JP2022032175A - 工事技術者管理装置、工事技術者管理方法、および工事技術者管理プログラム - Google Patents

工事技術者管理装置、工事技術者管理方法、および工事技術者管理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】人員の法規面での適性はもとより、法規面以外の面における適性をも考慮に入れて、工事案件に対する人員の適性がより高い人員の選定に寄与する工事技術者管理装置等の提供。【解決手段】工事案件を特定する工事IDに関連付けられた、工事の内容を示すための工事属性情報を取得する工事属性情報取得部と、前記工事案件を担当する担当技術者を特定する担当技術者IDに関連付けられた、担当技術者の属性情報を取得する担当技術者属性情報取得部と、前記工事案件に対して、所定の期間にわたり所定の属性を有する担当技術者を配置するための計画情報を取得する担当技術者配置計画情報取得部と、取得された工事属性情報と、担当技術者属性情報と、に基づいて、前記工事案件の担当技術者を前記担当技術者配置計画情報に配置した担当技術者配置情報を生成する、担当技術者配置情報生成部と、を有する工事技術者管理装置等が提供される。【選択図】図1

Description

本装置は、工事技術者を適切に配置する技術および方法等に関する。
工事案件では、建設業法などの法規によって、主任技術者や監理技術者などの特定の資格を有する技術者を配置することが義務付けられている。このため、技術者が法規に従って適切に配置されているか否かをチェックするシステムに関する技術が存在する。
特許文献1には、建設業法が適される建設工事において、法規に従った人員配置を支援するための人員配置システムが記載されている。具体的には、建設工事に関する業務情報が格納された業務情報DBと、技術者の資格に関した情報を格納した人員情報DBと、を有しており、当該建設工事に配置をもとめられている人員が、監理技術者や、主任技術者、専任技術者となり得るかを判定し、人員を選定するためのシステムが記載されている。
特開2011-165036号公報 特開2019-191654号公報 特開2011-118645号公報 特開2006-268785号公報 特開2006-163514号公報
なお、上記先行技術文献の各開示を、本書に引用をもって繰り込むものとする。以下の
分析は、本発明者らによってなされたものである。
上記の通り、建設工事の工事案件に関する業務情報と、技術者の資格に関する人員情報と、を用いて、法規に規定されている資格を有する、当該工事案件に従事すべき技術者の選定をすることが可能である。
しかしながら、上記特許文献1の技術については、少なくとも法規に従うべく最低限の資格を有する人員を選定することは可能であるが、そのほかの面で選定された人員がその工事案件に適した人員であるかどうかは、考慮に入れられていない。このため、選定された人員と当該工事案件との間でミスマッチを起こす可能性がある。
本発明の一視点において、人員の法規面での適性はもとより、法規面以外の面における適性をも考慮に入れて、工事案件に対する人員の適性がより高い人員の選定に寄与する工事技術者管理装置、工事技術者管理方法、および工事技術者管理プログラムを提供する。
本発明の第一の視点によれば、工事案件を特定する工事IDに関連付けられた、工事の内容を示すための工事属性情報を取得する工事属性情報取得部と、前記工事案件を担当する担当技術者を特定する担当技術者IDに関連付けられた、担当技術者の属性情報を取得する担当技術者属性情報取得部と、前記工事案件に対して、所定の期間にわたり所定の属性を有する担当技術者を配置するための計画情報を取得する担当技術者配置計画情報取得部と、取得された工事属性情報と、担当技術者属性情報と、に基づいて、前記工事案件の担当技術者を前記担当技術者配置計画情報に配置した担当技術者配置情報を生成する、担当技術者配置情報生成部と、を有する工事技術者管理装置が提供される。
本発明の第二の視点によれば、工事案件を特定する工事IDに関連付けられた、工事の内容を示すための工事属性情報を取得する工事属性情報取得ステップと、工事案件を担当する技術者を特定する技術者IDに関連付けられた、担当技術者の属性情報を取得する担当技術者属性情報取得ステップと、前記工事案件に対して、所定の期間にわたり所定の属性を有する担当技術者を配置するための計画情報を取得する担当技術者配置計画情報取得ステップと、前記取得された工事属性情報と、担当技術者属性情報と、に基づいて、前記工事案件の担当技術者を前記担当技術者配置計画情報に配置し、担当技術者配置情報を生成する、担当技術者配置情報生成ステップと、を有する工事技術者管理方法が提供される。
本発明の第三の視点によれば、工事案件を特定する工事IDに関連付けられた、工事の内容を示すための工事属性情報を取得する処理と、前記工事案件を担当する技術者を特定する技術者IDに関連付けられた、担当技術者の属性情報を取得する処理と、前記工事案件に対して、所定の期間にわたり所定の属性を有する担当技術者を配置するための計画情報を取得する処理と、取得された工事属性情報と、担当技術者属性情報と、に基づいて、前記工事案件の担当技術者を前記担当技術者配置計画情報に配置し、担当技術者配置情報を生成する処理と、を計算機に実行させるための工事技術者管理プログラムが提供される。
