JP4116981B2 - 生産計画の支援システムおよび生産計画の支援を行うためのコンピュータプログラム - Google Patents

生産計画の支援システムおよび生産計画の支援を行うためのコンピュータプログラム Download PDF

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Description

本発明は、生産計画の立案あるいは生産計画の変更のための支援技術に関する。
生産計画の支援に関する技術として以下のような技術が知られている(特許文献1〜3を参照)。特許文献1には、「あるユーザからスケジュールの登録要求があった場合に、他のユーザのスケジュールを考慮してスケジュールを自動的に調整できるスケジュール調整方法およびスケジュール管理装置を提供する。」と記載されている。特許文献2には、「リアルタイムで迅速、かつ、正確に生産計画を作成するための情報収集が可能な生産管理システムおよびその装置を提供する。」と記載されている。特許文献3には、「ワークフロー管理装置およびそのプログラムを格納した記憶媒体に関し、管理する作業量が増加しても、ワークフローの管理が速く、効率よく行えるワークフロー管理システムを提供する。」と記載されている。
特開2002−259650号公報(段落0015) 特開2003−029812号公報(段落0011) 特開2004−030636号公報(段落0024)
本発明は、生産計画の立案、あるいは生産計画の変更を支援する支援技術に関する。
具体例を挙げて説明する。ある製品の生産計画の立案を複数の担当者が分担して作成する場合がある。この場合、ある担当者の生産計画案が他の立案者に影響することが一般的である。従って、ある立案者の案を関係する他の立案者に正確に連絡し、他の立案者がその案を受け入れられるものかどうかを確認することが必要である。また、ある立案者の立案を確実に、しかも、速やかに知ることができれば、他の立案者はより早く、しかも、より確実に自分が担当する計画の立案に反映できる。
また、何かの原因で立案した計画の一部を変更することが必要となる場合がある。この場合、変更内容は他の担当者の計画に影響を生じるので、お互いに連絡を取り合って計画を変更することが必要となる。
以上のように、生産計画の立案や変更では、関係者と連絡を取り合い、確認しながら進めることが必要である。従来は人手により随時連絡を取り合っていたため、手間と時間が掛かる問題があった。本発明は、生産計画の立案や変更を支援するための生産計画の支援システム、および生産計画の支援を行うためのコンピュータプログラムを提供することである。
本発明による解決手段の一つは、入力された生産計画に関するデータに基づき、連絡すべき関係者を特定し、特定した関係者に連絡するようにしたものである。その具体例を示すと、生産計画の担当部分に関する生産計画(変更内容も含む)が入力されると、予め記録されていた関係者の情報に基づき、連絡が必要な関係者が選択され、選択された関係者の端末へ連絡が通知され、通知先の端末から回答を受けることができるようにしたことである。以下、具体的な構成は発明の実施形態の中で説明する。
本発明によれば、生産計画の立案を複数の担当が分担して作成する場合において、生産計画の立案内容や立案された生産計画の変更内容を、関係者に迅速、かつ、正確に連絡しあうことができる。
以下の実施形態に係る具体的な例をあげて実施形態における具体的な効果を説明する。ある製品の生産計画を複数の担当が分担して行う場合、それぞれの担当者が、その担当者の前工程を担当する者の計画の作成が完全に完了してから、次に担当する工程の計画の作成を開始したのでは、効率が悪く時間もかかる。
これに対し、本発明に示す方法を用いれば、互いに影響する立案内容や生産計画の変更内容を、容易に連絡しあうことができる。このため、各担当が並行した作業を進めることが、さらに容易となり、生産計画全体の立案時間を短縮することができる。
本発明の実施の一形態を図面に基づき詳細に説明する。
図1は、本発明が適用されるコンピューターシステムのシステム構成の一実施形態、図2〜図6では、生産計画立案時における問題を説明する図面を示す。図8〜図10、図19〜図27に、本発明の一実施の形態におけるシステムの画面イメージ、図13〜図18に、本発明の一実施の形態における処理データ、図7、図11、図12に、本発明の一実施の形態における処理フローを示す。以下、順に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るコンピューターシステムのシステム構成図である。本システムは生産計画の立案を管理するサーバ101と、サーバを利用するクライアントPC102〜104と、携帯情報端末106と、携帯電話107と、サーバとクライアントPC102〜104を結ぶLAN回線108と、携帯情報端末106と携帯電話107を結ぶ公衆回線網105と、およびデータベース(DB)109とから構成される。前記したクライアントPC102〜104は、例えば、パーソナルコンピュータ(PC)により構成されている。
本実施形態では、クライアントPC102〜104は、主に生産計画の立案、立案された計画の変更、変更の結果内容を確認するための送受信を行う。サーバ101は、主に生産計画の自動立案、変更結果の保存、変更結果の通知、データベース109へのアクセス処理を行う。携帯情報端末106は、主に生産計画の変更、変更結果の送受信を行うことができる。
例えば、クライアントPC102で、ある立案者の担当する生産計画案が作成された場合、あるいは作成された生産計画が変更された場合、その変更内容をサーバ101が解析し、その変更内容が影響を与える他の計画立案者であるクライアントPC104にその立案内容、変更内容と変更に関する返答要求を通知する。通知を受けたクライアントPC104はサーバ101を介して、通知元のクライアントPC102に連絡内容、例えば、生産計画の立案内容や変更内容に対する返答を送信する。
