JP2006163514A - 要員選定支援システム及びそれに適用されるプログラム - Google Patents

要員選定支援システム及びそれに適用されるプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】発注者からの発注条件に基づいて、適切な要員の迅速なる選定作業を支援する。
【解決手段】本発明は、複数の要員候補者の中から、発注者からの発注条件に基づいて、適切な要員を選定するための支援を行う要員選定支援システムであって、各要員候補者の資格、経験、スケジュールを含む要員候補者情報を、各要員候補者の識別情報に関連付けて記憶装置28に登録する登録部23と、入力された発注条件に基づいて、記憶装置28に登録された要員候補者情報の中から、発注条件に対応する対応情報を、その要員候補者の識別情報とともに情報抽出部24と、情報抽出部24によって抽出された対応情報が、発注条件を満足している要員候補者を抽出する候補者抽出部25とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば建設業務、ソフトウェア開発業務、アウトソーシング業務等、発注者からの発注条件に基づいて行う請負業務のために、要員提供側が行う適切な要員の選定作業を支援するための要員選定支援システム及びそれに適用されるプログラムに関する。
従来、建設業務においてよく見られていた請負業務では、近年のアウトソーシング化の流れに伴い、最近では、建設業務に限らず、ソフトウェア開発業務、製造業における設計業務、コールセンタにおける電話応対業務、人事部門や給与部門といった管理業務に及ぶまで幅広くその適用範囲が広がっている。
この種の請負業務に要員を提供する例えば建設会社、ソフトウェア開発会社、あるいは人材派遣会社等は、発注側からの幅広い請負要請に対処すべく、要員を確保しておき、発注があった場合には、その発注条件に基づいて、適切な要員を速やかに選定し、派遣し、要求された以上のレベルのサービスを提供することによって、サービスに対する対価のみならず、発注側からの信頼をも獲得し、次の請負要請に繋げられるように努力している。
このように、要員を派遣する業者が成長するのに伴い、発注側では、新たな請負業務を発注する場合に、どの業者に発注するかを検討する必要性がこれまで以上に高まってきている。発注する業務内容に応じて、応札している各業者が、要求するレベルの業務を実施するに足る実力や実績があるのかをそれぞれ見極め、最適の業者に発注するためである。このため、応札業者に対しては、担当予定の要員が過去にどのような業務に従事したかを記録した業務実績書や、この要員がどのような技術や資格を備えているのかを記録した技術経歴書の提出を要求するようになってきている。
例えば、建設業における官公庁工事などの入札形態は、従前とは異なり公募型でなされるケースが増えてきている。そして、公募型の入札審査では、施工工事担当者の実績が重視されて、各応札業者の比較検討がなされる。このため、各応札業者は、自社の施工技術者等の要員の業務履歴を迅速に把握し、発注条件に適切な要員を選定するとともに、この要員についての最新でかつ正確な業務実績書及び技術経歴書を迅速に作成し、提出する必要がある。建設業務に限らず、ソフトウェア開発業務、設計業務、電話応対業務、管理業務等においても、同様のことがいえる。
特開2002−73735号公報 特開2004−62802号公報
しかしながら、上述したような要員選定作業は実際には、書類ベースで人手作業によってなされているのが現状である。すなわち、発注条件に適切な要員の選定は、まず、多くの要員候補者を対象とした人事データなどから経歴や資格が調査され、また、過去の請負業務記録より業務実績や業務期間が調査されている。そして、これら調査された情報が、様々な視点から発注条件と対比されて要員が選定される訳であるが、上述した経歴や資格、あるいは業務実績や業務期間などの調査作業は、書類ベースでなされている。
上記特許文献1では、建築に関する工程管理を、建築に係わる者で共有し、効率よく施工するための建築工程管理装置が開示されているが、業務実績や業務期間などを調査し、適切な要員の選定を行うことに関する技術は開示されていない。また、上記特許文献2では、工事情報を常に最新の状態に維持し、かつ、補修工事、増設、改修工事等の工事情報を管理するうえでの管理部門の負担低減を図るため技術が開示されているが、やはり業務実績や業務期間などを調査し、適切な要員の選定を行うことに関する技術は開示されていない。