なお、このプログラムは、コンピュータが読み取り可能な記憶媒体に記録することができる。記憶媒体は、半導体メモリ、ハードディスク、磁気記録媒体、光記録媒体等の非トランジェント(non-transient)なものとすることができる。本発明は、コンピュータプログラム製品として具現することも可能である。
本発明の各視点によれば、人員の法規面での適性はもとより、法規面以外の面における適性をも考慮に入れて、工事案件に対する人員の適性がより高い人員の選定に寄与する工事技術者管理装置、工事技術者管理方法、および工事技術者管理プログラムが提供される。
一実施形態の装置の構成を説明するための図である。 実施形態1の処理の概要を説明するための図である。 実施形態1の装置における構成の一例を示すブロック図である。 担当技術者配置計画情報を説明するための概略図である。 実施形態1の装置における処理の流れを説明するためのフローチャートである。 実施形態1の装置におけるハードウエア構成の一例を示す概略図である。 担当技術者配置情報を生成するための操作画面を示す概略図である。
初めに、一実施形態の概要について説明する。なお、この概要に付記した図面参照符号は、理解を助けるための一例として各要素に便宜上付記したものであり、この概要の記載はなんらの限定を意図するものではない。
図1に一実施形態の工事技術者管理装置の構成の一例を示したブロック図を示す。一実施形態の工事技術者管理装置01は、工事案件を特定する工事IDに関連付けられた、工事の内容を示すための工事属性情報を取得する工事属性情報取得部02と、前記工事案件を担当する担当技術者を特定する担当技術者IDに関連付けられた、担当技術者の属性情報を取得する担当技術者属性情報取得部03と、前記工事案件に対して、所定の期間にわたり所定の属性を有する担当技術者を配置するための計画情報を取得する担当技術者配置計画情報取得部04と、取得された工事属性情報と、担当技術者属性情報と、に基づいて、前記工事案件の担当技術者を前記担当技術者配置計画情報に配置した担当技術者配置情報を生成する、担当技術者配置情報生成部05と、を有する。
上記一実施形態の工事技術者管理装置では、端末等より取得された工事属性情報と担当技術者属性情報と、に基づいて、工事案件の担当技術者を、端末等により取得された担当技術者配置計画情報に配置し、担当技術者配置情報を生成する。
即ち、工事の内容である工事属性情報と、担当技術者の所有資格や、工事の担当経験等の担当技術者属性情報とを端末等から入力し、これらに基づいて、どのような属性を持った技術者をどのくらいの期間配置する必要があるか等の条件を定めた担当技術者配置計画情報に、その条件に適っている担当技術者を割り当てて、担当技術者配置情報とする。
上記一実施形態の工事技術者管理装置は、担当技術者属性情報について種々の属性を持つことが可能であるため、生成された担当技術者配置情報は所定の資格を有する者が、所定の期間従事するべき等の建設業法等の最低限の法規的な要求をクリアしていることに加えて、担当技術者の経験等の種々の属性に基づいて担当技術者の配置をすることが可能である。
以下に具体的な実施の形態について、図面を参照してさらに詳しく説明する。なお、各実施形態において同一構成要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。
[第1の実施形態]
[装置の概略]
図2は本実施形態の工事技術者管理装置の概略を示す図である。工事技術者管理装置01に当たる工事技術者管理サーバ11に端末21~23が接続されている。工事技術者管理サーバ11はCPU(中央演算処理装置)24を有しており、記憶域上には工事属性情報DB(データベース)25と、担当技術者属性情報DB26と、が保持されている。
端末21において工事案件の工事属性情報が受け付けられ、工事属性情報DB25に登録される。端末22において、担当技術者配置計画情報27が受け付けられる。CPU24は、工事属性情報DB25に保持されている工事属性情報と、担当技術者属性情報DB26に保持されている担当技術者属性情報とを用いて、担当技術者配置計画情報27に対して、担当技術者属性情報DB26に登録されている技術者の中から担当技術者の配置(割り当て)を実行する。配置が完了したら担当技術者配置情報28として端末23に当該情報を出力する。なお、本概略は構成の一例であり、本実施形態の工事技術者管理装置はこの構成に限定されない。
[装置の構成]
図3は本実施形態の工事技術者管理装置の概略を示す図である。この図にあるように、本実施形態の工事技術者管理装置01は、工事属性情報取得部02と、担当技術者属性情報取得部03と、担当技術者配置計画情報取得部04と、担当技術者配置情報生成部05と、判断部06と、通知部07と、出力部08と、を有する。
