JPH06342443A - 業務運用システム - Google Patents

業務運用システム

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JPH06342443A
JPH06342443A JP13064393A JP13064393A JPH06342443A JP H06342443 A JPH06342443 A JP H06342443A JP 13064393 A JP13064393 A JP 13064393A JP 13064393 A JP13064393 A JP 13064393A JP H06342443 A JPH06342443 A JP H06342443A
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Kiyosumi Onda
清澄 恩田
Akio Fujita
紀生 藤田
Takao Tanabe
貴雄 田邉
Yuichi Koizumi
裕一 小泉
Shigeru Terada
茂 寺田
Kuniyuki Yokobori
邦之 横堀
Masaru Morisaki
優 守先
Yukio Ikeuchi
幸雄 池内
Shuhei Masui
修平 桝井
Seiichi Saikai
成市 西海
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Mitsubishi Electric Corp
Japan Broadcasting Corp
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Mitsubishi Electric Corp
Nippon Hoso Kyokai NHK
Japan Broadcasting Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 計画者の計画情報をホストコンピュータ1を
介してファイルサーバ2に伝送する。一方実行者107
からの資源情報をローカルサーバ5に接続されたマスタ
データベース7に登録する。ファイルサーバ2は業務計
画と資源情報を結合し、業務データベース3に登録す
る。実行者107はワークステーション6を用いて業務
データベースに登録された業務計画のうち、補足する情
報に対してマスタデータベース7にある資源情報を用い
て情報を補完する。 【効果】 計画者が立てる業務計画と実行者が持つ資源
を自動的に統合できるとともに、自動的に統合できない
部分をワークステーションから補ってやることにより、
柔軟性に富むシステムを提供できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、業務を運用するため
に効率的に業務を実行する資源を配置する業務運用シス
テムに関するものである。例えば、放送番組制作業務に
対して、設備計画、要員計画、及びそれらの調整を効率
的に支援するための番組制作要員運用システムに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来ひとつの業務計画に対して、その業
務を実行する場合には、業務実行に必要な資源を人間が
配置したり、あるいはコンピュータの人工知能の技術を
用いて自動的に配置したりするシステムが考えられてい
る。例えば、放送番組を作成する場合には、番組制作情
報に対し、デスクと呼ばれる人達が効率良く技術スタッ
フを配員していた。
【0003】しかしながら、従来のように、人間が技術
スタッフや設備を配員、配置する場合、制作番組の数が
少ない場合には、人手で行うことが可能であるが、ひと
つのテレビ局の中で作られる番組が多数に及ぶ場合に
は、配員、あるいは配置するべき資源がおびただしい数
にのぼり、人間の能力の限界を越えてしまう。
【0004】また、コンピュータを用いて人工知能のア
ルゴリズムを用いて、資源を配置、あるいは配員する場
合も考えられる。しかしながらこのように、コンピュー
タが自動的に配置あるいは配員する場合には、個人のノ
ウハウあるいは個人の判断を必要としないため、機械的
な配置、配員が行われてしまい、柔軟性に欠く配置ある
いは配員が行われてしまう。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の業務運用システ
ムは以上のようにデスクと呼ばれるキーマンが番組制作
のための要員を配置していたので、配員ミスやダブルブ
ッキング等の間違いをおこしやすいという問題があっ
た。特に、人事異動や使用する資源に有効期限があるよ
うな場合には、デスクと呼ばれるキーマンはこれらの技
術スタッフや使用設備の有効期限の管理までも行わなけ
れば、正しい割り当てを行うことが出来なかった。この
ようなデスクと呼ばれるキーマンは経験を積むことによ
り、間違いの少ないかつ効率の良い配置、配員を行うよ
うになるが、このように経験を積むまでに長期間時間が
かかることや、あるいは経験豊富なデスクが少ないとい
う問題点があった。
【0006】また、コンピュータの人工知能機能を利用
して、配員、配置をする場合には、デスクの経験をコン
ピュータアルゴリズムに置き換えることになる。このよ
うに機械化することにより、配員、配置を自動的に行う
ことが可能になるが、機械的に作成された配員、配置に
は柔軟性を欠くものが多く、また、個人の判断を入れる
部分がないため、実際に運用する者から嫌がられてしま
う場合が多いという問題があった。
【0007】この発明は以上のような問題点を解決する
ためになされたものであり、今後予想される番組制作形
態の多様化、制作業務量の増加に柔軟かつ迅速に対応出
来る業務運用システムを得ることを目的とする。また、
この発明は、システムの構成を高度なグラフィックユー
ザインタフェースを提供するワークステーションによ
り、実際にシステムを使用するものに対して、オペレー
ションのしやすい業務運用システムを得ることを目的と
する。また、この発明は人間の判断を十分に取り入れる
ことが出来る業務運用システムを得ることを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る業務運
用システムは以下の要素を有するものである。 (a)業務計画を入力する業務計画入力手段 (b)上記業務計画の実行に必要なマスタ情報を記憶す
るマスタデータベース、(c)上記業務計画入力手段に
より入力した業務計画を上記マスタデータベースに記憶
されたマスタ情報を用いて補完する補完手段、(d)上
記補完手段により補完された業務計画を記憶する業務デ
ータベース、(e)上記マスタデータベースに記憶され
たマスタ情報を用いて、上記業務データベースに記憶さ
れた業務計画の未補完情報に対する補完を支援する支援
手段。
【0009】第2の発明に係る業務運用システムは支援
手段による業務計画の補完作業の支援中にマスタデータ
ベースに存在しない情報が発生した場合には、その情報
をマスタ情報としてマスタデータベースに追加するマス
タ追加手段を備えたことを特徴とする。
【0010】第3の発明に係る業務運用システムは、シ
ステムが用いるデータに対して、有効期間を設けてお
り、有効期間に基づいて複数の世代管理を行うととも
に、補完手段、及び支援手段は有効期間を参照して有効
期間の範囲内で要員及び資源の配置を行うようにするこ
とを特徴とする。
【0011】第4の発明に係る業務運用システムは、マ
スタデータベースにマスタ情報として登録されたデータ
は、支援手段により何等かのデータを入力する場合に入
力候補として表示され、支援手段は表示したマスタ情報
の中から所望の情報を選択させることを特徴とする。
【0012】第5の発明に係る業務運用システムは、マ
スタデータベースに業務計画を実行するのに必要な情
報、例えば、必要な設備、必要な要員数、必要なスキル
等の実行仕様を記憶する補完マスタを備えるものであ
る。また、マスタデータベースは業務計画を実行するた
めに必要となる設備、要員等の資源を記憶する資源マス
タを備えたものである。
【0013】第6の発明に係る業務運用システムは、資
源マスタとして少なくとも、資源の所属スキル、形、
色、等の資源の属性及びその資源の利用可能な時期を記
憶することを特徴とするものである。
【0014】第7の発明に係る資源業務運用システム
は、定期的に発生するような独自業務を登録する独自業
務マスタと、この独自業務マスタに登録された定期的な
