JP4010495B2 - 施設管理業務支援システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は施設管理業務支援システムに関し、特に建物や敷地に関する情報と工事に関する情報を有機的に関付けて管理すると共に、これらの情報を長期計画に有効に反映できる施設管理業務支援システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
建物等の施設の管理業務は長年に渡り多くの人手をかけて行われている。施設の管理業務を行うに際してはまず顧客名簿から抽出した顧客の建物や土地などの固定資産を整理することから始める必要がある。この業務を全て人手で行うと、関連する情報も多岐にわたり、その作業量は膨大になるので、作業の一部をIT(information technology)化して効率化を図っている。
【0003】
建物の保全や建物内に据え付けられた設備の保全管理業務を行う場合には、過去に行った工事の情報や保全情報を始め、写真、各種書類などの膨大な情報が必要となる。通常これらの情報は紙などの媒体に描かれた状態で保管されていることが多く、しかもこれらの情報はまちまちに管理されているために、必要な情報を取り出すのに大変な労力がいる。
【0004】
このように複雑な施設管理業務を簡単にかつ効率的に行うために種々の提案が成されている。例えば、特開平05−158940号公報には、一定のまとまった建築部材毎に建物台帳をもち、この台帳に基づき工事・メンテナンス履歴、メンテナンス・スケジュールの管理を行い、新築時から建築部材の維持保全データを管理して、保守管理業務の省力化・効率化を図る建物生涯管理サポートシステムが開示されている。しかしこの公報には建築部材に関する工事、メンテナンスの履歴管理を行うシステムに関するものであって、建物や設備との関係はどうしているのか、更には日常の工事に関する施設管理をいかに行うかについては開示されていない。また施設の長期保全管理業務をいかに行うかについても言及されていない。
【0005】
また、特開2002−73777号公報には、建物内の消耗品の交換や補充の管理、履歴管理を簡便に行うために、消耗品ファイルや履歴管理ファイルを備えて消耗品の発注や履歴管理を行うシステムが開示されている。しかしながらこれには建物の施設に関する管理をどうするのか、及び工事情報との関係も記載されていない。
【0006】
また特開2001−350822号公報には、邸の工事状況写真の画像データと工事毎の工事ファイルとを対応付けて邸ファイルの中に蓄積し、工事写真の管理の効率化を図った工事写真台帳作成システムが開示されている。しかし、この技術は工事写真情報の管理の効率化、省力化を図ったものであって、施設全般に関する情報をいかに管理するかについては言及されていない。
【0007】
更に特開平9−34946号公報には、施設の保全管理を効率良く行うために保全計画手段、保全実行手段、分析手段、及び保全予測手段を有する施設保全管理システムが示されている。しかしこの公報には工事に関する台帳をどのように作成されるのか、また種々の情報が記憶されたデータベースから各々の工事に関する情報がどのように作成されるのかについて開示されていない。更に中期、長期修繕計画作成処理手段により改修工事計画データを作成することは示されているのみであり、工事毎のファイル情報との関係、及び長期保全計画と各工事に関する業務の関係が不明である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、工事に関する台帳を工事の業務毎に任意に作成できる施設管理業務支援システムを提供することに有る。
【0009】
本発明の他の目的は、物件に関する情報と施設情報、敷地情報等の基本情報をリンクさせることにより施設の管理業務毎に工事に関する情報を容易に作成し、管理業務に係わる情報を整理し易くした施設管理業務支援システムを提供することにある。
【0010】
本発明の更に他の目的は、物件毎に管理している工事情報から施設の長期維持保全計画を容易に作成し、保全の工事を行い易くした施設管理業務支援システムを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を解決するために、本発明はデータベースと情報処理手段を有するサーバの如き情報処理装置と、該情報処理装置へ種々の情報を入力しかつ情報処理結果を出力するパーソナルコンピュータの如き入出力装置を備えるシステムにおいて、該データベースは、少なくとも敷地に関する情報を記憶する施設情報ファイルと、少なくとも建物や設備に関する情報を記憶する建物情報ファイルと、施設の工事に関する業務の毎に作成される工事情報を記憶する物件情報ファイルとを有し、該情報処理手段は該入出力装置から入力される情報を関連するファイルに記憶するために情報を処理する手段と、上記各ファイルに記憶されている情報を検索するため検索手段と、少なくとも該施設情報ファイルと建物情報ファイルを参照して業務毎の工事情報を作成する物件情報作成処理手段とを有し、該作成処理手段によって作成された物件情報は該物件情報ファイルに格納されると共に、該入出力装置に出力されるようにして構成する。