工事属性情報取得部02は、工事案件を特定する工事IDに関連付けられた、工事の内容を示すための工事属性情報を取得する。「工事ID」は案件ごとに割り振られる固有のIDである。「工事属性情報」とは、工事ID、工事名称(工事内容を示すタイトル)、顧客名、発注者名、請負種別(元請人又は下請人の別)、請負金額、契約工期開始日、契約工期終了日、工事業種種別(例えば電気工事業、電気通信業、管工事業、内装仕上工事業等)、工事案件担当者名、工事案件担当者の所属部署名、注文受付日(発注元から注文を受けた日)、配置された技術者名、配置された技術者の所属部署名等が含まれていてよい。「取得」とは計算機で動作するプログラムにより、装置外部の端末や、および装置内部のDB等から工事属性情報をRAMなどの記憶域に呼び出して、CPUによる演算が可能な状態とすることを指す。
工期に関しては上記契約工期の記載があるが、実工期の情報が含まれていてもよい。実工期は工事現場に配置された技術者が専任すべき期間である。実工期に含まれない期間とは、元請業者であれば工事現場への立ち入り調査や施工計画の立案中であって工事未着手である期間や、工事を一時的に中止している期間や、工事が完了し事務手続きのみ残されている期間等である。下請け業者の場合には施工が断続的に行われるため、実際に施工される期間のみを実工期に設定することができる。実工期は発注者と受注者との間の合意により決定されるが、合意され電子署名を施した契約書のデータを工事属性情報として有していてもよい。この署名された契約書の実工期のデータに基づいて、後述する担当技術者配置計画情報が取得される構成でもよい。
担当技術者属性情報取得部03は、工事案件を担当する担当技術者を特定する担当技術者IDに関連付けられた、担当技術者の属性情報を取得する。「担当技術者ID」は案件ごとに割り振られる固有のIDである。「担当技術者属性情報」には、担当技術者名、所属部署、保有資格(例えば、(建設機械、土木、建築、電気、管工事、造園等)施工監理技士、電気工事士、建築士等)、実務経験年数等が含まれていてもよい。
担当技術者属性情報取得部03は、担当技術者が属している企業等の人事システム等の他のシステムに接続されていてもよい。人事システムや人事DBに接続され、これらから取得された人事情報(例えば、勤続年数、保有資格、住所等)を担当技術者の配置を行う際に使用する構成でもよい。
担当技術者配置計画情報取得部04は、工事案件に対して、所定の期間にわたり所定の属性を有する担当技術者を配置するための計画情報を取得する。建築業法においては、原則として契約工期の期間には所定の資格を有する主任技術者を現場に専任として配置することが求められる場合があるため、これらの要件を満たすために人員配置の計画が必要となる。当部は、工事属性情報取得部02と、担当技術者属性情報取得部03とに接続して工事属性情報と、担当技術者属性情報と、を参照しながら計画情報を取得してもよい。図2の概略では、端末22により担当技術者配置計画情報を受付る態様であるが、中央演算装置(CPU)24が、工事属性情報を保持している工事属性情報DB25にアクセスし、工事属性情報に基づいて担当技術者配置計画情報を生成する構成であってもよい。
図4は担当術者配置計画情報を説明するための概略図である。この図に示すように、担当技術者配置計画情報は、契約工期に対応して、主任技術者や土木、建築、電気等、各分野の技術者をどの工事に、どの期間配置するかという情報が含まれている。
まず工事Aについては、工事属性情報を参照して、端末より必要な技術者の種別と、技術者の数、技術者が担当する期間と、を入力していき担当技術者配置計画情報としたものである。ここでは具体的に技術者を特定するのではなく、技術者を配置するための計画に留まっている。これらの入力処理は、担当技術者配置計画情報取得部が工事属性情報を参照し、CPUで動作するプログラムによって、工事名称や、工事業種種別(例えば電気工事業、電気通信業、管工事業、内装仕上工事業等)などの情報から必要な技術者の種別、請負金額から技術者の数、契約工期から技術者を配置する期間、等を導出する処理を実行してもよい。
次に工事Bについては、すでに各項目に技術者が割り当てられている。このように、計画の段階で技術者を割り当てておき、後述する判断部06において、その割り当てが建設業法などの法規やその他の要件を満たしているか否かの判断を行ってもよい。工事BについてもCPUで動作するプログラムによって、工事属性情報より、技術者種別、技術者の数、技術者を配置する期間などの担当技術者配置計画を導出する処理を実行してもよく、その上で担当技術者属性情報を参照して、端末より担当技術者を入力するといった処理が行われてもよい。
上記の通り、工事属性情報と、担当技術者属性情報と、担当技術者配置計画情報と、は端末によってそれぞれの情報を受付け、端末が接続している工事技術者管理装置へ送信する構成であってもよい。この場合は、端末が工事属性情報受付部、担当技術者属性情報受付部、担当技術者配置計画情報受付部を有する構成となり、工事技術者管理装置と合わせて工事技術者管理システムを構成する。