このように、適切な要員を選定するための作業もそうであるが、それ以前に、上述した経歴や資格、あるいは業務実績や業務期間などの調査作業に多くの時間と手間とが費やされているという問題がある。特に、多くの要員を抱える業者や、多くの要員を必要とする請負業務に応札する業者の場合、それに費やされる時間と手間とは膨大なものとなる。また、支社展開しており、人事データや過去の請負業務記録などが必ずしも一括管理されていない業者にとっては、それに費やされる時間と手間とは極めて膨大なものとなるであろうことは容易に想像できるであろう。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、発注者からの発注条件に基づいて、適切な要員の迅速なる選定作業を支援するための要員選定支援システム及びそれに適用されるプログラムを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明では、以下のような手段を講じる。
すなわち、本発明は、複数の要員候補者の中から、発注者からの発注条件に基づいて、適切な要員を選定するための支援を行う要員選定支援システムであって、まず、各要員候補者の資格、経験、スケジュールを含む要員候補者情報が、各要員候補者の識別情報に関連付けて記憶装置に登録される。
そして、端末等に発注条件が入力されると、それに基づいて、記憶装置に登録された要員候補者情報の中から、発注条件に対応する対応情報が、その要員候補者の識別情報とともに抽出される。さらに、抽出された対応情報が、発注条件と対比され、発注条件を満足している要員候補者が抽出される。このようにして抽出された要員候補者については、その識別情報が、対応情報とともにディスプレイや、プリンタ等の出力装置から出力される。この出力結果を参照することによって、判断者は、最終的に最適な要員を選定することができるようになる。また、この出力結果を適宜加工することにより、最新でかつ正確な業務実績書及び技術経歴書を迅速に作成することが可能となる。
ここで、発注条件は、予め定めた優先条件を含んでいても良い。このようにすることによって、抽出された各要員候補者に対して、この優先条件に基づいて候補者優先順位を決定することも可能となるので、判断者による候補者選定の判断をより容易にする。
また、この候補者優先順位の決定において、スケジュールを除外して検討することによって、別の請負業務等のスケジュールが既に入っている要員であっても、純粋に資格や能力や実績に基づいて適切な要員が誰であるかを把握できるようになるので、場合によっては、既に入っているスケジュールを調整することによって、この発注に対する要員として決定することもできるよう、より柔軟に要員候補者を選定することができる。
本発明の要員選定支援システム及びそれに適用されるプログラムによれば、発注者からの発注条件に基づいて、適切な要員の迅速なる選定作業を支援することが可能となる。
以下に、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る要員選定支援システムの一例を示す機能ブロック図である。
すなわち、本発明の実施の形態に係る要員選定支援システムは、複数の要員候補者の中から、発注者からの発注条件に基づいて、適切な要員を選定するための支援を行うシステムであって、サーバ/クライアント形式で構成されている。そして、このシステムを動作させるプログラムが格納され、このプログラムにしたがって動作する中央サーバ20と、インターネットやLAN等の通信ネットワーク10を介して中央サーバ20とデータ授受可能なように構成された複数の端末12(#1〜#n)とからなる。
複数の端末12(#1〜#n)は例えば、この要員選定支援システムを利用する企業の本社、支社、営業所、事業所、現場等の遠隔した様々な場所に設置することが可能であり、通信ネットワーク10を介して中央サーバ20にアクセスし、必要なデータを送信するとともに、中央サーバ20からのデータを受信する。各端末12は、そのために、図示しないキーボードやマウス等の入力ツールと、ディスプレイとを備えており、ユーザはこの入力ツールを使って、中央サーバ20に送信するために必要なデータを作成できる。また、中央サーバ20からのデータをディスプレイから表示する。さらに、プリンタ14を端末12に接続することによって、中央サーバ20からのデータをディスプレイから表示するのみならず、業務実績書及び技術経歴書等を必要に応じてプリンタ14から印刷出力できるようにしている。
中央サーバ20は、通信ネットワーク10に接続されたインタフェース21と、制御部22と、登録部23と、情報抽出部24と、候補者抽出部25と、このシステムを動作させるプログラムが格納されたプログラム格納部27と、記憶装置28とを備えている。記憶装置28は、ハードディスクやメモリ等のハードウェア資源から構成される。これら各部位は、内部バス29でそれぞれ相互に接続されている。
