JP2002083028A - 編成表作成装置 - Google Patents

編成表作成装置

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JP2002083028A
JP2002083028A JP2000270991A JP2000270991A JP2002083028A JP 2002083028 A JP2002083028 A JP 2002083028A JP 2000270991 A JP2000270991 A JP 2000270991A JP 2000270991 A JP2000270991 A JP 2000270991A JP 2002083028 A JP2002083028 A JP 2002083028A
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time
building
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JP2000270991A
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Shoji Yamamoto
昭二 山本
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Mitsubishi Electric Building Solutions Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 点在する建物の設備の保守、点検等の管理作
業を行うための編成表作成において、作業者及び作業日
時を決定する際に、担当エリア内の特定場所に作業者が
偏在しないような日時決定を行う編成表作成装置を得
る。 【解決手段】 建物の所在地を示す座標データ(緯度、
経度)を含む建物データを格納するセンター建物D/B
21と、当該建物データの座標データを所定の一定範囲
毎に区切った地区データに変換する座標データ変換装置
23と、当該地区データを記憶する設備情報記憶部24
aとを備え、特定場所に作業者が偏在しないように、設
備の所在地を考慮に入れて、作業日時を決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、設備管理編成表
作成装置に関し、特に、ビル等に設置された設備の保
守、工事、点検などの管理作業を行う作業者や作業日時
を決定して、その結果を編成表として作成する編成表作
成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】各地に分散されて点在するビル等に設置
された設備に対する保守、工事、点検などの所定期間内
に予定されている作業者や作業日時を決定して編成表を
作成する作業は、マニュアルまたは自動決定にて行って
いる。現状においては、設備情報に各設備の所在地を特
定できる情報が記録されていないため、作業日時のマニ
ュアルまたは自動決定による作業日時の変更において、
各設備の所在地を特定できる情報を使用せずに、作業日
時を変更している。
【0003】図11〜図16は、例えば特願平9−45
827号に示された従来の編成表作成装置を示す図であ
る。図11は、システム全体の構成を示すブロック図で
あり、図において、1は分散して設置された設備に対す
る保守、工事、点検等の作業内容の計画データを記録し
たセンター計画データベース(以下、データベースはD
/Bと表記する)、2はセンター計画D/B1の計画デ
ータのうち、所定期間内に作業予定の自部門の計画デー
タをダウンロードする計画ダウンロード装置、3は部門
内の各作業者の予定を記録した部門計画D/B、4は部
門計画D/B3の計画データに対して更新データを入力
する計画入力装置、5は部門計画D/B3の計画データ
に対して作業者を決定する作業者決定装置、6は部門計
画D/B3の計画データに対して作業日時を決定する作
業日時決定装置、7は部門計画D/B3の計画データを
所定の形式で出力する計画結果出力装置、9は部門固有
の情報を記録した部門情報記憶部、8は部門情報記憶部
9を参照し、ダウンロードされた計画データに自部門の
事情を反映させて部門計画D/B3に登録する計画デー