また、クライアントPC104に通知しても返答が得られない場合は、予め設定した条件に基づいて他の通信手段で変更通知に対する確認の催促を行うことができる。例えば、通知の後、設定した一定の時間の経過後に、指定の携帯電話107に、変更通知に対する返答要求の連絡が行われるようにすることができる。
次に、本発明の実施形態を、具体例を挙げて説明する。図2〜図6では、生産計画立案時における問題を具体的に示している。通常、生産計画立案時に扱う品目数は非常に多く、数百から数千品目を扱うこともある。また、その設備数も多く、立案するには複数の設備の特徴、製造のノウハウ等を熟知しておく必要がある。そのため、生産計画の立案は、複数担当者(設備別、品目別など)に分けて作業を行うことが一般的である。しかし、一方の担当者が他の担当者の立案に影響を及ぼす場合がある。したがって、互いに影響を及ぼしあう担当者間では、正確に、より確実に連絡を行い、作業効率を高める必要がある。そのためには、必要な時に必要な情報を迅速に、かつ、もれなく交換し、互いの生産計画に変更点を反映できる仕組みが必要とされる。本実施形態では前記した仕組みを提供することができる。
図2は、生産計画に関するガントチャートの一例を示す図である。縦軸方向に設備名、横軸方向に日程を示した。日程表内に示した部品AはXの担当であり、製品AはYの担当である。この図に示すように部品Aが製品Aに投入される場合、製品Aは部品Aがないと製造できないため、部品Aの日程201の変更は、製品Aの日程202に影響を与えることになる。
図3と図4も同様の図であるが、図3は、生産計画に関するXが操作するガントチャートの一例を示す図である。一方、図4は、生産計画に関するYが操作するガントチャートの一例を示す図である。例えば、Xが図3に示すように部品Aの日程301を6日から7日に後倒しにしたとする。後倒し後の部品Aの日程は、日程302となる。
この場合、Yが見ているガントチャート図は、通常、図4に示すように変化が無く、Yの部品Aの日程401は6日のままである。しかし、Yは製造が実施される可能性が高い部品Aの日程302に基づいて製品Aの日程402を考慮する必要がある。このようにXが部品Aの日程変更を行っても、変更結果を即時、Yに伝える機能がないため、Yはそれを即時に認識することはできない。
図5は、生産計画に関するXとYの操作による処理の一例を示すフロー図である。図2〜図4に示したような状況での、システムの操作およびシステムの処理フローの一例を示している。英数字「S」で始まる番号は、処理フローのステップを表す。図5に従い、Xが日程変更を行ってからYが対応を考えるまでのフローを説明する。まず、ステップS501では、Xがガントチャート画面上で、穴空け機における部品Aの日程を6日の日程301から7日の日程302に変更する。次に、ステップS502では、Xは生産計画の日程変更をサーバ101経由でデータベース109に保存する。
生産計画の立案内容や生産計画への変更部分の反映(データベース109への保存)に関しては、複数の担当が並行作業をせず生産計画をシーケンス作成し、データベースをロックしながら順に反映するか、複数の担当が並行作業を行い、定期的にマージし反映するか等の処理を行う。
ステップS503では、Xは部品Aの日程301を日程302に変更した旨を電話やメール等でYに通知する。ステップS504では、YがXからの連絡を受けて、部品Aの日程変更を認識する。次に、ステップS505で、Yはその変更内容をデータベース109からサーバ101経由で読み込む。この際、読み込む内容は変更内容を反映した生産計画そのものである。そのため、担当者間で生産計画立案を同一時間帯内で、並行で行っている場合(S501〜S503とS504〜S506の工程が同じ時間帯で同時に進行する場合)(図示せず)は、場合によっては、Yの生産計画と読み込んだ生産計画との間に不都合が発生することもある。最後にステップS506では、Yは担当する製品Aの対応を考える。Yの対応は、一つにはXの通知にしたがい製品Aの日程を7日から8日等に変更する。もう一つは製品Aの日程を変更しないで、部品Aの日程を変えないか前倒しにするようXに交渉する。
Yの生産計画と読み込んだ生産計画とに不都合があり、Xが変更を受け入れなかった場合は、Yは生産計画の立案を見直して修正する必要が生じる。また、YがXの変更を受け入れず、Xが変更を取りやめた場合は、Xが生産計画立案の見直しと修正を行うことになる。このXとYとの連絡に時間を要すると、やり直しの作業が増大するなどし、作業効率を落とすことになる。
図6は、生産計画に関するXとYの操作による処理の一例を示すフロー図に、問題点に関するフロー部分とフロー範囲を追記した図である。×で示した601では、Xが生産計画の変更に関する通知を忘れる可能性を示唆している。生産計画立案者にとって、自分の生産計画に対する変更通知の作業負荷は無視できず、作業の妨げになることが多い。したがって、変更通知を忘れる可能性があり、その結果、生産計画の出戻り修正などを行うことにもつながる可能性がある。
また、Xの立案作業の完了を待ってから、Yが立案作業を行うと602に示したように、図6の縦軸を時間とみると、全体の生産計画立案のための作業時間が比較的大きくなるおそれがある。また、XとYが並行作業を行い、定期的に生産計画内容のマージを行うと、互いに予期せぬ修正が入り、やはり全体の生産計画立案のための作業時間を大きくするおそれがある。
そこで、本発明では前記した問題を解決すべく、以下の方法を提供する。以下、図7〜図27を用いて具体的に説明する。
