JP3115230B2 - 資源管理システム - Google Patents

資源管理システム

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JP3115230B2
JP3115230B2 JP12170896A JP12170896A JP3115230B2 JP 3115230 B2 JP3115230 B2 JP 3115230B2 JP 12170896 A JP12170896 A JP 12170896A JP 12170896 A JP12170896 A JP 12170896A JP 3115230 B2 JP3115230 B2 JP 3115230B2
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馨 長山
和行 松本
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、放送番
組という第1の資源に対してスポンサーのコマーシャル
という第2の資源を効率よく割り当てるための資源管理
システムに関するものである。特に、この資源管理シス
テムは、第1の資源を供給することができる期間及び日
時が限られており、かつ、第2の資源が第1の資源の利
用するための利用条件とその利用期間とが定められてい
る場合に、第1の資源と第2の資源を効率よく割り当て
るためのシステムである。
【0002】
【従来の技術】図22は、従来の資源管理システムの一
例を示す図である。図22は、会議室の予約状況を示す
図である。会議室A,B,Cが縦軸に配列され、月日が
横軸にとられている。図22に示す例においては、会議
室A,B,Cが資源であり、各資源、即ち、各会議室に
対してどのような客が会議室を利用するかを、各日付毎
に管理するためのものである。
【0003】図23は、放送局のスタジオに対して番組
を割り付ける場合のスタジオ運行表を示す図である。縦
軸に、スタジオST101,スタジオST102,・・
・が表示されている。横軸に、日時が表示されている。
このようなスタジオ運行表を用いて、番組収録を割り付
ける場合の動作について説明する。図23は、放送番組
を制作する場合のスタジオ運行表を表示したウインドウ
の内容を示す図である。図において、300はウインド
ウ、310はウインドウに表示された情報の名前であ
り、この例では「スタジオ運行表」を示している。32
0は暦日を示しており、この例では「当日」を示してい
る。330は「当日」を時間単位に区切った時間軸であ
る。340は放送番組を制作するスタジオを示してい
る。このようにウインドウ300は横軸に時間をとり、
縦軸にスタジオをとり、その放送局が持っているスタジ
オの当日のスケジュールを示している。
【0004】また、図において、200は線分である。
201は線分の先頭の時刻「6:30」を示しており、
202は線分の終端「12:00」を示している。21
0は線分詳細画面を示すウインドウであり、線分200
に付随する情報を表示する画面である。例えば、この例
では、線分200の番組コードが25番であり、その番
組名が「いこいの牧場」であることを示している。ま
た、制作日、時間が示されている。更に、その放送番組
を担当すべきグループと担当者が表示されている。例え
ば、この例では、グループコード50が割り付けられて
おり、グループコード50の中から社員番号1を持つ
「山田一男」が担当として表示されている。また、
「z」と「( )」で示されているのは、まだ担当者が
定められていない状態を示している。
【0005】オペレータがスタジオ102に対して番組
を割り付けたい場合には、オペレータは、マウスを用い
てウインドウ300に対して直接線分200を作成す
る。その作成の仕方は、まず、カーソルを6時30分の
ところでクリックする。このクリックした時点で図示し
ていない線分エディタが、そのカーソル位置が6時30
分であることを表示する。オペレータは、6時30分の
表示を用いて正しい位置をポイントしているかどうかを
容易に判断することができる。次に、オペレータは、マ
ウスボタンをプッシュしたまま、12時までドラッグす
る。オペレータがマウスをドラッグしている間は、その
合間で例えば10分単位、5分単位にカーソルが示して
いる時刻を表示する。同時に、6時30分の地点から現
在カーソルがある地点まで線分を表示する。カーソルが
12時をポイントした時点で、オペレータがマウスのボ
タンをリリースした場合には、線分は図23に示すよう
に表示され、それぞれ線分の両端の時刻が表示される。
次に、線分200をカーソルでポイントし、線分200
を選択する。線分200を選択すると、線分詳細画面2
10が表示される。線分詳細画面210には、この線分
が持つ付随的な情報を表示する。或いは、この線分詳細
画面210を用いて線分200に対する詳細情報を入力
する。
【0006】図24は、従来のスケジュール管理システ
ムの一例を示す図である。図24に示す工程表の縦軸に
は、スケジュールする工程が表示されている。また、横
軸には、日付が表示されている。この工程表により、各
工程の進捗状況や、各工程の関係を視覚的に把握するこ
とができる。
【0007】次に、図25に、会場Aの予約表を示す。
前述した従来例の場合は、いずれの場合も横軸に時刻を
取り、縦軸に資源又は工程等の複数の管理対象を表示し
ていた。これに対し、図25は、縦軸に時刻を表示し、
横軸に日付を表示している。即ち、縦軸及び横軸とも時
間軸である。図25に示す場合は、会場Aという1つの
資源を日付と時刻により管理したい場合を示している。
即ち、1つの予約表が会場Aという1つの資源を管理す
るために用いられている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の資源管理システ
ムは、図22から図24に示すように、複数の資源を一
覧表示し、各資源に対して時間軸に沿って予約状況、或
いは、使用状況を管理するものであった。或いは、図2
