JP2000268084A - 統合業務パッケージソフト導入計画立案支援システム - Google Patents

統合業務パッケージソフト導入計画立案支援システム

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JP2000268084A
JP2000268084A JP7238899A JP7238899A JP2000268084A JP 2000268084 A JP2000268084 A JP 2000268084A JP 7238899 A JP7238899 A JP 7238899A JP 7238899 A JP7238899 A JP 7238899A JP 2000268084 A JP2000268084 A JP 2000268084A
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Hiromitsu Shiina
洋充 椎名
Shuichi Motohashi
修一 本橋
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ERPパッケージを導入する際に導入計画段
階でERPパッケージに対する標準業務利用の部分とア
ドオン部分との切り分けを支援する。 【解決手段】 標準業務テーブル14はERPパッケー
ジが提供する標準業務の仕様を格納する。サーバ7,ク
ライアント8の処理装置1,6は、標準業務テーブル1
4を表示し、入力装置3を介して各業務について標準業
務の仕様通りに標準業務を利用するか、標準業務を利用
しないか、標準業務の仕様を修正開発した上で利用する
か、標準業務以外の業務を追加開発するのかの区分が入
力されたとき業務の識別子に対応するこの区分を新業務
テーブル16に保存する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生産、販売、購
買、会計、人事などの企業活動に関する業務を統合して
管理運営するためのソフトウエアであるERP(Ent
erprise Resource Plannin
g)パッケージソフト(統合業務パッケージソフト)を
導入する際に導入計画の立案を支援するシステムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】企業が情報システムを構築するとき、そ
の企業独自の情報システムを設計し開発するケースと、
ERPパッケージソフトなど既存のパッケージソフトを
購入し、これを利用して情報システムを構築するケース
とがある。既存のパッケージを利用する場合でも一般に
その企業独自の業務を追加したり、ERPパッケージソ
フトが提供するモジュールの一部を修正するなど、いわ
ゆるアドオンの部分の開発が発生する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ERPパッケージソフ
トを利用するに際して、ERPパッケージソフトのどの
部分が適用可能か、どの部分が適用不可か、どの部分に
修正開発が生じるのか、追加開発する業務は何かなど、
アドオン範囲の切り分けをする必要がある。しかし導入
計画フェーズにおいてはこのようなアドオン範囲の切り
分けを支援するツールはなく、設計フェーズになってか
らSE(システムエンジニア)がERPパッケージのデ
モなどを見ながら紙の上でこのような切り分けを行って
いる。一般にアドオンの切り分けの判断は導入するER
Pパッケージソフトを熟知していないと難しく、またア
ドオンの開発工数の見積もりも複雑であり、計画段階と
実際の構築段階とのずれが多数発生していた。
【0004】本発明の目的は、導入計画段階でアドオン
範囲の切り分けを支援するシステムを提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、統合業務パッ
ケージソフトが提供する標準業務の仕様を格納する標準
業務テーブル手段と、この標準業務テーブルを表示装置
上に表示し、各業務について標準業務の仕様通りに標準
業務を利用するか、標準業務を利用しないか、標準業務
の仕様を修正開発した上で利用するか、標準業務以外の
仕様の業務を追加開発するのかの区分が入力されたと
き、業務の識別子に対応するその区分を新業務テーブル
として記憶装置に保存する処理手段とを有する統合業務
パッケージソフト導入計画立案支援システムを特徴とす
る。ERPパッケージソフトの導入に伴って稼動が予定
される新業務が標準業務利用か、修正開発業務か、追加
開発業務かの明確な切り分けが行われるので、概算導入
費用を計算する場合にはこれらの業務区分に従ってそれ
ぞれ標準導入費用、修正開発費用及び追加開発費用を計
算すればよい。また開発プロジェクトの計画を立案する
場合にも、標準業務、修正開発業務、追加開発業務の各
々について開発体制と開発日程を立案すればよい。
【0006】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施形態について図
面を用いて説明する。
【0007】図1は、本実施形態の統合業務パッケージ
ソフト導入計画立案支援システムの構成を示す図であ
る。システムはERPを利用する企業に設置されるサー
バ7とクライアント8、およびERPのベンダ側に設置
されるサーバ100とから構成される。サーバ7と複数
のクライアント8とはLAN(ローカルエリアネットワ
ーク)などのネットワーク9を介して接続される。サー
バ100は広域のネットワーク90及びネットワーク9
を介してサーバ7及びクライアント8と接続される。サ
ーバ7は処理装置1と記憶装置2から構成される。また
クライアント8は処理装置6、入力装置3、表示装置4
及び印刷装置5から構成される。
【0008】記憶装置2は図示するように標準プロジェ
クトDB11から導入事例DB28までのDB(データ
ベース)又はテーブルを格納する。標準プロジェクトD
B11は、標準の開発体制に関するテーブル、標準の作
業項目についてのスケジュールに関するテーブル、標準
のガイドライン項目に関するテーブル及び標準のプロダ
クト(生産物)に関するテーブルを含む。新プロジェク
トDB12は、標準プロジェクトDB11を基にして作
成され、ERPの導入計画を作成するための実際の体制
を格納するテーブル、導入計画作成のスケジュールを格
納するテーブル及び大方針となるガイドラインを格納す
るテーブルを含む。目的/目標テーブル13は、統合業
務パッケージソフト導入の目的及び目標を格納する。標
準業務テーブル14は、統合業務パッケージソフトがサ
ポートしている標準業務の仕様を格納する。現状業務テ
ーブル15は、統合業務パッケージソフトがサポートす
る標準業務を基にして当該企業の現状業務を整理区分し
たテーブルである。新業務テーブル16は、統合業務パ
ッケージソフト導入後に対象となる新業務について標準
業務を基にして区分し業務仕様を記載するテーブルであ
る。変化点テーブル17は、新業務が現状業務に比べて
変更される部分について記述するテーブルである。
【0009】標準価値テーブル18は、統合業務パッケ
ージソフトがサポートする標準業務についてその価値を
格納する。効果算定テーブル19は、現状業務から新業
務に移行したときに得られる価値の増加、すなわち効果
を格納する。標準導入費用テーブル20は、統合業務パ
ッケージソフトがサポートしている標準業務をそのまま
導入するときにかかる標準の導入費用を格納する。新導
入費用DB21は、統合業務パッケージソフトの導入に
伴って発生する費用を格納するDBであり、標準費用を
格納するテーブル、修正開発費用を格納するテーブル及
び追加開発費用を格納するテーブルを含む。
【0010】標準後続プロジェクトDB22は、統合業
務パッケージソフトの導入プロジェクトについて標準の
開発期間及び開発体制を格納する。新後続プロジェクト
DB23は、導入プロジェクトを実行するための実際の
開発体制を格納するテーブル及び開発日程を格納するテ
ーブルを含む。標準計画書テーブル24は、標準の統合
業務パッケージソフト導入計画書を構成する項目を格納
する。新計画書DB25は、ERP導入のための実際の
計画書の情報を格納し、標準項目の採否や導入計画立案
に伴って作成される生産物のテーブル以外のテキスト情
報を含む。進捗管理テーブル26は、導入計画に伴って
作成されるテーブルの作成進捗状況を示すテーブルであ
る。作業手順案内テーブル27は、導入計画に伴う作業
項目、作業の手順などを説明するプログラムの名称を列
挙するテーブルである。導入事例DB28は、導入事例
を集めたDBであり、修正開発事例を集めたテーブル、
追加開発事例を集めたテーブル、修正開発プロジェクト
の事例を有するテーブル及び追加開発プロジェクトの事
例を有するテーブルを含む。
【0011】表示装置4は、現状業務整理画面、新業務
定義画面など計画作成作業をするための案内画面及び入
力結果を表示する装置である。入力装置3は、表示画面
上のボタンを指示したりデータを入力するためのキーボ
ード、マウスなどの装置である。印刷装置5は、導入計
画の計画書などを印刷する装置である。
【0012】図2は、処理装置1または処理装置6のメ
モリに格納され処理装置によって実行されるプログラム
・モジュールをクローズアップして示すシステム構成図
である。図1の処理装置1、処理装置6及びネットワー
ク9を含む点線枠の部分をまとめて処理装置1,6とし
て図示する。サーバ7は図1に示すDB及びテーブルを
管理するDBMS(データベースマネージメントシステ
ム)を含む。また各クライアント8は、入力装置3及び
表示装置4と利用者との間のマンマシン・インタフェー
ス部となるGUI(グラフィカルユーザインタフェー
ス)のプログラムを含む。プロジェクト発足支援モジュ