独自業務に基づいて、業務計画を発生させ、業務データ
ベースに登録する独自業務発生手段を備えたことを特徴
とする。
【0015】第8の発明に係る業務運用システムは、未
確定の業務計画を入力し、この未確定業務計画に対し
て、補完手段及び支援手段がマスタ情報を用いて、予約
情報を補完し、業務データベースはこれらの予約情報で
補完された未確定の業務計画を一時的に記憶するととも
に、正式な業務計画を入力した場合には、この業務デー
タベースに一時的に記憶された未確定業務計画の予約情
報を用いて、正式に入力された業務計画の補完を行うよ
うにすることを特徴とする。
【0016】第9の発明に係る業務運用システムは、資
源マスタは資源を所属グループに分けて記憶するととも
に、補完手段,支援手段が所属グループ単位に業務計画
を補完する場合に、同一の所属グループにおいて、資源
が不足している場合に、他の所属グループからその資源
を一時的に移動させるようにすることを特徴とする。
【0017】第10の発明に係る業務運用システムは、
すでに入力した業務計画に対して変更情報を入力すると
ともに、補完手段がこの変更情報に基づいて業務計画を
再び補完しなおすとともに、支援手段は補完しなおされ
た業務計画に対して、確認処理を行うことを特徴とす
る。
【0018】第11の発明に係る業務運用システムは、
ファイルサーバとローカルサーバとワークステーション
を有するネットワークで構成され、業務計画入力手段及
び補完手段は、ファイルサーバ実行され、ファイルサー
バは業務データベースを一元的に管理するとともに、マ
スタデータベースはローカルサーバで管理され、支援手
段はファイルサーバで管理された業務データベースとロ
ーカルサーバで管理されたマスタデータベースを用いて
ワークステーションで実行されることを特徴とする。
【0019】第12の発明に係る業務運用システムは、
業務運用システムの扱う情報の中で、時間に関係するデ
ータを扱う場合に、線分を用いて情報の入力、表示、編
集を行うことを特徴とする。
【0020】
【作用】第1の発明における業務運用システムにおいて
は、業務を計画する計画者と、その業務を実際に実行す
る実行者が異なる場合を考慮したものである。すなわ
ち、業務計画入力手段は、業務を計画する計画者からの
業務計画を入力する。一方マスタデータベースには、実
際に業務を実行する者が、予め持っている資源を登録す
る。また、マスタデータベースは計画者が計画した業務
計画に対してあらかじめ、その業務計画の実行に必要な
仕様を記憶する。補完手段は業務計画入力手段で入力し
た計画者側の業務計画に対して、マスタデータベースに
あらかじめ登録されたその業務計画の仕様および実行者
側が持っている資源を適用することにより、業務計画を
実行可能な計画へと補完する。業務データベースはこの
ように、計画者側の業務計画と実行者側の情報とが組み
合わされた業務計画を記憶する。前述した補完手段は可
能な範囲で業務計画を実行可能な計画にするものである
が、完全に実行可能な状態にまですることは出来ない。
そこで、支援手段は業務データベースに記憶された業務
計画のうち、まだ実行が確実になっていない未補完の情
報がある場合に、マスタデータベースに記憶されたマス
タ情報を用いてこの未補完の情報に対する完全な補完を
支援するものである。このように、この発明は計画者側
で得られる情報と実行者側で得られる情報をそれぞれ別
個に登録記憶するとともに、計画者側の情報と実行者側
の情報を結合するにあたり、まず第1に自動的に結合す
ることが可能な部分を補完手段により行なわせ、自動的
に結合することが出来ない部分を支援手段に行わせよう
とするものである。補完手段は自動的に行われるのに対
して、支援手段は人間が介在する。従って、この支援手
段が存在することにより、業務運用システムが全く機械
的に実行されるのではなく、人間の判断や経験則を盛り
込むことが出来る柔軟性のあるシステムを構築すること
が可能になる。
【0021】第2の発明における業務運用システムにお
いては、マスタデータベースに存在しない情報が発生し
た場合には、その情報を追加するマスタ追加手段が存在
することにより、実行者側で作成するマスタデータベー
スに不十分な点がある場合でも、その欠点を補うことが
できる。前述したように、この発明は計画者側からの業
務計画と、実行者側のマスタ情報を結合させることによ
り、業務運用システムを構築することに特徴がある。従
って、計画者側の作成した業務計画と実行者側で作成し
たマスタ情報には食い違いが生じる場合がある。このよ
うに食い違いが生じた場合には、業務計画を実行させる
ことを優先的に取り扱うようにしなければならない。そ
こで業務計画の実行に必要なマスタ情報が存在しない場
合には、業務計画から得られる範囲の情報でマスタ情報
を生成し、マスタデータベースに追加するようにしたも
のである。このようにマスタ追加手段により、追加され
たマスタ情報は完全なものではない。この場合には、前
述した支援手段により、必要なマスタ情報を補うことに
より、完全なマスタ情報となる。
【0022】第3の発明に係る業務運用システムは、資
源の配置には有効期間が存在することに注目したもので
ある。例えば、資源が人間である場合には、人事異動や
休暇等により、その人間が働ける期間に限りがある。ま
た、設備の場合にもリース品やレンタル品である場合や
消耗品である場合にも、その有効期間には限りがある。
また、業務自身にもその業務を行う期間が限られてい
る。あるいは業務自身がリバイズされて新たな業務にな
る場合もある。この発明はこれ等業務に関するデータに
有効期間をつけて、この有効期間に基づいて資源を配置
しようとするものである。すなわち、補完手段、及び支
援手段は資源を業務に割り当てる際に有効期間を参照す
ることにより、間違いのない資源の配分を行う。
【0023】第4の発明における業務運用システムにお
いては、上記支援システムが実行される場合には、人間
のオペレーションが介在することを考慮したものであ
る。すなわち支援手段は業務計画の中で、未補完である
情報を補完するために、マスタデータベースに記憶され
たマスタ情報の中から、候補となるマスタ情報を表示す
る。そして、この表示した候補の中からオペレータの所
望のマスタ情報を選択させる。従って、オペレータは単
に選択という動作を行うことにより、業務計画の補完を
行なうことができる。このように支援手段が候補の表示
及びその選択という単純なマンマシンインタフェースを
有することにより、オペレータはわずらわしいキーボー
ド入力等の操作を行うことなく、迅速に且つ容易に業務
計画の補完をすることができる。
【0024】第5の発明における業務運用システムにお
いては、マスタデータベースとして業務計画の実行仕様
を記憶する補完マスタと、業務計画を実行する資源を記
憶する資源マスタを分けて記憶しているので、補完手段
が補完マスタを用いて業務計画を補完するとともに、支
援手段が資源マスタを用いて支援処理を行うことができ
る。
【0025】第6の発明における業務運用システムにお
いては、資源マスタが資源の属性及び資源の利用可能な
時期を記憶しているので、支援手段は業務計画を補完す
る場合に、資源マスタに記憶された資源の属性や資源の
利用可能時期を用いて、候補となるマスタ情報を選択で
きる。また、これら資源の属性や資源の利用可能時期を
表示することにより、オペレータに最適な選択を促すこ
とができる。
【0026】第7の発明における業務運用システムにお
いては、計画者側が業務計画としては入力してこなくと
も、実行者側で定期的に独自に行わなければならない業
務を予め独自業務マスタに登録しておくことにより、独
自業務を定期的に発生させるようにしたものである。計
画者は新たな業務計画を立ててそれを実行者に対して実
行することを要求してくるが、実行者側では単にその新
たな業務計画を実行するのみが仕事ではなく、毎日生ず
る定期的な業務、あるいは毎月生ずる定期的な業務を分
担してこなさなければならない。このように計画者が入
力してくる業務計画以外に日時、月時等の定期的に発生
する独自の業務を予め登録しておき、この登録した業務
を計画者側が立てた業務計画を記憶している業務データ
ベースに業務として発生させることにより、業務データ
ベースには計画者側が要求する業務計画と実行者側が定
期的に行わなければならない業務とが混在することにな
る。実行者側はこれらの二種類の業務に対して、実行者
側の資源を割り当てなければならない。従って実行者側