タ変換装置、10は部門情報記憶部9を編集する部門情
報編集装置である。
【0004】尚、部門情報記憶部9は、設備の種類、担
当者、当該設備の基本点検コースを記録した設備情報記
憶部9aと、作業者の資格、勤務形態を記録した作業者
情報記憶部9bと、各作業の作業内容毎、設備毎の必要
人数、必要時間を記録した作業仕様情報記憶部9cと、
各設備毎のこれまでの作業日を記録した作業履歴情報記
憶部9dを有する。また、部門情報編集装置10は、設
備情報記憶部9aを編集する設備情報編集装置10a
と、作業者情報記録部9bを編集する作業者情報編集装
置10bと、作業仕様情報記憶部9cを編集する作業仕
様情報編集装置10cと、作業履歴情報記録部9dを編
集する作業履歴情報編集装置10dを有する。
【0005】センター計画D/B1に格納されている計
画データは、図12に示したような項目から構成されて
おり、設備名(どの設備に対して)と、作業内容(どん
な作業内容を行い)と、作業人数(何人かかり)と、作
業時間(何時間かかるか)と、作業者制約(どんな資格
持った作業員が作業すべきか)と、作業日時制約(いつ
作業すべきか)などが記録されている。
【0006】設備情報記憶部9aは、図13のように、
各設備に対して設備名、設備番号、機種、担当者、顧客
条件、基本点検コースなどが記録されている。作業者情
報記憶部9bは、図14のように、各作業者に対して作
業員名、作業員番号、入社年度、勤務形態、各種資格の
取得状況、特殊経験作業の経験などが記録されている。
作業仕様情報記憶部9cは、図15のように、設備の各
機種に対して作業内容毎に必要な作業人数、作業時間が
記録されているだけでなく、特別な設置条件などにある
設備は、その設備に対して作業内容毎に必要な作業人
数、作業時間が記録されている。作業履歴情報記憶部9
dは、図16のように、各設備に対して、これまで、い
つ作業を行ったかという日付が記録されている。
【0007】次に動作について説明する。編成表作成装
置の全体動作を示すフローチャートである図17を参照
しながら、動作について説明する。編成表作成者(オペ
レータ)は、計画ダウンロード装置2に、計画データを
ダウンロードする予定期日、所定期間、部門を設定して
おく。例えば、期日=20日、所定期間=来月1ヶ月
分、部門=A課A1係とする(ステップS11)。ま
た、編成表作成者は、計画データ変換装置8に、ダウン
ロードされた計画データのどの項目を、部門情報記憶部
9のどの記憶部9a〜9dの項目を使って変更するかを
設定しておく(ステップS12)。但し、このステップ
S12は、一度設定すれば、設定内容が変更しない限
り、スキップすることができる。計画ダウンロード装置
2は、ステップS11において予め指定された期日にな
ると、センター計画D/B1から、同じく予め指定され
た所定期間内にその部門で作業すべき計画データをダウ
ンロードしてくる(ステップS13)。計画データ変換
装置8は、部門情報記憶部9のあらかじめ指定された項
目を参照して、ダウンロードされた計画データを変換
し、部門計画D/B3に格納する(ステップS14)。
その部門に属する作業員は、計画入力装置4を用いて、
休暇、会議、出張など、センター計画D/B1に登録さ
れていない予定を部門計画D/B3に入力しておく(ス
テップS15)。各作業員が個人の予定を入力し終わる
と、部門計画D/B3に格納されている所定期間内の各
計画データに対して、作業者決定装置5の自動決定手段
(図示せず)は自動的に作業員を決定していき、作業日
時決定装置6の自動決定手段(図示せず)は自動的に作
業日時を決定していく(ステップS16)。編成表作成
者は、決定された結果を、計画結果出力装置7を用いて
確認する(ステップS17)。もし、編成表作成者が、
作業者決定結果に満足がいかなければ、作業者決定装置
5のマニュアル決定手段(図示せず)で、対話的に作業
員を決定するか、作業者決定装置5の白動決定手段を再
起動して、別の作業員を再決定させる。また、もし、編
成表作成者が、作業日時決定結果に満足がいかなけれ
ば、作業日時決定装置6のマニュアル決定手段で、対話
的に作業日時を決定するか、作日時決定装置6の自動決
定手段を再起動して別の作業日時を再決定させる。但
し、各作業員は、自分に割り当てられた計画データに対