特徴的なことは、物件情報のファイルは工事の業務毎にカード形式に構成されており、そのフォーマットは施設情報エリアと、建物情報エリアと、施工会社エリアと、図形情報エリアを有して構成される。このようにして日常の業務管理が効率的にかつ容易に行えるように考慮されている。ここで、業務毎とは発生する工事ごとの意味であり、例えば壁の塗り替え工事が発生した場合その壁の塗り替えの工事に係る業務、また雨漏りの修理工事がある場合その修理に係る業務、また屋根が壊れたり、ガラスが壊れたりして修理をする場合にはそれぞれの工事に係る工事の業務、エアコンの取り替えに係る業務、など各々の業務毎の意味である。
【0012】
また、データベースは更に施工会社に関する情報を記憶する施工会社情報ファイルと、少なくとも図面や写真を含む画像情報を記憶する図形ファイルを有し、該入出力装置の操作により該図形ファイルから選択された画像情報はカード形式の物件情報ファイルの図形情報エリアに登録される。
【0013】
工事の業務毎にカード形式に構成された情報を記憶する物件情報ファイルと、該施設情報ファイル及び建物情報ファイルとの間にはリンクが形成され、容易に物件カードが作成できるように配慮されている。
【0014】
更に、データベースは、劣化診断情報を記憶する劣化診断情報ファイルと、施設の長期維持保全計画表を記憶する長期維持保全計画表ファイルとを有し、検索手段は劣化診断情報ファイルの情報を検索して関連する情報を抽出し、長期維持保全計画表を作成する。
【0015】
また、前記物件情報ファイルと長期維持保全計画表ファイルとの間にはリンクが形成されている。そのため長期維持保全計画表の情報から物件情報が容易に作成でき、施設管理の計画から工事の実施までが効率的に行える。
【0016】
上記の処理動作を行なうための各々の機能はプログラムによって構成され、そのプログラムはサーバにインストールされて所定の処理を行なう。
【0017】
本発明はまた、特定のサービス会社がサーバを使用して複数のユーザに施設管理業務のサービスを行なうことも可能である。即ち、サーバのデータベースには前述した各ファイルがユーザ毎に例えばファイルユニットとして構成される。各ファイルユニットにはユーザ固有のIDが付与され、例えばパスワードなどで許可されたユーザのみが自らのパーソナルコンピュータのような入出力装置から関連するファイルをアクセスできる。このようにしてユーザの施設管理業務の代行が行なえる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施例について図面を参照して具体的に説明する。
【0019】
図1は本発明の一実施例による施設管理業務支援システムのブロック図である。施設管理業務支援システムは例えば施設を管理すべき会社の本店200と支店400との間をWANやインターネットのようなネットワーク300で接続したシステムにおいて実現される。ここで施設とは敷地、建物やその設備に関することを言う。
【0020】
図1において、本社200にはLAN3を敷設し、LAN3にサーバ1、複数のパーソナルコンピュータ(以下PCと言う)2、及びプリンタ4を接続して構成される。サーバ1は大容量のデータベース10と処理装置11から構成され、施設管理情報の蓄積と管理のための処理を行う、言わばファイルサーバとしての機能を果たす。データベース10の機能及び処理装置の処理機能については詳しく後述される。PC2の1つにはスキャナ21やデジタルカメラのインタフェース22が接続され、工事現場の写真や設計図のような画像情報を入力できるように構成している。周知の様にPC2は液晶表示の如き表示部(出力手段)とキーボード及びマウスのような入力部を備えている。
【0021】
一方、支店400においてはLAN300に複数のPC2とプリンタ4が接続して構成される。このようなシステムで、本店又は支店のPC2からはLAN3又はネットワーク300を通してサーバ1をアクセスでき、サーバ1との間で情報の交信を行いながら、サーバ1にて施設管理業務に関する種々のメニューの処理を行い、対象とする資料を作成する。メニュー選択や処理のためのガイダンス、及び処理の途中経過等はPC2の表示部に表示され、またその結果はプリンタ4に出力される。尚、この例では施設管理業務支援システムは支店400を持っているが、支店400が無い場合もある。
【0022】