ール31から作業手順案内モジュール42までのプログ
ラムは、サーバ7の処理装置1で実行され、各クライア
ント8がこれらのプログラムを共用してもよい。あるい
はサーバ7から各クライアント8にダウンロードされ、
各クライアント8の処理装置6によつて実行されてもよ
い。
【0013】プロジェクト発足支援モジュール31は、
標準プロジェクトDB11を読み込み、導入計画を作成
するための実際の体制、スケジュール及びガイドライン
を入力して新プロジェクトDB12を作成する。目的/
目標設定モジュール32は、入力装置3を介して入力さ
れた統合業務パッケージソフト導入の目的/目標を目的
/目標テーブル13に格納する。現状業務整理支援モジ
ュール33は、標準業務テーブル14を読み込み、現状
業務整理画面を作成して表示装置4上に表示する。現状
業務の整理区分が入力されると、現状業務テーブル15
を作成して記憶装置2に格納する。新業務定義支援モジ
ュール34は、標準業務テーブル14を読み込み、新業
務定義画面を作成して表示装置4上に表示する。新業務
の入力及び区分が行われると、新業務テーブル16を作
成して記憶装置2に格納する。変化点整理支援モジュー
ル35は、現状業務テーブル15及び新業務テーブル1
6を読み込み、その内容を表示装置4上に表示する。入
力装置3を介して新業務が現状業務に比べて変更される
部分のコメントが入力されると、その結果から変化点テ
ーブル17を作成して記憶装置2に格納する。
【0014】効果算定モジュール36は、標準価値テー
ブル18、現状業務テーブル15及び新業務テーブル1
6を読み込み、標準価値テーブル18の価値及び現状業
務テーブル15を業務に対応させて表示する。新業務の
価値が入力されると、現状業務の価値と新業務の価値か
ら各業務についてERP導入の効果を計算して効果算定
テーブル19に格納する。導入費用見積支援モジュール
37は、新業務テーブル16を読み込み、標準業務を利
用する業務については標準導入費用テーブル20に基づ
いて入力されたサーバ/クライアントの台数から標準導
入費用を計算して新導入費用DB21に格納する。また
標準業務を修正開発する業務については、標準業務テー
ブル14及び導入事例DB28を参照し、入力された修
正開発費用を新導入費用DB21に格納する。また追加
開発する業務については、導入事例DB28を参照し、
入力された追加開発費用を新導入費用DB21に格納す
る。
【0015】後続プロジェクト計画モジュール38は、
新業務テーブル16を読み込み、標準業務を利用する業
務については標準後続プロジェクトDB22を参照し入
力された標準業務の開発体制と開発日程を新後続プロジ
ェクトDB23に格納する。また修正開発業務及び追加
開発業務については、それぞれ導入事例DB28を参照
し、入力された修正開発業務及び追加開発業務の開発体
制と開発日程を新後続プロジェクトDB23に格納す
る。
【0016】計画書作成支援モジュール39は、標準計
画書テーブル24を読み込んで表示し、計画書の項目の
採否が入力されると、新計画書DB25を作成して記憶
装置2に格納する。また計画書中の表紙、目次、始めに
の部分が入力されると新計画書DB25に格納する。次
に新計画書DB25に格納された項目の採否に従って該
当するテーブルを記憶装置2から集め、計画書を合成し
て印刷装置5上に出力する。進捗管理モジュール40
は、新プロジェクトDB12中のスケジュールテーブル
から作業項目を読み込み、標準プロジェクトDB11の
標準生産物テーブルを参照して生産物となる各テーブル
が作成済みか否かを判定し、その結果を進捗管理テーブ
ル26に格納する。下流CASE連動モジュール41
は、図示しないCASEツールから問い合わせがあった
とき、指定されたテーブルから該当するデータを引き出
してCASEツールに回答する。作業手順案内モジュー
ル42は、作業手順案内テーブル27を読み込んで作業
項目に対応するプログラムのファイル名称を列挙するメ
ニューを表示する。いずれかの作業項目が選択される
と、該当するプログラムを読み込んで起動し、作業手順
の案内情報を表示する。マルチ拠点連動モジュール43
は、いずれかのモジュールの処理に介入して入力された
指令やデータを当該クライアント8の該当するモジュー
ルに入力するとともに他クライアント8のマルチ拠点連
動モジュール43を介して該当モジュールに入力し、複
数のクライアント8が同一モジュールの実行、同一表示
画面の共用を実現する。アップデートモジュール44
は、クライアント8が通信モジュール45及びネットワ
ーク90を介してサーバ100と通信し、サーバ100
に用意された最新のテーブルのメニューを表示装置4上
に表示する。いずれかの項目が選択されると、サーバ1
00へ送信し、サーバ100から受信したテーブルを記
憶装置2に保存する。通信モジュール45は、処理装置
6に設けられ、ネットワーク90を介してクライアント
8がサーバ100と通信するために用いられる。
【0017】プロジェクト発足支援モジュール31から
作業手順案内モジュール42までのプログラムを記憶媒
体に格納し、処理装置1又は処理装置6に接続される駆
動装置を介して処理装置1又は処理装置6に読み込まれ
るか、他の計算機に接続される駆動装置、他の計算機、
ネットワークを介して処理装置1又は処理装置6に伝送
され、処理装置1又は処理装置6によつて実行可能であ
る。
【0018】図3は、新プロジェクトDB12中の体制
テーブルのデータ構成を示す図である。ここで体制とは
統合業務パッケージ導入計画立案の作業に係わる人員の
体制である。「役割」は各メンバの役割を示す情報でプ
ロジェクトマネージャー、プロジェクトリーダー、プロ
ジェクトメンバーなどの役割がある。「氏名」は各メン
バの氏名の情報である。「部署」は各メンバの所属部署
の情報である。「内線」は各メンバの電話の内線番号の
情報である。なお標準プロジェクトDB11中の体制テ
ーブルは、「役割」のみが設定されている。
【0019】図4は、新プロジェクトDB12中のスケ
ジュールテーブルのデータ構成を示す図である。ここで
スケジュールとは統合業務パッケージ導入計画立案の作
業に係わるスケジュールである。「フェーズ」は計画作
業を大きくフェーズというまとまりとステップという細
かい作業に分けたときのフェーズの情報である。「ステ
ップ」はフェーズ内の作業のステップの情報である。
「作業項目」は各ステップの作業項目の名称の情報であ
る。「標準日程」は各ステップの標準の日程の情報であ
る。「開始日」は各ステップの開始予定日の情報であ
る。「終了日」は各ステップの終了予定日の情報であ
る。なお標準プロジェクトDB11中のスケジュールテ
ーブルは、「フェーズ」「ステップ」「作業項目」及び
「標準日程」が設定されている。
【0020】図5は、新プロジェクトDB12中のガイ
ドラインテーブルのデータ構成を示す図である。ガイド
ラインは統合業務パッケージ導入において前提となる大
方針である。「ガイドライン項目」はガイドラインの項
目の情報である。「内容」は各ガイドライン項目に対す
る内容の情報である。なお標準プロジェクトDB11中
のガイドラインテーブルは、「ガイドライン項目」のみ
が設定されている。
【0021】図6は、プロジェクト発足支援モジュール
31の処理の流れを示すフローチャートである。プロジ
ェクト発足支援モジュール31は、標準プロジェクトD
B11から体制テーブル、スケジュールテーブル及びガ
イドラインテーブルを読み込む(ステップ51)。プロ
ジェクト発足初期画面として、表示装置4上に体制、ス
ケジュール、ガイドライン及び終了のボタンを表示する
(ステップ52)。利用者が入力装置3のマウスを移動
し、体制ボタンをクリックすると(ステップ53)、読
み込んだ体制テーブルを表示する(ステップ54)。こ
の段階では「役割」を除いてテーブルの各項目は空であ
る。利用者が「氏名」欄に氏名、「部署」欄に部署名、
「内線」欄に内線番号を入力すると(ステップ55)、
入力された情報を新プロジェクトDB12の体制テーブ
ルに保存し(ステップ56)、プロジェクト発足初期画
面の表示(ステップ52)に戻る。次に利用者が入力装
置3のマウスを移動し、スケジュールボタンをクリック
すると(ステップ57)、読み込んだスケジュールテー
ブルを表示する(ステップ58)。この段階では「開始
日」欄と「終了日」欄は空である。利用者が「標準日
程」を参考にし、「開始日」欄に実際予定の開始日と
「終了日」欄に実施予定の終了日を入力すると(ステッ
プ59)、入力された情報を新プロジェクトDB12の
スケジュールテーブルに保存し(ステップ60)、プロ
ジェクト発足初期画面表示(ステップ52)に戻る。次
に利用者が入力装置3のマウスを移動し、ガイドライン
ボタンをクリックすると(ステップ61)、読み込んだ
ガイドラインテーブルを表示する(ステップ62)。こ
の段階では「内容」欄は空である。利用者が「内容」欄
にデータを入力すると(ステップ63)、入力された情
報を新プロジェクトDB12のガイドラインテーブルに
保存し(ステップ64)、プロジェクト発足初期画面表
示(ステップ52)に戻る。この時「ガイドライン項
目」は必要に応じて追加することができる。次に利用者
が入力装置3のマウスを移動し、終了ボタンをクリック
する(ステップ65)と、プロジェクト発足支援モジュ
ールを終了する。
【0022】図7は、目的/目標テーブル13のデータ
構成の例を示す図である。「目的/目標」は目的/目標
の項目の情報である。「内容」は各項目に対する内容の
情報である。
【0023】図8は、目的/目標設定モジュール32の
処理の流れを示すフローチャートである。目的/目標設
定モジュール32は、目的目標設定画面として、目的と
目標の入力を促す画面を表示する(ステップ71)。利