担当技術者配置情報生成部05は、工事案件の担当技術者を前記担当技術者配置計画情報に配置した担当技術者配置情報を生成する。担当技術者配置計画情報取得部04で取得された担当技術者配置計画情報に、担当技術者属性情報に基づいて、担当技術者を配置していく処理を実行する。具体的には、図4の工事Aの計画では必要な技術者の種別、人数、期間についての計画が示されている。これらを条件として担当技術者属性情報内を検索することで適任である技術者あるいはその候補を特定し配置することができる。担当技術者配置情報生成部05で出力される担当技術者配置情報としては工事ID、担当技術者ID、配置開始日、配置終了日を基本とする。なお、工事IDに関連付けられた工事属性情報内の項目や、担当技術者IDに関連付けられた担当技術者属性情報内の項目についても工事IDおよび担当技術者IDをキーとしてアクセスすることが可能である。
判断部06は、生成された担当技術者配置情報に対して、担当技術者が、所定の属性を有しており、かつ、所定の期間配置されているか否か判断する。建設工事の場合では、主任技術者、必要な場合は監理技術者が現場に配置されるが、その工事が一定規模(個人住宅を除く建設工事で、例えば1件の請負金額が消費税込みの総額3500万円以上(建築一式工事は7000万円以上))のものにおいては、主任技術者、監理技術者は現場に専任となっている必要がある。従って当部は生成された担当技術者配置情報の内容を参照し、このような必要条件を満たしているか否かを判断する。例えば、請負金額を取得して、その総額が所定金額以上である場合に、配置されている担当技術者が主任技術者の資格を有しているか否かを判定する。また、他の担当技術者配置情報(同一事業者の他の工事を含む)を参照してその担当技術者が専任とされている期間に他の工事等と配置が重複していないか等のチェックを行う。さらに、実工期内に主任技術者又は監理技術者が専任していない期間が発生していないかどうかのチェック等も実行される。
通知部07は、判断部06による判断結果を通知する。例えば担当技術者配置計画情報を作成した管理責任者および工事案件担当者や、配置されている担当技術者等に対して、その者が担当している工事案件が、法令の要件を満たしていないとの判断結果が判断部06より届いた場合には、どのような条件を充足していないのか等の情報を通知する。
出力部08は、担当技術者配置情報を出力する。担当技術者配置情報を担当技術者配置情報生成部05より受取り、ネットワークを介して端末に送信したり、工事技術者管理装置に接続されたディスプレイ等の出力デバイスに対して出力したりする。出力はさらに他の工事管理システムに対して実行されてもよい。
[処理の流れ]
図5は本実施形態の工事技術者管理装置の処理の流れを示すフローチャートである。工事技術者管理装置は、まず工事属性情報を取得する(ステップS01)。次に担当技術者属性情報を取得する(ステップS02)。これらの処理(ステップS01、ステップS02)は前後していてもよい。次に、担当技術者配置計画情報を取得する(ステップS03)。担当技術者配置計画情報を取得できたら取得された工事属性情報と、担当技術者属性情報と、に基づいて、前記工事案件の担当技術者を前記担当技術者配置計画情報に配置した担当技術者配置情報を生成する(ステップS04)。次にこの担当技術者配置情報が建設業法の要件を充足しているか否かを判断する(ステップS05)。要件を充足しているとの判断結果の場合には担当技術者配置情報を出力する(ステップS07)。要件を充足していないとの判断結果の場合には、要件を充足していない旨の通知を管理責任者および工事案件担当者や、配置されている担当技術者の端末に向け行う(ステップS06)。そのうえで、再度担当技術者配置計画情報の取得(ステップS03)を実行する。ここで、判断結果において、要件を充足していないのが、担当技術者配置情報に由来していて、担当技術者配置計画情報には問題が無い場合には、担当技術者配置計画情報の取得(ステップ03)をスキップして担当技術者配置情報を生成する処理(ステップS04)を実行してよい。
[ハードウエア構成]
次に、第1の実施形態に係る工事技術者管理装置を構成する各種装置のハードウエア構成を説明する。図6は、第1の実施形態に係る工事技術者管理装置01のハードウエア構成の一例を示すブロック図である。
工事技術者管理装置01は、情報処理装置(コンピュータ)により構成可能であり、図6に例示する構成を備える。例えば、工事技術者管理装置01は、内部バス105により相互に接続される、CPU(Central Processing Unit)101、メモリ102、入出力インタフェース103及び通信手段であるNIC(Network Interface Card)104等を備える。
但し、図6に示す構成は、工事技術者管理装置01のハードウエア構成を限定する趣旨ではない。工事技術者管理装置01は、図示しないハードウエアを含んでもよいし、必要に応じて入出力インタフェース103を備えていなくともよい。また、工事技術者管理装置01に含まれるCPU等の数も図6の例示に限定する趣旨ではなく、例えば、複数のCPUが工事技術者管理装置01に含まれていてもよい。
メモリ102は、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、補助記憶装置(ハードディスク等)である。
入出力インタフェース103は、図示しない表示装置や入力装置のインタフェースとなる手段である。表示装置は、例えば、液晶ディスプレイ等である。入力装置は、例えば、キーボードやマウス等のユーザ操作を受け付ける装置である。