図2は施設管理業務支援システムにおけるデータベース10の概念的な構成図である。データベース10は例えば大容量のディスク装置であり、施設情報ファイル101、建物情報ファイル102、顧客情報ファイル103、施工会社情報ファイル104、劣化診断情報ファイル105、長期維持保全ファイル106、図形情報ファイル107、物件情報ファイル108、物件台帳ファイル109が形成される。これらの各ファイルにPC2から関連情報が入力され、また検索処理のために使われる。施設情報ファイル101は施設配置図、敷地面積、地質、施設管理図、施設注意事項、井戸、建物一覧などの情報を記憶する。建物情報ファイル102は建物管理図、電気・空調設備、給排水衛生設備、建物工事履歴情報、固定資産管理情報などを記憶する。顧客情報ファイル103は顧客名、要求部署名、担当者名などを記憶する。施工会社情報ファイル104は施工会社名、担当者名、工事注文番号などを記憶する。劣化診断情報ファイル105は図11に示すような劣化診断情報を記憶する。長期維持保全ファイル106は長期保全計画表を記憶する。その長期維持保全計画表の一例は図10に示されるが、その長計表の作成処理については後述する。図形情報ファイル107は設計図面、写真、議事録などの情報をイメージとして記憶する。これらの画像情報はスキャナ21やデジタルカメラ22から入力される。
【0023】
物件情報ファイル108は本発明の特徴の1つであり、そのフォーマットの一例が図7に示される。施設の工事の業務毎に作成される工事関連情報を記憶するものである。日々行われる1つ1つの業務毎に作成されることから物件カード或いは工事カードと言っても良い。このカード形式の物件情報の作成処理については図7及び図8を参照して後述する。物件台帳ファイル109は言わば物件情報の目次ファイルとしての機能を果たし、物件カード情報の一次検索の結果、検索条件に合った物件情報の目次がこの物件台帳ファイル109から読み出されて、PC2に表示される。
【0024】
次に図3を参照して物件カードの作成について概念的に説明する。物件情報は施設情報、建物情報、顧客情報、施工会社情報及び長期保全計画表情報、更には過去に作成された物件情報を検索して処理作成される。そのためにこれらの情報ファイル即ち施設情報ファイル101、建物情報ファイル102、顧客情報ファイル103、施工会社情報ファイル104と物件情報ファイル108との間、及び長期維持保全ファイル106と物件情報ファイル108との間にはリンクが形成されている。また、長期維持保全ファイル106は劣化診断情報に基づいて作成されるので、長期維持保全ファイル106と劣化診断情報ファイル105との間にもリンクが形成されている。
【0025】
尚、図3には示されていないが物件カードには設計図や写真が登録される構成になっている。これらの画像情報は物件カードを作成する操作者が図形情報ファイル107を適宜検索して目的の画像情報を捜し出し、マウスをドラッグアンドドローすることにより目的の画像を物件カードの該当するエリアに登録する。しかして作成された物件カードはPC2の表示部に表示され、またプリンタに出力される。このように施設の基本的な情報である施設情報および建物情報と物件情報とがリンクを形成していることにより容易に物件カードが作成でき、これにより物件即ち1件毎の工事に関する管理業務が比較的簡単に理解されるようになる。また長期維持保全計画表情報と物件カード情報がリンクしているので、施設管理業務の計画から実行(即ち工事の実施)が容易にできる。
【0026】
図4はこのシステムを用いられるPC2に表示されるメニュー画面の例である。
【0027】
「物件新規入力」は物件情報を新規に作成するときに選択されるボタンである。新規の物件情報を新規に作成する場合、図7に示す物件カードの内、少なくとも工事名称、施設・建物の欄に情報が入力されて作成される。「物件情報検索」は登録してある物件情報を検索するためのボタンである。検索については図6を参照し、物件情報の作成については図7及び図8を参照して後述する。「長期維持保全計画」は長期維持保全計画表を作成するボタンである。長期維持保全計画表の作成の詳細については図9及び図10を参照して後述する。「マスターデータ」は顧客名簿や施工会社名簿を管理するときに選択するボタンである。「敷地情報」は管理したい敷地情報を登録するときに使用するボタンである。「施設情報」は管理したい建物や工作物などの施設情報を登録するときに使用するボタンである。このシステムを終了するときには「終了」ボタンを選択する。
【0028】
次に図5のフローチャートは施設管理業務支援システムにおける基本的な業務処理の動作を説明するものである。
【0029】
このシステムを起動すると(ステップ41)、認証確認が行われる。この確認は例えばログイン情報とパスワードを入力することによって行われる。このときPC2には図4に示すメニュー画面が表示される。操作者はこのメニューから任意な項目を選択できるが、未だ敷地情報や施設情報が登録されていない場合には敷地情報及び施設情報の登録が行なわれる(ステップ42)。敷地情報としては、敷地面積、地質、井戸、配置図などあり、施設情報としては、施設名称、組織名、施設の住所、所有者、建物名称などがある。これらの情報はまず施設管理者が管理する敷地や施設の基本情報、及びそれらの図面情報を収集し、整理することが前提であり、その後にPC2から敷地や施設の情報を入力し、またスキャナ21或いはデジタルカメラ22から図面情報を入力することにより行われる。
