JP2008269632A - インストール支援方法、ワークフロー作成支援方法 - Google Patents
インストール支援方法、ワークフロー作成支援方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008269632A JP2008269632A JP2008136715A JP2008136715A JP2008269632A JP 2008269632 A JP2008269632 A JP 2008269632A JP 2008136715 A JP2008136715 A JP 2008136715A JP 2008136715 A JP2008136715 A JP 2008136715A JP 2008269632 A JP2008269632 A JP 2008269632A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- application
- node
- workflow
- definition
- existing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Abstract
【解決手段】インストール支援方法は、インストールする新規アプリケーション(BOXユーティリティver3)の初期設定値として、既存アプリケーション(BOXユーティリティver2)の設定値を取得して自動的に反映する。
【選択図】図9
Description
アプリケーションは、数多くの設定項目を備えており、ユーザは使用目的や好みに合わせて設定項目の設定値をカスタマイズして使用することが通常である。また、係るアプリケーションは、機能の追加・改善やバグフィックスを目的として頻繁にバージョンアップされることが多い。
これは、ユーザが苦労して設定した設定値が台無しとなることを意味し、インストール以前の環境を再現するためには、ユーザは再び一から手作業で設定値を設定し直す作業が必要となる。
また、既存アプリケーションを利用している環境下において、類似するアプリケーションを新規にインストールする場合にもなるたけ既存アプリケーションの設定値を引き継ぐことができるようにすることが好ましい。
このワークフローを新規に作成する場合には、ユーザはワークフローを構成するノード毎について、その定義を指定する必要がある。
とりわけ、複数の装置間を受け渡しながら、処理を連携して行うワークフローにおいては、各ノードにおける定義の指定項目が多くなる上、指定項目が複雑化するため新規作成の負担が大きい。
また、さらに、前記検索ステップにおいて検索された既存アプリケーションが複数の場合に、その中からアプリケーションを選定する選定ステップを備え、前記設定値設定ステップは、選定されたアプリケーションを設定値の取得対象とすることを特徴としている。
この構成によれば、例えば、新規アプリケーションのインストール以前にデフォルトで使用されていた最高順位のアプリケーションを選定すれば、インストール以後においても、ユーザにとって使い慣れた使用環境を維持することが可能となる。
この構成によれば、例えば、最も新版であるアプリケーションを選定すれば、このアプリはインストール以前に普段から使用されていた可能性が高いため、インストール以後においても、ユーザにとって使い慣れた使用環境を維持することが可能となる。また、最も新版のアプリケーションは、インストールすべき新規アプリケーションと設定項目の構成が近いことが多いので、引き継ぎ可能な設定項目が多くなるので好適である。
また、前記検索ステップでは、ネットワーク上に現に存在し、かつ、新規アプリケーションが対応可能なデバイスを検索し、検索されたデバイスに対応可能な既存アプリケーションを検索対象とすることを特徴としている。
また、前記既存アプリケーション及び前記新規アプリケーションは共に、前記ネットワーク上の所定のデバイスに対応可能なアプリケーションであって、前記検索ステップでは、既存アプリケーションを検索対象として、新規アプリケーションの対応可能デバイスと一致度が高い既存アプリケーションを検索することを特徴としている。
また、前記新規アプリケーションは、文書処理装置の記憶手段において所定領域が割り当てられたボックスに関するユーティリティソフトであって、前記設定値は、前記ボックスに関する設定値であることを特徴としている。
この構成によれば、ユーザが望むノードを作成することが可能となる。
また、前記ノードにおける定義は、処理内容を特定する情報を含んでおり、前記検索ステップは、前記処理内容の種類が一致するノードを検索することを特徴としている。
例えば、ワークフローを作成するユーザは、スキャン、FAX、送信等の処理内容に関心が強いが、その処理内容をどの装置で実行するかについては無頓着な傾向にある。このため、この構成によれば、実行装置が未指定(不特定)、または指定(特定)された実行装置に誤りがあったとしても、この実行装置に関する定義を補足してワークフローを作成することが可能となる。
また、前記ワークフローは、ネットワークを介して接続された複数の装置間で、文書を受け渡しながら当該文書に対して処理を行うワークフローであって、前記判断ステップでは、前記ノードにおける定義が前記文書に関する予め定められたルールに違反する場合に、当該ノードにおける定義が未完成であるとすることを特徴としている。