工事技術者管理装置01の機能は、処理モジュールである工事属性情報取得プログラムと、担当技術者属性情報取得プログラムと、担当技術者配置計画情報取得プログラムと、担当技術者配置情報生成プログラムと、判断プログラム、通知プログラム、出力プログラム等、により実現される。当該処理モジュールは、例えば、メモリ102に格納されたプログラムをCPU101が実行することで実現される。また、そのプログラムは、ネットワークを介してダウンロードするか、あるいは、プログラムを記憶した記憶媒体を用いて、更新することができる。さらに、上記処理モジュールは、半導体チップにより実現されてもよい。即ち、上記処理モジュールが行う機能を何らかのハードウエア、及び/又は、ソフトウエアで実行する手段があればよい。
[ハードウエアの動作]
工事技術者管理装置01は処理を開始すると、工事属性情報取得プログラムが、メモリ102から呼び出されCPU101にて実行状態となり、工事属性情報を、NIC104等を介して取得し、メモリ102上に保持する。
次に担当技術者属性情報取得プログラムがメモリ102から呼び出されCPU101にて実行状態となり、担当技術者属性情報を読み込み、工事属性情報を、NIC104等を介して取得し、メモリ102に保持する。
次に担当技術者配置計画情報取得プログラムがメモリ102から呼び出されCPU101にて実行状態となる。同プログラムはメモリ102上に保持されている工事属性情報および、担当技術者属性情報を読み込み、NIC104等を介して、端末に送信する。次に担当技術者配置計画情報を、NIC104等を介して取得し、メモリ102に保持する。
その後、担当技術者配置情報生成プログラムがメモリ102から呼び出されCPU101にて実行状態となる。メモリ102に保持されている工事属性情報と、担当技術者属性情報と、担当技術者配置計画情報を読み込む。同プログラムは、担当技術者配置計画情報に記載されている、配置計画データ、すなわちどのような属性の技術者を、何名、どの期間で配置する計画を条件として、その条件に合致する担当技術者を、担当技術者属性情報内をCPU101による演算処理による検索処理を実行する。この時、必要に応じて工事属性情報内や、他の担当技術者配置情報内についても検索処理の対象としてよい。該当した検索結果である1以上の担当技術者データは、担当技術者配置計画情報内に書き込まれ、これを担当技術者配置情報として、メモリ102に格納する。
次に判断プログラムがメモリ102から呼び出されCPU101にて実行状態となる。建設工事の場合、判断プログラムは、建設業法上、どのような属性の技術者を何名どの期間で配置するべきかの要件データをメモリ102上に保持している。同プログラムは、生成された担当技術者配置情報を読み込み、当該情報の担当技術者の配置データ(担当技術者の属性、配置人数、配置期間)が、要件データを充足しているか否かをCPU101の演算処理により判断する。判断結果が要件データを充足している場合には、出力プログラムがメモリ102から呼び出されCPU101にて実行状態となり、担当技術者配置情報を接続された端末等にNIC104等を介して出力する。判断結果が要件データを充足していない場合には、通知プログラムがメモリ102から呼び出されCPU101にて実行状態となり、判断結果が要件データを充足してない旨の通知を接続された端末に対してNIC104を介して送信する。
[効果の説明]
本実施形態の工事技術者管理装置は、工事属性情報と、担当技術者属性情報と、を取得して、所定の期間にわたり所定の属性を有する担当技術者を配置するための計画である担当技術者配置計画情報を取得することが可能である。その上で、工事属性情報と、担当技術者属性情報と、に基づいて、担当技術者を配置した担当技術者配置情報を生成可能である。生成された担当技術者配置情報が、法令上の要件を充足しているか否かの判断も可能である。
[第2の実施形態]
[装置の概略]
本実施形態の工事技術者管理装置は、法令の要件を充足するという観点で担当技術者を選定して配置するだけでなく、担当技術者の居住地や勤務先所在地からの距離、顧客経験、工事内容経験、育成優先度といった法令の要件以外の観点も考慮に入れて担当技術者の選定や配置が可能である。
[装置の構成]
本実施形態の工事技術者管理装置01は、工事属性情報取得部02と、担当技術者属性情報取得部03と、担当技術者配置計画情報取得部04と、担当技術者配置情報生成部05と、判断部06と、通知部07と、出力部08と、を有する。なおこれらの構成は図3で示したものと同様であり、図示と説明は省略する。
本実施形態の工事技術者管理装置の特徴は、第一に、工事属性情報に工事案件の施工場所の位置を特定する施工場所情報を含み、担当技術者属性情報は、担当技術者の勤務先所在地情報を含み、担当技術者配置情報生成部は、さらに、施工場所情報と勤務先所在地情報とに基づいて、施工場所と勤務先との間の距離を算出し、算出された距離に基づいて担当技術者の配置を行う点である。
すなわち、工事案件の施工場所にできるだけ近い場所で勤務する担当技術者を優先的に配置することで、移動時間と交通費とを削減することができる。
第二に、担当技術者属性情報は、担当技術者が過去に担当した工事IDを有する担当工事履歴情報を含み、担当技術者配置情報生成部は、さらに、担当工事履歴情報に基づいて、担当技術者の配置を行う点である。