用者が目的に対応してその「内容」を入力し(ステップ
72)、目標に対応してその「内容」を入力する(ステ
ップ73)と、データ入力済みの目的/目標テーブル1
3を保存する(ステップ74)。目的及び目標の行を必
要に応じて追加することができる。
【0024】図9は、標準業務テーブル14のデータ構
成を示す図である。標準業務は統合業務パッケージソフ
トがサポートしている標準の業務である。「業務名大」
は業務を大きなくくり大とその中のくくり小に2分した
ときの上位レベルの業務の識別子である。この実施例で
は大と小の2つに分けたが、大、中、小の3つやそれ以
上に分けることも可能である。「業務名小」は業務名大
の中の小さな業務単位の識別子である。「内容」は各
「業務名小」の業務の内容あるいは仕様の情報である。
「内容」によって各標準業務の詳細仕様を定義してよ
い。
【0025】図10は、現状業務テーブル15のデータ
構成を示す図である。現状業務テーブル15には現状業
務整理画面を介して入力された情報が保存される。「業
務名大」は標準業務テーブル14の「業務名大」に該当
する情報である。現状業務整理画面で追加された場合は
その内容が反映される。「業務名小」は標準業務テーブ
ル14の「業務名小」に該当する情報である。現状業務
整理画面で追加された場合はその内容が反映される。
「内容」は標準業務テーブル14の「内容」に該当する
情報である。現状業務整理画面で修正あるいは追加され
た場合はその内容が反映される。「評価」は業務整理画
面の「現状評価」で選択された情報が保存される。この
実施形態では「実施」ボタンが選択された場合は「評
価」を“0”、「未実施」ボタンが選択された場合は
「評価」を“1”、「修正」ボタンが選択された場合は
「評価」を“2”、「追加」ボタンが選択された場合は
「評価」を“3”として保存している。「価値」は当該
業務の経営的な価値の情報であり、現状業務整理画面の
「価値」で入力された情報が保存される。
【0026】図11は、現状業務整理画面の例を示す表
示画面図である。現状業務整理画面は現状業務を整理す
るときに表示される画面である。「業務名1」は標準業
務テーブル14の「業務名大」に該当する情報である。
「業務名2」は標準業務テーブル14の「業務名小」に
該当する情報である。「内容」は標準業務テーブル14
の「内容」に該当する情報である。「現状評価」は現状
の業務で実施しているか、実施していないか、実施して
いるが内容が標準業務と異なるか、あるいは統合業務パ
ッケージソフトの標準業務にはない別業務かを示すため
の情報である。「実施」ボタンは当該標準業務を現状実
施しているときに選択するためのボタンである。「未実
施」ボタンは当該標準業務を現状実施していないときに
選択するためのボタンである。「修正」ボタンは当該業
務を現状実施しているが内容が違う場合に選択するため
のボタンである。「追加」ボタンは統合業務パッケージ
ソフトの標準業務にはなく、現状実施している業務が別
業務であるときに選択するボタンである。「追加」ボタ
ンを選択すると、当該業務に関する行の下に空白の1行
が追加され、利用者は業務を追加することができる。
「価値」は当該業務の経営的な価値を示す情報である。
その業務を1件行うのに何分かかるかあるいはその業務
が1日あたり何件発生しているかなどの情報である。
「終了」ボタンは現状業務の整理が終了したときに選択
するボタンである。
【0027】図12は、現状業務整理支援モジュール3
3の処理の流れを示すフローチャートである。この処理
では、統合業務パッケージがサポートする標準業務を基
準として企業で実施されている現状業務の整理と区分を
行い、標準業務をそのまま実施している状態(「実
施」)か、実施していない状態(「未実施」)か、修正
した形態で実施中(「修正」)か、標準業務以外の業務
を実施中(「追加」)かについて利用者の決定がなさ
れ、その結果を現状業務テーブル15に保存するもので
ある。
【0028】現状業務整理支援モジュール33は、標準
業務テーブル14を読み込み(ステップ81)、表示装
置4上に現状業務整理画面を表示する(ステップ8
2)。「現状評価」欄の「実施」ボタンがクリックされ
る(ステップ83)と、当該業務を現状実施しているこ
とを示す色に変更し(ステップ84)、その「業務名
大」「業務名小」「内容」及び「評価」を現状業務テー
ブル15に格納する(ステップ85)。このとき「評
価」欄には実施を示す値である0を書き込む。「現状評
価」欄の「未実施」ボタンがクリックされる(ステップ
86)と、当該業務を現状未実施であることを示す色に
変更し(ステップ87)、その「業務名大」「業務名
小」「内容」及び「評価」を現状業務テーブル15に格
納する(ステップ88)。このとき「評価」欄には未実
施を示す値である1を書き込む。「現状評価」欄の「修
正」ボタンがクリックされる(ステップ89)と、当該
業務の内容を修正入力可能の状態にする(ステップ9
0)。利用者が入力した修正内容を受け付ける(ステッ
プ91)と、当該業務の行について修正を示す色に変更
(ステップ92)し、その「業務名大」「業務名小」
「内容」及び「評価」を現状業務テーブル15に格納す
る(ステップ93)。このとき「評価」欄には修正を示
す値である2を書き込む。「現状評価」欄の「追加」ボ
タンがクリックされる(ステップ94)と、当該業務の
下に新規に1行の領域を追加する(ステップ95)。利
用者の追加入力を受け付ける(ステップ96)と、当該
業務の行についてを追加を示す色に変更し(ステップ9
7)、その「業務名大」「業務名小」「内容」及び「評
価」を現状業務テーブル15に格納する(ステップ9
8)。このとき「評価」欄には追加を示す値である3を
書き込む。次に「価値」欄に利用者からの入力を受け付
ける(ステップ99)と、入力された価値を現状業務テ
ーブル15の当該業務の「価値」欄に格納する(ステッ
プ100)。このとき未実施の業務については「価値」
欄に“−”を書き込む。この実施形態ではその業務につ
いて1件あたりの処理時間(分)と1日あたりの発生件
数(件)によって価値を示しているが、必要に応じて価
値の項目は追加可能である。最後に「終了」ボタンがク
リックされる(ステップ101)と、現状業務整理支援
モジュール33の処理を終了する。
【0029】図13は、新業務テーブル16のデータ構
成を示す図である。ここで新業務とは、統合業務パッケ
ージ導入後に対象となる業務という意味である。新業務
テーブル16には図14に示す新業務定義画面で入力さ
れた情報が保存される。「業務名大」は標準業務テーブ
ル14の「業務名大」に該当する情報である。「業務名
小」は標準業務テーブル14の「業務名小」に該当する
情報である。「内容」は標準業務テーブル14の「内
容」に該当する情報である。「評価」は新業務定義画面
の「評価」で選択された情報が保存される。標準業務を
その仕様通りに「利用」する場合には「評価」に“0”
を格納し、標準業務を利用しない「未利用」の場合には
“1”を格納する。標準業務を「修正」開発した上で利
用する場合には「評価」に“2”を格納し、標準業務に
ない業務を「追加」開発する場合には「評価」に“3”
を格納する。標準業務にない追加業務の場合には、「業
務名大」「業務名小」「内容」及び「評価」の記憶欄は
新業務テーブル16に追加されたものとなる。
【0030】図14は、新業務定義画面のデータ構成を
示す図である。新業務定義画面は新業務を定義するとき
に表示される画面である。「業務名1」は標準業務テー
ブル14の「業務名大」に該当する情報である。「業務
名2」は標準業務テーブル14の「業務名小」に該当す
る情報である。「内容」は標準業務テーブル14の「内
容」に該当する情報である。「評価」は新業務で標準業
務を利用するか、利用しないか、利用するが内容を修正
したものか、あるいは統合業務パッケージソフトの標準
業務にはない追加業務かを示すための情報である。「利
用」ボタンは当該業務を利用するときに選択するための
ボタンである。「未利用」ボタンは当該業務を利用しな
いときに選択するためのボタンである。「修正」ボタン
は当該業務を利用するが内容が修正される場合に選択す
るためのボタンである。「追加」ボタンは統合業務パッ
ケージソフトの標準業務にはなく、新たに新業務を追加
するときに選択するボタンである。「追加」ボタンを選
択すると、当該業務の行の下に空白の1行が追加され、
利用者は業務を追加することができる。「終了」ボタン
は新業務の定義が終了したときに選択するボタンであ
る。
【0031】図15は、新業務定義支援モジュール34
の処理の流れを示すフローチャートである。この処理で
は、統合業務パッケージがサポートする標準業務を利用
するに当って、標準業務をそのまま利用する(「利
用」)か、利用しない(「未利用」)か、修正した上で
利用するか(「修正」)か、標準業務以外の追加業務か
(「追加」)について利用者の決定がなされ、その結果
を新業務テーブル16に保存するものである。決定に当
っては現状業務テーブル15の結果が参考にされてよ
い。現状業務整理の結果として区分された「実施」「未
実施」「修正」又は「追加」業務が統合業務パッケージ
を利用するとき、「利用」「未利用」「修正」又は「追
加」業務のどの区分にするかはその企業の判断次第であ
る。例えば現状業務として「追加」業務を新業務として
やめるときには、新業務のどの区分にも入らないから入
力不要である。
【0032】新業務定義支援モジュール34は、標準業
務テーブル14を読み込み(ステップ111)、表示装
置4上に新業務定義画面を表示する(ステップ11
2)。「評価」欄の「利用」ボタンがクリックされると
(ステップ113)。当該業務の行について利用を示す
色に変更し(ステップ114)、その「業務名1」「業
務名2」「内容」及び「評価」を新業務テーブル16の