また、本発明に係るインストール支援装置において、さらに、前記検索手段において検索された既存アプリケーションが複数の場合に、その中からアプリケーションを選定する選定手段を備え、前記設定値設定手段は、選定されたアプリケーションを設定値の取得対象とすることを特徴とする。
図1は、ワークフローシステム1のシステム構成を説明するための図である。以下の各実施の形態においては、このシステム構成を前提として説明する。
ワークフローシステム1は、情報処理装置としてのPC100(PC A)と、文書処理装置であるMFP200(MFP A)及びMFP300(MFP B)と、ワークフローサーバ400とから構成され、各装置間はLAN(Local Area Network)ケーブル2を介して接続されている
各装置には、IP(Internet Protocol)アドレスが割り当てられ、図示しないDNS(Domain Name System)サーバにより名前解決がなされている。図1においては、IPアドレスの下に付された名前を記載している。
(実施の形態1)
(PCにインストールする場合)
図2は、PC100の機能ブロック図である。
アプリケーション記憶部110は、PC100に既にインストールされた既存のアプリケーション112と、アプリケーション112に関連付けされ、当該アプリケーション112の設定項目毎の設定値が記述された設定ファイル114とを記憶している。
既存アプリケーション検索部130は、アプリケーション機能テーブル122の既存アプリケーションを検索対象として、新たにインストールされたアプリケーションと種類が一致するものを検索する。
設定値取得・反映部150は、既存アプリケーション検索部130またはネットワーク検索部140により検索された設定値取得対象候補の中から選定された、既存のアプリケーションの設定ファイルの設定値を取得し、新規アプリケーションの設定値に反映させる。
図3は、設定ファイル114の内容を示す表である。なお、図3においては説明を簡単にするため、設定ファイル114をテキスト形式として説明しているが、バイナリ形式であっても構わない。
「BOXユーティリティ」は、PC100からMFPのBOXの新規作成・ユーザ登録等の管理を行うユーティリティソフトである。
「BOX作成」中の項目として、「Type」、「容量」、「名称」、「期限」、「パスワード」、「表示」、「ユーザ登録」中の項目として「印刷許可」、「機能制限」がある。
「容量」はBOXに割り当てる記憶容量、「期限」はBOX内に保存する文書の保存期限、「パスワード」はBOX内の文書にアクセスするためのパスワードを設定する項目である。
「印刷許可」は白黒印刷のみ許可する「BW」と、カラー印刷をも許可する「FullColor/BW」の二種類の設定値がある。
各設定項目は印刷形態に関する設定であり、「カラー/白黒」はカラーか白黒かの設定、「両面」は両面か片面かの設定、「頁割付」は、複数の頁の原稿を1頁にまとめる設定である。加えて「部数」、「給紙トレイ」、「ウォーターマーク」の設定項目がある。
アプリケーション機能テーブル22は、アプリケーション記憶部10に、アプリケーション12から所定の情報を抽出することで作成されたものである。アプリケーション記憶部10に新たにアプリケーションがインストールされる度に、このアプリケーション機能テーブル22にその情報が登録されることとなる。
「アプリケーション種類」は、アプリケーションの種類を分別した項目であり、「BOX管理」、「ユーザ管理」(MFP上のユーザを管理する。)、「プリンタドライバ」、「文書管理」(MFP内のBOXに保存された文書を管理する。)の種類がある。
「名称」はアプリケーションの名称である。
「メーカー」は、アプリケーションの制作メーカ名である。
「機種」は、アプリケーションが対応している機種を示す項目である。
次に、PC100に新規アプリケーション(以下、単に「アプリ」と呼ぶ場合がある。)がインストールされた場合に、制御部160が実行する設定値設定処理について説明する。
所定のアプリケーションの新規インストールが完了すると(S11)、新規インストールされたアプリ(以下、単に「新規アプリ」と呼ぶ。)の種類を識別する(S12)。
この識別は、例えば、新規アプリのプログラム中の特定の記述内容パターンや、アプリの設定ファイル中に記述されたアプリの識別コードに基づいてなされる。
次に、既存アプリの中から設定値取得候補を検索し、取得対象を選定する検索・選定処理A(S14)に移る。
図6は、検索・選定処理Aの処理内容を示すフローチャートである。
検索された設定値取得候補となるアプリが一つであれば(S21:Yes,S22:No)、そのアプリを設定値取得アプリとして選定する(S23)。
ステップS24では、検索されたアプリの中にデフォルト(default)設定されたアプリがあるかどうかが判断され、有れば(S24:Yes)、そのデフォルト設定されたアプリを設定値取得アプリとして選定する(S25)。
デフォルト設定されたアプリが無ければ(S24:No)、ステップS26に移行する。
このように最も新版のアプリを選定するのは、最も新版のアプリはユーザにより普段から使用されていたと考えられる上、新規アプリと設定項目の構成が近いことが多く、引き継ぎ可能な設定項目が多いと考えられるからである。
検索されたアプリが全て同版であるか、版番号を判別できない等の理由により、最も新版のアプリが無い場合には(S27:No)、LAN内の装置の既存アプリを検索対象とするLAN内検索・選定処理(S29)に移行する。
LAN内検索・選定処理では、まずLAN内に現に存在する装置を検索する(S31)。
