配置パターンと
    を用いて、
    前記人材情報に関連付けられている複数の人材のうち、前記勤務スケジュールが前記配置先情報に関連付けられている配置先での勤務時間帯に一致した人材の中から、前記配置先情報に対応付けられている配置パターンにしたがって抽出された人材を当該配置先に割り当てるステップ、
    を含むこと
    を特徴とする配置処理プログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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