すなわち、過去に担当した工事と類似の工事に関してはその過去に担当した担当技術者を配置することで、経験を生かした工事を実行でき、効率と品質の向上を期待できる。またできるだけ過去に担当した工事とは異なる工事に担当技術者を配置することで、担当技術者のスキルの向上につながる。なお、担当工事履歴情報は、工事IDのみならず、担当した期間に関する指標が含まれていてもよい。これにより工事の種類によって経験の大小を担当技術者間で比較できるため、より適切な担当技術者の選定をすることができる。
第三に、発注元の顧客を特定するための発注元顧客IDを有する発注元顧客情報を含み、担当技術者配置情報生成部は、さらに、発注元顧客情報と前記担当工事履歴情報とに基づいて、担当技術者の配置を行う点である。
すなわち、過去にその担当技術者が担当した発注元より再度受注した場合には、過去に担当したことのある担当技術者を配置することで、より円滑に工事を進めることが可能である。なお、発注元顧客情報には、発注元顧客IDのみならず、特定の発注元に対して、その担当技術者がどのくらいの期間担当技術者として従事しているかに関する指標が含まれていてもよい。これにより、特定の顧客に対してより信頼関係を築いている技術担当者を選定して配置することができる。
第四に、担当技術者属性情報は、担当技術者を工事案件に割り当てる優先度を示す割当優先度情報を含み、担当技術者配置情報生成部は、さらに、割当優先度情報に基づいて、担当技術者の配置を行う点である。
すなわち、担当技術者育成のため、より重点的に育成を進めるために育成優先度がより高い者に優先的に担当技術者を配置することが可能である。なお、割当優先度情報は、フラグ情報であってもよいし優先度の高さを示す数値などでもよい。また特定技術分野別にフラグや優先度を示す態様であってもよい。
[操作画面例]
図7は本実施形態の工事技術者管理装置に接続された端末に表示される操作画面の一例を示している。この図は工事属性情報と、担当技術者属性情報と、に基づいて、前記工事案件の担当技術者を前記担当技術者配置計画情報に配置した担当技術者配置情報を生成するための画面の一例を示したものである。画面には工事属性情報で既に入力された、工事ID、契約工期、工事名、現場所在地、そして顧客名が表示されている。さらに工程名、工程分類コード、実工期が表示されているが、これらの情報については担当技術者配置計画情報として取得、すなわち端末等にて入力されていてもよいし、既に工事属性情報に含まれる態様であってもよい。工事ID、工事名、顧客名、工事名、工程名、工程分類コードについてはプルダウンメニューとなっており、プルダウンすると入力候補が表示される構成となっている。また契約工期、実工期についても日付を入力して期間を指定して工事IDのプルダウンメニューを表示すると、その期間に施工される工事が候補として表示される。
画面下半分に、上半分で指定された条件に該当する担当技術者が担当技術者属性情報より絞り込まれてリスト表示される。例えば社員ID、部署名、氏名、保有資格、育成対象の当否の項目が表示されている。このようにして絞り込まれた担当技術者を配置するには、リスト左側の選択のチェックボックスにチェックを入れて、画面下部の配置確認ボタンを押下する。このボタンを押下すると、判断部の処理が実行される。
さらに、類似工事履歴絞り込みのチェックボックスは、これにチェックを入れると、工程分類コードで指定された工程分類に類似する工程を担当技術者属性情報中の担当工事履歴情報から抽出し、抽出された担当技術者を表示させる。これにより、過去に類似の工程を担当した担当技術者が抽出されて表示される。同一顧客履歴絞り込みのチェックボックスは、これにチェックを入れると、指定されている顧客と同一の顧客が担当工事履歴情報中に存在する担当技術者を抽出し、抽出された担当技術者を表示する。これにより、過去にその顧客とかかわりがあった担当技術者を見つけることができる。勤務地に近い順に表示のチェックボックスは、これにチェックを入れると、現場所在地と各担当技術者の勤務地との距離を算出し、距離が近い順に表示を行うことが可能である。
下部の担当技術者のリスト表示はソート表示することが可能であり、例えば育成対象である担当技術者のみを並べて表示することが可能である。
なお、上記画面例は一例であり、表示させる項目、項目名称などはこれに限定される趣旨ではない。
[処理の流れ]
本実施形態の工事技術者管理装置の処理の流れは、第1の実施形態の工事技術者管理装置の処理の流れと原則同様である。ただし、図5において、工事属性情報と、担当技術者属性情報と、に基づいて、前記工事案件の担当技術者を前記担当技術者配置計画情報に配置した担当技術者配置情報を生成する(ステップS04)処理において、さらに、1.施工場所と勤務先との間の距離を算出し、算出された距離に基づいて担当技術者の配置を行う処理、2.担当工事履歴情報に基づいて、担当技術者の配置を行う処理、3.発注元顧客情報と前記担当工事履歴情報とに基づいて、担当技術者の配置を行う処理、4.割当優先度情報に基づいて、担当技術者の配置を行う処理の少なくともいずれか一が加わる点が相違する。
[ハードウエア構成]