図7は、本発明の一実施形態におけるXが日程変更を行ってから、Yが対応を考えるまでのフローを説明するための図である。ステップS701では、Xが部品Aに関する日程の変更をシステムに判別させ、Yに影響が及ぶと判断された場合は、システムがYにその変更内容を通知する。したがって、XはYに影響する部分の修正を行った場合のYへの通知を忘れることが少なくなり大変便利である。また、XのYに対する変更通知作業の負荷も減り、Yへの通知を気にすることなく快適に作業ができる。
変更内容の通知方法については、生産計画に反映してサーバ101にアクセスしデータベース109に保存する(図7の704)のではなく、直接、その変更内容をYに通知するものである。したがって、Xのデータベースへのアクセス処理が軽減され作業時間を短縮できる。次に、ステップS702では、YはXの変更が入った生産計画をサーバ101にアクセスし、データベース109から読み込む(図7の705)ことなく、Xによる部品Aの日程変更を認識できる。したがって、Yのデータベースへのアクセス処理も軽減され作業時間を短縮できる。
Xの生産計画の変更をサーバ101が認識しYに通知する際、変更内容の通知方法は、一つにはその通知内容をYのシステム画面上に表示させることがあげられる。その具体例を図8に示す。
図8は、本発明の一実施形態におけるYが操作するガントチャートの一例を示す図である。図8に示すように、ガントチャートの前面にXによる部品Aの日程変更に関する通知画面801が表示される。変更に関する通知が複数件ある場合は、変更情報一覧をYのシステム画面上に表示し、そこから任意の変更情報項目を選択し画面801に示すような画面を表示させることもできる。
Yがシステムを参照しておらず、確認がとれない場合は、予め設定した条件、例えば、通知後、一定時間の経過後に、次に示す処理が行われる。その処理では、システムからYの携帯電話等に、Xの生産計画に関する変更通知の確認を実施するよう催促する旨の通知が行われる。Xの変更通知に関する連絡が、携帯電話等でYに通知される手順の一例を以下に示す。
手順1 変更が発生すると予め設定された電話番号に電話をかける。
手順2 「Yさんをお願いします」という通知(音声等)が流れる。
手順3 出た人が、Yさんなら1を、Yさんがいないなら2を押す。
手順4 1を押された場合は、「計画を確認してください」という通知が流れる。
手順5 2を押された場合は、「Yさんに、計画を確認してくださいと伝えてください」という通知が流れる。
Yの確認に関する通知は、画面801のOKボタン802を押せば、システムによって判別されるようになっている。また、画面801の選択ボタンにOK、NG、保留のボタンを用意し、Xにその結果を伝えるようにもできる。さらに、XがOK、NG、保留などの選択ボタンの種別を設定できるようにすることもできる。
ステップS703でYは、前記した機能を利用し製品Aの対応を正確に、より確実に行うことができる。
このように、Xの立案作業中に、その変更内容がYに通知され、連絡が取れるので、XとYは生産計画立案に関して並行作業を行いやすくなる。その結果、全体の生産計画立案の作業期間を短くすることが可能である。
図9は、本発明の一実施形態におけるYが操作するガントチャートの一例を示す図である。この例では、図8においてYが画面801のOKボタン802を押した際に、通知内容の変更がYのガントチャート上に反映される様子を示した図である。Xが部品Aの日程を6日から7日に変更しても、変化がなかったYのガントチャート上にある部品Aの日程401が、Xによる部品Aの日程に関する変更通知を受け、Yが確認を取り、画面801のOKボタン802を押すと部品Aの日程401が日程901で示す位置に変更される。その際、変更日時902と変更内容903も合わせて表示されるので、変更に関する情報をより詳しく知ることができる。
前記したように、本実施形態の提供するシステムの支援により、担当者間で生産計画の調整をこまめにとっていれば、従来どおり定期的に若しくは最後に一括で、互いの生産計画をマージする際、大きな問題をおこすことが大変少なくなり、作業精度、作業効率もあがり、互いのコミュニケーションも良くとれるので大変都合がよい。
図10は、本発明の一実施形態におけるYが操作するガントチャートの一例を示す図であり、前記した処理に関する別の例を示している。画面801のOKボタン802の代わりにOKボタン802とNGボタン1001を用意すると、例えば、Yは次のような処理もできる。以下、その内容を図11のフローを元に述べる。
図11は、生産計画の変更受信に対するYの操作および処理のフロー図である。Yは、まず、ステップS1101でXの変更通知の受信処理を開始する。Xによる部品Aの日程に関する変更通知を受け、ステップS1102で、Yがその確認を行う。YがOKボタン802を押すと、ステップS1103に移り、Yのガントチャートの変更処理が行われる。その結果がOKであれば、ステップS1104で部品Aの日程401が日程901で示す位置に変更され変更通知がYのガントチャートに反映される(図9参照)。さらに、Xの部品Aに関する日程変更を了承した旨がXに通知されるようにすることもできる。また、ステップS1102で、YがNGボタン1001を押すと、部品Aの日程401はそのままで、ステップS1107で、Xの部品Aに関する日程変更を拒否した旨がXに通知される。
ステップS1103の変更処理で、変更が反映される際に不都合が生じNGになる場合には、エラーメッセージとその回避方法が、メッセージでYに通知されるようにすることもできる。ステップS1106でYが修正を行う場合(ステップS1106のYESの場合)は、ステップS1105に進みYのガントチャートを修正し、ステップS1103に戻る。ステップS1106で、Yが修正を拒否し、Xの変更通知を拒否した場合(ステップS1106のNOの場合)は、ステップS1107でその旨をXに返信できるようにすることもできる。