【0030】
次に長期維持保全計画が選択されると、長期維持保全計画表ファイル106の作成処理が行われる(ステップ43)。この作成処理は建物の部位の名称や数量をPC2から入力して、サーバ1で処理することにより行われる。計画表の作成の詳細については図9及び図10を参照して後述するが、特徴的なことは長期維持保全計画が選択されると対象の計画表がPC2に表示されるが、リンクの形成された物件カードファイルから関連する物件カード情報が読み出され、計画表の作成に反映されることである。
【0031】
物件情報ファイルの作成処理は過去の工事履歴や新しい業務を物件情報に入力して行われる(ステップ44)。マスターデータの登録は施設管理業務の進行に合わせて、施工会社の名簿の情報などがPC2から入力され、それらの情報をサーバ1の処理装置で処理して行う(ステップ45)。これらの処理43,44,45に際しては、リンクが形成されたファイルが参照されたり、リンク先のファイルから関連する情報が自動的に入力されたりして行われる。終了46が選択されると、作成されたファイルは関連先のファイルに記憶されて、一連の処理が完了する。
【0032】
図6を参照して、施設管理業務支援システムにおける関連ファイルの情報を検索動作について説明する。システムが起動されると(ステップ61)、同様にしてログイン及びパスワードを入力して承認確認が行われる。PC2の表示部にはメインメニューとして、図4に示す「物件新規入力」「物件情報件検索」「長期維持保全計画」「施設情報」「マスターデータ」「敷地情報」「施設情報」「終了」表示される(62)。操作者の操作によりいずれかが選択されると、対応する処理が行われる。
【0033】
検索処理はサーバ1の処理装置11がデータベース10内のファイル情報を検索することにより行われる。このシステムでは検索条件を任意に設定して登録できる機能を備えている。これにより検索の都度検索条件をPCから入力して設定する必要が無く、目的の物件情報を素早く取り出すことができる。例えば物件情報検索(63)では未だ検索条件が登録されていない場合には、PC2より検索式を設定して登録することになるが、まず物件情報検索条件一覧がPC2の画面に表示される(64)。
【0034】
この検索条件としては、例えば図7に示す物件カードの項目全てが対象となり得る。操作者は物件カードの項目から任意に検索項目を選択して設定できる。検索条件を設定して、登録ボタンを操作すると、サーバ1の処理装置11は設定された条件を処理装置11内のメモリ又はデータベース10に登録する。しかる後、PC2より物件情報検索62に際して登録された検索条件を読み出して、操作者が選択した任意の検索条件で実行の指示をすると、サーバの処理装置11はデータベース10の物件情報ファイル108を検索して、該当する物件カード情報を抽出する。そしてまず検索条件にヒットした物件情報の目次が物件台帳ファイル109から選ばれてPC2に表示される。そこで操作者がPC2に表示された物件情報の目次から任意なものを選ぶと、その選ばれた物件情報カード(図7に示すような)が最終的にはPC2に表示される。
【0035】
図7は物件情報ファイルとして形成される物件情報カードの一例を示す図である。
【0036】
この物件情報のファイルは工事の業務が発生する度に1件づつ作成されるカード形式となっている。このフォーマットは、工事名称エリアA、施設・建物エリアB、要求部署(即ち顧客情報)エリアC、担当者エリアD、数量エリアE、履歴分類エリアF、計画実施エリアG、進捗状況エリアH,予実算エリアI,工事日付エリアJ,工事対象エリアK,図形情報エリアL、見積エリアM、工事発注(施工会社)エリアNなどを備えて構成される。
【0037】
ここで、履歴分類エリアFには「長計表に反映させる」、「長計表に反映させない」の項目があり、これらいずれかの項目が選択できるようになっている。「長計表に反映させる」を選択することにより、この物件カードの情報は関連する長期維持保全計画表に反映されるようにリンクが形成される。図形情報エリアLには設計図や工事写真、議事録などがイメージ情報として登録される。これはPC2を操作して図形情報ファイル107から対象とする情報を選択し、マウスをドローしてこの図形情報エリアLに登録することにより行われる。
【0038】
次に図8のフローチャートを参照して物件カードの作成処理について説明する。
【0039】