はこの業務データベースに記憶された二種類の業務に対
して、自己の資源をどのように割り付けるかを一元的に
考慮することができる。
【0027】第8の発明における業務運用システムにお
いては、まだ未確定の業務計画に対して予め資源を予約
しておきたいことを考慮したものである。業務計画入力
手段により、未確定計画を入力した場合には、補完手段
及び支援手段は取りあえずマスタデータベースにあるマ
スタ情報を予約情報として割り当てる。こうすることに
より、実際にその未確定の業務計画が確定した業務計画
になった場合には、予め予約情報として割り当てられた
資源をそのままシフトすることにより、業務計画に対し
てリソースの割り当てをスムースに行うことが可能にな
る。
【0028】第9の発明における業務運用システムにお
いては、資源を幾つかのグループに分けて管理する場合
であって、各グループ毎に業務を実行する際にそのグル
ープ内の資源だけでは、業務を実行できない場合を考慮
したものである。即ち一つのグループにおいて、資源が
足りない場合には、他のグループから資源を一時的に移
動させて、業務の実行に支障がおきないような便宜を図
るものである。
【0029】第10の発明における業務運用システムに
おいては、計画者側から送られた業務計画に対して、一
旦実行者側が資源を割り付けたにもかかわらず、再び計
画者側から変更情報が入力される場合を考慮したもので
ある。業務計画入力手段が計画者側から変更情報を入力
した場合には、支援手段がこの変更情報が受け入れられ
るものであるかどうかを、オペレータに確認させること
により、変更情報が入力された場合、最終的には人間の
指示により調整を行うようにしたものである。
【0030】第11の発明における業務運用システムに
おいては、業務運用システムがファイルサーバとローカ
ルサーバとワークステーションを備えたネットワークで
構成されることにより、計画者側から入力される業務計
画に関する情報をファイルサーバで実行するようにした
ものである。また、実行者側が複数の部や班に分かれて
いる場合を考慮して、ローカルサーバにそれぞれの部や
班に対応するマスタデータベースを分散させて記憶させ
るようにしたものである。補完手段は各ローカルサーバ
に分散されたマスタデータベースから補完情報を読み出
して、ファイルサーバで管理される業務データベースを
用いて業務計画を補完する。また、支援手段は各部や各
班で、それぞれの部毎や班毎に調整を行うためにローカ
ルサーバと対になったワークステーションで行うように
する。
【0031】第12の発明における業務運用システムに
おいては、マンマシンインタフェースを向上させるため
に、時間に関係するデータを線分を用いて入力、表示、
編集するようにしたものである。このように、線分を用
いて入力、編集を行うことにより、キーボードからのデ
ータを直接入力する必要がなくなり、オペレータの操作
及びオペレータの判断が、即座にしかも正確に行うこと
が可能になる。
【0032】
【実施例】
実施例1.図1はこの発明に係る業務運用システムの一
実施例を示す構成図である。図において100は業務計
画を計画する計画者、1は計画者100から業務計画を
入力されるホストコンピュータ、102はホストコンピ
ュータから出力される業務計画、103は同じく業務計
画に対する変更を通知する変更通知である。2はネット
ワークにおいてファイルを一元的に管理するファイルサ
ーバ、104はホストコンピュータ1から業務計画10
2及び、変更通知103を入力する業務計画入力手段、
3は業務計画入力手段104によって入力された業務計
画等を記憶する業務データベース、4は業務計画に対し
て適応される情報を記憶するマスタデータベース、10
5は入力した業務計画をマスタデータベースに記憶され
た情報を用いて補完する補完手段である。8はネットワ
ークを構成する回線である。5はローカルデータを管理
するローカルサーバ、6はローカルサーバとともに、オ
ペレータに対して入力編集等を提供するワークステーシ
ョン、7はローカルサーバに接続され、ローカルなデー
タを記憶するマスタデータベース、107はワークステ
ーションを用いて業務計画に対して実際の仕様や資源の
割り当てを行う実行者、106は実行者が業務計画に対
して、仕様やリソースの割付を行うことを支援するため
の支援手段である。
【0033】次に動作の概要について説明する。この実
施例における業務運用システムは、計画者100が業務
計画を立てるとそれをホストコンピュータ1を経由し
て、ファイルサーバ2に送信する。一方実行者107
は、計画者から送られてくる業務計画を実際に実行する
立場の者である。実行者107は業務計画を実際に実行
するために必要な仕様及びリソースを、予めワークステ
ーション6を用いてローカルサーバ5に接続されたマス
タデータベース7に対して記憶させる。この計画者の業
務計画の立案及び入力と実行者による業務計画に対する
仕様や仕様可能なリソースの登録はそれぞれ別個に行わ
れる。
【0034】このように計画者と実行者がそれぞれ別個
に入力したデータを効率よく統合させるシステムがこの
図1に示した業務運用システムである。業務計画入力手
段104が業務計画102を入力した場合には、矢印
Y、Zに示すように、補完手段105がローカルサーバ
に接続されたマスタデータベース7から、仕様やリソー
スが記憶されたマスタ情報を読みだし、業務計画に対し
てこれらのマスタ情報を補完する。マスタ情報で補完さ
れた業務計画は業務データベース3に記憶される。補完
手段105による補完は完全なものではなく、予め分か
る範囲で補完される。従ってこの時点では業務データベ
ース3に記憶された業務計画は完全な実行状態にはなっ
ていない。業務計画を実際に実行する場合には、その計
画の実行に必要な設備及び要員を全て満足させなければ
ならない。そこで支援手段106は、矢印Xに示すよう
に、業務データベース3に記憶された業務計画の中で、
未補完の状態になっているものに対して最終的な補完処
理を行うものである。この支援手段は補完手段105が
自動的に補完をすることが出来ない部分を補完するため
のものである。従って、人間の判断を仰ぐものである。
このため支援手段は、実行者107からアクセスしやす
いワークステーション上で実行される。通常業務計画の
実行はグループ単位、部単位、班単位に行われる。そこ
で、ワークステーションはこれらの単位毎にローカルに
設置される。また、これらの単位毎にマスタデータベー
ス7を配置することにより、ワークステーションとマス
タデータベースはローカルサーバを配して頻繁にアクセ
スされる。
【0035】次に図2は図1に示したファイルサーバ2
の内部ブロック図である。図において、9はファイルサ
ーバ全体を制御するオペレーティングシステム、10は
オペレーティングシステムの上で動作するウィンドウシ
ステム、11は更にウインドウシステムの上で動作する
グラフィックユーザインタフェース部(GUI)、12
はグラフィックユーザインタフェース部上で動作してユ
ーザに対してデスクトップ環境を提供するデスクトップ
である。13はネットワーク回線8とのインタフェース
とるTCP/IP、14はホストコンピュータやワーク
ステーションとの通信を司る通信ソケットプログラム、
15はウインドウシステム10を用いてデータベースに
対してデータベースをエントリーするためのデータベー
スエントリー、16はデータベースエントリー15から
入力されたデータを用いて、データベースを変更するデ
ータベースメンテナンス部、17はデータベースに記憶
されるデータをリレーショナルにハンドリングするため
のリレーショナルデータベースソフトウェア、18はグ
ラフィックユーザインタフェース部のグラフィックユー
ザインタフェース機能を用いて表示装置に対して線分を
入力したり、表示したり、編集したりすることが出来る
線分エディタ、19は線分エディタ18と共同してレポ
ートを出力するためのレポートライター、20は同じく
線分エディタ18と共同して線分エディタへの入力のた
めの入力方法表示を行ったり、線分エディタにより選ば
れたデータが他のデータと整合性があるかどうかをチェ
ックするビフォアーデーモン、21は同じく線分エディ
タ18と共同して線分エディタで要求された編集を行
い、データベースに記録されたデータを所望の形式にし
て、ユーザに提供するアフターデーモン、22はウイン
ドウシステムがウインドウを表示する場合の縦軸に表示