また、Xの変更情報をYに送信しても、初めからYが受信を拒否している場合は、その旨をXに通知することも可能である。
前記した変更情報は、履歴情報としてデータベースに登録し、後から参照させることも可能である。その例を図27に示す。図27は、生産計画に関する変更情報の履歴一覧画面の一例を示す図である。Xが見ているガントチャート2701で、生産計画の変更情報に関する履歴情報の一覧2702を表示した例を示している。変更情報の履歴は、列方向(横方向)に項番、変更日時、変更者、変更内容、変更情報送信先、およびステータスからなり、それぞれの情報が行方向(縦方向)に複数件表示されている。図27の例では、変更者はXで、2004年3月10日の10:10と10:15にそれぞれ、部品Aの製造終了日と部品Bの製造終了日を変更したことがわかる。変更情報送信先にはYが表示されており、Xの変更の影響を受けて、変更情報が送信される対象としてYが選出されたことがわかる。さらに、項番1の案件に関しては、Yは変更情報を受信しているが、項番2の案件に関しては受信を拒否していることがわかる。変更履歴は必要に応じて、生産計画の変更作業に関係する生産計画の変更者およびその変更情報送信先の担当者が、それぞれ関係する部分のみを表示して参照することも可能である。
また、特定の品目や期間を選択して、Xが変更情報をYに送信するか否かを選択することも可能である。特定の品目や期間を選択して、YがXの変更情報を受信するか否かを選択することも可能である。例えば、XとYが互いに影響を及ぼす範囲の生産計画の変更であっても、期間や品目等のある一定の条件下では、業務手順等が確定していて互いの生産計画に矛盾の生じようが無い場合、あるいは互いの生産工程が同期を取らなくても実際には影響が無い場合等がある。そのような場合は、生産計画の変更情報の送受信は不要であるため、システムや作業の無駄な処理を省く意味から、前記した送受信を行わない指定が有効である。以下、その具体例を、図19〜図25を用いて説明する。
図19は、生産計画に関する変更情報送信オプション設定画面の一例を示す図である。これは変更情報を送信するか否かを選択するためのメインの設定画面である。メインの設定画面では、変更情報送信品目選択画面の選択ボタン1901、変更情報送信期間設定画面の選択ボタン1902、変更情報送信設定一覧画面の選択ボタン1903を押すことで、それぞれ指定の画面に遷移できる。
図20は、生産計画に関する変更情報送信品目選択画面の一例を示す図である。図20に示す画面では、例えば、本実施形態が提供するシステムにより、Xが生産計画の変更情報をYに送信させる際の、対象とする品目を選択できる。本画面で選択された品目に関する変更情報が、その品目の生産計画に変更があった場合に、Yに送信されることになる。本画面で選択しなかった品目は、その品目の生産計画に変更があっても、その変更情報はYに送信されない。本画面ではエリア2002が選択された品目の表示エリア、エリア2001が未選択の品目の表示エリアである。本画面の例では、部品B2004が選択されており、部品A2003等は未選択である。本画面の例では、部品Bに関する生産計画に変更があった場合に、その変更情報がYに送信されることになる。
品目の選択方法は、まず、エリア2001から選択したい品目を選びクリック等の操作で選択状態にしてから選択ボタン2005を押す。そうすると、エリア2001で選択した品目がエリア2002に移動し、選択済みの状態になる。全選択ボタン2006を押せば、全ての品目が選択済みの状態になる。選択済みの品目を未選択に戻す場合は、エリア2002から未選択にしたい品目を選びクリック等の操作で選択状態にしてから戻すボタン2008を押す。そうすると、エリア2002で選択した品目がエリア2001に移動し、未選択の状態になる。全戻すボタン2007を押せば、全ての品目が未選択の状態になる。OKボタン2009を押せば、本画面上の設定が確定し、キャンセルボタン2010を押せば、本画面上の設定は無効になり、本画面の表示直前の設定状態に戻る。
図21は、生産計画に関する変更情報送信期間設定画面の一例を示す図である。変更情報送信期間設定画面は、図19に示した変更情報送信期間設定画面の選択ボタン1902を押すことで表示される。その場合は、エリア2101には何も表示されず、図20で示した変更情報送信品目選択画面で選択済みにした品目の全てが送信期間の設定対象となる。この場合、エリア2101には全品目と表示させてもよいし、選択した品目が1つであれば、その品目名を表示させてもよい。あるいは、エリア2101へ手入力することにより直接に品目を指定、または、コンボボックス等の品目一覧(図示せず)等から品目を選択し、品目を指定することも可能である。その場合は、指定した品目が図20で示す変更情報送信品目選択画面で選択済みにした品目であれば、送信期間の設定対象となる。
指定した品目が変更情報送信品目選択画面で選択済みにした品目でなければ、「送信品目に選択されていません」等のエラーメッセージが表示される。また、エリア2101をクリアした場合や、エリア2101に全品目と入力した場合は、図20で示した変更情報送信品目選択画面で選択済みにした品目の全てが送信期間の設定対象となる。
また、変更情報送信期間設定画面は、図20で示した選択済みの品目である部品B2004をダブルクリックしても表示できる。その場合は、エリア2101に部品Bと表示され、部品Bが送信期間の設定対象となる。