してのみ、作業日時の再決定を可能とする(ステップS
18)。編成表が完成した後で、各作業員は、計画結果
出力装置7を用いて、プリンターに編成表を出力し、来
月の予定表とする(ステップS19)。このようにし
て、編成表作成装置は、所定期間内に作業すべき計画デ
ータの集合に対して、部門固有の調整をした上で、作業
者、作業日時を決定し、編成表を作成する。
【0008】次に、図18を用いて、作業者が決まった
計画データに作業日時を自動的に決定する図17のステ
ップS16における作業日時決定装置6の動作を詳細に
説明する。作業日時決定装置6の自動決定手段は、計画
データを作業日時決定に関する優先度を用いて、並べ替
える(ステップS16A)。なお、当該優先度は、客先
条件、作業人数、訪問回数等を参照して、予め設定して
センター計画D/Bに格納しておくものとする。次に、
並べ替えた計画データを1件1件読み込んで、以下、作
業日時を割り当てていく(ステップS16B)。作業日
時割り当て対象の計画データは、計画データに付加され
た作業日時制約を満たす作業日時候補が選出される(ス
テップS16C)。作業日時候補は、ある基準(例え
ば、前回作業日との間隔が30日に近い順)に応じて並
べ替えられる(ステップS16D)。並べ替えられた作
業日時候補は、1件1件読み込まれる(ステップS6
E)。割り当てた際に、重複して作業が割り当てられて
いないかどうかをチェックした後で、計画データに割り
当てられる(ステップS16F)。もし、すべての作業
日時候補を試した結果、割り当てることができない場合
は、作業日時決定を後戻りする。この処理は、これまで
作業日時が割りてられている計画データにさかのぼっ
て、別の作業日時を割り当ててみるというとである(ス
テップS16G)。その後で、現在、割り当てに失敗し
た計画データに作業日時決定をもう一度やり直すことに
より、全ての計画データに作業日時を決定していく。
【0009】次に、図19を用いて、マニュアルで作業
者、作業日時を決定する図17のステップS18におけ
る作業者決定装置5、作業日時決定装置6の動作を詳細
に説明する。まず、編成表作成者は、計画結果出力装置
7を用いて、編成表を確認する(ステップS181)。
作業者情報決定装置5のマニュアル決定手段を用いて、
対話的に作業者を変更する(ステップS182)。作業
者を確定して良いものは、対話的にロック指定を行う
(ステップ183)。また、作業者決定装置5の自動決
定手段を用いて、別の作業者の割り当を行う。このと
き、ロックされた計画データについては、作業者の再割
り当ては行れない(ステップS184)。満足のいく作
業者割り当てが決定されるまで、ステップS182〜S
184の操作を繰り返す。編成表作成者は、作業日時決
定装置6のマニュアル決定手段を用いて、対話的に作業
日時を変更する。この時、各計画データの作業時間を短
くしたり、長くしたりすることも可能である(ステップ
S185)。もし、指定した作業日時にすでに他の計画
データが割り当てられていた場合は、すでに割り当てら
れている計画データをどけて指定された計画データを割
り当てる。また、作業日時を確定して良いものは、対話
的にロック指定を行う(ステップS186)。また、作
業日時決定装置6の自動決定手段を用いて、別の作業日
時の割当てを行う。このときロックされた計画データに
ついては、作業日時の再割り当て行われない(ステップ
S187)。満足のいく作業日時割り当てが決定される
まで、ステップS185〜S187の操作を繰り返す。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の編
成表作成装置では、設備情報記憶部9aに各設備に対す
る設備名、設備番号、機種、担当者、顧客条件、基本点
検コースなどは記録されているが、各設備の所在地を特
定できる情報が記録されていない。その為、ある特定日
(例えば10日)の編成を見た場合、自部門内の各作業
員に割り当てられた計画データをもとに、自部門担当エ
リアにおける各作業員の配置状況を確認することができ
ず、自部門担当エリア内にまんべんなく作業員が配置さ
れているかがわからないという問題点があった。
【0011】また、作業日時決定装置6の自動決定手段