する項目を自動的に生成するためのタテマスタ自動生成
部である。23は回線を介して受信したデータを記憶す
るためのネットワークファイルシステム、24はネット
ワークファイルシステム23を介して得られたホストコ
ンピュータからの業務計画を受信し展開するホスト業務
受信展開部、25は業務データベースに記憶された業務
計画を暦日展開する暦日展開部、26は同じく業務デー
タベースに記憶された業務計画を月毎に編集する月間集
約部、27はマスタデータベース4に記憶された番組マ
スタを展開するための番組マスタ展開部、28はホスト
コンピュータから入力する変更通知を入力し、その変更
通知に基づいて、業務データベース3に記憶された業務
計画に対して変更を加える変更通知展開部、29は実行
者側が定期業務が存在する場合に、定期業務を業務デー
タベース3に発生させるための定期業務展開部、30は
実行者側の勤務形態を業務データベース3に展開するた
めの勤務形態展開部、31は実行者の業務を連絡するた
めのデスク業務連絡部、32は実際に割り当てられた配
員に業務を連絡するための配員業務連絡部、33はホス
トコンピュータから送られてきた業務計画に対して、実
行者が作成したマスタ情報を用いて補完するホスト業務
補完部、34は業務データベースにある未補完の情報を
補完する場合に、補完可能なマスタ情報を入力候補とし
て表示する入力候補出力部、35は補完しようとするマ
スタ情報がダブルブッキングや有効期限以外であるか等
のチェックを行う整合性チェック部である。
【0036】次に図3を用いてローカルサーバ5及びワ
ークステーション6について説明する。図において、図
3の9から23に示したものは図2に示したファイルサ
ーバと同様のもので、ここではその説明を省略する。図
において38はローカルサーバが通信を行うための通信
部、39は通信部が実際に通信を行うために用いるSD
LCドライバである。ローカルサーバ5はファイルサー
バ2に較べてより簡単な構成をとる。これはマスタデー
タベース7に対する入力及び編集を司るためである。こ
れに対しファイルサーバは業務データベースを一元的に
管理するとともに、この業務データベースのメンテナン
スを行わなければならいため、ローカルサーバ5に比べ
て複雑な構成となっている。
【0037】なお、図3に示したワークステーションに
は、効率的なマンマシンインタフェースを提供するため
にウインドウシステム10、グラフィックユーザインタ
フェース部11、デスクトップ12が用意されている。
なお、ワークステーション6を動作させるためのプログ
ラムは図示していないが、ワークステーション6内に保
持してもかまわない。あるいはローカルサーバ5内に保
持するようにしてもかまわない。
【0038】次に図4を用いてこの業務運用システムが
番組制作システムに用いられる場合のマスタデータベー
スの内容について説明する。図4において、70は番組
を実際に制作する技術スタッフ等の個人の情報を登録す
る個人マスタ、71は業務計画に対して要員を予約する
ための要員予約マスタ、72は業務計画に対して担当所
属や要員の数や設備の数等の仕様を業務補完情報として
登録する業務補完情報マスタ、73は各班が定期的に独
自の業務を行う場合に定期業務を登録する定期業務マス
タ、74は各個人の勤務形態を登録する勤務形態マスタ
である。又37はウインドウを表示する際のタテ項目を
自動的に生成するためのタテマスタ、36はホストコン
ピュータから受信した変更通知を記憶する変更通知情
報、3は前述したように業務計画を記憶する業務データ
ベースである。15は前述したデータベースエントリー
である。このデータベースエントリーの例として、次の
ようなエントリー画面が設けられている。例えば、個人
マスタ画面60、要員予約マスタ画面61、業務補完情
報マスタ画面62、定期業務マスタ画面63、勤務形態
マスタ画面64、タテマスタ変更画面65、変更通知情
報画面66、業務データベース画面67等が設けられて
いる。また、18は前述した線分エディタである。47
は線分エディタが用いる線表であり、この線表は外部定
義ファイルとして定義されているものである。線分エデ
ィタ18には線分を編集するために、次のようなものが
設けられている。43は線分情報を線表47を用いて表
示する線分情報表示部、44は表示された線分情報を変
更する線分情報変更部、45は線分を用いて情報を日別
や月別等に表示する線分情報集約部、46は線分情報を
コピーしたり引用することが出来る線分情報引用部であ
る。
【0039】以下に図5〜図11を用いてデータベース
エントリー15が持つマスタを編集するための画面の幾
つかの例について説明する。図5は個人マスタを登録す
るための個人マスタ画面である。個人マスタ72に技術
スタッフ等の個人を登録する場合には、この画面を用い
て登録する。登録されるべき項目としてはマンNo.、
漢字個人名、個人略省名、仮名個人名、住所、性別、等
である。各項目を入力する場合には、候補を表示できる
場合には候補を表示しその中から選択させるようにす
る。例えば図5においては、性別を入力する場合に入力
ガイド120が表示される。オペレータはこの入力ガイ
ドから何れかの性別を選択することにより、性別を入力
することができる。また、この画面においては、有効開
始日及び有効終了日が入力される。この有効開始日及び
有効終了日は登録される人間が予め短期的な労働者であ
るような場合に、その有効期限が入力される。又、人事
異動により予め有効期限が分かっている場合にも入力さ
れる。なお、人事異動がある場合には前もってその名前
を公表することができない。その場合には発令氏名12
3に実際に発令される人の名前を登録し、発令開始日1
24にその人事異動発令日を記入する。発令氏名に実際
の名前を記入した場合には、漢字個人名や個人略省名等
の欄には仮の名前を入力する。従って、人事異動が発令
されるまでは、仮の名前で要員が配置される。実際に人
事異動が発令したその日には発令氏名123を漢字個人
名に移動させることにより、発令日以後は本人の名前を
用いて表示出力が行われる。
【0040】次に図6、図7を用いて要員予約マスタに
ついて説明する。図6は要員予約マスタ画面を示す図で
ある。要員予約マスタに要員の予約を入力する場合に
は、まず番組の情報を入力する。番組の情報として番組
/業務コード、番組/業務名及び副題名、ワークパッケ
ージ(WP、作業区分に相当するもの)コード、ワーク
パッケージ名を入力する。更にこの番組/業務の有効開
始日と有効終了日を入力する。更にこの番組が放送され
る曜日と実行サイクルが入力される。この予約要員マス
タ登録の際にも候補を表示して選択するような入力を行
う。例えば、技術担当グループ131を入力する場合、
入力ガイドとして表示された候補の中から該当する担当
業務(班コード)130を選択する。又、要員予約マス
タは図6の右側に示すように番組/業務に対して要員を
予約する。例えば、図7はこの要員予約のオペレーショ
ンを示す図である。要員予約マスタ画面において、技術
担当グループ131としてA班を選択するものとする。
A班の班コードは42であるため、技術担当グループ1
31には42が表示される。次にマウス等によりカーソ
ルを最初の氏名の欄に移動させ、クリックすることによ
り、A班の各グループのメニュー132が表示される。
このメニュー132において、例えばA班0グループを
選択するものとすると、次に個人マスタ一覧60aの画
面ウインドウが表示される。この個人マスタ一覧は前述
した図5により、個人マスタにより登録された個人マス
タから一部の情報を一覧にして表示するものである。こ
こで表示される個人は番組の有効開始日134と有効終
了日135で指定された有効期間にマッチする要員が表
示される。オペレータはマウス等により個人マスタ一覧
60aから最適な人間を選択して、要員を番組/業務に
予約することができる。選択された名前は要員予約マス
タ画面61の項目33に表示される。
【0041】次に図8を用いて業務補完情報マスタ画面
62について説明する。番組補完情報は番組/業務に対
して担当グループと要員数と必要とする要員の技術レベ
ルを番組を実行するための仕様として登録するものであ
る。図8においてはまず、番組一覧画面68を表示し、
その番組一覧画面から番組/業務コードが022の番組
を選択し、番組補完情報マスタ62を表示した場合を示
している。番組補完情報マスタにはその番組を担当する
グループとその必要な要員数を入力する。図において、