送信期間の設定では、まず、送信開始2102を設定する。設定する場合は、エリア2102右端の▼ボタンを押して、その中から送信開始時期を指定することもできるし、送信開始時期を直接入力することもできる。送信開始時期には、図21に示しているように、例えば、1つには「本日」がある。この場合は、本日の変更分から関係者に変更情報が自動送信されることになる。他には「1日後」、「確定期間終了後」等がある。「確定期間終了後」の場合は、確定期間を予めシステムに設定し、その期間の終了後に前記した送信処理を開始するようにできる。または、ある特定の確定操作を行った時に送信処理を開始するといった設定を行うことも可能である。また、直接入力時の入力形式が間違っている場合は、エラーメッセージとその対処法が表示される。
送信終了2103の設定も同様で、送信終了時期をエリア2103に直接入力するか、右端の▼ボタンを押しそこに表示される一覧から送信終了時期を設定することもできる。送信終了時期には「2週間後」等の設定ができる。「2週間後」と設定した場合には、送信開始から2週間の間は、生産計画の変更情報の自動送信が行われ、2週間経過後は自動送信を終了する。
休日を含む2104のチェックを入れれば、前記した送信期間に休日も含まれる。例えば、送信期間が「本日(3月2日の火曜日)から1週間後」とした場合、休日を含む2104をチェックをした場合、3月2日(火曜日)から3月9日(火曜日)の間の計画の変更情報が送信される。休日を含む2104をチェックをしない場合(休日を含まないにした場合)は、3月2日(火曜日)から3月11日(木曜日)の間の計画変更が送信される。OKボタン2105を押せば、本画面の変更情報送信期間の設定が確定し、システムに登録される。キャンセルボタン2106を押せば、本画面の設定情報は破棄され、本画面操作直前の設定情報に戻る。
図22は、生産計画に関する変更情報送信設定一覧画面の一例を示す図である。一覧は、項目として品目、選択、送信開始、送信終了、休日の項目が列方向(横方向)にあり、行方向(縦方向)に、そのデータが複数件表示される。そのデータには、図20と図21で設定した内容が反映されて表示されている。すなわち、図22の一覧の品目は、図20のエリア2001とエリア2002の品目からなり、選択2201は図20で部品B2004が選択されている状態を表示している。さらに、送信開始の本日2202は、図21におけるエリア2102の送信開始の「本日」、送信終了の2週間後2203は、図21におけるエリア2103の送信終了の「2週間後」に対応している。休日2204は休日を含む2104のチェックに対応している。
また、一覧では、図20と図21で説明した設定を簡易に行うことができる。例えば、選択のチェックボックス2201にチェックを入れれば、同じ行の品目である部品Bが変更情報送信品目として選択される。送信開始に本日2202、送信終了に2週間後2203と設定すれば、図21で示したのと同様の設定ができる。休日2204のチェックボックスにチェックを入れれば、送信期間に休日が含まれ、チェックを入れなければ送信期間に休日は含まれない。
図23〜図26は、変更情報受信に関する設定画面の説明であり、図19〜図22の変更情報送信に関する設定画面と同様の操作画面である。図23は、生産計画に関する変更情報受信オプション設定画面の一例を示す図であり、変更情報受信品目選択画面の選択ボタン2301、変更情報受信期間設定画面の選択ボタン2302、および変更情報受信設定一覧画面の選択ボタン2303を選択できる。図24は、生産計画に関する変更情報受信品目選択画面の一例を示す図であり、変更情報を受信する品目を選択することができる。図25は、生産計画に関する変更情報受信期間設定画面の一例を示す図であり、変更情報を受信する品目に関して、変更情報を受信する期間を設定することができる。図26は、生産計画に関する変更情報受信設定一覧画面の一例を示す図であり、図24と図25で設定した情報が反映されている。また、この一覧画面で変更情報受信に関する設定を行うこともできる。詳細は図19〜図22で説明した内容と同様である。
図12は、生産計画に関するXとYの操作による処理の一例を示すフロー図である。Xが生産計画を立案あるいは変更案を作成してから、Yがその内容に対する判断を行うまでの詳細なフローの一例を示す。1220には凡例として、フローに用いられる図形の意味を示している。図形1221は、ユーザによる人為的な操作である。図形1222は、システムが実行する処理または機能である。図形1223は、システムの処理の流れである。図形1224は、データベースへの読み書き処理時のデータの流れである。また、S1205はシステムの自動判断による処理である。なお、以下のフローは、既に立案されている生産計画の変更を例として説明する。しかし、変更内容を生産計画の新たな立案と読み変えることで、新しく生産計画を立案する場合の流れとして見ることも可能である。
まず、ステップS1201でXが、図3に示すように、穴空け機の処理における部品Aの生産計画を6日から7日に変更する。なお、新たな生産計画の立案の場合は、7日に生産する内容の計画案となる。次に、ステップS1202でシステムは、Xの前記した変更内容を判別し、前記した変更情報をクライアントPC102〜104または携帯情報端末106から、サーバ101に対して送信する。なお、変更情報は、当生産計画に関係する生産計画立案担当者間で生産計画の調整を行うことを目的とした、立案内容を確認するための立案情報でもよい。