5に示すように、1つの資源に対して予約状況や使用状
況を管理するものであった。これらの従来の資源管理シ
ステムやスケジュール管理システムにおいては、2種類
の異なる資源を対応付けして管理するということができ
なかった。従来の資源管理システムは、会議室やスタジ
オ等が誰によって使用されるかという管理を行うだけで
あり、会議室やスタジオ等の資源が会場の提供という単
純な属性を持つ場合の資源管理を行っているに過ぎなか
った。資源の中には、時事刻々、資源が提供する属性を
変化させたり、或いは、提供できる資源自身が有限期間
だけ存在する場合がある。例えば、放送番組のように、
放送内容が多種多岐にわたり、かつ、視聴率が異なり、
かつ、放送期間が限られているものがある。このような
放送番組という資源に対してスポンサーからのコマーシ
ャルという資源を割り当てる場合は、従来のような単純
な資源管理システムを用いて行うことはできない。
【0009】この発明は、以上のような問題点を解決す
るためになされたものであり、第1の資源と第2の資源
を効率よく割り当てる資源管理システムを提供すること
を目的とする。特に、第1の資源が提供可能な属性が時
間とともに変化する場合であり、かつ、第2の資源の第
1の資源を利用するための利用条件と利用期間とが限ら
れている場合、第1の資源と第2の資源を効率よく割り
当てるための資源管理システムを提供することを目的と
する。
【0010】また、特に、この発明は、放送番組に対し
てスポンサーのコマーシャルを割り当てるための資源管
理システムを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明に係る第1の資
源と第2の資源の資源管理システムは、以下の要素を有
することを特徴とする。 (a)第1の資源により提供可能な属性とその時間枠と
が定められた複数の第1の資源を記憶する第1の資源記
憶部、(b)上記第1の資源を利用するための利用条件
とその利用期間とが定められた複数の第2の資源を記憶
する第2の資源記憶部、(c)上記第2の資源の利用条
件とその利用期間に基づいて、上記第1の資源の属性と
その時間枠を参照し、上記第2の資源を上記第1の資源
に割り当てる割り当て部。
【0012】上記第1の資源記憶部は、上記時間枠を期
間、日、時、の3次元の概念を用いて定義することを特
徴とする。
【0013】上記資源管理システムは、更に、上記割り
当て部による第1と第2の資源の割り当て結果を記憶す
る割り当て記憶部を備えたことを特徴とする。
【0014】上記第1の資源記憶部は、1つの第1の資
源に対して複数の時間枠を記憶し、上記割り当て部は、
1つの第1の資源に対して複数の第2の資源を割り当て
ることを特徴とする。
【0015】上記割り当て部は、1つの時間枠を複数の
サブ時間枠に分割して、サブ時間枠毎に上記第2の資源
を割り当て、上記割り当て記憶部は、上記サブ時間枠毎
に第1と第2の資源の割り当て結果を記憶することを特
徴とする。
【0016】上記割り当て部は、日と時とを軸とする2
次元平面を用いて第1の資源をブロック表示し、1週間
を単位として週単位に期間を奥行き表示する3次元表示
手段と、上記ブロック表示された各ブロックに第1の資
源の属性を表示するとともに時間枠の割り当て状況を表
示する状況表示手段とを備えたことを特徴とする。
【0017】上記割り当て部は、更に、上記ブロック表
示された位置に時間枠毎の情報をカードで多層表示する
カード表示手段とを備えたことを特徴とする。
【0018】上記カード表示手段は、カーソルの移動の
みでカーソルが移動した先のブロックで、自動的にカー
ド表示を行うことを特徴とする。
【0019】上記カード表示手段は、表示するカードの
サイズを上記ブロックのサイズに比例させて表示するこ
とを特徴とする。
【0020】上記カード表示手段は、更に、サブ時間枠
毎の情報をサブカードで多層表示するとともに、サブカ
ードを用いて未割り当てのサブ時間枠に対して第2の資
源を割り当てることを特徴とする。
【0021】上記資源管理システムは、上記第2の資源
記憶部に記憶された第2の資源の利用期間を線分表示す
る線分表示手段と、上記線分を指定して、上記割り当て
部を起動する起動手段を備えたことを特徴とする。
【0022】上記3次元表示手段は、上記第2の資源の
利用期間に適合する時間枠を持つ第1の資源のみを表示
することを特徴とする。
【0023】上記3次元表示手段は、更に、上記第2の
資源の利用条件に適合する属性を持つ第1の資源のみを
表示することを特徴とする。
【0024】上記資源管理システムは、放送番組のコマ
ーシャル管理システムであり、上記第1の資源は放送用
番組であり、第1の資源の属性は番組情報であり、第1
の資源の時間枠は番組のコマーシャル枠であり、上記第
2の資源はスポンサーのコマーシャルであり、第2の資
源の利用条件はコマーシャルの放送条件であり、第2の
資源の利用期間はスポンサーとのコマーシャルの契約期
間であることを特徴とする。
【0025】上記属性は、少なくとも、放送番組の内容
と放送曜日と放送時間と視聴率と聴取率とのいずれか1
つであることを特徴とする。
【0026】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1は、この発明に係る資源管理システ
ムの構成図である。ここでは、テレビ放送局の放送番組
とコマーシャルの割り当てを管理するシステムについて
説明する。この実施の形態においては、放送局本店10
1と放送局支店102がネットワーク103を経由して
システムを構成している場合を示している。放送局本店
101は、ファイルサーバ2及びデータベース3を有し
ている。また、放送局本店101と放送局支店102
は、それぞれローカルサーバ5とデータベース7とワー
クステーション6を有している。放送局本店101は、
放送番組の情報をデータベース3に記憶する。ファイル
サーバ2は、データベース3に記憶した放送番組の情報