L,M,N,O,P,Qは番組を制作するために必要な
担当を示しており、例えば照明担当、音声担当、映像担
当等を示している。又、配員オプションは、配員される
要員の経験数やスキル等の要求を入力するものである。
【0042】次に図9を用いて定期業務マスタ画面63
について説明する。定期業務マスタ73は各班が独自に
行わなければならない定期業務を登録するものである。
この定期業務は例えば清掃業務や整理業務あるいは定期
的なミーティング等の各班独自の業務である。これらの
定期独自業務は実行者側で独自に発生するものであり、
計画者側は業務計画として入力してくるものではない。
従って予め定期業務マスタ73に独自の業務を入力して
おく必要が発生する。図9は定期業務マスタ登録画面を
示す図である。この定期業務マスタ登録画面において
は、前述した番組補完情報と同様に定期業務に対して担
当グループと必要な要員数と配員オプションを入力す
る。例えば、図9に示す例においては、テープ整理とい
う独自の業務に対して班コード41を持つA班が要員ひ
とり要求されることを予め登録するものである。
【0043】次に図10は定期業務マスタに登録された
定期業務を検索する場合を示した図である。定期業務検
索条件入力画面63aにおいて、A班独自の定期業務の
検索を指示した場合、定期業務一覧63bが表示され
る。定期業務一覧63bには、図9で入力したA班独自
の定期業務であるテープ整理が表示される。
【0044】次に図11を用いて勤務形態マスタ画面6
4について説明する。勤務形態マスタは個人の勤務形態
をあらかじめ登録しておくものである。勤務形態マスタ
画面64は図11に示すように、4週分の勤務形態を一
つの画面で入力することが出来る。第1週をA週、第2
週をB週、第3週をC週、第4週をD週として、各個人
の勤務形態を予め入力するものである。この勤務形態マ
スタ画面を用いて各個人の予め分かっている休暇、早退
等を登録することができる。
【0045】次に図12を用いてホスト業務受信展開部
24と、ホスト業務補完部32の動作について説明す
る。図において80はホストコンピュータ1から業務計
画102及び変更通知103を受信するためのホスト受
信部、81はホスト受信部80が受信した業務計画10
2及び変更通知103を一時的に蓄えるホストデータ受
信ファイルである。24はホストコンピュータから受信
した業務計画を展開するためのホスト業務受信展開部で
ある。24aはホストコンピュータからバッチ処理によ
り業務計画を受信するバッチ受信展開部、24bはホス
トコンピュータから日々のデータあるいは月毎のデータ
を定期的に入力して展開する定期受信展開部、24cは
バッチ受信展開部、定期受信展開部が受信したデータに
対する変更データを受信する変更データ受信展開部であ
る。33はホストコンピュータから受信した業務計画を
補完するホスト業務補完部である。83はホスト業務補
完部33にあり、要員予約マスタ71に登録されている
要員を用いて業務計画を補完する要員予約部である。8
4は業務計画に対して業務補完情報マスタ72に登録さ
れている補完情報を用いて、業務計画を補完する業務補
完部である。
【0046】28は変更ホストコンピュータ1からすで
に確定した業務計画に対して変更通知を受け取った場
合、変更通知の処理を行う変更通知展開部である。変更
通知展開部28は変更通知情報を記憶し、すでに確定し
た業務計画に対して変更を行う。この変更通知展開部2
8の動作については後に説明する。
【0047】次に、業務補完部84の動作について図1
3を用いて説明する。図13の72aは業務補完情報マ
スタ72に登録されている業務補完情報である。この業
務補完情報72aは図8において示した番組補完情報マ
スタ画面62において登録された情報である。また、図
13において、業務データベースレコード3aは業務デ
ータベースに記録された業務計画を示すレコードであ
る。業務補完部37は業務データベースレコード3aに
対して、業務補完情報72aを用いて、業務データベー
スレコード内において空白になっている部分を補完す
る。例えば業務データベースレコード3aがホストコン
ピュータ1から受信した時点では、L担当90b、M担
当91b、N担当92bはスペースで送られてくる。一
方業務補完情報72aはマスタ情報として前述した図8
の画面からL担当90a、M担当91aがすでに入力さ
れている。業務補完部37は業務補完情報72aにすで
に登録されているL担当グループ90aのグループコー
ド要員数配員オプションの数値を業務データベースレコ
ード3aのL担当グループ90bのグループ行動要員数
配員オプションに複写することにより業務計画を補完す
る。同様にM担当グループ91aの数値はM担当グルー
プ91bに複写される。もし、業務補完情報72aにお
いて、N担当グループに対するマスタ情報が存在しない
場合には、業務補完部37はそのN担当グループのマス
タ情報がないため、業務データベースレコード3aのN
担当グループ92bを補完することは出来ない。N担当
グループ92bは未補完のまま残ることになる。
【0048】前述した要員予約部83の場合も同様に、
図6及び図7で説明した要員予約情報をマスタ情報とし
て業務データベースレコード3aに対して適用すること
により、業務計画を補完する。
【0049】次に暦日展開部25と月間集約部26の動
作について説明する。図14は暦日展開部25と月間集
約部26に基づき、業務データベースから、暦日により
展開された個人別勤務表を示す図である。業務データベ
ース3は業務計画を暦日で3ケ月先まで作成し、記憶し
ている。暦日展開部25は業務データベースに蓄積され
ている3ケ月の暦日のデータから、図14に示すよう
な、情報を線分を用いて表示する。この例では、要員
「山田」が4月23日10時から18時30分までドラ
マABに対して割り振られたことを表示している。ま
た、要員「川口」は4月23日は付加休暇としてお休み
であることを示している。
【0050】次に月間集約部26の動作を図15を用い
て説明する。図15は業務別月間計画表と個人別月間計
画表を示す図である。前述したように業務データベース
は3ケ月先までの暦日データを記録しているため、月間
集約部26は何れかの月を指定されることにより、その
月の業務別、あるいは個人別月間計画表を表示すること
が可能になる。業務別月間計画表によれば、各番組毎の
予定を把握することが可能である。また、個人別月間計
画表によれば、各個人の計画を把握することが可能であ
る。このようにこのシステムは暦日展開部25および月
間集約部26を備えていることにより、業務別あるいは
個人別あるいはさらには、設備別(スタジオ等)に各々
の予定を暦日単位あるいは月単位に把握することが可能
である。
【0051】次に図16を用いてホスト業務補完支援部
40の動作について説明する。前述したように、ホスト
業務補完部33により、予め要員予約マスタ及び業務補
完情報マスタに登録されたマスタ情報を用いてホストコ
ンピュータ1から受信した業務計画を補完することが可
能である。しかし、すべての情報を補完することは出来
ない。そこでホスト業務補完支援部40では、ホスト業
務補完部33が未補完のままに残した部分を補完する。
このためホスト業務補完支援部40は未補完一覧部41
により、補完されていない情報の一覧を表示するととも
に、補完入力部42を用いて未補完である項目に対して
補完情報を入力する。
【0052】図17〜図22はこの補完入力部42の動
作を説明するための図である。図17は業務計画とし
て、「オートグラフ」が10月23日の9時40分から
17時までCU211スタジオを用いて行われることを
示している。未補完一覧部41がこの「オートグラフ」
という番組に対して未補完の情報があることを表示した
場合、補完入力部42はこの「オートグラフ」に対し
て、補完情報を入力する。図18は図17に示した番組
「オートグラフ」に対して線分詳細画面141と業務詳
細画面142を表示し、未補完状態になっている担当グ
ループに対して、補完を行うとして技術担当グループの
候補を入力候補画面143に表示した場合を示してい
る。業務詳細画面142において、担当グループ15
0,151,152・・・は空白のままになっている。
同様に要員数161,162,163・・・も空白のま
まになっている。即ちこれ等担当グループと要員が未補
完のままである。これに対しまず担当グループ150に
対して、入力候補画面143を表示して、担当グループ