該当する記憶欄に格納する(ステップ115)。ここで
「評価」欄には利用を示す値の0が書き込まれる。「評
価」欄の「未利用」ボタンがクリックされると(ステッ
プ116)、当該業務の行についてを未利用を示す色に
変更し(ステップ117)、その「業務名1」「業務名
2」「内容」及び「評価」を新業務テーブル16に格納
する(ステップ118)。「評価」欄には未利用を示す
値の1が書き込まれる。「評価」欄の「修正」ボタンが
クリックされる(ステップ119)と、当該業務の内容
を修正入力可能の状態にする(ステップ120)。利用
者が入力した修正内容を受け付ける(ステップ121)
と、当該業務の行について修正を示す色に変更し(ステ
ップ122)、その「業務名1」「業務名2」「内容」
及び「評価」を新業務テーブル16に格納する(ステッ
プ123)。このとき「評価」欄には修正を示す値であ
る2を書き込む。「評価」欄の「追加」ボタンがクリッ
クされる(ステップ124)と、当該業務の下に新規に
1行の領域を追加する(ステップ125)。利用者から
の業務定義入力を受け付ける(ステップ126)と、当
該業務の行について追加を示す色に変更し(ステップ1
27)、追加された「業務名1」「業務名2」「内容」
及び「評価」を新業務テーブル16に格納する(ステッ
プ128)。このとき「評価」欄には追加を示す値であ
る3を書き込む。最後に「終了」ボタンがクリックされ
る(ステップ129)と、新業務定義モジュール34の
処理を終了する。
【0033】図16は、変化点テーブル17のデータ構
成を示す図である。「業務名大」は標準業務テーブル1
4の「業務名大」に該当する情報である。「業務名小」
は標準業務テーブル14の「業務名小」に該当する情報
である。「コメント」は新業務になるとどう変わるの
か、何をしなければならないのかなどの業務の変化点に
関するコメントの情報である。
【0034】図17は、変化点整理支援モジュール35
の処理の流れを示すフローチャートである。ここで変化
点とは、現状業務が新業務に移行したとき何が変わるの
かを示す情報である。現状業務整理の結果として区分さ
れた「実施」「未実施」「修正」又は「追加」業務が新
業務で「利用」「未利用」「修正」又は「追加」業務の
扱いとするとき、変化点のコメントが必要か否かの判断
基準となるものを表1に示す。表1で各区分の現状業務
を各区分の新業務に移行したとき、×は業務内容に変化
がないか未利用なのでコメント入力が不要、〇はコメン
ト入力が必要、△は新業務に移るとき「修正」「追加」
の内容が同じなら入力不要、変更となるなら入力必要で
あることを示す。
【0035】
【表1】
【0036】変化点整理支援モジュール35は、新業務
テーブル16を読み込む(ステップ131)。次に現状
業務テーブル15を読み込む(ステップ132)。そし
て新業務テーブル16の「業務名大」「業務名小」「内
容」及び現状業務テーブル15の「内容」を表示する
(ステップ133)。利用者が変化点に対する「コメン
ト」を入力する(ステップ134)と、「業務名大」
「業務名小」及び「コメント」を変化点テーブル17に
格納する(ステップ135)。このようにして新業務に
移行するとき変更となるすべての業務について変化点の
入力と保存を行う。
【0037】図18は、標準価値テーブル18のデータ
構成を示す図である。標準価値は統合業務パッケージソ
フトがサポートする標準業務によつて得られる価値に関
する情報である。「業務名大」は標準業務テーブル14
の「業務名大」に該当する情報である。「業務名小」は
標準業務テーブル14の「業務名小」に該当する情報で
ある。「標準価値」は統合業務パッケージソフトがサポ
ートする標準業務によって得られる価値の情報である。
例えば生産計画を1件あたり480分で処理するという
標準価値を示している。処理速度の他に金額やリードタ
イムなど他の価値を表す項目を設定してもよい。
【0038】図19は、効果算定テーブル19のデータ
構成を示す図である。「業務名大」は標準業務テーブル
14の「業務名大」に該当する情報である。「業務名
小」は標準業務テーブル14の「業務名小」に該当する
情報である。「現状価値」は当該業務の現状の価値の情
報であり、現状業務テーブル15の「価値」である。
「新価値」は当該業務が新業務に移行したときの価値の
情報である。「効果」は新業務が現状業務に比べてどの
くらい効果があるかを示す情報である。例えば生産計画
業務において年間5256分の短縮効果をもたらすこと
が示されている。
【0039】図20は、効果算定モジュール36の処理
手順を示すフローチャートである。効果算定モジュール
36は新業務テーブル16を読み込む(ステップ14
1)。次に標準価値テーブル18を読み込む(ステップ
142)。次に現状業務テーブル15を読み込む(ステ
ップ143)。次に新業務テーブル16の「業務名大」
「業務名小」、「現状価値」として現状業務テーブル1
5の「価値」、「新価値」として標準価値テーブル18
の「標準価値」をそれぞれ対応させて表示する(ステッ
プ144)。ここで新業務テーブル16の「評価」が1
(未利用)の場合は「新価値」として“−”を表示す
る。また2(修正)の場合はとりあえず「標準価値」を
表示する。また3(追加)の場合は「新価値」欄を空欄
とする。次に新業務テーブル16の「評価」が2(修
正)と3(追加)の場合は「新価値」の入力を促し、利
用者が入力した「新価値」を受け付ける(ステップ14
5)。次に現状業務の「現状価値」と新業務の「新価
値」から各業務毎の効果を算出し表示する(ステップ1
46)。例えば図19に示す「業務名小」が生産計画の
「効果」は次式のようになる。 効果=(960分/件−480分/件)×0.03件/
日×365日=5256分/年 ここでは1年を365日として計算したが、企業毎に設
定されている営業日数などで算出することも可能であ
る。ステップ145及び146をすべての新業務につい
て繰り返す。最後に入力データから効果算定テーブル1
9を作成して保存する(ステップ147)。
【0040】図21は、標準導入費用テーブル20のデ
ータ構成を示す図である。標準導入費用は、統合業務パ
ッケージソフトがサポートしている標準の業務を導入す
る場合の標準の概算費用である。「モジュール名」は統
合業務パッケージソフトの中のモジュールの名称であ
る。モジュールによって金額が変わってくるので各モジ
ュール毎に分けてある。「ハード(サーバ)」はサーバ
として利用するハードウエアの1台あたりの標準の価格
である。「ハード(クライアント)」はクライアントと
して利用するハードウエアの1台あたりの標準の価格で
ある。「ソフト(サーバ)」はサーバにインストールさ
れるソフトウエアの1台あたりの標準の価格である。こ
の例では1台あたりという表現で示しているが、1ライ
センスあたりの価格で示すことも可能である。「ソフト
(クライアント)」はクライアントにインストールされ
るソフトウエアの1台あたりの標準の価格である。この
例では1台あたりという表現で示しているが、1ライセ
ンスあたりの価格で示すことも可能である。「導入費
用」は導入時のインストール作業などの作業費や作業支
援費などである。この例ではサーバやクライアントも含
めた1台あたりの導入費用を示している。
【0041】図22は、新導入費用DB21中の標準費
用テーブルのデータ構成を示す図である。新導入に伴う
標準費用は新業務を実現する情報システムを統合業務パ
ッケージソフトがサポートしている標準業務を用いて構
築したときの概算費用を示す。各レコードの「モジュー
ル名」は統合業務パッケージソフトのモジュールの名称
であり、「業務名大」の業務分野をサポートするプログ
ラムである。「部署名」は当該モジュールを導入する部
署名である。「サーバ数」は当該モジュールを当該部署
に導入するときに設置するサーバの台数である。「クラ
イアント数」は当該モジュールを当該部署に導入すると
きに設置するクライアントの台数である。「ハード(サ
ーバ)費」は当該モジュールを当該部署に導入するとき
のサーバのハードウエア費である。「ハード(クライア
ント)費」は当該モジュールを当該部署に導入するとき
のクライアントのハードウエア費である。「ソフト(サ
ーバ)費」は当該モジュールを当該部署に導入するとき
のサーバのソフトウエア費である。「ソフト(クライア
ント)費」は当該モジュールを当該部署に導入するとき
のクライアントのソフトウエア費である。「導入工数
費」は当該モジュールを当該部署に導入するサーバおよ
びクライアントの導入工数費である。「モジュール名」
の欄の「合計」のレコードは、標準費用テーブルの各数
値項目の合計値である。
【0042】図23は、導入事例DB28中の修正開発
事例テーブルのデータ構成を示す図である。修正開発事
例は別の企業又は別のプロジェクトなどで実際に修正開
発をしたときの実施事例であり、その修正内容と修正開
発費などの情報から成る。「業務名大」は標準業務テー
ブル14の「業務名大」に該当する情報である。「業務
名小」は標準業務テーブル14の「業務名小」に該当す
る情報である。「修正内容」は実際に行われた修正開発
における修正内容例の情報である。「修正開発費用」は
実際に行われた修正開発において発生した修正開発費用
例の情報である。
【0043】図24は、新導入費用DB21中の修正開
発費テーブルのデータ構成を示す図である。新導入に伴
う修正開発費は、サポートされる標準業務の標準費用に
対して追加される修正開発費の情報である。「業務名
大」は標準業務テーブル14の「業務名大」に該当する
情報である。「業務名小」は標準業務テーブル14の
「業務名小」に該当する情報である。「修正内容」は修
正開発の内容を示す情報であり、新業務テーブル16の
「内容」に該当する。「修正開発費用」は、追加される