をローカルサーバ5又はワークステーション6に供給す
る。放送局本店101と放送局支店102に配置された
営業マンは、スポンサーからコマーシャル(CM)契約
を受注すると、ワークステーション6から契約情報を入
力する。そして、契約情報を満足するように、放送番組
のコマーシャル(CM)枠にコマーシャルを割り当て
る。
【0027】図2は、図1に示されたワークステーショ
ン6の構成を示す図である。図において、6aは情報を
表示する表示部となるディスプレイ装置、6bは文字、
数値を入力するキーボード、6cはディスプレイ装置の
任意の位置を指定することができるマウス、6dはマウ
スパット、6eはワークステーション本体装置である。
【0028】次に、図3は、図1に示したファイルサー
バ2の内部ブロック図である。図において、9はファイ
ルサーバ全体を制御するオペレーティングシステム、1
0はオペレーティングシステムの上で動作するウィンド
ウシステム、11は更にウインドウシステムの上で動作
するグラフィックユーザインタフェース部(GUI)、
12はグラフィックユーザインタフェース部上で動作し
てユーザに対してデスクトップ環境を提供するデスクト
ップである。13はネットワーク回線8とのインタフェ
ースとるTCP/IP(トランスミッション・コントロ
ール・プロトコル/インターネット・プロトコル)、1
4はホストコンピュータやワークステーションとの通信
を司る通信ソケットプログラム、15はウインドウシス
テム10を用いてデータベースに対してデータをエント
リーするためのデータベースエントリー、16はデータ
ベースエントリー15から入力されたデータを用いて、
データベースを変更するデータベースメンテナンス部、
17はデータベースに記憶されるデータをリレーショナ
ルにハンドリングするためのリレーショナルデータベー
スソフトウェア、18はグラフィックユーザインタフェ
ース部のグラフィックユーザインタフェース機能を用い
て表示装置に対して線分を入力したり、表示したり、編
集したりすることが出来る線分エディタ、19は線分エ
ディタ18と共同してレポートを出力するためのレポー
トライター、20は同じく線分エディタ18と共同して
線分エディタへの入力のための入力方法表示を行った
り、線分エディタにより選ばれたデータが他のデータと
整合性があるかどうかをチェックするビフォアーデーモ
ン、21は同じく線分エディタ18と共同して線分エデ
ィタで要求された編集を行い、データベースに記録され
たデータを所望の形式にして、ユーザに提供するアフタ
ーデーモン、22はウインドウシステムがウインドウを
表示する場合の縦軸に表示する項目を自動的に生成する
ためのタテマスタ自動生成部である。23は回線を介し
て受信したデータを記憶するためのネットワークファイ
ルシステム、24はデータベースにある未補完の情報を
補完する場合に、補完可能なマスタ情報を入力候補とし
て表示する入力候補出力部、25は補完しようとするマ
スタ情報がダブルブッキングや有効期限以外であるか等
のチェックを行う整合性チェック部である。
【0029】次に、図4を用いてローカルサーバ5及び
ワークステーション6について説明する。図において、
図4の9から23に示したものは図3に示したファイル
サーバと同様のもので、ここではその説明を省略する。
図において、38はローカルサーバが通信を行うための
通信部、39は通信部が実際に通信を行うために用いる
SDLCドライバである。ローカルサーバ5は、ファイ
ルサーバ2に較べてより簡単な構成をとる。これは、デ
ータベース7に対する入力及び編集を司るためである。
これに対しファイルサーバは、データベース3を一元的
に管理するとともに、データベース7のメンテナンスを
行わなければならいため、ローカルサーバ5に比べて複
雑な構成となっている。
【0030】なお、図4に示したワークステーションに
は、効率的なマンマシンインタフェースを提供するため
にウインドウシステム10、グラフィックユーザインタ
フェース部11、デスクトップ12が用意されている。
なお、ワークステーション6を動作させるためのプログ
ラムは図示していないが、ワークステーション6内に保
持してもかまわない。或いは、ローカルサーバ5内に保
持するようにしても構わない。また、ワークステーショ
ンの代わりに、パーソナルコンピュータや専用の端末装
置を使用する場合でも構わない。
【0031】図5は、放送番組の構成を示す図である。
図5において、縦軸は時刻を示し、横軸は曜日を示して
いる。また、奥行きは、週を表している。各放送番組
は、曜日と時刻を指定することにより特定することがで
きる。また、放送番組は、放送期間が限られている。例
えば、半年間放送されるもの、3ヶ月間放送されるも
の、或いは、1日限り放送されるもの等各放送番組によ
って放送期間が異なる。
【0032】図6は、放送番組とCM枠の関係を示す図
である。図6は、放送番組として、ニュースとドラマが
ある場合を示している。ニュースという放送番組に対し
て、CM枠が4つ設定されている。各CM枠は、1分の
長さを持っている。この1つのCM枠を更に15秒毎の
サブCM枠に分割して、1つのCM枠に対して4本のC
Mを放送することができる。従って、ニュースという放
送番組に対しては、合計16本のCMを放送することが
できる。また、4つのCM枠の中でも最初の3つのCM
枠と、最後のCM枠の視聴率が異なるのが一般的であ
る。従って、最初の3つのCM枠に対して、P属性を付
し、4つ目のCM枠に対しては、視聴率が異なることを
示すS属性を付与する。従って、ニュースという放送番
組に対しては、P属性のサブCM枠は12本存在し、S
属性のサブCM枠は4本存在することになる。S属性の
CM枠は、必ず番組の最後に現れるものであるが、P属
性及びS属性は、放送番組の人気度やその放送番組の前
後に放送される放送番組の人気度に基づいて、マニュア
ルにより任意に変更することが可能である。また、CM
枠は、放送番組の放送時間帯によりAランク、Bラン
ク、Cランクというランクを有している。