本実施形態の工事技術者管理装置のハードウエア構成は、上記で説明した構成と同様であるため、図示と説明は省略する。
[ハードウエア動作]
本実施形態の工事技術者管理装置のハードウエア動作は、上記で説明した動作と同様である。ただし、担当技術者配置情報生成プログラムに、上記1.~4.の処理を行うルーチンが付加される点が相違する。
[効果の説明]
上記のような工事技術者管理装置により、法令の要件を充足するという観点で担当技術者を選定して配置するだけでなく、担当技術者の居住地や勤務先所在地からの距離、顧客経験、工事内容経験、育成優先度といった法令の要件以外の観点も考慮に入れて担当技術者の選定や配置が可能である。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下のようにも記載され得るが、以下には限られな
い。
[形態1]
上述の第一の視点に係る工事技術者管理装置のとおりである。
[形態2]
生成された担当技術者配置情報に対して、担当技術者が、所定の属性を有しており、かつ、所定の期間配置されているか否か判断する判断部を、さらに有する、好ましくは形態1に記載の工事技術者管理装置。
[形態3]
判断部による判断結果を通知する通知部を、さらに有する、好ましくは形態2に記載の工事技術者管理装置。
[形態4]
前記担当技術者配置情報を出力する出力部を、さらに有する、好ましくは形態1から形態3のいずれか一に記載の工事技術者管理装置。
[形態5]
前記工事属性情報は、工事案件の施工場所の位置を特定する施工場所情報を含み、前記担当技術者属性情報は、担当技術者の勤務先所在地情報を含み、担当技術者配置情報生成部は、さらに、施工場所情報と勤務先所在地情報とに基づいて、施工場所と勤務先との間の距離を算出し、算出された距離に基づいて担当技術者の配置を行う、好ましくは形態1から形態4のいずれか一に記載の工事技術者管理装置。
[形態6]
前記担当技術者属性情報は、担当技術者が過去に担当した工事IDを有する担当工事履歴情報を含み、担当技術者配置情報生成部は、さらに、担当工事履歴情報に基づいて、担当技術者の配置を行う、好ましくは形態1から形態5のいずれか一に記載の工事技術者管理装置。
[形態7]
前記工事属性情報は、発注元の顧客を特定するための発注元顧客IDを有する発注元顧客情報を含み、担当技術者配置情報生成部は、さらに、発注元顧客情報と前記担当工事履歴情報とに基づいて、担当技術者の配置を行う、好ましくは形態1から形態6のいずれか一に記載の工事技術者管理装置。
[形態8]
前記担当技術者属性情報は、担当技術者を工事案件に割り当てる優先度を示す割当優先度情報を含み、担当技術者配置情報生成部は、さらに、割当優先度情報に基づいて、担当技術者の配置を行う、好ましくは形態1から形態7のいずれか一に記載の工事技術者管理装置。
[形態9]
第一の端末と、第二の端末と、工事技術者管理装置と、を有する工事技術者管理システムであって、第一の端末は、工事案件を特定する工事IDに関連付けられた、工事の内容を示すための工事属性情報を受付け、工事技術者管理装置へ送信する工事属性情報受付部を有し、第二の端末は、前記工事案件に対して、所定の期間にわたり所定の属性を有する担当技術者を配置するための計画を受付け、工事技術者管理装置へ送信する担当技術者配置計画情報受付部を有し、工事技術者管理装置は、第一の端末より工事属性情報を取得する工事属性情報取得部と、前記工事案件を担当する担当技術者を特定する担当技術者IDに関連付けられた、担当技術者の属性情報を取得する担当技術者属性情報取得部と、第二の端末より担当技術者配置計画情報を取得する担当技術者配置計画情報取得部と、取得された工事属性情報と、担当技術者属性情報と、に基づいて、前記工事案件の担当技術者を前記担当技術者配置計画情報に配置した担当技術者配置情報を生成する、担当技術者配置情報生成部と、生成された担当技術者配置情報に対して、担当技術者が、所定の属性を有しており、かつ、所定の期間配置されているか否か判断する判断部と、判断部による判断結果を通知する通知部と、前記担当技術者配置情報を出力する出力部と、を有する工事技術者管理システム。
[形態10]
上記第二の視点に係る方法のとおりである。
[形態11]
上記第三の視点に係るプログラムのとおりである。
01、222 工事技術者管理装置
02 工事属性情報取得部
03 担当技術者属性情報取得部
04 担当技術者配置計画情報取得部
05 担当技術者配置情報生成部
06 判断部
07 通知部
08 出力部
11 工事技術者管理サーバ
21~23 端末
24 CPU
25 工事属性情報DB
26 担当技術者属性情報DB
27 担当技術者配置計画情報
28 担当技術者配置情報
101 CPU
102 メモリ
103 入出力インタフェース
104 NIC
105 内部バス

Claims (10)

  1. 工事案件を特定する工事IDに関連付けられた、工事の内容を示すための工事属性情報を取得する工事属性情報取得部と、
    前記工事案件を担当する担当技術者を特定する担当技術者IDに関連付けられた、担当技術者の属性情報を取得する担当技術者属性情報取得部と、