修正開発費用の概算見積値である。
【0044】図25は、導入事例DB28中の追加開発
事例テーブルのデータ構成を示す図である。追加開発事
例は別の企業又は別のプロジェクトなどで実際に追加開
発をしたときの実施事例であり、その追加内容と追加開
発費などの情報から成る。「業務名大」は標準業務テー
ブル14の「業務名大」に相当する情報であり、追加開
発の業務名が入る。「業務名小」は標準業務テーブル1
4の「業務名小」に相当する情報であり、追加開発の業
務名が入る。「追加内容」は実際に行われた追加開発に
おける追加内容例の情報である。「追加開発費用」は実
際に行われた追加開発において発生した追加開発費用例
の情報である。
【0045】図26は、新導入費用DB21中の新追加
開発費テーブルのデータ構成を示す図である。新導入に
伴う追加開発費は標準業務外の追加業務の追加開発費の
情報である。「業務名大」は標準業務テーブル14の
「業務名大」に相当する情報であり、新業務テーブル1
6の「業務名大」に該当する。「業務名小」は標準業務
テーブル14の「業務名小」に相当する情報であり、新
業務テーブル16の「業務名小」に該当する。「追加内
容」は追加開発の内容を示す情報であり、新業務テーブ
ル16の「内容」に該当する。「追加開発費用」は新業
務の追加開発において発生する追加開発費用の概算見積
値である。
【0046】図27は、新導入費用DB21中の導入費
合計テーブルのデータ構成を示す図である。導入費合計
は統合パッケージソフトを用いた新業務の情報システム
を構築するときに発生する費用の合計の概算見積値であ
る。「標準合計」は統合パッケージソフトがサポートす
る標準モジュールの導入に発生する費用を示し、標準費
用テーブルの合計欄の数値である。「修正合計」は統合
業務パッケージを用いた新業務の情報システム構築にお
いて統合パッケージソフトが提供するモジュールを修正
開発する部分で発生する追加費用であり、修正開発費テ
ーブルの「修正開発費用」の合計である。「追加合計」
は統合パッケージソフトが提供するモジュールとは別に
追加業務の開発で発生する費用であり、追加開発費テー
ブルの「追加開発費用」の合計である。「総合計」は、
「標準合計」「修正合計」「追加合計」の費用を総合計
した情報である。
【0047】図28は、導入費用見積支援モジュール3
7の処理の流れを示すフローチャートである。導入費用
見積支援モジュール37は、新業務テーブル16を読み
込む(ステップ151)。次に標準導入費用テーブル2
0を読み込む(ステップ152)。利用者によって導入
する「モジュール名」、設置する「部署名」、設置する
サーバ台数及びクライアント台数が入力されると(ステ
ップ153)、標準導入費用テーブルに基づきハード費
用、ソフト費用および導入工数費を算出し(ステップ1
54)、算出した標準費用を表示する(ステップ15
5)。また標準費用テーブルを作成して新導入費用DB
21に保存する(ステップ156)。このとき各列の合
計を合計レコードとして標準費用テーブルの最後のレコ
ードとして書き込む。
【0048】次に標準業務テーブル14と導入事例DB
28から修正開発事例テーブルを読み込み(ステップ1
57)、新業務テーブル16の「評価」が2(修正)の
業務について「業務名大」と「業務名小」、標準業務テ
ーブル14の「内容」、修正開発事例テーブルの「修正
内容」と「修正開発費用」、新業務テーブル16の「内
容」を対応させて表示する(ステップ158)。利用者
が標準の「内容」と事例の「修正内容」と新業務の「内
容」を比較判断し、事例の「修正開発費用」を参考に新
業務の修正開発費を入力すると(ステップ159)、修
正開発費テーブルを作成して新導入費用DB21に保存
する(ステップ160)。
【0049】次に導入事例DB28から追加開発事例テ
ーブルを読み込み(ステップ161)、新業務テーブル
16の「評価」が3(追加)の業務について「業務名
大」と「業務名小」、追加開発事例テーブルの「追加内
容」と「追加開発費用」、新業務テーブル16の「内
容」を対応させて表示する(ステップ162)。ここで
新業務の追加開発業務に該当する追加開発事例の「業務
名大」「業務名小」がなければ、「業務名大」が同一の
ものを参考として表示する。利用者が事例の「追加内
容」と新業務の「内容」を比較判断し、事例の「追加開
発費用」を参考に新業務の追加開発費を入力すると(ス
テップ163)、追加開発費テーブルを作成して新導入
費用DB21に保存する(ステップ164)。
【0050】次に標準費用テーブルの「合計」と、修正
開発費テーブルの修正開発費合計と、追加開発費テーブ
ルの追加開発費合計とから導入費用の総合計を計算し
(ステップ165)、標準合計、修正合計、追加合計及
び総合計を表示し(ステップ166)、導入費合計テー
ブルを作成して新導入費用DB21に保存する(ステッ
プ167)。
【0051】図29は、標準後続プロジェクトDB22
の日程テーブルのデータ構成を示す図である。後続プロ
ジェクトとは、統合業務パッケージ導入に伴って開始さ
れる開発プロジェクトを言い、導入計画立案に続くプロ
ジェクトを意味する。標準後続プロジェクト日程は統合
業務パッケージソフトのサポートする標準業務で導入を
行った場合の標準の日程の情報である。「開発フェー
ズ」は標準の導入における開発フェーズの名称である。
「期間」は当該開発フェーズに必要な標準の期間であ
る。
【0052】図30は、標準後続プロジェクトDB22
の体制テーブルのデータ構成を示す図である。標準後続
プロジェクト体制は統合パッケージソフトのサポートす
る標準業務で導入を行った場合の標準の体制の情報であ
る。「開発フェーズ」は標準業務の導入における開発フ
ェーズの名称である。「マネージャー」は当該フェーズ
における標準の必要マネージャー数である。「リーダ
ー」は当該フェーズにおける標準の必要リーダー数であ
る。「メンバー」は当該フェーズにおける標準の必要メ
ンバー数である。「事務局」は当該フェーズにおける標
準の事務局の人数である。この例では1モジュールにお
ける開発体制を示す。複数モジュールを開発する場合
は、例えば生産と会計の2モジュールを開発する場合な
どは単純に必要数を2倍するなどして求めればよい。あ
るいは2モジュール、3モジュール開発の場合に分けて
標準後続プロジェクトの体制テーブルを作成しておくこ
とも可能である。
【0053】図31は、導入事例DB28中の修正後続
プロジェクト日程テーブルのデータ構成を示す図であ
る。修正後続プロジェクト日程は統合パッケージソフト
の提供するモジュールを修正開発する場合の平均的な日
程の情報である。「開発フェーズ」は修正開発における
開発フェーズの名称である。「期間」は当該開発フェー
ズに必要な平均的な期間である。
【0054】図32は、導入事例DB28中の修正後続
プロジェクト体制テーブルのデータ構成を示す図であ
る。修正後続プロジェクト体制は統合パッケージソフト
の提供するモジュールを修正開発する場合の平均的な体
制の情報である。「開発フェーズ」は修正開発における
開発フェーズの名称である。「業務名小の数1から5」
は修正開発する「業務名小」の数が1から5の場合の必
要人員の平均的な値である。「業務名小の数6から1
0」は修正開発する「業務名小」の数が6から10の場
合の必要人員の平均的な値である。「業務名小の数11
から15」は修正開発する「業務名小」の数が11から
15の場合の必要人員の平均的な値である。「業務名小
の数16から20」は修正開発する「業務名小」の数が
16から20の場合の必要人員の平均的な値である。
「業務名小の数21から25」は修正開発する「業務名
小」の数が21から25の場合の必要人員の平均的な値
である。この例では業務名小の数が1から25までを例
として示しているが、それ以上についても同様に修正後
続プロジェクト体制テーブルを拡張できる。
【0055】図33は、導入事例DB28中の追加後続
プロジェクト日程テーブルのデータ構成を示す図であ
る。追加後続プロジェクト日程は、統合パッケージソフ
トが提供するモジュールとは別のプログラムを追加開発
する場合の平均的な日程の情報である。「開発フェー
ズ」は追加開発における開発フェーズの名称である。
「期間」は当該開発フェーズに必要な平均的な期間であ
る。
【0056】図34は、導入事例DB28中の追加後続
プロジェクト体制テーブルのデータ構成を示す図であ
る。追加後続プロジェクト体制は統合パッケージソフト
が提供するモジュールとは別のプログラムを追加開発す
る場合の平均的な体制の情報である。「開発フェーズ」
は追加開発における開発フェーズの名称の情報である。
「業務名小の数1から5」は追加開発する「業務名小」
の数が1から5の場合の必要人員の平均的な値である。
「業務名小の数6から10」は追加開発する「業務名
小」の数が6から10の場合の必要人員の平均的な値で
ある。「業務名小の数11から15」は追加開発する
「業務名小」の数が11から15の場合の必要人員の平
均的な値である。「業務名小の数16から20」は追加
開発する「業務名小」の数が16から20の場合の必要
人員の平均的な値である。「業務名小の数21から2
5」は追加開発する「業務名小」の数が21から25の
場合の必要人員の平均的な値である。この例では業務名
小の数が1から25までを例として示しているが、それ
以上についても同様に追加後続プロジェクト体制テーブ
ルを拡張できる。
【0057】図35a及び図35bは、新後続プロジェ
クトDB23の体制テーブルのデータ構成を示す図であ
る。新後続プロジェクト体制は、統合業務パッケージソ
フトを用いた新業務を実現する情報システムの構築にお
いて標準業務、修正開発業務、追加開発業務の全てを含
んだ構築体制の情報である。「モジュール名大」は後続