インタフェース21は、各端末12から送信されたデータを通信ネットワーク10を介して受信し、受信したデータを、制御部22からの指示にしたがって所定の部位に渡す。一方、中央サーバ20内の何れかの部位から、端末12側に送信するデータを受け取った場合には、制御部22の指示にしたがって、このデータを、通信ネットワーク10を介して所定の端末12に送信する。
制御部22は、プログラム格納部27に格納されたプログラムを読み出し、このプログラムにしたがって各部位を制御することによって、中央サーバ20を要員選定支援システムとして機能させる。なお、このプログラムは、プログラム格納部27に格納される場合に限定されるものではなく、インターネット等の通信ネットワークを介してダウンロードされるようにしてもよい。
ここでプログラム格納部27としては、磁気ディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク(CD−ROM、DVD等)、光磁気ディスク(MO等)、半導体メモリ等、プログラムを記憶でき、かつコンピュータが読み取り可能な記憶媒体であれば、その記憶形式は何れの形態であってもよい。
また、プログラム格納部27から制御部22にインストールされたプログラムの指示に基づき制御部22上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)や、データベース管理ソフト、ネットワークソフト等のMW(ミドルウェア)等が同実施の形態を実現するための各処理の一部を実行してもよい。
さらに、プログラム格納部27は、コンピュータである中央サーバ20の一部であっても独立した媒体であっても良く、更にはLANやインターネット等により伝送されたプログラムをダウンロードして記憶又は一時記憶した記憶媒体であっても良い。
また、この記憶媒体は1つに限らず、複数の媒体から同実施の形態における処理が実行される場合もここでいう記憶媒体に含まれ、媒体構成は何らの構成であってもよい。
なお、ここでいうコンピュータは、記憶媒体に記憶されたプログラムに基づき、同実施の形態における各処理を実行するものであって、パソコン等の1つからなる装置、複数の装置がネットワーク接続されたシステム等の何れの構成であってもよい。また、このコンピュータとは、パソコンに限らず、情報処理機器に含まれる演算処理装置、マイコン等も含み、プログラムによって本発明の機能を実現することが可能な機器、装置を総称している。
登録部23は、各要員候補者の資格、経験、スケジュールを含む要員候補者情報を、各要員候補者の識別情報に関連付けて記憶装置28に書き込み登録する。このような要員候補者情報の登録方法には、二通りの方法がある。第一の方法は、中央サーバ20にキーボードやマウス等の入力ツールを備え、この入力ツールから各要員候補者についてその識別情報を含む要員候補者情報を入力することによって行う。第二の方法では、端末操作者が端末12から同様の情報を入力し、通信ネットワーク10を介して中央サーバ20に送信したものを、制御部22の指示によりインタフェース21から登録部23が受け取ることによって行う。
図2は、要員候補者情報を入力するための入力画面の一例を示す模式図である。この例は、建設業者向けの要員候補者情報の一例を示したものである。以下の説明では、建設業者向けの要員候補者の選定支援方法について述べるが、本願発明は、建設業者向けの要員候補者の選定支援にのみ適用されるものではなく、他の分野にも適用が可能なものであることは言うまでもない。
図2に示す入力画面30に示すように、要員候補者情報としては、識別番号、技術者氏名、最終学歴、資格・免許、過去に従事した工事名、過去に従事した工事の発注者、その工事場所、その契約金額、そのスケジュール、この技術者の役位、過去に担当した工種/工法・型式等が含まれる。図示していないが、これ以外に項目を増やすことも可能であり、移動ボタン32をマウスでクリックすることにより、追加項目の入力画面(図示せず)に移動したり、移動ボタン31をマウスでクリックすることにより、前の入力画面に戻れるようにしている。入力内容を記憶装置28に登録する場合には、登録ボタン34をマウスでクリックする。また、入力内容を解除する場合には、解除ボタン35をマウスでクリックする。