このカードは工事の業務が発生する都度処理される。施設管理業務の依頼を受け、業務が発生すると、操作者によりシステムが起動される(ステップ81)。PC2には図4に示すメニュー画面が表示される。新規に物件カードを作成するときには、「物件新規入力」が選択される(82)。すると、処理装置11はデータベースから「物件カード」の標準フォームが読み出し、PC2に図7に示す物件カードを表示する(82)。新規のカードの場合、各エリアには情報が入っていない。PC2に表示される物件カードに必須項目を入力する(83)。必須項目の入力は工事名称エリアA、施設・建物エリアB、要求部署エリアCに所望の情報を入力することにより行なわれる。勿論これ以外の情報の入力も可能である。そしてPCの「登録」が操作されると、サーバ1の処理装置11は本件物件カードの作成処理を行い、最終的には新規に作成された物件カードの情報を物件情報ファイル108に登録する(84)。これで「終了」が選択されると、このシステムでの業務処理は終わる(88)。必須項目のみを登録して終わる場合には作業の継続が無いので終了を選択することになる。
【0040】
一方、要求のあった現場に作業員が出向いて、施設管理の状況を把握し、種々の情報を入手する。また対象とする施設の写真を撮ったり、補修範囲、補修方法、補修時期などを決めたりする。これらの施設管理情報は、関連する物件情報ファイルに物件カードとして登録されることになるが、既に物件カードが登録されていれば、物件情報ファイルから既存のカードを読み出して、そのカードを編集処理することにより、収集した情報を登録する。このためには既存の物件カードを捜す必要がある。そこでPC2のメニュー表示から「物件情報検索」が選択されると(85)、処理装置11は物件情報ファイル108を検索し、目的とする物件カードを探し出す(86)。
【0041】
物件カードの検索は図6を参照して前述したように、物件カードにある全ての項目から選べる。このようにして選択された目的の物件カードに対して、次にそのカードの該当するエリアに、先に収集した施設管理のための情報が入力される(87)。例えば、新たにデジタルカメラで撮った施設の写真はデジタルカメラ22のインタフェースを解して一旦図形情報ファイル107に登録される。その後、PC2に表示中の物件カードの図形情報エリアに移される。また新たに収集した補修範囲、補修時期などの情報は該当するエリアに入力される。この様に施設管理業務の進捗状況に合わせて収集された情報や、決定された情報(例えば予定日等)はその都度、該当するエリアに夫々入力される。これら入力された情報はPC内のメモリに一旦記憶されるが、その後PC2で登録指示されると、この物件カードの情報はPC2からサーバ1へ送られ、処理装置11で物件情報ファイル108に登録するための処理が成されて、データベース10へ送られる。一連の処理が終わり、「終了」指示されると、本システムでの処理が終了する(88)。
【0042】
次に図10を参照して施設管理業務支援システムにおける長期維持保全計画表の一例について説明する。長期維持保全計画表は過去の修繕履歴や現在の劣化状況を反映させることで、より建物の実情に沿った形で長期維持保全計画を行なうために作成されるものである。
【0043】
長期維持保全計画表の形式で項目として「建物名」「施工年」「計画年」「耐用年数」「工事対象部」「既存仕様」「修繕・更新仕様」「最終実施年」などのエリアがある。この表は施設の管理業務、とりわけ過去、現在、将来の管理業務の対象項目が有機的に結びついて、施設の継続的な改善が実現できるように配慮されている。一例として、過去の物件情報は大分類、小分類に反映される。即ち、過去に当該施設の業務が発生していると物件カードが作成されているから、これらの分類を見て逆にこの長計表から物件カードの内容が参照できる。例えば、「電気設備」に関しては、過去に「低圧配電盤(室内)」の維持業務が発生したことが分る。
【0044】
また、現在の状況については「劣化診断シート」に記録された内容が「診断結果(年数)」の欄に反映されるので、この項目を見れば状況が分る。更に将来の状況については、保全管理者が施設の現場に行って調査してきた状況から、該当する項目、例えば将来の保守診断する「計画年」及び「数量(例えば修繕する面積や長さ等)」入力することにより、将来の見積(数量×単価)が分る。このように長期保全維持計画表には、対象とする施設の過去、現在、将来の履歴が反映されるので、施設管理業務の効率化、簡便化が図れる。
【0045】
次に図9のフローチャートを参照して長期維持保全計画表(以下単に長計表と言う)を作成するための動作について説明する。
【0046】
まず施設管理者は事前に施設に関する情報を収集しておく。このシステムが起動すると(ステップ90)、PC2には図4のメニュー画面が表示される。そしてメニューより「長期維持保全計画」が選択されると(91)、目的の長計表を得るために検索を行なう。即ちPC2より検索条件を設定して検索指示すると、サーバ1の処理装置11は設定された検索条件でデータベース10内の長計表ファイル106を検索する。検索条件は図10に示す物件情報カードの全てエリアの情報で行なえるが、通常は施設に関する基本的情報である「施設名称」「組織グループ名」「建物名称」などに固有名詞を入れて検索条件とする。
【0047】
長計表ファイル106を検索して目的の長計表が得られると、その長計表はPC2に表示される。そしてその長計表の関係するエリアに必要な情報が入力される(93)。このとき物件情報カードの「履歴分類」エリアで「長計表に反映させる」が選択されていると、その物件情報カードを長計表はリンクが形成されるので、処理装置11は物件情報ファイル108の物件情報カードから関連する情報を抽出して、関係先の長計表の該当するエリアに情報を反映させるべく、情報を移す。
【0048】
さて、長計表のエリアに必要な情報が入力された後、劣化診断シートが在るか否かで処理が分かれる。シートが在る場合には劣化診断シートを作成してプリンタに印刷する(94)。このシートの作成はまず図11のシートに基本的な情報を入力して作成される。しかる後、施設管理者は目的の施設に出向いて、その施設の劣化状況を調査診断する。その後このシステムを用いて図11に示すシートの関連するエリアに劣化診断結果を入力して(95)、シートを作成する。作成されたシートは最終的には劣化診断ファイル105に登録される。長期維持保全ファイル106と劣化診断情報ファイル105との間にはリンクが形成されているので、劣化診断結果の情報は長計表の関連するエリアにその項目が反映される(96)。即ち処理装置11は劣化診断情報ファイル105から目的とする劣化診断シートを抽出し、関連する長計表の項目に診断情報を移す。
【0049】
一方、劣化診断シートが無い場合には、劣化診断結果が即長計表に反映できないので、長計表の該当するエリアにはPC2から入力される(97)。このようにして長計表が作成され、PC2から登録指示されると、その長計表はサーバに送られ、処理装置11の処理の下、長計表ファイル106に登録される。画面メニューの「終了」によりこのシステムでの業務処理が終わる。
【0050】
施設管理者はこのように作成された計画表に基づき施設管理業務の計画、実施を行う。例えば関連業者に建物の補修を依頼したり、設備の取り替え作業を指示する。
【0051】
以上本発明の一実施例を説明したが、本発明は上記実施例に限定されること無く、種々変形して実施できる。
【0052】
上記実施例では施設管理業務支援システムを導入した会社や工場が自らこのシステムを使って施設管理業務を行うものであるが、例えば、この種の施設管理業務を導入した会社が自ら管理業務を行わず、建設会社などの会社が施設管理業務を代行することもできる。この場合、図1の本店200の役割はサービス提供会社が受け持ち、支店400は施設管理業務のサービスを受ける個別のユーザとなる。即ち、施設管理業務のサービスを受ける個別のユーザ400はインターネットなどのネットワーク300を介して施設管理業務サービス提供会社200と接続される。この場合、個々のユーザにはサービス提供会社のシステムをアクセスするために専用のIDとパスワードが付与される。パスワードの一致を条件にしてサービス提供会社のシステムに接続することが許される。
【0053】
サービス提供会社200のシステムにおけるサーバ1の処理動作は基本的には前述した実施例の場合と同様であるが、データベース10の構成が異なる。即ち、データベース10内には図2に示すような各種のファイルがユーザ毎に構成される。図2に示すファイル101〜108はユーザ毎に1つの纏まり(ファイルユニットと言う)として管理され、各ファイルユニットにはユーザIDが付与されており、ユーザはIDの一致するのファイルユニットをアクセスできる。個別のユーザと対応するファイルユニットとが接続された以降の処理動作については、前述した図3乃至図11を参照した例と同様である。
【0054】
この施設管理業務のサービスの提供に関しては、また種々変形して実施できる。例えばサービス会社が提供できるメニューには、施設の設計・計画、建物診断、施設管理業務の支援、設計図や書類の電子化を含むファイルの構築、など色々と考えられる。施設管理業務の支援メニューとしても図2に示したファイルを用いた各種情報の管理即ち敷地情報管理、施設情報管理、長期維持保全計画表の作成、物件情報管理などがある。これらの管理業務あるいは管理ファイルの作成はユーザの要望に応じて構築される。あるユーザは選択された特定の管理業務のみを望むかも知れないので、そのような場合にはユーザ毎に構築される図2のファイルは異なる可能性がある。管理業務に係るファイル数や業務処理時間はサービスの対価に反映される。
【0055】
【発明の効果】
本発明によれば、施設情報、敷地情報等の基本情報から工事に関する情報を物件の業務毎に容易に作成することができる。このため、施設の保全管理業務に係わる工事の情報を業務毎に整理でき、施設管理業務を効率化できる。
また、物件毎に管理している工事情報から施設の長期維持保全計画を容易に作成し、保全の工事を行い易くした施設管理業務支援システムを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による施設管理業務支援システムを示すブロック図。
【図2】施設管理業務支援システムにおけるデータベースの概念的な構成図。
【図3】本発明の一実施例による物件カード及び長計表の作成するための概念図。
【図4】施設管理業務支援システムを用いるPC2のメニュー画面の例を示す図。
【図5】施設管理業務支援システムにおける全体の業務処理の概略を示すフローチャート。
【図6】施設管理業務支援システムにおける各種情報を検索するためのフローチャート図。
【図7】施設管理業務支援システムにおける物件情報カードの一例を示す図。
【図8】施設管理業務支援システムにおける物件情報カードを作成するためのフローチャート図。
【図9】施設管理業務支援システムにおける長期維持保全計画表を作成するためのフローチャート図。
【図10】施設管理業務支援システムにおける長期維持保全計画表の一例を示す図。
【図11】劣化診断シートの例を示す図。
【符号の説明】
1 サーバ 10 データベース
11 処理装置 2 パーソナルコンピュータ
21 スキャナ 22 デジタルカメラのインタフェース
3 LAN 4 プリンタ
200 本店 400 支店
300 ネットワーク 101 施設情報ファイル
102 建物情報ファイル 103 顧客情報ファイル
104 施工会社情報ファイル 105 劣化診断情報ファイル
106 長期維持保全ファイル 107 図形情報ファイル
108 物件カードファイル 109 物件台帳ファイル。

Claims (4)

  1. サーバのデータベースに種々のファイルを形成すると共に、情報の入力手段と出力する出力手段を有するパーソナルコンピュータを用いて、施設の管理業務を行う施設管理業務支援システムにおいて、
    該データベースには、少なくとも敷地に関する情報を記憶する施設情報ファイルと、少なくとも建物や設備に関する情報を記憶する建物情報ファイルと、施工会社に関する情報を記憶する施工会社情報ファイルと、少なくとも図形や写真を含む画像情報を記憶する図形ファイルと、劣化診断情報を複数の項目から成る劣化診断シートとして記憶する劣化診断情報ファイルと、施設の長期維持保全計画表を記憶する長期維持保全計画表ファイルと、施設の工事に関する業務の毎に作成される工事情報を記憶する物件情報ファイルとが形成され、且つ該物件情報のファイルは、工事の業務毎にカード形式に構成された物件カードであって、そのフォーマットとして少なくとも施設情報エリアと、建物情報エリアと、施工会社エリアと、図形情報エリアとを備えて構成された該物件カードを記憶し、
    パーソナルコンピュータから入力される情報を関連するファイルに記憶するために情報を処理する手段と、
    上記各ファイルに記憶されている情報を検索するため検索手段と、
    前記物件情報ファイルに記憶されている該物件カードの抽出された項目と、該長期維持保全計画表ファイルに記憶されている長期維持保全計画表の関係するエリアとの間にリンクを形成する第1リンク手段と、
    該劣化診断情報ファイルに記憶されている劣化診断シートに記録されている抽出された項目と、該長期維持保全計画表ファイルに記憶されている長期維持保全計画表の関係するエリアとの間にリンクを形成する第2リンク手段と、
    該検索手段により少なくとも該施設情報ファイル及び建物情報ファイルの情報を検索して関連する情報を抽出して、1つの業務毎に物件カードを作成する第1の処理手段と、
    該検索手段により該物件情報ファイルから検索された物件カードの関連する項目の情報を抽出し、かつ該項目の情報を、該第1リンク手段を用いて該長期維持保全計画表の関係するエリアに反映して該長期維持保全計画表を作成するための処理を行う第2の処理手段と、
    該検索手段により該劣化診断情報ファイルの情報を検索して関連する項目の情報を抽出し、かつ該項目の情報を、該第2リンク手段を用いて該長期維持保全計画表の関係するエリアに反映して該長期維持保全計画表を作成するための処理を行う第3の処理手段と、を有し、該第2の処理手段及び第3の処理手段によって作成された長期維持保全計画表は、該長期維持保全計画表ファイルに記憶されると共にパーソナルコンピュータに出力されることを特徴とする施設管理業務支援システム。
  2. 前記物件カードのフォーマットには、該物件カードに含まれる情報を該長期維持保全計画表に反映するか否かの選択項目を表示するエリアが含まれ、該エリアを選択することにより前記第1リンクが形成されることを特徴とする請求項1の施設管理業務支援システム。
  3. サーバのデータベースに施設管理業務に用いる情報を記憶したファイルを有し、ユーザが使用する入出力装置から該サーバにアクセスすることを許可してユーザに施設の管理業務のサービスを提供する施設管理業務支援システムにおいて、
    該データベースには、少なくとも敷地に関する情報を記憶する施設情報ファイルと、少なくとも建物や設備に関する情報を記憶する建物情報ファイルと、施工会社に関する情報を記憶する施工会社情報ファイルと、少なくとも図形や写真を含む画像情報を記憶する図形ファイルと、劣化診断情報を複数の項目から成る劣化診断シートとして記憶する劣化診断情報ファイルと、施設の長期維持保全計画表を記憶する長期維持保全計画表ファイルと、施設の工事に関する業務の毎に作成される工事情報を記憶する物件情報ファイルとが形成され、且つ該物件情報のファイルは、工事の業務毎にカード形式に構成された物件カードであって、そのフォーマットとして少なくとも施設情報エリアと、建物情報エリアと、施工会社エリアと、図形情報エリアとを備えて構成された該物件カードを記憶し、