この検索はLAN内に現に存在する全ての装置に所定のパケットデータを送信し、その応答があった装置は現に存在すると判別することで行われる。
次に、新規アプリの対応機種(対応可能デバイス)と、検索されたLAN内に存在する装置の機種とを比較し(S32)、新規アプリの対応機種がLAN内の機種に有るかどうかを判断する(S33)。
ステップS34の検索において、検索されたアプリが一つであれば(S35:Yes、S36:No)、当該検索されたアプリを設定値取得アプリに選定して(S38)、メインルーチンに戻る。
選定されたアプリが有れば(S41:Yes)、当該選定されたアプリの設定ファイルを読み出す(S42)。この読み出しでは、設定ファイルにおける設定項目と、設定項目毎に対応した設定値を読み出す。
選定されたアプリが無ければ(S41:No)、S44〜S46の設定値手入力処理に移行する。本設定値手入力処理は、ユーザの新規アプリの使い始めの段階の使い勝手の便宜のための処理であるため、スキップするようにしても構わない。
(設定値取得・反映の一例)
次に設定値取得・反映の例として、BOXユーティリティを例に挙げて簡単に説明する。
図9(a)(b)に示すように、既存アプリとしてBOXユーティリティの「ver2」と「ver1」がインストールされているPC100に、図9(c)に示すように、新たにBOXユーティリティの「ver3」がインストールされた場合には、デフォルト設定された図9(a)の「BOXユーティリティver2」が設定値取得アプリとして選定される。
このように、「BOXユーティリティver3」のユーザにとっては、その新規アプリの初期設定値は、従来デフォルトとして使用していた「BOXユーティリティver2」の設定値が反映されたものであるため、新規アプリの使い始めの段階から、今までカスタマイズした設定値をそのまま利用することができる。従来のような新規アプリの導入に伴う使用環境の変化は無い。
(実施の形態2)
(MFPにインストールする場合)
次に、文書処理装置(情報処理装置としての機能も有する)であるMFP200にアプリをインストールする場合を、実施の形態2として説明する。
図10は、実施の形態2に係るMFP200を階層的に分けて示す機能ブロック図である。
MFP200は、最上位であるアプリケーションに関する第1層201、アプリケーションに対するAPI(Application Program Interface)を提供する第2層202、ハードウェアからなる第3層203から構成される。
パネルAPP210は操作パネル部246の機能を管理するアプリケーションである。
同様に、プリンタAPP212はプリンタ部240の機能に関し、FAX APP224はFAX機能に関し、BOX APP226はBOXの機能に関するアプリケーションである。
設定値取得・反映部216は、選定された既存アプリの設定値を取得し、新規アプリの設定値に反映させる。
既存アプリ検索部218は、既存アプリの中から新規アプリに種類が一致するものを検索する。
インストール部222は、新規アプリのインストールを行う。
第2層202は、I/O制御部230、エンジン制御部232、OS234を備えている。
エンジン制御部232は、各機能ブロックの動作を制御する。
OS234は、アプリケーションに対するAPIの提供、ハードウェアの管理、メモリ管理などの基本的な機能を実現する。
プリンタ部240は用紙に文字や画像の印刷を行う。
スキャナ部242は原稿の画像を読み取ってデジタルデータに変換する。
I/O部244は、MFP200のデータの入出力ポートであり、具体的にはUSB(universal serial bus)、IEEE1394等から構成される。
図11は、MFP200の記憶に関する機能に着目した機能ブロック図である。
MFP200は、記憶に関する機能ブロックとして、BOX(Public)250、BOX(User A)260、BOX(User B)270、管理BOX280を備えている。
BOX250は、MFP200の全使用ユーザに公開が許可された共有BOXであり、画像処理アプリB252、画像処理アプリC254、及びフォーマット変換アプリA256を記憶している。各アプリはそれぞれ当該アプリに関連付けられた設定ファイルを有している。
管理BOX280は、BOX機能等を管理するデータを記憶するBOXであり、アプリケーション機能テーブル282を記憶している。
「画像処理アプリ」は、スキャナ部242が読み取った画像データの画像処理を行うアプリであり、設定項目として、「下地除去」、「コントラスト」、「色み」、「スムージング」、「傾き補正」、「天地補正」の項目がある。
「色み」は、「彩度優先」と「色相優先」の設定値がある。
「傾き補正」、「天地補正」は「On」と「Off」の設定値がある。
「フォーマット変換アプリ」は、画像のデータ形式(フォーマット)を変換するアプリであり、設定項目として「頁割付」、「センタリング」、「頁番号付与」、「フォーマット」がある。
「プロトコル」は、通知に用いるプロトコルであり、「Mail」、「SNMP(Simple Network Management Protocol) Trap」の設定値がある。
「Mail」が設定された場合には、MFP200が有するメーラによりメール送信される。