図13は、生産計画に関する変更情報の形式および変更履歴データベースのデータ形式の一例を示す図である。変更情報は、列方向(横方向)に変更ID(または立案ID)、変更日時(または立案日時)、変更ユーザ(または立案ユーザ)、変更内容(または立案内容)からなり、行方向(縦方向)にそれぞれ複数件のデータが、変更IDまたは立案IDをキーとして保管されている。このデータに対して、変更ID(または立案ID)がクライアント側で採番され、変更日時、変更ユーザ、および変更内容等がクライアントPC102〜104からサーバ101へ送信される。Xの送信のタイミングは、例えば、1つにはXが計画を変更した時、すなわち計画変更(計画立案)の内容の入力が終了したことを意味する操作がなされたとき、2つにはXが変更後に保存ボタンを押した時等である。前記した設定などから、予め選択が可能である。また、変更IDは担当者間で重複しないように、担当者の識別番号をIDに付加することもできるし、サーバで一括管理することもできる。
次に、ステップS1203でサーバ101が、Xの生産計画の変更情報等を受信する。ステップS1204でサーバ101は、前記した変更情報等を変更履歴データベース1211に記録する。なお、新たな立案は新たな生産計画の立案データとして記憶する。変更履歴データベース1211のデータ形式は、図13に示した形式と同様である。また、新たな生産計画の立案の場合は、生産計画の立案履歴としてデータを記憶する。ステップS1205では、送信の要否判定を以下のとおり行う。なお、サーバ101が送信不要と判断した場合は、Xの計画変更に伴う処理は終了する。
他の担当者に送信する必要があるケースには、親品目または子品目が他の担当者だった場合、親品目または子品目が納期割れしている場合などが挙げられる。具体的なシステムによる自動判定方法の一例を以下に挙げる。なお、図14は、生産計画に関するBOM(品目構成表)データベースのデータ形式の一例を示す図である。図15は生産計画に関する品目マスタデータベースのデータ形式の一例を示す図である。図16は生産計画に関する紐付け情報データベースのデータ形式の一例を示す図である。図17は生産計画に関する計画データベースのデータ形式の一例を示す図である。図18は生産計画に関するユーザ情報データベースのデータ形式の一例を示す図である。
手順1 変更内容から変更された品目コード(部品A)を読み取る。
手順2 BOM(図14に示す品目構成表)データベース1212から部品Aの親品目コード、または、子品目コードを検索する。前記した例の場合は親品目コードに「製品A」があることがわかる。BOMデータベース1212は、項目に親品目コード、子品目コード、員数を持ち、行(縦)方向にそのデータを複数件保持している。
手順3 品目マスタデータベースのデータ(図15参照)で製品Aの担当者コードを読み取る。担当者コードが変更ユーザ(X)と同じか否かを調べる。同じ場合は「送信の必要はない」とシステムで判断して処理を終了する。本実施形態では、製品Aの担当者コードは“Y”であるため、送信の必要がある。品目マスタデータベースは、項目に品目コード、担当者を持ち、行(縦)方向にそのデータを複数件保持している。
手順4 紐付け情報データベースのデータ(図16参照)で、子ロットコード(AAA002)から子ロットに関係のある親ロットコード(AAA001)を読み取る。紐付け情報データベースは項目に親ロットコード、子ロットコードを持ち、行(縦)方向にそのデータを複数件保持している。
手順5 計画データベースのデータ(図17参照)から、親ロットコード(AAA001)の製造開始日(2004/3/7)を読み取る。計画データベースは、項目にロットコード、品目コード、製造開始日、製造終了日を持ち、行(縦)方向にそのデータを複数件保持している。
手順6 変更内容の製造終了日≧親ロットの製造開始日(2004/3/7)であれば子品目の製造が親品目への投入に間に合わないとシステムで判断されるケースがあるので、日程調整が必要となる。よって、システムで「送信の必要有り」と判断される。
前記した処理で送信の必要有りと判断された場合は、ステップS1206でシステムが送信先の選定を行う。なお、前記した送信の要否判定には、使用者による例外的なルールや、使用者に対する固有のルールを付加することもできる。例えば、全体の変更情報等を知る必要がある担当者には必ず各担当が入力する変更情報等を流す、あるいは、特別に隔離された作業を行う担当者には、何も情報を流さない等のルールを付加することもできる。また、作業に専念し外部の情報を受付けない時間帯を設けるなどの職場固有のルールを付加することも可能である。
ステップS1206における送信先の選定は、以下の手順で実施される。ステップS1205の「送信の要否判定」における手順3から、送信すべきユーザの名称が“Y”とわかるので、ユーザ情報データベース1213のデータ(図18参照)からYのログイン状態を読み取ることができる。ユーザ情報データベース1213は、項目にユーザ、ログイン状態、ログイン先クライアントIPアドレス、送信先電話番号を持ち、行(縦)方向にそのデータを複数件保持している。
ユーザ情報データベース1213のログイン状態が「ログイン済」であれば、該当するログイン先クライアントIPアドレスからクライアントPC(○○○.△△△.XXX.YYY)を送信先とする。「ログイン済」でなければ、該当する送信先電話番号から携帯情報端末106あるいは携帯電話107等を送信先とする。また、「ログイン済」であっても、例えば、一定時間経過後に返答がない場合は、Yに返答処理を依頼する旨をシステムで自動送信するようにすることもできる。なお、サーバ101はユーザ(クライアント)がスケジューラにログインした時点で、ユーザ情報データベース1213のログイン状態に「ログイン済」を、ログイン先IPアドレスにログインしたクライアントのIPアドレスを自動的に書き込む。
また、送信先のYが部品Aの受信を許可していない場合は、送信元のクライアントであるXのPC等のシステム画面上に「部品Aの変更通知はYに拒否されました」というメッセージが出力される。