一方、図2に示す入力画面40は、各要員候補者毎のスケジュールを入力するためのものである。各技術者(識別番号、技術者氏名)毎に、スケジュール状況(●:配置済、△:仮予約済、×:予約配置、◎:配置・仮予約済、−:未配属、空白:未配置)を定義できるようにしている。また、図中「専」で示すように、技術者の役位(「専」は、専任技術者を意味する)が分かるように適宜表示することも可能にしている。
入力画面30と入力画面40とは互いにリンクしており、入力画面30におけるスケジュールボタン33をマウスでクリックすることにより、入力画面40を表示させたり、逆に、入力画面40を表示させた状態から、識別番号を指定した上で候補者情報ボタン42をマウスでクリックすることによって、指定された技術者の入力画面30を表示できるようにしている。
情報抽出部24及び候補者抽出部25は、このように記憶装置28に、各要員候補者の識別情報に関連付けて登録された要員候補者情報の中から、発注者からの発注条件に応じて、適切な要員候補者を抽出するための部位である。
発注条件は、発注者側から提示されるものである。このような発注条件の具体的な項目としては、例えば建設工事の場合、工事件名、発注者、工事内容、特徴、分類、施工場所、予定スケジュール、入札日、現地説明日等を含む概要情報と、受注形態、工事分類、工種/工法、型式、規模等を含む詳細情報とからなる。端末操作者がこのような発注条件を端末12から入力し、中央サーバ20に向けて送信すると、送信された発注条件を、インタフェース21が受信する。インタフェース21は、発注条件を受信すると、制御部22からの指示に従って、この発注条件を情報抽出部24及び候補者抽出部25に出力する。なお、中央サーバ20にキーボードやマウス等の入力ツールを備え、この入力ツールから発注条件を入力し、情報抽出部24及び候補者抽出部25に出力するようにしても良い。
記憶装置28に登録する要員候補者情報と、発注条件とは互いに独立した情報であるので、要員候補者情報の項目と、発注条件との項目とは一致するとは限らない。また、発注条件の項目は、発注者によって変わりうる。
したがって、情報抽出部24は、このようにして発注条件を受け取ると、この発注条件に基づいて、記憶装置28に登録された要員候補者情報の中から、発注条件に対応する対応情報を、その要員候補者の識別情報とともに抽出する。例えば、発注条件に予定スケジュールがあれば、図2に示すような要員候補者情報のうち、スケジュールは必須であろう。
あるいは、情報抽出部24は、記憶装置28に登録された要員候補者情報の中から、発注条件とは関係の無い項目を無視し、残りの項目を対応情報として、その要員候補者の識別情報とともに抽出するようにしても良い。例えば、上述したような、工事件名、発注者、工事内容、特徴、分類、施工場所、予定スケジュール、入札日、現地説明日等を含む概要情報と、受注形態、工事分類、工種/工法、型式、規模等を含む詳細情報とからなる発注条件であれば、図2に示すような要員候補者情報のうち、最終学歴は必要ないであろう。したがって、この場合、最終学歴以外の項目を対応情報として、その要員候補者の識別情報とともに抽出するようにしても良い。
したがって、情報抽出部24は、記憶装置28に登録された要員候補者情報の各項目の中から、対応情報をその要員候補者の識別情報とともに抽出し、その抽出した対応情報と識別情報とを、候補者抽出部25に出力する。
候補者抽出部25は、情報抽出部24から出力された対応情報を、発注条件と比較し、発注条件を満足している要員候補者を抽出する。例えば、対応情報にあるスケジュール(例えば、図2)と、発注条件にある予定スケジュールとを比較する。そして、予定スケジュールに、別の予定が入っていない要員候補者を抽出する。また例えば、発注条件の中に、護岸工事の経験を要するという項目がある場合、図2に示すような要員候補者情報のうち、工種/工法・型式の項目に護岸工事が記録されている要員候補者を抽出する。更に例えば、発注条件の中に、護岸工事の経験があり、1級土木施工管理技術者の資格を有する者という項目がある場合、図2に示すような要員候補者情報のうち、工種/工法・型式の項目に護岸工事が記録されており、更に資格・免許の項目に1級土木施工管理技術者の資格を有するものに更に絞り込み、要員候補者を抽出する。
また、発注条件に、優先条件を加えることによって、候補者抽出部25は、発注条件を満足している要員候補者を抽出するのみならず、抽出した要員候補者に対して優先順位を決定することも可能としている。例えば、経験の長さを第1に優先し、年齢が60歳以下であることを第2に優先するような優先条件とすることによって、発注条件を満足した要員候補者は、まず経験年数の長い順に順位付けられ、更に経験年数が同じ要員候補者に対しては年齢が60歳以下である場合の方が優先順位が高くされるようにしている。