アプリケーション機能テーブル282は、MFP200に保持されており、MFP200に新たにアプリがインストールされる度にその内容が追加され、これと同時に他のMFP300にも追加内容が通知されてMFP300のアプリケーション機能テーブルも更新される。すなわち、各MFP200,300は同期した共通のアプリケーション機能テーブルを保持していることとなる。
「設定ファイルパス」は、設定ファイルの所在を示すファイルパスであり、例えば、「MFP A:\UserA...」はMFP200のBOX260内に設定ファイルが存在していることを示している。
図14は、実施の形態2に係る設定値設定処理の処理内容を示すフローチャートである。
インストールが完了すると(S101:Yes)、インストールされた新規アプリの種類を識別し、アプリケーション機能テーブル282へ登録する(S102)。
図15は、検索・選定処理Bの処理内容を示すフローチャートである。
検索・選定処理Bでは、識別されたアプリの種類に基づいて、アプリケーション機能テーブル282の自装置内のアプリを検索対象として、種類が一致するものを検索する(S111)。
検索された既存アプリが有れば(S112:YesまたはS114:Yes)、当該既存アプリの所在が同じBOXまたはPublic BOXであるかを判断し(S115)、この条件を満たさなければ(S115:No)、設定値取得アプリが選定されないこととなり、S44〜S46(図8参照)の設定値手入力処理に移行する。
ステップS115においてこのような判断をするのは、他のユーザのプライベートBOXのアプリの設定項目を引き継ぐことを可能にすると、その設定項目内容が新規ユーザに丸見えとなってしまいセキュリティ上問題あると考えられるためである。
以上、説明したように、本実施の形態によれば、MFP200に新規アプリをインストールする場合にも、既存アプリの設定を引き継ぐことが可能となる。
(実施の形態3)
実施の形態3に係るワークフロー作成支援方法は、ワークフローを新規作成する場合に、既存のワークフローの内容の補足を可能として新規作成の負担を減らそうとするものである。
図16は、ワークフローサーバ400の機能ブロック図である。
ワークフローサーバ400の概要を述べると、LAN内の装置で実行されるワークフローを一元的に管理するサーバであり、各装置に所定の命令を送出することで、そのハードウェア(スキャナやFAX等)の動作を開始させたり、アプリを起動させたりすることが可能であり、記憶しているワークフローの定義の遂行させる。また、ワークフローサーバ400は、例えばLAN内の装置とその実行可能処理内容との対応表を保持することにより、各装置における実行可能な処理内容について把握している。さらに、ワークフローサーバ400以外の装置でワークフローを新規作成する場合には、当該装置と所定データを送受信するセッション状態となり、当該装置におけるワークフローの新規作成を支援するものである。
ワークフロー定義記憶部410は、ユーザから受け付けた内容に基づいて作成されたワークフローの定義を記憶する機能ブロックであり、ノード定義情報とノード順番情報とを記憶している。
上記ノード順番情報は、定義された各ノードの順番を指定する情報である。
なお、ワークフローとしては、ノードの分岐・合流・ループを有するワークフローでも構わないが、本実施の形態では説明を簡単にするため直線的にノードが連結されたワークフローを想定している。
既存ノード検索部430は、ユーザから受け付けたノードの定義が未完成と判断された場合に、ノード分類テーブル422を対象として、未完成要因となるノードの処理の定義と類似する既存のノードを検索する。
上記(1)の検証において、ノードの定義が未完成と判断される基準としては、次の(A)〜(C)のいずれかの基準に該当する場合である。
(B)ノード定義情報の内容が実行不可能である。例えば、特定のデバイスに、当該デバイスが実行できない処理が割り当てられた場合などである。
(C)ノード定義情報の内容が、予め定められたローカルルールに違反している。例えば、文書ファイルを保存する場合には、特定のファイルフォーマットで行うことが設定されているにもかかわらず、このルールに反する定義が指定された場合などである。
ノード分類テーブル422は、「分類名」、「処理名」、「処理デバイス名」、「処理関連情報」の項目を含んでいる。
「処理名」はノードの処理の名称であり、「分類名」は「処理名」の処理の種類に基づいてノードが分類されたものである。
「処理デバイス名」は、処理を実行するデバイス名である。
「処理デバイス名」は処理の実行主体となるデバイス名である。なお、「送信」処理については、各装置は全てファイル転送機能及びメール送信機能を備えているので、特に処理デバイス名が指定されていない。
ワークフロー定義作成処理では、まず、ユーザからワークフローの作成を受け付ける(S201)。この受け付けは、ネットワークを介して接続されたPC100のモニタ上に所定の画面を表示することで行ってもよいし、MFP200,300の操作パネルに所定の情報を表示させ、入力された情報を受け付けることで行ってもよい。
完成していない未完成のノードがあり(S202:No)、当該未完成ノードが、前記判断基準(A)か(B)に該当する場合(ノード情報に欠落や間違いがある場合)には、未完成ノードの処理の種類と一致する処理を、ノード分類テーブルから検索する(S205)。
そして、補足後の未完成部を表示し、ユーザに確認させる。補足候補が複数の場合は、ユーザに選択させる(S209)。
(ワークフロー作成支援方法の具体例)
図19は、MFP300(MFP B)の前に佇むユーザ(Sさん)と、その胸中を説明するための図である。