【0033】図7は、資源管理システムの論理構成図で
ある。第1の資源記憶部120は、番組マスタ31とC
M枠マスタ32から構成されている。番組マスタ31
は、放送番組の内容及び放送期限等を放送番組に関する
情報を記憶する。CM枠マスタ32は、各放送番組に対
応したCM枠を登録している。一方、第2の資源記憶部
130は、スポンサーマスタ33と契約情報マスタ34
から構成されている。スポンサーマスタ33は、スポン
サーの住所、氏名等スポンサーに関する情報を記憶す
る。契約情報マスタ34は、スポンサーとのCM契約に
関する情報を登録する。割り当て部140は、放送番組
のCM枠に対して、スポンサーのCM契約に基づきCM
を割り当てる。割り当て部140には、3次元表示手段
141と状況表示手段142とカード表示手段143が
存在する。3次元表示手段141は、日時を軸とする2
次元平面を用いて放送番組をブロック表示するととも
に、週単位で放送期間を奥行き表示する。状況表示手段
142は、ブロック表示された放送番組の各ブロック毎
に放送番組の内容や視聴率を表示するとともに、その放
送番組に対するCM枠の割り当て状況を表示する。カー
ド表示手段143は、ブロック表示された位置に、CM
枠の情報をカードで多層表示する。3次元表示手段14
1、状況表示手段142、カード表示手段143の更に
具体的な動作については、後述する。割り当てファイル
35は、割り当て部140により番組のサブCM枠と割
り振られたスポンサーのCMとの対応を記憶する。ま
た、18は前述した線分エディタである。47は線分エ
ディタが用いる線表ファイルであり、この線表ファイル
は、外部定義ファイルとして定義されているものであ
る。線分エディタ18には、線分を編集するために、次
のようなものが設けられている。43は線分情報を線表
ファイル47を用いて表示する線分情報表示部、44は
表示された線分情報を変更する線分情報変更部、45は
線分を用いて情報を日別や月別等に表示する線分情報集
約部、46は線分情報をコピーしたり引用することがで
きる線分情報引用部である。
【0034】線分エディタ18は、前述したように、線
分情報表示部43、線分情報変更部44、線分情報集約
部45、線分情報引用部46を備えており、図23に示
したような線分の表示及び線分に付属する情報の表示及
びそれらの変更、編集等を行うものである。線表ファイ
ル47は、線分エディタ18により、入力、変更、編集
される線分を外部定義ファイルとして記憶する。149
は線分エディタ18により表示された線分が選択された
場合に、その線分に対応する割り当て情報を表示するた
め、割り当て部140を起動する起動手段である。
【0035】図8は、番組マスタ31、CM枠マスタ3
2、契約情報マスタ34、割り当てファイル35の関係
を示す図である。番組マスタ31が番組Aの情報を記憶
しているものとする。番組マスタ31は、その他の番組
の情報も記憶しているが、ここでは図示していない。C
M枠マスタ32は、番組Aの持つCM枠を記憶する。こ
こでは、CM枠マスタ32は、番組Aに対してCM枠1
とCM枠2の2つのCM枠を記憶している場合を示して
いる。契約情報マスタ34は、スポンサーXとスポンサ
ーYとのCM契約情報を記憶している。ここでは、スポ
ンサーXとの間で、CM1というコマーシャルを合計1
0回放送する契約が存在することを示している。また、
スポンサーYとの間でCM2というコマーシャルを合計
5回放送するという契約が存在していることを示してい
る。ここで、1本というのは、CMの放送時間が15秒
である場合を示している。割り当てファイル35は、C
M枠マスタ32に記憶されたCM枠と契約情報マスタ3
4に記憶された契約情報との割り当てを記憶する。例え
ば、図8に示す例においては、番組AのCM枠1の中の
サブCM枠1がスポンサーXからのCM1を放送するこ
とを記憶する。また、CM枠1のサブCM枠2におい
て、スポンサーYのCM2を放送することを記憶する。
前述したように、図8においては、番組Aについてのみ
示しているが、これ以外の番組も存在しており、スポン
サーX及びスポンサーYのCMを番組A以外の他の番組
に対しても割り当てることができる。
【0036】図9は、番組マスタ31、CM枠マスタ3
2、スポンサーマスタ33、契約情報マスタ34、割り
当てファイル35のファイルフォーマットを示す図であ
る。番組マスタ31は、シーケンス番号、番組名、放送
期間、放送曜日、放送時間等が記憶される。CM枠マス
タ32には、シーケンス番号、CM枠コード、CM枠総
時間、CM枠空き時間等が記憶される。スポンサーマス
タ33には、スポンサー番号、スポンサー名、スポンサ
ー住所等が記憶される。契約情報マスタ34には、契約
番号、スポンサー番号、契約期間、CM総本数、CM残
本数等が記憶される。割り当てファイル35には、シー
ケンス番号、CM枠コード、サブCM枠コード、契約番
号等が記憶される。図9に示す状態は、図8に示す割り
当て状況を示している。番組マスタ31は、番組Aを記
憶し、番組に対してユニークにふられたシーケンス番号
1を記憶している。CM枠マスタ32は、番組Aに対し
て2つのCM枠を備えている場合を示している。2つの
CM枠は、CM枠コード1及びCM枠コード2により判
別される。スポンサーマスタ33には、スポンサーXと
スポンサーYが登録されている。契約情報マスタ34
は、スポンサーXとスポンサーYのCM契約を示してい
る。割り当て部140は、これら4つのファイルの情報
を入力し、割り当てファイル35に割り当て結果レコー
ドを出力する。図9に示す場合は、番組AのCM枠1の
サブCM枠1に契約番号5によるCMが割り当てられた
ことを示している。同様にして、CM枠1のサブCM枠
2及びCM枠2のサブCM枠1,3,4に対して、CM
が割り当てられたことを示している。CM枠1のサブC
M枠3,4及びCM枠2のサブCM枠2には、まだCM
が割り当てられていないので、割り当てファイル35に