ステップS1207では、サーバ101がXの生産計画の変更情報等を、ステップS1206で決定した送信先(Y宛)に送信する。送信データは、図13に示した形式のものであり、変更履歴データベース1211の該当データにも同じデータが保管される。
ステップS1208では、クライアントPC102〜104等は、サーバ101が送信した変更情報等を受信する。クライアントPC102〜104または携帯情報端末106で受信の確認をしていない場合は、携帯電話107等に変更情報等を確認する旨の連絡が入る。
ステップS1209では、変更情報等の受信を経て、Yがその変更内容を判断する。判断に関するYの処理フロー例は図11にも示したが、以下に示すような処理でもよい。
まず、Yが製品Aの変更を判断する。製品Aの製造終了日時を変更しない場合は、YはXに(電話等で)連絡を取り、部品Aの日程を変更できないか交渉する。例えば、製品Aの製造終了日時を8日以降に変更する場合等は、Yがガントチャート上で変更を行う。
ステップS1209で、前記したように製品Aの製造終了日時を8日以降に変更した場合は、部品Aとの製造終了日に矛盾が発生しないため、変更情報等がXには送信されないようにしてもよい。前記した処理後は、ステップS1209での判断結果はOKとなり、処理は終了する。
一方、部品Aとの製造終了日に矛盾が生じる場合は、ステップS1209の判断結果はNGとなり、システムの機能により自動でまたはYが判断した上で、その旨がXに送信される。あるいは、前記したように直接メールや電話等で交渉することもできる。直接メールや電話等で通知して交渉し、Xが計画を変更する場合は、ステップS1201から再度処理が始まる。メールや電話等に代わる通知機能はシステムで用意することもできる。
ステップS1214で前記した矛盾の通知を行った場合は、XはステップS1215でその通知を受信し、再度、計画を検討し、S1201で計画の変更を開始する。Xが計画を容易に変更できない場合等は、Yにその旨を通知し、XとYで検討を行う。S1201にてXが計画を変更する場合は、YはステップS1208の変更情報等の受信まで待ち状態に入る。以下、システムによる送信の要否判定で送信不要と判断されるまで同様の処理が繰り返えし行われる。
前記したフローは一つの実施例であり、状況に応じて現場に適したフローに改良することも容易である。例えば、YがXに計画の変更を要求する意図で、Y自身の計画を変更せずに、ステップS1210で変更情報等の送信、すなわち、立案計画の整合性を確認するために実施するY自身の立案情報の送信をサーバに対して行ってもよく、その場合はステップS1203から処理が継続される。この場合は、前記したステップS1203〜S1208処理後のステップS1209はYではなくXが対象となる。このようにステップS1201とステップS1209は、XとYの誰もが対象となる。
前記したように、本実施形態によれば、生産計画の立案を各担当に並行作業で行うことが容易にできる。その際、各担当の変更内容に関して関係する担当者間で、容易に連絡を取り交わすことができる。また、生産計画に関する変更通知や、各担当が保持する生産計画への暫定的な変更処理をシステムがサポートしてくれる。そのため、変更通知による作業負担を減らすことができ、さらに、変更通知の実行し忘れを減らすことができる。さらに、前記したように各担当者間で生産計画の調整が行われているため、サーバが管理するデータベースに保管されている生産計画に対して、各担当者が生産計画をマージする作業など、生産計画データの反映および維持が容易になる。
このように本発明の実施形態に基づけば、生産計画の立案を複数の担当者が並行して行い易くなる。また、前記したシステムの支援機能により互いの立案内容や変更内容を、各担当者等の作業に負担をあまりかけることなく、より忘れることなく、より確実に、連絡先等をより正確に、随時連絡しあうことができる。さらに、負荷の高いデータベースへの生産計画のアップロードやダウンロード作業も減らすことができ、生産計画のデータベースへの反映や、生産計画のマージ作業も大幅に容易になる。したがって、よりコミュニケーションのとれたより良い生産計画の立案ができ、なおかつ、その作業の時間をより短縮することが可能となる。
本発明の一実施形態に係るコンピューターシステムのシステム構成図である。 生産計画に関するガントチャートの一例を示す図である。 生産計画に関するXが操作するガントチャートの一例を示す図である。 生産計画に関するYが操作するガントチャートの一例を示す図である。 生産計画に関するXとYの操作による処理の一例を示すフロー図である。 生産計画に関するXとYの操作による処理の一例を示すフロー図に、問題点に関するフロー部分とフロー範囲を追記した図である。 本発明の一実施形態におけるXが日程変更を行ってからYが対応を考えるまでのフローを説明するための図である。 本発明の一実施形態におけるYが操作するガントチャートの一例を示す図である。 本発明の一実施形態におけるYが操作するガントチャートの一例を示す図である。 本発明の一実施形態におけるYが操作するガントチャートの一例を示す図である。 生産計画の変更受信に対するYの操作および処理のフロー図である。 生産計画に関するXとYの操作による処理の一例を示すフロー図である。 生産計画に関する変更情報の形式および変更履歴データベースのデータ形式の一例を示す図である。 生産計画に関するBOM(品目構成表)データベースのデータ形式の一例を示す図である。 生産計画に関する品目マスタデータベースのデータ形式の一例を示す図である。 生産計画に関する紐付け情報データベースのデータ形式の一例を示す図である。 生産計画に関する計画データベースのデータ形式の一例を示す図である。 生産計画に関するユーザ情報データベースのデータ形式の一例を示す図である。 生産計画に関する変更情報送信オプション設定画面の一例を示す図である。 生産計画に関する変更情報送信品目選択画面の一例を示す図である。 生産計画に関する変更情報送信期間設定画面の一例を示す図である。 生産計画に関する変更情報送信設定一覧画面の一例を示す図である。 生産計画に関する変更情報受信オプション設定画面の一例を示す図である。 生産計画に関する変更情報受信品目選択画面の一例を示す図である。 生産計画に関する変更情報受信期間設定画面の一例を示す図である。 生産計画に関する変更情報受信設定一覧画面の一例を示す図である。 生産計画に関する変更情報の履歴一覧画面の一例を示す図である。