図20は、MFP300の操作パネル部を示す図であり、ワークフロ−の作成過程の一画面を示している。図21は、ユーザSがMFP300の操作パネル部を介して作成したワークフローの内容を示す表である。
図21に示すように、ユーザSが作成したワークフローは、ノード1(処理順番が1番のノード)の「OCR処理」を行う「処理デバイス名」は指定なしとなっている(ユーザSはどの装置でOCR処理が可能かについて知らなかった。)。これは、上記基準(A)のノード定義情報の内容の欠落に当たるため、ノード1は未完成であると判断される。
図22は、操作パネル部に表示される補足(修正)候補の選択画面を示す図である。
同図に示すように、画面内には、ノード1のOCR処理の処理デバイス候補として、選択キー302、304が表示され、両キー302、304は押下により選択可能となっている。
ノード2も基準(C)に該当することにより未完成であると判断されるため、ノード分類テーブル422から、「PDF形式」のノードが検索され、処理関連情報に「PDF」を含む、「ファイル形式変換1」及び「ファイル形式変換2」が参照されて、図22と同様に、両者の選択画面が表示される(図示しない)。
ユーザSから受け付けたノード1は、ノード1−1,1−2に分かれている。
ノード1−1は、ワークフロー開始時にスキャンデータが存在するのはMFP300(MFP B)であるため、MFP300(MFP B)からOCR処理の実行装置であるPC100(PC A)に転送するノードとなっている。
以上説明したように、本具体例によれば、ユーザから受け付けたノードの定義が未完成であったとしても、各ノードを完成させることでワークフローを新規作成することが可能となる。また、既存のワークフローのノードの定義を、新規ワークフローのノードの定義に継承することが可能となるので、新規ワークフロー作成の負担を軽減することができる。さらに、ワークフローに不慣れなユーザも、どうにかワークフローを新規作成することを可能とする。
(その他)
(1)類似アプリ
実施の形態1においては、特に詳細を述べなかったが、アプリの種類(図4参照)をより大まかに分類するようにしても構わない。例えば、設定ファイルが類似している(設定ファイルに類似部分が存在する)アプリを同種類として分類してもよい。
実施の形態1におけるLAN内検索・選定処理(図7参照)は、LAN内に現に存在する機種の中から新規アプリが対応している機種が一致するものを検索する構成であったが、対応機種が完全に一致していなくても、一致度が高い機種を検索するような構成でもよい。
新規アプリと、上記(A)〜(E)の項目の一致度が高い既存アプリとにおいては、設定ファイルの構成に共通部分が多いことが多く、全部とは言わないまでも一部の設定項目を引き継ぐことが可能な場合があるからである。
実施の形態1においては、検索された既存アプリが複数の場合の選定条件として、(A)デフォルト設定の有無、(B)版情報の比較、を別個に行う構成としているが、両者に重み付けするなどして、総合的に選定するようにしても構わない。
また、アプリ選定は、要はユーザが普段から使用していたことが推測される既存アプリを選定する手法であればよく、例えば、設定ファイルの作成日時・アクセス日時・更新日時や既存アプリの使用回数を比較しても構わない。
実施の形態1,2においては、アプリの設定ファイルは個々のアプリ毎に存在しているとして説明しているが、設定ファイルを一元管理するファイル(レジストリ)を用いたアプリにおいても実施することが可能である。
(5)実施の形態3における登録不可の旨の表示
図26に、ワークフロー定義作成処理のS207(図18)における登録不可の旨の表示の画面を示す。
(7)プログラム
本発明に係るインストール支援方法またはワークフロー作成支援方法は、インストール支援プログラムまたはワークフロー支援プログラムにより実現可能である。係るプログラムは、例えば、磁気テープ、フレキシブルディスク等の磁気ディスク、DVD、CD−ROM、CD−R、MOなどの光記録媒体、スマートメディア(登録商標)、コンパクトフラッシュ(登録商標)などのフラッシュメモリ系記録媒体等、PCが読み取り可能な各種記録媒体に記録することが可能であり、当該記録媒体の形態で生産、譲渡等がなされる場合もあるし、インターネットを含む有線、無線の各種ネットワーク、放送、電気通信回線、衛星通信等を介して伝送、供給される場合もある。
実施の形態1においては、新規アプリのインストールが完了した後で、設定値取得・反映処理等を行う構成であったが、新規アプリのインストーラに上記インストール支援プログラムを同梱することによって、新規アプリのインストール中に、設定値取得・反映処理等を行う構成としてもよい。また、新規アプリのインストール直前に、設定ファイルを取得・反映処理を行うとしても構わない。
100 PC(PC A)
112 アプリケーション(既存アプリ)
114 設定ファイル
130 既存アプリケーション検索部
140 ネットワーク検索部
150 設定値取得・反映部
160 制御部
200 MFP(MFP A)
216 設定値取得・反映部
218 既存アプリ検索部
300 MFP(MFP B)
400 ワークフローサーバ
430 既存ノード検索部
455 ワークフロー動作検証部
Claims (6)
- ノード群を含むワークフローの作成を支援するワークフロー作成支援方法であって、
新たに作成すべき新規ノードにおける定義をユーザから受け付ける受付ステップと、