は、これらの割り当て結果レコードはまだ生成されてい
ない。割り当て部140は、CM枠とCMを割り当てる
度に、新たな割り当て結果レコードを割り当てファイル
35に出力する。なお、図9に示すファイルフォーマッ
トは一例であり、図に示すフォーマット以外にもいろい
ろな形式のフォーマットが考えられる。この実施の形態
では、番組マスタ31、CM枠マスタ32、スポンサー
マスタ33、契約情報マスタ34、割り当てファイル3
5の5つのファイルを用いて放送番組のCM枠に対して
CMを割り当てる場合を説明しているが、前述した5つ
のファイルを必ずしも用いる必要はなく、いくつかのフ
ァイルを統合して1つのファイルとしても構わないし、
前述した1つのファイルを複数のファイルに分割して情
報を記憶するようにしても構わない。
【0037】図10は、画面に表示されるメニューを示
す図である。番組マスタ登録ボタン410を選択するこ
とにより、番組マスタ31の内容を登録する。図11
は、この登録作業により、登録された週間番組表の一例
を示す図である。また、スポンサーマスタ登録ボタン4
11を選択することにより、スポンサーマスタ33の内
容を登録する。また、CMマスタ登録ボタン412を選
択することにより、CM枠マスタ32の内容を登録す
る。これらの各マスタへの登録作業は、図示していない
マスタ登録画面を用いることにより行われる。また、契
約情報マスタ登録ボタン413を選択することにより、
契約情報マスタ34の内容を登録する。図12は、契約
情報マスタを登録する場合に、線分エディタ18を用い
る場合を示している。契約情報を登録する場合は、図1
2に示す契約線表を表示して線分を入力する。線分の入
力が終了すると、その線分に対して詳細情報を入力する
ための契約詳細画面が表示される。オペレータは、入力
指示に従って契約番号や、スポンサー番号等を入力する
ことにより、契約の詳細情報を入力する。この契約線表
の入力と契約詳細画面の入力は、従来例に示した図23
のような従来の資源管理システムと同様の手順を用いる
ことにより行うことができる。契約詳細画面において
は、スポンサーに関する各種の情報と契約条件が入力さ
れる。契約期間に関しては、既に線分の入力により行わ
れているので、契約詳細画面においては入力される必要
はない。ここでは、契約条件として、CMが放送された
場合の合計視聴率が150%以上達成することを示して
いる。また、放送時間帯に応じて付けられたA,B,C
という3つのランクのCM枠に対して、15秒と30秒
のCMを何本ずつ放送するかという条件を示している。
このように、契約情報として契約者と契約期間及び契約
条件を入力し、記憶しておく。契約条件としては、視聴
率以外にも考えられる。例えば、P属性のCM枠及びS
属性のCM枠の本数を指定する場合、或いは、曜日を指
定する場合、或いは、朝方、夕方等の時間帯を指定する
場合、或いは、放送番組の内容(例えば、アニメ番組、
ニュース番組、スポーツ番組という番組の内容)を指定
する場合等、いろいろな契約条件が考えられる。
【0038】図10に示すCM割り当てボタン414を
選択することにより、割り当て部140が起動され、C
M枠に対してCMを割り当てることができる。その動作
を、図13から図16を用いて説明する。図13は、割
り当て部140の動作を示すフローチャートである。図
10に示すCM割り当てボタン414を選択すると、図
14に示すカレンダーが表示される。オペレータは、こ
のカレンダーの中から所望の日付を選択する。この例に
おいては、10月7日を選択するものとする。この選択
により、図12に示す契約線表が表示される。即ち、図
13のS1に示すように、契約情報に基づく線分の一覧
表示を行う。なお、この時点では、図12に示す契約詳
細画面は表示されなくてもよい。次に、S2において、
契約線表の中から任意の契約を選択する。この任意の契
約の選択は、いずれかの線分501,502又は503
の選択により行われる。次に、S3において、選択され
た契約期間にマッチする番組が番組マスタ31から抽出
され、図15に示すような週間番組表を表示する。例え
ば、図12において、線分502が選択された場合、線
分502が示す契約期間に放送される番組が番組マスタ
31から抽出される。次に、S4において、番組マスタ
31から抽出された番組のCM枠の空き時間をCM枠マ
スタ32から抽出する。次に、S5において、図15に
示すような時間取り画面を表示する。このS3〜S5の
動作は、起動手段149が割り当て部140を起動する
ことにより開始実行される。図15は、契約情報に定め
られた条件にあった番組のCM枠の情報を週間番組表に
表示したものである。図15に示す表示は、3次元表示
手段141により行われるものである。3次元表示手段
141は、縦軸を時刻にし、横軸を曜日、或いは、日付
にした2次元平面に番組をブロック表示する。更に、前
週ボタン420、或いは、翌週ボタン430を選択する
ことにより、1週間単位に週間番組表を書き換えて表示
する。この週間番組表への番組の表示は、現在作業をし
ている契約期間内(選択した線分が示す期間内)のもの
のみを表示する。即ち、CMを割り当てることができな
い番組は表示しない。例えば、図12に示す線分502
は、10月10日から10月21日までの範囲の契約で
あるため、3次元表示手段141は、10月10日から
10月21日までの間のみの番組を表示し、その他の期
間の番組を表示しない。また、契約条件と番組の内容に
よって番組表示の可否を決定する。例えば、CM契約が
「朝7:30〜9:00に放送する」となっている場合
は、午前7:00〜9:00の番組のみを表示し、他の
番組を表示しない。また、CM契約が「土曜日のみ」と
なっていたら、土曜日のみの番組を表示し、他の番組を
表示しない。また、CM契約が「スポーツ番組のみ」と
なっていたら、スポーツ番組のみを表示し、他の番組を
表示しない。また、これらの契約条件が複数あった場合
は、全ての条件を満足する番組のみが表示される。この
ようにして、作業中のスポンサーのCMが割り当て可能