符号の説明
101 サーバ
102 クライアントPC
103 クライアントPC
104 クライアントPC
105 公衆回線網
106 携帯情報端末
107 携帯電話
108 LAN回線
109 データベース(DB)
801 実施例における生産計画立案の変更通知の表示画面例
1211 変更履歴データベース(DB)
1212 BOM(品目構成表)データベース(DB)
1213 ユーザ情報データベース(DB)
1901 変更情報送信品目選択画面への遷移ボタン
1902 変更情報送信期間設定画面への遷移ボタン
1903 変更情報送信設定一覧画面への遷移ボタン
2301 変更情報受信品目選択画面への遷移ボタン
2302 変更情報受信期間設定画面への遷移ボタン
2303 変更情報受信設定一覧画面への遷移ボタン
2702 生産計画の変更情報の履歴情報一覧を示す画面の例

Claims (8)

  1. 生産計画の立案の支援を行う生産計画の支援システムであって、
    前記システムは複数の端末と記憶装置とを有し、前記記憶装置には生産計画に関するデータと、前記生産計画に関係する関係者の連絡先の端末のデータとが記憶され、前記端末から入力された新たな生産計画の内容に基づき、前記システムは連絡すべき関係者を選択して、前記新たな生産計画の内容を前記選択した関係者の端末に通知し、
    前記新たな生産計画の内容を受信した端末は、前記受信に関する入力が為されることにより、送信先へ返信を送信すること
    を特徴とする生産計画の支援システム。
  2. 請求項1に記載の生産計画の支援システムであって、
    関係者への通知条件を記憶しており、前記生産計画の内容が入力されると、前記記憶している通信条件に基づいて送信要否を判断し、送信が必要と判断された場合に、前記通知の処理が行なわれること
    を特徴とする生産計画の支援システム。
  3. 請求項1に記載の生産計画の支援システムであって、
    ある担当者が作成する生産計画の内容を受信するかどうかの受信条件を他の担当者の端末は記憶し、前記担当者の入力した生産計画に関する情報を他の担当者の端末で受信する場合に、前記入力された生産計画の連絡が、前記他の担当者の端末の受信条件に合致する場合に、他の担当者の端末は前記ある担当者の情報を受信し、受信条件に合わない場合は、前記他の担当者の端末は受信を拒否したことを通知する処理を行うこと
    を特徴とする生産計画の支援システム。
  4. 請求項1に記載の生産計画の支援システムであって、
    前記生産計画に関する情報がある担当者の端末から他の担当者の端末に通知された場合、予め設定された条件に基づいて、前記通知が前記他の担当者によって確認されていないと判断された時に、予め設定されている他の通信手段により通知が行われること
    を特徴とする生産計画の支援システム。
  5. 複数の端末と記憶装置とを有するシステムに生産計画の支援を行うためのコンピュータプログラムであって、
    前記記憶装置には生産計画に関するデータと、前記生産計画に関係する関係者の端末に関するデータとが記憶されており、
    前記端末から入力された新たな生産計画の内容に基づき、前記システムは連絡すべき関係者を選択し、
    前記新たな生産計画の内容に関するデータを前記選択した担当者の端末に通知し、
    前記通知を受信した端末は、前記受信に関する入力が為されることにより、送信先へ返信を送信すること
    を特徴とする生産計画の支援を行うためのコンピュータプログラム。
  6. 請求項5に記載の生産計画の支援を行うためのコンピュータプログラムであって、
    関係者への通知条件が記憶されており、前記生産計画の内容が入力されると、前記記憶している通信条件に基づいて送信要否を判断し、送信が必要と判断された場合に、前記通知の処理が行なわれること
    を特徴とする生産計画の支援を行うためのコンピュータプログラム。
  7. 請求項5に記載の生産計画の支援を行うためのコンピュータプログラムであって,
    ある担当者が作成する生産計画の内容を受信するかどうかの受信条件を他の担当者の端末は記憶し、ある担当者の入力した前記生産計画に関する情報を他の担当者の端末で受信する場合に、前記入力された生産計画の連絡が他の担当者の前記端末の受信条件に合致する場合に、他の担当者の端末は前記ある担当者の情報を受信し、
    受信条件に合致しない場合は、前記他の担当者の端末は受信を拒否したことを通知する処理を行うこと
    を特徴とする生産計画の支援を行うためのコンピュータプログラム。
  8. 請求項5に記載の生産計画の支援を行うためのコンピュータプログラムであって、
    前記生産計画に関する情報がある担当者の端末から他の担当者の端末に通知された場合、予め設定された条件に基づいて、前記通知が前記他の担当者によって確認されていないと判断された時に、予め設定されている他の通信手段により通知が行われること
    を特徴とする生産計画の支援を行うためのコンピュータプログラム。
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