    前記工事案件に対して、所定の期間にわたり所定の属性を有する担当技術者を配置するための計画を取得する担当技術者配置計画情報取得部と、
    取得された工事属性情報と、担当技術者属性情報と、に基づいて、前記工事案件の担当技術者を担当技術者配置計画情報に配置した担当技術者配置情報を生成する、担当技術者配置情報生成部と、
    を有する工事技術者管理装置。
  2. 生成された担当技術者配置情報に対して、担当技術者が、所定の属性を有しており、かつ、所定の期間配置されているか否か判断する判断部を、
    さらに有する請求項1に記載の工事技術者管理装置。
  3. 判断部による判断結果を通知する通知部と、
    前記担当技術者配置情報を出力する出力部を、
    さらに有する請求項2に記載の工事技術者管理装置。
  4. 前記工事属性情報は、
    工事案件の施工場所の位置を特定する施工場所情報を含み、
    前記担当技術者属性情報は、
    担当技術者の勤務先所在地情報を含み、
    担当技術者配置情報生成部は、さらに、施工場所情報と勤務先所在地情報とに基づいて、施工場所と勤務先との間の距離を算出し、算出された距離に基づいて担当技術者の配置を行う、
    請求項1から請求項3のいずれか一に記載の工事技術者管理装置。
  5. 前記担当技術者属性情報は、
    担当技術者が過去に担当した工事IDを有する担当工事履歴情報を含み、
    担当技術者配置情報生成部は、さらに、担当工事履歴情報に基づいて、
    担当技術者の配置を行う、
    請求項1から請求項4のいずれか一に記載の工事技術者管理装置。
  6. 前記工事属性情報は、
    発注元の顧客を特定するための発注元顧客IDを有する発注元顧客情報を含み、
    担当技術者配置情報生成部は、さらに、発注元顧客情報と担当工事履歴情報とに基づいて、
    担当技術者の配置を行う、
    請求項1から請求項5のいずれか一に記載の工事技術者管理装置。
  7. 前記担当技術者属性情報は、
    担当技術者を工事案件に割り当てる優先度を示す割当優先度情報を含み、
    担当技術者配置情報生成部は、さらに、割当優先度情報に基づいて、
    担当技術者の配置を行う、
    請求項1から請求項6のいずれか一に記載の工事技術者管理装置。
  8. 第一の端末と、第二の端末と、工事技術者管理装置と、を有する工事技術者管理システムであって、
    第一の端末は、工事案件を特定する工事IDに関連付けられた、工事の内容を示すための工事属性情報を受付け、工事技術者管理装置へ送信する工事属性情報受付部を有し、
    第二の端末は、前記工事案件に対して、所定の期間にわたり所定の属性を有する担当技術者を配置するための計画を受付け、工事技術者管理装置へ送信する担当技術者配置計画情報受付部を有し、
    工事技術者管理装置は、
    第一の端末より工事属性情報を取得する工事属性情報取得部と、
    前記工事案件を担当する担当技術者を特定する担当技術者IDに関連付けられた、担当技術者の属性情報を取得する担当技術者属性情報取得部と、
    第二の端末より担当技術者配置計画情報を取得する担当技術者配置計画情報取得部と、
    取得された工事属性情報と、担当技術者属性情報と、に基づいて、前記工事案件の担当技術者を前記担当技術者配置計画情報に配置した担当技術者配置情報を生成する、担当技術者配置情報生成部と、
    生成された担当技術者配置情報に対して、担当技術者が、所定の属性を有しており、かつ、所定の期間配置されているか否か判断する判断部と、
    判断部による判断結果を通知する通知部と、
    前記担当技術者配置情報を出力する出力部と、
    を有する工事技術者管理システム。
  9. 工事案件を特定する工事IDに関連付けられた、工事の内容を示すための工事属性情報を取得する工事属性情報取得ステップと、
    工事案件を担当する技術者を特定する技術者IDに関連付けられた、担当技術者の属性情報を取得する担当技術者属性情報取得ステップと、
    前記工事案件に対して、所定の期間にわたり所定の属性を有する担当技術者を配置するための計画を取得する担当技術者配置計画情報取得ステップと、
    前記取得された工事属性情報と、担当技術者属性情報と、に基づいて、前記工事案件の担当技術者を担当技術者配置計画情報に配置し、担当技術者配置情報を生成する、担当技術者配置情報生成ステップと、
    を有する工事技術者管理方法。
  10. 工事案件を特定する工事IDに関連付けられた、工事の内容を示すための工事属性情報を取得する処理と、
    前記工事案件を担当する技術者を特定する技術者IDに関連付けられた、担当技術者の属性情報を取得する処理と、
    前記工事案件に対して、所定の期間にわたり所定の属性を有する担当技術者を配置するための計画を取得する処理と、
    取得された工事属性情報と、担当技術者属性情報と、に基づいて、前記工事案件の担当技術者を担当技術者配置計画情報に配置し、担当技術者配置情報を生成する処理と、
    を計算機に実行させるための工事技術者管理プログラム。
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