    入出力装置から入力される情報を、ユーザに関連するファイルに記憶するために情報を処理する手段と、
    ユーザに対応する上記各ファイルに記憶されている情報を検索するため検索手段と、
    前記物件情報ファイルに記憶されている該物件カードの抽出された項目と、該長期維持保全計画表ファイルに記憶されている長期維持保全計画表の関係するエリアとの間にリンクを形成する第1リンク手段と、
    該劣化診断情報ファイルに記憶されている劣化診断シートに記録されている抽出された項目と、該長期維持保全計画表ファイルに記憶されている長期維持保全計画表の関係するエリアとの間にリンクを形成する第2リンク手段と、
    該検索手段により少なくとも該施設情報ファイル及び建物情報ファイルの情報を検索して関連する情報を抽出して、1つの業務毎に物件カードを作成する第1の処理手段と、
    該検索手段により該物件情報ファイルから検索された物件カードの関連する項目の情報を抽出し、かつ該項目の情報を、該第1リンク手段を用いて該長期維持保全計画表の関係するエリアに反映して該長期維持保全計画表を作成するための処理を行う第2の処理手段と、
    該検索手段により該劣化診断情報ファイルの情報を検索して関連する項目の情報を抽出し、かつ該項目の情報を、該第2リンク手段を用いて該長期維持保全計画表の関係するエリアに反映して該長期維持保全計画表を作成するための処理を行う第3の処理手段と、
    該第2の処理手段及び第3の処理手段によって作成された長期維持保全計画表を該長期維持保全計画表ファイルに記憶するための手段と、
    該第2及び第3の処理手段によって作成された長期維持保全計画表を、ユーザの入出力装置に送出する手段と、
    を有することを特徴とする施設管理業務支援システム。
  4. 情報の入力手段と情報の出力手段を有するパーソナルコンピュータを用いて、サーバのデータベースにアクセスして施設の管理業務を行う機能を実行する施設管理業務支援システムにおけるプログラムであって、
    少なくとも敷地に関する情報を記憶する施設情報ファイルと、少なくとも建物や設備に関する情報を記憶する建物情報ファイルと、施工会社に関する情報を記憶する施工会社情報ファイルと、少なくとも図形や写真を含む画像情報を記憶する図形ファイルと、劣化診断情報を複数の項目から成る劣化診断シートとして記憶する劣化診断情報ファイルと、施設の長期維持保全計画表を記憶する長期維持保全計画表ファイルと、施設の工事に関する業務の毎に作成される工事情報を記憶する物件情報ファイルとが形成され、且つ該物件情報のファイルは、工事の業務毎にカード形式に構成された物件カードであって、そのフォーマットとして少なくとも施設情報エリアと、建物情報エリアと、施工会社エリアと、図形情報エリアとを備えて構成された該物件カードを記憶するように構成されたデータベースを検索する機能と、
    パーソナルコンピュータから入力される情報を関連するファイルに記憶するために情報を処理する機能と、
    前記物件情報ファイルに記憶されている該物件カードの抽出された項目と、該長期維持保全計画表ファイルに記憶されている長期維持保全計画表の関係するエリアとの間にリンクを形成する第1リンク機能と、
    該劣化診断情報ファイルに記憶されている劣化診断シートに記録されている抽出された項目と、該長期維持保全計画表ファイルに記憶されている長期維持保全計画表の関係するエリアとの間にリンクを形成する第2リンク機能と、
    該検索機能により少なくとも該施設情報ファイル及び建物情報ファイルの情報を検索して関連する情報を抽出して、1つの業務毎に物件カードを作成する第1の処理機能と、
    該検索機能により該物件情報ファイルから検索された物件カードの関連する項目の情報を抽出し、かつ該項目の情報を、該第1リンク機能を用いて該長期維持保全計画表の関係するエリアに反映して該長期維持保全計画表を作成するための処理を行う第2の処理機能と、
    該検索手段により該劣化診断情報ファイルの情報を検索して関連する項目の情報を抽出し、かつ該項目の情報を、該第2リンク機能を用いて該長期維持保全計画表の関係するエリアに反映して該長期維持保全計画表を作成するための処理を行う第3の処理機能と、
    該第2の処理機能及び第3の処理機能によって作成された長期維持保全計画表、該長期維持保全計画表ファイルに記憶されると共にパーソナルコンピュータに出力する機能と、を該サーバ及び該パーソナルコンピュータの実行により実現することを特徴とするプログラム。
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