において、各設備の所在地を特定できる情報を使用して
いない為、ある特定日について、自部門の各作業員が自
部門担当エリア内のある特定場所に偏在してしまう可能
性があるという問題点があった。
【0012】同様に、マニュアルで作業日時を変更した
場合も、自部門担当エリア内にまんべんなく作業員が配
置するように補正を促す装置が無い為、変更によって自
部門の各作業員が自部門担当エリア内のある特定場所に
偏在してもわからないという問題点があった。
【0013】作業者が特定場所に偏在していると、作業
者が近傍にいない地区で万一故障が発生すると、到着ま
でに時間がかかり迅速な対応ができないという問題点が
あった。
【0014】この発明は、かかる問題点を解決するため
になされたものであり、分散して設置されている設備の
所在地を特定できる情報を設備情報に付加することによ
り、作業者及び作業日時を決定する際に、担当エリア内
のある特定場所に作業者が偏在しないような日時決定を
可能にする編成表作成装置を得ることを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】この発明は、作業対象の
設備を有する建物の所在地データを格納している建物デ
ータベース手段と、建物データベース手段から所定の建
物の所在地データをダウンロードする建物データダウン
ロード手段と、ダウンロードされた所在地データが予め
区画された一定範囲の地区のいずれに属するかを判定し
て該当する地区データに変換する所在地データ変換手段
と、所在地データ変換手段から出力される地区データを
格納する設備情報記憶手段と、建物に対する作業計画デ
ータを格納している計画データベース手段と、計画デー
タベース手段から所定の建物の作業計画データをダウン
ロードする計画ダウンロード手段と、ダウンロードされ
た作業計画データに対して、当該作業を行う作業者を決
定する作業者決定手段と、ダウンロードされた作業計画
データに対して、当該作業を行う作業日時を決定する作
業日時決定手段とを備え、作業日時決定手段が、地区デ
ータを参照して、特定の地区に作業者が偏在しないよう
に、作業日時を決定する編成表作成装置である。
【0016】また、作業日時決定手段が、作業計画デー
タを予め設定された優先度順に並べ替える計画データ並
べ替え部と、並べ替えた作業計画データを1件ずつ読み
込む計画データ読み込み部と、読み込まれた上記作業計
画に対して作業日時候補を選出する作業日時候補選出部
と、作業日時候補を1件ずつ読み込む作業日時候補読み
込み部と、作業計画データに対して割り当てようとして
いる作業日時候補と同一の時間帯に別の作業者の作業計
画データが割り当てられている場合には、互いの地区デ
ータを比較して、地区データが所定の値以上離れている
場合には、読み込んだ作業日時候補を割り当て、そうで
ない場合には、作業日時候補読み込み部に次の作業日時
候補を読み込むように指示を出力する作業日時候補割り
当て部とから構成されている。
【0017】また、所在地データが、建物の緯度と経度
の座標からなる。
【0018】また、所在地データが、建物の住所からな
る。
【0019】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1〜図10は、
本発明の編成表作成装置の実施の形態を示す図である。
図1は、本実施の形態のシステム全体の構成を示すブロ
ック図である。図において、1〜8、9b〜9d、1
0、10a〜10dは上述した図11の従来技術と同様
なので、説明を省略する。21は、図2のように、分散
して設置された建物に対する建物名、建物番号、担当
係、担当係番号、座標(緯度)、座標(経度)などを記
録したセンター建物D/Bである。22は、センター建
物D/B21の建物データのうち、自部門の建物データ
をダウンロードする建物データダウンロード装置、23
は、ダウンロードされた建物データの座標を予め区画し
てある一定範囲の地区に変換する座標データ変換装置で
ある。24eは、座標データ変換装置23にて建物デー
タの座標を一定範囲の地区に変換する為に必要な座標と
地区の変換情報を記録した地区座標変換情報記憶部であ
る。24は、図11の従来の部門情報記憶部9に地区座
標変換情報記憶部24e及び後述の24aを追加した部