を選択する。例えばA班0グループを選択した場合に
は、A班0グループのコードが担当グループ150に表
示される。また、図示しないが、要員数を入力すること
により160に要員数が表示される。図19は担当グル
ープ150にグループコード「61」が表示され、要員
数160に1が表示された場合を示している。このよう
に業務詳細画面142に対して、確定した担当グループ
と要員数が補完されると、図20に示すように、線分詳
細画面の対応する場所に情報が表示される。例えば、担
当グループ160に対して項目170が対応し、グルー
プコード「61」が表示される。また、要員160に対
して項目171と項目172が表示される。項目171
は実際に要員が配置された場合には、その個人のマンN
o.を表示する場所である。また、172は実際に配置
された個人の名前を表示する場所である。この時点で
は、まだ実際の要員が配置されていないため、架空の番
号「Z」と要員が実際に割り当てられていないことを示
す「( )」という記号が表示される。
【0053】次に図21は前述したものと同様なオペレ
ーションにより、業務詳細画面142の担当グループ1
51に対してグループコード「62」を選択し、要員数
161として「2」を指定した場合を表している。この
場合には線分詳細画面141の項目173と176にふ
たり分としてグループコード「62」が表示される。ま
た、項目174と177には本来マンNo.が表示され
るべきものであるが、まだ実際の要員が割当られていな
いため、架空の番号「Z」が割当られる。同様に項目1
75と項目178に対しても、まだ個人が割当られてい
ないためその名前を表示することが出来ず、「( )」
という記号が割り振られる。
【0054】図22はこのようなオペレーションのあと
に、再び番組「オートグラフ」の線分を表示した場合を
示している。前述した図17と異なる点は、線分の下に
「A( )B( )B( )」という表示が表れている
点である。この番組「オートグラフ」を実際に担当する
グループはAグループから1名、Bグループから2名必
要であることを示しており、( )はまだそれらの要員
が具体的に割り振られていないことを示している。補完
入力部42はこのように、担当グループと要員数が割り
振られているにもかかわらず、まだ実際の個人が割り振
られていない場合にもこれを未補完状態としてさらに補
完処理を行なう。図23は補完入力部42がグループA
から具体的な要員を配置した場合の線分詳細画面141
を示す図である。項目171にはマンNo.が表示され
る。マンNo.の桁数が一桁より多い場合は、一桁しか
表示されない。マウスにより項目171にカーソルを当
て、マウスを左右にドラッグすることによりマンNo.
を項目171内部においてスクロールさせることができ
る。また項目172には割り振られた個人の名前を表示
する。項目172において名前が全て表示できない場合
には、その一部分のみが表示される。項目171と同様
に項目172の場合にもマウスのカーソルを項目172
をポイントし、マウスを左右にドラッグさせることによ
り、割り当てられた個人の名前をスクロールさせること
ができる。補完入力部42がこのように線分詳細画面に
実際の個人を割り当てる方法は図示しないが、番組「オ
ートグラフ」の制作日、時間帯、及び有効期限等とすで
にマスタ登録されている個人の勤務形態や有効期限等を
比較し、可能な個人のみを候補として表示し、オペレー
タはその表示された候補一覧の中から特定の個人を選択
する。補完入力部42は同様のオペレーションを用いて
項目174,175及び177,178に対してグルー
プBからこの番組に対して、割り付け可能な個人を割り
付ける。
【0055】図24は補完入力部42が線分詳細画面に
対して、実際に要員を割り付けた場合に線分エディタ1
8が表示する表示形態を示したものである。図24
(a)は図23に示すように、グループAから「山田」
という要員が配置された状態を示す図である。また、こ
の状態ではまだグループBに対する要員がふたり割り付
けられていないため、図22に示したように「( )」
という状態のまま表示される。図24(b)の場合は、
Aグループから1人、Bグループから2人それぞれ合計
3人の要員が割り付けられた場合の線分エディタ18が
表示する状態を示したものである。この時点では、すべ
ての「( )」が人の名前で満たされているため、要員
がすべて満たされたということを示している。
【0056】次に図16に戻り、線分エディタ18につ
いてさらに説明する。線分エディタは前述したように、
線分情報表示部43、線分情報変更部44、線分情報集
約部45、線分情報引用部46を備えており、前述した
ような線分の表示及び線分に付属する情報の表示、及び
それらの変更、編集等を行うものである。線表47は線
分エディタ18により、入力、変更、編集される線分を
外部定義ファイルとして記憶する。レポートライター1
9は線表47に記憶された線分情報を用いてプリンタへ
出力する出力情報を定義する。
【0057】また、ビフォアーデーモン20には入力候
補表示部48と整合性チェック部49があり、前述した
ように補完入力部42がマスタ情報を用いて業務計画を
補完する場合に入力候補となるものを入力候補表示部4
8により表示する。また、補完入力部42が選択した情
報が二重のアサインになっていないか、あるいは有効期
限以外になっていないか等の整合性を整合性チェック部
においてチェックする。このようにビフォアーデーモン
20は補完入力部42が補完情報を入力する際に正しい
情報がより簡単に選択できるようにするものである。
【0058】次にアフターデーモン21は暦日展開部5
0と月間集約部51を有している。暦日展開部50と月
間集約部51は図12において説明した暦日展開部25
と月間集約部26と同様の動作を行い、それぞれ業務デ
ータベースに記憶された3ケ月分のデータの中から暦日
のデータを用いて暦日情報を表示したり、あるいは月間
のデータに集約して月間データを表示したりする。次に
変更通知情報部52は変更通知情報36を入力し、変更
情報一覧等を表示する。このようにアフターデーモン2
1はすでに記憶された業務データベースや変更通知情報
に対して、記憶されているデータを加工編集し、オペレ
ータに提供するものである。
【0059】タテマスター自動生成部22は情報を表示
する際に、どのような項目を幾つだけ表示するかという
決定を行うためのものである。タテマスター自動生成部
に関しては、特にこの実施例において重要でないため説
明を省略する。
【0060】次に図25を用いて未確定な業務計画を入
力し、その未確定の業務計画に対して、予め要員を確保
する場合について説明する。計画者100が業務計画を
立案する場合には必ずも確定した業務計画ではないが、
あらかじめその業務計画に対して要員だけを確保してお
きたい場合が存在する。このような場合、計画者100
はホストコンピュータ1を介して、未確定な業務計画で
ある旨を添えて業務計画を送信する。実行者107はこ
の未確定な業務計画に対して、その仕様や要員を予約の
意味で先行入力する。図25はこのようにして、先行入
力された状態を示す図である。図25は4月23日の1
0時〜18時30分まで3人の要員をそれぞれの業務に
対して配置した状態を示している。このように、予約の
情報も通常の線分と同様に表される。異なるのは、ウイ
ンドウの左上に表示される種類が先行入力となっている
点である。
【0061】図26は先行入力した予約情報を確定する
ためのオペレーションを示す図である。先に入力された
未確定の業務計画が確定したものとなった場合、先行入
力した予約情報を確定させるオペレーションが必要であ
る。例えば図26に示すように、先行入力を行った画面
220に対し、確定入力を行う画面221を表示する。
そして先行入力を行った線分222をマウスで選択す
る。この時点でメニュー225が表示され、選択した線
分を確定するかしないかを選択する。マウスにより確定
を選択した場合には、線分222は確定入力の画面22
1の線分223として表示される。そして先行入力の画
面220から線分222は消去される。このようにして
先行入力された予約情報は確定のオペレーションを行う
ことにより、確定された情報として用いることができ
る。
【0062】次に要員を応援派遣する場合について図2
7〜図29を用いて説明する。業務計画の実行は班単位
に行うが、その班に要求される要員が足りなくなる場合