プロジェクトが開発するモジュールの名称であり、大き
なくくりの名称である。この例では後続プロジェクトが
開発する情報システム全体を示すくくりを全体、その次
のレベルとして生産という大きなモジュールのくくりを
示している。大きなモジュールは標準業務テーブル14
の「業務名大」に該当する名称と考えてよい。「標準/
修正/追加」は当該モジュールにおける標準導入、修正
開発、追加開発によるチーム区分の情報である。「開発
フェーズ」は当該モジュール、当該チーム区分に関する
開発フェーズであり、標準後続プロジェクトDB22の
日程テーブルの「開発フェーズ」に相当する。「役割」
は当該チーム内での役割を示す情報である。「氏名」は
当該チームに参加するメンバの氏名の情報である。この
例では、木村一郎は全体のマネージャーとして参加して
いる。本橋次郎は生産モジュールにおける標準導入チー
ムのリーダーとして参加している。佐々木三郎は生産モ
ジュールの標準導入チームのメンバーとして参加してい
る。
【0058】図36は、新後続プロジェクトDB23の
日程テーブルのデータ構成を示す図である。新後続プロ
ジェクト日程は統合パッケージソフトを用いた新業務を
実現する情報システムの構築において標準業務、修正開
発業務、追加開発業務の全てを含んだ日程の情報であ
る。「モジュール名大」は後続プロジェクトが開発する
モジュールの名称であり、新後続プロジェクトDB23
の体制テーブルの「モジュール名大」に該当する名称で
ある。「標準/修正/追加」は当該モジュールにおける
標準導入、修正開発、追加開発によるチーム区分の情報
である。「開発フェーズ」は後続プロジェクトの開発フ
ェーズの名称である。「開始日」は当該開発フェーズの
開始予定日である。「終了日」は当該開発フェーズの終
了予定日である。
【0059】図37は、後続プロジェクト計画モジュー
ル38の処理の流れを示すフローチャートである。後続
プロジェクト計画モジュール38は、新業務テーブル1
6を読み込み(ステップ171)、標準後続プロジェク
トDB22の日程テーブルと体制テーブルを読み込み
(ステップ172)、導入事例DB28から修正後続プ
ロジェクト日程テーブルと修正後続プロジェクト体制テ
ーブル並びに追加後続プロジェクト日程テーブルと追加
後続プロジェクト体制テーブルとを読み込む(ステップ
173)。標準後続プロジェクトDB22の体制テーブ
ルから読み込んだ人員数を標準導入体制と呼ぶ。次に新
業務テーブル16の「評価」から修正する「業務名小」
の数を求め、修正後続プロジェクト体制テーブルを参照
してその「業務名小」の数に一致する後続プロジェクト
に必要な人員数を求める(ステップ174)。これを修
正開発体制と呼ぶ。また新業務テーブル16の「評価」
から追加する「業務名小」の数を求め、追加後続プロジ
ェクト体制テーブルを参照してその「業務名小」の数に
一致する後続プロジェクトに必要な人員数を求める(ス
テップ175)。これを追加開発体制と呼ぶ。そして後
続プロジェクトに必要な標準導入体制、修正開発体制及
び追加開発体制を表示装置4上に表示する(ステップ1
76)。利用者が開発体制の人員数に対し担当者氏名を
割り当てて入力する(ステップ177)と、後続プロジ
ェクト体制テーブルを作成して新後続プロジェクトDB
23に保存する(ステップ178)。次に利用者が後続
プロジェクトの開始日を入力する(ステップ179)
と、標準後続プロジェクトDB22の日程テーブルを参
照して各開発フェーズの「期間」からその開始日と終了
日を計算し、また修正後続プロジェクト日程テーブルを
参照して各開発フェーズの「期間」からその開始日と終
了日を計算し、また追加後続プロジェクト日程テーブル
を参照して各開発フェーズの「期間」からその開始日と
終了日を計算する(ステップ180)。いずれも最初の
開発フェーズの開始日を入力された開始日とし、以後
「期間」の日数を加算して後続の開発フェーズの開始日
を求める。各開発フェーズの終了日は直続する開発フェ
ーズの1日前の日とする。次に後続プロジェクト日程テ
ーブルを作成して新後続プロジェクトDB23に保存し
(ステップ181)、後続プロジェクトの開発日程を表
示する(ステップ182)。利用者が表示されている日
程に対し変更入力をする(ステップ183)と、後続プ
ロジェクト日程テーブルを更新する(ステップ18
4)。この実施形態では生産モジュールの後続プロジェ
クトについて示したが、同様の方法で他モジュールにつ
いても後続プロジェクトの計画を作成することができ
る。
【0060】図38は、標準計画書テーブル24のデー
タ構成を示す図である。標準計画書テーブル24は計画
書に記載する標準の項目とその項目に該当する導入計画
で検討した検討結果のデータが保存してあるテーブル名
称の情報を含む。「項目」は計画書に記載する標準の項
目の名称である。「該当データ」は当該項目に対応する
データが保存してあるテーブルの名称である。「項目」
が表紙、目次及び始めにに対応する「該当データ」はな
い。
【0061】図39は、新計画書DB25中の項目採否
テーブルのデータ構成を示す図である。「項目」は標準
計画書の標準項目の名称である。「採否」は当該項目を
今回作成する計画書に記載するか否かの情報である。
「順序」は採用された記載項目の計画書の中での順序を
示す情報である。
【0062】図40は、新計画書DB25の内容テーブ
ルのデータ構成を示す図である。新計画書の内容テーブ
ルは計画書に記載する項目であるが、導入計画の中でデ
ータとして保存していない項目についての内容の情報で
ある。「項目」は計画書に記載するがデータがない項目
の名称である。「内容」は当該項目の内容の情報であ
る。
【0063】図41は、計画書作成支援モジュール39
の処理の流れを示すフローチャートである。計画書作成
支援モジュール39は標準計画書テーブル24を読み込
み(ステップ191)、その「項目」を表示装置4上に
表示する(ステップ192)。利用者が各項目を計画書
に盛り込むか否かおよび計画書での順序を入力する(ス
テップ193)と、項目採否テーブルを作成して新計画
書DB25に保存する(ステップ194)。
【0064】次に標準計画書テーブル25の「該当デー
タ」がなしの項目について内容入力画面を表示する(ス
テップ195)。利用者が「内容」を入力する(ステッ
プ196)と、内容テーブルを作成して新計画書DB2
5に保存する(ステップ197)。
【0065】次に計画書に盛り込む項目を標準計画書テ
ーブル24の「該当データ」から採用する各「項目」に
該当するテーブルを読み込む(ステップ198)。ここ
で「該当データ」が“なし”の項目については新計画書
DB25の内容テーブルから読み込む。各項目の採否と
採用項目の順序は標準計画書テーブル25の項目採否テ
ーブルから取得する。次に読み込んだデータから印刷イ
メージを作成する(ステップ199)。次に項目採否テ
ーブルの「順序」に基づき印刷イメージを順に表示装置
4上に表示する(ステップ200)。利用者が順序の変
更あるいは内容テーブルの「内容」の変更を入力する
(ステップ201)と、該当する項目採否テーブルある
いは新計画書DB25の内容テーブルを書き換える(ス
テップ202)。ここで変更されるごとにステップ19
8に戻りデータの読み込みと印刷イメージの作成と表示
が繰り返され、計画書の編集作業を行うことができる。
次に利用者が印刷ボタンをクリックすると表示している
印刷イメージを記憶装置2上に保存し(ステップ20
3)、印刷イメージを印刷装置5の用紙上に印刷する
(ステップ204)。
【0066】この実施形態では標準計画書の中から「項
目」を選択する場合のみを示したが、標準計画書にない
項目を計画書に盛り込みたい場合などは、項目を追加
し、その項目に該当するデータを指定することで標準に
ない項目を計画書に入れるなどの方法をとることもでき
る。また同様に計画作業の成果として保存していないデ
ータについても計画書に盛り込みたい項目を追加し、そ
の項目に該当するデータの保存場所を指定することによ
ってそのデータを計画書に入れることもできる。
【0067】図42は、標準プロジェクトDB11の標
準生産物テーブルのデータ構成を示す図である。「作業
項目」は作業項目の名称である。「生産物」は当該作業
項目で検討した結果作成されるテーブルの名称である。
【0068】図43aおよび図43bは、進捗管理テー
ブル26のデータ構成を示す図である。「日付」は進捗
管理を実施した日付を示す情報である。「テーブル名」
は進捗管理でチェックしたテーブル名である。「成果」
は進捗管理でチェックした結果のテーブルの有無であ
る。この例では存在した場合を○、存在しない場合を×
で示す。
【0069】図44は、進捗管理モジュール40の処理
手順を示すフローチャートである。進捗管理モジュール
40は新プロジェクトDB12からスケジュールテーブ
ルを読み込む(ステップ211)。次に標準プロジェク
トDB11の標準生産物テーブルを読み込む(ステップ
212)。スケジュールテーブルの「作業項目」に対応
するテーブルを標準生産物テーブルから検索し該当する
テーブルにアクセスする(ステップ213)。DBMS
(データベースマネジメントシステム)からの応答メッ
セージを基に該当テーブルの存在を判断する(ステップ
214)。現在販売されているDBMSはテーブルが存
在しなければテーブルがないというエラーメッセージを
返すので、このエラーメッセージを受信するか否かによ
ってテーブルの存在が判断できる。次にその結果を進捗
管理テーブル26に保存する(ステップ215)。また
進捗確認結果を表示装置4上に表示する(ステップ21
6)。表示方法としては、作業項目とそれに対応するテ
ーブルの存在を成果として示すだけの簡単なものや作業
項目と日付のマトリクス表を作成し、日付に対して作業