な番組のみを表示するので、割り当て作業が非常に迅速
に、かつ、容易に行なえる。なお、週間番組表への番組
の表示は、現在作業をしている契約期間内(選択した線
分が示す期間内)のもののみを表示し、他の番組を表示
しないとしたが、他の番組を、色を換えて表示したり、
薄く表示したりしてもよい。また、通常通り表示しても
よい。他の番組を表示する場合は、選択できないように
しておくか、選択された場合に、エラー表示をすること
が望ましい。
【0039】次に、状況表示手段142が行う表示は、
以下の3種類がある。 (1)時間取り実績表示 スポンサーのCMが割り当てられた実績時間を週間番組
表にコイン601,コイン602として表示する。コイ
ン601は、P属性のCM枠に対して割り当てられたC
Mの数を表示する。コイン602は、S属性を持つCM
枠に対して割り当てられたCMの数を表示する。 (2)空きCM枠情報表示 各番組のサブCM枠の合計を、円グラフ801で表示す
る。その円グラフの中心に、サブCM枠の空き数を表示
する。また、その空き数の割合を円グラフで表示する。
従って、CMの割り当て状況を視覚的に把握することが
できる。 (3)視聴率の表示 視聴率701,702を表示する。視聴率701は、P
属性のCM枠の視聴率である。視聴率702は、S属性
のCM枠の視聴率である。
【0040】また、図15に示すように、週間番組表と
ともに、契約情報画面が表示される。この契約情報画面
に表示される情報は、図12に示した契約詳細画面によ
り入力された情報を選択的に表示するものである。特に
異なる点は、計画と実績を表示している点である。図1
5に示す例は、B自動車との契約に対して4本のBラン
クのCM枠が割り付けられた状態を示している。また、
割り付けられたBランクのCM枠の視聴率が4本とも
4.5%であったものとすると、視聴率合計150%と
いう計画に対して現在の割り当て実績は、合計18%
(4.5%×4本=18%)であることを示している。
【0041】次に、カード表示手段143の動作につい
て説明する。カード表示手段143は、図15のカード
900を表示する。図16は、図15に示したカード9
00を拡大表示したものである。このカード900は、
画面上のカーソルをマウスにより移動させることによ
り、自動的に表示される。即ち、マウスによりカーソル
を移動させることにより、カーソルが位置した時間枠の
ブロックに、カード900が前方に飛び出すように表示
される。カード900は、割り当て済みと未割り当ての
CM枠の情報を表示するためのものである。図16に示
すように、カード900は、主カード901とサブカー
ド902から構成されている。主カード901は、日付
とランクと放送時刻を上側に表示し、P属性の割り当て
済みサブCM枠の本数を左側に表示し、S属性の割り当
て済みサブCM枠の本数を右側に表示する。また、その
サブCM枠が本店により割り当てられたか、支店により
割り当てられたかを表示する。更に、そのサブCM枠の
視聴率を表示する。サブカード902は、主カード90
1をマウスにより選択することにより表示されるカード
である。サブカード902の内、現在割り当て作業実行
中のスポンサーのCMが割り当てられた割り当て済みサ
ブカードは、色を変えて表示される。また、いずれのC
Mも割り当てられていない場合、空きCM枠カード90
3が表示される。この空きCM枠カード903をマウス
により選択することにより、現在作業中のスポンサーの
CMをこの空きCM枠に割り当てることができる。マウ
スをシングルクリックすることにより、空きCM枠カー
ドを選択することができる。この場合には、15秒の時
間取りが行われたものとなる。また、15秒ではなく3
0秒の時間取りを行いたい場合には、コントロールキー
を押しながら、マウスをシングルクリックすることで、
30秒の時間取りを行うことができる。この割り当て作
業を行うことにより、図15に示した契約情報画面の実
績値は、自動的に更新される。また、このカードを使っ
て割り当ての変更、或いは、割り当ての消去も行うこと
ができる。なお、図16に示す場合は、BランクのCM
枠に対して時間取りを行う場合を示しているが、キーボ
ードの操作、或いは、マウスの操作を行うことにより、
ランクをAからBへ、BからCへ、CからAへ変更する
ことができる。このようにして、図13のS6に示した
時間取りの作業を行うことができる。
【0042】上記実施の形態では、テレビ放送局を例に
して説明したが、ラジオ放送局の場合であっても構わな
い。ラジオ放送局の場合は、視聴率という属性の代わり
に、聴取率という属性を用いることになる。また、この
発明は、テレビ放送局やラジオ放送局に限らず、インタ
ーネットや有線放送やビデオオンデマンド放送や通信カ
ラオケ等からの送信対象に対してコマーシャルを割り当
てる場合にも適用することができる。
【0043】上記実施の形態においては、放送局の場合
を例にして説明したが、上記実施の形態における放送局
は、放送番組(CM枠)を供給する供給側であり、スポ
ンサーは、供給された放送番組(CM枠)に対してCM
を放送したいという需要側である。従って、この発明
は、放送局という供給側から供給される放送番組(CM
枠)という第1の資源と、スポンサーという需要側から
提供されるCMという第2の資源とを割り当てるための
ものである。このように、供給側と需要側がそれぞれ放
送番組(CM枠)という第1の資源とCMという第2の
資源をそれぞれ提供し、これらの割り当てる場合に、こ
の発明の資源管理システムが有効に働く。従来の資源管
理システムは、単に1つの資源が供給されるか、或い
は、1種類の複数の資源が供給され、その供給された資
源を単に需要側に割り振るというものであった。この発
明における資源管理システムは、供給側と需要側がそれ
ぞれ第1の資源と第2の資源を有しており、これらを互
いに割り当てるというところに特徴がある。また、この
発明は、第1の資源及び第2の資源とも、無形物である
点が特徴である。従来の資源管理システムは、有形物の
管理を行うことが主題とされている。例えば、会議室や
劇場や自動車を資源として管理しようとするものであ
る。これらの有形物を資源とする場合は、その資源を一
旦システムに登録する限り、登録を抹消するまでその資
源は、無限に存在するものとして管理される。例えば、
会議室を資源として取り扱う場合には、その会議室は、
原則として無限の期間存在するということが前提となっ
ている。これに対し、この発明は、提供される資源が第
1の資源の場合でも及び第2の資源の場合でも無形物で
あり、かつ、有限期間を持ったものである。従って、本
発明は、無限期間存在する有形物を管理する従来のシス
テムでは管理できない有限期間存在する無形物を管理す
ることが大きな特徴である。また、この発明の特徴は、
第1の資源と第2の資源がそれぞれ属性(放送内容、人
気度、放送曜日、放送時間等)やその属性を選択する複
雑な条件を有している点である。第1の資源と第2の資
源が属性や条件を有している上に、更に、第1の資源と
第2の資源の存続する期間が有限である場合に、第1の
資源と第2の資源の期間と属性と条件を参照しながら第
1の資源と第2の資源を効率よく割り当てる場合に、こ
の発明を適用することができる。
【0044】図17は、このように第1の資源と第2の
資源が有限期間だけ存在し、かつ、第1の資源が時刻の
変化とともに属性を変化させる場合であって、かつ、第
2の資源が第1の資源を利用する場合の利用条件あるい
は適合条件を備えている場合のいくつかの例を示す図で
ある。例えば、英会話スクールのカリキュラムや学習塾
のカリキュラムは、前述した放送番組のように、1週間
単位のカリキュラムを作成するのが一般的である。これ
に対し、英会話の講師や塾の先生は、正社員の他に非常
勤の者が含まれており、各講師や先生の専門分野(国
語、英語、数学等の分野)が異なるため、かつ、労働を
提供する期間が限られているため、前述した資源管理シ
ステムを適用することができる。また、お中元時やお歳
暮時、或いは、スキーシーズンや水泳シーズン等デパー
トやスーパーマーケットの売場が季節や日によって変更
される。このような売場の面積や内容の変更により、そ
の売場をサポートする人員を確保しなければならない。
一方、アルバイトやパートタイマは、特定の職歴や経験
を持つとともに、特定の商品知識を身につけた労働者で
あり、かつ、時間を限った労働者、或いは、日にちを限
った労働者である。これらの労働者が提供できる労働力
を各商品の売場に割り当てる場合に、前述した資源管理
システムを用いることができる。更に、飛行機のフライ
トスケジュールに対して非常勤のスチュワーデスを割り
当てる場合にも、前述したような資源管理システムを用
いることができる。なお、図17に示す場合は、本発明
の資源管理システムを適用することが可能な場合のいく
つかの例であり、本発明の資源管理システムは、図17
に示す場合の限られるものではない。
【0045】上記実施の形態においては、時刻と曜日を
縦軸及び横軸とした2次元平面とし、奥行きに期間
(週)をとった場合を示したが、縦軸、横軸及び奥行き
という3次元の時間軸は、時刻、曜日、週に限られるも
のではない。図18は、3次元の時間軸の中の1つの軸
として用いられる例を示した図である。図19,図2
0,図21は、図18に示した時間軸となり得る例の中
から3つの時間軸を用いた場合の例を示す図である。時
間枠というのは、図18から図21に示すように、異な
る種類の時間軸を3次元方向に持つ場合に、その3次元
方向の時間軸の座標値で特定することができる枠を意味
するものである。例えば、放送番組が図19に示すよう
に、日、時、分の3次元により管理される場合、時間枠
は、日、時、分の各値により定義されるものである。こ
のように、第1の資源が日、時、分による時間枠、或い
は、その他の時間軸による時間枠で定義される場合でも
本発明を適用することができる。
【0046】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、第1
の資源に対して第2の資源を効率よく割り当てることが
できる。
【0047】また、この発明によれば、放送番組に対し
てスポンサーのコマーシャルを効率よく割り当てること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明のシステム構成を示す図である。
【図2】 この発明のワークステーション6の斜視図で
ある。
【図3】 この発明のファイルサーバ2の構成図であ
る。
【図4】 この発明のローカルサーバ5とワークステー
ション6の構成図である。
【図5】 この発明の放送番組の構成図である。
【図6】 この発明のCM枠の説明図である。
【図7】 この発明の論理構成図である。
【図8】 この発明の番組マスタ31とCM枠マスタ3
2と契約情報マスタ34と割り当てファイル35の関係
を示す図である。
【図9】 この発明の番組マスタ31とCM枠マスタ3
2とスポンサーマスタ33と契約情報マスタ34と割り
当てファイル35のフォーマットを示す図である。
【図10】 この発明のメニュー画面を示す図である。
【図11】 この発明の週間番組表を示す図である。
【図12】 この発明の契約線表と契約詳細画面を示す
図である。
【図13】 この発明の割り当て部140の動作を示す
図である。
【図14】 この発明のカレンダーを示す図である。
【図15】 この発明の割り当て部140の動作を説明
する図である。
【図16】 この発明のカード表示手段143の動作を
説明する図である。
【図17】 この発明の第1の資源と第2の資源の他の
例を示す図である。
【図18】 この発明の時間軸の例を示す図である。
【図19】 この発明の3次元時間軸の一例を示す図で
ある。
【図20】 この発明の3次元時間軸の一例を示す図で
ある。
【図21】 この発明の3次元時間軸の一例を示す図で
ある。
【図22】 従来の会議室予約表を示す図である。
【図23】 従来のスタジオ運行表を示す図である。
【図24】 従来の工程表を示す図である。
【図25】 従来の会場A予約表を示す図である。
【符号の説明】
2 ファイルサーバ、3 データベース、5 ローカル
サーバ、6 ワークステーション、7 データベース、
31 番組マスタ、32 CM枠マスタ、33スポンサ
ーマスタ、34 契約情報マスタ、35 割り当てファ
イル、101放送局本店、102 放送局支店、120
第1の資源記憶部、130 第2の資源記憶部、14
0 割り当て部、141 3次元表示手段、142 状
況表示手段、143 カード表示手段、149 起動手
段、501,502,503線分、601,602 コ
イン、801 円グラフ、900 カード、901主カ
ード、902 サブカード。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−191578(JP,A) 特開 平9−116812(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/222 G06F 17/60 H04H 7/00 H04N 5/262

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 以下の要素を有する第1の資源と第2の
    資源の資源管理システム (a)第1の資源により提供可能な属性とその時間枠と
    が定められた複数の第1の資源を記憶する第1の資源記
    憶部、 (b)上記第1の資源を利用するための利用条件とその
    利用期間とが定められた複数の第2の資源を記憶する第
    2の資源記憶部、 (c)上記第2の資源の利用条件とその利用期間に基づ
    いて、上記第1の資源の属性とその時間枠を参照し、上
    記第2の資源を上記第1の資源に割り当てる割り当て部
    であって、日と時とを軸とする2次元平面を用いて第1
    の資源をブロック表示し、1週間を単位として週単位に
    期間を奥行き表示する3次元表示手段と、上記ブロック
    表示された各ブロックに第1の資源の属性を表示すると
    ともに時間枠の割り当て状況を表示する状況表示手段と
    を備えた割り当て部。
  2. 【請求項2】 上記第1の資源記憶部は、上記時間枠を
    期間、日、時、の3次元の概念を用いて定義することを
    特徴とする請求項1記載の資源管理システム。
  3. 【請求項3】 上記資源管理システムは、更に、上記割
    り当て部による第1と第2の資源の割り当て結果を記憶
    する割り当て記憶部を備えたことを特徴とする請求項1
    記載の資源管理システム。
  4. 【請求項4】 上記第1の資源記憶部は、1つの第1の
    資源に対して複数の時間枠を記憶し、上記割り当て部
    は、1つの第1の資源に対して複数の第2の資源を割り
    当てることを特徴とする請求項1記載の資源管理システ
    ム。
  5. 【請求項5】 上記割り当て部は、1つの時間枠を複数
    のサブ時間枠に分割して、サブ時間枠毎に上記第2の資
    源を割り当て、上記割り当て記憶部は、上記サブ時間枠
    毎に第1と第2の資源の割り当て結果を記憶することを
    特徴とする請求項1記載の資源管理システム。
  6. 【請求項6】 上記割り当て部は、更に、上記ブロック
    表示された位置に時間枠毎の情報をカードで多層表示す
    るカード表示手段とを備えたことを特徴とする請求項1
    記載の資源管理システム。
  7. 【請求項7】 上記カード表示手段は、カーソルの移動
    のみでカーソルが移動した先のブロックで、自動的にカ
    ード表示を行うことを特徴とする請求項6記載の資源管
    理システム。
  8. 【請求項8】 上記カード表示手段は、表示するカード
    のサイズを上記ブロックのサイズに比例させて表示する
    ことを特徴とする請求項6記載の資源管理システム。
  9. 【請求項9】 上記カード表示手段は、更に、サブ時間
    枠毎の情報をサブカードで多層表示するとともに、サブ
    カードを用いて未割り当てのサブ時間枠に対して第2の
    資源を割り当てることを特徴とする請求項6記載の資源
    管理システム。
  10. 【請求項10】 上記資源管理システムは、上記第2の
    資源記憶部に記憶された第2の資源の利用期間を線分表
    示する線分表示手段と、上記線分を指定して、上記割り
    当て部を起動する起動手段を備えたことを特徴とする請
    求項1記載の資源管理システム。
  11. 【請求項11】 上記3次元表示手段は、上記第2の資
    源の利用期間に適合する時間枠を持つ第1の資源のみを
    表示することを特徴とする請求項1記載の資源管理シス
    テム。
  12. 【請求項12】 上記3次元表示手段は、更に、上記第
    2の資源の利用条件に適合する属性を持つ第1の資源の
    みを表示することを特徴とする請求項1記載の資源管理
    システム。
  13. 【請求項13】 上記資源管理システムは、放送番組の
    コマーシャル管理システムであり、上記第1の資源は放
    送用番組であり、第1の資源の属性は番組情報であり、
    第1の資源の時間枠は番組のコマーシャル枠であり、上
    記第2の資源はスポンサーのコマーシャルであり、第2
    の資源の利用条件はコマーシャルの放送条件であり、第
    2の資源の利用期間はスポンサーとのコマーシャルの契
    約期間であることを特徴とする請求項1記載の資源管理
    システム。
  14. 【請求項14】 上記属性は、少なくとも、放送番組の
    内容と放送曜日と放送時間と視聴率と聴取率とのいずれ
    か1つであることを特徴とする請求項13記載の資源管
    理システム。
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