候補者抽出部25は、このようにして抽出した要員候補者の要員候補者情報を、その識別番号とともにインタフェース21に出力する。このとき、要員候補者に優先順位を付けた場合には、優先順位もインタフェース21に出力する。
インタフェース21は、候補者抽出部25から出力されたこれら情報を、制御部22からの指示に従って、通信ネットワーク10を経由して端末12に返信する。
端末12では、インタフェース21からの要員候補者情報を、優先順位が付けられた場合には、その優先順位にしたがってディスプレイから表示したり、あるいはプリンタ14から印刷出力する。これによって、端末操作者は、その内容を確認し、最終的な要員選定のための参考情報とする。また、端末操作者が、端末12を用いて、必要な要員候補者情報を用いて編集することによって業務実績書及び技術経歴書等を作成する。
なお、別の実施例では、候補者抽出部25は、情報抽出部24から出力された対応情報のうち、調整可能な対応情報を除外して発注条件と比較し、要員候補者を抽出する。例えば、資格や経験は調整のしようがないが、スケジュールは調整できる対応情報である。要員候補者の抽出において、このようにスケジュールを除外して検討することによって、別の請負業務等のスケジュールが既に入っている要員候補者であっても、純粋に資格や経験に基づいて適切な要員候補者として抽出することができる。場合によっては、スケジュールを調整することによって、当該発注に対する要員として従事できるかもしれないからである。この場合も、前述したようにして優先順位を決めることも可能である。
このように抽出された要員候補者の要員候補者情報もまた、前述したようにして、端末12が、ディスプレイから表示したり、あるいはプリンタ14から印刷出力する。このとき、要員候補者のスケジュールと、発注条件で提示された予定スケジュールとを併せて表示したり、出力する。これによって、別の請負業務等のスケジュールが既に入っている要員候補者であっても、場合によっては、スケジュール調整を行うことによって、この発注に対する適切な要員として選定できるようになる。このように、候補者抽出部25を、調整可能な項目を除外して要員候補者を抽出できるように柔軟に動作させることも可能としている。
次に、以上のように構成した本発明の実施の形態に係る要員選定支援システムの動作について図3に示すフローチャートを用いて説明する。
同実施の形態に係る要員選定支援システムを用いるためには、まず、記憶装置28に、各要員候補者の資格、経験、スケジュールを含む要員候補者情報を、各要員候補者の識別情報とともに書き込み登録する(S1)。このような要員候補者情報の登録方法には、二通りの方法がある。第一の方法は、中央サーバ20に備えられたキーボードやマウス等の入力ツールから入力することによって行われる。また、第二の方法では、端末操作者が端末12から入力することによって行われる。このように端末12に入力された場合には、端末12から通信ネットワーク10を介して中央サーバ20に送信されることによって記憶装置28に書き込まれる。
このように記憶装置28に識別情報と要員候補者情報とを登録することによって、発注条件に応じた適切な要員候補者を抽出できるようになる。
発注者から発注条件が提示されると、この発注条件は、端末操作者によって端末12から入力される(S2)。そして、端末12から発注条件が入力されると、端末12から中央サーバ20へ送信され、更に情報抽出部24及び候補者抽出部25へ送られる。あるいは、中央サーバ20から直接入力し、情報抽出部24及び候補者抽出部25に送るようにしても良い。
このようにして情報抽出部24に発注条件が送られると、情報抽出部24では、この発注条件に基づいて、記憶装置28に登録された要員候補者情報の中から、発注条件に対応する対応情報が、その要員候補者の識別情報とともに抽出される。あるいは、記憶装置28に登録された要員候補者情報の中から、発注条件とは関係の無い項目が無視され、残りの項目が対応情報として、その要員候補者の識別情報とともに抽出されるようにしても良い。このようにして抽出された識別情報と対応情報とは、情報抽出部24から候補者抽出部25へと出力される(S3)。
候補者抽出部25では、ステップS3で情報抽出部24から出力された対応情報が、ステップS2で送られた発注条件と比較され、発注条件を満足している要員候補者が抽出される。なお、発注条件に、優先条件を加え、候補者抽出部25において、発注条件を満足している要員候補者を抽出するのみならず、抽出した要員候補者に対して優先順位を決定することもできる(S4)。このようにして抽出した要員候補者の要員候補者情報は、候補者抽出部25から、インタフェース21及び通信ネットワーク10を介して端末12に返信される。