受け付けた定義が未完成か否かを判断する判断ステップと、
未完成と判断された場合に、既に作成された既存ノードを検索対象として、前記新規ノードにおける定義と関連する既存ノードを検索する検索ステップと、
検索された既存ノードの定義を取得して、前記定義が未完成と判断された要因となった部分に補足する補足ステップと、
を含むことを特徴とするワークフロー作成支援方法。 - さらに、検索された既存ノードが複数の場合に、補足された複数のノードの候補をユーザに対して表示し、ユーザから選定すべきノードを受け付ける選定ステップを有する
ことを特徴とする請求項1に記載のワークフロー作成支援方法。 - 前記ノードにおける定義は、処理内容を特定する情報を含んでおり、
前記検索ステップは、前記処理内容の種類が一致するノードを検索する
ことを特徴とする請求項1または2に記載のワークフロー作成支援方法。 - 前記ノードにおける定義は、前記処理内容の実行装置を特定する情報を含んでおり、
前記判断ステップでは、前記処理内容の実行装置が不特定または誤りである場合に、前記ノードにおける定義が未完成であるとする
ことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のワークフロー作成支援方法。 - 前記ワークフローは、ネットワークを介して接続された複数の装置間で、文書を受け渡しながら当該文書に対して処理を行うワークフローであって、
前記検索ステップでは、既に作成された既存ノードを検索対象として、前記新規ノードにおける処理内容と一致する既存ノードを検索し、
前記補足ステップでは、検索された既存ノードの定義を取得して、特定された実行装置に前記文書を転送するための新たな転送ノードを付け加える
ことを特徴とする請求項4に記載のワークフロー作成支援方法。 - 前記ワークフローは、ネットワークを介して接続された複数の装置間で、文書を受け渡しながら当該文書に対して処理を行うワークフローであって、
前記判断ステップでは、前記ノードにおける定義が前記文書に関する予め定められたルールに違反する場合に、当該ノードにおける定義が未完成であるとする
ことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のワークフロー作成支援方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008136715A JP4626676B2 (ja) | 2008-05-26 | 2008-05-26 | ワークフロー作成支援方法、ワークフローサーバ、プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008136715A JP4626676B2 (ja) | 2008-05-26 | 2008-05-26 | ワークフロー作成支援方法、ワークフローサーバ、プログラム |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005204799A Division JP2007025906A (ja) | 2005-07-13 | 2005-07-13 | インストール支援方法、ワークフロー作成支援方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008269632A true JP2008269632A (ja) | 2008-11-06 |
JP4626676B2 JP4626676B2 (ja) | 2011-02-09 |
Family
ID=40048955
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008136715A Active JP4626676B2 (ja) | 2008-05-26 | 2008-05-26 | ワークフロー作成支援方法、ワークフローサーバ、プログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4626676B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010128921A (ja) * | 2008-11-28 | 2010-06-10 | Canon Inc | アプリケーションプラットフォーム、情報処理装置、情報処理装置の制御方法、プログラム、及び記憶媒体 |
JP2016127301A (ja) * | 2014-12-26 | 2016-07-11 | コニカミノルタ株式会社 | 情報処理装置、制御方法、および制御プログラム |
JP2018010434A (ja) * | 2016-07-12 | 2018-01-18 | 株式会社リコー | 情報処理システム、情報処理装置、及び情報処理方法 |
JP2020017064A (ja) * | 2018-07-25 | 2020-01-30 | 富士ゼロックス株式会社 | 情報処理装置、及びプログラム |
JP2020178223A (ja) * | 2019-04-17 | 2020-10-29 | 富士ゼロックス株式会社 | 情報処理装置及びプログラム |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05134854A (ja) * | 1991-11-11 | 1993-06-01 | Mitsubishi Electric Corp | ソフトウエア開発支援装置 |