がある。このような場合には他の班から応援を頼むこと
が必要である。図27はA班から1人の人間をB班に応
援要員として出すことを示す図である。図27はA班か
ら要員「小林」を4月23日の9時から14時30分ま
で応援として派遣することを表示している。一方、図2
8はB班の勤務表を示しており、A班から応援者として
くる「小林」はB班において通常の要員として表示され
る。B班においては、この応援者を10時から19時3
0分まで所定の業務に割り付けるものとする。このよう
にB班が応援者に対して、所定の仕事を割り付けた場合
には、図29に示すようにA班の業務別勤務表にはB班
で割り付けられた業務内容が表示される。すなわち、図
29においては、要員「小林」は2行になって表れる。
1行目にはA班があらかじめ予定した時間帯が表示され
る。2行目には実際B班が割り付けた時間帯およびその
情報が表示される。この例においては、A班が予定して
いた時間帯とB班が実際に割り付けた時間帯が異なるこ
とが表示されている。これら時間のズレはその後A班と
B班との間で調整されるべきものである。以上のよう
に、各班において要員があまっている場合、あるいは要
員が足りない場合においても、その要員を一時的に移動
させることが出来るために柔軟がシステムを提供するこ
とが可能である。
【0063】次に図30と図31を用いて計画者からホ
ストコンピュータを通じて、すでに業務計画が確定した
ものに対する変更通知があった場合について説明する。
図16に示した変更通知情報部52は、図30及び図3
1に示すような変更レポート一覧及び個人変更レポート
一覧を表示する。例えばメニュー330から個人変更レ
ポート一覧を選択すると、図30に示した個人変更レポ
ート一覧の画面331が表示される。ここに表示される
個人名は変更通知によりすでに割り付けられた仕事や時
間帯に変更が生じた要員の名前を表示する。この変更レ
ポート一覧の画面331から個人の名前を選択すること
により、図31に示した個人変更レポート一覧リスト3
32が表示される。個人変更レポート一覧リストは、変
更項目内容及びその開始日時、終了日時等が表示され
る。オペレータはこの個人変更レポート一覧リストを参
照することにより、その更新を確認するかどうかを検討
することができる。もしその変更が個人の勤務形態や有
効期限等と矛盾する場合には、その変更を受け入れるこ
とが出来ないため、他の要員を割り当てるあるいはその
他の調整を行う必要がある。
【0064】次にこのシステムにおいて、マスタデータ
ベースにマスタ情報が存在しない場合、その情報を追加
する場合について説明する。通常マスタデータベースに
は、予め必要な情報を全て登録しておくことが前提にな
るが、このシステムにおいては、マスタに存在しないデ
ータを追加登録する。その理由は、計画者が入力する業
務計画とマスタを作成する実行者がそれぞれ別個に情報
を作成するためである。別個に作成された情報を補完手
段、及び支援手段により補完することにより、計画者が
作成した業務計画と実行者が予め準備したマスタ情報と
が統合されて、実際の業務計画が実行されることにな
る。その際、優先されるのは計画者が立てた業務計画で
ある。業務計画を遂行するにあたり、必要なマスタ情報
がマスタデータベースに存在しない場合には、その業務
の実行のために必要と思われるマスタデータを追加しな
ければならない。この追加は業務データベースに記憶さ
れた業務計画の中から抽出される。業務計画から抽出さ
れるデータはマスタデータベースのマスタ情報を100
%満足させるものではなく、未補完の項目が存在する。
この場合の未補完は業務計画に対する未補完ではなく、
マスタデータベースのマスタ情報に対する未補完であ
る。このように、マスタデータベースのマスタ情報に未
補完のものが発生した場合には、前述した支援手段の未
補完一覧部及び補完入力部により、マスタ情報を補完す
る。
【0065】実施例2.上記実施例1においては、放送
番組を制作する場合の要員運用システムについて説明し
たが、この発明は放送番組を制作するための要員運用シ
ステムに用いられるばかりでなく、その他のリソースを
管理するための運用システムであってもかまわない。
【0066】例えば、列車やバスを運行するための運転
手や車掌を効率良く配置するための要員運用システムで
あってもかまわない。また、人間を配置する場合ばかり
でなく、物を配置する場合でもかまわない。前述した実
施例1においては、番組に対してどのスタジオを割り当
てるかというスタジオの割り付けも同様に行っているた
め、要員を運用するばかりでなく、スタジオを運用する
システムとしても用いることが可能である。更に、前述
した実施例1においては述べなかったが、使用できるテ
レビカメラや照明器具やオーディオ器具が限られている
場合には、これらの機械器具を効率良く割り振るシステ
ムとしても用いることが可能である。また、さらに運用
するリソースをリース品やレンタル品にしてもかまわな
い。リース会社あるいはレンタル会社においては、リー
ス物件やレンタル物件を効率良く管理するためにどのリ
ース品やレンタル品がいつ、どこにあるかを正しく管理
しなければならない。これらのリース品、レンタル品を
管理する為に、前述したような業務運用システムを用い
ることができる。
【0067】実施例3.上記実施例1においては、ウイ
ンドウシステムを用い、デスクトップ環境下でオペレー
ションを行う場合を示したが、マルチメディアを用いた
インタフェースを持たせてもかまわない。例えば、実施
例1で示した要員を配置する場合に、要員の候補リスト
をその要員の写真を用いて表示するようにしてもかまわ
ない。前述した実施例においては、その要員の名前とマ
ンNo.等の文字を用いて表示していたが、文字の変わ
りにその要員の写真を表示しその写真を選択することに
より要員の配置を行うようにしてもかまわない。更にそ
の要員の写真を表示するばかりでなく、その要員のコメ
ントを合わせて記憶させておき、その要員の声によるメ
ッセージを流すようにしてもかまわない。実際に要員の
選択を行う場合には、選択すべき要員がどのような人物
であるかを知った上で選択を行いたい。このような場合
には単に文字による名前の表示以外に写真や音声による
識別を行うことにより、より適合した要員の選択を行な
うことが可能になる。また、マルチメディアを用いてリ
ソースを管理する例として、レンタル物件やリース物件
の写真を表示するようにしてもかまわない。例えば、ブ
ルドーザがレンタル物件であった場合に、ブルドーザの
大きさやブルドーザの特殊な形状を見なければ、そのブ
ルドーザが作業現場で実際に使えるかどうかを判断しに
くい場合がある。そのような場合にはブルドーザの写真
をディスプレーすることにより、客の要求に一致するか
どうかを視覚的に判断することが可能になる。
【0068】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、計画者
が立案する業務計画とその計画を実際に実行する実行者
との間で、効率良く業務が実行出来る業務運用システム
を得ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の業務運用システムの一実施例を示す
構成図である。
【図2】この発明のファイルサーバの構成図である。
【図3】この発明のローカルサーバとワークステーショ
ンの構成図である。
【図4】この発明のマスタデータベースの構成を示す図
である。
【図5】この発明の個人マスタ画面を示す図である。
【図6】この発明の要因予約マスタ画面を示す図であ
る。
【図7】この発明の要因予約マスタ画面を示す図であ
る。
【図8】この発明の業務補完情報マスタ画面を示す図で
ある。
【図9】この発明の定期業務マスタ画面を示す図であ
る。
【図10】この発明の定期業務一覧の画面を示す図であ
る。
【図11】この発明の勤務形態マスタ画面を示す図であ
る。
【図12】この発明のホスト業務受信展開部の動作を説
明する図である。
【図13】この発明の業務補完部の動作を示す図であ
る。
【図14】この発明の暦日展開部の動作を説明する図で
ある。
【図15】この発明の月間集約部の動作を説明するため
の図である。
【図16】この発明のホスト業務補完支援部の動作を説
明する図である。
【図17】この発明の線分エディタが表示する線分の一
例を示す図である。
【図18】この発明の補完入力部の動作を説明する図で
ある。
【図19】この発明の補完入力部の動作を説明する図で
ある。
【図20】この発明の補完入力部の動作を説明する図で
ある。
【図21】この発明の補完入力部の動作を説明する図で
ある。
【図22】この発明の線分エディタ18が表示する線分
の一例を示す図である。
【図23】この発明の補完入力部の動作を説明する図で
ある。
【図24】この発明の線分エディタ18が表示する線分
の一例を示す図である。
【図25】この発明の先行入力を説明するための図であ
る。
【図26】この発明の先行入力の確認動作を示す図であ
る。
【図27】この発明の応援者の取り扱いを示す図であ
る。
【図28】この発明の応援者の取り扱いを示す図であ
る。
【図29】この発明の応援者の取り扱いを示す図であ
る。
【図30】この発明の変更通知情報部の出力を示す図で
ある。
【図31】この発明の変更通知情報部の出力を示す図で
ある。
【符号の説明】
1 ホストコンピュータ 2 ファイルサーバ 3 業務データベース 4 マスタデータベース 5 ローカルサーバ 6 ワークステーション 7 マスタデータベース 8 ネットワーク回線 9 オペレーティングシステム 10 ウインドウシステム 11 グラフィックユーザインタフェース部(GUI) 12 デスクトップ 13 TCP/IP 14 通信ソケットプログラム 15 データベースエントリ 16 データベースメンテナンス部 17 リレーショナルデータベースソフトウェア 18 線分エディタ 19 レポートライター 20 ビフォアーデーモン 21 アフターデーモン 22 タテマスタ自動生成部 23 ネットワークファイルシステム 24 ホスト業務受信展開部 25 暦日展開部 26 月間集約部 27 番組マスター展開部 28 変更通知展開部 29 定期業務展開部 30 勤務形態展開部 31 デスク業務連絡部 32 配員業務連絡部 33 ホスト業務補完部 34 入力候補出力部 35 整合性チェック部 36 変更通知情報 37 タテマスタ 40 ホスト業務補完支援部 41 未補完一覧部 42 補完入力部 43 線分情報表示部 44 線分情報変更部 45 線分情報集約部 46 線分情報引用部 47 線表 70 個人マスタ 71 要員予約マスタ 72 業務補完情報マスタ 73 定期業務マスタ 74 勤務形態マスタ 80 ホスト受信部 81 ホストデータ受信ファイル 83 要員予約部 84 業務補完部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田邉 貴雄 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 小泉 裕一 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 寺田 茂 東京都渋谷区神南二丁目2番1号 日本放 送協会内 (72)発明者 横堀 邦之 東京都渋谷区神南二丁目2番1号 日本放 送協会内 (72)発明者 守先 優 東京都渋谷区神南二丁目2番1号 日本放 送協会内 (72)発明者 池内 幸雄 東京都渋谷区神南二丁目2番1号 日本放 送協会内 (72)発明者 桝井 修平 東京都渋谷区神南二丁目2番1号 日本放 送協会内 (72)発明者 西海 成市 東京都渋谷区神南二丁目2番1号 日本放 送協会内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 以下の要素を有する業務運用システム (a)業務計画を入力する業務計画入力手段、(b)上
    記業務計画の実行に必要なマスタ情報を記憶するマスタ
    データベース、(c)上記業務計画入力手段により入力
    した業務計画を上記マスタデータベースに記憶されたマ
    スタ情報を用いて補完する補完手段、(d)上記補完手
    段により補完された業務計画を記憶する業務データベー
    ス、(e)上記マスタデータベースに記憶されたマスタ
    情報を用いて、上記業務データベースに記憶された業務
    計画の未補完情報に対する補完を支援する支援手段。
  2. 【請求項2】 上記業務運用システムは、さらに、上記
    支援手段による業務計画の補完作業の支援中に、上記マ
    スタデータベースに存在しない情報が発生した場合に、
    その情報をマスタ情報としてマスタデータベースに追加
    するマスタ追加手段を備えたことを特徴とする請求項1
    記載の業務運用システム。
  3. 【請求項3】 上記業務データベース及びマスタデータ
    ベースは記憶する各情報に対して有効期間を有してお
    り、有効期間に基づいて複数世代の情報を記憶するとと
    もに、上記補完手段及び支援手段は、上記有効期間を参
    照して業務計画を補完することを特徴とする請求項1記
    載の業務運用システム。
  4. 【請求項4】 上記支援手段は、業務計画を補完するた
    めに、上記マスタデータベースに記憶されたマスタ情報
    から候補を選択し補完候補として表示し、表示した補完
    候補の中から補完するマスタ情報を選択させることを特
    徴とする請求項1記載の業務運用システム。
  5. 【請求項5】 上記マスタデータベースは、業務計画の
    実行仕様を記憶する補完マスタと、業務計画を実行する
    資源を記憶する資源マスタを備えたことを特徴とする請
    求項1記載の業務運用システム。
  6. 【請求項6】 上記資源マスタは、少なくとも、資源の
    属性、資源の利用時期を記憶することを特徴とする請求
    項5記載の業務運用システム。
  7. 【請求項7】 上記業務運用システムは、さらに、上記
    業務計画入力手段から入力されない独自業務を登録する
    独自業務マスタと、上記独自業務マスタに登録された独
    自業務に基づいて業務計画を発生させ、上記業務データ
    ベースに記憶させる独自業務発生手段を備えたことを特
    徴とする請求項1記載の業務運用システム。
  8. 【請求項8】 上記業務計画入力手段は、未確定計画を
    入力し、上記補完手段及び支援手段は上記未確定計画に
    対して補完するマスタ情報を予約情報として補完し、上
    記業務データベースはこれらの予約情報で補完された未
    確定計画を記憶するとともに、上記業務計画入力手段
    が、上記未確定計画に対する正式な業務計画を入力する
    場合、上記支援手段は、上記業務データベースに記憶さ
    れた未確定計画の予約情報を用いて、入力された業務計
    画の補完を支援することを特徴とする請求項1記載の業
    務運用システム。
  9. 【請求項9】 上記資源マスタは、資源を所定の所属グ
    ループに分けて記憶するとともに、上記補完手段、支援
    手段は所属グループ単位に業務計画を補完するととも
    に、上記支援手段は、さらに、所属グループ内に資源が
    存在しないとき他の所属グループとの間で資源を移動さ
    せるとともに、上記資源マスタは、資源の移動のあった
    両所属グループに対して移動情報を記憶することを特徴
    とする請求項6記載の業務運用システム。
  10. 【請求項10】 上記業務計画入力手段は、すでに入力
    した業務計画に対して変更情報を入力するとともに、上
    記支援手段は、変更情報に基づく変更を確認することを
    特徴とする請求項1記載の業務運用システム。
  11. 【請求項11】 上記業務運用システムは、ファイルサ
    ーバとローカルサーバとワークステーションを有するネ
    ットワークで構成され、上記業務計画入力手段及び補完
    手段は、ファイルサーバで実行され、業務データベース
    はファイルサーバで一元的に管理され、上記マスタデー
    タベースはローカルサーバで管理され、上記支援手段
    は、上記ファイルサーバで管理された業務データベース
    と上記ローカルサーバで管理されたマスタデータベース
    を用いてワークステーションで実行されることを特徴と
    する請求項1記載の業務運用システム。
  12. 【請求項12】 上記業務運用システムは、業務計画、
    マスタ情報の中で時間に関係するデータを線分を用いて
    入力、表示、編集することを特徴とする請求項1記載の
    業務運用システム。
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