端末12では、インタフェース21からの要員候補者情報が、ディスプレイから表示されたり、あるいはプリンタ14から出力される。このとき、各要員候補者情報に優先順位が付けられている場合には、その優先順位にしたがってディスプレイから表示されたり、プリンタ14から出力される(S5)。
これによって、端末操作者は、その内容を参考にすることによって、当該発注条件に対して適切な要員候補者を最終的に決定することが可能となる(S6)。更に、適切な要員候補者として決定した者に対しては、端末12を用いて、必要な要員候補者情報を用いて編集することにより、業務実績書及び技術経歴書等を作成することができる(S7)。
なお、別の実施例では、候補者抽出部25では、情報抽出部24から出力された対応情報のうち、調整可能な対応情報を除外して発注条件と比較され、要員候補者が抽出される。例えば、資格や経験は調整のしようがないが、スケジュールは調整できる対応情報である。要員候補者の抽出において、このようにスケジュールが除外して検討されることによって、別の請負業務等のスケジュールが既に入っている要員候補者であっても、純粋に資格や経験に基づいて適切な要員候補者が抽出される。この場合も、前述したようにして優先順位を決めることも可能である。
このように抽出された要員候補者の要員候補者情報もまた、端末12において、ディスプレイから表示されたり、あるいはプリンタ14から印刷出力される。このとき、要員候補者のスケジュールと、発注条件で提示された予定スケジュールとが併せてディスプレイから表示されたり、プリンタ14から印刷出力される。これによって、別の請負業務等のスケジュールが既に入っている要員候補者であっても、場合によっては、スケジュール調整を行うことによって、この発注に対する適切な要員として選定される可能性が残される。このように、候補者抽出部25を、調整可能な条件を除外して要員候補者を抽出できるように柔軟に動作させることも可能である。
上述したように、本発明の実施の形態に係る要員選定支援システムにおいては、上記のような作用により、発注条件に適合する要員候補者を迅速、かつ正確に抽出することができる。そして、判断者は、この抽出された要員候補者の要員候補者情報を検討して、適切な要員候補者を最終的に選定できるようになるので、適切な要員の迅速なる選定作業を支援することが可能となる。
更には、選定された要員候補者の要員候補者情報を用いて編集することにより、最新でかつ正確な業務実績書及び技術経歴書を迅速に作成することが可能となる。
以上、本発明を実施するための最良の形態について、添付図面を参照しながら説明したが、本発明はかかる構成に限定されない。特許請求の範囲の発明された技術的思想の範疇において、当業者であれば、各種の変更例及び修正例に想到し得るものであり、それら変更例及び修正例についても本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明の実施の形態に係る要員選定支援システムの一例を示す機能ブロック図。 要員候補者情報を入力するための入力画面の一例を示す模式図。 本発明の実施の形態に係る要員選定支援システムの動作を示すフローチャート。
符号の説明
10…通信ネットワーク、12…端末、14…プリンタ、20…中央サーバ、21…インタフェース、22…制御部、23…登録部、24…情報抽出部、25…候補者抽出部、27…プログラム格納部、28…記憶装置、29…内部バス、30,40…入力画面、31,32…移動ボタン、33…スケジュールボタン、34…登録ボタン、35…解除ボタン、42…候補者情報ボタン

Claims (8)

  1. 複数の要員候補者の中から、発注者からの発注条件に基づいて、適切な要員を選定するための支援を行う要員選定支援システムであって、
    各要員候補者の資格、経験、スケジュールを含む要員候補者情報を、前記各要員候補者の識別情報に関連付けて記憶装置に登録する登録手段と、
    入力された前記発注条件に基づいて、前記記憶装置に登録された要員候補者情報の中から、前記発注条件に対応する対応情報を、その要員候補者の識別情報とともに抽出する第1の抽出手段と、
    前記第1の抽出手段によって抽出された対応情報が、前記発注条件を満足している要員候補者を抽出する第2の抽出手段と
    を備えた要員選定支援システム。
  2. 請求項1に記載の要員選定支援システムにおいて、前記発注条件は予め定めた優先条件を含んでおり、