門情報記憶部である。24aは、図11の従来の設備情
報記憶部9aに、座標データ変換装置23によって自部
門の各設備に対する地区データを追加した設備情報記憶
部である。5a及び5bは、それぞれ、作業者決定装置
5内に設けられた自動決定手段及びマニュアル決定手段
であり、同様に、6a及び6bは、それぞれ、作業日時
決定装置6内に設けられた自動決定手段及びマニュアル
決定手段である。
【0020】次に動作について説明する。図3は、本実
施の形態の全体動作を示すフローチャートである。編成
表作成者は、建物データダウンロード装置22に、建物
データをダウンロードする予定期日、部門を設定してお
く(ステップN11)。例えば、期日=毎日、部門=A
課1係とする。このステップは、一度設定すれば、設定
内容の変更がない限り、スキップできる。建物データダ
ウンロード装置22は、ステップN11においてあらか
じめ指定された期日になると、センター建物D/B21
から、あらかじめ指定された部門の建物データをダウン
ロードしてくる(ステップN12)。座標データ変換装
置23は、ダウンロードした建物データをもとに、座標
を一定範囲の地区に変換する為に必要な座標と地区の変
換情報を、地区座標変換情報記憶部24eに記録する。
次に、地区座標変換情報記憶部24eのデータを参照し
て、ダウンロードした各建物データの座標データを地区
データに変換して、設備情報記憶部24aに記録する
(ステップN13)。次に、ステップS11〜ステップ
S15が処理されるが、従来技術と同様の為、説明を省
略する。各作業員が個人の予定を入力し終わると、部門
計画D/B3に格納されている所定期間内の各計画デー
タに対して、作業者決定装置5の自動決定手段5aは自
動的に作業員を決定する。次に、作業日時決定装置6の
自動決定手段6aは、自動的に作業日時を決定していく
が、このとき、各設備に対する地区データも参照して、
自動決定する(ステップN14)。次に、ステップS1
7が処理されるが、従来技術と同様の為、説明を省略す
る。
【0021】尚、編成表作成者は、計画結果出力装置7
にて、図10の画面を表示し、自部門担当エリア内にま
んべんなく作業員が配置されているかを確認する(ステ
ップN15)。図3のフローチャートにおいては、ステ
ップS17とステップN16との間に記載されている
が、このステップは、ステップS15〜N16の間で、
いつでも処理を実施することが可能である。
【0022】また、編成表作成者が、作業者決定結果に
満足がいかなければ、作業者決定装置5のマニュアル決
定手段5bで、対話的に作業員を決定するか、作業者決
定装置5の自動決定手段を再起動して、別の作業員を再
決定させる。もし、編成表作成者が、作業日時決定結果
や作業者の配置に満足がいかなければ作業日時決定装置
6のマニュアル決定手段6bで、対話的に作業日時を決
定すか、作業日時決定装置6の自動決定手段6aを再起
動して別の作業日時を再決定させる(ステップN1
6)。次に、ステップS19が処理されるが、従来技術
と同様の為、説明を省略する。このようにして、編成表
作成装置は、所定期間内に作業すべき計画データの集合
に対して、部門固有の調整をした上で、作業者、作業日
時を決定し、編成表を作成する。
【0023】以下、ステップN13、N14、N16に
ついて、詳細に説明する。図4は、座標データ変換装置
23の動作を示すフローチャートである。座標データ変
換装置23は、建物データダウンロード装置22によっ
てダウンロードされた自部門の建物データを、座標(緯
度)が小さい順に並べ替え、座標(緯度)が最小値と最
大値のデータを抽出する。次に、座標(経度)が小さい
順に並べ替え、座標(経度)が最小値と最大値のデータ
を抽出する(ステップN21)。抽出した座標(緯度)
の最小値と最大値をある数で均等に区切り、順番に番号
を付けていく。例えば、図5のように、最小値=35.
39.00、最大値=35.40.00を20で均等に
割り、35.40.00〜35.39.57の範囲を0
0、次の範囲を01として、00〜19の番号を付け
る。次に、抽出した座標(経度)の最小値と最大値をあ
る数で均等に区切り、順番に番号を付けていく。例え
ば、図5のように、最小値=139.42.00、最大
値=139.43.00を20で均等に割り、139.
42.00〜139.42.03の範囲を00、次の範
囲を01として、00〜19の番号を付ける。すなわ
ち、図5の各区切りにおける00,00等の数字は、カ
ンマの前の値が座標(緯度)に対応しており(後述の地
区番号1)、カンマの後の値が座標(経度)に対応して
いる(後述の地区番号2)。次に、図6のように、座標
(緯度)を均等に割った範囲の座標(緯度)の最大値と
最小値をそれぞれ座標1(緯度)と座標2(緯度)、順
番に付けた番号を地区番号1(緯度)とし、座標(経
度)を均等に割った範囲の座標(経度)の最大値と最小
値をそれぞれ座標1(経度)と座標2(経度)、順番に
付けた番号を地区番号2(経度)として、地区座標変換
情報記憶部24に登録する(ステップN22)。建物デ
ータ変換装置22によってダウンロードされた自部門の
建物データを1件1件読み込む(ステップN23)。地
区座標変換情報記憶部24eを参照しながら、対象とな
る各設備の所在地が、図6のように予め区画された一定
範囲のいずれの地区に属するかを判定し、当該設備の座
標データを該当する地区データに変換して、図7のよう
に、設備情報記憶部24aに登録する(ステップ2
4)。
【0024】図8は、ステップN14の詳細動作を示す
フローチャートである。ステップS16A〜S16E、
S16Gは、従来と同様の為、説明を省略する。割り当
てた際に、重複して作業が割り当てられていないかどう
かをチェックする。その後、割り当てようとしている日
の同一時間帯に、別の作業者の計画データが割り当てら
れている場合は、地区番号1(緯度)と地区番号2(経
度)のデータを参照する。既に割り当てられている計画
データと今回割り当てようとする計画データの地区番号
1(緯度)がある数(例えば10)以上離れている、ま
たは、地区番号2(経度)がある数(たとえば12)以
上離れている場合は、作業日時を決定する。離れていな
い場合は、S16Eに戻り、次の作業日時候補を読み込
む(ステップN14F)。
【0025】図9は、ステップN15の詳細動作を示す
フローチャートである。ステップS181〜S184
は、従来と同様の為、説明を省略する。編成表作成者
は、作業日時決定装置6のマニュアル決定手段6bを用
いて、対話的に作業日時を変更する。また、各計画デー
タの作業時間を短くしたり、長くしたりすることも可能
である(ステップN161)。この時、変更しようとし
ている日の同一時間帯に、別の作業者の計画データが割
り当てられている場合は、地区番号1と地区番号2のデ
ータを参照する。既に割り当てられている計画データ
と、変更しようとする計画データの地区番号1がある数
(例えば10)以上離れている、または、地区番号2が
ある数(たとえば12)以上離れている場合は、作業日
時を決定する。離れていない場合は、図10の画面を表
示する。図10において、AやB等のアルファベット
は、作業者A及び作業者Bのように作業者を識別するた
めのものであり、また、区画された区切りは各地区に対
応するものである。編成表作成者は、図10の画面を見
ながら、作業日時の変更を検討する。ステップS186
は、従来と同様の為、説明を省略する。また、作業日時
決定装置6の自動決定手段6aを用いて、別の作業日時
の割り当てを行う。このとき、ステップS186の処理
においてロックされた計画データについては、作業日時
の再割当ては行われない(ステップN162)。
【0026】上記のように、本実施の形態によれば、設
備情報記憶部24aに、分散して設置された各設備の所
在地を特定できる地区データを記録できるので、計画デ
ータの作業日時を自動決定する際に、自部門担当エリア
内のある特定場所に作業者が偏在しないような日時決定
が可能となる。同様に、マニュアルで作業日時を変更す
る場合も、自部門担当エリア内にまんべんなく作業員が
配置するように補正を促すことができる。また、座標で
はなく、地区データとして記録しているので、各部門の
担当エリアの大小によって作業者の配置距離考慮する必
要がない。さらに、各地区を緯度と経度の座標で区切る
ようにし、各地区を同一の矩形の範囲にしたので、地区
番号から相手の地区までの距離が明確にわかり、確実に
作業者の配置をまんべんにすることができる。
【0027】実施の形態2.上述の実施の形態1は、建
物データの座標を地区データに変換する例について述べ
たが、その場合に限らず、例えば、建物データの住所を
もとに地区データに変換するようにしてもよい。例え
ば、住所=束京都立川市曙町1丁目を地区=01に変換
する。この場合、各地区は○○丁目で区切られている
が、その場合に限らず、例えば、市町村名で区画する
か、または、さらに細かく、番地ごとに区画するように
してもよい。いずれの場合も、実施の形態1と同様の効
果が得られるとともに、建物の所在地データとして住所
を用いるようにしたので、データの入力をせずに他のア
プリケーションソフトのデータベースからデータを流用
させることも可能であり、データ入力の手間を軽減させ
ることが可能である。
【0028】
【発明の効果】この発明は、作業対象の設備を有する建
物の所在地データを格納している建物データベース手段
と、建物データベース手段から所定の建物の所在地デー
タをダウンロードする建物データダウンロード手段と、
ダウンロードされた所在地データが予め区画された一定
範囲の地区のいずれに属するかを判定して該当する地区
データに変換する所在地データ変換手段と、所在地デー
タ変換手段から出力される地区データを格納する設備情
報記憶手段と、建物に対する作業計画データを格納して
いる計画データベース手段と、計画データベース手段か
ら所定の建物の作業計画データをダウンロードする計画
ダウンロード手段と、ダウンロードされた作業計画デー
タに対して、当該作業を行う作業者を決定する作業者決
定手段と、ダウンロードされた作業計画データに対し
て、当該作業を行う作業日時を決定する作業日時決定手
段とを備え、作業日時決定手段が、地区データを参照し
て、特定の地区に作業者が偏在しないように、作業日時
を決定する編成表作成装置であるので、作業者が同一地
区に集中することを防止し、まんべんなく作業者を配置
することが可能になるため、いずれの地区で万一故障が
発生した場合にも、最寄りの作業者が対応にあたるよう
にすれば現場への到着時間の短縮が図れ、迅速な処置が
可能になる。
【0029】また、作業日時決定手段が、作業計画デー
タを予め設定された優先度順に並べ替える計画データ並
べ替え部と、並べ替えた作業計画データを1件ずつ読み
込む計画データ読み込み部と、読み込まれた上記作業計
画に対して作業日時候補を選出する作業日時候補選出部
と、作業日時候補を1件ずつ読み込む作業日時候補読み
込み部と、作業計画データに対して割り当てようとして
いる作業日時候補と同一の時間帯に別の作業者の作業計
画データが割り当てられている場合には、互いの地区デ
ータを比較して、地区データが所定の値以上離れている
場合には、読み込んだ作業日時候補を割り当て、そうで
ない場合には、作業日時候補読み込み部に次の作業日時
候補を読み込むように指示を出力する作業日時候補割り
当て部とから構成されているようにしたので、地区の近
い場所に作業員が偏在してしまうことを回避することが
でき、まんべんな配置が可能になる。
【0030】また、所在地データが、建物の緯度と経度
の座標からなるようにしたので、矩形の地区に区画する
ことができ、確実に作業者を特定地区に偏在させずに、
配置させることができる。
【0031】また、所在地データが、建物の住所からな
るようにしたので、データ量を抑えることができ、か
つ、所在地データの入力作業の手間を軽減させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の編成表作成装置のシステム全体の構
成を示すブロック図である。
【図2】 本発明の編成表作成装置に設けられたセンタ
ー建物D/B内の建物データの内容を示す説明図であ
る。
【図3】 本発明の編成表作成装置の全体動作を示す流
れ図である。
【図4】 本発明の編成表作成装置における座標データ
変換動作を示す流れ図である。
【図5】 本発明の編成表作成装置における座標データ
変換動作を示す説明図である。
【図6】 本発明の編成表作成装置における地区座標変
換情報記憶部内のデータを示す説明図である。
【図7】 本発明の編成表作成装置における設備情報記
憶部内のデータを示す説明図である。
【図8】 本発明の編成表作成装置における作業日時決
定動作を示す流れ図である。
【図9】 本発明の編成表作成装置における作業者及び
作業日時を対話的に決定する動作を示す流れ図である。