項目に該当するテーブルがあったものだけに○を表示す
るなどの様々の表示方法が考えられる。進捗管理テーブ
ル26によつて導入計画の立案が新プロジェクトDB1
2に設定したスケジュール通りに進行しているか否かを
判定できる。すなわち指定されたテーブルが存在すると
いうことはそのテーブルについての作業が開始されたこ
とを示す。次のテーブルが存在するということは前のス
テップが終了したことを示す。
【0070】図45は、下流CASEから下流CASE
連動モジュール41へ送られる問い合わせ221のデー
タ構成を示す図である。「テーブル名」は問い合せ対象
のテーブル名である。「問い合わせ項目」は問い合わせ
対象テーブルの対象項目の情報である。「キー項目」は
問い合わせ対象テーブルで対象レコードを決定するため
のキーとなる項目の名称である。「キー」はキー項目の
値である。この例では新業務テーブル16の「業務名
小」が作業指示であるレコードについてその評価の値が
何かを問い合わせるための問い合わせメッセージであ
る。
【0071】図46は、下流CASE連動モジュール4
1から下流CASEへ送られる回答222のデータ構成
を示す図である。回答222は問い合わせ221に対す
る回答である。「問い合わせ項目」は問い合わせ221
の「問い合わせ項目」に該当する情報である。「値」は
当該問い合わせ項目に対する値である。この例では問い
合わせ221に対して新業務テーブル16の「業務名
小」が作業指示であるレコードを検索した結果、その
「値」が0であったことを回答するメッセージである。
【0072】図47は、下流CASE連動モジュール4
1の処理の流れを示すフローチャートである。統合業務
パツケージのモジュールを利用したり同モジュールに修
正、追加を施す代わりに業務によりCASEツールを使
用することが可能である。下流CASE連動モジュール
41は、CASEツールにデータベースのデータを提供
するプログラムである。下流CASE連動モジュール4
1は、下流CASEツールからの問い合わせ221を受
信する(ステップ231)と、「テーブル名」で指定さ
れたテーブルを検索しデータを読み込む(ステップ23
2)。この例の問い合わせ221は新業務テーブル16
の「業務名小」が作業指示について評価の問い合わせで
あるので、新業務テーブル16にアクセスし、「業務名
小」が作業指示であるレコードを検索し、該当レコード
の「評価」の値を読み込む。次に読み込んだ結果を回答
222としてCASEツールへ送信する(ステップ23
3)。
【0073】図48は、作業手順案内テーブル27のの
データ構成を示す図である。「項目名」は案内の対象と
する作業項目の名称である。「ファイル名」は当該作業
項目に関する作業手順案内プログラムを格納するファイ
ルの名称である。作業手順案内プログラムは、導入計画
に伴う作業項目、作業の手順などを紹介し、説明するプ
ログラムであり、作業内容、作業手順に不案内な利用者
によって利用されるプログラムである。なお「項目名」
に(文字)とあるのは、そのプログラムが表示用のテキ
スト情報を含むことを意味する。(映像)とあるのは、
そのプログラムが表示用の画像情報を含むことを意味す
る。
【0074】図49は、作業手順案内モジュール42の
処理の流れを示すフローチャートである。作業手順案内
モジュール42は、作業手順案内テーブル27を読み込
み(ステップ241)、その「項目名」をメニューとし
て表示する(ステップ242)。利用者がメニューから
いずれかの項目名を選択する(ステップ243)と、作
業手順案内テーブル27を参照し、対応する「ファイル
名」の付けられた該当プログラムを起動する(ステップ
244)。該当プログラムがテキスト情報を含んでおれ
ばそのテキスト情報を表示装置4上に表示する。映像情
報を含んでおればその映像情報を表示する。このときテ
キスト情報であれば一般の文書ソフトウェアの形式での
提供も可能である。また映像なども一般の映像ソフトの
形式での提供も可能である。一般のソフトウェアの形式
に合わせてあれば、本発明のシステムは文書や映像のコ
ンテンツだけをデータとして保存し、それを利用者に見
せるために一般のソフトを起動するような方法をとるこ
とができる。
【0075】図50は、マルチ拠点連動モジュール43
の処理の流れを示すフローチャートである。ここで拠点
とはクライアント8を指す。それぞれ別々の拠点にいる
複数の利用者がグループとなつて同一の作業を進めると
きに同一の表示画面を共用するためにマルチ拠点連動モ
ジュール43が利用される。例えば拠点Aと拠点Bのク
ライアント8がともに新業務定義支援モジュール34を
使用し、同一の新業務定義画面を各々の表示装置4上に
表示するものとする。拠点Aのクライアント8である業
務について「利用」ボタンが押下されたとすると、マル
チ拠点連動モジュール43がこの入力操作を検出し、新
業務定義支援モジュール34に入力データを渡すととも
に拠点Bのクライアント8のマルチ拠点連動モジュール
43へこの入力操作を通知する。拠点Aの新業務定義支
援モジュール34はこの入力データを受けてその表示装
置4上の利用色を変更する。拠点Bのマルチ拠点連動モ
ジュール43は、この入力データを受け取り、拠点Bの
新業務定義支援モジュール34に渡すと、同新業務定義
支援モジュール34はその表示装置4上の利用色を変更
する。同様に拠点Bの入力操作は、マルチ拠点連動モジ
ュール43を介して拠点Aの新業務定義支援モジュール
34に伝えられ、拠点Aの新業務定義支援モジュール3
4が拠点Bの新業務定義支援モジュール34と同じ処理
を行う。このようにして拠点Aと拠点Bのクライアント
8は同一の表示画面を共用する。
【0076】利用者がそのクライアント8の入力装置3
を介して指令又はデータを入力すると、マルチ拠点連動
モジュール43がこの入力操作を検出し(ステップ25
1)、その入力データを自クライアントの実行中のモジ
ュールへ引き渡す(ステップ252)。また同一データ
を連動すべき別拠点のクライアントへ送信する(ステッ
プ253)。図示の例では拠点Aの利用者からデータ入
力があったので拠点Bへ送信する。逆に拠点Bでデータ
入力があれば拠点Aへ送信することとなる。次に拠点B
のマルチ拠点連動モジュール43は、送信されたデータ
を受信し(ステップ254)、拠点Bで動作している同
一の該当モジュールへデータを引き渡す(ステップ25
5)。利用者が何かの入力操作をするごとにマルチ拠点
連動モジュール43は、他拠点のマルチ拠点連動モジュ
ール43へデータの送信を行う。この処理により複数拠
点が同一の表示画面を共用し該当モジュールの連動が可
能となる。
【0077】図51は、アップデートモジュール44の
処理の流れを示すフローチャートである。アップデート
モジュール44は、通信モジュール45を経由して統合
業務パッケージソフトのベンダの提供するサーバ100
と接続する(ステップ261)。ベンダ側のサーバ10
0は、この接続に対しユーザIDとパスワードを要求す
る(ステップ262)。利用者側クライアント8は、ユ
ーザIDとパスワードの入力を催促する画面を表示する
(ステップ263)。利用者がユーザIDとパスワード
を入力する(ステップ264)と、利用者側クライアン
ト8は、ユーザIDとパスワードをベンダ側のサーバ1
00へ送信する(ステップ265)。ベンダ側のサーバ
100は、ユーザIDとパスワードに誤りがないことを
確認し(ステップ266)、アップデート可能なテーブ
ルのメニューを送信する(ステップ267)。例えば導
入事例DB28の最新版、標準業務テーブル14、標準
価値テーブル18の最新版などのテーブルが対象とな
る。利用者側クライアント8は、メニューを受信し表示
する(ステップ268)。利用者がメニューからいずれ
かの項目を選択する(ステップ269)と、選択された
項目をベンダ側のサーバ100へ送信する(ステップ2
70)。ベンダ側のサーバ100は、選択された項目を
受信し(ステップ271)、該当するテーブルなどのデ
ータをデータベースから読み込む(ステップ272)。
そして読み込んだデータを送信する(ステップ27
3)。利用者側クライアント8は、このデータを受信し
(ステップ274)、該当するデータベースに保存する
(ステップ275)。この事例ではベンダ側のサーバ1
00からのデータのダウンロードについて示したが、利
用者側クライアント8からのデータのアップロードも可
能である。このアップデートモジュールにより導入事例
のアップデートや標準業務テーブルのアップデートなど
をネットワーク90を介して遠隔地から行うことができ
る。
【0078】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、統
合業務パッケージソフトを利用して情報システムを構築
する際に、このパッケージソフトの導入計画を立案する
段階で新業務ごとに標準利用、修正開発及び追加開発の
いずれかの区分に明確に切り分けるので、以後この区分
を基にして導入概算費用の見積り、後続する開発プロジ
ェクトの計画立案を行うことができ、後の設計フェーズ
でアドオン部分を再検討するための工数が減少し、短期
間で統合業務パッケージソフトの導入を立ち上げること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態のシステム構成図である。
【図2】実行されるプログラム・モジュールをクローズ
アップする図1のシステム構成図である。
【図3】実施形態の新プロジェクトDB12中の体制テ
ーブルのデータ構成図である。
【図4】実施形態の新プロジェクトDB12中のスケジ
ュールテーブルのデータ構成図である。
【図5】実施形態の新プロジェクトDB12中のガイド
ラインテーブルのデータ構成図である。