    前記第2の抽出手段によって抽出された各要員候補者に対して、前記要員候補者情報と前記優先条件とを比較し、この比較結果に基づいて候補者優先順位を決定する候補者優先順位決定手段を更に備えた要員選定支援システム。
  3. 請求項1に記載の要員選定支援システムにおいて、前記発注条件は、作業スケジュールを含む複数の条件項目からなるとともに、予め定めた優先条件を含んでおり、
    前記第2の抽出手段は、前記第1の抽出手段によって抽出された対応情報のうち、前記作業スケジュールを除いた各条件項目を満足している要員候補者を抽出するとともに、
    前記第2の抽出手段によって抽出された各要員候補者に対して、前記要員候補者情報と前記優先条件とを比較し、この比較結果に基づいて候補者優先順位を決定する候補者優先順位決定手段と、
    前記候補者優先順位決定手段によって決定された候補者優先順位の順に、各要員候補者の識別情報を、各要員候補者のスケジュール及び前記作業スケジュールと共に出力する第1の出力手段と
    を更に備えた要員選定支援システム。
  4. 請求項1乃至3のうちいずれか1項に記載の要員選定支援システムにおいて、
    前記第2の抽出手段によって抽出された要員候補者の識別情報を、この要員候補者の対応情報とともに出力する第2の出力手段を更に備えた要員選定支援システム。
  5. 複数の要員候補者の中から、発注者からの発注条件に基づいて、適切な要員を選定するための支援を行う要員選定支援システムに適用されるプログラムであって、
    各要員候補者の資格、経験、スケジュールを含む要員候補者情報を、前記各要員候補者の識別情報に関連付けて記憶装置に登録する登録機能、
    入力された前記発注条件に基づいて、前記記憶装置に登録された要員候補者情報の中から、前記発注条件に対応する対応情報を、その要員候補者の識別情報とともに抽出する第1の抽出機能、
    前記抽出された対応情報が、前記発注条件を満足している要員候補者を抽出する第2の抽出機能
    をコンピュータに実現させるためのプログラム。
  6. 複数の要員候補者の中から、予め定めた優先条件を含んだ発注条件に基づいて、適切な要員を選定するための支援を行う要員選定支援システムに適用されるプログラムであって、
    各要員候補者の資格、経験、スケジュールを含む要員候補者情報を、前記各要員候補者の識別情報に関連付けて記憶装置に登録する登録機能、
    入力された前記発注条件に基づいて、前記記憶装置に登録された要員候補者情報の中から、前記発注条件に対応する対応情報を、その要員候補者の識別情報とともに抽出する第1の抽出機能、
    前記抽出された対応情報が、前記発注条件を満足している要員候補者を抽出する第2の抽出機能、
    前記第2の抽出機能によって抽出された各要員候補者に対して、前記要員候補者情報と前記優先条件とを比較し、この比較結果に基づいて候補者優先順位を決定する候補者優先順位決定機能
    をコンピュータに実現させるためのプログラム。
  7. 複数の要員候補者の中から、予め定めた優先条件が含まれるとともに、作業スケジュールを含む複数の条件項目からなる発注条件に基づいて、適切な要員を選定するための支援を行う要員選定支援システムに適用されるプログラムであって、
    各要員候補者の資格、経験、スケジュールを含む要員候補者情報を、前記各要員候補者の識別情報に関連付けて記憶装置に登録する登録機能、
    入力された前記発注条件に基づいて、前記記憶装置に登録された要員候補者情報の中から、前記発注条件に対応する対応情報を、その要員候補者の識別情報とともに抽出する第1の抽出機能、
    前記抽出された対応情報のうち、前記作業スケジュールを除いた条件項目を満足している要員候補者を抽出する第2の抽出機能、
    前記第2の抽出機能によって抽出された各要員候補者に対して、前記要員候補者情報と前記優先条件とを比較し、この比較結果に基づいて候補者優先順位を決定する候補者優先順位決定機能、
    前記決定された候補者優先順位の順に、各要員候補者の識別情報を、各要員候補者のスケジュール及び前記作業スケジュールと共に出力装置から出力させる第1の出力機能
    をコンピュータに実現させるためのプログラム。
  8. 請求項5乃至7のうちいずれか1項に記載のプログラムにおいて更に、
    前記第2の抽出機能によって抽出された要員候補者の識別情報を、この要員候補者の対応情報とともに出力装置から出力させる第2の出力機能をコンピュータに実現させるためのプログラム。
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