JPH06342443A (ja) * | 1993-06-01 | 1994-12-13 | Mitsubishi Electric Corp | 業務運用システム |
JP2001282970A (ja) * | 2000-03-29 | 2001-10-12 | Hitachi Software Eng Co Ltd | ワークフロー管理システム |
JP2005038244A (ja) * | 2003-07-16 | 2005-02-10 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | プログラム自動生成装置 |
-
2008
- 2008-05-26 JP JP2008136715A patent/JP4626676B2/ja active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05134854A (ja) * | 1991-11-11 | 1993-06-01 | Mitsubishi Electric Corp | ソフトウエア開発支援装置 |
JPH06342443A (ja) * | 1993-06-01 | 1994-12-13 | Mitsubishi Electric Corp | 業務運用システム |
JP2001282970A (ja) * | 2000-03-29 | 2001-10-12 | Hitachi Software Eng Co Ltd | ワークフロー管理システム |
JP2005038244A (ja) * | 2003-07-16 | 2005-02-10 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | プログラム自動生成装置 |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010128921A (ja) * | 2008-11-28 | 2010-06-10 | Canon Inc | アプリケーションプラットフォーム、情報処理装置、情報処理装置の制御方法、プログラム、及び記憶媒体 |
JP2016127301A (ja) * | 2014-12-26 | 2016-07-11 | コニカミノルタ株式会社 | 情報処理装置、制御方法、および制御プログラム |
JP2018010434A (ja) * | 2016-07-12 | 2018-01-18 | 株式会社リコー | 情報処理システム、情報処理装置、及び情報処理方法 |
JP2020017064A (ja) * | 2018-07-25 | 2020-01-30 | 富士ゼロックス株式会社 | 情報処理装置、及びプログラム |
US11323584B2 (en) | 2018-07-25 | 2022-05-03 | Fujifilm Business Innovation Corp. | Information processing apparatus capable of sharing settings for identical functions between different applications and non-transitory computer readable medium |
JP7172242B2 (ja) | 2018-07-25 | 2022-11-16 | 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 | 情報処理装置、及びプログラム |
JP2020178223A (ja) * | 2019-04-17 | 2020-10-29 | 富士ゼロックス株式会社 | 情報処理装置及びプログラム |
JP7180518B2 (ja) | 2019-04-17 | 2022-11-30 | 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 | 情報処理装置及びプログラム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4626676B2 (ja) | 2011-02-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2007025906A (ja) | インストール支援方法、ワークフロー作成支援方法 | |
US11599308B2 (en) | Server acquires identification information from a current device among plurality of devices and sends user information corresponding to all users to the current device | |
US9692927B2 (en) | Device, information processing system, and information processing method | |
JP5300206B2 (ja) | 情報処理装置、機能制限方法、記憶媒体及びプログラム | |
JP2009054027A (ja) | 情報処理装置、表示画面カスタマイズ方法、及び表示画面カスタマイズプログラム | |
JP4846837B2 (ja) | クライアントサーバシステム、及び、クライアント装置 | |