【図10】 本発明の編成表作成装置における作業者配
置の画面表示内容を示す説明図である。
【図11】 従来の編成表作成装置の全体システム構成
を示すブロック図である。
【図12】 従来の編成表作成装置の計画データの構造
を示す図である。
【図13】 従来の編成表作成装置の設備情報の内容を
示す図である。
【図14】 従来の編成表作成装置の作業者情報の内容
を示す図である。
【図15】 従来の編成表作成装置の作業仕様情報の内
容を示す図である。
【図16】 従来の編成表作成装置の作業履歴情報の内
容を示す図である。
【図17】 従来の編成表作成装置の全体動作を示す流
れ図である。
【図18】 従来の編成表作成装置の作業日時決定動作
を示す流れ図である。
【図19】 従来の編成表作成装置の作業者及び作業日
時を対話的に決定する動作を示す流れ図である。
【符号の説明】
1 センター計画D/B、2 計画ダウンロード装置、
3 部門計画D/B、4 計画入力装置、5 作業者決
定装置、6 作業日時決定装置、7 計画結果出力装
置、8 計画データ変換装置、9 部門情報記憶部、9
a 設備情報記憶部、9b 作業者情報記憶部、9c
作業仕様情報記憶部、9d 作業履歴情報記憶部、10
部門情報編集装置、10a 設備情報編集装置、10
b 作業者情報編集装置、10c:作業仕様情報編集装
置、10d 作業履歴情報編集装置、21 センター建
物D/B、22 建物データダウンロード装置、23
座標データ変換装置、24 部門情報記憶部、24a
設備情報記憶部、24e 地区座標変換情報記憶部。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作業対象の設備を有する建物の所在地デ
    ータを格納している建物データベース手段と、 上記建物データベース手段から所定の建物の所在地デー
    タをダウンロードする建物データダウンロード手段と、 ダウンロードされた上記所在地データが予め区画された
    一定範囲の地区のいずれに属するかを判定して該当する
    地区データに変換する所在地データ変換手段と、 上記所在地データ変換手段から出力される上記地区デー
    タを格納する設備情報記憶手段と、 上記建物に対する作業計画データを格納している計画デ
    ータベース手段と、 上記計画データベース手段から所定の建物の作業計画デ
    ータをダウンロードする計画ダウンロード手段と、 ダウンロードされた上記作業計画データに対して、当該
    作業を行う作業者を決定する作業者決定手段と、 ダウンロードされた上記作業計画データに対して、当該
    作業を行う作業日時を決定する作業日時決定手段とを備
    え、 上記作業日時決定手段が、上記地区データを参照して、
    特定の地区に作業者が偏在しないように、作業日時を決
    定することを特徴とする編成表作成装置。
  2. 【請求項2】 作業日時決定手段が、 上記作業計画データを予め設定された優先度順に並べ替
    える計画データ並べ替え部と、 並べ替えた上記作業計画データを1件ずつ読み込む計画
    データ読み込み部と、 読み込まれた上記作業計画に対して作業日時候補を選出
    する作業日時候補選出部と、 上記作業日時候補を1件ずつ読み込む作業日時候補読み
    込み部と、 上記作業計画データに対して割り当てようとしている作
    業日時候補と同一の時間帯に別の作業者の作業計画デー
    タが割り当てられている場合には、互いの地区データを
    比較して、地区データが所定の値以上離れている場合に
    は、読み込んだ作業日時候補を割り当て、そうでない場
    合には、上記作業日時候補読み込み部に次の作業日時候
    補を読み込むように指示を出力する作業日時候補割り当
    て部とから構成されていることを特徴とする請求項1記
    載の編成表作成装置。
  3. 【請求項3】 上記所在地データが、上記建物の緯度と
    経度の座標からなることを特徴とする請求項1または2
    に記載の編成表作成装置。
  4. 【請求項4】 上記所在地データが、上記建物の住所か
    らなることを特徴とする請求項1または2に記載の編成
    表作成装置。
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