【図6】実施形態のプロジェクト発足支援モジュール3
1の処理の流れを示すフローチャートである。
【図7】実施形態の目的/目標テーブル13のデータ構
成図である。
【図8】実施形態の目的/目標設定モジュール32の処
理の流れを示すフローチャートである。
【図9】実施形態の標準業務テーブル14のデータ構成
図である。
【図10】実施形態の現状業務テーブル15のデータ構
成図である。
【図11】現状業務整理画面の例を示す図である。
【図12】実施形態の現状業務整理支援モジュール33
の処理の流れを示すフローチャートである。
【図13】実施形態の新業務テーブル16のデータ構成
図である。
【図14】新業務定義画面の例を示す図である。
【図15】実施形態の新業務定義支援モジュール34の
処理の流れを示すフローチャートである。
【図16】実施形態の変化点テーブル17のデータ構成
図である。
【図17】実施形態の変化点整理支援モジュール35の
処理の流れを示すフローチャートである。
【図18】実施形態の標準価値テーブル18のデータ構
成図である。
【図19】実施形態の効果算定テーブル19のデータ構
成図である。
【図20】実施形態の効果算定モジュール36の処理手
順を示すフローチャートである。
【図21】実施形態の標準導入費用テーブル20のデー
タ構成図である。
【図22】実施形態の新導入費用DB21中の標準費用
テーブルのデータ構成図である。
【図23】実施形態の導入事例DB28中の修正開発事
例テーブルのデータ構成を示す図である。
【図24】実施形態の新導入費用DB21中の修正開発
費テーブルのデータ構成を示す図である。
【図25】実施形態の導入事例DB28中の追加開発事
例テーブルのデータ構成を示す図である。
【図26】実施形態の新導入費用DB21中の追加開発
費テーブルのデータ構成を示す図である。
【図27】実施形態の新導入費用DB21中の導入費合
計テーブルのデータ構成を示す図である。
【図28】実施形態の導入費用見積支援モジュール37
の処理の流れを示すフローチャートである。
【図29】実施形態の標準後続プロジェクトDB22の
日程テーブルのデータ構成を示す図である。
【図30】実施形態の標準後続プロジェクトDB22の
体制テーブルのデータ構成を示す図である。
【図31】実施形態の導入事例DB28中の修正後続プ
ロジェクト日程テーブルのデータ構成を示す図である。
【図32】実施形態の導入事例DB28中の修正後続プ
ロジェクト体制テーブルのデータ構成を示す図である。
【図33】実施形態の導入事例DB28中の追加後続プ
ロジェクト日程テーブルのデータ構成を示す図である。
【図34】実施形態の導入事例DB28中の追加後続プ
ロジェクト体制テーブルのデータ構成を示す図である。
【図35a】実施形態の新後続プロジェクトDB23の
体制テーブルのデータ構成を示す図である。
【図35b】実施形態の新後続プロジェクトDB23の
体制テーブル(続き)のデータ構成を示す図である。
【図36】実施形態の新後続プロジェクトDB23の日
程テーブルのデータ構成を示す図である。
【図37】実施形態の後続プロジェクト計画モジュール
38の処理の流れを示すフローチャートである。
【図38】実施形態の標準計画書テーブル24のデータ
構成を示す図である。
【図39】実施形態の新計画書DB25中の項目採否テ
ーブルのデータ構成を示す図である。
【図40】実施形態の新計画書DB25中の内容テーブ
ルのデータ構成を示す図である。
【図41】実施形態の計画書作成支援モジュール39の
処理の流れを示すフローチャートである。
【図42】実施形態の標準プロジェクトDB11の標準
生産物テーブルのデータ構成を示す図である。
【図43a】実施形態の進捗管理テーブル26のデータ
構成を示す図である。
【図43b】実施形態の進捗管理テーブル26(続き)
のデータ構成を示す図である。
【図44】実施形態の進捗管理モジュール40の処理手
順を示すフローチャートである。
【図45】実施形態の下流CASEから下流CASE連
動モジュール41へ送られる問い合わせ221のデータ
構成を示す図である。
【図46】実施形態の下流CASE連動モジュール41
から下流CASEへ送られる回答222のデータ構成を
示す図である。
【図47】実施形態の下流CASE連動モジュール41
の処理の流れを示すフローチャートである。
【図48】実施形態の作業手順案内テーブル27のデー
タ構成を示す図である。
【図49】実施形態の作業手順案内モジュール42の処
理の流れを示すフローチャートである。
【図50】実施形態のマルチ拠点連動モジュール43の
処理の流れを示すフローチャートである。
【図51】実施形態のアップデートモジュール44の処
理の流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
14:標準業務テーブル、15:現状業務テーブル、1
6:新業務テーブル、20:標準導入費用テーブル、2
1:新導入費用データベース、22:標準後続プロジェ
クトデータベース、23:新後続プロジェクトデータベ
ース、33:現状業務整理支援モジュール、34:新業
務定義支援モジュール、37:導入費用見積支援モジュ
ール、38:後続プロジェクト計画モジュール

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】統合業務パッケージソフトの導入計画立案
    を支援するシステムであって、統合業務パッケージソフ
    トが提供する標準業務の仕様を格納する標準業務テーブ
    ル手段と、該標準業務テーブルを表示装置上に表示し、
    各業務について標準業務の仕様通りに標準業務を利用す
    るか、標準業務を利用しないか、標準業務の仕様を修正
    開発した上で利用するか、標準業務以外の仕様の業務を
    追加開発するのかの区分が入力されたとき、業務の識別
    子に対応する該区分を新業務テーブルとして記憶装置に
    保存する処理手段とを有することを特徴とする統合業務
    パッケージソフト導入計画立案支援システム。
  2. 【請求項2】コンピュータ読み取り可能なプログラムを
    格納する記憶媒体において、該プログラムは統合業務パ
    ッケージソフトの導入計画立案を支援するプログラムで
    あって、下記機能を含むプログラムであることを特徴と
    するプログラムの記憶媒体: (a)統合業務パッケージソフトが提供する標準業務の
    仕様を格納する記憶装置上の標準業務テーブルを読み込
    む機能、(b)該標準業務テーブルを表示装置上に表示
    する機能、および(c)各業務について標準業務の仕様
    通りに標準業務を利用するか、標準業務を利用しない
    か、標準業務の仕様を修正開発した上で利用するか、標
    準業務以外の仕様の業務を追加開発するのかの区分が入
    力されたとき、業務の識別子に対応する該区分を新業務
    テーブルとして記憶装置に保存する機能。
  3. 【請求項3】前記プログラムは、さらに前記(a)
    (b)(c)の機能が実行される前に前記コンピュータ
    によって実行される下記機能を含むプログラムであるこ
    とを特徴とする請求項2記載のプログラムの記憶媒体: (a)前記標準業務テーブルを読み込む機能、(b)前
    記標準業務テーブルを表示装置上に表示する機能、およ
    び(c)現状の各業務について標準業務の仕様通りに実
    施されているか、標準業務が実施されていないか、標準
    業務の仕様を修正した形態で実施されているか、標準業
    務以外の仕様の業務が実施されているかの区分が入力さ
    れたとき、業務の識別子に対応する実施状況を示す前記
    区分を記憶装置に保存する機能。
  4. 【請求項4】前記プログラムは、さらに下記機能を含む
    プログラムであることを特徴とする請求項2記載のプロ
    グラムの記憶媒体: (a)前記新業務テーブルを読み込む機能、(b)ハー
    ド/ソフトの標準導入費用の単価を格納する標準導入費
    用テーブルを読み込み、前記新業務テーブルに格納され
    る標準業務を利用する業務について入力されるハード/
    ソフトの数量から標準導入費用を計算する機能、(c)
    前記新業務テーブルに格納される修正開発を要する業務
    について入力される修正開発費用に基づいて修正業務全
    体の合計を計算する機能、及び(d)前記新業務テーブ
    ルに格納される追加開発を要する業務について入力され
    る追加開発費用に基づいて追加業務全体の合計を計算す
    る機能。
  5. 【請求項5】前記プログラムは、さらに下記機能を含む
    プログラムであることを特徴とする請求項2記載のプロ
    グラムの記憶媒体: (a)前記新業務テーブルを読み込む機能、(b)開発
    フェーズごとの標準の開発期間と開発人員数を格納する
    標準導入費用テーブルを読み込み、前記新業務テーブル
    に格納される標準業務を利用する業務について入力され
    る開発フェーズの開始日と担当者名に基づいて標準業務
    についての開発体制と開発日程を記憶装置に格納する機
    能、(c)前記新業務テーブルに格納される修正開発業
    務について入力される開発フェーズの開始日と担当者名
    に基づいて修正開発業務についての開発体制と開発日程
    を記憶装置に格納する機能、および(d)前記新業務テ
    ーブルに格納される追加開発業務について入力される開
    発フェーズの開始日と担当者名に基づいて追加開発業務
    についての開発体制と開発日程を記憶装置に格納する機
    能。
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