JP2010135910A (ja) | ユーザー設定情報管理システム、ユーザー設定情報管理方法、プログラム、記憶媒体 | |
JP4626676B2 (ja) | ワークフロー作成支援方法、ワークフローサーバ、プログラム | |
US8498004B2 (en) | Image processing apparatus and method for controlling image processing apparatus | |
US20110013212A1 (en) | Metadata producing apparatus, image processing apparatus, metadata producing method and program | |
JP2008090755A (ja) | 情報処理装置及び画像処理システムとその制御方法 | |
US20070279684A1 (en) | Image processing device, information management device, information management system, and information management method | |
JP4754373B2 (ja) | 画像形成装置、画像形成方法、その方法をコンピュータに実行させるプログラム | |
JP2009069873A (ja) | ネットワーク機器システム、ネットワーク機器、プログラム、情報処理方法 | |
US11089176B2 (en) | Control of apps providing same or similar services in image forming device supporting multiple platforms | |
JP2008250973A (ja) | ネットワーク機器、ネットワークシステム、更新設定方法、更新設定プログラム、および記録媒体 | |
US20170150003A1 (en) | Image forming apparatus, method and storage medium for sharing setting information | |
JP2011119956A (ja) | 画像処理装置 | |
US8495191B2 (en) | Management apparatus and management method | |
JP2007281719A (ja) | 画像処理装置及びその制御方法、プログラム | |
JP2013145483A (ja) | 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム | |
US20150070724A1 (en) | Information processing system and information processing method | |
JP4456349B2 (ja) | 画像処理装置 | |
US8810840B2 (en) | Image forming system, output management method, and program product, configured to determine type of PDL in output data | |
JP2006333302A (ja) | 画像処理システム、データ処理装置、画像処理装置、画像処理方法、コンピュータが読み取り可能なプログラムを格納した記憶媒体およびプログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090728 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090928 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20091027 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20091216 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100209 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100412 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20100518 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100817 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20100825 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20101012 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20101025 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131119 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4626676 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |